JPS6357237B2 - - Google Patents

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JPS6357237B2
JPS6357237B2 JP2665484A JP2665484A JPS6357237B2 JP S6357237 B2 JPS6357237 B2 JP S6357237B2 JP 2665484 A JP2665484 A JP 2665484A JP 2665484 A JP2665484 A JP 2665484A JP S6357237 B2 JPS6357237 B2 JP S6357237B2
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JP
Japan
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water
glycol
acid
coated
weight
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Application number
JP2665484A
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English (en)
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JPS60168652A (ja
Inventor
Yoshiichi Kodera
Koji Takeuchi
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP2665484A priority Critical patent/JPS60168652A/ja
Publication of JPS60168652A publication Critical patent/JPS60168652A/ja
Publication of JPS6357237B2 publication Critical patent/JPS6357237B2/ja
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  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は耐ブロツキング性、磁性層の平滑性お
よび密着性に優れたコーテツドポリエステルフイ
ルムに関する。 ポリエチレンテレフタレートフイルムは優れた
機械特性、電気特性、寸法安定性、耐熱性、耐薬
品性などを有し、磁気テープ、磁気カード、磁気
デイスク等の製品に用いられている。このように
ポリエチレンテレフタレートフイルムはこれらの
種々の優れた性能を有するが、磁性層との密着性
が悪く、磁性体を塗布する場合、あらかじめコロ
ナ放電処理などの物理的な加工さらにはアンカー
コート剤の塗布などの化学的な加工が一般的な手
法として用いられている。 この種のアンカーコート剤として必要とされる
基本的な性能はポリエステルフイルムおよび磁気
層に対する優れた密着性はもちろんのこと、アン
カーコート剤を塗布したコーテツドポリエステル
フイルムがブロツキングすることなくロールに巻
取りおよび巻戻しが可能なことがあげられる。さ
らにはコーテツドポリエステルフイルム上に形成
された磁性層の平滑性に優れていることも重要で
ある。すなわち磁性塗料に使用される各種の溶剤
に対し、耐久性を有することなどが挙げられる。 現在、アンカーコート剤として種々のものが提
案され、一部実用化されている。これらの中でも
ポリエステルフイルムに対する優れた接着性能と
省資源無公害対策の観点から水系ポリエステル樹
脂が有望視されている。しかし、特公昭47−
40873号公報や特開昭50−121336号公報等に開示
される水溶性ポリエステル樹脂を塗布して得られ
るコーテツドフイルムは磁性層の密着性が不充分
なばかりか、塗布面の耐ブロツキング性について
は温度および湿度に対する依存が大きく満足でき
ない。そのためブロツキング防止のための第2成
分を併用することが提案されている(特開昭58−
