JPS6223641Y2 - - Google Patents

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JPS6223641Y2
JPS6223641Y2 JP1981117532U JP11753281U JPS6223641Y2 JP S6223641 Y2 JPS6223641 Y2 JP S6223641Y2 JP 1981117532 U JP1981117532 U JP 1981117532U JP 11753281 U JP11753281 U JP 11753281U JP S6223641 Y2 JPS6223641 Y2 JP S6223641Y2
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JP1981117532U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、農用トラクターのボンネツト1内に
おいて、エンジンのクランク軸より動力を得てフ
ロントマウントやミツドマウントの作業機を駆動
する為のフロントPTO装置に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 従来からトラクターのボンネツト内の前端の位
置に、フロントPTOプーリーを配置した技術は
公知とされているのである。
例えば実開昭54−2918号公報等である。
しかし従来の技術においては、該フロント
PTOプーリーがボンネツト内に配置されて、該
フロントPTOプーリーより腹部に装着された作
業機へVベルトが巻回される為に、ボンネツトの
下方が開口されてしまい、該ボンネツト内に配置
されたラジエーターの吸引風が該下方開口から吸
入されてしまい前面グリル板を通過しないので、
藁屑や塵埃等が濾過されず、ラジエーターの吸引
面に付着して冷却効率を低下させるという不具合
いがあつたのである。
またフロントPTOプーリーの部分が下方に向
けて露出されていたので、地表面の泥土が付着
し、電磁クラツチ等の作動不良が発生し易いとい
う不具合いがあつたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 フロントPTO装置は、フロントPTOプーリー
にVベルトを巻回し、下方の作業機を駆動するも
のであり、作業機に石が噛み込んだり異物が侵入
すると、Vベルトは衝撃を受け、フロントPTO
装置自体が急激に下方へ引つぱられるものであ
る。故に確実に固設しておく必要があり、また電
磁クラツチの部分に泥土等が付着すると、作動不
良状態が発生するのである。
本考案の目的は、フロントPTO装置3を頑丈
に構成した底板である取付ブラケツトに固設し、
更にボンネツト内のラジエーター23前面空間に
構成した密閉部内に配置することにより、地表面
からの泥土の付着を防止し、また該密閉空間にフ
ロントPTO装置3を配置したことにより、Vベ
ルト40の出口の空間を挿通孔27bとして開け
る必要があるので、該部分には防塵閉鎖体26を
配置することにより閉鎖したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
ボンネツト1内においてラジエーター23の前
面空間を密閉し、空気は前面グリル板1aのみか
ら吸引されるようにした構成において、該前面空
間の底板を構成する取付ブラケツト27を機体フ
レーム2L,2Rの間に渡架固設すると共に、該
取付ブラケツト27の上面にフロントPTO装置
3を配置し、フロントPTO装置3の下方の取付
ブラケツト27には、フロントPTOプーリー3
7に巻回し、腹部に装着した作業機へ動力を伝達
するVベルト40の挿通孔27bを開口し、該挿
通孔27bを防塵閉鎖体26により閉鎖したもの
である。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付
の図面に示した実施例の構成に基づいて、本考案
の構成を説明すると。
第1図は小形トラクターの全体側面図である。
ボンネツト1の内部にエンジンを配置し、ボン
ネツト1内のエンジン後部にクラツチハウジング
を固設している。該クラツチハウジングよりミツ
シヨンケース11へはユニバーサルジヨイント付
きの軸にて連動させている。
ボンネツト1の後面をボンネツト後面板8にて
覆い、該ボンネツト後面板8にダツシユボードを
設け、ステアリングハンドル7を立設している。
