JPS6228782B2 - - Google Patents
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- JPS6228782B2 JPS6228782B2 JP5100879A JP5100879A JPS6228782B2 JP S6228782 B2 JPS6228782 B2 JP S6228782B2 JP 5100879 A JP5100879 A JP 5100879A JP 5100879 A JP5100879 A JP 5100879A JP S6228782 B2 JPS6228782 B2 JP S6228782B2
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Description
本発明は新規なニトロ化合物、およびその製造
方法に関する。さらに詳しくは農薬、医薬の有用
な中間体である、下記一般式()で示される新
規なニトロ化合物、およびその製造方法に関す
る。 〔式中、R1は
方法に関する。さらに詳しくは農薬、医薬の有用
な中間体である、下記一般式()で示される新
規なニトロ化合物、およびその製造方法に関す
る。 〔式中、R1は
【式】(ここにR4は水素原
子、低級アルキル基またはハロゲン原子を表わ
す。)を表わし、R2は低級アルキル基、低級アル
ケニル基または低級アルキニル基を表わす。R3
は水素原子または低級アルキル基を表わす。〕 有用な農薬として知られているアレスリンは
1949年にM.S.Schechterにより発明され、そのす
ぐれた殺虫活性と低毒性のゆえに広く全世界で使
用されており、その合成法についても種々の検討
がなされている。 その中で、アレスリンのアルコール成分の合成
法についても種々の提案がなされており、その一
部は実際の製造に取り入れられているものであ
る。しかしこれらは収率、操作それに環境問題等
の点で必ずしも工業的に満足できるものではな
い。 例えば今日工業的に実施されているアレスロロ
ンの合成方法は、M.S.Schechterらによつて初め
て行なわれた方法を若干改良したもので以下の工
程よりなる。 しかし、該方法においては化合物(4)からアレス
ロロン(5)に至る最終工程が低収率である事、化合
物(3)から化合物(4)を合成する際に用いるメチルグ
リオキザール(6)の合成が容易でなく、かつ高価で
ある事などの欠点があげられ工業的には、必ずし
も満足いく方法ではない。 また、マイケル反応を利用したアレスロロンの
合成法としては、R.H.Schlessingerらの方法があ
げられ本方法は、メチルチオアセトン(7)とケテン
チオアセタールモノオキシド(8)を原料としたもの
で以下の工程よりなる。 しかしこのSchlessingerらの方法も工業的方法
としては次のような大きな問題点を有している。 マイケル反応の後に、立体的に混み入つたケ
トンのα位にアリル基を導入するため、反応性
が高く、かつ高価なアリルアイオダイドを用い
ている。(化合物(9)→(10)の工程) 化合物(11)からアレスロロン(5)に至る反応で、
工業的に使用するには、危険度が大きくかつ取
扱いが容易でないt−ブトキシカリウムを用い
ている。 従つて、本方法も工業的な製法としては、必ず
しも満足できる方法ではない。 このような背景の下に本発明者らは、この殺虫
化合物の中間体として使用されるシクロペンテノ
ロン類の製法につき鋭意検討した結果、新規でし
かも極めて有利にこれを製造し得る方法を見い出
し、これに基づきその重要な中間体、およびその
製造方法に種々の検討を加え本発明を完成した。 即ち、本発明は、前記一般式()で示される
新規なニトロ化合物、およびその製造方法として
一般式() (式中、R1およびR2は前述と同じ意味を有す
る。) で示される化合物を塩基の存在下、一般式() R3−CH=CH−NO2 () (式中、R3は前述と同じ意味を有する。) で示されるニトロオレフインとを反応させること
を特徴とする前記一般式()で示される新規な
ニトロ化合物の製造方法を提供するものである。 一般式()で示される本発明化合物は、例え
ば下記に示す方法により容易に且つ収率よく農薬
の有用な中間体である一般式() (式中、R2およびR3は前述と同じ意味を有す
る。) で示されるシクロペンテノロン類に導くことがで
き、極めて有用な中間体である。 即ち一般式()で示される本発明化合物を
塩基と反応させた後、一般式() R5OH () (式中、R5は低級アルキル基を表わす。) で示されるアルコール中で、酸と反応させ次いで
これを水の存在下で酸処理し、一般式() (式中、R1、R2およびR3は前述と同じ意味を有す
る。) で示されるアルデヒド化合物を得、さらに該アル
デヒド化合物を塩基で処理することにより一般式
()で示されるシクロペンテノロン類を得る方
法、または、上記方法において、一般式()
で示されるアルデヒド化合物を単離することなし
