JPS6359856B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6359856B2 JPS6359856B2 JP55034898A JP3489880A JPS6359856B2 JP S6359856 B2 JPS6359856 B2 JP S6359856B2 JP 55034898 A JP55034898 A JP 55034898A JP 3489880 A JP3489880 A JP 3489880A JP S6359856 B2 JPS6359856 B2 JP S6359856B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thickness
- film
- sheet
- profile
- stretching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
本発明はフイルムの厚さ制御方法に関するもの
である。 溶融熱可塑性樹脂から二軸延伸フイルムを製造
するフイルム製造装置では、ダイを分解組立てた
とき、製品の厚さを変えるためにリツプの樹脂通
路間隙を調整したとき、或はダイの幅当りの押出
量を変えたときなどには、偏肉精度が相当に悪い
状態からスタートせざるを得ないのが通常で、ス
タート後に偏肉を調整しなければならないが、こ
の偏肉調整操作は微妙で、熟練者が行つても偏肉
調整精度に限界があつた。また作業環境が悪く、
人手により行うのでは、健康を害する惧れがあつ
た。一方、偏肉自動調整装置を使用して偏肉の調
整操作を行う場合には、人手で調整するよりも、
短時間で偏肉の調整が済むようになつていなけれ
ばならないし、最終の偏肉調整精度が優れていな
ければならないが、フイルムの偏肉発生個所とダ
イ操作ボルトの位置との対応関係を決定する方法
がない等の原因から満足するものがなくて、実用
に供されていなかつた。 本発明は前記の問題点に対処するもので、横延
伸前のシート及び横延伸後のフイルムの幅方向位
置とダイ操作ボルトの位置との対応関係を予め求
めておき、横延伸前のシートのプロフイルを設定
プロフイルに対して許容範囲に収束させたのち、
横延伸後のフイルムの厚み偏差を測定して、許容
範囲を外れているときには横延伸前のプロフイル
を修正するとともに修正プロフイルに対して横延
伸前のプロフイルを許容範囲に収束させるように
ダイ操作ボルトを操作してから前記横延伸後のフ
イルムの厚み偏差を測定するという操作に戻るこ
とにより、フイルムまたはシートの厚さを調整す
ることを特徴としたフイルムの厚さ制御方法に係
り、その目的とする処は、短時間で偏肉の調整を
行うことができるし、最終の偏肉調整精度を向上
できる改良されたフイルムの厚さ制御方法を供す
る点にある。 次に本発明のフイルムの厚さ制御方法を第1図
乃至第4図に示す一実施例により説明すると、第
1,2図の1が溶融熱可塑性樹脂をスリツトから
押出すダイ、2がボルト自動調整装置、3がダイ
操作ボルトで、同ボルト3をボルト自動調整装置
2により回転して、ダイ調整リツプ1aを変形さ
せることにより、スリツトからの押出量を調整す
るようになつている。また4が上記ダイ1のスリ
ツトから押出され溶融熱可塑性樹脂をシート5に
成形する冷却固化装置で、ロール群により構成さ
れている。また6が上記シート5をシートの進行
方向に縦延伸する縦延伸装置で、ロール群により
構成されている。また8は縦延伸されたシート7
をシートの進行方向と直交する方向に横延伸する
横延伸装置で、第3図に示すようにシート7の両
側部をクリツプ18a,18bにより挾持すると
ともにシート7を加熱しながら上記方向に横延伸
してフイルム9に成形するようになつている。こ
のときフイルム9両側部のx1,x2の範囲には横延
伸されない耳部10a,10bができる。その耳
部10a,10bの幅は耳部幅検出装置11a,
11bにより計測する。耳部近傍の延伸されたフ
イルムは厚さを均一にすることが困難なためスリ
ツト部12a,12b(幅l1,l2)だけカツトされ
る。15がl1,l2の範囲をカツトされた製品フイ
