JPS63291415A - 固体電解質タンタルコンデンサ内の誘電体酸化物の安定化を改善する方法 - Google Patents
固体電解質タンタルコンデンサ内の誘電体酸化物の安定化を改善する方法Info
- Publication number
- JPS63291415A JPS63291415A JP63105385A JP10538588A JPS63291415A JP S63291415 A JPS63291415 A JP S63291415A JP 63105385 A JP63105385 A JP 63105385A JP 10538588 A JP10538588 A JP 10538588A JP S63291415 A JPS63291415 A JP S63291415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- capacitor
- anodizing
- oxide
- bias voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G9/00—Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
- H01G9/0029—Processes of manufacture
- H01G9/0032—Processes of manufacture formation of the dielectric layer
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G9/00—Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
- H01G9/15—Solid electrolytic capacitors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、固体タンタルコンデンサの誘電特性を改善す
る方法に関するものであり、更に詳しく述べると、電圧
をかけずに昇温下に貯蔵される密封した固体電解質タン
タルコンデンサの貯蔵寿命を改善する方法に関する。
る方法に関するものであり、更に詳しく述べると、電圧
をかけずに昇温下に貯蔵される密封した固体電解質タン
タルコンデンサの貯蔵寿命を改善する方法に関する。
従来の技術
固体電解質タンタルコンデンサが下記の方法により製造
されることは、先行技術に周く知られているところであ
る。すなわち、焼結された多孔質タンタル体を各種電解
質中で陽極処理して、ペレットの全露出表面上に五酸化
タンタル(誘電体)フィルムを形成する。タンタル体の
孔内域を含む誘電体上に数回、代表的には8乃至10回
、硝酸マンガン(1)溶液を塗布する。各被覆を250
℃乃至400℃範囲の温度で焼成し、硝酸マンガン(I
)を二酸化マンガン(M n O2)の半導性被覆に転
化させる。次に、M n O2の複合被覆を水性懸濁液
からのグラファイト層及び塗料懸濁液からの銀層で被覆
する。この段階のユニットは、幾つかの方法のいずれか
により、代表的には金属缶内に封入することにより、或
いはプラスチック被覆内にカプセル封じすることにより
密封される。
されることは、先行技術に周く知られているところであ
る。すなわち、焼結された多孔質タンタル体を各種電解
質中で陽極処理して、ペレットの全露出表面上に五酸化
タンタル(誘電体)フィルムを形成する。タンタル体の
孔内域を含む誘電体上に数回、代表的には8乃至10回
、硝酸マンガン(1)溶液を塗布する。各被覆を250
℃乃至400℃範囲の温度で焼成し、硝酸マンガン(I
)を二酸化マンガン(M n O2)の半導性被覆に転
化させる。次に、M n O2の複合被覆を水性懸濁液
からのグラファイト層及び塗料懸濁液からの銀層で被覆
する。この段階のユニットは、幾つかの方法のいずれか
により、代表的には金属缶内に封入することにより、或
いはプラスチック被覆内にカプセル封じすることにより
密封される。
密封された固体電解質タンタルコンデンサは、バイアス
電圧をかけずに昇温下に貯蔵した際、誘電劣化をある程
度受けることがある。この劣化は、貯蔵期後に電圧を加
えた際に漏れ電流が高いことで表わされる。この漏れ電
流は、コンデンサを昇温下に維持する時間と共に増える
ことが見出されている。代表例では、貯蔵前の漏れ電流
が0.1マイクロアンペア未満のコンデンサは、125
°Cで数日貯蔵したあとで1乃至10マイクロアンペア
の漏れを示す。この問題は、高い定格電圧たとえば35
V以上のコンデンサに主として関係する。
電圧をかけずに昇温下に貯蔵した際、誘電劣化をある程
度受けることがある。この劣化は、貯蔵期後に電圧を加
えた際に漏れ電流が高いことで表わされる。この漏れ電
流は、コンデンサを昇温下に維持する時間と共に増える
ことが見出されている。代表例では、貯蔵前の漏れ電流
が0.1マイクロアンペア未満のコンデンサは、125
°Cで数日貯蔵したあとで1乃至10マイクロアンペア
の漏れを示す。この問題は、高い定格電圧たとえば35
V以上のコンデンサに主として関係する。
漏れ電流が増えることは、温度の上昇による応力のため
酸化物に欠陥が生じることによると推定される。酸化物
に亀裂が入って僅かな剪断力が発生し、M n O2と
