JPS6233824A - 耐摩耗性に優れたアクリル系耐炎化繊維 - Google Patents
耐摩耗性に優れたアクリル系耐炎化繊維Info
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- JPS6233824A JPS6233824A JP17049785A JP17049785A JPS6233824A JP S6233824 A JPS6233824 A JP S6233824A JP 17049785 A JP17049785 A JP 17049785A JP 17049785 A JP17049785 A JP 17049785A JP S6233824 A JPS6233824 A JP S6233824A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、耐熱性、耐炎性に優れ、しかもその機械的強
度、特に耐摩耗性において、従来のアクリル系酸化繊維
の水準を大きく凌駕するアクリル系耐炎化繊維に関する
。
度、特に耐摩耗性において、従来のアクリル系酸化繊維
の水準を大きく凌駕するアクリル系耐炎化繊維に関する
。
(従来の技術)
従来、消防服、炉前服、溶接火花防止シートなどの保護
具、ガスケット、グランドパツキンなどのシール材料、
断熱材、バッグフィルターによって代表される濾材、ブ
レーキ、クラッチなどの摩擦材および電気絶縁材料など
の耐熱性と耐炎性を要求される用途には、石綿が広く使
用されている。
具、ガスケット、グランドパツキンなどのシール材料、
断熱材、バッグフィルターによって代表される濾材、ブ
レーキ、クラッチなどの摩擦材および電気絶縁材料など
の耐熱性と耐炎性を要求される用途には、石綿が広く使
用されている。
しかしながら、この石綿は、そのほとんどを輸入に頼っ
ているために、価格の変動によって製造コストが変動す
るだけでなく、近年石綿はその粉塵が作業者の健康を大
きく阻害することが明白となり、この石綿に代る素材に
対する要望が強く、かかる代替繊維として、たとえばガ
ラス、ロックウール、炭素繊維、フェノール系繊維、ス
チール繊維、アラミド繊維および耐炎化または酸化繊維
など多くの繊維が提案されるに至っている。
ているために、価格の変動によって製造コストが変動す
るだけでなく、近年石綿はその粉塵が作業者の健康を大
きく阻害することが明白となり、この石綿に代る素材に
対する要望が強く、かかる代替繊維として、たとえばガ
ラス、ロックウール、炭素繊維、フェノール系繊維、ス
チール繊維、アラミド繊維および耐炎化または酸化繊維
など多くの繊維が提案されるに至っている。
これらの石綿代替繊維の中で、アクリル系耐炎化繊維、
すなわち炭素繊維の製造における中間製品として得られ
る酸化繊維は、比重が小さく、しなやかで難燃性に侵れ
、炭素繊維に比較すると製造コス1へか大幅に安価であ
るために、最も注目される石綿代替繊維の一つである。
すなわち炭素繊維の製造における中間製品として得られ
る酸化繊維は、比重が小さく、しなやかで難燃性に侵れ
、炭素繊維に比較すると製造コス1へか大幅に安価であ
るために、最も注目される石綿代替繊維の一つである。
しかしながら、従来のアクリル系耐炎化繊維は、その機
械的強度、特に単繊維結節強力が小さいために、通常の
繊維のごとく、紡績したり、紡編織することが困難であ
り、かつ得られた布帛の耐摩耗性が悪く、実用性能に欠
けると言われてきた。
械的強度、特に単繊維結節強力が小さいために、通常の
繊維のごとく、紡績したり、紡編織することが困難であ
り、かつ得られた布帛の耐摩耗性が悪く、実用性能に欠
けると言われてきた。
この欠点を改良したアクリル系耐炎性繊維として、持聞
昭59−76927号公報には、プリカーサのアクリル
系繊維を八日「eおよびP化合物を少量混合した水溶液
で処理した後、空気中で加熱、酸化することによって1
9られる限界酸素指数(IOI)が45以上で、高伸度
の繊維状活性炭製造用酸化繊維が提案されている。
昭59−76927号公報には、プリカーサのアクリル
