JPS61288098A - 着色Zn−Ni系合金めつき鋼板及びその製造方法 - Google Patents

着色Zn−Ni系合金めつき鋼板及びその製造方法

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JPS61288098A
JPS61288098A JP12970485A JP12970485A JPS61288098A JP S61288098 A JPS61288098 A JP S61288098A JP 12970485 A JP12970485 A JP 12970485A JP 12970485 A JP12970485 A JP 12970485A JP S61288098 A JPS61288098 A JP S61288098A
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JP
Japan
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layer
steel sheet
treatment
colored
alloy
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Pending
Application number
JP12970485A
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English (en)
Inventor
Takao Saito
斉藤 隆穂
Yoshihiko Hirano
吉彦 平野
Toshio Odajima
小田島 壽男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、着色電気亜鉛めっき鋼板の製造法に関し、Z
n−Ni系合金電気亜鉛めっき鋼板を中性塩電解浴中で
陽極酸化処理を施こすことによ層表面めっき層を点茶色
ないし黒色に着色せしめた着色電気亜鉛めつき製品を得
る方法に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 近年家電向後処理鋼板の市場要求惟は多種多様で益々高
級化の傾向を呈しているが、その例として、耐指紋性鋼
板、さらには耐食性、塗装適性を兼ね備えた後処理鋼板
が市場に台頭しているのが現状である。
このような特殊な後処理(樹脂被覆鋼板)を施した製品
は主として内装部品として使われているが、簡易ブレコ
ート的な考えのもとに、成る一定の特性と美観を確保し
負荷の比較的少ない外装部品に用途を拡大しようとする
動きが活発で、このような動きは、既に黒色鋼板として
ピデオカセ。
トホルダーとか、テレビ映像管取付枠体や裏板等として
音響製品に使用されている。
従来から、かかる黒色鋼板の製造方法として通常、■ 
黒色塗装を行う方法、■ 黒色クロメート処理する方法
、■ 亜鉛めっき鋼板のめつき層に発色元素Ni 、 
Coを添加した後加熱処理を施こす方法等が周知である
。特に■の黒色塗装は最も普及された処理法であるが、
加工後疵がつきやすい欠点を有している。本発明者等も
黒色塗料を研究し有機樹脂の中に黒色顔料(カー?/プ
ク、り等)を添加し耐指紋性も良い黒色有機被膜を開発
したがプレス加工時疵が入シ、目立ちやすいことが判っ
た。かかる耐スクラッチ性の問題は薄膜タイプ(3〜4
μ)の黒色有機被覆処理のみならず黒色塗装鋼板(膜厚
L5〜20μ)においても同様であシ、有機系被膜の限
界と考えられる。次に■の黒色クロメート処理法は例え
ば%開昭58−177477号公報にて開示されている
如く、所定−で所定割合の無水クロム酸、硫酸、リン酸
、正リン酸銀よりなるクロメート処理浴に金属亜鉛を浸
漬すると干渉色の発生しない黒色クロメートが得られる
ものである。又、黒色化に長時間を要したシ、又被膜が
剥離すると云った不具合がある。
かかる方法によっても、前記した黒色塗装と同様針スク
ラッチ性の問題は解消されない。又、■の亜鉛めっき層
の加熱処理する方法は例えば特開昭54−75580号
、特開昭55−91993号等の開示があシ、いずれも
めっき後加熱処理(300〜600℃)によってめっき
層を黒色化するものであるが、加熱処理工程増をともな
い、又、加熱処理を施こすことにより折曲げ加工時のめ
っき層のきれつやプレス加工やロールフォーミング加工