接触する陽極処理されていないタンタルを露出させて、
漏れ電流の高い域をもたらすことが、可能性の一つとし
て考えられる。
酸化物に欠陥が生じることによると推定される。酸化物
に亀裂が入って僅かな剪断力が発生し、M n O2と
接触する陽極処理されていないタンタルを露出させて、
漏れ電流の高い域をもたらすことが、可能性の一つとし
て考えられる。
誘電体酸化物にこの劣化が起る可能性があるとはいって
も、昇温下貯蔵時の安定性を劇的に改善するような熱的
方法及び電気化学的方法により、酸化物を処理すること
は可能である。スミス(Smyth)、シャーン(Sh
irn)及びトリップ(Tril)I))は、J、 E
lectrochem、 Soc、、第110巻、第1
264頁。
も、昇温下貯蔵時の安定性を劇的に改善するような熱的
方法及び電気化学的方法により、酸化物を処理すること
は可能である。スミス(Smyth)、シャーン(Sh
irn)及びトリップ(Tril)I))は、J、 E
lectrochem、 Soc、、第110巻、第1
264頁。
1963年に、陽極処理したタンタルを200℃を越え
る高温に露出すると、酸素が酸化物から隣りのタンタル
に移動して誘電体酸化物フィルムが変性され、それによ
って酸化物内に空所ができ、伝導度の増大した酸化物に
なると述べている。固体電解質タンタルコンデンサの製
造時には、二酸化マンガン固体電解質を熱的に形成する
ため、タンタル/Ta205措造は200℃を越える温
度に繰返し露出される。
る高温に露出すると、酸素が酸化物から隣りのタンタル
に移動して誘電体酸化物フィルムが変性され、それによ
って酸化物内に空所ができ、伝導度の増大した酸化物に
なると述べている。固体電解質タンタルコンデンサの製
造時には、二酸化マンガン固体電解質を熱的に形成する
ため、タンタル/Ta205措造は200℃を越える温
度に繰返し露出される。
この酸化物への劣化は、(1)製造プロセスで使用する
熱分解温度の上昇と共に及び(2)陽極処理電解質内の
リン酸塩とグリコールの濃度の増大と共に増加する。コ
ンデンサへの究極的効果として経験的に知られているこ
とは、温度1周波数及びバイアス電圧に対してキャパシ
タンスの感じ易さが増大することである。
熱分解温度の上昇と共に及び(2)陽極処理電解質内の
リン酸塩とグリコールの濃度の増大と共に増加する。コ
ンデンサへの究極的効果として経験的に知られているこ
とは、温度1周波数及びバイアス電圧に対してキャパシ
タンスの感じ易さが増大することである。
これらの諸問題を克服するため先行技術で使用された方
法として、コンデンサのA、C,パラメータで対処する
方法が英国特許第1,082.390号(1967年9
月6日公告)と米国特許第3.653.119号(19
72年4月4日発行)に示されている。
法として、コンデンサのA、C,パラメータで対処する
方法が英国特許第1,082.390号(1967年9
月6日公告)と米国特許第3.653.119号(19
72年4月4日発行)に示されている。
コンデンサ製造時における誘電体酸化物の熱劣化が、昇
温下貯蔵時のり、C,漏れ電流の不安定性の原因となり
得ることも観察されている。
温下貯蔵時のり、C,漏れ電流の不安定性の原因となり
得ることも観察されている。
固体タンタルコンデンサの製造方法として広く受は入れ
られている方法は、リン酸塩、通常はリン酸からのもの
、エチレングリコール及び水から構成される電解質内で
陽極処理すること、すなわち酸化物を成長させることに
係る。
られている方法は、リン酸塩、通常はリン酸からのもの
、エチレングリコール及び水から構成される電解質内で
陽極処理すること、すなわち酸化物を成長させることに
係る。
更に250℃を越える温度で硝酸マンガン(I)を熱分
解して、固体電解質を沈積させる。
解して、固体電解質を沈積させる。
電解質と熱分解時昇温の組合せが酸化物フィルムを劣化
させ、その結果昇温下棚試験時に不安定な漏れ電流をも
たらすのである。
させ、その結果昇温下棚試験時に不安定な漏れ電流をも
たらすのである。
発明が解決しようとする問題点
本発明の一特徴は、昇温下で損傷を受けないような誘電
体酸化物すなわち、棚試験で損傷されない酸化物を提供
することである。
体酸化物すなわち、棚試験で損傷されない酸化物を提供
することである。
本発明の別の特徴は、ゼロバイアス電圧及び昇温棚試験
での漏れ電流が、試験時間を長くしても最小であるか或
いは増大しないように、酸化物誘電体を安定にする方法
を提供することである。
での漏れ電流が、試験時間を長くしても最小であるか或
いは増大しないように、酸化物誘電体を安定にする方法
を提供することである。
問題点を解決するための手段
本発明の方法は、コンデンサのA、C,パラメータを改
善するため、これまで個々に若しくは交互に使用されて
きた二つの確立されている先行技術酸化物処理方法を使
用するものである。
善するため、これまで個々に若しくは交互に使用されて
きた二つの確立されている先行技術酸化物処理方法を使
用するものである。
画処理法とも、Ta/Ta205系のA、 C,特性
(D、F、、温度1周波数及びバイアス電圧に関するキ
ャパシタンスの安定性)を改善する方法として開示され
ているが、この方法を適当な電解質と組み合せると、D
、C,iれ電流問題を解決できることは認識されていな
