JPH0357942B2 - - Google Patents
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- JPH0357942B2 JPH0357942B2 JP58171610A JP17161083A JPH0357942B2 JP H0357942 B2 JPH0357942 B2 JP H0357942B2 JP 58171610 A JP58171610 A JP 58171610A JP 17161083 A JP17161083 A JP 17161083A JP H0357942 B2 JPH0357942 B2 JP H0357942B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- compounds
- resin
- parts
- copolymer
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、ウエルド部の落球衝撃強度に優れる
成形用樹脂組成物に関する。 ABS樹脂、AES樹脂に代表されるゴム強化樹
脂は、耐衝撃性および加工性に優れる樹脂として
車両、弱電、雑貨を中心に広く用いられている。
また、飽和ポリエステル樹脂であるポリブチレン
テレフタレートは優れたエンジニアリングプラス
チツクとして期待されている。 すでに、ポリブチレンテレフタレートに少量の
ABS樹脂を配合したアイゾツト衝撃強度に優れ
る組成物が開発(特公昭51−25261)されている
が、かかる組成物は、一般的な射出成形法におい
て生ずるウエルド部(金型内で溶融樹脂が交差・
接合する個所)の落球衝撃強度が著しく低く、射
出成形法による成型品には一般的に適用できない
など、実用的な材料とは言い難い。 本発明者らは、かかる状況に鑑み、鋭意研究し
た結果、ゴム強化樹脂、飽和ポリエステル樹脂お
よび変性オレフイン樹脂を特定の重量比で混合す
ることにより、ウエルド部の落球衝撃強度が著し
く改善されることを見出し、本発明に到達したも
のである。 本発明におけるゴム強化樹脂(A)とは、ジエン系
ゴムまたエチレン−プロピレン系ゴムから選ばれ
たゴムに芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化
合物および他の共重合可能なビニル化合物からな
る群より選択された二種以上の化合物をグラフト
重合したグラフト重合体、または、かかるグラフ
ト重合体と上述の化合物群より選択された二種以
上の化合物を共重合した共重合体との混合物であ
る。 本発明にて使用されるジエン系ゴムとしては、
ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等が
挙げられ、またエチレン−プロピレン系ゴムとし
ては、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン
−プロピレン−非共役ジエン共重合体等が挙げら
れ、1種又は2種以上用いることができる。 芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン等が挙げられ、
1種又は2種以上用いることができる。シアン化
ビニル化合物としては、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等が挙げられ、1種又は2種以上
用いることができる。他の共重合可能なビニル化
合物としては、アクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、無水マレイン酸、マレイン酸イミド、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸ブチル等が挙げられ、1種又
は2種以上用いることができる。特に(メタ)ア
クリル酸エステルが好ましい。 ゴム強化樹脂(A)におけるゴム含有量にも特に制
限はないが、、5〜40重量%(ゴム強化樹脂(A)100
重量%当り)であることが好ましい。さらに各化
合物の組成比にも特に制限はないが芳香族ビニル
化合物20〜80重量%およびシアン化ビニル化合物
および/または他のビニル化合物20〜80重量%
(全化合物100重量%当り)であることが好まし
く、芳香族ビニル化合物50〜80重量%およびシア
ン化ビニル化合物および/または他のビニル化合
物20〜50重量%であることが好ましい。 ゴム強化樹脂(A)(グラフト重合体および共重合
体)の製造法としては、乳化重合法、懸濁重合
法、塊状重合法、溶液重合法、乳化−懸濁重合
法、塊状−懸濁重合法等が挙げられる。 次に飽和ポリエステル樹脂(B)としては、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
エステルのハードセグメントとポリエーテルのソ
フトセグメントを有するポリエステル−エーテル
ブロツクポリマー等が挙げられ、1.4ブタンジオ
ールとテレフタル酸あるいはテレフタル酸ジメチ
ルとエチレングリコール等から合成される。 これらのうち、1種又は2種以上のものが飽和
ポリエステル樹脂(B)として用いることができる。
飽和ポリエステル樹脂(B)の分子量には特に制限は
ないが、固有粘度0.4〜1.6dl/gであることが好
ましい。 さらに、変性オレフイン樹脂(C)とは、オレフイ
ンと不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重合
体、オレフインと不飽和エポキシ化合物との共重
