JPS63257206A - 薄膜磁気ヘツド用スライダ材料 - Google Patents
薄膜磁気ヘツド用スライダ材料Info
- Publication number
- JPS63257206A JPS63257206A JP62090758A JP9075887A JPS63257206A JP S63257206 A JPS63257206 A JP S63257206A JP 62090758 A JP62090758 A JP 62090758A JP 9075887 A JP9075887 A JP 9075887A JP S63257206 A JPS63257206 A JP S63257206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- magnetic disk
- sintered body
- thin film
- film magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thin Magnetic Films (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスク装置用の薄膜磁気ヘッド用スライ
ダ材料に関する。
ダ材料に関する。
磁気ディスク装置の分野においては、増大する高記録密
度化の要請に応えるため、磁気ヘッドの浮上隙間の狭小
化が進んでいる。更に、記録・再生特性が優れた薄膜磁
気ヘッドの開発が進められている。
度化の要請に応えるため、磁気ヘッドの浮上隙間の狭小
化が進んでいる。更に、記録・再生特性が優れた薄膜磁
気ヘッドの開発が進められている。
薄膜磁気ヘッド・スライダはその後部端面に磁気信号の
記録・再生を行う薄膜素子が設けられ、下部浮上面(摺
動面)が磁気ディスク表面に対接して保持され、磁気デ
ィスクの回転によって生じる薄い空気層流によって磁気
ディスク面上に浮上して、磁気ディスクに対し記録の書
込み、読み取りを行う役割を有する。したがって、スラ
イダは磁気ディスク回転の起動、停止時には必ず磁気デ
ィスクと過渡的に摺動し、いわゆるコンタクト・スター
ト・ストップ(CSS)をする。また浮上隙間の狭小化
(0,2,0,3μm)によって、予期しない接触が生
じる機会がますます多くなっている。このため、接触、
摺動によって磁気ヘッドや磁気ディスクが受ける損傷が
問題となっている。
記録・再生を行う薄膜素子が設けられ、下部浮上面(摺
動面)が磁気ディスク表面に対接して保持され、磁気デ
ィスクの回転によって生じる薄い空気層流によって磁気
ディスク面上に浮上して、磁気ディスクに対し記録の書
込み、読み取りを行う役割を有する。したがって、スラ
イダは磁気ディスク回転の起動、停止時には必ず磁気デ
ィスクと過渡的に摺動し、いわゆるコンタクト・スター
ト・ストップ(CSS)をする。また浮上隙間の狭小化
(0,2,0,3μm)によって、予期しない接触が生
じる機会がますます多くなっている。このため、接触、
摺動によって磁気ヘッドや磁気ディスクが受ける損傷が
問題となっている。
磁気ヘッドの損傷としては摩耗がある。スライダ端面に
形成された薄膜素子は、磁気信号の記録再生を行うため
に、スライダ摺動面に一対の磁性体コアを露出させてい
る。この磁性体コアの寸法は厳密に管理されており、通
常1〜2μm以上の摩耗によっては機能を失ってしまう
。このため摺動によるスライダの摩耗の許容量は極めて
小さい。
形成された薄膜素子は、磁気信号の記録再生を行うため
に、スライダ摺動面に一対の磁性体コアを露出させてい
る。この磁性体コアの寸法は厳密に管理されており、通
常1〜2μm以上の摩耗によっては機能を失ってしまう
。このため摺動によるスライダの摩耗の許容量は極めて
小さい。
一方磁気ディスクの損傷としては記録信号の減衰がある
。記録信号が減衰する原因には摩耗によるものと熱的損
傷によるものがある。摺動速度は磁気ディスクの大きさ
や回転数により異なるが、通常20〜60m/sの極め
て高速で行われれる。
。記録信号が減衰する原因には摩耗によるものと熱的損
傷によるものがある。摺動速度は磁気ディスクの大きさ
や回転数により異なるが、通常20〜60m/sの極め
て高速で行われれる。
したがって、スライダとの摺動により磁気ディスクの磁
性媒体層は摩耗及び摩擦熱による熱的変質を生じ、その
結果、記録された磁気信号が減衰又は消失する危険があ
る。
性媒体層は摩耗及び摩擦熱による熱的変質を生じ、その
結果、記録された磁気信号が減衰又は消失する危険があ
る。
