JPS6282716A - 信号遅延用cmos集積回路 - Google Patents

信号遅延用cmos集積回路

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JPS6282716A
JPS6282716A JP60221787A JP22178785A JPS6282716A JP S6282716 A JPS6282716 A JP S6282716A JP 60221787 A JP60221787 A JP 60221787A JP 22178785 A JP22178785 A JP 22178785A JP S6282716 A JPS6282716 A JP S6282716A
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column
cmos
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、CMOSゲート回路を用いた二値化信号の
遅延回路をIC化するにあたり、効率的なICパターン
を実現するとともに、IC化にともなう遅延出力の波形
歪(遅延時間歪)を減少させるようにした信号遅延用C
MOS集積回路に関する。
〔従来の技術〕
CMOSゲート回路は第2図に示すように、Pチャンネ
ルMO8−FET12とNチャンネルMO8−FET1
4をゲートどうし、ドレインどうしを互いに接続し、ソ
ースに電源電圧■。、。
v88をそれぞれ印加し、入力端子13を介してゲート
に信号を入力し、トレインから出力端子15に入力信号
の反転信号を取り出すようにしたものである。
このCMOSゲート回路10においては、入力と出力間
に1!延時間が生じる。この遅延時間は、第3図に示す
ように、電源電圧■。D−VS8に依存し、電源電圧v
00− VS2が小さいほど遅延時間は大きく、その変
化率も大きい。これは、電源電圧voo −■ssによ
って素子のフンダクタンスが変化するためである。した
がって、この性質を利用して電源電圧VDD−vS8の
大きさにより、任意の遅延時間に制御することができる
このようなCMOSゲート回路10を用いた信@遅延回
路によれば、例えば、時間軸にアナログ情報を含むパル
ス周波数変調信号を遅延させる技術(例えば、ビデオデ
ィスク再生装置における再生映像信号中のジッタ(時間
軸のゆらぎ)の吸収)に利用することができる。これは
、ジッタが含まれた再生映像信号をCMOSゲート回路
に入力し、そこから出力される映像信号からカラーバー
スト信号を抽出し、これをカラーバーストのサブキャリ
アに対応した3、58M1lZの水晶発振クロックと位
相比較し、その位相誤差に応じてCMOSゲート回路の
電源電圧■。D”−VS8を制御することにより、CM
OSゲート回路からジッタの吸収された映像信号を出力
させるものである。
ところで、長い遅延時間を必要とする場合は、第4図に
示すように、CMOSゲート回路10を多段接続すれば
よいが、これをIC化する場合、電源ライン15.16
を長い距離にわたって引き回さなければならない。とこ
ろが、IC化すると電源ライン15.16の幅が減少し
、これに伴ない電源ラインのインピーダンスが増大する
ので、不測のN原電圧変化をもたらし、遅延時間制御が
不正確となる。
そこで、この発明では、後述するように、CMOSゲー
ト回路の多段接続による連続パターンを折返し構成とす
ることにより、これを解決している。
しかし、折返し構成とすると、これに伴ない次のような
不都合が生じる可能性がある。
■ 不用意に折曲げると、入力波形の立上り部分、立下
り部分に対する回路全体での遅延時間T、。
T、に相違を生じ易く、出力波形の歪(デユーティの変
化)となってしまい、時間軸上に情報を有する前述のよ
うなビデオディスク再生信号を扱う際には使いものにな
らなくなってしまう。
■ 折曲げ部分にて、動作入力周波数の上限が下がって
しまう。
■ 周期性の入力信号に対して、同時に多数のCMOS
ゲートが動作し、動作電流集中による不測の電圧低下を
引き起こし、遅延時間制御が不正確となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は、前記従来の技術における問題点を解決しよ
