JPS6335446B2 - - Google Patents
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- JPS6335446B2 JPS6335446B2 JP8115979A JP8115979A JPS6335446B2 JP S6335446 B2 JPS6335446 B2 JP S6335446B2 JP 8115979 A JP8115979 A JP 8115979A JP 8115979 A JP8115979 A JP 8115979A JP S6335446 B2 JPS6335446 B2 JP S6335446B2
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- solenoid
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Description
本発明は変速装置としてパワーシフト変速装置
等、油圧制御式のものを備え、且つ電気回路によ
つて、この変速装置の油流を制御する構成とした
操作性と安全性に優れた新規な走行型農業機械を
提案したものである。以下本発明をコンバインに
おける実施例を示す図面に基いて詳述する。 第1図は本発明に係るコンバインの外観図であ
つて、DSは運転席、CCはその前方の操作コラム
を示している。エンジンEGの駆動力は図示しな
い主クラツチを経てパワーシフト変速装置PS(第
4図参照)を経、更には図示しないサイドクラツ
チを経てクローラCRに伝えられ機体の走行を行
うようにしている。 第2図は前記操作コラムCC等に配設されたス
イツチング操作部の斜視図であつて、押ボタン式
のスイツチF3,F2,F1,N及びRからな
り、機体前方側から後方側にかけてこの順に配設
されている。これら5個のスイツチは一点選択式
に構成されており、いずれか1つのスイツチが択
一的に閉路するようになつている。そして機体を
前進3速、2速、1速若しくは後進で進行させ、
又は停止させるように変速装置PSを切換操作す
る場合にスイツチF3,F2,F1若しくはR、
又はNが押圧操作される。そして緊急時に操作さ
れる可能性の高い停止制御用のスイツチNは他の
スイツチF3,F2,F1,Rよりも高く突出さ
せている。これによりスイツチNの操作が行い易
く、また誤操作も回避され、緊急に走行を停止さ
せる際の安全性が高まるが、同様の目的で第3図
に示すようにスイツチF3,F2,F1とスイツ
チNとの間を離隔し、またスイツチNとスイツチ
Rとの間を離隔させる構成としてもよい。 第4図は変速装置PSを制御する油圧回路を示
している。図においてVa及びVbは夫々5ポート
3位置切換型及び4ポート3位置切換型の電磁方
向制御弁(以下電磁弁という)、PMはポンプ、
RLはリリーフバルブ、CL1,CL2,CL3,
CLRは変速装置PS内の油圧式多板クラツチを介
している。 而してこれらによつて構成された油圧回路は、
第1の電磁弁Vaの一方のソレノイドS1が励磁
された場合にはポンプPMからの圧油が電磁弁
VaからクラツチCL1に、また他方のソレノイド
S2が励磁された場合には圧油が電磁弁Vaから
クラツチCL2に供給されるようになつており、
上記ソレノイドS1,S2が消磁されており、第
2の電磁弁Vbの一方のソレノイドS3が励磁さ
れた場合にはポンプPMからの圧油がまず電磁弁
Vaを通過し、次いでこの電磁弁Vbを通してクラ
ツチCL3に、また他方のソレノイドSRが励磁さ
れた場合にはポンプPMからの圧油がまず電磁弁
Vaを通過し、次いでこの電磁弁Vbを通してクラ
ツチCLRに供給されるように、電磁弁Vaを上流
側、すなわち圧油源たるポンプPM側に、また電
磁弁Vbを下流側、すなわち負荷たる変速装置PS
側に位置せしめて構成している。 斯かる油圧回路の構成に注目すると、圧油によ
り作動されるクラツチは4個設けられているのに
対し、電磁弁を2個として使用電磁弁の節減が図
られている。そして電磁弁Vbはこれ一つで変速
装置を前進状態又は後進状態に選択的になすべく
油流供給路を切換えることとしているので極めて
経済的である。そして変速装置を前進(又は後
進)状態から後進(又は前進)状態に切換える際
には後述するように電気回路上、いずれのソレノ
イドも励磁しない中立状態を経由する工夫をして
あるが、油圧回路上もクラツチCLR(又はCL3)
からクラツチCL3(又はCLR)への切換が行わ
れる際には図示の如く両クラツチへ圧油を供給し
得ない中立位置を通過させることとして急激な変
速が行われないようにしてある。そして本発明機
では前進の変速段のみの切換を行う第1の電磁弁
Vaを、後進への切換をも行う第2の電磁弁Vbよ
りも圧油源側に設けて、第1の電磁弁Vaを通過
した圧油を第2の電磁弁側へ送油すべくなしてあ
るので、第1の電磁弁Vaによる油流制御が優先
され、従つてこれら電磁弁Va,Vbのソレノイド
への通電制御のための電気回路の動作不良等によ
つて電磁弁が誤動作することがあつても突然に機
体が後進する可能性が極めもて低く安全である。 次に前記スイツチング操作部によつて操作され
前記ソレノイドS1,S2,S3,SRへの通電
を制御する電気回路を第5図に基いて説明する。
各スイツチF3,F2,F1,N,Rの一端はバ
ツテリ電源Vccに連なり他端は夫々に後述する回
路に連なつている。 まずスイツチRはオンデイレイ回路NDRを介
してソレノイドSRのオン・オフを制御するスイ
ツチング回路SWRに連なる一方、直接にオフデ
イレイ回路FDRに連なり、その出力はR−Sフ
