JPS639922Y2 - - Google Patents
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- JPS639922Y2 JPS639922Y2 JP9919183U JP9919183U JPS639922Y2 JP S639922 Y2 JPS639922 Y2 JP S639922Y2 JP 9919183 U JP9919183 U JP 9919183U JP 9919183 U JP9919183 U JP 9919183U JP S639922 Y2 JPS639922 Y2 JP S639922Y2
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- Japan
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- lamp
- recess
- opening
- lens
- chamber
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Links
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- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 17
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Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は新規な車輌用前照灯に関し、特に、灯
室内の湿気を除去して灯室内と外部との温度差に
よつてレンズ内面や反射鏡にくもりが生じるのを
防止し、これによつて灯具の配光性能を損なわな
いようにすると共に、塵埃などが灯室内に入つた
りしないようにした新規な車輌用前照灯を提供し
ようとするものである。
室内の湿気を除去して灯室内と外部との温度差に
よつてレンズ内面や反射鏡にくもりが生じるのを
防止し、これによつて灯具の配光性能を損なわな
いようにすると共に、塵埃などが灯室内に入つた
りしないようにした新規な車輌用前照灯を提供し
ようとするものである。
背景技術とその問題点
自動車用の前照灯は密閉型、即ち、ボデーとボ
デー前面に被着されたレンズとによつて形成され
た空間(灯室)内に光源を封入しこれを外部から
遮断した形式のものが多く用いられているが、オ
ールグラス製のシールドビーム電球以外は灯室を
外部のあらゆるものから完全に遮断することは困
難である。例えば、電球口金には開口部や隙間が
あるためボデー外に突出している電球口金を通じ
てボデー背面に付着した水分が点灯時に蒸発して
灯室内に侵入するということもある。このように
灯室内に侵入した水分はレンズや反射鏡面の低温
部分で露結し、くもりを発生する。また、電球口
金部に付着した水分が消灯時の灯室内の圧力低下
により灯室内に吸入され、これらが点灯時や日光
直射による熱によつて蒸発し露点を結んでくもり
を発生する。さらに、外部からの水分の侵入が無
い場合でも、灯室内に残留する水蒸気が外界の急
激な温度低下により、露点を結んでくもりを生ず
る場合がある。
デー前面に被着されたレンズとによつて形成され
た空間(灯室)内に光源を封入しこれを外部から
遮断した形式のものが多く用いられているが、オ
ールグラス製のシールドビーム電球以外は灯室を
外部のあらゆるものから完全に遮断することは困
難である。例えば、電球口金には開口部や隙間が
あるためボデー外に突出している電球口金を通じ
てボデー背面に付着した水分が点灯時に蒸発して
灯室内に侵入するということもある。このように
灯室内に侵入した水分はレンズや反射鏡面の低温
部分で露結し、くもりを発生する。また、電球口
金部に付着した水分が消灯時の灯室内の圧力低下
により灯室内に吸入され、これらが点灯時や日光
直射による熱によつて蒸発し露点を結んでくもり
を発生する。さらに、外部からの水分の侵入が無
い場合でも、灯室内に残留する水蒸気が外界の急
激な温度低下により、露点を結んでくもりを生ず
る場合がある。
そして、上記のようなくもりがレンズ内面や反
射鏡面に発生すると、それらはレンズからの光の
透過量を減じたり、反射鏡の反射効率を低下させ
るため、前照灯の配光機能を阻害する結果とな
る。
射鏡面に発生すると、それらはレンズからの光の
透過量を減じたり、反射鏡の反射効率を低下させ
るため、前照灯の配光機能を阻害する結果とな
る。
そこで、従来から、上記の如きくもりの発生を
防止するために種々の試みが為されているが、何
れも十分にその目的を達成しているものとは云え
い。特に、灯室を外気から完全に密閉しようとす
る試みはそのほとんどが十分な結果を得られない
か、あるいはまた、莫大なコスト増を招いて実用
的でないなどの欠点を有している。
防止するために種々の試みが為されているが、何
れも十分にその目的を達成しているものとは云え
い。特に、灯室を外気から完全に密閉しようとす
る試みはそのほとんどが十分な結果を得られない
か、あるいはまた、莫大なコスト増を招いて実用
的でないなどの欠点を有している。
そこで、灯室の上部及び下部に外部と連通する
通気孔を形成し、点灯時に生じる空気の対流を利
用してくもりの発生を防止しようとの試みが為さ
れ、そして、下部においては、ボデーとレンズと
の接合部に溝を形成し、この溝を通じて灯室と外
部とを連通せしめたものがあり、それなりの効果
を挙げているが、灯室内と外部とを積極的に連通
させているものであるため、外気の有する湿気や
塵埃などがそのまま灯室内に入つて来てしまうと
いう欠点がある。
通気孔を形成し、点灯時に生じる空気の対流を利
用してくもりの発生を防止しようとの試みが為さ
れ、そして、下部においては、ボデーとレンズと
の接合部に溝を形成し、この溝を通じて灯室と外
部とを連通せしめたものがあり、それなりの効果
を挙げているが、灯室内と外部とを積極的に連通
させているものであるため、外気の有する湿気や
塵埃などがそのまま灯室内に入つて来てしまうと
いう欠点がある。
考案の目的
そこで、本考案は、灯室内を外気と連通せしめ
