JPS6325896B2 - - Google Patents

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JPS6325896B2
JPS6325896B2 JP56165410A JP16541081A JPS6325896B2 JP S6325896 B2 JPS6325896 B2 JP S6325896B2 JP 56165410 A JP56165410 A JP 56165410A JP 16541081 A JP16541081 A JP 16541081A JP S6325896 B2 JPS6325896 B2 JP S6325896B2
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JP
Japan
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tightening
screw
time
timer
torque
Prior art date
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Application number
JP56165410A
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English (en)
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JPS5866670A (ja
Inventor
Masatomo Adachi
Yoshikazu Hayashi
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Nittoseiko Co Ltd
Original Assignee
Nittoseiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nittoseiko Co Ltd filed Critical Nittoseiko Co Ltd
Priority to JP16541081A priority Critical patent/JPS5866670A/ja
Publication of JPS5866670A publication Critical patent/JPS5866670A/ja
Publication of JPS6325896B2 publication Critical patent/JPS6325896B2/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ドライバービツトの軸トルクが所定
の仮締付トルクに達すると仮締完了信号を発し、
その時点以後本締を行なうようにした自動ねじ締
機に関する。ここに仮締とは、ねじをワークに仮
止めする程度の意味である。そのため、仮締の段
階ではねじがキヤツチヤーから完全に押出されて
いない場合もある。従つて、ねじの締付トルクが
仮締付トルクに達していなくてもねじ頭部がキヤ
ツチヤーに保持されていることによつて仮締付ト
ルクに達したと検出されることがあるし、またね
じがワークに全く締付けられていなくてもねじ頭
部がキヤツチヤーに引掛かることによつて仮締付
トルクに達したと検出されることもある。このよ
うな場合、そのまま本締を行なうと、精度の良い
トルクコントロールが不可能となつたり、またね
じの斜め食い付き、ねじ浮き等の弊害を生じるも
のである。
本発明は、このような弊害を仮締の完了した段
階で未然に排除することのできる新規な一手段を
提供するものであり、その要旨とするところは、
ドライバービツトの軸トルクが所定の仮締付トル
クに達すると仮締完了信号を発し、その時点以後
本締を行なうようにした自動ねじ締機において、
ねじを保持するキヤツチヤーを前記ドライバービ
ツトと別個独立して上昇動させる駆動手段を設
け、該手段を仮締完了信号に基づき仮締完了後本
締開始前に作動させるよう構成したことを要旨と
する。
次に図面に基づき本発明の一実施例を説明す
る。第1図は自動ねじ締機の一例として定置式単
軸型の自動ねじ締機を示し、図中1は支柱、2は
該支柱に取付けられた支持プレートで、上下端の
腕部3,3に棒杆4が上下摺動自在に挿通されて
いる。この棒杆4にはねじ締機本体5を取着する
取着部材6が上下摺動自在に挿通されており、両
者を引張りばね46が連結している。又、この棒
杆4には、止め輪(図示せず)が設けられてお