合体、ポリオレフインに不飽和カルボン酸又はそ
の誘導体または不飽和エポキシ化合物をグラフト
させた重合体およびそれらのオレフインの一部を
他のエチレン系不飽和化合物に置換した(共)重
合体からなる群より選ばれたオレフインを主体と
する樹脂である。これらのうち、特に不飽和エポ
キシ化合物を用いた変性オレフイン樹脂が好まし
い。変性オレフイン樹脂(C)の分子量には特に制限
はないが、メルトフローインデツクス“MFR”
(JIS K6760、190℃)1〜100g/10分であること
が好ましい。 オレフインとしては、エチレン、プロピレン、
ブテン−1,4−メチルペンテン−1などが挙げ
られ、1種又は2種以上用いることができる。特
にエチレン、プロピレンが好ましい。 不飽和カルボン酸又はその誘導体としては、ア
クリル酸、メタクリル酸等のモノカルボン酸、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸等のジカルボン
酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸等のジカル
ボン酸無水物、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル等のカルボン酸アルキルエ
ステル等々が挙げられ、1種又は2種以上用いる
ことができる。 不飽和エポキシ化合物としては、分子中のオレ
フインと共重合しうる不飽和基と、エポキシ基を
それぞれ有する化合物である。 例えば、下記一般式()、()およ()で
表わされるような不飽和グリシジルエステル類、
不飽和グリシジルエーテル類、エポキシアルケン
類、P−グリシジルスチレン類などの不飽和エポ
キシ化合物である。 (R1はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。) (R2はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。Xは−CH2−O−、
成形用樹脂組成物に関する。 ABS樹脂、AES樹脂に代表されるゴム強化樹
脂は、耐衝撃性および加工性に優れる樹脂として
車両、弱電、雑貨を中心に広く用いられている。
また、飽和ポリエステル樹脂であるポリブチレン
テレフタレートは優れたエンジニアリングプラス
チツクとして期待されている。 すでに、ポリブチレンテレフタレートに少量の
ABS樹脂を配合したアイゾツト衝撃強度に優れ
る組成物が開発(特公昭51−25261)されている
が、かかる組成物は、一般的な射出成形法におい
て生ずるウエルド部(金型内で溶融樹脂が交差・
接合する個所)の落球衝撃強度が著しく低く、射
出成形法による成型品には一般的に適用できない
など、実用的な材料とは言い難い。 本発明者らは、かかる状況に鑑み、鋭意研究し
た結果、ゴム強化樹脂、飽和ポリエステル樹脂お
よび変性オレフイン樹脂を特定の重量比で混合す
ることにより、ウエルド部の落球衝撃強度が著し
く改善されることを見出し、本発明に到達したも
のである。 本発明におけるゴム強化樹脂(A)とは、ジエン系
ゴムまたエチレン−プロピレン系ゴムから選ばれ
たゴムに芳香族ビニル化合物、シアン化ビニル化
合物および他の共重合可能なビニル化合物からな
る群より選択された二種以上の化合物をグラフト
重合したグラフト重合体、または、かかるグラフ
ト重合体と上述の化合物群より選択された二種以
上の化合物を共重合した共重合体との混合物であ
る。 本発明にて使用されるジエン系ゴムとしては、
ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等が
挙げられ、またエチレン−プロピレン系ゴムとし
ては、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン
−プロピレン−非共役ジエン共重合体等が挙げら
れ、1種又は2種以上用いることができる。 芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン等が挙げられ、
1種又は2種以上用いることができる。シアン化
ビニル化合物としては、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等が挙げられ、1種又は2種以上
用いることができる。他の共重合可能なビニル化
合物としては、アクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、無水マレイン酸、マレイン酸イミド、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸ブチル等が挙げられ、1種又
は2種以上用いることができる。特に(メタ)ア
クリル酸エステルが好ましい。 ゴム強化樹脂(A)におけるゴム含有量にも特に制
限はないが、、5〜40重量%(ゴム強化樹脂(A)100
重量%当り)であることが好ましい。さらに各化
合物の組成比にも特に制限はないが芳香族ビニル
化合物20〜80重量%およびシアン化ビニル化合物
および/または他のビニル化合物20〜80重量%
(全化合物100重量%当り)であることが好まし
く、芳香族ビニル化合物50〜80重量%およびシア
ン化ビニル化合物および/または他のビニル化合
物20〜50重量%であることが好ましい。 ゴム強化樹脂(A)(グラフト重合体および共重合
体)の製造法としては、乳化重合法、懸濁重合
法、塊状重合法、溶液重合法、乳化−懸濁重合