ルム、16が同製品フイルム15を巻取る巻取
機、14が同製品フイルム15の幅方向の厚み分
布を測定する厚み測定器、19,19が上記冷却
固化装置4から出たシート5及び上記縦延伸装置
6から出たシート7の幅方向の厚み分布を測定す
る厚み測定器、17は演算制御装置で、同演算制
御装置17は、上記各厚み測定器14,19,1
9の測定結果を受けたとき後述の演算を行う一
方、その結果をボルト自動調整装置2に伝え、ダ
イ操作ボルト3を同ボルト自動調整装置2により
回転し、ダイ調整リツプ1aを変形させて、スリ
ツトからの押出量を調整するようになつている。 次に前記偏肉自動調整装置の作用を説明する。
各ダイ操作ボルト3はダイ1に等間隔のピツチ
Waiで配設されており、ダイ1から押出された溶
融熱可塑性樹脂は冷却固化装置4によつて幅方向
に縮小(ネツキング)するようシート5に成形さ
れて、その幅Wbがダイ1の口金の幅Waよりも
小さくなる。また各ダイ操作ボルト3に対応する
短冊状のシート5の幅Wb1,Wb2,Wb3………
Wbiは、幅方向で異つて、両側部に至る程小さく
なるが、これら各ダイ操作ボルト3の等間隔ピツ
チWaiと短冊幅Wbiとの関係は、成形条件が決ま
れば再現性があり、予め実験で求めておく、また
シート5の幅Wbと短冊幅Wbiとは相関関係にあ
るので、相関式を求めておけば厚さ制御に便利で
ある。縦延伸装置6においても同様にネツキング
現象を生じるので、以上のことは冷却固化装置4
と縦延伸装置6との間にも適用でき、短冊幅
Wbi,Wciの関係を予め実験で求めておく。以上
により横延伸前のシート7の幅方向位置と各ダイ
操作ボルト3との対応関係を得る。ここで横延伸
前のシート7のプロフイルを或る程度に収束させ
れば、横延伸後のフイルム9の厚み調整時間を短
縮できることに着目して、まず横延伸前のシート
7のプロフイル、即ち、原反プロフイルを設定プ
ロフイルに対して或る許容範囲に収束させる。つ
まり厚み測定器19により横延伸前(縦延伸後)
のシート7の幅方向の厚みを測定し、その結果を
演算制御装置17に伝え、同演算制御装置17に
より各ダイ操作ボルト3ごとの設定プロフイルに
対す厚み偏差を算出し、その結果に基いて各ダイ
操作ボルト3の操作量を予め決めておいた方式に
より算出し、その結果をボルト自動調整装置2に
伝え、同ボルト自動調整装置により同各ボルト3
を所定量回転させ、結果的にダイ調整リツプ1a
を変形させて、同各ボルト3に対応した押出量を
調整することにより、偏肉を修正し、その結果を
厚み測定器19により測定するという操作を繰返
し行つて、目的のシート幅方向プロフイルを最終
的に許容範囲に収束させる。収束の程度は、各ダ
イ操作ボルト3ごとの設定プロフイルに対する標
準偏差値、分散値、或は偏差最大値により判定す
ればよい。経験によれば、設定プロフイルに対す
る標準偏差値σ、即ち、
である。 溶融熱可塑性樹脂から二軸延伸フイルムを製造
するフイルム製造装置では、ダイを分解組立てた
とき、製品の厚さを変えるためにリツプの樹脂通
路間隙を調整したとき、或はダイの幅当りの押出
量を変えたときなどには、偏肉精度が相当に悪い
状態からスタートせざるを得ないのが通常で、ス
タート後に偏肉を調整しなければならないが、こ
の偏肉調整操作は微妙で、熟練者が行つても偏肉
調整精度に限界があつた。また作業環境が悪く、
人手により行うのでは、健康を害する惧れがあつ
た。一方、偏肉自動調整装置を使用して偏肉の調
整操作を行う場合には、人手で調整するよりも、
短時間で偏肉の調整が済むようになつていなけれ
ばならないし、最終の偏肉調整精度が優れていな
ければならないが、フイルムの偏肉発生個所とダ
イ操作ボルトの位置との対応関係を決定する方法
がない等の原因から満足するものがなくて、実用
に供されていなかつた。 本発明は前記の問題点に対処するもので、横延
伸前のシート及び横延伸後のフイルムの幅方向位
置とダイ操作ボルトの位置との対応関係を予め求
めておき、横延伸前のシートのプロフイルを設定
プロフイルに対して許容範囲に収束させたのち、
横延伸後のフイルムの厚み偏差を測定して、許容