124651号公報)。水溶性ポリエステル樹脂を塗布
して得られるコーテツドフイルムはブロツキング
現象のような基本的な欠点を有する。 そこで本発明者らはブロツキングを起すことな
く、磁性層の平滑性および密着性にすぐれたコー
テツドフイルムについて鋭意研究してきた結果よ
うやく本発明に到達した。すなわち本発明は(A)ジ
カルボン酸成分がスルホン酸金属塩基を含有しな
い芳香族ジカルボン酸50〜99.5モル%、脂肪族ま
たは脂環族ジカルボン酸49.5〜0モル%およびス
ルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸0.05〜
10モル%からなり、グリコール成分が炭素原子数
2〜8のアルキレングリコールおよび/または炭
素原子数6〜12の脂環族グリコールおよび生成ポ
リエステルに対して20重量%以下の分子量106〜
10000のポリアルキレングリコールからなる分子
量2500〜30000の水不溶性芳香族ポリエステル樹
脂と(B)沸点が60〜200℃の水溶性有機化合物およ
び(C)水とが、下式(1)、(2)および(3)を満足する水系
分散体をポリエステルフイルムの少なくとも片面
に塗布してなることを特徴とするコーテツドポリ
エステルフイルムである。 式(1) (A)+(B)+(C)=100(重量比) 式(2) (A)/(B)+(C)=0.005〜0.70(重量比) 式(3) (B)/(B)+(C)=0.02〜0.66(重量比) 本発明のコーテツドポリエステルフイルムは水
不溶性芳香族ポリエステル樹脂を含有する水系分
散体をアンカーコート剤として塗布することによ
り、ブロツキングを起すことなく磁性層の平滑性
および密着性に優れたコーテツドポリエステルフ
イルムとなる。 本発明の水不溶性芳香族ポリエステル樹脂はジ
カルボン酸成分がスルホン酸金属塩基を含有しな
い芳香族ジカルボン酸40〜99.5モル%、脂肪族ま
たは脂環族ジカルボン酸59.5〜0モル%およびス
ルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸0.05〜
10モル%からなり、グリコール成分が炭素原子数
2〜8のアルキレングリコールおよび/または炭
素原子数6〜12の脂環族グリコールおよび生成ポ
リエステルに対して20重量%以下の分子量106〜
10000のポリアルキレングリコールからなる分子
量2500〜30000の水不溶性芳香族ポリエステル樹
脂である。 スルホン酸金属塩基を含有しない芳香族ジカル
ボン酸としては、例えばテレフタル酸、イソフタ
ル酸、オルソフタル酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸等を挙げることができる。これらのスル
ホン酸金属塩基を含有しない芳香族ジカルボン酸
はジカルボン酸成分の50〜99.5モル%であること
が必要である。50モル%未満の場合にはポリエス
テル樹脂の機械的強度および耐候性が劣り、好ま
しくない。99.5モル%を越えるとポリエステル樹
脂が系に分散しなくなる。 脂肪族または脂環族ジカルボン酸としては、例
えばコハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバ
シン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸、テトラ
ハイドロフタル酸、ヘキサハイドロフタル酸、ヘ
キサハイドロイソフタル酸、ヘキサハイドロテレ
フタル酸等を挙げることができる。脂肪族または
脂環族ジカルボン酸はジカルボン酸成分の49.5〜
0モル%である。49.5モル%を越えると、耐水
性、塗膜強度が低下し、粘着性が表われる。さら
にp−ヒドロキシ安息香酸、p−(2−ヒドロキ
シエトキシ)安息香酸あるいはヒドロキシピバリ
ン酸、γ−ブチロラクトン、ε−カプロラクトン
等を必要により使用することができる。また必要
により、トリメリツト酸、ピロメリツト酸等の3
官能以上のポリカルボン酸を全ポリカルボン酸成
分に対して10モル%以下であれば使用することが
できる。 炭素原子数2〜8のアルキレングリコール成分
としては、エチレングリコール、1,2−プロピ
レングリコール、1,3−プロパンジオール、