系繊維を八日「eおよびP化合物を少量混合した水溶液
で処理した後、空気中で加熱、酸化することによって1
9られる限界酸素指数(IOI)が45以上で、高伸度
の繊維状活性炭製造用酸化繊維が提案されている。
しかしながら、このアクリル系耐炎化繊維は、伸度が大
きく柔軟ではあるが、結節強度が不充分であり、耐摩耗
性の点では、従来のアクリル系耐炎化繊維からなる布帛
となんら変るものでtよなかった。
きく柔軟ではあるが、結節強度が不充分であり、耐摩耗
性の点では、従来のアクリル系耐炎化繊維からなる布帛
となんら変るものでtよなかった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明の目的は、上記アクリル系耐炎化繊維の耐摩耗性
を大きく改良し、一般的に慣用されている紡編織技術に
よって容易に15帛を形成でき、かつ石綿代替繊維とし
ての有用性を備えた実用性に富むアクリル系耐炎化繊維
を提供するにおる。
を大きく改良し、一般的に慣用されている紡編織技術に
よって容易に15帛を形成でき、かつ石綿代替繊維とし
ての有用性を備えた実用性に富むアクリル系耐炎化繊維
を提供するにおる。
(問題点を解決するための手段)
このような本発明の目的は、上記特許請求の範囲に記載
した発明、すなわち 1.5〜4.5g/dの引張強度と少なくとも1Qの単
Idi維結節強力を有する限界酸素指数(LOI)が3
5以上である酸化繊維からなるアクリル系耐炎化繊維 によって達成することができる。
した発明、すなわち 1.5〜4.5g/dの引張強度と少なくとも1Qの単
Idi維結節強力を有する限界酸素指数(LOI)が3
5以上である酸化繊維からなるアクリル系耐炎化繊維 によって達成することができる。
本発明のアクリル系耐炎化繊維の特徴は、該アクリル系
耐炎化繊維が、1.5〜4.5C1/dの引張強度と1
0以上の単繊維結節強力を有するにある。すなわち、従
来のアクリル系耐炎化繊維は、引張強度としては、比較
的優れたものが知られているが、結節強力が低く、この
ような単繊維結節強力の低いアクリル系耐炎化繊維は、
糸状物およびイb帛に転換する際に、たとえば紡績およ
び紡編職の過程で風綿が発生し、良好な糸状物および布
帛を形成することができないばかりでなく、使用中にイ
5帛から、繊維が摩耗、脱落するなど耐久性に欠けるた
め、実際上実用性に欠けるのが普通でおった。
耐炎化繊維が、1.5〜4.5C1/dの引張強度と1
0以上の単繊維結節強力を有するにある。すなわち、従
来のアクリル系耐炎化繊維は、引張強度としては、比較
的優れたものが知られているが、結節強力が低く、この
ような単繊維結節強力の低いアクリル系耐炎化繊維は、
糸状物およびイb帛に転換する際に、たとえば紡績およ
び紡編職の過程で風綿が発生し、良好な糸状物および布
帛を形成することができないばかりでなく、使用中にイ
5帛から、繊維が摩耗、脱落するなど耐久性に欠けるた
め、実際上実用性に欠けるのが普通でおった。
本発明の特徴は、この従来のアクリル系耐炎化繊維の最
大の欠点であった単繊維結節強力を大巾に改良すること
によって、アクリル系耐炎化繊維とじの耐摩耗性を改良
すると共に、その単繊維結節強力が少なくとも1gとい
う値を有する場合には、前記の耐炎化繊維からなる紡績
糸および布帛の製造過程における風綿の発生などのトラ
ブルを防止し、得られる布帛の機械的物性を顕著に改良
することができることを見出した点にある。 ここで、
少なくとも1gの単繊維結節強力を有するアクリル系耐
炎化繊維は、従来公知のアクリル系耐炎化繊維の製造法
によっては、1gられるものではなく、以下に詳述する
方法を適用してはじめて得ることができる。
大の欠点であった単繊維結節強力を大巾に改良すること
によって、アクリル系耐炎化繊維とじの耐摩耗性を改良
すると共に、その単繊維結節強力が少なくとも1gとい
う値を有する場合には、前記の耐炎化繊維からなる紡績
糸および布帛の製造過程における風綿の発生などのトラ
ブルを防止し、得られる布帛の機械的物性を顕著に改良
