JPS6320711A - 薄膜磁気ヘツド - Google Patents
薄膜磁気ヘツドInfo
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- JPS6320711A JPS6320711A JP16386886A JP16386886A JPS6320711A JP S6320711 A JPS6320711 A JP S6320711A JP 16386886 A JP16386886 A JP 16386886A JP 16386886 A JP16386886 A JP 16386886A JP S6320711 A JPS6320711 A JP S6320711A
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- film
- film thickness
- magnetic
- magnetic head
- multilayer
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3109—Details
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は薄膜磁気ヘッドに関し、さらに詳しくは、その
磁性膜としてFe −Cu多層膜を用いた薄膜磁気ヘッ
ドに関する。
磁性膜としてFe −Cu多層膜を用いた薄膜磁気ヘッ
ドに関する。
C従来の技術〕
多層膜の磁気特性に関しては粟野ら(第9回日本応用磁
気学会学術講演概要集、 1985−IL P141)
がCo −Cu及びFe −Cu多層膜を作製し、4y
cMsの温度変化についての研究があり、その中で多層
膜のそれぞれ単体の膜厚が薄くなると垂直磁気異方性が
誘起されると述べられているが、面内−軸異方性、保磁
力等の挙動については述べられていない。また、Fe−
V多層膜についてH,に、Wongら(J。
気学会学術講演概要集、 1985−IL P141)
がCo −Cu及びFe −Cu多層膜を作製し、4y
cMsの温度変化についての研究があり、その中で多層
膜のそれぞれ単体の膜厚が薄くなると垂直磁気異方性が
誘起されると述べられているが、面内−軸異方性、保磁
力等の挙動については述べられていない。また、Fe−
V多層膜についてH,に、Wongら(J。
A、P 57(1)、 15April、 1985)
は多層膜を形成することによりFeの磁気モーメントが
減少することを示した。また、Fe−V多層膜の磁化は
数100℃に加熱すると低下していくことを明らかにし
た。Fe −■2元合金系を考えると、■はα形成元素
でFe中に容易に固溶するため多層膜のFe−V界面に
おいてFe原子と■原子が相互拡散してしまい磁気モー
メントが減少するという懸念がある。また、)1.Sa
kakimaら (J、 A、 P 57(11、15
八pril、 1985)は、電子ビーム蒸着法により
Co −!’In多層膜を作製しCo12人。
は多層膜を形成することによりFeの磁気モーメントが
減少することを示した。また、Fe−V多層膜の磁化は
数100℃に加熱すると低下していくことを明らかにし
た。Fe −■2元合金系を考えると、■はα形成元素
でFe中に容易に固溶するため多層膜のFe−V界面に
おいてFe原子と■原子が相互拡散してしまい磁気モー
メントが減少するという懸念がある。また、)1.Sa
kakimaら (J、 A、 P 57(11、15
八pril、 1985)は、電子ビーム蒸着法により
Co −!’In多層膜を作製しCo12人。
Mn11人で41層の多層膜の磁化1.1L(T)、
Hc= 6 (Oe) 、 Ilk = 62 (O
e)という磁気特性を有し、磁気異方性をもつ場合があ
ることを示しているがどのような多層膜作製条件の時に
磁気異方士を示すかという問題に関しては述べられてい
ない。
Hc= 6 (Oe) 、 Ilk = 62 (O
e)という磁気特性を有し、磁気異方性をもつ場合があ
ることを示しているがどのような多層膜作製条件の時に
磁気異方士を示すかという問題に関しては述べられてい
ない。
従来、薄膜磁気ヘッド用のるnスコアにはパーマロイ
(Fe−Ni2元合金)が使用されているが、高透磁率
でかつ低保磁力を有し、磁歪定数を負の膜とするために
は組成範囲を厳しく管理する必要がある。また、パーマ
ロイは磁化の強さが1(T)と低いために高記録密度化
に対しては好ましくない。
(Fe−Ni2元合金)が使用されているが、高透磁率
でかつ低保磁力を有し、磁歪定数を負の膜とするために
は組成範囲を厳しく管理する必要がある。また、パーマ
ロイは磁化の強さが1(T)と低いために高記録密度化
に対しては好ましくない。
本発明の目的は、薄膜%ffi気ヘッドを構成する磁性
膜として、上記従来のパーマロイを使用したもの等にお
ける欠点を解消したFe −Cu多層膜からなる新規な
磁性膜を開発し、この磁性膜を使用した諸性能の優れた
磁気ヘッドを提供することにある。
膜として、上記従来のパーマロイを使用したもの等にお
ける欠点を解消したFe −Cu多層膜からなる新規な
磁性膜を開発し、この磁性膜を使用した諸性能の優れた
磁気ヘッドを提供することにある。
本発明は、薄膜磁気ヘッドを構成する磁性膜として、F
eとCuの膜厚比及びそれらの膜厚値を所定の範囲に規
定したFe −Cu多層膜を用いることにより、上記問
題点を解決したものであって、前記FBとCuの膜厚比
及びそれらの膜厚値の所定の範囲に応じて、(1)薄膜
磁気ヘッドを構成するるn性膜として、FeとCuの膜
厚比が1:1であって、FeおよびCuの一層当りの膜
厚が3員m〜20nmの範囲であるFe〜Cu多層膜を
用いたことを特徴とする薄膜磁気ヘッド、(2)薄膜磁
気ヘッドを構成する磁性膜として、FeとCuの膜厚比
が1;3.5以下であって、Cuの膜厚の上限が17.