範囲を外れているときには横延伸前のプロフイル
を修正するとともに修正プロフイルに対して横延
伸前のプロフイルを許容範囲に収束させるように
ダイ操作ボルトを操作してから前記横延伸後のフ
イルムの厚み偏差を測定するという操作に戻るこ
とにより、フイルムまたはシートの厚さを調整す
ることを特徴としたフイルムの厚さ制御方法に係
り、その目的とする処は、短時間で偏肉の調整を
行うことができるし、最終の偏肉調整精度を向上
できる改良されたフイルムの厚さ制御方法を供す
る点にある。 次に本発明のフイルムの厚さ制御方法を第1図
乃至第4図に示す一実施例により説明すると、第
1,2図の1が溶融熱可塑性樹脂をスリツトから
押出すダイ、2がボルト自動調整装置、3がダイ
操作ボルトで、同ボルト3をボルト自動調整装置
2により回転して、ダイ調整リツプ1aを変形さ
せることにより、スリツトからの押出量を調整す
るようになつている。また4が上記ダイ1のスリ
ツトから押出され溶融熱可塑性樹脂をシート5に
成形する冷却固化装置で、ロール群により構成さ
れている。また6が上記シート5をシートの進行
方向に縦延伸する縦延伸装置で、ロール群により
構成されている。また8は縦延伸されたシート7
をシートの進行方向と直交する方向に横延伸する
横延伸装置で、第3図に示すようにシート7の両
側部をクリツプ18a,18bにより挾持すると
ともにシート7を加熱しながら上記方向に横延伸
してフイルム9に成形するようになつている。こ
のときフイルム9両側部のx1,x2の範囲には横延
伸されない耳部10a,10bができる。その耳
部10a,10bの幅は耳部幅検出装置11a,
11bにより計測する。耳部近傍の延伸されたフ
イルムは厚さを均一にすることが困難なためスリ
ツト部12a,12b(幅l1,l2)だけカツトされ
る。15がl1,l2の範囲をカツトされた製品フイ
ルム、16が同製品フイルム15を巻取る巻取
機、14が同製品フイルム15の幅方向の厚み分
布を測定する厚み測定器、19,19が上記冷却
固化装置4から出たシート5及び上記縦延伸装置
6から出たシート7の幅方向の厚み分布を測定す
る厚み測定器、17は演算制御装置で、同演算制
御装置17は、上記各厚み測定器14,19,1
9の測定結果を受けたとき後述の演算を行う一
方、その結果をボルト自動調整装置2に伝え、ダ
イ操作ボルト3を同ボルト自動調整装置2により
回転し、ダイ調整リツプ1aを変形させて、スリ
ツトからの押出量を調整するようになつている。 次に前記偏肉自動調整装置の作用を説明する。
各ダイ操作ボルト3はダイ1に等間隔のピツチ
Waiで配設されており、ダイ1から押出された溶
融熱可塑性樹脂は冷却固化装置4によつて幅方向
に縮小(ネツキング)するようシート5に成形さ
れて、その幅Wbがダイ1の口金の幅Waよりも
小さくなる。また各ダイ操作ボルト3に対応する
短冊状のシート5の幅Wb1,Wb2,Wb3………
Wbiは、幅方向で異つて、両側部に至る程小さく
なるが、これら各ダイ操作ボルト3の等間隔ピツ
チWaiと短冊幅Wbiとの関係は、成形条件が決ま
れば再現性があり、予め実験で求めておく、また
シート5の幅Wbと短冊幅Wbiとは相関関係にあ
るので、相関式を求めておけば厚さ制御に便利で
ある。縦延伸装置6においても同様にネツキング
現象を生じるので、以上のことは冷却固化装置4
と縦延伸装置6との間にも適用でき、短冊幅
Wbi,Wciの関係を予め実験で求めておく。以上
により横延伸前のシート7の幅方向位置と各ダイ
操作ボルト3との対応関係を得る。ここで横延伸
前のシート7のプロフイルを或る程度に収束させ
れば、横延伸後のフイルム9の厚み調整時間を短
縮できることに着目して、まず横延伸前のシート
7のプロフイル、即ち、原反プロフイルを設定プ
ロフイルに対して或る許容範囲に収束させる。つ
まり厚み測定器19により横延伸前(縦延伸後)
のシート7の幅方向の厚みを測定し、その結果を
演算制御装置17に伝え、同演算制御装置17に
より各ダイ操作ボルト3ごとの設定プロフイルに
対す厚み偏差を算出し、その結果に基いて各ダイ
操作ボルト3の操作量を予め決めておいた方式に