することができることを見出した点にある。 ここで、
少なくとも1gの単繊維結節強力を有するアクリル系耐
炎化繊維は、従来公知のアクリル系耐炎化繊維の製造法
によっては、1gられるものではなく、以下に詳述する
方法を適用してはじめて得ることができる。
ずなわら、本発明に規定するアクリル系耐炎化繊維は、
前駆体繊維、すなわち、プレカーサとして、その重合度
が極限粘度で少なくとも2.5、好ましくは3.0以上
の高分子量のアクリロニ1〜リル系重合体を使用し、こ
のポリマ溶液を紡糸原液として乾・湿式紡糸することに
よって得られる繊維、特に、引張強度が少なくとも10
Q/d、結節強度が2.i/d以上の超高強度繊維を使
用し、この超高強度繊維を空気などの酸化性雰囲気中で
加熱、酸化し、限界酸素指数(LOI)が35以上のア
クリル系耐炎化繊維に転換することによってはじめて)
qることができる。
前駆体繊維、すなわち、プレカーサとして、その重合度
が極限粘度で少なくとも2.5、好ましくは3.0以上
の高分子量のアクリロニ1〜リル系重合体を使用し、こ
のポリマ溶液を紡糸原液として乾・湿式紡糸することに
よって得られる繊維、特に、引張強度が少なくとも10
Q/d、結節強度が2.i/d以上の超高強度繊維を使
用し、この超高強度繊維を空気などの酸化性雰囲気中で
加熱、酸化し、限界酸素指数(LOI)が35以上のア
クリル系耐炎化繊維に転換することによってはじめて)
qることができる。
ここで乾・湿式紡糸とは、通常の紡糸原液を紡糸口金を
通して直接凝固浴中に吐出し、吐出糸条を該凝固浴中で
凝固せしめる紡糸法ではなく、紡糸口金から吐出された
該紡糸原液を一旦、空気や窒素、ヘリュウム、アルゴン
などの不活性雰囲気で満された微小空間に導ぎ、この空
間を走行させた後、凝固浴中に導入して吐出糸条を凝固
せしめる方法であり、このような方法を適用することに
よってのみ、前記憶限粘度が2.5以上という高手合度
ポリマから引張強度が100/d以上で、結節強度が2
.20/d以上の超高強度アクリル系繊維を得ることが
できる。そして、このような超高強度アクリル系繊維を
アクリル系耐炎化繊維原料、すなわちプレカーりとして
使用し、このプレカーサを限界酸素指数(LOI)が3
5以上のアクリル系耐炎化繊維に転換すると、引張強度
のみならず、単繊維結節強力がjq以上、好ましくは1
.50以上の従来のアク1ノル系耐炎化繊維に比較して
極めて単繊維結節強力の大きいアクリル系耐炎化繊維と
することができるのでおる。
通して直接凝固浴中に吐出し、吐出糸条を該凝固浴中で
凝固せしめる紡糸法ではなく、紡糸口金から吐出された
該紡糸原液を一旦、空気や窒素、ヘリュウム、アルゴン
などの不活性雰囲気で満された微小空間に導ぎ、この空
間を走行させた後、凝固浴中に導入して吐出糸条を凝固
せしめる方法であり、このような方法を適用することに
よってのみ、前記憶限粘度が2.5以上という高手合度
ポリマから引張強度が100/d以上で、結節強度が2
.20/d以上の超高強度アクリル系繊維を得ることが
できる。そして、このような超高強度アクリル系繊維を
アクリル系耐炎化繊維原料、すなわちプレカーりとして
使用し、このプレカーサを限界酸素指数(LOI)が3
5以上のアクリル系耐炎化繊維に転換すると、引張強度
のみならず、単繊維結節強力がjq以上、好ましくは1
.50以上の従来のアク1ノル系耐炎化繊維に比較して
極めて単繊維結節強力の大きいアクリル系耐炎化繊維と
することができるのでおる。
この単繊維結節強力が1g以上でおるということは、該
アクリル系耐炎化繊維を耐炎性紡績糸や耐炎化布帛に加
工する上で、極めて重要であって、単繊維結節強力が1
gよりも小さいと、如何に引張強度が大ぎくても、また
伸度が高くても、紡績糸や布帛、たとえば織物や編物又
は不織布に加工する際に、風綿の発生などの1〜ラブル
を生じ、良好な紡績糸や布帛を)qることができないし
、かつ得られた紡績糸や布帛は耐摩耗性が小さく、実質
的に実用性能を満足しないのでおる。
アクリル系耐炎化繊維を耐炎性紡績糸や耐炎化布帛に加
