JPS6215862B2 - - Google Patents

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JPS6215862B2
JPS6215862B2 JP53116652A JP11665278A JPS6215862B2 JP S6215862 B2 JPS6215862 B2 JP S6215862B2 JP 53116652 A JP53116652 A JP 53116652A JP 11665278 A JP11665278 A JP 11665278A JP S6215862 B2 JPS6215862 B2 JP S6215862B2
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JP
Japan
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photoconductive layer
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light
photoreceptor
color
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JP53116652A
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JPS5543549A (en
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Shuichi Karasawa
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19792936306 priority patent/DE2936306C2/de
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Publication of JPS6215862B2 publication Critical patent/JPS6215862B2/ja
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2色画像形成方法に関し、詳しくは、
2色原稿を1複写工程で複写し得る電子写真感光
体を用いての2色画像形成法に関するものであ
る。
従来のカールソン方式において、電子写真用感
光体上に帯電―露光工程を施して形成される静電
潜像に対応した該感光体の表面電位が正、負いず
れか単一極性を保持し得ればよいのに対し、本発
明の2色電子写真複写方式にては、同様の表面電
位が、色A(例えば赤色)及び色B(例えば非赤
色)の2種類の静電潜像を区別するために、これ
に対応して正、負両極性を保持しなければならな
い。従つて、本発明方法により形成される2色画
像は潜像の表面電位が正、負及び零(地肌部)に
区分けされたものとなつており、従来のカールソ
ンプロセスとは相違したものとなつている。
本発明の電子写真感光体(電子写真複合感光
体)を用いての2色画像形成方法は、導電性基体
上に少なくとも第1の光導電層、トラツプ層及び
第2の光導電層が順次積層された感光体、又は、
導電性基体上に少なくともトラツプ剤を含む第1
の光導電層及び第2の光導電層が順次積層された
感光体に一次帯電を行ない、電荷注入によるか又
は光Aの均一照射により該導電性基体に誘起され
た電荷(一次帯電の極性とは逆極性の電荷)を第
1の光導電層と第2の光導電層との界面又は第1
の光導電層とトラツプ層との界面に移動せしめ、
次いで一次帯電とは極性を異にする二次帯電を施
した後画像露光することにより表面電位が正、負
及び零に区分けされた静電潜像を形成し、これを
二種の異極性異色現像剤で顕像化するという方法
であつて、その際の前記複合感光体として (イ) 前記第1の光導電層はこの層単独の場合に正
又は負帯電下で光Aに対して感度を有し、か
つ、形成された複合感光体の表面に一次帯電、
二次帯電及び画像露光を施した時にその複合感
