JPS62519B2 - - Google Patents
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- JPS62519B2 JPS62519B2 JP53004974A JP497478A JPS62519B2 JP S62519 B2 JPS62519 B2 JP S62519B2 JP 53004974 A JP53004974 A JP 53004974A JP 497478 A JP497478 A JP 497478A JP S62519 B2 JPS62519 B2 JP S62519B2
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Description
この発明は自動ベースコード演奏機能及びその
メモリ機能を有する電子楽器に関し、特にコード
音演奏用鍵盤で押圧された鍵によつてコードが成
立し、その後一部の鍵を離鍵し、これによつて新
らたなコードが成立してもこれを検出しないよう
にした機能を具える電子楽器に関する。 (従来技術の説明) 従来、自動ベースコード演奏機能及びそのメモ
リ機能を有する電子楽器としては例えば特願昭51
−100354号(特開昭53−26113号公報)発明の名
称「電子楽器」等が提案されている。この種の電
子楽器において自動ベースコード演奏機能、例え
ばフインガコード機能を選択し、自動ベースコー
ド演奏を行なつている状態で、メモリ機能を選択
するフアンクシヨンスイツチが投入されると、コ
ード音演奏用鍵盤(例えば下鍵盤)で押圧してい
る鍵を離鍵しても、その離鍵前に押圧されていた
鍵に基づいて自動ベースコード演奏が続行され
る。例えばコード音演奏用鍵盤で押圧されている
鍵がセブンスコードを形成しているとすると、離
鍵後においても離鍵前に押圧されていた鍵から検
出された根音に基づきセブンスコードによつて自
動ベースコード演奏が行なわれる。 ところでコード音演奏用鍵盤で例えば4鍵を押
圧しセプンスコードが成立しているとき、この4
鍵を同時に離鍵するのは必ずしも容易なことでは
ない。特に初心者等においては同時に離鍵したつ
もりでいても1鍵のみ早く離鍵してしまうという
ことは間々あることである。しかし従来のメモリ
機能を有する電子楽器においてはコード音演奏用
鍵盤で押圧した鍵によつてコードが成立した後、
その押圧した鍵の一部を離鍵すると、その残りの
鍵(押圧されたままになつている鍵)によつて新
らたなコードが成立すればこれを検出してしま
う。例えばコード音演奏用鍵盤で押圧した4鍵に
よつてセブンスコードが成立しているときメモリ
機能を選択するフアンクシヨンスイツチを投入
し、この押圧している鍵を離鍵したが、誤つて1
鍵のみ早く離鍵し、残りの3鍵によつてマイナコ
ードが成立してしまつた場合を考えると、従来の
装置においてはこのマイナコードを検出してしま
い、このマイナコードの検出によつて決定される
新しい根音で自動ベースコード演奏が行なわれる
ことになる。すなわちセブンスコードによつて離
鍵後の自動ベースコード演奏をしようとしたの
が、演奏意の意図と反してマイナコードで自動ベ
ースコード演奏が行なわれてしまうのである。 (この発明の目的) この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、
メモリ機能が選択されている場合は、コード音演
奏用鍵盤で押圧された鍵によつてコードが成立し
た後一部の鍵を離鍵し、残りの鍵(まだ押圧され
ている鍵)が新らたなコードを形成してもこの新
らたなコードは検出しないようにした電子楽器を
提供することを目的とする。 (この発明の概要の説明) この発明に係わる電子楽器においては鍵盤で押
圧されている鍵によつて所定のコードが成立して
いるか否かをコード検出回路で検出する。そして
このコード検出回路で検出されたコード検出信号
に基づきコードの根音及びコード種類の検出が行
なわれ、この根音及びコード種類に応じて自動ベ
ースコード演奏用データ形成回路で自動ベースコ
ード演奏用のデータが形成される。またコード検
出信号はコード検出信号メモリに記憶される。こ
のコード検出信号メモリは信号が記憶されるとコ
ード検出回路に信号を出力し、コード検出回路か
ら出力される新たなコード検出信号を禁止する。
コード検出信号メモリはメモリ機能が選択されて
いない場合は周期的に(ブロツク検出回路及びノ
ート検出回路の一走査終了毎に)クリアされる
が、メモリ機能が選択された場合は記憶保持回路
によつて新らたに鍵が押圧されない限りコード検
出信号メモリの記憶はクリアされない。すなわち
メモリ機能が選択された場合は新らたに鍵が押圧
されるまでコード検出信号メモリの記憶は保持さ
れ、これによつてコード検出回路から出力される
コード検出信号は禁止されるので、例えコード音
演奏用鍵盤が押圧されている鍵がコードを形成し
た後一部の鍵を離鍵し、これによつて新らたなコ
ードが成立してもこれは検出されないようになつ
ている。 またこの発明に係わる電子楽器においては押圧
している鍵はブロツク検出回路及びノート検出回
路によつて検出され、ノート検出回路からは押圧
している鍵のノートを示す信号が順次出力され
る。このノート検出回路の出力のうちコード音演
奏用鍵盤で押圧された鍵のノートを示す信号はコ
ード検出回路の対応する記憶位置に記憶される。
コード検出回路はこの各記憶位置に記憶された信
号をあるタイミングでシフトし、押圧した鍵が所
定の音程関係にあるかを検出する。この検出によ
り押圧した鍵が所定の音程関係にあればコード検
出信号を出力するようになつている。 (実施例の説明) 以下この発明を添付図面の一実施例を参照して
詳細に説明する。 実施例の全体構成説明 第1図は実施例に係わる電子楽器の概要を理
解するために示したもので、キーコーダ100
はキースイツチ及びフアンクシヨンスイツチ群
1の各キースイツチ及びフアンクシヨンスイツ
チの動作状態を検出し、必要なキーコードデー
タを形成するものである。チヤンネルプロセツ
サ200はこのキーコーダ100で形成された
キーコードデータを複数の発音チヤンネルのい
ずれかに割当てるとともにアルベジオ音形成用
のデータを発生する。なおこのチヤンネルプロ
セツサ200としては特願昭52−93992号(特
開昭54−28614号公報)明細書に記載された回
路を用いることができる。また制御データ記憶
装置300は例えばリードオンリイメモリ
(ROM)からなり、キーコーダ100に供給す
べきベースパターン及びチヤンネルプロセツサ
200に供給すべきアルペジオパターン等の制
御データを記憶しているものである。 チヤンネルプロセツサ200から送出された
データはデジタルトーンジエネレータ400に
加えられる。デジタルトーンジエネレータ40
0はチヤンネルプロセツサ200から送出され
たデータに基づき該データに対応する音高(周
波数)の種々の楽器信号を発生する。なお、こ
のデジタルトーンジエネレータ400としては
特願昭52−100966号(特開昭54−34812号公
報)明細書に記載された回路を用いることがで
きる。 デジタルトーンジエネレータ400から発生
された楽器信号は音色形成用フイルタ回路50
0を通り、音色が付与され、サウンドシステム
600から発音される。この電子楽器におい
て、キーコーダ100とチヤンネルプロセツサ
200を含む部分及び制御データ記憶回路30
0を含む部分及びデジタルトーンジエネレータ
400を含む部分は夫々ワンチツプの集積回路
で構成され、3チツプの集積回路により音色形
成用フイルタ回路500を除く全ての電子回路
部が構成される。 第2図はこの発明に特に関係するキーコーダ
100の部分をブロツク図で示したものであ
る。キースイツチ及びフアンクシヨンスイツチ
群1の各キースイツチ及びフアンクシヨンスイ
ツチは複数のブロツクに分けられるとともに各
ブロツク内のキースイツチはノート毎に区分さ
れ、またフアンクシヨンスイツチは適宜のノー
トに対応して区分され、この各ブロツク各ノー
トは夫々各ブロツク、各ノート毎にブロツク配
線bi、ノート配線ni(i=1、2……………
n)で共通接続される。いわばキースイツチ及
びフアンクシヨンスイツチをブロツク配線biを
行とし、ノート配線niを列とするマトリクス配
線の行列間に配列するように接続し、ブロツク
配線biとノート配線niの信号からオンしている
キースイツチ及びフアンクシヨンスイツチを特
定できるようにしたものである。このブロツク
配線biはブロツク検出回路2に接続され、ノー
ト配線niはノート検出回路4に接続される。ブ
ロツク検出回路2はオンしているキースイツチ
又はフアンクシヨンスイツチを含むブロツクを
同時に検出し、この検出したブロツクを順次抽
出するものである。ノート検出回路4はブロツ
ク検出回路2による検出ブロツクの抽出に応じ
て当該ブロツク内のオンしているキースイツチ
のノート又はオンしているフアンクシヨンスイ
ツチに対応するノートを検出し、該ノートを示
す信号を出力する。ブロツク検出回路2による
検出ブロツクの抽出は所定の優先順位に従つて
行なわれる。すなわち、まずフアンクシヨンス
イツチの含まれるブロツクの抽出が行なわれ、
続いてペダル鍵盤のキースイツチの含まれるブ
ロツクの抽出、下鍵盤のキースイツチが含まれ
るブロツクの抽出、上鍵盤のキースイツチが含
まれるブロツクの抽出が行なわれ、この各ブロ
ツクの抽出に応じて、ノート検出回路4からオ
ンしているキースイツチ又はフアンクシヨンス
イツチを示す信号が出力される。ブロツク検出
回路2において検出ブロツクの全ての抽出が終
るとブロツク検出回路2から自動ベースコード
制御信号APがノート検出回路4に加えられ、
これによりノート検出回路4から各ノートを示
す信号が低音優先で出力される。この信号は後
に詳述する自動ベース演奏及び自動コード演奏
における根音の検出に用いられる。ノート検出
回路4から各ノートに示す信号が全て出力され
ると次にブロツク検出回路2から自動アルペジ
オ制御信号が出力され、詳述しないが、この信
号が出力されている間にチヤンネルプロセツサ
200において自動アルペジオ演奏のための処
理が行なわれる。このブロツク検出回路2及び
ノート検出回路4の動作はステートコントロー
ル回路3によつて制御される。 ブロツク検出回路2は各ブロツクの抽出に応
じてフアンクシヨンスイツチの含まれるブロツ
クの種類及びキースイツチの含まれるブロツク
の種類及び自動ベースコード制御信号APが出
力されているかどうかを示す種類別コードBC
を出力し、これを種類別コードレジスタ8に加
え、一時保持する。この保持した種類別コード
BCはデコーダ10でデコードされ、制御信号
形成回路11に加えられるとともに、その1部
はチヤンネルプロセツサ200(第1図)に加
えられる。制御信号形成回路11は後述するコ
ード検出回路5及びフアンクシヨンデータメモ
リ6及びフアンクシヨンデータメモリ6及びフ
アンクシヨンデータ転送回路7及びキーコード
レジスタ9を制御する種々の制御信号を形成す
るものである。 またブロツク検出回路2からキースイツチを
含むブロツクの抽出毎に出力される信号をエン
コードしたオクターブコードOC及びノート検
出回路の出力をエンコードしたノートコード
NGはキーコートレジスタ9に加えられる。 ところでブロツク検出回路2の抽出は前述し
たようにフアンクシヨンスイツチを含むブロツ
クを最優先としており、ノート検出回路4から
はまずオンしているフアンクシヨンスイツチを
示す信号が順次パラレルに出力される。この信
号はコード検出回路5を介してフアンクシヨン
データメモリ6及びフアンクシヨンデータ転送
回路7に加えられる。ここでフアンクシヨンデ
ータメモリ6はこの回路内(このチツプ内)で
使用するフアンクシヨンデータを記憶するもの
であり、このチツプ内で使用しないデータはフ
アンクシヨンデータ転送回路7に加えられる。
フアンクシヨンデータ転送回路7は例えばシフ
トレジスタからなり、入力されるパラレルフア
ンクシヨンデータをシリアルなデータに変換し
て制御データ記憶装置300(第1図)に送出
する。 ブロツク検出回路2は続いてペダル鍵盤のキ
ースイツチを含むブロツク、下鍵盤のキースイ
ツチを含むブロツク、上鍵盤のキースイツチを
含むブロツクの順に抽出しその抽出に応じてブ
ロツク検出回路2からはオクターブコードOC
が出力され、ノート検出回路4からはノートコ
ードNCが出力される。これらのオクターブコ
ードOC及びノートコードNGはキーコードKC
としてキーコードレジスタ9で一時記憶された
後キーコード加工回路12を介してチヤンネル
プロセツサ200(第1図)に送られる。なお
このときキーコード加工回路12は動作せず、
キーコードレジスタ9に一時記憶されたキーコ
ードKCはそのままチヤンネルプロセツサ20
0に送られる。 コード検出回路5は下鍵盤で押圧されている
鍵に基づいて、その鍵に対応するコード(和
音)を検出するものである。すなわちこの実施
例においては下鍵盤をコード音演奏用鍵盤とし
ている。コード検出回路5は各ノートに対応す
る記憶位置を有しており、ブロツク検出回路2
で下鍵盤のキースイツチを含むブロツクが抽出
され、ノート検出回路4からオンしている下鍵
盤のキースイツチのノートを示す信号が出力さ
れているとき、制御信号形成回路11から加え
られるロード信号LLによつてこの下鍵盤の押
圧されている鍵のノートを示す信号を対応する
記憶位置に読み込む。 ブロツク検出回路2によるフアンクシヨンス
イツチ及びキースイツチを含むブロツクの抽出
が全て終り、ブロツク検出回路2ひ設けられた
自動ベースコード処理用の記憶位置(ブロツ
ク)が抽出されると、制御信号形成回路11か
らコード検出回路5にシフト信号SLが加えら
れ、コード検出回路5の各記憶位置に読み込ま
れた押圧されている下鍵盤の鍵のノートを示す
信号を適音側から低音側に順次循環される。こ
のときコード検出回路5の最終段の記憶位置に
ある信号に対する他の記憶位置の信号の音程関
係から押圧鍵の音が所定のコードを形成してい
るかを検出する。そして、このコードの成立が
検出された時点における最終段の記憶位置に対
応する信号がこのコードにおける根音とされ
る。 ところで前述したように自動ベースコード処
理用の記憶位置が抽出されると、ノート検出回
路4の各記憶位置に信号“1”が記憶されるの
で、該回路4からは各ノートに対応する信号が
順次出力される。この信号はコード検出回路5
の各記憶位置に読み込まれた信号のシフトと同
期している。従つて、コード検出回路5によつ
てコードの成立が検出した時点においてノート
検出回路4から出力されるノートを示す信号は
根音のノートを示す信号にほかならない。キー
コードレジスタ9は制御信号形成回路11から
のロード信号に基づきこのときのノートコード
NCを読み込み、これを根音を示すノートコー
ドとしてキーコード加工回路12に加える。 またコード検出回路5からは検出したコード
の種類を示すコード種類検出信号Dが発生さ
れ、この信号Dは従音形成用データ発生回路1
3に加えられる。従音形成用データ発生回路1
3はコード種類検出信号D及び前述した制御デ
ータ記憶装置300(第1図)からのベースパ
ターンを示す信号に基づいて所定の音程を表わ
す従音形成用データSDを順次発生するもので
ある。 キーコードデータ加工回路12はキーコード
レジスタ9から加えられる根音を表わすノート
コードNCを従音形成用データ発生回路13か
ら加えられる従音形成用データSDに応じて順
次加工し、根音に対して所定の音程をもつ従音
に相当するキーコードKCを順次作り出し、こ
れをチヤンネルプロセツサ200に送出する。 各部の詳細説明 次に第2図に示したキーコード100の要部
の詳細回路例について説明する。なお、以下の
回路においては第3図に示すような図法が用い
られる。すなわちインバータは第3図a、アン
ド回路は第3図b,c、オア回路は第3図d,
e、排他オア回路は第3図fのように示し、ア
ンド回路あるいはオア回路において入力線の数
が少ない場合は第3図b,dに示す通常の図法
を採用し、入力線が多い場合は第3図c,dに
示すように図法を採用する。第3図c,dの図
法は、回路の入力側に1本の入力線をえがき、
この入力線と信号ラインを交叉させ、回路に入
力されるべき信号のラインと入力線との交叉点
を丸印で囲むようにしたものである。従つて第
3図cの場合、論理式で表わすとQ=A・B・
Dとなり、第3図eの場合、論理式で表わすと
Q=A+B+Cとなる。またデイレイフリツプ
フロツプは第3図g,hに示すような図法が採
用される。デイレイフリツプフロツプにおい
て、第3図gに示すように特にクロツクパルス
の表示のないものは全て周期48μsのクロツク
パルス(詳しくは周期48μsで互に逆相の2相
クロツクパルスφA,φB)によつて動作し、第
3図hに示すようにクロツクパルスφ1,φ2
の表示のあるものは全て周期1μsで互に逆相
の2相クロツクパルスφ1,φ2によつて動作
するようになつている。 さて、この実施例の電子楽器は26種類のフア
ンクシヨンスイツチ及び第0オクターブのC音
C0から第1オクターブのC音C1までの13鍵を
有するペダル鍵盤及び第1オクターブのC音
C1から第5オクターブのC音C5までの49鍵を
有する下鍵盤及び第2オクターブのC音C2か
ら第6オクターブのC音C6までの49鍵を有す
る上鍵盤を具えており、ペダル鍵盤の各鍵に対
応するキースイツチはブロツクP、下鍵盤の各
鍵に対応するキースイツチはオクターブ毎のブ
ロツクL1,L2,L3,L4、上鍵盤の各鍵に対応
するキースイツチも同様にオクターブ毎のブロ
ツクU1,U2,U3,U4に夫々分けられる。この
場合各フアンクシヨンスイツチは各キースイツ
チのノートに適宜対応して2つのブロツク
F1,F2に分けられる。この各フアンクシヨン
スイツチ及びキースイツチのブロツク分けの状
態を表わすと第1表のようになる。
メモリ機能を有する電子楽器に関し、特にコード
音演奏用鍵盤で押圧された鍵によつてコードが成
立し、その後一部の鍵を離鍵し、これによつて新
らたなコードが成立してもこれを検出しないよう
にした機能を具える電子楽器に関する。 (従来技術の説明) 従来、自動ベースコード演奏機能及びそのメモ
リ機能を有する電子楽器としては例えば特願昭51
−100354号(特開昭53−26113号公報)発明の名
称「電子楽器」等が提案されている。この種の電
子楽器において自動ベースコード演奏機能、例え
ばフインガコード機能を選択し、自動ベースコー
ド演奏を行なつている状態で、メモリ機能を選択
するフアンクシヨンスイツチが投入されると、コ
ード音演奏用鍵盤(例えば下鍵盤)で押圧してい
る鍵を離鍵しても、その離鍵前に押圧されていた
鍵に基づいて自動ベースコード演奏が続行され
る。例えばコード音演奏用鍵盤で押圧されている
鍵がセブンスコードを形成しているとすると、離
鍵後においても離鍵前に押圧されていた鍵から検
出された根音に基づきセブンスコードによつて自
動ベースコード演奏が行なわれる。 ところでコード音演奏用鍵盤で例えば4鍵を押
圧しセプンスコードが成立しているとき、この4
鍵を同時に離鍵するのは必ずしも容易なことでは
ない。特に初心者等においては同時に離鍵したつ
もりでいても1鍵のみ早く離鍵してしまうという
ことは間々あることである。しかし従来のメモリ
機能を有する電子楽器においてはコード音演奏用
鍵盤で押圧した鍵によつてコードが成立した後、
その押圧した鍵の一部を離鍵すると、その残りの
鍵(押圧されたままになつている鍵)によつて新
らたなコードが成立すればこれを検出してしま
う。例えばコード音演奏用鍵盤で押圧した4鍵に
よつてセブンスコードが成立しているときメモリ
機能を選択するフアンクシヨンスイツチを投入
し、この押圧している鍵を離鍵したが、誤つて1
鍵のみ早く離鍵し、残りの3鍵によつてマイナコ
ードが成立してしまつた場合を考えると、従来の
装置においてはこのマイナコードを検出してしま
い、このマイナコードの検出によつて決定される
新しい根音で自動ベースコード演奏が行なわれる
ことになる。すなわちセブンスコードによつて離
鍵後の自動ベースコード演奏をしようとしたの
が、演奏意の意図と反してマイナコードで自動ベ
ースコード演奏が行なわれてしまうのである。 (この発明の目的) この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、
メモリ機能が選択されている場合は、コード音演
奏用鍵盤で押圧された鍵によつてコードが成立し
た後一部の鍵を離鍵し、残りの鍵(まだ押圧され
ている鍵)が新らたなコードを形成してもこの新
らたなコードは検出しないようにした電子楽器を
提供することを目的とする。 (この発明の概要の説明) この発明に係わる電子楽器においては鍵盤で押
圧されている鍵によつて所定のコードが成立して
いるか否かをコード検出回路で検出する。そして
このコード検出回路で検出されたコード検出信号
に基づきコードの根音及びコード種類の検出が行
なわれ、この根音及びコード種類に応じて自動ベ
ースコード演奏用データ形成回路で自動ベースコ
ード演奏用のデータが形成される。またコード検
出信号はコード検出信号メモリに記憶される。こ
のコード検出信号メモリは信号が記憶されるとコ
ード検出回路に信号を出力し、コード検出回路か
ら出力される新たなコード検出信号を禁止する。
コード検出信号メモリはメモリ機能が選択されて
いない場合は周期的に(ブロツク検出回路及びノ
ート検出回路の一走査終了毎に)クリアされる
が、メモリ機能が選択された場合は記憶保持回路
によつて新らたに鍵が押圧されない限りコード検
出信号メモリの記憶はクリアされない。すなわち
メモリ機能が選択された場合は新らたに鍵が押圧
されるまでコード検出信号メモリの記憶は保持さ
れ、これによつてコード検出回路から出力される
コード検出信号は禁止されるので、例えコード音
演奏用鍵盤が押圧されている鍵がコードを形成し
た後一部の鍵を離鍵し、これによつて新らたなコ
ードが成立してもこれは検出されないようになつ
ている。 またこの発明に係わる電子楽器においては押圧
している鍵はブロツク検出回路及びノート検出回
路によつて検出され、ノート検出回路からは押圧
している鍵のノートを示す信号が順次出力され
る。このノート検出回路の出力のうちコード音演
奏用鍵盤で押圧された鍵のノートを示す信号はコ
ード検出回路の対応する記憶位置に記憶される。
コード検出回路はこの各記憶位置に記憶された信
号をあるタイミングでシフトし、押圧した鍵が所
定の音程関係にあるかを検出する。この検出によ
り押圧した鍵が所定の音程関係にあればコード検
出信号を出力するようになつている。 (実施例の説明) 以下この発明を添付図面の一実施例を参照して
詳細に説明する。 実施例の全体構成説明 第1図は実施例に係わる電子楽器の概要を理
解するために示したもので、キーコーダ100
はキースイツチ及びフアンクシヨンスイツチ群
1の各キースイツチ及びフアンクシヨンスイツ
チの動作状態を検出し、必要なキーコードデー
タを形成するものである。チヤンネルプロセツ
サ200はこのキーコーダ100で形成された
キーコードデータを複数の発音チヤンネルのい
ずれかに割当てるとともにアルベジオ音形成用
のデータを発生する。なおこのチヤンネルプロ
セツサ200としては特願昭52−93992号(特
開昭54−28614号公報)明細書に記載された回
路を用いることができる。また制御データ記憶
装置300は例えばリードオンリイメモリ
(ROM)からなり、キーコーダ100に供給す
べきベースパターン及びチヤンネルプロセツサ
200に供給すべきアルペジオパターン等の制
御データを記憶しているものである。 チヤンネルプロセツサ200から送出された
データはデジタルトーンジエネレータ400に
加えられる。デジタルトーンジエネレータ40
0はチヤンネルプロセツサ200から送出され
たデータに基づき該データに対応する音高(周
波数)の種々の楽器信号を発生する。なお、こ
のデジタルトーンジエネレータ400としては
特願昭52−100966号(特開昭54−34812号公
報)明細書に記載された回路を用いることがで
きる。 デジタルトーンジエネレータ400から発生
された楽器信号は音色形成用フイルタ回路50
0を通り、音色が付与され、サウンドシステム
600から発音される。この電子楽器におい
て、キーコーダ100とチヤンネルプロセツサ
200を含む部分及び制御データ記憶回路30
0を含む部分及びデジタルトーンジエネレータ
400を含む部分は夫々ワンチツプの集積回路
で構成され、3チツプの集積回路により音色形
成用フイルタ回路500を除く全ての電子回路
部が構成される。 第2図はこの発明に特に関係するキーコーダ
100の部分をブロツク図で示したものであ
る。キースイツチ及びフアンクシヨンスイツチ
群1の各キースイツチ及びフアンクシヨンスイ
ツチは複数のブロツクに分けられるとともに各
ブロツク内のキースイツチはノート毎に区分さ
れ、またフアンクシヨンスイツチは適宜のノー
トに対応して区分され、この各ブロツク各ノー
トは夫々各ブロツク、各ノート毎にブロツク配
線bi、ノート配線ni(i=1、2……………
n)で共通接続される。いわばキースイツチ及
びフアンクシヨンスイツチをブロツク配線biを
行とし、ノート配線niを列とするマトリクス配
線の行列間に配列するように接続し、ブロツク
配線biとノート配線niの信号からオンしている
キースイツチ及びフアンクシヨンスイツチを特
定できるようにしたものである。このブロツク
配線biはブロツク検出回路2に接続され、ノー
ト配線niはノート検出回路4に接続される。ブ
ロツク検出回路2はオンしているキースイツチ
又はフアンクシヨンスイツチを含むブロツクを
同時に検出し、この検出したブロツクを順次抽
出するものである。ノート検出回路4はブロツ
ク検出回路2による検出ブロツクの抽出に応じ
て当該ブロツク内のオンしているキースイツチ
のノート又はオンしているフアンクシヨンスイ
ツチに対応するノートを検出し、該ノートを示
す信号を出力する。ブロツク検出回路2による
検出ブロツクの抽出は所定の優先順位に従つて
行なわれる。すなわち、まずフアンクシヨンス
イツチの含まれるブロツクの抽出が行なわれ、
続いてペダル鍵盤のキースイツチの含まれるブ
ロツクの抽出、下鍵盤のキースイツチが含まれ
るブロツクの抽出、上鍵盤のキースイツチが含
まれるブロツクの抽出が行なわれ、この各ブロ
ツクの抽出に応じて、ノート検出回路4からオ
ンしているキースイツチ又はフアンクシヨンス
イツチを示す信号が出力される。ブロツク検出
回路2において検出ブロツクの全ての抽出が終
るとブロツク検出回路2から自動ベースコード
制御信号APがノート検出回路4に加えられ、
これによりノート検出回路4から各ノートを示
す信号が低音優先で出力される。この信号は後
に詳述する自動ベース演奏及び自動コード演奏
における根音の検出に用いられる。ノート検出
回路4から各ノートに示す信号が全て出力され
ると次にブロツク検出回路2から自動アルペジ
オ制御信号が出力され、詳述しないが、この信
号が出力されている間にチヤンネルプロセツサ
200において自動アルペジオ演奏のための処
理が行なわれる。このブロツク検出回路2及び
ノート検出回路4の動作はステートコントロー
ル回路3によつて制御される。 ブロツク検出回路2は各ブロツクの抽出に応
じてフアンクシヨンスイツチの含まれるブロツ
クの種類及びキースイツチの含まれるブロツク
の種類及び自動ベースコード制御信号APが出
力されているかどうかを示す種類別コードBC
を出力し、これを種類別コードレジスタ8に加
え、一時保持する。この保持した種類別コード
BCはデコーダ10でデコードされ、制御信号
形成回路11に加えられるとともに、その1部
はチヤンネルプロセツサ200(第1図)に加
えられる。制御信号形成回路11は後述するコ
ード検出回路5及びフアンクシヨンデータメモ
リ6及びフアンクシヨンデータメモリ6及びフ
アンクシヨンデータ転送回路7及びキーコード
レジスタ9を制御する種々の制御信号を形成す
るものである。 またブロツク検出回路2からキースイツチを
含むブロツクの抽出毎に出力される信号をエン
コードしたオクターブコードOC及びノート検
出回路の出力をエンコードしたノートコード
NGはキーコートレジスタ9に加えられる。 ところでブロツク検出回路2の抽出は前述し
たようにフアンクシヨンスイツチを含むブロツ
クを最優先としており、ノート検出回路4から
はまずオンしているフアンクシヨンスイツチを
示す信号が順次パラレルに出力される。この信
号はコード検出回路5を介してフアンクシヨン
データメモリ6及びフアンクシヨンデータ転送
回路7に加えられる。ここでフアンクシヨンデ
ータメモリ6はこの回路内(このチツプ内)で
使用するフアンクシヨンデータを記憶するもの
であり、このチツプ内で使用しないデータはフ
アンクシヨンデータ転送回路7に加えられる。
フアンクシヨンデータ転送回路7は例えばシフ
トレジスタからなり、入力されるパラレルフア
ンクシヨンデータをシリアルなデータに変換し
て制御データ記憶装置300(第1図)に送出
する。 ブロツク検出回路2は続いてペダル鍵盤のキ
ースイツチを含むブロツク、下鍵盤のキースイ
ツチを含むブロツク、上鍵盤のキースイツチを
含むブロツクの順に抽出しその抽出に応じてブ
ロツク検出回路2からはオクターブコードOC
が出力され、ノート検出回路4からはノートコ
ードNCが出力される。これらのオクターブコ
ードOC及びノートコードNGはキーコードKC
としてキーコードレジスタ9で一時記憶された
後キーコード加工回路12を介してチヤンネル
プロセツサ200(第1図)に送られる。なお
このときキーコード加工回路12は動作せず、
キーコードレジスタ9に一時記憶されたキーコ
ードKCはそのままチヤンネルプロセツサ20
0に送られる。 コード検出回路5は下鍵盤で押圧されている
鍵に基づいて、その鍵に対応するコード(和
音)を検出するものである。すなわちこの実施
例においては下鍵盤をコード音演奏用鍵盤とし
ている。コード検出回路5は各ノートに対応す
る記憶位置を有しており、ブロツク検出回路2
で下鍵盤のキースイツチを含むブロツクが抽出
され、ノート検出回路4からオンしている下鍵
盤のキースイツチのノートを示す信号が出力さ
れているとき、制御信号形成回路11から加え
られるロード信号LLによつてこの下鍵盤の押
圧されている鍵のノートを示す信号を対応する
記憶位置に読み込む。 ブロツク検出回路2によるフアンクシヨンス
イツチ及びキースイツチを含むブロツクの抽出
が全て終り、ブロツク検出回路2ひ設けられた
自動ベースコード処理用の記憶位置(ブロツ
ク)が抽出されると、制御信号形成回路11か
らコード検出回路5にシフト信号SLが加えら
れ、コード検出回路5の各記憶位置に読み込ま
れた押圧されている下鍵盤の鍵のノートを示す
信号を適音側から低音側に順次循環される。こ
のときコード検出回路5の最終段の記憶位置に
ある信号に対する他の記憶位置の信号の音程関
係から押圧鍵の音が所定のコードを形成してい
るかを検出する。そして、このコードの成立が
検出された時点における最終段の記憶位置に対
応する信号がこのコードにおける根音とされ
る。 ところで前述したように自動ベースコード処
理用の記憶位置が抽出されると、ノート検出回
路4の各記憶位置に信号“1”が記憶されるの
で、該回路4からは各ノートに対応する信号が
順次出力される。この信号はコード検出回路5
の各記憶位置に読み込まれた信号のシフトと同
期している。従つて、コード検出回路5によつ
てコードの成立が検出した時点においてノート
検出回路4から出力されるノートを示す信号は
根音のノートを示す信号にほかならない。キー
コードレジスタ9は制御信号形成回路11から
のロード信号に基づきこのときのノートコード
NCを読み込み、これを根音を示すノートコー
ドとしてキーコード加工回路12に加える。 またコード検出回路5からは検出したコード
の種類を示すコード種類検出信号Dが発生さ
れ、この信号Dは従音形成用データ発生回路1
3に加えられる。従音形成用データ発生回路1
3はコード種類検出信号D及び前述した制御デ
ータ記憶装置300(第1図)からのベースパ
ターンを示す信号に基づいて所定の音程を表わ
す従音形成用データSDを順次発生するもので
ある。 キーコードデータ加工回路12はキーコード
レジスタ9から加えられる根音を表わすノート
コードNCを従音形成用データ発生回路13か
ら加えられる従音形成用データSDに応じて順
次加工し、根音に対して所定の音程をもつ従音
に相当するキーコードKCを順次作り出し、こ
れをチヤンネルプロセツサ200に送出する。 各部の詳細説明 次に第2図に示したキーコード100の要部
の詳細回路例について説明する。なお、以下の
回路においては第3図に示すような図法が用い
られる。すなわちインバータは第3図a、アン
ド回路は第3図b,c、オア回路は第3図d,
e、排他オア回路は第3図fのように示し、ア
ンド回路あるいはオア回路において入力線の数
が少ない場合は第3図b,dに示す通常の図法
を採用し、入力線が多い場合は第3図c,dに
示すように図法を採用する。第3図c,dの図
法は、回路の入力側に1本の入力線をえがき、
この入力線と信号ラインを交叉させ、回路に入
力されるべき信号のラインと入力線との交叉点
を丸印で囲むようにしたものである。従つて第
3図cの場合、論理式で表わすとQ=A・B・
Dとなり、第3図eの場合、論理式で表わすと
Q=A+B+Cとなる。またデイレイフリツプ
フロツプは第3図g,hに示すような図法が採
用される。デイレイフリツプフロツプにおい
て、第3図gに示すように特にクロツクパルス
の表示のないものは全て周期48μsのクロツク
パルス(詳しくは周期48μsで互に逆相の2相
クロツクパルスφA,φB)によつて動作し、第
3図hに示すようにクロツクパルスφ1,φ2
の表示のあるものは全て周期1μsで互に逆相
の2相クロツクパルスφ1,φ2によつて動作
するようになつている。 さて、この実施例の電子楽器は26種類のフア
ンクシヨンスイツチ及び第0オクターブのC音
C0から第1オクターブのC音C1までの13鍵を
有するペダル鍵盤及び第1オクターブのC音
C1から第5オクターブのC音C5までの49鍵を
