JPS638087Y2 - - Google Patents
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- JPS638087Y2 JPS638087Y2 JP1982198814U JP19881482U JPS638087Y2 JP S638087 Y2 JPS638087 Y2 JP S638087Y2 JP 1982198814 U JP1982198814 U JP 1982198814U JP 19881482 U JP19881482 U JP 19881482U JP S638087 Y2 JPS638087 Y2 JP S638087Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- slit
- coil
- axial
- wire
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエンジンスタータ用マグネツトスイツ
チのソレノイドコイル用ボビンに係り、より詳し
くは、ボビンのコイル口出線部の絶縁構造に係
る。
チのソレノイドコイル用ボビンに係り、より詳し
くは、ボビンのコイル口出線部の絶縁構造に係
る。
従来、この種のソレノイドコイル用ボビンにお
いてはボビンの一端壁をなすフランジ部に単一の
コイル口出線部を設けて、この単一の口出線部か
ら電位の異る2本のマグネツトワイヤーを引き出
していた。従つて、これらのマグネツトワイヤー
相互の絶縁のため、片方のマグネツトワイヤーに
絶縁チユーブを被覆する手間を要していた。更
に、エンジンスタータ用マグネツトスイツチのソ
レノイドコイルには車両を始動させる時にのみ数
10アンペアという高電流が急激に流されてコイル
が即時加熱されるが、始動が行われてしまえば電
流は遮断されコイルは冷える。従つて、コイルは
熱膨脹と収縮とを行なうのであるが、もし、コイ
ルワイヤーの口出端部がボビンに固着されている
と、コイルの膨脹及び収縮によりコイルワイヤー
の口出端部に応力が作用しコイルワイヤーの断線
などの事故が生じる可能性がある。
いてはボビンの一端壁をなすフランジ部に単一の
コイル口出線部を設けて、この単一の口出線部か
ら電位の異る2本のマグネツトワイヤーを引き出
していた。従つて、これらのマグネツトワイヤー
相互の絶縁のため、片方のマグネツトワイヤーに
絶縁チユーブを被覆する手間を要していた。更
に、エンジンスタータ用マグネツトスイツチのソ
レノイドコイルには車両を始動させる時にのみ数
10アンペアという高電流が急激に流されてコイル
が即時加熱されるが、始動が行われてしまえば電
流は遮断されコイルは冷える。従つて、コイルは
熱膨脹と収縮とを行なうのであるが、もし、コイ
ルワイヤーの口出端部がボビンに固着されている
と、コイルの膨脹及び収縮によりコイルワイヤー
の口出端部に応力が作用しコイルワイヤーの断線
などの事故が生じる可能性がある。
従つて、本考案は、ソレノイドコイル用の絶縁
材製ボビンの両端壁を構成するフランジ部の少く
とも一方に設けられるほぼ筒状の口出線部の内部
空間をボビンの円周方向に2分する軸方向隔壁を
該口出線部内に設けるとともに、2分された内部
空間の各々がコイルワイヤーの口出端部を受け入
れるための軸方向溝を構成しており、また、前記
ほぼ筒状の口出線部の外周面に備えられた突起
が、それぞれの軸方向溝内においてそれぞれのコ
イルワイヤーの口出端部が移動自在であるよう
に、前記の軸方向溝を閉鎖するように加熱軟化に
よつて折り曲げ可能になつていることを特徴とし
ている。
材製ボビンの両端壁を構成するフランジ部の少く
とも一方に設けられるほぼ筒状の口出線部の内部
空間をボビンの円周方向に2分する軸方向隔壁を
該口出線部内に設けるとともに、2分された内部
空間の各々がコイルワイヤーの口出端部を受け入
れるための軸方向溝を構成しており、また、前記
ほぼ筒状の口出線部の外周面に備えられた突起
が、それぞれの軸方向溝内においてそれぞれのコ
イルワイヤーの口出端部が移動自在であるよう
に、前記の軸方向溝を閉鎖するように加熱軟化に
よつて折り曲げ可能になつていることを特徴とし
ている。
以下、図面の第1図〜第7図を参照して本考案
の一実施例を説明する。
の一実施例を説明する。
第1図はエンジンスタータを示すもので、1は
アーマチヤ2のシヤフト3の一端を軸支するハウ
ジングである。シヤフト3上には図示しないエン
ジンのリングギアと噛合可能なピニオン4と、こ
