JPS64415B2 - - Google Patents
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- JPS64415B2 JPS64415B2 JP63005716A JP571688A JPS64415B2 JP S64415 B2 JPS64415 B2 JP S64415B2 JP 63005716 A JP63005716 A JP 63005716A JP 571688 A JP571688 A JP 571688A JP S64415 B2 JPS64415 B2 JP S64415B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- butyl
- tert
- poly
- weight
- butene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、耐圧強度、耐塩素水性の優れた給
水・給湯配管用ポリ−1−ブテン樹脂組成物に関
する。 (従来の技術及びその問題点) 従来より給水・給湯用配管材料としては亜鉛鍍
金鋼管、銅管あるいは鉛管などの金属管が使用さ
れているが、鋼管の場合には錆による赤水あるい
は黒水の発生、銅管の場合は電蝕によるピンホー
ルの発生あるいは青水の発生などの欠点があり、
新しい配管材料が求められている。すでに一部で
は錆、電蝕によるピンホールが発生しないポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリ−1−ブテン等の
合成樹脂管が使用されつつある。中でもポリ−1
−ブテンは耐圧強度、高温での内圧クリーブ耐久
性、高・低温特性、耐摩耗性等に優れ、可撓性に
も優れることから給水・給湯管用として最も好適
な樹脂の一つである。 しかし、このような特徴をもつポリ−1−ブテ
ンも、他の合成樹脂と同じく、水道水に添加され
ている殺菌用塩素の作用により化学的劣化を起こ
すため、本来の高性能が損われ、特に高温高圧負
荷を受ける給湯設備の配管では、この影響が大き
い傾向がある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、このような現状に鑑み、耐塩素
水性の優れた給水・給湯用ポリ−1−ブテン樹脂
組成物を見い出すべく鋭意研究を重ねた結果、従
来酸化防止剤や安定剤として知られていた樹脂添
加剤をポリ−1−ブテンに配合して耐塩素水性試
験を行つた結果、塩素水劣化の機構や添加効果は
千差万別であるが、特定の化合物を配合したポリ
−1−ブテンだけが充分な耐塩素水性を示すこと
を見出し、本発明に到達した。 すなわち本発明によれば、ポリ−1−ブテン
100重量部に対して、 (A) 次のヒンダードフエノールの群から選ばれる
少なくとも1種の化合物を0.1ないし1.0重量
部、 (a) 1,3,5−トリメチル−2,4,6−ト
リス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)ベンゼン (b) 1,3,5−トリス(4−第3ブチル−3
−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフエニル)
イソシアヌレート (c) トリス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)イソシアヌレート (d) n−オクタデシル−3(3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ネート (e) ビス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒド
ロキシベンゾイルホスホン酸)モノエチルエ
ステルのニツケル塩 (f) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジ(α−
メチルシクロヘキシル)−5,5′−ジメチル
−ジフエニルメタン (g) 4,4−チオ−ビス(3−メチル−6−第
3ブチル−フエノール) (h) 1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒ
ドロキシ−5−第3ブチル−フエニル)ブタ
ン (i) テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−
第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
ピオネート]メタン、および (B) 次の群から選ばれる少なくとも1種の化合物
