JPS632070A - 電子写真感光膜 - Google Patents

電子写真感光膜

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JPS632070A
JPS632070A JP62086854A JP8685487A JPS632070A JP S632070 A JPS632070 A JP S632070A JP 62086854 A JP62086854 A JP 62086854A JP 8685487 A JP8685487 A JP 8685487A JP S632070 A JPS632070 A JP S632070A
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hydrogen
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瑛一 丸山
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石岡 祥男
Yoshinori Imamura
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Hirokazu Matsubara
松原 宏和
Taiji Shimomoto
下元 泰治
Shinkichi Horigome
堀篭 信吉
Morio Taniguchi
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    • G03G5/082—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic and not being incorporated in a bonding material, e.g. vacuum deposited
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 構造に関するもので−あり、特にアモルファスシリコン
を用いた光導電体層の暗減衰特性および分光感度の改良
に関するものである。
従来、電子写真感光膜として用いられる光導電材料とし
ては、S e 、 Cd S 、 Z n Oなどの無
機物や、ポリ−Nビニルカルバゾル(PVK)、  ト
リニトロンフルオレノン(TNF)などの有機物がある
。これらは高い光導電性を有する。しかし、これ等の材
料自体で感光膜を形成したり、あるいはこれ等の材料の
粉体を有機バインダー中に分散させて感光膜を形成した
場合、膜の硬度が十分でなく、電子写真感光膜として使
用中に膜の表面に傷がついたり磨耗するという欠点があ
った。またこれらの材料の多くは人体に有害な物質であ
り、たとえ少量であっても磨耗して複写紙に付着するこ
とは好ましいことではない。これらの欠点を改善するた
めにアモルファスシリコンを感光膜として用いることが
提案された(たとえば特開昭54−78135号公報)
。アモルファスシリコン膜は前記の従来感光膜にくらべ
て硬度が高く、毒性をほとんど有しないため、従来感光
膜の有する欠点は改善される。しかしアモルファスシリ
コン膜は電子写真感光膜としては暗抵抗が低すぎ、また
、1010Ω・cm程度の高抵抗の膜は光電利得が低す
ぎて電子写真感光膜としては不満足のものしか得られな
かった。この欠点を克服するため、n型。
n゛型、P型、P゛型、i型等の伝導型の異なった2種
以上のアモルファスシリコン膜を接合させ、その接合部
に形成される空乏層中で光キャリアを発生させる膜構造
が提案された(たとえば特開昭54−121743号公
報)。しかしこのように伝導型の異なった2層以上の膜
を接合させて空乏層を形成する場合、感光膜表面に空乏
層を形成することは困難であり、そのため、電荷パター
ンを保持しなくてはならない肝心の感光膜表面部分の比
抵抗が低下して電荷パターンの横流れが起り、その結果
電子写真の解像度が低下するおそれがある。
本発明は上記の欠点をなくし、解像度劣化のおそれがな
く、暗減衰特性が良好で、しかも長波長光に対する感度
を高め得るようなアモルファスシリコン電子写真感光膜
を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電子写真感光膜は、
