JPS6325107B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6325107B2 JPS6325107B2 JP56025382A JP2538281A JPS6325107B2 JP S6325107 B2 JPS6325107 B2 JP S6325107B2 JP 56025382 A JP56025382 A JP 56025382A JP 2538281 A JP2538281 A JP 2538281A JP S6325107 B2 JPS6325107 B2 JP S6325107B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- polyester
- fibers
- following general
- general formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
本発明は抗ピリング性ポリエステル繊維の製造
法に関する。更に詳細には特殊な添加物を含有す
るポリエステル繊維を特定の第4級アンモニウム
化合物とアルカリ性物質の特定量を含む水溶液で
処理して抗ピリング性に優れたポリエステル繊維
を製造する方法に関する。 ポリエステルは多くの優れた特性を有している
ために合成繊維として極めて広い用途を有してい
る。しかしながら、ポリエステル繊維は強度が大
きいために、特に短繊維として衣料に用いるとき
ピリングが発生し易く、手触りや外観品位を著し
く損う欠点を有している。ピリング発生の傾向は
組織によつても異なり、組織が密な薄地〜中肉織
物ではそれほど目立たないが、組織が甘い厚地織
物や編地の場合は特に顕著であり、商品化を困難
にしている。 従来ポリエステル繊維のピリングを防止する方
法として、特公昭35―8562号公報に見られる如く
低重合度ポリエステルを使用する方法が提案され
ている。しかしながら、かかる方法では紡糸性や
紡績性が低下するなどの製造工程上の欠点がある
ばかりでなく、得られる繊維の抗ピリング性が不
充分であるため、前述の厚地織物や編物では到底
使用に耐えず、その上抗ピリング性を増そうとし
て重合度を下げるほど繊維がフイブリル化し易く
なるという欠点がある。また、特公昭47―29476
号公報に見られるように、ポリエステル繊維を特
定の第4級アンモニウム化合物とアルカリ性物質
を含む水溶液で処理する方法も提案されている。
しかしながら、この方法によつて高濃度、高温で
長時間処理を施しても、前述の厚地織物や編物に
対する抗ピリング効果はいまだ不充分であり、し
かもかかる過酷な加工条件を採用するために、
風合が硬く、悪化し易いこと、加工斑が発生し
易く染色した場合に染斑となる傾向があること、
第4級アンモニウム化合物等処理剤の所要量が
多くなり、また連続処理工程も採用し難く、コス
ト高になること、処理により織編物が黄変する
こと等の欠点がある。更に、上記の低重合度ポリ
エステルに上記特公昭47―29476号公報の方法を
適用しても繊維が極度にフイブリル化し易くなり
実用性がない。 本発明者は上記の欠点がなく、しかも前述の厚
地織物や甘撚りの編物にも充分に適用可能な優れ
た抗ピリング性と耐フイブリル性を共に有するポ
リエステル繊維の製造法につき鋭意検討した結
果、驚くべきことに3,5―ジ(カルボメトキ
シ)ベンゼンスルホン酸Naを共重合させた変性
ポリエステル、リン酸モノメチルジNa又は5―
Naスルホイソフタル酸Na塩を混合して得られる
ポリエステルからなる繊維に上記特公昭47―
29476号公報の方法を応用すれば低濃度、低温度、
短時間処理によつて抗ピリング性と耐フイブリル
性共に優れ且つ風合が飛躍的に改善されたポリエ
ステル繊維が得られることを知つた。この方法に
よれば何故にかかる効果が発現するのか明らかで
はないが、処理剤がポリエステル繊維中に分散し
ている3,5―ジ(カルボメトキシ)ベンゼンス
ルホン酸Naを共重合させた変性ポリエステル、
リン酸モノメチルジNa又は5―Naスルホイソフ
タル酸Na塩を優先的に溶出しながら繊維内部ま
で素早く浸透して繊維強度を低下させると共に、
低重合度ポリエステルを特に使用する必要がない
ために体質的にフイブリル化に強く、その上上記
の添加物の溶出によつて特殊な微細孔が繊維表面
及び内部に形成されて天然繊維の如き優れた風合
を呈するようになると思われる。理由はともあ
れ、この方法によれば温和な加工条件の採用が可
能となるために風合が硬くなることがなく、
加工斑が少なく染斑になり難く、処理剤の所要
量が少なくてすみ、連続処理工程も容易に採用で
きるためコスト的に有利であり、処理による黄
変がない等の工業的に実施する上で極めて重要な
利点が生じることを知つた。本発明者はこれらの
知見に基づいて更に検討を重ねた結果本発明を完
成したものである。即ち、本発明は下記一般式
()で表わされる有機スルホン酸化合物を共重
合した変性ポリエステル、下記一般式()で表
わされるリン化合物及び下記一般式()で表わ
されるスルホン酸化合物よりなる群から選ばれた
少なくとも一種の添加物を混合して得られるポリ
エステルからなる繊維を、水1当り(a)下記一般
式()で表わされる第4級アンモニウム化合物
0.1〜5ミリ当量及び(b)アルカリ性物質0.2〜100
ミリ当量を溶解して得られる水溶液に浸漬処理す
ることによつて該繊維の0.5〜40重量%を溶出せ
しめることを特徴とする抗ピリング性ポリエステ
ルの製造法である。 〔式中、Aは3価の芳香族基又は脂肪族炭化水
素基、Xはエステル形成性官能基、Yはエステル
形成性官能基又は水素原子、M1は金属又は水素
原子を示す。〕 〔式中、Vは1価の有機基、Zは―OH,―
OV′,―OM5又は1価の有機基(但し、V′は1
価の有機基、M5は金属)、M2は金属、mは0又
は1を示す。〕 〔式中、Wは水素原子又はエステル形成性官能
基、M3及びM4は金属、nは1又は2を示す。〕 〔式中、R1は炭素数8以上のアルキル基又は
アルケニル基、R2はアルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基又はこれらの誘
導体、R3及びR4は同一又は異なる炭素数1〜4
のアルキル基又はその誘導体を示し、R3とR4は
環を形成していてもよく、Anはハロゲン原子、
OH,R5―OSO3(但し、R5はアルキル基)を示
す。〕 本発明でいうポリエステルは、テレフタル酸を
酸成分とし、炭素数2〜6のアルキレングリコー
ル、即ちエチレングリコール、トリメチレングリ
コール、テトラメチレングリコール、ペンタメチ
レングリコール、ヘキサメチレングリコールか
ら、特に好ましくはエチレングリコール、トリメ
チレングリコール、テトラメチレングリコールか
ら選ばれた少なくとも一種のグリコールをグリコ
ール成分とするポリエステルを主たる対象とす
る。また、テレフタル酸成分の一部を他の2官能
性カルボン酸成分で置換えたポリエステルであつ
てもよく、及び/又はグリコール成分の一部を上
記グリコール以外のジオール成分で置換えたポリ
エステルであつてもよい。更にポリエステルが実
質的に線状である範囲内においてテレフタル酸成
分及び/又はグリコール成分の一部を3官能以上
