JPS627919B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS627919B2
JPS627919B2 JP10781979A JP10781979A JPS627919B2 JP S627919 B2 JPS627919 B2 JP S627919B2 JP 10781979 A JP10781979 A JP 10781979A JP 10781979 A JP10781979 A JP 10781979A JP S627919 B2 JPS627919 B2 JP S627919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
substance
sulfuric acid
absorption
anticancer substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10781979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5645496A (en
Inventor
Kenzo Tamai
Isamu Saikawa
Takashi Yasuda
Shohachi Murakami
Toyoo Maeda
Hisatsugu Tsuda
Hiroshi Sakai
Masatoshi Sugita
Yoshiko Yamamoto
Takashi Minami
Takako Hori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyama Chemical Co Ltd
Original Assignee
Toyama Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyama Chemical Co Ltd filed Critical Toyama Chemical Co Ltd
Priority to JP10781979A priority Critical patent/JPS5645496A/ja
Priority to DE19803031152 priority patent/DE3031152A1/de
Priority to GB8027026A priority patent/GB2059969B/en
Priority to CA000358667A priority patent/CA1174618A/en
Priority to BE0/201815A priority patent/BE884864A/fr
Priority to CH6297/80A priority patent/CH648042A5/de
Priority to FI802641A priority patent/FI68080C/fi
Priority to AU61646/80A priority patent/AU529076B2/en
Priority to US06/180,040 priority patent/US4744985A/en
Priority to AT0426480A priority patent/AT375674B/de
Priority to SE8005921A priority patent/SE446406B/sv
Priority to NO802499A priority patent/NO155697C/no
Priority to PT71730A priority patent/PT71730A/pt
Priority to DK361680A priority patent/DK151639C/da
Priority to IT49541/80A priority patent/IT1181595B/it
Priority to DD22346380A priority patent/DD153999A5/de
Priority to FR8018396A priority patent/FR2463619A1/fr
Priority to NL8004759A priority patent/NL8004759A/nl
Priority to NZ194744A priority patent/NZ194744A/en
Publication of JPS5645496A publication Critical patent/JPS5645496A/ja
Publication of JPS627919B2 publication Critical patent/JPS627919B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な制癌性物質、更に詳細にはフソ
バクテリウム属に属する菌を培養し、この培養液
から得られる制癌性物質TF−130に関する。更に
また、本発明はこの制癌性物質TF−130を製造す
る方法並びにこれを含有する制癌剤に関する。 近年、各種の癌患者の治療法において、宿主の
免疫機能を亢進させ、免疫機能の助けを借りなが
ら制癌効果を発現させる治療法が盛んとなつて来
た。斯る療法に使用される薬剤としては、各種細
菌の菌体、菌体培養物から得られる成分、あるい
は担子菌の子実体又はその培養菌体から得られる
多糖体が知られている。しかし、これらの薬剤は
効果、副作用及びその製造法等の点で未だ満足し
得るものではない。 一方また、フソバクテリウム属に属する菌、例
えばフソバクテリウム・KO31−3B、フソバクテ
リウム・フシフオミスW−12、フソバクテリウ
ム・ギランス1012及びフソバクテリウム・ヌクレ
アタム1010を培養して得た菌体および上清液に関
する報告がみられる。〔口科誌、23、322〜333頁
(1974)、口科誌、21、534〜539頁(1972)〕。しか
しながら、フソバクテリウム属に属する上記菌を
培養し、この培養液から得られる成分並びにその
薬理作用については未だ研究されていない。 そこで、本発明者は、本発明者によつてヒト口
腔内より分離したフソバクテリウム属に属する菌
を培養し、その培養液から菌体を除去した上清液
について、その薬理作用を調べていたところ、こ
の上清液から採取される特定の成分が強い制癌作
用を有すること、しかもこれは、コロニー形成抑
制法においては癌細胞の集落形成阻止作用は極め
て小さく、殺細胞による制癌作用ではなく、宿主
介在性あるいは宿主の免疫力を亢進させ、免疫力
の助けを借りながら間接的に制癌作用を発現させ
る作用を有するものであること、更にこの成分は
毒性が極めて低いこと又、この成分の培養液を処
理しても得られることを見出し、本発明を完成し
た。 本発明で使用される菌は、国立金沢大学医学部
附属病院歯科口腔外科において、ヒト口腔より分
離されたもので、次のような菌学的性状を有す
る。 (1) 形態 細胞の形:紡錘形(第1図) 細胞の多形性の有無:なし 運動性の有無:なし 胞子の有無:なし グラム染色:グラム陰性 抗酸性:陰性 (2) 培地における生育状態 TF−a寒天平板及び斜面培地 外形:円形 大きさ:約1mm 隆起:半球状 構造:露滴状 表面:平滑 辺縁:平滑 色:乳黄白色 透明度:不透明 TF−a液体培地 発育の程度:旺盛 濁り:凝塊 沈澱:なし 表面の発育:なし、約5mmまでは発育なし ガス:なし (3) 生理学的性質 硫化水素の生成:+ 硝酸塩の還元:− 酪酸の生成:+ インドールの生成:+ ウレアーゼ:− カタラーゼ:− デンプンの加水分解:− 酸素に対する態度:嫌気性 アンモニアの生成:+ 炭酸ガスの生成:+ 生育の範囲:PH5〜7.5 温度30〜45℃ 糖からのガスの生成 L−アラビノース(−)、D−キシロース
(−)、D−グルコース(−)、D−マンノー
ス(−)、D−フラクトース(−)、D−ガラ
クトース(−)麦芽糖(−)、シヨ糖(−)、
トレハロース(−)、ソルビツト(−)、マン
ニトール(−)、イノシツト(−)、グリセリ
ン(−)、デンプン(−) 以上の諸性状をバージーズ・マニユアル・オ
ブ・デイタミネイテイブ・バクテリオロジー第8
版に照して検討すると、本菌株はフソバクテリウ
ム・ヌクレアタム(Fusobacterium
nucleatum)に酷似するので、これに属する菌で
あると同定し、本菌株をフソバクテリウム・ヌク
レアタムTF−031(Fusobacterium nucleatum
TF−031)と命名して、工業技術院微生物工業技
術研究所に受託番号微工研菌寄第5077号
(FERM−P No. 5077)として寄託した。 本発明の制癌性物質TF−130はたとえば次の如
くして製造される。 (a) 培養 フソバクテリウム・ヌクレアタムの培養は、
通常の嫌気性菌の培養法によつて行われる。す
なわち、各種ペプトン、牛の脳、心臓抽出物等
の窒素源;グルコース、ラクトース等の炭素
源;イースト・エクストラクト等のビタミン
源;L−シスチン、亜硫酸ソーダ、チオグリコ
レート等の還元剤;塩化ナトリウム等の無機塩
を含む培地を水酸化ナトリウムでPH7に調整し
たものを用いて、嫌気的条件下30〜40℃で1〜
5日間静置培養を行う。特に次の成分を含む培
地(以下TF培地と称する)を使用するのが好
ましい。 なお、寒天を使用しないときは撹拌培養を行
うのが好ましい。
【表】 (b) 培養液から上清液の採取(菌体の除去) 上で得た培養液から菌体を除去して上清液を
得る。菌体の除去は常法、例えば遠心分離、ハ
イフロスーパーゲル等の過助剤を用いる過
法を採用できるが、特に遠心分離法は操作、菌
の除去度合、上清液の収得量の点で好ましい。
又、菌体の除去はこの段階で行なうのが好まし
いが、次の(c)の操作において除去してもよい。 このようにして得た培養液からTF−130を採
取する方法を図式化して示せば次のとおりであ
る。
【表】
【表】 (c) 上で得られた上清液又は培養液に親水性有機
溶媒を加えて、生ずる沈澱物を採取する。この
際の上清液又は培養液はPH3〜7に調整するの
が好ましい。親水性有機溶媒としては、例えば
エタノール、メタノール等のアルコール類、ア
セトン等のケトン類が挙げられるが、アルコー
ル類特にエタノールが最もよい結果を与える。
この親水性有機溶媒はその濃度が30〜70%、好
ましくは60%前後になるように添加するのが好
適である。親水性有機溶媒を加えた後、好まし
くは約5℃の温度で数時間〜数日間放置し、沈