5nraであるFe −Cu多層膜を用いたことを特徴
とする薄膜磁気ヘッド、及び(3)薄膜磁気ヘッドを構
成する(n性膜として、FeとCuの膜厚比が5:l以
下であって、Feの膜厚の上限が10層mであるFe
−Cu多層膜を用いたことを特徴とする薄膜磁気ヘッド
、の3発明に分かれる。
eとCuの膜厚比及びそれらの膜厚値を所定の範囲に規
定したFe −Cu多層膜を用いることにより、上記問
題点を解決したものであって、前記FBとCuの膜厚比
及びそれらの膜厚値の所定の範囲に応じて、(1)薄膜
磁気ヘッドを構成するるn性膜として、FeとCuの膜
厚比が1:1であって、FeおよびCuの一層当りの膜
厚が3員m〜20nmの範囲であるFe〜Cu多層膜を
用いたことを特徴とする薄膜磁気ヘッド、(2)薄膜磁
気ヘッドを構成する磁性膜として、FeとCuの膜厚比
が1;3.5以下であって、Cuの膜厚の上限が17.
5nraであるFe −Cu多層膜を用いたことを特徴
とする薄膜磁気ヘッド、及び(3)薄膜磁気ヘッドを構
成する(n性膜として、FeとCuの膜厚比が5:l以
下であって、Feの膜厚の上限が10層mであるFe
−Cu多層膜を用いたことを特徴とする薄膜磁気ヘッド
、の3発明に分かれる。
なお、上記3発明における、FeとCuの膜厚比及びそ
れらの膜厚値の所定の範囲は、後記実施例における実験
結果に基づいて選定したものである。
れらの膜厚値の所定の範囲は、後記実施例における実験
結果に基づいて選定したものである。
以下、本発明の具体的構成をさらに詳細に説明する。
バルクのFeは強い結晶磁気異方性をもち、そのために
多結晶の場合通常の製法では一軸異方性を示さず薄膜磁
気ヘッドのように高周波で作動させるような磁気コアに
は適していない。我々の研究結果によればバルクから薄
膜化することにより結晶磁気異方性が弱まり始め、約5
00Å以下に薄膜化することにより面内に一軸異方性を
付与できることを見出した。単層膜では膜厚が非常に薄
いために磁気ヘッドとしての書き込み及び読み出し出力
が小さすぎてものにならないが、薄膜の特性を1員なわ
ずに厚膜化するために多層構造とし、Feをサンドウィ
ッチする金属をCuとした。多層j模で問題になるのは
界面の安定性であるが、、CuとFeは二相分離型合金
のためほとんど固溶せず界面における拡散が少なく、ま
た、Cuが非磁性金属であるため界面での磁気的相互作
用もないためにFeをサンドウィッチする元素としては
最も適している。実験結果でも単層膜の磁気特性をほと
んど1員なわずにFe−Cu多層1模が作製できること
がわかった。
多結晶の場合通常の製法では一軸異方性を示さず薄膜磁
気ヘッドのように高周波で作動させるような磁気コアに
は適していない。我々の研究結果によればバルクから薄
膜化することにより結晶磁気異方性が弱まり始め、約5
00Å以下に薄膜化することにより面内に一軸異方性を
付与できることを見出した。単層膜では膜厚が非常に薄
いために磁気ヘッドとしての書き込み及び読み出し出力
が小さすぎてものにならないが、薄膜の特性を1員なわ
ずに厚膜化するために多層構造とし、Feをサンドウィ
ッチする金属をCuとした。多層j模で問題になるのは
界面の安定性であるが、、CuとFeは二相分離型合金
のためほとんど固溶せず界面における拡散が少なく、ま
た、Cuが非磁性金属であるため界面での磁気的相互作
用もないためにFeをサンドウィッチする元素としては
最も適している。実験結果でも単層膜の磁気特性をほと
んど1員なわずにFe−Cu多層1模が作製できること
がわかった。
Fe −Cu多層膜の作製法はマグネトロンスパッタ法
であり、基板側に基板を挟んで両側に永久磁石を配置し
一軸異方性を付与させるよう工夫した。
であり、基板側に基板を挟んで両側に永久磁石を配置し
一軸異方性を付与させるよう工夫した。
また、基板温度は比較的低温とし界面部の拡散を防止す
ること、スパッタリングにおけるスパッタ原子の運ルエ
