JPS63145870A - 油圧式伝動装置 - Google Patents

油圧式伝動装置

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JPS63145870A
JPS63145870A JP61293072A JP29307286A JPS63145870A JP S63145870 A JPS63145870 A JP S63145870A JP 61293072 A JP61293072 A JP 61293072A JP 29307286 A JP29307286 A JP 29307286A JP S63145870 A JPS63145870 A JP S63145870A
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Japan
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oil
pump
motor
chamber
hydraulic
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Mitsumasa Furumoto
光正 古本
Eiichirou Kawahara
河原 ▲えい▼一郎
Takashi Koyama
小山 隆士
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Honda Motor Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/4183Preventing or reducing vibrations or noise, e.g. avoiding cavitations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/4165Control of cooling or lubricating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A9発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、出力軸に連結されるモータシリンダに環状配
列で摺合された多数のモータプランジャがモータ斜板に
摺接されて成る油圧モーフと、入力軸に連結されたポン
プシリンダに多数のポンププランジャが環状配列で摺合
されるとともにモータシリンダに連動するポンプ斜板に
各ポンププランジャが摺接されて成る油圧ポンプとが油
圧閉回路をなして接続され、ポンプシリンダは、該ポン
プの摺接部に通じるとともに前記ポンプ斜板およびポン
ププランジャが配置される油密室を相互間に画成ずべく
前記モータシリンダで包囲される油圧式伝動装置に関す
る。
(2)従来の技術 従来かかる油圧式伝動装置は、たとえば特開昭56−1
43857号公報により公知である。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところが、上記従来のものでは、エンジン停止中でも油
密室に油が充満しているために、エンジン始動時には、
油圧ポンプのプランジャが油密室内の油中で作動するこ
とによる攪拌抵抗が発生し、スタータ等の比較的小さな
初期入力ではエンジンの始動を円滑に行なうことが困難
であった。特に低温時には油の粘度が上昇しているので
、上記攪拌抵抗は著しいものとなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、入
力軸始動時の攪拌抵抗を低下させそ始動負荷を低減した
油圧式伝動装置を提供することを目的とする。
B6発明の構成 (11問題点を解決するための手段 本発明によれば、モータシリンダには、油密室内の油圧
の低下に応じて油密室内の油を排出する排油手段が設け
られる。
(2)  作用 上記構成によれば、入力軸が停止したときには油圧ポン
プの摺接部から油密室に漏入する油量の低下に応じて油
密室の油圧が低下し、それに応じた排油手段の働きによ