ることによつてレンズ等のくもりを防止すると共
に、外部から湿気や塵埃が灯室内に侵入するのを
極力防止した新規な車輌用前照灯を提供しようと
するものである。
ることによつてレンズ等のくもりを防止すると共
に、外部から湿気や塵埃が灯室内に侵入するのを
極力防止した新規な車輌用前照灯を提供しようと
するものである。
考案の概要
本考案車輌用前照灯は、上記目的を達成するた
め、ランプボデイ又は反射鏡の前面開口部をレン
ズにて覆い、ランプボデイ又は反射鏡とレンズと
によつて画成される灯室内に光源を配置した車輌
用前照灯において、上記ランプボデイ又は反射鏡
の開口縁部に形成されたレンズ据付溝に凹部を形
成し、該開口部の後端から後方へ向つて突出し凹
部の深さの2倍以上の長さを有する通気筒によつ
て前記凹部と灯室外とを連通させ、前記凹部の灯
室側壁面に凹部と灯室内とを連通する切欠を前記
通気筒と左右に位置をずらして形成し、前記通気
筒と前記切欠との間が灯室内と灯室外を連通する
通気筒となり、前記凹部の開口部側に係合される
蓋部材に前記通気筒の延びる方向と略直交する方
向へ突出した堰部を設けたことを特徴とする。
め、ランプボデイ又は反射鏡の前面開口部をレン
ズにて覆い、ランプボデイ又は反射鏡とレンズと
によつて画成される灯室内に光源を配置した車輌
用前照灯において、上記ランプボデイ又は反射鏡
の開口縁部に形成されたレンズ据付溝に凹部を形
成し、該開口部の後端から後方へ向つて突出し凹
部の深さの2倍以上の長さを有する通気筒によつ
て前記凹部と灯室外とを連通させ、前記凹部の灯
室側壁面に凹部と灯室内とを連通する切欠を前記
通気筒と左右に位置をずらして形成し、前記通気
筒と前記切欠との間が灯室内と灯室外を連通する
通気筒となり、前記凹部の開口部側に係合される
蓋部材に前記通気筒の延びる方向と略直交する方
向へ突出した堰部を設けたことを特徴とする。
従つて本考案によれば、灯室内の外気と連通せ
しめることによつてレンズ等のくもりを防止する
ことができると共に、外部から湿気や塵埃が灯室
内に侵入するのを防止することができる。
しめることによつてレンズ等のくもりを防止する
ことができると共に、外部から湿気や塵埃が灯室
内に侵入するのを防止することができる。
実施例
以下に、本考案車輌用前照灯の詳細を具体的実
施例を示す図面に従つて説明する。
施例を示す図面に従つて説明する。
第1の実施例
第1図乃至第9図は本考案車輌用前照灯の第1
の実施例を示すものである。前照灯1は、合成樹
脂製のボデー2と、該ボデー2の前部開口を覆う
レンズ3と、ボデー2とレンズ3とによつて画成
された空間(灯室)4内に配置された反射鏡5
と、そして、光源部(フイラメント)6が反射鏡
5に対して所定位置にあるように配置された電球
7とから成る。
の実施例を示すものである。前照灯1は、合成樹
脂製のボデー2と、該ボデー2の前部開口を覆う
レンズ3と、ボデー2とレンズ3とによつて画成
された空間(灯室)4内に配置された反射鏡5
と、そして、光源部(フイラメント)6が反射鏡
5に対して所定位置にあるように配置された電球
7とから成る。
8はボデイの開口部外周面にボデイ開口縁より
外方へ向けて突出形成されたフランジであり、該
フランジ8にはその前面に開口したレンズ据付溝
9が形成されている。そして、レンズ据付溝9に
はレンズ3の後端縁がガスケツト10を介して当
接され、この状態でレンズ3は適宜な手段(例え
ばC字状のクリツプ等の挾着部材)によつてボデ
イ2に固定される。11はボデイ2の後部開口で
ある。
外方へ向けて突出形成されたフランジであり、該
フランジ8にはその前面に開口したレンズ据付溝
9が形成されている。そして、レンズ据付溝9に
はレンズ3の後端縁がガスケツト10を介して当
接され、この状態でレンズ3は適宜な手段(例え
ばC字状のクリツプ等の挾着部材)によつてボデ
イ2に固定される。11はボデイ2の後部開口で
ある。
12及び13は上記レンズ据付溝11の下方部
分の両側寄りの位置に設けられた通気溝形成部で
ある。通気溝形成部12及び13には、レンズ据
付溝9に形成された凹部と該凹部の開口部側に係
脱自在に係合される蓋部材とによつて灯室4と灯
室外を連通せしめる通気溝が形成されており、両
通気溝形成部12及び13は略同様な構造を有す
る。
分の両側寄りの位置に設けられた通気溝形成部で
ある。通気溝形成部12及び13には、レンズ据
付溝9に形成された凹部と該凹部の開口部側に係
脱自在に係合される蓋部材とによつて灯室4と灯
室外を連通せしめる通気溝が形成されており、両
通気溝形成部12及び13は略同様な構造を有す
る。
以下、一方の通気溝形成部12について説明す
る(第4図乃至第9図参照)。
る(第4図乃至第9図参照)。
14はレンズ据付溝9内に形成された凹部であ
り、15は該凹部14の前部開口を示す。16は
凹部14の奥面の左側に寄つた部分に形成された
連通口であり、該連通口16から後方へ向けて吸
入口18が延設されており、該吸入口18の後端
は外部へ開口19されている。20,20は凹部
14の前部開口15の左右両側の角部を略L字状
に切欠いて形成された係合段部であり、この係合
段部20,20には後述する蓋部材の両端部が係
合される。21は凹部14側に設けられた堰部で
ある。堰部21は奥面17の上記連通口16が形
成された位置の稍右側へ寄つた位置から開口部1
5の方に向けて突設され、その先端は開口部15
と奥面17との間の略中間まで延びており、その
上端縁と下端縁とはそれぞれ凹部14の天井部2
2と底面23に連設されている。24はレンズ据
付溝の内部壁25のうち凹部14の右側側面26
側に寄つた部分と対応する部分に形成された切欠
部であり、該切欠部24の奥端27は凹部14の
奥面17に近接した位置に形成されている。28
は切欠部24の奥端27の右側部分から前方へ向
けて突設された突部である。
り、15は該凹部14の前部開口を示す。16は
凹部14の奥面の左側に寄つた部分に形成された
連通口であり、該連通口16から後方へ向けて吸
入口18が延設されており、該吸入口18の後端
は外部へ開口19されている。20,20は凹部
14の前部開口15の左右両側の角部を略L字状
に切欠いて形成された係合段部であり、この係合