うとするもので、CMOSゲート回路の多段接続による
連続パターンを折返し構成とすることにより、電源ライ
ンの短縮化を可能にして同ラインのインピーダンス増大
を防止するとともに、折返し構成に伴う出力波形歪の発
生を防止した信号遅延用CMO8集積回路を提供しよう
とするものである。〔問題点を解決するための手段〕こ
の発明は、CMOSゲート回路の多段接続構成を、折り
返しパターンとして集積回路基板上に配置し、この折り
返しパターンを形成する各列を、奇数個の段数のCMO
Sゲート回路で構成するようにしたものである。
(作 用) この発明の前記解決手段によれば、折り返し構造とする
ことにより、電源ライン(V、、、 VS8)もそれぞ
れをくし歯状でかつ互い違いに、対向させるという引回
しが可能になり、N源うインのインピーダンス増大の悪
影警を可及的に小さくすることができる。
また、各列を奇数個のCMOSゲート回路で構成するこ
とにより、折り返し部分で生じる遅延時間バラつき要素
を効果的に打ち消し合わせることができ、回路全体とし
ての立上り、立下り遅延時間(T  、TF>を等しく
させることができ、出力源形歪の発生を防止することが
できる。
なお、以下の実施例では、各列の終段に電流供給能力の
大きいCMOSゲート回路を配置することにより、折り
返し部の負荷容酊増大にともなう同CMOSゲートの動
作スピード低下を防ぎ、入力信号の高速変化に対する追
従性の低下を防止いる。つまり、動作可能上限周波数が
下らず、高速入力も波形歪なく伝送可能となる。
また、各列をそれぞれ奇数個の段数を有する奇数個のブ
ロックに区分し、これら各ブロックの終段には、電流供
給能力の大きいCMOSゲート回路を配置することによ
り、入力信号の周期が各段の遅延時間の整数倍であるか
ないかによらず周期性入力に対しても、各CMOSゲー
ト素子の動作タイミングが相互にズしたものとなり、動
作電流の集中化が生じにくい。したがって、電源電圧■
88.v83の変化がなく、不測の遅延時間の変化を防
止して入出力間の波形歪のない伝送が可能となる。また
、この場合各ブロックの段数を相異なる奇数個とするこ
とにより、所定帯域内の周波数の入力全てに対しこの効
果がもたらされる。
〔実施例〕
この発明による信号遅延用CMO8集積回路のチップパ
ターンの一例を第1図に示す。
このチップパターンは、短冊状に示された小片20が個
々のCMOSゲート回路である。各列22は、奇数個の
CMOSゲート回路20を縦列接続して構成され、端部
において折返して次列に接続されて、全体として1本の
遅延回路の連続パターンを構成している。そして、入力
端子24から二値化信号を入力すると、出力端子26か
らその遅延出力が取り出される。
電源ライン28は、母線28aからくし歯状の枝線28
bが引き出され、端子28cから各列22に電源電圧■
8sを供給している。電源ライン30は、母線30aか
らくし歯状の枝線30bが前記枝線38bと互い違いに
対向するように引き出され、端子30Gから各列22に
電源電圧V、。
を供給している。これら電源電圧VDO” 33により
遅延時間が制御される。
各列22におけるCMOSゲート回路20の段数は奇数
個で、この実施例では231段としている。また、列2
2の数は、この実施例では44列としている。
ここで、各列22を構成する個々のCMOSゲート回路
20のチップパターンについて説明する。
ここでは、CMOSゲート回路20のチップパターンと
して、Aタイプ(小電流用)と、Bタイプ(大電流用)
の2つのタイプが用意されている。
Bタイプは各列の終段および各列を奇数個の段数で分割
したブロックの終段に配Uされ、Aタイプはそれ以外の
部分に配置される。また、チップパターンは、ここでは
2個のCMOSゲート回路を1組どして構成している。
2個の組合せとしては、A−A (Aタイプどうしの組
合せ)、A−B(Aタイプの後にBタイプがくる組合せ
)、B−A(Bタイプの後にAタイプがくる組合せ)が
ある。
なお、各列は奇数段のCMOSゲート回路で構成されて
いるので、Bタイプ1個のパターンを用怠し、これを各