ネルギーにより基板の温度上昇を緩和させるためにスパ
ッタリングレートは比較的遅くする等の工夫を凝らした
。
ること、スパッタリングにおけるスパッタ原子の運ルエ
ネルギーにより基板の温度上昇を緩和させるためにスパ
ッタリングレートは比較的遅くする等の工夫を凝らした
。
スパッタリング法はFe及びCuの2個のターゲ。
トを用い、裁板を回転させる方式でFe −Cuの多層
膜を作製した。
膜を作製した。
スパッタリング直後のFe −Cu界面は、原子のミス
マツチに伴なう歪エネルギー、イ・、4度勾配に伴う拡
散の駆動エネルギー等のためにエネルギー的に不安定な
状fB iこあるので、拡散が容易に起こらない100
〜150 cの低温で多層膜をエージングすることによ
り、界面の原子を安定化さぜるて、保磁力の低酸を図り
、かつ安定なFe −Cu多層11りとすることが好ま
しいことがある。
マツチに伴なう歪エネルギー、イ・、4度勾配に伴う拡
散の駆動エネルギー等のためにエネルギー的に不安定な
状fB iこあるので、拡散が容易に起こらない100
〜150 cの低温で多層膜をエージングすることによ
り、界面の原子を安定化さぜるて、保磁力の低酸を図り
、かつ安定なFe −Cu多層11りとすることが好ま
しいことがある。
本発明によれば、Fe −Cu多層膜においてFe及び
Cuの一層当りの膜厚をそれぞれ適切に選ぶことによっ
て一軸異方性を有し、低保磁力でかつ負の磁歪定数をも
つ優れたFe −Cu多層膜を製作することが可能とな
った。その上、Feは従来のパーマロイ(Ni−Fe合
金薄膜)に比べ飽和磁束密度も高いので高記録密度磁気
記録に対しても有利である。
Cuの一層当りの膜厚をそれぞれ適切に選ぶことによっ
て一軸異方性を有し、低保磁力でかつ負の磁歪定数をも
つ優れたFe −Cu多層膜を製作することが可能とな
った。その上、Feは従来のパーマロイ(Ni−Fe合
金薄膜)に比べ飽和磁束密度も高いので高記録密度磁気
記録に対しても有利である。
その他、本発明では純金属ターゲットを使用するために
組成変動による磁気特性の劣化がな(、FeとCuは二
相分離型合金系であるため高温まで安定な界面を有する
多層膜を作製することが可能である。
組成変動による磁気特性の劣化がな(、FeとCuは二
相分離型合金系であるため高温まで安定な界面を有する
多層膜を作製することが可能である。
また、通常の合金ターゲットをスパッタリングする場合
に行なわれる組成調整片を使用しなくても、Feの膜厚
を制御するだけで膜の磁歪定数を管理できるので、磁歪
定数の範囲が厳しい薄膜磁気ヘッド用のコア材料に好適
である。
に行なわれる組成調整片を使用しなくても、Feの膜厚
を制御するだけで膜の磁歪定数を管理できるので、磁歪
定数の範囲が厳しい薄膜磁気ヘッド用のコア材料に好適
である。
以下に本発明の実施例について述べる。基板はよく洗浄
された厚さQ、 5 mm、直径3インチのガラス基板
を用いた。スパッタリング時の基板温度は150℃とし
た。
された厚さQ、 5 mm、直径3インチのガラス基板
を用いた。スパッタリング時の基板温度は150℃とし
た。
実施例−1
第1表に示すスパッタリング条件でFe −Cu多層膜
を作製した。FeとCuの膜厚比は1:1でそれぞれの
一層当りの膜厚は2n111〜50n+++まで変え、
トータル膜厚は2000人一定とした。
を作製した。FeとCuの膜厚比は1:1でそれぞれの
一層当りの膜厚は2n111〜50n+++まで変え、
トータル膜厚は2000人一定とした。
第 1 表
第1図はFe及びCuを第1表に示した条件によりスパ
ッタリングした時のB’−)(曲線を示したものである
。即ち、基板の上に最初にCuを所定の厚さだけスパッ
タリングし、次いでCuの上にFeをCuと同じ厚さだ
けスパッタリングし、それを繰返して・多層膜としたも
のである。第1図において一層当りの膜厚を(1) 2
nm、 (2) 5 nm、 <3)10nm、 (
