JPS6143347B2 - - Google Patents

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JPS6143347B2
JPS6143347B2 JP53044605A JP4460578A JPS6143347B2 JP S6143347 B2 JPS6143347 B2 JP S6143347B2 JP 53044605 A JP53044605 A JP 53044605A JP 4460578 A JP4460578 A JP 4460578A JP S6143347 B2 JPS6143347 B2 JP S6143347B2
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JP
Japan
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compound
general formula
carbon
reaction
hydroxycarbostyryl
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JP53044605A
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Kazuhisa Sakano
Yasuo Ooshiro
Minoru Uchida
Kazuyuki Nakagawa
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、新規なカルボスチリル誘導体に関す
る。 発明の開示 本発明の化合物は新規化合物であり、一般式 〔式中Rは水素原子、低級アルキル基又は低級
アルカノイル基、Xはハロゲン原子、nは1〜3
の整数を示す。またカルボスチリル骨格の3位及
び4位の炭素間結合は一重結合又は二重結合を示
す。但しカルボスチリル骨格の3位及び4位の炭
素間結合が一重結合である場合には、nが3であ
り且つRは水素原子を示すものとする。またカル
ボスチリル骨格の3位及び4位の炭素間結合が二
重結合を示し且つRが低級アルカノイル基である
場合には、nは1であつてはならない。)で表わ
される。 本発明の化合物は、後記の通り血小板凝集抑制
剤、消炎剤、フオスフオジエステラーゼ阻害剤、
抗潰瘍剤、抗ヒスタミン剤、中枢神経抑制剤等を
合成するための中間体として有用である。 上記一般式()に於いて、Rで示される低級
アルキル基としては、炭素数1〜4の直鎖もしく
は分枝状のアルキル基を挙げることができ、具体
的にはメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、tert―ブチル基等を例示できる。R
で示される低級アルカノイル基としては、炭素数
2〜4の直鎖もしくは分枝状のアルカノイル基を
挙げることができ、具体的にはアセチル、プロピ
オニル、ブチリル、イソブチリル基等を例示でき
る。またXで示されるハロゲン原子としては、弗
素原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子等を例示
できる。 本発明の代表的な化合物を以下に挙げる。 Γ8―ブロム―5―ヒドロキシカルボスチリル Γ6―クロル―5―ヒドロキシカルボスチリル Γ6,8―ジブロム―5―ヒドロキシカルボスチ
リル Γ6,7,8―トリクロル―5―ヒドロキシ―
3,4―ジヒドロカルボスチリル Γ6,7,8―トリブロム―5―ヒドロキシカル
ボスチリル Γ8―クロル―6,7―ジブロム―5―ヒドロキ
シカルボスチリル Γ5―クロル―6―ヒドロキシカルボスチリル Γ5,7―ジブロム―6―ヒドロキシカルボスチ
リル Γ5,7,8―トリクロル―6―ヒドロキシ―
3,4―ジヒドロカルボスチリル Γ5,7,8―トリブロム―6―ヒドロキシカル
ボスチリル Γ5―クロル―7,8―ジブロム―6―ヒドロキ
シ―3,4―ヒドロキシカルボスチリル Γ7―ブロム―8―クロル―6―ヒドロキシカル
