JPS645077B2 - - Google Patents

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JPS645077B2
JPS645077B2 JP55088064A JP8806480A JPS645077B2 JP S645077 B2 JPS645077 B2 JP S645077B2 JP 55088064 A JP55088064 A JP 55088064A JP 8806480 A JP8806480 A JP 8806480A JP S645077 B2 JPS645077 B2 JP S645077B2
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JP
Japan
Prior art keywords
parts
silicone
alkyd resin
synthesis example
modified alkyd
Prior art date
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Expired
Application number
JP55088064A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5714642A (en
Inventor
Atsushi Koizumi
Yasushi Yamamoto
Takahide Kobori
Fumiaki Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Hitachi Kasei Polymer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd, Hitachi Kasei Polymer Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP8806480A priority Critical patent/JPS5714642A/ja
Publication of JPS5714642A publication Critical patent/JPS5714642A/ja
Publication of JPS645077B2 publication Critical patent/JPS645077B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はシリコーン粘着剤用剥離被膜形成剤に
関するものである。 シリコーン系粘着剤は、その粘着性能を発揮な
いし保持する温度範囲が広く、また高温高湿度の
ふん囲気中においても電気特性の低下などがほと
んど見られず、各種の基材たとえば金属、ガラ
ス、紙、織物、プラスチツク、シリコーンゴム、
シリコーンゴムあるいはワニス処理クロス、さら
にはポリ四フツ化エチレン製品などに対してよく
粘着し、耐熱性、耐水性、難燃性にすぐれている
という特長を有している。 しかして、一般に粘着剤に関してはその粘着剤
塗布面を一時的に保護する目的で離型紙ないし剥
離紙と称される保護紙が使用される。すなわち、
この保護紙は紙その他の適当なシート状体に剥離
被膜を設けてなるもので、これにはこの剥離被膜
面を粘着剤の塗布面に圧着させることにより接着
させるが、その接着は強固なものであつてはなら
ず、後日の使用時に人為的に容易に剥離できるこ
と、さらに粘着剤層に悪影響を与えないものであ
ること等が要求される。 しかし、従来シリコーン系粘着剤に対しては上
述のような性能を備えた満足すべき剥離被膜を備
える保護紙(剥離紙)の開発がなされておらず、
二三提案されているものも種々の不都合をともな
うものであつた。 たとえば剥離被膜形成剤として、スチレン系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂あるいはポリエ
ステル系樹脂を使用する試みがあるが、これらの
樹脂で形成した剥離被覆はシリコーン粘着剤の塗
布面と密着させた状態で保存した場合、夏季の高
温高湿下では、徐々に両者間の剥離が重くなつて
作業性が悪くなつたり、極端な場合には両者が接
着してしまい剥離が全く不可能になることがある
ほか、保存中に粘着剤層の当初有していた粘着性
能が次第に低下(残留接着力の低下)するという