段部20,20には後述する蓋部材の両端部が係
合される。21は凹部14側に設けられた堰部で
ある。堰部21は奥面17の上記連通口16が形
成された位置の稍右側へ寄つた位置から開口部1
5の方に向けて突設され、その先端は開口部15
と奥面17との間の略中間まで延びており、その
上端縁と下端縁とはそれぞれ凹部14の天井部2
2と底面23に連設されている。24はレンズ据
付溝の内部壁25のうち凹部14の右側側面26
側に寄つた部分と対応する部分に形成された切欠
部であり、該切欠部24の奥端27は凹部14の
奥面17に近接した位置に形成されている。28
は切欠部24の奥端27の右側部分から前方へ向
けて突設された突部である。
29は凹部16の前部開口17を塞ぐための蓋
部材である。30は凹部14の前部開口15の大
きさと略同じ大きさの長い板状に形成された基板
であり、該基板30の上縁右側に寄つた部分には
前記切欠部24の前部に係合される庇部31が前
方へ向けて突設されており、また、基板30の内
側面の中央部から稍右側へ寄つた位置から後方へ
向けてかつ互いにある程度離間して突設された2
つの堰部32及び33が形成されている。この堰
部32及び33の後方へ突出された長さは前記凹
部14の奥面17と前部開口15との間の長さよ
り稍短くされており、また、堰部32及び33の
高さは、凹部14の天井部22と底面23との間
の長さと略等しい長さとされている。
部材である。30は凹部14の前部開口15の大
きさと略同じ大きさの長い板状に形成された基板
であり、該基板30の上縁右側に寄つた部分には
前記切欠部24の前部に係合される庇部31が前
方へ向けて突設されており、また、基板30の内
側面の中央部から稍右側へ寄つた位置から後方へ
向けてかつ互いにある程度離間して突設された2
つの堰部32及び33が形成されている。この堰
部32及び33の後方へ突出された長さは前記凹
部14の奥面17と前部開口15との間の長さよ
り稍短くされており、また、堰部32及び33の
高さは、凹部14の天井部22と底面23との間
の長さと略等しい長さとされている。
しかして、蓋部材29は基板30の両端部を凹
部14の係合段部20,20に係合させ、かつ、
庇部31を切欠部24の前部に係合させるように
して、凹部14の前部開口15を覆うように凹部
14に被着される。これによつて、凹部14の前
部開口15が塞がれ、ボデイ2のレンズ据付溝9
の延びる方向に沿つて延びる通気溝34が形成さ
れると共に、切欠部24の後方部が該通気溝34
と灯室4とを連通する灯室側開口35とされる。
従つて、灯室4は通気溝34を介して灯具外と連
通せしめられる。即ち、灯室4は、灯室側開口3
5−通気溝34−連通口16−吸入口18−灯具
外側開口19を介して灯具外と連通される。そし
て、通気溝34内には堰部21,32及び33に
よつて狭窄流路36a,36b,36cが形成さ
れる。即ち、凹部14側に設けられた堰部21の
先端縁と蓋部材の基板30内側面との間で通気溝
34の幅よりも著しく狭い幅とされた狭窄流路3
6aが形成され、蓋部材29側に設けられた堰部
32及び33の各先端縁と凹部14の奥面17と
の間でも同様な狭窄流路36b及び36cが形成
される。
部14の係合段部20,20に係合させ、かつ、
庇部31を切欠部24の前部に係合させるように
して、凹部14の前部開口15を覆うように凹部
14に被着される。これによつて、凹部14の前
部開口15が塞がれ、ボデイ2のレンズ据付溝9
の延びる方向に沿つて延びる通気溝34が形成さ
れると共に、切欠部24の後方部が該通気溝34
と灯室4とを連通する灯室側開口35とされる。
従つて、灯室4は通気溝34を介して灯具外と連
通せしめられる。即ち、灯室4は、灯室側開口3
5−通気溝34−連通口16−吸入口18−灯具
外側開口19を介して灯具外と連通される。そし
て、通気溝34内には堰部21,32及び33に
よつて狭窄流路36a,36b,36cが形成さ
れる。即ち、凹部14側に設けられた堰部21の
先端縁と蓋部材の基板30内側面との間で通気溝
34の幅よりも著しく狭い幅とされた狭窄流路3
6aが形成され、蓋部材29側に設けられた堰部
32及び33の各先端縁と凹部14の奥面17と
の間でも同様な狭窄流路36b及び36cが形成
される。
しかして、灯具外側開口19から灯具1内に流
入した空気は、第8図及び第9図に破線矢印で示
すような経路を通つて灯室4内に流入する。即
ち、灯具外側開口19から灯具1内に流入した空
気は、吸入口18を通つて連通口16から通気溝
34の左側に寄つた空間に流入し、先ず蓋部材2
9の基板30内側面に衝突する。そして、該基板
30の内側面に衝突した空気は、その一部が狭窄
流路36aを通つて堰部21と堰部32の間の空
間に流入し、また、他の一部は通気溝34の左側
に寄つた空間で対流し、あるいは凹部14の左側
側面37に衝突してから狭窄流路36aを通つて
上記空間に流入する。そして、狭窄流路36aを
通る空気は、ここで流速を増大せしめられて堰部
32の側面に衝突し、ここからまた狭窄流路36
bを通つて通気溝34の右側部分へ向けて流れて
ゆく。そして、狭窄流路36bを通る空気は、こ
こでも流速を増大せしめられるが、狭窄流路36
bを過ぎると流路が極端に拡幅されるため、空気
はここで流速を著しく減衰せしめられる。従つ
て、狭窄流路36bを通過した空気の大部分は堰
部32と33との間の空間内で対流を起し、その
後に狭窄流路36cを通つて通気溝34の右側に
寄つた空間に流入する。そして、狭窄流路36c
を通過する空気は、ここでも流速を増大せしめら
れるので、凹部14の右側側面26に衝突せしめ
られる。そして、凹部14の右側側面26に衝突
した空気はここで流れ方向を上向きに変化せしめ
られ、灯室内側開口35を通つて灯室4内に流入
する。
入した空気は、第8図及び第9図に破線矢印で示
すような経路を通つて灯室4内に流入する。即
ち、灯具外側開口19から灯具1内に流入した空
気は、吸入口18を通つて連通口16から通気溝
34の左側に寄つた空間に流入し、先ず蓋部材2
9の基板30内側面に衝突する。そして、該基板
30の内側面に衝突した空気は、その一部が狭窄
流路36aを通つて堰部21と堰部32の間の空