り油密室内の油が排出されるので、入力軸を始動すると
きには油密室内の油量が低下しており、したがってポン
ププランジャによる攪拌抵抗が低減され、始動負荷が低
減される。
(3)実施例 以下、図面により本発明を車両用油圧式無段変速機に適
用したときの実施例について説明すると、先ず本発明の
一実施例を示す第1図において、車両用油圧式無段変速
機CVTは、図示しないエンジンにより駆動される入力
軸2に連結される定吐出量型油圧ポンプPと、該油圧ポ
ンプPと同一軸線上に配設される可変容量型油圧モータ
Mとが、油圧閉回路Cを構成すべく相互に接続されて成
り、油圧モータMは出力軸11、前、後進歯車装置G、
副軸18および差動装置りを介して車輪Wに連結される
。かかる無段変速機CVTは、2つのケース半体1a、
lbを結合して成るミッションケース1内に収容される
油圧ポンプPは、入力軸2にスプライン3により結合さ
れたポンプシリンダ4と、該ポンプシリンダ4に入力軸
2を囲むように設けられた環状配列の多数のシリンダ孔
5,5・・・にそれぞれ摺合される多数のポンププラン
ジャ6.6・・・とを備える。
入力軸2には、エンジンからの動力がフライホイール7
を介して伝達される。
一方、油圧モータMは、前記油圧ポンプPのポンプシリ
ンダ4を同心に囲繞してそれと相対的に回転し得るよう
に配設されたモータシリンダ8と、該モータシリンダ8
にその回転中心を囲むように設けられた多数のシリンダ
孔9,9・・・にそれぞれ摺合した多数のモータプラン
ジャ10.10・・・とを備える。
モータシリンダ8の軸方向一端には出力軸11が同軸に
突設され、他端には支軸12が同軸に突設される。出力
軸11はニードルベアリング13を介して一方のケース
半体1aの端壁に、また支軸12はボールヘアリング1
4を介して他方のケース半体1bの端壁にそれぞれ支承
される。
入力軸2は、一方のケース半体1aの端壁を油密に貫通
し、出力軸11内に同心に配置される。
しかも出力軸11の内面と入力軸2の外面との間には複
数のニードルヘアリング15が介装されており、これに
より入力軸2およびポンプシリンダ4と、出力軸11お
よびモータシリンダ8とは相対回転可能である。
出力軸11と、該出力軸11に平行にしてミッションケ
ース1の両端壁にローラベアリング16およびボールベ
アリング17を介して回転自在に支承された副軸18と
の間に、前、後進歯車装置Gが設けられる。
この前、後進歯車装置Gは、出力軸11に固定された一
対の駆動歯車19.20と、一方の駆動歯車19に噛合
して副軸18に回転自在に支承される被動歯車21と、
他方の駆動歯車20に対応して副軸18に回転自在に支
承される被動歯車22と、駆動歯車20および被動歯車
22に噛合する中間歯車23と、両被動歯車21.22
の対向部位にそれぞれ一体に設けられた駆動クラッチ歯
輪21a、22a間で副軸18に固定された被動クラッ
チ歯輪24と、被動クラッチ歯輪24および両駆動クラ
ッチ歯輪21a、22aを択一的に連結するためのクラ
ッチ部材25とを有し、クラッチ部材25にはそれを選
択作動せしめるべくシフトフォーク26が係合される。
副軸18には、差動装置りの入力歯車27に噛合した歯
車28が一体に設けられており、クラッチ部材25の作
動に応じて差動装置りが車両の前進方向および後進方向
に切換えて駆動される。
第2図において、モータシリンダ8と、油圧ポンプPの
ポンプシリンダ4との間には、油密室31が画成され、
この油密室31内でモータシリンダ8の内側にはポンプ
シリンダ4の端面に対向するポンプ斜板32が支承され
る。このポンプ斜板32には、円環状一体のシュー33
が摺接される。
各ポンププランジャ6.6・・・と、前記シュー33と
は連接杆44を介して首振自在に連結されており、シュ
ー33の内周段部にはローラベアリング42を介してモ
ータシリンダ8に支承された押え環34が当接されてお
り、さらに押え環34には、軸方向の移動を許容すると
ともに相対回転を阻止すべくスプライン36を介して入
力軸2に結合されたばね保持体35が当接する。またば
