JPS6211702A - 炭化水素樹脂変性物の製造法 - Google Patents
炭化水素樹脂変性物の製造法Info
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- JPS6211702A JPS6211702A JP17538486A JP17538486A JPS6211702A JP S6211702 A JPS6211702 A JP S6211702A JP 17538486 A JP17538486 A JP 17538486A JP 17538486 A JP17538486 A JP 17538486A JP S6211702 A JPS6211702 A JP S6211702A
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- Japan
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- dihydrodicyclopentadiene
- hydrocarbon resin
- resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、炭化水素樹脂変性物の製造法に関する。更に
詳しくは、軟化点が高くかつ低溶融粘度の新規な炭化水
素樹脂変性物の製造法に関する。
詳しくは、軟化点が高くかつ低溶融粘度の新規な炭化水
素樹脂変性物の製造法に関する。
従来より、感圧接着剤、ホットメルト粘着剤、塗料、ト
ラフィックペイントなどの分野において、粘着剤原料を
含めた粘着付与剤として、ロジン系樹脂、アルキッド樹
脂、エポキシ樹脂などが使用できることが知られている
。これらの中では、ロジン系樹脂が最も賞用されている
が、この樹脂は原料を天然物に依存しているために、近
年の著しい需要の伸びに対処できない。そこで、最近で
は、それを代替すべく種々の石油系炭化水素樹脂の開発
が進められ、その一つとして1,3−ペンタジェン、イ
ソプレン、2−メチル−2−ブテンなどのC5系留分を
フリーデル・クラフッ触媒などにより重合して得られる
炭化水素樹脂などが用いられるようになってきている。
ラフィックペイントなどの分野において、粘着剤原料を
含めた粘着付与剤として、ロジン系樹脂、アルキッド樹
脂、エポキシ樹脂などが使用できることが知られている
。これらの中では、ロジン系樹脂が最も賞用されている
が、この樹脂は原料を天然物に依存しているために、近
年の著しい需要の伸びに対処できない。そこで、最近で
は、それを代替すべく種々の石油系炭化水素樹脂の開発
が進められ、その一つとして1,3−ペンタジェン、イ
ソプレン、2−メチル−2−ブテンなどのC5系留分を
フリーデル・クラフッ触媒などにより重合して得られる
炭化水素樹脂などが用いられるようになってきている。
ところで、最近のホットメルト粘着剤においては、作業
速度の向上、均一な塗布量を維持する必要性などから、
またトラフィックペイントにおいても、交通量の増大に
伴なう作業速度の向上、乾燥速度の向上などの施工性改
善への要求の高まりなどから、低溶融粘度型の粘着付与
剤の必要性がさけばれている。しかしながら、前述の0
5系炭化水素樹脂などにおいては、低粘度化を図れば軟
化点の低下を余儀なくされ、それに伴なって耐熱性も劣
るようになり、また耐熱性の向上を図ると高溶融粘度と
なり、低溶融粘度でかつ耐熱性(高軟化点)を有する炭
化水素樹脂は得られていなかった。
速度の向上、均一な塗布量を維持する必要性などから、
またトラフィックペイントにおいても、交通量の増大に
伴なう作業速度の向上、乾燥速度の向上などの施工性改
善への要求の高まりなどから、低溶融粘度型の粘着付与
剤の必要性がさけばれている。しかしながら、前述の0
5系炭化水素樹脂などにおいては、低粘度化を図れば軟
化点の低下を余儀なくされ、それに伴なって耐熱性も劣
るようになり、また耐熱性の向上を図ると高溶融粘度と
なり、低溶融粘度でかつ耐熱性(高軟化点)を有する炭
化水素樹脂は得られていなかった。
そこで、本発明者らは、軟化点が高くかつ低溶融粘度の
炭化水素樹脂について種々検討の結果、鎖状不飽和炭化
水素および/またはビニリデン基を有する環状炭化水素
と9,10−ジヒドロジシクロペンタジエンまたはその
誘導体との特定割合の共重合体の変性物がかかる要求を
満足せしめること、かかる共重合体の変性物よりなる炭
化水素樹脂変性物が圧縮強度、耐候性などにもすぐれた
適性を有する粘着付与剤として使用し得ることを見出し
、ここに本発明を完成させることができた。
炭化水素樹脂について種々検討の結果、鎖状不飽和炭化
水素および/またはビニリデン基を有する環状炭化水素
と9,10−ジヒドロジシクロペンタジエンまたはその
誘導体との特定割合の共重合体の変性物がかかる要求を
満足せしめること、かかる共重合体の変性物よりなる炭
化水素樹脂変性物が圧縮強度、耐候性などにもすぐれた
適性を有する粘着付与剤として使用し得ることを見出し
、ここに本発明を完成させることができた。
従って、本発明は新規な炭化水素樹脂変性物の製造法に
係り、この炭化水素樹脂変性物の製造は、鎖状不飽和炭
化水素および/またはどニリデン基を有する環状炭化水
素と9,10−ジヒドロジシクロペンタジエンまたはそ
の誘導体とから実質的になる共重合体であって、前記炭
化水素類の重合単位が20〜98モル%、また9、10
−ジヒドロジシクロペンタジエン類の重合単位が80〜
2モル%の範囲内の割合で共重合しており、一般に60
℃以上の軟化点、10.0OOcps以下の溶融粘度お
よび300〜3.000の範囲内の分子量を有している
炭化水素樹脂に水素を付加反応させることにより行われ
る。
係り、この炭化水素樹脂変性物の製造は、鎖状不飽和炭
化水素および/またはどニリデン基を有する環状炭化水
素と9,10−ジヒドロジシクロペンタジエンまたはそ
の誘導体とから実質的になる共重合体であって、前記炭
化水素類の重合単位が20〜98モル%、また9、10
−ジヒドロジシクロペンタジエン類の重合単位が80〜
2モル%の範囲内の割合で共重合しており、一般に60
℃以上の軟化点、10.0OOcps以下の溶融粘度お
よび300〜3.000の範囲内の分子量を有している
炭化水素樹脂に水素を付加反応させることにより行われ
る。
本発明で用いられる炭化水素樹脂を形成する鎖状不飽和
炭化水素は、好ましくはモノオレフィンもしくはジオレ
フィンである。モノオレフィンは、好ましくは一般式R
P C=CR3R4(ここで、R1へR3はそれぞれ
水素原子またはメチル基であり、R4は水素原子または
炭素数1〜6のアルキル基である)で示される化合物で
あり、具体的には、例えばエチレン、プロピレン、1−