4)2On+m、 (5)50n+I+と変化させたと
きのB−8曲線であり、Fe及びCuの一層当りの膜厚
は同一(層間隔比1:1)で、全膜厚はいずれも200
nmである。Fe及びCuのnQKがそれぞれ50nm
の多層膜以外はいずれのB−8曲線を見ても一軸異方性
を示し、−層当りの膜厚が薄いほど良好な一軸異方性を
示している。なお、Feのみを同一スパッタリング条件
でスパッタリングした1100nの単層膜では第1図に
示したような一軸異方性を示す膜とはならず保磁力も著
しく大きかった。第1図に示した膜の磁歪定数を測定し
、横軸にFe−層当りの膜厚をとってプロットすると第
2図に示したような結果となる。第2図には第1図から
読み取った磁化困難軸方向の保磁力についてもプロット
した。
ッタリングした時のB’−)(曲線を示したものである
。即ち、基板の上に最初にCuを所定の厚さだけスパッ
タリングし、次いでCuの上にFeをCuと同じ厚さだ
けスパッタリングし、それを繰返して・多層膜としたも
のである。第1図において一層当りの膜厚を(1) 2
nm、 (2) 5 nm、 <3)10nm、 (
4)2On+m、 (5)50n+I+と変化させたと
きのB−8曲線であり、Fe及びCuの一層当りの膜厚
は同一(層間隔比1:1)で、全膜厚はいずれも200
nmである。Fe及びCuのnQKがそれぞれ50nm
の多層膜以外はいずれのB−8曲線を見ても一軸異方性
を示し、−層当りの膜厚が薄いほど良好な一軸異方性を
示している。なお、Feのみを同一スパッタリング条件
でスパッタリングした1100nの単層膜では第1図に
示したような一軸異方性を示す膜とはならず保磁力も著
しく大きかった。第1図に示した膜の磁歪定数を測定し
、横軸にFe−層当りの膜厚をとってプロットすると第
2図に示したような結果となる。第2図には第1図から
読み取った磁化困難軸方向の保磁力についてもプロット
した。
膜の磁歪定数は一層当りのFOの膜厚とよい相関を示し
ていることがわかる。−軸異方性を示す多層膜でも磁気
ヘッド用コア材料に要求される負の磁歪定数をもつ膜は
、−層当りのFeの膜厚が3nm〜20n+aの範囲に
限られることがわかり、その時の膜の保磁力は約1.2
0e以下と小さく優れていることがわかった。
ていることがわかる。−軸異方性を示す多層膜でも磁気
ヘッド用コア材料に要求される負の磁歪定数をもつ膜は
、−層当りのFeの膜厚が3nm〜20n+aの範囲に
限られることがわかり、その時の膜の保磁力は約1.2
0e以下と小さく優れていることがわかった。
また、膜の磁歪定数を管理するために通常のパーマロイ
をスパッタリングする場合は、ターゲット上にターゲッ
ト組成と異なる組成調整片を配置しているが、本発明に
よればFeとCuの膜厚を制御すること、即ちスパッタ
リング時間を管理することにより容易に磁歪定数を所定
の範囲内に抑えることが可能で、しかもFe、 Cuと
もに純金属車体であるため膜の組成変動、面内の組成変
動がな(安定した膜質の多層膜が得られる利点をもって
いる。
をスパッタリングする場合は、ターゲット上にターゲッ
ト組成と異なる組成調整片を配置しているが、本発明に
よればFeとCuの膜厚を制御すること、即ちスパッタ
リング時間を管理することにより容易に磁歪定数を所定
の範囲内に抑えることが可能で、しかもFe、 Cuと
もに純金属車体であるため膜の組成変動、面内の組成変
動がな(安定した膜質の多層膜が得られる利点をもって
いる。
実施例−2
第1表に示すスパッタリング条件と同一条件でFeとC
uとの膜厚比を変えた多層膜のB−8曲線の代表例を第
3図に示す。即ち、(1)はF9の一層当りの膜厚を5
nm一定とし、Cuの一層当りの膜厚をFeに対して2
.5倍の12.5r+m、 f2)は5倍の25nff
lとした場合であり、全膜厚は実施例−1と同様200
nmである。Cuの一層当りの膜厚が25nmと厚くな
ると一軸異方性はほとんど消滅し、保磁力が大きくなっ
