JPS6342934B2 - - Google Patents
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- JPS6342934B2 JPS6342934B2 JP5650681A JP5650681A JPS6342934B2 JP S6342934 B2 JPS6342934 B2 JP S6342934B2 JP 5650681 A JP5650681 A JP 5650681A JP 5650681 A JP5650681 A JP 5650681A JP S6342934 B2 JPS6342934 B2 JP S6342934B2
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Landscapes
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- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
本発明は、軟質製品用の塩化ビニル樹脂の組成
物に関するものである。 従来使用されてきた軟質製品用の塩化ビニル樹
脂の組成物は、耐揮発性、耐寒性および電気絶縁
性を釣り合い良く具備するものがなく、いずれか
がすぐれていても他が劣るうらみがあつた。たと
えば、塩化ビニル樹脂にトリメリツト酸トリアル
キルを配合してなる組成物は、耐揮発性、電気絶
縁性は良好なるものの、耐寒性が不十分である。
また、炭素数10〜12個のノルマルアルキル基をも
つジアルキルフタレートを塩化ビニル樹脂に配合
してなる組成物は電気絶縁性が不十分の上アルキ
ル基鎖長の増大に伴ない塩化ビニル樹脂との相溶
性も低下する。 本発明者らは以上の欠点を改良し釣り合いのと
れた性質を有する塩化ビニル樹脂組成物を得るべ
く研究の結果、塩化ビニル樹脂にシクロペンタン
テトラカルボン酸テトラアルキルを配合してなる
組成物が良好なる性質を有することを見出し、本
発明を完成させるに到つた。 すなわち、本発明の塩化ビニル樹脂の組成物
は、塩化ビニル樹脂につぎの一般式で示されるシ
クロペンタンテトラカルボン酸テトナアルキルを
配合してなる。 (式中、Rは炭素数4〜13個のアルキル基を示
す)。 更に詳しくは、塩化ビニル樹脂100重量部に対
してシクロペンタンテトラカルボン酸テトラアル
キル20〜200重量部を配合てなる。 本発明の組成物に使用する塩化ビニル樹脂は懸
濁重合、塊状重合もしくは懸濁重合/乳化重合併
用など、特に重合方法によつて限定されるもので
はなく、塩化ビニルホモポリマーもしくは塩化ビ
ニルと他のビニル化合物とのコポリマーまたはこ
れらの混合物が用いられる。シクロペンタンテト
ラカルボン酸テトラアルキルは、アルキル基の炭
素原子数4〜13個のものであれば、単独または混
合物いずれにも使用できるが、シクロペンタンテ
トラカルボン酸テトラ2―エチルヘキシルが好ま
しく用いられる。このシクロペンタンテトラカル
ボン酸テトラ2―エチルヘキシルは、市販のシク
ロペンタテトラカルボン酸と市販の2―エチルヘ
キサノールをエステル化反応により合成すること
ができる。 本発明の組成物の塩化ビニル樹脂とシクロペン
タンテトラカルボン酸テトラアルキルの混合は、
公知の混合機たとえばヘンセルミキサー、リボン
ブレンダーなどを用いて容易に実施できる。混合
に際して、公知の種々の安定剤のほか種々の公知
の塩化ビニル樹脂組成物用添加剤を本発明の目的
を損わない範囲内で配合できる。 一般的に用いられる可塑剤を用いた組成物と、
本発明とを比べると、可塑剤トリメリツト酸トリ
2―エチルヘキシルを用いた組成物の柔軟温度は
−11℃に対し、本発明の組成物の柔軟温度は−15
℃であり、機械特性、老化性、耐油性、電気絶縁
性を損なうことなく低温柔軟性に優れている。ジ
ラウリルフタレートを用いた組成物の粉吹き性は
ブルームありに対し、本発明の組成物の粉吹き性
は変化なしであり、機械特性、老化性、耐油性、
低温柔軟性、電気絶縁性を損なうことなく粉吹性
も優れている。またDOPを用いた組成物は、老
化試験の重量変化率が−7.5%と、可塑材量の24
%が揮発しているのに対し、本発明の重量変化率
は−0.1と少なく、機械特性、耐油性、低温柔軟
性、ブリード・ブルーム性、電気絶縁性を損なう
ことなく老化性、耐揮発性に優れている。このた
め本発明の組成物は、耐熱電線被覆材料、自動車
の内装材料として用いられる。本発明の組成物に
よつて得られるフイルム、シートはブリードブル
ームを起すこともなく、また、電線被覆は電気絶
縁性がすぐれている。 以下、実施例、比較例にし本発明を説明する。
実施例、比較例で用いた各種の物性測定はつぎに
示す方法で行なつた。 引張試験 :JIS K−6723による。 加熱老化試験:JIS K−6723による。 耐油性試験 : 〃 〃 硬 さ :JIS K−6301Aによる。 柔軟温度 :JIS K−6745による。 体積抵抗率 :JIS K−6723による。 ブリード・ブルーム性:試験シートを70℃、相
