JPS6210930B2 - - Google Patents

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JPS6210930B2
JPS6210930B2 JP54052616A JP5261679A JPS6210930B2 JP S6210930 B2 JPS6210930 B2 JP S6210930B2 JP 54052616 A JP54052616 A JP 54052616A JP 5261679 A JP5261679 A JP 5261679A JP S6210930 B2 JPS6210930 B2 JP S6210930B2
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JP
Japan
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cis
ddp
platinum
dichlorodiammine platinum
formula
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JP54052616A
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JPS55144422A (en
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Takeya Nakayama
Ryonosuke Suganuma
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は制癌性物質シス−ジクロロジアンミン
プラチナム()の精製法に関するものである。
より詳しくは第1の発明は不純物を含有するシス
−ジクロロジアンミンプラチナム()を一般式
() (式中R1、R2は水素原子または低級アルキル基を
示す。)で表わされるホルムアミド類または一般
式() (式中R3、R4は低級アルキル基を示す。) で表わされるジアルキルスルホキシド類またはこ
れらの混合溶媒に溶解し、次いでこの溶液に混和
可能で、かつシス−ジクロロジアンミンプラチナ
ム()が難溶または不溶な溶媒を添加して、シ
ス−ジクロロジアンミンプラチナム()の結晶
を析出せしめることを特徴とするシス−ジクロロ
ジアンミンプラチナム()の精製法であり、第
2の発明は本発明の第1の発明と従来公知の水ま
たは水性溶媒からの再結晶法による精製法とを組
合せて、シス−ジクロロジアンミンプラチナム
()を精製する方法に関するものであり、具体
的には本発明の第1の発明を実施した後、得られ
た結晶を水または水性溶媒からの再結晶により精
製するか、または逆に粗製のシス−ジクロロジア
ンミンプラチナム()を水または水性溶媒から
再結晶した後、本発明の第1の発明を実施するこ
とによりシス−ジクロロジアンミンプラチナム
()を精製する方法に関するものである。シス
−ジクロロジアンミンプラチナム(以下単にシス
−DDPという。)は
【式】の構造を有する二価白金の錯塩 で、1844年、M.Peyroneによつて創製された物質
であるが、近年、サルコーマ180、白血病
L1210、エールリツヒ腹水癌、B−16メラノーマ
などの各種の実験的腫瘍に対する阻害作用が明ら
かになると共に、人の睾丸、膀胱、頭頚部、卵巣
などの各部の腫瘍に対する著明な治療効果が確認
されるに至つた。 本物質の製造方法としては、L.Rambergによ
る塩化第一白金酸カリとアンモニアを水溶液中で
反応させる方法、E.Biilmannによる塩化第一白
金酸アンモンとアンモニアを水溶液中で反応させ
る方法等が知られているが、これらの方法で得た
粗製物は目的物のほかに〔Pt(NH34〕Cl2(以
下副生物(1)という)、〔Pt(NH33Cl〕Cl(以下副
生物(2)という。)、〔Pt(NH34〕〔PtCl4〕(以下副
生物(3)という。)、〔Pt(NH33Cl〕2〔PtCl4〕(以
下副生物(4)という。)などの副生成物を含んでい
る。 従来からシス−DDPの精製法としては、水や