スライダ材料としては、摺動によっても上述のごとき磁
気ヘッドや磁気ディスクの損傷を生じないものが求めら
れている。
気ヘッドや磁気ディスクの損傷を生じないものが求めら
れている。
従来のスライダ材料としては、例えば特公昭58−54
70号公報に開示されたA QzOs T i C系
焼結体が一般的に知られている。この焼結体は硬度が大
きく耐摩耗性に優れているために、前述の摺動による磁
気ヘッドの摩耗損傷に関しては良好な特性を有している
。しかしながら磁気ディスクの損傷に口しては、磁気デ
ィスクの摩耗が少なくないため、記録信号が十分に維持
されないという問題点があった。通常は磁気ディスクに
フッ素系潤滑剤を薄くコートする方法がとられているが
、必ずしも十分な効果が得られなかった。
70号公報に開示されたA QzOs T i C系
焼結体が一般的に知られている。この焼結体は硬度が大
きく耐摩耗性に優れているために、前述の摺動による磁
気ヘッドの摩耗損傷に関しては良好な特性を有している
。しかしながら磁気ディスクの損傷に口しては、磁気デ
ィスクの摩耗が少なくないため、記録信号が十分に維持
されないという問題点があった。通常は磁気ディスクに
フッ素系潤滑剤を薄くコートする方法がとられているが
、必ずしも十分な効果が得られなかった。
上述のように、従来のスライダ材では摺動による磁気デ
ィスクの記録信号の減衰に関して十分な耐久性が得られ
ないという問題があった。
ィスクの記録信号の減衰に関して十分な耐久性が得られ
ないという問題があった。
本発明の目的は、摺動による磁気ディスクの記録信号の
減衰が小さく、しかも磁気ヘッドの摩耗損傷が小さい薄
膜磁気ヘッド用スライダ材料を提供することにある。
減衰が小さく、しかも磁気ヘッドの摩耗損傷が小さい薄
膜磁気ヘッド用スライダ材料を提供することにある。
本発明を概説すれば、本発明は薄膜磁気ヘッド用スライ
ダ材料に関する発明であって、ZrO2と金属ケイ化物
との混合焼結体よりなることを特徴とする。
ダ材料に関する発明であって、ZrO2と金属ケイ化物
との混合焼結体よりなることを特徴とする。
Zr0zはYz○3などの安定化剤の固溶により室温で
の結晶系が変えられることが一般的に知られているが、
本発明においては結晶系が立方晶の安定化Zr0zを用
いるのが好適である。これは、他の結晶系では相変態が
発生し、寸法変化が生じる可能性があるため、薄膜磁気
ヘッドのごとき高精密部品の作製に不適当なためである
。
の結晶系が変えられることが一般的に知られているが、
本発明においては結晶系が立方晶の安定化Zr0zを用
いるのが好適である。これは、他の結晶系では相変態が
発生し、寸法変化が生じる可能性があるため、薄膜磁気
ヘッドのごとき高精密部品の作製に不適当なためである
。
金属ケイ化物としては、周期表第rVa、Va又はVI
a族金属のケイ化物から選ばれた1種、又は2種以上を
用いることが望ましい。
a族金属のケイ化物から選ばれた1種、又は2種以上を
用いることが望ましい。
ZrO2と金属ケイ化物は所定の割合で混合し。
焼成することによって目的の焼結体を得る。
以下に本発明を具体的に説明する。
ZrO2と金属ケイ化物は混合焼成によって互いにほと
んど反応しない。したがって、混合焼結体の硬度、熱伝
導率等の性質は、はぼ混合平均値が達成される。ZrO
2と金属ケイ化物の硬度はほぼ同程度であり、従来材A
Ωzos TiC系焼結体の315倍程度と小さい。
んど反応しない。したがって、混合焼結体の硬度、熱伝
導率等の性質は、はぼ混合平均値が達成される。ZrO
2と金属ケイ化物の硬度はほぼ同程度であり、従来材A
Ωzos TiC系焼結体の315倍程度と小さい。
また熱伝導率は金属ケイ化物がZr01zの5〜20倍
と大きい。したがって、ZrO2と金属ケイ化物の混合
焼成により、硬度がほぼ一定で熱伝導率が混合比によっ
て変化する焼結体が得られるのである。
と大きい。したがって、ZrO2と金属ケイ化物の混合
焼成により、硬度がほぼ一定で熱伝導率が混合比によっ
て変化する焼結体が得られるのである。
当該混合焼結体は硬度が小さいため、磁気ディスクの摩
耗を小さくすることができ、特に磁気ディスクに通常コ
ーティングされている潤滑剤の消耗を小さくすることが
できる。このため摩耗による磁気ディスクの記録信号の
減衰を小さくすることができるのである。しかしながら
、金属ケイ化物の混合割合が小さい時は焼結体の熱伝導
率が小さくなるため、磁気ディスクに摩擦熱による熱的
損傷を与えてしまい。これにより記録信号が減衰してし
まうことがわかった。したがって金属ケイ化物は一定量