光体の画像部における表面電位形成に充分寄与
しうる電位保持能を有しており、一方 (ロ) 前記第2の光導電層は光Aを透過させ、この
層単独の場合に第1の光導電層が正帯電下で感
度を有する時には負帯電下においてまた負帯電
下で感度を有する時には正帯電下において光B
に対し感度を有するが色Aに対して感度をほと
んど有せず、更には、形成された複合感光体の
表面に第1の光導電層が正帯電下で感度を有す
る時には負のコロナ帯電を施し画像露光した際
にもまた負帯電下で感度を有する時には正のコ
ロナ帯電を施し画像露光した際にも、表面電位
形成に充分寄与しうる電位保持能を有している ものを使用することを特徴としている。
ここにいう又は後記の「光A」あるいは「色A
の光」とは例えば赤色光(波長600〜800mm程度)
を意味し、また、ここにいう又は後記の「光B」
あるいは「色Bの光」とは例えば赤色光以外の可
視光(波長400〜600mm程度)を意味している。そ
して「正帯電下(又は負帯電下)で色Aの光(又
は色Bの光)に対し感度を有する」といつたよう
な記載は第1の光導電層、第2の光導電層は各々
単独の層の場合に正帯電(又は負帯電)が施され
た状態で色Aの光(又は色Bの光)が照射される
と当該光導電層は導体化されるということを表わ
している。
なお、互いに感光波長域の異なる光導電層を積
層した電子写真用複合感光体自体は特公昭48―
26290号公報、特公昭49―25218号公報などにより
公知である。しかし、これらの文献のうち前者に
記載された複合感光体は、可視光全域に感度をも
たせるようにするため、それぞれ増感された光導
電層を2層以上積層させてなり、通常のカールソ
ンプロセスに用いられるものであり、また、後者
に記載された複合感光体は正又は負の一次帯電後
に、交流コロナ帯電と同時に画像露光を行なわし
めて正、負いずれかの静電コントラストを有する
静電潜像を形成させるのに用いられるものであ
り、いずれも本発明方法におけるような静電潜像
が正、負及び零の電位に区分けされた電子写真に
よる2色画像形成方法とは異なるものである。
以下に、本発明を添附の図面に基づきながら更
に詳細に説明する。第1図および第2図は本発明
に係る代表的な感光体の二例の拡大断面であり、
1,1′,1″及び1は感光体、11は導電性基
体(導電性支持体)、12および12′は第一光導
電層(第1の光導電層)、13はトラツプ層、1
4は第二光導電層(第2の光導電層)を表わして
いる。なお、第一光導電層12′中の点はトラツ
プ剤で、第一光導電層12′の表面又は表面附近
に集積している状態を表わしている。
導電性基体11としては、体積抵抗値が1010
Ω・cm以下の導電層を有するもの、例えばAl,
Cu,Pbなどの金属板、SnO2,CuI,CrO2などの
金属化合物からなる板、あるいはこれら金属又は
金属化合物を蒸着乃至はスパツタリングにより表
面に被覆したプラスチツクフイルム(例えばポリ
エステルフイルム)、ガラス板又は紙などがあげ
られる。
第一光導電層12の素材としては、無定形セレ
ン又はそれにAs,Teなどの分光増感剤を含有し
たものの他、結着剤中に、無機系としては三方晶
形Seなど、有機系としては例えば銅フタロシア
ニンなどのフタロシアニン顔料、スーダンレツ
ド、ダイアンブルー、ジエナスグリーンBなどの
アゾ顔料、ピレンキノン、インダンスレンブリリ
アントバイオレツトRRPなどのキノン顔料、イ
ンジゴ、チオインジゴなどのインジゴ顔料、イン
ドフアーストオレンジトナーなどのビスベンゾイ
ミダゾール顔料、キナクリドン顔料などの着色光
導電粒子を分散したものがあげられる。
ここでの結着剤料としては、ポリエチレン、ポ
リスチレン、ポリブタジエン、スチレン―ブタジ
エン共重合体、スクリル酸エステル又はメタクリ
ル酸エステルの重合体及び共重合体、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリカーボネート、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、アルキツド樹
脂、セルロース系樹脂やポリ―N―ビニルカルバ
