JPS6232149B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232149B2 JPS6232149B2 JP54032854A JP3285479A JPS6232149B2 JP S6232149 B2 JPS6232149 B2 JP S6232149B2 JP 54032854 A JP54032854 A JP 54032854A JP 3285479 A JP3285479 A JP 3285479A JP S6232149 B2 JPS6232149 B2 JP S6232149B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnesia
- chelating agent
- acid
- organic chelating
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
本発明は水硬性マグネシアセメント組成物に関
するものである。 マグネシアセメントは活性マグネシアと塩化マ
グネシウム又は硫酸マグネシウムよりなるもので
あつてそのスラリーはほぼ中性であり、曲げ強度
及び硬度が他のセメントに比較し高く、硬化時間
が比較的短かい等の長所を有しているが、硬化の
際の収縮率が大であり、硬化後は可溶性塩類が溶
出するので耐水性が悪いという欠点を有しており
用途が非常に限定されている。 上記欠点を解消するために、従来より多くの報
告がなされているが満足なものはいまだにない。
たとえばUSP3320077ではポリリン酸塩を添加し
て硬化することが提案されている。しかしながら
ポリリン酸塩を添加して硬化すると耐水性は向上
するが、硬化前のスラリーは強酸性であり、取り
扱いが困難であり、容器、撹拌機が酸化され耐用
時間が低下し、公害の点からも問題がある。さら
に硬化時間が長くなり生産性が悪いという欠点を
有している。 本発明の目的は従来のマグネシアセメントの長
所である、スラリーのPHがほぼ中性であり、硬
化時間が比較的短かく、硬化体の曲げ強度及び硬
度が大であるという長所を有し、かつ硬化の際の
収縮率が小さく、硬化物の耐水性が改良された水
硬性のマグネシアセメント組成物を提供すること
にある。 即ち本発明の要旨は活性マグネシアと塩化マグ
ネシウム又は硫酸マグネシウムとよりなる水硬性
マグネシアセメントに、ジカルボン酸、アミンな
らびにその誘導体、又はジケトンからなる有機キ
レート化剤が配合されてなるマグネシアセメント
に存する。 本発明で使用される水硬性マグネシアセメント
は活性マグネシアに塩化マグネシウム又は硫酸マ
グネシウムが添加されて得られ、活性マグネシア
としては、比較的活性度の高いものが好ましい。
活性マグネシアは水酸化マグネシウム、炭酸マグ
ネシウム等を400〜1000℃で焼成することにより
容易に得られるが600〜900℃で焼成されたものが
好ましい。 本発明で使用される有機キレート化剤とは分子
中に窒素、酸素又は硫黄の配位子を有する有機化
合物であつて、たとえば、シユウ酸、マロン酸、
コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、フマル酸、
シトラコン酸、イタコン酸、フタル酸等のジカル
ボン酸、エチレンジアミン、テトラメチレンジア
ミン、トリエチレンジアミン、ピリジン、ジエチ
レントリアミン、エチレンジアミンテトラ酢酸、
N,N′―エチレンジアミンジ酢酸、N―ブチル
エチレンジアミントリ酢酸等のアミンならびにそ
の誘導体、アセチルアセトン、ベンゾイルアセト
ン等のジケトン等があげられ、ジカルボン酸が好
適に使用され、特にマレイン酸が好適に使用され
る。又添加量は特に限定されるものではないが、
前記活性マグネシア100重量部に対して0.1〜10重
量部添加されるのが好ましい。 本発明においては前記水硬性マグネシアセメン
トに前記有機キレート化剤が添加混合されること
により容易にマグネシアセメント組成物が得られ
る。 本発明のマグネシアセメント組成物は従来のセ
メントと同様にして使用される。又使用される際
に無機質繊維、有機質繊維、珪石粉、炭酸カルシ
ウム、パーライト、ガラスバルーン、顔料等従来
使用されている添加材が添加されてもよい。 本発明のマグネシアセメント組成物の構成は上
述の通りであり、マグネシアセメントに有機キレ
ート化剤を添加混合することによつて容易に得ら
れ、得られたマグネシアセメント組成物のスラリ
ーのPHはほぼ中性なので使用が容易であり、従
来のマグネシアセメントの硬化時間との差はなく
比較的短い。又硬化の際の収縮率は小さく、硬化
物の耐水性はよく、水浸漬による重量減少は小さ
くかつ曲げ強度の低下が少なくなつている。又さ
らに有機キレート化剤としてマレイン酸を使用す
ると曲げ強度が非常に大きな硬化物が得られる。
従つて本発明のマグネシアセメント組成物は建築
材、構造材等として好適に使用されるのである。 次に本発明の実施例を説明する。なお以下単に
「部」とあるのは「重量部」を意味する。 実施例 1〜6、比較例 1〜3 塩化マグネシウム(6水塩) 100部 活性マグネシア(800℃で3時間焼成したも