ボンネツト後面板8はシート9の前方下部をも覆
つて、その後端はフエンダー10の前端に連結さ
れている。
又、ボンネツト1内のエンジンの前部にフロン
トPTOプーリー装置3が設けられている。前輪
5,5はセンターピン4にて枢支されている。セ
ンターピン4は機体フレーム2の下面に固設され
ている。
本考案のトラクターは前端から後端まで延設さ
れた機体フレーム2を中心に、該機体フレーム2
に部品を装着する形状で構成されている。
機体フレーム2の後部の内側にミツシヨンケー
ス11が吊架状に固定されている。該ミツシヨン
ケース11のリアアクスルハウジング19部分を
機体フレーム2に吊架している。リアアクスルハ
ウジング19より車軸15,15が突出し、後輪
12,12が支架されている。ミツシヨンケース
11の後部に機体フレーム2よりドローバーヒツ
チ取付枠16が下方へ固設されている。
又、機体フレーム2の後部上方にフエンダー1
0が支持立設され、該フエンダー10上にシート
9が支持されている。
ステアリングハンドル7の右側面にミツドマウ
ントモアーリフト杆6が設けられ、該ミツドマウ
ントモアーリフト杆6を回動することにより、ミ
ツドマウントリフトアーム14を回動し、腹部に
装着されたミツドマウントモアーを上下昇降させ
る。13は左右のステツプ、17はクラツチペダ
ル、16はドローバーヒツチ取付枠である。
第2図はボンネツト1の側面図で内部の部品の
配置を破線で示している。第3図は同じくボンネ
ツト1の側面図、第4図はボンネツト1の前面図
であり右半分は断面図を示している。
第5図もボンネツト1の前面側面図、第6図は
ボンネツト1の回動枢支部を示す前面断面図、第
7図は同じく側面断面図である。
ボンネツト1の内部には、前面グリル板1aの
裏側上部に前照灯22が設けられ、前照灯22の
後にエアーフイルター21が設けられている。エ
アーフイルター21はラジエーター23の後のエ
ンジンへ空気を送る為のものであり、ラジエータ
ー23の上側にパイプが通過する孔が設けられて
いる。又、エアーフイルター21の下側にフロン
トPTO装置3が固定されている。
ラジエーター23の前面空間は密閉され、空気
は前面グリル板1aのみから吸引されるようにし
ている。フロントPTO装置3は機体フレーム2
を構成する左右の形鋼の間に渡架された取付ブラ
ケツト27上に固設されている。
又、機体フレーム2の下方にセンターピン4の
枢支体20が突設されている。
ボンネツト1の回動用の枢支部については第6
図、第7図にその詳細が示されている。ボンネツ
ト1の枢支片24は機体フレーム2の左右側板2
L,2Rに挿通された枢支ピン30に枢支されて
いる。
しかし、枢支ピン30を実際に枢支しているの
は、枢支ピン30のブラケツト25の孔25aで
あり、機体フレーム2の左右側板2L,2Rには
第11図の如く、長孔2bと2c,2cが開口さ
れており、調節可能とされているのである。ブラ
ケツト25は機体フレーム2の左右側板2L,2
Rの内側に配置されており、外側から挿入したボ
ルト50,50をブラケツト25に設けたネジ孔
25b,25bに螺装して固定されるものであ
る。
このボルト50,50を挿入する側板2L,2
Rの穴が長孔2c,2cに構成さ0ているので、
ボルト50を緩めた後にブラケツト25を前後に
移動させることができるのである。しかし、枢支
ピン30の側板への嵌入孔が丸孔であれば前後調
節ができないので、側板2L,2Rのブラケツト
取付位置の上部に枢支ピン30移動用の長孔2b
を設けている。枢支ピン30は嵌入後に松葉ピン
にてその抜止めが行なわれている。故にボンネツ
ト1の前後調節は機体フレーム2の外側からボル
ト50,50を緩めることにより容易に行えるの
である。
次にラジエーターの防塵装置について説明する
と。
ラジエーター23のフアンはラジエーターの後
側に設けられた吸引フアンであり、吸引フアンに
て吸つた空気が必らずラジエーターのフアン部を
通過するようにラジエーターの周囲とボンネツト
1の内部との間に弾性パツキン33,34等を貼
設している。
又、前面グリルを通過せずにボンネツト1の下
側から吸引される塵埃を防ぐように、ボンネツト
1の下側と機体フレーム2との間にも弾性パツキ
ン31,32等が貼設されている。
そしてラジエーターの防塵網42はラジエータ
ーブラケツト28の摺動レール28a,28bに
嵌め込まれており、横方向へ把手43を把んで抜
き出し可能にしている。これはラジエーター23
