JPS6340218B2 - - Google Patents
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- JPS6340218B2 JPS6340218B2 JP57041487A JP4148782A JPS6340218B2 JP S6340218 B2 JPS6340218 B2 JP S6340218B2 JP 57041487 A JP57041487 A JP 57041487A JP 4148782 A JP4148782 A JP 4148782A JP S6340218 B2 JPS6340218 B2 JP S6340218B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- compounds
- resin
- olefin
- copolymer
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、耐衝撃性、耐熱性、成形性に優れる
とともに特に、ウエルド強度に優れる新規な熱可
塑性樹脂組成物に関する。 従来からポリカーボネート樹脂に、ジエン系ゴ
ムを基体とするグラフト重合体であるABS系樹
脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン重
合体、メチルメタクリレート−ブタジエン−スチ
レン重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン−メチルメタクリレート重合体等)を加え
て、ポリカーボネート樹脂の成形性を改良し、さ
らに衝撃強度の厚み依存性を少なくしようとする
試みは、特公昭38−15225、39−71、42−11496、
51−11142等で提案されており、いずれの組成物
も見掛け上の成形性、例えば高化式フローにおけ
る流出量は改良されている。 しかしながら、成形方法として最も一般的な射
出成形においては、成形品の形状および大きさに
よつて、ゲート数および樹脂の流動状態を変える
必要があるために、必ず異方向に流れる樹脂が交
差する箇所、いわゆる“ウエルド部”が生じる
が、従来の組成物ではこのウエルド部の強度“ウ
エルド強度”が十分ではなく実用的な成形性とい
つた面からは不十分であり、実用的に優れた材料
とは言い難いのが現状である。 本発明者等は、このようなポリカーボネート樹
脂とABS系樹脂からなる組成物のウエルド強度
の向上について鋭意研究した結果、驚くべきこと
にポリカーボネート樹脂とABS系樹脂との組成
物にエポキシ基含有オレフイン共重合体を配合す
ることにより、耐衝撃性、耐熱性および成形性に
加え、ウエルド強度が著しく向上することを見出
し、本発明に到達したものである。 即ち、本発明は、ポリカーボネート樹脂(A)10〜
90重量%とABS系樹脂(B)90〜10重量%からなる
組成物に、不飽和エポキシ化合物0.05〜95重量
%、オレフイン99.95〜5重量%およびエチレン
系不飽和化合物0〜50重量%からなるエポキシ基
含有オレフイン共重合体(C)を配合してなることを
特徴とする耐衝撃性、耐熱性、成形性に優れると
ともにウエルド強度に優れる熱可塑性樹脂組成物
を提供するものである。 以下に本発明の熱可塑性樹脂組成物について詳
細に説明する。 ポリカーボネート樹脂(A)としては、芳香族ポリ
カーボネート、脂肪族ポリカーボネート、脂肪族
−芳香族ポリカーボネート等々を挙げることがで
きる。一般には2.2−ビス(4−オキシフエニル)
アルカン系、ビス(4−オキシフエニル)エーテ
ル系、ビス(4−オキシフエニル)スルホン、ス
ルフイドまたはスルホキサイド系などのビスフエ
ノール類からなる重合体、もしくは共重合体であ
り、目的に応じてハロゲンで置換されたビスフエ
ノール類を用いた重合体である。 ポリカーボネートの製造法および種類について
は、日刊工業新聞社発行の“ポリカーボネート樹
脂”(昭和44年9月30日発行)に詳しく記載され
ている。 ABS系樹脂(B)とは、共役ジエン系ゴムの存在
下、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物
および不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物
から選ばれた2種以上の化合物を重合してなるグ
ラフト重合体(b−1)である。なおかかるグラ
フト重合体(b−1)は、グラフト重合時生成さ
れる共重合体または別途製造された上述の化合物
2種以上からなる共重合体(b−2)を含むこと
ができる。好ましくは、グラフト重合体(b−
1)10〜100重量%と共重合体(b−2)90〜0
重量%からなる樹脂である。グラフト重合体(b
−1)が10重量%未満では十分な耐衝撃性が得ら
れない。 グラフト重合体(b−1)における共役ジエン