時のめっき層剥離等品質劣化の問題があるO (発明の目的) 本発明は上述した従来技術の問題点の生じない安定した
黒色表面を有し、しかも耐スクラッチ性、加工性、耐食
性、耐指紋性に優れた着色Zn−Ni系合金め−)き鋼
板を得ることを目的としたものである。
(発明の構成) 本発明の要旨とする具体的な構成は次の通シである。
即ち、Zn−Ni系合金めつき層が単層あるいは複合層
であるZn−Ni系合金めっき鋼板を用いて陽極酸化処
理して、めっき層ないしめつき層表面部を黒色化させる
もので、清浄化した鋼板表面に設けたZn−Ni系合金
めっき層が単層或いは複合層であって、該Zn−Ni系
合金めつき層の少くとも上層がη相以外の相形態をなし
、且つ、陽極酸化処理により着色させた着色層であシ、
好ましくは、該着色層の上層にクロメート処理層さらに
耐指紋性後処理層を設けた着色Zn−Ni系合金めっき
鋼板と、さらにかかる着色Zn−Ni系合金めっき鋼板
を得るための製造方法として、陽極酸化処理条件を設定
するものである。陽極酸化処理条件としてはNaHPO
4,Na2HPO4、K2HPO4、KH2PO4等の
N&及び/又はKf)水溶性の塩類の1種又は2種以上
を含有する−3〜6の中性近傍領域の水性電解浴中で鋼
板を陽極酸化処理してめっき層ないしめっき層表面部を
黒色化処理を施した後、好ましくは周知の後処理即ち電
解および反応型、浸漬型クロメート処理を施こし、さら
に耐指紋性塗料を塗布して完成する製造方法である。か
かる着色Zn−Ni系合金めっき鋼板は黒色化はもとよ
シ、耐食性、耐スクラッチ性、加工性、耐指紋性に優れ
たものである。
以下に本発明による着色Zn−Ni系合金めっき鋼板及
びその製造方法を詳細に説明する。
第1図は本発明の着色Zn−Ni系合金めっき鋼板の断
面概念図である。1は陽極酸化処理を施こしたZn−N
i系合金めっき層で、Zn−Ni合金、Zn−Ni−C
o合金等のZn−Ni系合金めっき鋼板が充当できる。
2はクロメート処理層で周知の後処理で電解および反応
型、浸漬型クロメート処理が適用できる。
3は耐指紋性後処理層で耐指紋性樹脂としてエチレンイ
ミン変性アクリル樹脂、プリエチレン系水溶性樹脂、?
ジオレフィン系水溶性樹脂等にシリカゾルを添加せしめ
たものが適用できる。4は地鉄である。
本発明者等は耐食性に優れたZn−Ni系合金めつき鋼
板の黒色化を安定して付与せしめる方法について種々研
究を重ねたところ、陽極酸化処理を施こすことにより従
来の欠点である耐スクラッチ性を満足すること、又Zn
−Ni系合金めっき層が単層或いは複合層にかかわシな
くそのめっき層の少くとも上層が、η相以外の相形態、
即ち(r+δ)混合相、r単相、α単相を呈するZn−
Ni系合金めつき鋼板を陽極酸化処理するとめつき層な
いしめつき層表面部が均一な黒色化を呈することが判り
た。第2図は本発明者等が知見したZn−Ni系合金電
気めつき鋼板のNi相形態を変えたときの黒色化度り値
及び耐食性を示したものである。Ni含有率が低いη相
(Ni含有率約10%未満)では所望する黒色化度り値
(15以下)が得られないし、バラツキが大きくなる。
なお相形態が< r+a )混合相の場合は若干霜降伏
の色調を呈するものがあるが、黒色化度は満足するもの
が得られた。ここでL値とは、スf試験機(株)製デジ
タル自動測色色差計(Au−CH−1型)を利用して、
便宜上り値で表わしたもので、一般的に白色度を表わす
指標として用いられておシ、L値の高いものほど白く、
低いものほど黒くなシ、L値の好ましい範囲は15以下
でテレビ映像管枠体や裏板等に使われている。L値が高
くバラツキも大きなη単相では陽極酸化処理条件の電流
密度や電気量の影響もあるが、特徴的には黒色化が認め
られながったシ霜降シ状の外観となシ、黒色化度の異な
る部分が混在している。霜降シ状の黒色外観は、それな
シに美麗であシ商品価値もあると考えられるが、均一黒
色外観を要求される場合もあシ外観均−化を検討した結
果、均一黒色外観を確保する為にはめつき層中のNi含
有率を好ましくは、γ相形態を示す15%程度に上げる
必要がある。通常使用されているZn−Ni系合金めっ
き鋼板の相含有率は12%前後でsb、陽極酸化処理す
ると黒色化度は良いが若干霜降シ状の外観を呈する。こ
の12%前後のNi含有率をもつめつき層の相形態は、
X線回折的にはγ相単相と理解されているがHanse