それを構成するアモルファスシリコン光導電体層の表面
(または界面)部分に炭素若しくはホウ素を少くとも含
有するアモルファスシリコンの電荷注入阻止層を有する
構成を採用する。
純粋にシリコン元素のみから成るアモルファスシリコン
膜は局在準位密度が高く、はとんど光導電性を有しない
。しかしこの中に水素を添加することによって局在準位
を大幅に減少させ、高い光導電性をもたせたり、不純物
を添加してP型、n型などの伝導型にすることができる
。このようにアモルファスシリコン中の局在準位密度を
減少させる効果のある元素としては水準の他にフッ素、
塩素、臭素、ヨウ素など、いわゆるハロゲン族の元素が
あるが、ハロゲン族はアモルファスシリコン中の局在準
位密度を減少させる効果はあってもアモルファスシリコ
ンの光学的禁止帯幅を大きく変化させることはできない
。これに対し、水素はアモルファスシリコン中に添加さ
れることによってアモルファスシリコンの光学的禁止帯
幅を大幅に増大させたり、比抵抗を増加させたりするこ
とができるので、本発明のような高抵抗光導電膜を得る
ためには特に有用である。
そして、炭素やホウ素をこのようなアモルファスシリコ
ンの表面若しくは界面部分に含有させることにより、比
抵抗を高め更には光学的禁止帯幅を大きくすることがで
き、光導電膜の表面若しくは界面側から内部に注入する
電荷を阻止するに有効である。
水素を含有するアモルファスシリコン(通常a−3i:
Hと表記される)を形成する方法としてよく知られてい
るのは、(1)モノシランS i N4の低温分解によ
るグロー放電法、(2)水素を含有する雰囲気中でシリ
コンのスパッタ蒸着を行なう反応性スパッタリング法、
(3)イオンブレーティング法などである。これらの方
法によって作成されたアモルファスシリコン膜は、通常
数原子%から数十原子%の水素を含有し、光学的禁止帯
幅も純粋なシリコンの1.1eVよりもかなり大きくな
っている。ところで、水素を含まない純粋なアモルファ
スシリコン中の局在準位密度は1020/ c m 3
程度と推定され、これに水素が添加された場合、水素原
子が1:1に局在準位を、/l!1減させるものとすれ
ば、約0.1原子%の水素添加量で局在準位はすへて消
滅するはずであるが、実際に光導電性があられれ、光学
的禁止帯幅の変化がおこり、光導電体として有用なアモ
ルファスシリコンが得られるのは、含有水素濃度が1原
子%を越えるあたりからとなっている。
アモルファスシリコン膜中の水素濃度を変化させるため
には上記の膜形成法を用いて膜を形成する際の基板温度
、雰囲気中の水素濃度、入力パワーなどを制御すればよ
いが、上記の膜形成法のうち、特にプロセスの制御性が
よく、しかも高抵抗の良質な光導電性アモルファスシリ
コン膜が容易に得られるのは反応性スパッタリング法で
ある。
本発明者らはアルゴンと水素の混合雰囲気中でのシリコ
ンの反応性スパッタリングによって、電子写真感光膜と
して使用可能な1010Ω・Cm以上の比抵抗を有する
a−3i:H膜を得ることができた。この膜は高抵抗で
あると同時に高い光導電性を有し、フェルミ準位が禁止
帯の中央付近にある、いわゆる真性半導体である。禁止
帯幅が−定の半導体において、通常量も比抵抗が高いの
は真性(i型)の状態であり、不純物のドープによって
n型またはP型に伝導型を変化させれば比抵抗は低下す
る。したがって真性の状態で電子写真感光膜として使用
できるような十分高抵抗の膜が得られれば、故意に空乏
層を利用する必要がなくなり、それゆえ伝導型の異なる
二層以上のアモルファスシリコン層を重ねて電子写真感
光膜を形成する必要もなくなる。本発明は単独の層であ
りながら、電子写真感光膜に必要な高い比抵抗を有する
a−3i:H膜を用いて、分光感度の改良と暗減衰特性
の改良を行うものである。
そもそも電子写真感光膜のような蓄積型の受光デバイス
において、感光膜の比抵抗は次の2つの要求値を満たさ
なくてはならない。
(1)感光膜表面にコロナ放電などにより付着させた電
荷が、露光前に膜の厚み方向を通して放電してしまわな
いために、膜の比抵抗は101°Ω・Cm程度以上ある
ことが必要である。
(2)露光後、感光膜の表面に形成された電荷パターン
が、電荷の横流れのため、現像前に消滅することがない
ように、感光膜の表面抵抗も十分に高くなければならな
い。これを比抵抗に換算すると、前項の場合と同じよう