1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール等を挙げることができる。 炭素原子数6〜12の脂環族グリコールとしては
1,4−シクロヘキサンジメタノール等を挙げる
ことができる。 分子量106〜10000のポリアルキレングリコール
としては、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、テトラエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール(分子量1000、2000、3000、
4000など)、ジプロピレングリコール、トリプロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ジテトラメチレングリコール、トリテトラメチレ
ングリコール、ポリテトラメチレングリコール等
を挙げることができる。 ビスフエノールAのアルキレンオキサイド2モ
ル以上の付加物を任意成分としてあげることがで
きる。また必要によりトリメチロールプロパン、
トリメチロールエタン、グリセリン、ペンタンエ
リスリトール等の3官能以上のポリオールが全ポ
リオール成分に対して5重量%以下であつてもよ
い。 分子量106〜10000のポリアルキレングリコール
は全ポリエステル成分に対して20重量%以下、好
ましくは15重量%以下、さらに好ましくは10重量
%以下であれば使用してもよい。ポリアルキレン
グリコールが20重量%を越えるとポリエステル樹
脂の耐水性および耐ブロツキング性を極端に低下
させる。 スルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸と
してはスルホテレフタル酸、5−スルホイソフタ
ル酸、4−スルホフタル酸、4−スルホナフタレ
ン−2,7−ジカルボン酸、5〔4−スルホフエ
ノキシ〕イソフタル酸等の金属塩をあげることが
できる。金属塩としてはLi、Na、K、Mg、Ca、
Cu、Fe等の塩が挙げられる。特に好ましいもの
としては5−ナトリウムスルホイソフタル酸であ
る。スルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン酸
は全ポリカルボン酸成分に対して0.05〜10モル%
であり、好ましくは全ジカルボン酸成分に対して
1.0〜7モル%であり、さらに好ましくは全ポリ
カルボン酸成分に対して1.0〜4.0モル%の範囲で
ある。スルホン酸金属塩基含有芳香族ジカルボン
酸を全く使用しない場合はポリエステル樹脂の水
に対する分散性は非常に悪い。該金属塩基含有芳
香族ジカルボン酸の量が増加するに従つて良好な
分散性を示すようになる。しかしながら10モル%
を越えると得られたポリエステル樹脂の水に対す
る分散性自体は良好であるが、これを塗布し乾燥
した後に得られる皮膜の耐水性およびポリエステ
ルフイルムに対する密着性は非常に劣つたものと
なる。 本発明において水不溶性芳香族ポリエステル樹
脂は単独、あるいは必要により2種以上併用する
ことができる。 本発明の水不溶性芳香族ポリエステル樹脂の分
子量は2500〜30000の範囲であり、特に好ましく
は3000〜20000である。分子量が2500に達しない
場合は得られた皮膜の機械的な性質、特に可撓性
が劣り好ましくない。さらに分子量が30000を越
えると水性ポリエステル樹脂の粘度が高くなるた
め、ポリエステル樹脂の含有量を大きくすること
が困難になつてしまう。 本発明の水不溶性芳香族ポリエステル樹脂は公
知の任意の方法によつて製造されることができ
る。また、このようにして得られたポリエステル
樹脂は溶融状態または後述する水溶性有機化合物
との溶液状態でアミノ樹脂、エポキシ化合物、イ
ソシアネート化合物などと混合することもでき
る。あるいはこれらの化合物と一部反応させるこ
ともでき、得られた部分反応生成物は同様に水系
分散体の原料として供されることも可能である。 本発明に用いられる水溶性有機化合物はポリエ
ステル樹脂の意識的に低められた水に対する親和
性を高め、水に対する分散性を補助する目的で使
用されるものである。すなわち、本発明の水不溶
性芳香族ポリエステル樹脂と少量の水溶性有機化
