JPS6148535B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6148535B2 JPS6148535B2 JP5371781A JP5371781A JPS6148535B2 JP S6148535 B2 JPS6148535 B2 JP S6148535B2 JP 5371781 A JP5371781 A JP 5371781A JP 5371781 A JP5371781 A JP 5371781A JP S6148535 B2 JPS6148535 B2 JP S6148535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloroprene rubber
- chloroprene
- vulcanization
- vulcanized
- amino group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
この発明は常温、常圧で加硫することのできる
クロロプレンゴム組成物に関するものである。 クロロプレンゴムを架橋する方法として、従来
から金属酸化物加硫法、硫黄加硫法、アミン加硫
法等が知られている。 しかし、これら従来の広く実施されている方法
はいずれも、架橋するのに100℃以上の高温を必
要とし、常温、常圧下では必要とする架橋物を得
ることができない。例えば酸化マグネシウム、酸
化亜鉛を使用する金属酸化物加硫法では、一般に
知られている優れた加硫促進剤を併用しても、プ
レス加硫の場合150℃で5〜10分間加熱する必要
がある。また蒸気加硫の場合には連続加硫機を用
い、押出し成形されたものを加硫管に導き、高
温、高圧蒸気によつて加熱し、加硫を行つてい
る。或いは押出し成形した上にテープ又は鉛を被
せて加硫釜の中に入れて、直接高温、高圧蒸気を
導入し加硫を行つている。 これら従来の加硫法でいずれにしても加熱を必
要とするため電熱や高温、高圧蒸気等、多くの熱
エネルギーが消費されるという欠点がある。さら
にこれらの従来の加硫のためには、加熱プレス、
連続加硫機、加硫釜等特別な製造設備が必要とな
り設備費がかかるという欠点がある。 本出願人は上記欠点を解消するために、特願昭
55−70192号を提案した。この先願発明は、クロ
ロプレンゴムと少なくとも1個のアミノ基或いは
メルカプト基を有する有機シランとを反応させて
架橋可能なポリクロロプレンとし、これをシラノ
ール縮合触媒の存在下において水分と接触させて
架橋させることを特徴とするものであり、クロロ
プレンゴムを常温し、常圧で加硫できる効果を上
げた。しかしながら、前記ゴム組成物にカーボン
ブラツクを配合するとゴム組成物のムーニー粘度
が著しく高くなり押出加工が困難になるという欠
点が表われた。この欠点を解消するために、プロ
セス油などの従来から用いられているゴム軟化剤
を配合することがなされたが、ゴム軟化剤が配合
された前記クロロプレンゴム組成物は、ムーニー
粘度が低下し加工性が向上し、常温、常圧で加硫
できるものの、加硫物の物性が大幅に低下し、実
用上大きな欠点となつていた。 この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
クロロプレンゴム、特にカーボンブラツク、充て
ん剤を配合したクロロプレンゴムを常温、常圧で
加硫でき、加工性が良好で、加硫物の物性が優れ
たクロロプレンゴム組成物を提供することを目的
とし、クロロプレンゴムに液状クロロプレンゴム
とアミノ基含有有機シラン化合物を配合すること
を特徴とするものである。 以下、この発明を詳しく説明する。 この発明に用いられるクロロプレンゴムとして
は、クロロプレンを重合して得られたポリクロロ
プレンを主体とし、分子量2万〜20万の通常に用
いられているもので、ここでは、カーボンブラツ
ク、炭酸カルシユウムなどの充填剤が配合されて
いるものである。 クロロプレンゴムにはまず液状クロロプレンが
配合される。この液状クロロプレンとは、2―ク
ロロブタジエン―1、3を重合させた次式で表わ
されるもので、その分子末端には官能基Aが結合
されているものである。官能基A は、―SH、
クロロプレンゴム組成物に関するものである。 クロロプレンゴムを架橋する方法として、従来
から金属酸化物加硫法、硫黄加硫法、アミン加硫
法等が知られている。 しかし、これら従来の広く実施されている方法
はいずれも、架橋するのに100℃以上の高温を必
要とし、常温、常圧下では必要とする架橋物を得
ることができない。例えば酸化マグネシウム、酸
化亜鉛を使用する金属酸化物加硫法では、一般に
知られている優れた加硫促進剤を併用しても、プ
レス加硫の場合150℃で5〜10分間加熱する必要
がある。また蒸気加硫の場合には連続加硫機を用