ね保持体35およびポンプシリンダ4間には入力軸2を
囲繞するコイルばね37が介装されており、このコイル
ばね37のばね力によりばね保持体35は押え環34を
介してシュー33をポンプ斜板32に向けて弾発的に押
圧する。しかもばね保持体35と押え環34とは球面で
接触しており、ばね保持体35は押え環34に万遍なく
接触してコイルばね37の弾発力を押え環34に伝える
油密室31は、前記シュー33、押え環34およびばね
保持体35により、ポンプ斜板32側の第1室31aと
、ポンプシリンダ4側の第2室31bとに区画される。
第1室31aには、ポンプ斜板32とシュー33との摺
動面の内周側が臨んでおり、その摺動面から洩れた潤滑
油が第1室31aに流れ出る。ところで、ポンプ斜板3
2およびシュー33間の潤滑を果すために、シュー33
の前面には環状の油圧ポケット38が設けられており、
この油圧ポケット38は、シュー33、連接杆44およ
びポンププランジャ6に穿設された油孔39,40.4
1を介して、各ポンププランジャ6およびポンプシリン
ダ4間に画成されているポンプ室45に連通される。し
たがって、ポンプ室45の圧油は、油孔41,40.3
9を通して油圧ポケット38に供給される。これにより
、シュー33およびポンプ斜板32の摺動面が潤滑され
る。しかもそれと同時に油圧ポケット38の油圧は、プ
ランジャ6の突出推力を受けるようにシュー33に圧力
を及ぼすのでシュー33とポンプ斜板32との接触圧力
を低減する。
一方、ポンプ斜板32とシュー33との摺動面の外周側
に臨むようにして、モータシリンダ8、ポンプ斜板32
、シュー33およびローラベアリング42により、前記
摺動面を囲繞する円環状の潤滑室43が画成されており
、この潤滑室43は第2室31bの一部を構成する。
潤滑室43には、油圧ポケット38内の圧油がシュー3
3およびポンプ斜板32間の摺動面を通して絶えず漏洩
しており、その漏洩油は潤滑室43を満たした後、ロー
ラベアリング42を通して第2室31b側に流れる。し
たがって潤滑室43には常に新しい潤滑油が保持され、
その油によってシュー33およびポンプ斜板32の摺動
面をシュー33の外側からも確実に潤滑することができ
る。
また、第2室31bには前記潤滑室43からの油の他に
、ポンププランジャ6およびシリンダ孔5の摺動面、な
らびにポンプシリンダ4および分配盤46の摺動面から
の漏洩油が流入する。
ばね保持体35には、第1室31aおよび第2室31b
間を連通ずる連通路47が穿設される。
またモータシリンダ8の出力軸11と入力軸2との間に
は、第1室31aに通じる第1排出路48が形成され、
この第1排出路48は、第2排出路49、圧力制御弁5
0および第3排出路51を介して、ミッションケース1
内の底部に設けられた油タンク(図示せず)に接続され
る。
圧力制御弁50は、油密室31の油圧が設定値よりも大
となったときに開弁し、油密室31の油圧を所定値に調
圧する。
ポンプシリンダ4およびシュー33の対向端部には、相
互に噛合する傘歯車61.62が固設される。これらの
傘歯車61.62は歯数を等しくした同期歯車に形成さ
れており、入力軸2とともにポンプシリンダ4が回転す
ると、シュー33が傘歯車61.62を介して同期的に
回転駆動される。これにより、ポンプ斜板32の傾斜面
の上り側を走るポンププランジャ6はポンプ斜板32か
ら連接杆44を介して吐出行程を与えられ、また、同傾
斜面の下り側を走るポンププランジャ6は吸入行程を与
えられる。
油圧モータMにおいて、モータシリンダ8に対向する円
環状のモータ斜板63が、同じく円環状の斜板ホルダ6
4に嵌着される。この斜板ホルダ64は、その両外側に
突出する一対のトラニオン軸65を一体に備えており、
それらのトラニオン軸65がミッションケース1に枢支
される。したがってモータ斜板63は斜板ホルダ64と
ともにトラニオン軸65の軸線まわりに傾動することが
できる。
各モータプランジャ10の先端は、モータ斜板63に摺
接する複数のモータシュー66に首振り自在に連結され
る。しかも各モータシュー66のモータ斜板63への摺