nの状態図によれば、γ相とδ相の混合相である可能性
もある。この点については更に詳細調査が必要であるが
γ相とδ相の混合相の存在が黒色化度の部分的な相違を
もたらしているとも考えられる。そこで本発明者等は、
Hans@mの状態図からみて°、明らかにr相°単相
域に入るNi15%のめっき層をもっZ n−Ni系合
金めっき鋼板を試作した結果均一黒色外観を確保出来る
ことを見出したのである。又、相形態がγ相又はα相の
単層域ではL値は15以下で安定した黒色化を呈してい
る。しかし、Ni含有率が20%超になると、黒色化の
点では問題ないが、裸の耐食性が低下し、特に耐食性を
要求される用途には不向きである。しかし室内で使用す
る用途に対しては支障なく使用できるものである。もし
、耐食性を要求される場合には、後述するクロメート処
理を施こせば良い。
次に本発明で推奨する陽極酸化処理条件について述べる
。処理浴は、NaH2PO4、Na2HPO4、K2H
PO4、KH2PO4,等のNa及び/又はKの水溶性
塩類の1種又は2種以上を含有する浴で−を3〜6の中
性近傍領域に調整するとよい。−が2以下の強酸浴、−
が7以上のアルカリ性浴では、いずれも均一黒色化が望
めない。好ましい一範囲は4〜5である。NaH2PO
4浴を浴調整及び安定した黒色化の観点から推奨したい
。浴濃度と黒色化度との相関は少ないがy、シ安定した
黒色度を得るには100〜30017/lに調整するの
が好ましい。浴温については30〜50Cでなるべく低
い方が好ましい。
また電解電流密度は30〜60 A/dm で高い方が
好ましい。又、電気量は100〜300 C/dm2で
高い方が好ましい。次に、陽極酸化処理を施こし黒色化
度り値が15以下の安定した黒色化処理済のZn−Ni
系合金めっき鋼板は通常クロメート処理を施こすのであ
る。このクロメート処理は本発明の必須項目ではないが
、陽極酸化処理によりめっき層の表面のZnが一部溶解
してめつき表層が一−ラスな状態になり耐食性が劣化す
ることをクロメート処理を施こすことによって防ぐ、い
わゆるシーリング効果をねらったものであり特に耐食性
を要求される用途にはクロメート処理が必要である。な
お、クロメート処理法は特に限定するものではなく、周
知の電解及び反応量、浸漬型クロメート処理が適用でき
る。クロメート被膜量は5〜200へへ2で好ましくは
30〜12094が良い。
5rIvn2以下ではシーリング効果が少く、2001
2超では安定した色調が得られない。以上、陽極酸化処
理によりめっき層ないしめつき層表面部を黒色化せしめ
た後クロメート処理を行って一応着色Zn−Ni系合金
めっき鋼板は得られるが、表面色調が黒色であるため、
作業中の指紋付着が目立ちやすい欠点がある。本発明で
はかかる用途に対しては最近使用され始めた耐指紋性後
処理を施こすことにより解決することができる。耐指紋
性処理及び処理条件は以下の通シである。即ち、クロメ
ート処理済の鋼板に前述した水溶性樹脂をロールコータ
−又はパーコーターで0.5〜3μ塗布シ、70±2℃
で乾燥して仕上げる。
以下に本発明の実施例を述べる。
(実施例) 実施例1゜ 板厚0.8−のZn−Nt系電気合金めつき鋼板(単層
めっき、目付量209/m2、合金相形態γ+δ、Ni
含有率12チ)を前処理としてトリクレン脱脂後、Na
OH509/l浴で電解脱脂し、さらにH2S04s 
o g7を浴での電解酸洗を行ない供試原板とした。
これを使用して以下の条件で黒色化処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴    NaH2PO42009μ浴温    
        40℃ 浴pH4,0 通電量          120 C/dm2電流密
度(DA)         50 Vdm2得られた
黒色鋼板を水洗後、通常のCrOs −H2SO4系の
電解クロメート処理を施した後、乾燥後において皮膜付
着量が1 g7m2(1μ)となるようにうがロールコ
ータ−により特殊有機樹脂処理を行ない、熱風ブロワ−
で乾燥した。得られた試料は、黒色化度り値が14.7
の霜降シ状の黒色外観を呈し、これはそれなシに美麗で
あり、商品価値もあると認められた。Erg%ゴパン目
、および折り曲げ試験でも皮膜密着性は良好でありた。
またホ、ノダーリング式および塗面同志のこす)合わせ
による耐疵付性は従来例に比して良好であった。