かった。
(D、F、、温度1周波数及びバイアス電圧に関するキ
ャパシタンスの安定性)を改善する方法として開示され
ているが、この方法を適当な電解質と組み合せると、D
、C,iれ電流問題を解決できることは認識されていな
かった。
最初の酸化物処理は、本発明では陽極処理工程で使用さ
れる。誘電体酸化物の成長に係るこのプロセス工程では
、一定電圧をかけて、ペレットをその大きさに応じて1
乃至5時間その電圧下に保持する。最初の処理を導入す
るのは、この保持期である。この保持期間中、幾つかの
時点で電圧印加を中断し、5乃至15分間にわたりこの
ペレットを450℃乃至575℃範囲の昇温に露出させ
る。
れる。誘電体酸化物の成長に係るこのプロセス工程では
、一定電圧をかけて、ペレットをその大きさに応じて1
乃至5時間その電圧下に保持する。最初の処理を導入す
るのは、この保持期である。この保持期間中、幾つかの
時点で電圧印加を中断し、5乃至15分間にわたりこの
ペレットを450℃乃至575℃範囲の昇温に露出させ
る。
450℃未満の温度では目にみえる改善はなされず、5
75℃を越える温度に露出すると、ペレットの燃焼損失
のおそれがある。一群のペレットを確実に所望温度にし
て、かつまた、十分な酸素をタンタル内に確実に拡散さ
せるには、最低5分の時間が必要である。しかしながら
、15分を越えたところで利点が追加されることはない
。この露出後、ペレットを陽極処理浴に戻し、電圧をか
けて所要酸化物が全て形成されるまで保持するのである
。
75℃を越える温度に露出すると、ペレットの燃焼損失
のおそれがある。一群のペレットを確実に所望温度にし
て、かつまた、十分な酸素をタンタル内に確実に拡散さ
せるには、最低5分の時間が必要である。しかしながら
、15分を越えたところで利点が追加されることはない
。この露出後、ペレットを陽極処理浴に戻し、電圧をか
けて所要酸化物が全て形成されるまで保持するのである
。
第二の酸化物処理は、M n O2の沈積完了後かつま
た従来の再陽極処理のあと導入される。その3は あと、バイアス電圧下3乃至15分にわたり刺℃乃至3
75℃範囲の温度にペレットを加熱する。
た従来の再陽極処理のあと導入される。その3は あと、バイアス電圧下3乃至15分にわたり刺℃乃至3
75℃範囲の温度にペレットを加熱する。
800℃未満の温度では改善はほとんど無く、385℃
より高い温度だと、この高温における酸化物からの酸素
の移動が置換速度より大となって有害になることがある
。3分より短い時間では、所望の効果を達成するには不
適当であり、15分を越しても更なる改善が得られるこ
とはない。この処理は、陽極としてタンタルを用い、誘
電体を横切る電圧を元の陽極処理電圧の15パーセント
までにするのに十分なバイアス電圧をかけて実施される
。15%を越える電圧は酸化物に過大な応力を与え、コ
ンデンサの短絡をもたらす。
より高い温度だと、この高温における酸化物からの酸素
の移動が置換速度より大となって有害になることがある
。3分より短い時間では、所望の効果を達成するには不
適当であり、15分を越しても更なる改善が得られるこ
とはない。この処理は、陽極としてタンタルを用い、誘
電体を横切る電圧を元の陽極処理電圧の15パーセント
までにするのに十分なバイアス電圧をかけて実施される
。15%を越える電圧は酸化物に過大な応力を与え、コ
ンデンサの短絡をもたらす。
以上の組合せは漏れの安定性をある程度改善するが、こ
の熱処理法を正しい陽極処理電解質と組み合せると更に
安定性が向上し、漏れ電流が減少する場合すら多いこと
が知見された。
の熱処理法を正しい陽極処理電解質と組み合せると更に
安定性が向上し、漏れ電流が減少する場合すら多いこと
が知見された。
この問題は、高い定格電圧のコンデンサすなわち定格電
圧35V以上のコンデンサに主として起るので、当該技
術分野で使用される代表的陽極処理電解質は、リン酸、
エチレングリコール及び水の溶液からなる。陽極処理電
圧の要求が増すにつれ、リン酸とエチレングリコールの
濃度が増えるのが普通である。例えば、140v〜16
0vの電圧範囲での陽極処理(35vコンデンサ)は、
リン酸0.03%、エチレングリコール15%及び水か
らなる溶液中で行なわれるが、200V域内での陽極処
理では、H3PO40,03%、エチレングリコール3
0%及び水の溶液が使用され、250V陽極処理範囲で
はH3P040.05%、エチレングリコール50%及
び水の溶液が使用されるであろう。この一連の電解質は
、高電圧誘電体の成長に望ましい範囲である1200乃
至1800オーム・cmの範囲内に比抵抗を維持するよ
う配合される。リン酸濃度は主にこの比抵抗を達成する
よう変更される。グリコールの変更は、ペレット内部で
の電解質濃度効果が粘度差により減少するので、高電圧
での酸化物品質に重要である。
圧35V以上のコンデンサに主として起るので、当該技
術分野で使用される代表的陽極処理電解質は、リン酸、
エチレングリコール及び水の溶液からなる。陽極処理電
圧の要求が増すにつれ、リン酸とエチレングリコールの
濃度が増えるのが普通である。例えば、140v〜16
0vの電圧範囲での陽極処理(35vコンデンサ)は、
リン酸0.03%、エチレングリコール15%及び水か
らなる溶液中で行なわれるが、200V域内での陽極処