ボスチリル Γ6―ブロム―7−ヒドロキシカルボスチリル Γ6,8―ジクロル―7―ヒドロキシカルボスチ
リル Γ5,6,8―トリクロル―7―ヒドロキシ―
3,4−ジヒドロカルボスチリル Γ5,6,8―トリブロム―7―ヒドロキシカル
ボスチリル Γ5―クロル―8―ヒドロキシカルボスチリル Γ5,6―ジブロム―8―ヒドロキシカルボスチ
リル Γ5,7―ジクロル―8―ヒドロキシカルボスチ
リル Γ5,6,7―トリクロル―8―ヒドロキシ―
3,4―ジヒドロカルボスチリル Γ5,6,7―トリフロル―8―ヒドロキシカル
ボスチリル Γ5―フロル―6,7―ジブロム―8―ヒドロキ
シ―3,4―ジヒドロカルボスチリル Γ5―メトキシ―8―ブロムカルボスチリル Γ5―メトキシ―6,8―ジクロカルボスチリル Γ5―エトキシ―6,7,8―トリブロムカルボ
スチリル Γ6―メトキシ―5―ブロムカルボスチリル Γ6―メトキシ―5,7,8―トリクロルカルボ
スチリル Γ6―ブトキシ―7―クロルカルボスチリル Γ7−メトキシ―6―ブロムカルボスチリル Γ7―メトキシ―6,8―ジクロルカルボスチリ
ル Γ8―メトキシ―7―ブロムカルボスチリル Γ8―ブトキシ―5―クロルカルボスチリル Γ8―メトキシ―5,6―ジクロカルボスチリル Γ8―プロポキシ―5,6,7―トリクロルカル
ボスチリル 本発明化合物は種々の方法により製造できる。
例えば下記反応行程式―1に示す如く一般式
()で表わされる公知のカルボスチリル誘導体
にハロゲン化剤を反応させることにより一般式
()で表わされる本発明化合物が製造される。 反応行程式―1 〔上式に於いて、R,X,n並びにカルボスチ
リル骨格の3位及び4位の炭素間結合は前記に同
じ。) 一般式()の化合物のハロゲン化反応は公知
のハロゲン化剤を用いて有利に実施できる。斯か
るハロゲン化剤としては具体的には弗素、塩素、
臭素、沃素、二弗化キセノン、塩化スルフリル、
次亜鉛素酸ナトリウム、次亜鉛素酸、次亜臭素
酸、さらし粉、塩化沃素等を例示できる。ハロゲ
ン化剤の使用量としては、一般式()の化合物
に導入すべきハロゲン原子の数に応じて異なり一
概には言えないが、ハロゲン原子を1個導入する
場合には一般式()の化合物に対して通常等モ
ル〜大過剰量、好ましくは等モル〜1.5倍モル量
を、ハロゲン原子を2個導入する場合には一般式
()の化合物に対して通常1.5倍モル量〜大過剰
量、好ましくは2〜3倍モル量を、またハロゲン
原子を3個導入する場合には一般式()の化合
物に対して通常2.5倍モル量〜大過剰量、好まし
くは3〜5倍モル量を、夫々使用するのがよい。
斯かるハロゲン化反応は、通常適当な溶媒中にて
行なうのがよい。溶媒としては、水、メタノー
ル、エタノール、クロロホルム、四塩化炭素、酢
酸やこれらの混合溶媒を例示できる。該反応は、
室温、冷却下、加熱下のいずれで行なつてもよい
が、通常−20〜100℃程度、好ましくは0℃〜室
温で反応を行なうのがよい。該反応は通常30分〜
20時間程度で完結する。該反応に於いて、一種類
のハロゲン化剤を使用した場合には同一のハロゲ
ン原子が置換した本発明化合物が製造でき、また
上記ハロゲン化剤を適宜組合せて使用した場合に
は異なるハロゲン原子が置換した本発明化合物が
製造できる。 また異なるハロゲン原子が置換した本発明化合
物(一般式(b)、(c)及び(d)の化合
物)は、下記反応行程式―2に示す方法にて製造
される。 反応行程式―2 〔上式に於いて、X1,X2,X3及びX4は各々異
なるハロゲン原子を示す。R並びにカルボスチリ
ル骨格の3位及び4位の炭素間結合は前記に同
じ。〕 即ち一般式(a)で表わされるモノハロゲン
化カルボスチリル誘導体にハロゲン化剤を反応さ
せることにより一般式(b)で表わされるジハ
ロゲン化カルボスチリル誘導体が得られ、この一
般式(b)の化合物に更にハロゲン化剤を反応
させることにより一般式(c)で表わされるト
リハロゲン化カルボスチリル誘導体が得られる。
また一般式(a)の化合物にハロゲン化剤を反
応させることにより一般式(d)で表わされる
トリハロゲン化カルボスチリル誘導体が得られ