ゾール及びその誘導体(例えばカルバゾール骨咳
に塩素、臭素などのハロゲン、メチル基、アミノ
基などの置換基を有するもの)、ポリビニルピレ
ン、ポリビニルアントラセン、ピレン―ホルムア
ルデヒド縮重合体及びその誘導体(例えばピレン
骨核に臭素などのハロゲン、ニトロ基などの置換
基を有するもの)など高分子電子供与性化合物及
びそれらのブレンド等、電子写真用として使用可
能なものは全て使用できる。
この結着剤には可塑剤を併用することができ
る。可塑剤としてはジブチルフタレート、ジオク
チルフタレートなど一般に樹脂の可塑剤として使
用されているものがそのまま使用できる。その使
用量は、樹脂結着剤に対し0〜30重量%程度が適
当である。
更に、この第一光導電層12には必要に応じ
て、前述の分光増感剤以外に、クリスタルバイオ
レツト、マラカイトグリーンなどのトリフエニル
メタン染料、フルオレセイン、ローズベンガル、
ローダミンBなどのキサンテン染料、アクリジン
オレンジなどのアクリジン染料、フエノサフラニ
ン、メチレンバイオレツトなどのアジン染料、フ
エノチアジン、メチレンブルーなどのチアジン染
料や、1,3,5―トリフエニルピリリウムパー
クロレートなどのピリリウム塩、1,3,5―ト
リフエニルチアピリリウムパークロレートなどの
チアピリリウム塩などを分光増感剤として使用す
ることができる。
着色光導電粒子の第一光導電層12に占める割
合は1〜70重量%、望ましくは5〜40重量%が適
当であり、分光増感剤の添加量は必要に応じて、
可塑剤、着色光導電粒子を含めた低分子化合物全
体が第一光導電層12全体に対し70重量%以下で
使用することができる。第一光導電層12の膜厚
は3〜100μm、好ましくは5〜70μmである。
トラツプ層13としては、下記のトラツプ剤を
ポリエステル、スチレンブタジエン樹脂、アクリ
ル樹脂などの結着剤中に分散したものが有効であ
る。トラツプ剤のトラツプ層13に占める量は
0.1〜30重量%が適当で、またトラツプ層13の
厚さは0.1〜5μm、好ましくは0.5〜2μmであ
る。
ここで、トラツプ剤としては、メチル基などの
アルキル基、アルコキシ基、アミノ基、イミノ基
及びイミド基の少なくとも1つを含む化合物、或
いは主鎖又は側鎖にアントラセン、ピレン、フエ
ナントレン、コロネンなどの多環芳香族化合物又
はインドール、カルバゾール、オキサゾール、イ
ソオキサゾール、チアゾール、イミダゾール、ピ
ラゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、
トリアゾールなどの含窒素環式化合物を有する低
分子電子供与性化合物、具体的にはヘキサメチレ
ンジアミン、N―(4―アミノブチル)カダベリ
ン、as―ジドデシルヒドラジン、p―トルイジ
ン、4―アミノ―0―キシレン、N,N′―ジフ
エニル―1,2―ジアミノエタン、0―,m―又
はp―ジトリルアミン、トリフエニルアミン、ジ
ユレン、2―ブロム―3,7―ジメチルナフタレ
ン、2,3,5―トリメチルナフタレン、N′―
(3―ブロムフエニル)―N―(β―ナフチル)
尿素、N′―メチル―N―(α―ナフチル)尿
素、N,N′―ジエチル―N―(α―ナフチル)
尿素、2,6―ジメチルアントラセン、アントラ
セン、2―フエニルアントラセン、9,10―ジフ
エニルアントラセン、9―9′―ビアントラニル、
2―ジメチルアミノアントラセン、フエナントレ
ン、9―アミノフエナントレン、3,6―ジメチ
ルフエナントレン、5,7―ジブロム―2―フエ
ニルインドール、2,3―ジメチルインドリン、
3―インドリルメチルアミン、カルバゾール、2
―メチルカルバゾール、N―エチルカルバゾー
ル、9―フエニルカルバゾール、1,1′―ジカル
バゾール、3―(p―メトキシフエニル)オキサ
ゾリジン、3,4,5―トリメチルイソオキサゾ
ール、2―アニリノ―4,5ジフエニルチアゾー
ル、2,4,5―トリニトロフエニルイミダゾー
ル、4―アミノ―3,5―ジメチル―1―フエニ
ルピラゾール、2,5―ジフエニル―1,3,4
―オキサジアゾール、1,3,5―トリフエニル
―1,2,4―トリアゾール、1―アミノ―5―
