JPS6348916B2 - - Google Patents

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JPS6348916B2
JPS6348916B2 JP53077876A JP7787678A JPS6348916B2 JP S6348916 B2 JPS6348916 B2 JP S6348916B2 JP 53077876 A JP53077876 A JP 53077876A JP 7787678 A JP7787678 A JP 7787678A JP S6348916 B2 JPS6348916 B2 JP S6348916B2
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JP
Japan
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parts
adhesive
water
manufactured
epoxy
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Application number
JP53077876A
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English (en)
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JPS555937A (en
Inventor
Yasuaki Myazaki
Seiichi Sakurada
Tsukane Tanaka
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Misawa Homes Co Ltd
Koyo Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Koyo Sangyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd, Koyo Sangyo Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP7787678A priority Critical patent/JPS555937A/ja
Publication of JPS555937A publication Critical patent/JPS555937A/ja
Publication of JPS6348916B2 publication Critical patent/JPS6348916B2/ja
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は耐水性が優れた、更に接着剤組成物の
安定性の極めて良好な接着剤組成物に係るもので
ある。 水性エマルジヨンおよび/または水溶性高分子
水溶液に、分子中にイソシアネート基を2個以上
有する化合物またはその重合物(以下単に、イソ
シアネート系化合物という)を配合することによ
り耐水性の優れた接着剤を作ることができるが、
この場合イソシアネート基と水の反応が急速に進
むため配合後長くとも3時間程度で耐水性が急激
に低下し、併せて発ぽうや粘度の異常な上昇が起
り接着剤がゲル化するなど大きな欠点があるため
にこの接着剤は通常3時間以内に使いきる必要が
ある。 このように限られた短時間内に使いきるという
ことは極めて不便でその用途も自から限られたも
のとなつている。 またエポキシ基と常温で反応する水性エマルジ
ヨン、例へばカルボキシル化SBRとエポキシ基
を有する化合物とよりなる接着剤は比較的良好な
接着力を示すが、この接着剤中にエポキシ基を有
する重合物と常温で反応し難いカルボキシル基以
外の活性水素基を有する物質、例へばポリビニル
アルコール、メチルセルローズ、デンプン等が混
用される場合は接着性特に耐水接着力が顕著に低
下するので接着剤の配合の多様化が大きく制限さ
れるので用途の適用範囲も狭いものとなる。 本発明はこれらの欠点を排除したもので、2液
型接着剤による接着方法において、、第1液が水
性エマルジヨン及び/または水溶性高分子水溶液
を主体成分とする水溶液、第2液がイソシアネー
ト基を2個以上有する化合物またはその重合物
100部に対し、エポキシ基を有する化合物または