に1010Ω・Cm程度以上になる。
以上2項は、いずれも露光前後における暗中での電荷の
移動に関するものであり、前者を膜の厚み方向の暗減衰
とよび、後者を膜の表面方向の暗減衰とよぶことにする
。
上記2項の条件を満足させるため、感光膜の電荷を保持
する表面付近の比抵抗は1o10Ω・Cm程度以上でな
くてはならないが、膜の厚み方向が一様に1010Ω・
0m以上の比抵抗を有すること向の抵抗をR4とすれば
、 τ、=R,C1・・・・・・・・・(1)の関係が成り
立ち、τ、が帯電から現像までの時間にくらべて十分長
ければよいわけであるから、R,は膜の厚み方向をマク
ロに見て十分大きければよいことになる。
本発明者らによれば、電子写真感光膜のような高抵抗薄
膜デバイスにおいて、膜の厚み方向のマクロな抵抗を決
定する要因としては、膜内体の比抵抗の他、電極との界
面から注入される電荷が重要な役割を果していることが
明らかになった。アモルファスシリコンを用いた電子写
真感光膜において、帯電表面とは別の側の界面、すなわ
ち感光膜を保持する基板側からの電荷の注入を阻止する
ためには、基板との界面付近のアモルファスシリコン膜
の比抵抗を1o10Ω・0m以上の高い値にしておくこ
とが満足な効果が得られることがわかった。このような
高抵抗領域は通常真性半導体(i型)であるが、この領
域は電極から感光膜への電荷注入阻止層としての役割を
果すもので、その厚みはトンネル効果によって電荷がこ
の領域を通りぬけることがないよう、10nm以上ある
ことが必要である。更に電極からの電荷注入を効果的に
阻止するためには、電極とアモルファスシリコン膜との
間に、5i02.CaO2,5b2s3゜S b2S 
e3.AS2S3.As25 e3などの薄膜を介在さ
せることも有効である。
以上の説明により、感光膜の厚み方向の暗減衰および表
面方向の暗減衰を抑制するために、アモルファスシリコ
ン膜の表面(あるいは界面)付近の比抵抗は1010Ω
・0m以上と高くなくてはならないことが明らかにされ
たが、その高抵抗部分の必要な厚みは、それに隣接する
低抵抗部分の比抵抗に依存するため必ずしも一定ではな
い。しかし、トンネル効果が観測されはじめる10nm
未満では高抵抗膜の存在意味がなくなるので少くとも1
0nm以上あることは必要である。また、アモルファス
シリコン膜の極めて表面付近、例えば数原子層の領域を
とって考えれば、雰囲気ガスの吸着により伝導度が変調
されて低抵抗になっていることもあり得るが、電子写真
の原理から考えて。
通常の方法で表面抵抗を測定した場合、十分に高い抵抗
が観測されることが本発明の要件であると解すべきであ
る。
さて、本発明においてアモルファスシリコン膜の表面(
あるいは界面)付近の比抵抗は十分に高くなくてはなら
ないが膜の内部における比抵抗は必らずしも高くある必
要はない。電子写真の原理にもとづき、感光膜のマクロ
な抵抗R8が(1)式を満足すればよいことになる。こ
のことは本発明のもう一つの目的、すなわち分光感度特
性の改良に以下の理由から好都合である。つまり、10
10Ω・Cm以上の高い比抵抗を有するa−8i:H膜
は通常、1.7eV程度の光学的禁止帯幅をもち、可視
光の長波長領域よりも波長の光に対しては感度を有しな
い。このことは、800nm付近の波長を有する半導体
レーザを用いたレーザ光プリンタ用感光膜にa−3i:
H膜を使用する場合に大変不都合である。−方長波長光
に感度の高いa−3i:H膜に1010Ω・Cm以上の
高い比抵抗をもたせることは困難である。これを解決す
るため。
a−5i:H膜内部に長波長光感度を有する領域を作り
、しかも膜全体としてのマクロな抵抗を十分高く保つこ
とによって、電子写真感光板の分光感度特性を長波長側
に移動させることが本発明者らによって見て出された。
第1図は反応性スパッタリング法における雰囲気の水素
分圧と、その時形成されるa−5i:H膜の光学的禁止
帯幅との関係である。この図かられかるように、膜形成
の初期において水素分圧を高め、その後、−時的に水素
分圧を低くして、膜形成の終期に再び水素分圧を高めれ
ば、膜の内部に光学的禁止帯幅の小さい領域を作成する
ことが可能である。この方法で形成することのできる光
学的禁止帯幅の最小値は純粋なシリコンの光学的禁止帯
幅である1、1eVである。このように膜内部に禁止帯