以上含まれなければならないが、その量は混合する金属
ケイ化物の種類や磁気ディスクの回転速度により異なる
。すなわち混合する金属ケイ化物の熱伝導率が大きく、
磁気ディスクの回転速度が遅い場合には摩擦熱による温
度上昇が小さくなるため、必要最小限の混合割合は小さ
くなる。この場合、少なくとも5体積%以上が好適であ
る。
耗を小さくすることができ、特に磁気ディスクに通常コ
ーティングされている潤滑剤の消耗を小さくすることが
できる。このため摩耗による磁気ディスクの記録信号の
減衰を小さくすることができるのである。しかしながら
、金属ケイ化物の混合割合が小さい時は焼結体の熱伝導
率が小さくなるため、磁気ディスクに摩擦熱による熱的
損傷を与えてしまい。これにより記録信号が減衰してし
まうことがわかった。したがって金属ケイ化物は一定量
以上含まれなければならないが、その量は混合する金属
ケイ化物の種類や磁気ディスクの回転速度により異なる
。すなわち混合する金属ケイ化物の熱伝導率が大きく、
磁気ディスクの回転速度が遅い場合には摩擦熱による温
度上昇が小さくなるため、必要最小限の混合割合は小さ
くなる。この場合、少なくとも5体積%以上が好適であ
る。
一方更に詳細に検討を重ねた結果、Zr01zは耐摩耗
性が良好であるのに対し、金属ケイ化物は耐摩耗性が劣
ることがわかった。このため、金属ケイ化物の混合割合
が極めて多い場合にはスライダ自身の摩耗が大きくなる
ことがわかった。したがって、磁気ヘッドの摩耗損傷を
小さくするために金属ケイ化物の混合割合はせいぜい9
0体積%以下とするのが好適である。
性が良好であるのに対し、金属ケイ化物は耐摩耗性が劣
ることがわかった。このため、金属ケイ化物の混合割合
が極めて多い場合にはスライダ自身の摩耗が大きくなる
ことがわかった。したがって、磁気ヘッドの摩耗損傷を
小さくするために金属ケイ化物の混合割合はせいぜい9
0体積%以下とするのが好適である。
以上述べたように、ZrC)zと所定量の金属ケイ化物
の混合焼結体を用いたスライダは、摺動による磁気ディ
スクの記録信号の減衰、及び磁気ヘッドの摩耗に関して
、これらを著しく抑制する特性を有する。
の混合焼結体を用いたスライダは、摺動による磁気ディ
スクの記録信号の減衰、及び磁気ヘッドの摩耗に関して
、これらを著しく抑制する特性を有する。
金属ケイ化物が混合される別の利点は、静電気による塵
埃の付着が低減できることである。すなわち、磁気ヘッ
ド・スライダは極めて小さい空隙により磁気ディスク上
に浮上するため、静電引力による大気中の塵埃のスライ
ダへの付着は、スライダと磁気ディスクとの予期せぬ接
触を引き起し。
埃の付着が低減できることである。すなわち、磁気ヘッ
ド・スライダは極めて小さい空隙により磁気ディスク上
に浮上するため、静電引力による大気中の塵埃のスライ
ダへの付着は、スライダと磁気ディスクとの予期せぬ接
触を引き起し。
これが事故の原因となる場合がある。一方、ZrOxは
電気絶縁体であるのに対し、金属ケイ化物は一般に比抵
抗が10−4〜10″″3Ω国と電気良導体である。
電気絶縁体であるのに対し、金属ケイ化物は一般に比抵
抗が10−4〜10″″3Ω国と電気良導体である。
したがって、金属ケイ化物の混合により、静電気による
塵埃の付着を低減し、スライダと磁気ディスクの予期せ
ぬ接触を抑制する利点がある。
塵埃の付着を低減し、スライダと磁気ディスクの予期せ
ぬ接触を抑制する利点がある。
当該混合焼結体の更に別の利点は、加工精度の向上が図
れることである。すなわち、Zr0z自身はヤング率が
小さいために1機械加工によって磁気へラドスライダの
ごとき高精密部品を作製する上で問題があった。これに
対し金属ケイ化物の中で特にMo5iz 、WSiz
、TaSi2などはZrO2に対しヤング率が1.5〜
2倍と大きいため、これらを混合した焼結体はZrO2
に比ベヤフグ率が大きくなり、加工精度を向上すること
ができるのである。
れることである。すなわち、Zr0z自身はヤング率が
小さいために1機械加工によって磁気へラドスライダの
ごとき高精密部品を作製する上で問題があった。これに
対し金属ケイ化物の中で特にMo5iz 、WSiz
、TaSi2などはZrO2に対しヤング率が1.5〜
2倍と大きいため、これらを混合した焼結体はZrO2
に比ベヤフグ率が大きくなり、加工精度を向上すること
ができるのである。
空孔の少ない混合焼結体を作製するためには、熱間静水
圧加圧焼成又は−軸性加圧焼成(ホットプレス)を行う
のが望ましい。
圧加圧焼成又は−軸性加圧焼成(ホットプレス)を行う