系ゴムとグラフト重合体用化合物との組成比には
特に制限はないが、共役ジエン系ゴム5〜70重量
%およびグラフト重合用化合物95〜30重量%であ
ることが好ましい。また、グラフト重合用化合物
における組成比には特に制限はないが、芳香族ビ
ニル化合物50〜80重量%およびシアン化ビニル化
合物および/または不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル化合物50〜20重量%であることが好まし
い。なお、グラフト重合体(b−1)の粒子径に
も特に制限はないが、0.05〜5μが好ましく、0.1
〜0.5μが特に好ましい。 共重合体(b−2)における上述の化合物の組
成比には特に制限はないが、芳香族ビニル化合物
50〜90重量%およびシアン化ビニル化合物およ
び/または不飽和カルボン酸アルキルエステル化
合物50〜10重量%であることが好ましい。また、
共重合体(b−2)の固有粘度(30℃、ジメチル
ホルムアミド)にも特に制限はないが、0.60〜
1.50であることが好ましい。 グラフト重合体(b−1)を構成する共役ジエ
ン系ゴムとしては、ポリブタジエン、ブタジエン
−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリロニト
リル共重合体等々を挙げることができる。なお、
共役ジエン系ゴムのゲル含有量には何ら制限はな
い。 芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−
メチルスチレン、ジメチルスチレン、ビニルトル
エン等々を挙げることができる。シアン化ビニル
化合物としては、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル等々を挙げることができる。不飽和カル
ボン酸アルキルエステル化合物としては、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、メチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエ
チルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシプロピルメタクリレート等々を
挙げることができる。 ABS系樹脂(B)の製造法としては、乳化重合法、
懸濁重合法、塊状重合法、密液重合法、乳化−懸
濁重合法、塊状−懸濁重合法等が挙げられる。 ポリカーボネート樹脂(A)とABS系樹脂(B)との
組成比は、ポリカーボネート樹脂10〜90重量%、
ABS系樹脂90〜10重量%である。ポリカーボネ
ート樹脂が10重量%未満では耐熱性が著しく低下
し、また、ウエルド強度も低く好ましくない。ま
た、90重量%を超えると加工性が著しく低下し、
また、外観が悪く実用上好ましくない。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)とは、不
飽和エポキシ化合物0.05〜95重量%、オレフイン
99.95〜5重量%およびエチレン系不飽和化合物
0〜50重量%からなる共重合体である。 不飽和エポキシ化合物としては、分子中にオレ
フインおよびエチレン系不飽和化合物と共重合し
うる不飽和基と、エポキシ基をそれぞれ有する化
合物である。 例えば、下記一般式()、()および()
で表わされるような不飽和グリシジルエステル
類、不飽和グリシジルエーテル類、エポキシアル
ケン類、P−グリシジルスチレン類などの不飽和
エポキシ化合物である。 (Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。) (Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。Xは−CH2−O−、
とともに特に、ウエルド強度に優れる新規な熱可
塑性樹脂組成物に関する。 従来からポリカーボネート樹脂に、ジエン系ゴ
ムを基体とするグラフト重合体であるABS系樹
脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン重
合体、メチルメタクリレート−ブタジエン−スチ
レン重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン−メチルメタクリレート重合体等)を加え
て、ポリカーボネート樹脂の成形性を改良し、さ
らに衝撃強度の厚み依存性を少なくしようとする
試みは、特公昭38−15225、39−71、42−11496、
51−11142等で提案されており、いずれの組成物
も見掛け上の成形性、例えば高化式フローにおけ
る流出量は改良されている。 しかしながら、成形方法として最も一般的な射
出成形においては、成形品の形状および大きさに
よつて、ゲート数および樹脂の流動状態を変える
