JPS6218364Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6218364Y2 JPS6218364Y2 JP1982053515U JP5351582U JPS6218364Y2 JP S6218364 Y2 JPS6218364 Y2 JP S6218364Y2 JP 1982053515 U JP1982053515 U JP 1982053515U JP 5351582 U JP5351582 U JP 5351582U JP S6218364 Y2 JPS6218364 Y2 JP S6218364Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- tool
- steel wire
- inner diameter
- bearings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、焼結含油軸受の内径寸法を精密に
仕上げ加工するための治具に関するものである。
仕上げ加工するための治具に関するものである。
焼結含油軸受(以下単に「軸受」と記すことが
ある。)は滑り軸受の一種で、軸との間に適正な
隙間を保つためにはその内径寸法や真円度が重要
である。また、従来は軸受を単体で用いる場合が
多いが、例えばVTRのキヤプスタンのように、
2個の軸受をハウジング内に所定の間隔をおいて
装着して軸を2点で支持する使い方が増え、この
場合には軸受個々の精度だけでなく、2個の軸受
の同心度が特に重要になる。
ある。)は滑り軸受の一種で、軸との間に適正な
隙間を保つためにはその内径寸法や真円度が重要
である。また、従来は軸受を単体で用いる場合が
多いが、例えばVTRのキヤプスタンのように、
2個の軸受をハウジング内に所定の間隔をおいて
装着して軸を2点で支持する使い方が増え、この
場合には軸受個々の精度だけでなく、2個の軸受
の同心度が特に重要になる。
ところで、軸受の内径はハウジングへの圧入に
よつて変化するために圧入前に仕上げても意味が
なく、組み立て後に適宜の矯正手段を施すことに
なる。そして、その手段としてリーマ加工などの
切削やバーニツシングが従来用いられているが、
前者の場合は軸受面の滲油孔が切削によつて損わ
れる虞れがあり、好ましい手段ではない。一方、
後者の場合は工具の加工部の形状・寸法の修正が
殆ど不可能なため、原料粉、成形や焼結条件など
の変動により軸受部材のスプリングバツク(弾性
復元量)が変化した場合に対応できず、矯正後の
製品のバラツキが大きくなるという難点がある。
よつて変化するために圧入前に仕上げても意味が
なく、組み立て後に適宜の矯正手段を施すことに
なる。そして、その手段としてリーマ加工などの
切削やバーニツシングが従来用いられているが、
前者の場合は軸受面の滲油孔が切削によつて損わ
れる虞れがあり、好ましい手段ではない。一方、
後者の場合は工具の加工部の形状・寸法の修正が
殆ど不可能なため、原料粉、成形や焼結条件など
の変動により軸受部材のスプリングバツク(弾性
復元量)が変化した場合に対応できず、矯正後の
製品のバラツキが大きくなるという難点がある。
そこで、使い勝手のより優れたバーニツシング
工具を目指して工夫したのがこの考案であつて、
即ち、その先端をテーパー面の案内部1、後端を
シヤンク部3とする丸棒状部材の胴部2に所定の
太さの鋼線を密に巻き付け、この部分を矯正加工
に用いることをその要旨とするものである。
工具を目指して工夫したのがこの考案であつて、
即ち、その先端をテーパー面の案内部1、後端を
シヤンク部3とする丸棒状部材の胴部2に所定の
太さの鋼線を密に巻き付け、この部分を矯正加工
に用いることをその要旨とするものである。
第1図はこの考案に係る工具の一実施例を示す
正面図、第2図は第1図から鋼線4を取り除いた
状態の正面図で、各部の名称とその符号は上記の
通りである。
正面図、第2図は第1図から鋼線4を取り除いた
状態の正面図で、各部の名称とその符号は上記の
通りである。
ここで各部の寸法について述べると、1はこの
工具を軸受に挿入し易くする案内部であるから、
その長さや先端の直径Aは適宜でよいが、後端の
直径Bは軸受の内径に対して通り嵌めとなる寸法
に作られる。胴部2はそれより細いが、鋼線4を
巻き付けた状態の外径FがBより若干大きくなる
ようにC,Dが設定される。Fの値が軸受部材の
スプリングバツクを含んで設定されるのは勿論で
ある。なお、CとDを等しくしたものは矯正代が
小さい場合や2個の軸受の心出しに適し、C<D
と直径を漸増させたものは矯正代が大きい場合に
適している。シヤンク部3の寸法は、この工具を
取り付ける加工機次第であるが、通常はE<Fに
設定される。
工具を軸受に挿入し易くする案内部であるから、
その長さや先端の直径Aは適宜でよいが、後端の
直径Bは軸受の内径に対して通り嵌めとなる寸法
に作られる。胴部2はそれより細いが、鋼線4を
巻き付けた状態の外径FがBより若干大きくなる
ようにC,Dが設定される。Fの値が軸受部材の
スプリングバツクを含んで設定されるのは勿論で
ある。なお、CとDを等しくしたものは矯正代が
小さい場合や2個の軸受の心出しに適し、C<D
と直径を漸増させたものは矯正代が大きい場合に
適している。シヤンク部3の寸法は、この工具を