またJIS Z 2371による塩水噴霧試験に於て平
板連続1172 Hr経過後全く発錆は認められなかっ
た。′実施例2゜ 板厚0.8 mmのZn−Ni系電気合金めつき鋼板(
単層めっき、目付量20 g/rn2. Ni含有率1
5チ、合金相形態r相)を実施例1と同様に前処理を行
なりた後、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件
で黒色化処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴    NaH2PO4200F/”浴温   
           40℃浴PH4,0 通電量         120〜200C/dm2電
流密度CD、 )                4
0 &am2得られた黒色鋼板を水洗後、通常のCrO
s −H2SO4系の電解クロメート処理を施こした後
、乾燥後において皮膜付着量が1みへ2となるようにラ
ブロールコータ−により特殊有機樹脂処理を行ない、熱
風プロワ−で乾燥した。得られた試料は黒色化度り値が
13.8〜15.1と比較的良好な黒色外観を呈する。
Erx 、ゴバン目および折シ曲げ試験でも皮膜密着性
は良好であった。またホツノヤリング式および塗面同志
のこす夛合わせによる耐疵付注は従来例に比して良好で
ありた。
またJIS Z 2371による塩水噴霧試験に於て平
板連続1172Hr経過後発錆は全く認められなかった
O 実施例3,4.5 板厚0.8−のZn−Ni系電気合金めっき鋼板(単層
めっき、目付量20 g/n2、Ni含有率15チ、合
金相形態r相)を実施例1と同様に前処理を行なった後
、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件で黒色化
処理を行なった。
得られた黒色鋼板を水洗後、通常のCrO3−H2SO
4系の電解クロメート処理を施こした後、乾燥後におい
て皮膜付着量が19/n  となるようにラブロールコ
ータ−により特殊有機樹脂処理を行ない、熱風ブロワ−
で乾燥した。
実施例3〜5は、電解浴のみを異にして他の陽極処理条
件は全て同一条件で処理を行なった。実施例3で得られ
た試料は、黒色化度り値が8.7の美麗な均一黒色外観
を呈する。Erx%デパン目および折シ曲げ試験でも皮
膜密着性は良好であった。
またホッパーリング式および塗面同志のこすり合わせに
よる耐疵付性は従来例に比して良好であったO またJIS Z 2371による塩水噴霧試験に於て平
板連続1172時間経過後発錆は全く認められなかった
実施例4で得られた試料は黒色化度り値が13.4の比
較的美麗な均一黒色外観を呈する。Eyz 、 fパン
目および折シ曲げ試験でも皮膜密着性は良好であっ、た
。耐疵付性についても従来例よシすぐれていた。またJ
IS Z 2371による塩水噴霧試験に於て平板連続
1172 Hri経過後、発錆は全く認められなかった
実施例5で得られた試料は、黒色化度り値が18.2の
黒色外観を呈する。Erx sコ9パン目および折シ曲
げ試験でも皮膜密着性は、良好であった。
耐疵付性についても従来例よりすぐれていた。
実施例6゜ 板厚0.8箇のZn−Ni系電気合金めっき鋼板(単層
めっき、目付量20g/m2.Nl含有率12%、合金
相形態γ+δ)を実施例1と同様に前処理を行なった後
、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件で黒色化
処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴    N鳳、HPO4200,!i1μ浴温 
          40℃ 浴PH4,0 通電量          200 C/dm2電流密
度(DA )            50 A/dm
2得られた黒色化鋼板を水洗後、通常のCrOs −H
2S04系の電解クロメート処理を施した後、乾燥後に
於て皮膜付着量が1 film  (1μ)となるよう
にラブロールコータ−により特殊有機樹脂処理を行ない
、熱風ブロワ−で乾燥した。
得られた試料は、黒色化度り値が15.6の霜降シ状の
黒色外観を呈する。gyz、fパン目、および折シ曲げ
試験でも皮膜密着性は良好でありた。
またホ、ノ9リング式および塗面同志のこすり合わせに
よる耐疵付性は従来例に比して良好であった。