の多官能性化合物で置換えたポリエステルであつ
てもよく、また実質的に重合度を損わない範囲で
単官能性化合物を共重合したポリエステルであつ
てもよい。 かかるポリエステルは任意の方法によつて合成
することができる。例えばポリエチレンテレフタ
レートについて説明すれば、通常、テレフタル酸
とエチレングリコールとを直接エステル化反応さ
せるか、テレフタル酸ジメチルの如きテレフタル
酸の低級アルキルエステルとエチレングリコール
とをエステル交換反応させるか又はテレフタル酸
とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテレ
フタル酸のグリコールエステル及び/又はその低
重合体を生成させる第1段階の反応と、第1段階
の反応生成物を減圧下加熱して所望の重合度にな
るまで重縮合反応させる第2段階の反応によつて
製造される。 上記ポリエステルの重合度は特に特定する必要
もないが、重合度があまりに低いと最終的に得ら
れるポリエステル繊維がフイブリル化し易くなる
ので、極限粘度で0.5以上が好ましい。なお、本
明細書でいう極限粘度は、O―クロロフエノール
溶液とし35℃で測定した値より求めた。 本発明においてポリエステルに混合する添加物
としては、その1つとして下記一般式()で表
わされる有機スルホン酸化合物を共重合させた変
性ポリエステルをあげることができる。 式中、Aは3価の芳香族基又は脂肪族炭化水素
基であり、なかでも芳香族基が好ましい。M1は
金属又は水素原子であり、特にアルカリ金属又は
アルカリ土類金属が好ましい。Xはエステル形成
性官能基であり、その具体例としては
法に関する。更に詳細には特殊な添加物を含有す
るポリエステル繊維を特定の第4級アンモニウム
化合物とアルカリ性物質の特定量を含む水溶液で
処理して抗ピリング性に優れたポリエステル繊維
を製造する方法に関する。 ポリエステルは多くの優れた特性を有している
ために合成繊維として極めて広い用途を有してい
る。しかしながら、ポリエステル繊維は強度が大
きいために、特に短繊維として衣料に用いるとき
ピリングが発生し易く、手触りや外観品位を著し
く損う欠点を有している。ピリング発生の傾向は
組織によつても異なり、組織が密な薄地〜中肉織
物ではそれほど目立たないが、組織が甘い厚地織
物や編地の場合は特に顕著であり、商品化を困難
にしている。 従来ポリエステル繊維のピリングを防止する方
法として、特公昭35―8562号公報に見られる如く
低重合度ポリエステルを使用する方法が提案され
ている。しかしながら、かかる方法では紡糸性や
紡績性が低下するなどの製造工程上の欠点がある
ばかりでなく、得られる繊維の抗ピリング性が不
充分であるため、前述の厚地織物や編物では到底
使用に耐えず、その上抗ピリング性を増そうとし
て重合度を下げるほど繊維がフイブリル化し易く
なるという欠点がある。また、特公昭47―29476
号公報に見られるように、ポリエステル繊維を特
定の第4級アンモニウム化合物とアルカリ性物質
を含む水溶液で処理する方法も提案されている。
しかしながら、この方法によつて高濃度、高温で
長時間処理を施しても、前述の厚地織物や編物に
対する抗ピリング効果はいまだ不充分であり、し
かもかかる過酷な加工条件を採用するために、
風合が硬く、悪化し易いこと、加工斑が発生し
易く染色した場合に染斑となる傾向があること、
第4級アンモニウム化合物等処理剤の所要量が
多くなり、また連続処理工程も採用し難く、コス
ト高になること、処理により織編物が黄変する
こと等の欠点がある。更に、上記の低重合度ポリ
エステルに上記特公昭47―29476号公報の方法を
適用しても繊維が極度にフイブリル化し易くなり
実用性がない。 本発明者は上記の欠点がなく、しかも前述の厚
地織物や甘撚りの編物にも充分に適用可能な優れ
た抗ピリング性と耐フイブリル性を共に有するポ
リエステル繊維の製造法につき鋭意検討した結
果、驚くべきことに3,5―ジ(カルボメトキ
シ)ベンゼンスルホン酸Naを共重合させた変性
ポリエステル、リン酸モノメチルジNa又は5―
Naスルホイソフタル酸Na塩を混合して得られる
ポリエステルからなる繊維に上記特公昭47―
29476号公報の方法を応用すれば低濃度、低温度、
短時間処理によつて抗ピリング性と耐フイブリル
性共に優れ且つ風合が飛躍的に改善されたポリエ
ステル繊維が得られることを知つた。この方法に
よれば何故にかかる効果が発現するのか明らかで
はないが、処理剤がポリエステル繊維中に分散し
ている3,5―ジ(カルボメトキシ)ベンゼンス
ルホン酸Naを共重合させた変性ポリエステル、
リン酸モノメチルジNa又は5―Naスルホイソフ
タル酸Na塩を優先的に溶出しながら繊維内部ま
で素早く浸透して繊維強度を低下させると共に、
低重合度ポリエステルを特に使用する必要がない
ために体質的にフイブリル化に強く、その上上記
の添加物の溶出によつて特殊な微細孔が繊維表面
及び内部に形成されて天然繊維の如き優れた風合
を呈するようになると思われる。理由はともあ
れ、この方法によれば温和な加工条件の採用が可
能となるために風合が硬くなることがなく、
加工斑が少なく染斑になり難く、処理剤の所要
量が少なくてすみ、連続処理工程も容易に採用で
きるためコスト的に有利であり、処理による黄
変がない等の工業的に実施する上で極めて重要な
利点が生じることを知つた。本発明者はこれらの
知見に基づいて更に検討を重ねた結果本発明を完
成したものである。即ち、本発明は下記一般式
()で表わされる有機スルホン酸化合物を共重
合した変性ポリエステル、下記一般式()で表
わされるリン化合物及び下記一般式()で表わ
されるスルホン酸化合物よりなる群から選ばれた
少なくとも一種の添加物を混合して得られるポリ
エステルからなる繊維を、水1当り(a)下記一般
式()で表わされる第4級アンモニウム化合物
0.1〜5ミリ当量及び(b)アルカリ性物質0.2〜100
ミリ当量を溶解して得られる水溶液に浸漬処理す
ることによつて該繊維の0.5〜40重量%を溶出せ
しめることを特徴とする抗ピリング性ポリエステ
ルの製造法である。 〔式中、Aは3価の芳香族基又は脂肪族炭化水
素基、Xはエステル形成性官能基、Yはエステル
形成性官能基又は水素原子、M1は金属又は水素
原子を示す。〕 〔式中、Vは1価の有機基、Zは―OH,―
OV′,―OM5又は1価の有機基(但し、V′は1
価の有機基、M5は金属)、M2は金属、mは0又
は1を示す。〕 〔式中、Wは水素原子又はエステル形成性官能
基、M3及びM4は金属、nは1又は2を示す。〕 〔式中、R1は炭素数8以上のアルキル基又は
アルケニル基、R2はアルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基又はこれらの誘
導体、R3及びR4は同一又は異なる炭素数1〜4
のアルキル基又はその誘導体を示し、R3とR4は
環を形成していてもよく、Anはハロゲン原子、
OH,R5―OSO3(但し、R5はアルキル基)を示
す。〕 本発明でいうポリエステルは、テレフタル酸を
酸成分とし、炭素数2〜6のアルキレングリコー
ル、即ちエチレングリコール、トリメチレングリ
コール、テトラメチレングリコール、ペンタメチ
レングリコール、ヘキサメチレングリコールか