問題点がある(これは剥離被膜の一部が粘着剤層
に溶け込むためと推定される)。 本発明は、シリコーン系粘着剤に対して高温高
湿下で長期間保存しても依然として軽く剥離し、
かつ、粘着剤の残留接着力が低下しない高品質の
剥離被膜形成剤を提供しようとするものである。 すなわち、本発明は (イ) 1分子中のけい素原子に結合した有機基の15
〜50モル%がフエニル基であり、かつ残りの有
機基のうち少なくとも1個は式 HO−R−(S)a−R− (式中のRは二価炭化水素基を表し、aは0ま
たは1である)で示されるヒドロキシ基置換有
機基であるオルガノポリシロキサンで変性して
なるシリコーン変性アルキド樹脂 100重量部、 (ロ) アルカノール変性アミノ樹脂 15〜150重量
部、 および (ハ) 酸性触媒 1〜20重量部、 からなるシリコーン粘着剤用剥離被膜形成剤に関
するものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明で使用される(イ)成分はシリコーン変性ア
ルキド樹脂であるが、この変性に使用するシリコ
ーンは、1分子中のけい素原子に結合した有機基
の15〜50モル%がフエニル基であり、かつ残りの
有機基のうち少なくとも1個は式 HO−R−(S)a−R− …(1) (Rおよびaは前記のとおり)で示されるヒドロ
キシ基置換有機基であるオルガノポリシロキサン
であることが必要とされるが、残余の有機基はメ
チル基、エチル基、オクチル基等のアルキル基、
ハロゲン、シアノ基等で置換されたアルキル基な
どのいずれでもよい。 このオルガノポリシロキサンの分子構造は、シ
リコーン粘着剤を塗布したいわゆる粘着テープや
粘着ラベル、あるいは粘着ワツペンなどの粘着剤
面に、本発明の剥離被膜形成剤の被覆を設けたシ
ート基材とを貼り合せ、高温高湿下のふん囲気下
で長期間放置してもブロツキングを起こすことな
く安定して易剥離性を保つという目的が達せられ
る限り、直鎖状構造のもののほか、分枝鎖状構造
(三次元構造)のいずれでもよいが、アルキド樹
脂との相溶性に比較的すぐれているものが望まし
しい。分子構造の好ましい具体例をあげれば次の
とおりである。 上記式においてMeはメチル基、Phはフエニル
基を示し、m、nは正の整数で、m+nは30〜
1000より望ましくは50〜200である。R1は有機基
を示すがそのうち少なくとも1個は前記した式(1)
で示されるヒドロキシ基置換有機基であり、かつ
全有機基中フエニル基は15〜50モル%である。
R1のさらに残りの基はメチル基、エチル基、オ
クチル基等のアルキル基、ハロゲン、シアノ基等
で置換されたアルキル基などのいずれでもよい。 本発明においてオルガノポリシロキサン中のフ
エニル基量が15〜50モル%とされ、かつ残りの有
機基のうち少なくとも1個が前記式(1)で示される
ヒドロキシ基置換有機基とされる理由は、このよ
うなオルガノポリシロキサンを使用することによ
り、剥離性特に高温高湿下での安定した剥離性能
および残留接着性の保持を満足することができる
からである。 前記(1)式のヒドロキシ基置換有機基中のRは二
価炭化水素基、aは0または1を示し、このよう
な有機基としては−CH2CH2−、−CH2CH2CH2
−、−(CH2b−S−(CH2c−(bは1または2、
cは2または3)が例示される。 上記オルガノポリシロキサンを使用して、(イ)成
分であるシリコーン変性アルキド樹脂を得る方法
としては、主に1アルキド樹脂を得る通常の合成
反応すなわち多価アルコールと脂肪酸、多塩基酸
等とを反応させる際に前記オルガノポリシロキサ
ンをアルコール成分として同時に反応させる方
法、(2)あらかじめ合成された一般のアルキド樹脂
に、オルガノポリシロキサンを反応させる方法の
2通りがある。 (1)の方法において使用される脂肪酸等としては
従来アルキド樹脂の製造に用いられているいずれ
のものでもよく、これにはオクチル酸、ラウリン
酸、パルミチン酸などの飽和脂肪酸、ヤシ油、ヤ
シ油脂肪酸、ヒマシ油、ヒマシ油脂肪酸、大豆
油、大豆油脂肪酸などのような不飽和油および不
飽和油脂肪酸などが例示されるが、剥離性、塗膜
性能などの点からは油長0〜60好ましくは20〜40
のものが適当である。また、多塩基酸としては無
水フタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、無水マ
レイン酸、フマル酸、無水トリメリツト酸などが