工する上で、極めて重要であって、単繊維結節強力が1
gよりも小さいと、如何に引張強度が大ぎくても、また
伸度が高くても、紡績糸や布帛、たとえば織物や編物又
は不織布に加工する際に、風綿の発生などの1〜ラブル
を生じ、良好な紡績糸や布帛を)qることができないし
、かつ得られた紡績糸や布帛は耐摩耗性が小さく、実質
的に実用性能を満足しないのでおる。
また、本発明において、アクリル系耐炎化繊維の限界酸
素指数(LOI)は、35以上好ましくは、45〜70
の範囲であることが望ましく、この限界vL索積指数L
OI)が35よりも小さくなると、アクリル系耐炎化R
維の耐熱性または耐炎性が損われるし、また余りに大き
すぎると、柔軟性や耐屈曲性が低下するために好ましく
ない。
素指数(LOI)は、35以上好ましくは、45〜70
の範囲であることが望ましく、この限界vL索積指数L
OI)が35よりも小さくなると、アクリル系耐炎化R
維の耐熱性または耐炎性が損われるし、また余りに大き
すぎると、柔軟性や耐屈曲性が低下するために好ましく
ない。
以下、本発明のアクリル系耐炎化繊維の製造法の具体的
態様について説明する。
態様について説明する。
まず、本発明のアクリル系耐炎化繊維の製造に使用され
るプレカーリ−としては、アクリロニトリル(以下、A
Nという)単独ポリマおよび/または該ANを主成分と
し、該ΔNに対して共重合性を有するビニル系化合物と
の共重合体からなるアクリル系繊維が用いられる。
るプレカーリ−としては、アクリロニトリル(以下、A
Nという)単独ポリマおよび/または該ANを主成分と
し、該ΔNに対して共重合性を有するビニル系化合物と
の共重合体からなるアクリル系繊維が用いられる。
ここでANに対して共重合性を有するビニル系化合物と
しては、特に限定されるものではないが、たとえば、ア
クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸などのジカルボン
酸およびメチルアクリレート、メチルメタクリレートな
どのような低級アルキルエステル、ハイドロキシエヂル
アクリレー1〜、ハイドロキシメタクリレートのような
カルボン酸の水M!含有エステル、α−クロルアクリロ
ニトリル、ヒドロキシエチルアクリル酸、アリルスルホ
ン酸、メタクリルスルホン酸などを例示することができ
る。
しては、特に限定されるものではないが、たとえば、ア
クリル酸、メタクリル酸、イタコン酸などのジカルボン
酸およびメチルアクリレート、メチルメタクリレートな
どのような低級アルキルエステル、ハイドロキシエヂル
アクリレー1〜、ハイドロキシメタクリレートのような
カルボン酸の水M!含有エステル、α−クロルアクリロ
ニトリル、ヒドロキシエチルアクリル酸、アリルスルホ
ン酸、メタクリルスルホン酸などを例示することができ
る。
また、該AN系ポリマから得られるアクリル系繊維の機
械的強度を大きくするために、該ΔN系ポリマの極限粘
度は、少なくとも2.5、好ましくは3.0〜5.0の
範囲でおることが望ましい。
械的強度を大きくするために、該ΔN系ポリマの極限粘
度は、少なくとも2.5、好ましくは3.0〜5.0の
範囲でおることが望ましい。
この極限粘度は、次の如くして測定される値である。
75mClの乾燥したポリマをフラスコに入れ、0.1
Nのチオシアン酸ソーダを含有するジメチルホルムアミ
ド(DMF>25m1を加えて、完全に溶解する。得ら
れたポリマ溶液をオストワルド粘度計を用いて20’C
で比粘度を測定し、次式により極限粘度を節用する。
Nのチオシアン酸ソーダを含有するジメチルホルムアミ
ド(DMF>25m1を加えて、完全に溶解する。得ら
れたポリマ溶液をオストワルド粘度計を用いて20’C
で比粘度を測定し、次式により極限粘度を節用する。
極限粘度−
上記AN系ポリマは、その溶剤、たとえばジメチルスル
ホキシド(DMSO> 、ジメチルホルムアミド(DM
F)、ジメチルアセタミド(DMAC)などの有機溶剤
、塩化力ルシュウム、塩化亜鉛、ロダンソーダなどの無
R濃厚溶液および硝酸などの無機系溶剤、好ましくはD