ら、特に好ましくはエチレングリコール、トリメ
チレングリコール、テトラメチレングリコールか
ら選ばれた少なくとも一種のグリコールをグリコ
ール成分とするポリエステルを主たる対象とす
る。また、テレフタル酸成分の一部を他の2官能
性カルボン酸成分で置換えたポリエステルであつ
てもよく、及び/又はグリコール成分の一部を上
記グリコール以外のジオール成分で置換えたポリ
エステルであつてもよい。更にポリエステルが実
質的に線状である範囲内においてテレフタル酸成
分及び/又はグリコール成分の一部を3官能以上
の多官能性化合物で置換えたポリエステルであつ
てもよく、また実質的に重合度を損わない範囲で
単官能性化合物を共重合したポリエステルであつ
てもよい。 かかるポリエステルは任意の方法によつて合成
することができる。例えばポリエチレンテレフタ
レートについて説明すれば、通常、テレフタル酸
とエチレングリコールとを直接エステル化反応さ
せるか、テレフタル酸ジメチルの如きテレフタル
酸の低級アルキルエステルとエチレングリコール
とをエステル交換反応させるか又はテレフタル酸
とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテレ
フタル酸のグリコールエステル及び/又はその低
重合体を生成させる第1段階の反応と、第1段階
の反応生成物を減圧下加熱して所望の重合度にな
るまで重縮合反応させる第2段階の反応によつて
製造される。 上記ポリエステルの重合度は特に特定する必要
もないが、重合度があまりに低いと最終的に得ら
れるポリエステル繊維がフイブリル化し易くなる
ので、極限粘度で0.5以上が好ましい。なお、本
明細書でいう極限粘度は、O―クロロフエノール
溶液とし35℃で測定した値より求めた。 本発明においてポリエステルに混合する添加物
としては、その1つとして下記一般式()で表
わされる有機スルホン酸化合物を共重合させた変
性ポリエステルをあげることができる。 式中、Aは3価の芳香族基又は脂肪族炭化水素
基であり、なかでも芳香族基が好ましい。M1は
金属又は水素原子であり、特にアルカリ金属又は
アルカリ土類金属が好ましい。Xはエステル形成
性官能基であり、その具体例としては
【式】(―CH2
―)aOH,―O(CH2)−b−〔O(CH2)−b〕−dOH,
【式】
(但し、Rは低級アルキル基又はフエニル基、
a及びdは1以上の整数、bは2以上の整数であ
る)等をあげることができる。YはXと同一若し
くは異なるエステル形成性官能基又は水素原子を
示し、なかでもエステル形成性官能基であること
が好ましい。かかる有機スルホン酸化合物のなか
でも特に好ましい具体例として3,5―ジ(カル
ボメトキシ)ベンゼンスルホン酸ナトリウム(又
はカリウム),3,7―ジ(カルボメトキシ)ナ
フタレン―1―スルホン酸ナトリウム(又はカリ
ウム),2,5―ビス(ヒドロキシエトキシ)ベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム(又はカリウム)等
をあげることができる。 かかる有機スルホン酸化合物を共重合した変性
ポリエステルを製造するには、前述したポリエス
テルの合成が完了する以前の任意の段階で、好ま
しくは第1段階の反応が終了する以前の任意の段
階で有機スルホン酸化合物を添加すればよい。こ
の際有機スルホン酸化合物の使用量は、変性ポリ
エステルを構成するテレフタル酸を主とする2官
能性カルボン酸成分(有機スルホン酸成分を除
く)に対して2〜16モル%となる範囲の量が好ま
しい。この変性ポリエステルのポリエステルに対
する混合量は、ポリエステル100重量部に対して
変性ポリエステル5〜100重量部となる割合が好
ましい。 また、ポリエステルに混合する添加物として
は、上記変性ポリエステル以外に、下記一般式
()又は()で表わされるリン化合物及び/
又はスルホン酸化合物を好ましくあげることがで
きる。 式中、M2は金属であり、特にアルカリ金属、
アルカリ土類金属、Mn1/2,Co1/2又はZn1/2が
好ましく、なかでもLi,Na,K,Ca1/2Mg1/2
が特に好ましい。mは0又は1である。Vは1価
の有機基であり、具体的にはアルキル基、アリー
ル基、アルキルアリール基、アリールアルキル基
又は−〔−(CH2)−lO―〕pR″(但しR″は水素原子
、ア
ルキル基又はフエニル基、lは2以上の整数、p
は1以上の整数)等が好ましい。Zは―OH,―
OV′,―OM5又は1価の有機基であり、V′は上
記Vの定義と同様であつて、V′とVとは同一で
も異なつていてもよく、M5は上記M2の定義と同
様であつて、M5とM2とは同一でも異なつていて
もよい。また1価の有機基としては、上記Vにお
ける有機基の定義と同様であつて、Vと同一でも
異なつていてもよい。 かかるリン化合物の好ましい具体例としてはリ
ン酸モノメチルジナトリウム、リン酸ジメチルモ
ノナトリウム、リン酸モノフエニルジカリウム、
リン酸モノメチルモノマグネシウム、リン酸モノ
メチルマンガン、ポリオキシエチレン(EO5モル
付加)ラウリルエーテルホスフエートカリウム塩
(但し、EO5モル付加とは、エチレンオキサイド
5モル付加を意味し、以下同様の意味を示す)、
ポリオキシエチレン(EO5モル付加)ラウリルエ
ーテルホスフエートマグネシウム塩、ポリオキシ
エチレン(EO50モル付加)メチルエーテルホス
フエートナトリウム塩、亜リン酸モノエチルジカ
リウム、亜リン酸ジフエニルモノナトリウム、ポ
リオキシエチレン(EO50モル付加)メチルエー
テルホスフアイトジナトリウム、フエニルホスホ
ン酸モノメチルモノナトリウム、ノニルベンゼン
ホスホン酸モノメチルモノカリウム、フエニルホ
スフイン酸モノメチルモノナトリウム等をあげる
ことができる。 式中、M3及びM4は金属であり、M3としては
特にアルカリ金属、アルカリ土類金属、Mn1/2,
Co1/2又はZn1/2が好ましく、なかでもLi,Na,
K,Ca1/2,Mg1/2が特に好ましく、M4として
は特にアルカリ金属又はアルカリ土類金属が好ま
しく、なかでもLi,Na,K,Ca1/2,Mg1/2が
特に好ましく、M3及びM4は同一でも異なつてい
てもよい。nは1又は2である。Wは水素原子又
はエステル形成性官能基であり、エステル形成性
官能基としては―COOR(但し、Rは水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基又はフエニル基)
又は―CO〔―O(―CH2)−l〕−pOH(但し、lは2以
上の整数、pは1以上の整数)等が好ましい。 かかるスルホン酸化合物の好ましい具体例とし
ては3―カルボメトキシ・ベンゼンスルホン酸ナ
トリウム―5―カルボン酸ナトリウム、3―カル
ボメトキシ・ベンゼンスルホン酸ナトリウム―5
―カルボン酸カリウム、3―カルボメトキシ・ベ
ンゼンスルホン酸カリウム―5―カルボン酸カリ
ウム、3―ヒドロキシエトキシカルボニル・ベン
ゼンスルホン酸ナトリウム―5―カルボン酸ナト
リウム、3―カルボキシ・ベンゼンスルホン酸ナ
トリウム―5―カルボン酸ナトリウム、3―ヒド
ロキシエトキシカルボニル・ベンゼンスルホン酸
Na―5―カルボン酸Mg1/2、ベンゼンスルホン
酸Na―3,5―ジ(カルボン酸Na)、ベンゼン