を通過する風が運んだ塵埃が防塵網42に詰まつ
て空気抵抗を大きくするので、時々水洗除去する
ことのできるように構成されているのである。
防塵網42の構成は第17図、第18図にその
詳細が示されている。そして、従来の防塵網42
と異なり横方向への塵受樋44を防塵網42の枠
体と一体的に構成している。又、把手43をラジ
エーターブラケツト28の一部にボルトで固定
し、水洗掃除以外の場合には、ラジエーターから
抜け出すことのないように構成している。
この防塵網の塵受樋44を設けることにより、
エンジン停止時に防塵網に付着していた塵埃が落
下して、フロントPTO装置3の電磁クラツチ装
置上に降りかかり、電磁クラツチの接触不良事故
多発の原因となつていたのを解消することができ
たものである。
第8図はフロントPTO装置3の側面断面図、
第9図は同じく前面図、第10図は機体フレーム
2の前部の平面図、第11図は同じく側面断面
図、第12図は、除塵ブラシ26の側面図、第1
3図は除塵ブラシ26の平面図、第14図は機体
フレーム2の全体平面図、第15図は同じく側面
図、第16図は同じく前面図、第17図は防塵網
42の側面図、第18図は同じく前面図である。
第8図、第9図において、フロントPTO装置
3の取付け状態について説明する。
まずフロントPTO装置3は軸受ケース36を
U字形に構成しVプーリー37と電磁クラツチ装
置38及び入力軸39を支持させている。入力軸
39はユニバーサルジヨイント35にてエンジン
の動力が伝えられている。軸受ケース36は後面
を取付ブラケツト27の縦縁27aに密着固定可
能とし、その下面に前後幅aの長さのボルト締付
面を構成している。前後幅aよりも前部の軸受ケ
ース36aは幅狭とし、Vプーリー37のVベル
ト40が通過可能な幅としている。
又、軸受ケース36の後面はラジエーターブラ
ケツト28の前面とも密着固定させて、全体の強
度UPを図つている。
フロントPTO装置3の取付ブラケツト27の
Vプーリー37の下側にVベルト40の挿通孔2
7bを設けている。ここより伝動ベルトを挿通し
て、農用トラクターの腹部に装着したロータリー
モアー等へ動力を伝達している。
そしてこの挿通孔27bには第10図、第11
図、第12図、第13図に示す如く防塵閉鎖体2
6を取付可能に構成している。
該取付ブラケツト27に開口したVベルト40
の挿通孔27bにおいて、Vベルト40を挿入す
る時には、該防塵閉鎖体26を排除してVベルト
40の挿入を容易にし、該Vベルト40を装着し
た後は該挿通孔27bを閉鎖して、該挿通孔27
bより地表面の塵埃や藁屑を、ラジエーターフア
ンの吸引風により吸引することを防いでいるので
ある。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、ボンネツト1内のラジエーター23の
前部空間を密閉したことにより、ラジエーター2
3のフアンにより吸引される冷却風は全て前面グ
リル板1aの部分を通過することとなり、該前面
グリル板1aにより必ず藁屑や塵埃を濾過除去す
ることにより、ラジエーター23の前面に付着し
た藁屑や塵埃が冷却効率を下げることが無くなつ
たのである。
第2に、該前部空間の内部にフロントPTO装
置3を配置することにより、頑丈に構成した底板
である取付ブラケツト27の上にフロントPTO
装置3を配置することができ、また地表面から飛
散する泥土や藁屑や塵埃によりフロントPTO装
置3の電磁クラツチ装置を作動不良を招くことが
無くなつたものである。
第3に、ラジエーター23の前部空間内にフロ
ントPTO装置3を配置したことにより、該空間
から作業機へ動力を伝達する為のVベルト40の
挿通孔27bを開口する必要があり、該挿通孔2
7bから藁屑や塵埃が吸引される恐れがあるが、
該部分を防塵閉鎖体26に閉鎖することにより、
該挿通孔27bからの藁屑や塵埃の吸引も防止す
ることが出来たものである。
第4に、従来の技術においては、ラジエーター
の前部空間の底板の下方にフロントPTO装置を
配置しており、該フロントPTO装置はラジエー
ターの前部空間の下側に配置されているのであ
る。故に該フロントPTO装置やVベルトをカバ
ーする為の装置としてベルトカバーが配置されて
おり、腹部に作業機を装着する必要の無い場合に
は、該ベルトカバーやVベルトやフロントPTO
装置を全て外してしまう必要があるのである。
これに対して、本考案の場合には、フロント
PTO装置3はラジエーター23の前部空間内に
