JPS6338400B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338400B2 JPS6338400B2 JP12206785A JP12206785A JPS6338400B2 JP S6338400 B2 JPS6338400 B2 JP S6338400B2 JP 12206785 A JP12206785 A JP 12206785A JP 12206785 A JP12206785 A JP 12206785A JP S6338400 B2 JPS6338400 B2 JP S6338400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dermis
- resin film
- layer
- reticular
- reticular layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野及び従来の問題点)
本発明はなめし皮革において表皮部(銀付皮)
と裏皮部(床皮)との間に存する真皮の網状層を
加工して備えた皮革に関するものである。
と裏皮部(床皮)との間に存する真皮の網状層を
加工して備えた皮革に関するものである。
従来のなめし皮革における真皮の網状層は表皮
或いは表側とした裏皮(バツクスキン)の裏側地
とされるだけで表面皮革材として使用されていな
かつた。
或いは表側とした裏皮(バツクスキン)の裏側地
とされるだけで表面皮革材として使用されていな
かつた。
(発明の目的)
そこで本発明は真皮の網状層が有する自然の模
様を現出させた皮革を提供することを目的として
いる。即ち、該真皮には各種血管、汗線、バラ傷
(引つかき傷)や繊維相互のからみ等によつて多
種多様の模様が形成されていることに着目し、そ
の模様を特殊技術によつて現出させたものであ
る。
様を現出させた皮革を提供することを目的として
いる。即ち、該真皮には各種血管、汗線、バラ傷
(引つかき傷)や繊維相互のからみ等によつて多
種多様の模様が形成されていることに着目し、そ
の模様を特殊技術によつて現出させたものであ
る。
(発明の構成)
このため本発明は真皮の網状層まで浸透させて
染色したなめし皮革を該網状層で切断して片面に
網状層切断面を有する皮革体と成し、該網状層切
断面にウレタン樹脂等の透明な下塗り溶剤樹脂膜
を塗着形成した後、該樹脂膜を水溶性接着剤被膜
で被着し、さらに該接着剤被膜表面に透明又は薄
着色の上塗り樹脂膜を塗着形成したことを要旨と
したのである。
染色したなめし皮革を該網状層で切断して片面に
網状層切断面を有する皮革体と成し、該網状層切
断面にウレタン樹脂等の透明な下塗り溶剤樹脂膜
を塗着形成した後、該樹脂膜を水溶性接着剤被膜
で被着し、さらに該接着剤被膜表面に透明又は薄
着色の上塗り樹脂膜を塗着形成したことを要旨と
したのである。
(イ) ここで真皮の網状層まで染色したなめし皮革
を切断することは次の理由による。
を切断することは次の理由による。
切断した後で真皮の網状層切断面を染色すれ
ば網状層切断面が一様に着色されて表面模様が
隠れることから不適なためである。即ち、真皮
の網状層切断面の模様は、網状層が前述した血
管や繊維組織等の存在によつて染料の浸透度合
が異なることから濃淡模様となつて現われるも
のであり、切断後の網状層切断面に濃淡をつけ
て染色することは極めて面倒な作業となり採用
できない。この点、切断前の状態で表皮、裏皮
側から染料を浸透させれば簡単に網状層が濃淡
に染色できるものである。
ば網状層切断面が一様に着色されて表面模様が
隠れることから不適なためである。即ち、真皮
の網状層切断面の模様は、網状層が前述した血
管や繊維組織等の存在によつて染料の浸透度合
が異なることから濃淡模様となつて現われるも
のであり、切断後の網状層切断面に濃淡をつけ
て染色することは極めて面倒な作業となり採用
できない。この点、切断前の状態で表皮、裏皮
側から染料を浸透させれば簡単に網状層が濃淡
に染色できるものである。
(ロ) 次に、切断して現われた網状層切断面に下塗
りの透明な溶剤系樹脂膜を塗着形成するのは該
網状層切断面を安定させると共にその上に施す
接着剤被膜の網状層への浸透を防止して模様を
保護するためである。
りの透明な溶剤系樹脂膜を塗着形成するのは該
網状層切断面を安定させると共にその上に施す
接着剤被膜の網状層への浸透を防止して模様を
保護するためである。
(ハ) また下塗りの樹脂膜を接着剤被膜で被着する
のは樹脂膜で安定保護された網状面を完全保護
するためであり、水溶性の接着剤を用いるのは
それを樹脂層に浸透させないためである。
のは樹脂膜で安定保護された網状面を完全保護
するためであり、水溶性の接着剤を用いるのは
それを樹脂層に浸透させないためである。
(ニ) そして該接着剤被膜に上塗りの樹脂膜を塗着
形成させるのは該接着剤層の保護であり、且つ
適宜に着色して色彩の調整を図るためでもあ
る。
形成させるのは該接着剤層の保護であり、且つ
適宜に着色して色彩の調整を図るためでもあ
る。
(実施例)
以下、本発明の詳細を図示実施例で説明する。
第1図及び第2図に示す本例皮革Sは、まず第
3図で示すなめし皮革を用い、真皮の網状層Kの
中心まで染色した後乾燥させローラ等で平坦にす
る。ついでスプリツテイング機で表皮面、床皮面
の表面を切断し厚みを整えた後、同機で真皮の網
状層を切断するのである。これにより片面に真皮
の網状層切断面1を有する銀付皮及び床皮の皮革
が得られる。そして透明な硝化綿ラツカー又はウ
レタン樹脂を該網状層切断面1に塗付し充分に乾
燥させて樹脂膜を塗着するのである。樹脂膜硬化
後にローラ、プレス等で表面を平坦にして起毛立
ちを防止する。但し、起毛状態の皮革とする場合
はこの平坦工程を省略してもよい。この下塗りを
適宜くり返して樹脂膜2を形成するのである。
3図で示すなめし皮革を用い、真皮の網状層Kの
中心まで染色した後乾燥させローラ等で平坦にす
る。ついでスプリツテイング機で表皮面、床皮面
の表面を切断し厚みを整えた後、同機で真皮の網
状層を切断するのである。これにより片面に真皮
の網状層切断面1を有する銀付皮及び床皮の皮革
が得られる。そして透明な硝化綿ラツカー又はウ
レタン樹脂を該網状層切断面1に塗付し充分に乾
燥させて樹脂膜を塗着するのである。樹脂膜硬化
後にローラ、プレス等で表面を平坦にして起毛立
ちを防止する。但し、起毛状態の皮革とする場合
はこの平坦工程を省略してもよい。この下塗りを
適宜くり返して樹脂膜2を形成するのである。