有する下鍵盤及び第2オクターブのC音C2か
ら第6オクターブのC音C6までの49鍵を有す
る上鍵盤を具えており、ペダル鍵盤の各鍵に対
応するキースイツチはブロツクP、下鍵盤の各
鍵に対応するキースイツチはオクターブ毎のブ
ロツクL1,L2,L3,L4、上鍵盤の各鍵に対応
するキースイツチも同様にオクターブ毎のブロ
ツクU1,U2,U3,U4に夫々分けられる。この
場合各フアンクシヨンスイツチは各キースイツ
チのノートに適宜対応して2つのブロツク
F1,F2に分けられる。この各フアンクシヨン
スイツチ及びキースイツチのブロツク分けの状
態を表わすと第1表のようになる。
【表】
ここで信号SFはシングルフインガ機能、記
号FCはフインガコード機能、記号CAはカスタ
ム機能、記号Mはメモリ機能、すなわち下鍵盤
の鍵の押圧が解除されても解除する前に押圧さ
れていた鍵に基づき自動演奏を続行する機能、
記号CMMはコンスタント機能、すなわちコー
ド音及びベース音を持続音とする機能、記号
ECは2種類のエンベローブ波形を切り換える
機能、信号DCは発音する音を急激に減衰させ
るダンプ機能、記号FSはフツトスイツチ、記
号UTは自動アルペジオ演奏におけるアツプモ
ードとターンモードとを切り換える機能、記号
FSSは前述したフオトスイツチでどの機能の制
御を選択するかを決定するフツトスイツチセレ
クト機能、記号STは自動リズム演奏をスター
トさせるリズムスタート機能、記号SSは自動
リズム演奏と自動ベースコード演奏とを同期し
てスタートさせるシンクロスタート機能、記号
RVは2種のリズムバリエーシヨンを切り換え
る機能、記号R1〜R8は8種類のリズム、例え
ばマーチ、ワルツ、スウング、スローロツク、
ジヤズロツク、ルンバ、ボサノバ、サンバを選
択する機能、記号BVは自動ベース演奏におけ
る2種類のベースバリエーシヨンを切り換える
機能、記号V1,V2は自動アルペジオ演奏にお
けるアルペジオバリエーシヨンを選択する機
能、記号BEATは2種類のテンポを切り換える
機能の夫々を選択するフアンクシヨンスイツチ
に対応するものである。 また、記号CL0〜C6は各鍵盤のキースイツチ
に対応するもので、例えば記号C2#は第2オ
クターブのC#音のキースイツチに対応し、記
号CL0,CL1,CL2は夫々第0オクターブ、第
1オクターブ、第2オクターブのC音のキース
イツチに対応し、特に各鍵盤の最低音のキース
イツチに対応する。 このようにブロツク分けしたフアンクシヨン
スイツチおよびキースイツチの結線の一具体例
を示すと第4図のようになる。すなわちフアン
クシヨンスイツチ及びキースイツチの一方の端
子(固定接点側)は各ブロツクF1,F2,
P,L1〜L4,U1〜U4毎に共通接続され、ブロ
ツク配線b1〜b11を介して導出され、他方の端
子(可動接点側)はそれぞれダイオードDを介
して同一ノート又はノートに対応して共通接続
されノート配線n1〜n13を介して導出される。
ここで容量Cbはブロツク配線b1〜b11の夫々の
配線容量、容量Cnはノート配線n1〜n13の夫々
の配線容量であり、各フアンクシヨンスイツチ
及びキースイツチの検出はこの夫々の配線容量
Cb,Cnを積極的に利用して行なわれる。 フアンクシヨンスイツチ及びキースイツチの検出 第5図はブロツク検出回路2の具体例、第6図
はノート検出回路4の具体例、第7図はブロツク
検出回路2及びノート検出回路4の検出動作を制
御するステートコントロール回路3の具体例を示
したものである。 第5図において、ブロツク検出回路2は各ブロ
ツクF1,F2,P,L1〜L4,U1〜U4に対応す
る検出回路14−1〜14−11及び自動ベース
コード処理用回路15−1,15−2及び自動ア
ルペジオ処理用回路16を具えており、各検出回
路14−1〜14−11の入力端子TB1〜TB11
には第4図に示したブロツク配線b1〜b11がそれ
ぞれ接続される。 また第6図においてノート検出回路4は各ノー
トCL〜Cに対応する検出回路17−1〜17−
13を具えており、各検出回路17−1〜17−
3の入力端子TN1〜TN13には第4図に示したノ
ート配線n1〜n13がそれぞれ接続される。 なお、第5図において検出回路14−1〜14
−11はブロツクF1及びU4に対応する回路14
〜1,14−11のみ詳細を図示したが、他のブ
ロツクF2,P,L1〜L4,U1〜U3に対応する回
路14−2〜14−10も回路14−1,14−
11と同一の構成であり、また第6図において検
出回路17−1〜17−13はノートCL及びC
に対応する回路17−1及び17−13のみ詳細
に図示したが、他のノートC#〜Bに対応する回
路17−2〜17−12は回路17−1と同一の
構成である。ただし図示のようにノートCに対応
する回路17−13のみ構成が若干異なる。また
第5図、第6図において検出回路14−1〜14
−11、17−1〜17−13の回路構成素子
(アンド回路、オア回路など)は夫々別体のもの
であるが動作機能が同一の素子に関しては説明の
便宜上ブロツクの種類あるいはノートの種類に無
関係に同一の符号で表わす。 第5図、第6図に示すブロツク検出回路2及び
ノート検出回路4は第7図に示すステートコント
ロール回路3によつて発生される4つのステート
S0〜S3の実行によつて制御される。このステート
コントロール回路3によつて今どのステートが実
行されているかはステートコントロール回路3の
デイレイフリツプフロツプDF6,DF7の出力信
号Q1,Q2の内容がこれを示している。すなわち
信号Q1,Q2の内容と動作ステートS0〜S3との関
係を示すと第2表のようになる。
号FCはフインガコード機能、記号CAはカスタ
ム機能、記号Mはメモリ機能、すなわち下鍵盤
の鍵の押圧が解除されても解除する前に押圧さ
れていた鍵に基づき自動演奏を続行する機能、
記号CMMはコンスタント機能、すなわちコー
ド音及びベース音を持続音とする機能、記号
ECは2種類のエンベローブ波形を切り換える
機能、信号DCは発音する音を急激に減衰させ
るダンプ機能、記号FSはフツトスイツチ、記
号UTは自動アルペジオ演奏におけるアツプモ
ードとターンモードとを切り換える機能、記号
FSSは前述したフオトスイツチでどの機能の制
御を選択するかを決定するフツトスイツチセレ
クト機能、記号STは自動リズム演奏をスター
トさせるリズムスタート機能、記号SSは自動
リズム演奏と自動ベースコード演奏とを同期し
てスタートさせるシンクロスタート機能、記号
RVは2種のリズムバリエーシヨンを切り換え
る機能、記号R1〜R8は8種類のリズム、例え
ばマーチ、ワルツ、スウング、スローロツク、
ジヤズロツク、ルンバ、ボサノバ、サンバを選
択する機能、記号BVは自動ベース演奏におけ
る2種類のベースバリエーシヨンを切り換える
機能、記号V1,V2は自動アルペジオ演奏にお
けるアルペジオバリエーシヨンを選択する機
能、記号BEATは2種類のテンポを切り換える
機能の夫々を選択するフアンクシヨンスイツチ
に対応するものである。 また、記号CL0〜C6は各鍵盤のキースイツチ
に対応するもので、例えば記号C2#は第2オ
クターブのC#音のキースイツチに対応し、記
号CL0,CL1,CL2は夫々第0オクターブ、第
1オクターブ、第2オクターブのC音のキース
イツチに対応し、特に各鍵盤の最低音のキース
イツチに対応する。 このようにブロツク分けしたフアンクシヨン
スイツチおよびキースイツチの結線の一具体例
を示すと第4図のようになる。すなわちフアン
クシヨンスイツチ及びキースイツチの一方の端
子(固定接点側)は各ブロツクF1,F2,
P,L1〜L4,U1〜U4毎に共通接続され、ブロ
ツク配線b1〜b11を介して導出され、他方の端
子(可動接点側)はそれぞれダイオードDを介
して同一ノート又はノートに対応して共通接続
されノート配線n1〜n13を介して導出される。
ここで容量Cbはブロツク配線b1〜b11の夫々の
配線容量、容量Cnはノート配線n1〜n13の夫々
の配線容量であり、各フアンクシヨンスイツチ
及びキースイツチの検出はこの夫々の配線容量
Cb,Cnを積極的に利用して行なわれる。 フアンクシヨンスイツチ及びキースイツチの検出 第5図はブロツク検出回路2の具体例、第6図
はノート検出回路4の具体例、第7図はブロツク
検出回路2及びノート検出回路4の検出動作を制
御するステートコントロール回路3の具体例を示
したものである。 第5図において、ブロツク検出回路2は各ブロ
ツクF1,F2,P,L1〜L4,U1〜U4に対応す
る検出回路14−1〜14−11及び自動ベース
コード処理用回路15−1,15−2及び自動ア
ルペジオ処理用回路16を具えており、各検出回
路14−1〜14−11の入力端子TB1〜TB11
には第4図に示したブロツク配線b1〜b11がそれ
ぞれ接続される。 また第6図においてノート検出回路4は各ノー
トCL〜Cに対応する検出回路17−1〜17−
13を具えており、各検出回路17−1〜17−
3の入力端子TN1〜TN13には第4図に示したノ
ート配線n1〜n13がそれぞれ接続される。 なお、第5図において検出回路14−1〜14
−11はブロツクF1及びU4に対応する回路14
〜1,14−11のみ詳細を図示したが、他のブ
ロツクF2,P,L1〜L4,U1〜U3に対応する回
路14−2〜14−10も回路14−1,14−
11と同一の構成であり、また第6図において検
出回路17−1〜17−13はノートCL及びC
に対応する回路17−1及び17−13のみ詳細
に図示したが、他のノートC#〜Bに対応する回
路17−2〜17−12は回路17−1と同一の
構成である。ただし図示のようにノートCに対応
する回路17−13のみ構成が若干異なる。また
第5図、第6図において検出回路14−1〜14
−11、17−1〜17−13の回路構成素子
(アンド回路、オア回路など)は夫々別体のもの
であるが動作機能が同一の素子に関しては説明の
便宜上ブロツクの種類あるいはノートの種類に無
関係に同一の符号で表わす。 第5図、第6図に示すブロツク検出回路2及び
ノート検出回路4は第7図に示すステートコント
ロール回路3によつて発生される4つのステート
S0〜S3の実行によつて制御される。このステート
コントロール回路3によつて今どのステートが実
行されているかはステートコントロール回路3の
デイレイフリツプフロツプDF6,DF7の出力信
号Q1,Q2の内容がこれを示している。すなわち
信号Q1,Q2の内容と動作ステートS0〜S3との関
係を示すと第2表のようになる。
【表】
第7図において、端子T1cの正のパルスである
イニシヤルクリア信号ICが加わると、この信号
“1”はインバータI12で反転され、負のパルスと
なり、この信号“0”はアンド回路A17〜A2
1に加えられる。このイニシヤルクリア信号IC
は例えば電源投入時等に発生されるようになつて
おり、この信号ICによつてシステム全体の回路
を一旦クリアするためのものである。従つて、イ
ニシヤルクリア信号ICによつてアンド回路A1
7〜A21の出力は全て“0”となり、デイレイ
フリツプフロツプDF6,DF7の出力Q1,Q2は
ともに“0”となる。これによりデイレイフリツ
プフロツプDF6,DF7の出力Q1,Q2を夫々イ
ンバータI13,I14で反転した信号が加えられるア
ンド回路A16からステートS0を示す信号TT0が出
力される。この信号TT0はブロツク検出回路2の
各検出回路14−1〜14−11のMOS型電界
効果トランジスタ(以下、単にトランジスタとい
う)TR1(第5図)のゲートに加えられ各トラ
ンジスタTR1を全てオンにし、端子TB1〜TB11
を介してブロツク配線b1〜b11の配線容量Cb(第
4図)を全て放電する。 アンド回路A16の出力はオア回路RO24を介し
てデイレイフリツプフロツプDF6に加わり、デ
イレイフリツプフロツプDF6の出力Q1は次のク
ロツクパルスのタイミングで“1”に立上る。こ
のときデイレイフリツプフロツプDF7の出力Q2
は依然と“0”となつている。これによりアンド
回路17のアンド条件が成立し、ステートS1を示
す信号TT1が出力される。またこのときデイレイ
フリツプフロツプDF6の出力Q1は信号TT1+
TT3としてノート検出回路4の各検出回路17−
1〜17−13のトランジスタTR4(第6図)
のゲートに加わり、各トランジスタTR4を全てオ
ンして、電源VDDを夫々端子TN1〜TN13を介し
てノート配線n1〜n13に供給し、配線容量Cnを充
電する。このときオンしているキースイツチ又は
フアンクシヨンスイツチがあると、そのキースイ
ツチ又はフアンクシヨンスイツチを含むブロツク
のブロツク配線b1〜bnの配線容量Cbはそのキー
スイツチ又はフアンクシヨンスイツチを介して充
電され、そのブロツク配線(b1〜bnの1つまた
は複数)のみに信号“1”が生じる。この信号は
対応するブロツク検出回路2の入力端子TB1〜T
B11を介して対応する検出回路14−1〜14−
11のアンド回路A1に加えられる。アンド回路
A1の他の入力には前記ステート制御回路3のア
ンド回路A17の出力であるステートS1を示す信
号TT1が加えられており、オンしているキースイ
ツチ又はフアンクシヨンスイツチを含むブロツク
に対応する検出回路のアンド回路A1のみアンド
条件が成立し、信号“1”をオア回路RO1を介
してデイレイフリツプフロツプDF1に加える。
またステートS1を示す信号TT1は自動ベースコー
ド処理用回路15−1,15−2及び自動アルペ
ジオ処理用回路16の各デイレイフリツプDF2
〜DF4にも夫々オア回路RO3,OR5,OR7を
介して加えられる。 各検出回路14−1〜14−11のデイレイフ
リツプフロツプDF1の出力はアンド回路A2、
オア回路OR1を介してデータ入力にフイードバ
ツクされており、また自動ベースコード処理用回
路15−1,15−2及び自動アルペジル処理用
回路16のデイレイフリツプフロツプDF2,DF
3,DF4の各出力は夫々、アンド回路A6、オ
ア回路OR3及びアンド回路A8、オア回路OR5
及びアンド回路A10、オア回路OR7を介して
各データ入力にフイードバツクされており、各デ
イレイフリツプフロツプDF1,DF2,DF3,
46Dは夫々記憶回路を形成している。従つてス
テートS1においてオンしているキースイツチ又は
フアンクシヨンスイツチを含むブロツクに対応す
る検出回路のデイレイフリツプフロツプDF1に
は信号“1”が記憶される。しかし、オンしてい
るキースイツチ又はフアンクシヨンスイツチを全
く含まない他のブロツクに対応する検出回路のデ
イレイフリツプDF1には信号の記憶がなされな
い、また自動ベースコード処理用回路15−1,
15−2のデイレイフリツプフロツプDF2,DF
3及び自動アルペジオ処理用回路16のデイレイ
フリツプフロツプDF4には無条件で信号“1”
が記憶される。 各ブロツクに対応する検出回路14−1〜14
−11の各オア回路OR1及び自動ベースコード
処理用回路15−1,15−2の各オア回路OR
3,OR5及び自動アルペジオ処理用回路16の
オア回路OR7の各出力はオア回路OR9に加えら
れる。オア回路OR9は各デイレイフリツプフロ
ツプDF1,DF2,DF3,DF4のいずれか1つ
に信号“1”が加わると“1”に立上り、エニイ
ブロツク信号ABを出力する。このエニイブロツ
ク信号は各デイレイフリツプフロツプDF1〜DF
4の1つにでも記憶があれば“1”となり記憶が
全てなくなつたとき“0”になるものである。エ
ニイブロツク信号ABはステートコントロール回
路3のアンド回路A21に加わり、信号“1”を
オア回路OR25を介してデイレイフリツプフロ
ツプDF7のデータ入力に加え、次のクロツクパ
ルスのタイミングでデイレイフリツプフロツプ
DF7の出力Q2を“1”とする。またこのときオ
ア回路OR24の出力は“0”となつているの
で、デイレイフリツプフロツプDF6の出力Q1は
“0”になり、アンド回路A18のアンド条件が
成立してステートS2になる。 ブロツク検出回路2の各検出回路14−1〜1
4−11のうちオンしているキースイツチ又はフ
アンクシヨンスイツチを含むブロツクに対応する
検出回路のデイレイフリツプフロツプDF1に記
憶された信号“1”はアンド回路A3に加えられ
る。アンド回路A3は優先回路を形成するもので
あり、最優先のブロツクF1に対応する検出回路
14−1のアンド回路A3には接地レベルの信号
“0”をインバータI2で反転した信号“1”を
加え無条件で動作可能にする。また他の検出回路
14−2〜14−11には前段のデイレイフリツ
プフロツプDF1の出力とその前段のオア回路OR
2の出力が加わるオア回路OR2の出力をインバ
ータI2で反転した信号が加えられており、その
検出回路により優先順位の高いデイレイフリツプ
フロツプDF1の全てに記憶がない(信号“0”)
という条件でアンド回路A3を動作可能とし、そ
の検出回路より優先順位の高い検出回路のデイレ
イフリツプフロツプDF1の1つにでも記憶があ
れば(信号“1”)アンド回路A3は不動作とな
るようになつている。 アンド回路A3の出力はアンド回路A4に加え
られ、またアンド回路A3の出力をインバータI
3で反転した信号はアンド回路A5に加えられ
る。アンド回路A4,A5の他の入力にはステー
トS2を示す信号TT2がステートコントロール回路
3のアンド回路18から加えられている。また、
自動ベースコード処理用回路15−1,15−2
及び自動アルペジオ処理用回路16の各デイレイ
フリツプフロツプDF2,DF3,DF4に記憶された
信号“1”は夫々3入力アンド回路A7,A9,
A11に加えられ、アンド回路A7の他の入力に
は検出回路14−11のオア回路OR2の出力を
インバータI5で反転した信号及びステートS2を
示す信号TT2が、アンド回路A9の他の入力には
自動ベースコード処理用回路15−1のデイレイ
フリツプフロツプDF2の出力及びその前段のオ
ア回路OR2の出力が加わるオア回路OR4の出力
をインバータI7で反転した信号及びステートS2
を示す信号TT2がアンド回路A11の他の入力に
は自動ベースコード処理用回路15−2のデイレ
イフリツプフロツプDF3の出力及びその前段の
オア回路OR4の出力が加わるオア回路OR6の出
力をインバータI9で反転した信号及びステート
S2を示す信号TT2が、それぞれ加えられており、
アンド回路A7,A9,A11は優先回路を形成
している。従つて、ステートS2において、まず、
検出回路14−1〜14−11で、記憶のなされ
たデイレイフリツプフロツプDF1のうち、優先
順位が一番高いブロツクに対応するものが抽出さ
れ、その抽出されたブロツクに対応する検出回路
のアンド回路A4のみから信号“1”が出力され
る。この信号“1”はインバータI1を介してア
ンド回路A2に加えられデイレイフリツプフロツ
プDF1の記憶を解除するとともにこの検出回路
のブロツク検出出力信号となる。またアンド回路
A4の出力“1”はトランジスタTR2のゲート
に加えられ抽出したブロツク配線の配線容量Cb
を放電する。このとき他の検出回路のアンド回路
A3の出力は“0”であり、アンド回路A5のア
ンド条件が成立し、トランジスタTR3のゲート
に信号“1”を加え他の検出回路に対応するブロ
ツクのブロツク配線の配線容量Cbを充電して他
のブロツクのキースイツチ又はフアンクシヨンス
イツチに直列に接続されたダイオードD(第4
図)に逆バイアスをかける。従つて抽出されたブ
ロツクのオンしているキースイツチ又はフアンク
シヨンスイツチの接続されるノート配線のみ信号
“0”が生じ、他のノート配線は信号“1”を示
す。この信号“0”は対応するノート検出回路4
(第6図)の対応する検出回路(17−1〜17
−13の1つまたは複数)のインバータI10で
反転され、アンド回路A12に加わる。アンド回
路A12の他の入力にはステートコントロール回
路3からのステートS2を表わす信号TT2が加えら
れており、ステートS2において信号“1”をオア
回路OR16またはOR18を介してデイレイフリ
ツプフロツプDF5のデータ入力に加える。デイ
レイフリツプフロツプDF5は、その出力をアン
ド回路A14、オア回路OR16またはOR18を
介して入力にフイードバツクして記憶回路を形成
している。従つてオア回路OR16またはOR18
を介して信号“1”が加わると、この信号“1”
を対応するデイレイフリツプフロツプDF5に記
憶する。また各検出回路17−1〜17−13の
各オア回路OR16またはOR18の出力はオア回
路OR19に加えられる。オア回路OR19は検出
回路17−1〜17−13の各デイレイフリツプ
フロツプDF5のいずれかに信号が加わると
“1”に立上り、各デイレイフリツプフロツプDE
5のうち1つでも記憶がなされている間は“1”
を保持するエニイノート信号ANを発生し、これ
をステート検出回路3のアンド回路A19(第7
図)に加える。なお、オア回路OR19にはブロ
ツク検出回路2の検出回路14−1,14−2及
び14−8の出力である信号F1P,F2P及び
U1Pがオア回路OR100(第4図)を介し、
信号FFUとして加えられており、信号F1P,
F2P、及びU1Pが出力されている間はエニイ
ノート信号ANが“0”にならないようになつて
いる。 アンド回路A19はこのエニイノート信号AN
の立上りによつてアンド条件が成立し、信号
“1”をオア回路OR25を介してデイレイフレイ
フリツプフロツプDF7に加えるとともにオア回
路OR24を介してデイレイフリツプフロツプDF
6に加える。これによりデイレイフリツプフロツ
プDF6,DF7の出力Q1,Q2は次のクロツクパ
ルスのタイミング“1”になり、ステートS3にな
る。またこのとき信号TT1+TT3がノート検出回
路4の検出回路17−1〜17−13の各トラン
ジスタTR4のゲートに加えられ、ステートS2にお
いて放電したノート配線の配線容量Cnを充電す
る。 ノート検出回路4の各検出回路17−1〜17
−13の各デイレイフリツプフロツプDF5の出
力はアンド回路A13に加えられる。アンド回路
A13は優先回路を形成しており、最優先のノー
トCLに対応する検出回路17−1のアンド回路
A13には接地レベルの信号“0”をインバータ
I11で反転した信号“1”を加え無条件で動作
可能とし、他の検出回路17−2〜17−13の
アンド回路A13には前段のデイレイフリツプフ
ロツプDF5の出力と、その前段のオア回路OR1
7の出力が加わるオア回路OR17の出力をイン
バータI11で反転した信号を加え、その検出回
路より優先順位の高いデイレイフリツプフロツプ
DF5の全てに記憶がない(信号“0”)という条
件でアンド回路A13を動作可能にし、その検出
回路より優先順位の高い検出回路のデイレイフリ
ツプフロツプDF5の1つにでも信号“1”が記
憶されていればアンド回路A13は不動作となる
ようになつている。従つて、アンド回路A13は
優先順位に従つて低音側から成立し、記憶のなさ
れたデイレイフリツプフロツプDF5を有する検
出回路のアンド回路A13から順次信号“1”が
出力される。またノートCLに対応する検出回路
17−1のアンド回路A14には接地レベルの信
号“0”が加えられており、他のノートC#〜C
に対応する検出回路17−2〜17−13のアン
ド回路A14には前段の検出回路17−1〜17
−12のオア回路OR17の出力が加えられてお
り、アンド回路A13のアンド条件が成立して当
該検出回路から信号“1”が出力されると同時に
当該検出回路のアンド回路A14を不動作し、当
該検出回路のデイレイフリツプフロツプDF5の
記憶をクリアするようになつている。 記憶のなされたデイレイフリツプフロツプDF
5に対応する検出回路のアンド回路A13から全
て信号“1”が出力され、各デイレイフリツプフ
ロツプDF5の記憶が全てなくなるとオア回路OR
19の出力であるエニイイノート信号ANは
“0”となる。これによりステートコントロール
回路3のアンド回路A19のアンド条件は成立し
なくなり、ステートS3が終了する。ステートS3が
終了すると、デイレイフリツプフロツプDF6の
出力Q1は“0”になるからブロツク検出回路2
からエニイブロツク信号ABが発生しているとい
うことを条件に再びアンド回路A18が成立し、
ステートS2になる。アンド回路18の出力である
ステートS2を示す信号TT2はブロツク2に加えら
れ、次の優先順位のブロツク抽出が行なわれる。 このようにして、ステートS2においてブロツク
検出回路2の検出回路14−1〜14−11のう
ち抽出されたブロツクに対応する1つからブロツ
ク検出信号を出力し、ステートS3においてノート
検出回路4の検出回路17−1〜17−13から
当該ブロツクのオンしているキースイツチ又はフ
アンクシヨンスイツチを示すノート検出信号を順
次出力し、ブロツク検出回路2の各検出回路14
−1〜14−11のデイレイフリツプフロツプ
DF1の記憶が全てなくなるまで、すなわち最初に
ステートS1においてオンしているキースイツチ又
はフアンクシヨンスイツチを含むブロツクとして
検出したブロツクの抽出が完了するまでステート
S2とステートS3が交互に繰り返えされる。 例えば、フインガーコード機能FC及びシンク
ロスタート機能SS及びリズムR1に対応するフア
ンクシヨンスイツチが投入され、ノートCL1,
E1,G1に対応する鍵が下鍵盤が押圧され、ノー
トE2に対応する鍵が上鍵盤で押圧されている場
合におけるステートコントロール回路3の各部の
信号及びブロツク検出回路2の出力及びノート検
出回路4の出力をタイミングチヤートに表わすと
第8図のようにする。ここで第8図aはクロツク
パルスφA及びφBによつて形成されるクロツクパ
ルス時間t1〜toを示しており、第8図kに示す
信号BPはブロツク検出回路2の各検出回路14
−1〜14−11及び自動ベースコード処理用回
路15−1,15−2及び自動アルペジオ処理用
回路16の各出力をまとめて同一チヤート上に表
わしたものであり、第8図lに示す信号NPはノ
ート検出回路4の各検出回路17−1〜17−1
3の出力を同様に同一チヤート上に表わしたもの
である。 いま第8図bに示すようにイニシヤルクリア信
号ICがステートコントロール回路3の端子T1cに
加わると、デイレイフリツプフロツプDF6,DF
7の出力Q1,Q2はクロツクパルス時間t1のタイ
ミングで“0”になり(第8図c,d)ステート
S0を示す信号TT0が発生されて(第8図e)、こ
の信号TT0によつてブロツク検出回路2のトラン
ジスタTR1をオンにし、各ブロツク配線b1〜b11
の配線容量Cbを放電する。続いて、次のクロツ
クパルス時間t2のタイミングでデイレイフリツプ
フロツプDF6の出力Q1は“1”になり、ステー
トS1を示す信号TT1(第8図f)及び信号TT1+
TT3(第8図h)が発生され、信号TT1+TT3に
よつてノート検出回路4のトランジスタTR4を
オンして、各ノート配線n1〜n13の配線容量Cnを
充電し、信号TT1によつてブロツク検出回路2の
アンド回路A1を動作可能にし、フインガーコー
ド機能FC及びシンクロスタート機能SSを選択す
るフアンクシヨンスイツチを含むブロツクF1に
対応する検出回路14−1及びリズムR1を選択
するフアンクシヨンスイツチを含むブロツクF2
に対応する検出回路14−2、下び下鍵盤のノー
トCL1,E1,G1を含むブロツクL1に対応する検
出回路14−4及び上鍵盤のノートE2を含むブ
ロツクU1に対応する検出回路14−8の各デイ
レイフリツプフロツプDF1と、自動ベースコード
処理用回路15−1,15−2のデイレイフリツ
プフロツプDF2,DF3及び自動アルペジオ処理用
回路16のデイレイフリツプフロツプDF4に信号
“1”を記憶する。これと同時にブロツク検出回
路2からエニイブロツク信号ABが発生される
(第8図i)。 クロツクパルス時間t3のタイミングになるとス
テートコントロール回路3のデイレイフリツプフ
ロツプDF7の出力Q2は“1”になり、デイレイ
フリツプフロツプDF6の出力Q1は“0”になつ
てステートS2を示す信号TT2が発生され(第8図
g)、この信号TT2によつてまずブロツク検出回
路2のブロツクF1に対応する検出回路14−1
のアンド回路A4が動作可能になり、トランジス
タTR2をオンして、ブロツク配線b1の配線容量
Cbを放電するとともにブロツク検信号F1Pを
出力する(第8図k)。またこの信号TT2はノー
ト検出回路4のアンド回路A12を動作可能に
し、信号FC,SSに対応する検出回路17−2,
17−13のデイレイフリツプフロツプDF5に
信号“1”を記憶する。この記憶と同時にノート
検出回路4から出力されるエニイノート信号AN
は“1”になる(第8図j)。クロツクパルス時
間t4になるとステートS3になり、ノート検出回路
4のデイレイフリツプフロツプDF5に記憶され
た信号“1”はクロツクパルス時間t4,t5のタイ
ミングでノートC#,Cに対応する出力ライン2
2,33から機能FC,SSの選択を示す信号とし
て順次出力される(第8図l)。ライン33から
の信号の送出が完了するとクロツクパルス時間t5
のタイミングでエニイノート信号AN冷は“0”
になり、次のクロツクパルス時間t6のタイミング
でステートコントロール回路3のデイレイフリツ
プフロツプDF6の出力Q1は“0”になつて再び
ステートS2になる。このようにしてスートS3,S2
が交互に繰り返され、ブロツク検出回路2からは
ブロツクF2,L1,U1を示す信号F2P,L
1P,U1Pが順次出力され、これに応じてノー
ト検出回路4からはリズムR1をを選択する信
号、下鍵盤の当該ノートCL,E,Gを示す信
号、上鍵盤の当該ノートEを示す信号が順次出力
される。 最初のステートS1でブロツク検出回路2の各検
出回路14−1〜14−11のデイレイフリツプ
フロツプDF1に記憶された信号の抽出が全て終
ると、ステートS2において自動ベースコード処理
用回路15−1のアンド回路A7が動作可能とな
り信号“1”を信号A1Pとして出力するととも
に、この信号をインバータI4で反転してアンド
回路A6に加え、アンド回路A6を不動作にし、
デイレイフリツプフロツプDF2の記憶をクリア
する。この自動ベースコード処理用回路15−1
の出力A1Pはオア回路OR15を介し、自動ベ
ースコード制御信号APとしてノート検出回路4
の検出回路17−1〜17−12の各オア回路
OR16に加えられる。従つてブロツク検出回路
2の自動ベースコード処理用回路15−1から信
号A1Pが出力されるとノート検出回路4の検出
回路17−1〜17−12のデイレイフリツプフ
ロツプDF5には全て信号“1”が記憶される。
なおこのとき検出回路17−13はオア回路OR
18には信号APは加えられないが、これは検出
回路17−1が検出回路17−13と同一のノー
トCを表わしているため重複をさけるためであ
る。ノート検出回路4の検出回路17−1〜17
−12の各デイレイフリツプフロツプDF5に記
憶された信号は次のクロツクパルス時間のタイミ
ングから各クロツクパルスに同期して順次出力さ
れる。すなわち、各検出回路17−1〜17−1
2の出力ライン21〜32には順次信号“1”が
現われる。ライン32から信号“1”が出力さ
れ、エニイノート信号ANが“0”になるとステ
ートS2になり、自動ベースコード処理用回路12
−2のアンド回路A9のアンド条件が成立し、そ
の出力信号“1”をインバータ16を介してアン
ド回路A8に加え、デイレイフリツプフロツプ
DF3の記憶をクリアするとともに信号A2Pを
出力する。この信号A2Pは前述したオア回路
OR15を介して自動ベースコード制御信号APと
なつてノート検出回路4の検出回路17−1〜1
7−12のオア回路OR16に加わり、各デイレ
イフリツプフロツプDF5に全て信号“1”を記
憶させる。従つて検出回路17−1〜17−12
の出力ライン21〜32には各クロツクパルス時
間に同期して順次信号“1”が生じる。この自動
ベースコード処理用回路15−1,15−2の出
力A1P,A2Pに基づきノート検出回路4の検
出回路17−1〜17−12から順次出力される
信号は自動ベースコード演奏用のキーコードデー
タを形成するための根音の検出に用いられる。 続いて自動アルペジオ処理用回路16のアンド
回路A11のアンド条件が成立し、その出力信号
“1”をインバータI8で反転してアンド回路A
10に加え、デイレイフリツプフロツプDF4の
記憶をクリアするとともに自動アルペジオ制御信
号ARPを送出する。信号ARPの送出が完了する
と、再びステートS0になり、これによりブロツク
検出回路2及びノート検出回路4による1回の走
査が完了し、以下同様の走査が繰り返えされる。 このようにしてブロツク検出回路2の各検出回
路14−1〜14−11及び自動ベースコード処
理用回路15−1,15−2から出力された信号
F1P〜A2Pはエンコーダ18に加えられる。
エンコーダ18はオア回路OR10,OR11,
OR12から成り、各検出回路14−1〜14−
11及び自動ベースコード処理用回路15−1,
15−2の出力に応じて、ブロツクの種類を表わ
す種類別コードBC1,BC2,BC3を発生する。こ
のブロツクの種類と種類別コードBC1,BC2,
BC3との関係を表に示すと、第3表のようにな
る。
イニシヤルクリア信号ICが加わると、この信号
“1”はインバータI12で反転され、負のパルスと
なり、この信号“0”はアンド回路A17〜A2
1に加えられる。このイニシヤルクリア信号IC
は例えば電源投入時等に発生されるようになつて
おり、この信号ICによつてシステム全体の回路
を一旦クリアするためのものである。従つて、イ
ニシヤルクリア信号ICによつてアンド回路A1
7〜A21の出力は全て“0”となり、デイレイ
フリツプフロツプDF6,DF7の出力Q1,Q2は
ともに“0”となる。これによりデイレイフリツ
プフロツプDF6,DF7の出力Q1,Q2を夫々イ
ンバータI13,I14で反転した信号が加えられるア
ンド回路A16からステートS0を示す信号TT0が出
力される。この信号TT0はブロツク検出回路2の
各検出回路14−1〜14−11のMOS型電界
効果トランジスタ(以下、単にトランジスタとい
う)TR1(第5図)のゲートに加えられ各トラ
ンジスタTR1を全てオンにし、端子TB1〜TB11
を介してブロツク配線b1〜b11の配線容量Cb(第