スルホン酸Na―3,5―ジ(カルボン酸Mg1/2)
等をあげることができる。 なかでも上記一般式(),()で表わされる
リン化合物、スルホン酸化合物は抗ピリング性改
善効果が著しいので、特に好ましい。 上記リン化合物及びスルホン酸化合物は任意の
方法で製造される。例えばリン酸モノメチルジナ
トリウムは、リン酸トリメチル、リン酸ジメチル
又はリン酸モノメチルを酢酸ナトリウムと共にグ
リコール中で加熱反応させることによつて容易に
製造され、またポリエステル合成時に各々を添加
し、ポリエステル反応系中で反応させて製造する
こともできる。ベンゼンスルホン酸Na―3,5
―ジ(カルボン酸Mg1/2)は例えば、3,5―
ジ(カルボメトキシ)ベンゼンスルホン酸Naと
酢酸マグネシウムとをグリコール中で加熱反応さ
せることによつて容易に製造できる。 上記リン化合物又はスルホン酸化合物のポリエ
ステルへの混合時期はポリエステルを繊維に溶融
紡糸する紡糸工程が終了する以前の任意の段階で
よく、例えばポリエステルの原料中に混合して
も、ポリエステルの合成中に混合しても、また合
成終了後から溶融紡糸するまでの間に混合しても
よい。 上記リン化合物又はスルホン酸化合物の混合量
は、添加すべきポリエステルを構成する酸成分に
対し0.3〜15モル%の範囲が適当であり、0.5〜5
モル%の範囲が好ましい。 本発明における上記添加物を混合したポリエス
テルからなる繊維は中実繊維であつても、中空繊
維であつてもよく、またその横断面における外形
や中空部の形状はいずれも任意でよく、円形であ
つても異形であつてもよい。かかるポリエステル
繊維を製造するには従来公知の方法が任意に採用
される。 かくして得られた繊維は任意の形態で第4級ア
ンモニウム化合物及びアルカリ性物質を含む水溶
液中で浸漬処理される。即ち、例えば短繊維もし
くは長繊維のワタ、トウ、スライバー、糸条物、
織編物、不織布、敷物等の形態で処理することが
でき、また上記ポリエステル繊維単独だけでな
く、他の繊維例えば綿、麻、レーヨン、ポリアク
リロニトリル、ポリアミド、通常ポリエステル等
の天然繊維、繊維素系繊維、合成繊維等との混合
繊維形態で処理することもできる。 本発明において処理剤として使用する第4級ア
ンモニウム化合物を表わす下記一般式() 中、R1は炭素数8以上のアルキル基又はアルケ
ニル基、R2はアルキル基、シクロアルキル基、
アリール基、アラルキル基又はこれらの誘導体、
R3及びR4は同一又は異なる炭素数1〜4のアル
キル基又はその誘導体を示し、R3とR4は環を形
成してもよい。Anはハロゲン原子、OH,R5―
OSO3(但し、R5はアルキル基)を示す。 かかる第4級アンモニウム化合物の好ましい具
体例としては、オクチルトリメチルアンモニウム
ブロマイド、オクチルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド、ラウリルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、ラウリルジメチルベンジルアンモ
ニウムクロライド、ラウリルジメチルベンジルア
ンモニウムハイドロオキサイド、ステアリルトリ
メチルアンモニウムクロライド、セチルジメチル
ベンジルアンモニウムクロライイド、ステアリル
ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、オレ
イルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、
ラウリルトリメチルアンモニウムエトサルフエー
ト、ラウリルトリエチルアンモニウムクロライ
ド、ラウリルジエチルベンジルアンモニウムクロ
ライド、ラウリルトリメチルアンモニウムアイオ
ダイド、ラウリルベンゼントリメチルメトサルフ
エート、セチルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、セチルジメチルアリールアンモニウムブロマ
イド、セチルジメチルシクロヘキシルアンモニウ
ムブロマイド、ラウリルジメチルハイドロオキシ
エチルアンモニウムクロライド、ステアリルエチ
ルジハイドロオキシエチルアンモニウムエトサル
フエート、ラウリルトリハイドロオキシエチルア
ンモニウムハイドロオキサイド、ラウリルジブチ
ルアリールアンモニウムブロマイド、ラウリルジ
メチルP―ニトロベンジルアンモニウムクロライ
ド、ラウリルジメチルO―クロルベンジルアンモ
ニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモ
ニウムクロライド、ラウリルピリジニウムクロラ
イド、 等をあげることができる。 上記第4級アンモニウム化合物の使用量は、あ
まりに少ないと最終的に得られるポリエステル繊
維の抗ピリング性が不充分となり、逆にあまりに
多いと、風合が硬くなる傾向があり、加工斑も大
きくなる上に黄変の問題が発生するようになるた
め、水1当り0.1〜5ミリ当量の範囲が適当で
あり、なかでも0.5〜3ミリ当量の範囲が特に好
ましい。 上記第4級アンモニウム化合物と併用するアル
カリ性物質としては水溶性のアルカリ性物質であ
れば任意に使用することができるが、なかでもア
ルカリ金属の水酸化物、炭酸塩及びアルカリ土類
金属の水酸化物、炭酸塩が特に好ましい。かかる
具体例としては水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化バリウム、水酸化ス
トロンチウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネ
シウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸リ
チウム、炭酸バリウム、炭酸ストロンチウム、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム等をあげること
ができる。 上記アルカリ性物質の使用量は、上記の第4級
アンモニウム化合物との組合せによつて相乗的に
抗ピリング性を改善するためには水1当り0.2
〜100ミリ当量の範囲が好ましく、1〜50ミリ当
量の範囲が特に好ましい。処理温度は、あまり低
いと充分な処理効果を得るには長時間を要するよ
うになり、あまりに高くすると、得られる繊維の
風合、色調が悪化するようになる。高温にして処
理時間を短くすることが考えられるが、この場合
斑が発生し易くなる。従つて処理温度は70〜140
℃の範囲が適当であり、なかでも80〜100℃の範
囲が特に好ましい。処理時間は、通常10分程度で
あればよく、長くても4時間程度までで充分であ
る。 かかる第4級アンモニウム化合物とアルカリ性
物質を含む水溶液の処理によるポリエステル繊維
の減量率は抗ピリング性及び耐フイブリル性、強
度、風合の点から0.5〜40重量%の範囲が適当で
あり、なかでも2〜20%の範囲が特に好ましい。 このように第4級アンモニウム化合物とアルカ
リ性物質を含む水溶液で処理することによつて、
ポリエステル繊維からその一部が溶出して、優れ
た抗ピリング性、耐フイブリル性及び改善された
風合を有するポリエステル繊維が得られる。 なお、本発明になるポリエステル繊維には必要