より算出し、その結果をボルト自動調整装置2に
伝え、同ボルト自動調整装置により同各ボルト3
を所定量回転させ、結果的にダイ調整リツプ1a
を変形させて、同各ボルト3に対応した押出量を
調整することにより、偏肉を修正し、その結果を
厚み測定器19により測定するという操作を繰返
し行つて、目的のシート幅方向プロフイルを最終
的に許容範囲に収束させる。収束の程度は、各ダ
イ操作ボルト3ごとの設定プロフイルに対する標
準偏差値、分散値、或は偏差最大値により判定す
ればよい。経験によれば、設定プロフイルに対す
る標準偏差値σ、即ち、
【式】
(なおPiはi番目のダイ操作ボルトに対応した設
定プロフイル、Poiはi番目のダイ操作ボルトに
対応した計測プロフイル)が05%に収束されれ
ば、横延伸後のフイルム15の偏差が±3〜±5
%に入る。設定プロフイルは、横延伸後の製品フ
イルム15が許容範囲にあるときに横延伸前シー
ト7のプロフイルを計測して設定しておけばよ
い。しかし横延伸前シート7のプロフイルを目的
のプロフイルに厳密に収束させても僅かの延伸条
件の相異により横延伸後のフイルム15が製品と
して許容範囲に入るとは限らず、横延伸前のプロ
フイルに収束させたのち、横延伸後のフイルム1
5により微調整する必要がある。この横延伸後の
フイルム15による微調整は次の方法により行
う。横延伸装置8内で横延伸されたフイルム9に
は、第3図に示すように横延伸されない耳部10
a,10bができるが、その幅x1,x2は、横延伸
の条件、或は耳部10a,10b近傍のシート7
の厚みによつて変化する。耳部幅x1,x2は耳部幅
測定装置11a,11bにより測定されるが、耳
部10a,10bは、横延伸されないので、耳部
10a,10bの位置は横延伸前のシート7の耳
部の幅と同一になる。またカツトされるスリツト
部12a,12bの幅l1,l2は自動計測してもよ
いが、一般的には固定値になるので、これは演算
するときのデータとして与えればよい。製品フイ
ルム15の幅Wα及び幅方向位置と厚みとの関係
を、厚み測定器14により計測し、その結果を演
算制御装置17に伝え、同演算制御装置17によ
り、延伸されている部分(スリツト部12a,1
2bを含む)の平均横延伸倍率Z、即ち、 Z=Wα+(l1−x1)+(l2−x2)/Wc−x1−x2 を算出する。一般に平均横延伸倍率は、ポリプロ
ピレンで8〜10倍、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリスチレン、ナイロン等で約3〜4倍であ
る。製品フイルム15の幅方向位置とダイ操作ボ
ルト3の位置との対応関係は次の方法により推定
できる。製品フイルム15の側縁のP点は、横延
伸前のート7上では側縁Qから(x1+l1−x1/Z) の点に対応する。よつて前述の横延伸前のシート
7の短冊幅Wciとダイ操作ボルト3との関係から
製品フイルム15の側縁のP点とダイ操作ボルト
3との相対位置が決定される。P点よりyの区間
はダイ操作ボルト3のi番目に相当することが演
算できる。即ち、P点より(y2−y1)の区間はダ
イ操作ボルト3の(i+1)に相当することが演
算できる。以下同様に製品フイルム15と各ダイ
操作ボルト3との対応関係を演算し、厚み測定器
14により計測した製品フイルム15の幅方向位
置と厚み偏差との関係から、各ダイ操作ボルト3
に対応した製品フイルム15の標準偏差Xを計算
し許容値V1と比較し、X≦V1ならば、第4図に
示すように原反プロフイル計測→製品フイルム計
測→製品とボルト位置対応演算→製品偏差(X)
演算を繰返す。一方、許容範囲外のX>V1なら
ば、横延伸前のシート7の設定プロフイルを修正
して、新プロフイルを設定し、新プロフイルに対
応したボルト操作量を演算し、該演算値に基きダ
イ操作ボルトを操作して所定時間経過後、横延伸
前のシート7の原反プロフイルを測定する。その
測定値(Y)が許容値(V2)外のY>V2ならば、
再度ボルト操作量を演算し直すことにより、許容
範囲内にする。一方、測定値(Y)が許容値
(V2)内のY≦V2ならば、再び横延伸後の製品フ
イルム15の測定を行なうことになり、前記製品