を0.01ないし1.0重量部、 (j) 2,6−ジ−第3ブチル−p−クレゾール (k) 4,4′−メチレン−ビス(2,6−ジ−第
3ブチル−フエノール) (l) トリス(2,4−ジ−第3ブチル−フエニ
ル)ホスフアイト (m) ビタミンE を配合してなることを特徴とする給水・給湯配
管用ポリ−1−ブテン樹脂組成物が提供され
る。 (作 用) ポリ−1−ブテンに配合する化合物(A)、(B)は、
理由は不明であるがそれぞれ付与する耐塩素水性
の機構が異なると考えられる。 (A)、(B)それぞれの耐塩素水性機構の違いを見る
ための試験例を第1表に示す。本試験例は、三井
石油化学工業株式会社製ポリ−1−ブテン
(MFR0.8g/10min:ASTM D 1238N)100
重量部に対してステアリン酸カルシウム0.15重量
部と合成ハイドロタルサイト(商品名DHT−
4A)0.05重量部を配合、さらに第1表に示す化
合物を0.4重量部配合したのち、ヘンシエルミキ
サーで混合し、20mmφの押出機で造粒したものを
用いた。具体的な試験方法は、該ペレツトを温度
200℃の加熱プレスで10分間溶融後温度30℃の冷
却プレスで3分間加圧して、厚さ1mmのプレスシ
ートを作製し、10mm×150mmの試験片を切り出し、
該試験片を保持具に取付け、有効塩素濃度
100ppm、温度90℃の塩素含有水を1時間あたり
1通水している容器中に浸漬し、経時における
グロス(入射光45゜)および[η](135℃デカリ
ン)を測定したものである。 尚、成形直後のグロスは全て90〜95%の範囲内
であつた。
水・給湯配管用ポリ−1−ブテン樹脂組成物に関
する。 (従来の技術及びその問題点) 従来より給水・給湯用配管材料としては亜鉛鍍
金鋼管、銅管あるいは鉛管などの金属管が使用さ
れているが、鋼管の場合には錆による赤水あるい
は黒水の発生、銅管の場合は電蝕によるピンホー
ルの発生あるいは青水の発生などの欠点があり、
新しい配管材料が求められている。すでに一部で
は錆、電蝕によるピンホールが発生しないポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリ−1−ブテン等の
合成樹脂管が使用されつつある。中でもポリ−1
−ブテンは耐圧強度、高温での内圧クリーブ耐久
性、高・低温特性、耐摩耗性等に優れ、可撓性に
も優れることから給水・給湯管用として最も好適
な樹脂の一つである。 しかし、このような特徴をもつポリ−1−ブテ
ンも、他の合成樹脂と同じく、水道水に添加され
ている殺菌用塩素の作用により化学的劣化を起こ
すため、本来の高性能が損われ、特に高温高圧負
荷を受ける給湯設備の配管では、この影響が大き
い傾向がある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、このような現状に鑑み、耐塩素
水性の優れた給水・給湯用ポリ−1−ブテン樹脂
組成物を見い出すべく鋭意研究を重ねた結果、従
来酸化防止剤や安定剤として知られていた樹脂添
加剤をポリ−1−ブテンに配合して耐塩素水性試
験を行つた結果、塩素水劣化の機構や添加効果は
千差万別であるが、特定の化合物を配合したポリ
−1−ブテンだけが充分な耐塩素水性を示すこと
を見出し、本発明に到達した。 すなわち本発明によれば、ポリ−1−ブテン
100重量部に対して、 (A) 次のヒンダードフエノールの群から選ばれる
少なくとも1種の化合物を0.1ないし1.0重量
部、 (a) 1,3,5−トリメチル−2,4,6−ト
リス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)ベンゼン (b) 1,3,5−トリス(4−第3ブチル−3
−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフエニル)
イソシアヌレート (c) トリス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)イソシアヌレート (d) n−オクタデシル−3(3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ネート (e) ビス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒド
ロキシベンゾイルホスホン酸)モノエチルエ
ステルのニツケル塩 (f) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジ(α−
メチルシクロヘキシル)−5,5′−ジメチル
−ジフエニルメタン (g) 4,4−チオ−ビス(3−メチル−6−第