に、一般式()で示される本発明化合物を塩基
と反応させた後に、一般式()で示されるアル
コール中で酸と反応させ、次いで、ここで得られ
た化合物を酸処理および塩基処理を行うことによ
り一般式()で示されるシクロペンテノロンを
得る方法、あるいは、一般式()で示される
本発明化合物を塩基と反応させた後に、水の存在
下、酸と反応させ直接一般式()で示されるア
ルデヒド化合物を得、次いで該アルデヒド化合物
を塩基で処理することにより一般式()で示さ
れるシクロペンテノロン類に導くことができる。 さらに一般式()で示される本発明化合物は
上記のようなシクロペンテノロン類の他、医薬と
して知られているプロスタグランジンなどの中間
体ともなり得るものであり、中間体としての役割
は極めて重要である。 また本発明の出発原料である一般式()で示
される化合物は公知化合物である下記一般式
() (式中、R1は前述と同じ意味を有する。) をアルキル化することにより容易に得られ、また
一般式()で示されるニトロオレフインは、下
記一般式()で示されるアルデヒドとニトロメ
タンを反応させ、次いで脱水処理することにより
容易に得ることができる。 R3CHO () (式中、R3は前述と同じ意味を有する。) 一般式()で示される本発明化合物におい
て、R2の具体例としてはメチル基、エチル基、
プロピル基などのアルキル基、アリル、2−ブテ
ニルなどのアルケニル基、2−プロパルギル、2
−ブチン−1−イルなどのアルキニル基があげら
れ、R3の具体例としては水素原子、メチル基、
エチル基、プロピル基などのアルキル基があげら
れる。R4の具体例としては水素原子、メチル
基、塩素原子および臭素原子などがあげられる。
また一般式()において、R5の具体例として
はメチル基、エチル基およびプロピル基などがあ
げられる。 本発明化合物()の製造に際しての塩基とし
ては、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート、カリウム−t−ブトキシドなどのアルコラ
ート類、ナトリウム、水素化ナトリウム、水素化
カリウム、ジムシルナトリウム、フツ化ナトリウ
ムまたはフツ化カリウムなどをあげることができ
る。 また、溶媒としては必要に応じてメタノール、
エタノール、t−ブタノールなどの低級アルコー
ル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、エーテ
ル、ベンゼン、トルエンなどを使用することがで
きる。 反応温度は特に限定されるものではないが、−
50℃から溶媒の沸点の範囲、好ましくは−30℃〜
40℃の範囲で行なうことができる。 一般式()で示される本発明化合物を用い、
前述のような方法によりシクロペンテノロン類へ
導く方法においては、マイケル反応の前に置換基
R2を導入することができるため、置換基R2の導
入が極めて容易に行なえるという利点を有してい
る。 さらに一般式()で示される化合物を塩基で
処理して最終目的物である一般式()で示され
るシクロペンテノロン類を合成する工程では、ナ
トリウムエチラートのような汎用な塩基でも収率
よく目的物が得られ、R.H.Schlessingerらの方法
に比し、工業的な製法として有利であり、また該
閉環反応工程の収率がよいこと、およびメチルグ
リオキザールを用いないこと等、今日工業的に行
なわれているM.S.Schechterらの方法と比べても
優れた点が多い。 以上述べたように本発明は、農薬、医薬の製造
に極めて有用な、新規な中間体、およびその製造
方法に関するものであり、これらの工業生産にと
つて、工程数の削減、操作の容易さ、収率の良さ
など、その寄与するところは、非常に大きい。 次に、本発明をより明確にするために、以下の
実施例で詳細に説明するが、本発明がこれらに限
定されるものではないことは言うまでもない。 実施例 1 水素化ナトリウム0.58gをジメチルホルムアミ
ド150mlに仕込み、室温で3−フエニルチオ−5
−ヘキセン−2−オン5.0gをジメチルホルムア
ミド10mlに溶解させた液を滴下する。室温で1時
間かきまぜた後、反応液を−5℃に冷却し、撹拌
しつつ1−ニトロ−1−プロペン2.0gをジメチ
ルホルムアミド5mlに溶かした液を10分かけて滴
下した。−5℃で1時間かきまぜた後、−5℃に保
ちながら酢酸3mlを滴下した。水100mlにあけ
て、エーテルで抽出した。エーテル層を水、食塩
水で順次洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。エーテルを留去した後、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイーにより精製し、1−ニトロ−2
−メチル−3−アセチル−3−フエニルチオ−5