フイルム計測以降の操作を繰返す。なお前記演算
制御の全てが演算制御装置17により行われる。
以上の厚さ制御方法により得られた製品フイルム
15は巻取機16に巻取られる。耳部幅x1,x2が
安定して耳部幅測定装置11a,11bにより計
測する必要がない場合には、人手により計測して
演算制御装置17に入力してもよい。また横延伸
装置8の特性等により特定個所の横延伸倍率が異
る場合には、その部分の横延伸倍率を補正すれば
よい。さらに横延伸前のシート7のプロフイル制
御は、横延伸前のシート7の幅方向の厚みを測定
することに替えて縦延伸前のシート5の幅方向の
厚みを測定するようにしてもよい。 以上に述べたように本発明のフイルムの厚さ制
御方法は、フイルムまたはシートの偏肉発生個所
と操作ボルト位置とを対応づけるとともに横延伸
のシートのプロフイルを許容範囲に収束したの
ち、横延伸後の製品フイルムに許容値を越えて偏
肉があるときには、横延伸前のプロフイルを修正
して厚みを調整するので、短時間で偏肉の調整を
行うことができる。また最終の偏肉精度を向上で
きるものである。 以上本発明を実施例について説明したが、勿論
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の改変を施しうるものである。
定プロフイル、Poiはi番目のダイ操作ボルトに
対応した計測プロフイル)が05%に収束されれ
ば、横延伸後のフイルム15の偏差が±3〜±5
%に入る。設定プロフイルは、横延伸後の製品フ
イルム15が許容範囲にあるときに横延伸前シー
ト7のプロフイルを計測して設定しておけばよ
い。しかし横延伸前シート7のプロフイルを目的
のプロフイルに厳密に収束させても僅かの延伸条
件の相異により横延伸後のフイルム15が製品と
して許容範囲に入るとは限らず、横延伸前のプロ
フイルに収束させたのち、横延伸後のフイルム1
5により微調整する必要がある。この横延伸後の
フイルム15による微調整は次の方法により行
う。横延伸装置8内で横延伸されたフイルム9に
は、第3図に示すように横延伸されない耳部10
a,10bができるが、その幅x1,x2は、横延伸
の条件、或は耳部10a,10b近傍のシート7
の厚みによつて変化する。耳部幅x1,x2は耳部幅
測定装置11a,11bにより測定されるが、耳
部10a,10bは、横延伸されないので、耳部
10a,10bの位置は横延伸前のシート7の耳
部の幅と同一になる。またカツトされるスリツト
部12a,12bの幅l1,l2は自動計測してもよ
いが、一般的には固定値になるので、これは演算
するときのデータとして与えればよい。製品フイ
ルム15の幅Wα及び幅方向位置と厚みとの関係
を、厚み測定器14により計測し、その結果を演
算制御装置17に伝え、同演算制御装置17によ
り、延伸されている部分(スリツト部12a,1
2bを含む)の平均横延伸倍率Z、即ち、 Z=Wα+(l1−x1)+(l2−x2)/Wc−x1−x2 を算出する。一般に平均横延伸倍率は、ポリプロ
ピレンで8〜10倍、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリスチレン、ナイロン等で約3〜4倍であ
る。製品フイルム15の幅方向位置とダイ操作ボ
ルト3の位置との対応関係は次の方法により推定
できる。製品フイルム15の側縁のP点は、横延
伸前のート7上では側縁Qから(x1+l1−x1/Z) の点に対応する。よつて前述の横延伸前のシート
7の短冊幅Wciとダイ操作ボルト3との関係から
製品フイルム15の側縁のP点とダイ操作ボルト
3との相対位置が決定される。P点よりyの区間
はダイ操作ボルト3のi番目に相当することが演
算できる。即ち、P点より(y2−y1)の区間はダ
イ操作ボルト3の(i+1)に相当することが演
算できる。以下同様に製品フイルム15と各ダイ
操作ボルト3との対応関係を演算し、厚み測定器
14により計測した製品フイルム15の幅方向位
置と厚み偏差との関係から、各ダイ操作ボルト3
に対応した製品フイルム15の標準偏差Xを計算
し許容値V1と比較し、X≦V1ならば、第4図に
