JPS646190B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS646190B2
JPS646190B2 JP59280812A JP28081284A JPS646190B2 JP S646190 B2 JPS646190 B2 JP S646190B2 JP 59280812 A JP59280812 A JP 59280812A JP 28081284 A JP28081284 A JP 28081284A JP S646190 B2 JPS646190 B2 JP S646190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
acid
oxo
methyl
νcm
Prior art date
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Expired
Application number
JP59280812A
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English (en)
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JPS6110552A (ja
Inventor
Takashi Kamya
Shinji Hashimoto
Osamu Nakaguchi
Teruo Oku
Yoshiharu Nakai
Shuichi Takeno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB40893/75A external-priority patent/GB1570278A/en
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Publication of JPS6110552A publication Critical patent/JPS6110552A/ja
Publication of JPS646190B2 publication Critical patent/JPS646190B2/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は抗菌活性を有する新規なアゼチジノ
ン化合物に関するものである。 さらに詳細には、この発明は新規なアゼチジノ
ン化合物、特にアゼチジン核の1位に種々の置換
カルボキシアルキル基を有する化合物およびアゼ
チジン核の4位に種々の置換基を有する化合物を
提供することにある。 従来アゼチジノン化合物としては例えば、下記
に示すような化合物が知られているが、これらの
化合物はほとんど抗菌活性を有しないか、あるい
はある特定のグラム―陰性菌、例えばシユードモ
ナス エルギノーザに対してのみ抗菌活性を有す
るものである。 この発明者等は鋭意研究の結果、グラム―陰性
菌のみならずグラム―陽性菌にまでも抗菌活性を
有するアゼチジノン化合物の合成に成功し、この
発明を完成した。 この発明のアゼチジノン化合物は次の一般式
()で示される。 〔式中、R1はアミノ、置換アミノ、置換ヒド
ロキシ、アジドまたはハロゲン原子を、R2は水
素原子、ヒドロキシメチル、アラルコキシイミノ
メチル、アリール、アラルケニル、ホルミル、カ
ルボキシまたは求核性化合物の残基を、および
R3は基
【式】(基中、R4はアリール、ア ラルキル、アリールチオアルキルもしくは複素環
式基を、およびR5はカルボキシ基もしくはその
誘導体を意味する)または基
【式】 (基中、R6はアルキル、ハロアルキル、複素環チ
オアルキルもしくはアリールチオを、およびR7
は水素原子、ハロアルキルもしくは複素環チオア
ルキルを意味し、R5は前記と同じ意味である)
をそれぞれ意味し、 R1がアミノまたは有機カルボン酸もしくは有
機スルホン酸から誘導されるアシル部分を有する
アシルアミノ基であり、かつR2が水素原子であ
るときは、 R3は基
【式】(基中、R4はN―置換も しくは非置換アルカンスルホンアミドあるいはア
ロイルアルコキシを有するフエニル、ナフチル、
アラルキル、アリールチオアルキル、または複素
環式基を意味し、R5は前記と同じ意味である)、
【式】(基中、R6はアルキル、ハ ロアルキルもしくは複素環チオアルキルを、およ
びR7はハロアルキルもしくは複素環チオアルキ
ルを意味し、R5は前記と同じ意味である)また
は基
【式】(基中、R8はアリールチオを 意味し、R5は前記と同じ意味である)をそれぞ
れ意味し、また R1がアミノ、置換アミノまたはアジドであり、
かつR2がアリール、ハロゲンまたはイオウー求
核性化合物の残基であるときは、 R3は基
【式】(基中、R4はアリール、 アラルキル、アリールチオアルキルもしくは複素
環式基を意味し、R5は前記と同じ意味)、基
【式】(基中、R6はアルキルもしく は複素環チオアルキルを、およびR7は複素環チ
オアルキルを意味し、R5は前記と同じ意味)ま
たは基
【式】(基中、R5およびR8は前 記と同じ意味)をそれぞれ意味し、上記の式中で
定義された各基中のアルカン、アレーンおよび複
素環はその任意の位置に1個以上の適当な置換基
を有していてもよい〕 この発明のアゼチジノン化合物()におい
て、その分子内に不斉炭素および(もしくは)二
重結合が存在するために1もしくはそれ以上の光
学および(もしくは)幾何異性体をもつことがあ
る。 この発明のアゼチジノン化合物()は次式に
示す各種の方法によつて製造することができ、そ
れらの方法のうちプロセス1〜10およびプロセス
21は基本的なアゼチジノン化合物の合成法であ
る。 (1) プロセス1: 〔式中、R1′は置換アミノ、置換ヒドロキシ、
アジドまたはハロゲン原子を、およびnは1〜3
の整数を意味し、R3は前記と同じ意味であり、
R1′が有機カルボン酸もしくは有機スルホン酸か
ら誘導されるアシル部分を有するアシルアミノ基
であるとき、R3は基
【式】(基中、R4は N―置換もしくは非置換アルカンスルホンアミド
あるいはアロイルアルコキシを有するフエニル、
ナフチル、アラルキル、アリールチオアルキル、
または複素環式基を意味し、R5は前記と同じ意
味である)、基
【式】(基中、R6は アルキル、ハロアルキルもしくは複素環チオアル
キルを、およびR7はハロアルキルもしくは複素
環チオアルキルを意味し、R5は前記と同じ意味
である)または基
【式】(基中、R5およ びR8は前記と同じ意味)と意味する〕 (2) プロセス2: 〔式中、R2 aはアリール、アラルケニルまたは
求核性化合物の残基を、およびR3 aは基
【式】(基中、R4 aはアリールを意味し、 R5は前記と同じ意味である)を意味し、R1′は前
記と同じ意味である〕 (3) プロセス3: 〔式中、R2 bは水素原子、ヒドロキシメチル、
アリール、アラルケニルまたは求核性化合物の残
基を意味し、R3 bは基
【式】(基中、R5 aは カルボキシもしくはその誘導体またはカルボキシ
もしくはその誘導体を有するアルキルを意味し、
R4は前記と同じ意味である)または基
【式】(基中、R5,R6およびR7は 前記と同じ意味)をそれぞれ意味する〕 (4) プロセス4: 〔式中、R1 aは保護されたアミノを、およびR3 c
は基
【式】(基中、R4およびR5は前記と 同じ意味)、基
【式】(基中、R6 a はアルキル、ハロアルキルまたは複素環チオアル
キルを、およびR7 aはハロアルキルまたは複素環
チオアルキルを意味し、R5は前記と同じ意味で
ある)または基
【式】(基中、R5および R8は前記と同じ意味)をそれぞれ意味し、 R2 bが水素原子であるときは、 R3は基
【式】(基中、R4はN―置換も しくは非置換アルカンスルホンアミドあるいはア
ロイルアルコキシを有するフエニル、ナフチル、
アラルキル、アリールチオアルキル、または複素
環式基を意味し、R5は前記と同じ意味である)、
【式】(基中、R5,R6 aおよび R7 aは前記と同じ意味である)または基
【式】(基中、R5およびR8は前記と同 じ意味)である〕 (5) プロセス5: 〔式中、R1 bはアシルアミノを意味し、R2 bおよ
びR3 cは前記と同じ意味であり、 R2 bが水素原子であるときは、 R3 cは基
【式】(基中、R4はN―置換も しくは非置換アルカンスルホンアミドあるいはア
ロイルアルコキシを有するフエニル、ナフチル、
アラルキル、アリールチオアルキル、または複素
環式基を意味し、R5は前記と同じ意味である)、
【式】(基中、R5,R6 aおよび R7 aは前記と同じ意味)または基
【式】 (基中、R5およびR8は前記と同じ意味)〕 (6) プロセス6: (式中、R1 cはジアルキルアミノ置換メチレン
アミノまたはアラルキリデンアミノを、および
R9はジアルキルアミノまたはアリールを意味し、
R3 aは前記と同じ意味である) (7) プロセス7: 〔式中、R1 aはアシルアミノまたはアジドを、
およびR2 cは基−CH=CH−R10(基中、R10はアリ
ールを意味する)を意味し、R3 aは前記と同じ意
味である〕 (8) プロセス8: 〔式中、R11はアラルキルを、およびR2 dは基−
CH=N−OR11(基中、R11は上記と同じ意味)を
意味し、R1 bおよびR3 aは前記と同じ意味である〕 (9) プロセス9: (式中、R3 aは前記と同じ意味) (10) プロセス10: (式中、R1 bおよびR3 aは前記と同じ意味) (11) プロセス11: (式中、R1 eはアラルキルアミノ、アジドまた
はハロゲン原子を意味し、R3 cは前記と同じ意味
である) (12) プロセス12: (式中、R1 fは保護されたアミノ、保護された
ヒドロキシおよび保護されたカルボキシから選ば
れた基の少なくとも1個の基を有するアシルアミ
ノ基を、R1 gはアミノ、ヒドロキシおよびカルボ
キシから選ばれた基の少なくとも1個の基を有す
るアシルアミノ基を、ならびにR3 dは基
【式】(基中、R4 bはN―置換もしくは非置 換アルカンスルホンアミドあるいはアロイルアル
コキシを有するフエニル、ナフチル、アラルキ
ル、アリールチオアルキル、または複素環式基を
意味し、R5は前記と同じ意味である)、基
【式】(基中、R5,R6 aおよびR7 a は前記と同じ意味)または基
【式】(基 中、R5およびR8は前記と同じ意味)をそれぞれ
意味する〕 (13) プロセス13: 〔式中、R3 eは基
【式】(基中、R5 bはエ ステル化されたカルボキシを意味し、R4は前記
と同じ意味である)、基
【式】 (基中、R5 b,R6 aおよびR7 aは前記と同じ意味)また
は基
【式】(基中、R5 bおよびR8は前記 と同じ意味)を、ならびにR3 fは基
【式】 (基中、Mは水素原子または無機もしくは有機カ
チオンを意味し、R4は前記と同じ意味である)、
【式】(基中、M,R6 aおよびR7 a は前記と同じ意味)または基
【式】(基 中、MおよびR8は前記と同じ意味)をそれぞれ
意味し、R1およびR2 bは前記と同じ意味であり、 R2 bが水素原子であるときは、 R3 eは基
【式】(基中、R4はN―置換も しくは非置換アルカンスルホンアミドあるいはア
ロイルアルコキシを有するフエニル、ナフチル、
アラルキル、アリールチオアルキル、または複素
環式基を意味し、R5 bは前記と同じ意味である)、
【式】(基中、R5 b,R6 aおよび R7 aは前記と同じ意味)または基
【式】 (基中、R5 b,R8は前記と同じ意味)であり、かつ
R3 fは基
【式】(基中、R4はN―置換もし くは非置換アルカンスルホンアミドあるいはアロ
イルアルコキシを有するフエニル、ナフチル、ア
ラルキル、アリーリチオアルキル、または複素環
式基を意味し、Mは前記と同じ意味である)、基
【式】(基中、R6 a,R7 aおよびMは 前記と同じ意味)または基
【式】(基 中、R8およびMは前記と同じ意味)である〕 (14) プロセス14: 〔式中、R3 gは基
【式】(基中、R4 cは 保護されたアミノ、保護されたヒドロキシおよび
保護されたカルボキシから選ばれた少なくも1個
の基を有するアラルキルを意味し、R5は前記と
同じ意味である)を、ならびにR3 hは基
【式】(基中、R4 dはアミノ、ヒドロキシ およびカルボキシから選ばれた少なくとも1個の
基を有するアラルキルを意味し、R5は前記と同
じ意味である)をそれぞれ意味し、R1は前記と
同じ意味である〕 (15) プロセス15: (式中、R2 eはアルキルチオ、アラルキルチオ、
アリールチオおよび複素環チオから選ばれた求核
性化合物の残基を、ならびにR2 fはハロゲン原子
をそれぞれ意味し、R1およびR3 aは前記と同じ意
味である) (16) プロセス16: (式中、R2 gはハロゲンを除く求核性化合物の
残基を意味し、R1,R2 fおよびR3 aは前記と同じ意
味である) (17) プロセス17: 〔式中、R3 iは基
【式】(基中、 R12およびR13はそれぞれアルキルを意味し、R5
は前記と同じ意味である)を、ならびにR3 jは基
【式】(基中、R6 bはアルキルまた はハロアルキルをおよびR7 bはハロアルキルを意
味し、R5は前記と同じ意味である)をそれぞれ
意味し、R1は前記と同じ意味である〕 (18) プロセス18: 〔式中、R3 kは基
【式】(基中、 R6 cはアルキルまたは複素環チオアルキルを、お
よびR7 cは複素環チオアルキルを意味し、R5は前
記と同じ意味である)を意味し、R1およびR3 j
前記と同じ意味である〕 (19) プロセス19: 〔式中、R3 lは基
【式】(基中、R5お よびR8は前記と同じ意味)を、ならびにR3 nは基
【式】(基中、R5およびR8は前記と同 じ意味)をそれぞれ意味し、R1は前記と同じ意
味である〕 (20) プロセス20: (式中、R1 hはハロゲン原子を意味し、R3 aは前
記と同じ意味である) (21) プロセス21: 〔式中、R1 iは基R14−COCONH−(基中、R14
は置換もしくは非置換アリールを意味する)を、
およびR1 jは基
【式】(基中、 R14は上記と同じ意味)をそれぞれ意味し、R2 b
よびR3 cは前記と同じ意味であり、 R2 bが水素原子であるときは、 R3 cは基
【式】(基中、R4はN―置換も しくは非置換アルカンスルホンアミドあるいはア
ロイルアルコキシを有するフエニル、ナフチル、
アラルキル、アリールチオアルキルまたは複素環
式基を意味し、R5は前記と同じ意味である)、基
【式】(基中、R5,R6 aおよびR7 a は前記と同じ意味)、または基
【式】 (基中、R5およびR8は前記と同じ意味)である〕。 上記プロセス1〜21において、(イ)式中、基R6
およびR7,R6 aおよびR7 a,R6 bおよびR7 b,R6 cおよび
R7 cならびにR12およびR13は同じ炭素原子に結合
しているものとする。(ロ)式中で定義された基にお
けるアルカン、アレーンおよび複素環部分は1個
以上の適当な置換基で置換されていてもよく、そ
のような置換基としては後記アシルアミノのアシ
ル部分の説明で例示する置換基をそのままあげる
ことができる。(ハ)上記式中R5で定義されたカル
ボキシ基はその塩に導びかれていてもよく、その
ような塩としては例えば、ナトリウム塩、カリウ
ム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネ
シウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム
塩、メチルアミン塩、トリメチルアミン塩、トリ
エチルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、ピ
リジン塩、エタノールアミン塩、ジエタノールア
ミン塩、N,N―ジメチルアニリン塩等の無機も
しくは有機塩基との塩があげられる。また式中で
定義された各基の置換基であるアミノ基は酸との
塩に導びかれていてもよく、そのような塩として
は例えば、塩酸、臭化素酸、硫酸等の無機酸、義
酸、酢酸、マレイン酸、フマル酸、乳酸、酒石
酸、メタンスルホン酸、p―トルエンスルホン酸
等の無機もしくは有機酸との塩があげられる。 上記各定義における例示を示すと次のとおりで
ある。 1 置換アミノ基〔R1およびR1′〕に関して: R1およびR1′における置換アミノ基はアシルア
ミノ、アラルキルアミノ、ジアルキルアミノ置換
メチレンアミノ、アラルキリデンアミノを含み、
このような基について以下にその具体例を詳細に
述べる。 a アシルアミノ基; ここで、アシルアミノ基は脂肪族アシルアミ
ノ、芳香族アシルアミノ、芳香族置換脂肪族アシ
ルアミノ、複素環アシルアミノ、複素環置換脂肪
族アシルアミノおよび基
【式】(基中、Q はオキシまたはアリールメチレンを、X3はカル
ボニルまたはイミノを、およびZはオキソまたは
アリールもしくは複素環置換メチレンをそれぞれ
意味する)または基
【式】(基中、Rは アリールを意味する)で示されるアシルアミノを
含む。 上記アシルアミノにおけるアシル部分は有機カ
ルボン酸、有機スルホン酸および有機燐酸より誘
導されるアシルであり、そのようなアシルとして
は脂肪族アシル、芳香族アシル、芳香族置換脂肪
族アシル、複素環アシルおよび複素環置換脂肪族
アシルであり、さらに詳細に例示すると次のとお
りである。 脂肪族アシルとしては例えば、ホルミル、アセ
チル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、
バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ラウロイ
ル、パルミトイル等のアルカノイル基、アクリロ
イル、メタアクリロイル、クロトノイル、イソク
ロトノイル等のアルケノイル基、メチルオキサリ
ル、エチルオキサリル、プロピルオキサリル、イ
ソプロピルオキサリル等のアルキルオキサリル
基、メシル、エタンスルホニル、プロパンスルホ
ニル、ブタンスルホニル等のアルカンスルホニル
基、エチレンスルホニル、プロペンスルホニル等
のアルケンスルホニル基、メトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イ
ソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、
第3級ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカル
ボニル等のアルコキシカルボニル基、ジメチルホ
スホリル、ジエチルホスホリル、ジイソプロピル
ホスホリル等のジアルキルホスホリル基等があげ
られる。 芳香族アシルとしては例えば、ベンゾイル、ト
ルオイル、キシロイル、ナフトイル、フタロイル
等のアロイル基、フエニルオキサリル、トリルオ
キサリル、ナフチルオキサリル等のアリールオキ
サリル基、ベンゼンスルホニル、トルエンスルホ
ニル、キシレンスルホニル、ナフタレンスルホニ
ル等のアレーンスルホニル基、ジフエニルホスホ
リル等のジアリールホスホリル基等があげられ
る。 芳香族置換脂肪族アシルとしては例えば、フエ
ニルアセチル、トリルアセチル、キシリルアセチ
ル、ナフチルアセチル、ビフエニリルアセチル、
フエニルプロピオニル、トリルプロピオニル、ナ
フチルプロピオニル、2―メチル―3―フエニル
プロピオニル、2―メチル―2―フエニルプロピ
オニル、2―メチル―3―ナフチルプロピオニ
ル、フエニルブチリル、ナフチルブチリル、フエ
ニルバレリル、トリルバレリル、ナフチルバレリ
ル、ジフエニルアセチル、ジフエニルプロピオニ
ル等のアラルカノイル基、ベンジルオキサリル、
フエネチルオキサリル、フエニルプロピルオキサ
リル等のアラルキルオキサリル基、フエニルメシ
ル、トリルメシル、ナフチルメシル、フエニルエ
タンスルホニル、ナフチルエタンスルホニル、フ
エニルプロパンスルホニル、フエニルブタンスル
ホニル等のアラルカンスルホニル基、フエニルエ
チレンスルホニル、トリルエチレンスルホニル、
ナフチルエチレンスルホニル、フエニルプロペン
スルホニル、ナフチルプロペンスルホニル、フエ
ニルブテンスルホニル等のアラルケンスルホニル
基、ベンジルオキシカルボニル、フエネチルオキ
シカルボニル、フエニルプロポキシカルボニル、
ジフエニルメトキシカルボニル等のアラルコキシ
カルボニル基、ジベンジルホスホリル等のジアラ
ルキルホスホリル基等があげられる。複素環アシ
ルとしては例えば、窒素原子、酸素原子およびイ
オウ原子から選ばれた少なくとも1個の複素原子
を含む3〜6(好ましくは5)員環の単環もしく
は縮合多環の複素環カルボニル基および複素環オ
キサリル基等があげられ、そのような複素環カル
ボニル基としては例えば、アジリジンカルボニ
ル、アゼチジンカルボニル、ピロールカルボニ
ル、2H―ピロールカルボニル、イミダゾールカ
ルボニル、ピラゾールカルボニル、ピリジンカル
ボニル、ピラジンカルボニル、ピペリジンカルボ
ニル、ピペラジンカルボニル、ピリミジンカルボ
ニル、ピリダジンカルボニル、トリアゾールカル
ボニル、チアゾリンカルボニル、トリアジンカル
ボニル、ピロリジンカルボニル、イミダゾリジン
カルボニル、オキシランカルボニル、フロイル、
ピランカルボニル、テノイル、モルホリンカルボ
ニル、フラザンカルボニル、オキサゾールカルボ
ニル、イソオキサゾールカルボニル、チアゾール
カルボニル、チアジアゾールカルボニル、オキサ
ジアゾールカルボニル、インドールカルボニル、
3H―インドールカルボニル、イソインドールカ
ルボニル、インドリジンカルボニル、1H―イン
ダゾールカルボニル、プリンカルボニル、ベンズ
イミダゾールカルボニル、ベンゾトリアゾールカ
ルボニル、キノリンカルボニル、イソキノリンカ
ルボニル、ナフチリジンカルボニル、キノキサリ
ンカルボニル、キナゾリンカルボニル、ベンゾフ
ランカルボニル、クロメンカルボニル、イソベン
ゾフランカルボニル、ベンゾチオフエンカルボニ
ル、キサンテンカルボニル、ベンズオキサゾール
カルボニル、ベンズイソオキサゾールカルボニ
ル、ベンゾチアゾールカルボニル等が、また複素
環オキサリル基としては例えば、チエニルオキサ
リル、フリルオキサリル、ピリジルオキサリル、
プリニルオキサリル、テトラゾリルオキサリル等
が具体的に例示される。 複素環置換脂肪族アシルとしては例えば、チエ
ニルアセチル、フリルアセチル、ピリジルアセチ
ル、(ピリジル―1―オキサイド)アセチル、ピ
ロリルアセチル、イミダゾリルアセチル、ピラゾ
リルアセチル、トリアゾリルアセチル、テトラゾ
リルアセチル、オキサゾリルアセチル、オキサジ
アゾリルアセチル、チアゾリルアセチル、チアゾ
リニルアセチル、チアジアゾリルアセチル、モル
ホリニルアセチル、ピラニルアセチル、ピロリジ
ニルアセチル、ピロリニルアセチル、チエニルプ
ロピオニル、フリルプロピオニル、ピリジルプロ
ピオニル、イミダゾリルプロピオニル、オキサゾ
リルプロピオニル、オキサジアゾリルプロピオニ
ル、チアゾリルプロピオニル、チアジアゾリルプ
ロピオニル、ベンゾチエニルアセチル、ベンズオ
キサジアゾリルアセチル、ベンゾチアゾリルアセ
チル、ベンズオキサゾリルアセチル、ベンズイソ
オキサゾリルアセチル、ベンゾトリアゾリルアセ
チル、インドリルアセチル、プリニルアセチル、
プリニルプロピオニル、インドリルプロピオニル
等の複素環置換アルカノイル基、テニルオキサリ
ル、フルフリルオキサリル、ピリジルメチルオキ
サリル、テトラゾリルメチルオキサリル、チアジ
アゾリルメチルオキサリル等の複素環置換アルキ
ルオキサリル基等があげられる。 上記で述べたアシルにおける脂肪族炭化水素部
分(例えばアルカンまたはアルケン部分)、芳香
族炭化水素部分(例えばアレーン部分)および複
素環部分は1個以上の適当な置換基を有していて
もよく、そのような置換基としては例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル、第3級ブチル、ペンチル、イソペン
チル、ネオペンチル等のアルキル基、ビニル、プ
ロペニル、イソプロペニル、ブテニル等のアルケ
ニル基、フエニル、トリル、キシリル、メシチ
ル、ナフチル、メチルナフチル等のアリール基、
メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミ
ノ、ブチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルア
ミノ等のモノもしくはジアルキルアミノ基、アニ
リノ、トルイジノ、キシリジノ、ナフチルアミノ
等のアリールアミノ基、ベンジルアミノ、フエネ
チルアミノ、ジフエニルメチルアミノ、トリチル
アミノ等のアラルキルアミノ基、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、
ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、ネオペン
チルオキシ等のアルコキシ基、フエノキシ、トリ
ルオキシ、キシリルオキシ、ナフトキシ等のアリ
ールオキシ基、ベンジルオキシ、フエネチルオキ
シ、フエニルプロポキシ、フエニルブトキシ、ジ
フエニルメトキシ等のアラルコキシ基、メチルチ
オ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチ
オ、ブチルチオ、イソブチルチオ、ペンチルチ
オ、イソペンチルチオ、ネオペンチルチオ等のア
ルキルチオ基、フエニルチオ、トリルチオ、キシ
リルチオ、ナフチルチオ等のアリールチオ基、ベ
ンジルチオ、フエネチルチオ、フエニルプロピル
チオ、フエニルブチルチオ、ジフエニルメチルチ
オ等のアラルキルチオ基、メシルアミノ、エタン
スルホンアミド、プロパンスルホンアミド等のア
ルカンスルホンアミド基、ホルムアミド、アセト
アミド、プロピオンアミド、ブチルアミド、イソ
ブチルアミド等のアルカンアミド基、カルバモイ
ル基、N―メチルカルバモイル、N―エチルカル
バモイル、N―プロピルカルバモイル、N―イソ
プロピルカルバモイル、N―ブチルカルバモイ
ル、N―イソブチルカルバモイル等のN―アルキ
ルカルバモイル基、カルバゾイル、N―メチルカ
ルバゾイル、N―エチルカルバゾイル、N―プロ
ピルカルバゾイル、N―イソプロピルカルバゾイ
ル等のN―アルキルカルバゾイル基、メトキシイ
ミノ、エトキシイミノ、プロポキシイミノ等のア
ルコキシイミノ基、ヒドロキシ基、ヒドロキシイ
ミノ基、カルボキシ基、ニトロ基、ハロゲン、ス
ルホ基、シアノ基、メルカプト基、アミノ基、イ
ミノ基またはこれらの置換基が組み合わさつてで
きる基等があげられ、さらに上記の置換基のアル
カンおよびアレーン部分に適当な置換基が置換さ
れていてもよく、そのような置換基としては例え
ば、アミノ、上記で例示されたモノもしくはジア
ルキルアミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニト
ロ、ハロゲン、スルホ、シアノ等があげられる。
このような置換基のうち、アミノ、イミノ、ヒド
ロキシ(ヒドロキシイミノにおけるヒドロキシを
含む)メルカプトおよびカルボキシ基は適当な保
護基で保護されていてもよくそのような保護基と
しては次のようなものがあげられる。アミノおよ
びイミノ保護基としては例えば、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニ
ル、ブトキシカルボニル、第3級ブトキシカルボ
ニル、クロロメトキシカルボニル、ブロモエトキ
シカルボニル、トリブロモエトキシカルボニル、
トリクロロエトキシカルボニル等の置換もしくは