のが望ましい。
今後ますます磁気ヘッドの浮上量が減少してくると、ス
ライダの浮上面は浮力を減少するために幅を狭(しなけ
ればならない。一方、スライダ後部の端面には、薄膜素
子を形成するために、−室以上の浮上面の幅が必要であ
る。このため1例えば、第4図に斜視図で示すごときス
ライダが加工される。符号1は薄膜素子形成面、2は浮
上面である。このスライダの狭い浮上面を高精度に加工
形成するには、スライダ材料に高いヤング率が必要され
る。本発明による金属ケイ化物とZr○2混合焼結体は
、ヤング率が大きいためこのようなスライダの加工形成
が可能であり、更に、耐摩耗性が優れているため、浮上
面を狭くしても摩耗を小さく抑制することができる。
ライダの浮上面は浮力を減少するために幅を狭(しなけ
ればならない。一方、スライダ後部の端面には、薄膜素
子を形成するために、−室以上の浮上面の幅が必要であ
る。このため1例えば、第4図に斜視図で示すごときス
ライダが加工される。符号1は薄膜素子形成面、2は浮
上面である。このスライダの狭い浮上面を高精度に加工
形成するには、スライダ材料に高いヤング率が必要され
る。本発明による金属ケイ化物とZr○2混合焼結体は
、ヤング率が大きいためこのようなスライダの加工形成
が可能であり、更に、耐摩耗性が優れているため、浮上
面を狭くしても摩耗を小さく抑制することができる。
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されない。
本発明はこれら実施例に限定されない。
なお、第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すもので
あって、各々C8S 10.000回後の磁気ディス
クの信号残存比(%、縦軸)及びスライダの摩耗比(縦
軸)と金属ケイ化物の混合比(体積%、横軸)との関係
を示すグラフである。
あって、各々C8S 10.000回後の磁気ディス
クの信号残存比(%、縦軸)及びスライダの摩耗比(縦
軸)と金属ケイ化物の混合比(体積%、横軸)との関係
を示すグラフである。
実施例1
粉粒径が0.1μmの安定化Zr0z粉末(8moQ%
Y2O3の固溶により室温での結晶系が立方晶であるZ
r0z粉末)及び粉粒径が2μmのM o S i z
粉末を用いて、Mo5izがZrO2に対し各々雰、5
,10,20,40,80゜90.100体積%となる
ように秤量し混合した。
Y2O3の固溶により室温での結晶系が立方晶であるZ
r0z粉末)及び粉粒径が2μmのM o S i z
粉末を用いて、Mo5izがZrO2に対し各々雰、5
,10,20,40,80゜90.100体積%となる
ように秤量し混合した。
当該混合粉末は、更に溶媒としてアセトンを加え、Zr
0zfitlボールを用いて50時間ボールミル混合し
た。得られたスラリーは乾燥した後金型成形を施し、ホ
ットプレスで焼成した。ホットプレスは500kgf/
aJの加圧力を加えツツ、1600℃で1時間行った。
0zfitlボールを用いて50時間ボールミル混合し
た。得られたスラリーは乾燥した後金型成形を施し、ホ
ットプレスで焼成した。ホットプレスは500kgf/
aJの加圧力を加えツツ、1600℃で1時間行った。
得られた焼結体はX線回折により構成結晶を調べた。そ
の結果、第1表に示すように、いずれもZr0z及び/
若しくはM o S i 2のみが検出され、他の反応
生成物はほとんど検出されなかった。
の結果、第1表に示すように、いずれもZr0z及び/
若しくはM o S i 2のみが検出され、他の反応
生成物はほとんど検出されなかった。
次に焼結体の表面を研磨し、IIt面に仕上げた。研磨
面を顕微鏡でl!察した結果、第1表に示すように、い
ずれも気孔がほとんど見当らなかった。この研磨面を用
いて、ビッカース硬度計により硬度を測定した。測定条
件は荷重300gfとした。
面を顕微鏡でl!察した結果、第1表に示すように、い
ずれも気孔がほとんど見当らなかった。この研磨面を用
いて、ビッカース硬度計により硬度を測定した。測定条
件は荷重300gfとした。
結果は、第1表に示すように、いずれも1200Hv前
後であった。また、超音波パルス法によりヤング率を測
定した結果、ヤング率はM o S i 2混合量が多
いほど大きかった。また電気抵抗率を測定した結果、M
o S i 2混合量が多くなると著しく低下した。
後であった。また、超音波パルス法によりヤング率を測
定した結果、ヤング率はM o S i 2混合量が多
いほど大きかった。また電気抵抗率を測定した結果、M