澱物の生成を完結させる。 このようにして生じた沈澱物をデカンテーシ
ヨン、遠心分離、過等の通常の操作で分離す
る。 次いで、上で得られた沈澱物に10〜15倍量の
水を加え、生ずる水不溶物を遠心分離、過等
の通常の方法で除去する。培養液を使用したと
きは、上記操作により菌体が除去される。斯く
して得られる溶液を凍結乾燥等によつて乾燥す
れば制癌性物質TF−100が得られる。 斯くして得られるTF−100は次のごとき物性
を有する。 (イ) 白灰色ないし淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌、エールリ
ツヒ結節型癌の増殖を阻止し、免疫賦活作用
を有する。 (ハ) 水に溶解し、その水溶液はほぼ中性を示
し、メタノール、エタノール、アセトン、ベ
ンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、ジエチ
ルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を
始め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは
3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、
1550、1440〜1380、1240、1140〜1000及び
820cm-1の近傍に吸収帯を有する(第2図)。 (ヘ) その水溶液の紫外部吸収スペクトルは吸収
末端に強い吸収があり、また256〜260nmの
近傍に吸収ピークを示し、0.02%水溶液での
O.D260は0.530〜0.570の吸収を示す(第3
図)。 (ト) セフアデツクスG−50(フアルマシア社の
登録商標)を用いてゲル過(カラム:50mm
φ×600mm、溶出液:蒸留水)で分画すると
260nmの紫外線吸光度測定においてはボイ
ド・ボリウム通過付近から400、430から
530、800、および840から870ml付近にかけて
吸収帯を有し、アンスロン硫酸法における
620nmの吸光度測定においてはボイド・ボ
リウム通過付近から390および410から430ml
付近にかけて吸収帯を有する(第4図)。 (チ) TSK−GEL G300 SW(東洋曹達株式会社
の商品名、カラム:7.9mmφ×600mm×2)に
よる高速液体クロマトグラム(溶出液:PH7
の0.1モル燐酸緩衝液、流速0.8ml/分、室
温)は、220nmおよび260nmの紫外線吸収
度測定においた、それぞれ溶媒先端部分、38
〜60分、65分付近にかけてピークを有する
(第5図)。 (リ) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、
アンスロン硫酸反応、インドール塩酸反応、
ロウリイー・フオリン反応およびニンヒドリ
ン反応は陽性。 (ヌ) 元素分析値 C:30.6%〜35.7% H:4.2%〜5.2% N:4.2%〜5.2% (ル) フエノール硫酸法による糖の含有率は40
%〜46.0(グルコース換算)およびロウリイ
ー・フオリン法による蛋白質の含有率は20.0
%〜23.0%(牛血清アルブミン換算)であ
る。 (d) (c)で得た分離液を透析又は限外過する。又
は、TF−100を10〜15培量の水に溶解して透析
又は限外過を行う。当該処理によりアミノ酸
等の低分子成分が除去される。透析内又は限外
過の内液を採取し、これを乾燥すれば制癌性
物質TF−110が得られる。 斯くして得られるTF−110は次のごとき物性
を有する。 (イ) 白灰色〜淡褐色 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌の増殖を阻
止し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、その水溶液はほぼ中性を示
し、メタノール、エタノール、アセトン、ベ
ンゼン、クロロホルム、酢酸エチレン、ジエ
チレンエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を
始め、20℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは
3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、
1550、1440〜1380、1240、1140〜1000及び
820cm-1の近傍に吸収帯を有する(第6図)。 (ヘ) その水溶液の紫外部吸収スペクトルは吸収
末端で強い吸収があり、また256〜260nmの
近傍に吸収ピークを示し、0.02%水溶液での
O.D260は0.440〜0.590の吸収を示す(第7
図)。 (ト) セフアデツクスG−200(フアルマシア社
の登録商標)を用いてゲル過(カラム:44
mmφ×500mm、溶出液:PH7の0.1モル燐酸緩
衝液)で分画すると260nmの紫外線吸収光
度測定においては、ボイドボリウム通過付近
から380、600から920ml付近にかけて吸収帯
を有し、フエノール硫酸法による490nmの
吸光度測定においてはボイドボリウム通過付
近から380、410から520、630から760ml付近
にかけて吸収帯を有し、アンスロン硫酸法に
よる620nmの吸光度測定においては、ボイ
ドボリウム通過付近から380、420から520、
620から760ml付近に吸収帯を有する(第8
図)。 (チ) TSK−GEL G300 SW(東洋曹達株式会社
の商品名、カラム:7.9mmφ×600mm×2)に
よる高速液体クロマトグラム(溶出液:PH7
の0.1モル燐酸緩衝液、流速0.8ml/分、室
温)は、220nmおよび260nmの紫外線吸光
度測定においてはそれぞれ溶媒先端部分、38
〜60分、65分付近にかけてピークを有する
(第9図)。 (リ) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、
アンスロン硫酸反応、インドール塩酸反応、ロ
ウリイー・フオリンフ反応は陽性、ニンヒドリ
ン反応は陰性。 (ヌ) 元素分析値 C:35.9%〜41.0% H:4.5%〜5.2% N:4.2%〜5.2% (ル) フエノール硫酸法による糖の含有率は約
30.0%〜69.0%(グルコース換算)、および
ロウリイー・フオリン法による蛋白質の含有
率は約18.0%〜22.0%(牛血清アルブミン換
算)である。 (e) (d)で得た内液を、又は粉末を少量の水に溶か
したものをイオン交換体で処理する。イオン交
換体としては弱塩基性イオン交換体又は分子篩
性を併有するのを使用するのが好ましく、例え
ばジエチルアミノエチル−セフアデツクスA−
50(フアルマシア社製商品名)が好適に使用さ
れる。イオン交換体を充填したカラムを例えば
PH8の0.025モルリン酸緩衝液で平衡化し、こ
れに上記被処理液を通過させ、通過液を捕集し
て凍結乾等によつて乾燥するか、又はイオン交
換体を入れた容器に同上の緩衝液及び被処理液
を入れ撹拌した後過した液を乾燥すれば、
次の性状を有する制癌性物質TF−120が得られ
るが、通過液又は液を更にセロフアンチユー
ブ等による透析又はセフアデツクスG−25(フ
アルマシア社製商品名)を用いるか限外過等
によつて脱塩した後乾燥してもTF−120が得ら
れる。 斯くして得られるTF−120は次のごとき物性
を有する。 (イ) 白灰色〜淡褐色 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌の増殖を阻
止し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、その水溶液はほぼ中性を示
し、メタノール、エタノール、アセトン、ベ
ンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、ジエチ
ルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃により分解
を始め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは
3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、
1550、1380〜1360、1140〜1000及び820cm-1
の近傍に吸収帯を有する(第10図)。 (ヘ) その水溶液の紫外部吸収スペクトルは吸収
末端に強い吸収があり、また268〜272nmの
近傍に吸収ピークを示し、0.02%水溶液での
O.D260は0.060〜0.070の吸収を示す(第11
図)。 (ト) セフアデツクスG−200(セフアルマシア
社の登録)を用いてゲル過(カラム:44mm
φ×500mm、溶出液:PH7の0.1モル燐酸緩衝
液)で分画すると、260nmの紫外線吸光度
測定においてはボイドボリウム通過付近から
325ml付近にかけて、および775から875ml付
近にかけて吸収帯を有し、フエノール硫酸法
における490nmの吸光度測定においては、
ボイドボリウム通過付近から360、360から
480、および510から760ml付近にかけて吸収
帯を有し、アンスロン硫酸法における620n
mの吸光度測定においてはボイドボリウム通
過付近から380、420から520および620から
760ml付近にかけて吸収帯を有する(第12
図)。 (チ) TSK−GEL G300 SW(東洋曹達株式会社
の商品名、カラム:7.9mmφ×600mm×2)に
よる高速液体クロマトグラム(溶出液:PH7
の0.1モル燐酸緩衝液、流速0.8ml/分、室
温)は、220nmおよび260nmの紫外線吸光
度測定においてはそれぞれ溶媒先端部分、38
〜60分付近にかけてピークを有する(第13
図)。 (リ) モーリツシユ反応、フエノール−硫酸反
応、アンスロン−硫酸反応、インドール−塩
酸反応、ロウリイー・フオリン反応は陽性、
ニンヒドリン反応は陰性。 (ヌ) 元素分析値 C:35.1%〜40.2%、 H:4.5%〜5.5% N:2.0%〜3.1% (ル) フエノール硫酸法による糖の含有率は
56.0%〜73.0%(グルコース換算)、および
ロウリイー・フオリン法による蛋白質の含有
率は9.0%〜13.0%(牛血清アルブミン換
算)である。 (f) 次いで上記処理液を通過させたカラムに、同