い、押出し成形されたものを加硫管に導き、高
温、高圧蒸気によつて加熱し、加硫を行つてい
る。或いは押出し成形した上にテープ又は鉛を被
せて加硫釜の中に入れて、直接高温、高圧蒸気を
導入し加硫を行つている。 これら従来の加硫法でいずれにしても加熱を必
要とするため電熱や高温、高圧蒸気等、多くの熱
エネルギーが消費されるという欠点がある。さら
にこれらの従来の加硫のためには、加熱プレス、
連続加硫機、加硫釜等特別な製造設備が必要とな
り設備費がかかるという欠点がある。 本出願人は上記欠点を解消するために、特願昭
55−70192号を提案した。この先願発明は、クロ
ロプレンゴムと少なくとも1個のアミノ基或いは
メルカプト基を有する有機シランとを反応させて
架橋可能なポリクロロプレンとし、これをシラノ
ール縮合触媒の存在下において水分と接触させて
架橋させることを特徴とするものであり、クロロ
プレンゴムを常温し、常圧で加硫できる効果を上
げた。しかしながら、前記ゴム組成物にカーボン
ブラツクを配合するとゴム組成物のムーニー粘度
が著しく高くなり押出加工が困難になるという欠
点が表われた。この欠点を解消するために、プロ
セス油などの従来から用いられているゴム軟化剤
を配合することがなされたが、ゴム軟化剤が配合
された前記クロロプレンゴム組成物は、ムーニー
粘度が低下し加工性が向上し、常温、常圧で加硫
できるものの、加硫物の物性が大幅に低下し、実
用上大きな欠点となつていた。 この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
クロロプレンゴム、特にカーボンブラツク、充て
ん剤を配合したクロロプレンゴムを常温、常圧で
加硫でき、加工性が良好で、加硫物の物性が優れ
たクロロプレンゴム組成物を提供することを目的
とし、クロロプレンゴムに液状クロロプレンゴム
とアミノ基含有有機シラン化合物を配合すること
を特徴とするものである。 以下、この発明を詳しく説明する。 この発明に用いられるクロロプレンゴムとして
は、クロロプレンを重合して得られたポリクロロ
プレンを主体とし、分子量2万〜20万の通常に用
いられているもので、ここでは、カーボンブラツ
ク、炭酸カルシユウムなどの充填剤が配合されて
いるものである。 クロロプレンゴムにはまず液状クロロプレンが
配合される。この液状クロロプレンとは、2―ク
ロロブタジエン―1、3を重合させた次式で表わ
されるもので、その分子末端には官能基Aが結合
されているものである。官能基A は、―SH、
【式】―COOH、
【式】―OHなどの種類がある。そし
て液状クロロプレンの分子量は、1500〜5000とか
なり小さく常温では液体であり、その粘度は3×
104〜5×105cpsである。液状クロロプレンはク
ロロプレンゴム100重量部に対して5〜50重量部
配合される。配合量が5重量部未満では目的の効
果が得られず、また50重量部を越えると得られる
クロロプレン組成物の物性の低下が著しくなつて
不都合であり、好ましくは10〜30重量部である。
この液状クロロプレンは、クロロプレンゴム組成
物のムーニー粘度を下げ、押出加工性などの加工
性を向上させる。また、液状クロロプレンはクロ
ロプレンゴムと分子構造が同じなので、後述する
アミノ基含有有機シラン化合物によつて加硫し、
硬化するため、加硫後のクロロプレンゴム組成物
の物性低下がほとんどない。 ついで、アミノ基含有有機シラン化合物が加え
られる。このアミノ基含有有機シラン化合物は、 一般式 RR′oSiX3-o (但し、式中Rは硅素対炭素結合を介して硅素
と結合し、20個以上の炭素原子を有する有機基で
あり、該R基は炭素、水素、窒素および場合によ
り酸素で構成されかつ少なくとも1個のアミノ基
を含み、R′は1ないし9個の炭素原子を有する
1価の炭化水素基であり、Xは1ないし6個の炭
素原子を有するアルコキシ、又はアルコキシアル
コキシ基あるいは炭素原子14個以下のオキシム基
であり、nは0または1である)で表わされより
具体的には前記のようにRは有機基であつて少な
くとも1個のアミノ基を含有する。このアミノ基
には第一、第二及び第三アミノが包含されかつイ
ミノをも包含される。それ故にR基の例として
は、―(CH2)3NHCH2CH2NH2、―
(CH2)4NHCH2CH2NH2、―
(CH2)3NHCH2CH2NHCH2CH2NH2、―
CH2CHCH3CH2NH(CH2)6NH2、―
(CH2)3NH2、―(CH2)4NHCH3、―
(CH2)11NH2、―NHSi(CH3)3、―
(CH2)3NHCH2CH2NHCO・NH2、及び
なり小さく常温では液体であり、その粘度は3×
104〜5×105cpsである。液状クロロプレンはク
ロロプレンゴム100重量部に対して5〜50重量部
配合される。配合量が5重量部未満では目的の効