間に流入し、また、他の一部は通気溝34の左側
に寄つた空間で対流し、あるいは凹部14の左側
側面37に衝突してから狭窄流路36aを通つて
上記空間に流入する。そして、狭窄流路36aを
通る空気は、ここで流速を増大せしめられて堰部
32の側面に衝突し、ここからまた狭窄流路36
bを通つて通気溝34の右側部分へ向けて流れて
ゆく。そして、狭窄流路36bを通る空気は、こ
こでも流速を増大せしめられるが、狭窄流路36
bを過ぎると流路が極端に拡幅されるため、空気
はここで流速を著しく減衰せしめられる。従つ
て、狭窄流路36bを通過した空気の大部分は堰
部32と33との間の空間内で対流を起し、その
後に狭窄流路36cを通つて通気溝34の右側に
寄つた空間に流入する。そして、狭窄流路36c
を通過する空気は、ここでも流速を増大せしめら
れるので、凹部14の右側側面26に衝突せしめ
られる。そして、凹部14の右側側面26に衝突
した空気はここで流れ方向を上向きに変化せしめ
られ、灯室内側開口35を通つて灯室4内に流入
する。
このように、灯具外から流入した空気は、それ
が灯室4内に流入するまでの経路において、その
流れ方向と流速を繰り返し変化せしめられる。従
つて、灯具外から流入した空気の中に塵埃が混入
していた場合でも、その塵埃は、空気が通気溝3
4内の各側面や堰部に衝突する時に、あるいは空
気が対流を生ずる時に、あるいは空気の流速が減
衰される時に通気溝34の底面23上に沈降され
たり、各壁面に付着せしめられるため、空気と共
に灯室4内にまで運び込まれる惧れは殆んどな
い。
が灯室4内に流入するまでの経路において、その
流れ方向と流速を繰り返し変化せしめられる。従
つて、灯具外から流入した空気の中に塵埃が混入
していた場合でも、その塵埃は、空気が通気溝3
4内の各側面や堰部に衝突する時に、あるいは空
気が対流を生ずる時に、あるいは空気の流速が減
衰される時に通気溝34の底面23上に沈降され
たり、各壁面に付着せしめられるため、空気と共
に灯室4内にまで運び込まれる惧れは殆んどな
い。
尚、凹部14の前部開口15に係合された蓋部
材29は、レンズ据付溝9にガスケツト10及び
レンズ3の後端縁が配置されることによつて、そ
の状態を保持せしめられる。
材29は、レンズ据付溝9にガスケツト10及び
レンズ3の後端縁が配置されることによつて、そ
の状態を保持せしめられる。
尚、反射鏡5は金属性で、その後部には開口が
形成され、該開口から後方へ突出した筒状の受部
38が形成され、該受部38に電球7の口金部に
固着されたフランジ39が内嵌状に固定される。
形成され、該開口から後方へ突出した筒状の受部
38が形成され、該受部38に電球7の口金部に
固着されたフランジ39が内嵌状に固定される。
40は反射鏡5の一方の側縁上方部の裏側に固
定されたブラケツト41に取り付けられた合成樹
脂製のボール受体で先端がボデー2に捩じ込まれ
た支点ロツド42の他端に形成されたボール43
が嵌合され、ここにボールジヨイントが構成され
る。44は反射鏡5の他方の側縁上方部の裏側に
固定されたブラケツト45に固定された合成樹脂
製のナツトである。46はアジヤステイングロツ
ドで中間部がボデー2に回転自在に且つスライド
不能に嵌挿されており、先端部が前記ナツト44
に螺合されている。アジヤステイングロツド46
の中間部には一体の鍔47が形成されており、ロ
ツド46はボデー2に形成された挿通孔48に鍔
47がボデー2の後面に当接するまで挿通され
る。それから、中央にロツド挿通孔49が形成さ
れた合成樹脂製のキヤツプ50をその挿通孔46
にロツド46の鍔47より後部を挿通して、キヤ
ツプ50の側縁前端をボデー2の後面に溶着等に
より固定し、これによりロツド46はボデー2に
対して回転自在に且つスライド不能に支持され
る。尚51は防水を図るために鍔47とボデー2
後面との間に介在されたOリングであり、52は
キヤツプ50の位置決め用の突起である。53は
周面に辷り止め用のローレツト加工54を施され
たつまみで、ロツド46が上述のようにボデー2
に取り付けられた後ロツド46の後端に固定され
る。しかして、このアジヤステイングロツド46
を回転動作すると、その先端がナツト44に対し
捩じ込みあるいは捩じ戻され、従つて、ナツト4
4の位置がボデー2に対して接近しあるいは離間
する。そして、このようなナツト44、ブラケツ
ト45、アジヤステイングロツド46による機構
は前述のボール受体40とブラケツト41と支点
ロツド42とから成るボールジヨイント部の下方
にも設けられ、従つて、反射鏡5はボデー2に対
して角度調整自在に3点にて支持されることとな
る。
定されたブラケツト41に取り付けられた合成樹
脂製のボール受体で先端がボデー2に捩じ込まれ
た支点ロツド42の他端に形成されたボール43
が嵌合され、ここにボールジヨイントが構成され
る。44は反射鏡5の他方の側縁上方部の裏側に
固定されたブラケツト45に固定された合成樹脂
製のナツトである。46はアジヤステイングロツ
ドで中間部がボデー2に回転自在に且つスライド
不能に嵌挿されており、先端部が前記ナツト44
に螺合されている。アジヤステイングロツド46
の中間部には一体の鍔47が形成されており、ロ
ツド46はボデー2に形成された挿通孔48に鍔
47がボデー2の後面に当接するまで挿通され
る。それから、中央にロツド挿通孔49が形成さ
れた合成樹脂製のキヤツプ50をその挿通孔46
にロツド46の鍔47より後部を挿通して、キヤ
ツプ50の側縁前端をボデー2の後面に溶着等に
より固定し、これによりロツド46はボデー2に
対して回転自在に且つスライド不能に支持され
る。尚51は防水を図るために鍔47とボデー2
後面との間に介在されたOリングであり、52は
キヤツプ50の位置決め用の突起である。53は
周面に辷り止め用のローレツト加工54を施され
たつまみで、ロツド46が上述のようにボデー2
に取り付けられた後ロツド46の後端に固定され
る。しかして、このアジヤステイングロツド46
を回転動作すると、その先端がナツト44に対し
捩じ込みあるいは捩じ戻され、従つて、ナツト4
4の位置がボデー2に対して接近しあるいは離間
する。そして、このようなナツト44、ブラケツ