理では、H3PO40,03%、エチレングリコール3
0%及び水の溶液が使用され、250V陽極処理範囲で
はH3P040.05%、エチレングリコール50%及
び水の溶液が使用されるであろう。この一連の電解質は
、高電圧誘電体の成長に望ましい範囲である1200乃
至1800オーム・cmの範囲内に比抵抗を維持するよ
う配合される。リン酸濃度は主にこの比抵抗を達成する
よう変更される。グリコールの変更は、ペレット内部で
の電解質濃度効果が粘度差により減少するので、高電圧
での酸化物品質に重要である。
H3P04−グリコールが高濃度であるほど陽極処理電
解質高めることができるが、HPO4−グリコールの濃
度が高いほど、酸化タンタルフィルムをM n O2沈
積時の高い熱分解温度に露出した際に、望ましくない変
化を受は易いものにする。
解質高めることができるが、HPO4−グリコールの濃
度が高いほど、酸化タンタルフィルムをM n O2沈
積時の高い熱分解温度に露出した際に、望ましくない変
化を受は易いものにする。
その結果得られる酸化物は、周波数、バイアス電圧及び
温度に対して感じ易くなり、誘電正接(dissipa
tion factor)が所望値よりも高いコンデン
サを与える。
温度に対して感じ易くなり、誘電正接(dissipa
tion factor)が所望値よりも高いコンデン
サを与える。
前記の感じ易さの結果、これまでは可能ならば低い濃度
の溶液を使用するのが常であった。
の溶液を使用するのが常であった。
本発明は、これまでのコンデンサ技術分野の知識とは反
対に、漏れ電流の安定性を最大にするため、二つの酸化
物処理法を高濃度のH3PO4−エチレングリコールと
組み合せる必要があると認識したのである。この二つの
酸化物処理は、棚試験の漏れ電流を安定にするだけでな
く、高濃度電解質を用いた際に普通出合うような諸問題
をも克服するのである。
対に、漏れ電流の安定性を最大にするため、二つの酸化
物処理法を高濃度のH3PO4−エチレングリコールと
組み合せる必要があると認識したのである。この二つの
酸化物処理は、棚試験の漏れ電流を安定にするだけでな
く、高濃度電解質を用いた際に普通出合うような諸問題
をも克服するのである。
前記の方法による漏れ電流の安定性は、中間−フォーメ
ーションアニール(formation anneal
)に用いた温度に応じた電解質濃度を変えること及びバ
イアス電圧下で最終的な熱処理を行なうことにより改善
することができる。
ーションアニール(formation anneal
)に用いた温度に応じた電解質濃度を変えること及びバ
イアス電圧下で最終的な熱処理を行なうことにより改善
することができる。
以下の実施例は、本発明の三部分組合せから期待される
諸改善に、これらの変量がどのような効果を及ぼすかに
つき説明する。
諸改善に、これらの変量がどのような効果を及ぼすかに
つき説明する。
実施例 ■
表に記載した2種の電解質濃度を用いて、多孔質タンク
ルペレットを陽極処理した。フォーメーションアニール
と最終熱処理の組合せを変えて、可能な組合せを全てつ
くした。処理完了後、コンデンサをゼロバイアス電圧1
25℃の棚試験に575時間にわたり付した。棚試験前
後の漏れ電流を、各組合せに対し表記する。これらのユ
ニットは、165 Vで陽極処理され、定格電圧35V
D Cであった。
ルペレットを陽極処理した。フォーメーションアニール
と最終熱処理の組合せを変えて、可能な組合せを全てつ
くした。処理完了後、コンデンサをゼロバイアス電圧1
25℃の棚試験に575時間にわたり付した。棚試験前
後の漏れ電流を、各組合せに対し表記する。これらのユ
ニットは、165 Vで陽極処理され、定格電圧35V
D Cであった。
上記データは、達成可能な漏れ安定性改善度の変化に対
する影響を説明するものである。高濃度の電解質を用い
た際に得られる結果が重要であり、漏れ電流の低下が認
められた。本発明に開示の三プロセス工程は、最適結果
を得るため全て必要なことも明らかである。
する影響を説明するものである。高濃度の電解質を用い
た際に得られる結果が重要であり、漏れ電流の低下が認
められた。本発明に開示の三プロセス工程は、最適結果
を得るため全て必要なことも明らかである。
実施例 ■
多孔質タンタルペレットを0.05%H3PO4−50
%グリコール電解質中で270vの電圧まで陽極処理し
た。この処理により定格電圧50VDCのコンデンサが
得られた。中間−フォーメーションアニール工程を第2
表のように変えた。コンデンサの調製完了後、そのパー
ツに通常の125℃棚試験を施した。結果を第2表に示
す。
%グリコール電解質中で270vの電圧まで陽極処理し
た。この処理により定格電圧50VDCのコンデンサが
得られた。中間−フォーメーションアニール工程を第2
表のように変えた。コンデンサの調製完了後、そのパー
ツに通常の125℃棚試験を施した。結果を第2表に示
す。
第 2 表
アニールせず 無し 0.053 30400°C
有り 0.019 2.8450°C有り
0.72 1.4500℃ 有り 0
.10 0.10550℃ 有り 0
.06g 0.039この際にも、この組合せの劇
的な効果が示されている。中間−フォーメーションアニ
ールの温度が上昇するにつれて、漏れ電流の安定性は向
上する。
有り 0.019 2.8450°C有り