3ブチル−フエノール) (h) 1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒ
ドロキシ−5−第3ブチル−フエニル)ブタ
ン (i) テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−
第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
ピオネート]メタン、および (B) 次の群から選ばれる少なくとも1種の化合物
を0.01ないし1.0重量部、 (j) 2,6−ジ−第3ブチル−p−クレゾール (k) 4,4′−メチレン−ビス(2,6−ジ−第
3ブチル−フエノール) (l) トリス(2,4−ジ−第3ブチル−フエニ
ル)ホスフアイト (m) ビタミンE を配合してなることを特徴とする給水・給湯配
管用ポリ−1−ブテン樹脂組成物が提供され
る。 (作 用) ポリ−1−ブテンに配合する化合物(A)、(B)は、
理由は不明であるがそれぞれ付与する耐塩素水性
の機構が異なると考えられる。 (A)、(B)それぞれの耐塩素水性機構の違いを見る
ための試験例を第1表に示す。本試験例は、三井
石油化学工業株式会社製ポリ−1−ブテン
(MFR0.8g/10min:ASTM D 1238N)100
重量部に対してステアリン酸カルシウム0.15重量
部と合成ハイドロタルサイト(商品名DHT−
4A)0.05重量部を配合、さらに第1表に示す化
合物を0.4重量部配合したのち、ヘンシエルミキ
サーで混合し、20mmφの押出機で造粒したものを
用いた。具体的な試験方法は、該ペレツトを温度
200℃の加熱プレスで10分間溶融後温度30℃の冷
却プレスで3分間加圧して、厚さ1mmのプレスシ
ートを作製し、10mm×150mmの試験片を切り出し、
該試験片を保持具に取付け、有効塩素濃度
100ppm、温度90℃の塩素含有水を1時間あたり
1通水している容器中に浸漬し、経時における
グロス(入射光45゜)および[η](135℃デカリ
ン)を測定したものである。 尚、成形直後のグロスは全て90〜95%の範囲内
であつた。
【表】
【表】
(A)は、第1表に見られるようにグロスの経時に
よる減少は著しいが、[η]の経時による減少は
小さく、また配合時の初期[η]も比較的高いた
め、ポリ−1−ブテン全体にわたる塩素水劣化を
防止する作用を示すと考えられる。この様な作用
を示す(A)は、前述した(a)〜(i)の中から選ばれ、そ
れぞれ商品名Irganox1330、Syanox1790、
Goodrite3114、Irganox1076、Irgastab2002、
Nonox WSP,Antage RC,Topanol CA,
Irganox1010として知られるものである。これら
は、ポリ−1−ブテン100重量部に対して0.1ない
し1.0重量部、特に好ましく0.2ないし0.5重量部配
合する。配合量が0.1重量部未満だと耐塩素水性
改良の効果は小さく、1.0重量部を超えると引張
降伏応力が低下し、例えばポリ−1−ブテン管の
耐水圧破壊強度が低下する。 (B)は、第1表に見られるようにグロス、[η]
共に経時による減少の著しいものが多いが、配合
時初期の[η]は高い。一般に樹脂は、成形時の
条件、つまり酸素の存在および高温の雰囲気下で
一部劣化を起こし[η]の低下を招くが、(B)はこ
の様な条件下でのポリ−1−ブテンの劣化を防止
する作用があるため、成形時の初期[η]が高い
レベルにあると考えられる。この様な作用を示す
(B)としては、前述した(j)〜(m)の中から選ば
れ、これらはそれぞれBHTあるいは商品名
Ionox220、Irgaphos168、エーザイビタミンEと
して知られるものである。これらは、ポリ−1−
ブテン100重量部に対して0.01ないし0.1重量部、
特に好ましくは0.05ないし0.5重量部配合する。
配合量が0.01重量部未満だと前述した効果が小さ
く、1.0重量部を超えると前述の(A)の場合と同様
に引張降伏応力が低下する。 (A)から選ばれる化合物は、単独で使用しても耐
塩素水性を改善できるが、(A)、(B)の各グループか
ら少くとも1種選ばれる化合物を併用することが
より好ましい。特に(A)のグループから選ばれる化
合物を2者以上併用することは、成形による劣化
の低減、表面部分の耐塩素水性の向上並びにポリ
−1−ブテン全体にわたる耐塩素水性の向上を付
与することができるので特に好ましい。 (好適態様の説明) 本発明におけるポリ−1−ブテンとは、1−ブ
テンの単独重合体あるいは1−ブテンと10モル%
以下の他のα−オレフイン、例えばエチレンおよ