緩衝液に0.1〜0.6モルの食塩を加えた溶液を通
過させ溶出を行うか又は緩衝液、処理液を去
したイオン交換体を入れた容器に同上の食塩を
加えた溶液を加え、過し、液を取し、こ
の溶出液又は液を凍結乾燥等によつて乾燥す
れば目的の制癌性物質TF−130が得られるが、
この溶出液又は液を更にセロフアンチユーブ
等による透析又はセフアデツクスG−25(フア
ルマシア社製商品名)による分子節あるいは限
外過等によつて脱塩した後乾燥することもで
きる。 以上のごとくして得られる制癌性物質は次の
ごとき物性を有する。 (イ) 白灰色ないし淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌、エールリ
ツヒ結節型癌、ザルコーマー180癌細胞の増
殖を阻止し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、ア
セトン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチ
ル、ジエチルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を
始め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトル
は、3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、
1550、1440〜1380、1240、1140〜1000及び
820cm-1の近傍に吸収帯を有する。 (ヘ) その水溶液の紫外部吸収スペクトルは吸収
末端に強い吸収があり、また256〜280nmの
近傍に吸収ピークを示す。 (ト) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、
アンスロン−硫酸反応、インドール塩酸反応
及びロウリイー・フオリン反応は陽性で、ニ
ンヒドリン反応は陰性。 (チ) 元素分析値 C:27.5%〜39.8% H:3.2%〜5.7% N:2.8%〜6.3% (リ) フエノール硫酸法による糖の含有率は19.0
%〜64.0%(グルコース換算)、およびロウ
リイー・フオリン法による蛋白質含有率は
6.0%〜28.0%(牛血清アルブミン換算)で
ある。 本発明の制癌性物質TF−130の薬理作用を、本
発明方法の中間に得られるTF−100、TF−110、
TF−120との比較において示せば次のとおりであ
る。尚本発明物質において、溶出溶媒としてPH8
の0.025モルリン酸緩衝液1に対し、食塩0.2モ
ルを加えた緩衝液(実施例4)、食塩0.3モルを加
えた緩衝液(実施例5)及び食塩0.6モルを加え
た緩衝液(実施例6)を使用して得られたもの
を、それぞれTF−132、TF−133、TF−136とし
て示した。また、実施例7、同8、同9及び同10
で得られたものを、それぞれTF−1316、TF−
132b、TF−133b及びTF−1323として示した。 (1) 癌細胞の集落形成阻止作用 キム・ジエー・エツチらの方法〔Cancer
Res.、25 698(1965)〕にもとずき、He La
S−3細胞をウシ血清10%添加のイーグルス
MEM培地で3〜5日間培養後、培養液を除去
しエチレンジアミンテトラ酢酸0.01%及びトリ
プシン0.1%を含むPBS(−)溶液(1中に
塩化ナトリウム8.0g、塩化カリウム0.2g、リ
ン酸第一水素ナトリウム1.15g及びリン酸第二
水素カリウム0.2gを含有する水溶液)を加
え、培養ぴんのガラス表面より細胞を剥がし、
ウシ血清20%添加のイーグルスMEM培地にて
希釈し、希釈液1ml当り200個の細胞を含むよ
うに調製する。この細胞懸濁液1mlをCO2イン
キユベーターで37℃、24時間培養した後、後述
する実施例1−(1)で得た上清液を1/16〜1/128
倍希釈になるように加える。また、前記の37
℃、24時間培養したのちに被検物質を各量加
え、7日間それぞれHeLa細胞を培養する。培
養後培地を除去し、ハンクス氏溶液にて培養皿
を洗い、70%エタノールにて細胞を固定し、次
に100%エタノールで細胞を洗い、エタノール
除去後ギムザ染色液で細胞を染色し、コロニー
数を数え細胞の生存率を求めた。 その結果は表1及び2のとおりである。尚表
中の細胞の生存率は次式によつて算出し、5板
のシヤーレの平均値で示した。 細胞の生存率=処理群のコロニー数/無処理群のコロニ
ー数×100
【表】
【表】
【表】 この実験から明らかな如く、本発明の物質は
上清液と比較すると、直接的な細胞傷害作用で
ある癌細胞の集落形成阻止作用はきわめて弱
い。 (2) 免疫賦活作用 一群4匹のICR系マウスを用いて、被検物質
を生理食塩水0.2mlに溶解し、腹腔内投与し
た。投与24時間後にPerikan Drawing Ink 17
Black(ギユンター・ワグナー社製)1mlとゼ
ラチン3%含有生理食塩水2mlを混合して調製
したカーボン浮遊液0.2mlをマウス尾静脈より
注入し、注入後1、5、10および15分後に眼窩
よりヘパリン被覆ヘマトクツト毛細管を用いて
血液0.02mlを採取し、直ちに0.1%炭酸ナトリ
ウム水溶液1.6mlに希釈溶血させ、これを波長
675nmで比色し貧食係数(phagocytotic
index):K値をHalpernらの数式により求め
た。 また対照群には生理食塩水0.2mlを投与し
た。 K=log Co−log C/t−to (Co=to時の血中炭末量、C=t時の血中炭末
量) その結果は表3−1及び表3−2のとおりで
ある。
【表】
【表】
【表】
【表】 表3−1及び表3−2で明らかなように、対
照群に比し、本発明物質投与群は網内系マクロ
フアージが活性化され正常マウスの細胞性免疫
が増大した。 (3) 制癌作用 (a) エールリツヒ腹水型腫瘍における抗腫瘍効
果 ICR系マウス(雌、6週令)にエールリツ
ヒ腹水型癌細胞をマウス1匹当り1×105
腹腔内接種した。ついで被検物質を生理食塩
水に溶解させ、癌細胞接種後1日目より、7
日間、又は1日目および3日目より7日目ま
で6日間又は1日目および3日目より6日目
まで5日間、1日1回各量腹腔内投与した。
また対照群には生理食塩水0.2ml/1回を同
様に投与した。 その結果は表4のとおりである。 T/C=投与群の生存日数/対照群の生存日数×10
0(%)
【表】
【表】 ※生存マウスは全例腹水の貯留は認められ
ず完全治癒マウスであり、TF−132b、
TF−133b、TF−1323は40日目のデータ
ーで、その他は35日目のデータである。表
4で明らかなように、対照群に比し本発明
物質投与群には延命効果が認められる。 (b) エールリツヒ結節型腫瘍における抗腫瘍効
果 ICR系マウス(雌、6週令)にエールリ
ツヒ癌細胞をマウス1匹当り4×106個腋
下部皮下に移殖した。ついでTF−100をマ
ウス1匹当り静脈内投与群には50mg/Kg
を、皮下投与群および腹腔内投与群には
100mg/Kgをそれぞれ癌細胞移殖後1日目
および3日目より7日目まで1日1回6日
間連続投与した。また対照群には生理食塩
水0.2ml/1回を同様に投与した。癌細胞
移殖後11日目に腫瘍重量を測定した。腫瘍
重量は腫瘍部位の長径ammと短径bmmをノ
ギスにて測定し次式によつて求めた。 腫瘍重量=a×b/2 (mg) その結果は表5−1のとおりである。
【表】 また、上記と同様に操作して表5−2の
結果を得た。
【表】
【表】 表5−1及び表5−2で明らかなように
対照群に比し、本発明物質投与部には腫瘍
発育抑制効果が認められる。 ICR系マウス(雌、6週令)にエールリ
ツヒ癌細胞マウス1匹当り4×106個腋下
部皮下に移植した。ついでTF−133を10
mg/Kg又は20mg/Kgを癌細胞移植後1日目
および3日目から7日目まで1日1回、計
6日間静脈内、腹腔内、皮下および筋肉内
投与群に分けて投与した。また対照群には
生理食塩水0.2ml/1回を同様に投与し
た。癌細胞移植後13日目に腫瘍重量を測定
した。 その結果は表6のとおりである。
【表】
【表】 表6から明らかなように、TF−133投与
群には著しい腫瘍発育抑制効果が認められ
る。 ザルコマー180の癌細胞に対する抗腫瘍
効果 ICR系マウス(雌、5週令)にザルコマ
ー180癌細胞をマウス1匹当り1×105個腹
腔内移植した。ついでTF−132、TF−133
およびTF−136をそれぞれ1mg、5mgおよ
び10mg/Kgを、癌細胞移植後1日目および
3日目より7日目まで1日1回6日間腹腔
内投与した。また対照群には生理食塩水
0.2ml/1回を同様に投与した。 その結果を表7に示す。
【表】 また、被検物質を癌細胞移植後1日目か
ら7日目まで1日1回連続腹腔内投与する
以外は、上記と同様に操作して表7−2の
結果を得た。
【表】
【表】 表7−1及び表7−2から明らかなよう
に、対照群に比し本発明物質投与群には抗
腫瘍効果が認められる。 B−16メラノーマ癌細胞に対する抗腫瘍
効果 (1) BDF1系マウス(雄、7週令)にメラ
ノーマ癌細胞をマウス1匹当り1×106
個腋下部皮下に移植した。ついでTF−
133を5mg/Kg又は10mg/Kgを、癌細胞
移植後1日目および3日目から7日目ま
で1日1回、6日間腹腔内投与した。ま
た対照群には生理食塩水0.2ml/1回5
−FU投与群には5−FU20mg/Kg/1回
を同様に投与した。 その結果は表8のとおりである。
【表】 表8より明らかなように、対照群に比
しTF−133投与群には明確な腫瘍発育抑
制効果が認められ、また5−FU投与群
に比し、TF−133 5mg/Kg投与群では
同等の、10mg/Kg投与群ではそれ以上に
著しい腫瘍発育抑制効果が認められる。 (2) (1)と同様にして、B−16メラノーマ癌
細胞の移植およびTF−132、TF−133
5−FU、生理食塩水の投与を行い、癌
細胞移植後21日目に解剖を行い、肺への
メラノーマ癌細胞の転移状態を観察し
た。 その結果を表9に示す。
【表】 表9より明らかなように5−FU投与
群に比し、TF−132およびTF−133投与
群には著しい癌細胞転位抑制効果が認め
られる。 急性毒性 マウスにおけるLD50は表10のとおりである。
【表】 以上の薬理実験の結果から明らかなように、本
発明方法によつて得られたTF−130はTF−100、
110、120と同様制癌剤として有用なものであり、