列の最終段に用いるようにする。
A−Bタイプのチップパターンの一例を第5図に示す。
また、その電気回路を第6図に示す。このCMOSゲー
ト回路は、AタイプのCMOSゲート回路20−1と、
BタイプのCMOSゲート回路2o−2とを縦続接続し
て構成されている。
従来のCMOSゲート回路のチップパターンは、Pチャ
ンネル側とN′f−センネル側とが対称形状に構成され
ていたが、第5図のものではゲート以上がPチ11ンネ
ル側とNチャンネル側で相違している。これは、対称形
状とすると、PチャンネルとNチャンネルの特性の相違
により、出力の立上り特性と立下り特性に相違が出て、
前述したビデオディスク再生におけるパルス周波数変調
信号のジッタ吸収等に利用した場合、入出力パルス波形
のデユーティ比が変化してしまい、ディスク記録情報の
忠実な再生が困難となるためである。
そこで、第5図では、N、P各チャンネル素子のゲート
パターンの幅および長さを調整し、これら各チャンネル
素子に同一の外部電圧条件を与えたときにこれら各チャ
ンネル素子の動作電流値が等しくなるように設定してい
る。
CMOSゲート回路20−1は、PチャンネルMO8−
FET1とNチャンネルMO8−FET2とで構成され
ている。入力信号は、端子22から入力され、配線24
を介して1段目20−1のゲートGD1.Go1に印加
される。電源■[10は、電極26を介して、ソース5
l)1に印加される。電極■ は、電極28を介して、
ソースS。1に印加さS れる。そして、ドレインDD  の出力信号は、11n
1 端子30から配線31を介して2段目20−2のゲート
G、2.Go2に印加される。
2段目20−2では、電源■。0は、電極26を介して
、ソースSp2に印加される。電源V88は、電極28
を介してソースS。2印加される。そして、ドレインD
、)2.Do2の出力信号は、端子32を介して出力さ
れる。
AタイプのCMOSゲート回路20−1は、Pチャンネ
ルMO8−FETIとNチャンネルMO8−FET2に
共通の電”[10,VSSを与えたとき、■ が等しく
なるように、ゲートG、1゜Golの幅(W)/長さく
L)を各チャンネル素子の構造と材質特性等から決まる
定数に′およびスレッショールド電圧vthの値に応じ
て設定する。
その結果、NチャンネルMO8FET1のW/Lは、P
チャンネルMO3FET2のW/Lよりも小さくなる。
ゲートG、1.Go1の寸法の一例を下表に示す。
但しw、Jlは実効長さで、設計値W、Jlよりも次式
で示されるように製造プロセスによって短くなる。
w=W−1,5 Jl  =L−1,0 BタイプのCMOSゲート回路20−2は、Pチャンネ
ルMO8−FET3とNチャンネルMO8−FET4に
共通の電源■。o、■38を与えたとき、■ が等しく
なるように、ゲートG、2゜”n2の幅(W)/長さく
L)を各チャンネル素子のに′、Vthの値に応じて設
定する。その結果、NチャンネルMO3−FET3のW
/Lは、PチャンネルMO8−FET4のW/Lよりも
小さくなる。
ゲートG、2.Go2の寸法の一例を下表に示す。
なお、上記の設計、では、Bタイプは、Aタイプに対し
て1.6倍の電流供給能力がある。
次に、これらのCMOSゲート回路20を用いた第1図
のチップパターンの詳細について説明する。
(1)  CMOSゲート回路20の配列、電源ライン
の構成 第1図のチップパターンの電気回路を第7図に示す。こ
のチップパターンは、CMOSゲート回路20を多段接
続した連続パターンを奇数個ずつ折返して構成したもの
で、入力端子24から入力された信号が各段で遅延され
て、出力端子26から出力される。これにより、限られ
たチップ基板上に多数のCMOSゲート回路20を効率
的に配置することができる。
電源ライン28は、母線28aからくし歯状の枝線28
bが引き出され、各CMOSゲート回路20に電源電圧
■SSを供給している。また、電源ライン30は、母1
130aからくし歯状の枝線28bが引き出され、各C
MOSゲート回路20に電源電圧■DOを供給している
このような電源ライン28.30の構成によれば、母1
28a、30aに対し、複数の枝線28b、30bが引
き出されているので、2本の電源ラインで全CMOSゲ