4図)を全て放電する。 アンド回路A16の出力はオア回路RO24を介し
てデイレイフリツプフロツプDF6に加わり、デ
イレイフリツプフロツプDF6の出力Q1は次のク
ロツクパルスのタイミングで“1”に立上る。こ
のときデイレイフリツプフロツプDF7の出力Q2
は依然と“0”となつている。これによりアンド
回路17のアンド条件が成立し、ステートS1を示
す信号TT1が出力される。またこのときデイレイ
フリツプフロツプDF6の出力Q1は信号TT1+
TT3としてノート検出回路4の各検出回路17−
1〜17−13のトランジスタTR4(第6図)
のゲートに加わり、各トランジスタTR4を全てオ
ンして、電源VDDを夫々端子TN1〜TN13を介し
てノート配線n1〜n13に供給し、配線容量Cnを充
電する。このときオンしているキースイツチ又は
フアンクシヨンスイツチがあると、そのキースイ
ツチ又はフアンクシヨンスイツチを含むブロツク
のブロツク配線b1〜bnの配線容量Cbはそのキー
スイツチ又はフアンクシヨンスイツチを介して充
電され、そのブロツク配線(b1〜bnの1つまた
は複数)のみに信号“1”が生じる。この信号は
対応するブロツク検出回路2の入力端子TB1〜T
B11を介して対応する検出回路14−1〜14−
11のアンド回路A1に加えられる。アンド回路
A1の他の入力には前記ステート制御回路3のア
ンド回路A17の出力であるステートS1を示す信
号TT1が加えられており、オンしているキースイ
ツチ又はフアンクシヨンスイツチを含むブロツク
に対応する検出回路のアンド回路A1のみアンド
条件が成立し、信号“1”をオア回路RO1を介
してデイレイフリツプフロツプDF1に加える。
またステートS1を示す信号TT1は自動ベースコー
ド処理用回路15−1,15−2及び自動アルペ
ジオ処理用回路16の各デイレイフリツプDF2
〜DF4にも夫々オア回路RO3,OR5,OR7を
介して加えられる。 各検出回路14−1〜14−11のデイレイフ
リツプフロツプDF1の出力はアンド回路A2、
オア回路OR1を介してデータ入力にフイードバ
ツクされており、また自動ベースコード処理用回
路15−1,15−2及び自動アルペジル処理用
回路16のデイレイフリツプフロツプDF2,DF
3,DF4の各出力は夫々、アンド回路A6、オ
ア回路OR3及びアンド回路A8、オア回路OR5
及びアンド回路A10、オア回路OR7を介して
各データ入力にフイードバツクされており、各デ
イレイフリツプフロツプDF1,DF2,DF3,
46Dは夫々記憶回路を形成している。従つてス
テートS1においてオンしているキースイツチ又は
フアンクシヨンスイツチを含むブロツクに対応す
る検出回路のデイレイフリツプフロツプDF1に
は信号“1”が記憶される。しかし、オンしてい
るキースイツチ又はフアンクシヨンスイツチを全
く含まない他のブロツクに対応する検出回路のデ
イレイフリツプDF1には信号の記憶がなされな
い、また自動ベースコード処理用回路15−1,
15−2のデイレイフリツプフロツプDF2,DF
3及び自動アルペジオ処理用回路16のデイレイ
フリツプフロツプDF4には無条件で信号“1”
が記憶される。 各ブロツクに対応する検出回路14−1〜14
−11の各オア回路OR1及び自動ベースコード
処理用回路15−1,15−2の各オア回路OR
3,OR5及び自動アルペジオ処理用回路16の
オア回路OR7の各出力はオア回路OR9に加えら
れる。オア回路OR9は各デイレイフリツプフロ
ツプDF1,DF2,DF3,DF4のいずれか1つ
に信号“1”が加わると“1”に立上り、エニイ
ブロツク信号ABを出力する。このエニイブロツ
ク信号は各デイレイフリツプフロツプDF1〜DF
4の1つにでも記憶があれば“1”となり記憶が
全てなくなつたとき“0”になるものである。エ
ニイブロツク信号ABはステートコントロール回
路3のアンド回路A21に加わり、信号“1”を
オア回路OR25を介してデイレイフリツプフロ
ツプDF7のデータ入力に加え、次のクロツクパ
ルスのタイミングでデイレイフリツプフロツプ
DF7の出力Q2を“1”とする。またこのときオ
ア回路OR24の出力は“0”となつているの
で、デイレイフリツプフロツプDF6の出力Q1は
“0”になり、アンド回路A18のアンド条件が
成立してステートS2になる。 ブロツク検出回路2の各検出回路14−1〜1
4−11のうちオンしているキースイツチ又はフ
アンクシヨンスイツチを含むブロツクに対応する
検出回路のデイレイフリツプフロツプDF1に記
憶された信号“1”はアンド回路A3に加えられ
る。アンド回路A3は優先回路を形成するもので
あり、最優先のブロツクF1に対応する検出回路
14−1のアンド回路A3には接地レベルの信号
“0”をインバータI2で反転した信号“1”を
加え無条件で動作可能にする。また他の検出回路
14−2〜14−11には前段のデイレイフリツ
プフロツプDF1の出力とその前段のオア回路OR
2の出力が加わるオア回路OR2の出力をインバ
ータI2で反転した信号が加えられており、その
検出回路により優先順位の高いデイレイフリツプ
フロツプDF1の全てに記憶がない(信号“0”)
という条件でアンド回路A3を動作可能とし、そ
の検出回路より優先順位の高い検出回路のデイレ
イフリツプフロツプDF1の1つにでも記憶があ
れば(信号“1”)アンド回路A3は不動作とな
るようになつている。 アンド回路A3の出力はアンド回路A4に加え
られ、またアンド回路A3の出力をインバータI
3で反転した信号はアンド回路A5に加えられ
る。アンド回路A4,A5の他の入力にはステー
トS2を示す信号TT2がステートコントロール回路
3のアンド回路18から加えられている。また、
自動ベースコード処理用回路15−1,15−2
及び自動アルペジオ処理用回路16の各デイレイ
フリツプフロツプDF2,DF3,DF4に記憶された
信号“1”は夫々3入力アンド回路A7,A9,
A11に加えられ、アンド回路A7の他の入力に
は検出回路14−11のオア回路OR2の出力を
インバータI5で反転した信号及びステートS2を
示す信号TT2が、アンド回路A9の他の入力には
自動ベースコード処理用回路15−1のデイレイ
フリツプフロツプDF2の出力及びその前段のオ
ア回路OR2の出力が加わるオア回路OR4の出力
をインバータI7で反転した信号及びステートS2
を示す信号TT2がアンド回路A11の他の入力に
は自動ベースコード処理用回路15−2のデイレ
イフリツプフロツプDF3の出力及びその前段の
オア回路OR4の出力が加わるオア回路OR6の出
力をインバータI9で反転した信号及びステート
S2を示す信号TT2が、それぞれ加えられており、
アンド回路A7,A9,A11は優先回路を形成
している。従つて、ステートS2において、まず、
検出回路14−1〜14−11で、記憶のなされ
たデイレイフリツプフロツプDF1のうち、優先
順位が一番高いブロツクに対応するものが抽出さ
れ、その抽出されたブロツクに対応する検出回路
のアンド回路A4のみから信号“1”が出力され
る。この信号“1”はインバータI1を介してア
ンド回路A2に加えられデイレイフリツプフロツ
プDF1の記憶を解除するとともにこの検出回路
のブロツク検出出力信号となる。またアンド回路
A4の出力“1”はトランジスタTR2のゲート
に加えられ抽出したブロツク配線の配線容量Cb
を放電する。このとき他の検出回路のアンド回路
A3の出力は“0”であり、アンド回路A5のア
ンド条件が成立し、トランジスタTR3のゲート
に信号“1”を加え他の検出回路に対応するブロ
ツクのブロツク配線の配線容量Cbを充電して他
のブロツクのキースイツチ又はフアンクシヨンス
イツチに直列に接続されたダイオードD(第4
図)に逆バイアスをかける。従つて抽出されたブ
ロツクのオンしているキースイツチ又はフアンク
シヨンスイツチの接続されるノート配線のみ信号
“0”が生じ、他のノート配線は信号“1”を示
す。この信号“0”は対応するノート検出回路4
(第6図)の対応する検出回路(17−1〜17
−13の1つまたは複数)のインバータI10で
反転され、アンド回路A12に加わる。アンド回
路A12の他の入力にはステートコントロール回
路3からのステートS2を表わす信号TT2が加えら
れており、ステートS2において信号“1”をオア
回路OR16またはOR18を介してデイレイフリ
ツプフロツプDF5のデータ入力に加える。デイ
レイフリツプフロツプDF5は、その出力をアン
ド回路A14、オア回路OR16またはOR18を
介して入力にフイードバツクして記憶回路を形成
している。従つてオア回路OR16またはOR18
を介して信号“1”が加わると、この信号“1”
を対応するデイレイフリツプフロツプDF5に記
憶する。また各検出回路17−1〜17−13の
各オア回路OR16またはOR18の出力はオア回
路OR19に加えられる。オア回路OR19は検出
回路17−1〜17−13の各デイレイフリツプ
フロツプDF5のいずれかに信号が加わると
“1”に立上り、各デイレイフリツプフロツプDE
5のうち1つでも記憶がなされている間は“1”
を保持するエニイノート信号ANを発生し、これ
をステート検出回路3のアンド回路A19(第7
図)に加える。なお、オア回路OR19にはブロ
ツク検出回路2の検出回路14−1,14−2及
び14−8の出力である信号F1P,F2P及び
U1Pがオア回路OR100(第4図)を介し、
信号FFUとして加えられており、信号F1P,
F2P、及びU1Pが出力されている間はエニイ
ノート信号ANが“0”にならないようになつて
いる。 アンド回路A19はこのエニイノート信号AN
の立上りによつてアンド条件が成立し、信号
“1”をオア回路OR25を介してデイレイフレイ
フリツプフロツプDF7に加えるとともにオア回
路OR24を介してデイレイフリツプフロツプDF
6に加える。これによりデイレイフリツプフロツ
プDF6,DF7の出力Q1,Q2は次のクロツクパ
ルスのタイミング“1”になり、ステートS3にな
る。またこのとき信号TT1+TT3がノート検出回
路4の検出回路17−1〜17−13の各トラン
ジスタTR4のゲートに加えられ、ステートS2にお
いて放電したノート配線の配線容量Cnを充電す
る。 ノート検出回路4の各検出回路17−1〜17
−13の各デイレイフリツプフロツプDF5の出
力はアンド回路A13に加えられる。アンド回路
A13は優先回路を形成しており、最優先のノー
トCLに対応する検出回路17−1のアンド回路
A13には接地レベルの信号“0”をインバータ
I11で反転した信号“1”を加え無条件で動作
可能とし、他の検出回路17−2〜17−13の
アンド回路A13には前段のデイレイフリツプフ
ロツプDF5の出力と、その前段のオア回路OR1
7の出力が加わるオア回路OR17の出力をイン
バータI11で反転した信号を加え、その検出回
路より優先順位の高いデイレイフリツプフロツプ
DF5の全てに記憶がない(信号“0”)という条
件でアンド回路A13を動作可能にし、その検出
回路より優先順位の高い検出回路のデイレイフリ
ツプフロツプDF5の1つにでも信号“1”が記
憶されていればアンド回路A13は不動作となる
ようになつている。従つて、アンド回路A13は
優先順位に従つて低音側から成立し、記憶のなさ
れたデイレイフリツプフロツプDF5を有する検
出回路のアンド回路A13から順次信号“1”が
出力される。またノートCLに対応する検出回路
17−1のアンド回路A14には接地レベルの信
号“0”が加えられており、他のノートC#〜C
に対応する検出回路17−2〜17−13のアン
ド回路A14には前段の検出回路17−1〜17
−12のオア回路OR17の出力が加えられてお
り、アンド回路A13のアンド条件が成立して当
該検出回路から信号“1”が出力されると同時に
当該検出回路のアンド回路A14を不動作し、当
該検出回路のデイレイフリツプフロツプDF5の
記憶をクリアするようになつている。 記憶のなされたデイレイフリツプフロツプDF
5に対応する検出回路のアンド回路A13から全
て信号“1”が出力され、各デイレイフリツプフ
ロツプDF5の記憶が全てなくなるとオア回路OR
19の出力であるエニイイノート信号ANは
“0”となる。これによりステートコントロール
回路3のアンド回路A19のアンド条件は成立し
なくなり、ステートS3が終了する。ステートS3が
終了すると、デイレイフリツプフロツプDF6の
出力Q1は“0”になるからブロツク検出回路2
からエニイブロツク信号ABが発生しているとい
うことを条件に再びアンド回路A18が成立し、
ステートS2になる。アンド回路18の出力である
ステートS2を示す信号TT2はブロツク2に加えら
れ、次の優先順位のブロツク抽出が行なわれる。 このようにして、ステートS2においてブロツク
検出回路2の検出回路14−1〜14−11のう
ち抽出されたブロツクに対応する1つからブロツ
ク検出信号を出力し、ステートS3においてノート
検出回路4の検出回路17−1〜17−13から
当該ブロツクのオンしているキースイツチ又はフ
アンクシヨンスイツチを示すノート検出信号を順
次出力し、ブロツク検出回路2の各検出回路14
−1〜14−11のデイレイフリツプフロツプ
DF1の記憶が全てなくなるまで、すなわち最初に
ステートS1においてオンしているキースイツチ又
はフアンクシヨンスイツチを含むブロツクとして
検出したブロツクの抽出が完了するまでステート
S2とステートS3が交互に繰り返えされる。 例えば、フインガーコード機能FC及びシンク
ロスタート機能SS及びリズムR1に対応するフア
ンクシヨンスイツチが投入され、ノートCL1,
E1,G1に対応する鍵が下鍵盤が押圧され、ノー
トE2に対応する鍵が上鍵盤で押圧されている場
合におけるステートコントロール回路3の各部の
信号及びブロツク検出回路2の出力及びノート検
出回路4の出力をタイミングチヤートに表わすと
第8図のようにする。ここで第8図aはクロツク
パルスφA及びφBによつて形成されるクロツクパ
ルス時間t1〜toを示しており、第8図kに示す
信号BPはブロツク検出回路2の各検出回路14
−1〜14−11及び自動ベースコード処理用回
路15−1,15−2及び自動アルペジオ処理用
回路16の各出力をまとめて同一チヤート上に表
わしたものであり、第8図lに示す信号NPはノ
ート検出回路4の各検出回路17−1〜17−1
3の出力を同様に同一チヤート上に表わしたもの
である。 いま第8図bに示すようにイニシヤルクリア信
号ICがステートコントロール回路3の端子T1cに
加わると、デイレイフリツプフロツプDF6,DF
7の出力Q1,Q2はクロツクパルス時間t1のタイ
ミングで“0”になり(第8図c,d)ステート
S0を示す信号TT0が発生されて(第8図e)、こ
の信号TT0によつてブロツク検出回路2のトラン
ジスタTR1をオンにし、各ブロツク配線b1〜b11
の配線容量Cbを放電する。続いて、次のクロツ
クパルス時間t2のタイミングでデイレイフリツプ
フロツプDF6の出力Q1は“1”になり、ステー
トS1を示す信号TT1(第8図f)及び信号TT1+
TT3(第8図h)が発生され、信号TT1+TT3に
よつてノート検出回路4のトランジスタTR4を
オンして、各ノート配線n1〜n13の配線容量Cnを
充電し、信号TT1によつてブロツク検出回路2の
アンド回路A1を動作可能にし、フインガーコー
ド機能FC及びシンクロスタート機能SSを選択す
るフアンクシヨンスイツチを含むブロツクF1に
対応する検出回路14−1及びリズムR1を選択
するフアンクシヨンスイツチを含むブロツクF2
に対応する検出回路14−2、下び下鍵盤のノー
トCL1,E1,G1を含むブロツクL1に対応する検
出回路14−4及び上鍵盤のノートE2を含むブ
ロツクU1に対応する検出回路14−8の各デイ
レイフリツプフロツプDF1と、自動ベースコード
処理用回路15−1,15−2のデイレイフリツ
プフロツプDF2,DF3及び自動アルペジオ処理用
回路16のデイレイフリツプフロツプDF4に信号
“1”を記憶する。これと同時にブロツク検出回
路2からエニイブロツク信号ABが発生される
(第8図i)。 クロツクパルス時間t3のタイミングになるとス
テートコントロール回路3のデイレイフリツプフ
ロツプDF7の出力Q2は“1”になり、デイレイ
フリツプフロツプDF6の出力Q1は“0”になつ
てステートS2を示す信号TT2が発生され(第8図
g)、この信号TT2によつてまずブロツク検出回
路2のブロツクF1に対応する検出回路14−1
のアンド回路A4が動作可能になり、トランジス
タTR2をオンして、ブロツク配線b1の配線容量
Cbを放電するとともにブロツク検信号F1Pを
出力する(第8図k)。またこの信号TT2はノー
ト検出回路4のアンド回路A12を動作可能に
し、信号FC,SSに対応する検出回路17−2,
17−13のデイレイフリツプフロツプDF5に
信号“1”を記憶する。この記憶と同時にノート
検出回路4から出力されるエニイノート信号AN
は“1”になる(第8図j)。クロツクパルス時
間t4になるとステートS3になり、ノート検出回路
4のデイレイフリツプフロツプDF5に記憶され
た信号“1”はクロツクパルス時間t4,t5のタイ
ミングでノートC#,Cに対応する出力ライン2
2,33から機能FC,SSの選択を示す信号とし
て順次出力される(第8図l)。ライン33から
の信号の送出が完了するとクロツクパルス時間t5
のタイミングでエニイノート信号AN冷は“0”
になり、次のクロツクパルス時間t6のタイミング
でステートコントロール回路3のデイレイフリツ
プフロツプDF6の出力Q1は“0”になつて再び
ステートS2になる。このようにしてスートS3,S2
が交互に繰り返され、ブロツク検出回路2からは
ブロツクF2,L1,U1を示す信号F2P,L
1P,U1Pが順次出力され、これに応じてノー
ト検出回路4からはリズムR1をを選択する信
号、下鍵盤の当該ノートCL,E,Gを示す信
号、上鍵盤の当該ノートEを示す信号が順次出力
される。 最初のステートS1でブロツク検出回路2の各検
出回路14−1〜14−11のデイレイフリツプ
フロツプDF1に記憶された信号の抽出が全て終
ると、ステートS2において自動ベースコード処理
用回路15−1のアンド回路A7が動作可能とな
り信号“1”を信号A1Pとして出力するととも
に、この信号をインバータI4で反転してアンド
回路A6に加え、アンド回路A6を不動作にし、
デイレイフリツプフロツプDF2の記憶をクリア
する。この自動ベースコード処理用回路15−1
の出力A1Pはオア回路OR15を介し、自動ベ
ースコード制御信号APとしてノート検出回路4
の検出回路17−1〜17−12の各オア回路
OR16に加えられる。従つてブロツク検出回路
2の自動ベースコード処理用回路15−1から信
号A1Pが出力されるとノート検出回路4の検出
回路17−1〜17−12のデイレイフリツプフ
ロツプDF5には全て信号“1”が記憶される。
なおこのとき検出回路17−13はオア回路OR
18には信号APは加えられないが、これは検出
回路17−1が検出回路17−13と同一のノー
トCを表わしているため重複をさけるためであ
る。ノート検出回路4の検出回路17−1〜17
−12の各デイレイフリツプフロツプDF5に記
憶された信号は次のクロツクパルス時間のタイミ
ングから各クロツクパルスに同期して順次出力さ
れる。すなわち、各検出回路17−1〜17−1
2の出力ライン21〜32には順次信号“1”が
現われる。ライン32から信号“1”が出力さ
れ、エニイノート信号ANが“0”になるとステ
ートS2になり、自動ベースコード処理用回路12
−2のアンド回路A9のアンド条件が成立し、そ
の出力信号“1”をインバータ16を介してアン
ド回路A8に加え、デイレイフリツプフロツプ
DF3の記憶をクリアするとともに信号A2Pを
出力する。この信号A2Pは前述したオア回路
OR15を介して自動ベースコード制御信号APと
なつてノート検出回路4の検出回路17−1〜1
7−12のオア回路OR16に加わり、各デイレ
イフリツプフロツプDF5に全て信号“1”を記
憶させる。従つて検出回路17−1〜17−12
の出力ライン21〜32には各クロツクパルス時
間に同期して順次信号“1”が生じる。この自動
ベースコード処理用回路15−1,15−2の出
力A1P,A2Pに基づきノート検出回路4の検
出回路17−1〜17−12から順次出力される
信号は自動ベースコード演奏用のキーコードデー
タを形成するための根音の検出に用いられる。 続いて自動アルペジオ処理用回路16のアンド
回路A11のアンド条件が成立し、その出力信号
“1”をインバータI8で反転してアンド回路A
10に加え、デイレイフリツプフロツプDF4の
記憶をクリアするとともに自動アルペジオ制御信
号ARPを送出する。信号ARPの送出が完了する
と、再びステートS0になり、これによりブロツク
検出回路2及びノート検出回路4による1回の走
査が完了し、以下同様の走査が繰り返えされる。 このようにしてブロツク検出回路2の各検出回
路14−1〜14−11及び自動ベースコード処
理用回路15−1,15−2から出力された信号
F1P〜A2Pはエンコーダ18に加えられる。
エンコーダ18はオア回路OR10,OR11,
OR12から成り、各検出回路14−1〜14−
11及び自動ベースコード処理用回路15−1,
15−2の出力に応じて、ブロツクの種類を表わ
す種類別コードBC1,BC2,BC3を発生する。こ
のブロツクの種類と種類別コードBC1,BC2,
BC3との関係を表に示すと、第3表のようにな
る。
【表】
エンコーダ18でエンコードされた種類別コー
ドBC1〜BC3は第9図に示す種類別コードレジス
タ8に加えられる。 種類別コードレジスタ8はステージ8−3にお
いてその詳細が代表して示されているように、加
えられた信号をオア回路OR26を介してデイレ
イフリツプフロツプDF9のデータ入力に加え、
その出力をアンド回路A23、オア回路OR26
を介して入力にフイードバツクするようになつて
おり、アンド回路A23の他の入力には前記ステ
ートコントロール回路3(第7図)からの信号
TT3が加えられている。この信号TT3はステート
コントロール回路3のアンド回路A19の出力を
デイレイフリツプフロツプDF8で48μs遅延さ
せたものでであり、第8図mに示すようにステー
トS3を示す信号である。従つて、ブロツク検出回
路2からステートS2で送出された種類別コート
BC1〜BC3は次の状態である。ステートS3の間一
時保持される。 種類別コードレジスタ8の各出力信号及びその
各出力信号を夫々インバータI16,I17,I
18で夫々反転した信号はデコーダ10に加えら
れる。デコーダ10はアンド回路A24〜A30
からなり、加えられる種類別コードBC1〜BC3に
対応して、フアンクシヨンスイツチを含むブロツ
クの検出時間を示す信号F1T,F2T、ペダル
鍵盤のキースイツチを含むブロツクの検出時間を
示す信号PT、下鍵盤のキースイツチを含むブロ
ツクの検出時間を示す信号LT、上鍵盤のキース
イツチを含むブロツクの検出時間を示す信号
UT、自動ベースコード処理時間を示す信号A1
T,A2Tを各アンド回路A24〜A30から出
力する。これらの信号F1T〜A2Tは後に詳述
する制御信号形成回路11(第9図)に加えられ
る。 また、デコーダ10のアンド回路A26〜A2
8の出力は夫々デイレイフリツプフロツプDF1
2〜DF14及びDF179DF19を介し、ペダル
鍵盤のキースイツチがオンしていることを示す信
号P、下鍵盤のキースイツチがオンしていること
を示す信号L、上鍵盤のキースイツチがオンして
いることを示す信号Uとしてチヤンネルプロセツ
サ200(第1図)に送出される。 またブロツク検出回路2を介して出力されたス
テートS0を示す信号TT0及びブロツク検出回路2
のアルペジオ処理回路16の出力ARPは夫々デ
イレイフリツプフロツプDF10,DF11及び
DF15,DF16、及びDF20,DF21を介し
て信号X、信号ARPとしてチヤンネルプロセツ
サ200に送出される。 ブロツク検出回路2のブロツクL1〜L4,U1〜
U4に対応する検出回路14−4〜14−11の
出力信号L1P〜U4Pはオア回路OR13,OR14
からなるエンコーダ19に加えられ、各オクター
ブを示すオクターブコードOC1,OC2にエンコー
ドされ、ノート検出回路4の各検出回路17−1
〜17−13の出力はオア回路OR20,OR2
1,OR22,OR23からなるエンコーダ34に
加えられ、各ノートを示すノートコードNC4〜
NC1にエンコードされる。このオクターブコード
OC1,OC2及びノートコードNC1〜NC4を夫々各
オクターブ音域、各ノートに対応して表に示す
と、第4表、第5表のようになる。
ドBC1〜BC3は第9図に示す種類別コードレジス
タ8に加えられる。 種類別コードレジスタ8はステージ8−3にお
いてその詳細が代表して示されているように、加
えられた信号をオア回路OR26を介してデイレ
イフリツプフロツプDF9のデータ入力に加え、
その出力をアンド回路A23、オア回路OR26
を介して入力にフイードバツクするようになつて
おり、アンド回路A23の他の入力には前記ステ
ートコントロール回路3(第7図)からの信号
TT3が加えられている。この信号TT3はステート
コントロール回路3のアンド回路A19の出力を
デイレイフリツプフロツプDF8で48μs遅延さ
せたものでであり、第8図mに示すようにステー
トS3を示す信号である。従つて、ブロツク検出回
路2からステートS2で送出された種類別コート
BC1〜BC3は次の状態である。ステートS3の間一
時保持される。 種類別コードレジスタ8の各出力信号及びその
各出力信号を夫々インバータI16,I17,I
18で夫々反転した信号はデコーダ10に加えら
れる。デコーダ10はアンド回路A24〜A30
からなり、加えられる種類別コードBC1〜BC3に
対応して、フアンクシヨンスイツチを含むブロツ
クの検出時間を示す信号F1T,F2T、ペダル
鍵盤のキースイツチを含むブロツクの検出時間を
示す信号PT、下鍵盤のキースイツチを含むブロ
ツクの検出時間を示す信号LT、上鍵盤のキース
イツチを含むブロツクの検出時間を示す信号
UT、自動ベースコード処理時間を示す信号A1
T,A2Tを各アンド回路A24〜A30から出
力する。これらの信号F1T〜A2Tは後に詳述
する制御信号形成回路11(第9図)に加えられ
る。 また、デコーダ10のアンド回路A26〜A2
8の出力は夫々デイレイフリツプフロツプDF1
2〜DF14及びDF179DF19を介し、ペダル
鍵盤のキースイツチがオンしていることを示す信
号P、下鍵盤のキースイツチがオンしていること
を示す信号L、上鍵盤のキースイツチがオンして
いることを示す信号Uとしてチヤンネルプロセツ
サ200(第1図)に送出される。 またブロツク検出回路2を介して出力されたス
テートS0を示す信号TT0及びブロツク検出回路2
のアルペジオ処理回路16の出力ARPは夫々デ
イレイフリツプフロツプDF10,DF11及び
DF15,DF16、及びDF20,DF21を介し
て信号X、信号ARPとしてチヤンネルプロセツ
サ200に送出される。 ブロツク検出回路2のブロツクL1〜L4,U1〜
U4に対応する検出回路14−4〜14−11の
出力信号L1P〜U4Pはオア回路OR13,OR14
からなるエンコーダ19に加えられ、各オクター
ブを示すオクターブコードOC1,OC2にエンコー
ドされ、ノート検出回路4の各検出回路17−1
〜17−13の出力はオア回路OR20,OR2
1,OR22,OR23からなるエンコーダ34に
加えられ、各ノートを示すノートコードNC4〜
NC1にエンコードされる。このオクターブコード
OC1,OC2及びノートコードNC1〜NC4を夫々各
オクターブ音域、各ノートに対応して表に示す
と、第4表、第5表のようになる。
【表】
【表】
フアンクシヨンスイツチからの信号の処理
ブロツク検出回路2及びノート検出回路4によ
るキースイツチ及びフアンクシヨンスイツチの走
査において、まず最初にブロツクF1,F2のフ
アンクシヨンスイツチの検出が行なわれる。すな
わちブロツク検出回路2からブロツクF1,F2
に対応する信号F1P,F2Pが順次出力され、
この信号F1P,F2Pに応じて当該ブロツクク
F1,F2内のオンしているフアンクシヨンスイ
ツチを示す信号がノート検出回路4の対応する検
出回路17−1,17−3から順次出力される。
ノート検出回路4の検出回路17−1〜17−1
2の出力はライン21〜32を介して第10図に
示すコード検出回路5のノートレジスタ35に加
えられ、また検出回路17−13の出力はライン
33、第11図に示すデイレイフリツプフロツプ
DF29を介してフアンクシヨンデータ転送回路
7のステージ7−20,7−21に加えられる。 ノートレジスタ35は12ステージのシフトレジ
スタからなり、各ステージ35−1〜35−12
の詳細はステージ35−1に代表して示されてい
る。すなわち、各ステージ35−1〜35−12
はロード制御用アンド回路A48、クリア制御用
アンド回路A49、シフト制御用アンド回路A4
7を具え、アンド回路A47,A48,A49の
出力はオア回路OR42を介してデイレイフリツ
プフロツプDF22のデータ入力に加えられてお
り、アンド回路A48にはライン21〜32から
の信号と、ロード信号LLが加えられ、アンド回
路A49にはデイレイフリツプフロツプDF22
の出力とクリア信号CLが加えられ、アンド回路
A47には前段35−12〜35−2のデイレイ
フリツプフロツプDF22の出力とシフト信号SL
が加えられている。従つてノートレジスタ35は
ロード信号LLが加わるとライン21〜32の信
号を対応するステージ35−1〜35−12に読
み込み、クリア信号CLが加わると各ステージ3
5−1〜35−12の信号をクリアし、またシフ
ト信号SLが加わると各ステージ35−12〜3
5−2の信号を右方に順次シフトする。 ブロツク検出回路2及びノート検出回路4によ
る走査の最初の出力であるブロツク検出回路2の
出力F1Pは制御信号形成回路11(第9図)の
オア回路OR33に加えられる。オア回路OR33
の出力はインバータI20で反転されクリア信号
CLとしてノートレジスタ35に加わり、ノート
レジスタ35の各ステージ35−1〜35−12
の信号をクリアする。またブロツク検出回路2の
出力信号F1Pはエンコーダ18(第5図)を介
して種類別コードレジスタ8に加えられ、一時保
持されたのちデコーダ10のアンド回路A24を
介してオア回路OR34に加えられる。オア回路
OR34の出力はロード信号LLとしてノートレジ
スタ35に加えられる。従つて、ノートレジスタ
35の各ステージ35−1〜35−12にはオン
しているフアンクシヨンスイツチを含む信号が順
次読み込まれる。ノートレジスタ35のステージ
35−1〜35−12に読み込まれた信号の一部
であるステージ35−1〜35−10に保持され
た信号はライン41〜50を介してフアンクシヨ
ンデータメモリ6−1〜6−10(第11図)に
加えられる。またノートレジスタ35の各ステー
ジ35−1〜35−12の出力はライン41〜5
2を介してフアンクシヨンデータ転送回路(第1
1図)に加えられる。 フアンクシヨンデータメモリ6−1〜6−10
はこのチツプ内で直接使用するシングルフインガ
機能SF、フインガーコード機能FC、カスタム機
能CA、メモリ機能M、コンスタント機能CON、
エンベロープコントロール機能EC、カプラ機能
UL、ダンプコントロール機能DC、フツトスイツ
チ機能FS、アツプターン機能UTを選択するフア
ンクシヨンスイツチからの信号を夫々記憶するも
のである。各メモリ6−1〜6−10の詳細はメ
モリ6−1〜6−4に代表して示されている。す
なわち各メモリ6−1〜6−10はクリア制御用
のアンド回路A61と、ロード制御用アンド回路
A62を具えており、アンド回路A61,A62
の出力はオア回路OR51を介してデイレイフリ
ツプフロツプDF25のデータ入力に加えられて
おり、アンド回路A61にはデイレイフリツプフ
ロツプDF25の出力と後述するロード信号LF1
をインバータI31で反転した信号が加えられ、
アンド回路A62には対応するライン41〜50
の信号とLF1が加えられている。なお、ライン
41に対応するメモリ6−1のアンド回路A62
にはライン42の信号をインバータI32で反転
した信号及びライン43の信号をインバータI3
3で反転した信号が更に加えられており、またラ
イン42に対応するメモリ6−2のアンド回路A
62にはライン43の信号をインバータI33で
反転した信号が更に加えられており、ライン41
に対応するメモリ6−1はライン42,43に信
号がないという条件で読み込み可能となり、ライ
ン42に対応メモリ6−2はライン43に信号が
ないという条件で読み込み可能となるようになつ
ている。 フアンクシヨンデータメモリ6−1〜6−10
を制御するロード信号LF1は第9図に示した制
御信号形成回路11によつて形成される。第9図
においてデコーダ10によつてデーダされたアン
ド回路A24の出力信号F1Tはアンド回路A4
5に加えられる。アンド回路A45の他の入力に
は第7図に示したステートコントロール回路3か
らの信号TTPが加えられている。この信号TTP
はアンド回路A19の出力をインバータI15で
反転した信号とデイレイフリツプフロツプDF8
の出力信号とをアンド回路A22でアンド条件を
とつた信号であり、第8図nに示すようにステー
トS3を示す信号TT3の最後の48μsの間“1”に
なる信号である。従つてアンド回路A45はステ
ートS3の最後の48μsの間成立する。このアンド
回路A45の出力信号はタイミングを合せるため
にデイレイフリツプフロツプDF30で48μs遅
延され、ロード信号LF1としてのフアンクシヨ
ンデータメモリ6−1〜6−10に加えられる。
このロード信号LF1によつてフアンクシヨンデ
ータメモリ6−1〜6−10にはブロツクF1の
オンしているフアンクシヨンスイツチを示す信号
はフアンクシヨンデータメモリ6−1〜6−10
に記憶される。なお、フアンクシヨンデータメモ
リ6−7に記憶される信号ULは第9図のアンド
回路A31に加えられ、上鍵盤のキースイツチの