0.72 1.4500℃ 有り 0
.10 0.10550℃ 有り 0
.06g 0.039この際にも、この組合せの劇
的な効果が示されている。中間−フォーメーションアニ
ールの温度が上昇するにつれて、漏れ電流の安定性は向
上する。
実施例 ■
多孔質の焼結タンクルペレットを0.05%H3PO4
−50%グリコール電解質中で160Vの電圧まで陽極
処理した。アニール工程を実施するため電圧印加を中断
した時点を記録した。全ての場合、アニール温度550
℃、1o分間の条件を使用した。最終の酸化物処理工程
も、全ユニットに適用した。表中、第−欄には、アニー
ルのため中断する前の電圧下での時間及びアニール後の
時間を記載する。
−50%グリコール電解質中で160Vの電圧まで陽極
処理した。アニール工程を実施するため電圧印加を中断
した時点を記録した。全ての場合、アニール温度550
℃、1o分間の条件を使用した。最終の酸化物処理工程
も、全ユニットに適用した。表中、第−欄には、アニー
ルのため中断する前の電圧下での時間及びアニール後の
時間を記載する。
経時処理工程を含む諸工程の完了後、コンデンサを12
5℃棚試験に322時間配した。結果を第3表に示す。
5℃棚試験に322時間配した。結果を第3表に示す。
アニールせず 0.073 101時間−
アニール−3時間 0.075 0.0431時間−ア
ニール−2時間 0.0B7 0.0493時間−アニ
ール−1時間 0.10 0.0674時間−アニー
ル−1時間 0.18 0.11表から、陽極処理時
のアニール工程位置は、はとんど或いは全く重要でない
ことが明らかである。
アニール−3時間 0.075 0.0431時間−ア
ニール−2時間 0.0B7 0.0493時間−アニ
ール−1時間 0.10 0.0674時間−アニー
ル−1時間 0.18 0.11表から、陽極処理時
のアニール工程位置は、はとんど或いは全く重要でない
ことが明らかである。
本発明の三プロセス工程に推奨される条件は以下のとお
りである。
りである。
アニール:
温度=450℃乃至575℃で、550℃が好ましい。
時間=5分乃至15分で、10分が好ましい。
電解質ニ
ゲリコール濃度、30%乃至60%
H3PO4濃度、 0.03%乃至0.075%酸化物
処理: 本工程を全MnO3被覆及び再陽極処理のあとで実施す
る。
処理: 本工程を全MnO3被覆及び再陽極処理のあとで実施す
る。
温度=325℃乃至375℃
電圧:もとの陽極処理電圧の3%乃至15%時間:3分
乃至・30分 (ほか3名)
乃至・30分 (ほか3名)
Claims (4)
- (1)固体電解質タンタルコンデンサ内の誘電体酸化物
の安定性を改善する方法であって、前記の方法が、 0.03%を越えるリン酸、30%乃至60%のエチレ
ングリコール及び水を含む電解質中、150V以上の電
圧でタンタルペレットを陽極処理すること;前記の陽極
処理を中断し、かつ、前記の方法における他のいかなる
工程での温度よりも高い温度で、バイアス電圧をかけず
に前記ペレットを加熱すること; 前記電解質中で前記の陽極処理を完了させること; 前記ペレット内の半導体前駆体を熱分解すること;及び 前記タンタルペレットを陽極とし、前記の陽極処理で用
いたものよりも低いバイアス電圧下で前記ペレットを加
熱すること; からなることを特徴とする方法。 - (2)前記のリン酸濃度が0.05%±0.01%であ
る、請求項1記載の方法。 - (3)前記のバイアス電圧をかけない加熱を、450℃
乃至575℃で5分乃至15分にわたり行なう、請求項
1記載の方法。 - (4)前記のバイアス電圧下での加熱条件が325℃乃
至375℃、3分乃至20分であり、かつ、前記のバイ
アス電圧が前記の陽極処理における電圧の3%乃至15
%である、請求項1記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/042,765 US4781802A (en) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | Solid tantalum capacitor process |
| US42765 | 1987-04-27 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63291415A true JPS63291415A (ja) | 1988-11-29 |
Family
ID=21923633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63105385A Pending JPS63291415A (ja) | 1987-04-27 | 1988-04-27 | 固体電解質タンタルコンデンサ内の誘電体酸化物の安定化を改善する方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4781802A (ja) |
| JP (1) | JPS63291415A (ja) |
| CA (1) | CA1275712C (ja) |