非置換アルコキシカルボニル基、ベンジルオキシ
カルボニル、フエネチルオキシカルボニル、ジフ
エニルメトキシカルボニル、ニトロベンジルオキ
シカルボニル、ブロモベンジルオキシカルボニ
ル、メトキシベンジルオキシカルボニル、ジニト
ロベンジルオキシカルボニル等の置換もしくは非
置換アラルコキシカルボニル基、トリフルオロア
セチル等のハロゲン置換アルカノイル基、ベンジ
ル、ジフエニルメチル、トリチル、ブロモベンジ
ル、ニトロベンジル等の置換もしくは非置換アラ
ルキル基、フエニルチオ、ニトロフエニルチオ、
ジニトロフエニルチオ等の置換もしくは非置換ア
リールチオ基、エチリデン、イソプロピリデン、
2―メトキシカルボニル―1―メチルエチリデン
(もしくはその互変異性体である2―メトキシカ
ルボニル―1―メチルビニル)等の置換もしくは
非置換アルキリデン基、ベンジリデン、サリシリ
デン等の置換もしくは非置換アラルキリデン基等
が具体的にあげられ、ヒドロキシ基およびメルカ
プト保護基としては例えば、上記アミノおよびイ
ミノ保護基として例示したものをそのままあげる
ことができ、さらにアセチル、プロピオニル、ブ
チリル、イソブチリル、バレリル、ブロモアセチ
ル、ジクロロアセチル、トリフルオロアセチル等
の置換もしくは非置換アルカノイル基、ベンゾイ
ル、トルオイル、キシロイル、ニトロベンゾイ
ル、ブロモベンゾイル、サリシロイル等の置換も
しくは非置換アロイル基、フエナシル等のアロイ
ルメチル基等が具体的にあげられる。またカルボ
キシ保護基としては例えばシリルエステル、脂肪
族エステルおよび芳香環もしくは複素環を含むエ
ステルがあげられ、そのようなエステルの具体例
としてはカルボキシ基の誘導体におけるエステル
の例示をそのままあげることができる。 上記のように定義されたアシルの代表的な例と
しては例えば、ブロモアセチル、ジクロロアセチ
ル、グリコロイル、グリシル、フエニルグリコロ
イル、フエニルグリシル、2―ヒドロキシイミノ
―2―フエニルアセチル、2―ヒドロキシイミノ
―2―(4―ヒドロキシフエニル)アセチル、4
―ヒドロキシフエニルグリシル、N―(2,2,
2―トリクロロエトキシカルボニル)―2―フエ
ニルグリシル、N―ベンジルオキシカルボニル―
2―ピラニルグリシル、3,5―ジニトロベンゾ
イル、アジドアセチル、3―アミノ―3―フエニ
ルプロピオニル、2―ブロモ―2―フエニルアセ
チル、メトキシアセチル、2―(2―アミノ―2
―カルボキシエトキシ)アセチル、メチルチオア
セチル、2―(2―アミノ―2―カルボキシエチ
ルチオ)アセチル、フエノキシアセチル、ナフト
キシアセチル、フエニルチオアセチル、メトキシ
ベンゾイル、4―メトキシフエニルグリオキシロ
イル、4―ヒドロキシフエニルグリオキシロイ
ル、5―メチルイソオキサゾールカルボニル、2
―ヒドロキシイミノ―2―(4―メトキシフエニ
ル)アセチル、2―(3―メシルアミノフエニ
ル)グリシル、シアノアセチル、2―(2―アミ
ノ―4―チアゾリル)アセチル、2―(2―イミ
ノ―4―チアゾリン―4―イル)アセチル、2―
ヒドロキシイミノ―2―〔4―(3―第3級ブト
キシカルボニルアミノ―3―メトキシカルボニル
プロポキシ)フエニル〕アセチル、2―ヒドロキ
シイミノ―2―〔4―(3―フタルイミド―3―
メトキシカルボニルプロポキシ)フエニル〕アセ
チル、4―(3―第3級ブトキシカルボニルアミ
ノ―3―メトキシカルボニルプロポキシ)フエニ
ルグリオキシロイル、4―(3―フタルイミド―
3―メトキシカルボニルプロポキシ)フエニルグ
リオキシロイル、2―ベンゾイルオキシイミノ―
2―〔4―(3―第3級ブトキシカルボニルアミ
ノ―3―メトキシカルボニルプロポキシ)フエニ
ル〕アセチル、4―〔3―(4―メトキシベンジ
ルオキシカルボニル)―3―第3級ブトキシカル
ボニルアミノプロポキシ〕フエニルグリオキシロ
イル、2―〔3―(3―アミノ―3―カルボキシ
プロポキシ)フエニル〕―2―ヒドロキシイミノ
アセチル、3―(3―アミノ―3―カルボキシプ
ロポキシ)フエニルグリオキシロイル等が例示さ
れる。 上記のように定義されたアシルのさらに好まし
い例としてはフタルイミド、または次のような式
で表わされるアシルである。
【式】Rd−CO−または(Re O)2PO− (式中、Raは水素原子またはアミノ基および
(または)カルボキシ基で置換されてもよいアル
コキシをRbは水素原子またはアミノ基を、Rc
水素原子を、またはRbおよびRcが一緒になつて
オキソもしくはヒドロキシイミノを、Rdはアリ
ールオキシアルキル、複素環置換アルキル、置換
もしくは非置換アリール、アラルコキシを、なら
びにReをアルキルをそれぞれ意味し、アミノ、
ヒドロキシイミノおよびカルボキシは適当な保護
基で保護されていてもよく、そのような保護基と
しては例えば、前記アミノ、ヒドロキシおよびカ
ルボキシ保護基における例示をそのままあげるこ
とができる)。 ここで、Raにおけるアルコキシとしては例え
ば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、第2級ブトキ
シ、ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ等があ
げられ、Rdにおけるアリールオキシアルキルと
しては例えば、フエノキシメチル、フエノキシエ
チル、トリルオキシメチル、キシリルオキシメチ
ル、ナフトキシメチル等があげられ、またRd
おける複素環置換アルキルの複素環としては、前
記複素環置換脂肪族アシルにおける複素環式基を
そのままあげることができ、さらにアルキル部分
としては例えば、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル等があ
げられる。またReにおけるアルキルとしては、
上記Rdにおけるアリールオキシアルキルのアル
キル部分における例示をそのままあげることがで
きる。 上記のような式で示される好ましいアシルにお
けるアルカン、アレーンおよび複素環は任意の位
置に適当な置換基を有していてもよく、そのよう
な置換基としては前記アシルにおいて述べた置換
基の具体例をそのままあげることができる。 b アラルキルアミノ基; アラルキルアミノ基におけるアラルキル部分の
具体例としては例えば、ベンジル、ジフエニルメ
チル、トリチル、フエネチル、フエニルプロピ
ル、フエニルブチル、4―メチルベンジル、3,
4―ジメチルベンジル、4―メチルフエネチル、
ナフチルメチル等があげられ、このような基は任
意の位置に1個以上の適当な置換基を有していて
もよく、そのような置換基としては例えば、前記
アシルアミノ基のアシルにおいて例示した置換基
の具体例をそのままあげることができる。 c ジアルキルアミノ置換メチレンアミノ基; ジアルキルアミノ置換メチレンアミノ基におけ
るジアルキルアミノ部分の具体例としては例え
ば、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピ
ルアミノ、ジイソプロピルアミノ、ジブチルアミ
ノ、ジヘキシルアミノ、N―エチル―N―メチル
アミノ等のN,N―ジアルキルアミノ基、エチレ
ンアミノ、トリメチレンアミノ、テトラメチレン
アミノ、ペンタメチレンアミノ、ヘキサメチレン
アミノ、ヘプタメチレンアミノ、オクタメチレン
アミノ等のポリメチレンアミノ基等があげられ
る。 d アラルキリデンアミノ基; アラルキリデンアミノ基におけるアラルキリデ
ン部分としては例えば、ベンジリデン、トリルメ
チレン、キシリルメチレン、ナフチルメチレン等
があげられ、このような基はその任意の位置に1
個以上の適当な置換基を有していてもよく、その
ような置換基としては例えば、前記アシルアミノ
のアシルにおいて例示した置換基の具体例をその
ままあげることができる。 2 アシルアミノ基〔R1 b,R1 d,R1 fおよびR1 g〕に
関して; アシルアミノ基におけるアシル部分の具体例と
しては前記第1項 a)において述べたアシルアミノ基のアシル部
分における例示をそのままあげることができる。 3 置換ヒドロキシ基〔R1およびR1′〕に関し
て; ここで置換ヒドロキシ基はアルコキシ、アラル
コキシ、アリールオキシ、アシルオキシ等を含
み、これらのおのおのの基について以下に詳述す
る。 a アルコキシ基 アルコキシ基におけるアルキル部分としては例
えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、第2級ブチル、イソブチル、第3級
ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチ
ル、ヘキシル等があげられる。 b アラルコキシ基 アラルコキシ基におけるアラルキル部分の具体
例としては例えば、前記第1項b)において述べ
たアラルキルアミノ基のアラルキル部分における
例示をそのままあげることができる。 c アリールオキシ基 アリールオキシ基におけるアリール部分の具体
例としては例えば、フエニル、トリル、キシリ
ル、ナフチル等があげられ、これらの基はその任
意の位置に1個以上の適当な置換基を有していて
もよく、そのような置換基としては例えば、前記
第1項a)で述べたアシルアミノ基のアシル部分
において例示した置換基の具体例をそのままあげ
ることができる。 d アシルオキシ基 アシルオキシ基におけるアシル部分の具体例と
しては例えば、前記第1項a)において述べたア
シルアミノ基のアシル部分における例示をそのま
まあげることができる。 4 ハロゲン〔R1,R1′,R1 e,R1 h,R2およびR2 f
に関して: ここでハロゲンの具体例としては例えば、フル
オル、クロル、ブロム、ヨード等があげられる。 5 保護されたアミノ基〔R1 a〕に関して: 保護されたアミノ基におけるアミノ保護基の好
ましい例としては例えば、アルコキシカルボニ
ル、ジアルキルホスホリル、アラルコキシカルボ
ニル、ジアラルキルホスホリル、アロイル、アラ
ルキルアミノ等であり、このような基の具体例と
しては前記第1項a)において例示したアシルア
ミノ基のアシル部分におけるおのおのの具体例を
そのままあげることができ、さらに基
【式】(基中、X3は前記と同じ意味であ り、そのような基としては2,4,5―トリオキ
ソオキサゾリジン―3―イルおよび3,5―ジオ
キソ―1,2,4―オキサジアゾリジン―3―イ
ルである)および基
【式】(基中、Rは 前記と同じ意味)をあげることができる。 6 ジアルキルアミノ置換メチレンアミノ基
〔R1 c〕に関して: ジアルキルアミノ置換メチレンアミノ基におけ
るジアルキルアミノ部分の具体例としては例え
ば、前記第1項c)において述べたジアルキルア
ミノ置換メチレンアミノ基のジアルキルアミノ部
分における具体例をそのままあげることができ
る。 7 アラルキリデンアミノ基〔R1 c〕に関して: アラルキリデンアミノ基におけるアラルキリデ
ン部分の具体例としては例えば、前記第1項d)
において述べたアラルキリデンアミノ基のアラル
キリデン部分において具体例をそのままあげるこ
とができる。 8 アラルキルアミノ基〔R1 e〕、アラルコキシイ
ミノメチル基〔R2〕およびアラルキルチオ基
〔R2 e〕におけるアラルキル部分、ならびにアラ
ルキル基〔R4,R4 b,R4 c,R4 dおよびR11〕に関
して: 上記の基におけるアラルキル部分およびアラル
キル基の具体例としては例えば、前記第1項b)
において述べたアラルキルアミノ基のアラルキル
部分における具体例をそのままあげることができ
る。 9 保護されたアミノ基、保護されたヒドロキシ
基および保護されたカルボキシ基〔R1 fおよび
R4 c〕に関して: 保護されたアミノ基、保護されたヒドロキシ基
および保護されたカルボキシ基におけるおのおの
の保護基としては例えば、前記第1項a)で述べ
たアシルアミノ基のアシル部分におけるアミノ、
ヒドロキシおよびカルボキシの保護基の具体例を
そのままあげることができる。 10 アリール基〔R2,R2 a,R2 b,R4,R4 a,R9
R10およびR14〕ならびにアリールチオ基〔R2 e
R6およびR8〕およびアリールチオアルキル基
〔R4およびR4 b〕におけるアリール部分に関し
て: 上記の基におけるアリール基およびアリール部
分の具体例としては例えば、フエニル、トリル、
キシリル、メシチル、ナフチル等があげられ、こ
のような基はその任意の位置に1個以上の適当な
置換基を有していてもよく、そのような置換基と
しては例えば、前記第1項a)で述べたアシル部
分における置換基の具体例をそのままあげること
ができ、さらにN―フエニルグリオキシロイルメ
シルアミノ、N―フエニルグリオキシロイルエタ
ンスルホンアミド、N―トリルグリオキシロイル
プロパンスルホンアミド、N―ナフチルグリオキ
シロイルメシルアミノ等のN―アリールグリオキ
シロイルアルカンスルホンアミド基、N―(ベン
ズアミドアセチル)メシルアミノ、N―(フタル
イミドアセチル)メシルアミノ、N―(ベンズア
ミドアセチル)エタンスルホンアミド、N―(フ
タルイミドアセチル)プロパンスルホンアミド、
N―(フタルイミドプロピオニル)メシルアミノ
等のN―(アロイルアミノアルカノイル)アルカ
ンスルホンアミド等、フエナシルオキシ、ベンゾ
イルエトキシ、ベンゾイルプロポキシ、トルオイ
ルメトキシ、トルオイルエトキシ、キシロイルメ
トキシ、ナフトイルメトキシ等のアロイルアルコ
キシ基のようなN―置換アルカンスルホンアミド
をあげることができる。 11 アラルケニル基〔R2,R2 aおよびR2 b〕に関し
て: ここでアラルケニル基の具体例としては例え
ば、スチリル、シンナミル、トリルビニル、キシ
リルビニル、ナフチルビニル等があげられ、この
ような基のアレーン部分はその任意の位置に1個
以上の適当な置換基を有していてもよく、そのよ
うな置換基としては例えば、前記第1項a)で述
べたアシル部分における置換基の具体例をそのま
まあげることができる。 12 求核性化合物の残基〔R2,R2 a,R2 bおよび
R2 g〕に関して: 上記の求核性化合物の残基はハロゲン、ジ置換
アミノ、アジド等の窒素―求核性化合物の残基、
アルコキシ、アリールオキシ、アラルコキシ等の
酸素―求核性化合物の残基、アルキルチオ、アリ
ールチオ、アラルキルチオ、複素環チオ等のイオ
ウー求核性化合物の残基等があげられ、このよう
な基のアリールおよび複素環式基はその任意の位
置に1個以上の適当な置換基を有していてもよ
く、そのような置換基としては例えば、前記第1
項a)で述べたアシル部分における置換基の具体
例をそのままあげることができる。 ここで上記ジ置換アミノ基としては例えば、ジ
メチルアミノ、N―エチル―N―メチルアミノ、
N―メチル―N―プロピルアミノ、ジエチルアミ
ノ、N―エチル―N―プロピルアミノ、ジイソプ
ロピルアミノ、ジプロピルアミノ等のジアルキル
アミノ基、N―メチルアニリノ、N―エチルアニ
リノ、N―プロピルアニリノ、N―イソプロピル
アニリノ、N―メチルトルイジノ、N―エチルト
ルイジノ、N―プロピルトルイジノ、N―メチル
キシリジノ、N―エチルキシリジノ、N―メチル
―N―ナフチルアミノ、N―エチル―N―ナフチ
ルアミノ、N―プロピル―N―ナフチルアミノ等
のN―アルキル―N―アリールアミノ基、N―ベ
ンジル―N―メチルアミノ、N―ベンジル―N―
エチルアミノ、N―ベンジル―N―プロピルアミ
ノ、N―ジフエニルメチル―N―メチルアミノ、
N―ジフエニルメチル―N―エチルアミノ等のN
―アラルキル―N―アルキルアミノ基等があげら
れる。 また上記基中のハロゲンの具体例としては例え
ば前記第4項で述べたハロゲンにおける具体例を
そのままあげることができる。 また、アルコキシおよびアルキルチオのアルキ
ル部分の具体例としては例えば、前記第3項a)
で述べたアルコキシ基のアルキル部分の具体例を
そのままあげることができる。 また、アラルコキシおよびアラルキルチオのア
ラルキル部分の具体例としては例えば、前記第1
項b)で述べたアラルキルアミノ基のアラルキル
部分の具体例をそのままあげることができる。 さらにアリールオキシおよびアリールチオのア
リール部分の具体例としては例えば、前記第3項
c)で述べたアリールオキシ基におけるアリール
部分の具体例をそのままあげることができる。 複素環チオ基の複素環としては例えば、前記第
1項a)で述べた複素環アシルにおける複素環の
具体例をそのままあげることができる。 13 複素環式基〔R4およびR4 b〕ならびに複素環
チオ基〔R2 e〕および複素環チオアルキル基
〔R6,R6 a,R6 c,R7,R7 aおよびR7 c〕における複
素環部分に関して: 上記の基における複素環の具体例としては例え
ば、前記第1項a)で述べた複素環アシルにおけ
る複素環の具体例をそのままあげることができ
る。 14 アルキル基〔R5 b,R6,R6 a,R6 b,R6 c,R12
よびR13〕ならびにアルキルチオ基〔R2 e〕、ア
リールチオアルキル基〔R4およびR4 b〕および
複素環チオアルキル基〔R6,R6 a,R6 c,R7,R7 a
およびR7 c〕におけるアルキル部分に関して: 上記の基におけるアルキルの具体例としては例
えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、第2級ブチル、ペンチ
ル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル等が
あげられ、このような基はその任意の位置に1個
以上の適当な置換基を有していてもよく、そのよ
うな置換基としては例えば、前記第1項a)で述
べたアシル部分における置換基の具体例をそのま
まあげることができる。 15 N―置換もしくは非置換アルカンスルホンア
ミドを有するフエニル〔R4およびR4 b〕におけ
るN―置換もしくは非置換アルカンスルホンア
ミド部分に関して: 上記の基におけるN―置換アルカンスルホンア
ミドの具体例としては例えば、前記第10項のアリ
ール基の置換基におけるN―置換アルカンスルホ
ンアミドの具体例をそのままあげることができ、
また非置換アルカンスルホンアミドの具体例とし
ては例えば、前記第1項a)で述べたアシルにお
ける置換基で例示したアルカンスルホンアミドの
具体例をそのままあげることができる。 16 アロイルアルコキシを有するフエニル〔R4
およびR4 b〕におけるアロイルアルコキシ部分
に関して: 上記の基におけるアロイルアルコキシの具体例
としては例えば、前記第10項で述べたアリールの
置換基におけるアロイルアルコキシの具体例をそ
のままあげることができる。 17 カルボキシ基の誘導体〔R5およびR5 a〕に関
して: ここでカルボキシ基の誘導体としては例えば、
酸アミド、エステル、ニトリル等が挙げられ、こ
れらの誘導体の具体的な例としては次のようなも
のがあげられる。 a 酸アミド:N―非置換アミド、N―メチルア
ミド、N―エチルアミド等のN―アルキルアミ
ド、N,N―ジメチルアミド、N,N―ジエチ
ルアミド、N―エチル―N―メチルアミド等の
N,N―ジアルキルアミド、N―フエニルアミ
ド等の酸アミドの他、ピラゾール、イミダゾー
ルまたは4―アルキルイミダゾール等との酸ア
ミドが挙げられる。 b エステル:エステルとしては例えば、シリル
エステル、脂肪族エステル、芳香環もしくは複
素環を含むエステルの他、N―ヒドロキシ化合
物とのエステル等があげられる。ここでシリル
エステルとしては例えば、トリメチルシリル、
トリエチルシリル等があげられる。 脂肪族エステルとしては飽和もしくは不飽和
の、環状もしくは非環状の(直鎖状および分岐鎖
状を含む)の脂肪族エステルでありその代表例と
しては例えば、メチルエステル、エチルエステ
ル、プロピルエステル、イソプロピルエステル、
ブチルエステル、第3級ブチルエステル、オクチ
ルエステル、ノニルエステル、ウンデシルエステ
ル等のアルキルエステル、ビニルエステル、1―
プロペニルエステル、アリルエステル、3―ブテ
ニルエステル等のアルケニルエステル、3―ブチ
ニルエステル、4―ペンチニルエステル等のアル
キニルエステル、シクロペンチルエステル、シク
ロヘキシルエステル、シクロペプチルエステル等
のシクロアルキルエステル等があげられる。 芳香環を含むエステルとしては例えば、フエニ
ルエステル、トリルエステル、キシリルエステ
ル、ナフチルエステル、インダニルエステル、ジ
ヒドロアンスリルエステル等のアリールエステ
ル、ベンジルエステル、フエネチルエステル等の
アラルキルエステル、フエノキシメチルエステ
ル、フエノキシエチルエステル、フエノキシプロ
ピルエステル等のアリールオキシアルキルエステ
ル、フエニルチオメチルエステル、フエニルチオ
エチルエステル、フエニルチオプロピルエステル
等のアリールチオアルキルエステル、ベンゼンス
ルフイニルメチルエステル、ベンゼンスルフイニ
ルエチルエステル等のアレーンスルフイニルアル
キルエステル、フエナシルエステル、トルオイル
エチルエステル等のアロイルアルキルエステル等
があげられる。 塩素環を含むエステルとしては例えば、飽和も
しくは不飽和の、単環もしくは縮合環の、酸素、
イオウおよび窒素原子のような複素原子を1〜4
個含む、3〜10員環の複素環を有するエステルが
あげられ、そのようなエステルとしては例えば、
ピリジルエステル、ピペリジニルエステル、2―
ピリドン―1―イルエステル、テトラヒドロピラ
ニルエステル、キノリルエステル、ピラゾリルエ
ステル等の複素環エステルおよび上記で述べた複
素環で置換された複素環置換アルキル(例えばメ
チル、エチル、プロピル等)エステル等があげら
れる。 N―ヒドロキシ化合物とのエステルにおけるN
―ヒドロキシ化合物としては例えば、N,N―ジ
メチルヒドロキシルアミン、N,N―ジエチルヒ
ドロキシルアミン、N,N―ジプロピルヒドロキ
ミルアミン等のN,N―ジアルキルヒドロキシル
アミン、プロパナールオキシム、ブタナームオキ
シム、アセトンオキシム等のアルドオキシムもし
くはケトオキシム、N―ヒドロキシフタルイミ
ド、N―ヒドロキシサクシンイミド等のN―ヒド
ロキシイミド化合物等があげられる。 このようなシリルエステル、脂肪族エステル、
芳香環もしくは複素環を含むエステル、N―ヒド
ロキシ化合物とのエステル等のエステル部分は任
意の位置に1個以上の適当な置換基を有していて
もよく、そのような置換基としては例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
第3級ブチル等のアルキル、シクロプロピル、シ
クロヘキシル等のシクロアルキル、メトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキ
シ、第3級ブトキシ等のアルコキシ、アセトキ
シ、プロピオニルオキシ、ピバロイルオキシ等の
アルカノイルオキシ、メチルチオ、エチルチオ、
プロピルチオ等のアルキルチオ、メタンスルフイ
ニル、エタンスルフイニル、プロパンスルフイニ
ル等のアルカンスルフイニル、メシル、エタンス
ルホニル等のアルカンスルホニル、フエニルア
ゾ、クロル、ブロム、ヨード等のハロゲン、シア
ノ、ニトロ等の置換基があげられる。 上記のような置換基を有するエステルの具体例
としては例えば、クロロメチルエステル、ブロモ
エチルエステル、ジクロロメチルエステル、2,
2,2―トリフルオロエチルエステル等のモノ、
ジもしくはトリハロアルキルエステル、シアノメ
チルエステル、シアノエチルエステル等のシアノ
アルキルエステル、4―クロロフエニルエステ
ル、3,5―ジブロモフエニルエステル、2,
4,5―トリクロロフエニルエステル、2,4,
6―トリクロロフエニルエステル、ペンタクロロ
フエニルエステル等のモノ、ジ、トリ、テトラも
しくはペンタハロフエニルエステル、1―シクロ
プロピルエチルエステル等のシクロアルキル置換
アルキルエステル等があげられる。 18 エステル化されたカルボキシ基〔R5 b〕にお
けるエステルに関して: 上記の基におけるエステルとしては例えば、前
記第17項で述べたカルボキシ基の誘導体における
エステルの具体例をそのままあげることができ
る。 19 ハロアルキル基〔R6,R6 a,R6 b,R7,R7 aおよ
びR7 b〕に関して: ここでハロアルキル基の具体例としては例え
ば、クロロメチル、ブロモメチル、ヨードメチ
ル、1―ブロモエチル、1―ブロモプロピル、1
―クロロブチル、1―ヨードエチル、1―ブロモ
ヘキシル等があげられる。 20 無機もしくは有機カチオン〔M〕に関して: 無機もしくは有機カチオンの具体例としては例
えば、金属カチオン(例えば、ナトリウムカチオ
ン、カリウムカチオン等のアルカリ金属カチオ
ン、カルシウムカチオン、マグネシウムカチオン
等のアルカリ土類金属カチオン等)、アンモニウ
ムイオン等の無機カチオン、メチルアンモニウム
イオン、トリメチルアンモニウムイオン、トリエ
チルアンモニウムイオン、ジシクロヘキシルアン
モニウムイオン、ピリジニウムイオン、2―ヒド
ロキシエチルアンモニウムイオン、ビス(2―ヒ
ドロキシエチル)アンモニウムイオン、N,N―
ジメチル―N―フエニルアンモニウムイオン等の
有機カチオンがあげられる。 21 ジアルキルアミノ基〔R9〕に関して: 上記ジアルキルアミノ基の具体例としては、前
記第6項で述べたジアルキルアミノ置換メチレン
アミノ基におけるジアルキルアミノ部分の具体例
をそのままあげることができる。 22 アリール基〔R9〕に関して: 上記アリール基の具体例としては、前記第7項
で述べたアラルキリデンアミノ基におけるアリー
ル基の具体例をそのままあげることができる。 23 イオウー求核性化合物の残基〔R2〕に関し
て: 上記イオウー求核性化合物の残基の具体的な例
としては、前記第12項で述べた求核性化合物の残
基におけるイオウー求核性化合物の残基の具体例
をそのままあげることができる。 この発明の出発物質は公知および新規化合物を
含み、それらの化合物は例えば、次のような方法
で製造することができる。 (a) プロセス1における出発物質()の製造
法: プロセス1における出発物質である化合物
()は例えば、式R3−NH2(式中、R3は前記と
同じ意味)で示されるアミノ酸にホルムアルデヒ
ドを作用させることにより製造することができ
る。 R3−NH2+HCHO―→〔CH2=N−R3o (式中、R3およびnは前記と同じ意味〕 ここで原料物質であるアミノ酸(R3−NH2
は新規化合物を含み、新規化合物は例えば、常法
のアミノ酸合成法により製造することができる。
ここで式R3−NH2で示されるアミノ酸は酸もし
くは塩基との塩の形で使用することができ、その
ような酸との塩としては例えば、塩酸塩、臭化水
素酸塩等の無機酸との塩、義酸塩、酢酸塩、P―
トルエンスルホン酸塩等の有機酸との塩等があげ
られ、また塩基との塩としては例えば、ナトリウ
ム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム
塩等の無機塩基との塩、トリメチルアミン塩、ジ
シクロヘキシルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン
塩、ルチジン塩、エタノールアミン塩、モルホリ
ン塩等の有機塩基との塩等があげられる。この反
応は通常溶媒中で行なわれ、水、メタノール、エ
タノール、ジエチルエーテル等が繁用されるが、
その他この反応に悪影響を与えない一般有機溶媒
も使用することができる。 また反応温度は特に限定されないが、通常冷却
下ないし加熱程度の条件で行なわれることが多
い。 (b) プロセス2における出発物質()の製造
法: この出発物質()の1製造例を示すと次のと