ート回路20に電源電圧VSS、VDDを供給するに比
べて、電源ラインの引き回し量を効率的に短かくでき、
電源ラインのインピーダンス増大を防止することができ
る。したがって、不測の電WAN圧変化がなくなり、遅
延時間の制御性が良好となる。また、1つの枝ね28b
、30bは、CMOSゲート回路20の2列分にのみ関
与するので、一部分での電圧変化が他の部分へ波及しに
くくなる。
(2)1つの列22におけるCMOSゲート回路20の
個数 各CMOSゲート回路20自体は、前述のごとく、Pf
tンネル、Nチャンネルの電流特性が同一となるように
、ゲート巾(W)/長さくL)が調整されている。しか
しながら、この調整によっでもわずかながら各CMOS
ゲート回路20のt (立上り反転動作に伴なう遅延時
間)およびtr  (立下り反転動作に伴なう遅延時間
)の差が生じ得ることは充分考えられる。
1列22分の遅延時間(T、T、)を考察する。
(A) 1つの列22が偶数段のCMOSゲート回路2
0で構成されている場合 まず、単純に直線配置部分について考える。この場合、
第8図に示すように、200段あるとする。
入力信号の立上り部分aについての一列22全体での遅
延時間T、!3よび入力信号の立下り部分すについての
一列22全体での遅延時間Tfは、T、−100t、+
100t。
T、−100t +100t。
となる。
各段のCMOSゲート回路20の立上り遅延時間t、が
全段について等しく、かつ立下り遅延時間trも全段に
ついて等しいものとすれば、1゜=tfでなくても T  =T、(=Toとする) であり、立上りと立下りの遅延時間の差ΔTは、△T=
Tr−T、=0 となる。すなわち、入力波形と出力波形でデユーティの
変化(遅延時間歪)はない。
次に折返し部分36を考慮すると、終段(第200段)
では、折返し部分36のパターン引回しにより、ほかの
通常部分の負荷容量を基準1とすれば、この折り返し部
分の負荷容量は(1+K>となり、すなわち、負荷容量
がKだけ増大するので、遅延時間T、T、は、 Tr−1ootf+ <100十K)t。
=To+Kt。
T、 =100t、 + (100+K)臂=To+K
t。
となり、各段の遅延時間がt 、 ” t 1であれば
、ΔT=T  −T、=、O となる。しかし、これは実際には実現しにくい。
したがって、通常は1  =1fであり、その場合「 立上りと立下りの遅延時間の差ΔTは、ΔT−IT  
−Tf 1−Kl  (t、−t、)1となり、n列あ
れば、チップ全体で nΔT=nK l  (t、   t、)lとなり、例
えばn=40.に=0.2の場合は、nΔT=8 l 
 (t、 −t、 ) 1となる。
したがって、1列が偶数段で構成されている場合は、 (各列終段ゲートのt、trの差)XKだけ各列ごとに
差が出てしまい、さらにこれらは各列の全てで生じ、加
算されていくから、チップ全体としての立上りと立下り
の遅延時間の差は大きくなる。したがって、入出力波形
のデユーティ比が変化し、遅延時間歪が生じ、パルス周
波数変調信号では、変調成分の変化(時間軸歪)につな
かってしまう。
(B) 1つの列22が奇数段のCMOSゲート回路2
0で構成されている場合 第9図に示すように1列22が201段で構成されてい
るとする。
入力信号の立上り部分aについての一列22全体での遅
延時間Tr1および入力信号の立下り部分すについての
一列22全体での遅延時間Tflは、T、=100t、
+100t、+t、(1+K)Tf1=100t、+1
00t、+t、(1←K)となり、立上りと立下りの遅
延時間の差ΔT1は、ΔT1””rl  ’f1 −tf (1+K)−t、(1+K) −列22が奇数段で構成されているので、1つの列での
入力が立上りの場合は、次の列での入力は立下りとなる
。したがって次列での遅延時間T、2゜”r2は、 T、2=100t  +100t、+t、(1+K)T
f2.=100t、 +100t、+t、(1+K)立
上りと立下りの遅延時間の差ΔT2は、八T2””r2
  ”f2 −t、(1+K)−tf (1+K) したがって、2列全体で考えると、立上りと立下りの遅
延時間の差は、 6丁 +ΔT2=0 となり、打ち消される。したがって、1列22が奇数段