の) 100部 水 30部 上記組成よりなる配合物に第1表に示した所定
量の有機キレート化剤を添加して混合分散し、得
られた混合物をボルメノメーターに供給し、20℃
の恒温室に保存して1日後及び7日後の体積収縮
率を測定した。結果を第1表に示す。又、上記混
合物を200℃恒温室で28日間養生して硬化物を得
た。得られた硬化物をJISA―1408「建築用ボー
ド類の曲げ試験方法」に従つて曲げ強度を測定し
た。又、養生の際に、JIS R―5201「セメントの
物理試験方法」に従つて凝結試験を行い始発時間
と終結時間とを測定した。さらに得られた硬化体
を20℃の水に24時間浸漬した後、80℃の乾燥機で
24時間乾燥し、JISA―1408「建築用ボード類の
曲げ試験方法」に従つて浸漬後の曲げ強度と重量
減少率を測定した。結果を第1表に示す。 又、比較のために有機キレート化剤を添加しな
いもの及び有機キレート化剤のかわりにオルソリ
ン酸又はヘキサメタリン酸ソーダを添加したもの
についても同様にして測定し結果を第1表に示し
た。
するものである。 マグネシアセメントは活性マグネシアと塩化マ
グネシウム又は硫酸マグネシウムよりなるもので
あつてそのスラリーはほぼ中性であり、曲げ強度
及び硬度が他のセメントに比較し高く、硬化時間
が比較的短かい等の長所を有しているが、硬化の
際の収縮率が大であり、硬化後は可溶性塩類が溶
出するので耐水性が悪いという欠点を有しており
用途が非常に限定されている。 上記欠点を解消するために、従来より多くの報
告がなされているが満足なものはいまだにない。
たとえばUSP3320077ではポリリン酸塩を添加し
て硬化することが提案されている。しかしながら
ポリリン酸塩を添加して硬化すると耐水性は向上
するが、硬化前のスラリーは強酸性であり、取り
扱いが困難であり、容器、撹拌機が酸化され耐用
時間が低下し、公害の点からも問題がある。さら
に硬化時間が長くなり生産性が悪いという欠点を
有している。 本発明の目的は従来のマグネシアセメントの長
所である、スラリーのPHがほぼ中性であり、硬
化時間が比較的短かく、硬化体の曲げ強度及び硬
度が大であるという長所を有し、かつ硬化の際の
収縮率が小さく、硬化物の耐水性が改良された水
硬性のマグネシアセメント組成物を提供すること
にある。 即ち本発明の要旨は活性マグネシアと塩化マグ
ネシウム又は硫酸マグネシウムとよりなる水硬性
マグネシアセメントに、ジカルボン酸、アミンな
らびにその誘導体、又はジケトンからなる有機キ
レート化剤が配合されてなるマグネシアセメント
に存する。 本発明で使用される水硬性マグネシアセメント
は活性マグネシアに塩化マグネシウム又は硫酸マ
グネシウムが添加されて得られ、活性マグネシア
としては、比較的活性度の高いものが好ましい。
活性マグネシアは水酸化マグネシウム、炭酸マグ
ネシウム等を400〜1000℃で焼成することにより
容易に得られるが600〜900℃で焼成されたものが
好ましい。 本発明で使用される有機キレート化剤とは分子
中に窒素、酸素又は硫黄の配位子を有する有機化
合物であつて、たとえば、シユウ酸、マロン酸、
コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、フマル酸、
シトラコン酸、イタコン酸、フタル酸等のジカル
ボン酸、エチレンジアミン、テトラメチレンジア
ミン、トリエチレンジアミン、ピリジン、ジエチ
レントリアミン、エチレンジアミンテトラ酢酸、
N,N′―エチレンジアミンジ酢酸、N―ブチル
エチレンジアミントリ酢酸等のアミンならびにそ
の誘導体、アセチルアセトン、ベンゾイルアセト
ン等のジケトン等があげられ、ジカルボン酸が好
適に使用され、特にマレイン酸が好適に使用され
る。又添加量は特に限定されるものではないが、
前記活性マグネシア100重量部に対して0.1〜10重
量部添加されるのが好ましい。 本発明においては前記水硬性マグネシアセメン
トに前記有機キレート化剤が添加混合されること
により容易にマグネシアセメント組成物が得られ
る。 本発明のマグネシアセメント組成物は従来のセ
メントと同様にして使用される。又使用される際
に無機質繊維、有機質繊維、珪石粉、炭酸カルシ
ウム、パーライト、ガラスバルーン、顔料等従来
使用されている添加材が添加されてもよい。 本発明のマグネシアセメント組成物の構成は上
述の通りであり、マグネシアセメントに有機キレ
ート化剤を添加混合することによつて容易に得ら
れ、得られたマグネシアセメント組成物のスラリ
ーのPHはほぼ中性なので使用が容易であり、従
来のマグネシアセメントの硬化時間との差はなく
比較的短い。又硬化の際の収縮率は小さく、硬化
物の耐水性はよく、水浸漬による重量減少は小さ
くかつ曲げ強度の低下が少なくなつている。又さ
らに有機キレート化剤としてマレイン酸を使用す
ると曲げ強度が非常に大きな硬化物が得られる。
従つて本発明のマグネシアセメント組成物は建築
材、構造材等として好適に使用されるのである。 次に本発明の実施例を説明する。なお以下単に