おりである。 (c) プロセス11における出発物質()の製造
法: この出発物質()のうち、化合物(A
および(B)の製造例を示すと次のとおりで
ある。 (d) プロセス17における出発物質()の製造
法: この出発物質()の1製造例を示する次の
とおりである。 次に、前記で記載したこの発明のアゼチジノン
化合物の製法の各プロセスについて詳述する。 (1) プロセス1について: このプロセスは化合物()にルイス酸及び塩
基の存在下、2―置換酢酸()もしくはその反
応性誘導体を作用させることにより行なわれる。 このプロセスにおいて使用される2―置換酢酸
()の反応性誘導体の代表例としては例えば、
酸無水物、エステル、酸ハライド、酸アミド、ア
ジド等があげられ、これらの具体例を次に示す。 酸無水物:ジアルキル燐酸、モノアリールも
しくはジアリール燐酸、ジアラルキル燐酸、ハ
ロ燐酸、ジアルキル亜燐酸、硫酸、アルキル炭
酸、脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸等と
の混合酸無水物または対称型酸無水物等があげ
られ、これらの酸無水物の好ましい例として例
えば、ジエチル燐酸、ジフエニル燐酸、ジベン
ジル燐酸、エチル炭酸、第3級ブチル炭酸、ト
リクロロエチル炭酸、ピバル酸、トリクロロ酢
酸、トリフルオロ酢酸、安息香酸等との混合酸
無水物があげられる。 エステル:エステルとしては通常活性エステ
ルが繁用され、そのような活性エステルとして
は例えば、シアノメチルエステル、メトキシメ
チルエステル等の置換基を有するアルキルエス
テル、アリルエステル等のアルケニルエステ
ル、プロパルギルエステル等のアルキニルエス
テル、4―ニトロフエニルエステル、2,4―
ジニトロフエニルエステル、ペンタクロロフエ
ニルエステル等の置換基を有するアリールエス
テル、トリメチルシリルエステル、ジメチル―
メトキシ―シリルエステル等のシリルエステル
の他、アセトキシム、N―ヒドロキシサクシン
イミド、N―ヒドロキシフタルイミド、1―ヒ
ドロキシ―6―クロロ―1H―ベンゾトリアゾ
ール等のN―ヒドロキシ化合物とのエステル等
があげられる。 酸アミド:酸アミドとしては通常活性アミド
が繁用され、そのような活性アミドとしては例
えば、ピラゾール、イミダゾール、4―メチル
イミダゾール等とのアミドがあげられる。 酸ハライド:酸クロリド、酸ブロミド等があ
げられる。 このプロセスで使用されるルイス酸としては、
ハロゲン化金属もしくは非金属等があげられ、そ
のようなルイス酸の好ましい例としては例えば、
三ふつ化ほう素、三塩化ほう素、三臭化ほう素等
の三ハロゲン化ほう素、三ハロゲン化ほう素とエ
ーテル(例えば、ジエチルエーテル等)、アルコ
ール(例えば、メタノール等)、カルボン酸(例
えば酢酸等)等の溶媒との配位化合物、塩化アル
ミニウム、臭化アルミニウム等のハロゲン化アル
ミニウム、塩化亜鉛等のハロゲン化亜鉛、塩化錫
等のハロゲン化錫、塩化鉄等のハロゲン化鉄、塩
化チタン等のハロゲン化チタン、四塩化けい素等
の四ハロゲン化けい素、塩化アンチモン等のハロ
ゲン化アンチモン等があげられ、これらのルイス
酸の中で三ふつ化ほう素ジエチルエーテレートが
この反応には最も適している。 また、この反応で用いられる塩基としては例え
ば、トリアルキルアミン(例えば、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン等)、
N,N―ジアルキルアニリン(例えば、N,N―
ジメチルアニリン、N,N―ジエチルアニリン
等)、N,N―ジアルキルベンジルアミン(例え
ば、N,N―ジメチルベンジルアミン等)、N―
置換もしくは非置換複素環化合物(例えば、N―
メチルモルホリン、N―メチルピペリジン、ピリ
ジン、ジメチルアミノピリジン、ピコリン、ルチ
ジン、キノリン、1,5―ジアザビシクロ〔4,
3,0〕―5―ノネン、1,4―ジアザビシクロ
〔2,2,2〕オクタン、1,8―ジアザビシク
ロ〔5,4,0〕―8―ウンデセン等の有機塩基
があげられる。 この反応の温度は通常冷却下ないし室温程度の
緩和な条件で行なわれる。また、この反応は通常
溶媒中で行なわれ、ジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジエチルエーテル、ジオキサ
ン、ピリジン、ジメチルホルムアミド、もしくは
これらの混合溶媒が繁用されるが、その他この反
応に悪影響を与えない一般有機溶媒も使用でき、
さらに前記ルイス酸および塩基が液体である場合
はそれらを溶媒と兼ねて使用することもできる。 この反応において反応中または反応の後処理中
に、例えば、 ○イ 化合物(1′)もしくは()におけるカル
ボキシ基がその誘導体に転じる場合、およびカ
ルボキシ基の誘導体が遊離のカルボキシ基に転
じる場合、 ○ロ 化合物()のR3におけるアミノ基、モノ
置換アミノ基、アルカンスルホンアミド基、メ
ルカプト基およびヒドロキシ基が化合物()
によつてアシル化され、対応するアシルアミノ
基、N―置換アシルアミノ基、N―アシルアル
カンスルホンアミド基、アシルチオ基、および
アシルオキシ基に転化する場合、 ○ハ 化合物()のR3におけるアミノ基が塩酸、
臭化水素酸等の無機酸、義酸、酢酸、フマル
酸、マレイン酸、P―トルエンスルホン酸等の
有機酸との塩を生ずる場合、 ○ニ 化合物()もしくは(1′)のR1′および
R3中のアミノ、イミノ、ヒドロキシ、メルカ
プトおよびカルボキシ基における保護基が脱離
し、それぞれ遊離のアミノ、イミノ、ヒドロキ
シ、ヒドロキシイミノ、メルカプトおよびカル
ボキシ基に転ずる場合等の副反応を起こすこと
があるが、そのような場合もこのプロセスの範
囲に含まれる。 このプロセスにより製造される化合物(1′)
はアゼチジン核の3位の不斉炭素による2種の立
体異性体の混合物として生成することがあり、こ
のような場合は所望により常法の光学分割により
それぞれを分割することができる。 (2) プロセス2について: このプロセスは化合物()に2―置換酢酸
()もしくはその反応性誘導体を作用させるこ
とにより行なわれる。 このプロセスにおいて使用される2―置換酢酸
()の反応性誘導体の代表例としては前記プロ
セス1において述べた2―置換酢酸の反応性誘導
体の例示をそのままあげることができる。 この反応は常法により行なわれ、例えば、反応
条件としては冷却下ないし室温程度の反応温度
で、また溶媒としては通常酢酸エチル、ジクロロ
メタン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼン、
ジメチルホルムアミド、水等が繁用されるが、そ
の他この反応に悪影響を与えない一般有機溶媒も
使用することができる。また、この反応は通常塩
基の存在下で行なうのが好ましく、そのような塩
基としては例えば、前記プロセス1において述べ
た塩基の具体例があげられるが、さらに炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、炭酸
カルシウム、炭酸水素カルシウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等の無
機塩基があげられる。 この反応はルイス酸の存在下で行なつてもよ
く、そのようなルイス酸としては例えば、前記プ
ロセス1において述べたルイス酸の具体例をその
ままあげることができる。 (3) プロセス3について: このプロセスは化合物()のアシド基を還元
することにより行なわれる。 このプロセスにおける出発物質()は例え
ば、前記プロセス1,2,7等のプロセスで製造
することができる。 このプロセスにおける還元方法は例えば、化学
還元、接触還元等の常法により行なわれる。ここ
で化学還元に使用される還元剤としては例えば、
錫、亜鉛、鉄等の金属もしくは塩化クロム、酢酸
クロム等の金属化合物と塩酸、臭化水素酸、義
酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、P
―トルエンスルホン酸等の無機もしくは有機酸と
の組合わせ等があげられる。また接触還元に使用
される触媒としては例えば、プラチナ板、プラチ
ナ海綿、プラチナ黒、プラチナコロイド、酸化プ
ラチナ、プラチナワイヤー等のプラチナ触媒、パ
ラジウム海綿、パラジウム黒、酸化パラジウム、
パラジウム炭素、パラジウムコロイド、パラジウ
ム硫酸バリウム、パラジウム炭酸バリウム等のパ
ラジウム触媒、還元ニツケル、酸化ニツケル、ラ
ネーニツケル等のニツケル触媒、還元コバルト、
ラネーコバルト等のコバルト触媒、還元鉄、ラネ
ー鉄等の鉄触媒、還元銅、ウルマン銅等の銅触媒
等があげられる。 化学還元は通常溶媒中で行なわれ、水、メタノ
ール、エタノール、プロパノールおよびこれらの
溶媒と他の一般有機溶媒との混合溶媒等が繁用さ
れるが、上記の還元剤として使用する酸が液体で
ある場合には溶媒を兼えて使用することもでき
る。また接触還元も通常溶媒中で行なわれ、その
具体例としては上記化学還元において述べた溶媒
の他に、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフランおよびそれらの混合溶媒等があげら
れる。 この反応は通常冷却下ないし加温程度の緩和な
条件下で行なわれることが多い。 このプロセスにおいて、反応中または反応の後
処理中に化合物()中の保護されたアミノ、保
護されたヒドロキシ、保護されたカルボキシまた
はエステル化されたカルボキシ基がおのおの対応
する遊離のアミノ、ヒドロキシまたはカルボキシ
に転化することがあるが、そのような場合もこの
プロセスに含まれる。 このプロセスの目的物質、3―アミノアゼチジ
ノン化合物(3)は新規化合物および公知化合
物を含み、種々の抗菌性化合物、例えば、2―
〔3―〔2―{4―(3―アミノ―3―カルボキ
シプロポキシ)フエニル}―2―ヒドロキシイミ
ノアセトアミド〕―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(4―ヒドロキシフエニル)酢酸また
は2―〔3―〔2―{4―(3―アミノ―3―カ
ルボキシプロポキシ)フエニル}―2―ヒドロキ
シイミノアセトアミド〕―2―オキソ―1―アゼ
チジニル〕―2―(2―チエニル)酢酸等を製造
する合成中間体として有用である。 (4) プロセス4について: このプロセスは化合物()をそのアミノ保護
基の脱離反応に付することにより行なわれる。 このプロセスにおいて使用されるアミノ保護基
の脱離方法は加水分解、還元、イミノハロゲン化
剤次いでイミノエーテル化剤を作用させた後必要
に応じて加水分解する方法等があげられ、このよ
うな方法について次に詳述する。 ○イ 加水分解: ここで加水分解は例えば加水分解、酸分解、ア
ルコール分解、アミン分解、ヒドラジン分解等の
加溶媒分解を意味する。 加水分解は通常、酸もしくは塩基の存在下で行
なわれ、そのような酸としては例えば、塩酸、臭
化水素酸、硫酸等の無機酸、義酸、酢酸、トリフ
ルオル酢酸、プロピオン酸、ベンゼンスルホン
酸、P―トルエンスルホン酸等の有機酸の他、酸
性イオン交換樹脂も使用できる。また塩基として
は例えば、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金
属の水酸化物、炭酸塩もしくは炭酸水素塩(例え
ば、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシ
ウム等)、水酸化アンモニウム等の無機塩基、ア
ルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のアルコキ
サイドもしくはフエノキサイド(例えば、ナトリ
ウムメトキサイド、ナトリウムエトキサイド、リ
チウムフエノキサイド等)モノ、ジもしくはトリ
アルキルアミン(例えば、メチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、
ブチルアミン、N,N―ジメチル―1,3―プロ
パンジアミン、トリメチルアミン、トリエチルア
ミン等)、非置換もしくはモノ(もしくはジ)置
換アリールアミン(例えば、アニリン、N―メチ
ルアニリン、N,N―ジメチルアニリン等)、複
素環化合物(例えば、ピロリジン、モルホリン、
N―メチルモルホリン、N―メチルピペリジン、
N,N―ジメチルピペラジン、ピリジン等)ヒド
ラジン類(例えば、ヒドラジン、メチルヒドラジ
ン、エチルヒドラジン等)等の有機塩機の他、塩
基性イオン交換樹脂等があげられる。 この加水分解の反応温度は通常冷却下ないし加
温程度の緩和な条件下で行なわれることが多い。
またこの反応は通常溶媒中で行なわれ、水、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ジメチルホ
ルムアミド、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメチルスルホキサイド等の親水性溶媒もしくは
これらの混合溶媒等が繁用されるが、また上記で
例示した酸もしくは塩基が液体である場合は溶媒
を兼ねて使用することもできる。 ○ロ 還元: ここで、還元反応は化学環元、接触還元等の常
法により行なわれ、それらの還元方法の説明は前
記プロセス3において述べた還元方法の説明をお
のおのそのままあげることができ、また反応の条
件もそのままあげることができる。 ○ハ イミノハロゲン化剤次いでイミノエーテル化
剤を作用させた後必要に応じて加水分解する方
法について: この方法において、化合物()のR1 aにおけ
るアミノ保護基が有機カルボキサミドであると
き、カルボキサミド結合はより開裂しやすく、ア
ミノ保護基の脱離が起りやすい。 この方法の第1段階(イミノハロゲン化)およ
び第2段階(イミノエーテル化)は無水の溶媒中
比較的低温で行なわれ、溶媒としては例えば、ジ
クロロメタン、クロロホルム、ジエチルエーテ
ル、ジオキサン等の非プロトン性の溶媒が繁用さ
れる。 この方法の第1段階、第2段階および第3段階
(加水分解)の反応は単離することなく一つの系
で行なうのが好ましい。 この方法におけるイミノハロゲン化剤としては
例えば、三塩化燐、五塩化燐、三臭化燐、五臭化
燐、オキシ塩化燐等の燐化合物、チオニルクロリ
ド、ホスゲン等があげられる。 またこの方法におけるイミノエーテル化剤とし
ては例えば、メタノール、エタノール、プロパノ
ール、イソプロパノール、ブタノール、第3級ブ
タノール等のアルカノール、メトキシエタノー
ル、エトキシエタノール等のアルコキシ置換アル
カノール、メタンチオール、エタンチオール等の
アルカンチオール、ならびに上記アルカールおよ
びアルカンチオールのアルカリもしくはアルカリ
土類金属塩(例えばナトリウムメトキサイド、カ
リウムエトキサイド、マグネシウムエトキサイ
ド、リチウムメトキサイド、カリウムメタンチオ
レート等)等があげられる。 このようにイミノハロゲン化剤、イミノエーテ
ル化剤を作用して得られる化合物は必要に応じて
常法により加水分解するが、ここで加水分解は通
常冷却下ないし室温で行なうことが多く、単に水
もしくはメタノール、エタノール等の親水性溶媒
と水の混合物を加えるだけで反応は進行するが、
必要に応じて前記○イで述べたような酸もしくは塩
基を加えてもよい。 この方法において、化合物()のR1 aにおけ
るアミノ保護基がフタルイミドのような基である
場合、保護基の脱離は完全には進行せず、フタラ
ミン酸もしくはフタラミド型の中間体を生成する
ことがあるがこのような場合はさらに反応させる
と化合物(4)を得ることができる。 また反応中または反応の後処理中に化合物
()または(4)のR3 cにおけるある種の置換
基(例えば、N―置換もしくは非置換アルカンス
ルホンアミド、カルバモイル、保護されたヒドロ
キシ、保護されたカルボキシ、保護されたアミノ
等)がおのおの対応するアルカンスルホンアミ
ド、アミノ、ヒドロキシもしくはカルボキシ等に
転化することがあるが、このような場合もこのプ
ロセスに含まれる。 (5) プロセス5について: このプロセスは化合物()にアシル化剤を作
用させることにより行なわれる。 この反応で、原料物質として使用される3―ア
ミノ―2―アゼチジノン化合物()におけるア
ミノ基は活性化されていてもよく、そのような活
性化されたアミノ基としては例えば、イソシアネ
ート、イソチオシアネート、シツフの塩基、塩
酸、臭化水素酸等との酸との塩、トリメチルシリ
ルクロリド等のシリル化合物、オキシ塩化燐等の
燐化合物とアミノ基との反応によつて生成する基
等の常法のアミノ基の反応性誘導体をあげること
ができる。 また、この反応で使用されるアシル化剤は有機
カルボン酸、有機炭酸、有機カルバミン酸、有機
スルホン酸、有機燐酸等の有機酸であり、その有
機酸のアシル部分は前記化合物の定義の説明にお
ける第1項a)で述べたアシル部分をそのままあ
げることができ、そのようなアシル部分は脂肪
族、芳香族、芳香族置換脂肪族、複素環式および
複素環置換脂肪族のアシルからなるものである。 上記のようなアシル化剤としての有機酸は通常
その反応性誘導体に転化されており、そのような
反応性誘導体としては例えば、前記プロセス1で
述べた2―置換酢酸()における反応性誘導体
の具体例をそのままあげることができ、このよう
な場合は通常塩基の存在下で反応を行なうのが好
ましく、そのような塩基としては前記プロセス1
およびプロセス2で述べた塩基の具体例をそのま
まあげることができる。 またアシル化剤として遊離の有機酸を使用する
場合、縮合剤の存在下に反応を行なうのが好まし
く、そのような縮合剤としては例えば、N,
N′―ジシクロヘキシルカルボジイミド、N―シ
クロヘキシル―N′―ホルホリノエチルカルボジ
イミド、N―シクロヘキシル―N′―(4―ジエ
チルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド、
N,N′―ジエチルカルボジイミド、N,N′―ジ
イソプロピルカルボジイミド、N―エチル―
N′―(3―ジメチルアミノプロピル)カルボジ
イミド、N,N′―カルボニルビス(2―メチル
イミダゾール)、ペンタメチレンケテン―N―シ
クロヘキシルイミン、ジフエニルケテン―N―シ
クロヘキシルイミン、アルコキシアセチレン、1
―アルコキシ―1―クロロエチレン、亜燐酸トリ
アルキル、ポリ燐酸エチル、ポリ燐酸イソプロピ
ル、オキシ塩化燐、三塩化燐、チオニルクロライ
ド、オキサリルクロライド、トリフエニルホスフ
イン、2―エチル―7―ヒドロキシベンズイソオ
キサゾリウム塩、2―エチル―5―(3―スルホ
フエニル)イソオキサゾリウムヒドロオキサイ
ド、(クロロメチレン)ジメチルアンモニウムク
ロリド、2,2,4,4,6,6―ヘキサクロロ
―1,3,5,2,4,6―トリアザトリホスフ
イン、トリフエニルホスフインと四塩化炭素、四
臭化炭素等の四ハロゲン化炭素もしくは塩素、臭
素、ヨウ素等のハロゲンとの組み合わせによる縮
合剤等が例示される。 この反応は通常溶媒中で行なわれ、水、アセト
ン、ジクロロメタン、クロロホルム、ジメチルホ
ルムアミド等が繁用されるが、その他この反応に
悪影響を与えない一般有機溶媒も使用でき、さら
に上記で述べた塩基および縮合剤のうち液体のも
のは溶媒を兼ねて使用することができる。 このプロセスにおいて反応中または反応の後処
理中に、例えば、化合物()におけるアミノ、
モノ置換アミノ、ヒドロキシおよびメルカプト基
がアシル化剤によりアシル化されることがこのよ
うな場合もこのプロセスに含まれる。 (6) プロセス6について: このプロセスは化合物()に式R9−CHO(式
中、R9は前記と同じ意味)で示されるホルミル
化合物もしくはその反応性誘導体を作用させるこ
とにより行なわれる。 ここでホルミル化合物のホルミル基における反
応性誘導体としては例えば、基
【式】 (基中、R15およびR16はそれぞれアルキル基を意
味する)で示されるアセタール(例えば、ジメチ
ルアセタール、ジエチルアセタール、ジプロピル
アセタール等)、基
【式】(基中、X1およ びX2はそれぞれハロゲン原子を意味する)で示
されるジハロゲン体(例えば、ジクロリド、ジブ
ロミド等)等があげられる。 この反応は常法、例えば、前記プロセス5で述
べたような縮合剤の他ホスゲン、チオニルクロリ
ド、オキシ塩化燐、三臭化燐等のルイス酸の存在
下で行なうのが好ましい。 (7) プロセス7について: このプロセスは化合物()をその4位の置換
であるアラルケニル基の炭素―炭素二重結合を酸
化的に開裂反応に付することにより行なわれる。 この酸化反応は常法により行なわれ、例えば、
過マンガン酸カリウム等の過マンガン酸塩、三酸
化クロム、四酸化オスミウム等の金属酸化物、三
酸化二窒素、過酸化水素、オゾン等の酸化剤の存
在下で行なうことができる。 (8) プロセス8について: このプロセスは化合物()に式R11O−NH2
(式中、R11は前記と同じ意味)で示されるアミ
ノ基を有する化合物を常法により作用させること
により行なわれる。 上記アミノ基を有する化合物(R11O−NH2
におけるアミノ基は例えば、塩酸、硫酸等の無機
酸、義酸、酢酸、P―トルエンスルホン酸等の有
機酸との塩に転化されていてもよく、そのような
化合物を使用する場合は通常、アルカリ金属化合
物(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、燐酸カリウム等)もしくはアルカリ土
類金属(例えば、水酸化カルシウム、水酸化マグ
ネシウム等)を存在させ、アルカリ性の条件下で
反応を行なうのが好ましい。 (9) プロセス9について: このプロセスは、ホルミル基を有する化合物
(XI)を常法により、ホルミル基の還元反応に付
すことにより行なわれる。 この還元反応に使用される還元剤としては、例
えば、水素化ほう素ナトリウム、水素化ほう素リ
チウム等の水素化ほう素金属等があげられる。 (10) プロセス10について: このプロセスは、ホルミル基を有する化合物
(XII)を常法により、ホルミル基のカルボキシ基
への酸化反応に付すことにより行なわれる。 この酸化反応で、使用される酸化剤としては、
例えば、過マンガン酸カリウム等の過マンガン酸
塩、三酸化クロム、硝酸、過酸化水素、有機過酸
もしくは、その塩類(例えば、過安息香酸、m―
クロロ過安息香酸、過酢酸等、またはそのナトリ
ウムもしくは、カリウム塩等)、酸化銀等の金属
酸化物等があげられる。 (11) プロセス11について: このプロセスは化合物()もしくは、その
化合物のカルボキシ基における反応性誘導体を常
法により、分子内閉環反応に付すことにより行な
われる。 上記化合物()のカルボキシ基における反
応性誘導体としては、前記プロセス1で述べた2
―置換酢酸()の反応性誘導体の具体例をその
ままあげることができる。 この反応は、縮合剤および塩基の存在下で行な
うのが好ましく、そのような縮合剤および塩基の
具体例としては、前記プロセス1および2で述べ
た塩基の具体例ならびに前記プロセス5で述べた
縮合剤の具体例をそのままあげることができ、さ
らに無水酢酸、エチルマグネシウムブロミド、フ
エニルマグネシウムブロミド等のグリニヤール試
薬、トリイソブチルアルミニウム等のトリアルキ
ル金属等もあげられる。 (12) プロセス12について: このプロセスは、常法により化合物()に
おけるアミノ、ヒドロキシおよびカルボキシ保護
基の脱離反応に付することにより行なわれる。 この保護基の脱離方法は、例えば、加水分解、
還元、ハロゲン化金属、金属メルカプチド、金属
シアナイド、金属チオシアネート等の金属塩を用
いる方法等の常法により行なわれ、このような方
法における反応試剤、反応条件(例えば、反応溶
媒、反応温度等)等は、前記プロセス3および4
で述べた対応する各方法における説明をそのまま
あげることができる。 この反応によつて、化合物()のR1 fで示
されるアシルアミノ基中の保護されたアミノ基、
保護されたヒドロキシ基および保護されたカルボ
キシ基は、それぞれに対応する遊離のアミノ基、
ヒドロキシ基に転化する。 (13) プロセス13について: このプロセスは、化合物()のR3 eにおけ
るカルボキシ保護基の脱離反応に付することによ
り行なわれる。 このプロセスにおけるカルボキシ保護基の脱離
方法は、例えば、加水分解、還元、ハロゲン化金
属、金属メルカプチド、金属シアナイド、金属チ
オシアネート等の金属塩を用いる方法等の常法に
より行なわれ、このような方法における反応試
剤、反応条件(例えば、反応溶媒、反応温度等)
等は、前記プロセス3および4で述べた対応する
各方法における説明をそのままあげることができ
る。 (14) プロセス14について: このプロセスは、化合物()におけるアミ
ノ、ヒドロキシおよびカルボキシ保護基の脱離反
応に付することにより行なわれる。 このプロセスにおける保護基の脱離方法は例え
ば、加水分解、還元等の常法により行なわれ、こ
のような方法における反応試剤、反応条件(例え
ば、反応溶媒、反応温度等)等は、前記プロセス
3および4で述べた対応する各方法における説明
をそのままあげることができ、このような方法
で、化合物()のR3 g中のアラルキル上の保
護されたアミノ基、保護されたヒドロキシ基およ
び保護されたカルボキシ基における保護基が脱離
され、対応する遊離のアミノ基、ヒドロキシ基お
よびカルボキシ基に転化する。 (15) プロセス15について: このプロセスは、化合物()を常法によ
り、ハロゲン化することにより行なわれる。 ここで使用されるハロゲン化剤としては、例え
ば、クロル、ブロム、ヨード等のハロゲン、五塩
化燐、チオニルクロリド、塩化第一銅等の無機ハ
ロゲン化合物、N―ハロアミド(例えば、N―ブ
ロモアセトアミド、N―ヨードアセトアミド等)、
N―ハロイミド(例えば、N―クロロサクシンイ
ミド、N―ブロモサクシンイミド、N―クロロフ
タルイミド等)、ピリジニウムブロミド、パーブ
ロミド、ジオキサン・ブロミド等の有機ハロゲン
化合物、次亜塩素酸、次亜塩素酸第3級ブチルエ
ステル等の次亜ハロゲン酸もしくは、そのアルキ
ルエステル、ベンゼンスルフエニルクロリド、キ
ノリン―2―スルフエニルクロリド等のスルフエ
ニルハライド等があげられる。 (16) プロセス16について: このプロセスは、化合物(15)に式R2 g−H
(式中、R2 gは前記と同じ意味)で示される求核性
化合物を常法により、反応させることにより行な
われる。 式R2 g−Hで示される求核性化合物は窒化水素
酸、アミン等の窒素―求核性化合物、脂肪族、芳
香族置換の脂肪族もしくは、芳香族ヒドロキシ化
合物(例えば、アルカノール、アラルカノール、
フエノール等)等の酸素―求核性化合物、脂肪
族、芳香族置換脂肪族、芳香族もしくは、複素環
チオール化合物(例えば、アルカンチオール、ア
レーンチオール、アラルカンチオール、複素環チ
オール等)のイオウー求核性化合物を含み、具体
的には、上記求核性化合物の式中R2 gが、前記化
合物(16)のR2 gにおいて例示した基である化合
物をあげることができる。 上記のような求核性化合物は、アルカリ金属、
アルカリ土類金属等の金属の塩の形で、使用され
てもよく、そのようなアルカリ金属もしくは、ア
ルカリ土類金属としては、例えば、ナトリウム、
カリウム、マグネシウム、カルシウム等があげら
れる。また、窒化水素酸は、通常ナトリウム等の
アルカリ金属との塩の形で使用されることが多
い。 (17) プロセス17について: このプロセスは、化合物()を常法によ
り、ハロゲン化することにより行なわれる。 ここで使用されるハロゲン化剤としては、例え
ば、クロル、ブロム、ヨード等のハロゲン、N―