フエニルテトラゾール、ビス―ジエチルアミノフ
エニル―1,3,6―オキサジアゾールなどが挙
げられ、カルボン酸無水物、オルソー又はパラ―
キノイド構造など、電子受容性の母核構造を有す
る化合物、ニトロ基、ニトロソ基、シアノ基など
電子受容性の置換基を有する脂肪族環式化合物、
芳香族化合物、複素環式化合物などの電子受容性
化合物、更に具体的には無水マレイン酸、無水フ
タル酸、テトラクロル無水フタル酸、テトラブロ
ム無水フタル酸、無水ナフタル酸、無水ピロメリ
ツト酸、クロル―p―ベンゾキノン、2,5―ジ
クロルベンゾキノン、2,6―ジクロルベンゾキ
ノン、5,8―ジクロルナフトキノン、0―クロ
ルアニル、0―ブロムアニル、p―クロルアニ
ル、p―ブロムアニル、p―ヨードアニル、テト
ラシアノキノジメタン、5,6―キノリンジオ
ン、クマリン―2,2―ジオン、オキシインジル
ビン、オキシインジコ、1,2―ジニトロエタ
ン、2,2―ジニトロプロパン、2―ニトロ―2
―ニトロソプロパン、イミノアセトニトリル、ス
クシノニトリル、テトラシアノエチレン、1,
1,3,3―テトラシアノプロベニド、0―,m
―又はp―ジニトロベンゼン、1,2,3―トリ
ニトロベンゼン、1,2,4―トリニトロベンゼ
ン、1,3,5―トリニトロベンゼン、ジニトロ
ジベンジル、2,4―ジニトロアセトフエノン、
2,4―ジニトロトルエン、1,3,5―トリニ
トロベンゾフエノン、1,2,3―トリニトロア
ニソール、α,β―ジニトロナフタレン、1,
4,5,8―テトラニトロナフタレン、3,4,
5―トリニトロ―1,2―ジメチルベンゼン、3
―ニトロソ―2―ニトロトルエン、2―ニトロソ
―3,5―ジニトロトルエン、0―,m―又はp
―ニトロニトロソベンゼン、フタロニトリル、テ
レフタロニトリル、イソフタロニトリル、シアン
化ベンゾイル、シアン化ブロムベンジル、シアン
化キノリン、シアン化0―キシリレン、0―,m
―又はp―シアン化ニトロベンジル、3,5―ジ
ニトロピリジン、3―ニトロ―2―ピリドン、
3,4―ジシアノピリジン、α―,β―又はγ―
シアノピリジン、4,6―ジニトロキノン、4―
ニトロキサントン、9,10―ジニトロアントラセ
ン、1―ニトロアントラセン、2―ニトロフエナ
ントレンキノン、2,5―ジニトロフルオレノ
ン、2,6―ジニトロフルオレノン、3,6―ジ
ニトロフルオレノン、2,7―ジニトロフルオレ
ノン、2―メトキシ―5,7―ジニトロフルオレ
ノン、2,4,7―トリニトロフルオレノン、
2,4,5,7―テトラニトロフルオレノン、
3,6―ジニトロフルオレノンマンデノニトリ
ル、3―ニトロフルオレノンマンデノニトリル、
テトラシアノピレンなどが使用可能である。
さらに、第二光導電層は(イ)電荷移動鎖体を形成
しうる少なくとも各々電子供与性、電子受容性を
示す2つの有機化合物を含有するもの、または(ロ)
ポリ―N―ビニルカルバゾールをピリリウム系増
感色素等で増感したもの、等の層構成がとりう
る。
これを更に具体的に説明すれば、(イ)については
前記のトラツプ層13であげたような電子供与性
物質、電子受容性化合物を含む光導電層である。
ここでは第一光導電層12の形成の時と同様に、
可塑剤を併用することができ、また適当な範囲で
既に記載した分光増感剤、さらにはオーラミンな
どのジフエニルメタン染料、アクリジンイエロー
などのアクリジン染料等が添加されてもよい。
第二光導電層14の電子輸送能を高めて感光体
の感度を向上させるために、電子受容性を示す有
機化合物の組成比率が大であればある程よく、従
つて、電子受容性を示す有機化合物が析出しない
範囲で最大組成比70重量%まで使用することがで
きる。また、分光増感剤は、電子受容性を示す有
機化合物、可塑剤との和が第二光導電層14中で
最大組成比70重量%となるまで適当量使用するこ
とができる。
一方、(ロ)については、ポリ―N―ビニルカルバ
ゾールをピリリウム系増感色素(例えば1,3,
5―トリフエルピリリウムパークロレートなどの
ピリリウム塩、1,3,5―トリフエニルチアピ
リリウムパークロレートなどのチアピリリウム