に応じて任意の添加剤、例えば触媒、着色防止
剤、耐熱剤、難燃剤、螢光増白剤、艷消剤、着色
剤、無機微粒子が含まれていてもよい。 以下に実施例をあげて更に説明する。実施例中
の部は重量部を示し、得られるポリエステル繊維
の抗ピリング性および耐フイブリル性は以下の方
法で測定した。 (i) 抗ピリング性 試験布をICI型プリングテスターにて60rpmで
5時間試験し、ピルグレードを判定した。グレー
ドは1〜5級に級別したものでグレード5が最も
良くグレード1が最も悪いことを示し、実用的に
は3級以上が要求される。 (ii) 耐フイブリル性 摩擦堅牢度試験用の学振型平面摩耗機を使用し
て、摩擦布としてポリエチレンテレフタレート
100%からなるジヨーゼツトを用い、試験布を500
gの加重下で所定回数平面摩耗して、フイブリル
化の発生の有無を調べた。 実施例 1 テレフタル酸ジメチル100部、エチレングリコ
ール60部、酢酸カルシウム1水塩0.06部をエステ
ル交換缶に仕込み、窒素ガス雰囲気下4時間かけ
て140℃から230℃まで昇温して生成するメタノー
ルを系外に留去しながらエステル交換反応を行な
つた。続いて得られた生成物にリン酸トリメチル
0.06部、三酸化アンチモン0.04部、3―ヒドロキ
シエトキシカルボニルベンゼンスルホン酸Na―
5―カルボン酸Naの25%エチレングリコール溶
液4部及び二酸化チタンの20%エチレングリコー
ルスラリー0.35部を添加して重合缶に移した。次
いで1時間かけて760mmHgから1mmHgまで減圧
し、同時に1時間30分かけて230℃から280℃まで
昇温した。1mmHg以下の減圧下、重合温度280℃
で更に3時間、合計4時間30分重合し、極限粘度
0.640、軟化点260℃のポリマーを得た。このポリ
マーから常法によつて、繊維横断面の外形が三角
形で且つ中空率18%の中空部を有する短繊維
(1.2d×38mmカツト長)を製造した。この短繊維
を用いて42番手の紡績糸を製造しこれから28ゲー
ジのスムース編地を編成した。この編地を常法に
より精練、プリセツトした後、ラウリルジメチル
ベンジルアンモニウムクロライド1.5ミリ当量/
と水酸化ナトリウム12.5ミリ当量/を含む水
溶液中で90℃×30分間の浸漬処理を施して4%の
減量を行なつた後、染色、フアイナルセツトを行
なつた。 得られた編地は良好な風合を有し抗ピリング性
は4.5級であつた。また摩耗200回後の顕微鏡観察
でフイブリルの発生は認められなかつた。 実施例 2 実施例1におけるポリマーの製造において添加
物として使用した3―ヒドロキシエトキシカルボ
ニルベンゼンスルホン酸Na―5―カルボン酸Na
に代えてリン酸モノメチルジNa1部を使用して極
限粘度0.554、軟化点259℃のポリエステルを得
た。 このポリエステルから常法によつて丸中実断面
の短繊維(0.9d×38mmカツト長)を製造した。以
下実施例1と同様に行なつて、減量率3.5%のス
ムース編地を得た。得られた編地は良好な風合を
有し、抗ピリング性は4.5級であつた。また摩耗
200回後の顕微鏡観察でフイブリル化は認められ
なかつた。 実施例 3 テレフタル酸ジメチル100部、3,5―ジ(カ
ルボメトキシ)ベンゼンスルホン酸Na17.8部
(テレフタル酸ジメチルに対して11.7モル%)、エ
チレングリコール70部、酢酸マンガン4水塩0.03
部及び酢酸ナトリウム3水塩0.3部をエステル交
換缶に仕込み、4時間かけて140℃から230℃まで
昇温して生成するメタノールを系外に留去しなが
らエステル交換反応を行なつた。続いて得られた
生成物に正リン酸の56%水溶液0.03部及び三酸化
アンチモン0.04部を添加して重合缶に移した。次
いで1時間かけて760mmHgから1mmHgまで減圧
し、同時に1時間30分かけて230℃から280℃まで
昇温した。1mmHg以下の減圧下、重合温度280℃
で更に30分、合計2時間重合し、極限粘度0.405、
軟化点200℃の共重合ポリマーを得た。 この共重合ポリマーのチツプ15部と極限粘度
0.710のポリエチレンテレフタレートのチツプ85
部とをナウタ・ミキサー(細川鉄工所製)中で5
分間混合し、110℃で2時間、更に150℃で5時間
乾燥した後、二軸のスクリユウ式押出機を用いて
275℃で溶融混練してチツプ化した。 このポリマーを用いて、以下実施例1と同様に
行ない、減量率4%のスムース編地を得た。この
編地は良好な風合を有し、抗ピリング性は3.5級
であつた。また摩耗200回後の顕微鏡観察でフイ
ブリル化は認められなかつた。 比較例 1 極限粘度0.375のポリエチレンテレフタレート
から常法によつて、丸中実断面の短繊維(0.9d×
38mmカツト長)を得た。 この短繊維から42番手の紡績糸を製造し、この
紡績糸から28ゲージのスムース編地を編成した。
この編地を常法により精練、プリセツトした後、
ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド15ミリ当量/と水酸化ナトリウム50ミリ当
量/を含む水溶液中で130℃×30分間の浸漬処
理を施して、4%の減量を行なつた。減量後の編
地は黄色に変色していた。続いて染色、フアイナ
ルセツトを行なつた。得られた編地は風合が硬
く、又染斑が認められた。耐フイブリル性は3級
であり、摩耗200回後の顕微鏡観察で著しいフイ
ブリル化が認められた。 比較例 2 実施例1において添加剤として使用した3・ヒ
ドロキシエトキシカルボニルベンゼンスルホン酸
Na・5・カルボン酸Naを使用しない他は実施例
1と同様にして極限粘度0.641のポリエステルを
得、以下実施例1と同様に行なつた。減量率は1
%に達せず、抗ピリング性は1級と未処理のもの
と変らなかつた。
a及びdは1以上の整数、bは2以上の整数であ
る)等をあげることができる。YはXと同一若し
くは異なるエステル形成性官能基又は水素原子を
示し、なかでもエステル形成性官能基であること
が好ましい。かかる有機スルホン酸化合物のなか
でも特に好ましい具体例として3,5―ジ(カル
ボメトキシ)ベンゼンスルホン酸ナトリウム(又
はカリウム),3,7―ジ(カルボメトキシ)ナ
フタレン―1―スルホン酸ナトリウム(又はカリ
ウム),2,5―ビス(ヒドロキシエトキシ)ベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム(又はカリウム)等
をあげることができる。 かかる有機スルホン酸化合物を共重合した変性
ポリエステルを製造するには、前述したポリエス
テルの合成が完了する以前の任意の段階で、好ま
しくは第1段階の反応が終了する以前の任意の段
階で有機スルホン酸化合物を添加すればよい。こ
の際有機スルホン酸化合物の使用量は、変性ポリ
エステルを構成するテレフタル酸を主とする2官
能性カルボン酸成分(有機スルホン酸成分を除
く)に対して2〜16モル%となる範囲の量が好ま
しい。この変性ポリエステルのポリエステルに対
する混合量は、ポリエステル100重量部に対して
変性ポリエステル5〜100重量部となる割合が好
ましい。 また、ポリエステルに混合する添加物として
は、上記変性ポリエステル以外に、下記一般式
()又は()で表わされるリン化合物及び/
又はスルホン酸化合物を好ましくあげることがで