MSOなどの有機溶剤に溶解され、溶液粘度が少なくと
も2.000ボイス、好ましくは3,000〜10,0
00ボイズ、ポリマQ度が5〜20%の紡糸原液とされ
る。
ホキシド(DMSO> 、ジメチルホルムアミド(DM
F)、ジメチルアセタミド(DMAC)などの有機溶剤
、塩化力ルシュウム、塩化亜鉛、ロダンソーダなどの無
R濃厚溶液および硝酸などの無機系溶剤、好ましくはD
MSOなどの有機溶剤に溶解され、溶液粘度が少なくと
も2.000ボイス、好ましくは3,000〜10,0
00ボイズ、ポリマQ度が5〜20%の紡糸原液とされ
る。
jqられだ紡糸原液は、前記の屹・湿式紡糸法によって
紡糸されるが、この場合に紡糸口金面と凝固浴の液面と
の間の距離は、紡糸原液の溶媒の種類、粘度、ポリマ濃
度などにより相違するが、通常1〜20mm、好ましく
は3〜1Qmmの範囲に設定される。
紡糸されるが、この場合に紡糸口金面と凝固浴の液面と
の間の距離は、紡糸原液の溶媒の種類、粘度、ポリマ濃
度などにより相違するが、通常1〜20mm、好ましく
は3〜1Qmmの範囲に設定される。
凝固浴としては、該ポリマの溶剤と共通する溶剤水溶液
が使用され、この凝固浴で凝固を完結せしめた俊、繊維
糸条は熱水中で水洗、脱溶媒しながら、2〜10倍に一
次延伸される。−次延伸した後、該水膨潤繊維糸条を加
熱雰囲気中で乾燥緻密化し、次いで150〜270’C
の温度範囲の乾熱下で少なくとも1.1倍、好ましくは
1.5倍以上に二次延伸し、全延伸倍率が少なくとも1
0倍、好ましくは12倍以上の延伸繊維糸条とされる。
が使用され、この凝固浴で凝固を完結せしめた俊、繊維
糸条は熱水中で水洗、脱溶媒しながら、2〜10倍に一
次延伸される。−次延伸した後、該水膨潤繊維糸条を加
熱雰囲気中で乾燥緻密化し、次いで150〜270’C
の温度範囲の乾熱下で少なくとも1.1倍、好ましくは
1.5倍以上に二次延伸し、全延伸倍率が少なくとも1
0倍、好ましくは12倍以上の延伸繊維糸条とされる。
このようにして得られるアクリル系繊維プレカーリ−は
、X線結晶配向度が93%以上という高い結晶配向度を
示し、引張強度が少なくとも10C]/d、引張弾性率
が180g/d以上、結節強度が2.2Ω/d以上の緻
密で、表面欠陥のない平滑な、すなわち、静摩擦係数が
少なくとも0.3以上という超高強度繊維であり、従来
のアクリル系繊維にはみられない物性と構造的特徴を有
する。
、X線結晶配向度が93%以上という高い結晶配向度を
示し、引張強度が少なくとも10C]/d、引張弾性率
が180g/d以上、結節強度が2.2Ω/d以上の緻
密で、表面欠陥のない平滑な、すなわち、静摩擦係数が
少なくとも0.3以上という超高強度繊維であり、従来
のアクリル系繊維にはみられない物性と構造的特徴を有
する。
この静摩擦係数が0.3以上という構造的特徴は、本発
明のアクリル系耐炎化繊維が前記の屹・湿式紡糸によっ
て1gられたアクリル系繊維をプレカー4ノとして使用
したことによるもので必り、従来のアクリル系耐炎化繊
維に比較して緻密で平滑性に冨んでいることを示す。
明のアクリル系耐炎化繊維が前記の屹・湿式紡糸によっ
て1gられたアクリル系繊維をプレカー4ノとして使用
したことによるもので必り、従来のアクリル系耐炎化繊
維に比較して緻密で平滑性に冨んでいることを示す。
また、1gれるアクリル系繊維プレカーサの単繊維繊度
は、0.5〜7デニール(d)、好ましくは1〜5dの
範囲であることが望ましい。すなわち、単繊維繊度が0
.56よりも小さいと、得られる耐炎化繊維の紡績性が
低下し、耐摩耗性の良好なアクリル系耐炎化布帛を1す
ることか困難になるし、他方、7dよりも大きくなると
、酸化処理時の繊維断面方向における酸化の不均一化が
著しくなり、単繊維結節強力の低下を招くので好ましく
ない、。
は、0.5〜7デニール(d)、好ましくは1〜5dの
範囲であることが望ましい。すなわち、単繊維繊度が0
.56よりも小さいと、得られる耐炎化繊維の紡績性が
低下し、耐摩耗性の良好なアクリル系耐炎化布帛を1す