リツプフロツプFFR1の一入力端及び該フリツ
プフロツプFFR1の出力を一つの入力とする3
入力のNANDゲートGTR1の他の一つの入力
端、並びにR−SフリツプフロツプFFR23の
一入力端及び該フリツプフロツプFFR23の出
力を一つの入力端とする3入力のNANDゲート
GTR23の他の一つの入力端に入力されるよう
にしている。 次にスイツチNはオフデイレイ回路FDN及び
2個のインバータを経てR−Sフリツプフロツプ
FFN2の一方の入力端及び該フリツプフロツプ
FFN2の出力を一つの入力とする3入力の
NANDゲートGTN2の他の一つの入力端、並び
にR−SフリツプフロツプFFN3の一方の入力
端及び該フリツプフロツプFFN3の出力を一つ
の入力とする3入力のNANDゲートGTN3の他
の一つの入力端に連なつている。スイツチF1は
オンデイレイ回路NDF1を介してソレノイドS
1のオン・オフを制御するスイツチング回路
SWFN1に連なる一方、直接にオフデイレイ回
路FDF1に連なり、その出力端は前記フリツプ
フロツプFFR1及びNANDゲートGTR1夫々の
残りの入力端に接続されると共に、R−Sフリツ
プフロツプFF13の一方の入力端及びその出力
を一つの入力とする3入力のNANDゲートGT1
3の他の一つの入力端に接続されている。スイツ
チF2はオンデイレイ回路NDF2を介してソレ
ノイドS2のオン・オフを制御するスイツチング
回路SWF2に連なる一方、直接にオフデイレイ
回路FDF2に連なりその出力端は前記フリツプ
フロツプFFN2,FFR23及びNANDゲート
GTN2,GTR23の残りの入力端に連なり、更
に2入力のNANDゲートGT2の一方の入力端に
連なつている。 スイツチF3はオンデイレイ回路NDF3を介
してソレノイドS3のオン・オフを制御するスイ
ツチング回路SWF3に連なる一方、直接オフデ
イレイ回路FDF3に連なり、その出力はフリツ
プフロツプFFR23及びNANDゲートGTR23
の前記残りの入力端にオフデイレイ回路FDF2
同様に連なり、また前記フリツプフロツプFFN
3及びNANDゲートGTN3の残りの入力端に連
なり、更に2入力のNANDゲートGT3の一方の
入力端に連なつている。 次にNANDゲートGTR1の出力はタイマトリ
ガ用回路TT1を経てモノステーブルモードとし
たタイマー用IC(555型)T1の入力となり、こ
のIC T1の出力はマグネツトリレMR1の励磁
コイルMR1Cの通電を制御するスイツチング回
路に入力されている。このマグネツトリレMR1
の常開接点MR1aはスイツチング回路SWF1
の入力端とアース間に介在させてある(なおマグ
ネツトリレMR1そのものは図示せず、その励磁
コイルMR1c及び接点MR1aのみを図示して
いる。以下同じ)。 NANDゲートGT13の出力はタイマトリガ用
回路TT2を経てモノステーブルモードとしたタ
イマー用IC T2の入力となり、このIC T2の
出力はマグネツトリレMR2の励磁コイルMR2
Cの通電を制御するスイツチング回路に入力され
る一方、3個のインバータ及びオンデイレイ回路
NDXを介してタイマー用IC T3のタイマトリ
ガ用回路TT3に入力されている。マグネツトリ
レMR2の常開接点MR2a1はスイツチング回
路SWF3の入力端とアース間に介在させている。 NANDゲートGTR23の出力はNANDゲー
トGT2,GT3の他方の入力端に入力され、
夫々タイマトリガ用回路TT4,TT5を経てタ
イマー用IC T4,T5に入力され、該IC T4,
T5の出力は夫々マグネツトリレMR3,MR4
の励磁コイルMR3C,MR4C夫々の通電を制
御する各スイツチング回路に入力されるようにし
てある。マグネツトリレMR3及びMR4夫々の
常開接点MR3a及びMR4a1はスイツチング
回路SWF2及びSWF3夫々の入力端とアースと
の間に介在させてある。 NANDゲートGTN3の出力はタイマトリガ用
回路TT6を径てタイマー用IC T6の入力とな
り、このIC T6の出力はマグネツトリレMR5
の励磁コイルMR5Cの通電を制御するスイツチ
ング回路に入力されている。このマグネツトリレ
MR5の常開接点MR5a1はスイツチング回路
SWF3の入力端とボデイアース間に介在させて
ある。 而してNANDゲートGTN2,GTR23,
GTN3の出力はまた夫々にダイオードを介して
一括され、タイマトリガ用回路TT7を経てタイ
マー用IC T7の入力となつており、該IC T7
の出力はオンデイレイ回路NDT7を経てタイマ
トリガ用回路TT3前段のインバータの入力とな
ると共に、マグネツトリレMR6の励磁コイル
MR6Cの通電を制御するスイツチング回路に入
力されるようになつている。このマグネツトリレ
MR6Cの常開接点MR6aはスイツチング回路
SWF1の入力端と電源電圧Vccとの間に介在さ
せている。 タイマトリガ用回路TT3の出力ははインバー
タ並びにマグネツトリレMR2,MR4,MR5
夫々の今一つの常開接点MR2a2,MR4a
2,MR5a2を介してタイマー用IC T3に入
力され、該IC T3の出力はマグネツトリレMR
7の励磁コイルMR7Cの通電を制御するスイツ
チング回路に入力されている。このマグネツトリ
レMR7の常開接点MR7aはスイツチング回路
SWF2の入力端と電源電圧Vccとの間に介在さ
せている。 更にNANDゲートGTN2の出力はタイマトリ
ガ用回路TT8を経てタイマー用IC T8の入力
となつており、該IC T8の出力はマグネツトリ
レMR8の励磁コイルMR8Cの通電の入断を制
御するスイツチング回路の入力となつており、こ
のマグネツトリレMR8の常開接点MR8aはス
