JPS63245492A - 潤滑剤とこれを用いた磁気記録媒体 - Google Patents
潤滑剤とこれを用いた磁気記録媒体Info
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- JPS63245492A JPS63245492A JP62080723A JP8072387A JPS63245492A JP S63245492 A JPS63245492 A JP S63245492A JP 62080723 A JP62080723 A JP 62080723A JP 8072387 A JP8072387 A JP 8072387A JP S63245492 A JPS63245492 A JP S63245492A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、フッ素含有化合物を有効成分とする潤滑剤
と、これを磁性層または/およびバックコート層中に含
む磁気ディスクや磁気テープなどの磁気記録媒体に関す
る。
と、これを磁性層または/およびバックコート層中に含
む磁気ディスクや磁気テープなどの磁気記録媒体に関す
る。
一般に、ポリエステルフィルムなどの非磁性支持体上に
磁性粉末と結合剤を含む磁性層を形成してなる磁気記録
媒体は、記録再生時に磁性層表面が磁気ヘッドと大きな
相対速度で摺接することから、磁性層の摩耗による性能
低下や走行不良を生じやすい。
磁性粉末と結合剤を含む磁性層を形成してなる磁気記録
媒体は、記録再生時に磁性層表面が磁気ヘッドと大きな
相対速度で摺接することから、磁性層の摩耗による性能
低下や走行不良を生じやすい。
そこで、従来より、高級飽和脂肪酸、脂肪酸エステル、
シリコーンオイル、フッ素オイルなどからなる潤滑剤を
磁性層中に含有させたり、塗布あるいは他からの転着に
よって磁性層表面に被着させ、記録再生時の磁性層と磁
気ヘッドとの摺接界面に潤滑膜を形成せしめて動摩擦係
数を低減させることにより、耐久性および走行性を改善
する手段が採用されている(文献不詳)。
シリコーンオイル、フッ素オイルなどからなる潤滑剤を
磁性層中に含有させたり、塗布あるいは他からの転着に
よって磁性層表面に被着させ、記録再生時の磁性層と磁
気ヘッドとの摺接界面に潤滑膜を形成せしめて動摩擦係
数を低減させることにより、耐久性および走行性を改善
する手段が採用されている(文献不詳)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来汎用の潤滑剤は、一般的に
磁性層のバインダに対する親和性に乏しいことから、磁
性層中に配合した場合に表面への浸出が過多になり、し
かも浸出した潤滑剤が磁性層表面から容易に離脱して散
逸する傾向があり、磁気記録媒体が比較的短期間のうち
に潤滑剤不足による性能低下や走行不良をきたすという
問題があった。そして、上記傾向は前記潤滑剤の中でも
摩餡低減効果の最も大きいフッ素オイルの場合にとくに
顕著であり、そのすぐれた潤滑性能を充分に利用できな
かった。一方、潤滑剤を塗布などによって磁性層表面に
被着させた構成では、上記同様に潤滑剤が離脱しても磁
性層内部から新たに浸出して補給されることがないため
、潤滑作用の持続性はさらに低いものとなる。
磁性層のバインダに対する親和性に乏しいことから、磁
性層中に配合した場合に表面への浸出が過多になり、し
かも浸出した潤滑剤が磁性層表面から容易に離脱して散
逸する傾向があり、磁気記録媒体が比較的短期間のうち
に潤滑剤不足による性能低下や走行不良をきたすという
問題があった。そして、上記傾向は前記潤滑剤の中でも
摩餡低減効果の最も大きいフッ素オイルの場合にとくに
顕著であり、そのすぐれた潤滑性能を充分に利用できな
かった。一方、潤滑剤を塗布などによって磁性層表面に
被着させた構成では、上記同様に潤滑剤が離脱しても磁
性層内部から新たに浸出して補給されることがないため
、潤滑作用の持続性はさらに低いものとなる。
この発明は、上述の状況に鑑み、すぐれた潤滑性能を具
備し、かつ磁気記録媒体の磁性層やバックコート層の如
きバインダを含む塗膜層中に配合した場合に散逸しにく
く潤滑作用の持続性が高い潤滑剤を提供し、もって磁気
記録媒体の耐久性の大幅な改善を可能にすることを目的
としている。
備し、かつ磁気記録媒体の磁性層やバックコート層の如
きバインダを含む塗膜層中に配合した場合に散逸しにく
く潤滑作用の持続性が高い潤滑剤を提供し、もって磁気