り、棒杆4の上端と取着部材6とが一定の間隔に
保持されている。さらに、棒杆4にはキヤツチヤ
ー7を支持する支持板8がスライド自在に挿通さ
れ、棒杆下端に螺入されたナツト9によつて受止
められている。前記ねじ締機本体5は回転駆動源
として例えばパルスモータ10とドライバービツ
ト11と回転駆動源10からドライバービツト1
1に回転動力を伝達する伝達軸12とから組立て
られており、伝達軸12にはドライバービツトの
軸トルクを検出するトルクセンサー13が設けら
れている。また、このねじ締機本体5は支持プレ
ート2に設けられた昇降シリンダ14によつて上
下昇降運動可能に構成されている。昇降シリンダ
14の昇降動作は棒杆4を介してキヤツチヤー7
にも伝達されるのでキヤツチヤー7もねじ締機本
体5と共に昇降動作するが、その下降量は棒杆4
の上端と上側の腕部3とによつて規制されてい
る。またキヤツチヤー7は、駆動手段15として
のシリンダのロツド16先端に設けられたナツト
16aに係止されており、駆動手段15の作動に
よつてドライバービツト11とは別個独立に上昇
動が可能である。尚、図示はしないが、ねじ締機
本体5が上昇し、原位置に復帰しているとスイツ
チオンするリミツトスイツチ等の原位置復帰確認
用スイツチが設けられている。
前記パルスモータ10、昇降シリンダ14、駆
動手段15は第2図に示す回路によつて制御さ
れ、自動ねじ締動作を行なうようにしてある。第
2図中、21はねじ締スタート部、22はトルク
センサー13の検出信号を増幅するバツフアアン
プ、23は前記検出信号のゼロ補正、ゲイン補正
をするキヤリブレーシヨン、24は所定の仮締付
トルク値が設定された設定器、25は所定の本締
付トルク値が設定された設定器、26は本締完了
した状態で最低限必要なトルク値に設定された下
限トルク設定器である。これら各設定器24〜2
6は例えば10回転形ポテンシヨメータが用いられ
る。27はトルクセンサー13の検出トルク値と
第1設定器24に設定された仮締付トルク値とを
比較して仮締付完了信号を発する第1比較器、2
8は検出トルク値と第2設定器25に設定された
本締付トルク値とを比較して本締付完了信号を発
する第2比較器、29は検出トルク値と第3設定
器26に設定された下限トルク値とを比較する第
3比較器である。30は締付不良リセツト部、3
1はねじ締機本体の原位置復帰確認用リミツトス
イツチ、32はサイクルタイムオーバリセツト部
である。ここに、サイクルタイムとは、ねじ締が
正常に行なわれた場合に要する1回のねじ締所要
時間をいう。従つて、ねじ締にこのサイクルタイ
ム以上かかればねじ締機に異常があるということ
になる。Ta〜Tiはタイマーで、タイマーTaは前
記サイクルタイムに設定されている。タイマー
Tbはチヤージ完了時間に設定されている。ここ
にチヤージ完了時間とは、パルスモータ10に電
力供給するパワー供給部38に用いられている平
滑コンデンサがねじ締スタート信号によりチヤー
ジ開始されてからチヤージ完了するまでの時間を
いう。このタイマーTbはドライバービツトの回
転駆動源としてパルスモータを用いているために
必要なものであり、他のモータを用いる場合は不
要である。タイマーTcはマシンタイムに設定さ
れている。マシンタイムとは、正常にねじ締が行
なわれた場合に本締完了するまでの時間をいう。
前記サイクルタイムがねじ締機側の正常・異常を
みる目安となる時間であつたのに対し、マシンタ
イムは、ねじが存在しない状態でねじ締動作を行
なつていないかどうか、或いはねじバカになつて
いないかどうかというねじあるいはワーク側の正
常・異常をみる目安となる時間である。タイマー
Tdは仮締完了後のなじみ時間に設定されている。
なじみ時間とは、トルクセンサー13で検出され
た軸トルクのうち、完了時迄に含んでいたワーク
ないしねじの材質や異常等による初期検出誤差
分・伝達効率・ねじに伝達されるまでの伝達遅れ
等を考慮した時間をいう。このなじみ時間はワー
クないしねじの材質等によつて長短調整する必要
があり、その結果なじみ後のねじの締付トルクは
その時検出された軸トルクと等しくなる。
例えば、ワークとしてウレタンゴム等を用いた
場合にあつては、伝達効率が悪く、ねじがワーク
となじむのには時間がかかるのに加えて、完了に
よる回転停止時迄に受けていた材質特に弾性体固
有の特性による影響等によりねじの締付トルクが
徐々に変化して安定になるまで時間がかかる。従
つて、このような場合は、なじみ時間を長くする
必要がある。但し、なじみ時間設定用タイマー
Tdの最小時間は、回転駆動源としてパルスモー