その重合物20〜50部を均一に混合した溶液、であ
つて、予め別々に調製された第1液及び第2液か
らなる接着剤組成物を混合した後、接着面に塗工
することを特徴とする接着方法に係るものであ
る。 本発明において、イソシアネート系化合物とエ
ポキシ系化合物を水性エマルジヨンおよび/また
は水溶性高分子溶液に配合することにより作成さ
れた接着剤組成物は優れた耐水性が得られるとと
もに発ぽうが少なく、粘度が安定でゲル化が起り
難くなり、放置による耐水接着力の低下も少くそ
の結果として接着剤組成物の可使用時間を大きく
延長することができる。 イソシアネート系化合物およびエポキシ系化合
物を配合することにより特に粘度安定性や耐水接
着力が大きく向上する根拠は、エポキシ基と水性
エマルジヨンや水溶性高分子に有するカルボキシ
ル基との反応生成物が、水性エマルジヨンや水溶
性高分子に有する活性水素基とイソシアネート基
の反応および水とイソシアネート基の反応を抑制
していることおよびイソシアネート化合物とエポ
キシ系化合物が互いに被覆しあつて急激な反応を
制御しているものと考へられる。 また本発明は常温において、エポキシ基とカル
ボキシル基の反応によりおよびエポキシ基と反応
にあずからないその他の活性水素基とイソシアネ
ート基の反応によりポリマーの親水性基が封鎖さ
れるとともに、イソシアネート系化合物と水、充
てん剤、増量剤、分散剤、増粘剤、被接着体等と
の複合的な反応により、高度な耐水接着力を発限
するものであつて、エポキシ系化合物またはイソ
シアネート系化合物をそれぞれ単独に使用した場
合には到低得ることのできない耐水接着力を得る
とともに、イソシアネート系化合物またはイソシ
アネート系化合物とイソシアネート系化合物の溶
剤との混合液を配合した場合よりも格段に接着剤
組成物の可使用時間の延長が達成されるものであ
る。本発明において水の存在は重用であり、水以
外の溶剤を使用しても本発明の目的とする接着剤
組成物は得ることができない。 本発明における水性エマルジヨンとは、一般に
知られている重合体の水性分散体(液)を指し、
これらをそれぞれ単独または二種以上の混用また
は水溶性高分子溶液との任意の割合による混用が
可能である。 これらの水性エマルジヨンとして具体的には、
スチレン、スチレン誘導体、ブタジエン、アクリ
ロニトリル、クロロプレン、アクリル酸エステ
ル、メタアクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル、酢酸ビニル、エチレン、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、イソプレン、イソブテンなどから選
ばれた一種または共重合可能な二種以上の不飽和
モノマーよりなる重合体または共重合体の水性分
散液および上記モノマーと次に示す水酸基をもつ
不飽和モノマーもしくはカルボキシル基をもつ不
飽和モノマー、あるいはアミノ基、アミド基、エ
ポキシ基をもつ不飽和モノマー例へばジメチルア
ミノメタアクリレート、アクリルアミド、グリシ
ジルアクリレートなどの一種以上共重合した共重
合体の水性分散液がこれに含まれる。 また水酸基をもつモノマーとは、アリルアルコ
ール、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシメタアクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメ
タアクリレート、多価アルコールのモノアリルエ
ーテル、N−メチロ−ルアクリルアミド、N−メ
チロールメタアクリルアミドなどであり、カルボ
キシル基をもつモノマーとはアクリル酸、メタク
リル酸、クロトン酸、マレイン酸、マレイン酸半
エステル、フマル酸、フマル酸半エステル、イタ
コン酸、イタコン酸半エステル、などの不飽和の
重合性有機酸をさす。 本発明に使用する水性エマルジヨンの中で好ま
しいものは、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニルとエチ
レンの共重合体、酢酸ビニルとアクリル酸エステ
ルの共重合体、酢酸ビニルとイソブデン共重合
体、酢酸ビニルとエチレン・塩化ビニル共重合
体、アクリル酸エステルとメタアクリル酸メチル
の共重合体、塩化ビニル重合体等の水性エマルジ
ヨン、更にスチレンとブタジエンの共重合体
(SBR)、スチレンとブタジエン・ビニルピリジ
ン共重合体(VP)、アクリロニトリルとブタジエ