ト45、アジヤステイングロツド46による機構
は前述のボール受体40とブラケツト41と支点
ロツド42とから成るボールジヨイント部の下方
にも設けられ、従つて、反射鏡5はボデー2に対
して角度調整自在に3点にて支持されることとな
る。
55はボデー2の後部開口を閉塞するゴムカバ
ーで、それぞれ肉厚に形成された環状のボデー取
付部56及び同じく環状の電球嵌着部57とこれ
ら両肉厚部56,57の間を連結する薄肉の連結
部58とが一体に形成されて成る。ボデー取付部
56の内側面には環状の溝59が形成されてい
て、該環状溝59がボデー2開口部11の後端縁
に形成された環状のフランジ60と嵌合され、こ
れによつてボデー取付部56がボデー2に取り付
けられる。また、ボデー取付部56の先端は先に
行くに従つて薄肉にされ環状の唇状部61とさ
れ、この唇状部61がボデー2の後面と密接さ
れ、この部分がシールされる。62はボデー取付
部56の上方部において連結部58との間に形成
された通路で、カバー55の内側と外側とを連通
している。そして、環状の電球嵌着部57は反射
鏡5の受け部38から後方へ突出された電球7の
口金63に外嵌され、これによつて、ボデー2後
部と反射鏡5後部との間にできた空間が通路62
部分を除いて閉塞される。
ーで、それぞれ肉厚に形成された環状のボデー取
付部56及び同じく環状の電球嵌着部57とこれ
ら両肉厚部56,57の間を連結する薄肉の連結
部58とが一体に形成されて成る。ボデー取付部
56の内側面には環状の溝59が形成されてい
て、該環状溝59がボデー2開口部11の後端縁
に形成された環状のフランジ60と嵌合され、こ
れによつてボデー取付部56がボデー2に取り付
けられる。また、ボデー取付部56の先端は先に
行くに従つて薄肉にされ環状の唇状部61とさ
れ、この唇状部61がボデー2の後面と密接さ
れ、この部分がシールされる。62はボデー取付
部56の上方部において連結部58との間に形成
された通路で、カバー55の内側と外側とを連通
している。そして、環状の電球嵌着部57は反射
鏡5の受け部38から後方へ突出された電球7の
口金63に外嵌され、これによつて、ボデー2後
部と反射鏡5後部との間にできた空間が通路62
部分を除いて閉塞される。
64はボデー2の上部内面の略中央部に前後方
向に延びるように形成された凹部であり、これに
よつて、反射鏡5上面とボデー2の上部内面との
間に他の部分より大きい空間が形成される。
向に延びるように形成された凹部であり、これに
よつて、反射鏡5上面とボデー2の上部内面との
間に他の部分より大きい空間が形成される。
しかして、上記の如き自動車用の前照灯1にお
いて、電球7が点灯されると、灯室4内の温度が
高くなり中の空気の対流が起る。そして、この対
流は灯具上方部において外部と連通する通路62
が設けられているため、温度が高くまた水分を多
く含んだ空気は上方通路62から外部へ放出さ
れ、替わりに、灯具外側開口19−及び吸入口1
8−連通口16−通気溝34−灯室内側開口35
を経て灯室4内に外気が導入され、灯室4内の水
分が次々と灯室4外に排出され、くもりの発生を
防止する。
いて、電球7が点灯されると、灯室4内の温度が
高くなり中の空気の対流が起る。そして、この対
流は灯具上方部において外部と連通する通路62
が設けられているため、温度が高くまた水分を多
く含んだ空気は上方通路62から外部へ放出さ
れ、替わりに、灯具外側開口19−及び吸入口1
8−連通口16−通気溝34−灯室内側開口35
を経て灯室4内に外気が導入され、灯室4内の水
分が次々と灯室4外に排出され、くもりの発生を
防止する。
尚、反射鏡5の上部、特に中央部は高温となる
が、上記実施例に示したように、ボデー2の上部
内面の略中央部に前後方向に延びる凹部64を形
成しておくと、この部分で、反射鏡5とボデー2
との間の空隙が大きくなり、ここを多量の空気が
流れるため、反射鏡5の上部中央の温度を引き下
げる効果がある。
が、上記実施例に示したように、ボデー2の上部
内面の略中央部に前後方向に延びる凹部64を形
成しておくと、この部分で、反射鏡5とボデー2
との間の空隙が大きくなり、ここを多量の空気が
流れるため、反射鏡5の上部中央の温度を引き下
げる効果がある。
第2の実施例
第10図乃至第14図は本考案車輌用前照灯の
第2の実施例における通気溝形成部65を示すも
のである。尚、この実施例に示す通気溝形成部6
5が前記した第1の実施例における通気溝形成部
12と相違するところは、先端に灯具外側開口が
形成された吸入口に空気の流れ方向を変える段部
が形成され、また、通気溝内に設けられる堰部が
蓋部材のみに形成されていること等であるので、
これら相違する部分についてのみ説明し、その他
の相違しない部分については前記した実施例にお
いて同様の部分に付した符号と同じ符号を付すこ
とによつて説明を省略する。
第2の実施例における通気溝形成部65を示すも
のである。尚、この実施例に示す通気溝形成部6
5が前記した第1の実施例における通気溝形成部
12と相違するところは、先端に灯具外側開口が
形成された吸入口に空気の流れ方向を変える段部
が形成され、また、通気溝内に設けられる堰部が
蓋部材のみに形成されていること等であるので、
これら相違する部分についてのみ説明し、その他
の相違しない部分については前記した実施例にお
いて同様の部分に付した符号と同じ符号を付すこ
とによつて説明を省略する。
この実施例における通気溝34aと吸入孔18
aを連通する連通開口16aは凹部14の奥面1
7の左側端部に形成されている。そして、吸入口
18aの上面と下面は、該吸入口18aの延びる
方向の略中央部から灯具外側開口19に至る部分
が該中央部から連通口16aに至る部分よりも低
くされることにより、該中央部に段部66,67
が形成されており、従つて、吸入口18aは段部
66,67によつて中央部において上方へ屈曲さ
れている。24aはレンズ据付溝9の内部壁25
のうち凹部14の右側面26に寄つた部分と対応
する部分を切欠いて形成された切欠部であり、該
切欠部24aは凹部14の奥面17が形成された
位置まで切欠かれている。68は前記内部壁25
のうち凹部14の左側面37に寄つた部分と対応
する部分を切欠いて形成された切欠部であり、該