−ヘキセン5.7gを淡黄色オイルで得た。 収率 81.2% 屈折率 n17.6 D1.5572 NMRデータ(CCl4、内部標準TMS) δ1.04(d)、1.26(d)(3H) δ2.16(s)、2.30(s)(3H) δ2.3〜2.5(2H、m) δ2.8〜3.0(1H、m) δ4.1〜4.5(1H、m) δ5〜6(3H、m) δ7.3(5H) 実施例 2 水素化ナトリウム1.176gをジメチルホルムア
ミド150mlに仕込み室温で3−フエニルチオ−5
−ヘキシン−2−オン10.0gをジメチルホルムア
ミド15mlに溶解させた液を滴下する。室温で1時
間かき混ぜた後、反応液を−5℃に冷却し、撹拌
しつつ1−ニトロ−1−プロペン4.26gをジメチ
ルホルムアミド10mlに溶かした液を15分間で滴下
した。−5℃で1時間かき混ぜた後−5℃に保ち
ながら酢酸6mlを滴下した。水100mlにあけてエ
ーテルで抽出し、エーテル層を水、食塩水の順に
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、エーテルを
留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフイーに
より精製し1−ニトロ−2−メチル−3−アセチ
ル−3−フエニルチオ−5−ヘキシン10.86gを
淡黄色オイルで得た。 収率 76.1% 屈折率 n19.5 D1.5660 NMRデータ(CCl4、内部標準TMS) δ1.11(d)、1.32(d)(3H) δ2.18(t)(1H) δ2.41(s)(3H) δ4.3〜5.3(m)(2H) δ7.21(5H) 実施例 3 実施例2と同様の方法で、3−フエニルチオ−
5−ヘキシン−2−オンのかわりに6−メチル−
3−フエニルチオ−5−ヘプテン−2−オン4.68
gを用い、また、水素化ナトリウムの使用量は
0.50g、1−ニトロ−1−プロペンの使用量は
1.74gとした以外は実施例2と同様の操作によ
り、1−ニトロ−2・6−ジメチル−3−アセチ
ル−3−フエニルチオ−5−ヘプテン4.62gを淡
黄色オイルで得た。 収率 72.0% NMRデータ(CCl4、内部標準TMS) δ1.15(d)、1.40(d)(3H) δ1.70(m)(6H) δ2.30(s)、2.35(s)(3H) δ2.55〜2.65(d)(2H) δ2.70〜3.00(m)(1H) δ4.20〜4.40(m)(2H) δ7.20〜7.40(m)(5H) 参考例 1 ナトリウム0.086gをメタノール5mlに溶か
し、−5℃でかきまぜながら、1−ニトロ−2−
メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−
ヘキセン1.0gをメタノール3mlに溶かした液を
滴下した。この液を、−5℃に冷却した硫酸−メ
タノール混液(濃硫酸8ml、メタノール30ml)に
激しくかきまぜながら1時間で滴下した。滴下後
反応液をジクロルメタン150mlにあけた後、氷水
100ml、2%苛性ソーダ水、食塩水で順次洗浄し
た。ジクロルメタン層を硫酸マグネシウムで乾燥
した後、溶媒を留去し淡黄色オイル0.98gを得
た。このオイルはNMRからほぼ純粋な、1・1
−ジメトキシ−2−メチル−3−フエニルチオ−
3−アセチル−5−ヘキセンであつた。 屈折率 n17.7 D1.5615 参考例 2 1・1−ジメトキシ−2−メチル−3−フエニ
ルチオ−8−アセチル−5−ヘキセン0.98gを
1N塩酸10ml中に入れ55℃で1.5時間激しくかきま
ぜた。反応液にエーテル20mlを加え抽出し、エー
テル層を重そう水、水、食塩水で順次洗浄した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。 エーテルを留去した後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフイーで精製を行なつて、0.60gの2−
メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−
ヘキセン−1−アールを淡黄色オイルとして得
た。 収率 72.2% 屈折率 n17.7 D1.5634 NMRデータ(CDCl4、内部標準TMS) δ1.20(d)、1.40(d)(3H) δ2.44(s、3H) δ2.5〜3.4(m、3H) δ5〜6(m、3H) δ7.3(s、5H) δ9.5(s)、9.8(s)(1H) 参考例 3 ナトリウム0.174gをメタノール10mlに溶か
し、−5℃でかき混ぜながら、1−ニトロ−2−
メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−
ヘキシン2.0gをメタノール6mlに溶かした液を
滴下した。この液を−5℃に冷却した硫酸−メタ
ノール混液(濃硫酸16ml、メタノール60ml)に激
しくかき混ぜながら30分で滴下した。滴下後、反
応液をジクロルメタン150mlにあけた後、氷水100
ml、2%炭酸ソーダ、水、飽和食塩水の順で洗浄
した。ジクロルメタン層を硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を留去し、淡黄色オイル1.98gを得