のピニオン4にアーマチヤ2の回転を伝達するオ
ーバーランニングクラツチ5とが軸方向に摺動自
在に取付けられている。
アーマチヤ2のシヤフト3の一端を軸支するハウ
ジングである。シヤフト3上には図示しないエン
ジンのリングギアと噛合可能なピニオン4と、こ
のピニオン4にアーマチヤ2の回転を伝達するオ
ーバーランニングクラツチ5とが軸方向に摺動自
在に取付けられている。
ハウジング1の上方部分にはソレノイドコイル
6及びこのコイルにより電磁的に図で右方に吸引
されるプランジヤ7を有するマグネツトスイツチ
8が取付けられていて、スタータスイツチを入れ
た時にコイル6が付勢されることによつてプラン
ジヤ7が右方に移動し、このプランジヤの右方移
動が支点Pを中心とするレバー9の回動によつて
オーバーランニングクラツチ5とピニオン4とに
伝達され、もつて、ピニオン4が図示しないリン
グギアに噛合するようになつている。
6及びこのコイルにより電磁的に図で右方に吸引
されるプランジヤ7を有するマグネツトスイツチ
8が取付けられていて、スタータスイツチを入れ
た時にコイル6が付勢されることによつてプラン
ジヤ7が右方に移動し、このプランジヤの右方移
動が支点Pを中心とするレバー9の回動によつて
オーバーランニングクラツチ5とピニオン4とに
伝達され、もつて、ピニオン4が図示しないリン
グギアに噛合するようになつている。
ソレノイドコイル6は例えばガラス繊維補強ナ
イロン等の合成樹脂から成型されたボビン10に
巻かれた外側巻線6aと内側巻線6bとから成
り、ボビン10の一方の端壁に接してグランドプ
レート11が配置されている。
イロン等の合成樹脂から成型されたボビン10に
巻かれた外側巻線6aと内側巻線6bとから成
り、ボビン10の一方の端壁に接してグランドプ
レート11が配置されている。
ボビン10は円筒部12とこの円筒部の両端か
ら半径方向外方に張出してボビンの両端壁を構成
するフランジ部13,14とを有する。一方のフ
ランジ部14の外周縁部には巻線6a,6bの巻
き始めにワイヤーを通すための入口部を構成する
切欠き15が2個形成されている。フランジ部1
4の軸方向外方端面には、切欠き15に連通する
軸方向のスリツト状開口16を周壁17に形成さ
れたほぼ円筒状の口出線部18が突設されてい
る。
ら半径方向外方に張出してボビンの両端壁を構成
するフランジ部13,14とを有する。一方のフ
ランジ部14の外周縁部には巻線6a,6bの巻
き始めにワイヤーを通すための入口部を構成する
切欠き15が2個形成されている。フランジ部1
4の軸方向外方端面には、切欠き15に連通する
軸方向のスリツト状開口16を周壁17に形成さ
れたほぼ円筒状の口出線部18が突設されてい
る。
2個の口出線部18の構造は同一である。すな
わち、周壁17の内側にはスリツト状開口16の
幅(円周方向の寸法)よりも狭い軸方向隔壁19
がフランジ部14の半径方向に向いて延びるよう
に設けられて周壁17の内部空間をボビンの円周
方向に分離された軸方向溝20a,20bに2分
しており、これらの分離された溝20a,20b
の各々が周壁17における前記スリツト状開口1
6と半径方向において連通しており(特に第3図
参照)、また、フランジ部14の切欠き15にも
連通している。これらの軸方向溝20a,20b
はボビン10の半径方向における深さが異なり、
深い方の軸方向溝20bは第1図に示す内側の巻
線6bのワイヤーの口出端部6b′用の溝を構成し
(第5図参照)、浅い方の軸方向溝20aは外側の
巻線6aのワイヤーの口出端部用の溝を構成する
(第5図において外側の巻線6aの図示は省略し
てある)。
わち、周壁17の内側にはスリツト状開口16の
幅(円周方向の寸法)よりも狭い軸方向隔壁19
がフランジ部14の半径方向に向いて延びるよう
に設けられて周壁17の内部空間をボビンの円周
方向に分離された軸方向溝20a,20bに2分
しており、これらの分離された溝20a,20b
の各々が周壁17における前記スリツト状開口1
6と半径方向において連通しており(特に第3図
参照)、また、フランジ部14の切欠き15にも
連通している。これらの軸方向溝20a,20b
はボビン10の半径方向における深さが異なり、
深い方の軸方向溝20bは第1図に示す内側の巻
線6bのワイヤーの口出端部6b′用の溝を構成し
(第5図参照)、浅い方の軸方向溝20aは外側の
巻線6aのワイヤーの口出端部用の溝を構成する
(第5図において外側の巻線6aの図示は省略し