音と下鍵盤のキースイツチの音とをカツプリング
するために用いられる。 フアンクシヨンデータ転送回路7は検出された
フアンクシヨンスイツチからの信号を転送するた
めのものである。フアンクシヨンデータ転送回路
7はステージ7−1〜7−27からなる27ステー
ジのシフトレジスタから構成される。なおこのフ
アンクシヨンデータ転送回路7における各ステー
ジ内のアンド回路、オア回路及びデイレイフリツ
プフロツプ等は夫々別体のものであるが説明の便
宜上同一の機能を有するものには同一の符号を付
す。またこの回路7の各ステージのデイレイフリ
ツプフロツプDF26には全て周期1μsの2相
クロツクパルスφ1,φ2が加えられており、全
て周期1μsで動作する。 ブロツクF1に含まれる各機能SS,ST,
FSS,UTを選択するフアンクシヨンスイツチか
らの信号が加えられるステージ7−21〜7−2
4は、その詳細がステージ7−21に代表して示
されているようにロード制御用アンド回路A6
8、クリア制御用アンド回路A67、シフト制御
用アンド回路A69を具えており、この各アンド
回路A67,A68,A69の出力をオア回路
OR54を介してデイレイフリツプフロツプDF2
6のデータ入力に加え、このデイレイフリツプ
DF26の出力をアンド回路A67、オア回路OR
54を介して入力にフイードバツクするとともに
次段のシフト制御用アンド回路A69に加えるよ
うになつている。 ステージ7−25〜7−27はチヤタリングの
影響を除去したフツトスイツチからの信号FS′、
ペダル鍵盤又は下鍵盤のキースイツチがオンして
いることを示すキーオン信号KON、自動ベース
コード機能であるシングルフインガー機能あるい
はフインガーコード機能あるいはカスタム機能の
いずれかが選択されていることを示す自動ベース
コード選択信号ABCが夫々加えられる。その詳
細はステージ7−25に代表して示してあるよう
にロード制御用アンド回路A68を具えておりこ
のアンド回路A68の出力と前段のデイレイフリ
ツプフロツプDF26の出力をオア回路OR54を
介してデイレイフリツプフロツプDF26に加え
るようになつている。ここでフツトスイツチ信号
FS′は、一定周期のパルス信号をインバータI
37を反転した信号が加えられる3ビツトのシフ
トレジスタ53の最終ビツトの信号がデータ入力
に加えられるデイレイフリツプフロツプDF10
0の出力と前述したフアンクシヨンデータメモリ
6−9に記憶された信号FSとアンド条件をとつ
たアンド回路A78の出力によりセツトされ、デ
イレイフリツプフロツプDF100の出力と信号
FSをインバータI200で反転した信号とのア
ンド条件をとつたアンド回路A200の出力によ
つてセツトされるフリツプフロツプFF1の出力
を用い、信号FSからチヤタリングの影響を除去
したものである。またキーオン信号KONは後に
詳述するようにキーオンレジスタ37(第9図)
に一時保持された信号であり、自動ベースコード
選択信号ABCは前述したフアンクシヨンデータ
メモリ6−1,6−2,6−3のいずれか1つに
信号“1”が記憶されていれば“1”となるオア
回路OR53からの信号である。またステージ7
−1〜7−7はその詳細が7−1〜7−2に示さ
れているように、ロード制御用アンド回路A68
を具え、このアンド回路A68の出力及び前段の
デイレイフリツプフロツプDF26からの信号を
オア回路OR54を介してデイレイフリツプフロ
ツプDF26に加えるようになつており、前述し
たステージ7−25〜7−27と同様の構成であ
る。この各ステージ7−1〜7−7には夫々後に
詳述する第12図の回路からのノートデータN1
〜N4及びオクターブデータB1〜B3が発生してい
ることを示すオア回路OR74(第12図)から
の信号B及び第9図のオア回路OR30からの種
類別データU〜ARPが発生していることを示す
信号K及び第10図に示したノートレジスタ35
に信号が記憶されていることを示す信号LKMが
加えられている。なお上記各ステージ7−1〜7
−6に加えられる信号N1〜N4,B,Kは回路の
テスト用として用いられる。 ブロツクF1に含まれるフアンクシヨンスイツ
チの検出に続いてブロツクF2に含まれるフアン
クシヨンスイツチの検出が開始されると、ブロツ
ク検出回路2の検出回路14−2の出力F2Pは
オア回路OR33、インバータI20(第9図)
を介してクリア信号CLとしてノートレジスタ3
5(第10図)に加えられ、各ステージ35−1
〜35−12に保持されたいたブロツクF1に関
するデータをクリアし、新らたにブロツクF2に
含まれるフアンクシヨンスイツチからの信号を読
み込み、これをフアンクシヨンデータ転送回路7
の各ステージ7−8〜7−20に加える。 各ステージ7−8〜7−20はその詳細がステ
ージ7−20に代表して示されているようにロー
ド制御用アンド回路A68、クリア制御用アンド
回路A67、シフト制御用アンド回路A69及び
各アンド回路A67,A68,A69の出力がオ
ア回路OR54を介して加えられるデイレイフリ
ツプフロツプDF26を具えており、前述したス
テージ7−21−7−24と同一の構成からな
る。 ステージ7−21〜7−27及び7−1〜7−
7の各ロード制御用アンド回路A68はアンド回
路A71の出力によつて制御される。このアンド
回路A71には前述したフアンクシヨンデータメ
モリ6−1〜6−10の読み込みのタイミングを
与えるロード信号LF1及び同規信号SY33が加
えられている。ここで同期信号SY33は第14
図Cに示すように2相クロツクパルスφA,φBに
よつて決定される48μsのクロツクパルス時間
(第14図a、第8図a)のうちの33μs目に発
生される信号であり、その周規はクロツクパルス
φA,φBと同じく48μs、またパルス幅は1μs
である。従つてステージ7−21〜7−27及び
7−1〜7−7には信号LF1が加つているとき
同期信号SY33のタイミングで、加えられてい
る信号が読み込まれる。 またステージ7−8〜7−20のロード制御用
アンド回路68はアンド回路A70の出力によつ
て制御される。このアンド回路A70には信号
LF2及び上記同期信号SY33が加えられてい
る。ここで信号LF2は第8図で示した制御信号
形成回路11で形成される。すなわち、この信号
LF2はデコーダ10のアンド回路A25の出力
である信号F2Tと信号TTPとのアンド条件を
とつたアンド回路A46の出力、すなわちノート
検出回路4(第6図)からブロツクF2のオンし
ているフアンクシヨンスイツチを示す信号が出力
されているステートS3の最後の48μsに出力され
るパルス信号をデイレイフリツプフロツプDF3
1で48μs遅延した信号である。従つてステージ
7−8〜7−20には、信号LF2が加わつている
とき同期信号SY33のタイミングでライン41
〜52及びデイレイフリツプフロツプDF29か
ら加えられる信号が読み込まれる。 フアンクシヨンデータ転送回路7は各ステージ
7−1〜7−27に記憶した信号を順次シフトす
ることによりステージ7−1のデイレイフリツプ
フロツプDF26の出力からリアルデータ信号と
して出力する。フアンクシヨンデータ転送回路7
に送られるシフト信号はノア回路NR5,NR6か
らなるフリツプフロツプによつて形成される。す
なわちノア回路NR5にはクロツクパルス時間
(第14図a)の7μs目発生される同期信号SY
7(第14図b)が加えられており、ノア回路
NR6には前述した同期信号SY33(第14図
c)をデイレイフリツプフロツプDF27で1μ
s遅延した信号が加えられている。従つてノア回
路NR6の出力は第14図dに示すように同期信
号SY7に同期して立上り、同期信号SY33から
1μs遅延して立下る信号となる。この信号は各
ステージ7−1〜7−27のシフト制御用アンド
回路A69に加えられ、各ステージの信号を時計
方向に(7−27から7−1に向けて)順次シフ
トする。この順次シフトされる信号はステージ7
−1のデイレイフリツプフロツプDF26から出
力され、アンド回路A72の他の入力には上記ノ
ア回路NR6の出力が加えられている。従つてア
ンド回路72は信号LKM,BEAT,V2,V
1,BV,R8〜R1,RV,SS,ST,FSS,UT,
FS,KON,ABCの順からなるシリアルフアンク
シヨンデータFDを同期信号SY7から順次出力す
る。この信号FDはクロツクパルスφ1によつて
ゲートされるトランジスタTR30を介し、イン
バータI201,I39を経て、端子TFDから
フアンクシヨンデータFDとして送出される。な
お、ノア回路NR6の出力及びアンド回路A71
の出力はノア回路NR4を介してステージ7−2
1〜7−24のクリア制御用アンド回路A67に
加えられており、またノア回路NR6の出力及び
アンド回路A70の出力はノア回路NR3を介し
てステージ7−8〜7−20のクリア制御用アン
ド回路A67に加えられており、ロード時及びシ
フト時は前に記憶されていた信号をクリアするよ
うになつている。 また同期信号SY33はクロツクパルスφ1に
よつてゲートされるトランジスタTR31を介
し、インバータI202,I38を経て同期信号
SYとして送出される。 押圧した鍵を示すキーコードデータの発生 ブロツク検出回路2において、フアンクシヨン
スイツチを含むブロツクF1,F2の抽出が終る
と、ペダル鍵盤のキースイツチを含むブロツクP
が抽出され、これに応じてデコーダ10(第9
図)のアンド回路A26からの信号PTが出力さ
れる。今、自動ベースコード機能を選択する信号
SF,FC,CAがいずれもが選択されていないと
すると、ノア回路NR1の出力は“1”であり、
信号TTPが生じているときアンド回路A34の
アンド条件が成立する。このアンド回路A34の
出力はオア回路OR36を介し、キーテータ選択
信号SKNとしてキーコードレジスタ9(第12
図)に加えられる。 また下鍵盤のキースイツチを含むブロツクL1
〜L4が抽出されるとデコーダ10のアンド回路
A27から信号LTが出力され、上鍵盤のキース
イツチを含むブロツクU1〜U4が抽出されるとデ
コーダ10のアンド回路A28から信号UTが
夫々出力される。信号LT,UTは回路OR36を
介し、キーデータ選択信号SKNとしてキーコー
ドレジスタ9に加えられる。 キーコードレジスタ9には前述したようにノー
ト検出回路4(第6図)から発生されるノートコ
ードNC1〜NC4が加えられる。このキーコードレ
ジスタ9のステージ9−1〜9−4は、その詳細
はステージ9−1に代表して示されているように
ロード制御用アンド回路A77及びその出力が加
えられるデイレイフリツプフロツプDF36から
なる回路と、ロード制御用アンド回路A78、ク
リア制御用アンド回路A79及びアンド回路A7
8,A79の出力がオア回路OR61を介して加
えられるデイレイフリツプフロツプDF37から
なる回路との2つの回路からなり、この2つの回
路のうちアンド回路A78,A79、オア回路
OR61及びデイレイフリツプフロツプDF37か
らなる回路はここでは用いられず、後述する根音
を示すノートコードの読み込みに用いられる。な
おレジスタ9のステージ9−1〜9−4内のアン
ド回路、オア回路等は夫々別体のものであるが説
明の便宜上同一の機能をするものに対しては同一
の符号を付して説明する。 キーコードデータ選択信号SKNはキーコード
レジスタ9の各ステージの9−1〜9−4の各ロ
ード制御用アンド回路A77に加えられ各アンド
回路A77を動作可能にする。これにより加わる
ノートコードNC1〜NC4を各デイレイフリツプフ
ロツプDF36に加える。デイレイフリツプフロ
ツプDF36はこのノートコードNC1〜NC4を48
μs遅延させた後、夫々オア回路OR65〜OR6
8を介し、またオア回路65,66の各出力は更
にオア回路OR71,OR2を介して加算器12−
1〜12−4の入力Aに加えられる。 またキーコードレジスタ9のステージ9−5,
9−6にはブロツク検出回路2(第5図)から各
ブロツクL1〜L4,U1〜U4の抽出に応じて発生さ
れるオクターブコードOC1,OC2が加えられる。
キーコードレジスタ9のステージ9−5,9−6
はこのオクターブコードOC1,OC2を一持保持す
るものである。すなわちオクターブコードOC1,
OC2はキーコードレジスタ9のステージ9−5,
9−6の各オア回路OR62を介してデイレイフ
リツプフロツプDF39のデータ入力に加えら
れ、このデイレイフリツプフロツプDF39の出
力はアンド回路A80、オア回路RO62を介し
て入力にフイードバツクされるとともに、デイレ
イフリツプフロツプDF38に加えられており、
またアンド回路A80の他の入力にはステートS3
を示す信号TT3が加えられている。従つて加えら
れたオクターブコードOC1,OC2はステートS3の
間だけ保持されるようになつている。なおレジス
タ9のステージ9−5,9−6は同一の構成から
なり、その詳細はステージ9−5に代表して示さ
れている。 ここでキーコードレジスタ9のステージ9−
5,9−6に保持される信号は2ビツトの信号で
あるが、この信号は次のようにして3ビツトの信
号に変換される。すなわち、ステージ9−5の出
力はノア回路NR7で反転されることによつて第
1ビツトの信号B1となり、またステージ9−
5,9−6の出力は排他オア回路ER5によつて
排他オア条件がとられることによつて第2ビツト
の信号B2となり、さらにステージ9−5,9−
6の出力をアンド回路A90でアンド条件をとる
ことにより第3ビツトの信号B3となる。この第
1ビツトの信号B1、第2ビツトの信号B2、第3
ビツトの信号B3をオクターブコードOC1,OC2と
の関係のものに表に示すと第6表のようになる。
るキースイツチ及びフアンクシヨンスイツチの走
査において、まず最初にブロツクF1,F2のフ
アンクシヨンスイツチの検出が行なわれる。すな
わちブロツク検出回路2からブロツクF1,F2
に対応する信号F1P,F2Pが順次出力され、
この信号F1P,F2Pに応じて当該ブロツクク
F1,F2内のオンしているフアンクシヨンスイ
ツチを示す信号がノート検出回路4の対応する検
出回路17−1,17−3から順次出力される。
ノート検出回路4の検出回路17−1〜17−1
2の出力はライン21〜32を介して第10図に
示すコード検出回路5のノートレジスタ35に加
えられ、また検出回路17−13の出力はライン
33、第11図に示すデイレイフリツプフロツプ
DF29を介してフアンクシヨンデータ転送回路
7のステージ7−20,7−21に加えられる。 ノートレジスタ35は12ステージのシフトレジ
スタからなり、各ステージ35−1〜35−12
の詳細はステージ35−1に代表して示されてい
る。すなわち、各ステージ35−1〜35−12
はロード制御用アンド回路A48、クリア制御用
アンド回路A49、シフト制御用アンド回路A4
7を具え、アンド回路A47,A48,A49の
出力はオア回路OR42を介してデイレイフリツ
プフロツプDF22のデータ入力に加えられてお
り、アンド回路A48にはライン21〜32から
の信号と、ロード信号LLが加えられ、アンド回
路A49にはデイレイフリツプフロツプDF22
の出力とクリア信号CLが加えられ、アンド回路
A47には前段35−12〜35−2のデイレイ
フリツプフロツプDF22の出力とシフト信号SL
が加えられている。従つてノートレジスタ35は
ロード信号LLが加わるとライン21〜32の信
号を対応するステージ35−1〜35−12に読
み込み、クリア信号CLが加わると各ステージ3
5−1〜35−12の信号をクリアし、またシフ
ト信号SLが加わると各ステージ35−12〜3
5−2の信号を右方に順次シフトする。 ブロツク検出回路2及びノート検出回路4によ
る走査の最初の出力であるブロツク検出回路2の
出力F1Pは制御信号形成回路11(第9図)の
オア回路OR33に加えられる。オア回路OR33
の出力はインバータI20で反転されクリア信号
CLとしてノートレジスタ35に加わり、ノート
レジスタ35の各ステージ35−1〜35−12
の信号をクリアする。またブロツク検出回路2の
出力信号F1Pはエンコーダ18(第5図)を介
して種類別コードレジスタ8に加えられ、一時保
持されたのちデコーダ10のアンド回路A24を
介してオア回路OR34に加えられる。オア回路
OR34の出力はロード信号LLとしてノートレジ
スタ35に加えられる。従つて、ノートレジスタ
35の各ステージ35−1〜35−12にはオン
しているフアンクシヨンスイツチを含む信号が順
次読み込まれる。ノートレジスタ35のステージ
35−1〜35−12に読み込まれた信号の一部
であるステージ35−1〜35−10に保持され
た信号はライン41〜50を介してフアンクシヨ
ンデータメモリ6−1〜6−10(第11図)に
加えられる。またノートレジスタ35の各ステー
ジ35−1〜35−12の出力はライン41〜5
2を介してフアンクシヨンデータ転送回路(第1
1図)に加えられる。 フアンクシヨンデータメモリ6−1〜6−10
はこのチツプ内で直接使用するシングルフインガ
機能SF、フインガーコード機能FC、カスタム機
能CA、メモリ機能M、コンスタント機能CON、
エンベロープコントロール機能EC、カプラ機能
UL、ダンプコントロール機能DC、フツトスイツ
チ機能FS、アツプターン機能UTを選択するフア
ンクシヨンスイツチからの信号を夫々記憶するも
のである。各メモリ6−1〜6−10の詳細はメ
モリ6−1〜6−4に代表して示されている。す
なわち各メモリ6−1〜6−10はクリア制御用
のアンド回路A61と、ロード制御用アンド回路
A62を具えており、アンド回路A61,A62
の出力はオア回路OR51を介してデイレイフリ
ツプフロツプDF25のデータ入力に加えられて
おり、アンド回路A61にはデイレイフリツプフ
ロツプDF25の出力と後述するロード信号LF1
をインバータI31で反転した信号が加えられ、
アンド回路A62には対応するライン41〜50
の信号とLF1が加えられている。なお、ライン
41に対応するメモリ6−1のアンド回路A62
にはライン42の信号をインバータI32で反転
した信号及びライン43の信号をインバータI3
3で反転した信号が更に加えられており、またラ
イン42に対応するメモリ6−2のアンド回路A
62にはライン43の信号をインバータI33で
反転した信号が更に加えられており、ライン41
に対応するメモリ6−1はライン42,43に信
号がないという条件で読み込み可能となり、ライ
ン42に対応メモリ6−2はライン43に信号が
ないという条件で読み込み可能となるようになつ
ている。 フアンクシヨンデータメモリ6−1〜6−10
を制御するロード信号LF1は第9図に示した制
御信号形成回路11によつて形成される。第9図
においてデコーダ10によつてデーダされたアン
ド回路A24の出力信号F1Tはアンド回路A4
5に加えられる。アンド回路A45の他の入力に
は第7図に示したステートコントロール回路3か
らの信号TTPが加えられている。この信号TTP
はアンド回路A19の出力をインバータI15で
反転した信号とデイレイフリツプフロツプDF8
の出力信号とをアンド回路A22でアンド条件を
とつた信号であり、第8図nに示すようにステー
トS3を示す信号TT3の最後の48μsの間“1”に
なる信号である。従つてアンド回路A45はステ
ートS3の最後の48μsの間成立する。このアンド
回路A45の出力信号はタイミングを合せるため
にデイレイフリツプフロツプDF30で48μs遅
延され、ロード信号LF1としてのフアンクシヨ
ンデータメモリ6−1〜6−10に加えられる。
このロード信号LF1によつてフアンクシヨンデ
ータメモリ6−1〜6−10にはブロツクF1の
オンしているフアンクシヨンスイツチを示す信号
はフアンクシヨンデータメモリ6−1〜6−10
に記憶される。なお、フアンクシヨンデータメモ
リ6−7に記憶される信号ULは第9図のアンド
回路A31に加えられ、上鍵盤のキースイツチの
音と下鍵盤のキースイツチの音とをカツプリング
するために用いられる。 フアンクシヨンデータ転送回路7は検出された
フアンクシヨンスイツチからの信号を転送するた
めのものである。フアンクシヨンデータ転送回路
7はステージ7−1〜7−27からなる27ステー
ジのシフトレジスタから構成される。なおこのフ
アンクシヨンデータ転送回路7における各ステー
ジ内のアンド回路、オア回路及びデイレイフリツ
プフロツプ等は夫々別体のものであるが説明の便
宜上同一の機能を有するものには同一の符号を付
す。またこの回路7の各ステージのデイレイフリ
ツプフロツプDF26には全て周期1μsの2相
クロツクパルスφ1,φ2が加えられており、全
て周期1μsで動作する。 ブロツクF1に含まれる各機能SS,ST,
FSS,UTを選択するフアンクシヨンスイツチか
らの信号が加えられるステージ7−21〜7−2
4は、その詳細がステージ7−21に代表して示
されているようにロード制御用アンド回路A6
8、クリア制御用アンド回路A67、シフト制御
用アンド回路A69を具えており、この各アンド
回路A67,A68,A69の出力をオア回路
OR54を介してデイレイフリツプフロツプDF2
6のデータ入力に加え、このデイレイフリツプ
DF26の出力をアンド回路A67、オア回路OR
54を介して入力にフイードバツクするとともに
次段のシフト制御用アンド回路A69に加えるよ
うになつている。 ステージ7−25〜7−27はチヤタリングの
影響を除去したフツトスイツチからの信号FS′、
ペダル鍵盤又は下鍵盤のキースイツチがオンして
いることを示すキーオン信号KON、自動ベース
コード機能であるシングルフインガー機能あるい
はフインガーコード機能あるいはカスタム機能の
いずれかが選択されていることを示す自動ベース
コード選択信号ABCが夫々加えられる。その詳
細はステージ7−25に代表して示してあるよう
にロード制御用アンド回路A68を具えておりこ
のアンド回路A68の出力と前段のデイレイフリ
ツプフロツプDF26の出力をオア回路OR54を
介してデイレイフリツプフロツプDF26に加え
るようになつている。ここでフツトスイツチ信号
FS′は、一定周期のパルス信号をインバータI
37を反転した信号が加えられる3ビツトのシフ
トレジスタ53の最終ビツトの信号がデータ入力
に加えられるデイレイフリツプフロツプDF10
0の出力と前述したフアンクシヨンデータメモリ
6−9に記憶された信号FSとアンド条件をとつ
たアンド回路A78の出力によりセツトされ、デ
イレイフリツプフロツプDF100の出力と信号
FSをインバータI200で反転した信号とのア
ンド条件をとつたアンド回路A200の出力によ
つてセツトされるフリツプフロツプFF1の出力
を用い、信号FSからチヤタリングの影響を除去
したものである。またキーオン信号KONは後に
詳述するようにキーオンレジスタ37(第9図)
に一時保持された信号であり、自動ベースコード
選択信号ABCは前述したフアンクシヨンデータ
メモリ6−1,6−2,6−3のいずれか1つに
信号“1”が記憶されていれば“1”となるオア
回路OR53からの信号である。またステージ7
−1〜7−7はその詳細が7−1〜7−2に示さ
れているように、ロード制御用アンド回路A68
を具え、このアンド回路A68の出力及び前段の
デイレイフリツプフロツプDF26からの信号を
オア回路OR54を介してデイレイフリツプフロ
ツプDF26に加えるようになつており、前述し
たステージ7−25〜7−27と同様の構成であ
る。この各ステージ7−1〜7−7には夫々後に
詳述する第12図の回路からのノートデータN1
〜N4及びオクターブデータB1〜B3が発生してい
ることを示すオア回路OR74(第12図)から
の信号B及び第9図のオア回路OR30からの種
類別データU〜ARPが発生していることを示す
信号K及び第10図に示したノートレジスタ35
に信号が記憶されていることを示す信号LKMが
加えられている。なお上記各ステージ7−1〜7
−6に加えられる信号N1〜N4,B,Kは回路の
テスト用として用いられる。 ブロツクF1に含まれるフアンクシヨンスイツ
チの検出に続いてブロツクF2に含まれるフアン
クシヨンスイツチの検出が開始されると、ブロツ
ク検出回路2の検出回路14−2の出力F2Pは
オア回路OR33、インバータI20(第9図)
を介してクリア信号CLとしてノートレジスタ3
5(第10図)に加えられ、各ステージ35−1
〜35−12に保持されたいたブロツクF1に関
するデータをクリアし、新らたにブロツクF2に
含まれるフアンクシヨンスイツチからの信号を読
み込み、これをフアンクシヨンデータ転送回路7
の各ステージ7−8〜7−20に加える。 各ステージ7−8〜7−20はその詳細がステ
ージ7−20に代表して示されているようにロー
ド制御用アンド回路A68、クリア制御用アンド
回路A67、シフト制御用アンド回路A69及び
各アンド回路A67,A68,A69の出力がオ
ア回路OR54を介して加えられるデイレイフリ
ツプフロツプDF26を具えており、前述したス
テージ7−21−7−24と同一の構成からな
る。 ステージ7−21〜7−27及び7−1〜7−
7の各ロード制御用アンド回路A68はアンド回
路A71の出力によつて制御される。このアンド
回路A71には前述したフアンクシヨンデータメ
モリ6−1〜6−10の読み込みのタイミングを
与えるロード信号LF1及び同規信号SY33が加
えられている。ここで同期信号SY33は第14
図Cに示すように2相クロツクパルスφA,φBに
よつて決定される48μsのクロツクパルス時間
(第14図a、第8図a)のうちの33μs目に発
生される信号であり、その周規はクロツクパルス
φA,φBと同じく48μs、またパルス幅は1μs
である。従つてステージ7−21〜7−27及び
7−1〜7−7には信号LF1が加つているとき
同期信号SY33のタイミングで、加えられてい
る信号が読み込まれる。 またステージ7−8〜7−20のロード制御用
アンド回路68はアンド回路A70の出力によつ
て制御される。このアンド回路A70には信号
LF2及び上記同期信号SY33が加えられてい
る。ここで信号LF2は第8図で示した制御信号
形成回路11で形成される。すなわち、この信号
LF2はデコーダ10のアンド回路A25の出力
である信号F2Tと信号TTPとのアンド条件を
とつたアンド回路A46の出力、すなわちノート
検出回路4(第6図)からブロツクF2のオンし
ているフアンクシヨンスイツチを示す信号が出力
されているステートS3の最後の48μsに出力され
るパルス信号をデイレイフリツプフロツプDF3
1で48μs遅延した信号である。従つてステージ
7−8〜7−20には、信号LF2が加わつている
とき同期信号SY33のタイミングでライン41
〜52及びデイレイフリツプフロツプDF29か
ら加えられる信号が読み込まれる。 フアンクシヨンデータ転送回路7は各ステージ
7−1〜7−27に記憶した信号を順次シフトす
ることによりステージ7−1のデイレイフリツプ
フロツプDF26の出力からリアルデータ信号と
して出力する。フアンクシヨンデータ転送回路7
に送られるシフト信号はノア回路NR5,NR6か
らなるフリツプフロツプによつて形成される。す
なわちノア回路NR5にはクロツクパルス時間
(第14図a)の7μs目発生される同期信号SY
7(第14図b)が加えられており、ノア回路
NR6には前述した同期信号SY33(第14図
c)をデイレイフリツプフロツプDF27で1μ
s遅延した信号が加えられている。従つてノア回
路NR6の出力は第14図dに示すように同期信
号SY7に同期して立上り、同期信号SY33から
1μs遅延して立下る信号となる。この信号は各
ステージ7−1〜7−27のシフト制御用アンド
回路A69に加えられ、各ステージの信号を時計
方向に(7−27から7−1に向けて)順次シフ
トする。この順次シフトされる信号はステージ7
−1のデイレイフリツプフロツプDF26から出
力され、アンド回路A72の他の入力には上記ノ
ア回路NR6の出力が加えられている。従つてア
ンド回路72は信号LKM,BEAT,V2,V
1,BV,R8〜R1,RV,SS,ST,FSS,UT,
FS,KON,ABCの順からなるシリアルフアンク
シヨンデータFDを同期信号SY7から順次出力す
る。この信号FDはクロツクパルスφ1によつて
ゲートされるトランジスタTR30を介し、イン
バータI201,I39を経て、端子TFDから
フアンクシヨンデータFDとして送出される。な
お、ノア回路NR6の出力及びアンド回路A71
の出力はノア回路NR4を介してステージ7−2
1〜7−24のクリア制御用アンド回路A67に
加えられており、またノア回路NR6の出力及び
アンド回路A70の出力はノア回路NR3を介し
てステージ7−8〜7−20のクリア制御用アン
ド回路A67に加えられており、ロード時及びシ
フト時は前に記憶されていた信号をクリアするよ
うになつている。 また同期信号SY33はクロツクパルスφ1に
よつてゲートされるトランジスタTR31を介
し、インバータI202,I38を経て同期信号
SYとして送出される。 押圧した鍵を示すキーコードデータの発生 ブロツク検出回路2において、フアンクシヨン
スイツチを含むブロツクF1,F2の抽出が終る
と、ペダル鍵盤のキースイツチを含むブロツクP
が抽出され、これに応じてデコーダ10(第9
図)のアンド回路A26からの信号PTが出力さ
れる。今、自動ベースコード機能を選択する信号
SF,FC,CAがいずれもが選択されていないと
すると、ノア回路NR1の出力は“1”であり、
信号TTPが生じているときアンド回路A34の
アンド条件が成立する。このアンド回路A34の
出力はオア回路OR36を介し、キーテータ選択
信号SKNとしてキーコードレジスタ9(第12
図)に加えられる。 また下鍵盤のキースイツチを含むブロツクL1
〜L4が抽出されるとデコーダ10のアンド回路
A27から信号LTが出力され、上鍵盤のキース
イツチを含むブロツクU1〜U4が抽出されるとデ
コーダ10のアンド回路A28から信号UTが
夫々出力される。信号LT,UTは回路OR36を
介し、キーデータ選択信号SKNとしてキーコー
ドレジスタ9に加えられる。 キーコードレジスタ9には前述したようにノー
ト検出回路4(第6図)から発生されるノートコ
ードNC1〜NC4が加えられる。このキーコードレ
ジスタ9のステージ9−1〜9−4は、その詳細
はステージ9−1に代表して示されているように
ロード制御用アンド回路A77及びその出力が加
えられるデイレイフリツプフロツプDF36から
なる回路と、ロード制御用アンド回路A78、ク
リア制御用アンド回路A79及びアンド回路A7
8,A79の出力がオア回路OR61を介して加
えられるデイレイフリツプフロツプDF37から
なる回路との2つの回路からなり、この2つの回
路のうちアンド回路A78,A79、オア回路
OR61及びデイレイフリツプフロツプDF37か
らなる回路はここでは用いられず、後述する根音
を示すノートコードの読み込みに用いられる。な
おレジスタ9のステージ9−1〜9−4内のアン
ド回路、オア回路等は夫々別体のものであるが説
明の便宜上同一の機能をするものに対しては同一
の符号を付して説明する。 キーコードデータ選択信号SKNはキーコード
レジスタ9の各ステージの9−1〜9−4の各ロ
ード制御用アンド回路A77に加えられ各アンド
回路A77を動作可能にする。これにより加わる
ノートコードNC1〜NC4を各デイレイフリツプフ
ロツプDF36に加える。デイレイフリツプフロ
ツプDF36はこのノートコードNC1〜NC4を48
μs遅延させた後、夫々オア回路OR65〜OR6
8を介し、またオア回路65,66の各出力は更
にオア回路OR71,OR2を介して加算器12−
1〜12−4の入力Aに加えられる。 またキーコードレジスタ9のステージ9−5,
9−6にはブロツク検出回路2(第5図)から各
ブロツクL1〜L4,U1〜U4の抽出に応じて発生さ
れるオクターブコードOC1,OC2が加えられる。
キーコードレジスタ9のステージ9−5,9−6
はこのオクターブコードOC1,OC2を一持保持す
るものである。すなわちオクターブコードOC1,
OC2はキーコードレジスタ9のステージ9−5,
9−6の各オア回路OR62を介してデイレイフ
リツプフロツプDF39のデータ入力に加えら
れ、このデイレイフリツプフロツプDF39の出
力はアンド回路A80、オア回路RO62を介し
て入力にフイードバツクされるとともに、デイレ
イフリツプフロツプDF38に加えられており、
またアンド回路A80の他の入力にはステートS3
を示す信号TT3が加えられている。従つて加えら
れたオクターブコードOC1,OC2はステートS3の
間だけ保持されるようになつている。なおレジス
タ9のステージ9−5,9−6は同一の構成から
なり、その詳細はステージ9−5に代表して示さ
れている。 ここでキーコードレジスタ9のステージ9−
5,9−6に保持される信号は2ビツトの信号で
あるが、この信号は次のようにして3ビツトの信
号に変換される。すなわち、ステージ9−5の出
力はノア回路NR7で反転されることによつて第
1ビツトの信号B1となり、またステージ9−
5,9−6の出力は排他オア回路ER5によつて
排他オア条件がとられることによつて第2ビツト
の信号B2となり、さらにステージ9−5,9−
6の出力をアンド回路A90でアンド条件をとる
ことにより第3ビツトの信号B3となる。この第
1ビツトの信号B1、第2ビツトの信号B2、第3
ビツトの信号B3をオクターブコードOC1,OC2と
の関係のものに表に示すと第6表のようになる。
【表】
第1ビツトの信号B1は加算器12−5の入力
Aに加えられ、第2ビツトの信号B2は加算器1
2−6の入力Aに加えられる。 加算器12−1〜12−6は入力Aに加わる信
号と入力Bに加わる信号とを加算する。ところで
このとき加算器12−1〜12−4の入力Bには
信号が加えられていない。従つて、加算器12−
1〜12−4からは加えられた信号がそのまま出
力される。ただし、キーコードレジスタ9のステ
ージ9−1〜9−4の出力が低音側のC音「C
L」を示すノートコードNC4〜NC1“1100”であ
るときにはオア回路OR65の出力をインバータ
I43で反転した信号、オア回路66の出力をI