| FR (1) | FR2614465A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IL99216A (en) * | 1991-08-18 | 1995-12-31 | Yahalom Joseph | Protective coating for metal parts to be used at high temperatures |
| US5893731A (en) * | 1997-05-23 | 1999-04-13 | Industrial Technology Research Institute | Method for fabricating low cost integrated resistor capacitor combinations |
| AU5585799A (en) * | 1998-08-28 | 2000-03-21 | Kemet Electronics Corporation | Phosphate anodizing electrolyte and its use to prepare capacitors valve metal anodes produced from very fine metal powders |
| US6183618B1 (en) | 1999-02-02 | 2001-02-06 | Kemet Electronics Corporation | Process for treating impregnated electrolytic capacitor anodes |
| US6235181B1 (en) | 1999-03-10 | 2001-05-22 | Kemet Electronics Corporation | Method of operating process for anodizing valve metals |
| US6261434B1 (en) * | 1999-10-19 | 2001-07-17 | Kemet Electronics Corporation | Differential anodization process for electrolytic capacitor anode bodies |
| US6480371B1 (en) | 2000-02-01 | 2002-11-12 | Kemet Electronics Corporation | Alkanolamine-phosphoric acid anodizing electrolyte |
| US6436268B1 (en) * | 2000-08-02 | 2002-08-20 | Kemet Electronics Corporation | Non-aqueous electrolytes for anodizing |
| US6267861B1 (en) | 2000-10-02 | 2001-07-31 | Kemet Electronics Corporation | Method of anodizing valve metals |
| US20070221507A1 (en) * | 2006-02-23 | 2007-09-27 | Greatbatch Ltd. | Anodizing Electrolytes Using A Dual Acid System For High Voltage Electrolytic Capacitor Anodes |
| US7609072B2 (en) * | 2007-04-05 | 2009-10-27 | General Electric Company | Processing tantalum capacitors on assembled PWAs to yield low failure rate |
| US7837743B2 (en) * | 2007-09-24 | 2010-11-23 | Medtronic, Inc. | Tantalum anodes for high voltage capacitors employed by implantable medical devices and fabrication thereof |
| US10199175B2 (en) * | 2015-04-08 | 2019-02-05 | Kemet Electronics Corporation | Method of producing solid electrolytic capacitor and capacitor made thereby |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL6414065A (ja) * | 1963-12-20 | 1965-06-21 | ||
| US3653119A (en) * | 1967-12-28 | 1972-04-04 | Sprague Electric Co | Method of producing electrical capacitors |
| GB1388044A (en) * | 1971-03-11 | 1975-03-19 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Method of manufacturing solid electrolytic capacitors and solid electrolytic capacitors |