てある)。
口出線部18の円筒状周壁17はフランジ部1
4に隣接する大径部17aとこの大径部から軸方
向外方に突出する小径部17bとから成り、これ
らの部分17a,17bは外径に異るのみで軸方
向溝20a,20b及びそれらの間の隔壁19の
幅(肉厚)は共通である。周壁17の小径部17
bには軸方向溝20aを小径部17bの外周面ま
で連通させる軸方向スリツト17b′(第3図)が
切設されている。また、周壁17の大径部17a
の外周面にはスリツト状開口16の縁に沿つて開
口閉鎖用突起16aが突設されている。以上の各
部は全て合成樹脂から一体成型されている。突起
16aを設けた目的と効果については後述する。
4に隣接する大径部17aとこの大径部から軸方
向外方に突出する小径部17bとから成り、これ
らの部分17a,17bは外径に異るのみで軸方
向溝20a,20b及びそれらの間の隔壁19の
幅(肉厚)は共通である。周壁17の小径部17
bには軸方向溝20aを小径部17bの外周面ま
で連通させる軸方向スリツト17b′(第3図)が
切設されている。また、周壁17の大径部17a
の外周面にはスリツト状開口16の縁に沿つて開
口閉鎖用突起16aが突設されている。以上の各
部は全て合成樹脂から一体成型されている。突起
16aを設けた目的と効果については後述する。
尚、本考案の図示実施例においては、フランジ
部14の外周縁部に形成された切欠き15は独特
な構成になつているので、この点につき第4図と
第5図とを参照して説明する。
部14の外周縁部に形成された切欠き15は独特
な構成になつているので、この点につき第4図と
第5図とを参照して説明する。
切欠き15は口出線部18内の軸方向溝20
a,20bと直接連通する狭い部分からフランジ
部14の軸方向内方端面まで「八」の字状に開拡
する2つの傾斜面15a,15bを有し(第4
図)、これらの傾斜面のうち図で右側のもの15
aは軸方向溝20aの最深部からボビン10の円
筒部12の外周面にかけて延在している。また、
左側の傾斜面15bは、半径方向内方へは、浅い
方の軸方向溝20aの最深部と同程度の位置まで
延在している。従つて、左側の傾斜面15bとボ
ビンの円筒部12との間にはボビンの軸線に対し
垂直なフランジ部14の軸方向内方端面の一部分
14aが存在する。この構成により、ボビン10
に内側の巻線6bを巻き付けるべくワイヤーの口
出端部6b′を第5図に示すように深い方の軸方向
溝20bに通した後ワイヤーをボビン10の円筒
部12に巻き付けて行くと、ワイヤーの口出端部
6b′に続いた巻き始め部6b″は右側の傾斜面15
aに沿つて延びるが、巻き始め部6b″に続いた次
の巻回6b″はボビン10の切欠き15の位置にお
いてもフランジ部14の軸方向内方端面の部分1
4aにより規制されるために、ワイヤーの巻き始
め部6b″と次の巻回6b″との間に三角形の空間S
が形成される。このように切欠き15の左側(巻
き終り側すなわちトレーリング側)の傾斜面15
bを右側の傾斜面15aと同様にボビン10の円
筒部12まで延在させずに、浅い方の軸方向溝2
0aの深さと同程度まで半径方向内方へ延在させ
て傾斜面15bと円筒部12との間にフランジ1
4の軸方向内方端面の一部分14aを存在させる
ことによつて、ソレノイドコイル6のうちでもよ
り大きな電流の流れる内側巻線6bの巻きくずれ
が防止されるので、内側巻線6bの巻き始め部6
b″が振動等により次の巻回6b″に接触してこすれ
ることにより絶縁被膜が破れてレアーを生じると
いう危険が完全に回避される。
a,20bと直接連通する狭い部分からフランジ
部14の軸方向内方端面まで「八」の字状に開拡
する2つの傾斜面15a,15bを有し(第4
図)、これらの傾斜面のうち図で右側のもの15
aは軸方向溝20aの最深部からボビン10の円
筒部12の外周面にかけて延在している。また、
左側の傾斜面15bは、半径方向内方へは、浅い
方の軸方向溝20aの最深部と同程度の位置まで
延在している。従つて、左側の傾斜面15bとボ
ビンの円筒部12との間にはボビンの軸線に対し
垂直なフランジ部14の軸方向内方端面の一部分
14aが存在する。この構成により、ボビン10
に内側の巻線6bを巻き付けるべくワイヤーの口
出端部6b′を第5図に示すように深い方の軸方向
溝20bに通した後ワイヤーをボビン10の円筒
部12に巻き付けて行くと、ワイヤーの口出端部
6b′に続いた巻き始め部6b″は右側の傾斜面15
aに沿つて延びるが、巻き始め部6b″に続いた次