切欠部68の奥端69は凹部14の前部開口15
と対応する位置まで切欠かれている。
aを連通する連通開口16aは凹部14の奥面1
7の左側端部に形成されている。そして、吸入口
18aの上面と下面は、該吸入口18aの延びる
方向の略中央部から灯具外側開口19に至る部分
が該中央部から連通口16aに至る部分よりも低
くされることにより、該中央部に段部66,67
が形成されており、従つて、吸入口18aは段部
66,67によつて中央部において上方へ屈曲さ
れている。24aはレンズ据付溝9の内部壁25
のうち凹部14の右側面26に寄つた部分と対応
する部分を切欠いて形成された切欠部であり、該
切欠部24aは凹部14の奥面17が形成された
位置まで切欠かれている。68は前記内部壁25
のうち凹部14の左側面37に寄つた部分と対応
する部分を切欠いて形成された切欠部であり、該
切欠部68の奥端69は凹部14の前部開口15
と対応する位置まで切欠かれている。
29aは蓋部材であり、該蓋部材29aの基板
30aの上部には前方へ向けて突出された庇部7
0が形成されており、庇部70の左右両端寄りの
位置に上記各切欠部24a及び68に係合する板
状の突部71及び72が突設されている。そし
て、基板30aの内側面の中央部両側から堰部3
2a,33a後方へ向けて突設されている。しか
して、蓋部材29aは基板30aの両端部を凹部
14の係合段部20,20に係合させ、かつ、突
部71を切欠部24aの前半部に、また突部72
を切欠部68にそれぞれ係合させた状態で凹部1
4の前部開口15を覆うように凹部14に被着さ
れる。これによつて凹部14の前部開口15が覆
われるので、ボデイ2のレンズ据付溝9の延びる
方向に沿つて延びる通気溝34aが形成されると
共に、切欠部24aの前半部だけが塞がれるの
で、該通気溝34aと灯室4とを連通する灯室内
側開口35aが形成される。尚、73a,73b
は蓋部材29a側に設けられた堰部32a及び3
3aの各先端縁と凹部14の奥面17との間で形
成された狭窄流路を示す。
30aの上部には前方へ向けて突出された庇部7
0が形成されており、庇部70の左右両端寄りの
位置に上記各切欠部24a及び68に係合する板
状の突部71及び72が突設されている。そし
て、基板30aの内側面の中央部両側から堰部3
2a,33a後方へ向けて突設されている。しか
して、蓋部材29aは基板30aの両端部を凹部
14の係合段部20,20に係合させ、かつ、突
部71を切欠部24aの前半部に、また突部72
を切欠部68にそれぞれ係合させた状態で凹部1
4の前部開口15を覆うように凹部14に被着さ
れる。これによつて凹部14の前部開口15が覆
われるので、ボデイ2のレンズ据付溝9の延びる
方向に沿つて延びる通気溝34aが形成されると
共に、切欠部24aの前半部だけが塞がれるの
で、該通気溝34aと灯室4とを連通する灯室内
側開口35aが形成される。尚、73a,73b
は蓋部材29a側に設けられた堰部32a及び3
3aの各先端縁と凹部14の奥面17との間で形
成された狭窄流路を示す。
しかして、灯具外側開口19から灯具1内に流
入した空気は、第12図及び第14図に破線矢印
で示すような経路を通つて灯室4内に流入する。
即ち、灯具外側開口19から灯具1内に流入した
空気は、吸入口18aを通る間に先ず段部66に
衝突してその流れ方向を変化せしめられる。段部
66に衝突した空気は、そこで乱流現象を起しな
がら上方へ向つて流れ、吸入口18aの上面に衝
突する。そして、そこから連通口16aを通つて
通気溝34aの左側に寄つた空間に流入し、蓋部
材29aの基板30a内側面に衝突する。そし
て、基板30aの内側面に衝突した空気は、ここ
で乱流現象を起し、通気溝34aの左側に寄つた
空間で対流し、狭窄流路73a及び73bを通つ
て通気溝34aの右側部分に向つて流れる。狭窄
流路73aを通る空気はここで流速を増大せしめ
られるが、該狭窄流路73a過ぎると流路が拡幅
されるため、ここで流速を著しく減衰せしめられ
る。従つて、狭窄流路73aを通過した空気の大
部分は堰部32aと33aとの間の空間内で対流
を起し、対流した後に狭窄流路73bを通つて通
気溝34aの右側に寄つた位置に流入する。そし
て、狭窄流路73bを通過する空気は、ここでも
流速を増大せしめられるので、凹部14の右側面
26に衝突せしめらる。そして、凹部14の右側
面26に衝突した空気は、ここで流れ方向を上方
へ変化せしめられ、灯室内側開口35aを通つて
灯室4内に流入する。
入した空気は、第12図及び第14図に破線矢印
で示すような経路を通つて灯室4内に流入する。
即ち、灯具外側開口19から灯具1内に流入した
空気は、吸入口18aを通る間に先ず段部66に
衝突してその流れ方向を変化せしめられる。段部
66に衝突した空気は、そこで乱流現象を起しな
がら上方へ向つて流れ、吸入口18aの上面に衝
突する。そして、そこから連通口16aを通つて
通気溝34aの左側に寄つた空間に流入し、蓋部
材29aの基板30a内側面に衝突する。そし
て、基板30aの内側面に衝突した空気は、ここ
で乱流現象を起し、通気溝34aの左側に寄つた
空間で対流し、狭窄流路73a及び73bを通つ
て通気溝34aの右側部分に向つて流れる。狭窄
流路73aを通る空気はここで流速を増大せしめ
られるが、該狭窄流路73a過ぎると流路が拡幅
されるため、ここで流速を著しく減衰せしめられ
る。従つて、狭窄流路73aを通過した空気の大
部分は堰部32aと33aとの間の空間内で対流
を起し、対流した後に狭窄流路73bを通つて通
気溝34aの右側に寄つた位置に流入する。そし
て、狭窄流路73bを通過する空気は、ここでも
流速を増大せしめられるので、凹部14の右側面
26に衝突せしめらる。そして、凹部14の右側
面26に衝突した空気は、ここで流れ方向を上方
へ変化せしめられ、灯室内側開口35aを通つて
灯室4内に流入する。
このように、本実施例においては、灯具外側開
口19から流入した空気は、通気溝34aに至る
前に吸入口18a内において流れ方向を著しく変
化せしめられ、かつ、乱流を起すので、空気中に
含まれた塵埃は、通気溝34aに至る前にある程
度沈降せしめられたり吸入口18aの壁面に付着