記録媒体の耐久性の大幅な改善を可能にすることを目的
としている。
この発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を
重ねた結果、分子末端に少なくとも2個ツバ−フルオロ
アルキル基を有する特定構造のフッ素含有化合物が従来
の潤滑剤であるフッ素オイルと同等以上の潤滑性能を具
備し、しかもこれを磁性層やバックコート層中に配合し
た場合に従来汎用の潤滑剤の如き過度の浸出を生じず、
かつ層表面から離脱しにくく、したがって上記のすぐれ
た潤滑作用が長期にわたって安定的に発揮され、磁気記
録媒体の耐久性を著しく向上させることを見い出し、こ
の発明をなすに至った。
重ねた結果、分子末端に少なくとも2個ツバ−フルオロ
アルキル基を有する特定構造のフッ素含有化合物が従来
の潤滑剤であるフッ素オイルと同等以上の潤滑性能を具
備し、しかもこれを磁性層やバックコート層中に配合し
た場合に従来汎用の潤滑剤の如き過度の浸出を生じず、
かつ層表面から離脱しにくく、したがって上記のすぐれ
た潤滑作用が長期にわたって安定的に発揮され、磁気記
録媒体の耐久性を著しく向上させることを見い出し、こ
の発明をなすに至った。
すなわち、この発明の第1は、多官能性有機イソシアネ
ート化合物にウレタン結合を介して末端パーフルオロア
ルキル基を有する有機基が結合されてなる潤滑性化合物
を有効成分とする潤滑剤に係る。また、この発明の第2
は、非磁性支持体上にバインダを含む塗膜層からなる磁
性層または/およびバンクコート層が形成された磁気記
録媒体において、上記塗膜層中に、多官能性有機イソシ
アネート化合物にウレタン結合を介して末端パーフルオ
ロアルキル基を有する有機基が結合されてなる潤滑性化
合物を有効成分とする潤滑剤を含有することを特徴とす
る磁気記録媒体に係る。
ート化合物にウレタン結合を介して末端パーフルオロア
ルキル基を有する有機基が結合されてなる潤滑性化合物
を有効成分とする潤滑剤に係る。また、この発明の第2
は、非磁性支持体上にバインダを含む塗膜層からなる磁
性層または/およびバンクコート層が形成された磁気記
録媒体において、上記塗膜層中に、多官能性有機イソシ
アネート化合物にウレタン結合を介して末端パーフルオ
ロアルキル基を有する有機基が結合されてなる潤滑性化
合物を有効成分とする潤滑剤を含有することを特徴とす
る磁気記録媒体に係る。
この発明の潤滑剤の有効成分である潤滑性化合物は、上
述の如く多官能性有機イソシアネート化合物にウレタン
結合を介して末端パーフルオルアルキル基を有する有機
基が結合されたものであり、少なくとも2個の分子末端
つまり上記イソシアネート化合物のイソシアネート基数
に対応する数の末端がいずれもパーフルオロアルキル基
からなっており、このフッ索鎖の分子末端が摺接界面で
極めてすぐれた潤滑作用を発揮し、従来のフッ素オイル
からなる潤滑剤に比較しても同等以上の低摩擦性を付与
する。また、この化合物は、分子中間部分に炭化水素を
主体としてウレタン結合を含む嵩高い骨格構造を備えて
おり、この中間部分が磁気記録媒体の磁性層やバックコ
ート層に通常使用されるバインダに対して強い親和性を
有することから、これら層中に配合した際に層表面への
過度の浸出が抑えられて層内での潤滑剤の枯渇が回避さ
れるとともに、摺接による層表面からの離脱も生じにく
くなり、加えて磁性層内部から表面へ緩慢で′はあるが
浸出して散逸分を補い、さらにある程度の使用により層
表面が摩耗更新されても内部の潤滑剤が表面に現われて
潤滑膜を形成するから、前記のすぐれた潤滑作用が長期
にわたって持続する。
述の如く多官能性有機イソシアネート化合物にウレタン
結合を介して末端パーフルオルアルキル基を有する有機
基が結合されたものであり、少なくとも2個の分子末端
つまり上記イソシアネート化合物のイソシアネート基数
に対応する数の末端がいずれもパーフルオロアルキル基
からなっており、このフッ索鎖の分子末端が摺接界面で
極めてすぐれた潤滑作用を発揮し、従来のフッ素オイル
からなる潤滑剤に比較しても同等以上の低摩擦性を付与
する。また、この化合物は、分子中間部分に炭化水素を
主体としてウレタン結合を含む嵩高い骨格構造を備えて
おり、この中間部分が磁気記録媒体の磁性層やバックコ
ート層に通常使用されるバインダに対して強い親和性を
有することから、これら層中に配合した際に層表面への
過度の浸出が抑えられて層内での潤滑剤の枯渇が回避さ