「部」とあるのは「重量部」を意味する。 実施例 1〜6、比較例 1〜3 塩化マグネシウム(6水塩) 100部 活性マグネシア(800℃で3時間焼成したも
の) 100部 水 30部 上記組成よりなる配合物に第1表に示した所定
量の有機キレート化剤を添加して混合分散し、得
られた混合物をボルメノメーターに供給し、20℃
の恒温室に保存して1日後及び7日後の体積収縮
率を測定した。結果を第1表に示す。又、上記混
合物を200℃恒温室で28日間養生して硬化物を得
た。得られた硬化物をJISA―1408「建築用ボー
ド類の曲げ試験方法」に従つて曲げ強度を測定し
た。又、養生の際に、JIS R―5201「セメントの
物理試験方法」に従つて凝結試験を行い始発時間
と終結時間とを測定した。さらに得られた硬化体
を20℃の水に24時間浸漬した後、80℃の乾燥機で
24時間乾燥し、JISA―1408「建築用ボード類の
曲げ試験方法」に従つて浸漬後の曲げ強度と重量
減少率を測定した。結果を第1表に示す。 又、比較のために有機キレート化剤を添加しな
いもの及び有機キレート化剤のかわりにオルソリ
ン酸又はヘキサメタリン酸ソーダを添加したもの
についても同様にして測定し結果を第1表に示し
た。
【表】
実施例7〜8、比較例4
硫酸マグネシウム(6水塩) 100部
活性マグネシア(800℃で3時間焼成したも
の) 100部 水 30部 上記組成よりなる配合物に第2表に示した所定
量の有機キレート化剤を添加し、実施例1で行つ
たと同様にして体積収縮率、曲げ強度、水浸漬後
の曲げ強度及び重量減少率並びに凝結試験による
始発時間と終結時間を測定し、結果を第2表に示
した。 又、比較のため有機キレート化剤を添加しない
で同様に測定して結果を第2表に示した。
の) 100部 水 30部 上記組成よりなる配合物に第2表に示した所定
量の有機キレート化剤を添加し、実施例1で行つ
たと同様にして体積収縮率、曲げ強度、水浸漬後
の曲げ強度及び重量減少率並びに凝結試験による
始発時間と終結時間を測定し、結果を第2表に示
した。 又、比較のため有機キレート化剤を添加しない
で同様に測定して結果を第2表に示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 活性マグネシアと塩化マグネシウム又は硫酸
マグネシウムとよりなる水硬性マグネシアセメン
トに、ジカルボン酸、アミンならびにその誘導
体、又はジケトンからなる有機キレート化剤が配
合されてなるマグネシアセメント組成物。 2 有機キレート化剤の添加量が活性マグネシア
100重量部に対して0.1〜10重量部である特許請求
の範囲第1項記載の組成物。 3 有機キレート化剤がジカルボン酸である特許
請求の範囲第1項記載の組成物。 4 ジカルボン酸がマレイン酸である特許請求の
範囲第2項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3285479A JPS55126561A (en) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | Magnesia cement composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3285479A JPS55126561A (en) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | Magnesia cement composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55126561A JPS55126561A (en) | 1980-09-30 |
| JPS6232149B2 true JPS6232149B2 (ja) | 1987-07-13 |
Family
ID=12370416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3285479A Granted JPS55126561A (en) | 1979-03-20 | 1979-03-20 | Magnesia cement composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55126561A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007269532A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Taisei Corp | 粉末状物質の固形物 |
-
1979
- 1979-03-20 JP JP3285479A patent/JPS55126561A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55126561A (en) | 1980-09-30 |
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