ン共重合体(NBR)、メチルメタアクリレートと
ブタジエン共重合体(MBR)、スチレンとイソ
プレン共重合体(SIR)、ポリブタジエン(BR)、
やこれらのカルボキシル変性(C−と記す)物、
具体的にはC−SBR、C−NBR、CrMBR、自
己架橋型NBR等一般にラテツクスと総称されて
いるものも包含される。 またこれら水性エマルジヨンは所望により二種
あるいはそれ以上の混用も差支へない。 また本発明に使用する水溶性高分子とは、水に
溶解し且つ常温でイソシアネート基またはエポキ
シ基と反応するための活性水素基(−H、−SH、
−OH、−(OH)2、−NH2、−SO2NH2、−CONH2
−COOH、NH3、NH(CH22、等)をその分子
中に有するものであれば何れでも使用し得るが例
へば、カルボキシルメチルセルローズ(CMC)、
ヒドロキシエチルセルローズ(HEC)、メチルセ
ルローズ(MC)、ポリビニルアルコールおよび
その誘導体またはその変性物(以上併せて
「PVA」と称す)、ポリビニルピロリドン
(PVP)、ポリエチレンオキサイド(PEO)、リグ
ニンスルホン酸塩、ポリアクリル酸塩等がある
が、それらの中でも初期接着力、耐水接着力、耐
候性、接着層の適度な弾性などに優れる「PVA」
が特に好ましいものである。 またこれら水溶性高分子は二種以上の組合せ併
用も可能である。 ここで水溶性高分子の存在は水性エマルジヨン
のコロイダル性を向上させるとともに保水性をも
増大し、ポリマーの凝集力を大にして接着力の増
強に寄与しおよび接着剤組成物の均一分散化やロ
ール適性などの粘度や作業性の向上に有効なもの
である。またこれら水溶性高分子がイソシアネー
ト系化合物やエポキシ系化合物と反応して耐水接
着力や耐候性を増大せしめるとともに、イソシア
ネート系化合物が前記の水性エマルジヨンやその
た増量剤、充てん剤、ほかの添加物などと特異な
反応をして優れた相乗効果発揮に際して一層その
効用を助長せしめるものである。 本発明において使用する「PVA」は、ケン化
度70〜100モル%でその重合度は300〜3000の範囲
のものが一般に好ましい。また「PVA」を造る
過程即ち重合工程で、アクリロニトリル、アクリ
ルアミド、アクリル酸、アクリル酸エステル、ク
ロトン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、各種マ
レイン酸エステル、エチレン、ケイ皮酸など酢酸
ビニルと共重合可能なモノマーとの共重合物を造
りこれをケン化したものや、製品PVAに、硫酸、
リン酸、過ヨウ素酸、アルデヒド類、尿素、マレ
イン酸、ケイ皮酸、ホウ酸などを「PVA」の水
溶性を損なわない範囲に部分的に付加したPVA
の変性物を使用してもよい。 「PVA」を使用する場合の水溶液中の
「PVA」固形分は、特に限定するものではないが
一般に5〜30%(重量%、以下特に断わらない限
り%表示はすべて重量%)が適当である。 また前記の水性エマルジヨンと水溶性高分子の
配合割合は任意であるが、好ましくは水溶性高分
子の固形分は水性エマルジヨンの固形分の2〜
200%である。 更に本発明において使用する接着剤組成物は、
蛋白質、アルギン酸塩、アラビアゴム、デンプ
ン、アクリル酸塩、PVA、CMC、MC、HECな
ど増粘効果の大きい物質を使用して所望の粘度に
調整して使用に供することができる。 次に本発明において、イソシアネート系化合物
とは、その分子中にイソシアネート基(−NCO)
を2個以上含む化合物または混合物であり、例へ
ばトリレンジイソシアネート(TDI)、水素化
TDI、トリメチロールプロパン(TMP)とTDI
のアダクト、トリフエニールメタントリイソシア
ネート、メチレンビスフエニールジイソシアネー
ト(MDI)、クルードMDI(MDIの1〜5量体お
よびその異性体を含む液状MDI)、水添加ヘキサ
メチレンジイソシアネート、(HMDI)、TMP−
HMDIのアダクト、キシレンジイソシアネート
(XDI)、水素化XDI、4・4′ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、その他イソシアネートプ
レポリマー等であつて、特にMDI系イソシアネ
ート化合物またはその重合物が毒性も小くて使い
易いので好適である、またこれらイソシアネート
系化合物は二種以上の混用も差支へない。 イソシアネート系化合物の、接着剤組成物に対
する配合割合は特に限定しないが、水性エマルジ
