JPS6146703B2 - - Google Patents
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- JPS6146703B2 JPS6146703B2 JP58093423A JP9342383A JPS6146703B2 JP S6146703 B2 JPS6146703 B2 JP S6146703B2 JP 58093423 A JP58093423 A JP 58093423A JP 9342383 A JP9342383 A JP 9342383A JP S6146703 B2 JPS6146703 B2 JP S6146703B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/14—Control of torque converter lock-up clutches
- F16H61/143—Control of torque converter lock-up clutches using electric control means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、自動変速機の制御装置に関し更に詳
細には、トルクコンバータの入出力軸を直結する
ロツクアツプ機構の制御装置に関する。 (従来技術) トルクコンバータは、通常ポンプインペラとタ
ービンランナおよびそれらの間に配置されたステ
ータとを備えており、エンジン駆動されるポンプ
インペラから作動油を循環させ、タービンランナ
から出た作動油を、適当な角度をもつた上記ステ
ータにより、ポンプインペラの回転を妨げない方
向からスムーズに入れ、循環する作動油の速度を
落とすことなく、この作動を繰り返すことによ
り、タービンランナの反動力を大きくしてトルク
の増大を行なう。トルクコンバータは、タービン
の回転速度がポンプの回転速度に比し遅い場合に
は、トルクの増大も大きく、タービン回転速度が
ポンプ回転速度に近づくに従つてトルクの増大が
小さくなるという自動変速作用をもつものである
が、ポンプとタービンとの間のスリツプによる動
力伝達効率の低下を避けることができず、燃費が
悪くなるという欠点を有している。このスリツプ
をなくし、動力伝達効率の低下を解消して、燃費
の向上を図るため、最近では、トルクコンバータ
の入力軸と出力軸を直結する直結機構またはロツ
クアツプ機構すなわち直結クラツチまたはロツク
アツプクラツチを設け、タービン回転速度がポン
プ回転速度に接近した運転状態下では、ロツクア
ツプクラツチによりポンプとタービンを直結する
ロツクアツプ制御を行なうことが提案されてい
る。 このロツクアツプ制御は、例えば特開昭56−
138559号公報に記載されているようにエンジンの
出力軸ないしエンジンにより駆動される軸の回転
数を検出する回転数センサからの回転数信号、お
よび吸気管負圧を検出することによつて、エンジ
ン負荷を検出する負荷センサからの負荷信号を、
予め上記回転数およびエンジン負荷に基づいて設
定されたロツクアツプ制御線に照合して、上記回
転数信号と負荷信号の関係すなわち上記2つの信
号によつて決定される座標が、上記ロツクアツプ
制御線より高回転側のロツクアツプ作動ゾーンに
あるときには、上記ロツクアツプ機構を作動させ
てロツクアツプを行ない、一方上記座標が、上記
ロツクアツプ制御線より低回転側のロツクアツプ
解除ゾーンにあるときには、上記ロツクアツプ機
構の作動を停止し、ロツクアツプ解除を行なうよ
うになつている。 上記公開特許公報に記載されたロツクアツプ制
御においては、トルクコンバータのロツクアツプ
機構の作動・解除を、エンジンの運転状態に応じ
た望ましい条件で自動的に制御することができ、
燃費の向上を図ることができる。ところが、この
ロツクアツプ制御においては、スロツトル全閉時
にあつても、上記回転数信号と負荷信号の関係す
なわちこの2つの信号によつて決定される座標
が、上記ロツクアツプ制御線の高回転側のロツク
アツプ作動ゾーンにあるときには、ロツクアツプ
機構が作動し、トルクコンバータの入力軸と出力
軸がロツクアツプされてしまうが、スロツトル全
閉時にはエンジン出力が不安定なため、ロツクア
ツプが作動していると、振動が生ずるおそれがあ
る。 そこで、例えば特開昭56−39353号において
は、スロツトル全閉時あるいはその近傍では、上
記回転数およびエンジン負荷の関係と、上記ロツ
クアツプ制御線との関係にかかわらずロツクアツ
プを解除するロツクアツプ制御方法が提案されて
いる。 ところが、このように単にスロツトル全閉時あ
るいはその近傍でロツクアツプを解除するロツク
アツプ制御方法においては、次に示すような3つ
の欠点を有している。 第1の欠点 第1の欠点は、燃費の点で不利なことである。 第1図は、エンジン単体、すなわちエンジンに
負荷をかけないで回転させたときに、エンジンの
出力軸トルクが0,2,3,4〜14.5Kg・mで一
定としたときのエンジン回転数―スロツトル開度
特性を示したもので、この第1図から分かるよう
に、エンジンの出力軸トルクが零のときのエンジ
ン回転数―スロツトル開度特性は、右上がりのラ
インで示され、スロツトル開度が大きくなればエ
ンジン回転数も増大する。 次いで第2図は、スロツトル開度を10度、20
度、30度、40度、50度、60度、全開で一定とした
ときのエンジン回転数―出力トルク特性(破
線)、および燃料消費率を2,4,6,8,10,
12/Hで一定としたときのエンジン回転数―出
力トルク特性(実線)を示したものである。この
第2図に実線で示されたエンジン回転数―出力ト
ルク特性から分るように、同じ出力トルクの場合
は、エンジン回転数が小さい方が燃費が良い。出
力トルクが零の場合のエンジン回転数―燃料流量
特性を特に第2A図に示す。 次いで、第3図は、エンジン出力軸にトルクコ
ンバータを連結し、スロツトル開度を0/8(全
閉)、1/8,3/8,8/8(全開)で一定に
したときのタービン回転数―エンジン回転数特性
(破線)、およびスロツトル開度を0/8(全
閉)、1/8,2/8,3/8,4/8,5/
8,6/8,7/8,8/8(全開)で一定とし
たときのタービン回転数―タービン出力軸トルク
特性(実線)で示したものである。 次いで第4図は、タービン出力軸トルクが0,
2,3……18Kg・mで一定としたときのタービン
回転数―スロツトル開度特性を示したもので、こ
の第4図から分るように、このタービン回転数―
スロツトル開度特性は、上記第1図に示したエン
ジン回転数、スロツトル開度特性とほぼ同様であ
る。 以上説明したようなエンジンおよびトルクコン
バータの特性をふまえた上で、今第5図に示すよ
うに横軸にタービンおよびエンジン回転数
(RPM)をとり、縦軸にスロツトル開度をとつ
て、この座標に、タービンの出力トルクが零のと
きのタービン回転数―スロツトル開度特性を示す
ラインL0を描くとともに、タービン回転数が
2000RPMおよび4000RPMのときのエンジン回転
数―スロツトル開度特性を示すラインL2000およ
びL4000をそれぞれ描く。この図において、今タ
ービン回転数が2000RPMのときのエンジン回転
数―スロツトル開度特性をラインL2000を参照し
て分析する。このようにタービン回転数を
2000RPMとしてスロツトル開度を0%〜100%と
すると、エンジン回転数は、ほぼ1700RPM〜
2700RPMの間で変動し、スロツトル開度が約8
%すなわち約7度2分のときにタービン回転数と
同じ2000RPMとなり、それ以上のスロツトル開
度でタービン回転数以上となり、それ以下のスロ
ツトル開度でタービン回転数以下となる。すなわ
ち、エンジン回転数は、タービンの出力軸の発生
トルクが零とある点を境界にしタービン回転数に
対して大小するといる特性がある。 以上のようなエンジンおよびトルクコンバータ
の特性の下で、上記特開昭56−39353号に記載さ
れた自動変速機のロツクアツプ制御装置のロツク
アツプ制御特性について考えてみると、この従来
のロツクアツプ制御装置においては、上述のよう
にスロツトル開度が零となつたときにはじめてロ
ツクアツプを解除するようにしているので、ター
ビンの出力軸トルクが零のときのタービン回転数
―スロツトル開度特性を示すラインL0(第5図
参照)を越えてスロツトル開度が下がつた場合、
例えばタービン回転数が2000RPMのときには上
記したようにスロツトル開度が約8%〜0%の場
合にも、ロツクアツプ機構が作動状態で維持され
続けるため、実際上はエンジン回転数がタービン
回転数を下回つていなければならないにもかかわ
らず、ロツクアツプ作動のためエンジン回転数が
タービン回転数まで引き上げられてしまう。この
ようにエンジン回転数がタービン回転数に引き上
げられるということは、第2A図から分るよう
に、燃料を必要以上に消費することとなり、ロツ
クアツプ機構を使用して燃費の向上を図るという
目的に反することとなる。 第2の欠点 第2の欠点は、スロツトル開度が零となつた際
のロツクアツプ解除時に相当のトルクシヨツクが
発生することである。 これは、上記従来のロツクアツプ制御装置にお
いては、上述のように第5図に示すラインL0を
越えてスロツトル開度が下がつた場合にも、ロツ
クアツプ機構が作動状態で維持され続けるので、
この場合はむしろタービンによつてエンジンが回
転されることとなる。これば、いわばエンジンが
マイナスの出力トルクを発生している状態、換言
すればタービンにエンジンという負荷がかかつて
いる状態といえる。この従来のロツクアツプ制御
機構においては、スロツトル開度がさらに低下し
て零となつたときにはじめてロツクアツプが解除
されるので、タービンはこのとき急激な負荷変動
を受け、大きなトルクシヨツクが発生する。 第3の欠点 第3の欠点は、自動車の坂道での運転時にエン
ジン制動力がアクセル開度すなわちスロツトル開
度に対応せず、エンジン駆動力の急変点が生じて
しまうということである。 第6図は、従来装置においてアクセル開度を
徐々に下げていつたときの駆動力の変化の状態を
示すグラフである。駆動力が零の状態でアクセル
開度が下がつていくと、ロツクアツプ機構が作動
していない場合には、駆動力の変化は破線で示し
たようになる。ところがロツクアツプ機構が作動
している場合には、実線で示したように駆動力は
強制的に下げられるので、破線で示したロツクア
ツプ不作動時の駆動力を下回る。このような状況
の下で、アクセル開度が全閉となり、ロツクアツ
プが解除されると、駆動力は、破線で示したロツ
クアツプ不作動時の駆動力まで急激に引き上げら
れ、このときシヨツクを生ずる。 一方、アクセルは全閉から徐々に開いて行なつ
た場合には、上記とほぼ逆の行程をたどり、従つ
てロツクアツプ作動開始時に駆動力が急激に下が
り、このときシヨツクを生ずる。 以上に示した3つの欠点を鑑みて、スロツトル
開度が零になつた時に、ロツクアツプ解除を行な
うのではなく、エンジン出力の零ラインでロツク
アツプ解除を行なうようにした提案がなされてい
る。すなわち、第6A図に示すようにエンジンス
ロツトル開度とトルクコンバータのタービン回転
数との関係において、トルクコンバータの入出力
トルクの比(トルク比)が1となる個所を示す第
1ロツクアツプ制御線h1と、エンジン出力が零と
見なしうる状態となる個所を示す第2ロツクアツ
プ制御線h2と、エンストを起こさずにロツクアツ
プを許容できるタービン回転数の下限を示す第3
ロツクアツプ制御線h3とで囲まれるロツクアツプ
領域(図中、斜線で示す領域)においてロツクア
ツプを作動させるようにして前述の3つの欠点を
改善する提案がなされている。この場合、第1ロ
ツクアツプ制御線h1より右側、すなわち、タービ
ン回転数がh1より大きい領域においては、エンジ
ン出力トルクに対してトルクコンバータの出力ト
ルクが小さくなりトルクの増幅作用がなくなるの
でトルクコンバータとしての機能は不要となる。
このため、第1ロツクアツプ制御線h1より右側に
おいてはロツクアツプを作動させてエンジン出力
を変速機に直結して伝え、トルクコンバータによ
る動力損失をなくして燃費の向上を計るのであ
る。第2ロツクアツプ制御線h2より下側、すなわ
ち、スロツトル開度がh2より小さい領域において
は、前述の第1の欠点で示したようにロツクアツ
プ作動のままではエンジン回転がタービン回転に
よつて引き上げられ燃料消費量が増大するので、