イツチング回路SWF2の入力端とアースとの間
に介在させてある。 なお前述したタイマー用IC T2〜T8はいず
れもT1同様モノステーブルモードとした555型
のものである。 さて本発明に係る走行型農業機械は上述の如き
構成によりスイツチング操作部の操作によつて与
えられた変速指令が現状変速段からの段階的シフ
トによつて遂行される。 すなわち前記電気回路は基本的には次の如き動
作をする。まず、スイツチF1を押込んで投入す
るとオンデイレイ回路NDF1の急発進防止の働
きにより投入操作より稍々遅れてスイツチング回
路SWF1がオンし、これによりソレノイドS1
が通電される。同様にスイツチF2,F3,Rを
投入した場合にも投入操作により稍々遅れて夫々
ソレノイドS2,S3,SRが通電される。これ
らソレノイドS1,S2,S3又はSRへの通電
により多板クラツチCL1,CL2,CL3又は
CLRに圧油が供給され機体は前進1速、2速、
3速又は後進の状態に変速されて走行することに
なる。 次に現状変速段と変速指令との組合せのいくつ
かの例について本発明機の動作について説明す
る。 (1) R→N(スイツチRが押されて現状変速段が
後進位置にあり、この状態でスイツチNが投入
された場合。以下同様に表記する。) スイツチNオンでスイツチRオフ。従つて直
ちにSRがオフされ全多板クラツチがオフの中
立状態となり、走行は停止する。 (2) R→F1 RがオンになつているときにはMR1Cが
励磁されている。F1オンでRがオフされ、
これによりソレノイドSRはオフするが
FDR、T1の存在によりMR1Cはそのまま
暫くオン状態を持続する。このためMR1a
がオン状態を続けるのでこの間ソレノイドS
1はオフのままであり、変速段は一時的に中
立となる。 T1の出力のレベルが落ちるとMR1Cがオ
フされ、MR1aがオフされる。これにより
NDF1出力が“H”レベルになつていたと
きには直ちに、またその後“H”レベルにな
るときはNDF1出力が“H”レベルになる
時に、ソレノイドS1がオンし、変速段は前
進1速となる。 要するにこの場合は後進→中立→前進1速と
変化する。 (3) R→F3 F3オンでRオフ。従つてソレノイドSR
オフとなり、電磁弁Vbが図示の中立位置と
なつてクラツチCLRへの圧油供給が断たれ
る一方、T5が動作してMR4Cをオンし、
MR4a1,MR4a2をオンする。これに
よりソレノイドS3への通電は暫く行われな
い。これにより変速段は一時的に中立にな
る。 F3オンによりT7が駆動され、その後段
のNDT7の遅延時間だけ遅れてMR6Cが
オンする。これによりMR6aがオンし、ソ
レノイドS1が励磁され変速段は前進1速に
なる。なお中立持続時間はNDT7の時定数
で定まる。 T7出力が“L”レベルに落ちるとMR6
aがオフし、ソレノイドS1が消磁される。
すなわち前進1速の持続時間はT7の回路定
数によつて定まる。さてこのときMR4Cオ
ンによりMR4a2がオンしており、T7の
出力が“L”レベルおちると、T3が起動さ
れ、MR7Cをオンする。これによりMR7
aがオンし、ソレノイドS2が励磁され、変
速段は前進2速になる。そしてT3の限時よ
り若干早くT5が“L”レベルにおちるよう
に定めており、次にはMR4Cがオフ、従つ
てMR4a1,MR4a2がオフし、これに
よりMR7aがオフしてソレノイドS2は消
磁されると同時に既に“H”レベルにある
NDF3の出力がSWF3に伝えられソレノイ
ドS3が励磁され、クラツチCL3へ圧油が
供給されて変速段は前進3速になる。 要するにこの場合は後進→中立→前進1速→
前進2速→前進3速と変化する。 (4) N→F2 F2オンでNオフ。T8が起動されその時
定数で定まる間MR8Cがオンされ、MR8
aオンとなる。従つてF2オンの後暫くはソ
レノイドS2は励磁されない。一方、GTN
2の出力によりT7も起動されNDT7で定
まる時間だけ遅れて(すなわちこの間中立を
持続し、)その後MR6Cをオンする。これ
によりMR6aオンとなりソレノイドS1が
励磁され、変速段は前進1速となる。 T7の出力が“L”レベルにおちるとMR
6Cはオフする一方、略々同時的にMR8C
がオフしてMR8aがオフするのでソレノイ
ドS2が励磁され変速段は前進2速となる。 要するにこの場合は中立→前進1速→前進2
速と変化する。 (5) F1→F3 F3オンでF1オフ。T2が起動し、MR
2Cがオンとなり、MR2a1がオンし、ソ
レノイドS3の励磁は暫く行われない。一方
MR2a2もオンするのでMR7Cがオン
し、MR7aがオンする。これによりソレノ
イドS2の励磁が行われ、変速段は前進2速
となる。 その後T2の限時によりMR7Cがオフさ
れることによりMR7aがオフしてソレノイ
ドS2の励磁を終える一方、MR2a1もオ
フし、これによりSWF3がオンしてソレノ
イドS3が励磁され変速段は前進3速にな
る。 要するにこの場合は前進1速→2速→3速と
変化する。 (6) F3→R RオンでF3オフ。従つてソレノイドS3
がオフとなり、電磁弁Vbが図示の中立位置
となつてクラツチCL3への圧油供給が断た
れる。RとSWRとの間にはNDRを介在させ
てあるが、このNDRの介在のためにRオン
の後NDRの回路定数で定まる時間の間ソレ
ノイドSRへの通電は行われず変速段は一旦
中立位置になる。 NDRの回路定数で定まる時間が経過する
とSWRがオンし、ソレノイドSRが励磁さ
れ、クラツチCLRへの圧油供給が行われ変
速段は後進となる。 以上の如き動作をする本発明機は次のような効
果を奏する。即ち本発明機においては電気回路の