44で反転した信号及びオア回路OR67,OR6
8の出力が加わるアンド回路A89のアンド条件
が成立し、信号“1”をオア回路OR71,OR7
2を介して加算器12−1,12−2の夫々の入
力Aに加え、加算器12−1〜12−4の入力A
に加わるコード信号(NC4〜NC1)を高音側のC
音「C」を示すコード信号“1111”に変換する。
またこのときアンド回路A89の出力“1”は加
算器12−5,12−6の入力Bに加わり、オク
ターブを表わす第1ビツトの信号及び第2ビツト
の信号に“1”を加算する。 加算器12−1,12−2の出力はアンド回路
A92,A93を介してデイレイフリツプフロツ
プDF40,DF41に加えられ、加算器12−
3,12−4の出力は直接デイレイフリツプフロ
ツプDF42,DF43に加られる。ここで加算器
12−1〜12−4の出力が高音側のC音「C」
を示すコード信号“1111”であるときには加算器
12−1〜12−4の各出力が加わるナンド回路
NA1の出力は“0”となり、アンド回路A9
2,A93を動作不能として低音側のC音「C
L」を示すコード信号“1100”に変換する。 また、加算器12−5,12−6の出力は夫々
デイレイフリツプフロツプDF44,DF45に加
えられ、アンド回路A90の出力はデイレイフリ
ツプフロツプDF46に加えられる。 このようにしてデイレイフリツプフロツプDF
40〜DF43からはノートを示すノートデータ
N1〜N4が出力され、デイレイフリツプフロツプ
DF44〜DF46からはオクターブを示すオクタ
ーブデータB1〜B3が発生される。 例えばキーコードレジスタ9のステージ9−4
〜9−1に低音側のC音「CL」を示すノートコ
ードNC4〜NC1“1100”が読み込まれ、キーコー
ドレジスタのステージ9−6,9−5に第1オク
ターブを示すオクターブコードOC2,OC1“00”
が読み込まれたとする。このときはアンド回路A
89のアンド条件が成立し、加算器12−4〜1
2−1の入力Aにはコード信号“1111”が加えら
れ、加算器12−4〜12−1の出力“1111”は
ナンド回路NA1のナンド条牛が成立することに
よつて再びコード信号“1100”に変換される。ま
たこのとき加算器12−6,12−5の入力Aに
は信号“10”が加えられ、入力Bには“11”が加
えられる。従つて加算器12−6,12−6の出
力は“00”となる。またこのときアンド回路A9
0の出力は“0”である。従つて、デイレイフリ
ツプフロツプDF43〜DF40からはノートデー
タN4〜N1“1100”が出力され、デイレイフリツ
プフロツプDF46〜DF44からはオクターブデ
ータB3〜B1“000”が出力される。すなわち、低
音側のC音「CL」を示すノートコードNC4〜
NC1がキーコードレジスタ9のステージ9−1〜
9−6に読み込まれたときは、ノートを示すノー
トデータN4〜N1は“1100”となり、オクターブ
を示すオクターブデータB3〜B1は“000”とな
る。 また、高音側のC音「C」を示すノートコード
NC4〜NC1“1111”が読み込まれたときはナンド
回路NA1のナンド条件が成立し、ノートデータ
N4〜N1は“1100”となる。しかしこのとき加算
器12−5,12−6の入力Bには信号は加わら
ないので、オクターブを表わすオクターブデータ
B1〜B3は変化しない。このようにして形成され
たノートデータN4〜N1とオクターブデータB3〜
B1は7ビツトのキーコードデータKCとしてチヤ
ンネルプロセツサ200(第1図)に送出され
る。 コード検出 自動ベースコード機能の1つであるフインガー
コード機能(FC)またはカスタム機能(CA)が
選択された場合は下鍵盤で押圧された複数鍵の音
程関係からその押圧された鍵によつて構成される
コードの種類を検出する。ブロツク検出回路2
(第5図)によつてフアンクシヨンスイツチを含
むブロツクF2の抽出されると、48μsの信号F
2Tがオア回路RO33、インバータI20(第
9図)を介してクリア信号CLとしてノートレジ
スタ35(第10図)に加えられ各ステージ35
−1〜35−12に保持されている信号をクリア
する。また下鍵盤のキースイツチを含むブロツク
L1〜L4が抽出され、この抽出に応じてノート検
出回路4(第6図)の出力ライン21〜33から
オンしているキースイツチのノートを示す信号が
出力されるとデコーダ(第9図)のアンド回路A
27から信号LTが出力される。この信号LTはア
ンド回路OR34を介し、ロード信号LLとしては
ノートレジスタ35に加えられる。ノートレジス
タ35はノート検出回路4の出力ライン21〜3
2に順次生じるオンしている下鍵盤のキースイツ
チのノートを示す信号を反応するステージ35−
1〜35−12に読み込み、これを記憶する。な
お、クリア信号CLはブロツク検出回路2の自動
ベースコード処理用回路15−1から信号A/P
が出力されるまで発生されないのでノートレジス
タ35はオンしているキースイツチの属するブロ
ツクL1〜L4に関係なく全て読込まれる。なお、
高音側のC音「C」に対応するキースイツチを検
出する検出回路17−13の出力は低音側のC音
「CL」に対応するステージ35−1に読み込まれ
るようになつている。すなわち、検出回路17−
13(第6図)の出力はアンド回路A15に加え
られる。アンド回路A15の他の入力にはデコー
ダ10のアンド回路A24,A25の出力である
信HF1T,F2Tをオア回路OR31を介し、イ
ンバータI19で反転した信号、すなわち、フア
ンクシヨンスイツチを含むブロツクF1,F2以
外のブロツクの検出が行なわれているとき“1”
となる信号が加えられている。従つて下鍵盤
のキースイツチの検出時にはアンド回路A15は
動作可能となり、検出回路17−13の出力はア
ンド回路A15、ライン20、オア回路OR45
(第10図)を介してノートレジスタ35のステ
ージ35−1のロード制御用アンド回路A48に
加えられる。 このようにしてノートレジスタ35には下鍵盤
のオンしているキースイツチのノートを示す信号
が対応するステージ25−1〜25−12に全て
読み込まれ、記憶される。下鍵盤のキースイツチ
を含むブロツクの抽出が終り、アンド回路A27
(第9図)からの信号LTが無くなるとロード信号
LLは“0”となり、以後発生する上鍵盤のオン
しているキースイツチのノートを示す信号はノー
トレジスタ35には読み込まれない。 上鍵盤のキースイツチを含むブロツクの抽出が
終り、ブロツク検出回路2に設けられた自動ベー
スコード処理用回路15−1から信信号A1Pが
出力されると、48μs遅延してデコーダ10のア
ンド回路A29から信号A1Tが出力される。こ
の信号A1Tはオア回路OR32を介し、シフト
信号SLとしてノートレジスタ35の各ステージ
35−1〜35−12のシフト制御用アンド回路
A47に加えられる。また信号A1Tはオア回路
OR33、インバータI20を介し、クリア信号
CLとしてノートレジスタ35に加えられる。従
つてノートレジスタ35は48μsのクロツクパル
スに同期して各ステージ35−1〜35−12に
記憶している信号、すなわち下鍵盤のオンしてい
るキースイツチのノートを示す信号を次右方にシ
フトし、48×12μs後にはステージ35−12に
記憶されていた信号はステージ35−1に移され
る ノートレジスタ35において、ステージ35−
1に記憶されている信号に対して、各ステージ3
5−1〜35−12に保持されている信号は所定
の音程関係にある。すなわちステージ35−1の
出力は完全1度、ステージ35−2の出力は短2
度、ステージ35−3の出力は長2度、ステージ
35−4の出力は短3度、ステージ35−5の出
力は長3度、ステージ35−6の出力は完全4
度、ステージ35−7の出力は減5度、ステージ
35−8の出力は完全5度、ステージ35−9の
出力は短6度、ステージ35−10の出力は長6
度、ステージ35−11の出力は短7度、ステー
ジ35−12の出力は長7度の音程関係にある。 従つて、ノートレジスタ35のシフト時におけ
る各ステージ35−1〜35−12の出力から下
鍵盤で押鍵されたコードの種類を検出することが
できる。このコード検出においては、ステージ3
5−1の出力である完全1度音程の音を示す信号
IN1、ステージ35−3の出力をインバータI2
7で反転した長2度音程の音がないことを示す信
号IN2、ステージ35−4の出力である短3度
音程の音を示す信号IN3b、ステージ35−6の
出力をインバータI26で反転した完全4度音程
の音がないことを示す信号IN4、ステージ35
−7の出力をインバータI25で反転した減5度
音程の音がないことを示す信号IN5、ステージ
35−7の出力である減5度音程の音を示す信号
IN5b、ステージ35−8の出力である完全5度
音程の音を示す信号IN5、ステージ35−10の
出力をインバータI24で反転した長6度音程の
音がないことを示す信号IN6、ステージ35−
11の出力である短7度音程の音を示す信号
IN7bが用いられ、アンド回路A52,A53,
A54,A55によつて行なわれる。 アンド回路A52は短7度、減5度、短3度音
程の音を含むコードを検出するためのものであ
り、アンド回路A52の条件を論理式で示すと、 ・SL・IN1・IN2・IN3b ・IN4・IN5b・IN6・IN7b ……(1) となる。すなわち1度音程、短3度音程、減5度
音程、短7度音程の鍵が同時に押鍵されていると
きに長2度音程、完全4度音程、長6度音程の鍵
が押圧されていないことが検出の条件となつてい
る。なお、信号SLはシフト信号、信号は後
述するコード検出信号メモリ40の出力はインバ
ータI28で反転した信号であり、まだコードの
検出がなされていないことを示す信号である。 アンド回路A53は短7度音程の音を含むコー
ド(セブンスコードあるいはマイナセブンコー
ド)を検出するためのものであり、アンド回路A
53の条件を論理式で示すと、 ・SL・IN1・IN2 ・IN4・IN5・IN6・IN7b ……(2) となる。すなわち1度音程、短7度音程の鍵が同
時に押鍵されているとき、長2度音程、完全4度
音程、減5度音程、長6度音程の鍵が押鍵されて
いないことが条件となつている。 アンド回路A54は完全5度音程の音を含むコ
ード(メジヤコードあるいはマイナコード)を検
出するためのものであり、アンド回路A54の条
件を論理式で示すと、 ・SL・IN1・IN2・IN4 ・IN5・IN5・IN6 ……(3) となる。すなわち1度音程、完全5度音程の鍵が
同時に押鍵されているとき、長2度音程、完全4
度音程、減5度音程、長6度音程の鍵が押鍵され
ていないことが条件となつている。 ノートレジスタ35のシフト時において、上述
の論理式(1)、(2)、(3)のいずれかが成立すると、そ
の時点でアンド回路A52,A53,A54の出
力が加わるオア回路OR50から48μs幅のコー
ド検出信号CHが出力される。 コード検出信号CHはアンド回路A58,A5
9,A60に加えられ、アンド回路A58,A5
9,A60を動作可能にする。これによりアンド
回路A58,A59,A60からコードの種類を
表わす信号7b,3b,5bが発生される。すな
わちコード検出信号CHが出力されたとき、ステ
ージ35−11から短7度音程の音を示す信号
IN7bが出力されているとアンド回路アンド回路
A58のアンド条件が成立しオア回路OR48か
ら短7度音程の音を含むコード(セブンスコー
ド)を表わすセブンス検出信号D7が出力され
る。コード検出信号CHが出力されたとき、ステ
ージ35−4から短3度を示す信号IN3bが出力
されているとアンド回路A59のアンド条件が成
立し、オア回路RO49から短3度音程の音を含
むコード(マイナコード)を表わすマイナ検出信
号Dmが出力される。コード検出信号CHが出力
されているときアンド回路A52から信号が出力
されているとアンド回路A60のアンド条件が成
立し、アンド回路A60から短7度音程、減5度
音程、短3度音程を含むコード(デミニツシユコ
ード)を示すデミニツシユ検出信号Ddが出力さ
れる。 本発明の主要な動作 第10図においてコード検出信号CHはコード
検出信号メモリ40に加えられる。コード検出信
号メモリ40は、コード検出信号CHが加えられ
るとこの信号をオア回路43を介してデイレイフ
リツプフロツプDF23に加え、デイレイフリツ
プフロツプDF23の出力をアンド回路A50、
オア回路43を介して入力にフイードバツクする
ことによりコード検出信号CHを一時記憶するも
のである。コード検出信号メモリ40の出力はイ
ンバータI28で反転され、前述したアンド回路
A52〜A54に加えられる。これはノートレジ
スタ35のシフトにおいて、前述論理式(1)、(2)、
(3)のいずれかが満足されコード検出信号CHが1
度出力されるとアンド回路A52〜A54を動作
不能とし、再び論理式(1)、(2)、(3)のいずれかが満
足してもコード検出信号CHを出力しないように
するためである。すなわち最初に検出されたコー
ドが優先され、その後はコード検出が行なわれな
いようになる。 このコード検出信号メモリ40のアンド回路A
50には第16図に示す回路によつて形成された
信号CCLをインバータI60で反転した信号
が加えられており、この信号によつて
コード検出信号メモリ40の記憶はクリアされる
ようになつている。信号CCLは第16図に示す
ようにメモリ機能が選択されていることを示す信
号MM(第11図のアンド回路A66の出力)を
インバータI203で反転した信号とブロツ
ク検出回路2の自動ベースコード処理用回路15
−1の出出力A1Pのアンド条件をとつたアンド
回路A201の出力及び、信号MMをデイレイフ
リツプフロツプDF101に加え、このデイレイ
フリツプフロツプDF101の出力をインバータ
I204で反転した信号と信号MMとのアンド条
件をとつたアンド回路A202の出力、すなわち
信号MMの立上りの48μsの間だけ“1”となる
信号MMPとチヤンネルプロセツサ200(第1
図)から送られた下鍵盤の鍵が新らたに押圧され
たことを示す信号LKNKとが加えられたオア回路
OR101の出力をオア回路102に加えて得た
ものである。すなわち信号CCLを論理式で示す
と CCL=A1P・+MMP+LKNK となる。 従つてコード検出信号メモリ40はメモリ機能
が選択されていない場合はブロツク検出回路2の
自動ベースコード処理用回路15−1から信号A
1Pが出力される毎にクリアされ、またメモリ機
能が選択されている場合は信号MMの立上り部で
クリアされるが信号A1Pによつてはクリアされ
ない。なお下鍵盤で新らたに鍵が押圧されたとき
にはメモリ機能が選択されているいないにかかわ
らずコード検出信号メモリ40はクリアされる。
すなわち、下鍵盤で新たに鍵が押圧されるまで前
記コード検出信号メモリの記憶が保持される。 ノンコード信号の発生 アンド回路A55(第10図)はコードが成立
しない場合に用いられるノンコード信号を発生さ
せるためのものである。アンド回路A55の条件
は論理式で示すと ・CHH・SL・IN1 ……(4) となる。ここで信号はノンコード信号メモ
リ36の出力をインバータI29で反転したもの
であり、まだノンコード信号NCが発生されてい
ないことを示す信号である。 従つてアンド回路A55はノートレジスタ35
のシフトによつてステージ35−1から最初に信
号IN1が出力されると成立し、ノンコード信号NC
を出力する。この信号NCはノンコード信号メモ
リ36に加えられる。ノンコード信号メモリ36
はノンコード信号NCが加えられるとこの信号を
オア回路OR44を介してデイレイフリツプフロ
ツプDF24に加え、デイレイフリツプフロツプ
DF24の出力をアンド回路A51、オア回路OR
44を介して入力にフイードバツクすることによ
りノンコード信号NCを一時記憶するものであ
る。ノンコード信号メモリ36のデイレイフリツ
プフロツプDF24の出力はインバータI29で
反転され、アンド回路A55に加えられる。すな
わち最初に出力されたノンコード信号NCのみ優
先されるようになつている。 なお、コード検出信号CH及びノンコード信号
NCは後述する根音の検出に用いられる。 ノートレジスタ35のシフトによりステージ3
5−12の信号がステージ35−1に移され、1
サイクルのシフトが完了するとブロツク検出回路
2の自動ベースコード処理用回路15−2から信
号A2Pが出力される。信号A2Pはオア回路
OR15(第5図)を介し、自動ベースコード制
御信号APとなり、この信号APをインバータI3
0で反転してノンコード信号メモリ36のアンド
回路A51に加え、ノンコード信号メモリ36の
記憶をクリアする。 自動ベースコード処理用回路15−2から信号
A2Pが出力されるとデコーダ10(第9図)の
アンド回路A30から信号A2Tが出力される。
この信号A2Tはオア回路32を介し、シフト信
号SLとしてノートレジスタ35に加えられる。
従つてノートレジスタ35の各ステージ35−1
〜35−12に記憶された信号は再び右方にシフ
トされる。これにより前述と同様にしてコード検
出信号CH、ノンコード信号NCが発生されるので
あるが、ここではコード検出信号CHは用いられ
ず、ノンコード信号NCがフインカーコード機能
又はカスタム機能が選択された場合において、コ
ードが検出されなかつたときのみ根音を検出する
ために用いられる。 根音の検出 フインガーコード機能が選択された場合におい
て根音の検出はコード検出信号CH又はノンコー
ド検出信号NCを用いて行なわれる。ブロツク検
出回路2(第5図)の自動ベースコード処理用回
路15−1から信号A1Pが出力されると(第1
5図1参照)、この信号A1Pはオア回路OR15
を介し、信号APとしてノート検出回路4(第6
図)の各検出回路17−1〜17−12のオア回
路OR16に加えられ、検出回路17−1〜17
−12の出力ライン21〜32から各ノートを示
す信号が順次出力される(第15図3〜14参
照)。このとき前述したノートレジスタ35には
シフト信号SLが加えられ、各ステージ35−1
〜35−12に記憶された信号が順次右方にシフ
トされる。ここで検出回路17−1〜17−12
からの信号の発生は48μs毎に行なわれ、またノ
ートレジスタ35のシフトは48μs毎に行なわれ
るので両者は完全に同期している。例えば最初に
ステージ35−2に記憶されていたノートC#を
示す信号がステージ35−1にシフトされ、ステ
ージ35−1から信号IN1が出力されると、これ
に同期してノート検出回路4の検出回路17−2
の出力ライン22からノートC#を示す信号が出
力される。また最初にステージ35−5に記憶さ
れていたノートEを示す信号がステージ35−1
までシフトされ、ステージ35−1から信号IN1
が出力されると、これに同期してノート検出回路
4の検出回路17−5の出力ライン25からノー
トEを示す信号が出力される。すなわち、ノート
検出回路4からはノートレジスタ35のステージ
35−1から出力される信号IN1に同期して当該
ノートを示す信号が出力される。従つてコード検
出時点でノート検出回路4から出力される信号を
検出すれば、この信号はコード成立時における完
全一度音程の音、すなわち根音にほかならない。 ノートレジスタ35の出力は前述した論理式
(1)、(2)、(3)のいずれかを満足し、オア回路OR5
0からコード検出信号CHが出力されると、この
信号は制御信号形成回路11(第9図)のアンド
回路A37に加えられる。アンド回路A37の他
の入力にはフアンクシヨンデータメモリ6−2
(第11図)に記憶されたフインガコード機能が
選択されていることを示す信号FC及び自動ベー
スコード処理用回路15−1による処理時間であ
ることを示す信号A1Tが加えられている。従つ
てアンド回路A37はコード検出信号CHが加わ
ると動作可能となり、信号“1”を出力し、この
信号“1”はオア回路OR38を介し、根音ロー
ド信号LKNとしてキーコードレジスタ9(第1
2図)のステージ9−1〜9−4の各アンド回路
A78に加えられる。これにより各アンド回路A
78は動作可能となり、このときノート検出回路
4のエンコーダ34から出力されているノートコ
ードNC1〜NC4は根音のノートとしてオア回路
OR61を介しデイレイフリツプフロツプDF37
のデータ入力に加えられる。このフリツプフロツ
プDF37の出力はアンド回路A79、オア回路
OR61を介してフリツプフロツプDF37の入力
にフイードバツクされ、加えられた根音を示すノ
ートコードNC1〜NC4を保持する。なおアンド回
路A79の他の入力には根音ロード信号LKNを
インバータI41で反転した信号が加えられてお
り、根音ロード信号LKNが加えられるとそれま
で記憶されていた根音を示す信号をクリアするよ
うになつている。 またアンド回路A37(第9図)の出力はオア
回路OR39を介し、Qメモリ39に加えられ
る。Qメモリ39は加えられた信号をオア回路
OR60を介してデイレイフリツプフロツプDF3
5に加え、このフリツプフロツプDF35の出力
をアンド回路A76、オア回路OR60を介して
入力にフイードバツクするようになつており、加
えられた信号を記憶する。 ところで、ノートレジスタ35のシフトにおい
て論理式(1)、(2)、(3)が1回も成立しないとコード
検出信号CHは発生しないので、根音を検出する
ことができない。このときはノートレジスタ35
に記憶された信号のうち、最右方にある信号すな
わち最も低音側の信号の示すノートの音が仮根音
として検出される。このときの仮根音の検出は自
動ベースコード処理用回路15−2から信号A2
P(第15図2参照)が出力され、ノートレジス
タ35再びシフトされたときに検出されるノンコ
ード信号NCを用いて行なわれる。すなわちノー
トレジスタ35のシフトにおいて最右方のステー
ジに記憶された信号がステージ35−1までシフ
トされると、アンド回路A55のアンド条件が成
立してノンコード信号NCが出力される。またこ
のときノート検出回路4からは最右方のステージ
に記憶されていた信号のノートを示す信号が出力
される。 ノンコード信号NCはアンド回路A36(第9
図)に加えられる。アンド回路A36の他の入力
には前述したQメモリ39の出力をインバータI
21で反転した信号、すなわちコードが成立しな
かつたことを示す信号と、フインガーコード機能
を選択する信号FCと自動ベースコード処理用回
路15−2の出力A2Pに基づく信号A2T(第
15図16参照)が加えられている。従つて、こ
のときアンド回路A36のアンド条件が成立し、
信号“1”を出力する。この信号“1”はオア回
路OR38を介し、根音ロード信号LKNとして、
キーコードレジスタ9(第12図)に加えられ
る。これによりキーコードレジスタ9はこのとき
ノート検出回路4のエンコーダ34から発生され
ているノートコードNC1〜NC4を仮根音を示す信
号として読み込む。 シングルフインガー機能が選択された場合は、
下鍵盤で押鍵された音が根音とされる。この場合
の根音の検出はノンコード信号NCを用いて行な
われる。シングルフインガー機能が選択されてい
る場合は下鍵盤では単一の鍵が押圧される。ノー
トレジスタ35のシフトにおいてこの鍵のノート
を示す信号がステージ35−1までシフトされる
とノンコード信号NCが発生される。このノンコ
ード信号はアンド回路A38(第9図)に加えら
れる。アンド回路A38の他の入力にはシングル
フインガー機能を選択する信号SFと自動ベース
コード処理用回路15−1の出力A1Pに基づく
信号A1Tが加えられている。従つてこのときア
ンド回路A38のアンド条件が成立し、信号
“1”を出力する。この信号“1”はオア回路OR
38を介し、根音ロード信号LKNとして、キー
コードレジスタ9(第12図)に加えられる。こ
れによりキーコードレジスタ9はこのときノート
検出回路4のエンコーダ34から発生されている
ノートコードNC1〜NC4を根音を示す信号として
読み込む。 カスタム機能が選択された場合は、ペダル鍵盤
で押鍵された音が根音とされる。ブロツク検出回
路2でペダル鍵盤のキースイツチを含むブロツク
Pが抽出され、デコーダ10のアンド回路A26
(第9図)から信号PTが出力されるとこの信号
PTはアンド回路A35に加えられる。アンド回
路A35の他の入力にはカスタム機能を選択する
信号CAとステートS3の最後の48μsの間“1”
となる信号TTPが加えられている。従つてアン
ド回路A35はノート検出回路4からペダル鍵盤
で押圧された鍵のノートを示す信号が出力されて
いるときアンド条件が成立し、信号“1”を出力
する。この信号“1”はオア回路OR38を介
し、根音ロード信号LKNとしてキーコードレジ
スタ9(第12図)に加えられ、このときノート
検出回路4のエンコーダ34から出力されている
ノートコードNC1〜NC4が、根音を示す信号とし
て読み込まれる。 フインガーコード機能が選択された場合のキーコ
ードデータの発生 フインガーコード機能が選択された場合は、下
鍵盤で押鍵された複数の音に基づいて、自動コー
ド演奏及び自動ベース演奏が行なわれる。すなわ
ち自動コード演奏を行うためのコード音を示すキ
ーコードデータは実際に押圧された下鍵盤のキー
スイツチからの信号に基づき発生され、自動ベー
ス演奏を行なうためのベース音を示すキーコード
データは前述のようにしてキーコードレジスタ9
(第12図)に読み込まれた根音を示すノートコ
ードNC1〜NC4及びオクターブコードOC1,OC2
と、コード検出回路5(第10図)から発生され
るコードの種類を示す信号D7またはDmまたは
Ddに基づき形成される。 下鍵盤で押圧されている鍵の音が所定のコード
を形成していると、コード検出回路5からコード
検出信号CHが発生され、これに応じて制御信号
形成回路(第9図)のアンド回路A37のアンド
条件が成立し、オア回路ROR38から根音コー
ド信号LKNが出力されキーコードレジスタ9に
加えられる。またアンド回路A37の出力はオア
回路OR41、オア回路OR57を介してデイレイ
フリツプフロツプDF32に加えられ、48μs遅
延された後に自動ベースコード用データ選択信号
AKDとしてアンド回路A85(第12図)に加
えられる。アンド回路A85の他の入力には、後
述するシフトレジスタ54(第13図)からのベ
ースパターンを示す信号T1,T2,T4,T8、及び
フアンクシヨンデータメモリ6−5(第11図)
からのコンスタント機能が選択されていることを
示す信号COMとが加わるオア回路OR88(第1
3図)の出力信号TBが加えられている。従つて
アンド回路A85はベースパターンT1,T2,
T4,T8が生じているかあるいはコンスタント機
能が選択されているときそのアンド条件が成立
し、信号“1”をオア回路OR64を介してアン
ド回路A81,A82,A83,A84に加え、
アンド回路A81〜A84を動作可能にする。 アンド回路A81〜A84の他の入力にはキー
コードレジスタ9のステージ9−1〜9−4の出
力が加えられており、キーコードレジスタ9に一
時保持されている根音のノートを示すノートコー
ドNC1〜NC4をアンド回路A81〜A84、オア
回路OR65〜OR68を夫々介して加算器12−
1〜12−4の入力Aに加える。またこのときア
ンド回路A85の出力AKD・TBは第9図のオア
回路OR29に加えられ、デイレイフリツプフロ
ツプDF17からベース音(ペダル鍵盤の音)を
示す信号Pをチヤンネルプロセツサ200(第1
図)に送出する。 加算器12−1〜12−4の入力Bには従音形
成用データSD1〜SD4が加えられている。この従
音形成用データSD1〜SD4は所定の音程を表わす
信号であり、従音形成用データ発生回路13(第
13図)において形成される。 フアンクシヨンデー転送回路7(第11図)か
ら転送されたフアンクシヨンデータに応じて制御
データ記憶装置300(第1図)から読み出され
た各種リズム等のパターンに関連したタイミング
を示す制御データは反転シリアル信号の形で
端子TPDに加えられる。この信号はインバー
タI49で反転され、信号PDとなり、シフトレ
ジスタ54に加えられる。このシフトレジスタ5
4は2相クロツクφ1,φ2によつて動作するよ
うになつており、クロツクφ1,φ2に同期して
各ステージ54−1〜54−17には各制御デー
タが順次読み込まれる。ここでステージ54−1
4−54−17に読み込まれる信号は回路のテス
ト用信号Tx3,Tx2,Tx1,Tx0であり、ステージ
54−10〜54−13に読み込まれる信号はベ
ースパターンを示す4ビツトの信号T3,T4,
T2,T1であり、ステージ54−8,54−9に
読み込まれる信号はコード音の発音タイミングを
示すコードタイミング信号Tc′,Tcで、信号
Tc′は特にルンバ用の時間の長い信号であり、ス
テージ54−7に読み込まれる信号は自動リズム
演奏装置(デジタルトーンジエネレータ400
(第1図)内に設けられる)がオンしていること
を示すリズムオン信号RHYであり、ステージ5
4−6に読み込まれる信号はスローロツク用信号
SRであり、ステージ54−2,54−5に読み
込まれる信号はアルペジオパターンを示す信号
Ar4,Ar3,Ar2,Ar1であり、ステージ54−1
に読み込まれる信号は、テスト用の信号TESTで
ある。なお上記信号のうちアルペジオパターンを
示す信号Ar4,Ar3,Ar2,Ar1、スローロツク用
信号SR、コードタイミング信号Tc′はチヤンネル
プロセツサ200(第1図)に設けられた自動ア
ルペジオ演奏装置等で用いられるもので、図示し
た回路内では用いられないので詳細な説明は省略
する。 シフトレジスタ54の各ステージ出力はトラン
ジスタQR11〜TR27に加えられ、トランジスタ
TR11〜TR27は、同期信号SY48をデイレイフリ
ツプフロツプDF51で1μsに遅延した信号及
び同期信号SY48をトランジスタTR10によつて
1μsのパルスφ1でゲートした信号が加わるア
ンド回路A120の出力によつてゲート制御され
ている。従つてトランジスタTR11〜TR27はクロ
ツクパルスφの最初の1μsの間だけオンし、シ
フトレジスタ54の各ステージに読み込まれた信
号を1μs幅の信号として出力し、そしてアンド
回路A120の出力が“0”となつた後はその状
態がホールドされる。 他方、コード検出回路5(第10図)で発生さ
れたコードの種類を表わすセブンス検出信号
D7、マイナ検出信号Dm、デミニツシユ検出信号
Ddは夫々コードメモリ55−1,55−2,5
5−3に加えられる。コードメモリ55−1〜5
5−3はその詳細がコードメモリ55−3に代表
して示されているように加えられた信号をオア回
路OR75を介してデイレイフリツプフロツプDF
47に加え、デイレイフリツプフロツプDF47
の出力をアンド回路A94、オア回路OR75を
介して入力にフイードバツクすることにより信号
を記憶するものである。なお、アンド回路A94
の他の入力には第16図に示した回路で形成され
た信号CMCLが加えられており、コードメモリ5
5−1〜55−3に記憶された信号はこの信号
CMCLによつてクリアされるようになつている。
信号CMCLは第16図に示すようにメモリ機能が
選択されていないことを示す信号とシングル
フインガ機能が選択されていることを示す信号
SFが加えられるオア回路OR103の出力とブロ
ツク検出回路2の自動アルペジオ処理用回路16
の出力ARPとのアンド条件をとつたアンド回路
A203の出力及び、前述したオア回路OR10
1の出力及び信号SFをインバータI205で反
転した信号とのアンド条件をとつたアンド回
路A204の出力をノア回路NR20を介して取
りだしたものである。すなわち信号CMCLを論理
式で示すと CMCL=・(+)+(+)・ となる。 従つてコードメモリ55−1〜35−3は、メ
モリ機能が選択されていない場合はブロツク検出
回路2の自動アルペジオ処理用回路16から信号
ARPが出力される毎にクリアされ、またシング
ルフインガ機能が選択されている場合も同様に信
号ARPが出力される毎にクリアされる。しかし
メモリ機能が選択されている場合には信号MMの
立上り部でコードメモリ55−1〜55−3はク
リアされるが信号ARPによつてはクリアされな
い。また下鍵盤で新らたに押圧されたときにはシ
ングルフインガ機能が選択されていないという条
件でコードメモリ55−1〜55−3はクリアさ
れる。 従音形成用データSD1〜SD4はシフトレジスタ
54から読み出されたベースパターンを示す信号
T1,T2,T4,T8に応じて発生される。ベースパ
ターンを示す信号T1〜T8は4ビツトのコード信
号からなり、信号T1〜T8によつて発音する従音
の根音に対する音程が指定される。 ベースパターンを示す信号T1〜T8が発生され
ると、この信号T1〜T8はオア回路OR88を介
し、信号TBとして出力される。そして、この信
号TBはインバータI61で反転されてアンド回
路A97に加えられ、またこの信号TBはデイレ
イフリツプフロツプDF49で48μs遅延された
後アンド回路A97の他の入力に加えられる。従
つてアンド回路A97の出力は信号TBの最後の
48μsの間のみ“1”となりこの信号はインバー
タI26、アンド回路A95、オア回路OR7
6、インバータI47を介してアンド回路A12
2に加えられる。アンド回路A122の他の入力
にはアンド回路A85(第12図の出力信号
AKD・TBが加えられている。従つて、このとき
アンド回路A122のアンド条件は成立し、信号
“1”をアンド回路A100〜A113に加え、
アンド回路A100〜A113を動作可能にす
る。 アンド回路A100〜A113にはベースパタ
ーンを示す信号T1,T2,T4,T8又はこの信号
T1,T2,T4,T8を夫々インバータI58,I5
7,I56,I55で反転した信号が加えられて
いる。またアンド回路A100〜A113には
夫々コードメモリ55−1〜55−3に記憶され
ている検出コードの種類を表わす信号D7,Dm,
Ddに基づく信号が加えられている。従つて加え
られたベースパターンを示す信号T1,T2,T4,
T8及びコードメモリ55−1〜55−3に記憶
されている信号D7,Dm,Ddに応じてアンド回路
A100〜A113のうちの所定のアンド回路の
アンド条件が成立し、信号“1”を出力する。 例えば検出コードの種類が短7度音程を含むセ