この領域ではロツクアツプを解除して燃費の向上
を図るのである。これに対して、第3ロツクアツ
プ制御線はタービン回転数が所定値以下になつた
時にロツクアツプを解除し、トルクコンバータの
作用によりタービン回転は下がつてもエンジン回
転は所定値以上に保つてエンストの防止を図るも
のである。このため、燃費の点からは第3ロツク
アツプ制御線h3は可能な限り左側、すなわち、低
回転側に位置させ伝達効率の良いロツクアツプ領
域を広くするのが望ましい。 しかしながら、第3ロツクアツプ制御線h3を通
常の走行状態でエンス杜が生じない下限値になる
ように設定すると、走行中に急制動などによつて
タービン回転が急激に下げられた場合に、ブレー
キ作動と同時にロツクアツプ解除信号が発せられ
るのであるが、ロツクアツプ解除を行なうアクチ
ユエータ等の油圧系の応答時間遅れのため、ロツ
クアツプ作動信号を発してから実際にロツクアツ
プ解除がなされるまでの時間△t(すなわち、油
圧系の応答遅れの時間)にタービン回転数はエン
スト発生限界以下に下がつてしまいエンストを起
こすことになる。このため、第3ロツクアツプ制
御線h3は急制動時におけるロツクアツプ作動用油
圧系の応答遅れによつてもエンストを起こさない
回転域まで上げなければならない。このため、例
えば第6A図に示すように第3ロツクアツプ制御
線h3をエンストを起こさないh3′(破線)で示す
位置まで上げねばならず、線h1、h2、h3および
h3′で囲まれる領域Aにおいては、ロツクアツプ
が解除されることになり、それだけ燃費が悪くな
る。 一方、制動時におけるタービン回転数の低下率
は変速段によつても異なり、低速段程その低下率
は大きい。1例を第6B図に示し、この図により
低下率の違いを説明する。この図は、縦軸にエン
ジン回転数(RPM)、横軸に時間を表わし、走行
状態で0.8gの減速度となる急制動を行なつた
時、エンジン回転がエンスト限界である。
600RPMまで下がるまでの時間△ t1を各変速段
毎に示したものである。(なお、ロツクアツプ作
動状態ではエンジン回転数とタービン回転数は等
しい。)例えば、エンジン回転数1500RPMの時を
考えると、1速で走行中の時は線S1が1500RPM
の線と交差する時間が600RPMまで下がる時間
(△ t1(1速))であり、△ t1(1速)=0.32秒
である。これに対して、△ t1(2速)=0.58
秒、△ t1(3速)=0.9秒、△ t1(4速)=1.25
秒であり、1速の時の回転数が最も大きい。この
ため、第3ロツクアツプ制御線h3′も1速での急
制動時にエンストが生じない回転まで上げなけれ
ばならず(すなわち、△ t1≧△tとなる回転ま
で上げなければならない)第6A図における領域
Aは大きくなり燃費が悪くなる。特に、1速以外
の速度段においては、第3ロツクアツプ制御線
h3′を低回転側に移すことができるのであり、1
速以外の速度段における燃費を改善できる余地が
ある。 また、走行中にブレーキを作動させる場合、通
常は運転者はアクセルペダルからブレーキペダル
に踏み換えてブレーキを作動させる。このとき、
アクセルペダルから足を離すとアクセルは全閉と
なり第6A図に示すスロツトル開度“零”近くに
なつてロツクアツプ解除領域に入る。このため、
走行中にブレーキを作動する場合、ロツクアツプ
解除信号はアクセルペダルから足を離すとほぼ同
時に発せられることになり、運転者がアクセルペ
ダルからブレーキペダルに踏み換える時間△ t2
だけ、ブレーキ作動より早く発せられることにな
る。このため、エンストを防止するには △t1≦△ t1+△ t2 となる回転数に第3ロツクアツプ制御線を位置さ
せればよく、油圧系の応答遅れ時間△tは、ほぼ
一定のため△ t1が小さくてもよく、第3ロツク
アツプ制御線をペダル踏み換え時間△ t2に相当
する分だけタービン回転数の低い側に移動させる
ことができる。 以上のことを考えると、第3ロツクアツプ制御
線は、ペダル踏み換え時間を考慮するとともに、
制動時における各変速段毎のタービン回転数の低
下率に応じて、各変速段毎に制動時においてもエ
ンストを起こさないようなタービン回転数の下限
値になるように設定するのが燃費の点から望まし
い。 (発明の目的) 本発明は上記の問題に鑑み、各変速段毎にエン
ストを起こさない下限回点数領域近くまでロツク
アツプ領域を拡げて燃費改善を図ることのできる
自動変速機のロツクアツプ制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。 (発明の構成) 本発明の自動変速機のロツクアツプ制御装置
は、第7図に示されているようにエンジンaの出
力軸に連結されたトルクコンバータb、このトル
クコンバータbの出力軸に連結された変速歯車機
構c、前記トルクコンバータbの入力軸と出力軸
を断接し、動力伝達経路を切換えるロツクアツプ
手段d、このロツクアツプ手段dの操作のため該
ロツクアツプ手段dへ供給される圧力流体の供給
を制御する電磁手段e、前記トルクコンバータb
の出力軸回転数を検出するタービン回転数センサ
f、前記エンジンaの負荷の大きさを検出するエ
ンジン負荷センサg、前記タービン回転数センサ
の出力信号および前記エンジン負荷センサの出力
信号を入力し、これら2つの出力信号を予め設定
記憶されたロツクアツプ制御線h1,h2およびh3と
比較して、ロツクアツプのオン・オフ信号を発生
するロツクアツプ判定手段i、および前記ロツク
アツプのオン・オフ信号を受け、このオン・オフ
信号に基づき前記電磁手段を駆動制御して、前記
ロツクアツプ手段dの作動・解除を制御する制御
手段jを備え、ロツクアツプ判定手段iが、エン
ジンaの出力トルクとトルクコンバータbの出力
トルクの比が1とみなしうる状態のトルクコンバ
ータbのタービン回転数およびエンジン負荷に基
づいて予め設定された第1ロツクアツプ制御線h1
と、エンジン出力が零とみなしうる状態のタービ
ン回転数およびエンジン負荷に基づいて予め設定
された第2ロツクアツプ制御線h2(例えば、第4
図に示す発生トルクが零のときの、タービン回転
数―スロツトル開度特性のラインを用いる)と、
ロツクアツプ手段dの作動を許容し得る境界ライ
ンとしてタービン回転数の下限回転数に基づいて
各変速段毎に予め設定された複数の第3ロツクア
ツプ制御線h3とを記憶しており、この第3ロツク
アツプ制御線h3は変速段が高速ギヤ側になるに応
じてタービン回転数の低回転側へ位置するように
なつていることを特徴とするものである。 (発明の効果) 上記の如く構成された本発明による自動変速機
のロツクアツプ制御装置では、第3ロツクアツプ
制御線h3が車両制動時においてもエンストを起こ
さないようなタービン回転数の下限値に基づいて
各変速段毎に決められているので、各変速段毎に
ロツクアツプ領域を許容できる最大限まで拡げる
ことができ燃費低減を図ることができる。 (実施例) 以下、図面によつて本発明の実施例について説
明する。 第7A図は本発明におけるロツクアツプ判定手
段iを示すもので、スロツトル開度とタービン回
転数の関係において前述の如く第1ロツクアツプ
制御線h1、第2ロツクアツプ制御線h2および第3
ロツクアツプ制御線h3が定められ、このうち第3
ロツクアツプ制御線は各変速段に応じて、h3(1
速)からh3(4速)まで設定されている。第3ロ
ツクアツプ制御線h3はロツクアツプ作動用油圧系
の応答遅れ時間△t、ペダル踏み換え時間△
t2、および制動時のエンジン回転の低下率によつ
て決まる。例えば、△t=0.6秒、△ t2=0.2秒
とし0.8gの減速度となる制動を行なつてもエン
ストが起こらないようにする場合には、第6B図
においてエンスト限界である600RPMまで低下す
るまでの最低必要時間△ t1=△t−△ t2=0.4
秒となるエンジン回転数を読みとつた後、第7A
図において、各第3ロツクアツプ制御線h3(1
速)〜h3(4速)でのタービン回転数n1〜n4を、
上記の読み取つた回転数とすればよい。すなわ
ち、1速の時はn1≒1750RPMとなる。 なお、上記n1〜n4を決める場合、車の各種条件
を考慮すべきであり、例えば、タイヤが良くて急
制動時1.0gの減速度が出るものは、1.0gの減速
度におけるエンスト限界に応じて決めなければな
らない。また、上記減速度によつてエンスト限界
も異なるので、上記n1〜n4の値(すなわち、第3
ロツクアツプ制御線の位置)を実際に生じる減速
度に応じて変化させるようにして、ロツクアツプ
領域をより広くすることも可能である。 また、ペダル踏み換え時間は実際には第7B図
に示すようにアクセルペダルの踏み込み量に応じ
て変化し、特に踏み込み量の小さい部分でのペダ
ル踏み換え時間はアクセルペダルの踏み込み量に
応じて比較的大きく変化する。この条件に加え
て、ロツクアツプ解除信号がエンジン出力が零と
みなしうるアクセル開度の小さい所で発せられる
ことを考えると、アクセル踏み込み量に応じて第
7A図において破線h3′(1速)〜h3′(4速)で
示すように第3ロツクアツプ制御線を低回転側に
移動させてロツクアツプ領域を広げることも可能
である。 第8図は、本発明の一実施例に係るロツクアツ
プ制御装置が組み込まれた電子制御自動変速機の
機械部分の断面および油圧制御回路を示す図であ
る。 自動変速機の構造 自動変速機は、トルクコンバータ10と、多段
歯車変速機構20と、該トルクコンバータ10と
多段歯車変速機構20との間に配置されたオーバ
ードライブ用遊星歯車変速機構50とから構成さ
れている。 トルクコンバータ10は、エンジン出力軸1に
結合されたポンプ11、該ポンプ11に対向して
配置されたタービン12、及びポンプ11とター
ビン12との間に配置されたステータ13を有
し、タービン12にはコンバータ出力軸14が結
合されている。コンバータ出力軸14とポンプ1
1との間には、ロツクアツプクラツチ15が設け
られている。このロツクアツプクラツチ15は、
トルクコンバータ10内を循環する作動油圧力に
より常時係合方向に押されており、該クラツチ1
5に外部から供給される解放用油圧により解放状
態に保持される。 多段歯車変速機構20は、前段遊星歯車機構2
1と後段遊星歯車機構22を有し、前段遊星歯車
機構21のサンギア23と後段遊星歯車機構22
のサンギア24とは連結軸25により連結されて
いる。多段歯車変速機構20の入力軸26は、前
方クラツチ27を介して連結軸25に、また後方
クラツチ28を介して前段遊星歯車機構21のイ
ンターナルギア29をそれぞれ連結されるように
なつている。連結軸25すなわちサンギア23,
24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ30
が設けられている。前段遊星歯車機構21のプラ
ネタリキヤリア31と、後段遊星歯車機構22の
インターナルギヤ33とは出力軸34に連結さ
れ、後段遊星歯車機構22のプラネタリキヤリア
35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ36
とワンウエイクラツチ37が設けられている。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50は、
プラネタリギヤ51を回転自在に支持するプラネ
タリキヤリア52がトルクコンバータ10の出力
軸14に連結され、サンギア53は直結クラツチ
54を介してインターナルギア55に結合される
ようになつている。サンギア53と変速機ケース
との間には、オーバードライブブレーキ56が設
けられ、またインターナルギア55は多段歯車変
速機構20の入力軸26に連結されている。 多段歯車変速機構20は従来公知の形式で前進
3段、後進1段の変速段を有し、クラツチ27,
28及びブレーキ30,31を適宜作動させるこ
とにより所要の変速段を得ることができる。オー
バードライブ用遊星歯車変速機50は、直結クラ
ツチ54が係合しブレーキ56が解除されたとき
軸14,26を直結状態で結合し、ブレーキ56
が係合し、クラツチ54が解放されたとき軸1
4,26をオーバードライブ結合する。 油圧制動回路 以上説明した自動変速機は、第8図に示したよ
うな油圧制御回路を備えている。この油圧制御回
路は、エンジン出力軸1によつて駆動されるオイ
ルポンプ100を有し、このオイルポンプ100
から圧力ライン101に吐出された作動油は、調
圧弁102により圧力が調整されてセレクト弁1