実施例7゜ 板厚0.8箇のZn−Ni系電気合金めつき鋼板(単層
めつき、目付量209/m  、 Ni含有率15%。
合金相形態r相)を実施例1と同様に前処理を行なった
後、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件で黒色
化処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴    NaH2PO42001μ浴温    
        40℃ 浴PH4,0 通電量           200 C/dm2電流
密度(DA )         50 Vdm2得ら
れたサンプルを水洗後、通常のCrOs −H2S04
系の電解クロメート処理を施した後、水洗乾燥を行なっ
た。得られた試料は黒色化度り値が11.9の良好な黒
色、外観を呈する。Erz 、:/パン目、および折シ
曲げ試験でも皮膜密着性は良好であった。またJIS 
Z 2371による塩水噴霧試験に於て平板連続700
 Hr経過後白錆が25%であった。また耐指紋性能は
不良であった/。
実施例8゜ 板厚0.8■のZn−Ni系電気合金めっき鋼板(二層
めっき、目付量20 g/n2、例えば上層Ni含有率
15%、下層Ni含有率8%、合金相形ur>を実施例
1と同様に前処理を行なった後、供試鋼板とした。これ
を使用して以下の条件で黒色化処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴    NaH2PO420011/を浴温  
         40℃ 浴pH3,5 通電量        〜300c/1ff12電流密
度(DA)           50 A/dm2得
られたサンプルを水洗後、通常のCry(H2SO4系
の電解クロメート処理を施した後、乾燥後において皮膜
付着量が1 film  (1μ)となるようにラゲロ
ールコーターにより特殊有機樹脂処理を行ない、熱風ブ
ロワ−で乾燥した。
得られた試料は、黒色化度り値が11.4で良好であっ
た。Erx 、デパン目、および折り曲げ試験でも皮膜
密着性は良好であった。またJIS Z2371による
塩水噴霧試験に於て平板連続1172Hrs経過後発錆
は認められなかった。
実施例9゜ 板厚0.8■のZn−Ni系電気合金めつき鋼板(単層
めっき、目付量20g/n2、Ni含有率15%、合金
相形態γ)を実施例1と同様に前処理を行なった後、供
試鋼板とした。これを使用して以下の条件で黒色化処理
を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴    NaH2PO4200yμ浴温    
        40℃ 浴PH4,0 通’11 Jl           200 C/d
m2電流密度(DA)            50 
A/dm2得られたサンプルを水洗後、クロメート処理
および特殊有機樹脂処理いずれも行なわずに、直ちに熱
風ブロワ−で乾燥した。
得られた試料は黒色化度り値が11.2の比較的ムラの
少ない黒色外観を呈する。クロメート処理を施こしてい
ないので表面光沢は少なく、やヤムラが目立つが黒色化
度は良好である。Erx 、プパン目、および折シ曲げ
試験でも皮膜密着性は良好でありた。またJl8 Z 
2371による塩水噴霧試験に於て平板連続700 H
r経過後赤錆が80%であった。また耐指紋性能は良く
なかった。
比較例1゜ 板厚0.8−〇Zn−Ni系電気合金めっき鋼板(単層
めっき、目付量20 、lil/m2、Ni含有率8チ
、合金相形態η(2)を実施例1と同様に前処理を行な
った後、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件で
黒色化処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴     NaH2PO42001/を浴温  
           40℃浴pH4,0 通電量           200 C/dm”電流
密度(D、)             50 A/d
m2得られたサンプルを水洗後、通常のCrOs −H
2SO4系の電解クロメート処理を施した後、乾燥後に
於て皮膜付着量がI Jir/m  となるようにうが
ロールコータ−により特殊有機樹脂処理を行ない、熱風
プロワ−で乾燥した。得られた試料は、黒色化度り値4