接状態を保持するために、各モータシュー66の背面を
押える押え板67が、斜板ホルダ64にボルト68で固
着されたリング69により回転自在に支持される。各モ
ータシュー66と各モータプランジャ10との連結部は
、周方向複数位置で押え板67を貫通ずるものであり、
したがって押え板67はモータシュー66とともに回転
する。
各モータシュー66は、モータ斜板63に摺接する前面
に油圧ポケット70をそれぞれ備える。
一方、各シリンダ孔9の閉塞端と各モータプランジャ1
0との間に画成された油圧室71は、モータプランジャ
10およびモータシュー66に穿設された一連の油孔7
2.73を介して油圧ポケット70に連通される。した
がって、油圧室71の圧油は、油孔72,73を通して
油圧ポケット70に供給され、モータプランジャ1oの
突出推力を受けるようにモータシュー66に圧力を及ぼ
す。
これによりモータシュー66およびモータ斜板63間の
接触圧力が低減されるとともに、モータシュー66およ
びモータ斜板63の摺動面が潤滑される。
斜板ホルダ64の内周面には、押え板67の内周面に小
間隙を存して対向する円筒状の隔壁体74が嵌着され、
この隔壁体74、斜板ホルダ64および押え板67によ
り、モータシュー66およびモータ斜板63の摺動面を
包囲する潤滑室75が画成される。
而して、各油圧ポケット7o内の圧油は、モータシュー
66およびモータ斜板63の摺動面を通して絶えず漏洩
しており、洩れた油は潤滑油として潤滑室75を満たし
た後、押え板67まゎりの各部の隙間から漏出する。し
たがって、潤滑室75には常に新しい潤滑油が保持され
、その油によってモータシュー66およびモータ斜板6
3の摺動面をモータシュー66の外側からも確実に潤滑
することができる。
この場合、潤滑室75の圧力が油圧ポケット70の圧力
に近づくと、油圧ポケット7oのモータシュー66に対
する流体支承機能が損なわれるので、潤滑室75が大気
圧に近い圧力状態を保ちつつ油を保持するように、油圧
ポケット7oからの漏洩油量に応じて押え板67まわり
の各部の隙間が適当に選定される。
ミッションケース1には、斜板ホルダ64すなわちモー
タ斜板63を傾動駆動するために、サーボモータ81が
設けられる。このサーボモータ81は、ミッションケー
ス1に固定されるサーボシリンダ82と、サーボシリン
ダ82内を左側油室83および右側油室84に区画すべ
くサーボシリンダ82に摺合されるサーボピストン85
と、サーボピストン85に一体に設けられて左側油室8
3側のサーボシリンダ82の端壁を油密にかつ移動自在
に貫通するピストンロッド86と、サーボピストン85
およびピストンロッド86に穿設した弁孔87に先端部
が摺合されるとともにサーボシリンダ82の右側油室8
4側の端壁を油密にかつ移動自在に貫通するパイロット
弁88とがら構成される。
ピストンロッド86は、ビン89を介して斜板ホルダ6
4に連結される。また左側油室83には、サーボシリン
ダ82に設けた油路90が常時連通しており、この油路
90から供給される油圧がサーボピストン85に作用す
る。サーボピストン85およびピストンロッド86には
パイロット弁88の右動に応じて右側油室84を弁孔8
7に連通させる通路91と、パイロット弁88の左動に
応じて右側油室84を左側油室83に連通させる通路9
2とが穿設される。さらに弁孔87は、還流路93を介
して、ミッションケース1内の底部の油タンクに連通さ
れる。
サーボピストン85は、パイロット弁88の左動および
右動に追従するように、油路90から供給される油圧に
よって増幅作動し、それにより斜板ホルダ64すなわち
モータ斜板63が図示の最大傾斜位置と、各モータプラ
ンジャ10に対して直角となる直角位置との間で傾動さ
れる。この際、モータ斜板63はモータシリンダ8の回
動に伴って各モータプランジャ10に往復動を与えて膨
張、収縮を繰返させるが、モータプランジャ10のスト
ロークは、モータ斜板63の傾きに応じて無段階に調節
される。
油圧ポンプPおよび油圧モータM間には、分装置9 盤46および分配環97を介して油圧閉回路Cが形成さ