れるとともに、摺接による層表面からの離脱も生じにく
くなり、加えて磁性層内部から表面へ緩慢で′はあるが
浸出して散逸分を補い、さらにある程度の使用により層
表面が摩耗更新されても内部の潤滑剤が表面に現われて
潤滑膜を形成するから、前記のすぐれた潤滑作用が長期
にわたって持続する。
このような潤滑性化合物としては、種々の構造のものが
包含されるが、とくに好適なものとしてつぎの一般式(
■); F(0 (式中、Xは多官能性有機イソシアネート化合物の残基
からなる2WJまたは3価の有機基、Rは炭素数2以上
の置換または非置換のアルキレンLRfは炭素数4〜2
0のパーフルオロアルキル基、nは1〜21の整数、j
は2または3の整数である) で表わされるフッ素含有化合物が挙げられる。さらに上
記(1)式中でも、Rfのパーフルオロアルキル基の炭
素数が6〜18のものが潤滑効果にすぐれている。また
、上記(IJ式中の1個のRfならびにn個のRは、そ
れぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよいが、
とくに1個のRfが同一である化合物が安定した潤滑性
を示す。
包含されるが、とくに好適なものとしてつぎの一般式(
■); F(0 (式中、Xは多官能性有機イソシアネート化合物の残基
からなる2WJまたは3価の有機基、Rは炭素数2以上
の置換または非置換のアルキレンLRfは炭素数4〜2
0のパーフルオロアルキル基、nは1〜21の整数、j
は2または3の整数である) で表わされるフッ素含有化合物が挙げられる。さらに上
記(1)式中でも、Rfのパーフルオロアルキル基の炭
素数が6〜18のものが潤滑効果にすぐれている。また
、上記(IJ式中の1個のRfならびにn個のRは、そ
れぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよいが、
とくに1個のRfが同一である化合物が安定した潤滑性
を示す。
ここで、上記(I1式中の÷0R37部分の具体例とし
ては、たとえば ÷0CH2CH2慶 ÷0CH−CH2升;OCHz CHz−H2C1 ÷OCH−CH2+;TOCH2CH,−CH3 などが挙げられる。
ては、たとえば ÷0CH2CH2慶 ÷0CH−CH2升;OCHz CHz−H2C1 ÷OCH−CH2+;TOCH2CH,−CH3 などが挙げられる。
そして、このような潤滑性化合物を合成するには、たと
えばH÷OR)n Rf (Rf 、R、nは前記と同
じ)で示される化合物と多官能性有機イソシアネート化
合物とを後者1モルに対して前者を後者のイソシアネー
ト基数に対応するモル数として、トルエンなどを溶媒と
して乾燥窒素気流中において60〜70 ’Cに加熱し
て2〜3時間反応させる方法が好適であるが、他の方法
を採用してもよい。
えばH÷OR)n Rf (Rf 、R、nは前記と同
じ)で示される化合物と多官能性有機イソシアネート化
合物とを後者1モルに対して前者を後者のイソシアネー
ト基数に対応するモル数として、トルエンなどを溶媒と
して乾燥窒素気流中において60〜70 ’Cに加熱し
て2〜3時間反応させる方法が好適であるが、他の方法
を採用してもよい。
上記の多官能性有機イソシアネートとしては、通常では
ジイソシアネートまたはトリイソシアネートが用いられ
、たとえばジイソシアネートとしては、2・4−トルエ
ンジイソシアネート、2・6−トルエンジイソシアネー
ト、4・4−ジフェニルジイソシアネート、4・4−ジ
フェニルメタンジイソシアネート、メタフェニレンジイ
ソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、3・
3−ジメチル−4・4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、2−クロロ−1・4−フェニルジイソシアネー
ト、3・3′−ジメトキシ−4・4′−ジフェニルジイ
ソシアネート、キシリレンジ−イソシアネート、1・5
−ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネートなどが好ましく使用される。
ジイソシアネートまたはトリイソシアネートが用いられ
、たとえばジイソシアネートとしては、2・4−トルエ
ンジイソシアネート、2・6−トルエンジイソシアネー
ト、4・4−ジフェニルジイソシアネート、4・4−ジ
フェニルメタンジイソシアネート、メタフェニレンジイ
ソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、3・
3−ジメチル−4・4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネート、2−クロロ−1・4−フェニルジイソシアネー
ト、3・3′−ジメトキシ−4・4′−ジフェニルジイ
ソシアネート、キシリレンジ−イソシアネート、1・5
−ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネートなどが好ましく使用される。
また上記のトリイソシアネートとしては、R(+N G
O)3 (RCは3価の芳香族または脂肪族炭化水素
基)で示される化合物でもよいが、とくに前記のジイソ
シアネートと水との下記反応によって生成するトリイソ
シアネート化合物が好適である。すなわち、 3・0CN−Y−NCO+H20 (Yは2価の有機基) の反応にて生成するトリイソシアネート化合物である。
O)3 (RCは3価の芳香族または脂肪族炭化水素
基)で示される化合物でもよいが、とくに前記のジイソ
シアネートと水との下記反応によって生成するトリイソ
シアネート化合物が好適である。すなわち、 3・0CN−Y−NCO+H20 (Yは2価の有機基) の反応にて生成するトリイソシアネート化合物である。
そして、前記一般式(I)におけるX成分、R[成分お
よび÷OR)成分の組み合わせは、これを有効成分とす
る潤滑剤の使用目的に応じて選択、つまり磁気記録媒体
の磁性層やバックコート層中に含有させる場合にはこれ
ら層に使用されるバインダ成分の種類および組み合わせ
に応じて選択すればよい。
よび÷OR)成分の組み合わせは、これを有効成分とす
る潤滑剤の使用目的に応じて選択、つまり磁気記録媒体
の磁性層やバックコート層中に含有させる場合にはこれ
ら層に使用されるバインダ成分の種類および組み合わせ
に応じて選択すればよい。
上述の如きこの発明の潤滑剤は、磁気記録媒体用として
とくに有用であるが、他の潤滑用途(こも使用可能であ
る。そして、磁気記録媒体用として用いる場合、バイン
ダを含む塗膜層からなる磁性層または/およびバックコ
ート層中に含有させる以外に、これら層上に塗布したり
、メタルテープの如き強磁性金属薄膜からなる磁性層の
表面に塗布したり、さらにはこれら表面に使用時に摺接
する部材に含浸させてもよい。ただし、この発明の潤滑
剤は、既述の如くその特徴的構造から、ノイイングを含
む塗膜層からなる磁性層または/およびバックコート層
に含有させることにより、つまりこの発明の磁気記録媒
体の構成とすることにより、使用効果が最も大きく発現
される。
とくに有用であるが、他の潤滑用途(こも使用可能であ
る。そして、磁気記録媒体用として用いる場合、バイン
ダを含む塗膜層からなる磁性層または/およびバックコ
ート層中に含有させる以外に、これら層上に塗布したり
、メタルテープの如き強磁性金属薄膜からなる磁性層の
表面に塗布したり、さらにはこれら表面に使用時に摺接
する部材に含浸させてもよい。ただし、この発明の潤滑
剤は、既述の如くその特徴的構造から、ノイイングを含
む塗膜層からなる磁性層または/およびバックコート層
に含有させることにより、つまりこの発明の磁気記録媒
体の構成とすることにより、使用効果が最も大きく発現
される。
このように、磁気記録媒体の磁性層または/およびバッ
クコート層に前記潤滑性化合物を有効成分とする潤滑剤
を含有させる場合の該化合物の使用量は、これら層に用
いられるバインダ100重量部に対して0.1〜50重
量部、とくに好ましくは0.2〜20重量部重量部型る
のがよく、多すぎるとバインダの結着力が低下し、逆に
少なすぎると使用効果が不充分になる。
クコート層に前記潤滑性化合物を有効成分とする潤滑剤
を含有させる場合の該化合物の使用量は、これら層に用
いられるバインダ100重量部に対して0.1〜50重
量部、とくに好ましくは0.2〜20重量部重量部型る
のがよく、多すぎるとバインダの結着力が低下し、逆に
少なすぎると使用効果が不充分になる。
この発明の磁気記録媒体を製造するには、常法に準じれ
ばよく、磁性粉末とバインダと上記潤滑剤とを含む磁性
塗料を調製し、この塗料をポリエステルフィルムなどの
非磁性支持体の片面または両面に塗布、乾燥して磁性層
を形成し、カレンダー処理などの表面処理を施したのち
、所要の大きさ、形状に打ち抜きもしくは裁断すればよ
い。また、バックコート層を有するものにおいては、表