で構成され、かつ1チツプの列数nが偶数であれば、チ
ップ全体での立上りと立下りの遅延時間の差はOとなる
。つまり出力波形の遅延時間歪は全く生じない。また、
nが奇数であっても、1列22分の遅延時間差ΔT1ま
たはΔT2しか生じない。
第1図の実施例では、1列22の段数を231、チップ
全体での列数を44とすることにより出力波形の遅延時
間歪を完全に打ち消している。
(3)  各列の折返し部分36での電流供給能力の増
大 前記(2)で−列22の段数を奇数にすることにより、
入力信号の立上り部分と立下り部分に対する遅延時間差
を打消すようにしたが、各列ごとに折返し部分36での
負荷容量の増大分に自体を打ち消すように構成すれば、
チップ全体としても(偶数列が奇数列かによらず)遅延
時間差をより完全になくすことができる。
そのためには、第10図に示すように、各列終段のCM
OSゲート回路20の電流供給能力を負荷容量増大分K
に合わせて大きくすればよい。すなわち前記第5図に示
すBタイプ20−2を使用して、CMOSゲート回路の
ドライブ能力を、負荷容量増大分Kに合わせてAタイプ
の1+に倍とする。
さらに、このような構成をとることによって遅延し得る
入力信号の周波数上限の低下が生じなくなる効果もある
。すなわち、折返し部分36のCMOSゲート回路の電
流供給能力が他と同じとすると、負荷容置がKだけ増大
する分売放電に時間がかかり、その部分の遅延時間は他
より大となる。これは別の見方をすると、信号反転によ
り時間がかかるということであり、高い周波数の入力変
化には追従し得ないということである。すなわち折返し
部分36を強化してやらないと、その部分がネックとな
って全体としての動作可能上限周波数が低下し、R悪の
場合、途中で信号が消滅してしまう。
そこで、前述のように各列の終段に電流供給能力の大き
いBタイプのCMOSゲート回路20−2を用いれば、
このような問題も解消することができる。
(5)  列22内のブロック分は 一様に同じ遅延時間を有するCMOSゲート回路を多数
縦続接続してなる遅延回路に、周期性を有する入力信号
が入力され、この周期が前記遅延時間の整数倍に一致す
るような場合、この整数個ごとのCMOSゲート回路は
常に同一タイミングにて動作することになる。CMOS
ゲート回路が動作する際には、第11図に示すような動
作電流が電源ラインに流れるから、この場合同一タイミ
ングで動作する個数分の電流がそのタイミングで集中し
て電源ラインに流れることになる。そして、電源ライン
には、当然ある程度のインピーダンス分が存在するから
、電流の集中度合によっては、前記周期ごとに不測の電
m電圧低下を引き起こし、遅延回路としての遅延時間制
御動作に悪影響を及ぼすことになる。特にビデオディス
ク等のパルス周波数変調信号は、規格上、周波数7.6
〜9.3M1−1zの間で種々周期が変化するから前記
遅延時間がどのような値であったとしても一様であるな
らば必ずいずれかの周波数にて前述したような動作電流
集中現象が生じてしまう。ところでこれら動作電流集中
現象は、第12図(a)に示すように全く同じタイミン
グでCMOSゲート回路a、b、c、・・・・・・が立
上ったり立下ったりすることに基因するのであるから、
これを解消するにはこれらの間の動作タイミングを相互
にずらしてやれば良い。それには第12図(b)に示す
ように各CMOSゲート回路a、b、cの各間の遅延時
間が適当に異なるように設定してやる。
第13図は、1段の遅延時間で2.9nsであるAタイ
プ20−1を用い1列あたり231段で構成した場合に
、入力信号の周期に対して、電流ライン28のある一つ
の枝線に関与する2列分の動作電流がどのように変化す
るかを示したものである。ここでは、前述した7、6〜
9.3MHzの範囲についC示しており、また、動作電
流の直流成分はカットして変化成分のみを示している。
図中上方に示す傾斜線は理論上2列内で起こり得る最大
電流集中段数く1段の動作電流値を基準1としたときこ
の段数が全電流値に対応している)を示すものである。
これによれば入力信号の周期が2.9nsの整数倍であ
る110.2ns(38段分の遅延時間に相当)、11
