JPS6338328B2 - - Google Patents

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JPS6338328B2
JPS6338328B2 JP58110741A JP11074183A JPS6338328B2 JP S6338328 B2 JPS6338328 B2 JP S6338328B2 JP 58110741 A JP58110741 A JP 58110741A JP 11074183 A JP11074183 A JP 11074183A JP S6338328 B2 JPS6338328 B2 JP S6338328B2
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JP
Japan
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molecular weight
less
amino acid
amino acids
free amino
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Application number
JP58110741A
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English (en)
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JPS5976022A (ja
Inventor
Kenichi Yamazaki
Soji Takao
Hiroshi Hara
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Publication of JPS5976022A publication Critical patent/JPS5976022A/ja
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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は血中コレステロール値低下作用を有す
る食品素材に関するものである。 従来、タンパク質を酵素で加水分解し、ペプチ
ドおよびアミノ酸を製造することは食品分野を中
心として行われてきた。しかしながら、そこでの
目的はタンパク質を酵素で分解することによつて
可溶化するとか、食品素材として適したものにす
るために低分子化(分子量が数千以上)するとか
のものばかりであり、分解生成物の分子量そのも
のを問題としたものは全くなかつた。 本発明者等はタンパク質の酵素的分解生成物と
消化吸収との関係を研究した結果、 (1)平均分子量を700以下、好ましくは500以下に
下げること、(2)分子量が700以上のペプチドの含
量が20重量%以下にすること、(3)遊離アミノ酸の
含量を20重量%以下にすること、すなわち、デイ
ペプチドおよびトリペプチドを主構成分とする低
分子ペプチド組成物が血中コレステロール値を低
下させることを確認した。さらに、この組成物
は、 (1) 同一アミノ酸組成のタンパク質あるいはアミ
ノ酸混合物とは腸管吸収能が異なり、全窒素吸
収速度は上昇し、アミノ酸相互の吸収拮抗が小
さい。 (2) 窒素収支が改善され、効率の高い窒素源とな
る。 (3) 体重増加率が顕著に大きくなる。 以上のような食品素材としての多くの利点も確
認された。それは以下に詳細に証明する試験にも
とずくものである 次表に示す同一アミノ酸組成のダイエツトを
調整した。
【表】
【表】 上表における窒素源は次の組成のものである。 A…… 卵白タンパク質 B…… 平均分子量420、遊離アミノ酸8重量
%のペプチド組成物 C…… 遊離アミノ酸混合物 D…… 平均分子量1400、遊離アミノ酸2重量
%のペプチド組成物 これらのダイエツトをそれぞれ10匹のウイスタ
ー系ラツトに2週間自由摂取させた結果は表の
通りであつた。
【表】 上表において、 Food efficiencyとは、それぞれのWeight
Gain/Food intakeの値をベースとした比を表
示するものである。この表から次のことが理解で
きる。本発明の食品素材()は窒素保有量(収
支)が他のものに比べて大幅に大きく、その結果
Food efficiencyが顕著に高くなり、体重増加が
みられるにもかかわらず血中コレステロール値を
低下させることが判明した。 更に窒素源というマクロな考察ではなく各アミ
ノ酸に対する吸収についての考察を行うために24
時間絶食させたウイスター系ラツトの胃にチユー
ブで強制的に前述したダイエツトに使用した窒素
源試料()、()、()および()を注入し
て一定時間毎に門脈から採血してアミノ酸濃度を
測定して時間あたりの吸収量を測定した。その結
果を表および表に示す。なお、結果はそれぞ
れ5匹づつのラツトの平均値である。表は吸収