る。これらハロゲン化の反応条件は、反応行程式
―1に於けるハロゲン化の反応条件と同様であ
る。 更にRが水素原子を示す化合物(一般式(
g)の化合物)は、Rが低級アルキル基(一般式
(e)の化合物)又は低級アルカノイル基を示
す化合物(一般式(f)の化合物)を加水分解
することにより製造される。また一般式(e)
の化合物は一般式(g)の化合物に一般式
()で表わされるハロゲン化アルキル基を反応
させることによつても製造され、一般式(f)
の化合物は一般式(g)の化合物に一般式
()で表わされるカルボン酸ハライドを反応さ
せることによつても製造される(反応行程式―
3)。 反応行程式―3 〔上式に於いて、R1及びR2は低級アルキル基
を示す。X,n並びにカルボスチリル骨格の3位
及び4位の炭素間結合は前記に同じ。〕 例えば一般式(e)の化合物の加水分解反応
には、通常公知のエーテル加水分解反応を広く適
用できる。用いられる触媒としては、塩化アルミ
ニウム、三弗化硼素、三臭化硼素、臭化水酸等を
例示でき、また用いられる溶媒としては、水、メ
タノール、エタノール、ベンゼン、クロロホル
ム、塩化メチレン等を例示できる。該反応は、通
常室温〜200℃、好ましくは70〜120℃にて行なう
のがよく、通常時間〜12時間程度で反応は完結す
る。 また一般式(f)の化合物の加水分解反応に
は通常公知のエステル加水分解反応を広く適用で
き、例えば慣用の触媒の存在下通常の不活性溶媒
中にて行なうのがよい。慣用の触媒としては水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム等の塩基
性化合物、硫酸、塩酸等の鉱酸、酢酸、芳香族ス
ルホン酸等の有機酸等を例示でき、また不活性溶
媒としては水、メタノール、エタノール、アセト
ン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ベンゼン
等を例示できる。該反応は、通常室温〜150℃、
好ましくは50〜100℃にて行なうのがよく、通常
1〜12時間程度で反応は完結する。 斯くして得られる各行程の目的化合物は、通常
公知の分離手段によつて容易に単離精製される。
このような分離手段としては、例えば溶媒抽出
法、希釈法、再結晶法、カラム ロマトグラフイ
ー、プレパラテイブ薄層クロマトグラフイー等を
挙げることができる。 以上のようにして得られる本発明の化合物は、
下記反応行程式―4に示す方法により血小板凝集
抑制剤、消炎剤、フオスフオジエステラーゼ阻害
剤、抗潰瘍剤として有用な一般式()が表わさ
れるカルボスチリル誘導体とすることができる。 〔上式に於いて、R3及びR4は低級アルキル
基、mは1〜6の整数を示す。X,n並びにカル
ボスチリル骨格の3位及び4位の炭素間結合は前
記に同じ。〕 実施例 以下本発明を更に詳細に説明するために実施例
を挙げるが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。 実施例 1 6―ヒドロキシ―3,4―ジヒドロカルボスチ
リル20gを酢酸100mlとクロロホルム200mlとに懸
濁する。この懸濁液を40〜50℃とし、攪拌下塩化
スルフリル28mlを滴下し、同温度で1時間攪拌す
る。反応液を氷水にあけて析出物を取する。メ
タノールから再結晶して白色針状晶の6―ヒドロ
キシ―5,7,8―トリクロル―3,4―ジヒド
ロカルボスチリル3.5gを得る。 融点251℃(分解) 実施例 2 8―ヒドロキシ―3,4―ジヒドロカルボスチ
リル24gを酢酸200mlとクロロホルム200mlとに溶
解する。この溶液を40〜50℃とし、攪拌下塩化ス
ルフリル36mlを滴下し、同程度で1時間攪拌す
る。反応液を氷水にあけて析出物を取するメタ
ノールから再結晶して白色粉末状晶の8―ヒドロ
キシ―5,6,7―トリクロル―3,4―ジヒド
ロキシボスチリル25gを得る。融点267〜269℃
(分解) 上記実施例1又は2と同様にして以下の化合物
を得る。 実施例 3 5,7―ジクロル―8―ヒドロキシカルボスチ