きる。 式中、M2は金属であり、特にアルカリ金属、
アルカリ土類金属、Mn1/2,Co1/2又はZn1/2が
好ましく、なかでもLi,Na,K,Ca1/2Mg1/2
が特に好ましい。mは0又は1である。Vは1価
の有機基であり、具体的にはアルキル基、アリー
ル基、アルキルアリール基、アリールアルキル基
又は−〔−(CH2)−lO―〕pR″(但しR″は水素原子
、ア
ルキル基又はフエニル基、lは2以上の整数、p
は1以上の整数)等が好ましい。Zは―OH,―
OV′,―OM5又は1価の有機基であり、V′は上
記Vの定義と同様であつて、V′とVとは同一で
も異なつていてもよく、M5は上記M2の定義と同
様であつて、M5とM2とは同一でも異なつていて
もよい。また1価の有機基としては、上記Vにお
ける有機基の定義と同様であつて、Vと同一でも
異なつていてもよい。 かかるリン化合物の好ましい具体例としてはリ
ン酸モノメチルジナトリウム、リン酸ジメチルモ
ノナトリウム、リン酸モノフエニルジカリウム、
リン酸モノメチルモノマグネシウム、リン酸モノ
メチルマンガン、ポリオキシエチレン(EO5モル
付加)ラウリルエーテルホスフエートカリウム塩
(但し、EO5モル付加とは、エチレンオキサイド
5モル付加を意味し、以下同様の意味を示す)、
ポリオキシエチレン(EO5モル付加)ラウリルエ
ーテルホスフエートマグネシウム塩、ポリオキシ
エチレン(EO50モル付加)メチルエーテルホス
フエートナトリウム塩、亜リン酸モノエチルジカ
リウム、亜リン酸ジフエニルモノナトリウム、ポ
リオキシエチレン(EO50モル付加)メチルエー
テルホスフアイトジナトリウム、フエニルホスホ
ン酸モノメチルモノナトリウム、ノニルベンゼン
ホスホン酸モノメチルモノカリウム、フエニルホ
スフイン酸モノメチルモノナトリウム等をあげる
ことができる。 式中、M3及びM4は金属であり、M3としては
特にアルカリ金属、アルカリ土類金属、Mn1/2,
Co1/2又はZn1/2が好ましく、なかでもLi,Na,
K,Ca1/2,Mg1/2が特に好ましく、M4として
は特にアルカリ金属又はアルカリ土類金属が好ま
しく、なかでもLi,Na,K,Ca1/2,Mg1/2が
特に好ましく、M3及びM4は同一でも異なつてい
てもよい。nは1又は2である。Wは水素原子又
はエステル形成性官能基であり、エステル形成性
官能基としては―COOR(但し、Rは水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基又はフエニル基)
又は―CO〔―O(―CH2)−l〕−pOH(但し、lは2以
上の整数、pは1以上の整数)等が好ましい。 かかるスルホン酸化合物の好ましい具体例とし
ては3―カルボメトキシ・ベンゼンスルホン酸ナ
トリウム―5―カルボン酸ナトリウム、3―カル
ボメトキシ・ベンゼンスルホン酸ナトリウム―5
―カルボン酸カリウム、3―カルボメトキシ・ベ
ンゼンスルホン酸カリウム―5―カルボン酸カリ
ウム、3―ヒドロキシエトキシカルボニル・ベン
ゼンスルホン酸ナトリウム―5―カルボン酸ナト
リウム、3―カルボキシ・ベンゼンスルホン酸ナ
トリウム―5―カルボン酸ナトリウム、3―ヒド
ロキシエトキシカルボニル・ベンゼンスルホン酸
Na―5―カルボン酸Mg1/2、ベンゼンスルホン
酸Na―3,5―ジ(カルボン酸Na)、ベンゼン
スルホン酸Na―3,5―ジ(カルボン酸Mg1/2)
等をあげることができる。 なかでも上記一般式(),()で表わされる
リン化合物、スルホン酸化合物は抗ピリング性改
善効果が著しいので、特に好ましい。 上記リン化合物及びスルホン酸化合物は任意の
方法で製造される。例えばリン酸モノメチルジナ
トリウムは、リン酸トリメチル、リン酸ジメチル
又はリン酸モノメチルを酢酸ナトリウムと共にグ
リコール中で加熱反応させることによつて容易に
製造され、またポリエステル合成時に各々を添加
し、ポリエステル反応系中で反応させて製造する
こともできる。ベンゼンスルホン酸Na―3,5
―ジ(カルボン酸Mg1/2)は例えば、3,5―
ジ(カルボメトキシ)ベンゼンスルホン酸Naと
酢酸マグネシウムとをグリコール中で加熱反応さ
せることによつて容易に製造できる。 上記リン化合物又はスルホン酸化合物のポリエ
ステルへの混合時期はポリエステルを繊維に溶融
紡糸する紡糸工程が終了する以前の任意の段階で
よく、例えばポリエステルの原料中に混合して
も、ポリエステルの合成中に混合しても、また合
成終了後から溶融紡糸するまでの間に混合しても
よい。 上記リン化合物又はスルホン酸化合物の混合量
は、添加すべきポリエステルを構成する酸成分に
対し0.3〜15モル%の範囲が適当であり、0.5〜5
モル%の範囲が好ましい。 本発明における上記添加物を混合したポリエス
テルからなる繊維は中実繊維であつても、中空繊
維であつてもよく、またその横断面における外形
や中空部の形状はいずれも任意でよく、円形であ
つても異形であつてもよい。かかるポリエステル
繊維を製造するには従来公知の方法が任意に採用
される。 かくして得られた繊維は任意の形態で第4級ア
ンモニウム化合物及びアルカリ性物質を含む水溶
液中で浸漬処理される。即ち、例えば短繊維もし
くは長繊維のワタ、トウ、スライバー、糸条物、
織編物、不織布、敷物等の形態で処理することが
でき、また上記ポリエステル繊維単独だけでな
く、他の繊維例えば綿、麻、レーヨン、ポリアク
リロニトリル、ポリアミド、通常ポリエステル等
の天然繊維、繊維素系繊維、合成繊維等との混合
繊維形態で処理することもできる。 本発明において処理剤として使用する第4級ア
ンモニウム化合物を表わす下記一般式() 中、R1は炭素数8以上のアルキル基又はアルケ
ニル基、R2はアルキル基、シクロアルキル基、
アリール基、アラルキル基又はこれらの誘導体、
R3及びR4は同一又は異なる炭素数1〜4のアル
キル基又はその誘導体を示し、R3とR4は環を形
成してもよい。Anはハロゲン原子、OH,R5―
OSO3(但し、R5はアルキル基)を示す。 かかる第4級アンモニウム化合物の好ましい具
体例としては、オクチルトリメチルアンモニウム
ブロマイド、オクチルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド、ラウリルトリメチルアンモニウ
ムクロライド、ラウリルジメチルベンジルアンモ
ニウムクロライド、ラウリルジメチルベンジルア
ンモニウムハイドロオキサイド、ステアリルトリ
メチルアンモニウムクロライド、セチルジメチル
ベンジルアンモニウムクロライイド、ステアリル
ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、オレ
イルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、
ラウリルトリメチルアンモニウムエトサルフエー
ト、ラウリルトリエチルアンモニウムクロライ
ド、ラウリルジエチルベンジルアンモニウムクロ
ライド、ラウリルトリメチルアンモニウムアイオ
ダイド、ラウリルベンゼントリメチルメトサルフ
エート、セチルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、セチルジメチルアリールアンモニウムブロマ