の巻回6b″はボビン10の切欠き15の位置にお
いてもフランジ部14の軸方向内方端面の部分1
4aにより規制されるために、ワイヤーの巻き始
め部6b″と次の巻回6b″との間に三角形の空間S
が形成される。このように切欠き15の左側(巻
き終り側すなわちトレーリング側)の傾斜面15
bを右側の傾斜面15aと同様にボビン10の円
筒部12まで延在させずに、浅い方の軸方向溝2
0aの深さと同程度まで半径方向内方へ延在させ
て傾斜面15bと円筒部12との間にフランジ1
4の軸方向内方端面の一部分14aを存在させる
ことによつて、ソレノイドコイル6のうちでもよ
り大きな電流の流れる内側巻線6bの巻きくずれ
が防止されるので、内側巻線6bの巻き始め部6
b″が振動等により次の巻回6b″に接触してこすれ
ることにより絶縁被膜が破れてレアーを生じると
いう危険が完全に回避される。
しかしながら、第4図と第5図を参照して説明
した切欠き15の独特な構成は本考案の一実施例
にすぎず、本考案の必須の要件ではない。
した切欠き15の独特な構成は本考案の一実施例
にすぎず、本考案の必須の要件ではない。
さて、以上のようにして内側巻線6bを巻き終
つた後外側巻線6aの口出端部(図示せず)を浅
い方の軸方向溝20aに通して内側巻線6bの外
側に巻き付け、この作業が終了したら、口出線部
18のスリツト状開口16の縁に沿つた突起16
aを加熱軟化させて内側に折り曲げスリツト状開
口16を閉鎖することができる。この閉鎖によ
り、口出線部18の周壁17の大径部17aは円
周方向に連続した周壁を有することになるととも
に、軸方向溝20a,20b内においてそれぞれ
のワイヤーの口出端部は移動自在であり且つ、軸
方向溝20a,20bから抜けることが防止され
る。従つて、かくして完成された口出線部18を
グランドプレート11の孔11aに挿入してグラ
ンドプレートをボビン10のフランジ部14の軸
方向外方端面に密着させると第6図及び第7図に
示す通りとなり、口出線部18のうち大径部17
aの周壁がグランドプレート11の孔11aの内
面に接してコイル6のワイヤーの口出端部をグラ
ンドプレート11から絶縁する。また、口出線部
18のうちの小径部17bがグランドプレート1
1の外端面から軸方向に突出するが、前述のよう
に、小径部17bの周壁には浅い方の軸方向溝2
0aを外部に連通させる軸方向スリツト17b′を
有するので、このスリツトを通して外側巻線6a
のワイヤーの口出端部6a′を折り曲げてグランド
プレート11の外端面にはんだ付け等により接地
することができる。
つた後外側巻線6aの口出端部(図示せず)を浅
い方の軸方向溝20aに通して内側巻線6bの外
側に巻き付け、この作業が終了したら、口出線部
18のスリツト状開口16の縁に沿つた突起16
aを加熱軟化させて内側に折り曲げスリツト状開
口16を閉鎖することができる。この閉鎖によ
り、口出線部18の周壁17の大径部17aは円
周方向に連続した周壁を有することになるととも
に、軸方向溝20a,20b内においてそれぞれ
のワイヤーの口出端部は移動自在であり且つ、軸
方向溝20a,20bから抜けることが防止され
る。従つて、かくして完成された口出線部18を
グランドプレート11の孔11aに挿入してグラ
ンドプレートをボビン10のフランジ部14の軸
方向外方端面に密着させると第6図及び第7図に
示す通りとなり、口出線部18のうち大径部17
aの周壁がグランドプレート11の孔11aの内
面に接してコイル6のワイヤーの口出端部をグラ
ンドプレート11から絶縁する。また、口出線部
18のうちの小径部17bがグランドプレート1
1の外端面から軸方向に突出するが、前述のよう
に、小径部17bの周壁には浅い方の軸方向溝2
0aを外部に連通させる軸方向スリツト17b′を
有するので、このスリツトを通して外側巻線6a
のワイヤーの口出端部6a′を折り曲げてグランド
プレート11の外端面にはんだ付け等により接地
することができる。
第8図は考案の詳細な説明の冒頭において述べ
た従来例を示すものであり、ボビンの一方のフラ
ンジ部124に設けられた中空の筒状部からなる
単一の口出線部128から電位の異る2本のワイ
ヤー106a,106bを引き出していたために
一方のワイヤー106bに絶縁チユーブ119を
被覆する必要があつた。
た従来例を示すものであり、ボビンの一方のフラ
ンジ部124に設けられた中空の筒状部からなる
単一の口出線部128から電位の異る2本のワイ
ヤー106a,106bを引き出していたために