ハロアセトアミド(例えば、N―ブロモアセトア
ミド等)、N―ハロラクタム(例えば、N―ブロ
モカプロラクタム等)、N―ハロイミド(例えば、
N―クロロサクシンイミド、N―ブロモサクシン
イミド、N―ブロモフタルイミド等)N―ハロヒ
ダントイン(例えば、N―クロロヒダントイン、
N―ブロモヒダントイン等)等のN―ハロアミド
等があげられる。 このハロゲン化反応は、常法により行なわれ、
紫外線照射、もしくは触媒量のラジカル反応の開
始剤の存在下で行なうのが好ましい。 ここでラジカル反応の開始剤としては、例え
ば、過酸化ベンジル、m―クロロ過安息香酸、第
3級ブチルヒドロパーオキサイド等の過酸化物、
アゾビス(イソブチロニトリル)、α,α′―アゾ
イソブタン酸メチルエステル等のアゾ化合物、ま
たは、上記過酸化物(例えば、第3級ブチルヒド
ロバーオキサイド)と有機カルボン酸のコバルト
もしくは、銅塩の組み合わせ等があげられる。 (18) プロセス18について: このプロセスは、ハロゲン化された化合物(
17)に複素環チオールを作用させることにより行
なわれる。 ここで使用される複素環チオールは式R17
SH(式中、R17は複素環式基を意味する)で示さ
れ、R17で定義される複素環式基は前記定義の説
明における第1項a)のアシル部分で述べた複素
環アシルにおける複素環式基の具体例をそのまま
あげることができる。 このプロセスは、出発物質(17)のR6 bおよび
(または)R7 bで定義されるハロアルキル基が上記
の複素環チオールと反応し、複素環チオアルキル
を形成する反応である。 この反応は常法により行なわれ、例えば、この
反応は塩基の存在下で行なうのが好ましく、その
ような塩基としては例えば、前記プロセス1およ
び2において述べた塩基の具体例をそのままあげ
ることができる。 (19) プロセス19において: このプロセスは化合物()をハロゲン化し
た後続いて脱ハロゲン化水素反応に付すことによ
り行なわれる。 このプロセスにおいては、先ず化合物()
をハロゲン化することにより、次式に示す化合物
が得られる。 (式中、R1およびR8は前記と同じ意味であり、
X4はクロル、ブロム等のハロゲン原子を意味す
る) ここでハロゲン化反応に使用されるハロゲン化
剤としては例えば、クロル、ブロム等のハロゲ
ン、スルフリルクロリド等のスリフリルハライ
ド、N―ブロモアセトアミド等のN―ハロアミ
ド、N―ブロモサクシンイミド、N―ブロモフタ
ルイミド等のN―ハロイミド、N―クロロ―1H
―ベンゾトリアゾール、1,3,5―トリクロロ
―2,4,6―トリオキソパーヒドロトリアジン
等のN―ハロ複素環化合物、フエニルヨードクロ
リド、ピリジニウムヨードブロミド等のハロ化合
物とハロゲンとの錯化合物、塩化第二銅等の金属
ハロゲン化物があげられ、その他イオウ原子に隣
接する炭素原子をハロゲン化できるような常法の
ハロゲン化剤を使用することができる。 このようにして生成した化合物を脱ハロゲン化
水素することにより目的化合物(19)を得る
が、この脱ハロゲン化水素反応は常法により行な
われ、例えば通常塩基の存在下で行なうと好結果
を得ることが多い。ここで塩基の具体例としては
例えば、前記プロセス4で述べた加水分解におけ
る塩基の具体例をそのままあげることができる。 (20) プロセス20について: このプロセスは3―ハロ―2―アゼチジノン化
合物()に窒化水素酸またはその塩類を作用
させることにより行なわれる。 このプロセスで使用される窒化水素酸の塩類と
しては、例えば、ナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属との塩、カルシウム、マグネシウム等の
アルカリ土類金属との塩等があげられる。 (21) プロセス21について: このプロセスは化合物()にヒドロキシ
ルアミンまたはその塩類を作用させることにより
行なわれる。 このプロセスで使用されるヒドロキシルアミン
の塩類としては例えば、塩酸、硫酸等の無機酸と
の塩、義酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、P―トル
エンスルホン酸等の有機酸との塩があげられる。 この反応は通常塩基の存在下で行なわれ、その
ような塩基の具体例としては例えば、前記プロセ
ス1および2で述べた塩基の具体例をそのままあ
げることができる。 この反応は通常溶媒中で行なわれ、水、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、ジメチルホル
ムアミドもしくはそれらの混合溶媒等が繁用され
るが、その他この反応に悪影響を与えない一般有
機溶媒も使用できる。 この反応の温度は室温ないし加温程度の緩和な
条件で行なわれることが多い。 上記のプロセス1〜21により得られる目的化合
物は常法により単離精製され、また各プロセスで
得られる化合物は単離精製せずそのまま次のプロ
セスの出発物質として使用することもできる。 この発明のアゼチジノン化合物()は抗菌活
性を有し医薬として有用であり、また他の抗菌性
を有する物質を製造する合成中間体として有用で
ある。すなわち、アゼチジノン化合物()のう
ち例えば、3―アシルアミノ―2―アゼチジノン
化合物は次の表に示すような抗菌活性を示し医薬
として有用でありまた、3―フタルイミド―,3
―アジド―および3―アミノ―2―アゼチジノン
化合物は上記の3―アシルアミノ―2―アゼチジ
ノン化合物を製造する合成中間体として有用であ
る。 ここで、この発明のアゼチジノン化合物()
の代表例について抗菌活性(最小発育阻止濃度)
を示すと次のとおりである。 試験方法 検定菌のスラントより1白金耳を、5mlのブイ
ヨンを含む中型試験管に接種し、30℃で一夜静置
培養する。この培養した菌1%をミユーラーヒン
トン培地(寒天1%)に加え8cm径のシヤーレに
10mlづつ分注する。下記に示すこの発明で得られ
る目的物質を10mg/mlになるように水、2%炭酸
水素ナトリウム水溶液又はメタノールに溶かし稀
釈する。これを8mm長径のパルプにつけて検定を
し、阻止円を示す最少濃度をもつてM.I.C.(最少
発育阻止濃度)とする。 M.I.C. 実施例91の化合物:エシエリヒア・コリに対して
0.25γ,シユードモナス・エルギノーザ
に対して4γ, 実施例108の化合物:エシエリヒア・コリに対し
て0.5γ, 実施例114の化合物:スタフイロコツカス・アウ
レウスに対して3.75γ,シユードモナ
ス・エルギノーザに対して15γ,エシエ
リヒア・コリに対して15γ,バチルス・
ズブリチスに対して15γ, 実施例115の化合物:スタフイロコツカス・アウ
レウスに対して60γ, 次にこの発明を実施例により説明する。 新規原料物質の製造: 製造例 1 1,3,5―トリス〔D―1―メトキシカルボ
ニル―1―(2―チエニル)メチル〕―パーヒ
ドロ―1,3,5―トリアジンの製造: D―2―(2―チエニル)グリシンメチルエス
テル塩酸塩25.0gを水130mlに溶解し、この水溶
液にベンゼン250mlを滴下した。この混液に、氷
冷下1規定水酸化ナトリウム水溶液120mlを滴下
し、更に37%ホルムアルデヒド水溶液9.9mlを加
えた。次いで同一温度で2時間混合液を撹拌し
た。反応液からベンゼン層を分離し、残つた水層
を酢酸エチルで抽出した。この抽出液を先に分離
したベンゼン層に合し、水洗後硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、残渣をジイ
ソプロピルエーテルで再結晶すると、1,3,5
―トリス〔D―1―メトキシカルボニル―1―
(2―チエニル)メチル〕―パーヒドロ―1,3,
5―トリアジン16.5gが得られた。 赤外線吸収スペクトル(以下IRと言う) νcm-1(ヌジヨール) 1739 NMR吸収スペクトル(以下NMRと言う) (内部基準:テトラメチルシラン、以下TMS
と言う) δppm(CDCl3) 3.69(9H,s),3.78(6H,s),4.89(3H,s),
6.80〜7.43(9H,m) 製造例1と実質的に同一の方法で対応するアミ
ン誘導体とホルムアルデヒドを反応させることに
より下記の化合物を製造した。 製造例 2 1,3,5―トリス(D―α―メトキシカルボ
ニル―3―メシルアミノベンジル)―パーヒドロ
―1,3,5―トリアジン。 IR νcm-1(フイルム) 3550(ブロード),3240,1730 NMR(TMS) 4.00〜4.24(2H,m) 4.05(1H,d,J=2
Hz) 5.18(1H,s) 4.56(1H,d,J=2
Hz) 7.30(5H,s) 5.34(1H,s) 7.30
(5H,s) 実施例 33 2―〔3―アミノ―4―(5―メチル―1,
3,4―チアジアゾール―2―イルチオ)―2―
オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢酸
メチル〔アゼチジン環の3位と4位における2つ
のトランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3280,1770,1640 実施例 34 2―〔3―アミノ―4―(5―メチル―1,
3,4―チアジアゾール―2―イルチオ)―2―
オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢酸
メチル〔アゼチジン環の3位と4位における2つ
のシス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3350,1765,1740 実施例 35 2―(3―アミノ―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸ベン
ジル〔アゼチジン環の3位と4位における2つの
トランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3400〜3300,1770,1740,1680 実施例 36 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―(2―チエニル)酢酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 2750〜2250,1760(肩),1745,1620 実施例 37 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―(2―フリル)酢酸。 IR δppm(CDCl3) 3.08(3H,s),3.61(5H,ブロードs),4.53
(1H,s),7.0〜7.6(4H,m),7.71(1H,ブロ
ードs) 製造例 3 1,3,5―トリス〔dl―1―メトキシカルボ
ニル―1―(1―ナフチル)メチル〕―パーヒド
ロ―1,3,5―トリアジン、mp148〜151℃。 製造例 4 1,3,5―トリス(dl―1―メトキシカルボ
ニル―2―フエニルチオエチル)―パーヒドロ―
1,3,5―トリアジン。 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.10〜3.90(15H,m),3.68(9H,s),7.1〜
7.5(15H,m) 製造例 5 1,3,5―トリス(4―ベンジルオキシ―α
―メトキシカルボニルフエネチル)―パーヒドロ
―1,3,5―トリアジン、mp106〜109℃。 製造例 6 1,3,5―トリス〔dl―エリスロ―α―メト
キシカルボニル―β―メトキシフエネチル)―パ
ーヒドロ―1,3,5―トリアジン。 製造例 7 1,3,5―トリス〔dl―1―(2―フリル)
―1―メトキシカルボニルメチル〕―パ―ヒドロ
―1,3,5―トリアジン。 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.5〜3.8(12H,m),4.74(3H,s),6.28(6H,
m),7.32(3H,m) 製造例 8 1,3,5―トリス〔メトキシカルボニルメチ
ル)―パ―ヒドロ―1,3,5―トリアジン。 IR νcm-1(フイルム) 1740〜1755 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.48(6H,s),3.73(15H,s) 製造例 9 1,3,5―トリス〔エトキシカルボニルメチ
ル)―パ―ヒドロ―1,3,5―トリアジン。 IR νcm-1(フイルム) 1730〜1750 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 1.25(9H,t,J=6Hz),3.45(6H,s),
3.73(6H,s),4.17(6H,q,J=6Hz) 製造例 10 1,3,5―トリス〔ベンジルオキシカルボニ
ルメチル)―パ―ヒドロ―1,3,5―トリアジ
ン。 IR νcm-1(フイルム) 1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.44(6H,s),3.69(6H,s),5.10(6H,s),
7.40(15H,s) 製造例 11 1,3,5―トリス〔D―α―メトキシカルボ
ニルベンジル)―パ―ヒドロ―1,3,5―トリ
アジン、mp148〜155℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1730 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.49(9H,s),3.51(6H,s),4.50(1H,s),
7.42〜6.90(15H,m) 製造例 12 1,3,5―トリス〔D―4―ベンジルオキシ
―α―メトキシカルボニルベンジル)―パ―ヒド
ロ―1,3,5―トリアジン、mp141〜145℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1725 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.58(15H,s),4.50(3H,s),5.04(6H,
s),6.80(6H,d,J=9Hz),7.29(6H,d,
J=9Hz),7.40(15H,s) 製造例 13 1,3,5―トリス〔D―4―ベンジルオキシ
カルボニルオキシ―α―メトキシカルボニルベン
ジル)―パ―ヒドロ―1,3,5―トリアジン。 IR νcm-1(フイルム) 1740,1710 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.50(15H,s),4.42(3H,s),5.23(6H,
s),6.99(6H,d,J=9Hz),7.23(6H,d,
J=9Hz),7.27(15H,s) 製造例 14 1,3,5―トリス〔dl―2―メトキシカルボ
ニル―1―フエニルエチル)―パ―ヒドロ―1,
3,5―トリアジン、mp92〜96℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1735 製造例 15 1,3,5―トリス〔4―メトキシカルボニル
フエニル)―パ―ヒドロ―1,3,5―トリアジ
ン、mp208〜209.5℃(分解)。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1710 製造例 16 1,3,5―トリス〔D―α―ベンジルオキシ
カルボニルベンジル)―パ―ヒドロ―1,3,5
―トリアジン、mp118〜119℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1730,1740(肩) NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.57(6H,s),4.52(3H,s),4.95(6H,s),
6.95〜7.45(30H,m) 製造例 17 1,3,5―トリス〔D―α―メトキシカルボ
ニル―3―ニトロベンジル)―パ―ヒドロ―1,
3,5―トリアジン。 IR νcm-1(液状フイルム) 1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.65(15H,ブロードs),4.65(3H,s),7.45
〜8.2(12H,m) 製造例 18 1,3,5―トリス〔D―α―ベンジルオキシ
カルボニル―4―ベンジルオキシベンジル)―パ
―ヒドロ―1,3,5―トリアジン、mp108〜
110℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1745,1735,1720 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.55(6H,s),4.47(3H,s)4.92(12H,s)
6.76(6H,d,J=8Hz),7.00〜7.44(36H,
m) 製造例 19 1,3,5―トリス〔4―フエナチルオキシ―
α―フエナチルオキシカルボニルベンジル)―
パ―ヒドロ―1,3,5―トリアジンの製造: N―第3級ブトキシカルボニル―2―(4―ヒ
ドロキシフエニル)グリシン9.18g、フエナチル
プロマイド6.86g及び水酸化ナトリウム1.37gの
夫々をN,N―ジメチルホルムアミド100mlに溶
解させた溶液を室温下4時間撹拌した。反応混合
物を水500ml中に注ぎ、酢酸エチル各50mlを使つ
て3回抽出した。抽出液を合して水洗し、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を蒸発し、
油状のN―第3級ブトキシカルボニル―2―(4
―ヒドロキシフエニル)グリシンフエナチルエス
テル13.19gを得た。 IR νcm-1(フイルム) 3400(ブロード),1750,1710,1690 前記で得た化合物3.56g、フエナチルブロマイ
ド1.84g及び炭酸カリウム1.28gの夫々を乾燥ア
セトン71mlに溶解させた溶液を7時間加熱還流し
た。不溶物を反応混合物から除去し、濾液を減圧
下に蒸発乾固し、得られた残渣をクロロホルムに
溶解した。クロロホルム溶液を水洗し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。クロロホルムを減圧下に留
去し残渣を得た。残渣にジイソプロピルエーテル
を加えるとN―第3級ブトキシカルボニル―2―
(4―フエナチルオキシフエニル)グリシンフエ
ナチルエステルの結晶4.12gが得られた。本品を
エタノールで再結晶するとmp125〜126℃の純品
が得られた。 前記で得た化合物1gを酢酸エチル10mlに溶解
し、臭化水素酸と酢酸の混合物(容量比4:1)
2mlを加え、反応混合物を室温下30分間撹拌し
た。析出した結晶を濾取し酢酸エチルで洗浄する
と2―(4―フエナチルオキシフエニル)グリシ
ンフエナチルエステル臭化水素酸塩830mgを得た。
本品をエタノール、メタノール及びジエチルエー
テルの混液で再結晶すると、mp176〜177℃の純
品0.55gが得られた。 かくして得られた化合物9.5gと37%ホルムア
ルデヒド水溶液6mlを、製造例1と実質的に同一
の方法で反応させると、1,3,5―トリス〔4
―フエナチルオキシ―α―フエナチルオキシカル
ボニルベンジル)―パ―ヒドロ―1,3,5―ト
リアジン7.25gが得られた。mp80〜90℃。 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.70(6H,s),4.65(3H,s),5.19(6H,s),
5.23(6H,s),6.86〜8.04(42H,m). 製造例 20 D―2―(4―ベンジルオキシフエニル)―N
―メチルチオメチレングリシンベンジルエステ
ルの製造: トリエチルアミン3.9gを乾燥クロロホルム10
mlに溶解した溶液を、D―2―(4―ベンジルオ
キシフエニル)グリシンベンジルエステルのp―
トルエンスルホネート20gの乾燥クロロホルム
400ml溶液に、氷冷下撹拌しながら滴下した。チ
オ蟻酸O―エチルエステル5.21gを乾燥クロロホ
ルム10mlに溶解した溶液を、同一温度で前記混合
物に滴下した。次いで反応混合物を室温下に一夜
撹拌し、氷水400ml中に注いだ後、不溶物を濾去
した。有機溶液層を1%燐酸水溶液及び水で夫々
洗浄した後硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで減
圧下に溶媒を蒸発乾固した。残渣13.1gをシリカ
ゲル100gのクロマトグラフに展開し、ベンゼン
で溶出した。目的物質を含有する分画を合し、溶
媒を減圧下に留去すると、D―2―(4―ベンジ
ルオキシフエニル)―N―チオホルミルグリシン
ベンジルエステルの結晶3.66gが得られた。本品
をベンゼンとn―ヘキサンの混液で再結晶する
と、mp124〜126℃の純品が得られた。 D―2―(4―ベンジルオキシフエニル)―N
―チオホルミルグリシンベンジルエステル3.56
g、炭酸カリウム0.63g及び沃化メチル3.89gを
乾燥アセトン35mlに加えた混合物を室温下23時間
撹拌した。固状物を濾去し、濾液を減圧下に蒸発
乾固した。残渣はクロロホルムに溶解し、水洗後
硫酸マグネシウムで乾燥し、更に減圧下に蒸発乾
固すると結晶状物質を得た。本品にジイソプロピ
ルエーテルを加えて粉砕し濾取すると、D―2―
(4―ベンジルオキシフエニル)―N―メチルチ
オメチレングリシンベンジルエステル3.08gが得
られた。エタノールで再結晶するとmp78〜80℃
の純品を得た。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1730,1610 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.36(3H,s),5.00(2H,s),5.08(1H,s),
5.10(2H,s),6.78〜7.56(14H,m),8.25
(1H,s) 製造例20と実質的に同一の方法により下記の化
合物(製造例21及び22)を製造した。 製造例 21 D―2―(4―ベンジルオキシフエニル)―N
―メチルチオメチレングリシンメチルエステル。 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.40(3H,s),3.65(3H,s),5.01(1H,s),
5.06(1H,s),6.83〜7.53(9H,m),8.28
(1H,s) 製造例 22 D―N―メチルチオメチレン―2―フエニルグ
リシンメチルエステル。 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.36(3H,s),3.60(3H,s),5.03(1H,s),
7.25(5H,s),8.20(1H,s) 製造例 23 D―N―ベンジリデン―2―(4―ヒドロキシ
フエニル)グリシンメチルエステルの製造: D―2―(4―ヒドロキシフエニル)グリシン
メチルエステル16.8gとベンズアルデヒド9.86g
をメタノール250mlに溶解した溶液を1時間加熱
還流した。メタノールを減圧下に留去し、残渣を
ベンゼン200mlに溶解した。沈殿した結晶を濾取
し、ベンゼンで再結晶すると、mp128℃のD―N
―ベンジリデン―2―(4―ヒドロキシフエニ
ル)グリシンメチルエステル21.0gが得られた。 製造例23と実質的に同一の方法により、下記の
化合物(製造例24及び25)を製造した。 製造例 24 D―N―ベンジリデン―2―フエニルグリシン
メチルエステル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1740,1635 製造例 25 D―N―シンナミリデン―2―フエニルグリシ
ンメチルエステル。 IR νcm-1(フイルム) 1740,1635 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.66(3H,s),5.05(1H,s),6.93〜7.08
(2H,m),7.16〜7.60(10H,m),8.05(1H,
q) 目的化合物の製造: 実施例 1 ピリジン480mgをジクロロメタン2mlに溶解し、
2―フタルイミド酢酸クロライド1.34gをジクロ
ロメタン20mlに溶解した溶液に、−35〜−30℃の
温度下で15分間を要して滴下した。他方1,3,
5―トリス〔D―1―(2―チエニル)―1―メ
トキシカルボニルメチル〕―パーヒドロ―1,
3,5―トリアジン550mgと3弗化ほう素のジエ
チルエーテル錯化合物430mgをジクロロメタン10
mlに溶解しておき、この溶液を、−60℃の温度下
で、先に得た溶液に15分間を要して滴下した。反
応混合物を同温度で2時間撹拌し、更に氷冷下30
分間撹拌を続けた。反応混合物を減圧下に蒸発乾
固し、酢酸エチル30ml及び水30mlを残渣に注いだ
後不溶物を濾去した。酢酸エチル層を濾液より分
離し、残つた水層を酢酸エチルで抽出した。酢酸
エチル層を合し、希塩酸で3度炭酸水素ナトリウ
ム水溶液で3度、水で1度夫々洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去して得
られた残渣を、シリカゲル20gのカラムクロマト
グラフに展開した。クロロホルムで、溶出を行な
い、目的物質を含む分画を集めた。この濃液より
クロロホルムを減圧下に留去すると、油状のD―
2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1―アセ
チジニル)―2―(2―チエニル)酢酸メチル
720mgを得た(本品はアゼチジン環の3位におけ
る2つの異性体の混合物である)。かくして得ら
れた化合物をエタノールで再結晶すると、前記化
合物の異性体の一方が結晶状で得られた(300
mg)。mp167〜170℃。 実施例1と実質的に同一の方法で、対応するパ
ーヒドロ―1,3,5―トリアジン誘導体と2―
置換酢酸クロライドを反応させることにより下記
の化合物(実施例2〜15)を製造した。 実施例 2 D―2―(3―アジド―2―オキソ―1―アゼ
チジニル)―2―フエニル酢酸メチル〔アゼチジ
ン環の3位における異性体(a)と(b)の混合物(混合
比約3:1)〕。 IR νcm-1(フイルム) 2080,1760,1730. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 2.93(1H,q,J=2Hz,6Hz) 3.73(3H,s) 3.86(1H,t,J=6Hz) 4.63(1H,q,J=2Hz,6Hz) 5.56(1H,s) 7.28(5H,s) 異性体 (b); 3.26〜3.76(2H,m) 3.80(3H,s) 4.50(1H,q,J=2Hz,5Hz) 5.60(1H,s) 7.33(5H,s) 実施例 3 dl―2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1
―アゼチジニル)―3―フエニルチオプロピオン
酸メチルエステル〔アゼチジン環の3位における
異性体(a)と(b)の混合物(混合比約3:2)〕。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1785,1770,1735,1715 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 3.1〜3.9(4H,m) 3.76(3H,s) 4.64(1H,d,d,J=8.5,5Hz) 5.20(1H,d,d,J=6,3Hz) 7.30(5H,m) 7.70(4H,m) 異性体 (b); 3.1〜3.9(4H,m) 3.76(3H,s) 4.64(1H,d,d,J=8.5,5Hz) 5.40(1H,t,J=6Hz) 7.30(5H,m) 7.70(4H,m) 実施例 4 dl―2―(1―ナフチル)―2―(2―オキソ