イド、セチルジメチルシクロヘキシルアンモニウ
ムブロマイド、ラウリルジメチルハイドロオキシ
エチルアンモニウムクロライド、ステアリルエチ
ルジハイドロオキシエチルアンモニウムエトサル
フエート、ラウリルトリハイドロオキシエチルア
ンモニウムハイドロオキサイド、ラウリルジブチ
ルアリールアンモニウムブロマイド、ラウリルジ
メチルP―ニトロベンジルアンモニウムクロライ
ド、ラウリルジメチルO―クロルベンジルアンモ
ニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモ
ニウムクロライド、ラウリルピリジニウムクロラ
イド、 等をあげることができる。 上記第4級アンモニウム化合物の使用量は、あ
まりに少ないと最終的に得られるポリエステル繊
維の抗ピリング性が不充分となり、逆にあまりに
多いと、風合が硬くなる傾向があり、加工斑も大
きくなる上に黄変の問題が発生するようになるた
め、水1当り0.1〜5ミリ当量の範囲が適当で
あり、なかでも0.5〜3ミリ当量の範囲が特に好
ましい。 上記第4級アンモニウム化合物と併用するアル
カリ性物質としては水溶性のアルカリ性物質であ
れば任意に使用することができるが、なかでもア
ルカリ金属の水酸化物、炭酸塩及びアルカリ土類
金属の水酸化物、炭酸塩が特に好ましい。かかる
具体例としては水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化リチウム、水酸化バリウム、水酸化ス
トロンチウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネ
シウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸リ
チウム、炭酸バリウム、炭酸ストロンチウム、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム等をあげること
ができる。 上記アルカリ性物質の使用量は、上記の第4級
アンモニウム化合物との組合せによつて相乗的に
抗ピリング性を改善するためには水1当り0.2
〜100ミリ当量の範囲が好ましく、1〜50ミリ当
量の範囲が特に好ましい。処理温度は、あまり低
いと充分な処理効果を得るには長時間を要するよ
うになり、あまりに高くすると、得られる繊維の
風合、色調が悪化するようになる。高温にして処
理時間を短くすることが考えられるが、この場合
斑が発生し易くなる。従つて処理温度は70〜140
℃の範囲が適当であり、なかでも80〜100℃の範
囲が特に好ましい。処理時間は、通常10分程度で
あればよく、長くても4時間程度までで充分であ
る。 かかる第4級アンモニウム化合物とアルカリ性
物質を含む水溶液の処理によるポリエステル繊維
の減量率は抗ピリング性及び耐フイブリル性、強
度、風合の点から0.5〜40重量%の範囲が適当で
あり、なかでも2〜20%の範囲が特に好ましい。 このように第4級アンモニウム化合物とアルカ
リ性物質を含む水溶液で処理することによつて、
ポリエステル繊維からその一部が溶出して、優れ
た抗ピリング性、耐フイブリル性及び改善された
風合を有するポリエステル繊維が得られる。 なお、本発明になるポリエステル繊維には必要
に応じて任意の添加剤、例えば触媒、着色防止
剤、耐熱剤、難燃剤、螢光増白剤、艷消剤、着色
剤、無機微粒子が含まれていてもよい。 以下に実施例をあげて更に説明する。実施例中
の部は重量部を示し、得られるポリエステル繊維
の抗ピリング性および耐フイブリル性は以下の方
法で測定した。 (i) 抗ピリング性 試験布をICI型プリングテスターにて60rpmで
5時間試験し、ピルグレードを判定した。グレー
ドは1〜5級に級別したものでグレード5が最も
良くグレード1が最も悪いことを示し、実用的に
は3級以上が要求される。 (ii) 耐フイブリル性 摩擦堅牢度試験用の学振型平面摩耗機を使用し
て、摩擦布としてポリエチレンテレフタレート
100%からなるジヨーゼツトを用い、試験布を500
gの加重下で所定回数平面摩耗して、フイブリル
化の発生の有無を調べた。 実施例 1 テレフタル酸ジメチル100部、エチレングリコ
ール60部、酢酸カルシウム1水塩0.06部をエステ
ル交換缶に仕込み、窒素ガス雰囲気下4時間かけ
て140℃から230℃まで昇温して生成するメタノー
ルを系外に留去しながらエステル交換反応を行な
つた。続いて得られた生成物にリン酸トリメチル
0.06部、三酸化アンチモン0.04部、3―ヒドロキ
シエトキシカルボニルベンゼンスルホン酸Na―
5―カルボン酸Naの25%エチレングリコール溶
液4部及び二酸化チタンの20%エチレングリコー
ルスラリー0.35部を添加して重合缶に移した。次
いで1時間かけて760mmHgから1mmHgまで減圧
し、同時に1時間30分かけて230℃から280℃まで
昇温した。1mmHg以下の減圧下、重合温度280℃
で更に3時間、合計4時間30分重合し、極限粘度
0.640、軟化点260℃のポリマーを得た。このポリ
マーから常法によつて、繊維横断面の外形が三角
形で且つ中空率18%の中空部を有する短繊維
(1.2d×38mmカツト長)を製造した。この短繊維
を用いて42番手の紡績糸を製造しこれから28ゲー
ジのスムース編地を編成した。この編地を常法に
より精練、プリセツトした後、ラウリルジメチル
ベンジルアンモニウムクロライド1.5ミリ当量/
と水酸化ナトリウム12.5ミリ当量/を含む水
溶液中で90℃×30分間の浸漬処理を施して4%の
減量を行なつた後、染色、フアイナルセツトを行
なつた。 得られた編地は良好な風合を有し抗ピリング性
は4.5級であつた。また摩耗200回後の顕微鏡観察
でフイブリルの発生は認められなかつた。 実施例 2 実施例1におけるポリマーの製造において添加
物として使用した3―ヒドロキシエトキシカルボ
ニルベンゼンスルホン酸Na―5―カルボン酸Na
に代えてリン酸モノメチルジNa1部を使用して極
限粘度0.554、軟化点259℃のポリエステルを得
た。 このポリエステルから常法によつて丸中実断面
の短繊維(0.9d×38mmカツト長)を製造した。以
下実施例1と同様に行なつて、減量率3.5%のス
ムース編地を得た。得られた編地は良好な風合を
有し、抗ピリング性は4.5級であつた。また摩耗
200回後の顕微鏡観察でフイブリル化は認められ
なかつた。 実施例 3 テレフタル酸ジメチル100部、3,5―ジ(カ
ルボメトキシ)ベンゼンスルホン酸Na17.8部
(テレフタル酸ジメチルに対して11.7モル%)、エ
チレングリコール70部、酢酸マンガン4水塩0.03
部及び酢酸ナトリウム3水塩0.3部をエステル交
換缶に仕込み、4時間かけて140℃から230℃まで
昇温して生成するメタノールを系外に留去しなが
らエステル交換反応を行なつた。続いて得られた
生成物に正リン酸の56%水溶液0.03部及び三酸化
アンチモン0.04部を添加して重合缶に移した。次
いで1時間かけて760mmHgから1mmHgまで減圧
し、同時に1時間30分かけて230℃から280℃まで
昇温した。1mmHg以下の減圧下、重合温度280℃
で更に30分、合計2時間重合し、極限粘度0.405、
軟化点200℃の共重合ポリマーを得た。 この共重合ポリマーのチツプ15部と極限粘度