ブテン、2−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、2
−ペンテン、1−ヘキセン、2−ヘキセン、3−メチル
−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘプ
テン、2−オクテンなどが挙げられる。また、ジオレフ
ィンは、好ましくは一般式%式% R1□はそれぞれ水素原子またはメチル基であり、R1
R5R1o1R13〜R16およびR18はそれぞれ水
素原子または炭素数1〜6のアルキル基であり、nは1
〜4の整数である)で示される化合物であり、具体的に
は、例えば1,3−ブタジェン、イソプレン、2,3−
ジメチル−1,3−ブタジェン、1,3−ペンタジェン
、2.3−ジメチル−1,3−へキサジエン、1.4−
ペンタジェン、3,4.5−トリメチル−1,6−へブ
タジェンなどが挙げられる。
炭化水素は、好ましくはモノオレフィンもしくはジオレ
フィンである。モノオレフィンは、好ましくは一般式R
P C=CR3R4(ここで、R1へR3はそれぞれ
水素原子またはメチル基であり、R4は水素原子または
炭素数1〜6のアルキル基である)で示される化合物で
あり、具体的には、例えばエチレン、プロピレン、1−
ブテン、2−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、2
−ペンテン、1−ヘキセン、2−ヘキセン、3−メチル
−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘプ
テン、2−オクテンなどが挙げられる。また、ジオレフ
ィンは、好ましくは一般式%式% R1□はそれぞれ水素原子またはメチル基であり、R1
R5R1o1R13〜R16およびR18はそれぞれ水
素原子または炭素数1〜6のアルキル基であり、nは1
〜4の整数である)で示される化合物であり、具体的に
は、例えば1,3−ブタジェン、イソプレン、2,3−
ジメチル−1,3−ブタジェン、1,3−ペンタジェン
、2.3−ジメチル−1,3−へキサジエン、1.4−
ペンタジェン、3,4.5−トリメチル−1,6−へブ
タジェンなどが挙げられる。
また、同様に炭化水素樹脂を形成するビニリデン基(C
H2=C<基)を有する環状炭化水素は、好ましくは下
記の各一般式で示される化合物であり、 CI) CID C■)(
ここで、R19〜R22はそれぞれ水素原子またはメチ
ル基であり、R23は水素原子または炭素数1〜6のア
ルキル基で、mは0〜3の整数であり、mが2〜3のと
きR23は同一または異なるものであり得、R24は飽
和または不飽和の炭化水素鎖で、1はOまたは1であり
、Xは炭素数2〜6の飽和または不飽和炭化水素鎖であ
り、Yは炭素数3〜7の飽和または不飽和炭化水素鎖で
あり、XおよびYで表わされる炭化水素鎖はアルキル基
、ハロゲン原子などで置換されていてもよい)、具体的
には、例えば1.2−ジメチリデンシクロヘキサン、1
.2−ジメチリデンシクロベンタン、ごニルシクロヘキ
サン、リモネン、スチレン、ビニルトルエン、α−メチ
ルスチレン、イソプロペニルトルエン、第3ブチルスチ
レン、アリルベンゼン、p−第3ブチルアリルベンゼン
などが挙げられる。
H2=C<基)を有する環状炭化水素は、好ましくは下
記の各一般式で示される化合物であり、 CI) CID C■)(
ここで、R19〜R22はそれぞれ水素原子またはメチ
ル基であり、R23は水素原子または炭素数1〜6のア
ルキル基で、mは0〜3の整数であり、mが2〜3のと
きR23は同一または異なるものであり得、R24は飽
和または不飽和の炭化水素鎖で、1はOまたは1であり
、Xは炭素数2〜6の飽和または不飽和炭化水素鎖であ
り、Yは炭素数3〜7の飽和または不飽和炭化水素鎖で
あり、XおよびYで表わされる炭化水素鎖はアルキル基
、ハロゲン原子などで置換されていてもよい)、具体的
には、例えば1.2−ジメチリデンシクロヘキサン、1
.2−ジメチリデンシクロベンタン、ごニルシクロヘキ
サン、リモネン、スチレン、ビニルトルエン、α−メチ
ルスチレン、イソプロペニルトルエン、第3ブチルスチ
レン、アリルベンゼン、p−第3ブチルアリルベンゼン
などが挙げられる。
以上で列挙した炭化水素類の中で、樹脂性能の点から特
に好ましいものとしては、炭素数4〜6の鎖状ジオレフ
ィン、炭素数8〜10の芳香族アルケニル化合物、炭素
数8〜10の1,2−ジメチリデン化合物などが挙げら
れる。
に好ましいものとしては、炭素数4〜6の鎖状ジオレフ
ィン、炭素数8〜10の芳香族アルケニル化合物、炭素
数8〜10の1,2−ジメチリデン化合物などが挙げら
れる。
これらの炭化水素類は、それぞれ単独で、あるいは2種
以上の同族化合物の混合物、更にはモノオレフィンとジ
オレフィン、モノオレフィンとビニリゾ・ン基含有環状
炭化水素、ジオレフィンとビニリデン基含有環状炭化水
素、モノオレフィンとジオレフィンとビニリデン基含有
炭化水素の混合物などとして用いられる。一般に、この
ような混合物としては、例えばC4留分、ジエン抽出残
のC4留分、C5留分、イソプレン抽出残のC5留分、
C9留分あるいはこれらの任意割合の混合物などナフサ
分解油留分として得られるものの中で、鎖状不飽和炭化
水素あるいはビニリデン基含有環状炭化水素を多く含ん
でいるもの、あるいは重合全成分に対し30重量%以上
これらの炭化水素類を含むように調整したものなどが用
いられる。更に、これらを主原料とする限り、少量の他
の不飽和化合物が含有されていてもよいが、その含有量
が多くなると、得られる炭化水素樹脂の軟化点が低下す
るおそれがあるので、その許容割合は本発明の目的を阻
害しない範囲に限られている。
以上の同族化合物の混合物、更にはモノオレフィンとジ
オレフィン、モノオレフィンとビニリゾ・ン基含有環状
炭化水素、ジオレフィンとビニリデン基含有環状炭化水
素、モノオレフィンとジオレフィンとビニリデン基含有
炭化水素の混合物などとして用いられる。一般に、この
ような混合物としては、例えばC4留分、ジエン抽出残
のC4留分、C5留分、イソプレン抽出残のC5留分、
C9留分あるいはこれらの任意割合の混合物などナフサ
分解油留分として得られるものの中で、鎖状不飽和炭化
水素あるいはビニリデン基含有環状炭化水素を多く含ん
でいるもの、あるいは重合全成分に対し30重量%以上
これらの炭化水素類を含むように調整したものなどが用
いられる。更に、これらを主原料とする限り、少量の他
の不飽和化合物が含有されていてもよいが、その含有量
が多くなると、得られる炭化水素樹脂の軟化点が低下す
るおそれがあるので、その許容割合は本発明の目的を阻
害しない範囲に限られている。