一方のワイヤー106bに絶縁チユーブ119を
被覆する必要があつた。
上述の説明から明らかなように、本考案に係る
ソレノイドコイル用ボビンにおいては、ボビンの
両端壁を構成するフランジ部のうちの少くとも一
方の軸方向外方端面に突設されたほぼ筒状の口出
線部の周壁の内側に該口出線部の内部空間をボビ
ンの円周方向に2分する軸方向隔壁が設けられ、
これらの2分された内部空間がコイルの2本のワ
イヤーの口出端部をそれぞれ受け入れる軸方向溝
を構成するので、これらの溝に受け入れられたワ
イヤーの口出端部は前記軸方向隔壁によつて完全
に絶縁されることになり、いずれのワイヤーにも
特別の絶縁チユーブを被覆する必要は全くないか
ら、コイルの巻線作業が短縮されるという効果が
ある。しかも、ボビンのフランジ部に突設された
筒状の口出線部に形成されているスリツト状開口
に沿つて突設された突起はコイルの巻線作業後に
加熱軟化させて折り曲げることによりそれぞれの
軸方向溝内においてそれぞれのコイルワイヤーの
口出端部を移動自在としたままスリツト状開口を
簡単に閉鎖させることが可能であるから、エンジ
ンスタータ用マグネツトスイツチのソレノイドコ
イルに始動時のみ数10アンペアという高電流が流
されてコイルの熱膨脹と収縮とが繰り返えされて
も、コイルワイヤーの口出端部が軸方向溝内にお
いて移動自在となつていることにより、コイルワ
イヤーに応力がかからず、コイルワイヤーの断線
といつた事故を阻止できる。また、グランドプレ
ートをボビンに取付けた状態において口出線部を
通つて延びるコイルワイヤーの口出端部とグラン
ドプレートとの間の絶縁を簡単な作業工程で達成
出来るという効果もある。
ソレノイドコイル用ボビンにおいては、ボビンの
両端壁を構成するフランジ部のうちの少くとも一
方の軸方向外方端面に突設されたほぼ筒状の口出
線部の周壁の内側に該口出線部の内部空間をボビ
ンの円周方向に2分する軸方向隔壁が設けられ、
これらの2分された内部空間がコイルの2本のワ
イヤーの口出端部をそれぞれ受け入れる軸方向溝
を構成するので、これらの溝に受け入れられたワ
イヤーの口出端部は前記軸方向隔壁によつて完全
に絶縁されることになり、いずれのワイヤーにも
特別の絶縁チユーブを被覆する必要は全くないか
ら、コイルの巻線作業が短縮されるという効果が
ある。しかも、ボビンのフランジ部に突設された
筒状の口出線部に形成されているスリツト状開口
に沿つて突設された突起はコイルの巻線作業後に
加熱軟化させて折り曲げることによりそれぞれの
軸方向溝内においてそれぞれのコイルワイヤーの
口出端部を移動自在としたままスリツト状開口を
簡単に閉鎖させることが可能であるから、エンジ
ンスタータ用マグネツトスイツチのソレノイドコ
イルに始動時のみ数10アンペアという高電流が流
されてコイルの熱膨脹と収縮とが繰り返えされて
も、コイルワイヤーの口出端部が軸方向溝内にお
いて移動自在となつていることにより、コイルワ
イヤーに応力がかからず、コイルワイヤーの断線
といつた事故を阻止できる。また、グランドプレ
ートをボビンに取付けた状態において口出線部を
通つて延びるコイルワイヤーの口出端部とグラン
ドプレートとの間の絶縁を簡単な作業工程で達成
出来るという効果もある。
第1図は本考案を実施したエンジンスタータの
一部断面側面図、第2図はソレノイドコイルのボ
ビンの軸方向断面図であつて第3図の−線に
沿つて取つたもの、第3図は第2図のボビンをそ
の右側から見た場合の端面図、第4図は第3図の
−矢示方向から見たボビンの部分下面図、第
5図は第4図の−矢示方向から見た場合のボ
ビンのフランジ部の部分端面図、第6図はソレノ
イドコイルを巻き終つたボビンにグランドプレー
トを取付けた状態を示す部分側面図、第7図は第
6図の上から見た場合の平面図で、コイルのワイ
ヤー口出端部を省略した図、第8図は従来のソレ
ノイドコイルのボビンにおけるコイルワイヤーの
口出線部を示した図である。 6……ソレノイドコイル、6a′,6b′……コイ
ルワイヤーの口出端部、8……マグネツトスイツ
チ、10……ボビン、11……グランドプレー
ト、12……ボビンの円筒部、13,14……ボ
ビンのフランジ部、15……切欠き、16……ス
リツト状開口、16a……突起、17……口出線
部の周壁、18……口出線部、19……軸方向隔
壁、20a,20b……軸方向溝。
一部断面側面図、第2図はソレノイドコイルのボ
ビンの軸方向断面図であつて第3図の−線に
沿つて取つたもの、第3図は第2図のボビンをそ