た。このオイルはN.M.R.からほぼ純粋な1・1
−ジメトキシ−2−メチル−3−フエニルチオ−
3−アセチル−5−ヘキシンであつた。 収率 94.3% 屈折率 n19.5 D1.5442 参考例 4 1・1−ジメトキシ−2−メチル−3−フエニ
ルチオ−3−アセチル−5−ヘキシン1.90gを5
%塩酸水20ml中に入れ、55℃で1.5時間激しくか
き混ぜた。反応液にエーテル50mlを加え抽出し、
エーテル層を重そう水、水、食塩水で順次洗浄し
た後、硫酸マグネシウムで乾燥する。エーテルを
留去した後、シリカゲルカラムクロマトグラフイ
ーで精製し、1.54gの2−メチル−3−フエニル
チオ−3−アセチル−5−ヘキシン−1−アール
を淡黄色オイルとして得た。 収率 95.4% 屈折率 n23.0 D1.5728 NMRデータ(CCl4、内部標準TMS) δ1.15(d)、1.32(d)(3H) δ2.1(m)(1H) δ2.36(s)、2.41(s)(3H) δ2.52(d)、2.62(d)(2H) δ2.60〜3.0(m)(1H) δ7.2(5H) δ9.50(s)、9.85(s)(1H) 参考例 5 ナトリウム0.086gをメタノール5mlにとか
し、−5℃でかきまぜながら、1−ニトロ−2−
メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−
ヘキセン1.0gをメタノール3mlにとかした液を
滴下した。この液を−5℃に冷却した20%硫酸水
溶液50mlにはげしくかきまぜながら滴下した。液
下後3時間−5℃でかきまぜた後、反応液をジク
ロルメタンで抽出した。ジクロルメタン層を氷水
100ml及び2%苛性ソーダ水、食塩水で順次洗浄
した。ジクロルメタン層を硫酸マグネシウムで乾
燥した後、溶媒を留去した。得られた淡黄色オイ
ルをシリカゲルクロマトグラフイーで精製し、
0.54gの2−メチル−3−フエニルチオ−3−ア
セチル−5−ヘキセン−1−アールを淡黄色オイ
ルとして得た。 収率 60.4% 屈折率 n19 D1.5642 NMR(CDCl4、内部標準TMS) δ1.20(d)、1.40(d)(3H) δ2.44(s、3H) δ2.5〜3.4(m、3H) δ5〜6(m、3H) δ7.3(s、5H) δ9.5(s)、9.8(s)(1H) 参考例 6 無水エタノール8mlにナトリウム0.044gを溶
かした液に、室温でかきまぜながら、2−メチル
−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−ヘキセ
ン−1−アール0.50gを無水エタノール2mlにと
かした液を滴下した。15分室温でかきまぜた後、
5%塩酸5mlを加えた後、エタノールを液圧下に
留去した。反応液にエーテルを加えて抽出した
後、エーテル層を水、食塩水で順次洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥した。エーテルを留去した
後、シリカゲルカラムクロマトグラフイーにより
精製し、アレスロロン0.20gを淡黄色オイルとし
て得た。 収率 68.0% NMR(CDCl4、内部標準TMS) δ2.1(s、3H) δ2.35(d)、2.60(d)(2H) δ2.90(d、2H) δ3.1(bs、1H) δ4.5〜6.0(m、4H) 参考例 7 2−メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル
ヘキサン−1−アール2.50gをトルエン20mlにと
かし、ベンジルトリエチルアンモニウム−クロリ
ド20mg及び50%苛性カリ水溶液3gを加え窒素気
流下室温で5時間かきまぜた。反応液を水にあけ
食塩飽和の後、エーテルで2回抽出した。エーテ
ル層を食塩水で2回洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒留去後、シリカゲルカラムクロマ
トを行なつて、淡黄色オイルの2−メチル−3−
プロピル−シクロペンタ−2−エン−4−オン−
1−オール0.73gを得た。 収率 52% NMR(CCl4、内部標準TMS) δ0.93(t、3H) δ1.98(s、3H) δ2〜3(m、4H) δ4.43(d、1H)
す。)を表わし、R2は低級アルキル基、低級アル
ケニル基または低級アルキニル基を表わす。R3
は水素原子または低級アルキル基を表わす。〕 有用な農薬として知られているアレスリンは
1949年にM.S.Schechterにより発明され、そのす
ぐれた殺虫活性と低毒性のゆえに広く全世界で使
用されており、その合成法についても種々の検討
がなされている。 その中で、アレスリンのアルコール成分の合成
法についても種々の提案がなされており、その一
部は実際の製造に取り入れられているものであ
る。しかしこれらは収率、操作それに環境問題等
の点で必ずしも工業的に満足できるものではな