リル 無色針状晶(メタノールから再結晶) 融点285℃ 実施例 4 8―ブロム―5―ヒドロキシカルボスチリル無
色針状晶(メタノールから再結晶) 融点266〜267℃(分解) 実施例 5 6,8―ジクロル―5―ヒドロキシカルボスチ
リル 淡黄色針状晶(メタノールから再結晶) 融点303〜305℃ 実施例 6 8―メトキシ―5―ブロムカルボスチリル 無色針状晶(メタノールから再結晶) 融点201〜202℃ 実施例 7 5―クロル―6―ヒドロキシカルボスチリル 無色結晶 融点307.5〜308.5℃ 実施例 8 8―アセチルオキシ―5,7―ジクロカルボス
チリル 無色不定形晶(メタノールから再結晶) 融点276℃(分解) 参考例 1 上記実施例7で得た5―クロル―6―ヒドロキ
シカルボスチリル18.2gをエタノール500mlに溶
解する。この溶液にγ―ブロム酪酸エチル20g及
び炭酸カリウム19gを加え、4時間還流下に攪拌
した。反応液を冷却後、析出物を取し、5―ク
ロロ―6―(3―メトキシカルボニルプロポキ
シ)カルボスチリル(無色鱗片状晶、融点208.5
〜209℃)を得た。 次いでこの化合物20gに18%塩酸200mlを加え
て90〜100℃にて4時間攪拌する。冷却後、結晶
を取し、水洗する。得られた結晶をメタノール
から再結晶して6―(3―カルボキシプロポキ
シ)―5―クロルカルボスチリル(無色針状晶、
融点251〜253℃)17gを得た。 更にこの化合物5.0g及びトリエチルアミン
2.97mlをジメチルホルムアミド100mlに加えて外
部氷冷攪拌下10〜20℃に内温を保ちつつクロル蟻
酸イソブチル2.33mlを滴下した。滴下後室温にて
1時間攪拌し、これにN―ブチルシクロヘキシル
アミン2.8gを滴下して3時間室温下攪拌した。
反応後、溶媒を留去し、残渣をクロロホルム600
mlに溶解させ、、希塩酸、炭酸カリウム水、水で
洗浄し、無水酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を
去し、母液を濃縮後残渣をエタノールから再結
晶して5―クロロ―6―〔3―(N―シクロヘキ
シル―N―ブチルアミノカルボニル)プロポキ
シ〕カルボスチリル2.5gを得た。 無色針状晶、融点178.5〜179.5℃ 参考例 2 8―ヒドロキシ―5,6,7―トリクロル―
3,4―ジヒドロカルボスチリルから参考例1と
同様にして、8―(3―エトキシカルボニルプロ
ポキシ)―5,6,7―トリクロル―3,4―ジ
ヒドロカルボスチリル(無色針状晶、融点142〜
143℃)及び8―(3―カルボキシプロポキシ)
―5,6,7―トリクロル―3,4―ジヒドロカ
ルボスチリル(無色結晶、融点203〜205℃)を経
て、8―〔3―(N―シクロヘキシル―N―メチ
ルアミノカルボニル)プロポキシ〕―5,6,7
―トリクロル―3,4―ジヒドロカルボスチリル
を得た。 無色針状晶、融点131〜132.5℃ 参考例 3 参考例1と同様にして6―〔3―(N―シクロ
ヘキシル―N―メチルアミノカルボニル)プロポ
キシ〕―5―クロルカルボスチリルを得た。 無色針状晶、融点191.5〜193℃ 参考例 4 参考例1と同様にして7―クロロ―6―〔3―
(N―シクロヘキシル―N―メチルアミノカルボ
ニル)プロポキシ〕カルボスチリルを得た。 融点191.5〜193℃ 薬理試験 上記参考例1〜3で得られる化合物のサイクリ
ツクアデノシンモノホスフエートホスホジエステ
ラーゼ(C―AMP―PDE)の阻害作用を、
Biochimica et Biophisica Acta第429巻第485〜
497頁(1976年)及びBiochemical Medicine第10
巻第301〜311頁(1974年)に記載の活性測定法に
準じて調べる。即ち、まず家兎PRPを3000rpmで
10分間遠心分離して得た沈査の血小板に、PH7.4
の50ミリモル―トリス塩酸緩衝液にAgCl2の1ミ
リモルを加えた溶液10mlを加えて上記血小板を浮
遊させ、テフロンポツター型ホモゲナイザーに
て、血小板を磨砕し、次いで2回凍結乾燥を繰返