各種の癌疾患に使用され効果が期待されるもので
あるが、とりわけ固型癌に対して著しい効果が期
待できる。 本発明のTF−130はTF−100、110、120と同様
常法により経口、注射、坐薬等の剤形にして使用
することができる。経口剤としては種々の賦形剤
を含んでもよく、カプセル剤、錠剤、散剤、顆粒
剤とすることができる。また、注射剤としては皮
下、筋肉内、静脈内注射剤のいずれでもよく、懸
濁液、溶液もしくは使用時溶解される粉末等の剤
形が用いられる。また注射剤には局所麻酔剤を含
んでいてもよい。 本発明のTF−130の投与量はTF−100、110、
120と同様患者の症状に応じて適宜選択される
が、一般に成人において0.01〜50mg/Kgを1日1
〜数回に分け投与するのが好ましく、投与方法と
しては経口又は皮下、筋肉内、静脈内もしくは患
部への注射によつてなされるのが好ましい。 次に本発明の実施例を挙げて説明する。 実施例 1 (1) 2容のスクリユーキヤツプ付培養瓶15本
に、それぞれ1本につきトリプトケース・ペプ
トン34g、フアイトン・ペプトン6g、プロテ
アーゼ・ペプトン20g、ブレイン・ハート・イ
ンヒユージヨン70g、イースト・エクストラク
ト6g、食塩15g、グルコース12g、ラクトー
ス10g、L−シスチン0.5g、亜硫酸ソーダ0.2
g、チオグリコレート・ナトリウム1.0g、寒
天1.4gを加えPH7に調整した培地2を入
れ、120℃で15分間加圧滅菌したのち、ただち
に水冷冷却し、予め同組成の培地で前培養して
おいたフソバクテリウム・ヌクレアタムTF−
031(微工研受託番号微工研菌寄第5077号)の
前培養液を培養瓶1本につき100mlの割合で滅
菌条件下に接種し、37℃のふ卵器中で48時間静
置培養を行う。培養終了後、5℃で4000r.p.
m、20分間この培養液を遠心分離し菌体を除去
して上清液約27を得た。 (2) (1)で得た上清液に5℃で撹拌下にエタノール
40を加え、無定形の沈澱物が完全に沈澱する
まで低温室で放置する。ついで5℃で、6000r.
p.m、15分間遠心分離し沈澱物を採取し、エタ
ノールで洗浄し、減圧乾燥して約60gの粗粉末
を得た。 (3) (2)で得た粗粉末20gを水120mlに溶解させ、
この際生じる水不溶物を7500r.p.m、10分間遠
心分離で除去して得た上清液と水不溶物を水60
mlで2回洗浄した洗浄液とを合し、減圧乾燥し
て白灰色〜淡褐色TF−100の粉末14gを得た。 実施例 2 実施例1−(3)に記載の不溶物を除去した上清液
と水不溶物を洗浄した洗浄液とを合した溶液をホ
ローフアイバー型限外過システム(使用膜番号
HI−1:旭化成(株)製商品)を用いて限外過
し、内液を凍結乾燥し淡灰〜白灰色のTF−110の
粉末10gを得た。 実施例 3 実施例2で得られた粉末10gを少量の水に溶解
させ、PH8の0.025モルリン酸緩衝液にて平衡化
したジエチルアミノエチル−セフアデツクスA−
50を充填したカラムにかけ、通過液を捕集する。
さらに同上のリン酸緩衝液2.5を通過させ、得
られる通過液と先に捕集した通過液を合し、これ
をホローフアイバー型限外過システム(使用膜
番号HI−1)を用いて脱塩し、ついで減圧下に
濃縮した後、凍結乾燥して白灰色〜淡褐色のTF
−120の粉末470mgを得た。 実施例 4 実施例1−(3)に記載の水不溶物を除去した上清
液を水不溶物を洗浄した洗浄液とを合した溶液
を、セロフアンチユーブを用い5℃の蒸留水にて
一夜透析し、内液を減圧濃縮する。濃縮した液を
ついでPH8の0.025モルリン酸緩衝液にて平衡化
したジエチルアミノエチル−セフアデツクスA−
50(フアルマシア社製・商品名)50gを充填した
カラムにかけ、ついで同上のリン酸緩衝液2、
および同上のリン酸緩衝液の0.1モル食塩溶出液
2.5を順次カラムに通過させた後、カラムに吸
着した活性物質を溶出させる目的で、同上のリン
酸緩衝液の0.2モル食塩溶出液2.5を通過させ、
得られる通過液をホローフアイバー型限外過シ
ステム(使用膜番号HI−1)を用いて脱塩した
後、凍結乾燥し白灰色〜淡褐色のTF−132の分画
粉末600mgを得た。 このものは次の理化学的諸性質を有する。 (イ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチル、ジエチルエーテルに不溶。 (ロ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ハ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは
3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、1550、
1440〜1380、1240、1140〜1000及び820cm-1
近傍に吸収帯を有する(第14図)。 (ニ) その水溶液の紫外部吸収スペクトルは吸収末
端に強い吸収があり、また273〜280nmの近傍
に吸収ピークを示す(第15図)。 (ホ) セフアデツクスG−200(フアルマシア社の
登録商標)を用いてゲル過(カラム:44mmφ
×500mm、溶出液:PH7の0.1モルリン酸緩衝
液)で分画すると、260nmの紫外線吸光度測
定においては、ボイドボリウム通過付近から
340ml付近、600〜700、および720〜880ml付近
にかけて吸収帯を有し、フエノール硫酸法にお
ける490nmの吸光度測定においては、ボイド
ボリウム通過付近から340、340から580および
720から900ml付近にかけて吸収帯を有し、アン
スロン硫酸法における620nmの吸光度測定に
おいてはボイドボリウム通過付近から340、お
よび340から580ml付近にかけて吸収帯を有する
(第16図)。 (ヘ) TSK−GEL G300 SW(東洋曹達株式会社の
商品名、カラム:7.9mmφ×600mm×2)による
高速液体クロマトグラム(溶出液:PH7の0.1
モル燐酸緩衝液、流速0.8ml/分、室温)は、
220nmの紫外線吸光度測定においては、溶媒
先端部分、30分、38〜60分、65分付近にかけて
ピークを有し、260nmでは溶媒先端部分、62
分、65分付近にかけてピークを有する(第17
図)。 (ト) モーリツシユ反応、フエノール−硫酸反応、
アンスロン−硫酸反応、インドール−塩酸反
応、ロウリイー・フオリン反応は陽性、ニンヒ
ドリン反応は陰性。 (チ) 元素分析値 C;34.8〜39.8% H;4.5〜5.7% N;2.8〜3.6% (リ) フエノール硫酸法による糖の含有率は55.0〜
64.0%(グルコース換算)およびロウリイー・
フオリン法による蛋白質の含有率は18.0〜28.0
%(牛血清アルブミン換算)である。 実施例 5 実施例2で得られた粉末10gを少量の水に溶解
させ、PH8の0.025モルリン酸緩衝液にて平衡化
した、ジエチルアミノエチル−セフアデツクスA
−50を充填したカラムにかけ、ついで同上のリン
酸緩衝液の0.2モル食塩溶出液5をカラムに通
過させた後、カラムに吸着した活性物質を溶出さ
せる目的で、同上のリン酸緩衝液の0.3モル食塩
溶出液2.5を通過させ、得られる通過液を減圧
下濃縮し、この濃縮液をセロフアンチユーブを用
いて脱塩し、更にセフアデツクスG25(フアルマ
シア社製、商品名)を用いて完全に脱塩した後、
凍結乾燥し白灰色〜淡褐色のTF−133の粉末600
mgを得た。 このものは次の理化学的性質を有する。 (イ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチルエーテルに不溶。 (ロ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ハ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは
3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、1550、
1440〜1380、1240、1140〜1000及び820cm-1
近傍に吸収帯を有する(第18図)。 (ニ) その水溶液の紫外部吸収スペクトルは吸収末
端に強い吸収あり、また258〜262nmの近綿に
吸収ピークを示す(第19図)。 (ホ) セフアデツクスG−200(フアルマシア社の
登録商標)を用いてゲル過(カラム:44mmφ
×500mm、溶出液:PH7の0.1モル燐酸緩衝液)
で分画すると、260nmの紫外線吸光度測定に
おいては、ボイドボリウム通過付近から300ml
付近にかけて、および630から940ml付近にかけ
て吸収帯を有し、フエノール硫酸法における
490nmの吸光度測定においては、ボイドボリ
ウム通過付近から420ml付近にかけて吸収帯を
有し、アンスロン硫酸法における620nmの吸
光度測定においてはボイドボリウム通過付近か
ら420ml付近にかけて吸収帯を有する(第2
図)。 (ヘ) TSK−GEL G300 SW(東洋曹達株式会社の
商品名、カラム:7.9mmφ×600mm×2)による
高速液体クロマトグラム(溶煙液:PH7の0.1
モル燐酸緩衝液、流速0.8ml/分、室温)は、
220nmの紫外線吸光度測定により、溶媒先端
部分、38分、50分付近にかけてピークを有し、
260nmは溶媒先端部分、50分〜60分、62分付
近にかけてピークを有する(第21図)。 (ト) モーリツシユ反応、フエノール−硫酸反応、
アンスロン−硫酸反応、インドール−塩酸反
応、ロウリイー・フオリン反応は陽性、ニンヒ
ドリン反応は陰性。 (チ) 元素分析値 C:28.0%〜36.6% H:3.5%〜5.1% N:4.5%〜6.3% (リ) フエノール硫酸法による糖の含有率は26.0%
〜35.0%(グルコース換算)およびロウリイ
ー・フオリン法による蛋白質の含有率は22.0%
〜28.0%(牛血清アルブミン換算)である。 実施例 6 実施例2で得られた粉末10gを少量の水に溶解
させ、PH8の0.025モルリン酸緩衝液にて平衡化
したジエチルアミノエチル−セフアデツクスA−
50を充填したカラムにかけ、ついで同上のリン酸
緩衝液の0.5モル食塩溶出液6を通過させた
後、カラムに吸着した活性物質を溶出させる目的
で、同上のリン酸緩衝液の0.6モル食塩溶出液2.5
を通過させ、得られる通過液をホローフアイバ
ー型限外過システム(使用膜番号HI−1)を
用いて脱塩し、ついで減圧下に濃縮した後、凍結