い。 例えば今日工業的に実施されているアレスロロ
ンの合成方法は、M.S.Schechterらによつて初め
て行なわれた方法を若干改良したもので以下の工
程よりなる。 しかし、該方法においては化合物(4)からアレス
ロロン(5)に至る最終工程が低収率である事、化合
物(3)から化合物(4)を合成する際に用いるメチルグ
リオキザール(6)の合成が容易でなく、かつ高価で
ある事などの欠点があげられ工業的には、必ずし
も満足いく方法ではない。 また、マイケル反応を利用したアレスロロンの
合成法としては、R.H.Schlessingerらの方法があ
げられ本方法は、メチルチオアセトン(7)とケテン
チオアセタールモノオキシド(8)を原料としたもの
で以下の工程よりなる。 しかしこのSchlessingerらの方法も工業的方法
としては次のような大きな問題点を有している。 マイケル反応の後に、立体的に混み入つたケ
トンのα位にアリル基を導入するため、反応性
が高く、かつ高価なアリルアイオダイドを用い
ている。(化合物(9)→(10)の工程) 化合物(11)からアレスロロン(5)に至る反応で、
工業的に使用するには、危険度が大きくかつ取
扱いが容易でないt−ブトキシカリウムを用い
ている。 従つて、本方法も工業的な製法としては、必ず
しも満足できる方法ではない。 このような背景の下に本発明者らは、この殺虫
化合物の中間体として使用されるシクロペンテノ
ロン類の製法につき鋭意検討した結果、新規でし
かも極めて有利にこれを製造し得る方法を見い出
し、これに基づきその重要な中間体、およびその
製造方法に種々の検討を加え本発明を完成した。 即ち、本発明は、前記一般式()で示される
新規なニトロ化合物、およびその製造方法として
一般式() (式中、R1およびR2は前述と同じ意味を有す
る。) で示される化合物を塩基の存在下、一般式() R3−CH=CH−NO2 () (式中、R3は前述と同じ意味を有する。) で示されるニトロオレフインとを反応させること
を特徴とする前記一般式()で示される新規な
ニトロ化合物の製造方法を提供するものである。 一般式()で示される本発明化合物は、例え
ば下記に示す方法により容易に且つ収率よく農薬
の有用な中間体である一般式() (式中、R2およびR3は前述と同じ意味を有す
る。) で示されるシクロペンテノロン類に導くことがで
き、極めて有用な中間体である。 即ち一般式()で示される本発明化合物を
塩基と反応させた後、一般式() R5OH () (式中、R5は低級アルキル基を表わす。) で示されるアルコール中で、酸と反応させ次いで
これを水の存在下で酸処理し、一般式() (式中、R1、R2およびR3は前述と同じ意味を有す
る。) で示されるアルデヒド化合物を得、さらに該アル
デヒド化合物を塩基で処理することにより一般式
()で示されるシクロペンテノロン類を得る方
法、または、上記方法において、一般式()
で示されるアルデヒド化合物を単離することなし
に、一般式()で示される本発明化合物を塩基
と反応させた後に、一般式()で示されるアル
コール中で酸と反応させ、次いで、ここで得られ
た化合物を酸処理および塩基処理を行うことによ
り一般式()で示されるシクロペンテノロンを
得る方法、あるいは、一般式()で示される
本発明化合物を塩基と反応させた後に、水の存在
下、酸と反応させ直接一般式()で示されるア
ルデヒド化合物を得、次いで該アルデヒド化合物
を塩基で処理することにより一般式()で示さ
れるシクロペンテノロン類に導くことができる。 さらに一般式()で示される本発明化合物は
上記のようなシクロペンテノロン類の他、医薬と
して知られているプロスタグランジンなどの中間
体ともなり得るものであり、中間体としての役割
は極めて重要である。 また本発明の出発原料である一般式()で示
される化合物は公知化合物である下記一般式
() (式中、R1は前述と同じ意味を有する。) をアルキル化することにより容易に得られ、また
一般式()で示されるニトロオレフインは、下
記一般式()で示されるアルデヒドとニトロメ
タンを反応させ、次いで脱水処理することにより
容易に得ることができる。 R3CHO () (式中、R3は前述と同じ意味を有する。) 一般式()で示される本発明化合物におい
て、R2の具体例としてはメチル基、エチル基、
プロピル基などのアルキル基、アリル、2−ブテ
ニルなどのアルケニル基、2−プロパルギル、2
−ブチン−1−イルなどのアルキニル基があげら
れ、R3の具体例としては水素原子、メチル基、
エチル基、プロピル基などのアルキル基があげら
れる。R4の具体例としては水素原子、メチル
基、塩素原子および臭素原子などがあげられる。
また一般式()において、R5の具体例として
はメチル基、エチル基およびプロピル基などがあ
げられる。 本発明化合物()の製造に際しての塩基とし
ては、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート、カリウム−t−ブトキシドなどのアルコラ