例示される。なお、安息香酸が併用されることも
ある。 また、多価アルコールとしてはエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコールなどのグリコール
やグリセリン、トリメチロールプロパン、トリメ
チロールエタン、ペンタエリスリトールなどが例
示される。 (1)の方法は脂肪酸、多塩基酸等の成分と、多価
アルコールと、オルガノポリシロキサンを所定の
割合で混合し加熱縮合反応させる一般的方法によ
ればよいが、これはまた脂肪酸、多塩基酸等の成
分とオルガノポリシロキサンとを先に反応させ、
ついで多価アルコールと多価基酸とを加え再び加
熱縮合反応させるという方法によつてもよい。反
応比は脂肪酸、多塩基酸等の成分と多価アルコー
ルとの比をOH/COOH当量が1.0〜1.6好ましく
は1.2〜1.4となるようにすることが好ましく、ま
たオルガノポリシロキサンは最終的に得られるシ
リコーン変性アルキド樹脂固型分に対して0.1〜
50重量%好ましくは1〜40重量%となるように使
用することが望ましい。反応温度は一般のアルキ
ド樹脂を合成する際の温度に準じて定めればよ
く、通常は180〜230℃が適当である。 つぎに、(2)の方法は合成された一般のアルキド
樹脂に、オルガノポリシロキサンを反応させるこ
とにより行われるが、この際に使用されるアルキ
ド樹脂としては油長0〜60好ましくは20〜40、酸
価1〜30好ましくは5〜25、ヒドロキシル価50〜
300好ましくは100〜300を有するヤシ油またはヤ
シ油脂肪酸、大豆油または大豆油脂肪酸、ヒマシ
油、ヒマシ油脂肪酸、米糖油脂肪酸を用いて製造
されたものが望ましい。 このようなアルキド樹脂にオルガノポリシロキ
サンを反応させる反応温度は、通常、60〜200℃
好ましくは100〜180℃とすればよく、反応の進行
は粘度、酸価、ヒドロキシル価を随時に測定する
ことにより確認することができる。したがつて加
熱縮合反応はこれらの値が所望の値になるまで続
ければよい。オルガノポリシロキサンの使用量
は、前記(1)の方法の場合と同様に最終的に得られ
るシリコーン変性アルキド樹脂固型分に対して
0.1〜50重量%好ましくは1〜40重量%となるよ
うにすることが望ましい。 なお、(2)の方法を実施する場合にアルキド樹脂
にアミノ樹脂などを少量の割合で併用することは
差支えない。 (ロ)成分であるアルカノール変性アミノ樹脂とし
ては、一般に市販されているものなどいずれのも
のも使用することができ、これにはメトキシメチ
ルロールメラミン樹脂、ブトキシメチロールメラ
ミン樹脂、ブトキシメチロール尿素−メラミン共
縮合樹脂、ブトキシメチロールベンゾグアナミン
樹脂などが例示される。 また、(ハ)成分である酸性触媒としては、通常ア
ミノアルキド樹脂に使用されるパラトルエンスル
ホン酸、塩酸などいずれのものでもよい。 (イ)成分、(ロ)成分および(ハ)成分の配合割合は、本
発明の目的すなわちシリコーン粘着剤に対して安
定した剥離力を維持しかつ残留接着力の低下をも
たらさない剥離被膜を得るという見地から、(イ)成
分100重量部あたり、(ロ)成分を15〜150重量部、(ハ)
成分を1〜20重量部とすることが望ましい。これ
らの範囲をはずれると上記した好ましい物性を得
ることができなくなる。 なお、必要に応じ、通常のアルキド樹脂、アク
リル樹脂、シリコーン変性アクリル樹脂等、ある
いはまた被膜強度、耐熱性向上等の目的で無機質
フイラー等を配合することは差支えない。 本発明の剥離被膜形成剤は、通常、溶剤溶液と
されていることがその使用上便利であり、このた
めに使用される溶剤としては、(イ)成分や(ロ)成分と
反応性を有しないものであればよく、たとえばベ
ンゼン、トルエン、キシレン、メタノール、エタ
ノール、イソブタノール、ノルマルブタノール、
メチルエチルケトン、アセトン、テトラヒドロフ
ランなどの1種または2種以上の混合物が使用さ
れる。使用量は通常樹脂固型分が10〜60%の範囲
となるようにすればよい。 以上の方法で得られた剥離被膜形成剤は基材に
塗布し、130〜200℃で加熱硬化させることにより
剥離性にすぐれた被覆が得られる。この際使用さ
れる基材としてはアート紙、コート紙(たとえば
ポリエチレンラミネート紙)等の紙類や、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコー
ル、ポリエステルなどのプラスチツクフイルムあ
るいはこれらのエンボス加工したもの、さらには
ガラスクロスやガラスクロステープが例示され
る。 本発明の剥離被膜形成剤は上記した基材のほ
か、シリコーン粘着剤テープの背面にも適用さ
れ、好結果が得られる。すなわち、シリコーン粘
着剤テープの背面に該剥離被膜を設けることによ
りこの粘着テープの使用時における巻きもどしが
きわめて容易となり、またシリコーン粘着剤の残
留接着力の低下はきわめて小さいという利点が得
られる。 つぎに、、本発明の具体的実施例をあげる。 合成例 1 〔オルガノポリシロキサンの合成〕 分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封
鎖され、主鎖がジメチルシロキサン単位65モル%
とジフエニルシロキサン単位35モル%から構成さ
れてなる粘度1900センチポイズ(25℃)を有する
原料ジオルガノポリシロキサン700g、2−メル
カプトエタノール13.3g、光反応促進剤としての
ベンゾフエノン2g、さらに反応媒体としてのト
ルエン700gをフラスコに仕込み、ついでこのフ
ラスコ内に上部から100Wの高圧水銀灯を挿入し、
2時間照射して反応させた。 反応混合物からトルエンを減圧下に留去したと
ころ、上記原料ジオルガノポリシロキサンの分子
鎖両末端が式
【式】 で示される構造のものに変換され、主鎖が同様の
構造のものからなる粘度2500センチポイズを有す
るヒドロキシ基置換有機基含有ジオルガノポリシ
ロキサンが705g得られた。 合成例 2 〔オルガノポリシロキサンの合成〕 分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封
鎖され、主鎖がジメチルシロキサン単位75モル%
とジフエニルシロキサン単位25モル%から構成さ
れてなる粘度1000センチポイズ(25℃)を有する
原料ジオルガノポリシロキサン1000g、2−メル
カプトエタノール16g、ベンゾフエノン4g、さ
らにトルエン1000gをフラスコに仕込み、前例と
同様にして光照射し反応させたところ、上記原料
ジオルガノポリシロキサンの分子鎖両末端が式
【式】 で示される構造のものに変換され、主鎖が同様の
構造のものからなる粘度2000センチポイズ(25
℃)を有するヒドロキシ基置換有機基含有ジオル
ガノポリシロキサンが1005g得られた。 合成例 3 〔オルガノポリシロキサンの合成〕 分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封
鎖され、主鎖がジメチルシロキサン単位85モル%
とジフエニルシロキサン単位15モル%から構成さ
れてなる粘度300センチポイズ(25℃)を有する
原料ジオルガノポリシロキサン800g、2−メル
カプトエタノール40g、ベンゾフエノン5g、さ
らにトルエン800gをフラスコに仕込み、前例と
同様にして光照射し反応させたところ、上記原料
ジオルガノポリシロキサンの分子鎖両末端が式
【式】で示される構造 のものに変換され、主鎖が同様の構造のものから
なる粘度800センチポイズ(25℃)を有するヒド
ロキシ基置換有機基含有ジオルガノポリシロキサ
ンが830g得られた。 合成例 4 〔シリコーン変性アルキド樹脂の合成〕 合成例1で得たヒドロキシ基置換有機基含有ジ
オルガノポリシロキサン109部(重量部を示す、
以下同様)、ヤシ油脂肪酸17.2部、無水フタル酸
249部およびグリセリン169部を反応器に仕込み、
窒素ガスふん囲気にて内温150〜200℃で約8時間
反応させた後、固型分が60重量%になるようにト
ルエンで希釈してシリコーン変性アルキド樹脂液
1080部を得た。物性は下記のとおりであつた。 粘 度(注) D 酸 価 3.0 ヒドロキシル価 65 (注) 粘度はガードナ粘度計による値(25℃)、
以下同様。 合成例 5 〔シリコーン変性アルキド樹脂の合成〕 合成例2で得たヒドロキシ基置換有機基含有ジ
オルガノポリシロキサン57部、ヤシ油脂肪酸180
部、無水フタル酸260部およびグリセリン177部を
反応器に仕込み、合成例4と同様に反応させ、ト
ルエンで希釈して固型分60重量%のシリコーン変
性アルキド樹脂液1040部を得た。物性は下記のと
おりであつた。 粘 度 H 酸 価 2.6 ヒドロキシル価 73 合成例 6 〔シリコーン変性アルキド樹脂の合成〕 合成例3で得たヒドロキシ基置換有機基含有ジ