稀塩酸による再結晶法等が知られているが、これ
らの精製法においては再結晶を2回程度くり返し
ても高純度品を得ることは困難でなお数%不純物
を含むことが避けられず、より高純度品を得るた
めには更に再結晶を行うことが必要であり、著じ
るしい収率の低下が避けられなかつた。 本発明らはこの従来法で除去困難な不純物を除
去すべく種々検討の結果これらの不純物の主要部
分が前記副生物(3)および(4)であること、および、
これらの不純物は、これらの不純物を含むシス−
DDPを前記一般式()のホルムアミド類また
は一般式()のジアルキルスルホキシド類に溶
解し、もし不溶物があればそれを除去し、次いで
この溶液に混和可能でかつシス−DDPの不溶ま
たは難溶の溶媒を添加し、シス−DDPの結晶を
析出させることにより除去されることを見い出し
本発明を完成した。 本発明の方法を適用する不純物を含有するシス
−DDPとしては合成シス−DDP、合成品から公
知の水または水性媒質からの両結晶法により得た
シス−DDP、再結晶母液から回収されたシス−
DDPなど種々の純度のものが含まれる。 一般式()で表わされるホルムアミド類とし
てはホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジエ
チルホルムアミド、ジプロピルホルムアミド、モ
ノメチルホルムアミド、モノエチルホルムアミ
ド、モノプロピルホルムアミドなどがあげられ
る。シス−DDPの溶解性と溶液中での安定性を
考慮すると、ホルムアミド、ジメチルホルムアミ
ド、モノメチルホルムアミド、モノエチルホルム
アミドおよびモノプロピルホルムアミドなどがシ
ス−DDPを2%以上溶解し、シス−DDPに対し
不活性のため使用上有利である。 また一般式()のジアルキルスルホキシド類
としてはジメチルスルホキシドおよびジエチルス
ルホキシドなどがあげられる。 ジアルキルスルホキシド類は常温で10%以上の
シス−DDPを溶解するが、シス−DDPはこの溶
液中で不安定のため低温下で操作することが望ま
しい。 これらの溶媒に不純物を含むシス−DDPを溶
解する場合、シス−DDPがこれらの溶媒の飽和
近くの濃度になるように溶解するのが好ましい。
例えばホルムアミド類では1〜5%、ジアルキル
スルホキシド類では5〜20%の濃度が適当であ
る。この溶液中に不溶物が存在するときは不溶物
を瀘過、遠心分離、傾瀉などの手段で除くのが好
ましい。得られた溶液からシス−DDPを析出す
るために添加する。このシス−DDPの溶液に混
和可能でかつシス−DDPが不溶または難溶の溶
媒としてはメタノール、エタノールなどのアルコ
ール類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケ
トン類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフランなどのエーテル類、ベンゼン、トル
エンなどの炭化水素系溶媒、クロルベンゼン、ニ
トロベンゼン、クロロホルム等の置換された炭化
水素系溶媒、酢酸エチルなどのエステル類およ
び、水などがあげられる。 これらの溶媒の中では安価、無害で、精製の目
的に適するメタノール、エタノール、アセトン、
ベンゼン、酢酸エチルなどの使用が特に有利であ
り、その添加量はシス−DDP溶液に対し1〜5
倍容、好ましくは1.5〜3倍容である。 これらの溶媒を添加、混合したのち、必要によ
つては30分〜数時間、0〜10℃付近に冷却して目
的物の析出を完結させ、瀘過などの手段で分離し
て乾燥する。なお溶液と溶媒の混合方法は場合に
より上記と逆にしても、即ち溶媒中に目的物の溶
液を添加する方法をとつても差支えない。 このようにして得たシス−DDPは副生物(3)お
よび(4)の含量はほぼ1%以下で収率は、原料の純
度により変化するが約80%以上であり、母液中に
含まれる目的物を回収することにより更に向上す
る。 本発明の第1の発明によつてもかなりの高純度
のものが得られるが、本発明の第1の発明は前記
したように特に従来法では除去困難であつた副生
物(3)および(4)を除去するのに適した方法であるの