5.3で殆んど黒色化は認められなかったO 比較例2゜ 板厚0.8瓢のZn−Ni系電気合金めつき鋼板(単層
めっき、目付量20g/ff12、Ni含有率12チ、
合金相形態γ+δ混相)を実施例1と同様に前処理を行
なった後、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件
で黒色化処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴     NaOH20011/L浴温    
       40℃ 浴pH12,2 通電量          300 C/dm2電流密
度(OA )            50 A/’d
m2得られたサンプルを水洗後、通常のCrOs −H
2S04系の電解クロメート処理を施こした後、乾燥後
において皮膜付着量が197m  となるようにラブロ
ールコータ−により特殊有機樹脂処理を行ない、熱風プ
ロワ−で乾燥した。
得られた試料を水洗後、通常のCrO3−H2S04系
の電解クロメート処理を施こした後、乾燥後において皮
膜付着量が1.1717m  となるようにうがロール
コータ−により特殊有機樹脂処理を行ない熱風プロワ−
で乾燥した。得られた試料は黒色化度り値は50.0で
殆んど黒色化は認められなかった。
比較例3゜ 板厚帆8■のZn−Ni系電気合金めつき鋼板(単層め
つき、目付量20 g/rn2、Ni含有率12%、合
金相形態γ+δ混相)を実施例1と同様に前処理を行な
った後、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件で
黒色化処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴     Na 2 SO410011/L浴温
           40℃ 浴pH1,5 通電量       100〜300 C/dm2電流
密度(DA)             50 A/d
m2得られた試料を水洗後、通常のCr03−H2SO
4系の電解クロメート処理を施こした後、乾燥後におい
て、皮膜付着量が19/n となるようにうがロールコ
ータ−により特殊有機樹脂処理を行ない熱風プロワ−で
乾燥した。得られた試料は、黒色化度り値は31.0で
あった。
また耐指紋性能は良好であった。
比較例4゜ 板厚0.8++aのZn−Ni系電気合金めつき鋼板(
単層めっき、目付量20111m2、Ni含有率15チ
、合金相形態γ)を実施例1と同様に前処理を行なった
後、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件で黒色
化処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴     Na50   100.!i’μ浴温
           40℃ 浴pH1,5 通電量300 C/dm2 電流密度(DA)            50 A/
dm2得られた試料を水洗後、通常のCrO,−H2S
O4系の電解クロメート処理を施こした後、乾燥後にお
いて皮膜付着量がlIl/n  となるようにラブロー
ルコータ−により特殊有機樹脂処理を行ない熱風プロワ
−で乾燥した。得られた試料は黒色化度り値は、24.
8であった。また耐指紋性能は良好でありた。
比較例5. 、6゜ 板厚o、amのZn−Ni−Co系電気合金め2き鋼板
(単層めっき、目付量20み42、Ni含有率15チ、
合金相形態γ)を実施例1と同様に前処理を行なった後
、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件で黒色化
処理を行なった。
陽極酸化処理条件 得られた試料を水洗後、通常のCrOs・H2SO4系
の電解クロメート処理を施こした後、乾燥後において皮
膜付着量が1 、li’/m2となるようにラゲロール
コーターにより特殊有機樹脂処理を行ない、熱風プロワ
−で乾燥した。
比較例5,6は、同−浴種で浴の−を異にした場合で、
比較例5で得られた試料の黒色化度り値は48.6であ
った。これは殆んど黒色化は認めら株なかった。また比
較例6で得られた試料の黒色化度り値は27.6であっ
′た。
比較例7゜ 板厚0.8mのZ n −N i系電気合金めつき鋼板
(単層めっき、目付量209/m2、Ni含有率15.