ることか困難になるし、他方、7dよりも大きくなると
、酸化処理時の繊維断面方向における酸化の不均一化が
著しくなり、単繊維結節強力の低下を招くので好ましく
ない、。
そして、このような優れた物性と特徴ある構造を有する
アクリル系繊維プレカーサは、酸化性雰囲気中で加熱、
酸化されるが、酸化性雰囲気としては、200〜350
’Cの温度範囲内の空気またはSO2などの酸化性ガス
、好ましくは302ガス中で酸化される。
アクリル系繊維プレカーサは、酸化性雰囲気中で加熱、
酸化されるが、酸化性雰囲気としては、200〜350
’Cの温度範囲内の空気またはSO2などの酸化性ガス
、好ましくは302ガス中で酸化される。
この酸化工程において、酸化温度は、一定温度でもよい
し、昇温下でもよいが、該プレカーサは、緊張または弛
緩下に限界酸素指数(LOI)が35以上、好ましくは
45〜70の範囲になるように加熱、酸化するのがよい
。
し、昇温下でもよいが、該プレカーサは、緊張または弛
緩下に限界酸素指数(LOI)が35以上、好ましくは
45〜70の範囲になるように加熱、酸化するのがよい
。
ざらに具体的には、酸化第1炉の雰囲気温度を200〜
240℃の温度に設定し、酸化を開始し、250〜35
0℃の温度範囲の段階的に昇温する酸化炉で酸化するの
がよい。
240℃の温度に設定し、酸化を開始し、250〜35
0℃の温度範囲の段階的に昇温する酸化炉で酸化するの
がよい。
上記単繊維繊度が大きいために、均一な酸化が難しく、
酸化に長時間を要する場合は、前記アクリル系繊維プレ
カーサまたはLOIが21〜35、好ましくは23〜3
0の予備的に酸化処理した繊維に、脱水酸化促進能を有
する化合物、たとえば」L硼酸アンモン、硼砂、オルソ
燐酸、縮合燐酸、燐酸アンモン、塩化アルミニュウム、
臭化アンモン、塩化亜鉛、硫酸アンモン、スルファミン
酸アンモン、スルファミン酸グアニジン、燐酸グアニジ
ン、燐酸グアニル尿素などを約5重量%以上付着させ、
しかる後酸化雰囲気中で加熱酸化するのがよい。
酸化に長時間を要する場合は、前記アクリル系繊維プレ
カーサまたはLOIが21〜35、好ましくは23〜3
0の予備的に酸化処理した繊維に、脱水酸化促進能を有
する化合物、たとえば」L硼酸アンモン、硼砂、オルソ
燐酸、縮合燐酸、燐酸アンモン、塩化アルミニュウム、
臭化アンモン、塩化亜鉛、硫酸アンモン、スルファミン
酸アンモン、スルファミン酸グアニジン、燐酸グアニジ
ン、燐酸グアニル尿素などを約5重量%以上付着させ、
しかる後酸化雰囲気中で加熱酸化するのがよい。
本発明において、限界酸素指数(LOI>は、J Is
−に−7201に規定されている測定法に準じて測定さ
れる値でおり、ざらに具体的には、次の通りでおる。
−に−7201に規定されている測定法に準じて測定さ
れる値でおり、ざらに具体的には、次の通りでおる。
測定試料的1gを直径約1mmの針金(支持体)に巻き
付け、直径が約4mmの紐状にしてタテ15Qmmの枠
に固定する。次いでこれを燃焼筒内にセットし、その中
に酸素と窒素の混合ガスを11.41/min、の流速
で約30秒間流した後、試料の上端に点火し、試料が3
分間以上燃焼し続けるかまたは着火した後50mm以上
の燃焼長ざまで燃え続けるのに必要な最低の酸素流量(
△〉と、その時の窒素流ff1(B)とを決定する。そ
の混合ガスの総流量に対する酸素流mの割合がLOIで
あり、次式により示される。
付け、直径が約4mmの紐状にしてタテ15Qmmの枠
に固定する。次いでこれを燃焼筒内にセットし、その中
に酸素と窒素の混合ガスを11.41/min、の流速
で約30秒間流した後、試料の上端に点火し、試料が3
分間以上燃焼し続けるかまたは着火した後50mm以上
の燃焼長ざまで燃え続けるのに必要な最低の酸素流量(
△〉と、その時の窒素流ff1(B)とを決定する。そ
の混合ガスの総流量に対する酸素流mの割合がLOIで
あり、次式により示される。
LOI= [A/ (△+B)]X100以下、実施例
により本発明の効果を具体的に説明する。