せしめたりする。従つて、この分、通気溝34a
内に設けられる堰部を省略することができ、通気
溝34aの構造を簡単なものとすることができ
る。
口19から流入した空気は、通気溝34aに至る
前に吸入口18a内において流れ方向を著しく変
化せしめられ、かつ、乱流を起すので、空気中に
含まれた塵埃は、通気溝34aに至る前にある程
度沈降せしめられたり吸入口18aの壁面に付着
せしめたりする。従つて、この分、通気溝34a
内に設けられる堰部を省略することができ、通気
溝34aの構造を簡単なものとすることができ
る。
考案の効果
以上に記載したところからも明らかなように、
本考案車輌用前照灯は、ランプボデイ又は反射鏡
の前面開口部をレンズにて覆い、ランプボデイ又
は反射鏡とレンズとによつて画成される灯室内に
光源を配置した車輌用前照灯において、上記ラン
プボデイ又は反射鏡の開口縁部に形成されたレン
ズ据付溝に凹部を形成し、該開口部の後端から後
方へ向つて突出し凹部の深さの2倍以上の長さを
有する通気筒によつて前記凹部と灯室外とを連通
させ、前記凹部の灯室側壁面に凹部と灯室内とを
連通する切欠を前記通気筒と左右に位置をずらし
て形成し、前記通気筒と前記切欠との間が灯室内
と灯室外を連通する通気筒となり、前記凹部の開
口部側に係合される蓋部材に前記通気筒の延びる
方向と略直交する方向へ突出した堰部を設けたこ
とを特徴とする。
本考案車輌用前照灯は、ランプボデイ又は反射鏡
の前面開口部をレンズにて覆い、ランプボデイ又
は反射鏡とレンズとによつて画成される灯室内に
光源を配置した車輌用前照灯において、上記ラン
プボデイ又は反射鏡の開口縁部に形成されたレン
ズ据付溝に凹部を形成し、該開口部の後端から後
方へ向つて突出し凹部の深さの2倍以上の長さを
有する通気筒によつて前記凹部と灯室外とを連通
させ、前記凹部の灯室側壁面に凹部と灯室内とを
連通する切欠を前記通気筒と左右に位置をずらし
て形成し、前記通気筒と前記切欠との間が灯室内
と灯室外を連通する通気筒となり、前記凹部の開
口部側に係合される蓋部材に前記通気筒の延びる
方向と略直交する方向へ突出した堰部を設けたこ
とを特徴とする。
従つて、本考案によれば、灯室内に空気の対流
を起してくもりを防止することができると共に、
灯室内に入つてくる空気から塵埃を除去すること
ができ、常に最良の状態を保つことができる。特
に、本考案においては、開口部の後端から後方へ
向つて突出し凹部の深さの2倍以上の長さを有す
る通気筒を用いるとともに、凹部の灯室側壁面に
凹部と灯室内とを連通する切欠を通気筒と左右に
位置をずらして形成しているので、灯室外から灯
室内に水や塵埃が入つてくることがほとんどな
い。また、通気溝を灯具前面の開口縁部に形成さ
れた凹部と灯具とは別体の該凹部の開口部側に被
着される蓋部材とによつて構成するようにしたの
で、通気溝内に設けられる複雑な形状の堰部を容
易に形成することができる。
を起してくもりを防止することができると共に、
灯室内に入つてくる空気から塵埃を除去すること
ができ、常に最良の状態を保つことができる。特
に、本考案においては、開口部の後端から後方へ
向つて突出し凹部の深さの2倍以上の長さを有す
る通気筒を用いるとともに、凹部の灯室側壁面に
凹部と灯室内とを連通する切欠を通気筒と左右に
位置をずらして形成しているので、灯室外から灯
室内に水や塵埃が入つてくることがほとんどな
い。また、通気溝を灯具前面の開口縁部に形成さ
れた凹部と灯具とは別体の該凹部の開口部側に被
着される蓋部材とによつて構成するようにしたの
で、通気溝内に設けられる複雑な形状の堰部を容
易に形成することができる。
尚、前記した各実施例においては、ランプボデ
イとランプボデイの前面開口部に被着されるレン
ズとによつて灯室を画成し、通気溝を構成する凹
部をランプボデイの開口縁部に形成されたレンズ
据付溝に形成するようにしたが、本考案車輌用前
照灯においては、反射鏡の前面開口部にレンズを
取着して反射鏡とレンズとによつて灯室を画成
し、通気溝を構成する凹部を反射鏡の開口縁部に
形成されたレンズ据付溝に形成するようにしても
宜い。
イとランプボデイの前面開口部に被着されるレン
ズとによつて灯室を画成し、通気溝を構成する凹
部をランプボデイの開口縁部に形成されたレンズ
据付溝に形成するようにしたが、本考案車輌用前
照灯においては、反射鏡の前面開口部にレンズを
取着して反射鏡とレンズとによつて灯室を画成
し、通気溝を構成する凹部を反射鏡の開口縁部に
形成されたレンズ据付溝に形成するようにしても
宜い。
また、前記した各実施例においては、通気溝内
に形成される狭窄流路を各堰部の先端縁と通気溝
の前部側側面(蓋部材の基板の内側面)又は後部
側側面(凹部の奥面)との間で構成するようにし
たが、これは、各堰部の上端又は下端縁と通気溝
の上部側側面(凹部の天井面)又は下部側側面
(凹部の底面)との間で構成するようにしても宜
いし、更には、これらの各形態を組み合わせて用
いるようにしても宜い。
に形成される狭窄流路を各堰部の先端縁と通気溝
の前部側側面(蓋部材の基板の内側面)又は後部
側側面(凹部の奥面)との間で構成するようにし
たが、これは、各堰部の上端又は下端縁と通気溝
の上部側側面(凹部の天井面)又は下部側側面
(凹部の底面)との間で構成するようにしても宜
いし、更には、これらの各形態を組み合わせて用
いるようにしても宜い。
尚、前記各実施例においては、通気溝の灯具外
側開口を吸入口を介して形成するようにしたが、
このようにすることによつて、灯具内に流入され
た空気の乱流状態を増大させることができ、また
灯室内に至るまでの空気の通気経路を長くするこ
とができるので、空気中に含まれた塵埃の除去効
果を増大せしめることができる。
側開口を吸入口を介して形成するようにしたが、
このようにすることによつて、灯具内に流入され
た空気の乱流状態を増大させることができ、また
灯室内に至るまでの空気の通気経路を長くするこ
とができるので、空気中に含まれた塵埃の除去効
果を増大せしめることができる。
第1図乃至第9図は本考案車輌用前照灯の第1
の実施例を示し、第1図はレンズとガスケツトを
外した状態の正面図、第2図はレンズとガスケツ
トを取り付けた状態での第1図のA−A線に沿う