れる。而して入力軸2でポンプシリンダ4を回転したと
きに、吐出行程のポンププランジャ6を収容したポンプ
シリンダ4のポンプ室45から吐出される高圧の作動油
が膨張行程のモータプランジャ10を収容したシリンダ
孔9の油圧室71に給送される。一方、収縮行程のモー
タプランジャ10を収容したシリンダ孔9の油圧室71
から排出された作動油は、吸入行程にあるプランジャ6
を収容したシリンダ孔5のポンプ室45に還流する。こ
の間、吐出行程のモータプランジャ10がモータ斜板6
3を介してモータシリンダ8に与える反動トルクと、膨
張行程のモータプランジャ10がモータ斜板63から受
ける反動トルクとの和によってモータシリンダ8すなわ
ち出力軸11が回転駆動される。
この場合、ポンプシリンダ4に対するモータシリンダ8
の変速比は次式によって与えられる。
モータシリンダ8の回転数 油圧ポンプPの容量 この式から明らかなように、モータプランジャ10のス
トロークによって定まる油圧モータMの容量を零から成
る値に変えれば、変速比を1から成る必要な値まで変え
ることができる。
モータシリンダ8は、その軸方向に分割された第1〜第
4部分8a〜8dから構成される。第1部分8aには、
前記出力軸11が一体に設けられ、斜板32は第1部分
8aに設けられる。また第2゜第3および第4部分8b
〜8dにシリンダ孔9が設けられる。第3部分8cは分
配盤46を構成するものであり、第4部分8dには支軸
12が一体に設けられる。
第1および第2部分8a、8bは複数のボルト9Bによ
り結合され、第2.第3および第4部分8b〜8dはそ
れらの各接合部にノックピン99゜100を嵌入して相
互に位置決めした状態で複数のボルト101により一体
的に結合される。
人力軸2の内端部はニードルベアリング105を介して
分配盤46の中心に支持されており、ポンプシリンダ4
はばね37により分配盤46に弾発的に摺接される。
ケース半体1bにおける端壁の外面側には、ボルト10
6により、支持板107が固着されており、この支持板
107には、モータシリンダ8の支軸12内に突入する
円筒状の固定軸108が固定的に連結される。この固定
軸108の内端には、分配盤46に摺接する分配環97
が偏心的に支持されており、分配環97により、モータ
シリンダ8の第4部分8dに設けられている中空部10
9が内側室110と外側室111とに区画される。
一方、分配盤46には吐出および吸入ポート112.1
13が穿設されており、その吐出ボート112により吐
出行程にあるポンププランジャ6のポンプ室45と内側
室110とが連通され、吸入ボート113により吸入行
程にあるポンププランジャ6のポンプ室45と外側室1
11とが連通される。また分配盤46には多数の連絡ポ
ート114、.114・・・が穿設されており、これら
の連絡ポート114,114・・・によりモータシリン
ダ8の各油圧室71が内側室110または外側室111
に連通される。
したがって、ポンプシリンダ4の回転時には、ポンププ
ランジャ6の吐出行程により生成された高圧の作動油を
吐出ボート112から内側室110に流入させ、さらに
内側室110と連通状態にある連絡ポート114を経て
膨張行程のモータブランジャ10の油圧室71に流入さ
せてモータプランジャ10に推力を与える。一方、収縮
行程のモータプランジャ10により排出される作動油は
、外側室111に連通ずる連絡ポート114および吸入
ポート113を介して、吸入行程にあるポンププランジ
ャ6のポンプ室45に還流し、このような作動油の循環
により前述のような油圧ポンプPから油圧モータMへの
伝動が行なわれる。
固定軸108の側壁には、内側室110および外側室1
11間を連通し得るたとえば2個の短絡ボート115が
穿設され、それらの短絡ボート115を開閉する円筒状
のクラッチ弁116が固定軸108内に回転自在に嵌合
される。このクラッチ弁116は、その先端寄り側壁に
前記短絡ボート115に対応した弁孔117を備え、ま
た基端部には図示しないクラッチ制御装置に連なる操作
軸118が連結される操作連結部119が設けられる。