オルガノポリシロキサン32部、ヤシ油脂肪酸200
部、無水フタル酸290部およびグリセリン197部を
反応器に仕込み、合成例4と同様に反応させ、ト
ルエンで希釈して固型分60重量%のシリコーン変
性アルキド樹脂液1100部を得た。物性は下記のと
おりであつた。 粘 度 K 酸 価 2.8 ヒドロキシル価 76 合成例 7 〔シリコーン変性アルキド樹脂の合成〕 合成例1で得たジオルガノポリシロキサン30
部、大豆油脂肪酸224部、無水フタル酸249部およ
びグリセリン169部を反応器に仕込み、合成例4
と同様に反応させ、トルエンで希釈して固形分60
重量%のシリコーン変性アルキド樹脂液1040部を
得た。物性は下記のとおりであつた。 粘 度 I〜J 酸 価 3.5 ヒドロキシル価 70 合成例 8 〔シリコーン変性アルキド樹脂の合成〕 合成例1で得たヒドロキシ基置換有機基含有ジ
オルガノポリシロキサン29部、ヒマシ油232部、
無水フタル酸215部およびトリメチロールプロパ
ン158部を反応器に仕込み、合成例4と同様に反
応させ、トルエンで希釈して固型分60重量%のシ
リコーン変性アルキド樹脂液1010部を得た。物性
は下記のとおりであつた。 粘 度 Z3 酸 価 5.8 ヒドロキシル価 71 合成例 9 〔シリコーン変性アルキド樹脂の合成〕 合成例1で得たヒドロキシ基置換有機基含有ジ
オルガノポリシロキサン28部およびヤシ油脂肪酸
172部を反応器に仕込み、窒素ガスふん囲気にて
内温約180℃で3時間反応させた(このとき内容
物は酸価224を示した)。これにさらにエチレング
リコール86部、ペンタエリスリトール94部および
無水フタール酸249部を加え、150〜200℃で8時
間反応させた後、固型分が60重量%になるように
トルエンで希釈してシリコーン変性アルキド樹脂
液960部を得た。物性は下記のとおりであつた。 粘 度 M 酸 価 4.0 ヒドロキシル価 60 合成例 10 〔シリコーン変性アルキド樹脂の合成〕 合成例1で得たヒドロキシ基置換有機基含有ジ
オルガノポリシロキサン35部および徳島精油(株)製
のヤシ油変性アルキド樹脂(トクシノール2420−
50)の50%キシレン溶液(油長20、ガードナ粘度
計による25℃における粘度z、酸価15、ヒドロキ
シル価95)700部を反応器に仕込み、窒素ガスふ
ん囲気にて内温130〜150℃で約5時間反応後、固
型分が50重量%になるようにトルエンで希釈して
シリコーン変性アルキド樹脂液760部を得た。 粘 度 W 酸 価 12.0 ヒドロキシル価 82 実施例 1 合成例4で得たシリコーン変性アルキド樹脂液
60部とテスミン350−60〔徳島精油(株)製、ブチル化
尿素−メラミン共縮合樹脂の60%イソブタノール
溶液〕40部、ドライヤー50〔徳島精油(株)製、酸硬
化剤の50%メタノール溶液〕5部を固型分が40%
になるよう希釈した。このワニスをアート紙に塗
膜が10μになるよう塗工し、熱風乾燥器中で150
℃×30秒硬化して剥離紙を製造した。 この剥離紙のシリコーン粘着剤に対する剥離力
およびその場合のシリコーン粘着剤の残留接着力
を下記の試験方法により調べたところ、結果は第
1表に示すとおりであつた。 試験方法 ポリ四フツ化エチレンテープにシリコーン粘着
剤(信越化学社製KR−100にベンゾイルパーオ
キサイド2%添加)を塗膜厚40μとなるように塗
工し、150℃×10分キユアーを行つてシリコーン
粘着テープを製造した。 この粘着テープの粘着剤面に前記に得た剥離紙
の塗膜面を圧着させ、この圧着直後および圧着さ
せたものをそのまま40℃×98%RHのふん囲気中
に一定日数放置した場合における剥離力および残
留接着力を調べた。 剥離力:剥離力測定試験器によりシリコーン粘着
テープから剥離紙を引きはがすのに要した力を
測定(測定値はg/19mm巾で示した)。 残留接着:剥離紙を引きはがした後のシリコーン
粘着テープをそのままフエノール樹脂板に圧着
させ、それを引きはがすのに要した力を測定
(測定値はg/19mm巾で示した)。 実施例 2 合成例5で得たシリコーン変性アルキド樹脂60
部とテスミン350−60を40部およびドライヤー50
を5部使用してワニスとし、これをアート紙に塗
膜が10μになるように塗工し、熱風乾燥器中で
140℃×60秒硬化して剥離紙を製造した。 実施例1と同様にして剥離力および残留接着力
を測定したところ、結果は第1表に示すとおりで