03に導かれる。セレクト弁103は、1,2,
D,N,R,Pの各シフト位置を有し、該セレク
ト弁が1,2及びP位置にあるとき、圧力ライン
101は弁103のポートa,b,cに連通す
る。ポートaは後方クラツチ28の作動用アクチ
ユエータ104に接続されており、弁103が上
述の位置にあるとき、後方クラツチ28は係合状
態に保持される。ポートaは、また1―2シフト
弁110の左方端近傍のみ接続され、そのスプー
ルを図において右方に押し付けている。ポートa
は、更に第1ライン11を介して1―2シフト弁
110の右方端に、第2ラインL2を介して2―
3シフト弁120の右方端に、第3ラインL3を
介して3―4シフト弁130の右方端にそれぞれ
接続されている。上記第1、第2および第3ライ
ンL1,L2およびL3からは、それぞれ第1、第2
および第3ドレンラインD1,D2およびD3が分岐
しており、これらのドレンラインD1,D2,D3に
は、このドレンラインD1,D2,D3の開閉を行な
う第1、第2、第3ソレノイド弁SL1,SL2,SL3
が接続されている。連結ソレノイド弁SL1,
SL2,SL3は、ライン101とポートaが連通し
ている状態で、励磁されると、各ドレンライン
D1,D2,D3を閉じ、その結果第1、第2、第3
ライン内の圧力を高めるようになつている。 ポートbはセカンドロツク弁105にもライン
140を介して接続され、この圧力は弁105の
スプールを図において下方に押し下げるように作
用する。弁105のスプールが下方位置にあると
き、ライン140とライン141とが連通し油圧
が前方ブレーキ30のアクチユエータ108の係
合側圧力室に導入されて前方ブレーキ30を作動
方向に保持する。ポートcはセカンドロツク弁1
05に接続され、この圧力は該弁105のスプー
ルを上方に押し上げるように作用する。さらにポ
ートcは圧力ライン106を介して2―3シフト
弁120に接続されている。このライン106
は、第2ドレンラインD2のソレノイド弁SL2が励
磁されて、第2ラインL2内の圧力が高められ、
この圧力により2―3シフト弁120のスプール
が左方に移動させられたとき、ライン107に連
通する。ライン107は、前方ブレーキのアクチ
ユエータ108の解除側圧力室に接続され、該圧
力室に油圧が導入されたとき、アクチユエータ1
08は係合側圧力室の圧力に抗してブレーキ30
を解除方向に作動させる。また、ライン107の
圧力は、前方クラツチ27のアクチユエータ10
9にも導かれ、このクラツチ27を係合させる。 セレクト弁103は、1位置において圧力ライ
ン101に通じるポートdを有し、このポートd
は、ライン112を経て1―2シフト弁110に
達しさらにライン113を経て後方でブレーキ3
6のアクチユエータ114に接続される。1―2
シフト弁110及び2―3シフト弁120は、所
定の信号によりソレノイド弁SL1,SL2が励磁さ
れたとき、スプールを移動させてラインを切り替
え、これにより所定のブレーキ、又はクラツチが
作動し、それぞれ1―2,2―3の変速動作が行
なわれる。また油圧制御回路には調圧弁102か
らの油圧を安定させるカツトバツク用弁115、
吸気負圧の大きさに応じて調圧弁102からのラ
イン圧を変化させるバキユームスロツトル弁11
6、このスロツトル弁116を補助するスロツト
ルバツクアツプ弁117が設けられている。 さらに、本例の油圧制御回路にはオーバードラ
イブ用の遊星歯車変速機50のクラツチ54及び
ブレーキ56を制御するために、3―4シフト弁
130及びアクチユエータ132が設けられてい
る。アクチユエータ132の係合側圧力室は圧力
ライン101に接続されており、該ライン101
の圧力によりブレーキ56は係合方向に押されて
いる。この3―4シフト弁も上記1―2,2―3
シフト弁110,120と同様、ソレノイド弁
SL3が励磁されると該弁130のスプール131
が下方に移動し、圧力ライン101とライン12
2が遮断され、ライン122はドレーンされる。
これによつてブレーキ56のアクチユエータ13
2の解除側圧力室に作用する油圧がなくなり、ブ
レーキ56を係合方向に作動させるとともにクラ
ツチ54のアクチユエータ134がクラツチ54
を解除させるように作用する。 更に本例の油圧制御回路には、ロツクアツプ制
御弁133が設けられており、このロツクアツプ
制御弁133はラインL4を介してセレクト弁1
03のポートaに連通されている。このライン
L4からは、ドレンラインD1,D2,D3と同様、ソ
レノイド弁SL4が設けられたドレンラインD4が分
岐している。ロツクアツプ制御弁133は、ソレ
ノイド弁SL4が励磁されて、ドレンラインD4が閉
じられ、ラインL4内の圧力が高まつたとき、そ
のスプールがライン123とライン124を遮断
し、さらにライン124がドレーンされることで
ロツクアツプクラツチ15を接続方向に移動させ
るようになつている。 以上の構成において、各変速段およびロツクア
ツプと各ソレノイドの作動関係、および各変速段
とクラツチ、ブレーキの作動関係を次表に示す。
細には、トルクコンバータの入出力軸を直結する
ロツクアツプ機構の制御装置に関する。 (従来技術) トルクコンバータは、通常ポンプインペラとタ
ービンランナおよびそれらの間に配置されたステ
ータとを備えており、エンジン駆動されるポンプ
インペラから作動油を循環させ、タービンランナ
から出た作動油を、適当な角度をもつた上記ステ
ータにより、ポンプインペラの回転を妨げない方
向からスムーズに入れ、循環する作動油の速度を
落とすことなく、この作動を繰り返すことによ
り、タービンランナの反動力を大きくしてトルク
の増大を行なう。トルクコンバータは、タービン
の回転速度がポンプの回転速度に比し遅い場合に
は、トルクの増大も大きく、タービン回転速度が
ポンプ回転速度に近づくに従つてトルクの増大が
小さくなるという自動変速作用をもつものである
が、ポンプとタービンとの間のスリツプによる動
力伝達効率の低下を避けることができず、燃費が
悪くなるという欠点を有している。このスリツプ
をなくし、動力伝達効率の低下を解消して、燃費
の向上を図るため、最近では、トルクコンバータ
の入力軸と出力軸を直結する直結機構またはロツ
クアツプ機構すなわち直結クラツチまたはロツク
アツプクラツチを設け、タービン回転速度がポン
プ回転速度に接近した運転状態下では、ロツクア
ツプクラツチによりポンプとタービンを直結する
ロツクアツプ制御を行なうことが提案されてい
る。 このロツクアツプ制御は、例えば特開昭56−
138559号公報に記載されているようにエンジンの
出力軸ないしエンジンにより駆動される軸の回転
数を検出する回転数センサからの回転数信号、お
よび吸気管負圧を検出することによつて、エンジ
ン負荷を検出する負荷センサからの負荷信号を、
予め上記回転数およびエンジン負荷に基づいて設
定されたロツクアツプ制御線に照合して、上記回
転数信号と負荷信号の関係すなわち上記2つの信
号によつて決定される座標が、上記ロツクアツプ
制御線より高回転側のロツクアツプ作動ゾーンに
あるときには、上記ロツクアツプ機構を作動させ
てロツクアツプを行ない、一方上記座標が、上記
ロツクアツプ制御線より低回転側のロツクアツプ
解除ゾーンにあるときには、上記ロツクアツプ機
構の作動を停止し、ロツクアツプ解除を行なうよ
うになつている。 上記公開特許公報に記載されたロツクアツプ制
御においては、トルクコンバータのロツクアツプ
機構の作動・解除を、エンジンの運転状態に応じ
た望ましい条件で自動的に制御することができ、
燃費の向上を図ることができる。ところが、この
ロツクアツプ制御においては、スロツトル全閉時
にあつても、上記回転数信号と負荷信号の関係す
なわちこの2つの信号によつて決定される座標
が、上記ロツクアツプ制御線の高回転側のロツク
アツプ作動ゾーンにあるときには、ロツクアツプ
機構が作動し、トルクコンバータの入力軸と出力
軸がロツクアツプされてしまうが、スロツトル全
閉時にはエンジン出力が不安定なため、ロツクア
ツプが作動していると、振動が生ずるおそれがあ
る。 そこで、例えば特開昭56−39353号において
は、スロツトル全閉時あるいはその近傍では、上
記回転数およびエンジン負荷の関係と、上記ロツ
クアツプ制御線との関係にかかわらずロツクアツ
プを解除するロツクアツプ制御方法が提案されて
いる。 ところが、このように単にスロツトル全閉時あ
るいはその近傍でロツクアツプを解除するロツク
アツプ制御方法においては、次に示すような3つ
の欠点を有している。 第1の欠点 第1の欠点は、燃費の点で不利なことである。 第1図は、エンジン単体、すなわちエンジンに
負荷をかけないで回転させたときに、エンジンの
出力軸トルクが0,2,3,4〜14.5Kg・mで一
定としたときのエンジン回転数―スロツトル開度
特性を示したもので、この第1図から分かるよう
に、エンジンの出力軸トルクが零のときのエンジ
ン回転数―スロツトル開度特性は、右上がりのラ
インで示され、スロツトル開度が大きくなればエ
ンジン回転数も増大する。 次いで第2図は、スロツトル開度を10度、20
度、30度、40度、50度、60度、全開で一定とした
ときのエンジン回転数―出力トルク特性(破
線)、および燃料消費率を2,4,6,8,10,
12/Hで一定としたときのエンジン回転数―出
力トルク特性(実線)を示したものである。この
第2図に実線で示されたエンジン回転数―出力ト
ルク特性から分るように、同じ出力トルクの場合
は、エンジン回転数が小さい方が燃費が良い。出
力トルクが零の場合のエンジン回転数―燃料流量
特性を特に第2A図に示す。 次いで、第3図は、エンジン出力軸にトルクコ
ンバータを連結し、スロツトル開度を0/8(全
閉)、1/8,3/8,8/8(全開)で一定に
したときのタービン回転数―エンジン回転数特性
(破線)、およびスロツトル開度を0/8(全
閉)、1/8,2/8,3/8,4/8,5/
8,6/8,7/8,8/8(全開)で一定とし
たときのタービン回転数―タービン出力軸トルク
特性(実線)で示したものである。 次いで第4図は、タービン出力軸トルクが0,
2,3……18Kg・mで一定としたときのタービン
回転数―スロツトル開度特性を示したもので、こ
の第4図から分るように、このタービン回転数―
スロツトル開度特性は、上記第1図に示したエン
ジン回転数、スロツトル開度特性とほぼ同様であ
る。 以上説明したようなエンジンおよびトルクコン
バータの特性をふまえた上で、今第5図に示すよ
うに横軸にタービンおよびエンジン回転数
(RPM)をとり、縦軸にスロツトル開度をとつ
て、この座標に、タービンの出力トルクが零のと
きのタービン回転数―スロツトル開度特性を示す
ラインL0を描くとともに、タービン回転数が
2000RPMおよび4000RPMのときのエンジン回転
数―スロツトル開度特性を示すラインL2000およ
びL4000をそれぞれ描く。この図において、今タ
ービン回転数が2000RPMのときのエンジン回転
数―スロツトル開度特性をラインL2000を参照し
て分析する。このようにタービン回転数を
2000RPMとしてスロツトル開度を0%〜100%と
すると、エンジン回転数は、ほぼ1700RPM〜
2700RPMの間で変動し、スロツトル開度が約8
%すなわち約7度2分のときにタービン回転数と
同じ2000RPMとなり、それ以上のスロツトル開
度でタービン回転数以上となり、それ以下のスロ
ツトル開度でタービン回転数以下となる。すなわ
ち、エンジン回転数は、タービンの出力軸の発生
トルクが零とある点を境界にしタービン回転数に
対して大小するといる特性がある。 以上のようなエンジンおよびトルクコンバータ
の特性の下で、上記特開昭56−39353号に記載さ
れた自動変速機のロツクアツプ制御装置のロツク
アツプ制御特性について考えてみると、この従来
のロツクアツプ制御装置においては、上述のよう
にスロツトル開度が零となつたときにはじめてロ
ツクアツプを解除するようにしているので、ター
ビンの出力軸トルクが零のときのタービン回転数
―スロツトル開度特性を示すラインL0(第5図
参照)を越えてスロツトル開度が下がつた場合、
例えばタービン回転数が2000RPMのときには上
記したようにスロツトル開度が約8%〜0%の場
合にも、ロツクアツプ機構が作動状態で維持され
続けるため、実際上はエンジン回転数がタービン
回転数を下回つていなければならないにもかかわ