必要があるために、必ず異方向に流れる樹脂が交
差する箇所、いわゆる“ウエルド部”が生じる
が、従来の組成物ではこのウエルド部の強度“ウ
エルド強度”が十分ではなく実用的な成形性とい
つた面からは不十分であり、実用的に優れた材料
とは言い難いのが現状である。 本発明者等は、このようなポリカーボネート樹
脂とABS系樹脂からなる組成物のウエルド強度
の向上について鋭意研究した結果、驚くべきこと
にポリカーボネート樹脂とABS系樹脂との組成
物にエポキシ基含有オレフイン共重合体を配合す
ることにより、耐衝撃性、耐熱性および成形性に
加え、ウエルド強度が著しく向上することを見出
し、本発明に到達したものである。 即ち、本発明は、ポリカーボネート樹脂(A)10〜
90重量%とABS系樹脂(B)90〜10重量%からなる
組成物に、不飽和エポキシ化合物0.05〜95重量
%、オレフイン99.95〜5重量%およびエチレン
系不飽和化合物0〜50重量%からなるエポキシ基
含有オレフイン共重合体(C)を配合してなることを
特徴とする耐衝撃性、耐熱性、成形性に優れると
ともにウエルド強度に優れる熱可塑性樹脂組成物
を提供するものである。 以下に本発明の熱可塑性樹脂組成物について詳
細に説明する。 ポリカーボネート樹脂(A)としては、芳香族ポリ
カーボネート、脂肪族ポリカーボネート、脂肪族
−芳香族ポリカーボネート等々を挙げることがで
きる。一般には2.2−ビス(4−オキシフエニル)
アルカン系、ビス(4−オキシフエニル)エーテ
ル系、ビス(4−オキシフエニル)スルホン、ス
ルフイドまたはスルホキサイド系などのビスフエ
ノール類からなる重合体、もしくは共重合体であ
り、目的に応じてハロゲンで置換されたビスフエ
ノール類を用いた重合体である。 ポリカーボネートの製造法および種類について
は、日刊工業新聞社発行の“ポリカーボネート樹
脂”(昭和44年9月30日発行)に詳しく記載され
ている。 ABS系樹脂(B)とは、共役ジエン系ゴムの存在
下、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物
および不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物
から選ばれた2種以上の化合物を重合してなるグ
ラフト重合体(b−1)である。なおかかるグラ
フト重合体(b−1)は、グラフト重合時生成さ
れる共重合体または別途製造された上述の化合物
2種以上からなる共重合体(b−2)を含むこと
ができる。好ましくは、グラフト重合体(b−
1)10〜100重量%と共重合体(b−2)90〜0
重量%からなる樹脂である。グラフト重合体(b
−1)が10重量%未満では十分な耐衝撃性が得ら
れない。 グラフト重合体(b−1)における共役ジエン
系ゴムとグラフト重合体用化合物との組成比には
特に制限はないが、共役ジエン系ゴム5〜70重量
%およびグラフト重合用化合物95〜30重量%であ
ることが好ましい。また、グラフト重合用化合物
における組成比には特に制限はないが、芳香族ビ
ニル化合物50〜80重量%およびシアン化ビニル化
合物および/または不飽和カルボン酸アルキルエ
ステル化合物50〜20重量%であることが好まし
い。なお、グラフト重合体(b−1)の粒子径に
も特に制限はないが、0.05〜5μが好ましく、0.1
〜0.5μが特に好ましい。 共重合体(b−2)における上述の化合物の組
成比には特に制限はないが、芳香族ビニル化合物
50〜90重量%およびシアン化ビニル化合物およ
び/または不飽和カルボン酸アルキルエステル化
合物50〜10重量%であることが好ましい。また、
共重合体(b−2)の固有粘度(30℃、ジメチル
ホルムアミド)にも特に制限はないが、0.60〜
1.50であることが好ましい。 グラフト重合体(b−1)を構成する共役ジエ
ン系ゴムとしては、ポリブタジエン、ブタジエン
−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリロニト
リル共重合体等々を挙げることができる。なお、
共役ジエン系ゴムのゲル含有量には何ら制限はな
い。 芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−
メチルスチレン、ジメチルスチレン、ビニルトル
エン等々を挙げることができる。シアン化ビニル
化合物としては、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル等々を挙げることができる。不飽和カル
ボン酸アルキルエステル化合物としては、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、メチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエ
チルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシプロピルメタクリレート等々を
挙げることができる。 ABS系樹脂(B)の製造法としては、乳化重合法、
懸濁重合法、塊状重合法、密液重合法、乳化−懸
濁重合法、塊状−懸濁重合法等が挙げられる。 ポリカーボネート樹脂(A)とABS系樹脂(B)との
組成比は、ポリカーボネート樹脂10〜90重量%、
ABS系樹脂90〜10重量%である。ポリカーボネ
ート樹脂が10重量%未満では耐熱性が著しく低下
し、また、ウエルド強度も低く好ましくない。ま
た、90重量%を超えると加工性が著しく低下し、
また、外観が悪く実用上好ましくない。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)とは、不
飽和エポキシ化合物0.05〜95重量%、オレフイン
99.95〜5重量%およびエチレン系不飽和化合物
0〜50重量%からなる共重合体である。 不飽和エポキシ化合物としては、分子中にオレ
フインおよびエチレン系不飽和化合物と共重合し
うる不飽和基と、エポキシ基をそれぞれ有する化
合物である。 例えば、下記一般式()、()および()
で表わされるような不飽和グリシジルエステル
類、不飽和グリシジルエーテル類、エポキシアル
ケン類、P−グリシジルスチレン類などの不飽和
エポキシ化合物である。 (Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。) (Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。Xは−CH2−O−、
【式】または
【式】であ
る。)
(Rはエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の炭
化水素基である。R′は水素またはメチル基であ
る。) 具体的にはグリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、イタコン酸グリシジルエステ
ル類、ブテンカルボン酸エステル類、アリルグリ
シジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−P−グリシジルエーテル、
3,4−エポキシブテン、3,4−エポキシ−3
−メチル−1−ブテン、3,4−エポキシ−1−
ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチルペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニルシ
クロヘキセンモノオキシド、P−グリシジルスチ
レンなどが挙げられる。 オレフインとしては、エチレン、プロピレン、
ブテン−1、4メチルペンテン−1などが挙げら
れる。 またエチレン系不飽和化合物としては、飽和カ
ルボン酸成分にC2〜6を含むビニルエステル類、飽
和アルコール成分にC1〜8を含むアクリル酸および
メタクリル酸エステル類およびマレイン酸エステ
ル類、ハロゲン化ビニル類、ビニルエーテル類、
Nービニルラクタム類、カルボン酸アミド類など
が挙げられる。 これらのエチレン系不飽和化合物は、不飽和エ
ポキシ化合物とオレフインとの共重合の際、全化
合物に対して0〜50重量%、好ましくは0.1〜45
重量%共重合される。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)は種々の
方法で作ることができる。例えば、不飽和エポキ
シ化合物とオレフイン、場合によつてはエチレン
系不飽和化合物をラジカル発生剤の存在下、50〜
4000気圧、40〜300℃で接触させる方法、ポリプ
ロピレンに不飽和エポキシ化合物を混合し、高真
空下ガンマ線を照射して重合体を作る方法等が挙
げられる。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)の配合量
には特に制限はないが、ポリカーボネート樹脂(A)
とABS系樹脂(B)の合計100重量部当り0.1重量部以
上であることが好ましく、特に0.1〜40重量部で
あることが好ましい。0.1重量部未満では分散性
に問題があり、また、40重量部を超えると成形品
に層剥離が発生する傾向がある。 ポリカーボネート樹脂、ABS系樹脂およびエ
ポキシ基含有オレフイン共重合体の混合順序には
何ら制限はなく、予めこれら3成分のうち2成分
のみを混合し、その後残る1成分を添加混合して
もよく、また、3成分を一括混合してもよい。 さらに混合方法としては、バンバリーミキサ
ー、一軸押出機、混練ブロツクを有する二軸押出
機等を用いた公知の混合方法が挙げられる。 また混合時、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体のようなポリオレ