o S i 2混合量が多くなると著しく低下した。
第1表に示した焼結体を用いて、実際のスライダを加工
形成した。本発明による焼結体(No2〜7)は加工性
が良好であった。
形成した。本発明による焼結体(No2〜7)は加工性
が良好であった。
作製したスライダと磁気ディスクとの摺動による損傷は
、次のようにして調べた。まず、標準とする別の同タイ
プの磁気ヘッドを用いて、磁気ディスクに一定の信号を
記録した。次にこの磁気ヘッドを取除いた後、作製した
スライダを同じ位置にセットし、磁気ディスクの信号の
記録場所(トラック)′と試験スライダの浮上面(摺動
面)が同じ位置となるようにした。磁気ディスクが停止
状態では、スライダは磁気ディスクと接している。
、次のようにして調べた。まず、標準とする別の同タイ
プの磁気ヘッドを用いて、磁気ディスクに一定の信号を
記録した。次にこの磁気ヘッドを取除いた後、作製した
スライダを同じ位置にセットし、磁気ディスクの信号の
記録場所(トラック)′と試験スライダの浮上面(摺動
面)が同じ位置となるようにした。磁気ディスクが停止
状態では、スライダは磁気ディスクと接している。
次に摺動速度が30m/secとなる回転速度で磁気デ
ィスクを回転させ、スライダが浮上した後、回転を停止
させた。このコンタクト・スタートパストップ(CSS
)を10,000 回繰返し、スライダと磁気ディスク
を反復摺動させた。この後。
ィスクを回転させ、スライダが浮上した後、回転を停止
させた。このコンタクト・スタートパストップ(CSS
)を10,000 回繰返し、スライダと磁気ディスク
を反復摺動させた。この後。
試験スライダを取除いて標準磁気ヘッドを再びセットし
、初めに記録した磁気信号を再生してその出力を測定し
た。摺動による磁気ディスクの記録信号の減衰に関して
は、この再生強度と記録強度の比をとって評価した。一
方、摺動によるスライダの摩耗に関しては、薄膜素子が
形成されるスライダ後端面のC5510,000同径の
摩耗深さを顕微鏡を用いて測定した。測定した摩耗深さ
はALzOa−TiC系焼結体の摩耗深さとの比をとっ
て評価した。
、初めに記録した磁気信号を再生してその出力を測定し
た。摺動による磁気ディスクの記録信号の減衰に関して
は、この再生強度と記録強度の比をとって評価した。一
方、摺動によるスライダの摩耗に関しては、薄膜素子が
形成されるスライダ後端面のC5510,000同径の
摩耗深さを顕微鏡を用いて測定した。測定した摩耗深さ
はALzOa−TiC系焼結体の摩耗深さとの比をとっ
て評価した。
第1図に測定結果を示す。これから、M o S i
zの混合比が5体積%以上で、磁気ディスクの記録信号
の減衰がほとんど発生しないことがわかる。
zの混合比が5体積%以上で、磁気ディスクの記録信号
の減衰がほとんど発生しないことがわかる。
同様の試験において、従来材AflzOa−TiC系焼
結体の信号残存比は42%であった。試験後の磁気ディ
スクを観察した結果、M o S i 2の混合比が零
%では表面が黒く変色しており、5体積%では極くわず
かに黒く変色していた。10体積%以上ではほとんど変
化が見られなかった。一方スライダの摩耗は、M o
S i 2の混合比が90体積%を超えると急激に大き
くなることがわかる。混合比が90体積%以下では、は
とんど従来材AQzos−TiC系焼結体と同程度であ
り良好であった。
結体の信号残存比は42%であった。試験後の磁気ディ
スクを観察した結果、M o S i 2の混合比が零
%では表面が黒く変色しており、5体積%では極くわず
かに黒く変色していた。10体積%以上ではほとんど変
化が見られなかった。一方スライダの摩耗は、M o
S i 2の混合比が90体積%を超えると急激に大き
くなることがわかる。混合比が90体積%以下では、は
とんど従来材AQzos−TiC系焼結体と同程度であ
り良好であった。
以上の本実施例により、Mo5izの混合比が5〜90
体積%で磁気ディスクの記録信号の減衰がなく、かつス
ライダの耐摩耗性が良好となることがわかる。
体積%で磁気ディスクの記録信号の減衰がなく、かつス
ライダの耐摩耗性が良好となることがわかる。
実施例2
実施例1に記載と同様のZr0z粉末と、粉粒径が1μ
mのWSi2粉末を用い、実施例1に記載と同様の方法
で混合焼結体を作製した。
mのWSi2粉末を用い、実施例1に記載と同様の方法
で混合焼結体を作製した。
得られた焼結体は実施例1に記載と同様の方法で構成結
晶、気孔の有無、及びビッカース硬度を調べた。第2表
にその結果を示す。いずれも反応生成物はほとんど検出