クラッチ弁116を回動操作させて弁孔117を短絡ボ
ート115に合致させた全開時にはクラッチ・オフ状態
、弁孔117を短絡ボート115からずらせて全閉した
ときにはクラッチ・オン状態、弁孔117および短絡ボ
ート115をわずかにずらせて半開状態にしたときには
半クラツチ状態が得られる。すなわち、クラッチ・オフ
状態では吐出ボート112から内側室110に吐出され
る作動油が短絡ボー1−115を通して外側室11およ
び吸入ボート113に直ちに短絡して油圧モータMが不
作動となり、またクラッチ・オン状態では上記のような
作動油の短絡が阻止され、油圧ポンプPから油圧モータ
Mへの作動油の循環作用が生起し、通常の伝動が行なわ
れる。
クラッチ弁116には、パイロット弁120により操作
される油圧サーボモータ121が内蔵され、そのサーボ
ピストン122の先端部には、クラッチ弁116の内径
よりも小径の弁杆123が設けられる。この弁杆123
は内側室110に突入しており、その先端には吐出ボー
ト112に対する閉塞弁124が首振り自在に付設され
る。而して、サーボピストン122の左動により閉塞弁
124を分配盤46に密着させれば吐出ボート112を
閉じることができる。この閉塞は、モータ斜板73を直
立状態にして変速比を1とするときに行なうもので、こ
れによりプランジャ6を油圧的にロックしてポンプシリ
ンダ4から各ポンププランジャ6およびポンプ斜板32
を介してモータシリンダ8を機械的に駆動することがで
き、その結果、モータプランジャ10のモータ斜板63
に対する推力が消失し、その推力による各部ベアリング
の負荷が取除かれる。
固定軸103および支持板107には内側室110に連
通ずる油路139と、外側室111に連通する油路14
0とが穿設される。また支持板107には、サーボモー
タ81に連なる油路90に連通した油路141が穿設さ
れるとともに、該油路141と前記両油路139,14
0との連通状態を択一的に切換える切換弁142が配設
される。
この切換弁142は、両油路139,140の油圧が高
い方を油路141に連通せしめるべく作動する。したが
って、油圧モータMのモータ斜板63を傾動するための
サーボモータ81には、内側室110および外側室11
1の油圧が高い方から油圧が供給されることになる。
両サーボモータ81,121のパイロット弁88.12
0には、リンク127,128の一端が連結されており
、リンク127の他端は図示しない操作手段により回動
される回動軸129に連動、連結される。また回動軸1
29には、カム130が設けられており、リンク128
の他端にはカム130に摺接するカムホロア131が設
けられる。
これにより、モータ斜板63を直立状態にすべくサーボ
モータ81を作動せしめたときに、サーボモータ121
が閉塞弁124で吐出ポート112を閉塞するように作
動する。
ケース半体1aにおける端壁の外側には、補給ポンプF
が装備される。この補給ポンプFは、入力軸2により駆
動されるものであり、ミッションケース1内底部の油タ
ンクから油を汲み上げるとともに、入力軸2内に設けた
補給油路137および逆止弁138を介して油圧閉回路
Cに作動補給する。
第3図において、モータシリンダ8における第2部分8
bには、油密室31における第2室31bの油を、その
油圧が低下したときにミッションケース1内底部の油タ
ンクに排出すべく、周方向に等間隔をあけた3個所に排
油手段としての排出弁170がそれぞれ配設される。す
なわち、第2部分8bにはその周方向に等間隔をあけた
3個所に、外方側の大径孔171と、その大径孔171
よりも小径である内方側のねじ孔172とが同軸に連な
ってそれぞれ穿設されており、その大径孔171および
ねじ孔172に排出弁170がそれぞれ装着される。
排出弁170は、閉塞端を第2室31b側にしてねし孔
172に螺着される有底円筒状のホルダ173と、該ホ
ルダ173の開放端を閉塞してホルダ173との間に弁
室174を画成するとともに弁孔175を備える閉塞部
材176と、弁室174内に収納される球状弁体177