び/またはプロピレン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン等との共重合体
および/または50重量%以下の他のα−オレフイ
ン重合体との混合体であり、通常メルトフロレー
ト(以下MFR)は0.1ないし50g/10min
(ASTM D 1238N)の範囲のものである。 ポリ−1−ブテンに(A)および(B)を配合するには
公知の種々の方法をとりうる。例えば各成分をリ
ボンブレンダー、ヘンシエルミキサーで混合後押
出機で造粒する方法、あるいは直接バンバリミキ
サー、ニーダー、2本ロール等で溶融混合後、押
出機で造粒する方法等が挙げられる。 また本発明のポリ−1−ブテン組成物には、必
要に応じて他の紫外線吸収剤、防かび剤、発錆防
止剤、滑剤、充填剤、顔料、染料、耐熱安定剤等
を配合してもよい。この中では、発錆防止剤とし
て高級脂肪酸の金属塩や一般式 MxAly(OH)2x+3y-2z(A)z・aH2O (式中、MはMg,CaまたはZn、Aは水酸基以
外のアニオン、x,yおよびzは正数、aは0ま
たは正数)で示される複化合物等を用いると触媒
残渣に起因する溶融加工機械の発錆を防止するこ
とができるので好ましい。 本発明の給水・給湯配管用ポリ−1−ブテン樹
脂組成物を用いて給水・給湯配管等を成形する方
法としては、例えば押出機により前記の各種安定
剤を配合したポリ−1−ブテンを150ないし300℃
の温度で溶融し、ダイを通して押出し、サイジン
グを行つた後、水温5ないし50℃の冷却水層で冷
却し、引取機を通して切断あるいは巻取る方法が
例示できる。押出機としては一般には単軸型のメ
タリングタイプのスクリユーが使用できる。ダイ
はストレートヘツドタイプ、クロスヘツドタイプ
あるいはオフセツトタイプが例示できる。又サイ
ジング方法としてはサイジングプレート法、アウ
トサイドマンドレル法、サイジングボツクス法あ
るいはインサイドマンドレル法がとりうる。また
継手用の管、または貯湯用タンクは、通常の射出
成形機または中空成形機と金型との組合せを用い
ることによつて成形される。 (発明の効果) 本発明のポリ−1−ブテン樹脂組成物は、耐塩
素水性が改善される共に、ポリ−1−ブテン本来
の耐圧強度、高温での内圧クリープ耐久性、高低
温特性、耐摩耗性等も兼ね備えるため、給水設備
や給湯設備の配管等に幅広く利用できる。 (実施例) 比較例 1〜5 第1表に示す配合化合物のかわりに第2表に示
す配合化合物を用いて試験例と同様の試験を行つ
た。結果を第2表に示す。
よる減少は著しいが、[η]の経時による減少は
小さく、また配合時の初期[η]も比較的高いた
め、ポリ−1−ブテン全体にわたる塩素水劣化を
防止する作用を示すと考えられる。この様な作用
を示す(A)は、前述した(a)〜(i)の中から選ばれ、そ
れぞれ商品名Irganox1330、Syanox1790、
Goodrite3114、Irganox1076、Irgastab2002、
Nonox WSP,Antage RC,Topanol CA,
Irganox1010として知られるものである。これら
は、ポリ−1−ブテン100重量部に対して0.1ない
し1.0重量部、特に好ましく0.2ないし0.5重量部配
合する。配合量が0.1重量部未満だと耐塩素水性
改良の効果は小さく、1.0重量部を超えると引張
降伏応力が低下し、例えばポリ−1−ブテン管の
耐水圧破壊強度が低下する。 (B)は、第1表に見られるようにグロス、[η]
共に経時による減少の著しいものが多いが、配合
時初期の[η]は高い。一般に樹脂は、成形時の
条件、つまり酸素の存在および高温の雰囲気下で
一部劣化を起こし[η]の低下を招くが、(B)はこ
の様な条件下でのポリ−1−ブテンの劣化を防止
する作用があるため、成形時の初期[η]が高い
レベルにあると考えられる。この様な作用を示す
(B)としては、前述した(j)〜(m)の中から選ば
れ、これらはそれぞれBHTあるいは商品名
Ionox220、Irgaphos168、エーザイビタミンEと
して知られるものである。これらは、ポリ−1−
ブテン100重量部に対して0.01ないし0.1重量部、
特に好ましくは0.05ないし0.5重量部配合する。
配合量が0.01重量部未満だと前述した効果が小さ
く、1.0重量部を超えると前述の(A)の場合と同様
に引張降伏応力が低下する。 (A)から選ばれる化合物は、単独で使用しても耐
塩素水性を改善できるが、(A)、(B)の各グループか
ら少くとも1種選ばれる化合物を併用することが
より好ましい。特に(A)のグループから選ばれる化
合物を2者以上併用することは、成形による劣化
の低減、表面部分の耐塩素水性の向上並びにポリ
−1−ブテン全体にわたる耐塩素水性の向上を付