らず、ロツクアツプ作動のためエンジン回転数が
タービン回転数まで引き上げられてしまう。この
ようにエンジン回転数がタービン回転数に引き上
げられるということは、第2A図から分るよう
に、燃料を必要以上に消費することとなり、ロツ
クアツプ機構を使用して燃費の向上を図るという
目的に反することとなる。 第2の欠点 第2の欠点は、スロツトル開度が零となつた際
のロツクアツプ解除時に相当のトルクシヨツクが
発生することである。 これは、上記従来のロツクアツプ制御装置にお
いては、上述のように第5図に示すラインL0を
越えてスロツトル開度が下がつた場合にも、ロツ
クアツプ機構が作動状態で維持され続けるので、
この場合はむしろタービンによつてエンジンが回
転されることとなる。これば、いわばエンジンが
マイナスの出力トルクを発生している状態、換言
すればタービンにエンジンという負荷がかかつて
いる状態といえる。この従来のロツクアツプ制御
機構においては、スロツトル開度がさらに低下し
て零となつたときにはじめてロツクアツプが解除
されるので、タービンはこのとき急激な負荷変動
を受け、大きなトルクシヨツクが発生する。 第3の欠点 第3の欠点は、自動車の坂道での運転時にエン
ジン制動力がアクセル開度すなわちスロツトル開
度に対応せず、エンジン駆動力の急変点が生じて
しまうということである。 第6図は、従来装置においてアクセル開度を
徐々に下げていつたときの駆動力の変化の状態を
示すグラフである。駆動力が零の状態でアクセル
開度が下がつていくと、ロツクアツプ機構が作動
していない場合には、駆動力の変化は破線で示し
たようになる。ところがロツクアツプ機構が作動
している場合には、実線で示したように駆動力は
強制的に下げられるので、破線で示したロツクア
ツプ不作動時の駆動力を下回る。このような状況
の下で、アクセル開度が全閉となり、ロツクアツ
プが解除されると、駆動力は、破線で示したロツ
クアツプ不作動時の駆動力まで急激に引き上げら
れ、このときシヨツクを生ずる。 一方、アクセルは全閉から徐々に開いて行なつ
た場合には、上記とほぼ逆の行程をたどり、従つ
てロツクアツプ作動開始時に駆動力が急激に下が
り、このときシヨツクを生ずる。 以上に示した3つの欠点を鑑みて、スロツトル
開度が零になつた時に、ロツクアツプ解除を行な
うのではなく、エンジン出力の零ラインでロツク
アツプ解除を行なうようにした提案がなされてい
る。すなわち、第6A図に示すようにエンジンス
ロツトル開度とトルクコンバータのタービン回転
数との関係において、トルクコンバータの入出力
トルクの比(トルク比)が1となる個所を示す第
1ロツクアツプ制御線h1と、エンジン出力が零と
見なしうる状態となる個所を示す第2ロツクアツ
プ制御線h2と、エンストを起こさずにロツクアツ
プを許容できるタービン回転数の下限を示す第3
ロツクアツプ制御線h3とで囲まれるロツクアツプ
領域(図中、斜線で示す領域)においてロツクア
ツプを作動させるようにして前述の3つの欠点を
改善する提案がなされている。この場合、第1ロ
ツクアツプ制御線h1より右側、すなわち、タービ
ン回転数がh1より大きい領域においては、エンジ
ン出力トルクに対してトルクコンバータの出力ト
ルクが小さくなりトルクの増幅作用がなくなるの
でトルクコンバータとしての機能は不要となる。
このため、第1ロツクアツプ制御線h1より右側に
おいてはロツクアツプを作動させてエンジン出力
を変速機に直結して伝え、トルクコンバータによ
る動力損失をなくして燃費の向上を計るのであ
る。第2ロツクアツプ制御線h2より下側、すなわ
ち、スロツトル開度がh2より小さい領域において
は、前述の第1の欠点で示したようにロツクアツ
プ作動のままではエンジン回転がタービン回転に
よつて引き上げられ燃料消費量が増大するので、
この領域ではロツクアツプを解除して燃費の向上
を図るのである。これに対して、第3ロツクアツ
プ制御線はタービン回転数が所定値以下になつた
時にロツクアツプを解除し、トルクコンバータの
作用によりタービン回転は下がつてもエンジン回
転は所定値以上に保つてエンストの防止を図るも
のである。このため、燃費の点からは第3ロツク
アツプ制御線h3は可能な限り左側、すなわち、低
回転側に位置させ伝達効率の良いロツクアツプ領
域を広くするのが望ましい。 しかしながら、第3ロツクアツプ制御線h3を通
常の走行状態でエンス杜が生じない下限値になる
ように設定すると、走行中に急制動などによつて
タービン回転が急激に下げられた場合に、ブレー
キ作動と同時にロツクアツプ解除信号が発せられ
るのであるが、ロツクアツプ解除を行なうアクチ
ユエータ等の油圧系の応答時間遅れのため、ロツ
クアツプ作動信号を発してから実際にロツクアツ
プ解除がなされるまでの時間△t(すなわち、油
圧系の応答遅れの時間)にタービン回転数はエン
スト発生限界以下に下がつてしまいエンストを起
こすことになる。このため、第3ロツクアツプ制
御線h3は急制動時におけるロツクアツプ作動用油
圧系の応答遅れによつてもエンストを起こさない
回転域まで上げなければならない。このため、例
えば第6A図に示すように第3ロツクアツプ制御
線h3をエンストを起こさないh3′(破線)で示す
位置まで上げねばならず、線h1、h2、h3および
h3′で囲まれる領域Aにおいては、ロツクアツプ
が解除されることになり、それだけ燃費が悪くな
る。 一方、制動時におけるタービン回転数の低下率
は変速段によつても異なり、低速段程その低下率
は大きい。1例を第6B図に示し、この図により
低下率の違いを説明する。この図は、縦軸にエン
ジン回転数(RPM)、横軸に時間を表わし、走行
状態で0.8gの減速度となる急制動を行なつた
時、エンジン回転がエンスト限界である。
600RPMまで下がるまでの時間△ t1を各変速段
毎に示したものである。(なお、ロツクアツプ作
動状態ではエンジン回転数とタービン回転数は等
しい。)例えば、エンジン回転数1500RPMの時を
考えると、1速で走行中の時は線S1が1500RPM
の線と交差する時間が600RPMまで下がる時間
(△ t1(1速))であり、△ t1(1速)=0.32秒
である。これに対して、△ t1(2速)=0.58
秒、△ t1(3速)=0.9秒、△ t1(4速)=1.25
秒であり、1速の時の回転数が最も大きい。この
ため、第3ロツクアツプ制御線h3′も1速での急
制動時にエンストが生じない回転まで上げなけれ
ばならず(すなわち、△ t1≧△tとなる回転ま
で上げなければならない)第6A図における領域
Aは大きくなり燃費が悪くなる。特に、1速以外
の速度段においては、第3ロツクアツプ制御線
h3′を低回転側に移すことができるのであり、1
速以外の速度段における燃費を改善できる余地が
ある。 また、走行中にブレーキを作動させる場合、通
常は運転者はアクセルペダルからブレーキペダル
に踏み換えてブレーキを作動させる。このとき、
アクセルペダルから足を離すとアクセルは全閉と
なり第6A図に示すスロツトル開度“零”近くに
なつてロツクアツプ解除領域に入る。このため、
走行中にブレーキを作動する場合、ロツクアツプ
解除信号はアクセルペダルから足を離すとほぼ同
時に発せられることになり、運転者がアクセルペ
ダルからブレーキペダルに踏み換える時間△ t2
だけ、ブレーキ作動より早く発せられることにな
る。このため、エンストを防止するには △t1≦△ t1+△ t2 となる回転数に第3ロツクアツプ制御線を位置さ
せればよく、油圧系の応答遅れ時間△tは、ほぼ
一定のため△ t1が小さくてもよく、第3ロツク
アツプ制御線をペダル踏み換え時間△ t2に相当
する分だけタービン回転数の低い側に移動させる
ことができる。 以上のことを考えると、第3ロツクアツプ制御
線は、ペダル踏み換え時間を考慮するとともに、
制動時における各変速段毎のタービン回転数の低
下率に応じて、各変速段毎に制動時においてもエ
ンストを起こさないようなタービン回転数の下限
値になるように設定するのが燃費の点から望まし
い。 (発明の目的) 本発明は上記の問題に鑑み、各変速段毎にエン
ストを起こさない下限回点数領域近くまでロツク
アツプ領域を拡げて燃費改善を図ることのできる
自動変速機のロツクアツプ制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。 (発明の構成) 本発明の自動変速機のロツクアツプ制御装置
は、第7図に示されているようにエンジンaの出
力軸に連結されたトルクコンバータb、このトル
クコンバータbの出力軸に連結された変速歯車機
構c、前記トルクコンバータbの入力軸と出力軸
を断接し、動力伝達経路を切換えるロツクアツプ
手段d、このロツクアツプ手段dの操作のため該
ロツクアツプ手段dへ供給される圧力流体の供給
を制御する電磁手段e、前記トルクコンバータb
の出力軸回転数を検出するタービン回転数センサ
f、前記エンジンaの負荷の大きさを検出するエ
ンジン負荷センサg、前記タービン回転数センサ
の出力信号および前記エンジン負荷センサの出力
信号を入力し、これら2つの出力信号を予め設定
記憶されたロツクアツプ制御線h1,h2およびh3と
比較して、ロツクアツプのオン・オフ信号を発生
するロツクアツプ判定手段i、および前記ロツク
アツプのオン・オフ信号を受け、このオン・オフ
信号に基づき前記電磁手段を駆動制御して、前記
ロツクアツプ手段dの作動・解除を制御する制御
手段jを備え、ロツクアツプ判定手段iが、エン
ジンaの出力トルクとトルクコンバータbの出力
トルクの比が1とみなしうる状態のトルクコンバ
ータbのタービン回転数およびエンジン負荷に基
づいて予め設定された第1ロツクアツプ制御線h1
と、エンジン出力が零とみなしうる状態のタービ
ン回転数およびエンジン負荷に基づいて予め設定
された第2ロツクアツプ制御線h2(例えば、第4
図に示す発生トルクが零のときの、タービン回転
数―スロツトル開度特性のラインを用いる)と、
ロツクアツプ手段dの作動を許容し得る境界ライ
ンとしてタービン回転数の下限回転数に基づいて
各変速段毎に予め設定された複数の第3ロツクア
ツプ制御線h3とを記憶しており、この第3ロツク
アツプ制御線h3は変速段が高速ギヤ側になるに応
じてタービン回転数の低回転側へ位置するように
なつていることを特徴とするものである。 (発明の効果) 上記の如く構成された本発明による自動変速機
のロツクアツプ制御装置では、第3ロツクアツプ
制御線h3が車両制動時においてもエンストを起こ
さないようなタービン回転数の下限値に基づいて
各変速段毎に決められているので、各変速段毎に
ロツクアツプ領域を許容できる最大限まで拡げる
ことができ燃費低減を図ることができる。 (実施例) 以下、図面によつて本発明の実施例について説
明する。 第7A図は本発明におけるロツクアツプ判定手
段iを示すもので、スロツトル開度とタービン回
転数の関係において前述の如く第1ロツクアツプ
制御線h1、第2ロツクアツプ制御線h2および第3
ロツクアツプ制御線h3が定められ、このうち第3
ロツクアツプ制御線は各変速段に応じて、h3(1
速)からh3(4速)まで設定されている。第3ロ
ツクアツプ制御線h3はロツクアツプ作動用油圧系
の応答遅れ時間△t、ペダル踏み換え時間△
t2、および制動時のエンジン回転の低下率によつ
て決まる。例えば、△t=0.6秒、△ t2=0.2秒
とし0.8gの減速度となる制動を行なつてもエン
ストが起こらないようにする場合には、第6B図
においてエンスト限界である600RPMまで低下す
るまでの最低必要時間△ t1=△t−△ t2=0.4
秒となるエンジン回転数を読みとつた後、第7A
図において、各第3ロツクアツプ制御線h3(1
速)〜h3(4速)でのタービン回転数n1〜n4を、
上記の読み取つた回転数とすればよい。すなわ
ち、1速の時はn1≒1750RPMとなる。 なお、上記n1〜n4を決める場合、車の各種条件
を考慮すべきであり、例えば、タイヤが良くて急
制動時1.0gの減速度が出るものは、1.0gの減速
度におけるエンスト限界に応じて決めなければな
らない。また、上記減速度によつてエンスト限界
も異なるので、上記n1〜n4の値(すなわち、第3
ロツクアツプ制御線の位置)を実際に生じる減速
度に応じて変化させるようにして、ロツクアツプ
領域をより広くすることも可能である。 また、ペダル踏み換え時間は実際には第7B図
に示すようにアクセルペダルの踏み込み量に応じ
て変化し、特に踏み込み量の小さい部分でのペダ