と、該弁体177を開弁方向に付勢すべく弁室174内
に収納されるばね178とを備える。ホルダ173は、
ねじ孔172に螺合される小径部分と大径孔17■に嵌
合される大径部分とが同軸に連設されて成るものであり
、その閉塞端には弁室174を第2室31bに連通させ
る連通孔179が穿設される。
また弁体177はホルダ173の内面との間に僅かな間
隙を形成する程度の直径に形成されており、該弁体17
7が弁孔175を閉塞していないときには連通孔179
および弁孔175間ば相互に連通ずる。
かかる排出弁170では、油密室31における第2室3
1bの油圧かばね178で定まる設定圧よりも高いとき
には閉弁しており、前記油圧が設定圧よりも低いときに
は開弁じて第2室31bの油をミッションケース1内底
部の油タンクに排出する。
第4図において、油圧ポンプPの吸入口および油圧モー
タMの吐出口間を結ぶ油路の一部を形成する外側室11
1に臨むモータシリンダ8の第4部分8dには、外側室
111をミッションケース1内底部の油タンクに連通さ
せ得る排出孔180が、周方向に等間隔をあけた複数た
とえば3個所に穿設され、各排出孔180の外側室11
1への開口端を開閉すべく、制御弁181が第4部分8
dの内面に固着される。
制御弁181は、弾性を有する材料により板状に形成さ
れており、その一端がねじ部材182により第4部分8
dの内面に固着される。しかも該制御弁181は、その
他端が排出孔180の開口端から離反する方向のばね力
を発揮するものであり、制御弁181および排出孔18
0の開口端間の油圧と、外側室111内の油圧との差圧
に応じて作動する。すなわち、外側室111の油圧が低
下して前記差圧が設定値よりも小さくなると制御弁18
1は開弁し、外側室111の油が排出孔180から排出
される。
再び第2図において、分配盤46には、補給油路137
に通じる油路151と、油密室31における第2室31
bに通じる油路152とが穿設され、両油路151..
152間にはリリーフ弁150が介装される。このリリ
ーフ弁150は、補給油路137の油圧が設定値よりも
大となったときに開弁し、補給油路137からリリーフ
した油を油密室31に導く。
次にこの実施例の作用について説明すると、この油圧式
無段変速機CVTの通常作動時には、油圧ポンプPの各
摺接部から漏洩した油やリリーフ弁150からリリーフ
した油が、油密室31に充満される。この際、油密室3
1には油が次々に供給されるので、油密室31の油圧は
排出弁170の設定値よりは大きく、したがって排出弁
170は閉弁状態にある。また加速時には、油圧閉回路
Cから漏れ出た油量に相当する補給油が逆止弁138を
介して補給されるので、外側室111内における制御弁
181前後の差圧は設定値よりも大となり、制御弁18
1は閉弁する。さらに減速時にはポンプ作用をする油圧
モータMから吐出する高圧油が外側室111に供給され
るので、外側室111の油圧は高圧であり、制御弁18
1は閉弁したままである。したがって、加、減速時とも
外側室111の油圧は高圧であり、制御弁181は閉弁
している。
エンジン停止時には、油圧ポンプPの各摺接部から作動
油はほとんど漏出しなくなり、また補給ポンプFも作動
を停止しているので、リリーフ弁150を介して油密室
31に供給される油もなく・  なる。したがって、油
密室31における第2室31bの油圧が排出弁170の
設定値よりも低下して、排出弁170が開弁じ、油密室
31の油がミッションケース1内底部の油タンクに排出
される。
この際、3つの排出弁170が周方向等間隔に配設され
ているので、停止時にモータシリンダ8がどの位置にあ
ろうとも少なくとも1つの排出弁170がら空気を吸い
込みつつ少なくとも1つの排出弁170から油を効率よ
く排出することができる。
また外側室111にも油圧が供給されないので、制御弁
181前後の差圧が設定値以下となり、制御弁181が
開弁じ、外側室111の油が前記油タンクに排出される
。この際、制御弁181も前記排出弁170と同様に3
つが周方向等間隔に配設されているので油の排出が効率