働きによつて変速操作を極めて容易に行い得るの
であるが、この電気回路の動作不良により危険な
事態を生ずる可能性なしとしない。 一般に農業機械は圃場内作業時、又は路上走行
時のいずれにおいてもその殆どが前進走行を行
い、後進走行することは稀である。そして当然に
運転者は前方を注視しているから、前記動作不良
により機体が突然に後退するようなことがある
と、機体後側にいる人に危険が及ぶことは勿論、
運転者も転落する虞がある。 然るところ本願発明においては第1の電磁弁
Vaを第2の電磁弁Vbよりも油圧源側としたので
機体が前進走行中又は停止中に後退する可能性は
著しく低い。これを実施例について説明すると以
下のとおりである。第1表は励磁されたソレノイ
ドと機体の前、後進、停止の別を表にして示した
ものである。
等、油圧制御式のものを備え、且つ電気回路によ
つて、この変速装置の油流を制御する構成とした
操作性と安全性に優れた新規な走行型農業機械を
提案したものである。以下本発明をコンバインに
おける実施例を示す図面に基いて詳述する。 第1図は本発明に係るコンバインの外観図であ
つて、DSは運転席、CCはその前方の操作コラム
を示している。エンジンEGの駆動力は図示しな
い主クラツチを経てパワーシフト変速装置PS(第
4図参照)を経、更には図示しないサイドクラツ
チを経てクローラCRに伝えられ機体の走行を行
うようにしている。 第2図は前記操作コラムCC等に配設されたス
イツチング操作部の斜視図であつて、押ボタン式
のスイツチF3,F2,F1,N及びRからな
り、機体前方側から後方側にかけてこの順に配設
されている。これら5個のスイツチは一点選択式
に構成されており、いずれか1つのスイツチが択
一的に閉路するようになつている。そして機体を
前進3速、2速、1速若しくは後進で進行させ、
又は停止させるように変速装置PSを切換操作す
る場合にスイツチF3,F2,F1若しくはR、
又はNが押圧操作される。そして緊急時に操作さ
れる可能性の高い停止制御用のスイツチNは他の
スイツチF3,F2,F1,Rよりも高く突出さ
せている。これによりスイツチNの操作が行い易
く、また誤操作も回避され、緊急に走行を停止さ
せる際の安全性が高まるが、同様の目的で第3図
に示すようにスイツチF3,F2,F1とスイツ
チNとの間を離隔し、またスイツチNとスイツチ
Rとの間を離隔させる構成としてもよい。 第4図は変速装置PSを制御する油圧回路を示
している。図においてVa及びVbは夫々5ポート
3位置切換型及び4ポート3位置切換型の電磁方
向制御弁(以下電磁弁という)、PMはポンプ、
RLはリリーフバルブ、CL1,CL2,CL3,
CLRは変速装置PS内の油圧式多板クラツチを介
している。 而してこれらによつて構成された油圧回路は、
第1の電磁弁Vaの一方のソレノイドS1が励磁
された場合にはポンプPMからの圧油が電磁弁
VaからクラツチCL1に、また他方のソレノイド
S2が励磁された場合には圧油が電磁弁Vaから
クラツチCL2に供給されるようになつており、
上記ソレノイドS1,S2が消磁されており、第
2の電磁弁Vbの一方のソレノイドS3が励磁さ
れた場合にはポンプPMからの圧油がまず電磁弁
Vaを通過し、次いでこの電磁弁Vbを通してクラ
ツチCL3に、また他方のソレノイドSRが励磁さ
れた場合にはポンプPMからの圧油がまず電磁弁
Vaを通過し、次いでこの電磁弁Vbを通してクラ
ツチCLRに供給されるように、電磁弁Vaを上流
側、すなわち圧油源たるポンプPM側に、また電
磁弁Vbを下流側、すなわち負荷たる変速装置PS
側に位置せしめて構成している。 斯かる油圧回路の構成に注目すると、圧油によ
り作動されるクラツチは4個設けられているのに
対し、電磁弁を2個として使用電磁弁の節減が図
られている。そして電磁弁Vbはこれ一つで変速
装置を前進状態又は後進状態に選択的になすべく
油流供給路を切換えることとしているので極めて
経済的である。そして変速装置を前進(又は後
進)状態から後進(又は前進)状態に切換える際
には後述するように電気回路上、いずれのソレノ
イドも励磁しない中立状態を経由する工夫をして
あるが、油圧回路上もクラツチCLR(又はCL3)
からクラツチCL3(又はCLR)への切換が行わ
れる際には図示の如く両クラツチへ圧油を供給し
得ない中立位置を通過させることとして急激な変
速が行われないようにしてある。そして本発明機
では前進の変速段のみの切換を行う第1の電磁弁
Vaを、後進への切換をも行う第2の電磁弁Vbよ
りも圧油源側に設けて、第1の電磁弁Vaを通過
した圧油を第2の電磁弁側へ送油すべくなしてあ
るので、第1の電磁弁Vaによる油流制御が優先
され、従つてこれら電磁弁Va,Vbのソレノイド
への通電制御のための電気回路の動作不良等によ
つて電磁弁が誤動作することがあつても突然に機
体が後進する可能性が極めもて低く安全である。 次に前記スイツチング操作部によつて操作され
前記ソレノイドS1,S2,S3,SRへの通電
を制御する電気回路を第5図に基いて説明する。
各スイツチF3,F2,F1,N,Rの一端はバ
ツテリ電源Vccに連なり他端は夫々に後述する回
路に連なつている。 まずスイツチRはオンデイレイ回路NDRを介
してソレノイドSRのオン・オフを制御するスイ
ツチング回路SWRに連なる一方、直接にオフデ
イレイ回路FDRに連なり、その出力はR−Sフ
リツプフロツプFFR1の一入力端及び該フリツ
プフロツプFFR1の出力を一つの入力とする3
入力のNANDゲートGTR1の他の一つの入力
端、並びにR−SフリツプフロツプFFR23の
一入力端及び該フリツプフロツプFFR23の出