フイン系樹脂をはじめ、公知の染顔料、安定剤、
可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、充填
剤等の添加も十分可能である。 以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
るが本発明は、これらによつて何ら制限されるも
のでない。 実施例および比較例 ポリカーボネート樹脂、ABS系樹脂およびエ
ポキシ基含有オレフイン共重合体を表−1に示す
配合比率に基づき、一括混合し、各種組成物(試
料番号1〜14)を得た。得られた組成物の物性を
表−2に示す。 本実施例および比較例に用いられたABS系樹
脂およびエポキシ基含有オレフイン共重合体は以
下の処方により得られたものである。なお、ポリ
カーボネート樹脂およびポリエチレン樹脂は市販
のものである。 Γポリカーボネート樹脂(A) 帝人化成社製“パンライトL−1250W” ΓABS系樹脂(B) グラフト重合体(b−1) ポリブタジエン(ゲル90%)50重量部(固
形分)、過硫酸カリウム0.5重量部、オレフイ
ン酸カリウム0.5重量部およびドデシルメル
カプタン0.3重量部を混合した後、スチレン
36重量部およびアクリロニトリル14重量部を
加え、70℃で3時間重合しさらに1時間熟成
させた。塩析、脱水、乾燥後、グラフト重合
体(粒径0.3〜0.4μ)を得た。 グラフト共重合体(b−2) ポリブタジエン(ゲル90%)30重量部(固
形分)、過硫酸カリウム0.5重量部、オレフイ
ン酸カリウム1.0重量部およびドデシルメル
カプタン0.6重量部を混合した後、スチレン
50重量部およびアクリロニトリル20重量部を
加え、70℃で3時間重合しさらに1時間熟成
させた。塩析、脱水、乾燥後グラフト重合体
(粒径0.3〜0.4μ)を得た。 共重合体(b−3) スチレン70重量%およびアクリロニトリル
30重量%を混合した溶液100重量部にt−ド
デシルメルカプタン0.1重量部を加え、90℃
で3時間塊状で予備重合し、その後、水210
重量部、メチルセルロース1.0重量部、過酸
化ベンゾイル0.3重量部を加え水分散系で30
℃から90℃へ温度を上昇させ、10時間重合さ
せた。脱水後共重合体(固有粘度0.50)を得
た。 Γエポキシ基含有オレフイン共重合体(C) 通常のオートクレープ型ポリエチレン製造装
置に2000Kg/cm2まで圧縮されたエチレンモノマ
ー、グリシジルメタクリレートおよび酢酸ビニ
ルを触媒(ジ−t−ブチルパーオキサイド)と
ともに加え、撹拌しながら150〜300℃に維持し
て数分間塊状重合させ、セパレーターを通して
共重合体(C−)を分離し、取り出した。ま
た、同様にエチレンモノマーとグリシジルメタ
クリレートを重合し、共重合体(C−)を得
た。 Γポリエチレン 住友化学社製“スミカセンハード2703” ウエルド強度 ゲート間隔100mmの2つのゲート(各2.5×2.0
mm)より溶融樹脂(260℃)を射出し、厚さ3mm
縦横各150mmの試験片を作成する。試験片を治具
(高さ80mm、内径120mm、外径126mm)の上に乗せ
る。 −30℃に調整された低温室で1Kgの鋼球を試験
片中心部に落下させ、試験片が破壊しない最大エ
ネルギー値(Kg・cm)を求める。
化水素基である。R′は水素またはメチル基であ
る。) 具体的にはグリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、イタコン酸グリシジルエステ
ル類、ブテンカルボン酸エステル類、アリルグリ
シジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−P−グリシジルエーテル、
3,4−エポキシブテン、3,4−エポキシ−3
−メチル−1−ブテン、3,4−エポキシ−1−
ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチルペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニルシ
クロヘキセンモノオキシド、P−グリシジルスチ
レンなどが挙げられる。 オレフインとしては、エチレン、プロピレン、
ブテン−1、4メチルペンテン−1などが挙げら
れる。 またエチレン系不飽和化合物としては、飽和カ
ルボン酸成分にC2〜6を含むビニルエステル類、飽
和アルコール成分にC1〜8を含むアクリル酸および
メタクリル酸エステル類およびマレイン酸エステ
ル類、ハロゲン化ビニル類、ビニルエーテル類、
Nービニルラクタム類、カルボン酸アミド類など
が挙げられる。 これらのエチレン系不飽和化合物は、不飽和エ
ポキシ化合物とオレフインとの共重合の際、全化
合物に対して0〜50重量%、好ましくは0.1〜45
重量%共重合される。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)は種々の