よく行なわれる。
エンジン始動時には、エンジン停止中に油密室31の油
が上述のように排出されているので、エンジンに連なる
油圧ポンプPのプランジャ6や連接杆44が油密室31
内の油を攪拌することによる抵抗は発生しない。したが
って低温時に油の粘度が上昇しても前記攪拌抵抗が発生
しない。
またエンジン停止中に、外側室111の油も充分に排出
されているので、エンジンに連なる油圧ポンプPが始動
する瞬間の吸入抵抗が小さくなる。
したがって低温時に油の粘度が上昇しても、エンジン始
動直後の瞬間的な吸入抵抗を小さくすることができる。
このようにしてエンジン始動時のスタータ等にによる初
期入力を特に大きなものにしなくても、低温時にエンジ
ンを円滑に始動することができ、通常作動時には従来と
同様の作用が得られる。
第5図は本発明の他の実施例を示すものであり、前述の
実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
モータシリンダ8における第2部分8bには、その周方
向に等間隔をあけた3箇所に油密室31の第2室31b
を外部すなわちミッションケース1内底部の油タンクに
連通し得る排出孔185が穿設され、各排出孔185に
は、排油手段としての絞り部材186が嵌合、固定され
る。しかも各絞り部材186は、油圧ポンプPが作動中
には油密室31に漏出する作動油が油密室31を充満す
るように設定される。
この実施例によっても前記実施例と同様に、エンジン始
動時の攪拌抵抗を低減することができる。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、モータシリンダには、油
密室内の油圧の低下に応じて油密室内の油を排出する排
油手段が設けられるので、入力軸の始動時に油圧ポンプ
の攪拌抵抗を低減し、低温時にも始動負荷を低下させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すものであり、
第1図は本発明を適用した車両用油圧式無段変速機の縦
断側面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第1
図のm−m線拡大断面図、第4図は第1図のIV−IV
線線入大断面図第5図は本発明の他の実施例の第3図に
対応した断面図である。 2・・・入力軸、4・・・ポンプシリンダ、6・・・ポ
ンププランジャ、8・・・モータシリンダ、1o・・・
モータプランジャ、11・・・出力軸、31・・・油密
室、32・・・ポンプ斜板、63・・・モータ斜板、1
70・・・排油手段としての制御弁、186川排油手段
としての絞り部材、 C・・・油圧閉回路、M・・・油圧モータ、P・・・油
圧ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)出力軸に連結されるモータシリンダに環状配列で
    摺合された多数のモータプランジャがモータ斜板に摺接
    されて成る油圧モータと、入力軸に連結されたポンプシ
    リンダに多数のポンププランジャが環状配列で摺合され
    るとともにモータシリンダに連動するポンプ斜板に各ポ
    ンププランジャが摺接されて成る油圧ポンプとが油圧閉
    回路をなして接続され、ポンプシリンダは、該ポンプの
    摺接部に通じるとともに前記ポンプ斜板およびポンププ
    ランジャが配置される油密室を相互間に画成すべく前記
    モータシリンダで包囲される油圧式伝動装置において、
    モータシリンダには、油密室内の油圧の低下に応じて油
    密室内の油を排出する排油手段が設けられることを特徴
    とする油圧式伝動装置。
  2. (2)前記排油手段は、モータシリンダの周方向に沿っ
    て間隔をあけた3個所以上でモータシリンダに配設され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の油
    圧式伝動装置。
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