ていることがわかる。これらの結果を第2図に示したも
のと同様に整理すると第4図に示すようになる。即ち、
膜のけ歪定数は一軸異方性を示す膜であればCuの膜厚
によって変わらず、第2図に示すようにFeの膜厚で決
まることを示している。従って、膜の磁歪定数を管理す
るためにはFeの膜厚を抑えればよ(、第2図の結果と
も良く対応している。一方、膜の保磁力はFeの膜厚が
一定でもCuの膜厚が厚くなると増大する1頃向にあり
、Feの膜厚5nmに対して5倍の25nmとなると一
軸異方性もほとんど消失するため保磁力は約100eと
著しく増大することがわかった。従って、gt成膜磁気
ヘッドコア材として適切なFeとCuの膜厚比はFeの
膜厚を5nmとした場合、Cuの膜厚はFeの膜厚の5
倍以下に抑えることが必要である。
uとの膜厚比を変えた多層膜のB−8曲線の代表例を第
3図に示す。即ち、(1)はF9の一層当りの膜厚を5
nm一定とし、Cuの一層当りの膜厚をFeに対して2
.5倍の12.5r+m、 f2)は5倍の25nff
lとした場合であり、全膜厚は実施例−1と同様200
nmである。Cuの一層当りの膜厚が25nmと厚くな
ると一軸異方性はほとんど消滅し、保磁力が大きくなっ
ていることがわかる。これらの結果を第2図に示したも
のと同様に整理すると第4図に示すようになる。即ち、
膜のけ歪定数は一軸異方性を示す膜であればCuの膜厚
によって変わらず、第2図に示すようにFeの膜厚で決
まることを示している。従って、膜の磁歪定数を管理す
るためにはFeの膜厚を抑えればよ(、第2図の結果と
も良く対応している。一方、膜の保磁力はFeの膜厚が
一定でもCuの膜厚が厚くなると増大する1頃向にあり
、Feの膜厚5nmに対して5倍の25nmとなると一
軸異方性もほとんど消失するため保磁力は約100eと
著しく増大することがわかった。従って、gt成膜磁気
ヘッドコア材として適切なFeとCuの膜厚比はFeの
膜厚を5nmとした場合、Cuの膜厚はFeの膜厚の5
倍以下に抑えることが必要である。
実施例−3
第5図は同じく第1表に示したスパッタリング条件と同
一条件でスパッタリングしたFe −Cu多層膜のB−
8曲線であり、実施例−2と逆にCuの膜厚を一定にし
てFeの膜厚を変えた場合である。即ち、(1)はCL
Iの膜厚2nII+に対しFeの膜厚を2.5倍の5n
mとした場合であり、(2)は7.5倍の15nmの場
合である。Feの膜厚が15nmになると磁気特性はそ
れほど劣化しないが一軸異方性がなくなる。これは第2
図に示したFeとCuの膜厚比を1=1とした場合の結
果と異なり、同しFeの膜厚でも間にはさんだCuの膜
厚がFeの膜厚に比べて著しく薄くなると磁気特性は劣
化する。この関係を第6図に示す。
一条件でスパッタリングしたFe −Cu多層膜のB−
8曲線であり、実施例−2と逆にCuの膜厚を一定にし
てFeの膜厚を変えた場合である。即ち、(1)はCL
Iの膜厚2nII+に対しFeの膜厚を2.5倍の5n
mとした場合であり、(2)は7.5倍の15nmの場
合である。Feの膜厚が15nmになると磁気特性はそ
れほど劣化しないが一軸異方性がなくなる。これは第2
図に示したFeとCuの膜厚比を1=1とした場合の結
果と異なり、同しFeの膜厚でも間にはさんだCuの膜
厚がFeの膜厚に比べて著しく薄くなると磁気特性は劣
化する。この関係を第6図に示す。
従って、3膜磁気ヘツドに適するFeとCI+の膜厚比
はCuを2nmとした場合、Feの膜厚は10nm即ち
、Cuの膜厚の5倍以下とすることが必要である。
はCuを2nmとした場合、Feの膜厚は10nm即ち
、Cuの膜厚の5倍以下とすることが必要である。
以上の実施例からFe −Cu多層膜を薄膜磁気ヘッド
用コア材料として用いる場合、FeとCuIIa厚比を
1=1とした場合はFe及びCuの膜厚は3nm〜20
nmの範囲であり、FeとCuの膜厚比を変える場合は