幅の狭い領域を作ったとき、長波長光はこの領域におい
て吸収されて電子−正孔対を発生する。この様子を第2
図にバンドモデルで示す。禁止帯幅の広い領域も、狭い
領域も、その部分自体の抵抗はできるだけ高いことが望
ましいのですべて真性(i型)であった方がよい。この
とき、バンドモデルはフェルミ準位を中位にして上下対
称にくびれる形となる。
このくびれの中で発生した光キャリアは、そこに存在す
る作りつけの電界によってくびれの中に捕えられている
。これらの光キャリアを外部電界によってくびれの中か
ら引き出し、有効な光キャリアとして利用するためには
、外部電界は、くびれの部分の作りつけの電界よりも大
きくなくてはならない。逆にいうと、くびれを作る場合
にそこに発生する作りつけの電界が外部電界よりも小さ
くなるようにしなくてはならない。くびれ部分の作りつ
けの電界は、くびれの深さくポテンシャル差)Dとくび
れの幅Wとに依存する。急峻なくびれは大きな作りつけ
電界を発生し、なだらかなくびれは小さな作りつけ電界
を発生する。くびれの形状を二等辺三角形で近似したと
き、外部に光キャリアが引き出されるための条件は、外
部電界をEaとして、 ≧ Ea橿2D/W      ・・・・・・・・(2)で
ある。
アモルファスシリコン感光膜内において、このくびれの
存在する部分はできるだけ光の入射面に近い位置にある
ことが、入射光の利用率からいって望はしいが、例えば
レーザ光プリンタの場合のように、入射光が単色光で、
しかもくびれ以外の部分における吸収係数が小さい場合
には、くびれは膜内の厚み方向のどの位置にあっても効
果に大きな差はない。くびれの部分で有効な光キャリア
を発生させるためにはくびれの幅Wは実効的に10nm
以上あることが必要である。くびれの幅の最大限界は、
もちろんアモルファスシリコン膜全体であるが、膜厚方
向の全抵抗R4を十分高くしておくため、くびれの幅W
は全膜厚の1/2以下であることが望ましい。
アモルファスシリコン感光膜の全膜厚は帯電電圧によっ
て決定され、帯電電圧は使用するトナーの種類や感光膜
の使用条件によって異なる。しかし、アモルファスシリ
コン膜の耐圧は1μmあたりIOV〜50Vと考えられ
、したがって帯電電圧が500vのときには全膜厚は1
0μm〜50μmとなる。
以下にアモルファスシリコン光導電体層を有する電子写
真感光膜の具体的構造について述べる。
第3図において、1は基板、2はアモルファスシリコン
層を具備する感光層である。1の基板はアルミニウム、
ステンレス、ニクロ11板などの金属板でも、ポリイミ
ドなどの有機物、あるいはガラス・セラミックス等でも
差支えないが、基板が電気的な絶縁物である場合は11
のように基板上に電極を被着する必要がある。電極はア
ルミニウム、クロムなどの金属材料の薄膜や、5n02
゜I n −S n −0のような酸化物系の透明電極
が用いられる。この上に感光層2が設けられるが、基板
1が透光性であり、電極11が透明である場合には感光
層2に入射する光は基板1を通して照射される場合もあ
り得る。感光層2は最大で5層の構造から成り立つ。基
板1側に存在する最初の層21は基板側からの過剰キャ
リアの注入を抑制すルタメノ層テアリ、S i O、S
 i 02y A 12031Ce○21 V2O31
T a20. A s2S e3. As2S3などの
高抵抗の酸化物・硫化物・セレン化物の層や、場合によ
っては、ポリビニルカルバゾルなどの有機物の層が用い
られる。最後の層25は表面側からの電荷の注入を抑制
するための層であり。
これも同じく、Sin、5i02.Al□03゜CeO
2,V2O3g T a 20 HA S 2 S e
 31A s2S e3.ポリビニルカルバゾルなどが
用いられる。これらの層21と25とは本発明の感光膜
の電子写真特性を改善するためのものではあるが、必ら
ずしも必要不可欠のものではなく、本質的には層22,
23.24があれば本発明の要件は満足される。層22
,23.24はいずれもアモルファスシリコンを主体と
する層であって、層22゜24はいずれも1.6eV以
上の光学的禁止帯幅を有し、比抵抗1010Ω・cm以
上であり、10nm以上の膜厚を有する層である。また
、層23は光学的禁止帯幅1.1eV以上であって層2
2および層24の光学的禁止帯を越えないような層であ
り、膜厚10nm以上を有する。層23の比抵抗が10