合物および水との三者が共存した状態でのみ良好
な水系分散体が得られるのである。 本発明に用いられる水溶性有機化合物は20℃で
1の水に対する溶解度が20g以上の有機化合物
であり、具体的には脂肪族および脂環族のアルコ
ール、エーテル、エステル、およびケトン化合物
等が挙げられる。具体的には例えばメタノール、
エタノール、n−プロパノール、i−プロパノー
ル、n−ブタノール、i−ブタノール、sec−ブ
タノール、tert−ブタノール等の一価アルコール
類、エチレングリコール、プロピレングリコール
等のグリコール類、メチルセロソルブ、エチルセ
ロソルブ、n−ブチルセロソルブ、tert−ブチル
セロソルブ、3−メチル−3−メトキシブタノー
ル、n−ブチルセロソルブアセテート等のグリコ
ール誘導体、ジオキサン、テトラハイドロフラン
等のエーテル類、酢酸エチル等のエステル類、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン、シクロオ
クタノン、シクロデカノン、イソホロン等のケト
ン類などである。特に好ましいのはn−ブチルセ
ロソルブ、エチルセロソルブ、イソプロパノール
等である。これらの水溶性有機化合物は単独また
は2種以上を併用することができる。これらの水
溶性有機化合物の沸点は60〜200℃の範囲にある
ことが必要である。沸点が60℃に達しない場合は
水不溶性芳香族ポリエステル樹脂をこの有機化合
物に混合または溶解させるのに十分な温度を保つ
ことが困難である。さらに沸点が200℃を越える
と得られた水系分散体を塗布した後、速い乾燥性
が得られない。また水溶性化合物としてアミド系
あるいはスルホン酸エステル系化合物を用いた場
合は乾燥性が劣ると同時に水系分散体の貯蔵安定
性が劣つたものとなつてしまう。 本発明における水系分散体は(A)水不溶性芳香族
ポリエステル樹脂と(B)水溶性有機化合物とを約50
〜200℃であらかじめ混合し、これに(C)水を加え
るかあるいは(A)と(B)との混合物を水に加え40〜
120℃で撹拌することにより製造される。あるい
は(C)水と(B)水溶性有機化合物との混合溶液中へ(A)
ポリエステル樹脂を添加し、約40〜100℃で撹拌
して分散させる方法によつても製造される。 いずれの方法においても(A)水不溶性芳香族ポリ
エステル樹脂、(B)水溶性有機化合物および(C)水の
配合比は水系分散体の性能を保持するうえで重要
な要素であり、式(1)、(2)および(3)の配合比を満た
すことが必要である。 式(1) A+B+C=100(重量比) 式(2) A/B+C=0.5〜70/100(重量比) 式(3) 0.02B/B+C0.66(重量比) 水系分散体に含まれる(A)ポリエステル樹脂の配
合比が(B)+(C)=100重量部に対して0.5重量部に達
しない場合または70重量部を越える場合は水系分
散体の粘度が低くまたは高くなり過ぎ好ましくな
い。水系分散体に含まれる(B)の水溶性有機化合物
の配合比が〔(B)+(C)〕に対して2重量%に満たな
い場合は分散性が劣り、粒子径1μ以下の安定な
水系分散体が得られにくく、また〔(B)+(C)〕に対
して66重量%を越えると乾燥性が低下し好ましく
ない。特に好ましくは(B)水溶性有機化合物の配合
比は40重量%以下である。 本発明の水系分散体はそのままでも使用される
が、さらに架橋剤であるアミノ樹脂、エポキシ化
合物およびイソシアネート化合物の群より選ばれ
た1種以上の化合物を配合して使用することもで
きる。 アミノ樹脂としては例えば尿素、メラミン、ベ
ンゾグアナミン等のホルムアルデヒド付加物、さ
らに炭素数が1〜6のアルコールによるアルキル
化物をあげることができる。また必要によりホル
マリンの併用により好ましい効果をあげることも
できる。 エポキシ化合物としてはビスフエノールAのジ
グリシジルエーテルおよびそのオリゴマー、水素
化ビスフエノールAのジグリシジルエーテルおよ
びそのオリゴマー、オルソフタル酸ジグリシジル
エステル、イソフタル酸ジグリシジルエステル、
テレフタル酸ジグリシジルエステル、p−オキシ
安息香酸ジグリシジルエステルエーテル、テトラ
ハイドロフタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサ
ハイドロフタル酸ジグリシジルエステル、コハク
酸ジグリシジルエステル、アジピン酸ジグリシジ
ルエステル、セパシン酸ジグリシジルエステル、
エチレングリコールジグリシジルエーテル、プロ
ピレングリコールジグリシジルエーテル、1,4
−ブタンジオールジグリシジルエーテル、1,6
−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルおよび
ポリアルキレングリコールジグリシジルエーテル
類、トリメリツト酸トリグリシジルエステル、ト
リグリシジルイソシアヌレート、1,4−ジグリ
シジルオキシベンゼン、ジグリシジルジメチルヒ
ダントイン、ジグリシジルエチレン尿素、ジグリ
シジルプロピレン尿素、グリセロールポリグリシ
ジルエーテル、トリメチロールエタンポリグリシ
ジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリ
シジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリ
シジルエーテル、グリセロールアルキレンオキサ
イド付加物のポリグリシジルエーテル等を挙げる
ことができる。 さらにイソシアネート化合物としては芳香族、
脂肪族、芳香脂肪族のジイソシアネート、3価以
上のポリイソシアネートがあり、低分子化合物、
高分子化合物のいずれでもよい。たとえばテトラ
メチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、トルエンジイソシアネート、ジフ
エニルメタンジイソシアネート、水素化ジフエニ
ルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、水素化キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネートの3量体などのイソシアネート化合
物、あるいはこれらのイソシアネート化合物の過
剰量と、たとえばエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、トリメチロールプロパン、グリセ
リン、ソルビトール、エチレンジアミン、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等の低分子活性水素化合物又は各種
ポリエーテルポリオール類、ポリエステルポリオ
ール類、ポリアミド類等の高分子活性水素化合物
などとを反応させて得られる末端イソシアネート
基含有化合物等が挙げられる。 イソシアネート化合物としてはブロツク化イソ
シアネートであつてもよい。イソシアネートブロ
ツク化剤としては、たとえばフエノール、チオフ
エノール、メチルチオフエノール、エチルフエノ
ール、クレゾール、キシレノール、レゾルシノー
ル、ニトロフエノール、クロロフエノール等のフ
エノール類、アセトキシム、メチルエチルケトオ
キシム、シクロヘキサノンオキシム等のオキシム
類、メタノール、エタノール、プロパノール、ブ
タノール等のアルコール類、エチレンクロルヒド
リン、1,3−ジクロロ−2−プロパノール等の
ハロゲン置換アルコール類、t−ブタノール、t
−ペンタノール、t−ブタンチオール等の第3級
アルコール類、ε−カプロラクタム、δ−バレロ
ラクタム、γ−ブチロラクタム、β−プロピルラ
クタム等のラクタム類が挙げられ、その他にも芳
香族アミン類、イミド類、アセチルアセトン、ア
セト酢酸エステル、マロン酸エチルエステル等の
活性メチレン化合物、メルカプタン酸、イミン
類、尿素類、ジアリール化合物類、重亜硫酸ソー
ダなども挙げられる。ブロツク化イソシアネート
は上記イソシアネート化合物とイソシアネートブ
ロツク化剤とを従来公知の適宜の方法により付加
反応させて得られる。 これらの架橋剤には硬化剤、あるいは促進剤を
併用することもできる。架橋剤の配合方法として
は(A)ポリエステル樹脂に混合する方法、直接水系
分散体に配合する方法、さらにあらかじめ(B)水溶
性有機化合物または(C)水との混合物に溶解または
分散させる方法等があり、架橋剤の種類により任
意に選択することができる。 本発明において用いるポリエステルフイルムと