Feの膜厚を5nmとした場合Cuの膜厚は17.5n
m以下であり、即らFeの1漠厚の3.5倍以下の範囲
である。
用コア材料として用いる場合、FeとCuIIa厚比を
1=1とした場合はFe及びCuの膜厚は3nm〜20
nmの範囲であり、FeとCuの膜厚比を変える場合は
Feの膜厚を5nmとした場合Cuの膜厚は17.5n
m以下であり、即らFeの1漠厚の3.5倍以下の範囲
である。
また、Cuの膜厚を2nmとした場合Feの膜厚は10
nm以下であり、即ちCuの膜厚の5倍以下の範囲とな
る。従って、実用的にはFeの体積を多くすることが望
ましいのでFeの膜厚を10nm近傍とし、Cuの膜厚
は2〜3nmとすることが良い。
nm以下であり、即ちCuの膜厚の5倍以下の範囲とな
る。従って、実用的にはFeの体積を多くすることが望
ましいのでFeの膜厚を10nm近傍とし、Cuの膜厚
は2〜3nmとすることが良い。
実施例−4
次に、実施例の中から代表的な膜厚比の場合について薄
膜磁気ヘッドを作製しその性能を評価した。即ち、薄膜
磁気ヘッドの作製法は従来のパーマロイをコアとした場
合と全く同様の薄膜技術を用いて作製した。但し、パー
マロイに変わるコアとして本発明によるFe −Cu多
層)模を通用し、それぞれ単層の膜厚はFeが8nmと
しCuを21mとした。
膜磁気ヘッドを作製しその性能を評価した。即ち、薄膜
磁気ヘッドの作製法は従来のパーマロイをコアとした場
合と全く同様の薄膜技術を用いて作製した。但し、パー
マロイに変わるコアとして本発明によるFe −Cu多
層)模を通用し、それぞれ単層の膜厚はFeが8nmと
しCuを21mとした。
積層数はFeが125層でCuが124層である。
即ち、表面を十分に研磨・洗浄したセラミック基板3の
上全面に第一層目のFeをスパッタリング法により所定
の厚さ堆積し次いでCuを同じ(スパッタリング法によ
り所定の厚さスパッタリングし、それを交互に所定の積
層数まで繰返巳下部ri′i性股4とする。次いでイオ
ンミリング法あるいは1シエノトエソチング法等により
所定の磁気コア形状にバターニングする。次いで、順次
薄膜技術によりAezCh等のギャップ材5.有機絶縁
層6.導体コイル7、更に有機絶縁6′を堆積すると共
にイオンミリングあるいはウェットエツチングにより所
定形状に仕上げる。その上に下部磁性膜4と同じ方法に
よりFe −Cu積層体をスパッタリング法により堆積
を梅し、上記磁性膜8を形成する。
上全面に第一層目のFeをスパッタリング法により所定
の厚さ堆積し次いでCuを同じ(スパッタリング法によ
り所定の厚さスパッタリングし、それを交互に所定の積
層数まで繰返巳下部ri′i性股4とする。次いでイオ
ンミリング法あるいは1シエノトエソチング法等により
所定の磁気コア形状にバターニングする。次いで、順次
薄膜技術によりAezCh等のギャップ材5.有機絶縁
層6.導体コイル7、更に有機絶縁6′を堆積すると共
にイオンミリングあるいはウェットエツチングにより所
定形状に仕上げる。その上に下部磁性膜4と同じ方法に
よりFe −Cu積層体をスパッタリング法により堆積
を梅し、上記磁性膜8を形成する。
次いで、基板全面にA e 20.等の絶縁膜をスパッ
タリング法により施し保護膜9とする。次いで、基板1
より切り出し、磁気ヘッド先端側を所定の寸法まで研磨
し、磁気ギヤノブgを構成し、1個の薄膜()l気ヘノ
ドとする。第7図にその一部の断面図を、第8図に切り
出した薄膜磁気ヘッドの斜視図を示す。
タリング法により施し保護膜9とする。次いで、基板1
より切り出し、磁気ヘッド先端側を所定の寸法まで研磨
し、磁気ギヤノブgを構成し、1個の薄膜()l気ヘノ
ドとする。第7図にその一部の断面図を、第8図に切り
出した薄膜磁気ヘッドの斜視図を示す。
(f!気気性性質同一条件でダミー基板に施した膜につ
いて調べた結果、優れた一軸異方性を示し飽和51束士
度1.9T、磁化国運軸方向の保磁力10e。