ヨンおよび/または水溶性高分子水溶液中の固形
分に対して2〜200%が好ましい。 更に本発明において、エポキシ系化合物は水溶
性または非水溶性の何れのものでも使用可能で、
イソシアネート系化合物と一定の割合に混合して
使用される。これらイソシアネート系化合物とエ
ポキシ系化合物をそれぞれ別々に添加できないこ
もないがその場合は耐水接着力、配合接着剤組成
物の径時変化(粘度および耐水接着力)が改善さ
れないので推奨できない。 本発明に使用するエポキシ系化合物として例へ
ば、エピクロルヒドリン、フエノール系グリシジ
ルエーテルであるフエニルグリシジルエーテル、
ビスフエノールA形エポキシ樹脂、ハロゲン化エ
ポキシ樹脂など、アルコール系グリシジルエーテ
ルであるブチルグリシジルエーテル、アリルグリ
シジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテ
ル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、
ポリプロピレンジグリシジルエーテル、プロピレ
ングリコールジグリシジルエーテル、など、また
カルボン酸のグリシジルエステルとしてメタアク
リル酸エステルグリシジル、ダイマー酸ジグリシ
ジルエステル、フタル酸ジグリシジルエステル、
フタル酸ジメチルグリシジルエステル、ヘキサフ
タル酸ヒドロジメチルグリシジルエステル、ヘキ
サフタル酸ヒドロジグリシジルエステルなど、お
よび脂環式エポキシ樹脂やポリブタジエン型エポ
キシ樹脂等が代表的なものとしてあげられる。 これらエポキシ系化合物は通常低分子量の液状
のものが好ましく、この場合にはイソシアネート
化合物液体にそのまま所要量を添加混合すればよ
いが、固体である場合は下記の「溶剤」に溶解し
て使用するのが好ましい。これらエポキシ系化合
物の配合割合はイソシアネート系化合物100部に
対して20〜500部が好適である。 エポキシ系化合物配合割合がイソシアネート系
化合物100部に対して20部以下の場合は可使用時
間の延長効果が認められず、500部以上の場合は
可使用時間の延長効果が小く、耐水接着力、木破
率等が低下する。 本発明において、エポキシ系化合物およびイソ
シアネート系化合物、これら両者がそれぞれ固体
の場合または一方が固体の場合、更に両者がそれ
ぞれ液状の場合であつても「溶剤」を共用すれ
ば、エポキシ系化合物とイソシアネート系化合物
がより均一に混合できると共に、この混合物を水
性エマルジヨンおよび/または水溶性高分子溶液
に配合する時、均一に分散することが容易になる
ことおよび「溶剤」がイソシアネート化合物と水
との接触を乳化作用により抑制して−NCOの不
用な消費を防止する効果を奏する。 これら「溶剤」としては芳香族炭化水素、ハロ
ゲン化炭化水素、ケトン類、エーテル類、各種エ
ステル類等が良好でその具体例としてはトルエ
ン、キシレン、ベンゼン、ガンリン、テレピン
油、塩素化パラフイン、塩化メチル、クロロベン
ゼン、トリクロールベンゼン、メチルイソブチル
ケトン、イソプロピルエーテル、酢酸プロピル、
酢酸ブチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオク
チル、クエン酸ジブチル、クエン酸ジオクチルな
どがあり、これらはそれぞれ単独か二種以上の混
合系で使用される。 「溶剤」の使用量は、イソシアネー系化合物お
よびエポキシ系化合物に対して5〜100%程度が
適当である。またこれらの「溶剤」はそれぞれ特
定の沸点と水えの溶解度および水の「溶剤」えの
溶解度を有するが、本接着剤組成物の用途や被接
着体、接着条件などに合せて適切な「溶剤」およ
びその組合せ等を選ぶことが必要である。 本発明の接着剤組成物には更に界面活性剤を配
合することができる。界面活性剤を添加すること
により、水性エマルジヨンおよび/または水溶性
高分子溶液えの、イソシアネート化合物およびエ
ポキシ系化合物更に「溶剤」、その他添加剤の分
散・乳化がスムースに速進されて安定で接着力の
大なる接着剤を得ることができる。 これらの界面活性剤としては、アニオン系が好
ましくアニオン系のものであれば何れでも効果が
認められるが、脂肪酸石ケン、高級アルコールの
硫酸エステル塩、同スルホン酸塩、同リン酸エス
テル塩等があげられる。 これらの界面活性剤の添加量は、本発明の接着
剤組成物に対して0、1〜2%程度で充分効果が