塩)等により増感された、すなわち色素増感光導
電層である。
この第二光導電層14の膜厚は3〜30μm、好
ましくは5〜15μmが適当である。
以上は、第1図に示した感光体1の説明である
が、これを実際につくるには、別々に光導電層1
2,14用形成液(あるいは光導電層12は蒸着
により、光導電層14用形成液のみをつくり)、
およびトラツプ層13用形成液を調製し、導電性
支持体上に第一光導電層12を設けた後、順次ト
ラツプ層13、第二光導電層14を塗布乾燥して
形成せしめればよい。
この場合、トラツプ層13と第二光導電層14
との間に、第3図に示したように、中間層15を
設けることもできる。中間層15は樹脂中間層、
無機中間層のいずれであつてもよい。樹脂中間層
としては、前述の第一光導電層12においてあげ
た結着剤材料が使用でき、その他アセチルセルロ
ースなどのセルロース樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リイミド樹脂なども有効に使用することができ
る。この樹脂中間層の厚さは0.01〜5μm好まし
くは0.1〜2μmである。また機中間層としては
SiO2,SnO2,MgF2などの蒸着膜が有効に使用す
ることができる。この無機中間層の厚さは0.1〜
5μm好ましくは0.1〜2μmである。
一方、第2図に示した感光体1′をつくるに
は、第一光導電層用形成液中にトラツプ剤を溶解
させておき、この形成液を導電性支持体11上に
塗布乾燥せしめた後、このトラツプ剤のみを溶解
する溶媒をコーテイングして、第一光導電層1
2′の表面をトラツプ剤リツチにし、しかる後第
二光導電層14を形成すればよい。第2図で、1
3′はトラツプ剤を示している。
勿論、この第2図に示したタイプの感光体1′
にあつても第一光導電層12′と第二光導電層1
4との間に、先の中間層15が設けられるように
してもよい(第4図)。
なお、本発明方法で用いられる感光体の製造過
程で使用される有機溶媒は、結着剤を溶解させる
ものでなければならず、例えばトルエン、テトラ
ヒドロフラン、1,2―ジクロルエタン、ベンゼ
ン、メタノールなどが適当である。
かかる本発明方法で用いられる感光体によれ
ば、従来のトラツプ層を設けなかつたものに比較
して暗減衰が著しく少なく、極めて望ましい結果
が得られる。また、中間層15を設けるようにす
れば、第二光導電層14に対する電荷の分布が適
正に保たれるようになる。従つて、本発明で用い
られる感光体は所期の目的を充分達成するもので
ある。
本発明の複合感光体を使用した電子写真プロセ
ス(2色画像形成方法)は、次のとおりである。
すなわち、1つは第7図に示したように、まずこ
の感光体をチヤージヤー2によつて、均一に負帯
電することにより開始される。チヤージヤー2に
よるこの帯電を、一次帯電と称する。この一次帯
電は第1の光導電層12が整流性を有するもので
は暗中において行なつてもよいが、感光体1,
1′,1″,1を色Aの光で均一照射しつつ行な
つてもよい。モデル的説明にあつては、光照射と
同時に一次帯電を行なう場合の方が理解しやすい
と思われるので、ここでは色Aの光(hνA)に
よる均一照射がなされるものとして説明を行なう
(7―1図)。
いま、感光体1を色Aの光(hνA)を均一に
照射しつつ、導電性支持体11を対向電極として
一次帯電を行なえば、チヤージヤー2から付与さ
れる負電荷は光導電層14の表面を均一に帯電さ
せるが、一方、照射される色Aの光(hνA)は
光導電層14に物理的変化を生ぜしめることなく
これを透過し、色Aの光(hνA)に対しては感
度を有する光導電層12に吸収されこれを導体化
するから、光導電層12と光導電層14又は中間
層15との境界面には、一次帯電の極性とは逆極
性の正電荷が誘起し均一に分布する。勿論このと
き、感光体1の表面電位は均一であつて負極性で
ある。
次いで、チヤージヤー3により正帯電を施す。
このチヤージヤー3による帯電を二次帯電と称す
る(7―2図)。二次帯電後に白色画像露光を行
なう(7―3図)と、原稿(白地に赤色=色A及
び黒色からなる2色原稿)の白地に対応する部位
においては、色Aの光(hνA)および色Bの光