面側に上記磁性層あるいは非磁性金属薄膜からなる磁性
層を形成後または形成前の非磁性支持体の背面に、所要
の非磁性粉末とバインダと上記潤滑剤とを含むバックコ
ート用塗料を塗布、乾燥してバックコート層を形成すれ
ばよい。
ばよく、磁性粉末とバインダと上記潤滑剤とを含む磁性
塗料を調製し、この塗料をポリエステルフィルムなどの
非磁性支持体の片面または両面に塗布、乾燥して磁性層
を形成し、カレンダー処理などの表面処理を施したのち
、所要の大きさ、形状に打ち抜きもしくは裁断すればよ
い。また、バックコート層を有するものにおいては、表
面側に上記磁性層あるいは非磁性金属薄膜からなる磁性
層を形成後または形成前の非磁性支持体の背面に、所要
の非磁性粉末とバインダと上記潤滑剤とを含むバックコ
ート用塗料を塗布、乾燥してバックコート層を形成すれ
ばよい。
上記磁性層およびバンクコート層に使用されるバインダ
としては、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、繊維素
系樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アクリロニト
リル−ブタジェン系共重合体、エポキシ系樹脂、フェノ
ール系樹脂、架橋剤としてのポリイソシアネート化合物
などが挙げられ、これらは2種以上を併用可能である。
としては、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、繊維素
系樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アクリロニト
リル−ブタジェン系共重合体、エポキシ系樹脂、フェノ
ール系樹脂、架橋剤としてのポリイソシアネート化合物
などが挙げられ、これらは2種以上を併用可能である。
磁性粉末としては、従来より磁気記録媒体の記録素子と
して知られるものをいずれも使用でき、たとえば7−F
e2O3、Fe3O4、前2者の中間的酸化物、Co含
有7−Fe2O3、Co含有F e304 、 CrO
2、Ba +Sr、 Pbフェライトなどの酸化物磁性
粉末のほか、Co s F e SCr s N i
sこれらの合金もしくはこれらと他の金属あるいは少量
の非金属元素を含む合金などの金属磁性粉末が挙げられ
る。
して知られるものをいずれも使用でき、たとえば7−F
e2O3、Fe3O4、前2者の中間的酸化物、Co含
有7−Fe2O3、Co含有F e304 、 CrO
2、Ba +Sr、 Pbフェライトなどの酸化物磁性
粉末のほか、Co s F e SCr s N i
sこれらの合金もしくはこれらと他の金属あるいは少量
の非金属元素を含む合金などの金属磁性粉末が挙げられ
る。
また、上記の磁性塗料中には、研摩剤、帯電防止剤、分
散剤、充填剤などの従来より磁性塗料用添加剤として知
られるものを必要に応じて適宜配合することができる。
散剤、充填剤などの従来より磁性塗料用添加剤として知
られるものを必要に応じて適宜配合することができる。
また、この発明の特徴を損なわない範囲で従来公知の潤
滑剤を含ませるようにしてもよい。
滑剤を含ませるようにしてもよい。
この発明の潤滑剤は、多官能性有機イソシアネート化合
物にウレタン結合を介して末端パーフルオロアルキル基
を有する有機基が結合されてなる潤滑性化合物を有効成
分とするものであるため、該化合物の少なくとも2個の
分子末端のパーフルオロアルキル基の作用によって極め
てすぐれた潤滑作用を示し、しかも分子中間部が磁気記
録媒体の磁性層やバックコート層のバインダに対して強
い親和性を示す。したがって、この潤滑剤を磁性層また
は/およびバックコート層中に含有するこの発明の磁気
記録媒体は、層表面への潤滑剤の過度の浸出が抑えられ
て層内で潤滑剤が枯渇する恐れがなく、かつ摺接による
層表面からの離脱も生じにくく、ある程度の散逸分は層
内部からの緩慢な浸出にて補充され、また層表面が摩耗
更新されても内部の潤滑剤が表面に現われて潤滑膜を形
成するため、層表面のすぐれた潤滑作用が長期にわたっ
て持続され、非常に良好な耐久性および走行安定性を発
揮する。
物にウレタン結合を介して末端パーフルオロアルキル基
を有する有機基が結合されてなる潤滑性化合物を有効成
分とするものであるため、該化合物の少なくとも2個の
分子末端のパーフルオロアルキル基の作用によって極め
てすぐれた潤滑作用を示し、しかも分子中間部が磁気記
録媒体の磁性層やバックコート層のバインダに対して強