期待できる。 本発明の接着剤組成物には、充てん剤や顔料を
配合することができる。これら充てん剤や顔料に
は一般に接着剤に配合することにより、接着剤の
安定性、流動性、作業性、塗膜の平滑性、ならび
に増量効果など発現するもの、例へば硫酸バリウ
ム、硫酸カルシウム、水酸化アルミニウム、硅酸
アルミニウム、クレー、カオリン、タルク、ベン
トナイト、硅ソウ土、酸化チタン、サチンホワイ
ト、酸化亜鉛、カーボンブラツクなど公知のもの
がそれぞれ単独または二種以上の混用により使用
される。 これら充てん剤や顔料の配合割合は、接着剤組
成物の使用目的によつても異なるが、水性エマル
ジヨンおよび/または水溶性高分子固形分に対し
て10〜300%が適切である。 また所望により増量剤として、カゼイン、血
粉、大豆蛋白質、小麦粉、デン粉、酸化デン粉な
どが使用できる。これらのうち小麦粉、デン粉類
は常温においてはのり化せず加熱により粘ちよう
性が増大するので接着時熱圧締方式を採る場合は
好結果が得られる。 更に必要に応じて、分散剤、防腐剤、防カビ
剤、可塑剤、老化防止剤、消ほう剤、PH調整
剤、反応速進剤、反応遅延剤、着色剤等を添加す
ることができる。 またユリア系樹脂、メラミン系樹脂、フエノー
ル系樹脂、キシレン樹脂など、熱硬化性樹脂の水
溶性初期縮合物を配合すれば、木質材料などを接
着する場合その木破率の向上に効果がある。 これら充てん剤や顔料、増量剤やその他添加剤
がそれぞれ持つ約割を果すことばかりでなく、こ
れらに、反応性の極めて大きいイソシアネート系
化合物およびエポキシ系化合物が反応または関与
して耐水接着力の増大や耐候性の改善等に相剰的
に作用して効果を奏しているものと考へられる。 以上のようにして得られた本発明において使用
する接着剤組成物の固形分は10〜80%である。 本発明において使用する接着剤組成物は冷圧締
方式(常温圧締方式)のみで充分その目的を達成
するが、冷圧締の後60℃〜120℃で熱圧締しても
よい、熱圧締することにより、冷圧締方式の場合
に必要な、養生時間(常温放置熟成時間)を短縮
できることおよび接着体の水分除去に効果があ
る。 本発明において使用する接着剤組成物は耐水接
着力、耐候性、耐久性、接着剤液の放置による耐
水接着力の低下抵抗性の大きいものであり、その
用途として合板用、木工用、合板の二次加工用、
パーケツト用、プラスチツクと木材の複合材
(WPC)用、パーチクルボード用として好適なも
のであるが、更に耐水段ボール用、金属ハクと木
質・紙・その他多孔質物用、ハードボード・ロツ
クウール・ガラスウール・繊維板・石綿セメント
板・硅酸カルシウム板・石膏ボード・木毛セメン
ト板・アスベスト板あるいはこれらに類似の物体
のバインダーおよびこれらに他の材料を接着する
場合の二次加工用としても有用なものである。 またカーペツトのバツキング、タイヤコード処
理用、不織布バインダー、フロツク加工用、なつ
染用、紙質増強剤、紙用クレイバインダー、紙用
耐水塗工剤、ラミネート用下地塗工剤、鋳物砂用
バインダー、磁気記録体用酸化鉄バインダー、繊
維織物処理剤、金属用塗料、木質用塗料さらにシ
リング剤・パテなどの養生剤など極めて広般な用
途に適応するものである。 このように被接着体や対象物が著しく変化し、
加えて接着条件、処理条件、組成物の使用方法な
どが異なり更に、完成物の使用条件、使用方法、
使用目的、使用期間等が大はばに相違するにもか
かわらずそれぞれの目的を達成する原因として、
本接着剤組成物において、(1)組成物溶液の安定性
が良好である(2)親水性物・疎水性物を問わず接着
性がよい(3)常温において架橋・硬化が可能である
(4)硬化皮膜は耐水性が大きく充分煮沸熱湯にも溶
解しない(5)硬化皮膜の柔軟性を広範囲に調整する
ことができる(6)組成物は流動性が良好(7)架橋反応
物は耐候性・耐久性が大(8)耐熱性・耐寒性が良
好、等であると思考される。 本発明において使用する接着剤組成物は第1液
として水性エマルジヨン及び/または水溶性高分
子溶液を主体成分とする主剤成分、第2液として
イソシアネート化合物及びエポキシ化合物を主体
とする架橋剤成分、前記第1液に配合する充填
剤、増量剤、顔料、界面活性剤その他添加物等よ
りなるが、主剤成分、架橋剤成分、その他の配合
成分を目的とする用途や性能要求により各種配
合・添加物等の組合せや配合割合を適切に選定す
ることにより、広範囲の要求を達成するものであ
る。 次に本発明を実施例により更に詳しく説明する