―3―フタルイミド―1―アゼチジニル)酢酸メ
チル、mp200.5〜201.5℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1724,1740,1750,1782 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.16(1H,d,d,J=6,3Hz),3.80(3H,
s),3.89(1H,t,J=6Hz),5.50(1H,d,
d,J=6,3Hz),6.45(1H,s),7.3〜8.3
(7H,m) 実施例 5 dl―エリスロ―3―メトキシ―3―フエニル―
2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼ
チジニル)プロピオン酸メチル〔2つの異性体(a)
及び(b)の混合物(混合比約3:2)〕。 異性体 (a); mp150〜155℃ IR νcm-1(ヌジヨール) 1785(肩),1760,1735,1715 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.24(3H,s),3.86(3H,s),4.56(1H,d,
J=8Hz),4.84(1H,d,J=8Hz),5.08
(1H,d,d,J=3,6Hz),7.37(5H,
s),7.6〜7.8(4H,m) 異性体 (b): NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.36(3H,s),3.68(3H,s),4.71(1H,d,
J=6Hz),4.95(1H,d,J=6Hz),5.38
(1H,d,d,J=6,4Hz),7.40(5H,
s),7.6〜7.9(4H,m) 実施例 6 dl―3―(4―ベンジルオキシフエニル)―2
―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジニ
ル)プロピオン酸メチル(2つの立体異性体の混
合物)。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1780,1760,1738,1705 実施例 7 D―2―(3―アジド―2―オキソ―1―アゼ
チジニル)―2―(2―チエニル)アセテート
〔アゼチジン環の3位における異性体(a)と(b)の混
合物(混合比約1:1)〕。 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 3.17(1H,d,d,J=2.5,6Hz) 3.80(3H,s) 3.95(1H,t,J=6Hz) 4.70(1H,d,d,J=2.5,6Hz) 5.88(1H,s) 7.05(2H,m) 異性体 (b); 3.60(2H,m) 3.82(3H,s) 4.53(1H,d,d,J=2.5,6Hz) 5.87(1H,s) 7.05(2H,m) 7.26(1H,m) 実施例 8 D―2―〔2―オキソ―3―(2―オキソ―
4,5―ジフエニル―4―オキサゾリン―3―イ
ル―1―アゼチジニル〕―2―(2―チエニル)
酢酸メチル〔アゼチジン環の3位における異性体
(a)と(b)の混合物(混合比約2:1)〕。 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a): 3.67(1H,d,d,J=2.5,6Hz) 3.76(3H,s) 3.84(1H,t,J=6Hz) 4.92(1H,d,d,J=2.5,6Hz) 5.82(1H,s) 6.88〜7.62(13H,m) 異性体 (b): 3.60(1H,t,J=6Hz) 3.80(3H,s) 4.08(1H,d,d,J=2.5,6Hz) 4.80(1H,d,d,J=2.5,6Hz) 5.78(1H,s) 6.88〜7.62(13H,m) 実施例 9 D―2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1
―アゼチジニル)―2―(4―フエナチルオキシ
フエニル)酢酸フエナチル〔アゼチジン環の3位
における異性体(a)と(b)の混合物(混合比約2:
1)〕。 IR νcm-1(フイルム) 1780(肩),1760,1720,1700,1680(肩) NMR(TMS) δppm(CDCl3): 異性体 (a); 3.43(1H,d,d,J=3Hz,5Hz) 3.82(1H,t,J=5Hz) 5.30〜5.54(5H,m) 異性体 (b); 3.55(1H,t,J=5Hz) 4.06(1H,d,d,J=3Hz,5Hz) 5.30〜5.54(5H,m) 実施例 10 Dl―2―(2―フリル)―2―(2―オキソ
―3―フタルイミド―1―アゼチジニル)酢酸メ
チル〔2つの異性体(a)と(b)の混合物(混合比約
4:1)〕、mp176〜178℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1770.(肩),1760,1730,1710 実施例 11 D―2―(3―アジド―2―オキソ―1―アゼ
チジニル)―2―(4―ベンジルオキシフエニ
ル)酢酸ベンジル〔アゼチジン環の3位における
異性体(a)と(b)の混合物。 IR νcm-1(フイルム) 2100,1765,1735 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 2.94(1H,d,d,J=2Hz,5Hz) 3.84(1H,t,J=5Hz) 4.62(1H,d,d,J=2Hz,5Hz) 5.03(2H,s) 5.13(2H,s) 5.61(1H,s) 7.09(4H,AB―q,J=8Hz) 7.12〜7.56(10H,m) 異性体 (b); 3.35(1H,t,J=5Hz) 3.56(1H,d,d,J=2Hz,5Hz) 4.46(1H,d,d,J=2Hz,5Hz) 5.03(2H,s) 5.18(2H,s) 5.58(1H,s) 7.09(4H,AB―q,J=8Hz) 7.12〜7.56(10H,m) 実施例 12 Dl―2―(3―ベンジルオキシ―2―オキソ
―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢酸ベンジ
ル〔2つの異性体(a)と(b)の混合物(混合比約5:
2)〕。 IR νcm-1(フイルム) 1760,1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3): 異性体 (a); 3.18(1H,d,d,J=4Hz,5Hz) 4.02(1H,d,d,J=5Hz,6Hz) 5.17(4H,s) 5.27(1H,d,d,J=2Hz,5Hz) 5.75(1H,s) 6.8〜7.4(15H,m) 異性体 (b); 3.52(1H,d,d,J=4Hz,5Hz) 3.78(1H,d,d,J=2Hz,4Hz) 5.12(1H,d,d,J=2Hz,6Hz) 5.17(4H,s) 5.72(1H,s) 6.8〜7.4(15H,m) 実施例 13 D―2―(3―フエノキシ―2―オキソ―1―
アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メチル〔アゼ
チジン環の3位における異性体(a)と(b)の混合物
(混合比約1:1)〕。 IR νcm-1(フイルム) 1790,1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 3.15(1H,d,d,J=2Hz,6Hz) 3.70(3H,s) 5.28(1H,d,d,J=2Hz,5Hz) 5.67(1H,s) 6.8〜7.4(10H,m) 異性体 (b); 3.52(1H,d,d,J=5Hz,6Hz) 3.70(3H,s) 5.06(1H,d,d,J=2Hz,5Hz) 5.63(1H,s) 6.8〜7.4(10H,m) 実施例 14 D―2―(3―クロロ―2―オキソ―1―アゼ
チジニル)―2―フエニル酢酸メチル〔アゼチジ
ン環の3位における異性体(a)と(b)の混合物(混合
比約1:1)〕。 IR νcm-1(フイルム) 1770(ブロード),1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 3.14(1H,d,d,J=2Hz,6Hz) 3.75(3H,s) 4.81(1H,d,d,J=2Hz,5Hz) 5.64(1H,s) 7.2〜7.5(5H,m) 異性体 (b); 3.60(1H,t,J=6Hz) 3.78(3H,s) 4.77(1H,d,d,J=2Hz,6Hz) 5.61(1H,s) 7.2〜7.5(5H,m) 実施例 15 D―2―(3―ジエチルホスホリルアミノ―2
―オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢
酸メチル〔アゼチジン環の3位における異性体の
混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3450,1750,1710,1270 実施例 16 1,3,5―トリス(D―α―メトキシカルボ
ニル―3―メシルアミノベンジル)パーヒドロ―
1,3,5―トリアジン2.53gを実施例1と実質
的に同一の方法で2―フタルイミド酢酸クロライ
ド8.38gと反応させ、mp127〜132℃のD―2〔3
―{N―メシル―2―(フタルイミド)アセタミ
ド}フエニル〕―2―(2―オキソ―3―フタル
イミド―1―アゼチジニル)酢酸メチル2.2gを
得た。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1780(肩),1770,1730,1720 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.57(3H,s),3.74(1H,m),3.85(3H,s),
4.03(1H,t,J=6Hz),4.22(2H,s),
5.54(1H,d,d,J=6Hz,3Hz),5.93
(1H,s),7.60(12H,m) 実施例 17 D―2―(4―ベンジルオキシフエニル)―N
―メチルチオメチレングリシンベンジルエステル
2.67gをメチレンクロライドに溶解する。他方フ
タルイミド酢酸クロライド1.47gをメチレンクロ
ライド10mlに溶解し、この溶液を先に得た溶液に
0〜5℃で撹拌下10分間を要して滴下した。同温
度で更に15分間撹拌した後、トリエチルアミン
0.67gをメチレンクロライド10mlに溶解した溶液
を、前記混合物に室温下で滴下し、40分間撹拌を
続けた。反応混合物を水、希塩酸、炭酸水素ナト
リウム水溶液、水の順序で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後減圧下に蒸発乾固した。残渣
3.69gをシリカゲル110gのクロマトグラフに展
開し、クロロホルムで溶出した。各溶出分画を合
し蒸発乾固すると油状のD―2―(4―ベンジル
オキシフエニル)―2―(4―メチルチオ―2―
オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジニル)
酢酸ベンジル3.15gを得た。本品は2つの3,4
―トランス異性体(a)と(b)の約1:1.7混合物と同
定した。 IR νcm-1(フイルム) 1780,1770,1740,1720 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 2.10(3H,s) 4.69(1H,d,J=2.5Hz) 5.01(2H,s) 5.30(1H,d,J=2.5Hz) 5.57(1H,s) 6.69〜7.52(14H,m) 7.56〜7.94(4H,m) 異性体 (b); 1.83(3H,s) 5.02(2H,s) 5.29(2H,s) 5.40(1H,s) 6.69〜7.52(14H,m) 7.56〜7.94(4H,m) 実施例17と実質的に同一の方法で、対応するグ
リシン誘導体と2―置換酢酸クロライドを反応さ
せることにより下記の化合物(実施例18〜29)を
製造した。 実施例 18 D―2―(4―ベンジルオキシフエニル)―2
―(4―メチルチオ―2―オキソ―3―フタルイ
ミド―1―アゼチジニル)酢酸クロライド〔アゼ
チジン環の3位と4位における2つのトランス異
性体(a)と(b)の混合物(混合比約2:1)〕。 IR νcm-1(フイルム) 1780,1770,1740,1720 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 2.14(3H,s) 3.79(3H,s) 4.71(1H,d,J=2.5Hz) 5.04(2H,s) 5.33(1H,d,J=2.5Hz) 5.54(1H,s) 6.86〜7.54(9H,m) 7.58〜7.96(4H,m) 異性体 (b); 1.87(3H,s) 3.81(3H,s) 5.05(2H,s) 5.30(2H,s) 6.86〜7.54(9H,m) 7.58〜7.96(4H,m) 実施例 19 2―(3―アジド―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メチ
ル〔アゼチジン環の3位と4位における2つのト
ランス異性体(a)と(b)の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 2120,1778,1750 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 1.73(3H,s) 3.74(3H,s) 4.54(1H,d,J=2Hz) 4.82(1H,d,J=2Hz) 5.40(1H,s) 7.40(5H,s) 異性体 (b); 1.98(3H,s) 3.74(3H,s) 4.38(1H,d,J=2Hz) 4.54(1H,d,J=2Hz) 5.28(1H,s) 7.38(5H,s) 実施例 20 2―(3―アジド―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢酸ベン
ジル〔アゼチジン環の3位と4位における2つの
トランス異性体(a)と(b)の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 2110,1780,1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 1.67(3H,s) 4.45(1H,d,J=2Hz) 4.80(1H,d,J=2Hz) 5.26(2H,s) 5.43(1H,s) 7.30(5H,s) 7.35(5H,s) 異性体 (b); 1.93(3H,s) 4.33(1H,d,J=2Hz) 4.48(1H,d,J=2Hz) 5.26(2H,s) 5.30(1H,s) 7.27(5H,s) 7.32(5H,s) 実施例 21 2―(3―アジド―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル)―2―(4―ベンジルオ
キシフエニル)酢酸メチル〔アゼチジン環の3位
と4位における2つのトランス異性体(a)と(b)の混
合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 2120,1775,1745 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 1.74(3H,s) 3.76(3H,s) 4.49(1H,d,J=2Hz) 4.80(1H,d,J=2Hz) 5.04(2H,s) 5.24(1H,s) 6.92〜7.56(9H,m) 異性体 (b); 2.00(3H,s) 3.76(3H,s) 4.36(1H,d,J=2Hz) 4.49(1H,d,J=2Hz) 5.04(2H,s) 5.24(1H,s) 6.92〜7.56(9H,m) 実施例 22 2―(3―アジド―2―オキソ―4―フエニル
―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メチル
〔立体異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 2100,1770,1740 実施例 23 2―(3―ベンジルオキシカルボニルアミノ―
2―オキソ―4―フエニル―1―アゼチジニル〕
―2―フエニル酢酸メチル〔立体異性体の混合
物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3320,1770,1740,1720 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.56,3.70(3H,各s),4.86(2H,s),5.08〜
5.52(2H,m),5.52(1H,s),6.68〜7.50
(15H,m) 実施例 24 2―(2―オキソ―3―フエノキシ―4―フエ
ニル―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メ
チル〔立体異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 1770,1740 実施例 25 D―2―(3―アジド―2―オキソ―4―アゼ
チジニル)―2―(4―ヒドロキシフエニル)酢
酸メチル〔アゼチジン環の3位と4位における2
つのシス異性体(a)と(b)の混合物〕。 異性体 (a); mp 138〜142℃. IR νcm-1(CHCl3) 3300,2120,1765,1745 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.67(3H,s),4.94(1H,d,J=5Hz),
5.06(1H,d,J=5Hz),5.38(1H,s),
6.56(2H,d,J=8Hz),6.90(2H,d,J=
8Hz),7.12(5H,m) 異性体 (b); mp 67〜71℃ IR νcm-1(CHCl3) 3300,2120,1765,1750 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.60(3H,s),4.82(1H,d,J=5Hz),
4.90(1H,d,J=5Hz),5.12(1H,s),
6.72(2H,d,J=8Hz),7.08(2H,d,J=
8Hz),7.36(5H,s) 実施例 26 D―2―〔4―トランス―スチリル―2―オキ
ソ―3―フタルイミド―1―アゼチジニル〕―2
―フエニル酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と4
位における2つのシス異性体の混合物〕、mp144
〜145℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1770,1740(肩),1720 実施例 27 D―2―〔3―アジド―4―トランス―スチリ
ル―2―オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエ
ニル酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と4位にお
ける2つのシス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 2120,1780,1770,1750 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.68,3.75(3H,各s),4.12〜4.94(2H,m),
5.48,5.60(1H,各s),6.28〜6.52(2H,m),
7.36(5H,s) 実施例 28 実施例17と実質的に同一の方法で、三弗化ほう
素のジエチルエーテル錯化合物の存在下に、反応
を行なうと、2―(3―アジド―2―オキソ―4
―フエニル―1―アゼチジニル〕―2―フエニル
酢酸メチル〔2つのトランス異性体のうちの一
方〕が得られた。 IR νcm-1(フイルム) 2120,1770,1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.59(3H,s),4.30(1H,d,J=2.5Hz),
4.35(1H,d,J=2.5Hz),5.22(1H,s),
6.84〜7.55(10H,m) 実施例 29 2―〔3―アジド―4―(5―メチル―1,
3,4―チアジアゾール―2―イルチオ)―2―
オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢酸
メチル〔アゼチジン環の3位と4位における2つ
のトランス異性体の混合物〕、mp81〜84℃。 実施例 30 D―2―(3―アジド―2―オキソ―1―アゼ
チジニル)―2―(2―チエニル)酢酸メチル
3.4gをジオキサン34mlに溶解し、この溶液に触
媒として10%パラジウム―炭素を加えた。反応混
合物を水素ガス気流下で溶媒加圧装置を用い常温
で3時間還元反応に付した。触媒を濾去し、母液
を減圧下に蒸発乾固すると油状の残渣2.98gが得
られた。これをシリカゲル50gのカラムクロマト
グラフに展開し、クロロホルムで溶出した。目的
物質を含有する分画を合し、溶媒を減圧下に留去
すると、D―2―(3―アミノ―2―オキソ―1
―アゼチジニル)―2―(2―チエニル)酢酸メ
チル〔アゼチジン環の3位における2つの異性体
の混合物〕2.60gが得られた。 IR νcm-1(フイルム) 3390,1765,1740 実施例30と実質的に同一の方法で、アジド基を
含む対応する化合物を還元すると下記の化合物
(実施例31〜45)が得られた。 実施例 31 2―(3―アミノ―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル〕―2―(4―ベンジルオ
キシフエニル)酢酸メチル〔アゼチジン環の3位
と4位における2つのトランス異性体(a)と(b)の混
合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3400,1770,1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 1.71(2H,s) 2.01(3H,s) 3.78(3H,s) 4.03〜4.28(2H,m) 5.07(2H,s) 5.23(1H,s) 6.80〜7.60(9H,m) 異性体 (b); 1.72(3H,s) 1.80(2H,s) 3.78(3H,s) 4.15(1H,d,J=2Hz) 4.63(1H,d,J=2Hz) 5.07(2H,s) 5.37(1H,s) 6.80〜7.60(9H,m) 実施例 32 2―(3―アミノ―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メチ
ル〔アゼチジン環の3位と4位における2つのト
ランス異性体(a)と(b)の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3380,1770,1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 1.95(2H,s) 1.98(3H,s) 3.70(3H,s) 異性体 (b); 1.70(3H,s) 1.80(2H,s) 3.74(3H,s) νcm-1(ヌジヨール) 1725,1640 実施例 38 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル―2―(1―ナフチル)酢酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3380,3000,(肩),1740(ブロード) 実施例 39 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―(3―メシルアミノフエニル)酢酸
メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3350(肩),3150(ブロード),1730(ブロード) 実施例 40 エリスロ―2―(3―アミノ―2―オキソ―1―
アゼチジニル)―3―メトキシ―3―フエニルプ
ロピオン酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3380,1750 実施例 41 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―フエニルチオプロピオン酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3380,3300(肩),1740(ブロード) 実施例 42 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―(フエニルチオ)アクリル酸メチ
ル。 IR νcm-1(フイルム) 3380,3320(肩),1760,1740,1720. 実施例 43 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―(4―ヒドロキシフエニル)プロピ
オン酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3200,1750,1720 実施例 44 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―(4―ベンジルオキシフエニル)プ
ロピオン酸メチル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1750,1740,1720. 実施例 45 2―(3―アミノ―4―トランス―スチリル―
2―オキソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル
酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と4位における
2つのシス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3350,1770,1740,1660 実施例 46 2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1―ア
ゼチジニル)―2―(2―チエニル)酢酸2.22g
をメタノール30mlとクロロホルム18mlに加え、こ
の混液にN,N―ジメチル―1,3―プロパンジ
アミン1.32gを加え、次いで室温下に混合物を一
夜撹拌した。反応後、反応混合物を減圧下に蒸発
乾固し、残渣を酢酸エチルに溶解した。この溶液
を1規定塩酸6.4mlと水10mlからなる水溶液で3
回抽出する。抽出液を合して炭酸水素ナトリウム
でPH8に調節し塩化ナトリウムで飽和した。この
液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥し
た。この溶液を減圧下に蒸発乾固し、残渣1.57g
をシリカゲル25gのカラムクロマトグラフに展開
した。クロロホルムで溶出を行ない目的物を含有
する分画を合し溶媒を減圧下に留去すると2―
(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジニル―