あつた。 実施例 3 合成例6で得たシリコーン変性アルキド樹脂60
部とテスミン350−60を40部およびドライヤー50
を5部使用してワニスとし、これをアート紙に塗
膜が10μになるように塗工し、熱風乾燥器中で
130℃×120秒硬化して剥離紙を製造した。 実施例1と同様にして剥離力および残留接着力
を測定したところ、結果は第1表に示すとおりで
あつた。 実施例 4 合成例7で得たシリコーン変性アルキド樹脂60
部とテスミン350−60を40部およびドライヤー50
を5部使用してワニスとし、これをポリエチレン
ラミネート紙に塗膜が10μになるように塗工し、
熱風乾燥器中で150℃×30秒硬化して剥離紙を製
造した。 実施例1と同様にして剥離力および残留接着力
を測定したところ、結果は第1表に示すとおりで
あつた。 実施例 5 合成例8で得たシリコーン変性アルキド樹脂60
部とテスミン350−60を40部およびドライヤー50
を5部使用してワニスとし、これをポリエチレン
ラミネート紙に塗膜が10μになるように塗工し、
熱風乾燥器中で140℃×60秒硬化して剥離紙を製
造した。 実施例1と同様にして剥離力および残留接着力
を測定したところ、結果は第1表に示すとおりで
あつた。 実施例 6 合成例9で得たシリコーン変性アルキド樹脂60
部とテスミン350−60を40部、ドライヤー50を5
部使用してワニスとし、これをポリエチレンラミ
ネート紙に塗膜が10μになるように塗工し、130
℃×120秒硬化して剥離紙を製造した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 実施例 7 合成例10で得たシリコーン変性アルキド樹脂72
部とテスミン350−60を40部、ドライヤー50を5
部使用してワニスとし、これをポリエチレンラミ
ネート紙に塗膜が5μになるように塗工し、熱風
乾燥器中で150℃×30秒硬化して剥離紙を製造し
た。 実施例1と同様にして剥離力および残留接着力
を測定したところ、結果は第1表に示すとおりで
あつた。 実施例 8 合成例7で得たシリコーン変性アルキド樹脂60
部とテスミンME50L〔徳島精油(株)製、ブチル化メ
ラミン樹脂の50%n−ブタノール溶液〕48部、ド
ライヤー50を10部使用してワニスとし、これをポ
リエステルフイルムに塗膜が10μになるように塗
工し、熱風乾燥器中で150℃×30秒硬化して剥離
フイルムを製造した。 実施例1と同様にして剥離力および残留接着力
を測定したところ、結果は第1表に示すとおりで
あつた。 実施例 9 合成例4で得たシリコーン変性アルキド樹脂30
部、トシノール2411−60〔徳島精油(株)製、ヤシ油
変性アルキド樹脂、油長33、60%キシレン溶液〕
30部とテスミンME50L48部、ドライヤー50を10
部使用してワニスとし、これをポリエステルフイ
ルムに塗膜が10μになるように塗工し、熱風乾燥
器中で140℃×60秒硬化して剥離フイルムを製造
した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 実施例 10 合成例10で得たシリコーン変性アルキド樹脂96
部、テスミン201〜80〔徳島精油(株)製、メチル化メ
ラミン樹脂の80%n−ブタノール溶液〕15部、ド
ライヤー50を10部使用してワニスとし、これをポ
リエステルフイルムに塗膜が10μになるように塗
工し、熱風乾燥器中で130℃×120秒硬化して剥離
フイルムを製造した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 実施例 11 合成例4で得たシリコーン変性アルキド樹脂10
部、トクシノール2411−60を20部、テスロイド
795〔徳島精油(株)製、アクリル樹脂、粘度R、酸価
70、ヒドロキシル価72、60%キシレン溶液〕30
部、テスミンME50Lを48部、ドライヤー50を10
部使用してワニスとし、これをガラスクロスに塗
工し、熱風乾燥器中で170℃×20秒硬化して剥離
シートを製造した。 実施例1と同様にして剥離力および残留接着力
を測定したところ、結果は第1表に示すとおりで
あつた。 実施例 12 合成例10で得たシリコーン変性アルキド樹脂24
部、トクシノール2411−60を20部、テスロイド
795を20部、テスミンME50Lを48部、ドライヤー
50を10部使用してワニスとし、これをガラスクロ