ル踏み換え時間はアクセルペダルの踏み込み量に
応じて比較的大きく変化する。この条件に加え
て、ロツクアツプ解除信号がエンジン出力が零と
みなしうるアクセル開度の小さい所で発せられる
ことを考えると、アクセル踏み込み量に応じて第
7A図において破線h3′(1速)〜h3′(4速)で
示すように第3ロツクアツプ制御線を低回転側に
移動させてロツクアツプ領域を広げることも可能
である。 第8図は、本発明の一実施例に係るロツクアツ
プ制御装置が組み込まれた電子制御自動変速機の
機械部分の断面および油圧制御回路を示す図であ
る。 自動変速機の構造 自動変速機は、トルクコンバータ10と、多段
歯車変速機構20と、該トルクコンバータ10と
多段歯車変速機構20との間に配置されたオーバ
ードライブ用遊星歯車変速機構50とから構成さ
れている。 トルクコンバータ10は、エンジン出力軸1に
結合されたポンプ11、該ポンプ11に対向して
配置されたタービン12、及びポンプ11とター
ビン12との間に配置されたステータ13を有
し、タービン12にはコンバータ出力軸14が結
合されている。コンバータ出力軸14とポンプ1
1との間には、ロツクアツプクラツチ15が設け
られている。このロツクアツプクラツチ15は、
トルクコンバータ10内を循環する作動油圧力に
より常時係合方向に押されており、該クラツチ1
5に外部から供給される解放用油圧により解放状
態に保持される。 多段歯車変速機構20は、前段遊星歯車機構2
1と後段遊星歯車機構22を有し、前段遊星歯車
機構21のサンギア23と後段遊星歯車機構22
のサンギア24とは連結軸25により連結されて
いる。多段歯車変速機構20の入力軸26は、前
方クラツチ27を介して連結軸25に、また後方
クラツチ28を介して前段遊星歯車機構21のイ
ンターナルギア29をそれぞれ連結されるように
なつている。連結軸25すなわちサンギア23,
24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ30
が設けられている。前段遊星歯車機構21のプラ
ネタリキヤリア31と、後段遊星歯車機構22の
インターナルギヤ33とは出力軸34に連結さ
れ、後段遊星歯車機構22のプラネタリキヤリア
35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ36
とワンウエイクラツチ37が設けられている。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50は、
プラネタリギヤ51を回転自在に支持するプラネ
タリキヤリア52がトルクコンバータ10の出力
軸14に連結され、サンギア53は直結クラツチ
54を介してインターナルギア55に結合される
ようになつている。サンギア53と変速機ケース
との間には、オーバードライブブレーキ56が設
けられ、またインターナルギア55は多段歯車変
速機構20の入力軸26に連結されている。 多段歯車変速機構20は従来公知の形式で前進
3段、後進1段の変速段を有し、クラツチ27,
28及びブレーキ30,31を適宜作動させるこ
とにより所要の変速段を得ることができる。オー
バードライブ用遊星歯車変速機50は、直結クラ
ツチ54が係合しブレーキ56が解除されたとき
軸14,26を直結状態で結合し、ブレーキ56
が係合し、クラツチ54が解放されたとき軸1
4,26をオーバードライブ結合する。 油圧制動回路 以上説明した自動変速機は、第8図に示したよ
うな油圧制御回路を備えている。この油圧制御回
路は、エンジン出力軸1によつて駆動されるオイ
ルポンプ100を有し、このオイルポンプ100
から圧力ライン101に吐出された作動油は、調
圧弁102により圧力が調整されてセレクト弁1
03に導かれる。セレクト弁103は、1,2,
D,N,R,Pの各シフト位置を有し、該セレク
ト弁が1,2及びP位置にあるとき、圧力ライン
101は弁103のポートa,b,cに連通す
る。ポートaは後方クラツチ28の作動用アクチ
ユエータ104に接続されており、弁103が上
述の位置にあるとき、後方クラツチ28は係合状
態に保持される。ポートaは、また1―2シフト
弁110の左方端近傍のみ接続され、そのスプー
ルを図において右方に押し付けている。ポートa
は、更に第1ライン11を介して1―2シフト弁
110の右方端に、第2ラインL2を介して2―
3シフト弁120の右方端に、第3ラインL3を
介して3―4シフト弁130の右方端にそれぞれ
接続されている。上記第1、第2および第3ライ
ンL1,L2およびL3からは、それぞれ第1、第2
および第3ドレンラインD1,D2およびD3が分岐
しており、これらのドレンラインD1,D2,D3に
は、このドレンラインD1,D2,D3の開閉を行な
う第1、第2、第3ソレノイド弁SL1,SL2,SL3
が接続されている。連結ソレノイド弁SL1,
SL2,SL3は、ライン101とポートaが連通し
ている状態で、励磁されると、各ドレンライン
D1,D2,D3を閉じ、その結果第1、第2、第3
ライン内の圧力を高めるようになつている。 ポートbはセカンドロツク弁105にもライン
140を介して接続され、この圧力は弁105の
スプールを図において下方に押し下げるように作
用する。弁105のスプールが下方位置にあると
き、ライン140とライン141とが連通し油圧
が前方ブレーキ30のアクチユエータ108の係
合側圧力室に導入されて前方ブレーキ30を作動
方向に保持する。ポートcはセカンドロツク弁1
05に接続され、この圧力は該弁105のスプー
ルを上方に押し上げるように作用する。さらにポ
ートcは圧力ライン106を介して2―3シフト
弁120に接続されている。このライン106
は、第2ドレンラインD2のソレノイド弁SL2が励
磁されて、第2ラインL2内の圧力が高められ、
この圧力により2―3シフト弁120のスプール
が左方に移動させられたとき、ライン107に連
通する。ライン107は、前方ブレーキのアクチ
ユエータ108の解除側圧力室に接続され、該圧
力室に油圧が導入されたとき、アクチユエータ1
08は係合側圧力室の圧力に抗してブレーキ30
を解除方向に作動させる。また、ライン107の
圧力は、前方クラツチ27のアクチユエータ10
9にも導かれ、このクラツチ27を係合させる。 セレクト弁103は、1位置において圧力ライ
ン101に通じるポートdを有し、このポートd
は、ライン112を経て1―2シフト弁110に
達しさらにライン113を経て後方でブレーキ3
6のアクチユエータ114に接続される。1―2
シフト弁110及び2―3シフト弁120は、所
定の信号によりソレノイド弁SL1,SL2が励磁さ
れたとき、スプールを移動させてラインを切り替
え、これにより所定のブレーキ、又はクラツチが
作動し、それぞれ1―2,2―3の変速動作が行
なわれる。また油圧制御回路には調圧弁102か
らの油圧を安定させるカツトバツク用弁115、
吸気負圧の大きさに応じて調圧弁102からのラ
イン圧を変化させるバキユームスロツトル弁11
6、このスロツトル弁116を補助するスロツト
ルバツクアツプ弁117が設けられている。 さらに、本例の油圧制御回路にはオーバードラ
イブ用の遊星歯車変速機50のクラツチ54及び
ブレーキ56を制御するために、3―4シフト弁
130及びアクチユエータ132が設けられてい
る。アクチユエータ132の係合側圧力室は圧力
ライン101に接続されており、該ライン101
の圧力によりブレーキ56は係合方向に押されて
いる。この3―4シフト弁も上記1―2,2―3
シフト弁110,120と同様、ソレノイド弁
SL3が励磁されると該弁130のスプール131
が下方に移動し、圧力ライン101とライン12
2が遮断され、ライン122はドレーンされる。
これによつてブレーキ56のアクチユエータ13
2の解除側圧力室に作用する油圧がなくなり、ブ
レーキ56を係合方向に作動させるとともにクラ
ツチ54のアクチユエータ134がクラツチ54
を解除させるように作用する。 更に本例の油圧制御回路には、ロツクアツプ制
御弁133が設けられており、このロツクアツプ
制御弁133はラインL4を介してセレクト弁1
03のポートaに連通されている。このライン
L4からは、ドレンラインD1,D2,D3と同様、ソ
レノイド弁SL4が設けられたドレンラインD4が分
岐している。ロツクアツプ制御弁133は、ソレ
ノイド弁SL4が励磁されて、ドレンラインD4が閉
じられ、ラインL4内の圧力が高まつたとき、そ
のスプールがライン123とライン124を遮断
し、さらにライン124がドレーンされることで
ロツクアツプクラツチ15を接続方向に移動させ
るようになつている。 以上の構成において、各変速段およびロツクア
ツプと各ソレノイドの作動関係、および各変速段
とクラツチ、ブレーキの作動関係を次表に示す。
【表】
【表】
【表】
電子制御回路
次に第9図を参照しつつ、上記油圧制御回路を
作動制御させるための電子制御回路200を説明
する。 電子制御回路200は、上記油圧制御回路中の
1―2シフト弁110、2―3シフト弁120、
3―4シフト弁130の各ソレノイド弁SL1、
SL2、SL3からなる変速用ソレノイド206を制
御するための変速制御回路201、及びロツクア
ツプ用ソレノイドSL4を制御するためのロツクア
ツプ制御回路202を備えている。この変速制御
回路201およびロツクアツプ制御回路202に
は、エンジンの吸気通路内に設けられたスロツト
ル弁206の開度からエンジンの負荷を検出する
スロツトル開度センサ204、トルクコンバータ
出力軸の回転数を検出するタービン回転数センサ
203、および変速段の状態を検出する変速段セ
ンサ205がそれぞれ接続され、これらのセンサ
から各検出信号を入力するようになつている。電
子制御回路200において、この各センサからの
信号を、例えば第9A図に示されているようなタ
ービン回転数―エンジン負荷特性に基づき決定さ
れたシフトアツプ変速線Lu、シフトダウン変速
線Ldおよびロツクアツプ制御線h1、h2、h3に照し
て、変速およびロツクアツプの判断を行ない、こ
の判断に応じて変速用ソレノイド206およびロ
ツクアツプ用ソレノイド207の制御がなされ
る。なお、第1ロツクアツプ制御線h1はトルクコ
ンバータの入出力トルク比がほぼ1となる位置に
基づき、第2ロツクアツプ制御線h2はエンジンの
出力軸トルクが零となる線に基づいて定められ、
各変速段とも共通であるが、第3ロツクアツプ制
御線h3は、制動時においてもエンストを起こさな
いタービン回転数の下限値に基づき変速段センサ
205で検出される各変速段毎に定められてい
る。 以下、上記電子制御回路200による自動変速
機の制御の一例を説明する。電子制御回路200
は、マイクロコンピユータにより構成されている
のが好ましく、この電子制御回路200に組み込
まれたプログラムは、例えば第10図以降に示さ
れたフローチヤートに従つて実行される。 第10図は、変速制御の全体フローチヤートを
示し、変速制御は、この図からも解かるようにま
ずイニシヤライズ設定から行なわれる。このイニ
シヤライズ設定は、まず自動変速機の油圧制御回
路の切換えを行なう各制御弁のポートおよび必要
なカウンタをイニシヤライズして歯車変速機構2
0を一速に、ロツクアツプクラツチ15を解除に
それぞれ設定する。この後、電子制御回路200
の各種ワーキングエリアをイニシヤライズして、
イニシヤライズ設定を完了する。 次いで、このフローチヤートを実行する速度を
設定するためのタイマTの値から1を引いてその
値をTに置き換える。これは、例えば、T=20と
した場合、20回のフローを行なうことによりタイ
マがリセツトされることを意味し、タイマのリセ
ツトが1秒毎になるようにすれば1秒間に20回の
メインプログラムの実行がなされる。 この後、セレクト弁103の位置すなわちシフ
トレンジを読むステツプが行なわれる。次いで、
この読まれたシフトレンジが1レンジであるか否
かが判定される。この判定がNOのときには、シ
フトレンジが2レンジであるは否かが判定され
る。この判定がYESのとき、すなわちシフトレ
ンジが2レンジであるときには、ロツクアツプを
解除するとともに歯車変速機構20を第2速に変
速するようにシフト弁を制御する信号を発生した
後ステツプS1に進む。一方、上記2レンジかの
判定がNOのときには、シフトレンジがDレンジ
であるので、Dレンジにおける変速段に応じたシ