示すように原反プロフイル計測→製品フイルム計
測→製品とボルト位置対応演算→製品偏差(X)
演算を繰返す。一方、許容範囲外のX>V1なら
ば、横延伸前のシート7の設定プロフイルを修正
して、新プロフイルを設定し、新プロフイルに対
応したボルト操作量を演算し、該演算値に基きダ
イ操作ボルトを操作して所定時間経過後、横延伸
前のシート7の原反プロフイルを測定する。その
測定値(Y)が許容値(V2)外のY>V2ならば、
再度ボルト操作量を演算し直すことにより、許容
範囲内にする。一方、測定値(Y)が許容値
(V2)内のY≦V2ならば、再び横延伸後の製品フ
イルム15の測定を行なうことになり、前記製品
フイルム計測以降の操作を繰返す。なお前記演算
制御の全てが演算制御装置17により行われる。
以上の厚さ制御方法により得られた製品フイルム
15は巻取機16に巻取られる。耳部幅x1,x2が
安定して耳部幅測定装置11a,11bにより計
測する必要がない場合には、人手により計測して
演算制御装置17に入力してもよい。また横延伸
装置8の特性等により特定個所の横延伸倍率が異
る場合には、その部分の横延伸倍率を補正すれば
よい。さらに横延伸前のシート7のプロフイル制
御は、横延伸前のシート7の幅方向の厚みを測定
することに替えて縦延伸前のシート5の幅方向の
厚みを測定するようにしてもよい。 以上に述べたように本発明のフイルムの厚さ制
御方法は、フイルムまたはシートの偏肉発生個所
と操作ボルト位置とを対応づけるとともに横延伸
のシートのプロフイルを許容範囲に収束したの
ち、横延伸後の製品フイルムに許容値を越えて偏
肉があるときには、横延伸前のプロフイルを修正
して厚みを調整するので、短時間で偏肉の調整を
行うことができる。また最終の偏肉精度を向上で
きるものである。 以上本発明を実施例について説明したが、勿論
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の改変を施しうるものである。
第1図は本発明に係るフイルムの厚さ制御方法
の一実施例を示す平面図、第2図はダイ及びボル
ト自動調整装置を示す縦断側面図、第3図は第1
図矢視−線に沿う縦断正面図、第4図は制御
ブロツク図である。 1……ダイ、2……ボルト自動調整装置、3…
…ダイ操作ボルト、7……横延伸前のシート、1
5……横延伸後のフイルム。
の一実施例を示す平面図、第2図はダイ及びボル
ト自動調整装置を示す縦断側面図、第3図は第1
図矢視−線に沿う縦断正面図、第4図は制御
ブロツク図である。 1……ダイ、2……ボルト自動調整装置、3…
…ダイ操作ボルト、7……横延伸前のシート、1
5……横延伸後のフイルム。
Claims (1)
- 1 横延伸前のシート及び横延伸後のフイルムの
幅方向位置とダイ操作ボルトの位置との対応関係
を予め求めておき、横延伸前のシートのプロフイ
ルを設定プロフイルに対して許容範囲に収束させ
たのち、横延伸後のフイルムの厚み偏差を測定し
て、許容範囲を外れているときには横延伸前のプ
ロフイルを修正するとともに修正プロフイルに対
して横延伸前のプロフイルを許容範囲に収束させ
るようにダイ操作ボルトを操作してから前記横延
伸後のフイルムの厚み偏差を測定するという操作
に戻ることにより、フイルムまたはシートの厚さ
を調整することを特徴としたフイルムの厚さ制御
方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3489880A JPS56133135A (en) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | Controlling method for thickness of film |
| EP81300758A EP0035356B1 (en) | 1980-02-28 | 1981-02-24 | Method and apparatus for controlling the thickness of a film product |