2―(2―チエニル)酢酸メチル0.96gを得た。 IR νcm-1(フイルム) 3390,1765,1740 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.00,2.09(2H,各s),2.98,3.35(1H,各d,
d,J=2.5,6Hz),3.53,3.86(1H,各t,
J=6Hz),3.73(3H,s),4.05,5.12(1H,
各d,d,J=2.5,6Hz),5.83(1H,s),
6.75〜7.55(3H,m) 実施例46と実質的に同一の方法でフタルイミド
基を含有する対応する化合物とN,N―ジメチル
―1,3―プロパンジアミンを反応させると、下
記の化合物(実施例47〜63)が得られた。 実施例 47 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―(2―チエニル)酢酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 2750〜2250,1760(肩),1745,1620. NMR 〔内部基準:2,2,3,3―テトラ重水素―
3―(トリメチルシリル)プロピオン酸ナトリウ
ム、以下単にTMSPという〕 δppm(D2O) 3.13,3.45(1H,各q,J=2Hz,5Hz),
3.54,3.82(1H,各t,J=5Hz),4.21,4.31
(1H,各q,J=2Hz,5Hz),5.54,5.56
(1H,各s),7.10(2H,m),7.46(1H,m) 実施例 48 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―(2―フリル)酢酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1725,1640 NMR(TMSP) δppm(D2O) 3.36(1H,d,d,J=2Hz,6Hz),3.90
(1H,d,d,J=6Hz,5Hz),5.41(1H,
s),6.49(2H,m),7.37(1H,m) 実施例 49 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―(1―ナフチル)酢酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3380,3000(肩),1740(ブロード). NMR(TMS) δppm(CDCl3) 1.70(2H,s),2.48,3.37(1H,各d,d,J
=3Hz,6Hz),3.02,3.84(1H,各d,d,J
=3Hz,6Hz),3.91,4.21(1H,各d,d,J
=3Hz,6Hz),3.74,3.75(3H,各s),6.43,
6.44(1H,各s),7.2〜8.2(7H,m) 実施例 50 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―(3―メシルアミノフエニル)酢酸
メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3350(肩),3150(ブロード),1730(ブロード). 実施例 51 エリスロ―2―(3―アミノ―2―オキソ―1
―アゼチジニル)―3―メトキシ―3―フエニル
プロピオン酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3380,1750. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 1.57(2H,s),3.23,3.32(3H,各s),3.71,
3.78(3H,各s),4.65(1H,d,J=5Hz),
4.85(1H,d,J=5Hz),7.36(5H,s). 実施例 52 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―フエニルチオプロピオン酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3380,3300(肩),1740(ブロード). NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.98〜3.76(4H,m),3.68(3H,s),4.04,
4.15(1H,各d,d,J=6Hz,3Hz),4.54
(1H,d,d,J=10Hz,5Hz),7.2〜7.5
(5H,m) 実施例 53 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―フエニルチオアクリル酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3380,3320(肩),1760,1740,1720. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 1.94(2H,s),3.55(1H,d,d,J=6Hz,
3Hz),3.76(3H,s),3.95(1H,t,J=6
Hz),4.33(1H,d,d,J=6Hz,3Hz),7.2
〜7.6(6H,m) 実施例 54 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―メチル―3―(5―メチル―1,
3,4―チアジアゾール―2―イルチオメチル)
アクリル酸メチル〔シス異性体※とトランス異性
体※※の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 1780,1760,1720. 前記化学構成式に示される様に、トランス異性
体ではアクリル酸エステルにおける2位のアゼチ
ジノン環と3位のメチル基が2重結合の反対側に
あり、シス異性体では、それらが2重結合の同一
側にある。 この種の化合物におけるトランス異性体とシス
異性体の前述の様な関係は以下の実施例において
も同様である。 実施例 55 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3,3―ビス(5―メチル―1,3,4
―チアジアゾール―2―イルチオメチル)アクリ
ル酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3400,1780,1760,1720. 実施例 56 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―(4―ヒドロキシフエニル)プロピ
オン酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3200,1750,1720. 実施例 57 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―(4―ベンジルオキシフエニル)プ
ロピオン酸メチル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1750,1740,1720. 実施例 58 2―(3―アミノ―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル)―2―(4―ベンジルオ
キシフエニル)酢酸メチル〔アゼチジン環の3位
と4位における2つのトランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3400,1770,1740. 実施例 59 2―(3―アミノ―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メチ
ル〔アゼチジン環の3位と4位における2つのト
ランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3380,1770,1740. 実施例 60 2―〔3―アミノ―4―(5―メチル―1,
3,4―チオジアゾール―2―イルチオ)―2―
オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢酸
メチル〔アゼチジン環の3位と4位における2つ
のトランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3280,1770,1640. 実施例 61 2―〔3―アミノ―4―(5―メチル―1,
3,4―チアジアゾール―2―イルチオ)―2―
オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢酸
メチル〔アゼチジン環の3位と4位における2つ
のトランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3350,1765,1740. 実施例 62 2―(3―アミノ―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸ベン
ジル〔アゼチジン環の3位と4位における2つの
トランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3400〜3300,1770,1740,1680. 実施例 63 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―(2―ベンゾチアゾリルチオメチ
ル)―3―メチルアクリル酸メチル〔シス異性体
とトランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 1790,1770,1730,1710. 実施例 64 実施例46と実質的に同一の方法で、2―(4―
トランス―スチリル―2―オキソ―3―フタルイ
ミド―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メ
チルとアミンとしてのヒドラジド1水和物とを反
応させることにより、2―(3―アミノ―4―ト
ランス―スチリル―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル)―2―フエニル酢酸メチルを得た。 IR νcm-1(フイルム) 3350,1770,1740,1660. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 1.78(2H,ブロードs),3.68,3.74(3H,各
s),4.13,4.78(1H,m,q,J=5Hz,6
Hz),4.33,4.46(1H,各d,J=5Hz),5.52,
5.60(1H,各s),6.24〜6.54(2H,m),7.02〜
7.56(10H,m). 実施例 65 3―メチル―3―(5―メチル―1,3,4―
チアジアゾール―2―イルチオメチル)―2―
(2―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジ
ニル)アクリル酸メチルのシス異性体とトランス
異性体との混合物0.300gをエタノール15mlに溶
解し、メチルアミン30mgをエタノール0.1mlに溶
解した溶液を前記の溶液に加えた。反応混合物を
室温下に15分間撹拌した。反応混合物を減圧下に
蒸発乾固し、残渣を酢酸エチルに溶解して水洗後
硫酸マグネシウムで乾燥した。溶液を減圧下に蒸
発して油状残渣を得、これをシリカゲル5gのカ
ラムクロマトグラフに展開した。クロロホルムで
溶出すると2―〔3―{2―(N―メチルカルバ
モイル)ベンズアミド}―2―オキソ―1―アゼ
チジニル〕―3―メチル―3―(5―メチル―
1,3,4―チアジアゾール―2―イルチオメチ
ル)アクリル酸メチルのトランス異性体がまず溶
出し、次いで前記目的物質のシス異性体70mgが溶
出した。トランス異性体の収量は95mgでイス異性
体の収量は70mgであつた。 トランス異性体 IR νcm-1(フイルム) 1780,1760,1730,1660. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 2.29(3H,s),2.70(3H,s),2.88(3H,s),
3.82(3H,s),3.84〜4.00(2H,m),4.24,
4.50(2H,AB―q,J=14Hz),5.08,5.12
(1H,d,d,J=4Hz),7.50〜7.72(4H,
s). シス異性体; IR νcm-1(フイルム) 1970,1770,1730,1660. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 2.18(3H,s),2.74(3H,s),2.90(3H,s),
3.82(3H,s),3.72〜3.88(2H,m),4.52
(2H,s),5.06,5.10(1H,d,d,J=5
Hz),7.60(4H,s) 実施例 66 3―メチル―3―(5―メチル―1,3,4―
チアジアゾール―2―イルチオメチル)―2―
(2―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジ
ニル)アクリル酸メチルのシス異性体とトランス
異性体の混合物0.470gをメタノール10mlに溶解
し、これに0.1規定水酸化ナトリウム水溶液10ml
を0〜5℃の温度下に加えた。次いで反応混合物
を同温度で10分間撹拌し、反応終了後メタノール
を減圧下に留去して水溶液を得、希塩酸でPH2〜
3に調節した。水溶液を酢酸エチルで抽出し、水
洗後硫酸マグネシウムで乾燥した。溶液を減圧下
に蒸発乾固し、残渣をシリカゲル10gのカラムク
ロマトグラフに展開した。クロロホルムとメタノ
ールの混合液(容量比100:2)で溶出すると、
2―〔3―(2―カルボキシベンズアミド)―2
―オキソ―1―アゼチジニル〕―3―メチル―3
―(5―メチル―1,3,4―チアジアゾール―
2―イルチオメチル)アクリル酸メチルのトラン
ス異性体105mgがまず溶出し、次いで前記目的物
質のトランス異性体とシス異性体の混合物140mg
が溶出し、最後にシス異性体97mgが溶出した。 トランス異性体 IR νcm-1(フイルム) 1780,1760,1720,1660. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 2.30(3H,s),2.72(3H,s),3.82(3H,s),
3.84〜4.00(2H,m),4.24〜4.48(2H,AB―
q,J=12Hz),5.07,5.12(1H,d,d,J=
5Hz),7.50〜8.08(4H,m). シス異性体 IR νcm-1(フイルム) 1780,1760,1710,1660. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 2.17(3H,s),2.71(3H,s),3.78(3H,s),
3.88(2H,d,J=4Hz),4.48(2H,s),
5.03(1H,t),7.46〜8.06(4H,m), 実施例 67 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―(2―チエニル)酢酸380mgをジク
ロロメタン15mlに懸濁し、この懸濁液にビス(ト
リメチルシリル)アセタミド0.60gとN,N―ジ
メチルホルムアミド0.25mlを加えた。この混合物
を室温で6時間撹拌し、不溶物を濾去した。濾液
にビス(トリメチルシリル)アセタミド0.20gを
加え、混合物を30分撹拌してジクロロメタン溶液
を調整した。他方4―(3―第3級ブトキシカル
ボニルアミノ―3―メトキシカルボニルプロポキ
シ)フエニルグリオキシル酸0.440gをジクロロ
メタン10mlに懸濁し、これにトリエチルアミン
0.120gとN,N―ジメチルベンジルアミン2滴
を加えた。この混合物をしばらく混合して溶液と
し、クロロ蟻酸エチル0.125gを含むジクロロメ
タン5mlの溶液を、−60℃の温度下で前記の溶液
に3分間を要して滴下した。この混合物を同温度
で5分間撹拌し、更に−20〜−15℃で20分間撹拌
を続けて溶解した。この溶液に、先に得ていたジ
クロロメタン溶液を−60℃で20分間を要して滴下
した。その後混合物を同温度で30分間撹拌し、更
に−15℃で30分撹拌した。0℃で更に1時間撹拌
を続け、20〜25℃で更に1.5時間撹拌した。反応
混合物を減圧下に蒸発乾固し、残渣を炭酸水素ナ
トリウム水溶液に溶解した。得られた溶液をジエ
チルエーテルで洗浄し、希塩酸でPH5.5に調節し
た後酢酸エチルで洗浄した。この水溶液を希塩酸
でPH4.5に調整し酢酸エチルで抽出した。抽出液
を減圧下に蒸発乾固すると2―〔3―{4―(3
―第3級ブトキシカルボニルアミノ―3―メトキ
シカルボニルプロポキシ)フエニルグリオキシロ
イルアミノ}―2―オキソ―1―アゼチジニル〕
―2―(2―チエニル)酢酸0.100gが得られた。 IR νcm-1(フイルム) 3450〜3300,1760,1730,1710,1680〜1660. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 1.41(9H,s),2.12〜2.34(2H,m),8.30〜
4.18(4H,m),3.72(3H,s),4.36〜4.51
(1H,m),5.86(1H,ブロードs),7.92(1H,
d,J=8Hz),6.80〜8.28(7H,m). 実施例67と実質的に同一の方法で、アミノ基を
有する対応する化合物と対応するアシル化剤を反
応させることにより下記の化合物(実施例68〜
77)を得た。 実施例 68 2―〔3―〔4―{第3級ブトキシカルボニル
アミノ―3―(4―メトキシベンジルオキシカル
ボニル)カルボキシ}フエニルグリオキシロイル
アミノ〕―2―オキソ―1―アゼチジニル)―2
―(2―チエニル)酢酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3450〜3350,1760,1740,1710,1690,1660. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 1.40(9H,s),2.18〜2.38(2H,m),3.34〜
4.20(4H,m),3.78,3.80(3H,s),4.40〜
4.60(1H,m),5.12(2H,s),5.36〜5.43
(1H,m),5.94(1H,s),7.91,8.03(1H,
d,J=8Hz),6.78〜8.40(11H,m). 実施例 69 2―〔L―3―(D―N―ベンジルオキシカル
ボニル―2―フエニルグリシンアミド)―2―オ
キソ―1―アゼチジニル〕―2―(2―チエニ
ル)酢酸〔酢酸の2位におけるL体とD体の混合
物〕。 この化合物をカラムクロマトグラフに展開し、
L体とD体を分離した。 L体; IR νcm-1(フイルム) 3300,2550,1740,1715,1670 NMR(TMS) δppm(CD3OD) 3.48(2H,m),4.92(1H,d,d,J=2.5Hz,
5Hz),5.04(2H,s),5.27(1H,s),5.81
(1H,s),6.92〜7.56(13H,m), D体; mp 159〜163℃ IR νcm-1(ヌジヨール) 3320,3250,2600,1740,1705,1665. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 3.14(1H,d,d,J=2.5Hz,5Hz),3.75
(1H,t,J=5Hz),4.90(1H,d,d,J
=2.5Hz,5Hz),5.02(2H,s),5.28(1H,
s),5.80(1H,s),6.84〜7.56(13H,m) 実施例 70 3,3―ビス(5―メチル―1,3,4―チア
ジアゾール―2―イルチオメチル)―2―〔2―
オキソ―3―(2―フエノキシアセタミド)―1
―アゼチジニル〕アクリル酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3350,1770,1720,1670. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.60(3H,s),2.70(3H,s),3.80(3H,s),
3.64,3.66(1H,d,d,J=2Hz,5Hz),
3.86(1H,t,J=5Hz),4.54(2H,s),
4.30,4.66(2H,AB―q,J=8Hz),5.24〜
5.42(1H,m),7.36〜7.82(5H,m),7.96
(1H,d,J=8Hz) 実施例 71 3,3―ビス(5―メチル―1,3,4―チア
ジアゾール―2―イルチオメチル)―2―〔2―
オキソ―3―{2―(2―チエニル)アセタミ
ド}―1―アゼチジニル〕アクリル酸メチル。 IR νcm-1(ヌジヨール)3400,1760,1720,1680 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.73(6H,s),3.85(3H,s),3.23〜4.00
(2H,m),4.62(2H,s),4.27,4.73(2H,
AB―q,J=14Hz),5.13〜5.40(1H,m),
6.93〜7.33(3H,m),7.85(1H,d,J=8
Hz). 実施例 72 2―〔4―メチルチオ―2―オキソ―3―(2
―フエニルアセタミド)―1―(アゼチジニル〕
―2―(4―ベンジルオキシフエニル)酢酸メチ
ル〔アゼチジン環の3位と4位における2つのト
ランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3300,1770,1750,1670. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 1.82,2.05(3H,各s),3.60(2H,s),3.78
(3H,s),4.40〜4.98(2H,m),5.12(2H,
s),5.30,5.35(1H,各s),6.50(1H,d,
J=8Hz),6.85〜7.62(14H,m). 実施例 73 2―(4―メチルチオ―2―オキソ―3―{2
―(2―チエニル)アセタミド}―1―アゼチジ
ニル〕―2―フエニル酢酸メチル〔アゼチジン環
の3位と4位における2つのトランス異性体(a)と
(b)の混合物〕。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3250,1770,1750,1660. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 2.04(3H,s) 3.76(5H,s) 4.44(1H,d,J=2Hz) 4.87(1H,d,J=2Hz,7Hz) 5.30(1H,s) 6.63(1H,d,J=7Hz) 6.80〜7.69(8H,m) 異性体 (b); 1.78(3H,s) 3.76(5H,s) 4.53〜4.84(2H,m) 5.35(1H,s) 6.63(1H,d,J=7Hz) 6.80〜7.69(8H,m) 実施例 74 2―〔4―(5―メチル―1,3,4―チアジ
アゾ―ル―2―イルチオ)―2―オキソ―3―
{2―(2―チエニル)アセタミド}―1―アゼ
チジニル〕―2―フエニル酢酸メチル〔アゼチジ
ン環の3位と4位における2つのシス異性体の混
合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3300,1780,1745,1680. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.60,2.63(3H,各s),3.65(2H,s),3.72
(3H,s),5.05〜5.90(3H,m),6.40〜7.75
(9H,m). 実施例 75 2―〔4―(5―メチル―1,3,4―チアジ
アゾール―2―イルチオ)―2―オキソ―3―
{2―(2―チエニル)アセタミド}―1―アゼ
チジニル〕―2―フエニル酢酸メチル(アゼチジ
ン環の3位と4位における2つのトランス異性体
の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 1785,1750,1670. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.65(3H,s),3.74(3H,s),3.78(2H,s),
4.68〜5.72(2H,m),5.34,5.54(1H,各s),
6.64〜7.40(8H,m) 実施例 76 2―〔4―メチルチオ―2―オキソ―3―(2
―フエニルアセタミド)―1―アゼチジニル〕―
2―フエニル酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と
4位における2つのトランス異性体(a)と(b)の混合
物〕。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3290,1785,1770(肩),1760,1665. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 1.93(3H,s) 3.50(2H,s) 3.71(3H,s) 4.46(1H,d,=2Hz) 4.90(1H,q,J=2Hz,6Hz) 5.33(1H,s) 6.90(1H,d,J=6Hz) 7.04〜7.50(10H,m) 異性体 (b); 1.76(3H,s) 3.51(2H,s) 3.71(3H,s) 4.73〜4.88(2H,m) 5.39(1H,s) 6.90(1H,d,J=6Hz) 7.04〜7.50(10H,m) 実施例 77 2―〔4―メチルチオ―2―オキソ―3―(2
―フエニルアセタミド)―1―アゼチジニル〕―
2―フエニル酢酸ベンジル〔アゼチジン環の3位
と4位における2つのトランス異性体(a)と(b)の混
合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3300,1770,1740,1670 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 1.72(3H,s) 3.53(2H,s) 4.42(1H,d,J=2Hz) 4.82(1H,d,J=2Hz) 5.16(2H,s) 5.33(1H,s) 7.23〜7.33(15H,m) 異性体 (b); 1.93(3H,s) 3.50(2H,s) 4.41(1H,d,J=2Hz) 4.85(1H,d,J=2Hz) 5.18(2H,s) 5.23(1H,s) 7.23〜7.33(15H,m) 実施例 78 実施例67と実質的に同一の方法で、2―(3―
アミノ―2―オキソ―1―アゼチジニル)―2―
(3―メシルアミノフエニル)酢酸メチルとフエ
ニルグリオキシロイルクロライドを反応させるこ
とにより、2―〔3―(N―メシル―N―フエニ
ルグリオキシロイルアミノ)フエニル〕―2―
(2―オキソ―3―フエニルグリオキシロイルア
ミノ―1―アゼチジニル)酢酸メチルを得た。 IR νcm-1(フイルム) 3380,1750,1670. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.34,3.40(3H,各s),3.71,3.75(3H,各
s),3.22〜3.90(3H,m),5.07(1H,m),
5.65,5.75(1H,s),7.3〜8.3(9H,m). 実施例 79 2―(2,2―ジクロロアセトキシイミノ)―
2―フエニル酢酸660mgをジクロロメタン5mlに
懸濁し、この懸濁液に5塩化燐950mgを加え、室
温で40分撹拌した。反応混合物を減圧下に蒸発乾