い親和性を示す。したがって、この潤滑剤を磁性層また
は/およびバックコート層中に含有するこの発明の磁気
記録媒体は、層表面への潤滑剤の過度の浸出が抑えられ
て層内で潤滑剤が枯渇する恐れがなく、かつ摺接による
層表面からの離脱も生じにくく、ある程度の散逸分は層
内部からの緩慢な浸出にて補充され、また層表面が摩耗
更新されても内部の潤滑剤が表面に現われて潤滑膜を形
成するため、層表面のすぐれた潤滑作用が長期にわたっ
て持続され、非常に良好な耐久性および走行安定性を発
揮する。
[実施例1
以下、この発明を実施例によって具体的に説明する。な
お、以下において部とあるは重量部を意味する。また各
実施例で用いた潤滑性化合物を後記第1表に示す。
お、以下において部とあるは重量部を意味する。また各
実施例で用いた潤滑性化合物を後記第1表に示す。
実施例1〜16
ステアリン酸n−ブチルエステル 3部上記
組成物をサンドグラインダミルにて混合分散して磁性塗
料を調製し、この塗料を厚さ70/−”のポリエチレン
テレフタレートフィルムの両面にそれぞれ乾燥後の厚さ
が1.5μになるように塗布。
組成物をサンドグラインダミルにて混合分散して磁性塗
料を調製し、この塗料を厚さ70/−”のポリエチレン
テレフタレートフィルムの両面にそれぞれ乾燥後の厚さ
が1.5μになるように塗布。
乾燥して磁性層を形成し、カレンダー加工を施したのち
、直径5インチの円形に打ち抜いてフロッピーディスク
を作製した。
、直径5インチの円形に打ち抜いてフロッピーディスク
を作製した。
比較例1
第1表記載の潤滑性化合物に代えてパーフルオロポリエ
ーテル(モンテジソン社製の商品名FomblinZ−
25)を3部使用した以外は、実施例1〜16と同様に
してフロッピーディスクを作製した。
ーテル(モンテジソン社製の商品名FomblinZ−
25)を3部使用した以外は、実施例1〜16と同様に
してフロッピーディスクを作製した。
比較例2
第1表記載の潤滑性化合物に代えてシリコーンオイル(
信越化学社製の商品名シリコンオイルF98)を3部使
用した以外は、実施例1〜16と同様にしてフロッピー
ディスクを作製した。
信越化学社製の商品名シリコンオイルF98)を3部使
用した以外は、実施例1〜16と同様にしてフロッピー
ディスクを作製した。
以上の実施例および比較例のフロッピーディスクについ
て、磁性層表面の摩擦係数を測定した。
て、磁性層表面の摩擦係数を測定した。
また、これらフロッピーディスクを専用カートリッジに
収容し、磁気ディスクレコーダーを用いて250 KH
zの信号を記録したのち、連続回転走行させ、再生出力
が初期出力の50%になるまでの走行回数を測定し、こ
れを耐久性とした。これらの結果を次表に示す。
収容し、磁気ディスクレコーダーを用いて250 KH
zの信号を記録したのち、連続回転走行させ、再生出力
が初期出力の50%になるまでの走行回数を測定し、こ
れを耐久性とした。これらの結果を次表に示す。
第 2 表
上表の結果から、この発明の潤滑剤を使用したこの発明
のフロッピーディスク(実施例1〜16)は、従来のす
ぐれた潤滑剤であるフッ素オイルを使用したフロッピー
ディスク(比較例1)に比較して、磁性層表面が同等な
いしそれ以下の低摩擦で安定した走行が得られるととも
に、格段にすぐれた耐久性を具備することが明らかであ
る。
のフロッピーディスク(実施例1〜16)は、従来のす
ぐれた潤滑剤であるフッ素オイルを使用したフロッピー
ディスク(比較例1)に比較して、磁性層表面が同等な
いしそれ以下の低摩擦で安定した走行が得られるととも
に、格段にすぐれた耐久性を具備することが明らかであ
る。
Claims (4)
- (1)多官能性有機イソシアネート化合物にウレタン結
合を介して末端パーフルオロアルキル基を有する有機基
が結合されてなる潤滑性化合物を有効成分とする潤滑剤
。 - (2)潤滑性化合物がつぎの一般式; ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは多官能性有機イソシアネート化合物の残基
からなる2価または3価の有機基、Rは炭素数2以上の
置換または非置換のアルキレン基、R_fは炭素数4〜
20のパーフルオロアルキル基、nは1〜21の整数、
lは2または3の整数である) で表わされるフッ素含有化合物である特許請求の範囲第
(1)項記載の潤滑剤。 - (3)非磁性支持体上にバインダを含む塗膜層からなる