| DE8181300758T DE3176317D1 (en) | 1980-02-28 | 1981-02-24 | Method and apparatus for controlling the thickness of a film product |
| US06/238,358 US4409160A (en) | 1980-02-28 | 1981-02-25 | Method for controlling the thickness of a film product |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3489880A JPS56133135A (en) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | Controlling method for thickness of film |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56133135A JPS56133135A (en) | 1981-10-19 |
| JPS6359856B2 true JPS6359856B2 (ja) | 1988-11-21 |
Family
ID=12426993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3489880A Granted JPS56133135A (en) | 1980-02-28 | 1980-03-21 | Controlling method for thickness of film |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56133135A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4931982A (en) * | 1987-07-17 | 1990-06-05 | Toray Industries, Inc. | Method for controlling the thickness of a sheet material and method for monitoring a correspondence relationship between the thickness distribution across a sheet material and means for adjusting the thickness |
| US4994976A (en) * | 1988-02-17 | 1991-02-19 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Film thickness controller |
| JP3858101B2 (ja) * | 1997-05-01 | 2006-12-13 | 東セロ株式会社 | 延伸フィルム製造設備、及び製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5844463B2 (ja) * | 1975-09-18 | 1983-10-03 | 三菱樹脂株式会社 | ネツカソセイジユシフイルムノアツサチヨウセイホウホウ |
| JPS5839649B2 (ja) * | 1975-12-12 | 1983-08-31 | 三菱樹脂株式会社 | ネツカソセイジユシエンシンフイルム ノ タンブアツサチヨウセイホウホウ |
| JPS5839650B2 (ja) * | 1975-12-15 | 1983-08-31 | 三菱樹脂株式会社 | ネツカソセイジユシエンシンフイルム ノ タンブアツサチヨウセイホウホウ |
-
1980
- 1980-03-21 JP JP3489880A patent/JPS56133135A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56133135A (en) | 1981-10-19 |
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