方法で作ることができる。例えば、不飽和エポキ
シ化合物とオレフイン、場合によつてはエチレン
系不飽和化合物をラジカル発生剤の存在下、50〜
4000気圧、40〜300℃で接触させる方法、ポリプ
ロピレンに不飽和エポキシ化合物を混合し、高真
空下ガンマ線を照射して重合体を作る方法等が挙
げられる。 エポキシ基含有オレフイン共重合体(C)の配合量
には特に制限はないが、ポリカーボネート樹脂(A)
とABS系樹脂(B)の合計100重量部当り0.1重量部以
上であることが好ましく、特に0.1〜40重量部で
あることが好ましい。0.1重量部未満では分散性
に問題があり、また、40重量部を超えると成形品
に層剥離が発生する傾向がある。 ポリカーボネート樹脂、ABS系樹脂およびエ
ポキシ基含有オレフイン共重合体の混合順序には
何ら制限はなく、予めこれら3成分のうち2成分
のみを混合し、その後残る1成分を添加混合して
もよく、また、3成分を一括混合してもよい。 さらに混合方法としては、バンバリーミキサ
ー、一軸押出機、混練ブロツクを有する二軸押出
機等を用いた公知の混合方法が挙げられる。 また混合時、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体のようなポリオレ
フイン系樹脂をはじめ、公知の染顔料、安定剤、
可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、充填
剤等の添加も十分可能である。 以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
るが本発明は、これらによつて何ら制限されるも
のでない。 実施例および比較例 ポリカーボネート樹脂、ABS系樹脂およびエ
ポキシ基含有オレフイン共重合体を表−1に示す
配合比率に基づき、一括混合し、各種組成物(試
料番号1〜14)を得た。得られた組成物の物性を
表−2に示す。 本実施例および比較例に用いられたABS系樹
脂およびエポキシ基含有オレフイン共重合体は以
下の処方により得られたものである。なお、ポリ
カーボネート樹脂およびポリエチレン樹脂は市販
のものである。 Γポリカーボネート樹脂(A) 帝人化成社製“パンライトL−1250W” ΓABS系樹脂(B) グラフト重合体(b−1) ポリブタジエン(ゲル90%)50重量部(固
形分)、過硫酸カリウム0.5重量部、オレフイ
ン酸カリウム0.5重量部およびドデシルメル
カプタン0.3重量部を混合した後、スチレン
36重量部およびアクリロニトリル14重量部を
加え、70℃で3時間重合しさらに1時間熟成
させた。塩析、脱水、乾燥後、グラフト重合
体(粒径0.3〜0.4μ)を得た。 グラフト共重合体(b−2) ポリブタジエン(ゲル90%)30重量部(固
形分)、過硫酸カリウム0.5重量部、オレフイ
ン酸カリウム1.0重量部およびドデシルメル
カプタン0.6重量部を混合した後、スチレン
50重量部およびアクリロニトリル20重量部を
加え、70℃で3時間重合しさらに1時間熟成
させた。塩析、脱水、乾燥後グラフト重合体
(粒径0.3〜0.4μ)を得た。 共重合体(b−3) スチレン70重量%およびアクリロニトリル
30重量%を混合した溶液100重量部にt−ド
デシルメルカプタン0.1重量部を加え、90℃
で3時間塊状で予備重合し、その後、水210
重量部、メチルセルロース1.0重量部、過酸
化ベンゾイル0.3重量部を加え水分散系で30
℃から90℃へ温度を上昇させ、10時間重合さ
せた。脱水後共重合体(固有粘度0.50)を得
た。 Γエポキシ基含有オレフイン共重合体(C) 通常のオートクレープ型ポリエチレン製造装
置に2000Kg/cm2まで圧縮されたエチレンモノマ
ー、グリシジルメタクリレートおよび酢酸ビニ
ルを触媒(ジ−t−ブチルパーオキサイド)と
ともに加え、撹拌しながら150〜300℃に維持し
て数分間塊状重合させ、セパレーターを通して
共重合体(C−)を分離し、取り出した。ま
た、同様にエチレンモノマーとグリシジルメタ
クリレートを重合し、共重合体(C−)を得
た。 Γポリエチレン 住友化学社製“スミカセンハード2703” ウエルド強度 ゲート間隔100mmの2つのゲート(各2.5×2.0
mm)より溶融樹脂(260℃)を射出し、厚さ3mm
縦横各150mmの試験片を作成する。試験片を治具
(高さ80mm、内径120mm、外径126mm)の上に乗せ
る。 −30℃に調整された低温室で1Kgの鋼球を試験
片中心部に落下させ、試験片が破壊しない最大エ
ネルギー値(Kg・cm)を求める。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリカーボネート樹脂(A)10〜90重量%と
ABS系樹脂(B)90〜10重量%からなる組成物に、