力を一つの入力端とする3入力のNANDゲート
GTR23の他の一つの入力端に入力されるよう
にしている。 次にスイツチNはオフデイレイ回路FDN及び
2個のインバータを経てR−Sフリツプフロツプ
FFN2の一方の入力端及び該フリツプフロツプ
FFN2の出力を一つの入力とする3入力の
NANDゲートGTN2の他の一つの入力端、並び
にR−SフリツプフロツプFFN3の一方の入力
端及び該フリツプフロツプFFN3の出力を一つ
の入力とする3入力のNANDゲートGTN3の他
の一つの入力端に連なつている。スイツチF1は
オンデイレイ回路NDF1を介してソレノイドS
1のオン・オフを制御するスイツチング回路
SWFN1に連なる一方、直接にオフデイレイ回
路FDF1に連なり、その出力端は前記フリツプ
フロツプFFR1及びNANDゲートGTR1夫々の
残りの入力端に接続されると共に、R−Sフリツ
プフロツプFF13の一方の入力端及びその出力
を一つの入力とする3入力のNANDゲートGT1
3の他の一つの入力端に接続されている。スイツ
チF2はオンデイレイ回路NDF2を介してソレ
ノイドS2のオン・オフを制御するスイツチング
回路SWF2に連なる一方、直接にオフデイレイ
回路FDF2に連なりその出力端は前記フリツプ
フロツプFFN2,FFR23及びNANDゲート
GTN2,GTR23の残りの入力端に連なり、更
に2入力のNANDゲートGT2の一方の入力端に
連なつている。 スイツチF3はオンデイレイ回路NDF3を介
してソレノイドS3のオン・オフを制御するスイ
ツチング回路SWF3に連なる一方、直接オフデ
イレイ回路FDF3に連なり、その出力はフリツ
プフロツプFFR23及びNANDゲートGTR23
の前記残りの入力端にオフデイレイ回路FDF2
同様に連なり、また前記フリツプフロツプFFN
3及びNANDゲートGTN3の残りの入力端に連
なり、更に2入力のNANDゲートGT3の一方の
入力端に連なつている。 次にNANDゲートGTR1の出力はタイマトリ
ガ用回路TT1を経てモノステーブルモードとし
たタイマー用IC(555型)T1の入力となり、こ
のIC T1の出力はマグネツトリレMR1の励磁
コイルMR1Cの通電を制御するスイツチング回
路に入力されている。このマグネツトリレMR1
の常開接点MR1aはスイツチング回路SWF1
の入力端とアース間に介在させてある(なおマグ
ネツトリレMR1そのものは図示せず、その励磁
コイルMR1c及び接点MR1aのみを図示して
いる。以下同じ)。 NANDゲートGT13の出力はタイマトリガ用
回路TT2を経てモノステーブルモードとしたタ
イマー用IC T2の入力となり、このIC T2の
出力はマグネツトリレMR2の励磁コイルMR2
Cの通電を制御するスイツチング回路に入力され
る一方、3個のインバータ及びオンデイレイ回路
NDXを介してタイマー用IC T3のタイマトリ
ガ用回路TT3に入力されている。マグネツトリ
レMR2の常開接点MR2a1はスイツチング回
路SWF3の入力端とアース間に介在させている。 NANDゲートGTR23の出力はNANDゲー
トGT2,GT3の他方の入力端に入力され、
夫々タイマトリガ用回路TT4,TT5を経てタ
イマー用IC T4,T5に入力され、該IC T4,
T5の出力は夫々マグネツトリレMR3,MR4
の励磁コイルMR3C,MR4C夫々の通電を制
御する各スイツチング回路に入力されるようにし
てある。マグネツトリレMR3及びMR4夫々の
常開接点MR3a及びMR4a1はスイツチング
回路SWF2及びSWF3夫々の入力端とアースと
の間に介在させてある。 NANDゲートGTN3の出力はタイマトリガ用
回路TT6を径てタイマー用IC T6の入力とな
り、このIC T6の出力はマグネツトリレMR5
の励磁コイルMR5Cの通電を制御するスイツチ
ング回路に入力されている。このマグネツトリレ
MR5の常開接点MR5a1はスイツチング回路
SWF3の入力端とボデイアース間に介在させて
ある。 而してNANDゲートGTN2,GTR23,
GTN3の出力はまた夫々にダイオードを介して
一括され、タイマトリガ用回路TT7を経てタイ
マー用IC T7の入力となつており、該IC T7
の出力はオンデイレイ回路NDT7を経てタイマ
トリガ用回路TT3前段のインバータの入力とな
ると共に、マグネツトリレMR6の励磁コイル
MR6Cの通電を制御するスイツチング回路に入
力されるようになつている。このマグネツトリレ
MR6Cの常開接点MR6aはスイツチング回路
SWF1の入力端と電源電圧Vccとの間に介在さ
せている。 タイマトリガ用回路TT3の出力ははインバー
タ並びにマグネツトリレMR2,MR4,MR5
夫々の今一つの常開接点MR2a2,MR4a
2,MR5a2を介してタイマー用IC T3に入
力され、該IC T3の出力はマグネツトリレMR
7の励磁コイルMR7Cの通電を制御するスイツ
チング回路に入力されている。このマグネツトリ
レMR7の常開接点MR7aはスイツチング回路
SWF2の入力端と電源電圧Vccとの間に介在さ
せている。 更にNANDゲートGTN2の出力はタイマトリ
ガ用回路TT8を経てタイマー用IC T8の入力
となつており、該IC T8の出力はマグネツトリ
レMR8の励磁コイルMR8Cの通電の入断を制
御するスイツチング回路の入力となつており、こ
のマグネツトリレMR8の常開接点MR8aはス
イツチング回路SWF2の入力端とアースとの間
に介在させてある。 なお前述したタイマー用IC T2〜T8はいず
れもT1同様モノステーブルモードとした555型
のものである。 さて本発明に係る走行型農業機械は上述の如き