フトチエンジ制御線およびロツクアツプ制御線を
含む変速およびロツクアツプマツプを設定する。
次いで、シフトアツプ判定を含むシフトアツプ変
速制御が行なわれる。このシフトアツプ変速制御
は、第11図に示したシフトアツプ変速制御サブ
ルーチンに従つて実行され、その後、第13図に
示したシフトダウン変速制御サブルーチンに従う
シフトダウン変速制御、および第15図に示した
ロツクアツプ制御サブルーチンに従うロツクアツ
プ制御がこの順に行なわれ、ステツプS1に進
む。また、シフトレンジが1レンジであると判定
された時は、まずロツクアツプを解除し、次いで
第1速へシフトダウンしたとき、エンジンがオー
バーランするか否かを演算する。この後、この演
算に基づき、オーバーランするか否かの判定を行
ない、この判定がNOのときには第1速へ変速
し、この判定がYESのときには第2速へ変速す
る。この後、ステツプS1に進む。 ステツプS1においては、このフローチヤート
を実行する速度を決めるため一定時間の遅れを作
り出すものであり、例えば50m秒の時間遅れを作
り出した後、フローチヤートの再実行を行う。こ
のステツプS1での時間遅れはタイマTと関連し
ていて、例えばタイマTの初期値をT=20とすれ
ば、50m秒の時間遅れが20回繰り返されて1秒の
時間遅れなので、タイマTは1秒毎にリセツトさ
れることになる。 シフトアツプ変速制御 このシフトアツプ変速制御は、第11図に示す
ようにまず変速段すなわち歯車変速機構20の位
置を読み出し、この読み出された変速段に基づ
き、現在第4速であるか否かの判定を行なうこと
から始められる。この判定がYESのときは、こ
れ以外のシフトアツプを行なうことができないの
で、シフトアツプ変速制御を終了する。 一方、上記4速か否かの判定がNOのときは、
スロツトル開度センサ204によつてスロツトル
開度を読み取り、例えば第12図に示すシフトア
ツプ用マツプにおいてこの読み取つたスロツトル
開度に対応するタービンスピード:TSP
(MAP)を読み取る。すなわち、第12図におい
てシフトアツプ変速線Lu(実線)上での上記ス
ロツトル開度に対応するタービン回転数を読み取
る。次に、タービン回転数センサ203によつて
実際のタービン回転数:TSPを検出し、マツプ上
のタービン回転数:TSP(MAP)と比較する。 TSP≦TSP(MAP)の時、すなわち第12図
においてシフトアツプ変速線Lu(実線)より実
際のタービン回転数が低い側(左側)にある時
は、TSP(MAP)×0.8となる第2シフトアツプ
変速線Lu′(破線)を設定し、TSP(MAP)×0.8
とTSPとを比較する。TSP>TSP(MAP)×0.8
の時、すなわち第2シフトアツプ変速線Lu′(破
線)より高回転側にTSPが位置する時は、シフト
アツプ変速制御を終了する。TSP≦TSP
(MAP)×0.8の時、すなわち第2シフトアツプ変
速線Lu′(破線)より低回転側にTSPが位置する
時は、フラグ1=0としてシフトアツプ変速制御
を終了する。このフラグ1は、シフトアツプが実
行される時にセツトされて、そのシフトアツプ状
態を記憶しておくためのものである。 TSP>TSP(MAP)の時、すなわち第12図
においてシフトアツプ変速線Luより高回転側に
TSPがある時は、フラグ1=1か否かを判定し、
フラグ1=1の時は既にシフトアツプがなされて
いるということを示し、このままシフトアツプ変
速制御を終了する。フラグ1=0の時は、フラグ
1=1とした後、シフトアツプを行なう。この
時、シフトアツプと同時にロツクアツプ解除タイ
マを作動させて所定時間ロツクアツプを解除して
滑らかな変速を行なわせるようにし、シフトアツ
プ変速制御を終了する。 以上のようにして、シフトアツプ変速制御が終
了すると、次に第13図に示すシフトダウン変速
制御が実行される。 シフトダウン変速制御 このシフトダウン変速制御は、まずギヤポジシ
ヨンすなわち歯車変速機構20の位置を読み出
し、この読み出されたギヤポジシヨンに基づき、
現在第1速であるか否かの判定を行なうことから
始められる。この判定がYESのときは、これ以
上のシフトダウンを行なうことができないのでシ
フトダウン変速制御を終了する。 一方、上記1速か否かの判定がNOのときは、
スロツトル開度センサ204によつてスロツトル
開度を読み取り、例えば第14図に示すシフトダ
ウン用マツプにおいて、上記スロツトル開度に対
応するタービンスピード:TSP(MAP)を読み
とる。すなわち、第14図においてシフトダウン
変速線Ld(実線)上での上記スロツトル開度に
対応するタービン回転数を読み取る。次に、ター
ビン回転数センサ203によつて実際のタービン
回転数:TSPを検出し、マツプ上のタービン回転
数:TSP(MAP)と比較する。 TSP≧TSP(MAP)の時、すなわち、第12
図においてシフトダウン変速線Ld(実線)より
実際のタービン回転数が高い側(右側)にある時
は、TSP(MAP)×1.25となる第2シフトダウン
変速線Ld′(破線)を設定し、TSP(MAP)×
1.25とTSPとを比較する。TSP<TSP(MAP)×
1.25の時、すなわち第2シフトダウン変速線
Ld′(破線)より低回転側にTSPが位置する時は
シフトダウン変速制御を終了する。TSP≧TSP
(MAP)×1.25のとき、すなわち第2シフトダウ
ン変速線Ld′(破線)より高回転側にTSPが位置
する時は、フラグ2=0としてシフトダウン変速
制御を終了する。このフラグ2は、シフトダウン
が実行される時にセツトされて、そのシフトダウ
ン状態を記憶しておくためのものである。TSP<
TSP(MAP)の時、すなわち第14図において
シフトダウン変速線Ldより低回転側にTSPがあ
る時は、フラグ2=1か否かを判定し、フラグ2
=1の時には既にシフトダウンがなされていると
いうことを示し、このままシフトダウン変速制御
を終了する。フラグ2=0の時は、フラグ2=1
とした後、シフトダウンを行なう。この時、シフ
トダウンと同時にロツクアツプ解除タイマを作動
させて所定時間ロツクアツプを解除して滑らかな
変速を行なわせるようにし、シフトダウン変速制
御を終了する。 以上のようにして、シフトダウン変速制御が終
了すると、次に第15図に示すロツクアツプ制御
が実行される。 ロツクアツプ制御 このロツクアツプ制御は、まずロツクアツプ解
除タイマを読み出し、ロツクアツプ解除タイマが
作動している時、すなわちタイマ=0か否かの判
定がNOの時には、ロツクアツプ解除を行ない、
このフローを終了する。逆にタイマ=0か否かの
判定がYESの時には、変速段に応じたロツクア
ツプ解除マツプ1を選択する。このロツクアツプ
解除マツプ1は第16A図において破線で示すも
のであり、第1ロツクアツプ制御線と各変速段毎
に定まる第3ロツクアツプ制御線とからなる。次
に、この時点でのスロツトル開度に対応するロツ
クアツプ解除マツプ1上のタービン回転数:TSP
(MAP)を読み取り、これをタービン回転数セン
サ203によつて読み取つた実際のタービン回転
数TSPを比較する。TSP≦TSP(MAP)の時、
すなわち第16A図において解除マツプ1の破線
より低回転側に実際のタービン回転数がある時
は、ロツクアツプを解除して、ロツクアツプ制御
を終了する。TSP≧TSP(MAP)の時は、第1
6B図において破線で示す第2ロツクアツプ制御
線からなる解除マツプ2上でのスロツトル開度に
対応する回転数タービンTSP′(MAP)を読み取
るとともに、実際のタービン回転数TSPも読みと
り、これらを比較する。TSP>TSP′(MAP)の
時はロツクアツプを解除し、ロツクアツプ制御を
終了する。TSP≦TSP′(MAP)の時は、第16
A図において実線で示す変速段に応じたロツクア
ツプ作動マツプ1を選択する。この作動マツプ1
は解除マツプ1に対して、ロツクアツプ作動のハ
ンチング防止のためヒステリスを設けて設定され
たもので、解除マツプ1に対してほぼ平行で高回
転側に位置する。次に、この作動マツプ1上での
スロツトル開度に対応するタービン回転数:TSP
(MAP)および実際のタービン回転数:TSPを読
み取り、これらを比較する。TSP≦TSP
(MAP)の時は、ロツクアツプをこのままの状態
で保持(すなわち、ロツクアツプ解除ならば解除
のまま、作動ならば作動のまま保持)してロツク
アツプ制御を終了する。TSP>TSP(MAP)の
ときは、第16B図において解除マツプ2に対し
てヒステリシスを設けて設定された実線で示す作
動マツプ2上でのスロツトル開度に対応するター
ビン回転数TSP′(MAP)を読み取り、実際のタ
ービン回転数TSPと比較する。TSP≧
TSP′(MAP)のときは、ロツクアツプをこのま
まの状態で保持してロツクアツプ制御を終了し、
TSP<TSP′(MAP)の時は、ロツクアツプを作
動させてロツクアツプ制御を終了する。 以上によつて、ロツクアツプ制御が行なわれる
のであるが、上記実施例では、第16AおよびB
図において解除マツプ1および解除マツプ2が、
第1〜第3ロツクアツプ制御線と一致し、作動マ
ツプ1および作動マツプ2は解除マツプに対して
ヒステリシスを設けて設定された例を示したが、
設定の方法としては逆でもよい。しかしながら、
ロツクアツプ解除時のシヨツク等の点からは、上
記の実施例の如く設定するのが好ましい。
作動制御させるための電子制御回路200を説明
する。 電子制御回路200は、上記油圧制御回路中の
1―2シフト弁110、2―3シフト弁120、
3―4シフト弁130の各ソレノイド弁SL1、
SL2、SL3からなる変速用ソレノイド206を制
御するための変速制御回路201、及びロツクア
ツプ用ソレノイドSL4を制御するためのロツクア
ツプ制御回路202を備えている。この変速制御
回路201およびロツクアツプ制御回路202に
は、エンジンの吸気通路内に設けられたスロツト
ル弁206の開度からエンジンの負荷を検出する
スロツトル開度センサ204、トルクコンバータ
出力軸の回転数を検出するタービン回転数センサ
203、および変速段の状態を検出する変速段セ
ンサ205がそれぞれ接続され、これらのセンサ
から各検出信号を入力するようになつている。電
子制御回路200において、この各センサからの
信号を、例えば第9A図に示されているようなタ
ービン回転数―エンジン負荷特性に基づき決定さ
れたシフトアツプ変速線Lu、シフトダウン変速
線Ldおよびロツクアツプ制御線h1、h2、h3に照し
て、変速およびロツクアツプの判断を行ない、こ
の判断に応じて変速用ソレノイド206およびロ
ツクアツプ用ソレノイド207の制御がなされ
る。なお、第1ロツクアツプ制御線h1はトルクコ
ンバータの入出力トルク比がほぼ1となる位置に
基づき、第2ロツクアツプ制御線h2はエンジンの
出力軸トルクが零となる線に基づいて定められ、
各変速段とも共通であるが、第3ロツクアツプ制
御線h3は、制動時においてもエンストを起こさな
いタービン回転数の下限値に基づき変速段センサ
205で検出される各変速段毎に定められてい
る。 以下、上記電子制御回路200による自動変速
機の制御の一例を説明する。電子制御回路200
は、マイクロコンピユータにより構成されている
のが好ましく、この電子制御回路200に組み込
まれたプログラムは、例えば第10図以降に示さ
れたフローチヤートに従つて実行される。 第10図は、変速制御の全体フローチヤートを
示し、変速制御は、この図からも解かるようにま
ずイニシヤライズ設定から行なわれる。このイニ
シヤライズ設定は、まず自動変速機の油圧制御回
路の切換えを行なう各制御弁のポートおよび必要
なカウンタをイニシヤライズして歯車変速機構2
0を一速に、ロツクアツプクラツチ15を解除に
それぞれ設定する。この後、電子制御回路200
の各種ワーキングエリアをイニシヤライズして、
イニシヤライズ設定を完了する。 次いで、このフローチヤートを実行する速度を
設定するためのタイマTの値から1を引いてその
値をTに置き換える。これは、例えば、T=20と
した場合、20回のフローを行なうことによりタイ
マがリセツトされることを意味し、タイマのリセ
ツトが1秒毎になるようにすれば1秒間に20回の
メインプログラムの実行がなされる。 この後、セレクト弁103の位置すなわちシフ
トレンジを読むステツプが行なわれる。次いで、
この読まれたシフトレンジが1レンジであるか否
かが判定される。この判定がNOのときには、シ