これらの炭化水素類と共重合される9、10−ジヒドロ
ジシクロペンタジエンまたはその誘導体は、下記の一般
式で示される化合物であり、[IV] [ここで、1−または2−位に位置するR2.は水素原
子、ハロゲン原子、メチル基またはメトキシ基であり、
3〜1〇−位に位置するR26は水素原子、ハロゲン原
子、ヒドロキシル基、−” 27、−0R28、−R2
gOR30,−R310H1−COO(ただし、R2□
、R28、R3o、R32、R33は炭素数1〜10の
アルキル基、炭素数6〜10のアリール基あるいはアラ
ルキル基を表わし、R29、R31は炭素数1〜10の
アルキレン基を表わし、R34は水素原子、炭素数1〜
10のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基または
アラルキル基を表わす〉、イソシアネート基またはアル
デヒド基である]、具体的には、例えば9−メチル−9
,10−ジヒドロジシクロペンタジエン、3.9−ジメ
チル−9゜10−ジヒドロジシクロペンタジエン、9−
ヒドロキシ−9,10−ジヒドロジシクロペンタジエン
、9−メトキシ−9,10−ジヒドロジシクロペンタジ
エン、9−アセチル−9,10−ジヒドロジシクロペン
タジエン、9−フェノキシ−9,10−ジヒドロジシク
ロペンタジエン、9−イソシアネート−g、io−ジヒ
ドロジシクロペンタジエン、リン酸水素ビス(9,10
−ジヒドロジシク口ベンタジ工二ル)などが挙げられる
。
ジシクロペンタジエンまたはその誘導体は、下記の一般
式で示される化合物であり、[IV] [ここで、1−または2−位に位置するR2.は水素原
子、ハロゲン原子、メチル基またはメトキシ基であり、
3〜1〇−位に位置するR26は水素原子、ハロゲン原
子、ヒドロキシル基、−” 27、−0R28、−R2
gOR30,−R310H1−COO(ただし、R2□
、R28、R3o、R32、R33は炭素数1〜10の
アルキル基、炭素数6〜10のアリール基あるいはアラ
ルキル基を表わし、R29、R31は炭素数1〜10の
アルキレン基を表わし、R34は水素原子、炭素数1〜
10のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基または
アラルキル基を表わす〉、イソシアネート基またはアル
デヒド基である]、具体的には、例えば9−メチル−9
,10−ジヒドロジシクロペンタジエン、3.9−ジメ
チル−9゜10−ジヒドロジシクロペンタジエン、9−
ヒドロキシ−9,10−ジヒドロジシクロペンタジエン
、9−メトキシ−9,10−ジヒドロジシクロペンタジ
エン、9−アセチル−9,10−ジヒドロジシクロペン
タジエン、9−フェノキシ−9,10−ジヒドロジシク
ロペンタジエン、9−イソシアネート−g、io−ジヒ
ドロジシクロペンタジエン、リン酸水素ビス(9,10
−ジヒドロジシク口ベンタジ工二ル)などが挙げられる
。
これらの9.10−ジヒドロジシクロペンタジエン類は
、例えば次のようにして得られる。まず、9.10−ジ
ヒドロジシクロペンタジエンは、ナフサ分解などで生成
するC5t4分中のシクロペンタジェンを熱処理してジ
シクロペンタジェンとなし、これのノルボルネン環の二
重結合を水素添加することにより得られる。水素添加は
、公知の方法、例えば水素添加触媒としてニッケル、パ
ラジウム、コバルト、白金、ルテニウム、ロジウム、銅
などの1種または2種以上、あるいはこれら金属の酸化
物を用いて、常温もしくは加温下に、常圧もしくは加圧
下で所定のモル比の水素ガスを添加することによって行
われる。また、9,10−ジヒドロジシクロペンタジエ
ンの誘導体は、シクロペンタジェン誘導体を熱二量化し
、これを部分水素化する方法によって合成される。更に
、ジシクロペンタジェンまたはその誘導体に、酸触媒の
存在下にアルコール類、カルボン酸類、インシアン酸、
リン酸などを付加させる方法によっても、9.10−ジ
ヒドロジシクロペンタジエンの誘導体を合成することか
できる。
、例えば次のようにして得られる。まず、9.10−ジ
ヒドロジシクロペンタジエンは、ナフサ分解などで生成
するC5t4分中のシクロペンタジェンを熱処理してジ
シクロペンタジェンとなし、これのノルボルネン環の二
重結合を水素添加することにより得られる。水素添加は
、公知の方法、例えば水素添加触媒としてニッケル、パ
ラジウム、コバルト、白金、ルテニウム、ロジウム、銅
などの1種または2種以上、あるいはこれら金属の酸化
物を用いて、常温もしくは加温下に、常圧もしくは加圧
下で所定のモル比の水素ガスを添加することによって行
われる。また、9,10−ジヒドロジシクロペンタジエ
ンの誘導体は、シクロペンタジェン誘導体を熱二量化し
、これを部分水素化する方法によって合成される。更に
、ジシクロペンタジェンまたはその誘導体に、酸触媒の
存在下にアルコール類、カルボン酸類、インシアン酸、
リン酸などを付加させる方法によっても、9.10−ジ
ヒドロジシクロペンタジエンの誘導体を合成することか
できる。
用いられる9、10−ジヒドロジシクロペンタジエン類
は、実質的に純粋なものが用いられることは当然である
が、これらの重合成分中に60重量%以上の純度を有し
ていれば、この他にもシクロペンテン、シクロペンタジ
ェンオリゴマー(三量体以上)の部分水素化物、イソブ
レンーシクロペンタジエンコダイマーまたはオリゴマー
の部分水素化物などの重合性成分を含んでいてもよく、
また非重合性成分であるテトラヒドロジシクロペンタジ
ェンまたはその誘導体などを含んでいてもよい。
は、実質的に純粋なものが用いられることは当然である
が、これらの重合成分中に60重量%以上の純度を有し
ていれば、この他にもシクロペンテン、シクロペンタジ
ェンオリゴマー(三量体以上)の部分水素化物、イソブ
レンーシクロペンタジエンコダイマーまたはオリゴマー
の部分水素化物などの重合性成分を含んでいてもよく、
また非重合性成分であるテトラヒドロジシクロペンタジ
ェンまたはその誘導体などを含んでいてもよい。
ただし、生成炭化水素樹脂の色相を悪化させ、またゲル
の生成を伴なうことがあるので、シクロペンタジェン、
ジシクロペンタジェン、3量体以上のシクロペンタジェ
ンオリゴマーとその誘導体などは、この重合成分中10
重量%以下のものを用いることが望ましい。
の生成を伴なうことがあるので、シクロペンタジェン、
ジシクロペンタジェン、3量体以上のシクロペンタジェ
ンオリゴマーとその誘導体などは、この重合成分中10
重量%以下のものを用いることが望ましい。
炭化水素類と9.10−ジヒドロジシクロペンタジエン
類との共重合に際しては、一般に9,10ジヒドロジシ
クロペンタジエン類の反応性が低いので、これを多めに
使用し、これを予め触媒と接触させておき、次に炭化水