法、塊状−懸濁重合法等が挙げられる。 次に飽和ポリエステル樹脂(B)としては、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
エステルのハードセグメントとポリエーテルのソ
フトセグメントを有するポリエステル−エーテル
ブロツクポリマー等が挙げられ、1.4ブタンジオ
ールとテレフタル酸あるいはテレフタル酸ジメチ
ルとエチレングリコール等から合成される。 これらのうち、1種又は2種以上のものが飽和
ポリエステル樹脂(B)として用いることができる。
飽和ポリエステル樹脂(B)の分子量には特に制限は
ないが、固有粘度0.4〜1.6dl/gであることが好
ましい。 さらに、変性オレフイン樹脂(C)とは、オレフイ
ンと不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重合
体、オレフインと不飽和エポキシ化合物との共重
合体、ポリオレフインに不飽和カルボン酸又はそ
の誘導体または不飽和エポキシ化合物をグラフト
させた重合体およびそれらのオレフインの一部を
他のエチレン系不飽和化合物に置換した(共)重
合体からなる群より選ばれたオレフインを主体と
する樹脂である。これらのうち、特に不飽和エポ
キシ化合物を用いた変性オレフイン樹脂が好まし
い。変性オレフイン樹脂(C)の分子量には特に制限
はないが、メルトフローインデツクス“MFR”
(JIS K6760、190℃)1〜100g/10分であること
が好ましい。 オレフインとしては、エチレン、プロピレン、
ブテン−1,4−メチルペンテン−1などが挙げ
られ、1種又は2種以上用いることができる。特
にエチレン、プロピレンが好ましい。 不飽和カルボン酸又はその誘導体としては、ア
クリル酸、メタクリル酸等のモノカルボン酸、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸等のジカルボン
酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸等のジカル
ボン酸無水物、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル等のカルボン酸アルキルエ
ステル等々が挙げられ、1種又は2種以上用いる
ことができる。 不飽和エポキシ化合物としては、分子中のオレ
フインと共重合しうる不飽和基と、エポキシ基を
それぞれ有する化合物である。 例えば、下記一般式()、()およ()で
表わされるような不飽和グリシジルエステル類、
不飽和グリシジルエーテル類、エポキシアルケン
類、P−グリシジルスチレン類などの不飽和エポ
キシ化合物である。 (R1はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。) (R2はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。Xは−CH2−O−、
【式】または
【式】である。)
(R3はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。R4は水素またはメチル基で
ある。) 具体的にはグリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、イタコン酸グリシジルエステ
ル類、ブテンカルボン酸エステル類、アリルグリ
シジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−P−グリシジルエーテル、
3.4−エポキシブテン、3,4−エポキシ−3−
メチル−1−ブテン、3,4−エポキシ−1−ペ
ンテン、3,4−エポキシ−3−メチルペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニルシ
クロヘキセンモノオキシド、P−グリシジルスチ
レンなどが挙げられ、1種又は2種以上用いるこ
とができる。 また、エチレン系不飽和化合物としては、オレ
フイン類、飽和カルボン酸成分にC2〜6を含むビニ
ルエステル類、飽和アルコール成分にC1〜8を含む
アクリル酸およびメタクリル酸エステル類および
マレイン酸エステル類、ハロゲン化ビニル類、ビ
ニルエーテル類、N−ビニルラクタム類、カルボ
ン酸アミド類などが挙げられ、1種又は2種以上
用いることができる。 本発明の成形用樹脂組成物は、上述のゴム強化
樹脂、飽和ポリエステル樹脂および変性オレフイ
ン樹脂からなり、その組成比率(重量比)は、ゴ
ム強化樹脂(A):飽和ポリエステル樹脂(B)が20:80
〜80:20であり、かつ、変性オレフイン樹脂(C)が
ゴム強化樹脂(A)と飽和ポリエステル樹脂(B)の合計
100重量部当り0.5〜40重量部である。 ゴム強化樹脂(A)と飽和ポリエステル樹脂(B)の組
成比率において、20:80〜80:20の範囲外ではウ
エルド部の落球衝撃強度が改善されない。さら
に、変性オレフイン樹脂が0.5重量部未満ではウ
エルド部の落球衝撃強度が改善されず、40重量部
を超すと、耐熱性および剛性の低下が著しくなつ
て好ましくない。 なお、これら3成分を混合する方法ならびに順
序には何ら制限はなく、公知の混合機を用いて行
うことができる。また混合時、公知の染顔料、安
定剤、可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑
剤、充填剤等の添加も十分可能である。 以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
るが本発明はこれらによつて何ら制限されるもの