ート類、ナトリウム、水素化ナトリウム、水素化
カリウム、ジムシルナトリウム、フツ化ナトリウ
ムまたはフツ化カリウムなどをあげることができ
る。 また、溶媒としては必要に応じてメタノール、
エタノール、t−ブタノールなどの低級アルコー
ル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、エーテ
ル、ベンゼン、トルエンなどを使用することがで
きる。 反応温度は特に限定されるものではないが、−
50℃から溶媒の沸点の範囲、好ましくは−30℃〜
40℃の範囲で行なうことができる。 一般式()で示される本発明化合物を用い、
前述のような方法によりシクロペンテノロン類へ
導く方法においては、マイケル反応の前に置換基
R2を導入することができるため、置換基R2の導
入が極めて容易に行なえるという利点を有してい
る。 さらに一般式()で示される化合物を塩基で
処理して最終目的物である一般式()で示され
るシクロペンテノロン類を合成する工程では、ナ
トリウムエチラートのような汎用な塩基でも収率
よく目的物が得られ、R.H.Schlessingerらの方法
に比し、工業的な製法として有利であり、また該
閉環反応工程の収率がよいこと、およびメチルグ
リオキザールを用いないこと等、今日工業的に行
なわれているM.S.Schechterらの方法と比べても
優れた点が多い。 以上述べたように本発明は、農薬、医薬の製造
に極めて有用な、新規な中間体、およびその製造
方法に関するものであり、これらの工業生産にと
つて、工程数の削減、操作の容易さ、収率の良さ
など、その寄与するところは、非常に大きい。 次に、本発明をより明確にするために、以下の
実施例で詳細に説明するが、本発明がこれらに限
定されるものではないことは言うまでもない。 実施例 1 水素化ナトリウム0.58gをジメチルホルムアミ
ド150mlに仕込み、室温で3−フエニルチオ−5
−ヘキセン−2−オン5.0gをジメチルホルムア
ミド10mlに溶解させた液を滴下する。室温で1時
間かきまぜた後、反応液を−5℃に冷却し、撹拌
しつつ1−ニトロ−1−プロペン2.0gをジメチ
ルホルムアミド5mlに溶かした液を10分かけて滴
下した。−5℃で1時間かきまぜた後、−5℃に保
ちながら酢酸3mlを滴下した。水100mlにあけ
て、エーテルで抽出した。エーテル層を水、食塩
水で順次洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。エーテルを留去した後、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイーにより精製し、1−ニトロ−2
−メチル−3−アセチル−3−フエニルチオ−5
−ヘキセン5.7gを淡黄色オイルで得た。 収率 81.2% 屈折率 n17.6 D1.5572 NMRデータ(CCl4、内部標準TMS) δ1.04(d)、1.26(d)(3H) δ2.16(s)、2.30(s)(3H) δ2.3〜2.5(2H、m) δ2.8〜3.0(1H、m) δ4.1〜4.5(1H、m) δ5〜6(3H、m) δ7.3(5H) 実施例 2 水素化ナトリウム1.176gをジメチルホルムア
ミド150mlに仕込み室温で3−フエニルチオ−5
−ヘキシン−2−オン10.0gをジメチルホルムア
ミド15mlに溶解させた液を滴下する。室温で1時
間かき混ぜた後、反応液を−5℃に冷却し、撹拌
しつつ1−ニトロ−1−プロペン4.26gをジメチ
ルホルムアミド10mlに溶かした液を15分間で滴下
した。−5℃で1時間かき混ぜた後−5℃に保ち
ながら酢酸6mlを滴下した。水100mlにあけてエ
ーテルで抽出し、エーテル層を水、食塩水の順に
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、エーテルを
留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフイーに
より精製し1−ニトロ−2−メチル−3−アセチ
ル−3−フエニルチオ−5−ヘキシン10.86gを
淡黄色オイルで得た。 収率 76.1% 屈折率 n19.5 D1.5660 NMRデータ(CCl4、内部標準TMS) δ1.11(d)、1.32(d)(3H) δ2.18(t)(1H) δ2.41(s)(3H) δ4.3〜5.3(m)(2H) δ7.21(5H) 実施例 3 実施例2と同様の方法で、3−フエニルチオ−
5−ヘキシン−2−オンのかわりに6−メチル−
3−フエニルチオ−5−ヘプテン−2−オン4.68
gを用い、また、水素化ナトリウムの使用量は
0.50g、1−ニトロ−1−プロペンの使用量は
1.74gとした以外は実施例2と同様の操作によ
り、1−ニトロ−2・6−ジメチル−3−アセチ
ル−3−フエニルチオ−5−ヘプテン4.62gを淡