次に水溶性の合成ゴム系接着剤を下塗り樹脂膜
2の表面に塗布して硬化させ透明な接着剤被膜3
を被覆形成する。さらに下塗り樹脂と同一なラツ
カー又はウレタン樹脂を接着剤被膜3の表面に塗
布して透明な上塗り樹脂膜4を形成して網状面を
加工した皮革Sを形成するのである。
2の表面に塗布して硬化させ透明な接着剤被膜3
を被覆形成する。さらに下塗り樹脂と同一なラツ
カー又はウレタン樹脂を接着剤被膜3の表面に塗
布して透明な上塗り樹脂膜4を形成して網状面を
加工した皮革Sを形成するのである。
これにより染色された網状層切断面1の模様が
そのまま現われて趣きのある模様の皮革Sとな
る。なお、その使用方法はカバン類、机等の家
具、ドアー、箱体等に従来と同様に張着すればよ
い。
そのまま現われて趣きのある模様の皮革Sとな
る。なお、その使用方法はカバン類、机等の家
具、ドアー、箱体等に従来と同様に張着すればよ
い。
また一枚の皮を真皮の網状層で切断した場合
は、得られる二枚の網状層切断面の模様が第4図
のように左右対称となるためドアー等のような一
対の製品に使用して好適となる。
は、得られる二枚の網状層切断面の模様が第4図
のように左右対称となるためドアー等のような一
対の製品に使用して好適となる。
本発明は本例の構成に限定されない。例えば下
塗り及び上塗りの樹脂膜の形成樹脂の種類は問わ
ず、溶剤系樹脂であればよい。なお、透明状態で
あれば薄く着色した半透明の樹脂膜、接着剤被膜
でもよい。また樹脂膜或いは接着剤被膜の硬化形
成時にペーパーやコンパウンドで膜面を研磨して
もよい。さらに仕上の上塗りの際に樹脂に染料を
混入して色彩を調整してもよい。夫々の樹脂、接
着剤の塗布手段も任意でありハケ塗り、スプレー
塗り等としてもよい。
塗り及び上塗りの樹脂膜の形成樹脂の種類は問わ
ず、溶剤系樹脂であればよい。なお、透明状態で
あれば薄く着色した半透明の樹脂膜、接着剤被膜
でもよい。また樹脂膜或いは接着剤被膜の硬化形
成時にペーパーやコンパウンドで膜面を研磨して
もよい。さらに仕上の上塗りの際に樹脂に染料を
混入して色彩を調整してもよい。夫々の樹脂、接
着剤の塗布手段も任意でありハケ塗り、スプレー
塗り等としてもよい。
(発明の効果)
したがつて本発明によると、従来不要視されて
何等の価値のない真皮の網状層を利用した特殊な
模様の皮革が得られるのであり、その模様は同一
のものが得られない多種多様であつて趣きがあ
り、また一枚の皮から対称模様の一対の皮革を得
ることができて安価となる効果が大きい。
何等の価値のない真皮の網状層を利用した特殊な
模様の皮革が得られるのであり、その模様は同一
のものが得られない多種多様であつて趣きがあ
り、また一枚の皮から対称模様の一対の皮革を得
ることができて安価となる効果が大きい。
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2
図はその拡大縦断面図、第3図は皮の縦断面図、
第4図は別例の平面図である。 1:網状層切断面、2:下塗り樹脂膜、3:接
着剤被膜、4:上塗り樹脂膜、K:真皮の網状
層。
図はその拡大縦断面図、第3図は皮の縦断面図、
第4図は別例の平面図である。 1:網状層切断面、2:下塗り樹脂膜、3:接
着剤被膜、4:上塗り樹脂膜、K:真皮の網状
層。
Claims (1)
- 1 真皮の網状層まで浸透させて染色したなめし
皮革を該網状層で切断して片面に網状層切断面1
を有する皮革体と成し、該網状層切断面1にウレ
タン樹脂等の透明な下塗り溶剤系樹脂膜2を塗着
形成した後、該樹脂膜2を水溶性接着剤被膜3で
被着し、さらに該接着剤被膜3表面に透明又は薄
着色の上塗り樹脂膜4を塗着形成して成る真皮の
網状面を加工した皮革。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12206785A JPS61278600A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | 真皮の網状面を加工した皮革 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12206785A JPS61278600A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | 真皮の網状面を加工した皮革 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61278600A JPS61278600A (ja) | 1986-12-09 |
| JPS6338400B2 true JPS6338400B2 (ja) | 1988-07-29 |
Family
ID=14826814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12206785A Granted JPS61278600A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | 真皮の網状面を加工した皮革 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61278600A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02147928U (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-17 | ||
| JPH0394020U (ja) * | 1990-01-11 | 1991-09-25 |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP12206785A patent/JPS61278600A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02147928U (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-17 | ||
| JPH0394020U (ja) * | 1990-01-11 | 1991-09-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61278600A (ja) | 1986-12-09 |
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