されず、また気孔はほとんど見当らず、更に硬度は約1
100〜1200Hvとほぼ一定であった。更に超音波
パルス法によりヤング率を測定した結果、ヤング率はW
Sizの混合量が多いほど大きかった。また電気抵抗率
を測定した結果、比抵抗はWSiz混合量が多くなると
著しく低下した。
晶、気孔の有無、及びビッカース硬度を調べた。第2表
にその結果を示す。いずれも反応生成物はほとんど検出
されず、また気孔はほとんど見当らず、更に硬度は約1
100〜1200Hvとほぼ一定であった。更に超音波
パルス法によりヤング率を測定した結果、ヤング率はW
Sizの混合量が多いほど大きかった。また電気抵抗率
を測定した結果、比抵抗はWSiz混合量が多くなると
著しく低下した。
第2表に示した焼結体を用いて、実際のスライダを加工
形成した0本発明による焼結体(Nα1゜〜15)は加
工性が良好であった。
形成した0本発明による焼結体(Nα1゜〜15)は加
工性が良好であった。
作製したスライダと磁気ディスクとの摺動による損傷は
、実施例1に記載と同様の方法で調べた。
、実施例1に記載と同様の方法で調べた。
第2図に測定結果を示す。これから、WSizの混合比
が5体積%以上で、磁気ディスクの記録信号の減衰がほ
とんど発生しないことがわかる。試験後の磁気ディスク
をIlI!察した結果、WSizの混合比が零%では表
面が黒く変色しており、5体積%では極くわずかに黒く
変色していた。10体積%以上ではほとんど変化が見ら
れなかった。一方、スライダの摩耗はWSizの混合比
が90体積%を超えると急激に大きくなることがわかる
。
が5体積%以上で、磁気ディスクの記録信号の減衰がほ
とんど発生しないことがわかる。試験後の磁気ディスク
をIlI!察した結果、WSizの混合比が零%では表
面が黒く変色しており、5体積%では極くわずかに黒く
変色していた。10体積%以上ではほとんど変化が見ら
れなかった。一方、スライダの摩耗はWSizの混合比
が90体積%を超えると急激に大きくなることがわかる
。
混合比が90体積%以下ではほとんど従来材A QxO
s T i C系焼結体と同程度であり良好であった
。
s T i C系焼結体と同程度であり良好であった
。
以上の本実施例により、wsitの混合比が5〜90体
積%で磁気ディスクの記録信号の減衰がなく、かつスラ
イダの耐摩耗性が良好となることがわかる。
積%で磁気ディスクの記録信号の減衰がなく、かつスラ
イダの耐摩耗性が良好となることがわかる。
実施例3
実施例1に記載と同様のZr○2粉末と、粉粒径が1μ
mのTaSi2粉末を用い、実施例1に記載と同様の方
法で混合焼結体を作製した。
mのTaSi2粉末を用い、実施例1に記載と同様の方
法で混合焼結体を作製した。
得られた焼結体は実施例1に記載と同様の方法で構成結
晶、気孔の有無、及びピンカース硬度を調べた。第3表
にその結果を示す。いずれも反応生成物がほとんど検出
されず、また気孔はほとんど見当らず、更に硬度は約1
200〜1400Hvとほぼ一定であった。更に超音波
パルス法によりヤング率を測定した結果、ヤング率はT
aSi2の混合量が多いほど大きかった。また電気抵抗
率を測定した結果、比抵抗はT a S i 2の混合
量が多くなると著しく低下した。
晶、気孔の有無、及びピンカース硬度を調べた。第3表
にその結果を示す。いずれも反応生成物がほとんど検出
されず、また気孔はほとんど見当らず、更に硬度は約1
200〜1400Hvとほぼ一定であった。更に超音波
パルス法によりヤング率を測定した結果、ヤング率はT
aSi2の混合量が多いほど大きかった。また電気抵抗
率を測定した結果、比抵抗はT a S i 2の混合
量が多くなると著しく低下した。
第3表に示した焼結体を用いて、実際のスライダを加工
形成した。本発明による焼結体(Nα18〜23)は加
工性が良好であった。
形成した。本発明による焼結体(Nα18〜23)は加
工性が良好であった。
作製したスライダと磁気ディスクとの摺動による損傷は
、ディスク周速20 m / sで実施例1に記載と同
様の方法で調べた。第3図に測定結果を示す。これから
、TaSi2の混合比が5体積%以上で、磁気ディスク
の記録信号減衰がほとんど生じないことがわかる。試験
後の磁気ディスクを11した結果、T a S i z
の混合比が零体積%では表面が黒く変色しており、5体
積%では極くわずかに黒く変色していた。10体積%以
上ではほとんど変化が見られなかった。
、ディスク周速20 m / sで実施例1に記載と同
様の方法で調べた。第3図に測定結果を示す。これから