対湿度80%の定温定湿状態におき経時的に
シートを観察し、液状物のにじみ出し(ブ
リード)、粉状物のふき出し(ブルーム)
の有無をしらべる。 実施例 1 塩化ビニルホモポリマー(=1030)100重量
部、シクロペンタンテトラカルボン酸テトラ2―
エチルヘキシル50重量部をCa−Zn系安定剤〔ア
デカアーガス化学(株)製品Mark37、以下Ca−Zn
系安定剤という〕2重量部を混合し、150℃で8
インチミキシングロールにて5分間混練後、厚さ
1.3mmのシートとなし、170℃にて5分間プレスし
て厚さ1mmまたは2mmのシートを作成した。これ
らのシートから所定の試験法による試験片を作成
して試験を行なつた。結果を表1に示した。 実施例 2 実施例1において、Ca−Zn系安定剤の代りに、
三塩基性硫酸鉛4重量部、ステアリン酸1重量部
を使用し、他は同様に行つた。結果を表2に示
す。 比較例 1,2,3 シクロペンタンテトラカルボン酸テトラ2−エ
チルヘキシルに代えて、トリメリツト酸トリ―2
―エチルヘキシル、ジラウリルフタレート、ジ―
2―エチルヘキシルフタレート(DOPと略す)
を使用し、同様に行つた。結果を表1に示す。 比較例 4,5,6 比較例1,2,3のそれぞれのCa−Zn系安定
剤に代えて、三塩基性硫酸鉛4重量部、ステアリ
ン酸鉛1重量部を使用し同様に行つた。結果を表
2に示す。
物に関するものである。 従来使用されてきた軟質製品用の塩化ビニル樹
脂の組成物は、耐揮発性、耐寒性および電気絶縁
性を釣り合い良く具備するものがなく、いずれか
がすぐれていても他が劣るうらみがあつた。たと
えば、塩化ビニル樹脂にトリメリツト酸トリアル
キルを配合してなる組成物は、耐揮発性、電気絶
縁性は良好なるものの、耐寒性が不十分である。
また、炭素数10〜12個のノルマルアルキル基をも
つジアルキルフタレートを塩化ビニル樹脂に配合
してなる組成物は電気絶縁性が不十分の上アルキ
ル基鎖長の増大に伴ない塩化ビニル樹脂との相溶
性も低下する。 本発明者らは以上の欠点を改良し釣り合いのと
れた性質を有する塩化ビニル樹脂組成物を得るべ
く研究の結果、塩化ビニル樹脂にシクロペンタン
テトラカルボン酸テトラアルキルを配合してなる
組成物が良好なる性質を有することを見出し、本
発明を完成させるに到つた。 すなわち、本発明の塩化ビニル樹脂の組成物
は、塩化ビニル樹脂につぎの一般式で示されるシ
クロペンタンテトラカルボン酸テトナアルキルを
配合してなる。 (式中、Rは炭素数4〜13個のアルキル基を示
す)。 更に詳しくは、塩化ビニル樹脂100重量部に対
してシクロペンタンテトラカルボン酸テトラアル
キル20〜200重量部を配合てなる。 本発明の組成物に使用する塩化ビニル樹脂は懸
濁重合、塊状重合もしくは懸濁重合/乳化重合併
用など、特に重合方法によつて限定されるもので
はなく、塩化ビニルホモポリマーもしくは塩化ビ
ニルと他のビニル化合物とのコポリマーまたはこ
れらの混合物が用いられる。シクロペンタンテト
ラカルボン酸テトラアルキルは、アルキル基の炭
素原子数4〜13個のものであれば、単独または混
合物いずれにも使用できるが、シクロペンタンテ
トラカルボン酸テトラ2―エチルヘキシルが好ま
しく用いられる。このシクロペンタンテトラカル
ボン酸テトラ2―エチルヘキシルは、市販のシク
ロペンタテトラカルボン酸と市販の2―エチルヘ
キサノールをエステル化反応により合成すること
ができる。 本発明の組成物の塩化ビニル樹脂とシクロペン
タンテトラカルボン酸テトラアルキルの混合は、
公知の混合機たとえばヘンセルミキサー、リボン
ブレンダーなどを用いて容易に実施できる。混合
に際して、公知の種々の安定剤のほか種々の公知
の塩化ビニル樹脂組成物用添加剤を本発明の目的
を損わない範囲内で配合できる。 一般的に用いられる可塑剤を用いた組成物と、
本発明とを比べると、可塑剤トリメリツト酸トリ
2―エチルヘキシルを用いた組成物の柔軟温度は
−11℃に対し、本発明の組成物の柔軟温度は−15
℃であり、機械特性、老化性、耐油性、電気絶縁
性を損なうことなく低温柔軟性に優れている。ジ
ラウリルフタレートを用いた組成物の粉吹き性は
ブルームありに対し、本発明の組成物の粉吹き性
は変化なしであり、機械特性、老化性、耐油性、
低温柔軟性、電気絶縁性を損なうことなく粉吹性
も優れている。またDOPを用いた組成物は、老
化試験の重量変化率が−7.5%と、可塑材量の24
%が揮発しているのに対し、本発明の重量変化率
は−0.1と少なく、機械特性、耐油性、低温柔軟
性、ブリード・ブルーム性、電気絶縁性を損なう
ことなく老化性、耐揮発性に優れている。このた
め本発明の組成物は、耐熱電線被覆材料、自動車
の内装材料として用いられる。本発明の組成物に
よつて得られるフイルム、シートはブリードブル
ームを起すこともなく、また、電線被覆は電気絶
縁性がすぐれている。 以下、実施例、比較例にし本発明を説明する。