ブンスコードであり、コードメモリ55−1にセ
ブンス検出信号D7が記憶され、コードメモリ5
5−2,55−3には信号が記憶されていない場
合、ベースパターン信号T1,T2,T4,T8が
“1000”のときは、オア回路84を介して出力さ
れるコードメモリ55−2からの信号“0”をイ
ンバータI51で反転した信号“1”が加えられ
るアンド回路A100及びベースパターン信号
T1,T2,T4,T8のみが加わるアンド回路A10
1の2つのアンド回路のアンド条件がが同時に成
立する。またベースパターン信号T1,T2,T4,
T8が“0100”のときはオア回路OR83を介して
出力されるコードメモリ55−3からの信号
“0”をインバータI50で反転した信号“1”
が加わるアンド回路A102及びベースパターン
信号T1,T2,T4,T8のみが加わるアンド回路A
103の2つのアンド回路のアンド条件が同時に
成立する。またベースパターン信号T1,T2,
T4,T8が“1100”のときはインバータI50の
出力が加わるアンド回路A105のアンド条件が
成立し、ベースパターン信号T1,T2,T4,T8が
“0010”のときはインバータI51の出力または
インバータI50の出力とオア回路OR85を介
して加わるコードメモリ55−1からの信号のア
ンド条件をとつたアンド回路A121の出力がオ
ア回路OR86を介して加わるアンド回路A10
6のアンド条件が成立し、ベースパターン信号
T1,T2,T4,T8が“1010”のときはベースパタ
ーン信号のみが加わるアンド回路A108のアン
ド条件が成立し、ベースパターン信号T1,T2,
T4,T8が“0110”のときはオア回路OR85の出
力がオア回路OR87を介して加わるアンド回路
A109のアンド条件が成立し、ベースパターン
信号T1,T2,T4,T8が“1110”のときはオア回
路OR85の出力が加わるアンド回路A111の
アンド条件が成立し、ベースパターン信号T1,
T2,T4,T8が“0001”のときはベースパターン
信号のみが加わるアンド回路A113のアンド条
件が成立する。 アンド回路A100〜A113の出力はオア回
路OR78〜OR82からなるエンコーダ56に加
えられる。エンコーダ56はアンド回路A100
〜A113の出力に応じて従音形成用データSD1
〜SD5を発生する。 このベースパターン信号T1〜T8と従音形成用
データSD1〜SD5との関係を表に示すと第7表〜
第10表のようになる。なお、第7表はコードメモ
リ55−1〜55−3のいずれにも信号が記憶さ
れていない場合、すなわち検出コードの種類がメ
ージヤコードである場合を示し、第8表はコード
メモリ55−1のみにセブンス検出信号D7が記
憶されているセブンスコードが検出されている場
合を示し、第9表はコードメモリ55−2のみに
マイナ検出信号Dmが記憶されているマイナコー
ドが検出されている場合を示し、第10表はコード
メモリ55−3にデミニユシユ検出信号Ddが記
憶され、他のコードメモリ55−1,55−2に
セブンス検出信号D7、マイナ検出信号Dmが記憶
されている場合を示す。
Aに加えられ、第2ビツトの信号B2は加算器1
2−6の入力Aに加えられる。 加算器12−1〜12−6は入力Aに加わる信
号と入力Bに加わる信号とを加算する。ところで
このとき加算器12−1〜12−4の入力Bには
信号が加えられていない。従つて、加算器12−
1〜12−4からは加えられた信号がそのまま出
力される。ただし、キーコードレジスタ9のステ
ージ9−1〜9−4の出力が低音側のC音「C
L」を示すノートコードNC4〜NC1“1100”であ
るときにはオア回路OR65の出力をインバータ
I43で反転した信号、オア回路66の出力をI
44で反転した信号及びオア回路OR67,OR6
8の出力が加わるアンド回路A89のアンド条件
が成立し、信号“1”をオア回路OR71,OR7
2を介して加算器12−1,12−2の夫々の入
力Aに加え、加算器12−1〜12−4の入力A
に加わるコード信号(NC4〜NC1)を高音側のC
音「C」を示すコード信号“1111”に変換する。
またこのときアンド回路A89の出力“1”は加
算器12−5,12−6の入力Bに加わり、オク
ターブを表わす第1ビツトの信号及び第2ビツト
の信号に“1”を加算する。 加算器12−1,12−2の出力はアンド回路
A92,A93を介してデイレイフリツプフロツ
プDF40,DF41に加えられ、加算器12−
3,12−4の出力は直接デイレイフリツプフロ
ツプDF42,DF43に加られる。ここで加算器
12−1〜12−4の出力が高音側のC音「C」
を示すコード信号“1111”であるときには加算器
12−1〜12−4の各出力が加わるナンド回路
NA1の出力は“0”となり、アンド回路A9
2,A93を動作不能として低音側のC音「C
L」を示すコード信号“1100”に変換する。 また、加算器12−5,12−6の出力は夫々
デイレイフリツプフロツプDF44,DF45に加
えられ、アンド回路A90の出力はデイレイフリ
ツプフロツプDF46に加えられる。 このようにしてデイレイフリツプフロツプDF
40〜DF43からはノートを示すノートデータ
N1〜N4が出力され、デイレイフリツプフロツプ
DF44〜DF46からはオクターブを示すオクタ
ーブデータB1〜B3が発生される。 例えばキーコードレジスタ9のステージ9−4
〜9−1に低音側のC音「CL」を示すノートコ
ードNC4〜NC1“1100”が読み込まれ、キーコー
ドレジスタのステージ9−6,9−5に第1オク
ターブを示すオクターブコードOC2,OC1“00”
が読み込まれたとする。このときはアンド回路A
89のアンド条件が成立し、加算器12−4〜1
2−1の入力Aにはコード信号“1111”が加えら
れ、加算器12−4〜12−1の出力“1111”は
ナンド回路NA1のナンド条牛が成立することに
よつて再びコード信号“1100”に変換される。ま
たこのとき加算器12−6,12−5の入力Aに
は信号“10”が加えられ、入力Bには“11”が加
えられる。従つて加算器12−6,12−6の出
力は“00”となる。またこのときアンド回路A9
0の出力は“0”である。従つて、デイレイフリ
ツプフロツプDF43〜DF40からはノートデー
タN4〜N1“1100”が出力され、デイレイフリツ
プフロツプDF46〜DF44からはオクターブデ
ータB3〜B1“000”が出力される。すなわち、低
音側のC音「CL」を示すノートコードNC4〜
NC1がキーコードレジスタ9のステージ9−1〜
9−6に読み込まれたときは、ノートを示すノー
トデータN4〜N1は“1100”となり、オクターブ
を示すオクターブデータB3〜B1は“000”とな
る。 また、高音側のC音「C」を示すノートコード
NC4〜NC1“1111”が読み込まれたときはナンド
回路NA1のナンド条件が成立し、ノートデータ
N4〜N1は“1100”となる。しかしこのとき加算
器12−5,12−6の入力Bには信号は加わら
ないので、オクターブを表わすオクターブデータ
B1〜B3は変化しない。このようにして形成され
たノートデータN4〜N1とオクターブデータB3〜
B1は7ビツトのキーコードデータKCとしてチヤ
ンネルプロセツサ200(第1図)に送出され
る。 コード検出 自動ベースコード機能の1つであるフインガー
コード機能(FC)またはカスタム機能(CA)が
選択された場合は下鍵盤で押圧された複数鍵の音
程関係からその押圧された鍵によつて構成される
コードの種類を検出する。ブロツク検出回路2
(第5図)によつてフアンクシヨンスイツチを含
むブロツクF2の抽出されると、48μsの信号F
2Tがオア回路RO33、インバータI20(第
9図)を介してクリア信号CLとしてノートレジ
スタ35(第10図)に加えられ各ステージ35
−1〜35−12に保持されている信号をクリア
する。また下鍵盤のキースイツチを含むブロツク
L1〜L4が抽出され、この抽出に応じてノート検
出回路4(第6図)の出力ライン21〜33から
オンしているキースイツチのノートを示す信号が
出力されるとデコーダ(第9図)のアンド回路A
27から信号LTが出力される。この信号LTはア
ンド回路OR34を介し、ロード信号LLとしては
ノートレジスタ35に加えられる。ノートレジス
タ35はノート検出回路4の出力ライン21〜3
2に順次生じるオンしている下鍵盤のキースイツ
チのノートを示す信号を反応するステージ35−
1〜35−12に読み込み、これを記憶する。な
お、クリア信号CLはブロツク検出回路2の自動
ベースコード処理用回路15−1から信号A/P
が出力されるまで発生されないのでノートレジス
タ35はオンしているキースイツチの属するブロ
ツクL1〜L4に関係なく全て読込まれる。なお、
高音側のC音「C」に対応するキースイツチを検
出する検出回路17−13の出力は低音側のC音
「CL」に対応するステージ35−1に読み込まれ
るようになつている。すなわち、検出回路17−
13(第6図)の出力はアンド回路A15に加え
られる。アンド回路A15の他の入力にはデコー
ダ10のアンド回路A24,A25の出力である
信HF1T,F2Tをオア回路OR31を介し、イ
ンバータI19で反転した信号、すなわち、フア
ンクシヨンスイツチを含むブロツクF1,F2以
外のブロツクの検出が行なわれているとき“1”
となる信号が加えられている。従つて下鍵盤
のキースイツチの検出時にはアンド回路A15は
動作可能となり、検出回路17−13の出力はア
ンド回路A15、ライン20、オア回路OR45
(第10図)を介してノートレジスタ35のステ
ージ35−1のロード制御用アンド回路A48に
加えられる。 このようにしてノートレジスタ35には下鍵盤
のオンしているキースイツチのノートを示す信号
が対応するステージ25−1〜25−12に全て
読み込まれ、記憶される。下鍵盤のキースイツチ
を含むブロツクの抽出が終り、アンド回路A27
(第9図)からの信号LTが無くなるとロード信号
LLは“0”となり、以後発生する上鍵盤のオン
しているキースイツチのノートを示す信号はノー
トレジスタ35には読み込まれない。 上鍵盤のキースイツチを含むブロツクの抽出が
終り、ブロツク検出回路2に設けられた自動ベー
スコード処理用回路15−1から信信号A1Pが
出力されると、48μs遅延してデコーダ10のア
ンド回路A29から信号A1Tが出力される。こ
の信号A1Tはオア回路OR32を介し、シフト
信号SLとしてノートレジスタ35の各ステージ
35−1〜35−12のシフト制御用アンド回路
A47に加えられる。また信号A1Tはオア回路
OR33、インバータI20を介し、クリア信号
CLとしてノートレジスタ35に加えられる。従
つてノートレジスタ35は48μsのクロツクパル
スに同期して各ステージ35−1〜35−12に
記憶している信号、すなわち下鍵盤のオンしてい
るキースイツチのノートを示す信号を次右方にシ
フトし、48×12μs後にはステージ35−12に
記憶されていた信号はステージ35−1に移され
る ノートレジスタ35において、ステージ35−
1に記憶されている信号に対して、各ステージ3
5−1〜35−12に保持されている信号は所定
の音程関係にある。すなわちステージ35−1の
出力は完全1度、ステージ35−2の出力は短2
度、ステージ35−3の出力は長2度、ステージ
35−4の出力は短3度、ステージ35−5の出
力は長3度、ステージ35−6の出力は完全4
度、ステージ35−7の出力は減5度、ステージ
35−8の出力は完全5度、ステージ35−9の
出力は短6度、ステージ35−10の出力は長6
度、ステージ35−11の出力は短7度、ステー
ジ35−12の出力は長7度の音程関係にある。 従つて、ノートレジスタ35のシフト時におけ
る各ステージ35−1〜35−12の出力から下
鍵盤で押鍵されたコードの種類を検出することが
できる。このコード検出においては、ステージ3
5−1の出力である完全1度音程の音を示す信号
IN1、ステージ35−3の出力をインバータI2
7で反転した長2度音程の音がないことを示す信
号IN2、ステージ35−4の出力である短3度
音程の音を示す信号IN3b、ステージ35−6の
出力をインバータI26で反転した完全4度音程
の音がないことを示す信号IN4、ステージ35
−7の出力をインバータI25で反転した減5度
音程の音がないことを示す信号IN5、ステージ
35−7の出力である減5度音程の音を示す信号
IN5b、ステージ35−8の出力である完全5度
音程の音を示す信号IN5、ステージ35−10の
出力をインバータI24で反転した長6度音程の
音がないことを示す信号IN6、ステージ35−
11の出力である短7度音程の音を示す信号
IN7bが用いられ、アンド回路A52,A53,
A54,A55によつて行なわれる。 アンド回路A52は短7度、減5度、短3度音
程の音を含むコードを検出するためのものであ
り、アンド回路A52の条件を論理式で示すと、 ・SL・IN1・IN2・IN3b ・IN4・IN5b・IN6・IN7b ……(1) となる。すなわち1度音程、短3度音程、減5度
音程、短7度音程の鍵が同時に押鍵されていると
きに長2度音程、完全4度音程、長6度音程の鍵
が押圧されていないことが検出の条件となつてい
る。なお、信号SLはシフト信号、信号は後
述するコード検出信号メモリ40の出力はインバ
ータI28で反転した信号であり、まだコードの
検出がなされていないことを示す信号である。 アンド回路A53は短7度音程の音を含むコー
ド(セブンスコードあるいはマイナセブンコー
ド)を検出するためのものであり、アンド回路A
53の条件を論理式で示すと、 ・SL・IN1・IN2 ・IN4・IN5・IN6・IN7b ……(2) となる。すなわち1度音程、短7度音程の鍵が同
時に押鍵されているとき、長2度音程、完全4度
音程、減5度音程、長6度音程の鍵が押鍵されて
いないことが条件となつている。 アンド回路A54は完全5度音程の音を含むコ
ード(メジヤコードあるいはマイナコード)を検
出するためのものであり、アンド回路A54の条
件を論理式で示すと、 ・SL・IN1・IN2・IN4 ・IN5・IN5・IN6 ……(3) となる。すなわち1度音程、完全5度音程の鍵が
同時に押鍵されているとき、長2度音程、完全4
度音程、減5度音程、長6度音程の鍵が押鍵され
ていないことが条件となつている。 ノートレジスタ35のシフト時において、上述
の論理式(1)、(2)、(3)のいずれかが成立すると、そ
の時点でアンド回路A52,A53,A54の出
力が加わるオア回路OR50から48μs幅のコー
ド検出信号CHが出力される。 コード検出信号CHはアンド回路A58,A5
9,A60に加えられ、アンド回路A58,A5
9,A60を動作可能にする。これによりアンド
回路A58,A59,A60からコードの種類を
表わす信号7b,3b,5bが発生される。すな
わちコード検出信号CHが出力されたとき、ステ
ージ35−11から短7度音程の音を示す信号
IN7bが出力されているとアンド回路アンド回路
A58のアンド条件が成立しオア回路OR48か
ら短7度音程の音を含むコード(セブンスコー
ド)を表わすセブンス検出信号D7が出力され
る。コード検出信号CHが出力されたとき、ステ
ージ35−4から短3度を示す信号IN3bが出力
されているとアンド回路A59のアンド条件が成
立し、オア回路RO49から短3度音程の音を含
むコード(マイナコード)を表わすマイナ検出信
号Dmが出力される。コード検出信号CHが出力
されているときアンド回路A52から信号が出力
されているとアンド回路A60のアンド条件が成
立し、アンド回路A60から短7度音程、減5度
音程、短3度音程を含むコード(デミニツシユコ
ード)を示すデミニツシユ検出信号Ddが出力さ
れる。 本発明の主要な動作 第10図においてコード検出信号CHはコード
検出信号メモリ40に加えられる。コード検出信
号メモリ40は、コード検出信号CHが加えられ
るとこの信号をオア回路43を介してデイレイフ
リツプフロツプDF23に加え、デイレイフリツ
プフロツプDF23の出力をアンド回路A50、
オア回路43を介して入力にフイードバツクする
ことによりコード検出信号CHを一時記憶するも
のである。コード検出信号メモリ40の出力はイ
ンバータI28で反転され、前述したアンド回路
A52〜A54に加えられる。これはノートレジ
スタ35のシフトにおいて、前述論理式(1)、(2)、
(3)のいずれかが満足されコード検出信号CHが1
度出力されるとアンド回路A52〜A54を動作
不能とし、再び論理式(1)、(2)、(3)のいずれかが満
足してもコード検出信号CHを出力しないように
するためである。すなわち最初に検出されたコー
ドが優先され、その後はコード検出が行なわれな
いようになる。 このコード検出信号メモリ40のアンド回路A
50には第16図に示す回路によつて形成された
信号CCLをインバータI60で反転した信号
が加えられており、この信号によつて
コード検出信号メモリ40の記憶はクリアされる
ようになつている。信号CCLは第16図に示す
ようにメモリ機能が選択されていることを示す信
号MM(第11図のアンド回路A66の出力)を
インバータI203で反転した信号とブロツ
ク検出回路2の自動ベースコード処理用回路15
−1の出出力A1Pのアンド条件をとつたアンド
回路A201の出力及び、信号MMをデイレイフ
リツプフロツプDF101に加え、このデイレイ
フリツプフロツプDF101の出力をインバータ
I204で反転した信号と信号MMとのアンド条
件をとつたアンド回路A202の出力、すなわち
信号MMの立上りの48μsの間だけ“1”となる
信号MMPとチヤンネルプロセツサ200(第1
図)から送られた下鍵盤の鍵が新らたに押圧され
たことを示す信号LKNKとが加えられたオア回路
OR101の出力をオア回路102に加えて得た
ものである。すなわち信号CCLを論理式で示す
と CCL=A1P・+MMP+LKNK となる。 従つてコード検出信号メモリ40はメモリ機能
が選択されていない場合はブロツク検出回路2の
自動ベースコード処理用回路15−1から信号A
1Pが出力される毎にクリアされ、またメモリ機
能が選択されている場合は信号MMの立上り部で
クリアされるが信号A1Pによつてはクリアされ
ない。なお下鍵盤で新らたに鍵が押圧されたとき
にはメモリ機能が選択されているいないにかかわ
らずコード検出信号メモリ40はクリアされる。
すなわち、下鍵盤で新たに鍵が押圧されるまで前
記コード検出信号メモリの記憶が保持される。 ノンコード信号の発生 アンド回路A55(第10図)はコードが成立
しない場合に用いられるノンコード信号を発生さ
せるためのものである。アンド回路A55の条件
は論理式で示すと ・CHH・SL・IN1 ……(4) となる。ここで信号はノンコード信号メモ
リ36の出力をインバータI29で反転したもの
であり、まだノンコード信号NCが発生されてい
ないことを示す信号である。 従つてアンド回路A55はノートレジスタ35
のシフトによつてステージ35−1から最初に信
号IN1が出力されると成立し、ノンコード信号NC
を出力する。この信号NCはノンコード信号メモ
リ36に加えられる。ノンコード信号メモリ36
はノンコード信号NCが加えられるとこの信号を
オア回路OR44を介してデイレイフリツプフロ
ツプDF24に加え、デイレイフリツプフロツプ
DF24の出力をアンド回路A51、オア回路OR
44を介して入力にフイードバツクすることによ
りノンコード信号NCを一時記憶するものであ
る。ノンコード信号メモリ36のデイレイフリツ
プフロツプDF24の出力はインバータI29で
反転され、アンド回路A55に加えられる。すな
わち最初に出力されたノンコード信号NCのみ優
先されるようになつている。 なお、コード検出信号CH及びノンコード信号
NCは後述する根音の検出に用いられる。 ノートレジスタ35のシフトによりステージ3
5−12の信号がステージ35−1に移され、1
サイクルのシフトが完了するとブロツク検出回路
2の自動ベースコード処理用回路15−2から信
号A2Pが出力される。信号A2Pはオア回路
OR15(第5図)を介し、自動ベースコード制
御信号APとなり、この信号APをインバータI3
0で反転してノンコード信号メモリ36のアンド
回路A51に加え、ノンコード信号メモリ36の
記憶をクリアする。 自動ベースコード処理用回路15−2から信号
A2Pが出力されるとデコーダ10(第9図)の
アンド回路A30から信号A2Tが出力される。
この信号A2Tはオア回路32を介し、シフト信
号SLとしてノートレジスタ35に加えられる。
従つてノートレジスタ35の各ステージ35−1
〜35−12に記憶された信号は再び右方にシフ
トされる。これにより前述と同様にしてコード検
出信号CH、ノンコード信号NCが発生されるので
あるが、ここではコード検出信号CHは用いられ
ず、ノンコード信号NCがフインカーコード機能
又はカスタム機能が選択された場合において、コ
ードが検出されなかつたときのみ根音を検出する
ために用いられる。 根音の検出 フインガーコード機能が選択された場合におい
て根音の検出はコード検出信号CH又はノンコー
ド検出信号NCを用いて行なわれる。ブロツク検
出回路2(第5図)の自動ベースコード処理用回
路15−1から信号A1Pが出力されると(第1
5図1参照)、この信号A1Pはオア回路OR15
を介し、信号APとしてノート検出回路4(第6
図)の各検出回路17−1〜17−12のオア回
路OR16に加えられ、検出回路17−1〜17
−12の出力ライン21〜32から各ノートを示
す信号が順次出力される(第15図3〜14参
照)。このとき前述したノートレジスタ35には
シフト信号SLが加えられ、各ステージ35−1
〜35−12に記憶された信号が順次右方にシフ
トされる。ここで検出回路17−1〜17−12
からの信号の発生は48μs毎に行なわれ、またノ
ートレジスタ35のシフトは48μs毎に行なわれ
るので両者は完全に同期している。例えば最初に
ステージ35−2に記憶されていたノートC#を
示す信号がステージ35−1にシフトされ、ステ
ージ35−1から信号IN1が出力されると、これ
に同期してノート検出回路4の検出回路17−2
の出力ライン22からノートC#を示す信号が出
力される。また最初にステージ35−5に記憶さ
れていたノートEを示す信号がステージ35−1
までシフトされ、ステージ35−1から信号IN1
が出力されると、これに同期してノート検出回路
4の検出回路17−5の出力ライン25からノー
トEを示す信号が出力される。すなわち、ノート
検出回路4からはノートレジスタ35のステージ
35−1から出力される信号IN1に同期して当該
ノートを示す信号が出力される。従つてコード検
出時点でノート検出回路4から出力される信号を
検出すれば、この信号はコード成立時における完
全一度音程の音、すなわち根音にほかならない。 ノートレジスタ35の出力は前述した論理式
(1)、(2)、(3)のいずれかを満足し、オア回路OR5
0からコード検出信号CHが出力されると、この
信号は制御信号形成回路11(第9図)のアンド
回路A37に加えられる。アンド回路A37の他
の入力にはフアンクシヨンデータメモリ6−2
(第11図)に記憶されたフインガコード機能が
選択されていることを示す信号FC及び自動ベー
スコード処理用回路15−1による処理時間であ
ることを示す信号A1Tが加えられている。従つ
てアンド回路A37はコード検出信号CHが加わ
ると動作可能となり、信号“1”を出力し、この
信号“1”はオア回路OR38を介し、根音ロー
ド信号LKNとしてキーコードレジスタ9(第1
2図)のステージ9−1〜9−4の各アンド回路
A78に加えられる。これにより各アンド回路A
78は動作可能となり、このときノート検出回路
4のエンコーダ34から出力されているノートコ
ードNC1〜NC4は根音のノートとしてオア回路
OR61を介しデイレイフリツプフロツプDF37
のデータ入力に加えられる。このフリツプフロツ
プDF37の出力はアンド回路A79、オア回路
OR61を介してフリツプフロツプDF37の入力
にフイードバツクされ、加えられた根音を示すノ
ートコードNC1〜NC4を保持する。なおアンド回
路A79の他の入力には根音ロード信号LKNを
インバータI41で反転した信号が加えられてお
り、根音ロード信号LKNが加えられるとそれま
で記憶されていた根音を示す信号をクリアするよ
うになつている。 またアンド回路A37(第9図)の出力はオア
回路OR39を介し、Qメモリ39に加えられ
る。Qメモリ39は加えられた信号をオア回路
OR60を介してデイレイフリツプフロツプDF3
5に加え、このフリツプフロツプDF35の出力
をアンド回路A76、オア回路OR60を介して
入力にフイードバツクするようになつており、加
えられた信号を記憶する。 ところで、ノートレジスタ35のシフトにおい
て論理式(1)、(2)、(3)が1回も成立しないとコード
検出信号CHは発生しないので、根音を検出する
ことができない。このときはノートレジスタ35
に記憶された信号のうち、最右方にある信号すな
わち最も低音側の信号の示すノートの音が仮根音
として検出される。このときの仮根音の検出は自
動ベースコード処理用回路15−2から信号A2
P(第15図2参照)が出力され、ノートレジス
タ35再びシフトされたときに検出されるノンコ
ード信号NCを用いて行なわれる。すなわちノー
トレジスタ35のシフトにおいて最右方のステー
ジに記憶された信号がステージ35−1までシフ
トされると、アンド回路A55のアンド条件が成
立してノンコード信号NCが出力される。またこ
のときノート検出回路4からは最右方のステージ
に記憶されていた信号のノートを示す信号が出力
される。 ノンコード信号NCはアンド回路A36(第9
図)に加えられる。アンド回路A36の他の入力
には前述したQメモリ39の出力をインバータI
21で反転した信号、すなわちコードが成立しな
かつたことを示す信号と、フインガーコード機能
を選択する信号FCと自動ベースコード処理用回
路15−2の出力A2Pに基づく信号A2T(第
15図16参照)が加えられている。従つて、こ
のときアンド回路A36のアンド条件が成立し、
信号“1”を出力する。この信号“1”はオア回
路OR38を介し、根音ロード信号LKNとして、
キーコードレジスタ9(第12図)に加えられ
る。これによりキーコードレジスタ9はこのとき
ノート検出回路4のエンコーダ34から発生され
ているノートコードNC1〜NC4を仮根音を示す信
号として読み込む。 シングルフインガー機能が選択された場合は、
下鍵盤で押鍵された音が根音とされる。この場合
の根音の検出はノンコード信号NCを用いて行な
われる。シングルフインガー機能が選択されてい
る場合は下鍵盤では単一の鍵が押圧される。ノー
トレジスタ35のシフトにおいてこの鍵のノート
を示す信号がステージ35−1までシフトされる
とノンコード信号NCが発生される。このノンコ
ード信号はアンド回路A38(第9図)に加えら
れる。アンド回路A38の他の入力にはシングル
フインガー機能を選択する信号SFと自動ベース
コード処理用回路15−1の出力A1Pに基づく
信号A1Tが加えられている。従つてこのときア
ンド回路A38のアンド条件が成立し、信号
“1”を出力する。この信号“1”はオア回路OR
38を介し、根音ロード信号LKNとして、キー
コードレジスタ9(第12図)に加えられる。こ
れによりキーコードレジスタ9はこのときノート
検出回路4のエンコーダ34から発生されている
ノートコードNC1〜NC4を根音を示す信号として
読み込む。 カスタム機能が選択された場合は、ペダル鍵盤
で押鍵された音が根音とされる。ブロツク検出回
路2でペダル鍵盤のキースイツチを含むブロツク
Pが抽出され、デコーダ10のアンド回路A26
(第9図)から信号PTが出力されるとこの信号
PTはアンド回路A35に加えられる。アンド回
路A35の他の入力にはカスタム機能を選択する
信号CAとステートS3の最後の48μsの間“1”
となる信号TTPが加えられている。従つてアン
ド回路A35はノート検出回路4からペダル鍵盤
で押圧された鍵のノートを示す信号が出力されて
いるときアンド条件が成立し、信号“1”を出力
する。この信号“1”はオア回路OR38を介
し、根音ロード信号LKNとしてキーコードレジ
スタ9(第12図)に加えられ、このときノート
検出回路4のエンコーダ34から出力されている
ノートコードNC1〜NC4が、根音を示す信号とし
て読み込まれる。 フインガーコード機能が選択された場合のキーコ
ードデータの発生 フインガーコード機能が選択された場合は、下
鍵盤で押鍵された複数の音に基づいて、自動コー
ド演奏及び自動ベース演奏が行なわれる。すなわ
ち自動コード演奏を行うためのコード音を示すキ
ーコードデータは実際に押圧された下鍵盤のキー
スイツチからの信号に基づき発生され、自動ベー
ス演奏を行なうためのベース音を示すキーコード
データは前述のようにしてキーコードレジスタ9
(第12図)に読み込まれた根音を示すノートコ
ードNC1〜NC4及びオクターブコードOC1,OC2
と、コード検出回路5(第10図)から発生され
るコードの種類を示す信号D7またはDmまたは
Ddに基づき形成される。 下鍵盤で押圧されている鍵の音が所定のコード
を形成していると、コード検出回路5からコード
検出信号CHが発生され、これに応じて制御信号
形成回路(第9図)のアンド回路A37のアンド
条件が成立し、オア回路ROR38から根音コー
ド信号LKNが出力されキーコードレジスタ9に
加えられる。またアンド回路A37の出力はオア
回路OR41、オア回路OR57を介してデイレイ
フリツプフロツプDF32に加えられ、48μs遅
延された後に自動ベースコード用データ選択信号
AKDとしてアンド回路A85(第12図)に加
えられる。アンド回路A85の他の入力には、後
述するシフトレジスタ54(第13図)からのベ
ースパターンを示す信号T1,T2,T4,T8、及び
フアンクシヨンデータメモリ6−5(第11図)
からのコンスタント機能が選択されていることを
示す信号COMとが加わるオア回路OR88(第1
3図)の出力信号TBが加えられている。従つて
アンド回路A85はベースパターンT1,T2,
T4,T8が生じているかあるいはコンスタント機
能が選択されているときそのアンド条件が成立
し、信号“1”をオア回路OR64を介してアン
ド回路A81,A82,A83,A84に加え、
アンド回路A81〜A84を動作可能にする。 アンド回路A81〜A84の他の入力にはキー
コードレジスタ9のステージ9−1〜9−4の出
力が加えられており、キーコードレジスタ9に一
時保持されている根音のノートを示すノートコー
ドNC1〜NC4をアンド回路A81〜A84、オア
回路OR65〜OR68を夫々介して加算器12−
1〜12−4の入力Aに加える。またこのときア
ンド回路A85の出力AKD・TBは第9図のオア
回路OR29に加えられ、デイレイフリツプフロ
ツプDF17からベース音(ペダル鍵盤の音)を
示す信号Pをチヤンネルプロセツサ200(第1
図)に送出する。 加算器12−1〜12−4の入力Bには従音形
成用データSD1〜SD4が加えられている。この従
音形成用データSD1〜SD4は所定の音程を表わす
信号であり、従音形成用データ発生回路13(第
13図)において形成される。 フアンクシヨンデー転送回路7(第11図)か
ら転送されたフアンクシヨンデータに応じて制御
データ記憶装置300(第1図)から読み出され
た各種リズム等のパターンに関連したタイミング
を示す制御データは反転シリアル信号の形で
端子TPDに加えられる。この信号はインバー
タI49で反転され、信号PDとなり、シフトレ
ジスタ54に加えられる。このシフトレジスタ5
4は2相クロツクφ1,φ2によつて動作するよ
うになつており、クロツクφ1,φ2に同期して
各ステージ54−1〜54−17には各制御デー
タが順次読み込まれる。ここでステージ54−1
4−54−17に読み込まれる信号は回路のテス
ト用信号Tx3,Tx2,Tx1,Tx0であり、ステージ
54−10〜54−13に読み込まれる信号はベ
ースパターンを示す4ビツトの信号T3,T4,
T2,T1であり、ステージ54−8,54−9に
読み込まれる信号はコード音の発音タイミングを
示すコードタイミング信号Tc′,Tcで、信号
Tc′は特にルンバ用の時間の長い信号であり、ス
テージ54−7に読み込まれる信号は自動リズム
演奏装置(デジタルトーンジエネレータ400
(第1図)内に設けられる)がオンしていること
を示すリズムオン信号RHYであり、ステージ5
4−6に読み込まれる信号はスローロツク用信号
SRであり、ステージ54−2,54−5に読み
込まれる信号はアルペジオパターンを示す信号
Ar4,Ar3,Ar2,Ar1であり、ステージ54−1
に読み込まれる信号は、テスト用の信号TESTで
ある。なお上記信号のうちアルペジオパターンを
示す信号Ar4,Ar3,Ar2,Ar1、スローロツク用
信号SR、コードタイミング信号Tc′はチヤンネル
プロセツサ200(第1図)に設けられた自動ア
ルペジオ演奏装置等で用いられるもので、図示し
た回路内では用いられないので詳細な説明は省略
する。 シフトレジスタ54の各ステージ出力はトラン
ジスタQR11〜TR27に加えられ、トランジスタ
TR11〜TR27は、同期信号SY48をデイレイフリ
ツプフロツプDF51で1μsに遅延した信号及
び同期信号SY48をトランジスタTR10によつて
1μsのパルスφ1でゲートした信号が加わるア
ンド回路A120の出力によつてゲート制御され
ている。従つてトランジスタTR11〜TR27はクロ
ツクパルスφの最初の1μsの間だけオンし、シ
フトレジスタ54の各ステージに読み込まれた信
号を1μs幅の信号として出力し、そしてアンド
回路A120の出力が“0”となつた後はその状
態がホールドされる。 他方、コード検出回路5(第10図)で発生さ
れたコードの種類を表わすセブンス検出信号
D7、マイナ検出信号Dm、デミニツシユ検出信号
Ddは夫々コードメモリ55−1,55−2,5
5−3に加えられる。コードメモリ55−1〜5