黄色オイルで得た。 収率 72.0% NMRデータ(CCl4、内部標準TMS) δ1.15(d)、1.40(d)(3H) δ1.70(m)(6H) δ2.30(s)、2.35(s)(3H) δ2.55〜2.65(d)(2H) δ2.70〜3.00(m)(1H) δ4.20〜4.40(m)(2H) δ7.20〜7.40(m)(5H) 参考例 1 ナトリウム0.086gをメタノール5mlに溶か
し、−5℃でかきまぜながら、1−ニトロ−2−
メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−
ヘキセン1.0gをメタノール3mlに溶かした液を
滴下した。この液を、−5℃に冷却した硫酸−メ
タノール混液(濃硫酸8ml、メタノール30ml)に
激しくかきまぜながら1時間で滴下した。滴下後
反応液をジクロルメタン150mlにあけた後、氷水
100ml、2%苛性ソーダ水、食塩水で順次洗浄し
た。ジクロルメタン層を硫酸マグネシウムで乾燥
した後、溶媒を留去し淡黄色オイル0.98gを得
た。このオイルはNMRからほぼ純粋な、1・1
−ジメトキシ−2−メチル−3−フエニルチオ−
3−アセチル−5−ヘキセンであつた。 屈折率 n17.7 D1.5615 参考例 2 1・1−ジメトキシ−2−メチル−3−フエニ
ルチオ−8−アセチル−5−ヘキセン0.98gを
1N塩酸10ml中に入れ55℃で1.5時間激しくかきま
ぜた。反応液にエーテル20mlを加え抽出し、エー
テル層を重そう水、水、食塩水で順次洗浄した
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。 エーテルを留去した後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフイーで精製を行なつて、0.60gの2−
メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−
ヘキセン−1−アールを淡黄色オイルとして得
た。 収率 72.2% 屈折率 n17.7 D1.5634 NMRデータ(CDCl4、内部標準TMS) δ1.20(d)、1.40(d)(3H) δ2.44(s、3H) δ2.5〜3.4(m、3H) δ5〜6(m、3H) δ7.3(s、5H) δ9.5(s)、9.8(s)(1H) 参考例 3 ナトリウム0.174gをメタノール10mlに溶か
し、−5℃でかき混ぜながら、1−ニトロ−2−
メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−
ヘキシン2.0gをメタノール6mlに溶かした液を
滴下した。この液を−5℃に冷却した硫酸−メタ
ノール混液(濃硫酸16ml、メタノール60ml)に激
しくかき混ぜながら30分で滴下した。滴下後、反
応液をジクロルメタン150mlにあけた後、氷水100
ml、2%炭酸ソーダ、水、飽和食塩水の順で洗浄
した。ジクロルメタン層を硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を留去し、淡黄色オイル1.98gを得
た。このオイルはN.M.R.からほぼ純粋な1・1
−ジメトキシ−2−メチル−3−フエニルチオ−
3−アセチル−5−ヘキシンであつた。 収率 94.3% 屈折率 n19.5 D1.5442 参考例 4 1・1−ジメトキシ−2−メチル−3−フエニ
ルチオ−3−アセチル−5−ヘキシン1.90gを5
%塩酸水20ml中に入れ、55℃で1.5時間激しくか
き混ぜた。反応液にエーテル50mlを加え抽出し、
エーテル層を重そう水、水、食塩水で順次洗浄し
た後、硫酸マグネシウムで乾燥する。エーテルを
留去した後、シリカゲルカラムクロマトグラフイ
ーで精製し、1.54gの2−メチル−3−フエニル
チオ−3−アセチル−5−ヘキシン−1−アール
を淡黄色オイルとして得た。 収率 95.4% 屈折率 n23.0 D1.5728 NMRデータ(CCl4、内部標準TMS) δ1.15(d)、1.32(d)(3H) δ2.1(m)(1H) δ2.36(s)、2.41(s)(3H) δ2.52(d)、2.62(d)(2H) δ2.60〜3.0(m)(1H) δ7.2(5H) δ9.50(s)、9.85(s)(1H) 参考例 5 ナトリウム0.086gをメタノール5mlにとか
し、−5℃でかきまぜながら、1−ニトロ−2−
メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−
ヘキセン1.0gをメタノール3mlにとかした液を
滴下した。この液を−5℃に冷却した20%硫酸水
溶液50mlにはげしくかきまぜながら滴下した。液
下後3時間−5℃でかきまぜた後、反応液をジク
ロルメタンで抽出した。ジクロルメタン層を氷水
100ml及び2%苛性ソーダ水、食塩水で順次洗浄
した。ジクロルメタン層を硫酸マグネシウムで乾
燥した後、溶媒を留去した。得られた淡黄色オイ
ルをシリカゲルクロマトグラフイーで精製し、
0.54gの2−メチル−3−フエニルチオ−3−ア