いて調べた結果、優れた一軸異方性を示し飽和51束士
度1.9T、磁化国運軸方向の保磁力10e。
磁歪定数−0,8X 10−1′とイ1れた特性を示す
ことが6飼、こされた。
ことが6飼、こされた。
このようにして作製した薄膜4Il気ヘツドの電気特性
を従来のパーマロイ薄膜を用いた磁気ヘッドと比較する
と書き込み特性及び読み出し特性共に約309(向上す
ることを確認した。特に、磁気ヘッドと記録媒体との距
離即ちスペーシングが太き(なるほど性能に差が出てお
り、これはとりもなおさず、本発明による磁性薄膜の飽
和磁束密度がパーマロイ薄膜に比べ約2倍近く増大した
ことを意味しており、高記録密度用高保磁力媒体にも十
分対処可能である。また、出力が大きくなった分だけ波
形歪の影響が軽減されることもわかった。
を従来のパーマロイ薄膜を用いた磁気ヘッドと比較する
と書き込み特性及び読み出し特性共に約309(向上す
ることを確認した。特に、磁気ヘッドと記録媒体との距
離即ちスペーシングが太き(なるほど性能に差が出てお
り、これはとりもなおさず、本発明による磁性薄膜の飽
和磁束密度がパーマロイ薄膜に比べ約2倍近く増大した
ことを意味しており、高記録密度用高保磁力媒体にも十
分対処可能である。また、出力が大きくなった分だけ波
形歪の影響が軽減されることもわかった。
上記のように、本発明の薄膜磁気へラドを構成するFe
−Cu多層膜は、極めて優れた一軸異方性を有し、低
保磁力でかつ負の磁歪定数をもち、かつ、Feは従来の
パーマロイ (Ni−Fe合金薄膜)に比べ飽和磁束密
度も高いので高記録密度磁気記録に対しても有利なもの
である。
−Cu多層膜は、極めて優れた一軸異方性を有し、低
保磁力でかつ負の磁歪定数をもち、かつ、Feは従来の
パーマロイ (Ni−Fe合金薄膜)に比べ飽和磁束密
度も高いので高記録密度磁気記録に対しても有利なもの
である。
したがって、上記Fe −Cu多層膜を使用して作成さ
れた本発明の薄Di iff気ヘッドは、従来のパーマ
ロイ薄膜を用いた薄膜磁気ヘッドに比較して書き込み特
性及び読み出し特性が温かに向上しており、高記録密度
用高保磁力媒体にも十分対処可能なものである。
れた本発明の薄Di iff気ヘッドは、従来のパーマ
ロイ薄膜を用いた薄膜磁気ヘッドに比較して書き込み特
性及び読み出し特性が温かに向上しており、高記録密度
用高保磁力媒体にも十分対処可能なものである。
第1図〜第6図は本発明におけるFe −Cu多層膜の
実施例を説明するための磁化曲線及び特性線図である。 第7図は本発明のFe −Cu多層膜を適用して作製し
た薄膜磁気ヘッドの実施例の一部断面図、第8図は上記
第7図の薄膜磁気ヘッドの斜視図を示したものである。 1・・・磁化困難軸方向の磁化曲線、2・・・磁化容易
軸方向の磁化曲線、 3・・・基板、 4・・・下部磁
性膜(Fe −Cu積層膜)、5・・・ギャップ材、6
・・・有機絶縁層、7・・・導体コイル、8・・・上部
磁性膜(Fe −Cu積層膜)9・・・保護膜、10・
・・端子部。 代理人 弁理士 平 木 祐 輔 第1図 2:磁化容易軸方向のB−H曲線 第2図 Fe−層当りの膜厚 (nm) 第4図 Fe−層当りの膜厚:5nm Cu−層当りの膜厚(nm) Cuの膜厚:2nm Fe−層当りの膜厚(nm) 第7図 ヘッド先端 3・・・・基板 4・・・・下部磁性膜(Fe−Cu積層膜)5・・・・
ギヤノブ材 6・・・・有機絶縁層 7・・・・導体コイル 8・・・・上部磁性膜(Fe−Cufla層膜)9−・
・・保護膜
実施例を説明するための磁化曲線及び特性線図である。 第7図は本発明のFe −Cu多層膜を適用して作製し
た薄膜磁気ヘッドの実施例の一部断面図、第8図は上記
第7図の薄膜磁気ヘッドの斜視図を示したものである。 1・・・磁化困難軸方向の磁化曲線、2・・・磁化容易
軸方向の磁化曲線、 3・・・基板、 4・・・下部磁
性膜(Fe −Cu積層膜)、5・・・ギャップ材、6
・・・有機絶縁層、7・・・導体コイル、8・・・上部