果が得られず、また50重量部を越えると得られる
クロロプレン組成物の物性の低下が著しくなつて
不都合であり、好ましくは10〜30重量部である。
この液状クロロプレンは、クロロプレンゴム組成
物のムーニー粘度を下げ、押出加工性などの加工
性を向上させる。また、液状クロロプレンはクロ
ロプレンゴムと分子構造が同じなので、後述する
アミノ基含有有機シラン化合物によつて加硫し、
硬化するため、加硫後のクロロプレンゴム組成物
の物性低下がほとんどない。 ついで、アミノ基含有有機シラン化合物が加え
られる。このアミノ基含有有機シラン化合物は、 一般式 RR′oSiX3-o (但し、式中Rは硅素対炭素結合を介して硅素
と結合し、20個以上の炭素原子を有する有機基で
あり、該R基は炭素、水素、窒素および場合によ
り酸素で構成されかつ少なくとも1個のアミノ基
を含み、R′は1ないし9個の炭素原子を有する
1価の炭化水素基であり、Xは1ないし6個の炭
素原子を有するアルコキシ、又はアルコキシアル
コキシ基あるいは炭素原子14個以下のオキシム基
であり、nは0または1である)で表わされより
具体的には前記のようにRは有機基であつて少な
くとも1個のアミノ基を含有する。このアミノ基
には第一、第二及び第三アミノが包含されかつイ
ミノをも包含される。それ故にR基の例として
は、―(CH2)3NHCH2CH2NH2、―
(CH2)4NHCH2CH2NH2、―
(CH2)3NHCH2CH2NHCH2CH2NH2、―
CH2CHCH3CH2NH(CH2)6NH2、―
(CH2)3NH2、―(CH2)4NHCH3、―
(CH2)11NH2、―NHSi(CH3)3、―
(CH2)3NHCH2CH2NHCO・NH2、及び
第1表に示した配合量のクロロプレンゴム組成
物をそれぞれ用意し、約60℃〜70℃で10分間ロー
ル混練した。このもののムーニー粘度(ML1+4)
を100℃で測定した。上記の混練物を押出機に供
給し、80℃で、5.5mm2の導体上に押出被覆してク
ロロプレンゴム被覆電線を製造した。この電線を
室温の水中に一日浸漬して加硫したものおよび常
温、常圧の大気中に5日放置して加硫したものの
クロロプレンゴム層について物性を測定した。そ
の結果を第3表に示す。 また、第2表に示した配合のクロロプレンゴム
組成物を用意し、約60℃〜70℃で20分間ロール混
練した。このもののムーニー粘度(ML1+4)を
100℃で測定した。上記混練物を押出機に供給
し、80℃で5.5mm2の導体上に押出被覆してクロロ
プレンゴム被覆電線を製造した。この電線に布テ
ープを巻いて150℃の加硫釜に入れ、15分間加熱
して加硫した。このもののクロロプレンゴム層に
ついて物性を測定した。その結果を第3表に合わ
せ示す。
物をそれぞれ用意し、約60℃〜70℃で10分間ロー
ル混練した。このもののムーニー粘度(ML1+4)
を100℃で測定した。上記の混練物を押出機に供
給し、80℃で、5.5mm2の導体上に押出被覆してク
ロロプレンゴム被覆電線を製造した。この電線を
室温の水中に一日浸漬して加硫したものおよび常
温、常圧の大気中に5日放置して加硫したものの
クロロプレンゴム層について物性を測定した。そ
の結果を第3表に示す。 また、第2表に示した配合のクロロプレンゴム
組成物を用意し、約60℃〜70℃で20分間ロール混
練した。このもののムーニー粘度(ML1+4)を
100℃で測定した。上記混練物を押出機に供給
し、80℃で5.5mm2の導体上に押出被覆してクロロ
プレンゴム被覆電線を製造した。この電線に布テ
ープを巻いて150℃の加硫釜に入れ、15分間加熱
して加硫した。このもののクロロプレンゴム層に
ついて物性を測定した。その結果を第3表に合わ
せ示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
第3表から明らかなように、液状クロロプレン
を配合することによつて、ムーニー粘度を従来の
金属酸化物加硫剤を配合した組成物のそれとほぼ
同じにすることができる。さらに、水分あるいは
大気中に放置することによつて加硫した加硫物
は、従来の加熱加硫法によつて得られた加硫物と
ほぼ同程度の物性を有していることがわかる。 以上説明したように、この発明のクロロプレン
ゴム組成物は、クロロプレンゴムに液状クロロプ
レンとアミノ基含有有機シラン化合物を配合した
ものであり、アミノ基含有有機シラン化合物によ
つて常温常圧で加硫できる。また、液状クロロプ
レンを配合したので、ロール混練、押出加工など
の加工性が向上するとともに液状クロロプレンが
アミノ基含有有機シラン化合物によつてクロロプ
レンゴムと同様に加硫されるので、加硫物の物性
がすぐれたものとなる。従つて、従来必要であつ
た加硫設備が不要となり、熱エネルギーも不要と
なり、優れた物性のクロロプレンゴム加硫物を低