チ、合金相形態r)を実施例1と同様に前処理を行なっ
た後、供試鋼板とした。これを使用して以下の条件で黒
色化処理を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴     NaH2PO450gμ浴温    
       40℃ 浴pH4,0 通電量          200 C/dm2電流密
度(DA)            50 A/’dm
2得られたサンプルを水洗後、通常のCrOs −H2
S04系の電解クロメート処理を施こした後、乾燥後に
於て皮膜付着量がIVn2となるようにう?ロールコー
ターにより特殊有機樹脂処理を行ない、熱風プロワ−で
乾燥した。得られた試料は、黒色化度り値23.9で黒
色化はいまひとつであった。
比較例8゜ 板厚0.8wのZn−Ni系電気合金めつき鋼板(単層
めっき、目付量209/n2、Ni含有率15%、合金
相形態γ)を実施例1と同様に前処理を行なりた後、供
試鋼板とした。これを使用して以下の条件で黒色化処理
を行なった。
陽極酸化処理条件 電解浴NaH2PO4a o o 11μ浴温    
        40℃ 浴pH4,0 通電量          200 C/dm2電流密
度(DA)             50 A/dm
2得られたサンプルを水洗後、通常のCrOs −H2
SO4系の電解クロメート処理を施こした後、乾燥後に
於て皮膜付着量がI JF/m2となるようにう?ロー
ルコーターにより特殊有機樹脂処理を行ない、熱風プロ
ワ−で乾燥した。得られた試料は、黒色化度り値は18
であったが、浴コスト的には高くつき、−考の余地があ
る。また、カッゾ絞シ加工に於ては、若干側壁部の皮膜
密着性に劣る。
従来例1゜ 板厚1.□aの他社材である市販の黒色化処理鋼板を入
手し、それらの黒色化度の測定および品質特性評価試験
を行なった結果、黒色化度り値は15.2であった。g
rxs’パン目および折シ曲げ試験でも皮膜密着性は良
好であった。耐指紋性能は実施例と同等であった。また
JIS Z 2371による塩水噴霧試験に於て平板連
続668時間経過後、赤錆10(lであった。
従来例2゜ 板厚1.0■の有機被覆系の黒色塗装鋼板(膜厚15〜
20μ)を入手し、それらの黒色化度の測定および品質
特性評価試験を行なった結果黒色化度り値は11.8で
あった。1iiyz 、 :/パン目および折シ曲げ試
験でも皮膜密着性は良好でありた。またJIS Z 2
371による塩水噴霧試験に於て、平板連続1172時
間経過後、白錆50チであった。
またホッノ4リング式および塗面同志のこすシ合わせに
よる耐疵付性はよくなかった。
(発明の効果) 本発明はそのめっき層の相形態がη相を含まないZn−
Ni系合金めっき鋼板に限定してNaHPo 4、Na
2HPO4、K2HPO4、KFI、PO4等のNa及
び/又はKを1種又は2種以上含有する中性塩浴中で陽
極酸化処理を行うのみで、黒色の美しい表面を有する着
色鋼板が得られるとともにめつき層を加熱処理した)、
塗装しないため、めっき層の劣化が起らず陽極酸化処理
による硬化も加わシ、耐スクラ。
チ性に富む製品が得られる。又、陽極処理や高Ni含有
による耐食性劣化をクロメート処理にて補充し、さらに
耐指紋性後処理を施こせば作業中に付着する指紋汚れを
防止する効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による着色Zn−Ni系合金めっき鋼板
の断面概念図、第2図はZn−Ni系合金めっき層の相
形態におよぼす黒色化度り値との関係を示す特性図であ
る。 1:陽極酸化処理を施したZn−Ni系合金めっき層、
2:クロメート処理層、 3:耐指紋性後処理層、 4:地鉄。 第1図 4二1ヨ1;竜:=、(ダζ 鴫a5・東(」1)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 清浄化した鋼板表面に設けたZn−Ni系合金めっ
    き層が単層或いは複合層であって、該Zn−Ni系合金
    めっき層の少くとも上層がη相以外の相形態をなし、且
    つ陽極酸化処理により着色させた着色層であることを特
    許とする着色Zn−Ni系合金めっき鋼板。 2 鋼板の着色層の上層に5〜200mg/m^2のク
    ロメート処理層を設けた特許請求の範囲第1項記載の着
    色Zn−Ni系合金めっき鋼板。 3 鋼板のクロメート処理層の上層にエチレンイミン変
    性アクリル樹脂、ポリエチレン系水溶性樹脂、ポリオレ
    フィン系水溶性樹脂等にシリカゾルを添加せしめた耐指
    紋性後処理層を設けた特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の着色Zn−Ni系合金めっき鋼板。 4 清浄化した鋼板表面に設けたZn−Ni系合金めっ
    き層が単層或いは複合層であって、該Zn−Ni系合金
    めっき層の少くとも上層がη相以外の相形態をなしたZ
    n−Ni系合金めっき鋼板をNaHPO_4、Na_2
    HPO_4、K_2HPO_4、KH_2PO_4等の
    Na及び/又はKの水溶性塩類の1種又は2種以上を含
    有しpH3〜6の中性近傍領域の水性電解浴中で陽極酸
    化処理してめっき層乃至めっき層表面部を着色させるこ
    とを特徴とする着色Zn−Ni系合金めっき鋼板の製造
    方法。
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Cited By (2)

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