(hνB)が反射光として感光体1に照射されるこ
とになる。従つて、第2の光導電層14は色Bの
光(hνB)により、第1の光導電層12は色A
の光(hνA)によりそれぞれ導体化され、両層
に蓄積されていた電荷が中和や散逸により消失
し、第8図のごとく感光体表面電位がほぼ0とな
る。
一方、未露光部(原稿の黒部に対応)は、第8
図のごとく、二次帯電による正の表面電位が保存
される。原稿の色Aに対応する部位においては、
色Bの反射光により第1の光導電層12のみが導
体化され、二次帯電をキヤンセルするために一次
帯電の状態に復帰し、このため負の電位が出現す
る。第7―4図はこうして得られた潜像を顕像化
した状態を呈したものであり、ここでの(−)、
(+)は原稿の色A、黒色画像部に対応している
ところの静電潜像の表面電位を表わしており、
及びは現像剤(顕電粒子)TA、現像剤(顕電
粒子)TBLを表わしている。
また、本発明感光体を使用した電子写真プロセ
スの他の1つは、第9図に示したように、まず感
光体1を正帯電による一次帯電を行なつてから色
Aの光(hνA)を均一照射するか、色Aの光
(hνA)を均一照射しつつ一次帯電を行ない、次
いで負帯電による二次帯電を施した後白色画線露
光を行なえば、先の例とは逆に、未露光部は二次
帯電による負の表面電位が保存され、原稿の色B
に対応する部位においては正の電位が出現する。
従つて、これを現像剤TA,TBによつて現像すれ
ばよい。
上記いずれの方式にしろ、現像工程時、現像剤
に曝される前の感光体は色Aおよび色Bの2種類
の静電潜像を区別して、この静電潜像に対応して
正、負両極性及び零の顕電現像しうるだけの充分
な表面電位を形成しうることが必要であるが、本
発明感光体はそうした性能を満足している。な
お、本発明感光体では色Aの光の均一露光を省略
しても同様な結果を得ることができる。
次に実施例を示す。部はすべて重量部である。
実施例 1 β型銅フタロシアニン 3部 ポリエステル樹脂 7部 をテトラヒドロフラン90部に加え、ボールミルで
5時間分散した後、これを導電性基体(Al蒸着
マイラーフイルム)上に流延塗布し、自然乾燥を
5分間してから110℃のエアバア中で10分間加熱
乾燥を行ない、厚さがほぼ16μmの第一光導電層
を形成した。次いで、この上に ポリエステル樹脂 1部 トリニトロフルオレノン 0.5部 テトラヒドロフラン 30部 よりなる溶液をブレードにより塗布して乾燥し
て、約1μm厚のトラツプ層を形成した。更に、
このトラツプ層上に 酸化亜鉛(SX―8,堺化学〓製) 40g アクリル樹脂(RNK―700) 8g 3′,4′,5′,6′―テトラクロロフルオレセイン
(増感色素) 2×10-5モル/20ml メタノール溶液 テトラフオノールブルー(増感色素)
2×10-5モル/20ml メタノール溶液 トルエン 200ml をホモジナイザーにより10分間分散した溶液をブ
レードにより塗布し、100℃で10分間乾燥して、
ほぼ15μm厚の第二光導電層を形成し第1図に示
したタイプの感光体をつくつた。
比較のために、トラツプ層を設けなかつた他は
まつたく同じにして比較感光体をつくつた。
それぞれの感光体を赤色光下において−6KVの
コロナ放電を10秒間行なつて負帯電したところ、
本発明に係わる感光体では−800V、比較感光体
では−550Vであつた。次に+6KVのコロナ放電
により10秒間正帯電したところ、本発明に係わる
感光体では+400V、比較感光体では+500Vとな
つた(第5図、実線は本発明に係わる感光体、破
線は比較感光体を表わしている)。
続いて、白色普通紙に赤インク、赤鉛筆、赤イ
ンクボールペンで赤色情報画像を記入し、黒イン
ク、黒鉛筆、黒インクボールペンで黒色情報画像
を記入した2色原稿を、白色光で照明し、その反
射光を結像レンズ系で上記二次帯電のなされた本
発明感光体上に結像させることにより、原稿の光
像を照射した。
このようにして形成された静電潜像を、負帯電
した黒色トナーを分散媒中に分散させた現像液
と、正帯電した赤色トナーを分散媒中に分散させ
た現像液とで可視化し、得れた可視現像を受像シ