が、これら実施例により本発明の技術範囲が何ら
制限されるものではない。 実施例 1 市販のポリ酢酸ビニルエマルジヨン(固形分40
%、「PVA」含有量7%)100部(部、表示はす
べて重量部で表す。以下同じ)に炭酸カルシウム
を30部加えてよく攪拌した。更にこの混合物100
部に対して、予め用意した、イソシアネート系化
合物(日本ポリウレタン社製MDI・MR−300の
70%フタル酸ジブチル溶液)12部とエポキシ系化
合物(アサヒチバ社製ビスフエノールA型・
AER−300)3部を均一に混合したものを添加し
て攪拌均一に分散した。 このようにして得た本実施例の接着剤組成物を
用いて、単板構成が1.5+1.5+1.5m/mのラワン
合板を次の条件により冷圧締方式により作成し
た。 JAS法による接着力は第1表の通りであつた。 接着剤塗布量:35g/30×30cm、たい積時間5
分、冷圧締:10Kg/cm2/240分、養生時間:常温
3日間。
【表】 本実施例の混合物に本実施例のイソシアネート
系化合物のみ15部添加した場合は、配合後5時間
放置の接着剤を使用した場合の、煮沸繰返し接着
力は配合直後の接着剤を用いた場合の2分の1
に、配合後24時間放置後の煮沸繰返し接着力は初
めの5分の1に低下した。また本実施例のエポキ
シ系化合物(AER−300)のみ15部添加した場合
は、試験片を煮沸処理中に全数剥離した。 なお、本実施例に使用した酢酸ビニルに含有す
る「PVA」は酢酸ビニルとアクリルアマイドの
共重合物の部分ケン化物であり、その分子中に5
モル%のカルボキシル基を有する。 次に本実施例の接着剤を用いて、石綿スレート
板(3m/m厚)とラワンひき材(5m/m厚)
を前記したと同じ条件で冷圧締方式により接着し
た。 接着力の測定結果は第2表の通りであつた。
【表】 本試験においても、本実施例の混合物にイソシ
アネート系化合物のみ15部添加した場合には、配
合後24時間放置の接着剤使用の接着力は、煮沸繰
返し接着力で、配合直後の接着剤使用の場合の7
分の1に低下した。 またエポキシ系化合物を15部のみ添加した場合
には、各試験片共煮沸処理中に剥離した。 以上の結果から、イソシアネート系化合物とエ
ポキシ系化合物を併せ用いた場合の相剰効果は明
らかである。 実施例 2 実施例1のポリ酢酸ビニルエマルジヨンの代り
に、エチレンと酢酸ビニルの共重合体エマルジヨ
ン(エチレンの共重合率:18%、固形分55%)80
部にカルボキシル変性PVA(クラレ社製・KL−
506)の30%水溶液20部を加えて均一に混合した
ものを用いたほかは、実施例1と同じ条件で、ラ
ウン合板、石綿スレートとラワンひき材を冷圧締
方式により作成した。 接着力の測定結果は次の通りであつた。
【表】 また実施例1と同様に、イソシアネート系化合
物のみ添加、および、エポキシ系化合物のみ添加
したものはそれぞれ放置24時間後の煮沸繰返し接
着力が大はばに低下するか、煮沸処理中に剥離し
た。 なお、水性エマルジヨンとして次のものを使用
したところ何れも良好であつた。 (1) エチレンと酢酸ビニルの共重合比が11:89
(重量比、以下同じ)。 (2) エチレンと酢酸ビニルの共重合比が40:60。 (3) エチレンと酢酸ビニル更に2−エチルヘキシ
ルアクリレートの共重合比がそれぞれ10:87:
3。 (4) エチレンと酢酸ビニル更にアクリル酸の共重
合比がそれぞれ10:85:5。 (5) エチレンと酢酸ビニル更に塩化ビニルの共重
合比がそれぞれ10:83:7。 (6) エチレンと酢酸ビニル更に塩化ビニル・アク
リル酸の共重合比がそれぞれ10:85:3:2。 実施例 3 市販のC−SBR(旭ダウ社製・L−1408、固形
分48%)100部に消ほう剤TBPを微量、中粘度
CMCを0.3部、更に水酸化アルミニウム40部を加
えよく攪拌して均一な混合物を得た、この混合物
100部に、予めイソシアネート系化合物(MDI
系、デスモデユル44の70%トルエン溶液)とエポ
キシ系化合物(シエル石油化学社製グリセリング
リシジルエーテル・エピコート812)を第4表の
割合によく混合したものをそれぞれ5部加えて更
によく混和した。
【表】 注:No.1およびNo.5は比較のため採用した。
このようにして得た本実施例の接着剤組成物を
用いて、単板構成が3.0+3.0+3.0m/mのラワン
平行合板を冷圧締方式により作成した。 JAS法による接着力の測定結果は第5表の通り
であつた。なお本実施例の接着剤組成物は、放置