素類を少量宛吹き込むかあるいは添加するなどの方法を
用いることにより、9.10−ジヒドロジシクロペンタ
ジエン類の反応性を高め、その重合単位の割合を増加さ
せることが望ましい。
類との共重合に際しては、一般に9,10ジヒドロジシ
クロペンタジエン類の反応性が低いので、これを多めに
使用し、これを予め触媒と接触させておき、次に炭化水
素類を少量宛吹き込むかあるいは添加するなどの方法を
用いることにより、9.10−ジヒドロジシクロペンタ
ジエン類の反応性を高め、その重合単位の割合を増加さ
せることが望ましい。
9.10−ジヒドロジシクロペンタジエン類との共重合
性が高い点で鎖状不飽和炭化水素類としてジオレフィン
類、特に共役ジオレフィン類、就中立体障害の少ない1
.3−ブタジェン、イソプレン、1,3−ペンタジェン
、2,3−ジメチル−ブタジェンの使用が好ましい。ま
た、ビニリデン基含有環状炭化水素の中では、前記一般
式[I]においてRおよびR2oが水素原子のもの、一
般式[nlにおいてR21が水素原子のもの、また一般
式に[I[[]おいてR22が水素原子で」がOのもの
、具体的には、1,2−ジメチリデンシクロヘキセン、
ビニルシクロヘキセン、ビニルシクロヘキサン、ビニル
トルエン、第3ブチルビニルトルエンなどが、同様の理
由で好んで用いられる。
性が高い点で鎖状不飽和炭化水素類としてジオレフィン
類、特に共役ジオレフィン類、就中立体障害の少ない1
.3−ブタジェン、イソプレン、1,3−ペンタジェン
、2,3−ジメチル−ブタジェンの使用が好ましい。ま
た、ビニリデン基含有環状炭化水素の中では、前記一般
式[I]においてRおよびR2oが水素原子のもの、一
般式[nlにおいてR21が水素原子のもの、また一般
式に[I[[]おいてR22が水素原子で」がOのもの
、具体的には、1,2−ジメチリデンシクロヘキセン、
ビニルシクロヘキセン、ビニルシクロヘキサン、ビニル
トルエン、第3ブチルビニルトルエンなどが、同様の理
由で好んで用いられる。
共重合触媒としては、前記炭化水素類の単独重合および
共重合触媒として公知のものがそのまま使用できる。即
ち、カチオン性触媒、アニオン性触媒、イオン配位触媒
、ラジカル触媒などが用いられる。
共重合触媒として公知のものがそのまま使用できる。即
ち、カチオン性触媒、アニオン性触媒、イオン配位触媒
、ラジカル触媒などが用いられる。
カチオン性重合触媒には、例えば石油学会誌第16巻第
10号第865〜867頁(1973)記載のカチオン
性重合触媒、具体的にはAJICJ 、AlBr3、
8F 1SnC1,5bCj 1FeC,I13.AJ
RC,ll (R:アルキル基)、AjEt3−H
0SCCj13COOH1H2SO4などがあす、これ
らの中では、炭化水素樹脂の収率が高く、色相が良く、
軟化点の高いものが得られ易い点で、ルイス酸、特にA
N Cj 、AJ Br3などがすぐれている。また、
これらのルイス酸とアルコール、エステル、エーテル、
アルキルハライドなどとの錯体も、好適に使用すること
ができる。ぞしで、これらの重合触媒は、9,10−ジ
ヒドロジシクロペンタジエン類がヒドロキシル基やカル
ボニル基を含む場合にはその触IIX活性を低下させる
ものの、これらの基を含まない場合にはその触媒活性を
低下させることなく使用できる。
10号第865〜867頁(1973)記載のカチオン
性重合触媒、具体的にはAJICJ 、AlBr3、
8F 1SnC1,5bCj 1FeC,I13.AJ
RC,ll (R:アルキル基)、AjEt3−H
0SCCj13COOH1H2SO4などがあす、これ
らの中では、炭化水素樹脂の収率が高く、色相が良く、
軟化点の高いものが得られ易い点で、ルイス酸、特にA
N Cj 、AJ Br3などがすぐれている。また、
これらのルイス酸とアルコール、エステル、エーテル、
アルキルハライドなどとの錯体も、好適に使用すること
ができる。ぞしで、これらの重合触媒は、9,10−ジ
ヒドロジシクロペンタジエン類がヒドロキシル基やカル
ボニル基を含む場合にはその触IIX活性を低下させる
ものの、これらの基を含まない場合にはその触媒活性を
低下させることなく使用できる。
アニオン性重合触媒には、例えば石油学会誌第16巻第
9号第779〜784頁(1973)記載の炭化水素類
の単独重合および共重合用触媒、具体的にはに、KR,
Na、NaR,L i、L iR,5rZn(R)
、CuZn (R)4 [R:フルキル基]などがあり
、これらの中では、LiおよびLiRが9.10−ジヒ
ドロジシクロペンタジエン類の反応性を高め、色相が良
くかつ軟化点の高い炭化水素樹脂を与えるので好ましい
。そして、これらの重合触媒は、9,10−ジヒドロジ
シクロペンタジエン類としてカルボニル基を含む誘導体
の場合に特に好ましく使用される。
9号第779〜784頁(1973)記載の炭化水素類
の単独重合および共重合用触媒、具体的にはに、KR,
Na、NaR,L i、L iR,5rZn(R)
、CuZn (R)4 [R:フルキル基]などがあり
、これらの中では、LiおよびLiRが9.10−ジヒ
ドロジシクロペンタジエン類の反応性を高め、色相が良
くかつ軟化点の高い炭化水素樹脂を与えるので好ましい
。そして、これらの重合触媒は、9,10−ジヒドロジ
シクロペンタジエン類としてカルボニル基を含む誘導体
の場合に特に好ましく使用される。
イオン配位重合触媒には、例えば石油学会誌第16巻第
8号第699〜704頁(1973)記載のチーグラー
系触媒、具体的には、T i、V、 Cr、Zrのハラ
イド、β−ジケトン塩、アルコラードなどとAJ (
R) 、Aj (R) X LiR。
8号第699〜704頁(1973)記載のチーグラー
系触媒、具体的には、T i、V、 Cr、Zrのハラ
イド、β−ジケトン塩、アルコラードなどとAJ (
R) 、Aj (R) X LiR。
3 n 3−nゝ
MaRX [R:アルキル基、X:ハロゲン原子、n:
1または2]、LiHなどとの組み合わせがあり、これ
らの中では、T1またはVのハライドとアルキルアルミ
ニウム化合物との組み合わせが、9.10−ジヒドロジ
シクロペンタジエン類の反応性を高めるので特に好まし
い。
1または2]、LiHなどとの組み合わせがあり、これ
らの中では、T1またはVのハライドとアルキルアルミ
ニウム化合物との組み合わせが、9.10−ジヒドロジ
シクロペンタジエン類の反応性を高めるので特に好まし
い。
これらのイオン配位重合触媒は、エチレン、プロピレン
、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1,4−メチ
ルペンテン−1などのモノオレフィン、1.3−ブタジ
ェン、インプレン、1,3−ペンタジェンなどの共役ジ