固に、残渣にベンゼンを加えた。次いで減圧下に
ベンゼンを留去し、前記酸のクロライドを得、ジ
クロロメタン5mlに溶解した。他方2―(3―ア
ミノ―2―オキソ―1―アゼチジニル)―3―
(フエニルチオ)プロピオン酸メチル450mgとピス
(トリメチルシリル)アセタミド3.25gをジクロ
ロメタン10mlに溶解し、−27〜−20℃において撹
拌しながら、この溶液に前記の溶液を5分間で加
えた。そして−38〜−25℃で更に50分間の撹拌を
行なつた。 水50mlを反応混合物に注ぎ、得られた混合物を
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液でPH8に調節し
た。ジクロロメタン層を前記混合物より分離し、
希塩酸で4回、次いで炭酸水素ナトリウム水溶
液、水の順序で洗浄した後硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下に溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ル15gのカラムクロマトグラフに展開した。溶出
はクロロホルムと、メタノールとクロロホルムの
混液(容量比1:100)で行ない、目的物質を含
有する分画を合した。溶媒を減圧下に留去する
と、mp163〜169℃の2―〔3―(2―ヒドロキ
シイミノ―2―フエニルアセタミド)―2―オキ
ソ―1―アゼチジニル〕―3―(フエニルチオ)
プロピオン酸メチル230gを得た。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3480,1760,1730,1670. NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 3.36〜3.90(4H,m),3.66(3H,s),4.50
(1H,m),5.12(1H,m),7.2〜7.7(10H,
m). 実施例79と実質的に同一の方法で、アミノ基を持
つ対応する化合物と2―(2,2―ジクロロアセ
トキシイミノ)―2―フエニル酢酸クロライドを
反応させることにより、下記の化合物(実施例80
〜89)を得た。 実施例 80 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―(フエニルチオ)アクリル酸メチル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1750,1710,1660. NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 3.76(3H,s),3.9〜4.2(2H,m),5.40(1H,
m),7.3〜7.7(10H,m),8.49(1H,d,J=
8Hz) 実施例 81 エリスロ―2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ
―2―フエニルアセタミド)―2―オキソ―1―
アゼチジニル〕―3―メトキシ―3―フエニルプ
ロピオン酸メチル、mp173〜176℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1725,1665. NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 3.27(3H,s),3.73(3H,s),3.6〜3.7(1H,
m),4.09(1H,t,J=6Hz),4.61(1H,d,
J=5Hz),4.89(1H,d,J=5Hz),5.24
(1H,d,d,d,J=3Hz,6Hz,7Hz),
7.2〜7.7(12H,m),8.25(1H,d,J=7
Hz),10.73(1H,s). 実施例 82 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(2―チエニル)酢酸メチル、mp174
〜178℃(分解)。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1755,1730,1665. NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 3.48(1H,d,d,J=2.5Hz,6Hz),3.98
(1H,t,J=6Hz),5.12(1H,m),5.88
(1H,s),6.93〜7.83(8H,m). 実施例 83 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(1―ナフチル)酢酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3250,1740,1660. 質量分析 m/e431(M+) 実施例 84 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―メチル―3―(5―メチル―1,3,
4―チアジアゾール―2―イルチオメチルアクリ
ル酸メチル〔トランス異性体とシス異性体の混合
物〕。 この化合物をカラムクロマトグラフに展開し、
シス異性体とトランス異性体を分離した。 トランス異性体; IR νcm-1(フイルム) 3300,1760,1730,1670. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.22(3H,s),2.52(3H,s),3.70(3H,s),
3.62〜3.92(2H,m),4.08〜4.40(2H,m),
4.08〜4.40(2H,AB―q,J=14Hz),5.15〜
5.32(1H,m),7.04〜7.56(5H,m),8.04
(1H,d,J=8Hz). シス異性体; IR νcm-1(フイルム) 3300,1770,1730,1670. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.08(3H,s),2.66(3H,s),3.70(3H,s),
3.72〜3.92(2H,m),4.36(2H,s),4.92〜
5.06(1H,m),7.24〜7.52(5H,m),7.82
(1H,d,J=6Hz). 実施例 85 3―(2―ベンゾチアゾリルチオメチル)―2
―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエニル
アセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニル〕
―3―メチルアクリル酸メチル〔トランス異性体
とシス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3250,1760,1720,1670. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.10,2.24(3H,各s),3.66,3.68(3H,各
s),5.04〜5.20,4.92〜5.08(1H,各m),7.22
〜7.80(9H,m). 実施例 86 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(2―フリル)酢酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1755,1735,1710,1660. NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 3.41(1H,d,d,J=3Hz,6Hz),3.99
(1H,t,J=5Hz),5.25(1H,m),5.71
(1H,s),6.46(1H,m),6.58(1H,d,J
=3Hz),7.3〜7.7(6H,m),8.20(1H,m). 実施例 87 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―フエニル酢酸メチル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3230,1750,1725,1642. 実施例 88 D―2―〔4―トランス―スチリル―3―(2
―ヒドロキシアミノ―2―フエニルアセタミド)
―2―オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニ
ル酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と4位におけ
る2つのシス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3350,1770〜1740,1670. 実施例 89 D―2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―
フエニルアセタミド)―4―ヒドロキシメチル―
2―オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル
酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と4位における
2つのシス異性体の混合物〕。 この化合物をカラムクロマトグラフに展開し異
性体(a)と(b)を分離した。 異性体 (a); mp179〜181.5℃ 異性体 (b); mp196〜198℃. 実施例 90 3―メチル―3―(5―メチル―1,3,4―
チアジアゾール―2―イルチオメチル)―2―
(2―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジ
ニル)アクリル酸メチルのシス異性体とトランス
異性体の混合物0.350gをエタノール20mlに溶解
し、この溶液にヒドラジン1水和物0.050gを加
えた後室温で19時間撹拌した。反応混合物を減圧
下に蒸発乾固し、残渣を希塩酸に溶解した。水溶
液を酢酸エチルで洗浄し、炭酸水素ナトリウムを
加えPH8.5に調節した。これを酢酸エチルで抽出
し、水洗後硫酸マグネシウムで乾燥した。この溶
液を減圧下に蒸発乾固し残渣をジクロロメタン10
mlに溶解した。この溶液に、2―フエノキシ酢酸
クロライド0.612gを含むジクロロメタン5mlの
溶液を−5〜―10℃で滴下し、混合物を同温度で
2時間撹拌した。反応混合物を希塩酸、水、5%
炭酸水素ナトリウム水溶液、水の順で洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥した。この溶液を減圧下に
蒸発乾固し、得られた油状残渣0.120gをシリカ
ゲル4gのカラムクロマトグラフに展開した。ク
ロロホルムで溶出し、目的物質を含有する分画を
得た。3―メチル―3―(5―メチル―1,3,
4チアジアゾール―2―イルチオメチル)―2―
〔2―オキソ―3―(2―フエノキシアセタミド)
―1―アゼチジニル〕アクリル酸メチルのトラン
ス異性体を含有する最初の分画を減圧下に蒸発乾
固し、前記物質0.023gを得た。同様にして前記
物質のシス異性体とトランス異性体の混合物
0.020g及びシス異性体0.027gを得た。 トランス異性体 IR νcm-1(CHCl3) 3450,1760,1730,1685. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.27(3H,s),2.63(3H,s),3.76(3H,s),
3.64,3.68(1H,d,d,J=2Hz,5Hz),
3.96(1H,t,J=5Hz)4.06,4.44(2H,AB
―q,J=14Hz),4.56(2H,s),5.22〜5.38
(1H,m),6.86〜7.40(5H,m),7.86(1H,
d,J=8Hz) シス異性体; IR νcm-1(CHCl3)3450,1765,1725,1690. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.06(3H,s),2.62(3H,s),3.81(3H,s),
3.69,3.73(1H,d,d,J=2Hz,5Hz),
3.90(1H,t,J=5Hz),4.32(2H,s),
4.36(2H,s),5.00〜5.08(1H,m),6.84〜
7.48(5H,m). 実施例 91 2―〔3―{4―(3―アミノ―3―カルボキ
シプロポキシ)フエニルグリオキシロイルアミ
ノ}―2―オキソ―1―アゼチジニル〕―2―
(2―チエニル)酢酸400mgとヒドロキシルアミン
130mgを水7mlに懸濁し、炭酸水素ナトリウムで
PH7.0に調節してこれを溶解した。この混合物を
35〜38℃で1.5時間撹拌し、木炭で処理した。濾
液のPHを希塩酸で3.2〜3.0に調節し減圧下35〜38
℃に加温して15ml迄濃縮した。濃縮液を吸着樹脂
アンバーライトXAD―4(商標:ローム・アン
ド・ハース・カンパニー製)80mlのカラムクロマ
トグラフに展開した。水、次いでメタノールで溶
出し、目的物質の分画を合した。減圧下に溶媒を
留去し、残渣にアセトニトリルを加えて粉砕する
と2―〔3―〔2―{4―(3―アミノ―3―カ
ルボキシプロポキシ)フエニル}―2―ヒドロキ
シイミノアセタミド〕―2―オキソ―1―アゼチ
ジニル〕―2―(2―チエニル)酢酸230mgが得
られた。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3400(ブロード),1740,1660〜1640,1610. NMR(TMSP) δppm(D2O) 2.38〜2.48(2H,m),3.36〜4.00(3H,m),
4.08〜4.28(2H,m),5.00〜5.10(1H,m),
5.60,5.68(1H,s),6.98〜7.59(7H,m) 実施例91と実質的に同一の方法でフエニルグリ
オキシロイル基を含む対応する化合物をヒドロキ
シルアミン塩酸塩と反応させることにより下記の
化合物(実施例92〜102)を得た。 実施例 92 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―(フエニルチオ)プロピオン酸メチ
ル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3480,1760,1730,1670. 実施例 93 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―(フエニルチオ)アクリル酸メチル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1750,1710,1660. 実施例 94 エリスロ―2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ
―2―フエニルアセタミド)―2―オキソ―1―
アゼチジニル〕―3―メトキシ―3―フエニルプ
ロピオン酸メチル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1725,1665. 実施例 95 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(2―チエニル)酢酸メチル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1755,1730,1665. 実施例 96 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(1―ナフチル)酢酸メチル。 IR νcm-1(フイルム) 3250,1740,1660. 実施例 97 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―メチル―3―(5―メチル―1,3,
4―チアジアゾール―2―イルチオメチル)アク
リル酸メチル〔トランス異性体とシス異性体の混
合物〕。 この化合物をカラムクロマトグラフに展開して
トランス異性体とシス異性体を分離した。 IR νcm-1(フイルム) トランス異性体; シス異性体; 3300 3300 1760 1770 1730 1730 1670 1670 実施例 98 3―(2―ベンゾチアゾリルチオメチル)―2
―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエニル
アセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニル〕
―3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエニルア
セタミド―2―オキソ―1―アゼチジニル〕―3
―メチルアクリル酸メチル〔トランス異性体とシ
ス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3250,1760,1720,1670. 実施例 99 3―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(2―フリル)酢酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1755,1735,1710,1660. 実施例 100 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―(4―ヒドロキシフエニル)プロピオ
ン酸メチル。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3230,1750,1725,1642. 実施例 101 D―2―〔4―トランス―スチリル―3―(2
―ヒドロキシイミノ―2―フエニルアセタミド)
―2―オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニ
ル酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と4位におけ
る2つのシス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3350,1770〜1740,1670. 実施例 102 D―2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―
フエニルアセタミド)―4―ヒドロキシメチル―
2―オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル
酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と4位における
2つのシス異性体の混合物〕。 この化合物をクロマトグラフに展開し、夫々の
シス異性体を分離した。 1つの異性体:mp179〜181.5℃ 他の異性体:mp196〜198℃ 実施例 103 トリフエニルホスフイン0.39gを無水アセトニ
トリル10mlに溶解し、この溶液に、臭素0.24gを
含有する無水アセトニトリル5mlの溶液を5℃で
5分間を要して滴下し、その後混合物を同温度で
25分間撹拌した。他方2―アジド―3―(α―メ
トキシカルボニルベンジルアミノ)プロピオン酸
クロライド0.32gとトリエチルアミン0.4gを無
水アセトニトリル5mlに溶解し、5℃において15
分間を要しこの溶液を前記の混合物に滴下した。
この混合物を同一温度で30分間撹拌し、室温で更
に4時間撹拌を続けた。減圧下にアセトニトリル
を留去し残渣にエーテルを加えた。不溶物を濾去
し減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲル20
gのカラムクロマトグラフに展開し、クロロホル
ムで溶出した。目的物を含有する分画を合し減圧
下に溶媒を留去すると、1―(3―アジド―2―
オキソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸
メチルの2つの異性体(a)と(b)の混合物90mgを得
た。 IR νcm-1(フイルム) 2080,1760,1730. NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 2.93(1H,q,J=2Hz,J=6Hz) 3.73(3H,s) 3.86(1H,t,J=6Hz) 4.63(1H,q,J=2Hz,J=6Hz) 5.56(1H,s) 7.28(5H,s) 異性体 (b); 3.26〜3.76(2H,m) 3.80(3H,s) 4.50(1H,q,J=2Hz,J=5Hz) 5.60(1H,s) 7.33(5H,s) 実施例103と実質的に同一の方法で以下の縮合
剤若しくは塩基(a)〜(b)を使用することにより、実
施例103と同一の目的物質を得た。 (a) N,N′―ジシクロヘキシカルボジイミド (b) N,N′―ジイソプロピルカルボジイミド (c) N,N′―ジメチルアニリン、〔2―アジド―
3―(α―メトキシカルボニルベンジルアミ
ノ)プロピオン酸クロライド塩酸塩を原料物質
とした〕。 (d) エチルマグネシウムプロマイド〔2―アジド
―3―(α―メトキシカルボニルベンジルアミ
ノ)プロピオン酸メチルを原料物質とした〕。 実施例103と実質的に同一の方法で、対応する
2,3―ジ置換プロピオン酸に縮合剤としてN,
N′―ジシクロヘキシカルボジイミドを反応させ
ることにより下記の化合物(実施例104〜106)を
得た。 実施例 104 D―2―(3―アジド―2―オキソ―1―アゼ
チジニル)―2―フエニル酢酸〔アゼチジン環の
3位における2つの異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 2100,1750(ブロード) NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.2〜3.8(2H,m),4.48(1H,m) 5.54(1H,ブロードs),7.35(5H,s) 実施例 105 D―2―(3―ブロモ―2―オキソ―1―アゼ
チジニル)―2―フエニル酢酸〔アゼチジン環の
3位における2つの異性体(a)と(b)の混合物〕。 この化合物をカラムクロマトグラフにより夫々
の異性体(a)と(b)に分離した。 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 異性体 (a); 3.20(1H,d,d,J=2Hz,6Hz) 4.17(1H,d,d,J=5Hz,J=6Hz) 4.83(1H,d,d,J=2Hz,J=6Hz) 5.68(1H,s) 7.28〜7.50(5H,m) 異性体 (b); 3.54〜3.88(2H,m) 4.62〜4.76(1H,m) 5.6(1H,s) 7.17〜7.45(5H,m) 実施例 106 2―(4―ヒドロキシフエニル)―2―(2―
オキソ―3―トリチルアミノ―1―アゼチジニ
ル)酢酸、mp135〜139℃(分解)。 IR νcm-1(ヌジヨール)3320,1740,1720. NMR(TMS) δppm〔(CD32SO〕 2.68(1H,m),3.60(1H,t,J=6Hz),
3.92(1H,m),5.24(1H,s),6.60〜7.72
(19H,m) 実施例 107 2―〔3―{4―(3―第3級ブトキシカルボ
ニルアミノ―3―メトキシカルボニルプロポキ
シ)フエニルグリオキシロイルアミノ}―2―オ
キソ―1―アゼチジニル〕―2―(2―チエニ
ル)酢酸をメタノール3mlに溶解し、この溶液に
氷冷下1規定水酸化ナトリウム水溶液2mlを加え
た。この混合物を同一温度で7時間撹拌し、この
間1規定水酸化ナトリウムでPH9.0〜9.5に調整し
た。反応終了後、希塩酸によつて反応液のPHを
7.0に調整し、水浴上で減圧下に蒸発乾固した。
残渣を少量の水に溶解し、この水溶液に希塩酸を
加えてPHを5.5に調整した後酢酸エチルで抽出し
た。水溶液に希塩酸を加えてPH4.0〜4.5で再び酢
酸エチルで抽出した。抽出液を減圧下に乾燥し、
2―〔3―{4―(3―第3級ブトキシカルボニ
ルアミノ―3―カルボキシプロポキシ)フエニル
グリオキシロイルアミノ}―2―オキソ―1―ア
ゼチジニル〕―2―(2―チエニル)酢酸0.350
gを得た。 IR νcm-1(フイルム) 3400〜3300,1750,1730,1710,1680〜1660. 実施例 108 2―〔3―{4―(3―第3級プトキシカルボ
ニルアミノ―3―カルボキシプロポキシ)―フエ
ニルグリオキシロイルアミノ}―2―オキソ―1
―アゼチジニル〕―2―(2―チエニル)酢酸
0.830gをベンゼン4mlとアニソール1mlの混液
に加え、この混合物に氷冷下2,2,2―トリフ
ルオロ酢酸2mlを加えた。得られた混合物を同温
度で2.5時間撹拌し、ジエチルエーテル50mlを加
えた。その後氷冷下更に30分間撹拌し、不溶物を
濾取して酢酸エチル30mlに懸濁させた。懸濁液を
1時間撹拌し、不溶物を濾取した。これをジエチ
ルエーテルで洗浄後乾燥すると、2―〔3―{4
―(3―アミノ―3―カルボキシプロポキシ)フ
エニルグリオキシロイルアミノ}―2―オキソ―
1―アゼチジニル〕―2―(2―チエニル)酢酸
0.49gが得られた。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3450〜3300,1740,1680,1660,1600. NMR(TMS) δppm(D2O+NaHCO3) 2.28〜2.54(2H,m),3.32〜4.10(3H,m),
4.20〜4.38(2H,m),5.00〜5.12(2H,m),
5.61,5.67(1H,各s),7.00〜8.08(7H,m) 実施例 109 2―〔3―(N―ベンジルオキシカルボニル―
2―フエニルグリシンアミド)―2―オキソ―1
―アゼチジニル〕―2―(2―チエニル)酢酸
0.19gをメタノール20mlに溶解し、この溶液に触
媒として10%パラジウム―炭素0.15gを加えた。
この混合物を常温常圧下水素気流中で還元反応に
付した。計算量の水素を6.5時間で吸収させた後
触媒を濾去し、濾液を減圧下に乾燥して油状物質
を得た。これを酢酸エチルで固化し、得られた粉
末0.09gをアセトニリルと水の混液(容量比20:
1)で処理すると、2―〔3―(2―フエニルグ
リシンアミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(2―チエニル)酢酸0.02gが得られ
た。mp199〜215℃(分解)。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1730,1690. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 3.10(1H,d,d,J=2.5Hz,5Hz),3,86
(1H,t,J=5Hz),4.90(1H,d,d,J
=2.5Hz,5Hz),5.56(1H,s),4.92(1H,
s),6.94〜7.60(8H,m) 実施例 110 エリスロ―2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ
―2―フエニルアセタミド)―2―オキソ―1―
アゼチジニル〕―3―メトキシ―3―フエニルプ
ロピオン酸メチル810mgをアセトン4mlに溶解し、
この溶液に氷冷撹拌下0.1規定水酸化ナトリウム
水溶液3.8mlを滴下した。同温度で更に5分間撹
拌を続けた後、減圧下にアセトンを留去した。残
つた水溶液に水5mlを加え、酢酸エチルで洗浄後
3規定塩酸によりPH2とした。この溶液を酢酸エ
チル10mlで各2回抽出し、抽出液を塩化ナトリウ
ム飽和水溶液で洗浄した後硫酸マグネシウムで乾