し、更に200ワツトの超音波を300秒間をかけて破
壊後100000Gで60分間超遠心分離して、上清を粗
酵素液とする。 予め50ミリモルートリス酢酸緩衝液(PH6.0)
にて緩衝化した1.5×20cmのDEAE―セルロース
カラムに、上記で調製した粗酵素液10mlを通し、
30mlの50ミリモルートリス酢酸緩衝液にて溶出
し、この緩衝液に0〜1モルの酢酸ナトリウム―
トリス酢酸緩衝液にてリニアグラデイエントをか
け溶出する(総溶出液量約300ml)。尚流速は0.5
ml/分とし、各フラクシヨンは5mlづつ分取す
る。上記操作により、100μモルの高いC―AMP
基質濃度で2nモル/ml/分以下の弱い活性を有
し且つ0.4μモルの低いC―AMP基質濃度で100p
モル/ml/分以上の強い活性を有するフラクシヨ
ンを集める。これをC―AMP―PDEとする。 10-4モル濃度の供試化合物水溶液0.1mlと予め
定めた0.4μモルのC―AMP(トリチウムC―
AMP)を含むPH8.0、40ミリモル―トリス塩酸緩
衝液(牛血清アルブミン50μg及び4mミルの
MgCl2を含む)との混合液合計0.2mlを基質液と
し、これに上記で調製した一定濃度のC―AMP
―PDE溶液0.2mlを添加し30℃で20分間反応さ
せ、トリチウムC―AMPからトリチウム5′―
AMPを生成させる。次に反応停止のため、2分
間沸騰水中に浸漬後、反応液を氷水中で冷却し、
これに5′―ヌクレオチダーゼとして蛇毒(1mg/
ml)の0.05mlを加え30℃で10分間反応させトリチ
ウム5′―AMPをトリチウム・アデノシンに変換
させる。得られる反応液全量を陽イオン交換樹脂
〔AG.50W×4、200〜400メツシユ(Bio―Red社
製品)、カラムササイズ0.5×1.5cm〕に添加して
生成したトリチウムアデノシンのみを結合させ、
6mlの蒸留水で洗浄後、3N―アンモニア水1.5ml
で溶出させる。この溶出液全量にトリトン―トル
エン型のシンチレータ―10mlを加え、液体シンチ
レーシヨンカウンターにて生成されたトリチウム
アデノシンを計測することによつて、PDE活性
を測定する。 上記方法に従い測定された各供試化合物PDE
活性値(Vs)及びコントロール値(Vc)(供試化
合物を含まない水)から、PDE阻害率(%)を
次式により算出する。 PDE阻害率(%)=Vc―Vs/Vs×100 得られた結果を下記第1表に示す。
【表】 薬理試験 ネイチヤー第927〜929頁(1962年)に記載の方
法に準じて血小板凝集阻止作用を調べた。即ち血
小板凝集阻止作用をAG―型の凝集計
(aggregometer)〔ブライスマン・マニユフアク
チユアリング・コンンパニー(Bryston
Manufacturing Co.)製〕を用いて測定した。兎
から採取した血液試料は3.8%クエン酸ナトリウ
ム水溶液と全血液の混合物でその混合比率は1:
9(容積比)である。該試料を1000rpm(200×
g)で10分間遠心分離して、血小板濃度の高い血
漿(platelet rich plasma)(以下「PRP―1」と
いう)を得る。得られたPRP―1を分離し、残り
の血液試料を3000rpm(1500×g)で15分間更に
遠心分離して血小板濃度の低い血漿(platelet
poor plasma)(以下「PPP」という)を得る。 前記PRP―1中に含まれている血小板の数をブ
レツチヤー・クロンカイト法(Brecher−
Clonkite Method、J.Appl.Physioi.,3,365〜
375(1950))で測定した。アデノシン・ジホスフ
エート(ADP)―誘発凝集試験に供するため、
PRP―1をPPPで希釈して300000/mm3の血小板
を含む試料(以下「PRP―2」という)を調製
し、またコラーゲン―誘発凝集試験に供するた
め、PRP―1をPPPで希釈して450000/mm3の血
小板を含む試料(以下「PRP―3」という)を調
製した。 (1) ADP―誘発凝集抑制試験 回転子を入れた血小板凝集測定用セルに試験す
べき化合物を予め定めた濃度で含有する溶液0.01