タを用いた場合には、パルスモータの特性上、1
パルス分だけ余分に回転する場合があるので、こ
の1パルス分に相当する時間以上となるように考
慮してある。タイマーTeは、ねじが斜め食いつ
きとかねじ浮き等を起していない正常な場合にお
いて本締開始から完了までに最低限必要な時間に
設定され、タイマーTfは同様な場合において本
締開始から完了までに最大限必要な時間に設定さ
れている。このような設定時間は、多数のねじを
同一条件で締付けて標準の本締時間Ts(平均値)
と、標準偏差σとを求め、このTsとσとから定
めることができる。通常タイマーTeはTs―3σ
に、タイマーTfはTs+3σに設定される。この2
つのタイマーTe,Tfによつて本締開始から完了
までの締付状態の異常が判定される。つまり、本
締時間が異常に短かく、タイマーTeがタイムア
ツプするまでに本締完了した場合には、ねじの斜
め食い付き或いはねじ浮き等を起していると判定
できるし、逆に本締時間が異常に長く、タイマー
Tfがタイムアツプしても本締完了しない場合に
は、ねじの首とび等を起こしていると判定でき
る。タイマーTgは本締完了後のなじみ時間に設
定されている。このなじみ時間は前述した仮締完
了後のなじみ時間と同様な意味をもつ。但し、パ
ルスモータの特性上、本締完了しても1パルス分
余分に回転する場合があるので、前記タイマー
Tgの最小設定時間はこの1パルス分に相当する
時間になるように考慮されている。タイマーTh
は、前記タイマーTgのタイムアツプにて変換開
始するA―D変換器(後述する。)の変換完了信
号で時間計上を始め、タイムアツプは本締完了時
よりも相当遅れる。このタイマーThにより最終
的な締付トルクが下限トルク設定器26の設定ト
ルク値より高いか低いかの判定がなされる。
タイマーTiは、パルスモータ駆動回路への電
力供給が断たれた後、パワー供給部38の平滑コ
ンデンサに蓄積された電荷が放電するのに要する
時間に設定されている。平滑コンデンサに電荷が
蓄積されている限り、パルスモータは励磁状態に
あり停動トルクにて拘束されているから、その状
態でねじ締機本体5が上昇動させると、ねじにト
ルクがかかつた状態でドライバービツトがねじか
ら離れ、ワークの損傷等を生じることがある。従
つて、このタイマーTiを設けることによつてパ
ルスモータの励磁が解かれ、回転軸がフリー状態
になつてから、ねじ締機本体5を上昇させること
ができる。しかし、パルスモータ以外のモータを
使用した場合はこのタイマTiは不要である。
33はサイクルタイムオーバ検出部で、タイマ
ーTaがタイムアツプするとサイクルタイムオー
バの表示と外部へ信号を発する。34はマシンタ
イムオーバ検出部で、タイマーTcがタイムアツ
プするとマシンタイムオーバ信号を発する。35
は本締に要した時間がタイマーTeに設定された
時間とタイマーTfに設定された時間の間にある
かどうかを判定する本締時間判定部、36はタイ
ムーThがタイムアツプしたときの検出トルクが
下限トルク設定器26に設定されたトルク値より
も大きいか小さいかを判定する下限判定部、37
は、前記各判定部35,36及びマシンタイムオ
ーバ検出部34からの信号に基づき締付の良否を
表示する判定表示部である。この表示部37は前
記タイマーTiがタイムアツプしないと表示動作
を行なわない。38はパルスモータ10にパワー
供給するための供給部で、スタート部21が作動
するとパワー供給を開始し、タイマーThがタイ
ムアツプし、又はマシンタイムオーバ検出部34
あるいは本締付時間判定部35が検出信号を発す
るとパワー供給を停止する。39は雑音に強い2
重積分形のA―D変換器で、タイマーTgがタイ
ムアツプしたときの検出トルク値をデイジタル量
に変換して表示駆動部40に入力する。ここで、
検出トルク値をピークホールド回路を介さずにA
―D変換器39に直接入力しているので、パルス
モータの場合、励磁下・供給パルス停止下にある
回転軸は、回転停止状態で、かつ停動トルクにて
拘束されているためであるからである。従つて、
パルスモータ以外のモータの場合は、回転停止す
ると回転軸がフリーな状態となるので、検出トル
ク値を一旦ピークホールド回路でホールドして後
A―D変換器に入力する必要がある。表示駆動部
40は、前記判定表示部37と同じ表示のタイミ
ングとなるよう同期がとられているので、A―D
変換器39から入力されたデイジタル量を判定表
示部37の表示と同一タイミングで出力し、表示
器41にてデイジタル表示する。42は第1比較
器27、第2比較器28の出力やタイマーTb,
Td,Tiの出力等の信号を演算処理する論理回