実施例、比較例で用いた各種の物性測定はつぎに
示す方法で行なつた。 引張試験 :JIS K−6723による。 加熱老化試験:JIS K−6723による。 耐油性試験 : 〃 〃 硬 さ :JIS K−6301Aによる。 柔軟温度 :JIS K−6745による。 体積抵抗率 :JIS K−6723による。 ブリード・ブルーム性:試験シートを70℃、相
対湿度80%の定温定湿状態におき経時的に
シートを観察し、液状物のにじみ出し(ブ
リード)、粉状物のふき出し(ブルーム)
の有無をしらべる。 実施例 1 塩化ビニルホモポリマー(=1030)100重量
部、シクロペンタンテトラカルボン酸テトラ2―
エチルヘキシル50重量部をCa−Zn系安定剤〔ア
デカアーガス化学(株)製品Mark37、以下Ca−Zn
系安定剤という〕2重量部を混合し、150℃で8
インチミキシングロールにて5分間混練後、厚さ
1.3mmのシートとなし、170℃にて5分間プレスし
て厚さ1mmまたは2mmのシートを作成した。これ
らのシートから所定の試験法による試験片を作成
して試験を行なつた。結果を表1に示した。 実施例 2 実施例1において、Ca−Zn系安定剤の代りに、
三塩基性硫酸鉛4重量部、ステアリン酸1重量部
を使用し、他は同様に行つた。結果を表2に示
す。 比較例 1,2,3 シクロペンタンテトラカルボン酸テトラ2−エ
チルヘキシルに代えて、トリメリツト酸トリ―2
―エチルヘキシル、ジラウリルフタレート、ジ―
2―エチルヘキシルフタレート(DOPと略す)
を使用し、同様に行つた。結果を表1に示す。 比較例 4,5,6 比較例1,2,3のそれぞれのCa−Zn系安定
剤に代えて、三塩基性硫酸鉛4重量部、ステアリ
ン酸鉛1重量部を使用し同様に行つた。結果を表
2に示す。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル樹脂につぎの一般式で示されるシ
クロペンタンテトラカルボン酸テトラアルキルを
配合してなる塩化ビニル樹脂の組成物。 (式中、Rは炭素数4〜13個のアルキル基を示
す) 2 塩化ビニル樹脂100重量部に対してテトラカ
ルボン酸テトラアルキル20〜200重量部を配合し
てなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5650681A JPS57170948A (en) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | Composition of vinyl chloride resin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5650681A JPS57170948A (en) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | Composition of vinyl chloride resin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57170948A JPS57170948A (en) | 1982-10-21 |
| JPS6342934B2 true JPS6342934B2 (ja) | 1988-08-26 |
Family
ID=13029004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5650681A Granted JPS57170948A (en) | 1981-04-15 | 1981-04-15 | Composition of vinyl chloride resin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57170948A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61195145A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-29 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | 電線被覆材 |
| US8815992B2 (en) | 2010-04-14 | 2014-08-26 | Exxonmobil Research And Engineering Company | Tetracarboxylic ester plasticizers |
-
1981
- 1981-04-15 JP JP5650681A patent/JPS57170948A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57170948A (en) | 1982-10-21 |
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