JPS6347123B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347123B2 JPS6347123B2 JP11481281A JP11481281A JPS6347123B2 JP S6347123 B2 JPS6347123 B2 JP S6347123B2 JP 11481281 A JP11481281 A JP 11481281A JP 11481281 A JP11481281 A JP 11481281A JP S6347123 B2 JPS6347123 B2 JP S6347123B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- metal wire
- coating layer
- wire
- green compact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
本発明は金属リード線を埋込んだセラミツク電
子部品の製造方法に関するものである。 サーミスタや種々のセンサに用いられているセ
ラミツクスは全て電極を付与されており、この電
極は、多くの場合、導電性ペイントの塗布や焼付
け、あるいは金属の蒸着などの方法により形成さ
れている。これらの電極はいずれも数百度以上の
温度においては酸化や剥離が生じて使用すること
ができない。高温サーミスタやガスセンサのよう
に、電極の使用範囲以上で用いるセラミツク電子
部品は、セラミツクを構成する物質の圧粉体に白
金線や金線を埋込み一体成型した後焼成し、金属
リード線とセラミツク基体を固着して得られてい
る。この方法では焼成に際して圧粉体は10〜30%
収縮するのに対して金属線は収縮しないで、金属
線に圧縮力が加わり、セラミツク基体と金属線を
固く結合させることができる。ところが、セラミ
ツク基体が前述の収縮により発生する応力に耐え
ることができない場合、セラミツク基体は破壊し
てしまう。焼成による収縮の度合や基体の機械的
強度は、セラミツクスを構成する物質の化学組成
や、合成方法に依存する。一方、セラミツク電子
部品として要求されるのは主に電気的特性である
が、いくら電気的特性が優れていても、リード線
と固着させた場合、セラミツク基体が破壊すると
電子部品として使用し得ないので、上述のような
製造法を用いる限り、使用可能な化学組成が限定
されていた。また、埋込む金属線が細い場合に
は、セラミツク基体にかかる応力も小さく破壊も
起こりにくいが、金属線の強度を増すため太い線
を使用すると、セラミツク基体が破壊されてしま
う。 このような破壊は前述した圧粉体と金属線との
収縮の差により生じる応力のため発生するのであ
るから、この応力がセラミツク基体の破壊強度を
越えないようにすればよい。このため、圧粉体に
あらかじめ金属線の径より10〜30%大きい径の孔
を開けておいて、その孔に金属線を挿入し、焼成
する方法もある。この場合、もろい圧粉体に孔開
け加工をしなければならず、加工中に圧粉体が崩
れたり欠けたりする。 本発明の方法は前述のような問題点を解決した
ものであり、白金線や金線の表面に有機物の被膜
層を設けた後、必要な化学組成を持つ粉体と一体
成型し、焼成してセラミツク電子部品を得るもの
である。焼成前には、有機物被膜層は金属線と圧
粉体の間に存在しているが、焼成の過程で200〜
500℃でこの有機物被膜層は分解焼成し、圧粉体
と金属線の間に隙間が生じ、さらに温度が上がつ
てから圧粉体の収縮が起こる。したがつて、あら
かじめ圧粉体の収縮率に合わせて有機物被膜層の
厚みを設定しておけばセラミツク基体の破壊を防
止することができる。 次に、本発明の実施例について図面を用いて説
明する。まず、高温サーミスタ用材料であるMg
(Al0.3Cr0.5Fe0.2)2O4の粉末を準備し、有機バイン
ダーとして濃度5%のポリビニルアルコール水溶
液を5重量%添加して混合した。次に、白金線1
をポリビニルアルコールの水溶液に浸し、引上げ
て乾燥させた。乾燥した白金線1の表面には第1
図に示すようにポリビニルアルコールの被膜層2
が形成されていた。このような処理を行なつた白
金線1を通常行なわれている方法で第2図に示す
ような形状に前記粉末と一体成型した。なお図に
おいて、3は圧粉体である。1400℃で2時間焼成
した。比較のため、ポリビニルアルコールで被覆
していない白金線を用いた場合についても調べ
た。これらの焼成したセラミツク基体が破壊した
率を下表に示す。
子部品の製造方法に関するものである。 サーミスタや種々のセンサに用いられているセ
ラミツクスは全て電極を付与されており、この電
極は、多くの場合、導電性ペイントの塗布や焼付
け、あるいは金属の蒸着などの方法により形成さ
れている。これらの電極はいずれも数百度以上の
温度においては酸化や剥離が生じて使用すること
ができない。高温サーミスタやガスセンサのよう
に、電極の使用範囲以上で用いるセラミツク電子
部品は、セラミツクを構成する物質の圧粉体に白
金線や金線を埋込み一体成型した後焼成し、金属
リード線とセラミツク基体を固着して得られてい
る。この方法では焼成に際して圧粉体は10〜30%
収縮するのに対して金属線は収縮しないで、金属
線に圧縮力が加わり、セラミツク基体と金属線を
固く結合させることができる。ところが、セラミ
ツク基体が前述の収縮により発生する応力に耐え
ることができない場合、セラミツク基体は破壊し
てしまう。焼成による収縮の度合や基体の機械的
強度は、セラミツクスを構成する物質の化学組成
や、合成方法に依存する。一方、セラミツク電子
部品として要求されるのは主に電気的特性である
が、いくら電気的特性が優れていても、リード線
と固着させた場合、セラミツク基体が破壊すると
電子部品として使用し得ないので、上述のような
製造法を用いる限り、使用可能な化学組成が限定
されていた。また、埋込む金属線が細い場合に
は、セラミツク基体にかかる応力も小さく破壊も
起こりにくいが、金属線の強度を増すため太い線
を使用すると、セラミツク基体が破壊されてしま
う。 このような破壊は前述した圧粉体と金属線との
収縮の差により生じる応力のため発生するのであ