中の粘度変化はほとんど認められなかつた。 接着条件 単板水分:11%、接着剤塗布量:20g/30×30
cm、たい積時間:5分、冷圧締条件:10Kg/cm2
温45分、養生期間:5日間。
【表】 本実施例により、イソシアネート系化合物とエ
ポキシ系化合物の併用による相剰効果は明白であ
る。 また水性エマルジヨンとして、次のものを使用
したが、何れも良好な結果を示した。 (1) クロスレンNA−10(武田薬品工業社製C−
NBR)。 (2) クロスレン2M−30(同上社製C−MBR) なお、本実施例に使用したCMCの代りに、同
量の低粘度MC(信越化学社製メトローズ)、中粘
度HEC(第一工業製薬社製)、部分ケン化物PVA
(クラレ社製PVA−220E)等を使用した結果は、
傾向的にCMCに近い値を示し充分使用し得るこ
とを示した。 ちなみに、これら水溶性高分子物を使用しない
場合は、接着剤液のグルー状態(流動性、その
他)や安定性、塗工性、分散状態等が不良であつ
た。 実施例 4 市販のC−SBR(住友ノーガタツク社製
SN304、固形分48%)80部に、酸化デン粉(日食
化工社製MS−3800)の20%のり化溶液20部、消
ほう剤TBP微量、ラピゾールB−80(日本油脂社
製アニオン系界面活性剤)0.2部、ヘキサメタリ
ン酸ソーダ0.3部、クレー50部を加えて攪拌しよ
く混合した。 更にこの混合物100部に対して、予め用意した、
イソシアネー系化合物(化成アツプジヨン社製ク
ルードMDI、PAPI−901)3.5部とエポキシ系化
合物(長瀬産業社製グリセリンジグリシジルエー
テル、NER−010)6.5部を混合したしたものを
加えて更に攪拌、均一に分散した。このようにし
て得た本実施例の接着剤を用いて、単板構成が
1.8+1.8+1.8のラワン合板を冷圧締の後更に熱圧
締して作成した。JAS法による接着力の測定結果
は第6表の通りであつた。 接着剤の放置中の粘度変化はほとんど認められ
なかつた。 接着条件 単板水分:16%、接着剤塗布量:32g/30×30
cm、たい積時間:5分、冷圧締:10Kg/cm2/30
分、熱圧締:110℃/10Kg/cm2/130秒、養生な
し。
【表】 またエポキシ系化合物として、上記に換えて下
記のものを使用したが何れも良好であつた。 (1) ニツサンエピオールB(日本油脂社製、ブチ
ルグリシジルエーテル)。 (2) 同上P(同上、フエニルグリシジルエーテ
ル)。 (3) 同上ブレンマーG(同上、メタアクリル酸グ
リシジルエーテル)。 (4) エポニツク098(三井石油エポキシ社製、多官
能グリシジルエーテル)。 (5) エピクロン705(大日本インキ化学社製、ジプ
ロピレングリコールグリシジルエーテル)。 (6) エピコート871(シエル石油社、ダイマ−酸ジ
グリシジルエステル)。 更に本実施例において、それぞれ使用したエポ
キシ系化合物またはイソシアネート系化合物を
別々に混合物に添加したが、第6表のような効果
は認められなかつた。 実施例 5 カルボキシル化PVA(クラレ社製、KL−318)
の12%水溶液70部、SBR(旭ダウ社製、DL−
612、固形分48%)30部、消ほう剤TBP微量、ラ
ピゾールB−80を0.2部、ヘキサメタリン酸ソー
ダ0.3部、炭酸カルシウム30部を互に混合攪拌し
てこれらの混合物を得た。 次いでこの混合物100部に対して、予め用意し
た。イソシアネー系化合物(化成アツプジヨン社
製、MDI−PAPI−143L)7.5部とエポキシ系化
合物(シエル石油社製、フエノールノボラツク型
エピコート152)7.5部を混合したものを加えて均
一に攪拌分散して本実施例の接着剤を得た。 この接着剤を用いて、単板構成が1.8+1.8+1.8
m/mのラワン合板を冷圧締後熱圧締も加えて作
成した。JAS法による接着力の測定結果は第7表
の通りであつた。 接着条件 単板水分:14%、接着剤塗布量:32g/30×30
cm、たい積時間:10分、冷圧締:10Kg/30分、養
生時間:0、熱圧締110℃/10Kg/cm2/130秒。
【表】 本実施例の混合物に、イソシアネート系化合物
またはエポキシ系化合物のみ、それぞれ15部添加
した場合には、煮沸繰返し接着力、特に配合後24
時間放置の接着剤を使用した場合の強度が大はば
に低下した。 また水性エマルジヨンとして、上記のものに換
えて下記のものを使用した結果、何れも充分使用