、TaSi2の混合比が5体積%以上で、磁気ディスク
の記録信号減衰がほとんど生じないことがわかる。試験
後の磁気ディスクを11した結果、T a S i z
の混合比が零体積%では表面が黒く変色しており、5体
積%では極くわずかに黒く変色していた。10体積%以
上ではほとんど変化が見られなかった。
一方、スライダの摩耗はT a S i zの混合比が
90体積%を超えると急激に大きくなることがわかる。
90体積%を超えると急激に大きくなることがわかる。
混合比が90体積%以下ではほとんど従来材AQxOs
−TiC系焼結体と同程度であり良好であった。
−TiC系焼結体と同程度であり良好であった。
以上の本実施例により、TaSi2の混合比が10〜9
0体積%で磁気ディスクの記録信号の減衰がなく、かつ
スライダの耐摩耗性が良好となることがわかる。
0体積%で磁気ディスクの記録信号の減衰がなく、かつ
スライダの耐摩耗性が良好となることがわかる。
以上説明したように、本発明によれば、摺動による磁気
ディスクの損傷が小さく、しかも磁気ヘッドの摩耗損傷
が小さい薄膜磁気ヘッド用スライダ材料を得ることがで
きるので、ヘッドの浮上隙間を小さくして記録密度を向
上させ、かつ装置の寿命を長くする効果がある。
ディスクの損傷が小さく、しかも磁気ヘッドの摩耗損傷
が小さい薄膜磁気ヘッド用スライダ材料を得ることがで
きるので、ヘッドの浮上隙間を小さくして記録密度を向
上させ、かつ装置の寿命を長くする効果がある。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すものであって
、各々、C55I0,000回後の磁気ディスクの信号
残存比及びスライダ摩耗比と金属ケイ化物の混合比との
関係を示すグラフ、第4図はスライダの斜視図である。
、各々、C55I0,000回後の磁気ディスクの信号
残存比及びスライダ摩耗比と金属ケイ化物の混合比との
関係を示すグラフ、第4図はスライダの斜視図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ZrO_2と金属ケイ化物との混合焼結体よりなる
ことを特徴とする薄膜磁気ヘッド用スライダ材料。 2、該ZrO_2は、室温での結晶系が立方晶である特
許請求の範囲第1項記載の薄膜磁気ヘッド用スライダ材
料。 3、該ケイ化物を構成する金属が、周期表第IVa、Va
、及びVIa族よりなる群から選択した少なく1種の金属
を含んでいる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の薄
膜磁気ヘッド用スライダ材料。 4、該金属ケイ化物が、MoSi_2、WSi_2、及
びTaSi_2よりなる群から選択した少なくと1種の
金属ケイ物を含んでいる特許請求の範囲第1項〜第3項
のいずれか1項に記載の薄膜磁気ヘッド用スライダ材料
。 5、該金属ケイ化物のZrO_2に対する混合割合が、
体積比5〜90%である特許請求の範囲第1項〜第4項
のいずれか1項に記載の薄膜磁気ヘッド用スライダ材料
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62090758A JPS63257206A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 薄膜磁気ヘツド用スライダ材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62090758A JPS63257206A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 薄膜磁気ヘツド用スライダ材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63257206A true JPS63257206A (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=14007505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62090758A Pending JPS63257206A (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 薄膜磁気ヘツド用スライダ材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63257206A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5061576A (en) * | 1988-12-27 | 1991-10-29 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Thin film magnetic head |