により本発明の効果を具体的に説明する。
実施例1〜5、比較例1〜4
AN97.5%、アクリル酸メチル2.5%をDMSO
中で溶液重合し第1表に示す極限粘度[η]の異なるA
N系ポリマを作成した。得られたポリマ溶液をその溶液
粘度が3000ボイス(45°C)になるようにポリマ
濃度を調整し、紡糸原液を作成した。
中で溶液重合し第1表に示す極限粘度[η]の異なるA
N系ポリマを作成した。得られたポリマ溶液をその溶液
粘度が3000ボイス(45°C)になるようにポリマ
濃度を調整し、紡糸原液を作成した。
これらの紡糸原液を用いて、それぞれ湿式および乾・湿
式紡糸を行った。凝固浴としては、いずれの方法におい
ても20°Cの55%DMSO水溶液を使用した。また
、乾・湿式紡糸の場合の紡糸口金と凝固液面との間の距
離は5mmに設定し、凝固液面から集束ガイドまでの距
離は400mmとした。
式紡糸を行った。凝固浴としては、いずれの方法におい
ても20°Cの55%DMSO水溶液を使用した。また
、乾・湿式紡糸の場合の紡糸口金と凝固液面との間の距
離は5mmに設定し、凝固液面から集束ガイドまでの距
離は400mmとした。
得られた未延伸繊維糸条は熱水中で5倍に延伸した後、
水洗し、油剤を付与し、130’Cで乾燥、緻密化した
。乾燥、緻密化した繊維は、180〜200 ’Cの乾
熱チューブ中で最高延伸倍率の90%で二次延伸し、単
繊維繊度がいずれも約2. Od、第1表に示す繊維物
性を有するアクリル系繊第 1 表 第2表 維プレカーサを1gだ。
水洗し、油剤を付与し、130’Cで乾燥、緻密化した
。乾燥、緻密化した繊維は、180〜200 ’Cの乾
熱チューブ中で最高延伸倍率の90%で二次延伸し、単
繊維繊度がいずれも約2. Od、第1表に示す繊維物
性を有するアクリル系繊第 1 表 第2表 維プレカーサを1gだ。
第1表に示したアクリル系繊維プレカーサをそれぞれ2
40’Cの空気中で弛緩状態下に加熱、酸化した。1g
られたアクリル系耐炎化繊維のLOI、単繊維の単繊維
結節強力およびアクリル系耐炎化繊維にそれぞれクリン
プを付与し、102mmにカットしてモデル紡績機を用
いてテストした紡績性を第2表に示した。
40’Cの空気中で弛緩状態下に加熱、酸化した。1g
られたアクリル系耐炎化繊維のLOI、単繊維の単繊維
結節強力およびアクリル系耐炎化繊維にそれぞれクリン
プを付与し、102mmにカットしてモデル紡績機を用
いてテストした紡績性を第2表に示した。
実施例6
比較例3の単繊維結節強力が2.6CI、 I OIが
25のアクリル系耐炎化繊維を燐酸グアニジン水溶液中
に浸漬した俊乾燥し、該燐酸グアニジンを10重量%付
着させた。この燐酸グアニジン含有アクリル系耐炎化繊
維は、47のLOI、3゜4 c+/dの引張強度およ
び2.4gの単繊維結節強力を有しており、優れた耐炎
性と紡績性を示した。
25のアクリル系耐炎化繊維を燐酸グアニジン水溶液中
に浸漬した俊乾燥し、該燐酸グアニジンを10重量%付
着させた。この燐酸グアニジン含有アクリル系耐炎化繊
維は、47のLOI、3゜4 c+/dの引張強度およ
び2.4gの単繊維結節強力を有しており、優れた耐炎
性と紡績性を示した。
Claims (2)
- (1)1.5〜4.5g/dの引張強度と少なくとも1
gの結節強力(単繊維)を有する限界酸素指数(LOI
)が35以上である酸化繊維からなる耐摩耗性に優れた
アクリル系耐炎化繊維。 - (2)特許請求の範囲第1項において、アクリル系耐炎
化繊維が乾・湿式紡糸によつて得られた少なくとも10
g/dの引張強度および2.2g/d以上の結節強度を
有するアクリロニトリル系繊維を前駆体とする酸化繊維