乾燥して白灰色〜淡褐色のTF−136の粉末130mg
を得た。 このものは次の理化学的諸性質を有する。 (イ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチルエーテルに不溶。 (ロ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ハ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトル3600
〜3200、2960〜2930、1670〜1640、1550、1440
〜1380、1240、1140〜1000及び820cm-1の近傍
に吸収帯を有する(第22図)。 (ニ) その水溶液の紫外部吸収スペクトルは吸収末
端に強い吸収があり、256〜260nmの近傍に吸
収ピークを示す(第23図)。 (ホ) セフアデツクスG−20(フアルマシア社の登
録商標)を用いてゲル過(カラム:44mmφ×
500mm、溶出液:PH7の0.1モル燐酸緩衝液)で
分画すると、260nmの紫外線吸光度測定にお
いては540から930ml付近にかけて吸収帯を有
し、フエノール硫酸法における490nmの吸光
度測定およびアンスロン硫酸法における620n
mの吸光度測定においては各分画ともわずかな
吸収帯を有する(第24図)。 (ヘ) TSK−GEL G300 SW(東洋曹達株式会社の
商品名、カラム:7.9mmφ×600mmmm×2)によ
る高速液体クロマトグラム(溶出液:PH7の
0.1モル燐酸緩衝液、流速0.8ml/分、室温)
は、220nmの紫外線吸光度測定においては、
溶媒先端部分、28分〜40分、42分〜60分付近に
かけてピークを有し、260nmでは溶媒先端部
分、42分〜60分付近にかけてピークを有する
(第25図)。 (ト) モーリツシユ反応、フエノール−硫酸反応、
アンスロン−硫酸反応、インドール−塩酸反
応、ロウリイー・フオリン反応は陽性、ニンヒ
ドリン反応は陰性。 (チ) 元素分析値 C;27.5%〜32.6% H;3.2%〜4.0% N;5.0%〜6.1% (リ) フエノール硫酸法による糖の含有率は19.0%
〜30.0%(グルコース換算)、およびロウリイ
ー・フオリン法による蛋白質の含有率は6.0%
〜12.0%(牛血清アルブミン換算)である。 実施例 7 実施例1−(2)で得られた粉末2gを水24mlに溶
解させ、水不溶物を7500rpm10分間遠心分離して
除去する。上清液をセロフアンチユーブを用い5
℃の蒸留水に対して、一夜透析し、内液を減圧濃
縮する。次いで、濃縮液をPH8の0.025モルリン
酸緩衝液で平衡化したジエチルアミノエチルセフ
アデツクスA−50(フアルマシア社の登録商標)
150mlのカラムにかけ、PH8の0.025モルリン酸緩
衝液600mlを流して洗浄したのち、食塩濃度0.6モ
ルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液を流し、溶出
液を得る。この溶出液を減圧下に約100mlに濃縮
し、5℃の蒸留水に対して透析したのち、再び減
圧濃縮して、セフアデツクスG−25のカラムを用
いて脱塩したのち、凍結乾燥して白灰色〜淡褐色
のTF−1316 470mgを得る。 斯くして得られたTF−1316は次の如き物性を
有する。 (イ) 白灰色ないし淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌、エールリツ
ヒ結節型癌、ザルコーマ180癌細胞の増殖を阻
止し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチレンエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示せず、約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは、
3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、1550、
1440〜1380、1240、1140〜1000、820cm-1の近
傍に吸収帯を有する。(第26図) (ヘ) その水溶液の紫外線吸収スペクトルは吸収末
端に強い吸収があり、また256〜260nmの近傍
に吸収ピークを示す。(第27図) (ト) セフアデツクスG−200(フアルマシア社の
登録商標)を用いてゲル過(カラム:21mmφ
×400nm、溶出液:PH7.0の0.1モルリン酸緩衝
液)で分画すると260nmの紫外線吸光度測定
に於いてボイド・ボリウム通過付近から160ml
付近にかけて吸収帯を有し、フエノール硫酸法
に於ける490nmの吸光度測定に於いてはボイ
ド・ボリウム通過付近から160ml付近にかけ吸
収帯を有する。(第28図) (チ) TSK−GEL G−300 SW(東洋曹達株式会
社製商品名、カラム:7.9mmφ×600mm×2)に
よる高速液体クロマトグラム(溶出液:PH7.0
の0.1モルリン酸緩衝液、流速0.8ml/分、室
温)で220nmの紫外線吸光度測定に於いて
は、溶媒先端部分、40〜60分付近にかけてピー
クを有し、260nmでは溶媒先端部分、40〜60
分付近にかけてピークを有する(第29図)。 (リ) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、ア
ンスロン硫酸反応、インドール硫酸反応、ロウ
リー・フオリン反応は陽性、ニンヒドリン反応
は陰性。 (ヌ) 元素分析値 C:30.0%〜34.0% H:3.8%〜4.4% N:4.9%〜5.7% (ル) フエノール硫酸法による糖の含有率は約
35.0〜50.0%(グルコース換算)およびロウリ
ー・フオリン法による蛋白質の含有率は約10.0
〜23.0%(牛血清アルブミン換算)である。 実施例 8 実施例1−(2)で得られた粉末44.2gを食塩濃度
0.3モルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液1.2に溶
解させ、浮遊する不溶物をハイフロスーパーセル
を用いて去し、得られた液を、食塩濃度0.3
モルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液で平衡化し
たジエチルアミノエチルセフアデツクスA−50
(フアルマシア社製商品名)500mlのカラム(直径
33cm)にかけ通過液を採取する。カラムは食塩濃
度0.3モルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液で洗浄
し、洗浄液と上記通過液を合わせて1.67の溶液
を得る。これを、再び食塩濃度0.3モルのPH8の
0.025モルリン酸緩衝液で平衡化したジエチルア
ミノエチルセフアデツクスA−50(フアルマシア
社製商品名)400mlのカラム(直径8cm)にかけ
通過液1.68を得る。カラムは、食塩濃度0.3モ
ルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液で洗浄し、洗
浄液1.64を得る。通過液および洗浄液を合わせ
て、これにPH8の0.025モルリン酸緩衝液を加
え、食塩濃度0.2モルのPH8の0.025モルリン酸緩
衝液4.98とする。この溶液を、食塩濃度0.2モ
ルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液で平衡化した
ジエチルアミノエチルセフアデツクスA−50(フ
アルマシア社製商品名)500mlのカラム(直径8
cm)にかけ、食塩濃度0.2モルのPH8の0.025モル
リン酸緩衝液2でカラムを洗浄して得られた通
過液と洗浄溶液を合わせた7の溶液に、PH8の
0.025モルリン酸緩衝液を加え食塩濃度0.1モルの
PH8の0.025モルリン酸緩衝液14とする。この
溶液を、食塩濃度0.1モルのPH8の0.025モルリン
酸緩衝液で平衡化したジチルアミノエチルセフア
デツクスA−50(フアルマシア社製商品名)500
mlのカラム(直径8cm)にかけ、通過液を除き、
カラムを、食温濃度0.1モルのPH8の0.025モルリ
ン酸緩衝液2で洗浄した後、食塩濃度0.2モル
のPH8の0.025モルリン酸緩衝液2を流し、溶
出液を採取する。この溶出液を限外過システム
(使用フアルター:東洋ウルトラフイルターUK
−10)を用いて濃縮および脱塩した後、更にセフ
アデツクスG−25カラムを用いて脱塩し、活性炭
にて脱色させた後、凍結乾燥させ、白灰色〜淡褐
色のTF−132bの粉末880mgを得る。 斯くして得られるTF−132bは次の如き物性を
有する。 (イ) 白灰色〜淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌、エールリツ
ヒ結節型癌、ザルコーマ−180癌細胞の増殖を
阻止し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは
3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、1550、
1440〜1380、1240、1140〜1000及び820cm-1
近傍に吸収帯を有する(第30図)。 (ヘ) その水溶液の紫外線吸収スペクトルは吸収末
端に強い吸収があり、また265〜280nmの近傍
にシヨルダーを示す(第31図)。 (ト) セフアデツクスG−200(フアルマシア社の
登録商標)を用いてゲル過(カラム:21mmφ
×400mm、溶出液:PH7.0の0.1モルリン酸緩衝
液)を分画すると、260nmの紫外線吸光度測
定においては、ボイド・ボリウム通過付近から
150ml付近にかけて吸収帯を有し、フエノール
硫酸法による490nmの吸光度測定においては
ボイド・ボリウム通過付近から150ml付近にか
けて吸収帯を有する(第32図)。 (チ) TSK−GEL G300 SW(東洋曹達株式会社の
商品名、カラム:7.9mmφ×600mm×2)による
高速液体クロマトグラム(溶出液:PH7の0.1
モルリン酸緩衝液、流速0.8ml/分、室温)
は、220nmの紫外線吸光度測定においては、
溶媒先端部分、36〜37分、48〜50分付近にかけ
てピークを有し、260nmの吸光度測定におい
ては溶媒先端部分、32〜39分、45〜52分付近に