フトレンジが2レンジであるは否かが判定され
る。この判定がYESのとき、すなわちシフトレ
ンジが2レンジであるときには、ロツクアツプを
解除するとともに歯車変速機構20を第2速に変
速するようにシフト弁を制御する信号を発生した
後ステツプS1に進む。一方、上記2レンジかの
判定がNOのときには、シフトレンジがDレンジ
であるので、Dレンジにおける変速段に応じたシ
フトチエンジ制御線およびロツクアツプ制御線を
含む変速およびロツクアツプマツプを設定する。
次いで、シフトアツプ判定を含むシフトアツプ変
速制御が行なわれる。このシフトアツプ変速制御
は、第11図に示したシフトアツプ変速制御サブ
ルーチンに従つて実行され、その後、第13図に
示したシフトダウン変速制御サブルーチンに従う
シフトダウン変速制御、および第15図に示した
ロツクアツプ制御サブルーチンに従うロツクアツ
プ制御がこの順に行なわれ、ステツプS1に進
む。また、シフトレンジが1レンジであると判定
された時は、まずロツクアツプを解除し、次いで
第1速へシフトダウンしたとき、エンジンがオー
バーランするか否かを演算する。この後、この演
算に基づき、オーバーランするか否かの判定を行
ない、この判定がNOのときには第1速へ変速
し、この判定がYESのときには第2速へ変速す
る。この後、ステツプS1に進む。 ステツプS1においては、このフローチヤート
を実行する速度を決めるため一定時間の遅れを作
り出すものであり、例えば50m秒の時間遅れを作
り出した後、フローチヤートの再実行を行う。こ
のステツプS1での時間遅れはタイマTと関連し
ていて、例えばタイマTの初期値をT=20とすれ
ば、50m秒の時間遅れが20回繰り返されて1秒の
時間遅れなので、タイマTは1秒毎にリセツトさ
れることになる。 シフトアツプ変速制御 このシフトアツプ変速制御は、第11図に示す
ようにまず変速段すなわち歯車変速機構20の位
置を読み出し、この読み出された変速段に基づ
き、現在第4速であるか否かの判定を行なうこと
から始められる。この判定がYESのときは、こ
れ以外のシフトアツプを行なうことができないの
で、シフトアツプ変速制御を終了する。 一方、上記4速か否かの判定がNOのときは、
スロツトル開度センサ204によつてスロツトル
開度を読み取り、例えば第12図に示すシフトア
ツプ用マツプにおいてこの読み取つたスロツトル
開度に対応するタービンスピード:TSP
(MAP)を読み取る。すなわち、第12図におい
てシフトアツプ変速線Lu(実線)上での上記ス
ロツトル開度に対応するタービン回転数を読み取
る。次に、タービン回転数センサ203によつて
実際のタービン回転数:TSPを検出し、マツプ上
のタービン回転数:TSP(MAP)と比較する。 TSP≦TSP(MAP)の時、すなわち第12図
においてシフトアツプ変速線Lu(実線)より実
際のタービン回転数が低い側(左側)にある時
は、TSP(MAP)×0.8となる第2シフトアツプ
変速線Lu′(破線)を設定し、TSP(MAP)×0.8
とTSPとを比較する。TSP>TSP(MAP)×0.8
の時、すなわち第2シフトアツプ変速線Lu′(破
線)より高回転側にTSPが位置する時は、シフト
アツプ変速制御を終了する。TSP≦TSP
(MAP)×0.8の時、すなわち第2シフトアツプ変
速線Lu′(破線)より低回転側にTSPが位置する
時は、フラグ1=0としてシフトアツプ変速制御
を終了する。このフラグ1は、シフトアツプが実
行される時にセツトされて、そのシフトアツプ状
態を記憶しておくためのものである。 TSP>TSP(MAP)の時、すなわち第12図
においてシフトアツプ変速線Luより高回転側に
TSPがある時は、フラグ1=1か否かを判定し、
フラグ1=1の時は既にシフトアツプがなされて
いるということを示し、このままシフトアツプ変
速制御を終了する。フラグ1=0の時は、フラグ
1=1とした後、シフトアツプを行なう。この
時、シフトアツプと同時にロツクアツプ解除タイ
マを作動させて所定時間ロツクアツプを解除して
滑らかな変速を行なわせるようにし、シフトアツ
プ変速制御を終了する。 以上のようにして、シフトアツプ変速制御が終
了すると、次に第13図に示すシフトダウン変速
制御が実行される。 シフトダウン変速制御 このシフトダウン変速制御は、まずギヤポジシ
ヨンすなわち歯車変速機構20の位置を読み出
し、この読み出されたギヤポジシヨンに基づき、
現在第1速であるか否かの判定を行なうことから
始められる。この判定がYESのときは、これ以
上のシフトダウンを行なうことができないのでシ
フトダウン変速制御を終了する。 一方、上記1速か否かの判定がNOのときは、
スロツトル開度センサ204によつてスロツトル
開度を読み取り、例えば第14図に示すシフトダ
ウン用マツプにおいて、上記スロツトル開度に対
応するタービンスピード:TSP(MAP)を読み
とる。すなわち、第14図においてシフトダウン
変速線Ld(実線)上での上記スロツトル開度に
対応するタービン回転数を読み取る。次に、ター
ビン回転数センサ203によつて実際のタービン
回転数:TSPを検出し、マツプ上のタービン回転
数:TSP(MAP)と比較する。 TSP≧TSP(MAP)の時、すなわち、第12
図においてシフトダウン変速線Ld(実線)より
実際のタービン回転数が高い側(右側)にある時
は、TSP(MAP)×1.25となる第2シフトダウン
変速線Ld′(破線)を設定し、TSP(MAP)×
1.25とTSPとを比較する。TSP<TSP(MAP)×
1.25の時、すなわち第2シフトダウン変速線
Ld′(破線)より低回転側にTSPが位置する時は
シフトダウン変速制御を終了する。TSP≧TSP
(MAP)×1.25のとき、すなわち第2シフトダウ
ン変速線Ld′(破線)より高回転側にTSPが位置
する時は、フラグ2=0としてシフトダウン変速
制御を終了する。このフラグ2は、シフトダウン
が実行される時にセツトされて、そのシフトダウ
ン状態を記憶しておくためのものである。TSP<
TSP(MAP)の時、すなわち第14図において
シフトダウン変速線Ldより低回転側にTSPがあ
る時は、フラグ2=1か否かを判定し、フラグ2
=1の時には既にシフトダウンがなされていると
いうことを示し、このままシフトダウン変速制御
を終了する。フラグ2=0の時は、フラグ2=1
とした後、シフトダウンを行なう。この時、シフ
トダウンと同時にロツクアツプ解除タイマを作動
させて所定時間ロツクアツプを解除して滑らかな
変速を行なわせるようにし、シフトダウン変速制
御を終了する。 以上のようにして、シフトダウン変速制御が終
了すると、次に第15図に示すロツクアツプ制御
が実行される。 ロツクアツプ制御 このロツクアツプ制御は、まずロツクアツプ解
除タイマを読み出し、ロツクアツプ解除タイマが
作動している時、すなわちタイマ=0か否かの判
定がNOの時には、ロツクアツプ解除を行ない、
このフローを終了する。逆にタイマ=0か否かの
判定がYESの時には、変速段に応じたロツクア
ツプ解除マツプ1を選択する。このロツクアツプ
解除マツプ1は第16A図において破線で示すも
のであり、第1ロツクアツプ制御線と各変速段毎
に定まる第3ロツクアツプ制御線とからなる。次
に、この時点でのスロツトル開度に対応するロツ
クアツプ解除マツプ1上のタービン回転数:TSP
(MAP)を読み取り、これをタービン回転数セン
サ203によつて読み取つた実際のタービン回転
数TSPを比較する。TSP≦TSP(MAP)の時、
すなわち第16A図において解除マツプ1の破線
より低回転側に実際のタービン回転数がある時
は、ロツクアツプを解除して、ロツクアツプ制御
を終了する。TSP≧TSP(MAP)の時は、第1
6B図において破線で示す第2ロツクアツプ制御
線からなる解除マツプ2上でのスロツトル開度に
対応する回転数タービンTSP′(MAP)を読み取
るとともに、実際のタービン回転数TSPも読みと
り、これらを比較する。TSP>TSP′(MAP)の
時はロツクアツプを解除し、ロツクアツプ制御を
終了する。TSP≦TSP′(MAP)の時は、第16
A図において実線で示す変速段に応じたロツクア
ツプ作動マツプ1を選択する。この作動マツプ1
は解除マツプ1に対して、ロツクアツプ作動のハ
ンチング防止のためヒステリスを設けて設定され
たもので、解除マツプ1に対してほぼ平行で高回
転側に位置する。次に、この作動マツプ1上での
スロツトル開度に対応するタービン回転数:TSP
(MAP)および実際のタービン回転数:TSPを読
み取り、これらを比較する。TSP≦TSP
(MAP)の時は、ロツクアツプをこのままの状態
で保持(すなわち、ロツクアツプ解除ならば解除
のまま、作動ならば作動のまま保持)してロツク
アツプ制御を終了する。TSP>TSP(MAP)の
ときは、第16B図において解除マツプ2に対し
てヒステリシスを設けて設定された実線で示す作
動マツプ2上でのスロツトル開度に対応するター
ビン回転数TSP′(MAP)を読み取り、実際のタ
ービン回転数TSPと比較する。TSP≧
TSP′(MAP)のときは、ロツクアツプをこのま
まの状態で保持してロツクアツプ制御を終了し、
TSP<TSP′(MAP)の時は、ロツクアツプを作
動させてロツクアツプ制御を終了する。 以上によつて、ロツクアツプ制御が行なわれる
のであるが、上記実施例では、第16AおよびB
図において解除マツプ1および解除マツプ2が、
第1〜第3ロツクアツプ制御線と一致し、作動マ
ツプ1および作動マツプ2は解除マツプに対して
ヒステリシスを設けて設定された例を示したが、
設定の方法としては逆でもよい。しかしながら、
ロツクアツプ解除時のシヨツク等の点からは、上
記の実施例の如く設定するのが好ましい。
第1図は、エンジンを負荷をかけないで回転さ
せたときの出力トルク特性を示すグラフ、第2図
は、スロツトル開度および燃費を変化させたとき
のエンジン回転数―出力トルク特性を示すグラ
フ、第2A図は、エンジン無負荷時の燃料消費量
を示すグラフ、第3図はエンジンタービンコンプ
リート全開および部分負荷性能を示すグラフ、第
4図は、タービントルクマツプを示すグラフ、第
5図は、各スロツトル開度におけるエンジン回転
数を示すグラフ、第6図は、従来のロツクアツプ
制御装置を組み込んだ自動変速機の駆動力特性を
示すグラフ、第6A図は、ロツクアツプ領域を示
すスロツトル開度―タービン回転数特性のグラ
フ、第6B図は、急制動時におけるエンジン回転
数の低下率を示すエンジン回転数―時間特性のグ
ラフ、第7図は、本発明の自動変速機のロツクア
ツプ制御装置の構成を示すブロツク図、第7A図
は、ロツクアツプ判定手段を詳細に示すスロツト
ル開度―タービン回転数特性のグラフ、第7B図
は、制動時において運転者がアクセルペダルから
ブレーキペダルに踏み換えるのに要する時間を示
すグラフ、第8図は、本発明の実施例によるロツ
クアツプ制御装置を組み込んだ自動変速機の機械
部分の断面および油圧制御回路を示す図、第9図
は、上記自動変速機の電子制御回路を示すブロツ
ク図、第9A図は、シフトアツプマツプ、シフト
ダウンマツプおよびロツクアツプマツプを示す
図、第10図、第11図、第13図、および第1
5図は、本発明に従う変速およびロツクアツプ制
御のフローチヤート、第12図、第14図、第1
6A図および第16B図は、それぞれシフトアツ
プマツプ、シフトダウンマツプおよびロツクアツ
プマツプを示す図である。 a……エンジン、b……タービン、c……変速
歯車機構、d……ロツクアツプ手段、e……電磁
手段、f……タービン回転数センサ、g……負荷
センサ、i……ロツクアツプ判定手段、j……制
御手段、10……トルクコンバータ、11……ポ
ンプ、12……タービン、100……油圧ポン
プ、103……セレクト弁、200……電子制御
回路、203……タービン回転数センサ、204
……スロツトル開度センサ、205……変速段セ
ンサ。
せたときの出力トルク特性を示すグラフ、第2図
は、スロツトル開度および燃費を変化させたとき
のエンジン回転数―出力トルク特性を示すグラ
フ、第2A図は、エンジン無負荷時の燃料消費量
を示すグラフ、第3図はエンジンタービンコンプ
リート全開および部分負荷性能を示すグラフ、第
4図は、タービントルクマツプを示すグラフ、第
5図は、各スロツトル開度におけるエンジン回転
数を示すグラフ、第6図は、従来のロツクアツプ
制御装置を組み込んだ自動変速機の駆動力特性を
示すグラフ、第6A図は、ロツクアツプ領域を示