で従来法と組合せて精製を行うならば非常に高純
度のシス−DDPを得ることができる。 即ち、公知の方法で合成された粗製のシス−
DDPを水または水性溶媒から再結晶をしたの
ち、前記本発明の第1の発明方法を行うか、逆に
粗製のシス−DDPにまず本発明の第1の発明の
方法を適用したのち、得られたシス−DDPを水
または水性溶媒から再結晶することにより純度98
%以上の高純度シス−DDPを高収率で得ること
ができる。 公知の方法における再結晶に用いる水性媒質と
しては通常希塩酸が用いられる。 以下本発明について実施例により具体的に説明
する。 実施例 1 (1) 塩化第一白金酸カリ(K2PtCl4)20gを水
240mlに溶解し、塩化アンモニウム20gと3Nア
ンモニア水36.4mlを撹拌下に添加し、4日間3
〜5℃に保つ。 反応後、析出する目的物の結晶を瀘取、水各20
mlで3回洗滌する。減圧下に乾燥し、得られたシ
ス−DDPの粗結晶(純度85%、UV()レシオ
1.58副生物(3)の含量5.5%、副生物(4)の含量6.5
%)〔(注)・UVレシオ;紫外部吸収極大部(300〜
302nm)の吸光度に対する吸収極小部(245〜
247nm)の吸光度の比で純度の上昇とともに増
大する。〕各1gを一般式(1)のホルムアミド類ま
たは一般式(2)のジアルキルスルホキシド類(以下
第1溶媒という。)に溶解し、次いでこの溶液に
混和可能でかつシス−DDPが難溶または不溶な
溶媒(以下第2溶媒という。)を添加し、精製シ
ス−DDPを得るか、この方法を2回くり返し行
うか、または本発明の再結晶と公知の水または水
性溶媒からの再結晶の組合せにより精製DDPを
得た。 対照として水または塩酸水に溶解した後、冷却
再結晶して得たシス−DDPの純度および収率、
副生物(3)および(4)の含量を表1に示す。
【表】 実施例 2 実施例1で用いたシス−DDPの粗結晶6.64gを
466mlの0.1N塩酸中に加え、80℃に加熱、溶解、
熱時瀘過し、フイルター上より熱0.1N塩酸各10
mlで3回洗滌、瀘液と洗液を合併する。この溶液
を2時間氷冷し、析出するシス−DDPの結晶を
瀘取、蒸溜水各10mlで3回洗滌、乾燥する。得ら
れたシス−DDP(純度92%、UVレシオ2.53副生
物(3)の含量2.5%、副生物(4)の含量2.0%)5.19g
(収率84.3%)を得る。 この得られたシス−DDP全量をジメチルホル
ムアミド200mlに溶解し、瀘過、各10mlのジメチ
ルホルムアミドで3回洗滌する。瀘洗液を合併
し、400mlのメタノール中に撹拌しながら注加、
30分間氷冷し、析出する結晶を瀘取、メタノール
各10mlで4回洗滌、乾燥する。シスDDP(純度
98.5%、UVレシオ4.53副生物(3)の含量0.2%、以
下副生物(4)の含量0.2%以下)4.5gを得る。収率
97.6%。 実施例 3 (1) 実施例1で用いたシス−DDP粗結晶3.29gを
ジメチルホルムアミド98mlに溶解し、不溶物を
瀘去、ジメチルホルムアミド各5mlで3回洗滌
する。瀘液と洗液を合併し、メタノール220ml
の中に撹拌しつつ注加する。1時間3〜5℃に
保つたのち析出する結晶を瀘取、メタノール各
7mlで4回洗滌し、減圧下に乾燥する。シス−
DDP(純度94.5%、UVレシオ3.25副生物(3)の
含量0.6%、副生物(4)の含量0.4%)2.51gを得
る。収率84.9%。 (2) (1)で得たシス−DDP1.13gを0.1N塩酸81ml中
に80℃で溶解し、熱時瀘過、少量の0.1N塩酸
でフイルター上より洗滌し、瀘液と洗液を合併
して3〜5℃に2時間保つ。 析出するシス−DDPを瀘取、少量の冷水で
洗滌後、減圧下に乾燥する。シスDDP(純度
98%、UVレシオ4.55、副生物(3)の含量0.2%、
副生物(4)の含量0.2%)1.06gを得る。収率96.3
%。 (3) (2)で得たシス−DDP530mgについて、(3)の
0.1N塩酸による再結晶を再び行い、シス−
DDP(純度100%、UVレシオ5.00)500mgを得
る。収率96.1%。 (4) (1)で得たシス−DDP1.0gを水60mlに加温溶