オレフィンなどの鎖状不飽和炭化水素を用いたとき、あ
るいは9,1゜−ジヒドロジシクロペンタジエン類がヒ
ドロキシル基、カルボニル基などを含まない場合などに
特に好ましい触媒である。
、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1,4−メチ
ルペンテン−1などのモノオレフィン、1.3−ブタジ
ェン、インプレン、1,3−ペンタジェンなどの共役ジ
オレフィンなどの鎖状不飽和炭化水素を用いたとき、あ
るいは9,1゜−ジヒドロジシクロペンタジエン類がヒ
ドロキシル基、カルボニル基などを含まない場合などに
特に好ましい触媒である。
ラジカル重合触媒には、例えば石油学会誌第16巻第1
0号第867〜871頁(1973)記載のラジカル重
合触媒、具体的にはベンゾイルパーオキシド、第3ブチ
ルハイドロパーオキシドなどの過酸化物、アゾビスイソ
ブチロニトリルなどのアゾ化合物、過酸化水素−第1鉄
化合物、過硫酸カリウム−亜硫酸ナトリウムなどのレド
ックス系触媒があり、これらのラジカル重合触媒は設定
された重合温度に応じてこれらの中から適当に選ばれる
。
0号第867〜871頁(1973)記載のラジカル重
合触媒、具体的にはベンゾイルパーオキシド、第3ブチ
ルハイドロパーオキシドなどの過酸化物、アゾビスイソ
ブチロニトリルなどのアゾ化合物、過酸化水素−第1鉄
化合物、過硫酸カリウム−亜硫酸ナトリウムなどのレド
ックス系触媒があり、これらのラジカル重合触媒は設定
された重合温度に応じてこれらの中から適当に選ばれる
。
一般に、これらのラジカル重合触媒は、炭化水素が共役
ジオレフィンまたはスチレン系化合物のとき、あるいは
9,10−ジヒドロジシクロペンタジエン誘導体がヒド
ロキシル基などの極性基を含むときに、特に好ましい触
媒として用いられる。
ジオレフィンまたはスチレン系化合物のとき、あるいは
9,10−ジヒドロジシクロペンタジエン誘導体がヒド
ロキシル基などの極性基を含むときに、特に好ましい触
媒として用いられる。
即ち、9,10−ジヒドロジシクロペンタジエン誘導体
が極性基を有していても、ラジカル重合触媒の重合性能
は、イオン配位重合触媒の場合のように低下はしない。
が極性基を有していても、ラジカル重合触媒の重合性能
は、イオン配位重合触媒の場合のように低下はしない。
以上の各重合触媒の使用量は、触媒の種類、共単量体の
組合せ、重合温度、重合時間などによっても異なるが、
一般に単量体に対して約0.01〜10モル%である。
組合せ、重合温度、重合時間などによっても異なるが、
一般に単量体に対して約0.01〜10モル%である。
重合溶媒は、用いてもあるいは用いなくてもよいが、す
べての触媒系に対し、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼンなどの炭化水素溶媒の使用が可能である。
べての触媒系に対し、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼンなどの炭化水素溶媒の使用が可能である。
この他に、アニオン性重合触媒では、ジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキ
シエタンなどのエーテル類が、カチオン性重合触媒では
、ジクロルメタン、エチルクロリド、1.2−ジクロル
エタン、クロルベンゼンなどの塩素化合物溶媒が、また
ラジカル重合触媒では、乳化またはけん濁重合法を採用
すれば水が、それぞれ使用できる。
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキ
シエタンなどのエーテル類が、カチオン性重合触媒では
、ジクロルメタン、エチルクロリド、1.2−ジクロル
エタン、クロルベンゼンなどの塩素化合物溶媒が、また
ラジカル重合触媒では、乳化またはけん濁重合法を採用
すれば水が、それぞれ使用できる。
重合温度としては、−敗り0℃〜約150℃の範囲が選
択でき、また重合時間としては、約1/2〜〜10時間
の範囲内が用いられる。圧力は、常圧または加圧下とい
う条件が一般に用いられる。共重合反応終了後は、常法
に従って残存する触媒を処理し、未反応成分と反応溶媒
とを蒸留あるいは炭化水素樹脂の貧溶媒中に加えること
などによって除去し、目的とする炭化水素樹脂を得るこ
とができる。
択でき、また重合時間としては、約1/2〜〜10時間
の範囲内が用いられる。圧力は、常圧または加圧下とい
う条件が一般に用いられる。共重合反応終了後は、常法
に従って残存する触媒を処理し、未反応成分と反応溶媒
とを蒸留あるいは炭化水素樹脂の貧溶媒中に加えること
などによって除去し、目的とする炭化水素樹脂を得るこ
とができる。
1qられる炭化水素樹脂は、鎖状不飽和炭化水素および
/またはビニリデン基含有環状炭化水素からなる炭化水
素類の重合単位が20〜98モル%、好ましくは30〜
96モル%、特に好ましくは40〜95モル%であり、
また9、10−ジヒドロジシクロペンタジエンまたはそ
の誘導体からなる9、10−ジヒドロジシクロペンタジ
エン類の重合単位が80〜2モル%、好ましくは70〜
4モル%、特に好ましくは60〜5モル%であり、一般
に60’C以上、好ましくは80〜140℃の軟化点(
JIS K−2531による環球法) 、10,0O
Ocps以下、好ましくは500〜10cpsの溶融粘
度(エミラー粘度計、樹脂温度200℃)および300
〜3,000 、好ましくは400〜1゜000の分子
ffi[GPc法(ポリスチレン換算法:数平均分子量
)〕を有している。
/またはビニリデン基含有環状炭化水素からなる炭化水
素類の重合単位が20〜98モル%、好ましくは30〜
96モル%、特に好ましくは40〜95モル%であり、
また9、10−ジヒドロジシクロペンタジエンまたはそ
の誘導体からなる9、10−ジヒドロジシクロペンタジ
エン類の重合単位が80〜2モル%、好ましくは70〜
4モル%、特に好ましくは60〜5モル%であり、一般
に60’C以上、好ましくは80〜140℃の軟化点(
JIS K−2531による環球法) 、10,0O
Ocps以下、好ましくは500〜10cpsの溶融粘
度(エミラー粘度計、樹脂温度200℃)および300
〜3,000 、好ましくは400〜1゜000の分子
ffi[GPc法(ポリスチレン換算法:数平均分子量
)〕を有している。
9.10−ジヒドロジシクロペンタジエン類の重合単位
が2モル%以下の場合、得られる炭化水素樹脂の粘度を
低くしようとすると軟化点が低くなり、逆に軟化点を高
くしようとすると粘度も高くなってしまうため、その変
性物も粘着剤、接着剤もしくは塗料用配合剤として用い
るには、満足な作業性と性能のバランスが得られない。