配置されている為に、もし腹部装着作業機を外し
た場合にもVベルト40のみを取り外すだけで、
作業機はそのままに放置して置くことができるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は小形農用トラクターの全体側面図、第
2図はボンネツト1の側面図で内部の部品の配置
を鎖線で示した図面、第3図も同じくボンネツト
1の側面図、第4図はボンネツト1の前面図であ
り右半分は断面を示している。第5図もボンネツ
ト1の内部の前面断面図、第6図はボンネツト1
の回動枢支部を示す前面断面図、第7図は同じく
側面断面図、第8図はフロントPTO装置3の側
面断面図、第9図は同じく前面図、第10図は機
体フレーム2の前部の平面図、第11図は同じく
側面断面図、第12図は除塵ブラシ26の側面
図、第13図は除塵ブラシ26の平面図、第14
図は機体フレーム2の全体平面図、第15図は同
じく側面図、第16図は同じく前面図、第17図
は防塵網42の側面図、第18図は同じく前面図
である。 1……ボンネツト、1a……前面グリル板、2
……機体フレーム、2L,2R……機体フレーム
側板、2a……バンパー、3……フロントPTO
装置、23……ラジエーター、26……防塵閉鎖
体、27……フロントPTO取付ブラケツト、2
7b……Vベルトの挿通孔、27a……縦縁、3
7……フロントPTOプーリー、40……フロン
トPTOVベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボンネツト1内においてラジエーター23の前
    面空間を密閉し、空気は前面グリル板1aのみか
    ら吸引されるようにした構成において、該前面空
    間の底板を構成する取付ブラケツト27を機体フ
    レーム2L,2Rの間に渡架固設すると共に、該
    取付ブラケツト27の上面にフロントPTO装置
    3を配置し、フロントPTO装置3の下方の取付
    ブラケツト27には、フロントPTOプーリー3
    7に巻回し腹部に装着した作業機へ動力を伝達す
    るVベルト40の挿通孔27bを開口し、該挿通
    孔27bを防塵閉鎖体26により閉鎖したことを
    特徴とする農用トラクターのフロントPTO装
    置。
JP11753281U 1981-08-06 1981-08-06 農用トラクタ−のフロントpto装置 Granted JPS5822324U (ja)

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JP11753281U JPS5822324U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 農用トラクタ−のフロントpto装置

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JP11753281U JPS5822324U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 農用トラクタ−のフロントpto装置

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Publication Number Publication Date
JPS5822324U JPS5822324U (ja) 1983-02-12
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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11753281U Granted JPS5822324U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 農用トラクタ−のフロントpto装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57114726U (ja) * 1981-01-10 1982-07-16

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JPS5822324U (ja) 1983-02-12

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