かけてピークを有する(第33図)。 (リ) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、ア
ンスロン硫酸反応、インドール塩酸反応、ロウ
リイー・フオリン反応は陽性、ニンヒドリン反
応は陰性。 (ヌ) 元素分析値 C:35.3%〜39.5%、H:4.5%〜5.6%、 N:2.8%〜5.4% (ル) フエノール硫酸法による糖の含有率は約
23.6%〜45.5%(グルコース換算)、およびロ
ウリイー・フオリン法による蛋白質の含有率は
約15.5%〜28.0%(牛血清アルブミン換算)で
ある。 実施例 9 実施例1−(2)で得られた粉末42.2gを食塩濃度
0.3モルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液1.2に溶
解させ、浮遊する不溶物をハイフロスーパーセル
を用いて去し、得られた液を、食塩濃度0.3
モルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液で平衡化し
たジエチルアミノエチルセフアデツクスA−50
(フアルマシア社製商品名)500mlのカラム(直径
33cm)にかけ通過液を採取する。カラムは食塩濃
度0.3モルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液で洗浄
し、洗浄液と上記通過液を合わせて1.67の溶液
を得る。これを、再び食塩濃度0.3モルのPH8の
0.025モルリン酸緩衝液で平衡化したジエチルア
ミノエチルセフアデツクスA−50(フアルマシア
社製商品名)400mlのカラム(直径8cm)にかけ
通過液1.68を得る。カラムは食塩濃度0.3モル
のPH8の0.025モルリン酸緩衝液で洗浄して、洗
浄液1.64を得る。通過液および洗浄液を合わせ
て、これにPH8の0.025モルリン酸緩衝液を加
え、食塩濃度0.2モルのPH8の0.025モルリン酸緩
衝液4.98とする。この溶液を、食塩濃度0.2モ
ルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液で平衡化した
ジエチルアミノエチルセフアデツクスA−50(フ
アルマシア社製商品名)500mlのカラム(直径8
cm)にかけ、食塩濃度0.2モルのPH8の0.025モル
リン酸緩衝液2でカラムを洗浄した後、食塩濃
度0.3モルのPH8の0.025モルリン酸緩衝液2を
流入し、溶出液を採取する。この溶出液を限外
過システム(使用フイルター:東洋ウルトラフイ
ルターUK−10)を用いて濃縮および脱塩した
後、更に、セフアデツクスG−25カラムを用いて
脱塩し、活性炭にて脱色させた後、凍結乾燥させ
白灰色〜淡褐色のTF−133bの粉末590mgを得
る。 斯くして得られるTF−133bは次のごとき物性
を有する。 (イ) 白灰色〜淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌、エールリツ
ヒ結節型癌、ザルコーマ−180癌細胞の増殖を
阻止し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは
3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、1550、
1440〜1380、1240、1140〜1000及び820cm-1
近傍に吸収帯を有する(第34図)。 (ヘ) その水溶液の紫外線吸収スペクトルは吸収末
端に強い吸収があり、また270〜280nmの近傍
にシヨルダーを示す(第35図)。 (ト) セフアデツクスG−200(フアルマシア社の
登録商標)を用いてゲル過(カラム:21mmφ
×400mm、溶出液:PH7の0.1モル燐酸緩衝液)
で分画すると、260nmの紫外線吸光度測定に
おいてはボイド・ボリウム通過付近から170ml
付近にかけて吸収帯を有し、フエノール硫酸法
による490nmの吸光度測定においてはボイ
ド・ボリウム通過付近から150ml付近にかけて
吸収帯を有する(第36図)。 (チ) TSK−GEL G300 SW(東洋曹達株式会社の
商品名、カラム:7.9mmφ×600mm×2)による
高速液体クロマトグラム(溶出液:PH7の0.1
モル燐酸緩衝液、流速0.8ml/分、室温)は、
220nmの紫外線吸光度測定においては溶媒先
端部分、49〜50分付近にかけてピークを有し、
260nmでは溶媒先端部分、38〜39分、52分付
近にかけてピークを有する(第37図)。 (リ) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、ア
ンスロン硫酸反応、インドール塩酸反応、ロウ
リイー・フオリン反応は陽性、ニンヒドリン反
応は陰性。 (ヌ) 元素分析値 C:31.1%〜38.5%、H:3.9%〜5.2%、 N:3.4%〜4.7% (ル) フエノール硫酸法による糖の含有率は約
19.0%〜24.5%(グルコース換算)、およびロ
ウリイー・フオリン法による蛋白質の含有率は
約12.9%〜22.9%(牛血清アルブミン換算)で
ある。 実施例 10 (1) 実施例1−(2)で得た粗粉末20gを水120mlに
溶解させ、この際生じる水不溶物を7500rpm10
分間遠心分離で除去して得た上清液と、水不溶
物を水60mlで2回洗浄した洗浄液とを合し、ホ
ローフアイバー型限外過システム(使用膜番
号HI−1:旭化成(株)製商品)を用いて限
外過し、内液を凍結乾燥し、白灰色〜淡褐色
の粉末10gを得る。 (2) 上記で得られた粉末25gを食塩濃度0.3モル
のPH8の0.025モルリン酸緩衝液1に溶解さ
せ、予め食塩濃度0.3モルのPH8の0.025モルリ
ン酸緩衝液で平衡化したジエチルアミノエチル
セフアデツクスA−50(フアルマシア社製商品
名)500mlのカラム(直径33cm)にかける。カ
ラムは同じく食塩濃度0.3モルのPH8の0.025モ
ルリン酸緩衝液で洗浄し、カラム通過液と洗浄
液を合して1.6を得る。これを再び、同じく
食塩濃度0.3モルのPH8の0.025モルリン酸緩衝
液にて平衡化したジエチルアミノエチルセフア
デツクスA−50(フアルマシア社製商品名)
400mlのカラム(直径8cm)にかけ通過液1.65
を得、カラムを、食塩濃度0.3モルのPH8の
0.025モルリン酸緩衝液で洗浄した洗浄液1.7
と合して、これをPH8の0.025モルリン酸緩衝
液で希釈し、食塩濃度0.1モルのPH8の0.025モ
ルリン酸緩衝液10.35に調整する。 次いで、この溶液を食塩濃度0.1モルのPH8
の0.025モルリン酸緩衝液で平衡化したジエチ
ルアミノエチルセフアデツクスA−50(フアル
マシア社製商品名)500mlのカラム(直径8
cm)にかけ、吸着分画を、食塩濃度0.1モルの
PH8の0.025モルリン酸緩衝液2で洗浄した
後、食塩濃度0.3モルのPH8の0.025モルリン酸
緩衝液2を流し、溶出分画を採取する。得ら
れた溶出液は、限外過システム(使用フイル
ター:東洋ウルトラフイルターUK−10)を用
いて脱塩し、濃縮し、更に、セフアデツクスG
−25にかけて脱塩して、活性炭にて脱色した
後、凍結乾燥し、白灰色〜淡褐色のTF−1323
の粉末1.65gを得る。 斯くして得られる制癌性物質TF−1323は次の
ごとき物性を有する。 (イ) 灰白色〜淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌、エールリツ
ヒ結節型癌、ザルコーマ−180癌細泡の増殖を
阻止し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点は示さず約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr法による赤外線吸収スペクトルは、3600
〜3200、2960〜2930、1670〜1640、1550、1440
〜1380、1240、1140〜1000及び820cm-1の近傍
に吸収帯を有する(第38図)。 (ヘ) その水溶液の紫外線吸収スペクトルは、吸収
末端に強い吸収があり、また265〜280nmの近
傍に吸収ピークを示す(第39図)。 (ト) セフアデツクスG−200(フアルマシア社の
登録商標)を用いてゲル過(カラム:21mmφ
×400mm、溶出液PH7の0.1モルリン酸緩衝液)
で分画すると、260nmの紫外線吸光度測定に
於いてはボイド・ボリウム通過付近から160ml
にかけて吸収帯を有し、フエノール硫酸法に於
ける490nmの吸光度測定に於いてボイド・ボ
リウム通過付近から150mlに吸収帯を有する
(第40図)。 (チ) TSK−GEL G300 SW(東洋曹達株式会社の
商品名、カラム:7.9mmφ×600×2)による高
速流体クロマトグラム(溶出液:PH7の0.1モ
ル燐酸緩衝液、流速0.8ml/分、室温)は、
220nmの紫外線吸光度測定により、溶媒先端
部分、36分、48〜50分付近にかけてピークを有
し、260nmでは溶媒先端部分、36分、50分付
近にかけてピークを有する(第41図)。 (リ) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、ア
ンスロン硫酸反応、インドール塩酸反応、ロウ
リイー・フオリン反応は陽性、ニンヒドリン反
応は陰性。 (ヌ) 元素分析値 C:29.9%〜39.4%、H:3.9%〜5.6%、 N:2.8%〜5.4% (ル) フエノール硫酸法による糖の含有率は約
19.0%〜25.0%(グルコース換算)およびロウ
リイー・フオリン法による蛋白質の含有率は約
11.0%〜17.0%(牛血清アルブミン換算)であ
る。 実施例 11 実施例4で得られた粉末1mgをバイアル瓶に充
填した。これは使用時滅菌水又はリドカイン0.5
%含有溶液等で溶解し注射液として用いる。 実施例 12 実施例5で得られた粉末1mgをバイアル瓶に充
填した。これは使用時滅菌水又はリドカイン0.5
%含有溶液等で溶解し注射液として用いる。 実施例 13 実施例6で得られた粉末1mgをバイアル瓶に充
填した。これは使用時滅菌水又はリドカイン0.5
%含有溶液等で溶解し注射液として用いる。 なお、TF−100、110および120も同様に製剤化
して使用しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いるフソバクテリウム・ヌ