与することができるので特に好ましい。 (好適態様の説明) 本発明におけるポリ−1−ブテンとは、1−ブ
テンの単独重合体あるいは1−ブテンと10モル%
以下の他のα−オレフイン、例えばエチレンおよ
び/またはプロピレン、4−メチル−1−ペンテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン等との共重合体
および/または50重量%以下の他のα−オレフイ
ン重合体との混合体であり、通常メルトフロレー
ト(以下MFR)は0.1ないし50g/10min
(ASTM D 1238N)の範囲のものである。 ポリ−1−ブテンに(A)および(B)を配合するには
公知の種々の方法をとりうる。例えば各成分をリ
ボンブレンダー、ヘンシエルミキサーで混合後押
出機で造粒する方法、あるいは直接バンバリミキ
サー、ニーダー、2本ロール等で溶融混合後、押
出機で造粒する方法等が挙げられる。 また本発明のポリ−1−ブテン組成物には、必
要に応じて他の紫外線吸収剤、防かび剤、発錆防
止剤、滑剤、充填剤、顔料、染料、耐熱安定剤等
を配合してもよい。この中では、発錆防止剤とし
て高級脂肪酸の金属塩や一般式 MxAly(OH)2x+3y-2z(A)z・aH2O (式中、MはMg,CaまたはZn、Aは水酸基以
外のアニオン、x,yおよびzは正数、aは0ま
たは正数)で示される複化合物等を用いると触媒
残渣に起因する溶融加工機械の発錆を防止するこ
とができるので好ましい。 本発明の給水・給湯配管用ポリ−1−ブテン樹
脂組成物を用いて給水・給湯配管等を成形する方
法としては、例えば押出機により前記の各種安定
剤を配合したポリ−1−ブテンを150ないし300℃
の温度で溶融し、ダイを通して押出し、サイジン
グを行つた後、水温5ないし50℃の冷却水層で冷
却し、引取機を通して切断あるいは巻取る方法が
例示できる。押出機としては一般には単軸型のメ
タリングタイプのスクリユーが使用できる。ダイ
はストレートヘツドタイプ、クロスヘツドタイプ
あるいはオフセツトタイプが例示できる。又サイ
ジング方法としてはサイジングプレート法、アウ
トサイドマンドレル法、サイジングボツクス法あ
るいはインサイドマンドレル法がとりうる。また
継手用の管、または貯湯用タンクは、通常の射出
成形機または中空成形機と金型との組合せを用い
ることによつて成形される。 (発明の効果) 本発明のポリ−1−ブテン樹脂組成物は、耐塩
素水性が改善される共に、ポリ−1−ブテン本来
の耐圧強度、高温での内圧クリープ耐久性、高低
温特性、耐摩耗性等も兼ね備えるため、給水設備
や給湯設備の配管等に幅広く利用できる。 (実施例) 比較例 1〜5 第1表に示す配合化合物のかわりに第2表に示
す配合化合物を用いて試験例と同様の試験を行つ
た。結果を第2表に示す。
【表】
実施例
第1表に示す配合化合物の代りに、1,3,5
−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ
−第3ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ンと、4,4′−メチレン−ビス(2,6−ジ−第
3ブチル−フエノールを、それぞれ0.2重量部ず
つ配合するほかは試験例と同様に行つた。 得られた組成物のグロス(%)と、[η](dl/
g)は次の通りであつた。
−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ
−第3ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ンと、4,4′−メチレン−ビス(2,6−ジ−第
3ブチル−フエノールを、それぞれ0.2重量部ず
つ配合するほかは試験例と同様に行つた。 得られた組成物のグロス(%)と、[η](dl/
g)は次の通りであつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリ−1−ブテン100重量部に対して、 (A) 次のヒンダードフエノールの群から選ばれる
少なくとも1種の化合物を0.1ないし1.0重量
部、 (a) 1,3,5−トリメチル−2,4,6−ト
リス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)ベンゼン (b) 1,3,5−トリス(4−第3ブチル−3
−ヒドロキシ−2,6−ジメチルフエニル)
イソシアヌレート (c) トリス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒ
ドロキシフエニル)イソシアヌレート (d) n−オクタデシル−3(3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオ
ネート (e) ビス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒド
ロキシベンゾイルホスホン酸)モノエチルエ
ステルのニツケル塩 (f) 2,2′−ジヒドロキシ−3,3′−ジ(α−
メチルシクロヘキシル)−5,5′−ジメチル
−ジフエニルメタン (g) 4,4−チオ−ビス(3−メチル−6−第
3ブチル−フエノール) (h) 1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒ
ドロキシ−5−第3ブチル−フエニル)ブタ
ン (i) テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−
第3ブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
ピオネート]メタン、および (B) 次の群から選ばれる少なくとも1種の化合物
を0.01ないし1.0重量部、 (j) 2,6−ジ−第3ブチル−p−クレゾール (k) 4,4′−メチレン−ビス(2,6−ジ−第
3ブチル−フエノール) (l) トリス(2,4−ジ−第3ブチル−フエニ
ル)ホスフアイト (m) ビタミンE を配合してなることを特徴とする給水・給湯配
管用ポリ−1−ブテン樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63005716A JPS63213542A (ja) | 1988-01-16 | 1988-01-16 | 給水・給湯配管用ポリ−1−ブテン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63005716A JPS63213542A (ja) | 1988-01-16 | 1988-01-16 | 給水・給湯配管用ポリ−1−ブテン樹脂組成物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18311381A Division JPS5884839A (ja) | 1981-11-17 | 1981-11-17 | 給水・給湯配管用ポリ‐1ブテン樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63213542A JPS63213542A (ja) | 1988-09-06 |
| JPS64415B2 true JPS64415B2 (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=11618840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63005716A Granted JPS63213542A (ja) | 1988-01-16 | 1988-01-16 | 給水・給湯配管用ポリ−1−ブテン樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63213542A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NZ712863A (en) | 2013-04-03 | 2016-08-26 | Mitsui Chemicals Inc | Poly-1-butene resin composition |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1120646A (en) * | 1977-12-14 | 1982-03-23 | Charles M. Selman | Catalyst and process for the polymerization of butene-1 |
| JPS5575437A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-06 | Sumitomo Chem Co Ltd | Halogen water-resistant polyethylene tube |
-
1988
- 1988-01-16 JP JP63005716A patent/JPS63213542A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63213542A (ja) | 1988-09-06 |
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