るから、この応力がセラミツク基体の破壊強度を
越えないようにすればよい。このため、圧粉体に
あらかじめ金属線の径より10〜30%大きい径の孔
を開けておいて、その孔に金属線を挿入し、焼成
する方法もある。この場合、もろい圧粉体に孔開
け加工をしなければならず、加工中に圧粉体が崩
れたり欠けたりする。 本発明の方法は前述のような問題点を解決した
ものであり、白金線や金線の表面に有機物の被膜
層を設けた後、必要な化学組成を持つ粉体と一体
成型し、焼成してセラミツク電子部品を得るもの
である。焼成前には、有機物被膜層は金属線と圧
粉体の間に存在しているが、焼成の過程で200〜
500℃でこの有機物被膜層は分解焼成し、圧粉体
と金属線の間に隙間が生じ、さらに温度が上がつ
てから圧粉体の収縮が起こる。したがつて、あら
かじめ圧粉体の収縮率に合わせて有機物被膜層の
厚みを設定しておけばセラミツク基体の破壊を防
止することができる。 次に、本発明の実施例について図面を用いて説
明する。まず、高温サーミスタ用材料であるMg
(Al0.3Cr0.5Fe0.2)2O4の粉末を準備し、有機バイン
ダーとして濃度5%のポリビニルアルコール水溶
液を5重量%添加して混合した。次に、白金線1
をポリビニルアルコールの水溶液に浸し、引上げ
て乾燥させた。乾燥した白金線1の表面には第1
図に示すようにポリビニルアルコールの被膜層2
が形成されていた。このような処理を行なつた白
金線1を通常行なわれている方法で第2図に示す
ような形状に前記粉末と一体成型した。なお図に
おいて、3は圧粉体である。1400℃で2時間焼成
した。比較のため、ポリビニルアルコールで被覆
していない白金線を用いた場合についても調べ
た。これらの焼成したセラミツク基体が破壊した
率を下表に示す。
【表】
【表】
表からも明らかなように、有機物被膜層はセラ
ミツク基体の破壊防止に効果があり、特にその厚
みが金属線径の10%以上であればその効果はいち
じるしい。 このように、本発明の方法によれば、金属線の
少なくともセラミツク基体内に埋込まれるべき部
分に有機物被膜層を設けておき、セラミツク原料
と一体成型して焼成しているので、焼成時にこの
有機物被膜層が焼失し、圧粉体の収縮により金属
線との熱膨脹率の違いからセラミツク基体に生じ
る応力を効果的に軽減することができる。そし
て、有機物被膜層の厚さを圧粉体の収縮の度合に
応じて決めておけば、公知の方法で金属線の埋込
まれた圧粉体を作製することができるので、その
実施が非常に容易である。
ミツク基体の破壊防止に効果があり、特にその厚
みが金属線径の10%以上であればその効果はいち
じるしい。 このように、本発明の方法によれば、金属線の
少なくともセラミツク基体内に埋込まれるべき部
分に有機物被膜層を設けておき、セラミツク原料
と一体成型して焼成しているので、焼成時にこの
有機物被膜層が焼失し、圧粉体の収縮により金属
線との熱膨脹率の違いからセラミツク基体に生じ
る応力を効果的に軽減することができる。そし
て、有機物被膜層の厚さを圧粉体の収縮の度合に
応じて決めておけば、公知の方法で金属線の埋込
まれた圧粉体を作製することができるので、その
実施が非常に容易である。
図面は本発明の方法を説明するためのもので、
第1図は有機物被膜層で被覆された金属線の断面
図、第2図はこの金属線が埋込まれた圧粉体の斜
視図である。 1……白金線、2……ポリビニルアルコール被
膜層、3……圧粉体。
第1図は有機物被膜層で被覆された金属線の断面
図、第2図はこの金属線が埋込まれた圧粉体の斜
視図である。 1……白金線、2……ポリビニルアルコール被
膜層、3……圧粉体。
Claims (1)
- 1 セラミツク基体に金属線を埋め込んだセラミ
ツク電子部品の製造方法において、前記金属線の
少なくとも前記セラミツク基体内に埋設されるべ
き部分の表面に有機物被膜層を設け、セラミツク
原料粉末とともに一体成型した後、焼成すること
を特徴とするセラミツク電子部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56114812A JPS5815207A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | セラミツク電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56114812A JPS5815207A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | セラミツク電子部品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5815207A JPS5815207A (ja) | 1983-01-28 |
| JPS6347123B2 true JPS6347123B2 (ja) | 1988-09-20 |
Family
ID=14647295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56114812A Granted JPS5815207A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | セラミツク電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815207A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5772638B2 (ja) * | 2012-02-07 | 2015-09-02 | トヨタ自動車株式会社 | 金属化フィルムコンデンサ |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP56114812A patent/JPS5815207A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5815207A (ja) | 1983-01-28 |
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