クレアタムTF−031の形態を示す顕微鏡写真、第
2図は制癌性物質TF−100の赤外線吸収スペクト
ル、第3図は同物質の紫外線吸収スペクトル、第
4図は同物質をセフアデツクスG−50を用いてゲ
ル過したときの溶出パターン、第5図は同物質
の高速液体クロマトグラムを示し、第6図は制癌
性物質TF−110の赤外線吸収スペクトル、第7図
は同物質の紫外線吸収スペクトル、第8図は同物
質をセフアデツクスG−200を用いてゲル過し
たときの溶出パターン、第9図は同物質の高速液
体クロマトグラムを示し、第10図は制癌性物質
TF−120の赤外線吸収スペクトル、第11図は同
物質の紫外線吸収スペクトル、第12図は同物質
をセフアデツクスG−200を用いてゲル過した
ときの溶出パターン、第13図は同物質の高速液
体クロマトグラムを示し、第14図は本発明の制
癌性物質TF−132の赤外線吸収スペクトル、第1
5図は同物質の紫外線吸収スペクトル、第16図
は同物質をセフアデツクスG−200を用いてゲル
過したときの溶出パターン、第17図は同物質
の液体クロマトグラムを示し、第18図はTF−
133の赤外線吸収スペクトル、第19図は同物質
の紫外線吸収スペクトル、第20図は同物質をセ
フアデツクスG−200を用いてゲル過したとき
の溶出パターン、第21図は同物質の高性能液体
クロマトグラムを示し、第22図はTF−136の赤
外線吸収スペクトル、第23図は同物質の紫外線
吸収スペクトル、第24図は同物質をセフアデツ
クスG−200を用いてゲル過したときの溶出パ
ターン、第25図は同物質の高速液体クロマトグ
ラムを示し、第26図はTF−1316の赤外線吸収
スペクトル、第27図は同物質の紫外線吸収スペ
クトル、第28図は同物質をセフアデツクスG−
200を用いてゲル過した時の溶出パターン、第
29図は同物質の高速液体クロマトグラムを示
し、第30図はTF−132bの赤外線吸収スペクト
ル、第31図は同物質の紫外線吸収スペクトル、
第32図は同物質をセフアデツクスG−200を用
いてゲル過したときの溶出パターン、第33図
は同物質の高速液体クロマトグラムを示し、第3
4図はTF−133bの赤外線吸収スペクトル、第3
5図は同物質の紫外線吸収スペクトル、第36図
は同物質をセフアデツクスG−200を用いてゲル
過したときの溶出パターン、第37図は同物質
の高速液体クロマトグラムを示し、第38図は
TF−1323の赤外線吸収スペクトル、第39図は
同物質の紫外線吸収スペクトル、第40図は同物
質をセフアデツクスG−200を用いてゲル過し
たときの溶出パターン、第41図は同物質の高速
液体クロマトグラムを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フソバクテリウム属に属する制癌性物質TF
    −130生産菌を培養し、その培養液から得られる
    次の性状を有する制癌性物質TF−130。 (イ) 白灰色ないし淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌、エールリツ
    ヒ結節型癌、ザルコーマー180癌細胞の増殖を
    阻止し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
    トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
    ジエチルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
    め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは、
    3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、1550、
    1440〜1380、1240、1140〜1000及び820cm-1
    近傍に吸収帯を有する。 (ヘ) その水溶液の紫外部吸収スペクトルは吸収末
    端に強い吸収があり、また256〜280nmの近傍
    に吸収ピークを示す。 (ト) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、ア
    ンスロン−硫酸反応、インドール塩酸反応及び
    ロウリー・フオリン反応は陽性で、ニンヒドリ
    ン反応は陰性。 (チ) 元素分析値 C:27.5%〜39.8% H:3.2%〜5.7% N:2.8%〜6.3% (リ) フエノール硫酸法による糖の含有率は19.0%
    〜64.0%(グルコース換算)、およびロウリ
    ー・フオリン法による蛋白質の含有率は6.0%
    〜28.0%(牛血清アルブミン換算)である。 2 フソバクテリウム属に属する制癌性物質TF
    −130生産菌を培養して得た培養液又は上清液に
    親水性有機溶媒を加えて生ずる沈澱物を採取し、
    これに水を加えて水不溶物を除去し、次いでこれ
    を透析又は限外過し、更にこれをイオン交換体
    処理して得られたものである特許請求の範囲第1
    項記載の制癌性物質TF−130。 3 フソバクテリウム属に属する制癌性物質TF
    −130生産菌がフソバクテリウム・ヌクレアタム
    である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の制
    癌性物質TF−130。 4 フソバクテリウム属に属する制癌性物質TF
    −130生産菌を培養して得た培養液又は上清液に
    親水性有機溶媒を加えて生ずる沈澱物を採取し、
    これに水を加えて水不溶物を除去し、次いでこれ
    を透析又は限外過し、更にこれをイオン交換体
    処理することを特徴とする制癌性物質TF−130の
    製造法。 5 親水性有機溶媒がアルコールである特許請求
    の範囲第4項記載の制癌性物質TF−130の製造
    法。 6 親水性有機溶媒をその濃度が30〜70%になる
    ように培養液又は上清液に加えることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項又は第5項記載の制癌性
    物質TF−130の製造法。 7 イオン交換体処理において、食塩加リン酸緩
    衝液で溶出することを特徴とする特許請求の範囲
    第4項記載の制癌性物質TF−130の製造法。 8 フソバクテリウム属に属する制癌性物質TF
    −130生産菌を培養し、この培養液から得られる
    次の性状、 (イ) 白灰色ないし淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌、エールリツ
    ヒ結節型癌、ザルコーマー180癌細胞の増殖を
    阻止し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
    トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
    ジエチルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
    め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは、
    3600〜3200、2960〜2930、1670〜1640、1550、
    1440〜1380、1240、1140〜1000及び820cm-1
    近傍に吸収帯を有する。 (ヘ) その水溶液の紫外部吸収スペクトルは吸収末
    端に強い吸収があり、また256〜280nmの近傍
    に吸収ピークを示す。 (ト) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、ア
    ンスロン−硫酸反応、インドール塩酸反応及び
    ロウリー・フオリン反応は陽性で、ニンヒドリ
    ン反応は陰性。 (チ) 元素分析値 C:27.5%〜39.8 H:3.2%〜5.7% N:2.8%〜6.3% (リ) フエノール硫酸法による糖の含有率は19.0%
    〜64.0%(グルコース換算)、およびロウリ
    ー・フオリン法による蛋白質の含有率は6.0%
    〜28.0%(牛血清アルブミン換算)である。 を有する制癌性物質TF−130を含有することを特
    徴とする制癌剤。
JP10781979A 1979-08-24 1979-08-24 Carcinostatic substance, tf-130, its preparation and carcinostatic preparation containing the same Granted JPS5645496A (en)

Priority Applications (19)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10781979A JPS5645496A (en) 1979-08-24 1979-08-24 Carcinostatic substance, tf-130, its preparation and carcinostatic preparation containing the same
DE19803031152 DE3031152A1 (de) 1979-08-24 1980-08-18 Carcinostatische substanzen, verfahren zur herstellung derselben und mittel mit einem gehalt derselben
GB8027026A GB2059969B (en) 1979-08-24 1980-08-19 Fusobacterium culture extracts
CA000358667A CA1174618A (en) 1979-08-24 1980-08-20 Substances having carcinostatic and immunostimulating activity, process for preparing the same and carcinostatic agent containing the same