が2モル%以下の場合、得られる炭化水素樹脂の粘度を
低くしようとすると軟化点が低くなり、逆に軟化点を高
くしようとすると粘度も高くなってしまうため、その変
性物も粘着剤、接着剤もしくは塗料用配合剤として用い
るには、満足な作業性と性能のバランスが得られない。
また、この重合単位が80モル%以上では、9,10−
ジヒドロジシクロペンタジエンの@造に基因して、単独
重合性が乏しくなるため、例えば触媒濃度を異常に高く
することなどが必要となり、製造上の困難性を増すばか
りではなく、品質的にも分子量を増加させ難いので、軟
化点が低く、色相に劣り、熱安定性も思いといった問題
を生ずるようになる。
ジヒドロジシクロペンタジエンの@造に基因して、単独
重合性が乏しくなるため、例えば触媒濃度を異常に高く
することなどが必要となり、製造上の困難性を増すばか
りではなく、品質的にも分子量を増加させ難いので、軟
化点が低く、色相に劣り、熱安定性も思いといった問題
を生ずるようになる。
これに対して、本発明で規定された割合の各重合単位の
範囲内、特にその好ましい範囲内では、軟化点の割に溶
融粘度が低く、色相、耐熱性共にすぐれた炭化水素樹脂
が得られ、しかも9.10−ジヒドロジシクロペンタジ
エン類を単独重合するときよりも、触媒の使用量が少な
くてすむ。この好ましい範囲以外の規定された重合単位
の共重合体は、好ましい範囲の重合単位を有する炭化水
素樹脂程の性能は示さないが、9,10−ジヒドロジシ
クロペンタジエン類重合単位を有しない同種の樹脂と比
較して、軟化点の割に溶融粘度が低く、他の重合体との
相溶性などの改善効果が認められる。
範囲内、特にその好ましい範囲内では、軟化点の割に溶
融粘度が低く、色相、耐熱性共にすぐれた炭化水素樹脂
が得られ、しかも9.10−ジヒドロジシクロペンタジ
エン類を単独重合するときよりも、触媒の使用量が少な
くてすむ。この好ましい範囲以外の規定された重合単位
の共重合体は、好ましい範囲の重合単位を有する炭化水
素樹脂程の性能は示さないが、9,10−ジヒドロジシ
クロペンタジエン類重合単位を有しない同種の樹脂と比
較して、軟化点の割に溶融粘度が低く、他の重合体との
相溶性などの改善効果が認められる。
本発明に係る炭化水素樹脂変性物は、タック、接着力、
凝集力などの点ですぐれているため、粘着剤、接着剤の
タッキファイヤ−1接着力や凝集力向上のための反応剤
などとして使用できる。
凝集力などの点ですぐれているため、粘着剤、接着剤の
タッキファイヤ−1接着力や凝集力向上のための反応剤
などとして使用できる。
水素付加によって炭化水素樹脂を変性する場合には、適
切な水素添加触媒の存在下に、溶媒を用いて行われる。
切な水素添加触媒の存在下に、溶媒を用いて行われる。
触媒としては、周期律表Vl族および■族の金属または
その化合物、例えばニッケル、クロム、パラジュム、白
金、コバルト、オスミウム、レニウム、ルテニウム、ラ
ネーニッケル、硫化ニッケル、酸化ニッケル、亜クロム
酸銅、コバルト−モリブデン、酸化モリブデン、硫化モ
リブデン、酸化白金、酸化コバルト、酸化レニウム、酸
化ルテニウム、スポンジ鉄、酸化鉄などが用いられる。
その化合物、例えばニッケル、クロム、パラジュム、白
金、コバルト、オスミウム、レニウム、ルテニウム、ラ
ネーニッケル、硫化ニッケル、酸化ニッケル、亜クロム
酸銅、コバルト−モリブデン、酸化モリブデン、硫化モ
リブデン、酸化白金、酸化コバルト、酸化レニウム、酸
化ルテニウム、スポンジ鉄、酸化鉄などが用いられる。
また、溶媒としても種々のものが使用でき、例えばペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、イソへブタン、オクタン、
イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン
、デカリン、テトラリン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ジオキサンなど脂肪族系、脂環状系、芳香族系など
の各種溶媒が用いられる。
タン、ヘキサン、ヘプタン、イソへブタン、オクタン、
イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン
、デカリン、テトラリン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ジオキサンなど脂肪族系、脂環状系、芳香族系など
の各種溶媒が用いられる。
水素添加は、バッチ法あるいは連続法により、約20℃
以上樹脂の熱劣化温度以下、好ましくは約100〜30
0℃の温度条件で、減圧下乃至加圧下、一般には大気圧
乃至約300 hlctiG、好ましくは約10〜15
0 h/ cd Gの圧力条件下に、約10分間乃至約
24時間、好ましくは約10分間乃至約3時間水素ガス
と処理することにより行われる。
以上樹脂の熱劣化温度以下、好ましくは約100〜30
0℃の温度条件で、減圧下乃至加圧下、一般には大気圧
乃至約300 hlctiG、好ましくは約10〜15
0 h/ cd Gの圧力条件下に、約10分間乃至約
24時間、好ましくは約10分間乃至約3時間水素ガス
と処理することにより行われる。
水素添加により変性された炭化水素樹脂は、色相がガー
ドナー約5以下、好ましくは約1以下であり、これは天
然ゴムおよび各種の合成ゴム用粘着付与剤として特に有
用であり、比較的淡色で臭気も少ないので、これらの性
質が所望される用途に好適である。
ドナー約5以下、好ましくは約1以下であり、これは天
然ゴムおよび各種の合成ゴム用粘着付与剤として特に有
用であり、比較的淡色で臭気も少ないので、これらの性
質が所望される用途に好適である。
粘着剤や接着剤のタッキファイヤ−の成分として用いら
れる場合には、天然ゴム、スチレン−ブタジェンゴム、
ブチルゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジェン−
スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−ス
チレンブロック共重合体、アクリル樹脂、エチレン−極
性単量体共重合体、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などに
、この炭化水素樹脂変性物が配合されて用いられる。配
合に際しては、炭化水素樹脂変性物の粘度が低いので、
溶液ブレンド方式では溶剤使用量の節減が、また熱溶融
方式では溶融温度や溶融時間の節減によるエネルギーコ
ストの低下がそれぞれ可能となる。
れる場合には、天然ゴム、スチレン−ブタジェンゴム、
ブチルゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジェン−
スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−ス
チレンブロック共重合体、アクリル樹脂、エチレン−極
性単量体共重合体、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などに
、この炭化水素樹脂変性物が配合されて用いられる。配
合に際しては、炭化水素樹脂変性物の粘度が低いので、
溶液ブレンド方式では溶剤使用量の節減が、また熱溶融
方式では溶融温度や溶融時間の節減によるエネルギーコ
ストの低下がそれぞれ可能となる。
また、反応型粘着剤または接着剤として用いる場合には
、この炭化水素樹脂変性物の粘度が低いという性質の故
に、通常使用される反応型または非反応型の希釈剤を使
用しなくともよく、そのために粘着剤としての性能にす
ぐれている。
、この炭化水素樹脂変性物の粘度が低いという性質の故
に、通常使用される反応型または非反応型の希釈剤を使
用しなくともよく、そのために粘着剤としての性能にす
ぐれている。
本発明に係る炭化水素樹脂変性物はまた、トラフィック
ペイントその他の塗料の配合剤としても好適に使用され
る。即ち、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂、フェノール樹脂などにこの炭化水素樹脂また
はその変性物を配合することにより、作業性、塗膜性能
のバランスの良い塗料を製造することができる。
ペイントその他の塗料の配合剤としても好適に使用され
る。即ち、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂、フェノール樹脂などにこの炭化水素樹脂また
はその変性物を配合することにより、作業性、塗膜性能
のバランスの良い塗料を製造することができる。
次に、実施例について本発明を説明する。
参考例
市販のジシクロペンタジェン<@A度94.6%)17
10gにパラジウム−炭素触!(パラジウム5重量%)
25gおよびオクタン20009を加え、常温、常圧下
に、水素ガスを10d/分の通気量で15時間通気した
。口過して触媒を除き、蒸留して沸点180〜184℃
の留分1500gを得た。ガスクロマトグラフィーの分
析結果は、9,10−ジヒドロジシクロペンタジエン8
4.5%、テトラヒドロジシクロペンタジェン10.0
%、未反応ジシクロペンタジェン0゜2%および不明成
分5.3%の組成を示した。
10gにパラジウム−炭素触!(パラジウム5重量%)
25gおよびオクタン20009を加え、常温、常圧下
に、水素ガスを10d/分の通気量で15時間通気した
。口過して触媒を除き、蒸留して沸点180〜184℃
の留分1500gを得た。ガスクロマトグラフィーの分
析結果は、9,10−ジヒドロジシクロペンタジエン8
4.5%、テトラヒドロジシクロペンタジェン10.0
%、未反応ジシクロペンタジェン0゜2%および不明成
分5.3%の組成を示した。
参考実施例
容ff1ljのガラス製オートクレーブに所定量の触媒
および溶媒の一部(20ae )を仕込み、撹拌下に前
記参考例で得られた所定巾の9.10−ジヒドロジシク
ロペンタジエン含有留分および各種のジオレフィン、更
に溶媒の残りを混合物として耐圧シリンダーよりゆっく
り注入する。この際、温度を60°Cに保つように加温
または冷却を行ない、各単量体の注入を約15分間で行
なった。更に、この温度で約2時間重合反応を継続した
後、メタノールを加えて触媒を分解し、水洗した。Φ含
油をグラスフィルターで口過し、ゲルの生成の有無をチ
ェックした後、0液を濃縮して炭化水素樹脂を得た。
および溶媒の一部(20ae )を仕込み、撹拌下に前
記参考例で得られた所定巾の9.10−ジヒドロジシク
ロペンタジエン含有留分および各種のジオレフィン、更
に溶媒の残りを混合物として耐圧シリンダーよりゆっく
り注入する。この際、温度を60°Cに保つように加温
または冷却を行ない、各単量体の注入を約15分間で行
なった。更に、この温度で約2時間重合反応を継続した
後、メタノールを加えて触媒を分解し、水洗した。Φ含
油をグラスフィルターで口過し、ゲルの生成の有無をチ
ェックした後、0液を濃縮して炭化水素樹脂を得た。
得られた炭化水素樹脂の性状は、次の表1に示される。
以下余白
表1
〔評価方法コ
1、相溶性:
O:透明、△:半透明、×:不透明
(1)三井ポリケミカル製品エバフレックス410(酢
酸ビニル含量19重量%)または同210(同28%重
量%)と炭化水素樹脂とを、等量宛180℃の熱板上で
混合し、これをポリエステルフィルム上に約1 tnm
の厚さに塗布して、その塗膜の透明性を評価した。
酸ビニル含量19重量%)または同210(同28%重
量%)と炭化水素樹脂とを、等量宛180℃の熱板上で
混合し、これをポリエステルフィルム上に約1 tnm
の厚さに塗布して、その塗膜の透明性を評価した。
(2)天然ゴムのトルエン10%溶液に、天然ゴムと等
巾の炭化水素樹脂を溶解させ、これをポリエステルフィ
ルム上に約80μの厚さに塗布して、その塗膜の透明性
を評価した。
巾の炭化水素樹脂を溶解させ、これをポリエステルフィ
ルム上に約80μの厚さに塗布して、その塗膜の透明性
を評価した。
(3)トラフィックペイント用として市販されている変
性ロジン(マレイン化エステルタイプ;軟化点94°C
1酸1lIi24、溶融粘度150cps)と炭化水素
樹脂とを、等量宛試験管にとり、180’Cの湯浴上で
溶解、混合し、室温に冷却した混合物について、その透
明性を評価した。
性ロジン(マレイン化エステルタイプ;軟化点94°C
1酸1lIi24、溶融粘度150cps)と炭化水素
樹脂とを、等量宛試験管にとり、180’Cの湯浴上で
溶解、混合し、室温に冷却した混合物について、その透
明性を評価した。
2、耐熱性:
内径15闇、長さ18Il#lの試験管に炭化水素樹r
fi2゜5gをとり、200℃の油浴で3時間加熱し、
ガードナー法により色相を測定した。
fi2゜5gをとり、200℃の油浴で3時間加熱し、
ガードナー法により色相を測定した。
3、炭化水素樹脂中の9.10−ジヒドロジシクロペン
タジエン重合単位の割合: 共重合反応前の原料混合物の組成と共重合反応後の重合
油の組成をガスクロマトグラフィーで求め、各共単量体
の反応量比から求めた。
タジエン重合単位の割合: 共重合反応前の原料混合物の組成と共重合反応後の重合
油の組成をガスクロマトグラフィーで求め、各共単量体
の反応量比から求めた。
実施例1
参考実施例で得られた炭化水素樹脂70g、ヘキサン(
三井石油化学工業製品三井ヘキサン)2109および耐
硫黄性ニッケル触媒(8輝化学製品N−1138>7!