解し、熱時瀘過、少量の熱水で洗滌し、瀘液と
洗液を合併して3〜5℃に2時間保つ。析出す
る目的物を瀘取、少量の冷水で洗滌したのち、
減圧下に乾燥する。シス−DDP(純度99%、
UVレシオ4.70)730mgを得る。収率76.5%。 実施例 4 (1) 実施例1で用いたシス−DDPの粗結晶6.77g
をジメチルホルムアミド270mlに溶解し、不溶
物を瀘去し、ジメチルホルムアミド各10mlで3
回洗滌する。 瀘液と洗液を合併し、メタノール600ml中に
撹拌しながら注加する。3時間氷冷したのち析
出する結晶を瀘取、メタノール各10mlで4回洗
滌し、減圧下に乾燥する。シス−DDP(純度
94.5%、UVレシオ3.25、副生物(3)の含量0.6
%、副生物(4)の含量0.4%)5.09gを得る。収
率83.6%。 (2) (1)で得たシス−DDP全量を(1)と同様にジメ
チルホルムアミド−メタノールにより再結晶
し、シス−DDP(純度97.5%、UVレシオ
4.31、副生物(3)および副生物(4)の含量それぞれ
0.2%以下)4.41gを得る。収率89.4%。 実施例 5 実施例1で用いたシス−DDPの粗結晶3gを
第1溶媒に溶解して瀘過し、瀘液に第2溶媒を添
加、30分氷冷後析出する目的物を瀘取、第2溶媒
で染滌後、減圧下に乾燥して次の結果を得た。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不純物を含有するシス−ジクロロジアンミン
    プラチナム()を一般式() (式中R1、R2は水素原子または低級アルキル基を
    示す。) で表わされるホルムアミド類または 一般式() (式中R3、R4は低級アルキル基を示す。) で表わされるジアルキルスルホキシド類またはこ
    れらの混合溶媒に溶解し、次いでこの溶液に混和
    可能で、かつ、シス−ジクロロジアンミンプラチ
    ナム()が難溶または不溶な溶媒を添加して、
    シス−ジクロロジアンミンプラチナム()の結
    晶を析出せしめることを特徴とするシス−ジクロ
    ロジアンミンプラチナム()の精製法。 2 (イ) 不純物を含有するシス−ジクロロジアン
    ミンプラチナム()を 一般式 (式中、R1、R2は水素原子または低級アルキル
    基を示す。) で表わされるホルムアミド類または 一般式 (式中R3、R4は低級アルキル基を示す。) で表わされるジアルキルスルホキシド類または
    これらの混合溶媒に溶解し、次いでこの溶液に
    混和可能で、かつ、シス−ジクロロジアンミン
    プラチナム()が難溶または不溶な溶媒を添
    加して、シス−ジクロロジアンミンプラチナム
    ()の結晶を析出せしめ、 (ロ) 得られたシス−ジクロロジアンミンプラチナ
    ム()を水または水性溶液に溶解せしめシス
    −ジクロロジアンミンプラチナム()を再結
    晶し、シス−ジクロロジアミンプラチナム
    ()の精製結晶を得るか、または上記(イ)と(ロ)
    の工程を入れかえて、最初に水または水性溶液
    で再結晶したのち、次いで一般式()または
    一般式()の溶媒に溶解し、次いで、この溶
    液に混和可能で、かつ、シス−ジクロロジアン
    ミンプラチナム()が難溶もしくは不溶な溶
    媒を添加してシス−ジクロロジアンミンプラチ
    ナム()の結晶を析出せしめ精製シス−ジク
    ロロジアンミンプラチナム()を得ることを
    特徴とするシス−ジクロロジアンミンプラチナ
    ムの精製法。
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WO1998029344A1 (fr) * 1996-12-25 1998-07-09 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Poudre de cisplatine fine et son procede de production

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