は、ポリエチレンテレフタレートを主体とするポ
リエステルの未延伸、一軸延伸または二軸延伸フ
イルムである。 ポリエステルフイルムに塗布する方法としては
既知の任意の方法で塗布することが可能である。
ポリエステルフイルムに塗布された乾燥後のアン
カーコート層の膜は0.01〜5.0g/m2である。0.01
g/m2に満たない場合は均一な塗膜が得られにく
く、5g/m2を越えると滑り性が悪くなり好まし
くない。 本発明のコーテツドポリエステルフイルムは上
記塗膜上に磁性層を設けることにより磁気記録材
料、特に磁気テープ、磁気カード、磁気デイスク
等の製品に使用され、従来にない優れた密着性お
よび平滑性を発揮することができる。 磁性層としては種々のバインダー中に微粉状磁
性粒子を分散した磁化可能層を設けることができ
る。磁性バインダーとしては、エチルセルロー
ズ、ニトロセルロース、ポリ塩化ビニリデン樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、スチレン
−ブタジエン共重合体、ポリメタアクリル酸メチ
ル樹脂、塩化ビニリデン−メタアクリル酸メチル
共重合体、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リエステル樹脂などが挙げられる。特にポリウレ
タン樹脂、特にスルホン酸金属塩基含有ポリウレ
タン樹脂が好ましい。 スルホン酸金属塩基含有ポリウレタン樹脂とし
ては、ポリマー当りスルホン酸金属塩基を10〜
1000当量/106g含有することが望ましい。 微粉末磁性粒子としては、スピネル構造を有す
るγ−Fe2O3、CrO2、コバルトフエライト
(CoO、Fe2O3)、コバルト吸着酸化鉄、強磁性Fe
−Co−Ni系合金などをあげることができる。 磁性層中には、必要に応じてジブチルフタレー
ト、トリフエニルホスフエートのような可塑剤、
ジオクチルスルホ−ナトリウムサクシネート、t
−ブチルフエノール−ポリエチレンエーテル、エ
チルナフタレン−スルホン酸ソーダジラウリルサ
クシネートステアリン酸亜鉛、大豆油、レシチ
ン、シリコーンオイルのような潤滑剤や種々の帯
電防止剤を添加することができる。 以下、本発明を実施例により説明する。実施例
中、単に部とあるのは重量部を示す。種々の特性
の評価は下記の方法に従つた。 (1) 分子量 分子量測定装置(日立製作所製115
形)を使用し測定した。 (2) 軟化点および結晶融点 全自動融点測定装置(METTLER社製
MODEL FP−1)を使用し測定した。 (3) 塗布量 乾燥後のコーテツドフイルムよりクロロホル
ムを用いアンカーコート層を拭き取つた時の重
量変化より求めた。 (4) 耐ブロツキング性 塗布面と未塗布面とを密着させて8×12cmに
切断し、これを2枚のシリコーンゴムシートで
挾着し、更にガラス板で挾み、ガラス板上から
2Kgの荷重を掛け、これを40℃、一定湿度で24
時間放置し、しかる後にフイルムを取外してフ
イルム間のブロツキング状態を目視で判定し、
ブロツキング面積の5%以下を〇、5〜20%を
△、20%以上を×で示した。 (5) 密着性 ASTM D−3359に準拠 但し、磁性層との密着性の測定に用いたサン
プルは下記の磁性塗料をコーテツドフイルム面
上に塗布し、乾燥後、60℃で7日間エージング
することにより作製した。 <磁性塗料組成> ポリウレタン 50部 ニトロセルロース 30〃 イソシアネート化合物 8.0〃 カーボンブラツク 9.0〃 γ−Fe2O3 300〃 メチルエチルケトン 400〃 トルエン 200〃 (6) 耐溶剤性 溶剤を充分に含ませたガーゼを使つてコーテ
ツドフイルム面をこすり、基材のポリエチレン
テレフタレート面を露出するのに要する回数を
測定した。 製造例 ジメチルテレフタレート116.4部、ジメチルイ
ソフタレート74.7、エチレングリコール70部、ネ
オペンチルグリコール115部、酢酸亜鉛0.1部およ
び三酸化アンチモン0.1部を反応容器に仕込み140
℃〜220℃で3時間かけてエステル交換反応を行
つた。次いで5−ナトリウムスルホイソフタル酸
4.0部を添加し、220〜260℃で1時間かけてエス
テル化反応を行つた後、240〜270℃で減圧下(10
〜0.2mmHg)で2時間かけて重縮合反応を行い、