| GB2247455A (en) * | 1990-08-31 | 1992-03-04 | Us Energy | Zirconia-molybdenum disilicide composites |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP62090758A patent/JPS63257206A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5061576A (en) * | 1988-12-27 | 1991-10-29 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Thin film magnetic head |
| GB2247455A (en) * | 1990-08-31 | 1992-03-04 | Us Energy | Zirconia-molybdenum disilicide composites |
| GB2247455B (en) * | 1990-08-31 | 1994-12-21 | Us Energy | Zirconia-molybdenum disilicide composites |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6117283A (en) | Silicon coating on air bearing surface for magnetic thin film heads | |
| JPH0221048B2 (ja) | ||
| JP2977867B2 (ja) | 磁気ヘッドスライダ用材料 | |
| Bhushan | Tribology of magnetic storage systems | |
| GB2054609A (en) | Magnetic recording medium | |
| JP3215000B2 (ja) | 記録再生ヘッドスライダー用非磁性セラミックスおよびその製造方法 | |
| JPH01258219A (ja) | 磁気デイスク | |
| JPH05314451A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS61253629A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| CN1097258C (zh) | 非磁性基底及应用它的磁头 | |
| JPH0280364A (ja) | 混合焼結体及びその用途 | |
| JPH06101115B2 (ja) | ジルコニア製磁気デイスク基板及びその製法 | |
| JP2620332B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH04212714A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH09245331A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS63208208A (ja) | 磁気デイスク用スライダ−材 | |
| Knudsen | Stretched-surface recording disk for use with a flying head | |
| JPS59201218A (ja) | 磁気記録体 | |
| JPS63122108A (ja) | 磁気ヘツドスライダ | |
| JPS6134570Y2 (ja) | ||
| JP3287063B2 (ja) | 浮動型磁気ヘッド用セラミックス材及びそれを用いた浮動型磁気ヘッド | |
| JPH05282640A (ja) | 浮上型磁気ヘッド装置 | |
| JPH0922517A (ja) | 磁気ヘッドスライダー及び磁気ディスク装置 | |
| JPH07118073B2 (ja) | 薄膜磁気ヘッドを搭載した磁気ディスク装置 | |
| JP2002074649A (ja) | 磁気ディスク及び記録再生装置 |