3.1ns(39段分)、116.0ns (40段分
)、118.9ns (41段分)、121.8ns(
42段分)、124.7ns (43段分)、127.
6ns (44段分)、130.5ns(45段分)で
動作電流集中が生じている。
そこで、第14図に示すように、各列22内を奇数個の
CMOSゲート20からなる奇数個のブロックに区分し
、その各ブロックの最後のゲートに電流供給能力の大き
い前記第5図のBタイプ20−2を配置して、非周m構
造とすることにより、各列22内の動作タイミングを適
当に変化させることができ、動作電流の集中化を防止で
きる。
特に、ブロック内の段数を相貫なる数にすれば、全周波
数範囲に対して分散させることができる。
この場合、段数を選定する考え方は、入力信号の周期変
化幅を各々2周期分まで考慮して、タイミングの一致し
にくいものを決定する。例えばビデオディスクの場合は
、1段分の遅延時間が2.9nsとして、次表に示す段
数が2周期分までのタイミングの一致する段数である。
従って、各ブロックの段数としては、この表で示す段数
近辺を除外して、例えば第14図に示すように、1列を
73.59,15.19.65の組合せで構成すること
が考えられる。
この組合せにおける入力信号の周期に対する2列に対す
る動作電流の変化を第15図に示す。これによれば、動
作電流が全周波数範囲にわたって分散していることがわ
かる。
なお、各ブロックを奇数段とし、その終段にBタイプ2
0−2を配置したので、Bタイプ2〇−2だけについて
見れば、入力信号の立上り部分についての全体としての
遅延時間T、と立下り部分についての全体としての遅延
時間T「は一致しているから、出力での波形歪は生じな
い。また、列22の途中にBタイプ20−2を配置して
も、Bタイプ20−2は動作スピードが速いから、これ
による動作可能上限周波数への影響はない。
また、電流集中の問題は、枝線28b、30bごとに考
えれば十分であるから1木の枝128 b。
30bが作用する2列を単位として上記処理を考えてお
けば十分である。
以上の各事項を考慮して構成した2列分のチップパター
ンの一例を第16図に示す。第16図において、rAB
Jは第5図に示すAタイプ20−1とBタイプ20−2
の組合せパターン、rBAJはその逆の組合せパターン
、rAAJは2個のAタイプの組合せパターン、rBJ
はBタイプ20−1単独のパターンである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の前記解決手段によれば
、折り返し構造とすることにより、電源ラインもそれぞ
れをくし歯状でかつ互い違いに、対向させるという引回
しが可能になり、インピーダンス増大の悪影響を可及的
に小さくすることができる。
また、各列を奇数個のCMOSゲート回路で構成するこ
とにより、折り返し部分で生じる遅延時間バラつき要素
を効果的に打ち消し合わせることができ、回路全体とし
ての立上り、立下り遅延時間を等しくさせることができ
、出力波形歪の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示すICチップパター
ンを示す図である。 第2図は、CMOSゲート回路を示す回路図である。 第3図は、CMOSゲート回路の遅延特性を示す線図で
ある。 第4図は、CMOSゲート回路の縦列接続を示す回路図
である。 第5図は、第1図のICチップパターンで用いられる2
連のCMOSゲート回路のチップパターンを示す図であ
る。 第6図は、第5図のチップパターンの電気回路図である
。 第7図は、第1図のチップパターンの電気回路図である
。 第8図は、1列22の段数が偶数の場合の各段の動作を
示す図である。 第9図は、1列22の段数が奇数の場合の各段の動作を
示す図である。 第10図は、列22の終段に電流供給能力の大きいBタ
イプのCMOSゲート回路20−2を配した回路図であ
る。 第11図は、CMOSゲート回路の動作を示す波形図で
ある。 第12図は、電流集中現象の説明図である。 第13図は、1段の遅延時間が2.9nsであるAタイ
プのCMOSゲート回路20−1で全段を構成した場合
に、入力信号の周期に対して、全体の動作電流がどのよ