ml及び上記で調製したPRP―2を0.6ml加え、こ
のセルを37℃に保温された血小板凝集計のセル室
に入れ(回転子の回転速度は1100rpmに調節され
ている)、1分後、7.5×10-5MADP溶液を0.07ml
を添加し、光の透過度の変化を記録した。上記試
験で使用される7.5×10-5MADP溶液は、ADP粉
末(シグマ社製)をオーレン・ベロナール緩衝液
(PH=7.35)に加え調製された。血小板の凝集が
最大となつた時点(光の透過度が最大となつた時
点)の凝集率を下記の式より算出した。 凝集率=c1−a1/b1−a1×100 ここで a1:PRP―2の光の透過度 b1:PPPの光の透過度 c1:上記の方法で血小板凝集を起こさせ、血小
板凝集が最大となつた時の光の透過度 試験化合物の血小板凝集阻止作用は、下記のよ
うにして求めた。 試験化合物溶液の代りに試験化合物を溶解した
溶媒を加えて、上記と同様に血小板を凝集させて
凝集率を求め、これをコントロールの凝集率とし
た。 阻止率(%)=A1−B1/A1×100 A1:コントロールの凝集率 B1:試験化合物の凝集率 得られた結果を第2表に示した。 (2) コラーゲン―誘発凝集抑制試験 回転子を入れた血小板凝集測定用セルに試験す
べき化合物を予め定めた濃度で含有する溶液0.01
ml及び上記で調製したPRP―3を0.6ml加え、こ
のセルを37℃に保温された血小板凝集計のセル室
に入れ(回転子の回転速度は1100rpmに調節され
ている)、1分後、7.5×10-5Mコラーゲン溶液を
0.07mlを添加し、光の透過度の変化を記録した。
上記試験で使用される7.5×10-5Mコラーゲン溶
液は、オーレン・ベロナール緩衝液(PH=7.35)
5mlにコラーゲン100mgをすりつぶし加え、得ら
れた上澄液を分離して調製された。血小板の凝集
が最大となすた時点(光の透過度が最大となつた
時点)の凝集率を下記の式より算出した。 凝集率=c2−a2/b2−a2×100 ここで a2:PRP―3の光の透過度 b2:PPPの光の透過度 c2:上記の方法で血小板凝集を起こさせ、血小
板凝集が最大となつた時の光の透過度 試験化合物の血小板凝集阻止作用は、下記のよ
うにして求めた。 試験化合物溶液の代りに試験化合物を溶解した
溶媒を加えて、上記と同様に血小板を凝集させて
凝集率を求め、これをコントロールの凝集率とし
た。 阻止率(%)=A2−B2/A2×100 A2:コントロールの凝集率 B2:試験化合物の凝集率 得られた結果を第3表に示した。 尚、該試験に於いて、比較のためにN―エチル
―5―(3―ベンジルカルバモイル)プロポキシ
―3,4―ジヒドロカルボスチリル(特開昭51―
136676号公報の実施例1の化合物、以下「比較化
合物A」という)及び8―(4―カルバモイル)
ブトキシカルボスチリル(特開昭51―136676号公
報の実施例2の化合物、以下「比較化合物B」と
いう)を用い、上記と同様の試験を行なつた結果
を、第2表及び第3表に併記する。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中Rは水素原子、低級アルキル基又は低級
    アルカノイル基、Xはハロゲン原子、nは1〜3
    の整数を示す。またカルボスチリル骨格の3位及
    び4位の炭素間結合は一重結合又は二重結合を示
    す。但しカルボスチル骨格の3位及び4位の炭素
    間結合が一重結合である場合には、nが3であり
    且つRは水素原子を示すものとする。またカルボ
    スチリル骨格の3位及び4位の炭素間結合が二重
    結合を示し且つRが低級アルカノイル基である場
    合には、nは1であつてはならない。〕 で表わされるカルボスチリル誘導体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0271384U (ja) * 1988-11-21 1990-05-30

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