ではない。 実施例および比較例 ゴム強化樹脂(A)、飽和ポリエステル樹脂(B)およ
び変性オレフイン樹脂(C)又は塩素化ポリエチレン
を一括溶融混練し、組成物(試料番号1〜17)を
得た。 組成物の組成比および物性を表−1に示す。 用いられた樹脂は以下のとおり。 (A) ゴム強化樹脂 (A-1) ポリブタジエン50重量部、スチレン35重
量部およびアクリロニトリル15重量部よりな
るグラフト重合体50重量%とスチレン70重量
部およびアクリロニトリル30重量部よりなる
共重合体50重量%からなる混合物。“ABS樹
脂” (A-2) エチレン−プロピレン−エチリデンノル
ボルネン50重量部、スチレン35重量部および
アクリロニトリル15重量部よりなるグラフト
重合体40重量%とスチレン70重量部およびア
クリロニトリル30重量部よりなる共重合体60
重量%からなる混合物。“AES樹脂” (A-3) ポリブタジエン15重量部、スチレン60重
量部およびアクリロニトリル25重量部よりな
るグラフト重合体。“ABS樹脂” (A-4) ポリブタジエン40重量部、スチレン20重
量部、メチルメタクリレート25重量部および
アクリロニトリル15重量部よりなるグラフト
重合体25重量%とスチレン70重量部およびア
クリロニトリル30重量部よりなる共重合体75
重量%からなる混合物。“ABS樹脂” (A-5) ポリブタジエン15重量部、メチルメタク
リレート70重量部およびスチレン15重量部よ
りなるグラフト重合体。“MBS”樹脂 (B) 飽和ポリエステル樹脂 (PBT) ポリブチレンテレフタレート(固有粘度
1.15dl/g) (C) 変性オレフイン樹脂 (C-1) ポリエチレン(95重量部)に無水マレイ
ン酸(5重量部)をグラフトさせてなる変性
ポリエチレン(“E−MAH”、MFR3) (C-2) エチレン90重量部とグリシジルメタクリ
レート10重量部からなる共重合体(“E−
GMA”、MFR3) (C-3) エチレン80重量部、グリシジルメタクリ
レート10重量部および酢酸ビニル10重量部か
らなる共重合体(“E−GMA−VA”、
MFR7) (C-4) エチレン95重量部およびメタアクリル酸
5重量部からなる共重合体(“E−MAA”、
MFR35) (C-5) エチレン90重量部およびエチルアクリレ
ート10重量部からなる共重合体(“E−EA”、
MFR40) (D) 塩素含有量35重量%の塩素化ポリエチレン
“Cl−PE”(MFR3)
炭化水素基である。R4は水素またはメチル基で
ある。) 具体的にはグリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、イタコン酸グリシジルエステ
ル類、ブテンカルボン酸エステル類、アリルグリ
シジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−P−グリシジルエーテル、
3.4−エポキシブテン、3,4−エポキシ−3−
メチル−1−ブテン、3,4−エポキシ−1−ペ
ンテン、3,4−エポキシ−3−メチルペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニルシ
クロヘキセンモノオキシド、P−グリシジルスチ
レンなどが挙げられ、1種又は2種以上用いるこ
とができる。 また、エチレン系不飽和化合物としては、オレ
フイン類、飽和カルボン酸成分にC2〜6を含むビニ
ルエステル類、飽和アルコール成分にC1〜8を含む
アクリル酸およびメタクリル酸エステル類および
マレイン酸エステル類、ハロゲン化ビニル類、ビ
ニルエーテル類、N−ビニルラクタム類、カルボ
ン酸アミド類などが挙げられ、1種又は2種以上
用いることができる。 本発明の成形用樹脂組成物は、上述のゴム強化
樹脂、飽和ポリエステル樹脂および変性オレフイ
ン樹脂からなり、その組成比率(重量比)は、ゴ
ム強化樹脂(A):飽和ポリエステル樹脂(B)が20:80
〜80:20であり、かつ、変性オレフイン樹脂(C)が
ゴム強化樹脂(A)と飽和ポリエステル樹脂(B)の合計
100重量部当り0.5〜40重量部である。 ゴム強化樹脂(A)と飽和ポリエステル樹脂(B)の組
成比率において、20:80〜80:20の範囲外ではウ
エルド部の落球衝撃強度が改善されない。さら
に、変性オレフイン樹脂が0.5重量部未満ではウ
エルド部の落球衝撃強度が改善されず、40重量部
を超すと、耐熱性および剛性の低下が著しくなつ
て好ましくない。 なお、これら3成分を混合する方法ならびに順
序には何ら制限はなく、公知の混合機を用いて行
うことができる。また混合時、公知の染顔料、安
定剤、可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑
剤、充填剤等の添加も十分可能である。 以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
るが本発明はこれらによつて何ら制限されるもの
ではない。 実施例および比較例 ゴム強化樹脂(A)、飽和ポリエステル樹脂(B)およ
び変性オレフイン樹脂(C)又は塩素化ポリエチレン
を一括溶融混練し、組成物(試料番号1〜17)を
得た。 組成物の組成比および物性を表−1に示す。 用いられた樹脂は以下のとおり。 (A) ゴム強化樹脂 (A-1) ポリブタジエン50重量部、スチレン35重
量部およびアクリロニトリル15重量部よりな
るグラフト重合体50重量%とスチレン70重量
部およびアクリロニトリル30重量部よりなる
共重合体50重量%からなる混合物。“ABS樹