量がピーク値に達するまでの各アミノ酸の平均吸
収速度であり、表はほぼ理想アミノ酸組成の試
料()と上記試料()〜()とのアミノ酸
吸収パターンの比較表である。
【表】 この表から明かなように、本発明の食品素材
()は卵白タンパク質()のように吸収が不
完全ではなく、アミノ酸混合物()と比較して
アミノ酸相互の吸収拮抗の程度が大きくなく、従
来のタンパク質分解物()に比較してもその初
期収速度は約3割も大きい。
【表】 アミノ酸の吸収は理想アミノ酸パターン()
に近いのが望ましい。然るに、表は卵白タンパ
ク質()およびアミノ酸混合物()において
は特にPhe TyrおよびHisの理想吸収パターン
()からの埀離率が大きいことを明瞭に示して
いる。本発明の食品素材()は理想吸収パター
ンに近く、バランスのとれた吸収を実現すること
が確認された。以上の事実は吸収されたアミノ酸
自身あるいは他のアミノ酸の代謝に大きな影響を
与えるものと推定される。その証拠の一つがコレ
ステロール値の低下であろうと思われる。 以上の試験結果から分るような明かに血中コレ
ステロール値低下作用を有する低分子ペプチドは
従来着眼されていなかつた。従つて、本発明の目
的は血中コレステロール値低下作用を有する食品
素材を提供することにある。 本願発明は、遊離アミノ酸含量および分子量
700以上のペプチド含量を20%以下としたデイペ
プチドおよびトリペプチドを主構成分とする平均
分子量700以下の低分子ペプチド組成物を主成分
とする血中コレステロール値低下作用を有する食
品素材である。 さらに、好ましくは、遊離アミノ酸含量および
分子量700以上のペプチド含量が10%以下である
食品素材である。 さらに、好ましくは、平均分子量が500以下で
ある食品素材である。 上記表〜に記載する試験結果から結論づけ
られる前述したような多くの利点を有するデイペ
プチドおよびトリペプチドを主成分とする低分子
ペプチドについて従来は全く問題とされていなか
つた。本発明者等はかかる低分子ペプチドを任意
の起原のタンパク原料より生成することを試みた
結果、次のようなことが明らかになつた(表参
照)。 (1) タンパク質加水分解酵素の中ではペプシンが
最も可溶力が強いが、ペプシンでの分解はある
程度の分子量にまで小さくなるとそれからは容
易に進行せず、平均分子量を1000以下にするの
は極めて困難である。 (2) 中性プロテアーゼの分解力は酸性プロテアー
ゼのそれと比較して弱く、生成物の平均分子量
を1000以下にまでする酵素はプロナーゼを除い
てはない。しかし、複合酵素であることもあつ
て遊離アミノ酸の生成が著しく大きく、平均分
子量が500近くになる段階では50%以上が遊離
アミノ酸となつている。 (3) 分解力の点では酸性プロテアーゼが優れてお
り、モルシン(藤沢薬品 起源Aspergillus
saitoi)、サンプローゼF(阪急共栄物産 起源
Rhizopus chinensis)などが遊離アミノ酸の生
成も少なく有用である。 (4) 現在知られているいずれの酵素も単独では分
子量を希望する程十分に小さくすることはでき
ず、種々の組合せの酵素分解反応を検討した結
果、ペプシン−モルシン、ペプシン−サンプロ
ーゼ、モルシン−サンプローダFの酵素の組合
せが希望する程十分に分子量を小さく、かつ遊
離アミノ酸の含量を少なくするのに有効である
ことが確認された。 以下に本発明の食品素材の主成分を構成する低
分子ペプチド組成物の製造方法を製造例をあげて
説明する。 製造例 乾燥卵白(タンパク含量82wt%)50gを1
の水に溶解させ、塩酸でPHを3に調節し、モルシ
ン1gおよびサンプローゼFを1g添加してPHを
3に維持しつつ40℃で24時間反応させた。反応後
液を100℃で10分間加熱して酵素を失活さもた後、
3000r.p.m(1500G)で10分間遠心分離し不溶分を
除去して上澄液を凍結乾燥した。この生成物の収
率は原料タンパク質に対して93.2%であり、平均
分子量は340であつた。この生成物のゲル濾過結
果からその88wt%以上は分子量700以下である血
中コレステロール値低下剤が製造できた。なお、
700以下の識別をゲル濾過で行うことはできない。
生成物中の遊離アミノ酸含量は8.5%であつた。 製造例 使用酵素以外は製造例と同様の条件で、最初
にモルシン1gを次いで8時間後、サンプローゼ
Fを1g添加して更に10時間反応させた後、製造
例と同様の処理をした。得られた生成物の収率
は93.9%、平均分子量は350、遊離アミノ酸含量
は8.1%で、ゲル濾過結果から90%以上が分子量
700以下であつた。 製造例 使用酵素以外は製造例と同様の条件で、ペプ
シン1gおよびモルシン1gを同時に添加して製
造例と同様の処理をした。得られた生成物の収
率は96.1%、平均分子量は510、遊離アミノ酸含
量は7.8%で、ゲル濾過結果から86%以上が分子
量700以下であつた。 製造例 使用酵素以外は製造例と同様の条件で、最初