BE0/201815A BE884864A (fr) 1979-08-24 1980-08-21 Nouvelles substances produites par des bacteries du genre fusobacterium, leur procede de preparation et leur application en therapeutique
CH6297/80A CH648042A5 (de) 1979-08-24 1980-08-21 Carcinostatische substanzen, verfahren zur herstellung derselben und mittel mit einem gehalt derselben.
FI802641A FI68080C (fi) 1979-08-24 1980-08-21 Foerfarande foer framstaellning av karcinostatiska och immunostimulerande substansen
AU61646/80A AU529076B2 (en) 1979-08-24 1980-08-21 Carcinostatic agents
US06/180,040 US4744985A (en) 1979-08-24 1980-08-21 Novel substances having carcinostatic and immunostimulating activity, process for preparing the same and carcinostatic agent containing the same
AT0426480A AT375674B (de) 1979-08-24 1980-08-21 Verfahren zur herstellung neuer carcinostatischer substanzen
SE8005921A SE446406B (sv) 1979-08-24 1980-08-22 Nya foreningar med karcinostatisk och immunostimulerande verkan framstellda genom odling av fusobacterium nucleatum tf-031(ferm 5077, atcc 31647), forfarande for framstellning av desamma och karcinostatiskt medel inneha
NO802499A NO155697C (no) 1979-08-24 1980-08-22 Fremgangsmaate for fremstilling av fysiologisk aktive forbindelser ved fermentering.
PT71730A PT71730A (en) 1979-08-24 1980-08-22 Process for preparing novel substances having carcinostatic immunostimulating activity and a carcinostatic agent containing the same
DK361680A DK151639C (da) 1979-08-24 1980-08-22 Fremgangsmaade til fremstilling af tf-100 eller fraktioner heraf med carcinostatisk og immunostimulerende aktivitet
IT49541/80A IT1181595B (it) 1979-08-24 1980-08-22 Sostanze carcinostatiche ed immuno stimolanti procedimento per prepararle ed agente carcinostatico che le contiene
DD22346380A DD153999A5 (de) 1979-08-24 1980-08-22 Verfahren zur herstellung von substanzen mit carcinostatischer und immunstimulierender wirkung
FR8018396A FR2463619A1 (fr) 1979-08-24 1980-08-22 Nouvelles substances produites par des bacteries du genre fusobacterium, leur procede de preparation et leur application en therapeutique
NL8004759A NL8004759A (nl) 1979-08-24 1980-08-22 Nieuwe stoffen met carcinostatische en immuno- stimulerende werking, werkwijze voor de bereiding daarvan en carcinostatische preparaten die deze stoffen bevatten.
NZ194744A NZ194744A (en) 1979-08-24 1980-08-22 Preparation of carcinostatic and immunostimulating tf-substances from fusobacterium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10781979A JPS5645496A (en) 1979-08-24 1979-08-24 Carcinostatic substance, tf-130, its preparation and carcinostatic preparation containing the same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5645496A JPS5645496A (en) 1981-04-25
JPS627919B2 true JPS627919B2 (ja) 1987-02-19

Family

ID=14468832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10781979A Granted JPS5645496A (en) 1979-08-24 1979-08-24 Carcinostatic substance, tf-130, its preparation and carcinostatic preparation containing the same

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5645496A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5645496A (en) 1981-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5896025A (ja) 新規生理活性物質ch−1およびその製造法
US4247541A (en) Ks-2-b
CA1282779C (en) Polysaccharide ron substance, production of the same and use of the same
JPH021154B2 (ja)
US4614733A (en) Polysaccharides pharmaceutical compositions and the use thereof
JPH0662426B2 (ja) 腫瘍の血管新生を抑制するための治療薬
US4209507A (en) Novel anti-tumor substance and preparation thereof
US4744985A (en) Novel substances having carcinostatic and immunostimulating activity, process for preparing the same and carcinostatic agent containing the same
JPS627919B2 (ja)
JPS627916B2 (ja)
JPS627918B2 (ja)
JPS6261036B2 (ja)
FI68080B (fi) Foerfarande foer framstaellning av karcinostatiska och immunostimulerande substansen
US4547462A (en) Process for preparing substance having carcinostatic and immunostimulating activity
KR890002256B1 (ko) 항암 물질 tf-2 제조 방법
EP0173228A2 (en) Polysaccharide rin substance, production of the same and use of the same
JPS648637B2 (ja)
JPS627917B2 (ja)
NO850152L (no) Fremgangsmaate ved fremstilling av human, endogen cancerregulerende faktor.
JPH0242478B2 (ja)
GB2042558A (en) Interferon inducers, methods for their preparation, pharmaceutical compositions containing them and their use as medicaments
NO157426B (no) Fremgangsmaate for fremstilling av terapeutisk aktive forbindelser ved dyrking av mikroorganismer.
US3943244A (en) Anti-microbial factors effective against bacillic and coccic infections
JPH021156B2 (ja)
JPS6353198B2 (ja)