取り付ける加工機次第であるが、通常はE<Fに
設定される。
胴部2に鋼線4を密に巻き付けた状態の断面は
半円形の山と谷が交互に連なる形状を呈し、この
加工部が矯正機能を発揮する。
半円形の山と谷が交互に連なる形状を呈し、この
加工部が矯正機能を発揮する。
この工具による軸受内径の矯正はハウジングに
軸受を圧入した後で、または圧入と同時に行なわ
れる。いずれの場合にも、この工具を軸受に挿入
すると、加工部の形状に従つて軸受内径は拡張と
収縮を短時間に繰り返し、その間に塑性変形して
所定の寸法に矯正される訳である。
軸受を圧入した後で、または圧入と同時に行なわ
れる。いずれの場合にも、この工具を軸受に挿入
すると、加工部の形状に従つて軸受内径は拡張と
収縮を短時間に繰り返し、その間に塑性変形して
所定の寸法に矯正される訳である。
この考案により得られる効果を列挙すると次の
通りである。先ず、コイルの隣り合う鋼線と胴部
との間の空隙に多量の潤滑油を貯えられるために
矯正が円滑に行なわれ、加工の断続性と相俟つて
少ない発熱で仕上げることができる。
通りである。先ず、コイルの隣り合う鋼線と胴部
との間の空隙に多量の潤滑油を貯えられるために
矯正が円滑に行なわれ、加工の断続性と相俟つて
少ない発熱で仕上げることができる。
更に大きな利点は、この工具は鋼線4の交換に
よつてその加工部の外径Fを微調整できることで
ある。前述したように、焼結合金は製造過程の諸
因子によつてスプリングバツクがロツト毎に変動
する場合があるが、従来の工具は加工部が本体と
一体で修正できないか、分離型のものも取り付け
部品の関係で殆ど修正できない。これに対して、
この考案によればFの値を増減自在なので、軸受
内径をより高精度に矯正することができる。
よつてその加工部の外径Fを微調整できることで
ある。前述したように、焼結合金は製造過程の諸
因子によつてスプリングバツクがロツト毎に変動
する場合があるが、従来の工具は加工部が本体と
一体で修正できないか、分離型のものも取り付け
部品の関係で殆ど修正できない。これに対して、
この考案によればFの値を増減自在なので、軸受
内径をより高精度に矯正することができる。
第1図はこの考案に係る工具の一実施例を示す
正面図、第2図は第1図から鋼線4を取り除いた
状態の正面図である。 1……案内部、2……胴部、3……シヤンク
部、4……鋼線。
正面図、第2図は第1図から鋼線4を取り除いた
状態の正面図である。 1……案内部、2……胴部、3……シヤンク
部、4……鋼線。
Claims (1)
- 丸棒状部材の先端をテーパー面の案内部1、後
端をシヤンク部3とし、中間の胴部2に所定の太
さの鋼線4を密に巻き付けた加工部を形成したこ
とを特徴とする焼結軸受の内径仕上げ用工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5351582U JPS58157556U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 焼結軸受の内径仕上げ用工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5351582U JPS58157556U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 焼結軸受の内径仕上げ用工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58157556U JPS58157556U (ja) | 1983-10-20 |
| JPS6218364Y2 true JPS6218364Y2 (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=30064175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5351582U Granted JPS58157556U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 焼結軸受の内径仕上げ用工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58157556U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0239736Y2 (ja) * | 1984-11-15 | 1990-10-24 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51107264A (ja) * | 1975-03-18 | 1976-09-22 | Toyota Motor Co Ltd | Panitsushingukogu |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP5351582U patent/JPS58157556U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58157556U (ja) | 1983-10-20 |
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