にペプシン1gを次いで6時間後、モルシンを1
g添加して更に10時間反応させた後、製造例と
同様の処理をした。得られた生成物の収率は98.3
%、平均分子量は550、遊離アミノ酸含量は7.3%
で、ゲル濾過結果から83%以上が分子量700以下
であつた。 製造例 使用酵素以外は製造例と同様の条件で、ペプ
シン1gおよびサンプローゼF1gを同時に添加
して実施例と同様の処理をした。得られた生成
物の収率は94%、平均分子量は430、遊離アミノ
酸含量は8.7%で、ゲル濾過結果から90%以上が
分子量700以下であつた。 製造例 使用酵素以外は製造例と同様の条件で、最初
にペプシン1gを次いで6時間後、サンプローゼ
F 1gを添加して更に10時間反応させた後、製
造例1と同様の処理をした。得られた生成物の収
率は96%、平均分子量は410、遊離アミノ酸含量
は9.2%で、ゲル濾過結果から91%以上が分子量
700以下であつた。 製造例 使用酵素以外は実施例1と同様の条件で、最初
にペプシン0.25gを3時間後モルシン1gを、さ
らに3時間後サンプローゼFを1g添加して更に
10時間反応させた後、実施例と同様の処理をし
た。得られた生成物の収率は95%、平均分子量は
370、遊離アミノ酸含量は11.3%で、ゲル濾過結
果から93%以上が分子量700以下であつた。 上記実施例における生成物の評価方法は次のと
うりである。 (1) 生成物の収率 生成物中の窒素量/原料中の窒素量×100 窒素の分析はケルダール分析法によつた。 (2) 生成物の平均分子量 〔原料タンパク中のアミノ酸の平均分子量〕×〔生成物
1g中のアミノ基モル数〕/〔生成物1gの完全加水分
解物中のアミノ基モル数〕 アミノ基の定量はTNBS(Tri−Nitro−
Benzen−Sul phonic acid)法により、生成物
の完全加水分解は6N Hcl中で110℃、24時間
加水分解によつた。 (3) 遊離アミノ酸定量 生成物溶液を塩基性炭酸銅で処理し、アミノ
酸およびペプチドを銅錯体とし、これを陰イオ
ン交換樹脂に吸着させ、0.05Mホウ酸緩衝液で
溶出させた遊離アミノ酸を自動アミノ酸分析機
で定量した。ただし、酸性アミノ酸については
ホウ酸緩衝液で遊離してこないので生成物をそ
のままアミノ酸分析機にかけて定量した。アミ
ノ酸分析機での酸性アミノ酸の分離位置ではペ
プチドの影響がないので正確な定量が可能であ
る。 (4) ゲル濾過 分画分子量が最小のSephadex G−10を用い
て分子量700以下のペプチドの比率を求める。 製造例においては、原料タンパク質は卵白を用
いているが、これに限られずカセイン、大豆、小
麦グルテン、魚粉、クロレラ、酵母タンパク等の
みならずプラステイン反応により特定のアミノ酸
を強化したタンパク質用物質をも使用できる。原
料のタンパク質の基質濃度は5〜20w/v%程度
にするのが好適である。これは、5%以下では実
用的でなく、20%以上では粘稠になりすぎるから
である。添加する酵素量は目的に適する分解度と
なるよう基質に対して1wt%以上、好ましくは2
〜5wt%がよい。反応時間は基質濃度、酵素量、
反応温度等の関数となり、アミノ酸にまで分解し
ない程度のペプチド組成物が得られる時間にとめ
る。反応温度は使用する酵素の至適温度に応じて
決める。使用する酸は強酸でも弱酸でも良い。本
発明の製造例におけるように二種以上のプロテア
ーゼの組合せでタンパク質を分解した場合と単一
のプロテアーゼで分解した場合を比較のために下
表に示す。
【表】 製造例および上表の比較から、上述の製造例
によれば種々のタンパク源から高収率で目的とす
るデイペプチドおよびトリペプチドを主構成分と
する分子量が500以下に分解され、しかも遊離ア
ミノ酸の含量が10wt%以下と低くなつていてア
ミノ酸の吸収拮抗が少なく、分子量が700以上の
比較的高分子のペプチド含量が20%以下と少ない
特徴を有する本発明の食品素材の主成分となる低
分子ペプチド組成物が確実に製造されることが容
易に理解できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遊離アミノ酸含量および分子量700以上のペ
    プチド含量を20%以下としたデイペプチドおよび
    トリペプチドを主構成分とする平均分子量700以
    下の低分子ペプチド組成物を主成分とする血中コ
    レステロール値低下作用を有する食品素材。 2 遊離アミノ酸含量および分子量700以上のペ
    プチド含量を10%以下である特許請求の範囲第1
    項に記載の食品素材。 3 平均分子量が500以下である特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の食品素材。
JP58110741A 1983-06-20 1983-06-20 食品素材 Granted JPS5976022A (ja)

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