路、例えばマイクロコンピユーターである。この
論理回路42は、ねじ締スタート部21からの信
号を受けて後、タイマーTbの出力を受けると、
パルスモータ駆動回路45に高速パルス列供給指
令を発してパルスモータ10を回転させるととも
に、昇降シリンダ14の下降指令を発して電磁弁
43を通電して昇降シリンダ14に一定方向から
エアを供給するように構成されている。また、前
記論理回路42は前記第1比較器27からの仮締
付完了信号により高速パルス列停止指令を発して
後、タイマーTdの出力を受けると、パルスモー
タ駆動回路45に低速パルス列の供給指令を発し
て、高速・低速の切換を行うように構成されてい
る。さらに、前記論理回路42はタイマーTcの
出力あるいは前記第1比較器27からの仮締付完
了信号により高速パルス列停止指令をパルスモー
タ駆動回路45に発して後、電磁弁44を通電し
てこれを作動させて前記駆動手段15にエアを一
定方向から供給する一方、ねじ締機本体5の原位
置復帰確認用リミツトスイツチ31の出力信号を
受けて前記電磁弁44を非通電にして前記駆動手
段15へのエア供給方向を逆転させるように構成
されている。しかも、この論理回路42は前記タ
イマーTcの出力あるいはタイマーTiの出力を受
けると、前記電磁弁43を非通電としてエアの供
給方向を逆転させて昇降シリンダ14を復帰させ
るように構成されている。高速パルスとは、パル
スモータ10の自起動周波数以上、低速パルスと
は自起動周波数以下のパルスをいう。高速パルス
が加えられると、パルスモータ10は高速で回転
し、低速パルスが加えられると、低速で回転す
る。このように仮締の段階でパルスモータ10を
高速で回転するようにしたのは、ねじ締時間を短
縮するためであり、本締の段階で低速で回転する
ようにしたのは、高精度なトルクコントロールを
可能とするためである。
次に上記構成による自動ねじ締動作を第3図に
示すフローチヤートに従つて説明する。スタート
部21が作動するとパワー供給部38が動作し、
パルスモータ駆動回路45にパワー供給を開始す
ると同時に、トルク表示器41や判定表示部37
がリセツトされ、またタイマーTa,Tbが時間計
上を開始する。パワー供給部38の平滑コンデン
サがチヤージ完了し、タイマーTbがタイムアツ
プすると、論理回路42から高速パルス列供給指
令がパルスモータ駆動回路45に発せられ、パル
スモータ10が回転してドライバビツト11が高
速で回転する。同時に、論理回路42は昇降シリ
ンダ14の下降指令を発して電磁弁43を通電
し、昇降シリンダ14に一定方向からエアを供給
してそのロツドを下降させるので、ドライバビツ
ト11を保持するねじ締機本体5が下降して仮締
作業を開始する。また、タイマーTcが同時に時
間計上を始め、仮締付異常を検出する。
このタイマーTcが、例えばばキヤツチヤー7
内でねじがねている等の異常があつた場合、仮締
付中にドライバビツト11の軸トルクが仮締付ト
ルク値に達せずにタイマーTcがタイムアツプす
る。そのため、論理回路42がパルスモータ駆動
回路45に高速パルス列停止指令を発してパルス
モータ10を停止させるとともに、電磁弁44を
通電にして駆動手段15に一定方向からエアを供
給し、駆動手段15を作動させ、キヤツチヤー7
をドライバビツト11に対して単独で上昇させ
る。そのため、ドライバビツト11がキヤツチヤ
ー7から突出してキヤツチヤー7内に滞留するね
じが排除される。その後、タイマーTiのタイム
アツプを待つて論理回路12が昇降シリンダ14
の昇降指令を発し、ねじ締機本体5は後記するね
じ締機本体5の原位置復帰動作に従つて原位置に
復帰する。また、これらの動作と並行してタイマ
ーTcのタイムアツプにより、判定表示部37に
締付不良を指示する信号が入り、締付不良が表示
される。但し、前記信号が判定表示部に入力され
ても不良表示はタイマーTiがタイムアツプして
からでないと行なわれない。フローチヤートにお
いて、は締付不良を指示する信号を、は原位
置復帰の開始を、はタイマーTiのタイムアツ
プによる表示指令を示す。
一方、仮締作業に異常がなく、タイマーTcが
タイムアツプするまでにトルクセンサーの検出ト
ルク値が第1設定器24の仮締付トルク値に達
し、第1比較器27から仮締完了信号を発する
と、タイマーTdが時間計上を始めると共に、論
理回路42から高速パルス列の供給が停止され、
同時に駆動手段作動指令が発せられる。パルス列
の供給停止によつてパルスモータ10が回転停止
し、駆動手段作動指令によつて駆動手段15が作
動する。駆動手段15の作動によつてキヤツチヤ