不飽和エポキシ化合物0.05〜95重量%、オレフイ
ン99.95〜5重量%およびエチレン系不飽和化合
物0〜50重量%からなるエポキシ基含有オレフイ
ン共重合体(C)を配合してなることを特徴とする熱
可塑性樹脂組成物。 2 組成物100重量部当り、エポキシ基含有オレ
フイン共重合体(C)を0.1〜40重量部配合した特許
請求の範囲第1項記載の組成物。 3 ABS系樹脂(B)が、共役ジエン系ゴムの存在
下、芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物
および不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物
から選ばれた2種以上の化合物を重合してなるグ
ラフト重合体(b−1)10〜100重量%と、芳香
族ビニル化合物、シアン化ビニル化合物および不
飽和カルボン酸アルキルエステル化合物から選ば
れた2種以上の化合物を重合してなる共重合体
(b−2)90〜0重量%からなる樹脂である特許
請求の範囲第1項記載の組成物。 4 オレフインがエチレンとα−オレフインから
選ばれる1種以上の化合物である特許請求の範囲
第1項記載の組成物。 5 α−オレフインがプロピレンである特許請求
の範囲第4項記載の組成物。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148782A JPS58157848A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 熱可塑性樹脂組成物 |
| US06/471,105 US4444950A (en) | 1982-03-15 | 1983-03-01 | Thermoplastic resin composition |
| AT83102471T ATE20079T1 (de) | 1982-03-15 | 1983-03-12 | Thermoplastische harzzusammensetzung. |
| DE8383102471T DE3363689D1 (en) | 1982-03-15 | 1983-03-12 | Thermoplastic resin composition |
| EP83102471A EP0089042B1 (en) | 1982-03-15 | 1983-03-12 | Thermoplastic resin composition |
| NO830888A NO157379C (no) | 1982-03-15 | 1983-03-14 | Termoplastmateriale. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148782A JPS58157848A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58157848A JPS58157848A (ja) | 1983-09-20 |
| JPS6340218B2 true JPS6340218B2 (ja) | 1988-08-10 |
Family
ID=12609704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4148782A Granted JPS58157848A (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58157848A (ja) |
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| KR20000045207A (ko) * | 1998-12-30 | 2000-07-15 | 유현식 | 웰드강도가 우수한 폴리카보네이트계 열가소성 수지 조성물 |
Family Cites Families (4)
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| JPS554144B2 (ja) * | 1973-11-26 | 1980-01-29 | ||
| JPS5113853A (ja) * | 1974-07-25 | 1976-02-03 | Sumitomo Chemical Co | Netsukasoseijushisoseibutsu |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP4148782A patent/JPS58157848A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58157848A (ja) | 1983-09-20 |
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