セチル−5−ヘキセン−1−アールを淡黄色オイ
ルとして得た。 収率 60.4% 屈折率 n19 D1.5642 NMR(CDCl4、内部標準TMS) δ1.20(d)、1.40(d)(3H) δ2.44(s、3H) δ2.5〜3.4(m、3H) δ5〜6(m、3H) δ7.3(s、5H) δ9.5(s)、9.8(s)(1H) 参考例 6 無水エタノール8mlにナトリウム0.044gを溶
かした液に、室温でかきまぜながら、2−メチル
−3−フエニルチオ−3−アセチル−5−ヘキセ
ン−1−アール0.50gを無水エタノール2mlにと
かした液を滴下した。15分室温でかきまぜた後、
5%塩酸5mlを加えた後、エタノールを液圧下に
留去した。反応液にエーテルを加えて抽出した
後、エーテル層を水、食塩水で順次洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥した。エーテルを留去した
後、シリカゲルカラムクロマトグラフイーにより
精製し、アレスロロン0.20gを淡黄色オイルとし
て得た。 収率 68.0% NMR(CDCl4、内部標準TMS) δ2.1(s、3H) δ2.35(d)、2.60(d)(2H) δ2.90(d、2H) δ3.1(bs、1H) δ4.5〜6.0(m、4H) 参考例 7 2−メチル−3−フエニルチオ−3−アセチル
ヘキサン−1−アール2.50gをトルエン20mlにと
かし、ベンジルトリエチルアンモニウム−クロリ
ド20mg及び50%苛性カリ水溶液3gを加え窒素気
流下室温で5時間かきまぜた。反応液を水にあけ
食塩飽和の後、エーテルで2回抽出した。エーテ
ル層を食塩水で2回洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥した。溶媒留去後、シリカゲルカラムクロマ
トを行なつて、淡黄色オイルの2−メチル−3−
プロピル−シクロペンタ−2−エン−4−オン−
1−オール0.73gを得た。 収率 52% NMR(CCl4、内部標準TMS) δ0.93(t、3H) δ1.98(s、3H) δ2〜3(m、4H) δ4.43(d、1H)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、R1は【式】(ここにR4は水素原 子、低級アルキル基またはハロゲン原子を表わ
す。)を表わし、R2は低級アルキル基、低級アル
ケニル基または低級アルキニル基を表わす。R3
は水素原子または低級アルキル基を表わす。〕 で示されるニトロ化合物。 2 一般式 〔式中、R1は【式】(ここにR4は水素原 子、低級アルキル基またはハロゲン原子を表わ
す。)を表わし、R2は低級アルキル基、低級アル
ケニル基または低級アルキニル基を表わす。〕 で示される化合物を塩基の存在下、一般式 R3−CH=CH−NO2 (式中、R3は水素原子または低級アルキル基を表
わす。) で示されるニトロオレフインとを反応させること
を特徴とする一般式 (式中、R1、R2およびR3は前述と同じ意味を有す
る。) で示されるニトロ化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5100879A JPS55143963A (en) | 1979-04-24 | 1979-04-24 | Novel nitro compound and its preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5100879A JPS55143963A (en) | 1979-04-24 | 1979-04-24 | Novel nitro compound and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55143963A JPS55143963A (en) | 1980-11-10 |
| JPS6228782B2 true JPS6228782B2 (ja) | 1987-06-23 |
Family
ID=12874740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5100879A Granted JPS55143963A (en) | 1979-04-24 | 1979-04-24 | Novel nitro compound and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55143963A (ja) |
-
1979
- 1979-04-24 JP JP5100879A patent/JPS55143963A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55143963A (en) | 1980-11-10 |
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