スに塗工し、熱風乾燥器中で150℃×30秒硬化し
て剥離シートを製造した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 実施例 13 合成例5で得たシリコーン変性アルキド樹脂40
部、テスロイド795を40部、テスミン201−80〔徳
島精油(株)製、メチル化メラミン樹脂〕15部、ドラ
イヤー50を10部使用してワニスとし、これをガラ
スクロスに塗工し、熱風乾燥器中で140℃×60秒
硬化して剥離シートを製造した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 合成例 11 〔シリコーン変性アクリル樹脂の合成〕 合成例1で得たヒドロキシ基置換有機基含有ジ
オルガノポリシロキサン40部とキシレン304部を
反応器に仕込み、窒素ガスふん囲気にて内温125
〜130℃に昇温し、これに下記混合溶液を3時間
を要して一定速度で滴下した。 メタクリル酸 40部 メタクリル酸メチル 80 メタクリル酸ブチル 200 スチレン 40 アクリル酸2ヒドロキシエチル 40 α,α′−アゾビスイソブチロニトリル 11 ジ−t−ブチルパーオキサイド 2 滴下終了後同温度で5時間反応を続けてシリコ
ーン変性アクリル樹脂液755部を得た。 固型分 60.5% 粘 度 N ヒドロキシル価 25 実施例 14 合成例4で得たシリコーン変性アルキド樹脂液
30部、合成例11で得たシリコーン変性アクリル樹
脂液30部、テスミン350−60を40部、ドライヤー
50を5部使用してワニスとし、これをアート紙に
塗膜が10μになるように塗工し、熱風乾燥器中で
150℃×30秒硬化して剥離シートを製造した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 比較例 1 従来公知の剥離剤テスピールSp2400G〔徳島精
油(株)製、光沢型アミノアルキド樹脂〕100部にド
ライヤー50を5部配合し、ワニス状としたものを
使用したほかは実施例1と同様にして剥離紙を製
造した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 比較例 2 従来公知の剥離剤トクシノール2400Y〔徳島精
油(株)製、ヤシ油変性アルキド樹脂、油長40%、60
%トルエン溶液〕100部にデスモジユルL55部を
配合し、ワニス状としたものを使用したほかは実
施例1と同様にして剥離紙を製造した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 比較例 3 剥離紙の代用として何ら被覆処理を施こしてな
いポリエステルフイルムを準備した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 比較例 4 剥離紙の代用として何ら被覆処理を施こしてな
いポリビニルアルコールフイルムを準備した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。 比較例 5 従来公知のシリコーン離型紙(ジメチルポリシ
ロキサンを主成分としたシリコーン樹脂をコート
紙にコートしたもの)を準備した。 実施例1と同様にして剥離力を測定したとこ
ろ、結果は第1表に示すとおりであつた。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 1分子中のけい素原子に結合した有機基
    の15〜50モル%がフエニル基であり、かつ残り
    の有機基のうち少なくとも1個は式 HO−R−(S)a−R− (式中のRは二価炭化水素基を表し、aは0ま
    たは1である)で示されるヒドロキシ基置換有
    機基であるオルガノポリシロキサンで変性して
    なるシリコーン変性アルキド樹脂 100重量部、 (ロ) アルカノール変性アミノ樹脂 15〜150重量
    部、 および (ハ) 酸性触媒 1〜20重量部、 からなるシリコーン粘着剤用剥離被膜形成剤。
JP8806480A 1980-06-28 1980-06-28 Release film forming agent for silicone pressure-sensitive adhesive Granted JPS5714642A (en)

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