ー7が単独で上昇するので、仮締完了した時点に
おいては仮締されたねじの頭部がキヤツチヤーに
保持されたり、引掛かつたりしていても、キヤツ
チヤー7が上昇した後はその状態が解消され、ト
ルクセンサー13によつて純粋な締付トルクのみ
の検出が行なえるようになる。
仮締完了後ねじがワークになじみ、タイマー
Tdがタイムアツプすると、論理回路42から低
速パルス列の供給パルスが発せられて、パルスモ
ータ10を自起動周波数以下の低速で回転しつつ
本締がなされる。また、本締開始と同時にタイマ
ーTcとTfが時間計上を始める。この場合、ねじ
バカ等の異常を生じて未だ本締が完了していない
のにタイマーTcがタイムアツプすると、論理回
路42から低速パルス列の供給が停止されてパル
スモータ10が回転停止すると共に、上述した仮
締不良の場合と同様、締付不良信号を発し、ま
たねじ締機本体5の原位置復帰動作の開始が行
なわれる。
一方、ねじに異常がなく、トルクセンサー13
の検出トルク値が第2設定器25の本締付トルク
値に達し、第2比較器28から本締完了信号が発
せられる。そしてこの信号に基づき論理回路42
から低速パルス列の供給が停止されて、パルスモ
ータ10が回転停止する。また、同時にタイマー
Tc,Tfがリセツトされ、タイマーTgが時間計上
を始める。この場合、前記本締完了信号が発せら
れた時点が、タイマーTe,Tfがタイムアツプす
る前か後かによつて本締の締付状態の正常・異常
が判別される。本締完了信号が発せられた時点が
タイマーTeがタイムアツプする前であつた場合
及びタイマーTfがタイムアツプした後であつた
場合には、ねじは斜め食い付き、首とび等何等か
の異常を生じているから、上述した仮締不良の場
合と同様に締付不良信号が発せられ、またねじ
締機本体5の原位置復帰動作の開始が行なわれ
る。他方、本締完了信号が発せられた時点が、タ
イマーTeのタイムアツプ後で且つタイマーTfの
タイムアツプ前である場合には、ねじに異常がな
く正常に本締されているから、タイマーTgがタ
イムアツプするのを待つて、A―D変換器39を
作動させ、タイマーTgがタイムアツプした時点
のトルクセンサー13の検出トルク値をデイジタ
ル変換して表示駆動部40に入力する。表示駆動
部40はこの入力信号を一旦保持し判定表示部3
7と同一のタイミングで表示するよう動作する。
前記A―D変換器39が作動し、変換完了出力
を発すると同時にタイマーThが時間計上を始め
る。そして該タイマーThのタイムアツプ信号に
よつて下限判定部36が判定動作を行なう。この
判定動作によつて本締完了後タイマーTg及びTh
の時間及びA―D変換時間後の時点におけるトル
クセンサー13の検出トルク値が設定器26の下
限トルク値より高いか低いかが判別される。この
ように本締完了後相当な時間が経過した後の検出
トルク値を判定対象に選んだのは、これを本締完
了後のなじみ時間の延長と等価と考え、締付合否
判定の最終手段とせんが為である。よつて、この
時間は前記仮締完了及び本締完了後のなじみ時間
と同様な意味をもつとともに、時間を少し長くす
ることで更に応力緩和あるいは締付トルクが大き
くなるあるいは温度が高くなることによつて促進
されるクリープ現象等にて締付トルクが低下する
傾向にあることも含めて考慮されている。検出ト
ルク値が第3設定器26の下限トルク値より低い
場合はトルク不足であるからタイマーTiがタイ
ムアツプするのを待つてその表示指令により判
定表示部37が不良表示を行う。
これに対して検出トルク値が第3設定器26の
下限トルク値よりも高い場合は、タイマーTiが
タイムアツプするのを待つてその表示指令によ
り判定表示部37が締付良の表示を、表示駆動部
40に保持された検出トルク値のデイジタル表示
を表示器41が、夫々行なう。また、下限判定部
36で上記判定が行なわれると最終的にねじ締動
作が終了するので、判定の結果が良であろうと不
良であろうとねじ締機本体5の原位置復帰動作の
開始が行なわれる。
次にねじ締機本体5の原位置復帰動作を第4図
のフローチヤートに基づいて説明する。ねじ締機
本体5の原位置復帰の開始の条件は上述の如
く、タイマーThがタイムアツプしたとき、或い
はタイマーTcがタイムアツプしてマシンタイム
をオーバした時あるいは、本締時間判定部より異
常信号を発した時である。この開始条件により、
パワー供給部38からパルスモータ駆動回路45
へのパワー供給が停止され、同時にタイマーTi
が時間計上を始める。やがてタイマーTiがタイ
ムアツプし、パルスモータ10の回転軸がフリー
状態になると、論理回路42が昇降シリンダ14