断面図、第3図はレンズとガスケツトを取り付け
た状態での第1図のB−B線に沿う断面図、第4
図乃至第9図はランプボデイのレンズ据付溝に通
気溝が形成された部分をレンズとガスケツトを外
した状態で拡大して示すもので、第4図は通気溝
を構成する凹部の蓋部材を外した状態の正面図、
第5図は同じく平面図、第6図は分解斜視図、第
7図は凹部に蓋部材が被着された状態で第4図の
C−C線に沿う断面図、第8図は同じく第4図の
D−D線に沿う断面図、第9図は同じく第4図の
E−E線に沿う断面図、第10図乃至第14図は
本考案車輌用前照灯の第2の実施例におけるラン
プボデイのレンズ据付溝に通気溝が形成された部
分をレンズとガスケツトを外した状態で拡大して
示すもので、第10図は分解斜視図、第11図は
通気溝を構成する凹部の該部材を外した状態の正
面図、第12図は第11図のF−F線に沿う断面
図、第13図は凹部に蓋部材が係合された状態の
平面図、第14図は凹部に蓋部材が係合された状
態で第11図のG−G線に沿う断面図である。 符号の説明、1……前照灯、2……ランプボデ
イ、3……レンズ、4……灯室、5……反射鏡、
6……光源、9……レンズ据付溝、14……凹
部、15……凹部の開口部、18……通気筒、1
9……灯室外側開口、21……堰部、29,29
a……蓋部材、32,33,32a,33a……
堰部、24,24a……切欠、34,34a……
通気溝、35,35a……灯室内側開口。
の実施例を示し、第1図はレンズとガスケツトを
外した状態の正面図、第2図はレンズとガスケツ
トを取り付けた状態での第1図のA−A線に沿う
断面図、第3図はレンズとガスケツトを取り付け
た状態での第1図のB−B線に沿う断面図、第4
図乃至第9図はランプボデイのレンズ据付溝に通
気溝が形成された部分をレンズとガスケツトを外
した状態で拡大して示すもので、第4図は通気溝
を構成する凹部の蓋部材を外した状態の正面図、
第5図は同じく平面図、第6図は分解斜視図、第
7図は凹部に蓋部材が被着された状態で第4図の
C−C線に沿う断面図、第8図は同じく第4図の
D−D線に沿う断面図、第9図は同じく第4図の
E−E線に沿う断面図、第10図乃至第14図は
本考案車輌用前照灯の第2の実施例におけるラン
プボデイのレンズ据付溝に通気溝が形成された部
分をレンズとガスケツトを外した状態で拡大して
示すもので、第10図は分解斜視図、第11図は
通気溝を構成する凹部の該部材を外した状態の正
面図、第12図は第11図のF−F線に沿う断面
図、第13図は凹部に蓋部材が係合された状態の
平面図、第14図は凹部に蓋部材が係合された状
態で第11図のG−G線に沿う断面図である。 符号の説明、1……前照灯、2……ランプボデ
イ、3……レンズ、4……灯室、5……反射鏡、
6……光源、9……レンズ据付溝、14……凹
部、15……凹部の開口部、18……通気筒、1
9……灯室外側開口、21……堰部、29,29
a……蓋部材、32,33,32a,33a……
堰部、24,24a……切欠、34,34a……
通気溝、35,35a……灯室内側開口。
Claims (1)
- ランプボデイ又は反射鏡の前面開口部をレンズ
にて覆い、ランプボデイ又は反射鏡とレンズとに
よつて画成される灯室内に光源を配置した車輌用
前照灯において、上記ランプボデイ又は反射鏡の
開口縁部に形成されたレンズ据付溝に凹部を形成
し、該開口部の後端から後方へ向つて突出し凹部
の深さの2倍以上の長さを有する通気筒によつて
前記凹部と灯室外とを連通させ、前記凹部の灯室
側壁面に凹部と灯室内とを連通する切欠を前記通
気筒と左右に位置をずらして形成し、前記通気筒
と前記切欠との間が灯室内と灯室外を連通する通
気筒となり、前記凹部の開口部側に係合される蓋
部材に前記通気筒の延びる方向と略直交する方向
へ突出した堰部を設けたことを特徴とする車輌用
前照灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9919183U JPS607102U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 車輌用前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9919183U JPS607102U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 車輌用前照灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS607102U JPS607102U (ja) | 1985-01-18 |
| JPS639922Y2 true JPS639922Y2 (ja) | 1988-03-24 |
Family
ID=30235176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9919183U Granted JPS607102U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 車輌用前照灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607102U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6359691U (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-20 | ||
| JP5082956B2 (ja) * | 2008-03-14 | 2012-11-28 | スズキ株式会社 | 車両用ランプ構造 |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP9919183U patent/JPS607102U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS607102U (ja) | 1985-01-18 |
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