分子量13000、軟化点170℃の水不溶性ポリエステ
ル樹脂(A−1)を得た。 得られた水不溶性ポリエステル樹脂(A−1)
30部、n−ブチルセロソルブ10部、水60部とを容
器中に仕込み80℃で約5時間撹拌し、均一で淡青
白色の水系分散体(D−1)を得た。 さらに第1表に示した原料を用いる以外は全く
同様にして水不溶性ポリエステル樹脂(A−2)
〜(A−7)、水溶性ポリエステル樹脂(B−1)
〜(B−3)を得た。それらの特性値は第1表に
示した通りであつた。 次いで第2表に示した原料を用いる以外は全く
同様にして、水系分散体(D−2)〜(D−6)、
水溶液(S−1)〜(S−3)を得た。それらの
特性は第2表に示した通りであつた。
【表】
【表】
【表】 実施例 1 水分散体(D−1)を厚さ25μのポリエチレン
テレフタレートフイルム上にバーコーター#6を
用いて塗布した後、100℃で10分間乾燥した。得
られた皮膜の塗布量1.20g/m2であつた。得られ
た皮膜にはブロツキング現象がなく、キシレンお
よびメチルエチルケトン(MEK)に対する耐久
性に優れ、ポリエチレンテレフタレートフイルム
や磁性層との密着性優れたコーテツドポリエステ
ルフイルムであつた。コーテツドポリエステルフ
イルムの特性は第3表に示した通りであつた。 実施例 2〜4 第3表に示した水分散体(D−2)〜(D−
4)を用いる以外は実施例1と同様にしてコーテ
ツドポリエステルフイルムを得た。得られたコー
テツドポリエステルフイルムの性能を第3表に示
した。 比較例 1〜7 第3表に示した水分散体および水溶液を用いる
以外は実施例1と同様にしてコーテツドフイルム
を得た。得られたコーテツドフイルムの性質を第
3表に示した。
【表】 第3表から明らかなように、本発明の水系分散
体を塗布したポリエステルフイルムは、耐ブロツ
キング性に優れ、ポリエステルフイルム又は磁性
層との接着性にも優れ、さらに耐溶剤性において
も優れる。 実施例 5 水分散体(D−1)〜(D−4)または水溶液
(S−1)〜(S−3)を厚さ25μのポリエチレ
ンテレフタレートフイルム上にバーコーター#6
を用いて塗布した後、100℃で10分間乾燥した。
得られた皮膜の塗布量は第3表に示す通りであつ
た。得られたコーテツドフイルム面上に、下記磁
性塗料を塗布し、乾燥後、60℃で7日間エージン
グすることにより磁性層を作製した。
【表】
【表】 磁性層とコーテツドポリエステルフイルムとの
密着性を第5表に示す。
【表】
【表】 第4表から明らかなように、本発明の水系分散
体を用いたコーテツドポリエステルフイルムは磁
性層との密着性に優れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) ジカルボン酸成分がスルホン酸金属塩基
    を含有しない芳香族ジカルボン酸50〜99.5モル
    %、脂肪族または脂環族ジカルボン酸49.5〜0
    モル%およびスルホン酸金属塩基含有芳香族ジ
    カルボン酸0.05〜10モル%からなり、グリコー
    ル成分が炭素原子数2〜8のアルキレングリコ
    ールおよび/または炭素原子数6〜12の脂環族
    グリコールおよび生成ポリエステルに対して20
    重量%以下の分子量106〜10,000のポリアルキ
    レングリコールからなる分子量2,500〜30,
    000の水不溶性芳香族ポリエステル樹脂と (B) 沸点が60〜200℃の水溶性有機化合物および (C) 水とが、下式(1)、(2)および(3)を満足する水系
    分散体をポリエステルフイルムの少なくとも片
    面に塗布してなることを特徴とするコーテツド
    ポリエステルフイルム。 式(1) (A)+(B)+(C)=100(重量比) 式(2) (A)/(B)+(C)=0.005〜0.70(重量比) 式(3) (B)/(B)+(C)=0.02〜0.66(重量比)
JP2665484A 1984-02-14 1984-02-14 コ−テツドポリエステルフイルム Granted JPS60168652A (ja)

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