| US4052273A (en) * | 1974-06-10 | 1977-10-04 | Corning Glass Works | Method of anodizing porous tantalum |
| US4450049A (en) * | 1981-03-19 | 1984-05-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of forming tantalum capacitor anodes and making the capacitors |
-
1987
- 1987-04-27 US US07/042,765 patent/US4781802A/en not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-03-28 CA CA000562723A patent/CA1275712C/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-26 FR FR8805519A patent/FR2614465A1/fr not_active Withdrawn
- 1988-04-27 JP JP63105385A patent/JPS63291415A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA1275712C (en) | 1990-10-30 |
| FR2614465A1 (fr) | 1988-10-28 |
| US4781802A (en) | 1988-11-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6231993B1 (en) | Anodized tantalum pellet for an electrolytic capacitor | |
| US4781802A (en) | Solid tantalum capacitor process | |
| US3943041A (en) | Method of producing tantalum capacitors | |
| JP2005294403A (ja) | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 | |
| JP2000348984A (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
| JP2000073198A (ja) | バルブ金属を陽極処理するための方法及び電解質 | |
| JPS60157214A (ja) | 電解コンデンサ−用アルミニウム箔の電気化学的陽極酸化方法 | |
| US3653119A (en) | Method of producing electrical capacitors | |
| CN1280853C (zh) | 固体电解电容器的制造方法 | |
| JP4454526B2 (ja) | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 | |
| JPH09246111A (ja) | アルミ電解コンデンサ用電極箔の化成方法 | |
| JPH02276215A (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法 | |
| JPH02267915A (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法 | |
| US3335073A (en) | Method of making anodized tantalum foil | |
| US3553087A (en) | Method of manufacturing solid electrolytic capacitors | |
| JP2847001B2 (ja) | 固体電解コンデンサの製法 | |
| CN115863059B (zh) | 一种固态铝电解电容器用低压化成箔的制备方法 | |
| JPS629206B2 (ja) | ||
| JP2617734B2 (ja) | 固体電解コンデンサの製造方法 | |
| JPS58154221A (ja) | ニオブ電解コンデンサの製造方法 | |
| JPH10112423A (ja) | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の化成方法 | |
| JP2007234836A (ja) | 固体電解コンデンサ及び固体電解コンデンサの製造方法 | |
| JPH04196305A (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
| JPH05335186A (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
| JPH07272985A (ja) | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法 |