い製造コストで提供できるなどの利点を有する。
を配合することによつて、ムーニー粘度を従来の
金属酸化物加硫剤を配合した組成物のそれとほぼ
同じにすることができる。さらに、水分あるいは
大気中に放置することによつて加硫した加硫物
は、従来の加熱加硫法によつて得られた加硫物と
ほぼ同程度の物性を有していることがわかる。 以上説明したように、この発明のクロロプレン
ゴム組成物は、クロロプレンゴムに液状クロロプ
レンとアミノ基含有有機シラン化合物を配合した
ものであり、アミノ基含有有機シラン化合物によ
つて常温常圧で加硫できる。また、液状クロロプ
レンを配合したので、ロール混練、押出加工など
の加工性が向上するとともに液状クロロプレンが
アミノ基含有有機シラン化合物によつてクロロプ
レンゴムと同様に加硫されるので、加硫物の物性
がすぐれたものとなる。従つて、従来必要であつ
た加硫設備が不要となり、熱エネルギーも不要と
なり、優れた物性のクロロプレンゴム加硫物を低
い製造コストで提供できるなどの利点を有する。
Claims (1)
- 1 クロロプレンゴムに液状クロロプレンゴムと
アミノ基含有有機シラン化合物を配合してなるク
ロロプレンゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5371781A JPS57167334A (en) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | Chloroprene rubber composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5371781A JPS57167334A (en) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | Chloroprene rubber composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57167334A JPS57167334A (en) | 1982-10-15 |
| JPS6148535B2 true JPS6148535B2 (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=12950575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5371781A Granted JPS57167334A (en) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | Chloroprene rubber composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57167334A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3573794D1 (en) * | 1984-08-06 | 1989-11-23 | Fujikura Ltd | Silane-crosslinkable halogenated polymer composition and process of crosslinking the same |
| JPS62290780A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-17 | Sunstar Giken Kk | 一液型クロロプレン系接着剤 |
| US5523355A (en) * | 1994-04-27 | 1996-06-04 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Chloroprene rubber composition having a high damping performance and method for its production |
| JP2017066183A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 日立金属株式会社 | クロロプレンゴム組成物及びその製造方法、電線・ケーブル及びその製造方法、並びにクロロプレンゴム組成物の架橋方法及び保管方法 |
-
1981
- 1981-04-09 JP JP5371781A patent/JPS57167334A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57167334A (en) | 1982-10-15 |
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