脂” (A-2) エチレン−プロピレン−エチリデンノル
ボルネン50重量部、スチレン35重量部および
アクリロニトリル15重量部よりなるグラフト
重合体40重量%とスチレン70重量部およびア
クリロニトリル30重量部よりなる共重合体60
重量%からなる混合物。“AES樹脂” (A-3) ポリブタジエン15重量部、スチレン60重
量部およびアクリロニトリル25重量部よりな
るグラフト重合体。“ABS樹脂” (A-4) ポリブタジエン40重量部、スチレン20重
量部、メチルメタクリレート25重量部および
アクリロニトリル15重量部よりなるグラフト
重合体25重量%とスチレン70重量部およびア
クリロニトリル30重量部よりなる共重合体75
重量%からなる混合物。“ABS樹脂” (A-5) ポリブタジエン15重量部、メチルメタク
リレート70重量部およびスチレン15重量部よ
りなるグラフト重合体。“MBS”樹脂 (B) 飽和ポリエステル樹脂 (PBT) ポリブチレンテレフタレート(固有粘度
1.15dl/g) (C) 変性オレフイン樹脂 (C-1) ポリエチレン(95重量部)に無水マレイ
ン酸(5重量部)をグラフトさせてなる変性
ポリエチレン(“E−MAH”、MFR3) (C-2) エチレン90重量部とグリシジルメタクリ
レート10重量部からなる共重合体(“E−
GMA”、MFR3) (C-3) エチレン80重量部、グリシジルメタクリ
レート10重量部および酢酸ビニル10重量部か
らなる共重合体(“E−GMA−VA”、
MFR7) (C-4) エチレン95重量部およびメタアクリル酸
5重量部からなる共重合体(“E−MAA”、
MFR35) (C-5) エチレン90重量部およびエチルアクリレ
ート10重量部からなる共重合体(“E−EA”、
MFR40) (D) 塩素含有量35重量%の塩素化ポリエチレン
“Cl−PE”(MFR3)
【表】
Claims (1)
- 1 ジエン系ゴムまたはエチレン−プロピレン系
ゴムから選ばれたゴムに、芳香族ビニル化合物、
シアン化ビニル化合物および他の共重合可能なビ
ニル化合物からなる群より選択された二種以上の
化合物をグラフト重合したグラフト重合体、また
は、かかるグラフト重合体と上述の化合物群より
選択された二種以上の化合物を共重合した共重合
体からなるゴム強化樹脂(A)、飽和ポリエステル樹
脂(B)およびオレフインと不飽和カルボン酸又はそ
の誘導体との共重合体、オレフインと不飽和エポ
キシ化合物との共重合体、ポリオレフインに不飽
和カルボン酸又はその誘導体または不飽和エポキ
シ化合物をグラフトさせた重合体およびそれらの
オレフインの一部を他のエチレン系不飽和化合物
に置換した(共)重合体からなる群より選ばれた
オレフインを主体とする変性オレフイン樹脂(C)か
らなり、(A):(B)の重量比が20:80〜80〜20(A+
Bの合計で100)であり、かつ、(C):(A)+(B)の重
量比が0.5:100〜40:100であることを特徴とす
る成形用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17161083A JPS6063250A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 成形用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17161083A JPS6063250A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 成形用樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6063250A JPS6063250A (ja) | 1985-04-11 |
| JPH0357942B2 true JPH0357942B2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=15926357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17161083A Granted JPS6063250A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 成形用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6063250A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0710947B2 (ja) * | 1985-09-17 | 1995-02-08 | 東レ株式会社 | 芳香族ポリエステル組成物 |
| JPH0721106B2 (ja) * | 1986-11-25 | 1995-03-08 | 東洋紡績株式会社 | ポリエステルブロツク共重合体組成物 |
| JPH0674375B2 (ja) * | 1987-11-25 | 1994-09-21 | 帝人株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JP2730233B2 (ja) * | 1989-02-08 | 1998-03-25 | 日本合成ゴム株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物 |
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