うに変化するかを示す絵図である。 第14図は、各列22内を奇数個のCMOSゲート20
からなる奇数個のブロックに区分し、その各ブロックの
最後のゲートに電流供給能力の大きいBタイプのCMO
Sゲート回路20−2を配置したものである。 第15図は、第12図の構成による入力信号の周期に対
する全体の動作電流の変化を示す絵図である。 第16図は、第1図のチップパターンにおける2列分の
CMOSゲート回路の配置を示す図である。 20・・・CMOSゲート回路、20−1・・・Aタイ
プCMOSゲート回路、20−2・・・BタイプCMO
Sゲート回路、28.30・・・電源ライン、28a、
30a−・・母線、28b、30b・・・枝線。 IIJ伽 C1p   Ll               (l
  i:Ju−豐銖

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、CMOSゲート回路の多段接続構成からなり、これ
    らCMOSゲート回路の電源電圧制御に応じて、二値化
    信号からなる入力を所定時間遅延して出力する信号遅延
    用CMOS集積回路において、 前記CMOSゲート回路の多段接続構成は折り返しパタ
    ーンを有して集積回路基板上に配置され、前記折り返し
    パターンを形成する各列は、奇数個の段数のCMOSゲ
    ート回路からなることを特徴とする信号遅延用CMOS
    集積回路。 2、前記各列の終段には、電流供給能力の大きいCMO
    Sゲート回路を配置したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の信号遅延用CMOSゲート回路。 3、前記各列は、それぞれ奇数個の段数を有する奇数個
    のブロックに区分され、これら各ブロックの終段には、
    電流供給能力の大きいCMOSゲート回路を配置したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の信号遅延
    用CMOSゲート回路。 4、前記各ブロックの段数は相異なる奇数個であること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の信号遅延用
    CMOSゲート回路。
JP60221787A 1985-10-07 1985-10-07 信号遅延用cmos集積回路 Granted JPS6282716A (ja)

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JP60221787A JPS6282716A (ja) 1985-10-07 1985-10-07 信号遅延用cmos集積回路
US06/914,377 US4742254A (en) 1985-10-07 1986-10-01 CMOS integrated circuit for signal delay
EP86307690A EP0219291B1 (en) 1985-10-07 1986-10-06 Cmos integrated circuit for signal delay
DE8686307690T DE3684222D1 (de) 1985-10-07 1986-10-06 Cmos-integrierte verzoegerungsschaltung.

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267004A (ja) * 1988-09-01 1990-03-07 Fujitsu Ltd 半導体集積回路装置
JP2017034207A (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置

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JPH0267004A (ja) * 1988-09-01 1990-03-07 Fujitsu Ltd 半導体集積回路装置
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