ート上に転写し定着したところ、明度の高い、混
色のない鮮明な赤黒2色像が得られた。
実施例 2 CdS(Cuをドーピングした) 5部 ポリエステル樹脂 5部 テトラヒドロフラン 40部 無水フタル酸 0.1部 よりなる溶液を超音波分散により10分間分散した
後、これをAl蒸着マイラーフイルム上にブレー
ドにより塗布し乾燥してほぼ15μm厚の光導電層
を作成した。この光導電層を充分乾燥してから、
テトラヒドロフランのみをコーテイングして乾燥
し、先の光導電層の表面が無水フタル酸リツチと
なつた第一光導電層とした。次いで、この上に実
施例1と同じ第二光導電層を形成して、第2図に
示したタイプの感光体をつくつた。
比較のために、無水フタル酸を第一導電層に入
れなかつた他はまつたく同様にして(テトラヒド
ロフランのみをコーテイングする操作も行なわれ
ない)比較感光体をつくつた。
それぞれの感光体を赤色光下において−6KVの
コロナ放電を10秒間行なつて負帯電したところ、
本発明に係わる感光体、比較感光体とも−700V
であつたが、続いて+6KVのコロナ放電により10
秒間正帯電したところ、本発明に係わる感光体で
は+550V、比較感光体では+500Vとなつた第6
図、実線は本発明に係わる感光体、破線は比較感
光体を表わしている。) また、この本発明感光体を実施例1と同じよう
にして画像形成に供したところ、鮮明な2色複写
画像が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明に係る感光体の4例
の拡大断面図、第5図乃至第9図は本発明感光体
の特性を説明するための図である。 1,1′,1″,1…感光体、2,3…チヤー
ジヤー、11…導電性基体、12…第1の光導電
層、13…トラツプ層、14…第2の光導電層、
15…中間層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導電性基体上に少なくとも第1の光導電層、
    トラツプ層及び第2の光導電層が順次積層され、
    又は導電性基体上に少なくともトラツプ剤を含む
    第1の光導電層及び第2の光導電層が順次積層さ
    れ、該第1の光導電層はこの層単独の場合に正あ
    るいは負帯電下で光Aに対して感度を有し、か
    つ、形成された感光体の表面に正あるいは負コロ
    ナ帯電を施した時に表面電位形成に充分寄与しう
    る電位保持能を有し、一方、該第2の光導電層は
    光Aを透過させ、かつ、この層単独の場合に第1
    の光導電層が正帯電下で感度を有する時には負帯
    電下においてまた第1の光導電層が負帯電下で感
    度を有する時には正帯電下において光Bに対し感
    度を有するが色Aに対して感度をほとんど有せ
    ず、更には、形成された感光体の表面に、第1の
    光導電層が正帯電下で感度を有する時には負のコ
    ロナ帯電を施した際にもまた第1の光導電層が負
    帯電下で感度を有する時には正のコロナ帯電を施
    した際にも、表面電位形成に充分寄与しうる電位
    保持能を有しているものである電子写真複合感光
    体を用い、この感光体上に (i) 正極性又は負極性の一次帯電を行ない、電荷
    注入によるか又は光Aの均一照射により導電性
    基体に誘起された電荷を第1の光導電層と第2
    の光導電層との界面又は第1の光導電層とトラ
    ツプ層との界面に移動せしめ、次いで、 (ii) 一次帯電と異なる極性の二次帯電を施した後
    画像露光することにより表面電位が正、負及び
    零に区分けされた静電潜像を形成させた後、 (iii) この静電潜像を二種の異極性異色現像剤で顕
    像化する、 ことを特徴とする2色画像形成方法。
JP11665278A 1978-09-25 1978-09-25 Photoreceptor for electrophotography Granted JPS5543549A (en)

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