の上昇指令を発し、前記電磁弁43を非通電にし
て昇降シリンダ14のエア供給方向を逆転させ、
昇降シリンダ14を復帰させてねじ締機本体5を
上昇復帰させる。ねじ締機本体5の上昇復帰によ
り原位置復帰確認用リミツトスイツチ31が出力
を発すると、前記論理回路42は前記電磁弁44
を非通電として前記駆動手段15へのエア供給方
向を逆転させ、これを復帰させてキヤツチヤー7
を原位置に復帰させ、次回の作業に備える。
また、前記タイマーTiのタイムアツプによつ
て判定表示部37に締付合否判定表示を行うため
の指令が発せられ、この時点で判定表示部37
が前述した締付不良・締付良の表示を行う。同時
に、表示駆動部40に保持された検出トルク値が
表示器41により表示される。この場合、論理回
路42が上昇指令を発してもねじ締機本体5が原
位置復帰せず、そのためタイマーTaがタイムア
ツプすると、サイクルタイムオーバ検出部33が
サイクルタイムオーバ表示を行なう。尚、サイク
ルタイムオーバ表示はねじ締スタート部21が作
動し、ねじ締機本体5が原位置から下降した後い
つの時点でタイマーTaがタイムアツプしても行
なわれる。このサイクルタイムオーバ表示により
ねじ締機側に異常があることがわかり、適切な修
復作業を行なうことができる。
本実施例は、定置式単軸型の自動ねじ締機につ
いて記載されているが、定置式多軸型の自動ねじ
締機についても同様の効果がもたらされる。
本発明に係る自動ねじ締機は、以上説明したよ
うにねじを保持するキヤツチヤーをドライバービ
ツトと別個独立して上昇動させる駆動手段を設
け、該手段を仮締終了信号に基づき仮締終了後本
締開始前に作動させるよう構成したため次の如き
効果がある。即ち、ねじの締付トルクが仮締トル
クに達していないが、ねじ頭部がキヤツチヤーに
保持されていることによつて仮締トルクに達した
と検出されている場合には、前記駆動手段の作動
によるキヤツチヤーの上昇動によつて、ねじ頭部
の保持が解かれ、以後の本締は純粋にねじの締付
トルクを検出しながら行なうことができる。従つ
て、高精度なトルクコントロールが可能である。
また、ねじが全く締付けられていないでねじ頭部
がキヤツチヤーに引掛かることによつて仮締付ト
ルクに達している場合には、駆動手段の作動によ
るキヤツチヤの上昇動によつて引掛かりが解消さ
れ、ねじが排出される。従つて、本締の段階で起
りがちなねじの斜め食い付きやねじ浮き等が未然
に防止されるし、次に新たなねじの締付けを行な
うにあたつても、キヤツチヤー内にねじが2個存
在するといつたことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動ねじ締機
側面図、第2図は該ねじ締機の電気回路図、第3
図イ,ロ,ハは該ねじ締機のねじ締動作を説明す
るフローチヤート、第4図は該ねじ締機の原位置
復帰動作を説明するフローチヤートである。 7……キヤツチヤー、11……ドライバービツ
ト、15……駆動手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータの回転を受けて回転するドライバビツ
    ト11とその移動路上にねじを保持するキヤツチ
    ヤー7とを所定位置まで一体に下降させる昇降シ
    リンダ14を設けるとともに、前記キヤツチヤー
    7をドライバビツト11と別個独立して上昇動さ
    せる駆動手段15を設ける一方、前記ドライバビ
    ツト11の軸トルクを検出するトルクセンサー1
    3を設けるとともに仮締付トルク値と本締付トル
    ク値とをそれぞれ設定する第1設定器24および
    第2設定器25を設け、さらにドライバビツト1
    1の軸トルクと仮締付トルク値および本締付トル
    ク値とを比較する第1比較器27、第2比較器2
    8を設け、前記ドライバビツト11の軸トルクが
    所定の仮締付トルク値に達すると仮締完了信号を
    第1比較器27から発し、その時点以降本締を行
    い、前記軸トルクが所定本締付トルク値に達すれ
    ば本締完了信号を第2比較器28から発してねじ
    締作業を終えるように構成した自動ねじ締機にお
    いて、 第1比較器27の出力を駆動手段15を作動さ
    せる電磁弁44の通電不通電制御を行う回路に接
    続して仮締完了信号によりキヤツチヤー7を単独
    で上昇さる手段を設けたことを特徴とする自動ね
    じ締機。
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