iFを容ff1500 dの鋼鉄製オートクレーブに入
れ、温度150℃、圧力4oKtt / cd G 、
時間8時間の反応条件下で水添を行なった。
三井石油化学工業製品三井ヘキサン)2109および耐
硫黄性ニッケル触媒(8輝化学製品N−1138>7!
iFを容ff1500 dの鋼鉄製オートクレーブに入
れ、温度150℃、圧力4oKtt / cd G 、
時間8時間の反応条件下で水添を行なった。
反応終了後、冷却、脱圧、窒素置換、触媒0別および口
演濃縮を行ない、軟化点(JIS K−2531環球
法)94℃、色相(JIS K−5400ガードナー
法)1以下、溶融粘度(エミラー粘度計200℃) 1
40CpSおよび数平均分子量430の特性値を有する
水素化炭化水素樹脂を得た。
演濃縮を行ない、軟化点(JIS K−2531環球
法)94℃、色相(JIS K−5400ガードナー
法)1以下、溶融粘度(エミラー粘度計200℃) 1
40CpSおよび数平均分子量430の特性値を有する
水素化炭化水素樹脂を得た。
実施例2
実施例1において、反応時間を1時間とし、軟化点92
℃、色相2、溶融粘度130cpsおよび数丁均分+
ffi 430の特性値を有する水素化炭化水素樹脂を
得た。
℃、色相2、溶融粘度130cpsおよび数丁均分+
ffi 430の特性値を有する水素化炭化水素樹脂を
得た。
以上の各実施例で得られた水素化炭化水素樹脂100部
(重量、以下同じ)に、市販のSIS系ブロブロック共
重合体ェル社製品カリフレックスTR−1107) 1
00部、鉱物油(シェル社製品シェルフレックス371
N ) 30部および安定剤〈イルガノックス101
0) 3部を加え、ニーダ−で150℃、30分間の混
練を行ない、粘着剤を調製した。
(重量、以下同じ)に、市販のSIS系ブロブロック共
重合体ェル社製品カリフレックスTR−1107) 1
00部、鉱物油(シェル社製品シェルフレックス371
N ) 30部および安定剤〈イルガノックス101
0) 3部を加え、ニーダ−で150℃、30分間の混
練を行ない、粘着剤を調製した。
次に、この粘着剤をポリエステルフィルム(東し製品ル
ミラー、厚さ25μ)上にホットメルト塗布機により5
5μの厚さに塗布して粘着テープを作製し、粘着テープ
性能を評価するために、JISZ−1522に規定され
た方法により接着力および凝集力を、また、J、Dow
法(20℃)によってタックをそれぞれ測定した。得ら
れた結果は、次の表2に示される。なお、比較例のもの
は、水素化炭化水素樹脂の代りに、市販樹脂(グツドイ
ヤー社製品ウィングタックプラス)が用いられている。
ミラー、厚さ25μ)上にホットメルト塗布機により5
5μの厚さに塗布して粘着テープを作製し、粘着テープ
性能を評価するために、JISZ−1522に規定され
た方法により接着力および凝集力を、また、J、Dow
法(20℃)によってタックをそれぞれ測定した。得ら
れた結果は、次の表2に示される。なお、比較例のもの
は、水素化炭化水素樹脂の代りに、市販樹脂(グツドイ
ヤー社製品ウィングタックプラス)が用いられている。
表 2
水素化炭化 実施例1 実施例2 比較例水素樹脂
接着力
(g/25闇幅)0.1 0.1 0.1凝集
力 (u / 2HR) 3500 3300
2600タツク (ボールNα) 16 17 12
以上の結果から、本発明に係る水素化炭化水素樹脂を用
いたものは、凝集力およびタックの点ですぐれているこ
とがことが分る。
力 (u / 2HR) 3500 3300
2600タツク (ボールNα) 16 17 12
以上の結果から、本発明に係る水素化炭化水素樹脂を用
いたものは、凝集力およびタックの点ですぐれているこ
とがことが分る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、鎖状不飽和炭化水素および/またはビニリデン基を
有する環状炭化水素と9,10−ジヒドロジシクロペン
タジエンまたはその誘導体とから実質的になり、前記炭
化水素類の重合単位が20〜98モル%、また9,10
−ジヒドロジシクロペンタジエン類の重合単位が80〜
2モル%の範囲内の割合にある共重合体に水素を付加反
応させることを特徴とする炭化水素樹脂変性物の製造法
。 2、60℃以上の軟化点、10,000cps以下の溶
融粘度および300〜3,000の範囲内の分子量を有
する共重合体が用いられる特許請求の範囲第1項記載の
炭化水素樹脂変性物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17538486A JPS6211702A (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 炭化水素樹脂変性物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17538486A JPS6211702A (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 炭化水素樹脂変性物の製造法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56140738A Division JPS5842610A (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 炭化水素樹脂の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6211702A true JPS6211702A (ja) | 1987-01-20 |
| JPS6261203B2 JPS6261203B2 (ja) | 1987-12-21 |
Family
ID=15995166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17538486A Granted JPS6211702A (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | 炭化水素樹脂変性物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6211702A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4734686B2 (ja) * | 1999-11-18 | 2011-07-27 | 荒川化学工業株式会社 | ポリウレタン系接着剤用粘着付与剤、ポリウレタン系接着剤用バインダー、およびポリウレタン系接着剤組成物 |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP17538486A patent/JPS6211702A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6261203B2 (ja) | 1987-12-21 |
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