5−3はその詳細がコードメモリ55−3に代表
して示されているように加えられた信号をオア回
路OR75を介してデイレイフリツプフロツプDF
47に加え、デイレイフリツプフロツプDF47
の出力をアンド回路A94、オア回路OR75を
介して入力にフイードバツクすることにより信号
を記憶するものである。なお、アンド回路A94
の他の入力には第16図に示した回路で形成され
た信号CMCLが加えられており、コードメモリ5
5−1〜55−3に記憶された信号はこの信号
CMCLによつてクリアされるようになつている。
信号CMCLは第16図に示すようにメモリ機能が
選択されていないことを示す信号とシングル
フインガ機能が選択されていることを示す信号
SFが加えられるオア回路OR103の出力とブロ
ツク検出回路2の自動アルペジオ処理用回路16
の出力ARPとのアンド条件をとつたアンド回路
A203の出力及び、前述したオア回路OR10
1の出力及び信号SFをインバータI205で反
転した信号とのアンド条件をとつたアンド回
路A204の出力をノア回路NR20を介して取
りだしたものである。すなわち信号CMCLを論理
式で示すと CMCL=・(+)+(+)・ となる。 従つてコードメモリ55−1〜35−3は、メ
モリ機能が選択されていない場合はブロツク検出
回路2の自動アルペジオ処理用回路16から信号
ARPが出力される毎にクリアされ、またシング
ルフインガ機能が選択されている場合も同様に信
号ARPが出力される毎にクリアされる。しかし
メモリ機能が選択されている場合には信号MMの
立上り部でコードメモリ55−1〜55−3はク
リアされるが信号ARPによつてはクリアされな
い。また下鍵盤で新らたに押圧されたときにはシ
ングルフインガ機能が選択されていないという条
件でコードメモリ55−1〜55−3はクリアさ
れる。 従音形成用データSD1〜SD4はシフトレジスタ
54から読み出されたベースパターンを示す信号
T1,T2,T4,T8に応じて発生される。ベースパ
ターンを示す信号T1〜T8は4ビツトのコード信
号からなり、信号T1〜T8によつて発音する従音
の根音に対する音程が指定される。 ベースパターンを示す信号T1〜T8が発生され
ると、この信号T1〜T8はオア回路OR88を介
し、信号TBとして出力される。そして、この信
号TBはインバータI61で反転されてアンド回
路A97に加えられ、またこの信号TBはデイレ
イフリツプフロツプDF49で48μs遅延された
後アンド回路A97の他の入力に加えられる。従
つてアンド回路A97の出力は信号TBの最後の
48μsの間のみ“1”となりこの信号はインバー
タI26、アンド回路A95、オア回路OR7
6、インバータI47を介してアンド回路A12
2に加えられる。アンド回路A122の他の入力
にはアンド回路A85(第12図の出力信号
AKD・TBが加えられている。従つて、このとき
アンド回路A122のアンド条件は成立し、信号
“1”をアンド回路A100〜A113に加え、
アンド回路A100〜A113を動作可能にす
る。 アンド回路A100〜A113にはベースパタ
ーンを示す信号T1,T2,T4,T8又はこの信号
T1,T2,T4,T8を夫々インバータI58,I5
7,I56,I55で反転した信号が加えられて
いる。またアンド回路A100〜A113には
夫々コードメモリ55−1〜55−3に記憶され
ている検出コードの種類を表わす信号D7,Dm,
Ddに基づく信号が加えられている。従つて加え
られたベースパターンを示す信号T1,T2,T4,
T8及びコードメモリ55−1〜55−3に記憶
されている信号D7,Dm,Ddに応じてアンド回路
A100〜A113のうちの所定のアンド回路の
アンド条件が成立し、信号“1”を出力する。 例えば検出コードの種類が短7度音程を含むセ
ブンスコードであり、コードメモリ55−1にセ
ブンス検出信号D7が記憶され、コードメモリ5
5−2,55−3には信号が記憶されていない場
合、ベースパターン信号T1,T2,T4,T8が
“1000”のときは、オア回路84を介して出力さ
れるコードメモリ55−2からの信号“0”をイ
ンバータI51で反転した信号“1”が加えられ
るアンド回路A100及びベースパターン信号
T1,T2,T4,T8のみが加わるアンド回路A10
1の2つのアンド回路のアンド条件がが同時に成
立する。またベースパターン信号T1,T2,T4,
T8が“0100”のときはオア回路OR83を介して
出力されるコードメモリ55−3からの信号
“0”をインバータI50で反転した信号“1”
が加わるアンド回路A102及びベースパターン
信号T1,T2,T4,T8のみが加わるアンド回路A
103の2つのアンド回路のアンド条件が同時に
成立する。またベースパターン信号T1,T2,
T4,T8が“1100”のときはインバータI50の
出力が加わるアンド回路A105のアンド条件が
成立し、ベースパターン信号T1,T2,T4,T8が
“0010”のときはインバータI51の出力または
インバータI50の出力とオア回路OR85を介
して加わるコードメモリ55−1からの信号のア
ンド条件をとつたアンド回路A121の出力がオ
ア回路OR86を介して加わるアンド回路A10
6のアンド条件が成立し、ベースパターン信号
T1,T2,T4,T8が“1010”のときはベースパタ
ーン信号のみが加わるアンド回路A108のアン
ド条件が成立し、ベースパターン信号T1,T2,
T4,T8が“0110”のときはオア回路OR85の出
力がオア回路OR87を介して加わるアンド回路
A109のアンド条件が成立し、ベースパターン
信号T1,T2,T4,T8が“1110”のときはオア回
路OR85の出力が加わるアンド回路A111の
アンド条件が成立し、ベースパターン信号T1,
T2,T4,T8が“0001”のときはベースパターン
信号のみが加わるアンド回路A113のアンド条
件が成立する。 アンド回路A100〜A113の出力はオア回
路OR78〜OR82からなるエンコーダ56に加
えられる。エンコーダ56はアンド回路A100
〜A113の出力に応じて従音形成用データSD1
〜SD5を発生する。 このベースパターン信号T1〜T8と従音形成用
データSD1〜SD5との関係を表に示すと第7表〜
第10表のようになる。なお、第7表はコードメモ
リ55−1〜55−3のいずれにも信号が記憶さ
れていない場合、すなわち検出コードの種類がメ
ージヤコードである場合を示し、第8表はコード
メモリ55−1のみにセブンス検出信号D7が記
憶されているセブンスコードが検出されている場
合を示し、第9表はコードメモリ55−2のみに
マイナ検出信号Dmが記憶されているマイナコー
ドが検出されている場合を示し、第10表はコード
メモリ55−3にデミニユシユ検出信号Ddが記
憶され、他のコードメモリ55−1,55−2に
セブンス検出信号D7、マイナ検出信号Dmが記憶
されている場合を示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
このようにして従音形成用データ発生回路13
で発生された従音形成用データSD1〜SD5のうち
信号SD1〜SD4は加算器12−1〜12−4(第
12図)の入力Bに加えられる。 従音形成用データSD1〜SD4は前述したように
所定の音程を表わしており、この音程と従音形成
用データSD1〜SD4との関係を表に表わすと第11
表のようになる。ただしこの実施例では第11表に
示した従音形成用データのうち完全1度、短2
度、長2度、完全4度を示す信号は用いられてい
ない。
で発生された従音形成用データSD1〜SD5のうち
信号SD1〜SD4は加算器12−1〜12−4(第
12図)の入力Bに加えられる。 従音形成用データSD1〜SD4は前述したように
所定の音程を表わしており、この音程と従音形成
用データSD1〜SD4との関係を表に表わすと第11
表のようになる。ただしこの実施例では第11表に
示した従音形成用データのうち完全1度、短2
度、長2度、完全4度を示す信号は用いられてい
ない。
【表】
【表】
加算器12−1〜12−4は入力Aに加わる根
音のノートを示すノートコードNC1〜NC4と入力
Bの加わる従音形成用データSD1〜SD4とを加算
して所望の従音のノートを示す信号を形成する。 ところで根音のノートを示す信号であるノート
コードNC1〜NC4の値は前述した第5表に示され
ているように連続して増加する値をとらない。す
なわちノートC#を表わすノートコード“0001”
の前にコード“0000”を欠き、ノートD#を表わ
すノートコード“0011”とノートEを表わすノー
トコード“0101”の間にコード“0100”を欠き、
ノートF#を表わすノートコード“0111”とノー
トGを表わすノートコード“1001”との間にコー
ド“1000”を欠き、ノートAを表わすノートコー
ド“1011”とノートA#を表わすノートコード
“1101”との間にコード“1100”を欠いており、
この欠いたコードのうちの1つ“1100”を低音側
のC音「CL」を表わすノートコードとしてい
る。この点を注目してノートコードNC1〜NC4を
再度表に表わすと第12表のようになる。
音のノートを示すノートコードNC1〜NC4と入力
Bの加わる従音形成用データSD1〜SD4とを加算
して所望の従音のノートを示す信号を形成する。 ところで根音のノートを示す信号であるノート
コードNC1〜NC4の値は前述した第5表に示され
ているように連続して増加する値をとらない。す
なわちノートC#を表わすノートコード“0001”
の前にコード“0000”を欠き、ノートD#を表わ
すノートコード“0011”とノートEを表わすノー
トコード“0101”の間にコード“0100”を欠き、
ノートF#を表わすノートコード“0111”とノー
トGを表わすノートコード“1001”との間にコー
ド“1000”を欠き、ノートAを表わすノートコー
ド“1011”とノートA#を表わすノートコード
“1101”との間にコード“1100”を欠いており、
この欠いたコードのうちの1つ“1100”を低音側
のC音「CL」を表わすノートコードとしてい
る。この点を注目してノートコードNC1〜NC4を
再度表に表わすと第12表のようになる。
【表】
【表】
このようにノートコードNC1〜NC4を定めたの
は4ビツトのデータであるノートコードNC1〜
NC4を循環的な信号とし、従音の形成を容易にす
るためであるが、ノートコードNC1〜NC4と従音
形成用データSD1〜SD4との加算結果がノートコ
ードとして用いていないコード“0000”、
“0100”、“1000”となつたりコード“1100”とな
つたりすると従音を形成することができない。そ
こでノートコードNC1〜NC4の下位2ビツト
NC1,NC2を従音形成データの第1ビツトの信号
SD1又は第2ビツトの信号SD2に基づき数値補正
をするようになつている。 この数値補正はアンド回路A86,A87,A
88を用いて行なわれる。すなわちアンド回路A
86には従音形成用データの第1ビツトの信号
SD1及びオア回路OR65の出力であるノートコ
ードNC1〜NC4の第1ビツトNC1及びオア回路OR
72の出力であるノートコードNC1〜NC4の第2
ビツトNC2が加えられており、アンド回路A87
には従音形成用データの第2ビツトの信号SD2及
びオア回路OR65の出力信号NC1及びオア回路
OR72の出力信号NC2が加えられており、アン
ド回路A88には従音形成用データの第2ビツト
の信号SD2及びオア回路OR71の出力であるノ
ートコードNC1〜NC4の第1ビツトNC1をインバ
ータI45で反転した信号及びオア回路OR72
の出力信号NC2が加えられており、 論理式 NC1・NC2・SD1 ……(5) NC1・NC2・SD2 ……(6) 1・NC2・SD2 ……(7) のいずれか1つが成立すると信号“1”をオア回
路OR70を介して加算器12−1のキヤリイ入
力Ciに加え“1”を加算する。 例えば、ノートDを表わすノートコードNC4〜
NC1“0011”と長3度音程を表わす従音形成用デ
ータ“0101”を加算すると値“1000”となり、こ
の値“1000”はノートコードNC4〜NC1として用
いられていない。しかし、このときはアンド回路
A86のアンド条件が成立し、値“1”を加算結
果“1000”に加算することにより、ノートGを表
わすノートコードNC4〜NC1“1001”に変換す
る。このようにして加算結果がノートコードNC4
〜NC1として用いられていないコード又はコード
“1100”になつたときには適宜値“1”が加算さ
れ、数値補正が行なわれる。 また加算器12−1〜12−4の加算結果が
“1111”を超えたときに加算器12−4から発生
されるキヤリイ信号は前述したアンド回路A85
の出力“1”により動作可能となつているアンド
回路A91を介して加算器12−5に加えられ
る。 従音形成用データSD1〜SD5のうち信号SD5は
ノア回路NR7、オア回路OR73を介して夫々加
算器12−5,12−6の入力Aに加えられる。
信号SD5は1オクターブの音程を示すものであ
り、信号SD5が“1”のときにはデイレイフリツ
プフロツプDF44〜DF46から発生されるオク
ターブデータB1〜B3を1オクターブ高める。信
号SD5が“0”であるとキーコードレジスタ9の
ステージ9−5,9−6からのオクターブコード
OC1,OC2(夫々信号“0”)によつて加算器1
2−5,12−6の入力Aには夫々信号“1”、
“0”が加わり、デイレイフリツプフロツプDF4
4〜DF46からは第1オクターブを示すオクタ
ーブデータB1〜B3が発生される。しかし、この
状態でSD5が“1”となると加算器12−5,1
2−6の入力Aには夫々信号“0”、“1”が加わ
り、デイレイフリツプフロツプDF44〜DF46
からは1オクターブ高い第2オクターブを示すオ
クターブデータB1〜B3が発生される。 下鍵盤で押圧された鍵の音によつて所定のコー
ドが成立した後、押鍵変更によりコードが成立し
なくなつた場合はこのコードの不成立前に成立し
ていたコードの根音が再び用いられる。下鍵盤で
押圧された鍵の音が所定のコードを形成すると前
述のようにして制御信号形成回路11のアンド回
路A37(第9図)のアンド条件が成立し、信号
“1”がオア回路39を介してQメモリ39に加
えられ、Qメモリ39に信号“1”が記憶され
る。 下鍵盤で押圧された鍵が押鍵変更され、コード
が成立しなくなると、ノンコード信号メモリ36
(第10図)の出力NCHは“1”となり、この信
号“1”は制御信号形成回路11(第9図)のア
ンド回路A32に加えられる。アンド回路A32
の他の入力にはコード検出信号メモリ40の出力
CHHをインバータI23で反転した信号及びQ
メモリ39の出力Q′が加えられている。従つて
アンド回路A32は動作可能となり信号“1”を
アンド回路A41に加える。これにより、信号
TTPのタイミングでアンド回路A41は信号
“1”を出力し、この信号“1”はオア回路OR4
1、オア回路OR57を介しデイレイフリツプフ
ロツプDF32に加えられる。そしてこの信号は
48μs遅延された後自動ベースコード用データ選
択信号AKDとしてアンド回路A85(第12
図)に加えられ、前述と同様にして従音形成動作
が行なわれる。 なお、信号AITの最後の48μsの間になるとア
ンド回路A40のアンド条件が成立し、信号
“1”がノア回路NR8を介してQメモリ39のア
ンド回路A76に加えられ、メモリ39に記憶さ
れた信号はクリアされる。またQメモリ39のア
ンド回路A76には、フアンクシヨンデータメモ
リ6−1〜6−3(第11図)の各出力に基づき
形成された信号AICLが加えられている。この信
号AICLは、フアンクシヨンデータメモリ6−1
〜6−3の各オア回路OR51の出力と各デイレ
イフリツプフロツプDF25の出力との排他的論
理和をとつた排他的論理和回路ER11,ER1
2,ER13の出力をノア回路NR2、インバータ
I35を介して取り出した信号及び第16図に示
す回路から形成された信号MMP′をノア回路NR
21に加えて得たものである。なおここで信号
MMP′は第16図に示すようにメモリ機能が選択
されていることを示す信号MMをインバータI2
06で反転した信号と信号MMをデイレイフリツ
プフロツプDF101に加え48μs遅延させた信
号とのアンド条件をとつたアンド回路A205の
出力で、信号MMの立下り部分において生じる48
μs幅のパルス信号である。 従つてQメモリ39にはシングルフインガ機能
を選択するフアンクシヨンスイツチあるいはフイ
ンガコード機能を選択するフアンクシヨンスイツ
チあるいはカスタム機能を選択するフアンクシヨ
ンスイツチの投入時及びメモリ機能が選択されて
いることを示す信号MMのオフ時(例えばメモリ
機能を選択するフアンクシヨンスイツチのオフ
時)にもその記憶はクリアされるようになつてい
る。 なお、下鍵盤で押圧されている鍵が離鍵あるい
は押鍵変更され、根音が変化する際には次のよう
にして従音形成用データSD1〜SD5の発生がイン
ヒビツトされるようになつている。すなわち、キ
ーコードレジスタ9のステージ9−1〜9−4
(第12図)の各デイレイフリツプフロツプDF3
7のデータ入力に加わる信号及び出力信号は夫々
排他オア回路ER1〜ER4に加えられ、排他オア
回路ER1〜ER4の出力はオア回路OR63を介
し第13図のオア回路OR76に加わり、オア回
路OR76の出力はインバータI47で反転さ
れ、アンド回路A122に加えられる。従つてキ
ーコードレジスタ9のステージ9−1〜9−4の
デイレイフリツプフロツプDF37に加わる信号
が変化すると排他オア回路ER1〜ER4のいずれ
かの出力が“1”となり、これによつてアンド回
路A122が不動作となつて従音形成用データ
SD1〜SD5の発生がインヒビツトされる。 またオア回路OR63(第12図)にはフアン
クシヨンデータメモリ6−5(第11図)に記憶
されたコンスタント機能を選択する信号CON及
び前述した自動ベースコード用データ選択信号
AKDをインバータ142で反転した信号が加え
られており、コンスタント機能が選択されている
場合あるいは自動ベースコード用データ選択信号
AKDが発生されていない場合にも同様にして従
音形成用データSD1〜SD5の発生がインヒビツト
される。 次にメモリ機能が選択された場合について説明
する。 メモリ機能を選択するフアンクシヨンスイツチ
が投入されフアンクシヨンデータメモリ6−4
(第11図)に信号Mが記憶されていると、この
信号Mはアンド回路A66に加えられる。アンド
回路A66の他の入力にはフアンクシヨンデータ
メモリ6−5の出力であるコンスタント機能が選
択されていることを示す信号CON及びシフトレ
ジスタ54(第13図)からのリズムがオンして
いることを示す信号RHYが加えられているオア
回路52の出力と、前述したノア回路NR2の出力
が加えられている。従つてアンド回路A66はコ
ンスタント機能が選択されているかあるいはリズ
ムがオンしているという条件で動作可能となり、
メモリ信号MMを出力する。この信号MMはMメ
モリ38(第9図)の信号保持用アンド回路A7
5に加えられる。ところでMメモリ38にはオア
回路OR38の出力である根音ロード信号LKNが
加えられており、この信号LKNはMメモリ38
のオア回路OR59を介してデイレイフリツプフ
ロツプDF34に加えられる。従つて、メモリ信
号MMが生じているときに根音ロード信号LKNが
出力されるとこの信号はメモリ38に記憶され
る。 メモリ38の出力M′はアンド回路A42に加
えられる。アンド回路A42の他の入力にはノン
コード信号メモリ36の出力NCHをインバータ
I22で反転した信号が加えられており、アンド
回路A42の条件を論理式で示すと FC・M′・AIT・TTP・ ……(8) となる。 従つて離鍵後においてアンド回路A42は動作
可能となり、信号“1”をオア回路OR41、オ
ア回路OR57を介してデイレイフリツプフロツ
プDF32に加え、自動ベースコード用データ選
択信号AKDを発生させる。すなわちメモリ機能
を選択するフアンクシヨンスイツチが投入されて
いると、下鍵盤の鍵を離鍵しても離鍵前に押圧さ
れていた鍵に基づいて検出された根音に従つて自
動ベースコード用キーコードデータが発生され
る。 なおメモリ機能が選択されている場合は、下鍵
盤で押圧された鍵の形成するコードが検出される
とこのコード検出信号CHを記憶するコード検出
信号メモリ40(第10図)が前述したように新
らたに鍵が押圧されないかぎりクリアされないよ
うになつている。従つて離鍵時に誤つて下鍵盤で
押圧している鍵の一部を早く離鍵し、これにより
まだ離鍵されていない鍵が新らたなコードを形成
したとしても、これは検出されない。すなわち離
鍵前に成立していたコードに基づく根音によつて
自動ベースコード演奏が続けられる。 カスタム機能が選択された場合のキーコードデー
タの発生 カスタム機能が選択された場合は下鍵盤で押圧
された複数の鍵の音に基づいて自動コード演奏が
行なわれ、ペダル鍵盤で押圧された単一の鍵の音
に基づいて自動ベースコード演奏が行なわれる。
すなわち自動コード演奏を行うためのキーコード
データはフインガーコード機能が選択された場合
と同様にして実際に押圧された下鍵盤のキースイ
ツチからの信号に応じて発生される。しかし、自
動ベース演奏を行うためのキーコードデータはペ
ダル鍵盤で押圧された単一の鍵の音を根音とし、
下鍵盤で押鍵された複数の音の形成するコードの
種類に応じて次のようにして発生される。 ブロツク検出回路2(第5図)でペダル鍵盤の
キースイツチを含むブロツクPが抽出され、デコ
ーダ10(第9図)のアンド回路A26から信号
PTが出力されると、この信号はアンド回路A3
5、オア回路OR38を介し、根音ロード信号
LKNとしてキーコードレジスタ9に加えられ、
ペダル鍵盤で押圧された鍵のノートを示すノート
コードNC1〜NC4が根音としてキーコードレジス
タ9に読み込み、またアンド回路A35の出力は
オア回路39を介してQメモリ39に加えられ、
Qメモリ39に信号“1”を記憶する。 また下鍵盤で押圧されている鍵の音が所定のコ
ードを形成していると、コード検出回路5(第1
0図)からその検出コードの種類に応じて信号
D7,Dm,Ddが発生され、この信号D7,Dm,Dd
は従音形成用データ発生回路13(第13図)の
対応するコードメモリ55−1〜55−3に記憶
される。 従音形成用データSD1〜SD5は従音形成用デー
タ発生回路13(第13図)においてコードメモ
リ55−1〜55−3に記憶されたコードの種類
を表わす信号D7,Dm,Dd及びシフトレジスタ5
4から出力されるベースパターン信号T1,T2,
T4,T8に応じて形成され、この従音形成用デー
タSD1〜SD5は加算器12−1〜12−6(第1
2図)に加えられ、キーコードレジスタ9に読み
込まれた根音に基づき所望の従音の形成が行なわ
れる。なおこの動作はフインガーコード機能が選
択された場合と全く同様である。なお、信号AIT
の最後の48μsになるとメモリ機能が選択されて
いないという条件、すなわち、信号M′をインバ
ータI34で反転した信号が“1”であるという
条件でアンド回路A39のアンド条件が成立し、
ノア回路NR8を介してQメモリ39のアンド回
路A76に加えられる信号を“0”にしてQメモ
リ39の記憶をクリアする。 またメモリ機能が選択された場合はアンド回路
A66(第11図)からメモリ信号MMが発生さ
れ、ペダル鍵盤で押圧している鍵を離鍵しても、
離鍵以前にペダル鍵盤で押鍵されていた音を根音
としてキーコードデータKCが発生されるように
なつている。ペダル鍵盤である鍵が押圧される
と、アンド回路A35(第9図)のアンド条件が
成立し、オア回路OR38から信号LKNが出力さ
れ、その鍵のノートを示すノートコードNC4〜
NC1が根音としてキーコードレジスタ9に読み込
まれるとともにアンド回路A35の出力“1”は
オア回路OR39を介してQメモリ39に加えら
れ、Qメモリ39に信号“1”が記憶される。ま
たメモリ信号MMが発生されていると、オア回路
OR38から根音ロード信号LKNが出力されると
同時にメモリ38に信号“1”が記憶される。と
ころでメモリ機能が選択されていると信号AITの
最後の48μsになつてもアンド回路A39のアン
ド条件は成立せず、Qメモリ39はクリアされな
い。このQメモリ39の出力Q′はアンド回路A
43に加えられる。アンド回路A43の他入力に
は信号TTP、信号CA及び信号AITが加えられて
いる。このアンド回路A43の条件を論理式で示
すと、 CA・AIT・TTP・Q′ ……(9) となる。 従つてこのときアンド回路A43のアンド条件
は成立し、信号“1”をオア回路OR41,O5
7を介してデイレイフリツプフロツプDF32に
加える。これによりデイレイフリツプフロツプ
DF32から自動ベースコード用データ選択信号
AKDが出力され、離鍵前に押圧されていたペダ
ル鍵盤の鍵の音を根音とし、前述と同様にして従
音形成動作が行なわれる。 シングルフインガー機能が選択された場合のキー
コードデータの発生 シングルフインガー機能が選択された場合は、
下鍵盤で押鍵された単一の音に基づいて自動コー
ド演奏をするためのコード音を示すキーコードデ
ータ及び自動ベース演奏をするためのベース音を
示すキーコードデータが発生される。 ところでシングルフインガー機能による自動ベ
ースコード演奏においては下鍵盤で押圧される鍵
は上述のように単一であるのでコードの種類を検
出することができない。そこでペダル鍵盤の白鍵
あるいは黒鍵を押圧することによりコードの種類
を指定するようになつている。すなわちペダル鍵
盤で白鍵が押圧されると短7度音程7bの音を含
むコード(セブンスコード)が指定され、黒鍵が
押圧されると短3度音程3bの音を含むコード
(マイナコード)が指定され、白鍵及び黒鍵のい
ずれもが押圧されないとメージヤコードが指定さ
れる。 ペダル鍵盤で白鍵又は黒鍵が押圧されると、デ
コーダ10(第9図)のアンド回路A26から信
号PTが出力される。この信号PTはアンド回路A
33に加えられる。アンド回路A33の他の入力
にはシングルフインガー機能が選択されているこ
とを示す信号SFが加えられている。従つてこの
ときアンド回路A33は動作可能となり、信号
PT,SFをコード検出回路5(第10図)のアン
ド回路A56,A57に加える。アンド回路A5
6の他の入力には白鍵のキースイツチに対応する
ノート検出回路4の出力ライン21,23,2
5,26,28,30,32,33の信号がオア
回路OR46を介して加えられており、一方アン
ド回路A57の他の入力には黒鍵のキースイツチ
に対応するノート検出回路4の出力ライン22,
24,27,29,31の信号がオア回路OR4
7を介して加えられている。従つて、ペダル鍵盤
で白鍵が押圧されたときにはアンド回路A56の
アンド条件が成立し、信号“1”をオア回路OR
48を介し、セブンス検出信号D7として出力す
る。またペダル鍵盤で黒鍵が押圧されたときには
アンド回路A57のアンド条件が成立し、信号
“1”をオア回路OR49を介し、マイナ検出信号
Dmとして出力する。 セブンス検出信号D7及びマイナ検出信号Dmは
夫々第13図に示すコードメモリ55−1,55
−2に加えられ、記憶される。 なお、ペダル鍵盤で白鍵又は黒鍵のいずれもが
押圧されていないときには、アンド回路A56,
A57のアンド条件は成立せず、コードメモリ5
5−1,55−2には信号が記憶されない。この
ときはメージヤコードが指定されたことを意味す
る。 またコード検出回路5(第10図)からノンコ
ード信号NCが出力されると、制御信号形成回路
11(第9図)のアンド回路A38のアンド条件
が成立し、オア回路OR38から根音ロード信号
LKNが出力され、キーコードレジスタ9(第1
2図)に下鍵盤で押圧されている単一の鍵のノー
トを示すノートコードNC1〜NC4が根音を示す信
号として読み込まれる。 シングルフインガー機能が選択された場合の自
動ベース演奏用キーコードデータは、従音形成用
データ発生回路13(第14図)においてコード
メモリ55−1〜55−2の出力信号及びシフト
レジスタ54からのベースパターン信号T1,
T2,T4,T8に応じて発生される従音形成用デー
タSD1〜SD5を加算器12−1〜12−6(第1
1図)に加え、キーコードレジスタ9に記憶され
た根音を示すノートコードNC1〜NC4を加工する
ことによつて発生される。なおこのときの従音形
成用データ発生回路13及び加算器12−1〜1
2−6の詳細な動作は前述したフインガーコード
機能が選択された場合及びカスタム機能が選択さ
れた場合と同様である。ただし、このシングルフ
インガー機能が選択された場合にはデミニツシユ
コードを示す信号Ddは用いられていない。 またシングルフインガー機能が選択された場合
は、下鍵盤で単一の鍵のみしか押圧されないので
押圧された鍵のキースイツチからの信号に基づい
ては自動コード演奏用のキーコードデータを発生
することができない。従つて、シングルフインガ
ー機能が選択された場合においては、自動コード
演奏用のキーコードデータも従音形成データ発生
回路13(第13図)から発生される従音形成用
データSD1〜SD4によつて根音を加工することに
よつて発生される。 シングルフインガー機能が選択されていること
を示すフアンクシヨンデータメモリ6−1(第1
1図)からの信号SFは第13図のアンド回路A
96に加えられる。アンド回路A96の他の入力
には前述したデイレイフリツプフロツプDF32
(第9図)の出力信号である自動ベースコード用
データ選択信号AKDが加えられている。従つて
デイレイフリツプフロツプDF32から自動ベー
スコード用データ選択信号が出力されるとアンド
回路A96は動作可能となり、信号“1”をシフ
トレジスタ58に加える。シフトレジスタ58は
信号“1”を順次シフトし、出力QA〜QCから順
次信号“1”を出力する。 自動コード演奏用のキーコードデータを形成す
るための従音形成用データSD1〜SD5はシフトレ
ジスタ58の出力及びコードメモリ55−1,5
5−2に記憶された信号に応じて発生される。 例えばコードメモリ55−1に信号“1”が記
憶され、セブンスコードが指定されている場合
は、シフトレジスタ58の出力QAから信号
“1”が出力されているときに完全1度を示す従
音形成用データSD4〜SD1“0000”が発生され、
シフトレジスタ58の出力QBから信号“1”が
出力されているときにアンド回路A99が動作可
能となり長3度音程を示す従音形成用データSD4
〜SD1“0101”が発生され、シフトレジスタ58
の出力QCから信号“1”が出力されているとき
にアンド回路A98が動作可能となり短7度音程
を示す従音形成用データSD4〜SD1“1101”が発
生される。 このシフトレジスタ58の出力QA,QB,QC
とこれに応じて発生される従音形成用データSD1
〜SD4との関係を表に示すと第13表〜第15表のよ
うになる。なお第13表はコードメモリ55−1,
55−2のいずれにも信号“1”が記憶されてい
ず、メージヤコードが指定されている場合を示
し、第14表はコードメモリ55−2に信号“1”
が記憶され、マイナコードが指定されている場合
を示し、第15表はコードメモリ55−1に信号
“1”が記憶され、セブンスコードが指定されて
いる場合を示す。
は4ビツトのデータであるノートコードNC1〜
NC4を循環的な信号とし、従音の形成を容易にす
るためであるが、ノートコードNC1〜NC4と従音
形成用データSD1〜SD4との加算結果がノートコ
ードとして用いていないコード“0000”、
“0100”、“1000”となつたりコード“1100”とな
つたりすると従音を形成することができない。そ
こでノートコードNC1〜NC4の下位2ビツト
NC1,NC2を従音形成データの第1ビツトの信号
SD1又は第2ビツトの信号SD2に基づき数値補正
をするようになつている。 この数値補正はアンド回路A86,A87,A
88を用いて行なわれる。すなわちアンド回路A
86には従音形成用データの第1ビツトの信号
SD1及びオア回路OR65の出力であるノートコ
ードNC1〜NC4の第1ビツトNC1及びオア回路OR
72の出力であるノートコードNC1〜NC4の第2
ビツトNC2が加えられており、アンド回路A87
には従音形成用データの第2ビツトの信号SD2及
びオア回路OR65の出力信号NC1及びオア回路
OR72の出力信号NC2が加えられており、アン
ド回路A88には従音形成用データの第2ビツト
の信号SD2及びオア回路OR71の出力であるノ
ートコードNC1〜NC4の第1ビツトNC1をインバ
ータI45で反転した信号及びオア回路OR72
の出力信号NC2が加えられており、 論理式 NC1・NC2・SD1 ……(5) NC1・NC2・SD2 ……(6) 1・NC2・SD2 ……(7) のいずれか1つが成立すると信号“1”をオア回
路OR70を介して加算器12−1のキヤリイ入
力Ciに加え“1”を加算する。 例えば、ノートDを表わすノートコードNC4〜
NC1“0011”と長3度音程を表わす従音形成用デ
ータ“0101”を加算すると値“1000”となり、こ
の値“1000”はノートコードNC4〜NC1として用
いられていない。しかし、このときはアンド回路
A86のアンド条件が成立し、値“1”を加算結
果“1000”に加算することにより、ノートGを表
わすノートコードNC4〜NC1“1001”に変換す
る。このようにして加算結果がノートコードNC4
〜NC1として用いられていないコード又はコード
“1100”になつたときには適宜値“1”が加算さ
れ、数値補正が行なわれる。 また加算器12−1〜12−4の加算結果が
“1111”を超えたときに加算器12−4から発生
されるキヤリイ信号は前述したアンド回路A85
の出力“1”により動作可能となつているアンド
回路A91を介して加算器12−5に加えられ
る。 従音形成用データSD1〜SD5のうち信号SD5は
ノア回路NR7、オア回路OR73を介して夫々加
算器12−5,12−6の入力Aに加えられる。
信号SD5は1オクターブの音程を示すものであ
り、信号SD5が“1”のときにはデイレイフリツ
プフロツプDF44〜DF46から発生されるオク