10Ω・am未満であることも当然あす得るが、その場
合でも層22および24の存在によって電子写真感光膜
としての暗減衰特性に悪影響をおよぼさないということ
が本発明の主眼点である。層22および24の比抵抗や
光学的禁止帯幅を高めるためにアモルファスシリコン層
の中に炭素や微量のホウ素を添加することが本発明の構
成要件である。また層23の光学的禁止帯幅を減少させ
るためにアモルファスシリコン層の中にゲルマニウムを
添加したりすることもあり得るが、膜内平均として50
原子%以上のシリコンを含むことが、光導電特性の確保
のため必要でありその要件が満足されれば、他のいかな
る元素を含んでも作成された膜は本発明の範囲内に含ま
れる。
水素を含有するアモルファスシリコン膜の形成方法とし
ては、最初に述べたようにグロー放電によるSiH4の
分解を用いる方法、反応性スパッタンリング法、イオン
ブレーティング法などが知られている。いずれの方法に
よる場合でも、膜形成中の基板温度が150〜250℃
である時、最も光電変換特性の良好な膜が得られるが、
グロー放電法の場合は形成された膜中の水素含有量が。
膜形成時の基板温度に強く依存するので、光電変換特性
と膜中の水素含有量とを独立に決定するこが困難である
。また、光電変換特性の良好な膜は比抵抗が106〜1
07”Ω・cmと低く、電子写真用としては適さないの
でホウ素を微量ドープして比抵抗を高めることが必要で
ある。これに対し。
反応性スパッタリング法とイオンブレーティング法とは
、膜形成時の基板温度と膜中の水素含有量とを独立に決
定できるので、本発明のように膜の厚み方向に光学的禁
止帯幅の異なる層を重ねる必要のある場合は特に有効で
ある。さらに1反応性スパッタリング法は十分に大面積
のスパッタリングターゲットを用いることによって均一
で大面積の膜を形成することができるので電子写真用の
感光膜を形成するためには特に有用であるといえる。
通常、反応性スパッタリングは第4図のように装置を用
いて行い、同図においては31はペルジャー、32は排
気系、33は高周波電源、34はスパッタリングターゲ
ット、35は基板ホルダ。
36は基板である。なお、スパッタリング装置の中には
本図のように平板状の基板にスパッタ蒸着するためのも
のばかりでなく1円筒のドラム状基板上にスパッタ蒸着
できるような構造のものもあるので用途に応じて使い分
ければよい。
さて反応性スパッタリングはペルジャー31の内部を排
気し、その中へ水素およびアルゴンなどの不活性ガスを
導入して、高周波電源33から高周波電圧を供給して放
電させることによって行なう。このとき形成される膜中
に含有される水素の量は、放電時に存在する水素の分圧
によってほぼ決定され1本発明に適した水素を含有する
アモルファスシリコン膜は、スパッタ時の水素分圧がI
X 10−5Torrから5 X 10−2Torrの
範囲のときに得られる。この時の膜の堆積速度は1人/
SeC〜30人/seeである。
以下に本発明を参考例及び実施例によって具体的に説明
する。
参考例 1 表面を鏡面研磨したアルミニウム円筒を酸素雰囲気中で
300℃2時間加熱して、円筒表面にAl2O3膜を形
成する。その円筒を回転式のマグネットロンスパッタ装
置中に設置し、lXl0−’T orrまで排気した後
、円筒を200℃に保ちつつ2 X 10−3Torr
の水素および3 X 10−3Torrのアルゴンの混
合雰囲気中で350Wの高周波出力により2人/see
の堆積度で2oμmの厚みに光学的禁止帯幅1.95e
Vな比抵抗1011Ω・cmのアモルファスシリコン膜
を堆積する。その後、スパッタ装置からこの円筒をとり
出し、真空蒸着装置に装置し、2 X 10−6Tor
rの真空度のもとで、基板温度を80℃に保ち、As2
Se3膜を1000人の厚みに蒸着する。このようにし
て作成された円筒を電子写真感光ドラムとして使用する
。
参考例 2 硬質ガラス円筒上に450℃における5nC1qの熱分
解によってSnO2透明電極を形成する。
その円筒を回転式のスパッタ装置中に設置し、2X 1
0−6Torrまで排気した後、円筒を250’Cに保
ちつつ、    −<2 X 10−3Torrの水素および2 X 10−3T
orrのアルゴンの混合雰囲気中で300Wの高周波出
力によって1人/sec堆積速度で500人の厚みに光