である耐摩耗性に優れたアクリル系耐炎化繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17049785A JPS6233824A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | 耐摩耗性に優れたアクリル系耐炎化繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17049785A JPS6233824A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | 耐摩耗性に優れたアクリル系耐炎化繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6233824A true JPS6233824A (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=15906056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17049785A Pending JPS6233824A (ja) | 1985-08-01 | 1985-08-01 | 耐摩耗性に優れたアクリル系耐炎化繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6233824A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6477618A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-23 | Nikkiso Co Ltd | Dry and wet spinning for acrylonitrile polymer |
| JP2002194650A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-10 | Toho Tenax Co Ltd | 酸化繊維シート、圧縮酸化繊維シート、それらの製造方法、及び炭素繊維シートの製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5976927A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-05-02 | Toho Rayon Co Ltd | アクリロニトリル系耐炎繊維 |
| JPS59199809A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-13 | Japan Exlan Co Ltd | 高強力ポリアクリロニトリル系繊維及びその製造法 |
-
1985
- 1985-08-01 JP JP17049785A patent/JPS6233824A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5976927A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-05-02 | Toho Rayon Co Ltd | アクリロニトリル系耐炎繊維 |
| JPS59199809A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-13 | Japan Exlan Co Ltd | 高強力ポリアクリロニトリル系繊維及びその製造法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6477618A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-23 | Nikkiso Co Ltd | Dry and wet spinning for acrylonitrile polymer |
| JP2002194650A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-10 | Toho Tenax Co Ltd | 酸化繊維シート、圧縮酸化繊維シート、それらの製造方法、及び炭素繊維シートの製造方法 |
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