ターブデータB1〜B3を1オクターブ高める。信
号SD5が“0”であるとキーコードレジスタ9の
ステージ9−5,9−6からのオクターブコード
OC1,OC2(夫々信号“0”)によつて加算器1
2−5,12−6の入力Aには夫々信号“1”、
“0”が加わり、デイレイフリツプフロツプDF4
4〜DF46からは第1オクターブを示すオクタ
ーブデータB1〜B3が発生される。しかし、この
状態でSD5が“1”となると加算器12−5,1
2−6の入力Aには夫々信号“0”、“1”が加わ
り、デイレイフリツプフロツプDF44〜DF46
からは1オクターブ高い第2オクターブを示すオ
クターブデータB1〜B3が発生される。 下鍵盤で押圧された鍵の音によつて所定のコー
ドが成立した後、押鍵変更によりコードが成立し
なくなつた場合はこのコードの不成立前に成立し
ていたコードの根音が再び用いられる。下鍵盤で
押圧された鍵の音が所定のコードを形成すると前
述のようにして制御信号形成回路11のアンド回
路A37(第9図)のアンド条件が成立し、信号
“1”がオア回路39を介してQメモリ39に加
えられ、Qメモリ39に信号“1”が記憶され
る。 下鍵盤で押圧された鍵が押鍵変更され、コード
が成立しなくなると、ノンコード信号メモリ36
(第10図)の出力NCHは“1”となり、この信
号“1”は制御信号形成回路11(第9図)のア
ンド回路A32に加えられる。アンド回路A32
の他の入力にはコード検出信号メモリ40の出力
CHHをインバータI23で反転した信号及びQ
メモリ39の出力Q′が加えられている。従つて
アンド回路A32は動作可能となり信号“1”を
アンド回路A41に加える。これにより、信号
TTPのタイミングでアンド回路A41は信号
“1”を出力し、この信号“1”はオア回路OR4
1、オア回路OR57を介しデイレイフリツプフ
ロツプDF32に加えられる。そしてこの信号は
48μs遅延された後自動ベースコード用データ選
択信号AKDとしてアンド回路A85(第12
図)に加えられ、前述と同様にして従音形成動作
が行なわれる。 なお、信号AITの最後の48μsの間になるとア
ンド回路A40のアンド条件が成立し、信号
“1”がノア回路NR8を介してQメモリ39のア
ンド回路A76に加えられ、メモリ39に記憶さ
れた信号はクリアされる。またQメモリ39のア
ンド回路A76には、フアンクシヨンデータメモ
リ6−1〜6−3(第11図)の各出力に基づき
形成された信号AICLが加えられている。この信
号AICLは、フアンクシヨンデータメモリ6−1
〜6−3の各オア回路OR51の出力と各デイレ
イフリツプフロツプDF25の出力との排他的論
理和をとつた排他的論理和回路ER11,ER1
2,ER13の出力をノア回路NR2、インバータ
I35を介して取り出した信号及び第16図に示
す回路から形成された信号MMP′をノア回路NR
21に加えて得たものである。なおここで信号
MMP′は第16図に示すようにメモリ機能が選択
されていることを示す信号MMをインバータI2
06で反転した信号と信号MMをデイレイフリツ
プフロツプDF101に加え48μs遅延させた信
号とのアンド条件をとつたアンド回路A205の
出力で、信号MMの立下り部分において生じる48
μs幅のパルス信号である。 従つてQメモリ39にはシングルフインガ機能
を選択するフアンクシヨンスイツチあるいはフイ
ンガコード機能を選択するフアンクシヨンスイツ
チあるいはカスタム機能を選択するフアンクシヨ
ンスイツチの投入時及びメモリ機能が選択されて
いることを示す信号MMのオフ時(例えばメモリ
機能を選択するフアンクシヨンスイツチのオフ
時)にもその記憶はクリアされるようになつてい
る。 なお、下鍵盤で押圧されている鍵が離鍵あるい
は押鍵変更され、根音が変化する際には次のよう
にして従音形成用データSD1〜SD5の発生がイン
ヒビツトされるようになつている。すなわち、キ
ーコードレジスタ9のステージ9−1〜9−4
(第12図)の各デイレイフリツプフロツプDF3
7のデータ入力に加わる信号及び出力信号は夫々
排他オア回路ER1〜ER4に加えられ、排他オア
回路ER1〜ER4の出力はオア回路OR63を介
し第13図のオア回路OR76に加わり、オア回
路OR76の出力はインバータI47で反転さ
れ、アンド回路A122に加えられる。従つてキ
ーコードレジスタ9のステージ9−1〜9−4の
デイレイフリツプフロツプDF37に加わる信号
が変化すると排他オア回路ER1〜ER4のいずれ
かの出力が“1”となり、これによつてアンド回
路A122が不動作となつて従音形成用データ
SD1〜SD5の発生がインヒビツトされる。 またオア回路OR63(第12図)にはフアン
クシヨンデータメモリ6−5(第11図)に記憶
されたコンスタント機能を選択する信号CON及
び前述した自動ベースコード用データ選択信号
AKDをインバータ142で反転した信号が加え
られており、コンスタント機能が選択されている
場合あるいは自動ベースコード用データ選択信号
AKDが発生されていない場合にも同様にして従
音形成用データSD1〜SD5の発生がインヒビツト
される。 次にメモリ機能が選択された場合について説明
する。 メモリ機能を選択するフアンクシヨンスイツチ
が投入されフアンクシヨンデータメモリ6−4
(第11図)に信号Mが記憶されていると、この
信号Mはアンド回路A66に加えられる。アンド
回路A66の他の入力にはフアンクシヨンデータ
メモリ6−5の出力であるコンスタント機能が選
択されていることを示す信号CON及びシフトレ
ジスタ54(第13図)からのリズムがオンして
いることを示す信号RHYが加えられているオア
回路52の出力と、前述したノア回路NR2の出力
が加えられている。従つてアンド回路A66はコ
ンスタント機能が選択されているかあるいはリズ
ムがオンしているという条件で動作可能となり、
メモリ信号MMを出力する。この信号MMはMメ
モリ38(第9図)の信号保持用アンド回路A7
5に加えられる。ところでMメモリ38にはオア
回路OR38の出力である根音ロード信号LKNが
加えられており、この信号LKNはMメモリ38
のオア回路OR59を介してデイレイフリツプフ
ロツプDF34に加えられる。従つて、メモリ信
号MMが生じているときに根音ロード信号LKNが
出力されるとこの信号はメモリ38に記憶され
る。 メモリ38の出力M′はアンド回路A42に加
えられる。アンド回路A42の他の入力にはノン
コード信号メモリ36の出力NCHをインバータ
I22で反転した信号が加えられており、アンド
回路A42の条件を論理式で示すと FC・M′・AIT・TTP・ ……(8) となる。 従つて離鍵後においてアンド回路A42は動作
可能となり、信号“1”をオア回路OR41、オ
ア回路OR57を介してデイレイフリツプフロツ
プDF32に加え、自動ベースコード用データ選
択信号AKDを発生させる。すなわちメモリ機能
を選択するフアンクシヨンスイツチが投入されて
いると、下鍵盤の鍵を離鍵しても離鍵前に押圧さ
れていた鍵に基づいて検出された根音に従つて自
動ベースコード用キーコードデータが発生され
る。 なおメモリ機能が選択されている場合は、下鍵
盤で押圧された鍵の形成するコードが検出される
とこのコード検出信号CHを記憶するコード検出
信号メモリ40(第10図)が前述したように新
らたに鍵が押圧されないかぎりクリアされないよ
うになつている。従つて離鍵時に誤つて下鍵盤で
押圧している鍵の一部を早く離鍵し、これにより
まだ離鍵されていない鍵が新らたなコードを形成
したとしても、これは検出されない。すなわち離
鍵前に成立していたコードに基づく根音によつて
自動ベースコード演奏が続けられる。 カスタム機能が選択された場合のキーコードデー
タの発生 カスタム機能が選択された場合は下鍵盤で押圧
された複数の鍵の音に基づいて自動コード演奏が
行なわれ、ペダル鍵盤で押圧された単一の鍵の音
に基づいて自動ベースコード演奏が行なわれる。
すなわち自動コード演奏を行うためのキーコード
データはフインガーコード機能が選択された場合
と同様にして実際に押圧された下鍵盤のキースイ
ツチからの信号に応じて発生される。しかし、自
動ベース演奏を行うためのキーコードデータはペ
ダル鍵盤で押圧された単一の鍵の音を根音とし、
下鍵盤で押鍵された複数の音の形成するコードの
種類に応じて次のようにして発生される。 ブロツク検出回路2(第5図)でペダル鍵盤の
キースイツチを含むブロツクPが抽出され、デコ
ーダ10(第9図)のアンド回路A26から信号
PTが出力されると、この信号はアンド回路A3
5、オア回路OR38を介し、根音ロード信号
LKNとしてキーコードレジスタ9に加えられ、
ペダル鍵盤で押圧された鍵のノートを示すノート
コードNC1〜NC4が根音としてキーコードレジス
タ9に読み込み、またアンド回路A35の出力は
オア回路39を介してQメモリ39に加えられ、
Qメモリ39に信号“1”を記憶する。 また下鍵盤で押圧されている鍵の音が所定のコ
ードを形成していると、コード検出回路5(第1
0図)からその検出コードの種類に応じて信号
D7,Dm,Ddが発生され、この信号D7,Dm,Dd
は従音形成用データ発生回路13(第13図)の
対応するコードメモリ55−1〜55−3に記憶
される。 従音形成用データSD1〜SD5は従音形成用デー
タ発生回路13(第13図)においてコードメモ
リ55−1〜55−3に記憶されたコードの種類
を表わす信号D7,Dm,Dd及びシフトレジスタ5
4から出力されるベースパターン信号T1,T2,
T4,T8に応じて形成され、この従音形成用デー
タSD1〜SD5は加算器12−1〜12−6(第1
2図)に加えられ、キーコードレジスタ9に読み
込まれた根音に基づき所望の従音の形成が行なわ
れる。なおこの動作はフインガーコード機能が選
択された場合と全く同様である。なお、信号AIT
の最後の48μsになるとメモリ機能が選択されて
いないという条件、すなわち、信号M′をインバ
ータI34で反転した信号が“1”であるという
条件でアンド回路A39のアンド条件が成立し、
ノア回路NR8を介してQメモリ39のアンド回
路A76に加えられる信号を“0”にしてQメモ
リ39の記憶をクリアする。 またメモリ機能が選択された場合はアンド回路
A66(第11図)からメモリ信号MMが発生さ
れ、ペダル鍵盤で押圧している鍵を離鍵しても、
離鍵以前にペダル鍵盤で押鍵されていた音を根音
としてキーコードデータKCが発生されるように
なつている。ペダル鍵盤である鍵が押圧される
と、アンド回路A35(第9図)のアンド条件が
成立し、オア回路OR38から信号LKNが出力さ
れ、その鍵のノートを示すノートコードNC4〜
NC1が根音としてキーコードレジスタ9に読み込
まれるとともにアンド回路A35の出力“1”は
オア回路OR39を介してQメモリ39に加えら
れ、Qメモリ39に信号“1”が記憶される。ま
たメモリ信号MMが発生されていると、オア回路
OR38から根音ロード信号LKNが出力されると
同時にメモリ38に信号“1”が記憶される。と
ころでメモリ機能が選択されていると信号AITの
最後の48μsになつてもアンド回路A39のアン
ド条件は成立せず、Qメモリ39はクリアされな
い。このQメモリ39の出力Q′はアンド回路A
43に加えられる。アンド回路A43の他入力に
は信号TTP、信号CA及び信号AITが加えられて
いる。このアンド回路A43の条件を論理式で示
すと、 CA・AIT・TTP・Q′ ……(9) となる。 従つてこのときアンド回路A43のアンド条件
は成立し、信号“1”をオア回路OR41,O5
7を介してデイレイフリツプフロツプDF32に
加える。これによりデイレイフリツプフロツプ
DF32から自動ベースコード用データ選択信号
AKDが出力され、離鍵前に押圧されていたペダ
ル鍵盤の鍵の音を根音とし、前述と同様にして従
音形成動作が行なわれる。 シングルフインガー機能が選択された場合のキー
コードデータの発生 シングルフインガー機能が選択された場合は、
下鍵盤で押鍵された単一の音に基づいて自動コー
ド演奏をするためのコード音を示すキーコードデ
ータ及び自動ベース演奏をするためのベース音を
示すキーコードデータが発生される。 ところでシングルフインガー機能による自動ベ
ースコード演奏においては下鍵盤で押圧される鍵
は上述のように単一であるのでコードの種類を検
出することができない。そこでペダル鍵盤の白鍵
あるいは黒鍵を押圧することによりコードの種類
を指定するようになつている。すなわちペダル鍵
盤で白鍵が押圧されると短7度音程7bの音を含
むコード(セブンスコード)が指定され、黒鍵が
押圧されると短3度音程3bの音を含むコード
(マイナコード)が指定され、白鍵及び黒鍵のい
ずれもが押圧されないとメージヤコードが指定さ
れる。 ペダル鍵盤で白鍵又は黒鍵が押圧されると、デ
コーダ10(第9図)のアンド回路A26から信
号PTが出力される。この信号PTはアンド回路A
33に加えられる。アンド回路A33の他の入力
にはシングルフインガー機能が選択されているこ
とを示す信号SFが加えられている。従つてこの
ときアンド回路A33は動作可能となり、信号
PT,SFをコード検出回路5(第10図)のアン
ド回路A56,A57に加える。アンド回路A5
6の他の入力には白鍵のキースイツチに対応する
ノート検出回路4の出力ライン21,23,2
5,26,28,30,32,33の信号がオア
回路OR46を介して加えられており、一方アン
ド回路A57の他の入力には黒鍵のキースイツチ
に対応するノート検出回路4の出力ライン22,
24,27,29,31の信号がオア回路OR4
7を介して加えられている。従つて、ペダル鍵盤
で白鍵が押圧されたときにはアンド回路A56の
アンド条件が成立し、信号“1”をオア回路OR
48を介し、セブンス検出信号D7として出力す
る。またペダル鍵盤で黒鍵が押圧されたときには
アンド回路A57のアンド条件が成立し、信号
“1”をオア回路OR49を介し、マイナ検出信号
Dmとして出力する。 セブンス検出信号D7及びマイナ検出信号Dmは
夫々第13図に示すコードメモリ55−1,55
−2に加えられ、記憶される。 なお、ペダル鍵盤で白鍵又は黒鍵のいずれもが
押圧されていないときには、アンド回路A56,
A57のアンド条件は成立せず、コードメモリ5
5−1,55−2には信号が記憶されない。この
ときはメージヤコードが指定されたことを意味す
る。 またコード検出回路5(第10図)からノンコ
ード信号NCが出力されると、制御信号形成回路
11(第9図)のアンド回路A38のアンド条件
が成立し、オア回路OR38から根音ロード信号
LKNが出力され、キーコードレジスタ9(第1
2図)に下鍵盤で押圧されている単一の鍵のノー
トを示すノートコードNC1〜NC4が根音を示す信
号として読み込まれる。 シングルフインガー機能が選択された場合の自
動ベース演奏用キーコードデータは、従音形成用
データ発生回路13(第14図)においてコード
メモリ55−1〜55−2の出力信号及びシフト
レジスタ54からのベースパターン信号T1,
T2,T4,T8に応じて発生される従音形成用デー
タSD1〜SD5を加算器12−1〜12−6(第1
1図)に加え、キーコードレジスタ9に記憶され
た根音を示すノートコードNC1〜NC4を加工する
ことによつて発生される。なおこのときの従音形
成用データ発生回路13及び加算器12−1〜1
2−6の詳細な動作は前述したフインガーコード
機能が選択された場合及びカスタム機能が選択さ
れた場合と同様である。ただし、このシングルフ
インガー機能が選択された場合にはデミニツシユ
コードを示す信号Ddは用いられていない。 またシングルフインガー機能が選択された場合
は、下鍵盤で単一の鍵のみしか押圧されないので
押圧された鍵のキースイツチからの信号に基づい
ては自動コード演奏用のキーコードデータを発生
することができない。従つて、シングルフインガ
ー機能が選択された場合においては、自動コード
演奏用のキーコードデータも従音形成データ発生
回路13(第13図)から発生される従音形成用
データSD1〜SD4によつて根音を加工することに
よつて発生される。 シングルフインガー機能が選択されていること
を示すフアンクシヨンデータメモリ6−1(第1
1図)からの信号SFは第13図のアンド回路A
96に加えられる。アンド回路A96の他の入力
には前述したデイレイフリツプフロツプDF32
(第9図)の出力信号である自動ベースコード用
データ選択信号AKDが加えられている。従つて
デイレイフリツプフロツプDF32から自動ベー
スコード用データ選択信号が出力されるとアンド
回路A96は動作可能となり、信号“1”をシフ
トレジスタ58に加える。シフトレジスタ58は
信号“1”を順次シフトし、出力QA〜QCから順
次信号“1”を出力する。 自動コード演奏用のキーコードデータを形成す
るための従音形成用データSD1〜SD5はシフトレ
ジスタ58の出力及びコードメモリ55−1,5
5−2に記憶された信号に応じて発生される。 例えばコードメモリ55−1に信号“1”が記
憶され、セブンスコードが指定されている場合
は、シフトレジスタ58の出力QAから信号
“1”が出力されているときに完全1度を示す従
音形成用データSD4〜SD1“0000”が発生され、
シフトレジスタ58の出力QBから信号“1”が
出力されているときにアンド回路A99が動作可
能となり長3度音程を示す従音形成用データSD4
〜SD1“0101”が発生され、シフトレジスタ58
の出力QCから信号“1”が出力されているとき
にアンド回路A98が動作可能となり短7度音程
を示す従音形成用データSD4〜SD1“1101”が発
生される。 このシフトレジスタ58の出力QA,QB,QC
とこれに応じて発生される従音形成用データSD1
〜SD4との関係を表に示すと第13表〜第15表のよ
うになる。なお第13表はコードメモリ55−1,
55−2のいずれにも信号“1”が記憶されてい
ず、メージヤコードが指定されている場合を示
し、第14表はコードメモリ55−2に信号“1”
が記憶され、マイナコードが指定されている場合
を示し、第15表はコードメモリ55−1に信号
“1”が記憶され、セブンスコードが指定されて
いる場合を示す。
【表】
【表】
【表】
シフトレジスタ58の出力QA〜QCから信号
“1”が出力されていると、オア回路OR77から
信号TCHが出力される。この信号TCHは第12図
のオア回路OR64を介しアンド回路A81〜A
84に加えられ、各アンド回路A81〜A84を
動作可能にし、キーコードレジスタ9に記憶され
ている根音を示すノートコードNC1〜NC4を加算
器12−1〜12−4の入力Aに加える。 加算器12−1〜12−4の入力Bには上記従
音形成用データSD1〜SD4が加えられており、根
音を示すノートコードNC1〜NC4とこの従音形成
用データSD1〜SD4を加算することにより自動コ
ード演奏用のノートを示すノートデータN1〜N4
を形成し、これをデイレイフリツプフロツプDF
40〜DF43を介して送出する。なおこのとき
の詳細な動作は自動ベース演奏用キーコードデー
タの形成と同様である。 オア回路OR77から出力される信号TCHは第
9図のオア回路OR28に加えられコード音(下
鍵盤の音)を示す信号Lを発生させる。またこの
信号TCHは第12図のノア回路NR7、オア回路
OR73を夫々介し、加算器12−5,12−6
の夫々の入力Aに加えられる。これにより加算器
12−5の出力は“0”となり、加算器12−6
の出力は“1”となつて第2オクターブを示すオ
クターブデータB1〜B3がデイレイフリツプフロ
ツプDF44〜DF46から送出される。 メモリ機能が選択された場合は、下鍵盤で押圧
されている鍵盤が離鍵されても離鍵前に押圧され
ていた鍵の音を根音として自動コード演奏のため
のコード音を示すキーコードデータKC及び自動
ベース演奏のためのベース音を示すキーコードデ
ータKCが発生される。メモリ機能を選択するフ
アンクシヨンスイツチが投入されているとアンド
回路A66(第11図)から出力されるメモリ信
号MMはM′メモリ38(第9図)のアンド回路A
75に加えられる。 従つてオア回路OR38から根音ロード信号
LKNが出力されると同時にメモリ38に信号
“1”が記憶される。メモリ38の出力M′はアン
ド回路A44に加えられる。アンド回路A44の
入力にはノンコード信号メモリ36の出力NCH
をインバータI22で反転した信号、信号
TTP、信号SF、信号AITが加えられている。こ
のアンド回路A44の条件を論理式で示すと、 ・M′・TTP・SF・AIT ……(9) となる。 従つてアンド回路A44のアンド条件は下鍵盤
で押圧されていた鍵の離鍵後において成立し、信
号“1”をオア回路OR41,OR57を介してデ
イレイフリツプフロツプDF32に加える。これ
によりデイレイフリツプフロツプDF32は自動
ベースコード用データ選択信号AKDを出力し、
離鍵前に下鍵盤で押圧されていた鍵の音を根音と
し、前述したようにして、自動コード演奏のため
のコード音を示すキーコードデータ及び自動ベー
ス演奏のためのベース音を示すキーコードが発生
される。 なお、第9図に示したキーオンメモリ37はペ
ダル鍵盤あるいは下鍵盤が押圧されていることを
示すキーオン信号KONを記憶するものである。
すなわちペダル鍵盤あるいは下鍵盤のキースイツ
チが押圧されているとオア回路OR37から信号
“1”が出力され、この信号“1”はオア回路OR
58を介してデイレイフリツプフロツプDF33
に加えられ、デイレイフリツプフロツプDF33
の出力はアンド回路A74を介してデイレイフリ
ツプフロツプDF33の入力にフイードバツクさ
れ保持される。ところでアンド回路A74の他の
入力にはデイレイフリツプフロツプDF30の出
力LF1をインバータI62で反転した信号及び
メモリ機能が選択されていることを示す信号MM
がオア回路OR55を介して加えられており、キ
ーオンメモリ37はメモリ機能が選択されていな
い場合は信号LF1が出力される毎にリセツトさ
れるが、メモリ機能が選択されている場合はLF
1によつてはリセツトされないようになつてい
る。このキーオン信号はKONは詳述しないがチ
ヤンネルプロセツサ200(第1図)で用いられ
る。 (この発明による効果の説明) 以上説明したようにこの発明によればメモリ機
能が選択されている場合、コード音演奏用鍵盤で
押圧した鍵によつてコードが成立しその後一部の
鍵を離鍵し、これによつて新らたなコードが成立
してもこれは検出されないので、コード音演奏用
鍵盤の離鍵に際して離鍵が完全に一致しなくても
演奏者の意に反して自動ベースコード種類が変化
することなく、効果的な自動ベースコード演奏を
行ない得る効果を奏する。
“1”が出力されていると、オア回路OR77から
信号TCHが出力される。この信号TCHは第12図
のオア回路OR64を介しアンド回路A81〜A
84に加えられ、各アンド回路A81〜A84を
動作可能にし、キーコードレジスタ9に記憶され
ている根音を示すノートコードNC1〜NC4を加算
器12−1〜12−4の入力Aに加える。 加算器12−1〜12−4の入力Bには上記従
音形成用データSD1〜SD4が加えられており、根
音を示すノートコードNC1〜NC4とこの従音形成
用データSD1〜SD4を加算することにより自動コ
ード演奏用のノートを示すノートデータN1〜N4
を形成し、これをデイレイフリツプフロツプDF
40〜DF43を介して送出する。なおこのとき
の詳細な動作は自動ベース演奏用キーコードデー
タの形成と同様である。 オア回路OR77から出力される信号TCHは第
9図のオア回路OR28に加えられコード音(下
鍵盤の音)を示す信号Lを発生させる。またこの
信号TCHは第12図のノア回路NR7、オア回路
OR73を夫々介し、加算器12−5,12−6
の夫々の入力Aに加えられる。これにより加算器
12−5の出力は“0”となり、加算器12−6
の出力は“1”となつて第2オクターブを示すオ
クターブデータB1〜B3がデイレイフリツプフロ
ツプDF44〜DF46から送出される。 メモリ機能が選択された場合は、下鍵盤で押圧
されている鍵盤が離鍵されても離鍵前に押圧され
ていた鍵の音を根音として自動コード演奏のため
のコード音を示すキーコードデータKC及び自動
ベース演奏のためのベース音を示すキーコードデ
ータKCが発生される。メモリ機能を選択するフ
アンクシヨンスイツチが投入されているとアンド
回路A66(第11図)から出力されるメモリ信
号MMはM′メモリ38(第9図)のアンド回路A
75に加えられる。 従つてオア回路OR38から根音ロード信号
LKNが出力されると同時にメモリ38に信号
“1”が記憶される。メモリ38の出力M′はアン
ド回路A44に加えられる。アンド回路A44の
入力にはノンコード信号メモリ36の出力NCH
をインバータI22で反転した信号、信号
TTP、信号SF、信号AITが加えられている。こ
のアンド回路A44の条件を論理式で示すと、 ・M′・TTP・SF・AIT ……(9) となる。 従つてアンド回路A44のアンド条件は下鍵盤
で押圧されていた鍵の離鍵後において成立し、信
号“1”をオア回路OR41,OR57を介してデ
イレイフリツプフロツプDF32に加える。これ
によりデイレイフリツプフロツプDF32は自動
ベースコード用データ選択信号AKDを出力し、
離鍵前に下鍵盤で押圧されていた鍵の音を根音と
し、前述したようにして、自動コード演奏のため
のコード音を示すキーコードデータ及び自動ベー
ス演奏のためのベース音を示すキーコードが発生
される。 なお、第9図に示したキーオンメモリ37はペ
ダル鍵盤あるいは下鍵盤が押圧されていることを
示すキーオン信号KONを記憶するものである。
すなわちペダル鍵盤あるいは下鍵盤のキースイツ
チが押圧されているとオア回路OR37から信号
“1”が出力され、この信号“1”はオア回路OR
58を介してデイレイフリツプフロツプDF33
に加えられ、デイレイフリツプフロツプDF33
の出力はアンド回路A74を介してデイレイフリ
ツプフロツプDF33の入力にフイードバツクさ
れ保持される。ところでアンド回路A74の他の
入力にはデイレイフリツプフロツプDF30の出
力LF1をインバータI62で反転した信号及び
メモリ機能が選択されていることを示す信号MM
がオア回路OR55を介して加えられており、キ
ーオンメモリ37はメモリ機能が選択されていな
い場合は信号LF1が出力される毎にリセツトさ
れるが、メモリ機能が選択されている場合はLF
1によつてはリセツトされないようになつてい
る。このキーオン信号はKONは詳述しないがチ
ヤンネルプロセツサ200(第1図)で用いられ
る。 (この発明による効果の説明) 以上説明したようにこの発明によればメモリ機
能が選択されている場合、コード音演奏用鍵盤で
押圧した鍵によつてコードが成立しその後一部の
鍵を離鍵し、これによつて新らたなコードが成立
してもこれは検出されないので、コード音演奏用
鍵盤の離鍵に際して離鍵が完全に一致しなくても
演奏者の意に反して自動ベースコード種類が変化
することなく、効果的な自動ベースコード演奏を
行ない得る効果を奏する。
第1図はこの発明に係わる電子楽器の一実施例
の概要を理解するためのブロツク図、第2図はそ
の要部を示す詳細ブロツク図、第3図は以下の図
面に使用する記号の説明図、第4図〜第7図及び
第9図〜第13図及び第16図は第2図各部の一
実施例を示す詳細回路図、第8図、第14図、第
15図はこの実施例の各部の信号を示すタイミン
グチヤートである。 4……ノート検出回路、5……コード検出回
路、11……制御信号形成回路、12……キーコ
ード加工回路、13……従音形成用データ発生装
置、40……コード検出信号メモリ、55……コ
ードメモリ。
の概要を理解するためのブロツク図、第2図はそ
の要部を示す詳細ブロツク図、第3図は以下の図
面に使用する記号の説明図、第4図〜第7図及び
第9図〜第13図及び第16図は第2図各部の一
実施例を示す詳細回路図、第8図、第14図、第
15図はこの実施例の各部の信号を示すタイミン
グチヤートである。 4……ノート検出回路、5……コード検出回
路、11……制御信号形成回路、12……キーコ
ード加工回路、13……従音形成用データ発生装
置、40……コード検出信号メモリ、55……コ
ードメモリ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鍵盤で押圧されている鍵によつて所定のコー
ドが成立しているか否かを検出し、この検出に応
じてコード検出信号を出力するコード検出回路
と、 このコード検出信号に基づき前記所定のコード
の根音を検出し、この根音を示す根音データを記
憶保持するとともにこの根音データに基づき自動
ベースコード演奏用のデータを形成する自動ベー
スコード演奏用データ形成回路と、 前記コード検出回路から出力されるコード検出
信号を記憶するコード検出信号メモリと、 前記コード検出信号メモリに記憶があるときは
前記コード検出回路から出力されるコード検出信
号を禁止する手段と、 前記鍵盤で新たに鍵が押圧されるまで前記コー
ド検出信号メモリの記憶を保持する記憶保持手段
と を具える電子楽器。 2 鍵盤で押圧されている鍵によつて所定のコー
ドが成立しているか否かを検出し、この検出に応
じてコード検出信号を出力するコード検出回路
と、 このコード検出信号に基づき前記所定のコード
の根音を検出し、この根音を示す根音データを記
憶保持するとともにこの根音データに基づき自動
ベースコード演奏用のデータを形成する自動ベー
スコード演奏用データ形成回路と、 前記コード検出回路から出力されるコード検出
信号を記憶するコード検出信号メモリと、 前記コード検出信号メモリに記憶があるときは
前記コード検出回路から出力されるコード検出信
号を禁止する手段と、 前記コード検出信号メモリの記憶を周期的にク
リアする手段と、 メモリ機能選択手段と、 前記メモリ機能選択手段によりメモリ機能が選
択されていることを条件に前記鍵盤で新たに鍵が
押圧されるまで前記クリアする手段による前記コ
ード検出信号メモリの周期的クリア動作を禁止し
て前記コード検出信号メモリの記憶を保持する記
憶保持手段と を具える電子楽器。 3 鍵盤で押圧されている鍵を検出し、その鍵の
ノートを示す信号を順次出力するノート検出回路
と、 このノート検出回路からコード音演奏用鍵盤で
押圧されている鍵のノートを示す信号が出力され
ているときこれを対応する記憶位置に記憶し、こ
の信号をあるタイミングでシフトすることにより
押圧された鍵の音程関係を検出し、この検出に応
じてコード検出信号を出力するコード検出回路
と、 このコード検出信号に基づき前記所定のコード
の根音を検出し、この根音を示す根音データを記
憶保持するとともにこの根音データに基づき自動
ベースコード演奏用のデータを形成する自動ベー
スコード演奏用データ形成回路と、 前記コード検出回路から出力されるコード検出
信号を記憶するコード検出信号メモリと、 前記コード検出信号メモリに記憶があるときは
前記コード検出回路から出力されるコード検出信
号を禁止する手段と、 前記コード検出信号メモリの記憶を周期的にク
リアする手段と、 メモリ機能選択手段と、 前記メモリ機能選択手段によりメモリ機能が選
択されていることを条件に前記鍵盤で新たに鍵が
押圧されるまで前記クリアする手段による前記コ
ード検出信号メモリ期的クリア動作を禁止して前
記コード検出信号メモリの記憶を保持する記憶保
持手段と を具える電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP497478A JPS5498230A (en) | 1978-01-20 | 1978-01-20 | Electronic musical instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP497478A JPS5498230A (en) | 1978-01-20 | 1978-01-20 | Electronic musical instrument |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5498230A JPS5498230A (en) | 1979-08-03 |
| JPS62519B2 true JPS62519B2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=11598560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP497478A Granted JPS5498230A (en) | 1978-01-20 | 1978-01-20 | Electronic musical instrument |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5498230A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56165199A (en) * | 1981-04-21 | 1981-12-18 | Nippon Musical Instruments Mfg | Electronic musical instrument |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6032876B2 (ja) * | 1976-05-20 | 1985-07-30 | ブラザー工業株式会社 | 電子楽器 |
| JPS52155520A (en) * | 1976-06-18 | 1977-12-24 | Brother Ind Ltd | Electronic instrument |
-
1978
- 1978-01-20 JP JP497478A patent/JPS5498230A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5498230A (en) | 1979-08-03 |
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