の右側から見た場合の端面図、第4図は第3図の
−矢示方向から見たボビンの部分下面図、第
5図は第4図の−矢示方向から見た場合のボ
ビンのフランジ部の部分端面図、第6図はソレノ
イドコイルを巻き終つたボビンにグランドプレー
トを取付けた状態を示す部分側面図、第7図は第
6図の上から見た場合の平面図で、コイルのワイ
ヤー口出端部を省略した図、第8図は従来のソレ
ノイドコイルのボビンにおけるコイルワイヤーの
口出線部を示した図である。 6……ソレノイドコイル、6a′,6b′……コイ
ルワイヤーの口出端部、8……マグネツトスイツ
チ、10……ボビン、11……グランドプレー
ト、12……ボビンの円筒部、13,14……ボ
ビンのフランジ部、15……切欠き、16……ス
リツト状開口、16a……突起、17……口出線
部の周壁、18……口出線部、19……軸方向隔
壁、20a,20b……軸方向溝。
Claims (1)
- エンジンスタータ用マグネツトスイツチのソレ
ノイドコイル用の絶縁材製のボビンにして、該ボ
ビンの両端壁を構成するフランジ部の少くとも一
方の外周縁部にはコイルのワイヤーの入口部を構
成する切欠きが形成されており、該一方のフラン
ジ部の軸方向外方端面には前記切欠きに連通する
軸方向のスリツト状開口を周壁に形成されたほぼ
筒状の口出線部が突設されており、該周壁の内側
には前記スリツト状開口の幅よりも狭い軸方向隔
壁が前記フランジ部の半径方向に延びるよう設け
られて前記周壁の内部空間をボビンの円周方向に
2分しており、これらの2分された内部空間の各
各が前記スリツト状開口及び前記切欠きに連通す
る軸方向溝を構成して、これらの軸方向溝がコイ
ルワイヤーの口出端部を受け入れるようになつて
おり、前記ほぼ筒状の口出線部の外周面には前記
スリツト状開口の縁の少くとも1部分に沿つて開
口閉鎖用突起が突設されており、該突起は、それ
ぞれの軸方向溝内においてそれぞれのコイルワイ
ヤーの口出端部が移動自在であるように、前記ス
リツト状開口を閉鎖すべく加熱軟化により折り曲
げ可能であることを特徴とするエンジンスタータ
用マグネツトスイツチのソレノイドコイル用ボビ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19881482U JPS59104507U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | エンジンスタ−タ用マグネットスイッチのソレノイドコイル用ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19881482U JPS59104507U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | エンジンスタ−タ用マグネットスイッチのソレノイドコイル用ボビン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59104507U JPS59104507U (ja) | 1984-07-13 |
| JPS638087Y2 true JPS638087Y2 (ja) | 1988-03-10 |
Family
ID=30424372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19881482U Granted JPS59104507U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | エンジンスタ−タ用マグネットスイッチのソレノイドコイル用ボビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59104507U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5689205U (ja) * | 1979-12-13 | 1981-07-16 |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP19881482U patent/JPS59104507U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59104507U (ja) | 1984-07-13 |
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