構成によりスイツチング操作部の操作によつて与
えられた変速指令が現状変速段からの段階的シフ
トによつて遂行される。 すなわち前記電気回路は基本的には次の如き動
作をする。まず、スイツチF1を押込んで投入す
るとオンデイレイ回路NDF1の急発進防止の働
きにより投入操作より稍々遅れてスイツチング回
路SWF1がオンし、これによりソレノイドS1
が通電される。同様にスイツチF2,F3,Rを
投入した場合にも投入操作により稍々遅れて夫々
ソレノイドS2,S3,SRが通電される。これ
らソレノイドS1,S2,S3又はSRへの通電
により多板クラツチCL1,CL2,CL3又は
CLRに圧油が供給され機体は前進1速、2速、
3速又は後進の状態に変速されて走行することに
なる。 次に現状変速段と変速指令との組合せのいくつ
かの例について本発明機の動作について説明す
る。 (1) R→N(スイツチRが押されて現状変速段が
後進位置にあり、この状態でスイツチNが投入
された場合。以下同様に表記する。) スイツチNオンでスイツチRオフ。従つて直
ちにSRがオフされ全多板クラツチがオフの中
立状態となり、走行は停止する。 (2) R→F1 RがオンになつているときにはMR1Cが
励磁されている。F1オンでRがオフされ、
これによりソレノイドSRはオフするが
FDR、T1の存在によりMR1Cはそのまま
暫くオン状態を持続する。このためMR1a
がオン状態を続けるのでこの間ソレノイドS
1はオフのままであり、変速段は一時的に中
立となる。 T1の出力のレベルが落ちるとMR1Cがオ
フされ、MR1aがオフされる。これにより
NDF1出力が“H”レベルになつていたと
きには直ちに、またその後“H”レベルにな
るときはNDF1出力が“H”レベルになる
時に、ソレノイドS1がオンし、変速段は前
進1速となる。 要するにこの場合は後進→中立→前進1速と
変化する。 (3) R→F3 F3オンでRオフ。従つてソレノイドSR
オフとなり、電磁弁Vbが図示の中立位置と
なつてクラツチCLRへの圧油供給が断たれ
る一方、T5が動作してMR4Cをオンし、
MR4a1,MR4a2をオンする。これに
よりソレノイドS3への通電は暫く行われな
い。これにより変速段は一時的に中立にな
る。 F3オンによりT7が駆動され、その後段
のNDT7の遅延時間だけ遅れてMR6Cが
オンする。これによりMR6aがオンし、ソ
レノイドS1が励磁され変速段は前進1速に
なる。なお中立持続時間はNDT7の時定数
で定まる。 T7出力が“L”レベルに落ちるとMR6
aがオフし、ソレノイドS1が消磁される。
すなわち前進1速の持続時間はT7の回路定
数によつて定まる。さてこのときMR4Cオ
ンによりMR4a2がオンしており、T7の
出力が“L”レベルおちると、T3が起動さ
れ、MR7Cをオンする。これによりMR7
aがオンし、ソレノイドS2が励磁され、変
速段は前進2速になる。そしてT3の限時よ
り若干早くT5が“L”レベルにおちるよう
に定めており、次にはMR4Cがオフ、従つ
てMR4a1,MR4a2がオフし、これに
よりMR7aがオフしてソレノイドS2は消
磁されると同時に既に“H”レベルにある
NDF3の出力がSWF3に伝えられソレノイ
ドS3が励磁され、クラツチCL3へ圧油が
供給されて変速段は前進3速になる。 要するにこの場合は後進→中立→前進1速→
前進2速→前進3速と変化する。 (4) N→F2 F2オンでNオフ。T8が起動されその時
定数で定まる間MR8Cがオンされ、MR8
aオンとなる。従つてF2オンの後暫くはソ
レノイドS2は励磁されない。一方、GTN
2の出力によりT7も起動されNDT7で定
まる時間だけ遅れて(すなわちこの間中立を
持続し、)その後MR6Cをオンする。これ
によりMR6aオンとなりソレノイドS1が
励磁され、変速段は前進1速となる。 T7の出力が“L”レベルにおちるとMR
6Cはオフする一方、略々同時的にMR8C
がオフしてMR8aがオフするのでソレノイ
ドS2が励磁され変速段は前進2速となる。 要するにこの場合は中立→前進1速→前進2
速と変化する。 (5) F1→F3 F3オンでF1オフ。T2が起動し、MR
2Cがオンとなり、MR2a1がオンし、ソ
レノイドS3の励磁は暫く行われない。一方
MR2a2もオンするのでMR7Cがオン
し、MR7aがオンする。これによりソレノ
イドS2の励磁が行われ、変速段は前進2速
となる。 その後T2の限時によりMR7Cがオフさ
れることによりMR7aがオフしてソレノイ
ドS2の励磁を終える一方、MR2a1もオ
フし、これによりSWF3がオンしてソレノ
イドS3が励磁され変速段は前進3速にな
る。 要するにこの場合は前進1速→2速→3速と
変化する。 (6) F3→R RオンでF3オフ。従つてソレノイドS3
がオフとなり、電磁弁Vbが図示の中立位置
となつてクラツチCL3への圧油供給が断た
れる。RとSWRとの間にはNDRを介在させ
てあるが、このNDRの介在のためにRオン
の後NDRの回路定数で定まる時間の間ソレ
ノイドSRへの通電は行われず変速段は一旦
中立位置になる。 NDRの回路定数で定まる時間が経過する
とSWRがオンし、ソレノイドSRが励磁さ
れ、クラツチCLRへの圧油供給が行われ変
速段は後進となる。 以上の如き動作をする本発明機は次のような効
果を奏する。即ち本発明機においては電気回路の
働きによつて変速操作を極めて容易に行い得るの
であるが、この電気回路の動作不良により危険な
事態を生ずる可能性なしとしない。 一般に農業機械は圃場内作業時、又は路上走行
時のいずれにおいてもその殆どが前進走行を行