すスロツトル開度―タービン回転数特性のグラ
フ、第6B図は、急制動時におけるエンジン回転
数の低下率を示すエンジン回転数―時間特性のグ
ラフ、第7図は、本発明の自動変速機のロツクア
ツプ制御装置の構成を示すブロツク図、第7A図
は、ロツクアツプ判定手段を詳細に示すスロツト
ル開度―タービン回転数特性のグラフ、第7B図
は、制動時において運転者がアクセルペダルから
ブレーキペダルに踏み換えるのに要する時間を示
すグラフ、第8図は、本発明の実施例によるロツ
クアツプ制御装置を組み込んだ自動変速機の機械
部分の断面および油圧制御回路を示す図、第9図
は、上記自動変速機の電子制御回路を示すブロツ
ク図、第9A図は、シフトアツプマツプ、シフト
ダウンマツプおよびロツクアツプマツプを示す
図、第10図、第11図、第13図、および第1
5図は、本発明に従う変速およびロツクアツプ制
御のフローチヤート、第12図、第14図、第1
6A図および第16B図は、それぞれシフトアツ
プマツプ、シフトダウンマツプおよびロツクアツ
プマツプを示す図である。 a……エンジン、b……タービン、c……変速
歯車機構、d……ロツクアツプ手段、e……電磁
手段、f……タービン回転数センサ、g……負荷
センサ、i……ロツクアツプ判定手段、j……制
御手段、10……トルクコンバータ、11……ポ
ンプ、12……タービン、100……油圧ポン
プ、103……セレクト弁、200……電子制御
回路、203……タービン回転数センサ、204
……スロツトル開度センサ、205……変速段セ
ンサ。
Claims (1)
- 1 エンジンの出力軸に連結されたトルクコンバ
ータ、このトルクコンバータの出力軸に連結され
た変速歯車機構、前記トルクコンバータの入力軸
と出力軸を断接し動力伝達経路を切換えるロツク
アツプ手段、このロツクアツプ手段の操作のため
該ロツクアツプ手段へ供給される圧力流体の供給
を制御する電磁手段、前記トルクコンバータの出
力軸回転数を検出するタービン回転数センサ、前
記エンジンの負荷の大きさを検出するエンジン負
荷センサ、前記タービン回転数センサの出力信号
および前記エンジン負荷センサの出力信号を入力
し、これら2つの出力信号を予め設定記憶された
ロツクアツプ制御線と比較して、ロツクアツプの
オン・オフ信号を発生するロツクアツプ判定手
段、および前記ロツクアツプのオン・オフ信号を
受け、このオン・オフ信号に基づき前記電磁手段
を駆動制御して、前記ロツクアツプ手段の作動・
解除を制御する制御手段を備え、前記ロツクアツ
プ判定手段が、前記エンジンの出力トルクと前記
トルクコンバータの出力トルクの比が1とみなし
うる状態の前記トルクコンバータのタービン回転
数および前記エンジンの負荷に基づいて予め設定
された第1ロツクアツプ制御線と、前記エンジン
の出力が零とみなしうる状態の前記タービン回転
数および前記エンジン負荷に基づいて予め設定さ
れた第2ロツクアツプ制御線と、前記ロツクアツ
プ手段の作動を許容し得る境界ラインとして、少
なくとも前記タービン回転数の下限回転数に基づ
いて予め設定された第3のロツクアツプ制御線と
を記憶しており、この第3ロツクアツプ制御線は
変速段が高速ギヤ側に切換えられるのに対応して
前記タービン回転数の低回転側へ変化するように
したことを特徴とする自動変速機のロツクアツプ
制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58093423A JPS59219567A (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 自動変速機のロツクアツプ制御装置 |
| US06/613,611 US4618041A (en) | 1983-05-27 | 1984-05-24 | Lock-up control system for a torque converter for an automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58093423A JPS59219567A (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 自動変速機のロツクアツプ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59219567A JPS59219567A (ja) | 1984-12-10 |
| JPS6146703B2 true JPS6146703B2 (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=14081887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58093423A Granted JPS59219567A (ja) | 1983-05-27 | 1983-05-27 | 自動変速機のロツクアツプ制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4618041A (ja) |
| JP (1) | JPS59219567A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61144465A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-02 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の制御装置 |
| US4729461A (en) * | 1985-06-13 | 1988-03-08 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Control method for a direct-coupling mechanism in hydraulic power transmission means of an automatic transmission for automotive vehicles |
| JPS62209265A (ja) * | 1986-03-07 | 1987-09-14 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動変速機のロツクアツプ制御装置 |
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| US5035308A (en) * | 1987-10-01 | 1991-07-30 | Mazda Motor Corporation | Lock-up control system for automatic transmission |
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| JP2719786B2 (ja) * | 1988-02-15 | 1998-02-25 | マツダ株式会社 | トルクコンバータのスリップ制御装置 |
| JPH0745906B2 (ja) * | 1988-10-31 | 1995-05-17 | マツダ株式会社 | 流体継手のスリップ制御装置 |
| US5105926A (en) * | 1988-12-28 | 1992-04-21 | Mazda Motor Corporation | Slip control system for torque converter of automatic transmission |
| JP2781248B2 (ja) * | 1990-02-27 | 1998-07-30 | マツダ株式会社 | 自動変速機を備えた車両の制御装置 |
| JP2986524B2 (ja) * | 1990-09-28 | 1999-12-06 | 富士重工業株式会社 | Ffv用自動変速機の制御装置 |
| US5315901A (en) * | 1992-12-17 | 1994-05-31 | Ford Motor Company | Automatic transmission with a modulated pressure converter bypass clutch priority valve circuit |
| SE509655C2 (sv) * | 1994-02-11 | 1999-02-22 | Luk Getriebe Systeme Gmbh | Hydrodynamisk vridmomentomvanlare |
| JP3265881B2 (ja) * | 1994-11-29 | 2002-03-18 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機 |
| DE60213144T2 (de) * | 2001-01-26 | 2007-07-12 | Denso Corp., Kariya | Kraftmaschinensteuergerät |
| JP4367425B2 (ja) * | 2006-03-07 | 2009-11-18 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
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| KR101360500B1 (ko) * | 2011-12-14 | 2014-02-10 | 기아자동차주식회사 | 하이브리드 전기 자동차의 배터리 충전 방법 |
| US10479345B2 (en) * | 2017-08-10 | 2019-11-19 | GM Global Technology Operations LLC | Method of decoupling input and output torque for engine speed control and hybrid powertrain utilizing same |
| US11420629B2 (en) * | 2020-05-29 | 2022-08-23 | Cummins Inc. | Engine brake ramping |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4393467A (en) * | 1979-09-01 | 1983-07-12 | Aisin-Warner Kabushiki Kaisha | Lockup controlling system for variable speed, automatic transmission |
| JPS602549B2 (ja) * | 1980-03-12 | 1985-01-22 | 日産自動車株式会社 | ロツクアツプ式自動変速機 |
| JPS597863B2 (ja) * | 1980-06-10 | 1984-02-21 | 日産自動車株式会社 | ロツクアツプ式自動変速機 |
| JPS5737152A (en) * | 1980-08-11 | 1982-03-01 | Nissan Motor Co Ltd | Rock up indicator for rock up type automatic gearbox |
| JPS57200731A (en) * | 1981-06-01 | 1982-12-09 | Honda Motor Co Ltd | Apparatus for controlling operation of clutch for torque converter in transmission for car |
-
1983
- 1983-05-27 JP JP58093423A patent/JPS59219567A/ja active Granted
-
1984
- 1984-05-24 US US06/613,611 patent/US4618041A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59219567A (ja) | 1984-12-10 |
| US4618041A (en) | 1986-10-21 |
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