0.710のポリエチレンテレフタレートのチツプ85
部とをナウタ・ミキサー(細川鉄工所製)中で5
分間混合し、110℃で2時間、更に150℃で5時間
乾燥した後、二軸のスクリユウ式押出機を用いて
275℃で溶融混練してチツプ化した。 このポリマーを用いて、以下実施例1と同様に
行ない、減量率4%のスムース編地を得た。この
編地は良好な風合を有し、抗ピリング性は3.5級
であつた。また摩耗200回後の顕微鏡観察でフイ
ブリル化は認められなかつた。 比較例 1 極限粘度0.375のポリエチレンテレフタレート
から常法によつて、丸中実断面の短繊維(0.9d×
38mmカツト長)を得た。 この短繊維から42番手の紡績糸を製造し、この
紡績糸から28ゲージのスムース編地を編成した。
この編地を常法により精練、プリセツトした後、
ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド15ミリ当量/と水酸化ナトリウム50ミリ当
量/を含む水溶液中で130℃×30分間の浸漬処
理を施して、4%の減量を行なつた。減量後の編
地は黄色に変色していた。続いて染色、フアイナ
ルセツトを行なつた。得られた編地は風合が硬
く、又染斑が認められた。耐フイブリル性は3級
であり、摩耗200回後の顕微鏡観察で著しいフイ
ブリル化が認められた。 比較例 2 実施例1において添加剤として使用した3・ヒ
ドロキシエトキシカルボニルベンゼンスルホン酸
Na・5・カルボン酸Naを使用しない他は実施例
1と同様にして極限粘度0.641のポリエステルを
得、以下実施例1と同様に行なつた。減量率は1
%に達せず、抗ピリング性は1級と未処理のもの
と変らなかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式()で表わされる有機スルホン
酸化合物を共重合した変性ポリエステル、下記一
般式()で表わされるリン化合物及び下記一般
式()で表わされるスルホン酸化合物よりなる
群から選ばれた少なくとも一種の添加物を混合し
て得られるポリエステルからなる繊維を、水1
当り(a)下記一般式()で表わされる第4級アン
モニウム化合物0.1〜5ミリ当量及び(b)アルカリ
性物質0.2〜100ミリ当量を溶解して得られる水溶
液に浸漬処理することによつて該繊維の0.5〜40
重量%を溶出せしめることを特徴とする抗ピリン
グ性ポリエステル繊維の製造法。 〔式中、Aは3価の芳香族基又は脂肪族炭化水
素基、Xはエステル形成性官能基、Yはエステル
形成性官能基又は水素原子、M1は金属又は水素
原子を示す。〕 〔式中、Vは1価の有機基、Zは―OH,―
OV′,―OM5又は1価の有機基(但し、V′は1
価の有機基、M5は金属)、M2は金属、mは0又
は1を示す。〕 〔式中、Wは水素原子又はエステル形成性官能
基、M3及びM4は金属、nは1又は2を示す。〕 〔式中、R1は炭素数8以上のアルキル基又は
アルケニル基、R2はアルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基又はこれらの誘
導体、R3及びR4は同一又は異なる炭素数1〜4
のアルキル基又はその誘導体を示し、R3とR4は
環を形成していてもよく、Anはハロゲン原子、
OH,R5―OSO3(但し、R5はアルキル基)を示
す。〕 2 アルカリ性物質がアルカリ金属の水酸化物、
アルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ金属の炭
酸塩及びアルカリ土類金属の炭酸塩より選ばれる
少なくとも一種の化合物である特許請求の範囲第
1項記載のポリエステル繊維の製造法。 3 浸漬処理する際の水溶液の温度が70〜140℃
である特許請求の範囲第1項又は第2項記載のポ
リエステル繊維の製造法。 4 浸漬処理時間が10分以上である特許請求の範
囲第1項〜第3項のいずれか1項記載のポリエス
テル繊維の製造法。 5 ポリエステル繊維の基体となるポリエステル
が下記式 なる繰返し単位を主とし、極限粘度が少なくとも
0.5のポリエステルである特許請求の範囲第1項
〜第4項のいずれか1項記載のポリエステル繊維
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2538281A JPS57143519A (en) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | Preparation of pilling-resistant polyester fiber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2538281A JPS57143519A (en) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | Preparation of pilling-resistant polyester fiber |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57143519A JPS57143519A (en) | 1982-09-04 |
| JPS6325107B2 true JPS6325107B2 (ja) | 1988-05-24 |
Family
ID=12164305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2538281A Granted JPS57143519A (en) | 1981-02-25 | 1981-02-25 | Preparation of pilling-resistant polyester fiber |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57143519A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62206018A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-09-10 | Toray Ind Inc | ポリエステル繊維の製造方法 |
| JP4709737B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2011-06-22 | 花王株式会社 | 縮毛矯正組成物 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5172615A (ja) * | 1974-12-17 | 1976-06-23 | Unitika Ltd | Horiesuteruseninoseizoho |
-
1981
- 1981-02-25 JP JP2538281A patent/JPS57143519A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57143519A (en) | 1982-09-04 |
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