い、後進走行することは稀である。そして当然に
運転者は前方を注視しているから、前記動作不良
により機体が突然に後退するようなことがある
と、機体後側にいる人に危険が及ぶことは勿論、
運転者も転落する虞がある。 然るところ本願発明においては第1の電磁弁
Vaを第2の電磁弁Vbよりも油圧源側としたので
機体が前進走行中又は停止中に後退する可能性は
著しく低い。これを実施例について説明すると以
下のとおりである。第1表は励磁されたソレノイ
ドと機体の前、後進、停止の別を表にして示した
ものである。
【表】
つまり、前進又は停止している8つの状態から
ソレノイドS1,S2が消磁され、ソレノイド
SRが励磁されて機体が後進する確率は1/8であ
る。 いま仮に圧油源側に前、後進を切換える電磁弁
が存し、負荷側に前進の変速段を切換える電磁弁
が存したものとして第1表と同様の表を作成する
と第2表のようになる。なお第2表では理解を容
易にするために圧油源側の電磁弁のソレノイドを
SR,S3、負荷側の電磁弁のソレノイドをS1,
S2として表した。
ソレノイドS1,S2が消磁され、ソレノイド
SRが励磁されて機体が後進する確率は1/8であ
る。 いま仮に圧油源側に前、後進を切換える電磁弁
が存し、負荷側に前進の変速段を切換える電磁弁
が存したものとして第1表と同様の表を作成する
と第2表のようになる。なお第2表では理解を容
易にするために圧油源側の電磁弁のソレノイドを
SR,S3、負荷側の電磁弁のソレノイドをS1,
S2として表した。
【表】
つまり前進又は停止している6つの状態(この
状態の数の多寡は比較には無関係)から機体が後
進する確率は3/8である。 このように第1の電磁方向制御弁が前進2段の
切換、第2の電磁方向制御弁が前進1段と後進と
の切換である場合においては機体が突然に後退す
るという危険性は第1、第2の弁を圧油源側と変
速装置側とで逆にする場合の1/3になるのである。 第3表は別の見方で同様のことを説明するため
の表である。4つのソレノイドの励磁、消磁の組
合わせは第3表のように16とおり存在する。これ
らの組合わせによつて得られる変速段を本願発明
による場合と、前述の如く後進切換用の弁が圧油
源側に配された場合とについて示した。1、2、
3は夫々前進1、2、3速を、Rは後進段を、N
は中立段を示している。また〇を付して示したも
のは電気回路が正しく作動している場合に得られ
る変速段を示している。
状態の数の多寡は比較には無関係)から機体が後
進する確率は3/8である。 このように第1の電磁方向制御弁が前進2段の
切換、第2の電磁方向制御弁が前進1段と後進と
の切換である場合においては機体が突然に後退す
るという危険性は第1、第2の弁を圧油源側と変
速装置側とで逆にする場合の1/3になるのである。 第3表は別の見方で同様のことを説明するため
の表である。4つのソレノイドの励磁、消磁の組
合わせは第3表のように16とおり存在する。これ
らの組合わせによつて得られる変速段を本願発明
による場合と、前述の如く後進切換用の弁が圧油
源側に配された場合とについて示した。1、2、
3は夫々前進1、2、3速を、Rは後進段を、N
は中立段を示している。また〇を付して示したも
のは電気回路が正しく作動している場合に得られ
る変速段を示している。
【表】
【表】
本発明による場合は後進段は第9,12欄の組合
わせによつて得られ、本発明と逆の配置とした場
合には第9、10、11、12欄の組合わせによつて得
られる。第9欄の状態は正しい動作状態を示すか
ら※印を付した欄の後進段が電気回路の誤動作に
よつて生じたものである。この誤動作により後進
段へ入る可能性は本発明とは逆の配置の場合、本
発明の3倍となるのである。 更に上述の実施例では前記(3)、(6)に記した如く
前進3速と後進との間の変速を行わせんとした場
合は、必ずその途中でいずれのソレノイドも励磁
されない中立段が実現されるようにしてある。そ
して前進3速及び後進を選択的に切換える為に唯
一の電磁弁Vbを用いることとしてあるので、電
気回路のトラブルによりF3又はFRが押圧され
た直後にこの電磁弁VbのソレノイドS3又はSR
が励磁されたとしてもその油路切換動作の途中に
おいて電磁弁Vbは両クラツチCL3,CLRのいず
れへも圧油を供給しない中立位置を通過するので
最も急激に前後進が切換えられる可能性は皆無と
なる。 以上のように本願発明に係る走行型農業機械
は、油圧制御式の変速装置を備え、且つ電気回路
によつて前記変速装置への油流を制御する構成と
してあり、前記変速装置に連なる油圧回路中に
は、圧油源側に第1の電磁方向制御弁を、また変
速装置側に第2の電磁方向制御弁を夫々設け、第
1の電磁方向制御弁は変速装置を、夫々に変速段
が異なる複数の前進状態になす位置及び第2の電
流方向制御弁へ圧油を供給する位置のいずれか一
つをとり、第2の電磁方向制御弁は変速装置を他
の前進状態及び後進状態のいずれか一方になす位
置をとるべく油圧回路中に接続してあることを特
徴とするものであるので操作性に優れていること
は勿論、機体が急激に後進するという危険性を大
幅に低減でき、安全性、さらには乗心地にも優れ
た走行型農業機械を実現できる。
わせによつて得られ、本発明と逆の配置とした場
合には第9、10、11、12欄の組合わせによつて得
られる。第9欄の状態は正しい動作状態を示すか
ら※印を付した欄の後進段が電気回路の誤動作に
よつて生じたものである。この誤動作により後進
段へ入る可能性は本発明とは逆の配置の場合、本
発明の3倍となるのである。 更に上述の実施例では前記(3)、(6)に記した如く
前進3速と後進との間の変速を行わせんとした場