学的禁止帯幅1.95sVで比抵抗1o11Ω”amの
アモルファスシリコン膜を堆積する。
その後20分間にわたって、アルゴンの分圧を一定に保
ちながら水素の分圧を徐々に下げ3×1O−5Torr
にする。水素分圧の極小におけるアモルファスシリコン
の光学的禁止帯幅は1.6eV、比抵抗は10日Ω・c
mである。さらに20分間にわたって再びアルゴン分圧
を一定に保ちながら水素分圧を徐々に上げ、2 X I
 O= Torrまでもどす。その状態のままスパッタ
リングを続行し全体の膜厚を25μmとする。光学的禁
止帯幅が1.95eV未滴の領域の膜厚は約2400人
である。この円筒を電子写真感光ドラムとして用いる。
第5図はこのようにして形成された感光膜の分光感度を
示すもので、点線51は水素分圧の極小部を作らない場
合、実a52は極小部を作った場合の分光感度を示す。
このようにして長波長光厚みに真空蒸着して基板とする
。その膜をスパッタ装置中に設置し、5X10−’ T
orrまで排気した後、基板を150℃に保ちつつ炭素
を10%含有する多結晶シリコンのターゲットを用い、
IX 10−3Torrの水素と4 X 10−3To
rrのアルゴンとの混合気体中で350Wの高周波出力
のもとで3人/secの堆積速度で光学的禁止帯幅2、
Oe Vで比抵抗1o13Ω・cmのアモルファスシリ
コン−炭素の膜を5μm形成する。その後シリコンのみ
のターゲットを用い2 X 10−3Torrのアルゴ
ンと3 X 10−3Torrの水素との混合気体中で
スパッタリングを行ない60nmの厚みの光学的禁止帯
幅1.95eVで比抵抗1012Ω・cmのアモルファ
スシリコンの膜を形成する。更にその上に、最初のアモ
ルファスシリコン−炭素と同様の膜を5μm形成する。
このポリイミド膜をアルミニウム円筒に接着し、電子写
真感光ドラムとして使用する。
以上の実施例によって説明した本発明の電子写真感光ド
ラムは、その表面または界面付近で高い比抵抗を有する
アモルファスシリコン層を用いたもので、すぐれた暗減
衰特性を有すると同時に、膜厚方向にほぼ均一な組成を
有する従来の電子写真感光板にくらべて、大幅に分光感
度の長波長領域への拡大が可能になり、工業上きわめて
大なる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスパッタリング中の水素分圧と形成される膜の
光学的禁止帯幅の関係を示す図、第2図は本発明のアモ
ルファスシリコン感光膜のバンドモデルを示す図、第3
図は本発明の電子写真感光膜の構造を示す断面図、第4
図はりアクティブスパッタリング装置の説明図、第5図
は本発明による分光感度特性を示す図である。 1:基板、2:感光層、11:電極、21:過剰キャリ
ア注入抑制層、22.23.24:アモルファス・シリ
コンを主体とする層、25:電荷注入抑制層。 F−)V−1 誤厚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、膜内平均として50原子%以上のシリコンと1原子
    %以上の水素とを少くとも含有するアモルファスシリコ
    ン光導電体層を有する電子写真感光膜であって、上記光
    導電体層の少くとも表面若しくは界面側に炭素及びホウ
    素の少くともいずれか一方の元素を含むアモルファスシ
    リコンの電荷注入阻止層を有することを特徴とする電子
    写真感光膜。
JP62086854A 1987-04-10 1987-04-10 電子写真感光膜 Granted JPS632070A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127561A (en) * 1979-03-26 1980-10-02 Canon Inc Image forming member for electrophotography

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55127561A (en) * 1979-03-26 1980-10-02 Canon Inc Image forming member for electrophotography

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