磁性層または/およびバックコート層が形成された磁気
記録媒体において、上記塗膜層中に、多官能性有機イソ
シアネート化合物にウレタン結合を介して末端パーフル
オロアルキル基を有する有機基が結合されてなる潤滑性
化合物を有効成分とする潤滑剤を含有することを特徴と
する磁気記録媒体。 - (4)潤滑性化合物がつぎの一般式; ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは多官能性有機イソシアネート化合物の残基
からなる2価または3価の有機基、Rは炭素数2以上の
置換または非置換のアルキレン基、R_fは炭素数4〜
20のパーフルオロアルキル基、nは1〜20の整数、
lは2または3の整数である) で表わされるフッ素含有化合物である特許請求の範囲第
(3)項記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62080723A JPS63245492A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 潤滑剤とこれを用いた磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62080723A JPS63245492A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 潤滑剤とこれを用いた磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63245492A true JPS63245492A (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=13726283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62080723A Pending JPS63245492A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 潤滑剤とこれを用いた磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63245492A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004016584A1 (ja) * | 2002-08-13 | 2004-02-26 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素ウレタン化合物およびその用途 |
| JP2013542177A (ja) * | 2010-08-27 | 2013-11-21 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | フッ素化エトキシル化ポリウレタン |
| CN116554061A (zh) * | 2023-05-14 | 2023-08-08 | 郑州大学 | 一种离子型铵盐短链氟碳表面活性剂及其合成方法 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62080723A patent/JPS63245492A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004016584A1 (ja) * | 2002-08-13 | 2004-02-26 | Daikin Industries, Ltd. | 含フッ素ウレタン化合物およびその用途 |
| JP2013542177A (ja) * | 2010-08-27 | 2013-11-21 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | フッ素化エトキシル化ポリウレタン |
| US9464160B2 (en) | 2010-08-27 | 2016-10-11 | The Chemours Company Fc, Llc | Fluorinated ethoxylated polyurethanes |
| CN116554061A (zh) * | 2023-05-14 | 2023-08-08 | 郑州大学 | 一种离子型铵盐短链氟碳表面活性剂及其合成方法 |
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