磁性膜(Fe −Cu積層膜)9・・・保護膜、10・
・・端子部。 代理人 弁理士 平 木 祐 輔 第1図 2:磁化容易軸方向のB−H曲線 第2図 Fe−層当りの膜厚 (nm) 第4図 Fe−層当りの膜厚:5nm Cu−層当りの膜厚(nm) Cuの膜厚:2nm Fe−層当りの膜厚(nm) 第7図 ヘッド先端 3・・・・基板 4・・・・下部磁性膜(Fe−Cu積層膜)5・・・・
ギヤノブ材 6・・・・有機絶縁層 7・・・・導体コイル 8・・・・上部磁性膜(Fe−Cufla層膜)9−・
・・保護膜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、薄膜磁気ヘッドを構成する磁性膜として、FeとC
uの膜厚比が1:1であって、FeおよびCuの一層当
りの膜厚が3nm〜20nmの範囲であるFe−Cu多
層膜を用いたことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。 2、薄膜磁気ヘッドを構成する磁性膜として、FeとC
uの膜厚比が1:3.5以下であって、Cuの膜厚の上
限が17.5nmであるFe−Cu多層膜を用いたこと
を特徴とする薄膜磁気ヘッド。 3、薄膜磁気ヘッドを構成する磁性膜として、FeとC
uの膜厚比が5:1以下であって、Feの膜厚の上限が
10nmであるFe−Cu多層膜を用いたことを特徴と
する薄膜磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61163868A JPH0782611B2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 薄膜磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61163868A JPH0782611B2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 薄膜磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6320711A true JPS6320711A (ja) | 1988-01-28 |
| JPH0782611B2 JPH0782611B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=15782298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61163868A Expired - Lifetime JPH0782611B2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 | 薄膜磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782611B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58171709A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜磁気ヘツド |
-
1986
- 1986-07-14 JP JP61163868A patent/JPH0782611B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58171709A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜磁気ヘツド |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0782611B2 (ja) | 1995-09-06 |
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