合は、必ずその途中でいずれのソレノイドも励磁
されない中立段が実現されるようにしてある。そ
して前進3速及び後進を選択的に切換える為に唯
一の電磁弁Vbを用いることとしてあるので、電
気回路のトラブルによりF3又はFRが押圧され
た直後にこの電磁弁VbのソレノイドS3又はSR
が励磁されたとしてもその油路切換動作の途中に
おいて電磁弁Vbは両クラツチCL3,CLRのいず
れへも圧油を供給しない中立位置を通過するので
最も急激に前後進が切換えられる可能性は皆無と
なる。 以上のように本願発明に係る走行型農業機械
は、油圧制御式の変速装置を備え、且つ電気回路
によつて前記変速装置への油流を制御する構成と
してあり、前記変速装置に連なる油圧回路中に
は、圧油源側に第1の電磁方向制御弁を、また変
速装置側に第2の電磁方向制御弁を夫々設け、第
1の電磁方向制御弁は変速装置を、夫々に変速段
が異なる複数の前進状態になす位置及び第2の電
流方向制御弁へ圧油を供給する位置のいずれか一
つをとり、第2の電磁方向制御弁は変速装置を他
の前進状態及び後進状態のいずれか一方になす位
置をとるべく油圧回路中に接続してあることを特
徴とするものであるので操作性に優れていること
は勿論、機体が急激に後進するという危険性を大
幅に低減でき、安全性、さらには乗心地にも優れ
た走行型農業機械を実現できる。
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は本発明に係るコンバインの外観図、第2
図、第3図はスイツチング操作部の斜視図、第4
図はその変速装置の切換制御のための油圧回路
図、第5図は油圧回路の電磁弁のソレノイドへの
通電を制御するための電気回路図である。 Va,Vb……電磁弁、S1,S2,S3,SR
……ソレノイド、PS……変速装置、F3,F2,
F1,N,R……スイツチ。
1図は本発明に係るコンバインの外観図、第2
図、第3図はスイツチング操作部の斜視図、第4
図はその変速装置の切換制御のための油圧回路
図、第5図は油圧回路の電磁弁のソレノイドへの
通電を制御するための電気回路図である。 Va,Vb……電磁弁、S1,S2,S3,SR
……ソレノイド、PS……変速装置、F3,F2,
F1,N,R……スイツチ。
Claims (1)
- 1 油圧制御式の変速装置を備え、且つ電気回路
によつて前記変速装置への油流を制御する構成と
してあり、前記変速装置に連なる油圧回路中に
は、圧油源側に第1の電磁方向制御弁を、また変
速装置側に第2の電磁方向制御弁を夫々設け、第
1の電磁方向制御弁は変速装置を、夫々に変速段
が異なる複数の前進状態になす位置及び第2の電
磁方向制御弁へ圧油を供給する位置のいずれか一
つをとり、第2の電磁方向制御弁は変速装置を他
の前進状態及び後進状態のいずれか一方になす位
置をとるべく油圧回路中に接続してあることを特
徴とする走行型農業機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8115979A JPS5511983A (en) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | Walking farm machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8115979A JPS5511983A (en) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | Walking farm machine |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7336878A Division JPS551229A (en) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | Traveling agricultural machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5511983A JPS5511983A (en) | 1980-01-28 |
| JPS6335446B2 true JPS6335446B2 (ja) | 1988-07-14 |
Family
ID=13738658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8115979A Granted JPS5511983A (en) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | Walking farm machine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5511983A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5921234B2 (ja) * | 2012-02-07 | 2016-05-24 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シフト装置 |
-
1979
- 1979-06-26 JP JP8115979A patent/JPS5511983A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5511983A (en) | 1980-01-28 |
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