し得るものであつた。 (1) ニポール1551(日本ゼオン社製NBR)。 (2) クロスレン2M−36(武田薬品工業社製
MBR)。 (3) ネオプレンラテツクス571(昭和ネオプレン社
製)。 (4) ポリブタジエンラテツクス(固形分50%)。 実施例 6 市販のC−SBR(日本ゼオン社製、固形分49
%)60部、PVA−205(クラレ社製部分ケン化物)
の15%水溶液40部、消ほう剤TBP微量、ヘキサ
メタリン酸ソーダ0.3部、炭酸カルシウム60部を
混合攪拌して均一に分散し、本実施例の混合物を
得た。 この混合物100部に対して、予め用意した、イ
ソシアネート系化合物(HMDI系、デスモデユ
ルN)の70%トルエン溶液10部とエポキシ系化合
物(シエル石油化学社製、ヘキサヒドロフタル酸
グリシジルエステル、エピコート190)5部を混
合したものを添加してよく混和した本実施例の接
着剤を得た。 この接着剤を用いて、単板構成が3.0+3.0m/
mの平行合板を冷圧締方式により作成した。 JAS法による接着力の測定結果は第8表の通り
であつた。 接着条件 単板水分:10%、接着剤塗布量:20g/30×30
cm、たい積時間:5分、冷圧締時間:10Kg/cm2
240分、養生期間:5日間。
【表】 またイソシアネート系化合物として、上記に換
へて下記のものを使用したが何れも結果は良好で
あつた。 (1) タケネート500(武田薬品工業社製XDI)の塩
素化パラフインとの7:3混合液。 (2) コロネートL(日本ポリウレタン社製、TDI
−TMPアダクト) (3) ポリエステル系ポリオールにTMP−TDIア
ダクトを過剰に付加したプレポリマーの70%ト
ルエン溶液。 (4) ポリオキシプロピレングリコール・エチレン
グリコール・TDIを反応したプレポリマーの75
%キシレン溶液。 (5) タケネートD−600(武田薬品工業社製、水素
化XDI)とDOPの7:3混合液。 実施例 7 PVA−KL318(クラレ社製、カルボキシル化
PVA、重合度1800、ケン化度88モル%)の12%
水溶液100部に対して、ラピゾールB−80を0.2
部、ヘキサメタリン酸ソーダ0.3部、クレー15部
を加えてよく混合した混合物に、予め用意した、
イソシアネート系化合物(武田薬品工業社製、水
素化XDIタケネート600)8部とエポキシ系化合
物(シエル石油化学社製、脂環式エポキシDX−
200)5部の混合液を添加して攪拌、均一に分散
した本実施例の接着剤を得た。この接着剤を用い
て、4.5m/m厚の米ツガと5m/m厚のラワン
材を冷圧締の後熱圧締して試験片を作成した。 JAS法による接着力の測定結果は第9表の通り
であつた。 接着条件 単板水分:16%、接着剤塗布量:18g/30×30
cm、たい積時間:5分、冷圧締条件:10Kg/cm2
30分、熱圧締条件:10Kg/cm2/105℃/6分、養
生時間:0。
【表】 本実施例の結果からも、イソシアネート系化合
物とエポキシ系化合物の相剰効果が認められた。 実施例 8 次のような配合により本実施例の接着剤組成物
を調製した。 PVA−KL318の10%水溶液85部、NBR(三井
東圧社製、ポリラツク−AL2、固形分40%)15
部、コンスターチ6部、ベントナイト20部を混
合、攪拌して本実施例の混合物を得た。これに、
実施例7において用いた、イソシアネート系化合
物とエポキシ系化合物の混合物を13部添加して均
一に分散し、本実施例の段ボール用接着剤を得
た。 この接着剤と、公知のスタインホール社処方に
よるデンプン系接着剤と使用して段ボールを作成
した。常法によりその接着力を測定した結果は第
10表の通りである。 本実施例の接着剤は耐水性が優れていることを
表わしている。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2液型接着剤による接着方法において、第1
    液が水性エマルジヨン及び/または水溶性高分子
    水溶液を主体成分とする水溶液、第2液がイソシ
    アネート基を2個以上有する化合物またはその重
    合物100部に対し、エポキシ基を有する化合物ま
    たはその重合物20〜500部を均一に混合した溶液
    であつて、予め別々に調製された第1液及び第2
    液からなる接着剤組成物を混合した後、接着面に
    塗工することを特徴とする接着方法。
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