燥した。溶媒を減圧下に留去すると、2―〔3―
(2―ヒドロキシイミノ―2―フエニルアセタミ
ド)―2―オキソ―1―アゼチジニル〕―3―メ
トキシ―3―フエニルプロピオン酸65mgが得られ
た。mp81〜85℃(分解)。 IR νcm-1(フイルム) 3300(ブロード),1750(肩),1720(ブロード),
1650. NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 3.27(3H,s),3.70(1H,m),4.10(1H,t,
J=6Hz),4.56(1H,d,J=5Hz),4.93
(1H,d,J=5Hz),5.20(1H,m),7.2〜
7.8(m),8.18(1H,m) 実施例110と実質的に同一の方法でメチルエス
テル結合を有する対応する化合物を加水分解して
下記の化合物(実施例111〜126)を得た。 実施例 111 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―フエニルチオプロピオン酸。 IR νcm-1(フイルム) 3250(ブロード),2900〜2700,1730(ブロー
ド),1670(ブロード). NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 3.24〜3.92(4H,m),4.53(1H,m),5.14
(1H,m),7.15〜7.80(10H,m),8.39(1H,
m) 実施例 112 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(2―チエニル)酢酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3350,1755,1700,1650. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 3.43(1H,d,d,J=2.5Hz,6Hz),3.95
(1H,t,J=6Hz),5.08(1H,m),5.84
(1H,s),6.90〜7.73(8H,m) 実施例 113 2―〔3―〔4―{3―第3級ブトキシカルボ
ニルアミノ―3―(4―メトキシベンジルオキシ
カルボニル)プロポキシ}フエニルグリオキシロ
イルアミノ〕―2―オキソ―1―アゼチジニル〕
―2―(2―チエニル)酢酸。 IR νcm-1(フイルム) 3450〜3300,1760,1730,1710,1680〜1660. 実施例 114 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―2―(1―ナフチル)酢酸。 IR νcm-1(フイルム) 3250(ブロード),2900〜2700,1730(ブロー
ド),1670(ブロード). 実施例 115 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―フエニルアクリル酸、78〜83℃(分
解)。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1740,1710,1680(ブロード) NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 3.90〜4.2(2H,m),5.40(1H,m),7.2〜7.8
(11H,m),8.53(1H,d,J=8Hz) 実施例 116 3―メチル―3―(5―メチル―1,3,4―
チアジアゾール―2―イルチオメチル)―2―
〔2―オキソ―3―(2―フエノキシアセタミド)
―1―アゼチジニル〕アクリル酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3250,1740,1720,1650. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 2.28(3H,s),2.68(3H,s),3.72,3.76
(1H,d,d,J=2Hz,5Hz),3.90(1H,
t,J=5Hz),4.16,4.46(2H,AB―q,J
=14Hz),4.56(2H,s),5.08,5.12(1H,d,
d,J=2Hz,5Hz),6.96〜6.39(5H,m). 実施例 117 2―〔3―2―ヒドロキシイミノ―2―フエニ
ルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―メチル―3―(5―メチル―1,3,
4―チアジアゾール―2―イルチオメチル)アク
リル酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1740,1720,1660. 実施例 118 3―2―ベンゾチアゾリルチオメチル)―2―
〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエニルア
セタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニル〕―
3―メチルアクリル酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3250,1740,1720,1660. 実施例 119 3,3―ビス(5―メチル―1,3,4―チア
ジアゾール―2―イルチオメチル)―2―〔2―
オキソ―3―{2―(2―チエニル)アセタミ
ド}―1―アゼチジニル〕アクリル酸ジシクロヘ
キシルアミン塩。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3300,1760,1675,1640〜1620. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 1.28〜2.18(10H,m),2.68(6H,s),3.08〜
3.28(2H,m),3.52,3.56(1H,d,d,J=
2Hz,5Hz),3.75(1H,t,J=5Hz),3.76
(2H,s),4.34(2H,s),4.56(2H,s),
4.98,5.02(1H,d,d,J=4Hz),6.92〜
7.26(3H,m). 実施例 120 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―(4―ヒドロキシフエニル)プロピオ
ン酸。 IR νcm-1(フイルム) 3400,1735,1720,1660. 実施例 121 2―(4―ベンジルオキシフエニル)―2―
〔4―メチルチオ―2―オキソ―3―(2―フエ
ニルアセタミド)―1―アゼチジニル〕酢酸〔ア
ゼチジン環の3位と4位における2つのトランス
異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3300,1760,1740,1670. NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 1.22,1.89(3H,各s),3.57(2H,s),4.51〜
5.03(2H,m),5.15(2H,s),5.30(1H,s)
6.95〜7.69(14H,m),8.10(1H,d,J=8
Hz) 実施例 122 2―〔4―(5―メチル―1,3,4―チアジ
アゾール―2―イルチオ)―2―オキソ―3―
{2―(2―チエニル)アセタミド}―1―アゼ
チジニル〕―2―フエニル酢酸〔アゼチジン環の
3位と4位における2つのシス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1775,1740,1660. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 2.60(3H,s),3.72(2H,s),5.48(1H,s),
5.66(1H,d,J=4Hz),6.14(1H,d,J=
4Hz),6.68〜7.60(8H,m) 実施例 123 2―〔4―(5―メチル―1,3,4―チアジ
アゾール―2―イルチオ)―2―オキソ―3―
{2―(2―チエニル)アセタミド}―1―アゼ
チジニル〕―2―フエニル酢酸〔アゼチジン環の
3位と4位における2つのトランス異性体の混合
物〕。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1775,1750,1640. NMR(TMS) δppm(CD3OD) 2.60(3H,s),3.72(2H,s),5.10(1H,d,
J=2Hz),5.42(1H,s),5.66(1H,d,J
=2Hz),6.60〜7.36(8H,m) 実施例 124 2―〔4―メチルチオ―2―オキソ―3―{2
―(2―チエニル)アセタミド}―1―アセチジ
ニル〕―2―フエニル酢酸〔アゼチジン環の3位
と4位における2つのトランス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3300,1770,1750,1670. NMR(TMS) δppm〔(CDCl3) 1.82,2.05(3H,各s),3.60(2H,s),3.78
(3H,s),4.40〜4.98(2H,m)5.12(2H,
s),5.30,5.35(1H,各s),6.50(1H,d,
J=8Hz),6.85〜7.62(14H,m) 実施例 125 2―〔4―トランス―スチリル―3―(2―ヒ
ドロキシイミノ―2―フエニルアセタミド)―2
―オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢
酸。 νcm-1(ヌジヨール) 3250,2600〜2500,1760,1740,1690 実施例 126 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―4―ヒドロキシメチル―2―
オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル酢
酸。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3380,3200,1750,1720,1700(肩),1650 実施例 127 2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1―ア
ゼチジニル)―2―(2―チエニル)酢酸メチル
3.0gと沃化リチウム3.4gを乾燥ピリジン40mlに
加え、混合物を2時間加熱還流した。反応後混合
物を、氷水250mlと酢酸エチル300mlの混合物中に
注ぎ、氷冷下10%塩酸でPH2に調整した。析出し
た結晶を濾取すると、2―(2―オキソ―3―フ
タルイミド―1―アゼチジニル)―2―(2―チ
エニル)酢酸0.20gが得られた。酢酸エチル層を
分取し、水層は更に酢酸エチルで抽出してこれら
を合し、希塩酸及び水で夫々洗浄した後硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去すると
前記と同一の物質2.26gが得られた。又母液から
も同一の物質0.17gが得られた。総収量2.64g,
mp199〜201℃ IR νcm-1(ヌジヨール) 2750〜2500,1770,1740,1720 NMR(TMSP) δppm(D2O+NaHCO3) 3.36(1H,q,J=3Hz,5Hz),3.91(1H,
t,J=5Hz),5.38(1H,q,J=3Hz,5
Hz),5.74(1H,s),7.00〜7.80(7H,m) 実施例127と実質的に同一の方法で、メチルエ
ステル基を有する対応する化合物をピリジン中で
無水沃化リチウムと反応させることにより下記の
化合物(実施例128,129)が得られた。 実施例 128 2―(3―アジド―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―フエニル酢酸〔アゼチジン環の3位
における2つの異性体(a)と(b)の混物〕。 IR νcm-1(フイルム) 2570,2100,1740,1720 NMR(TMS) δppm(CD3OD) 異性体 (a); 2.95(1H,q,J=2Hz,5Hz) 3.90(1H,t,J=5Hz) 4.77(1H,q,J=2H,5Hz) 5.56(1H,s) 7.36(5H,s) 異性体 (b); 3.39(1H,t,J=5Hz) 3.56(1H,q,J=2Hz,5Hz) 4.59(1H,q,J=2Hz,5Hz) 5.54(1H,s) 7.36(5H,s) 実施例 129 D―2―(2―オキソ―3―フエノキシ―1―
アゼチジニル)―2―フエニル酢酸〔アゼチジン
環の3位における2つの異性体(a)と(b)の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 1740(ブロード) NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 異性体 (a); 3.18(1H,d,d,J=2Hz,6Hz) 4.02(1H,t,J=6Hz) 5.27(1H,m) 5.72(1H,s) 6.8〜7.5(10H,m) 異性体 (b); 3.56(1H,m) 3.77(1H,m) 5.13(1H,m) 5.69(1H,s) 6.8〜7.5(10H,m) 実施例 130 実施例127と実質的に同一の方法で、D―2―
(3―ベンジルオキシ―2―オキソ―1―アゼチ
ジニル)―2―フエニル酢酸ベンジルと無水沃化
リチウムをピリジン中で反応させることにより、
D―2―(3―ベンジルオキシ―2―オキソ―1
―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸〔アゼチジ
ン環の3位における2つの異性体(a)と(b)の混合
物〕が得られた。 IR νcm-1(フイルム) 1730(ブロード) NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 異性体 (a); 3.14(1H,d,d,J=3Hz,6Hz 4.00(1H,t,J=6Hz) 5.41(1H,d,d,J=3Hz,6Hz) 5.65(1H,s) 6.8〜7.5(10H,m) 異性体 (b); 3.5〜3.8(1H,m) 5.30(1H,d,d,J=3Hz,6Hz) 5.63(1H,s) 6.8〜7.5(10H,m) 実施例 131 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―メチル―3―(5―メチル―1,
3,4―チアジアゾール―2―イルチオメチル)
アクリル酸メチル656mgをアセトン15mlに溶解し、
更に氷冷撹拌下0.1規定水酸化ナトリウム水溶液
20mlを加えた。混合物を10〜15℃で5時間撹拌
し、炭酸水素ナトリウム200mgを加えた。この混
合物に、N―(2,2,2―トリクロロエトキシ
カルボニル)―2―フエニルグリシルクロライド
830mgを含有するアセトン5mlの溶液を0〜5℃
で撹拌下に滴下し、同温度で更に2時間撹拌し
た。アセトンを減圧下に留去し、水層を酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を希塩酸、水、5%炭酸水
素ナトリウム水溶液で順次洗浄し硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶液を減圧下に蒸発乾燥して油状
残渣を得、シリカゲル12gのカラムクロマトグラ
フに展開した。クロロホルムで溶出を行ない目的
物を含有する分画を合し減圧下にクロロホルムを
留去すると、2―〔3―{N―(2,2,2―ト
リクロロエトキシカルボニル)―2―フエニルグ
リシンアミド}―2―オキソ―1―アゼチジニ
ル〕―3―メチル―3―(5―メチル―1,3,
4―チアジアゾール―2―イルチオメチル)アク
リル酸130mgを得た。 IR νcm-1(フイルム) 3250,1760,1720,1700,1670 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.24(3H,s),2.66(3H,s),3.56,3.60
(1H,d,d,J=2Hz,5Hz),3.84(1H,
t),3.98,4.52(2H,AB―q,J=14Hz),
4.71(2H,s),4.88,4.92(1H,d,d,J=
2Hz,5Hz),7.28〜7.48(5H,m) 実施例 132 3―(4―ベンジルオキシフエニル)―2―
(2―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジ
ニル)プロピオン酸メチル1.5gをエタノール20
mlと酢酸エチル10mlの混液に溶解した後10%パラ
ジウム―炭素1.5gを加えた。加圧装置を用い常
温で3日間水素気流中で還元反応を行ない、計算
量の水素を反応混合物に吸収させた。反応後触媒
を濾去し濾液を減圧下に蒸発乾固させ、残渣1.01
gをジエチルエーテルと酢酸エチルの混液で結晶
させると、3―(4―ヒドロキシフエニル)―2
―(2―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチ
ジニル)プロピオン酸メチル0.33gが得られた。
又母液からも同一物質が回収され、全収量は0.38
gであつた。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3250,1780,1762,1735,1690 実施例 133 2―(3―アジド―4―メチルチオ―2―オキ
ソ―1―アゼチジンニル)―2―フエニル酢酸メ
チル(2つのトランス異性体の混合物)0.60gを
メチレンクロライド10mlに溶解し、この溶液に、
塩素77mgを溶解したメチレンクロライド5mlの溶
液を−65〜−70℃で10分間を要して滴下した。混
合物を同温度で1時間撹拌し、チオ硫酸ナトリウ
ム水溶液及び水で夫々洗浄した後硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、残渣0.64
gをシリカゲル15gのカラムクロマトグラフに展
開した。クロロホルムで溶出し、目的物質を含む
分画を合した。溶媒を減圧下に留去すると、2―
(3―アジド―4―クロロ―2―オキソ―1―ア
ゼチジニル)―2―フエニル酢酸メチルの4つの
異性体(2つのトランス異性体と2つのシス異性
体)の油状混合物0.44gが得られた。 IR 2つのシス異性体の混合物。 νcm-1(液状フイルム) 2120,1780,1745 2つのトランス異性体の混合物 νcm-1(液状フイルム) 2120,1790,1750 2つのシス異性体のNMR(TMS) δppm(CDCl3) シス異性体の一方 3.76(3H,s) 4.74(1H,d,J=5Hz) 5.34(1H,s) 5.68(1H,d,J=5Hz) 7.40(5H,s) シス異性体の他方 3.76(3H,s) 4.86(1H,d,J=5Hz) 5.48(1H,s) 6.07(1H,d,J=5Hz) 7.40(5H,s) 実施例 134 実施例133と実質的に同一の方法で、2―〔3
―アジド―4―(5―メチル―1,3,4―チア
ジアゾール―2―イルチオ)―2―オキソ―1―
アゼチジニル〕―2―フエニル酢酸メチルの2つ
のトランス異性体の混合物0.37gを塩素0.1gと
反応させることにより、2―(3―アジド―4―
クロロ―2―オキソ―1―アゼチジニル)―2―
フエニル酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と4位
における2つのトランス異性体と2つのシス異性
体体の混合物〕240mgを得た。 2つのトランス異性体の混合物 νcm-1(フイルム) 2120,1790,1750 2つのシス異性体の混合物 νcm-1(フイルム) 2120,1785,1745 実施例 135 2―(3―アジド―4―クロロ―2―オキソ―
1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メチルの
2つのトランス異性体と2つのシス異性体の混合
物4.0gを乾燥メチレンクロライド50mlに溶解し、
この溶液に無水炭酸カルシウム1.13gと5―メチ
ル―1,3,4―チアジアゾール―2―チオール
2.10gを加えた。この混合物を室温で8時間撹拌
し、氷水中に注いだ後エーテルで抽出した。抽出
液を1%炭酸カリウム水溶液及び水の順序で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒
を留去し、残渣4.05gをシリカゲル160gのクロ
マトグラフに展開した。クロロホルムで溶出し目
的物質を含む分画を合して溶媒を減圧下に留去す
ると、2―〔3―アジド―4―(5―メチル―
1,3,4―チアジアゾール―2―イルチオ)―
2―オキソ―1―アゼチジニル〕―2―フエニル
酢酸メチル(各2つのトランス異性体とシス異性
体の混合物)2.81gを得た。 2つのトランス異性体 mp81〜84℃ IR νcm-1(ヌジヨール) 2130,1790,1780(肩),1745 2つのシス異性体 IR νcm-1(フイルム) 2120,1780,1745 実施例 136 3,3―ジメチル―2―(2―オキソ―3―フ
タルイミド―1―アゼチジニル)アクリル酸メチ
ル0.334g、N―ブロモこはく酸イミド0.360g及
び安息香酸パーオキシド0.020gを4塩化炭素30
ml中に溶解し、次いで1時間加熱還流した。反応
後、析出している物質を濾去し、濾液を減圧下に
蒸発乾燥して油状物質を得た。これに4塩化炭素
を加えて粉砕すると、結晶状の3,3―ビス(プ
ロモメチル)―2―(2―オキソ―3―フタルイ
ミド―1―アゼチジニル)アクリル酸メチル、
mp127.5〜131℃が得られた。 IR νcm-1(ヌジヨール)1790,1770,1730,
1720 NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 3.75(3H,s),4.37(2H,d,J=5Hz)
4.55,4.75(2H,AB―q,J=10Hz),4.60,
4.87(2H,AB―q,J=10Hz).5.65(1H,t,
J=5Hz),7.93(4H,s) 実施例 137 実施例136と実質的に同一の方法で、3,3―
ジメチル―2―(2―オキソ―3―フタルイミド
―1―アゼチジニル)アクリル酸メチル0.344g
をN―プロモこはく酸イミド0.178gと反応させ
ると、3―ブロモメチル―3―メチル―2―(2
―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジニ
ル)アクリル酸メチルのシス異性体とトランス異
性体の混合物331.5mgが得られた。 IR νcm-1(フイルム) 1780,1765,1710 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.31,2.37(3H,s),3.84,3.88(3H,s),
3.88〜4.12(2H,m),4.12,4.76,4.38,4.70
(2H,各AB―q,J=10Hz),5.52〜5.64(1H,
m),7.72〜7.96(4H,m) 実施例 138 3―ブロモメチル―3―メチル―2―(2―オ
キソ―3―フタルイミド―1―アゼチジニル)ア
クリル酸メチル107mgをN,N―ジメチルホルム
アミド2mlに溶解し、更に5―メチル―1,3,
4―チアジアゾール―2―チオール41mgを加え
た。この溶液に、氷冷撹拌下トリエチルアミン31
mgを滴下し、その後室温で1時間撹拌した。反応
混合物を氷希塩酸中に注ぎ酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を希塩酸、水、5%炭酸水素ナトリウ
ム水溶液及び水の順序で洗浄し硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶液を減圧下に蒸発乾固し、残渣を
シリカゲル4gのカラムクロマトグラフに展開し
た。クロロホルムで溶出し、目的物質を含む分画
を合した。3―メチル―3―(5―メチル―1,
3,4―チアジアゾール―2―イルチオメチル)
―2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1―ア
ゼチジニル)アクリル酸メチルのトランス異性体
を含有する溶出液を減圧下に蒸発乾固すると同物
質18mgが得られた。前記化合物のシス異性体とト
ランス異性体との混合物を含有する溶出液を同様
に処理すると、該化合物のシス異性体とトランス
異性体との混合物30mgが得られた。更に同様にし
てシス異性体28mgが得られた。 トランス異性体 IR νcm-1(フイルム) 1790,1770,1730,1720 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2,38(3H,s),2.73(3H,s),3.85(3H,
s),4.10(2H,d,J=5Hz),4.28,4.78
(2H,AB―q,J=10Hz),5.64(1H,t,J
=5Hz),8.00〜7.76(4H,m) シス異性体 νcm-1(ヌジヨール) 1780,1760,1730,1720 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.33(3H,s),2.74(3H,s),3.86(3H,s),
3.92〜4.08(2H,m),4.85,4.72(2H,AB―
q,J=10Hz),5.56,5.60(1H,d,d,J=
5Hz),7.76〜7.98(4H,m) 実施例 139 実施例138と実質的に同一の方法で、3,3―
ビス(プロモメチル)―2―(2―オキソ―3―
フタルイミド―1―アゼチジニル)アクリル酸メ
チル500mgと5―メチル―1,3,4―チアジア
ゾール―2―チオール310mgを反応させることに
より3,3―ビス(5―メチル―1,3,4―チ
アジアゾール―2―イルチオメチル)―2―(2
―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジニ
ル)アクリル酸メチル590mgが得られた。 IR νcm-1(フイルム) 1790,1770,1730,1720 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 2.75(3H,s),2.77(3H,s),3.90(3H,s),
4.13(2H,d,J=4Hz),4.47,4.80(2H,
AB―q,J=14Hz),4.77(2H,s),5.62
(1H,t,J=4Hz),7.40〜7.90(4H,m) 実施例 140 実施例138と実質的に同一の方法で、3―ブロ
モメチル―3―メチル―2―(2―オキソ―3―
フタルイミド―1―アゼチジニル)アクリル酸メ
チルと3,3―ビス(ブロモメチル)―2―(2
―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジニ
ル)アクリル酸メチルの混合物2.54gをベンゾチ
アゾール―2―チオール0.870gと反応させるこ
とにより、3―(2―ベンゾチアゾリルチオメチ
ル)―3―メチル―2―(2―オキソ―3―フタ
ルイミド―1―アゼチジニル)アクリル酸メチル
と3,3―ビス(2―ベンゾチアゾリルチオメチ
ル)―2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1
―アゼチジニル)アクリル酸メチルの混合物2.53
gが得られた。 IR νcm-1(フイルム) 1780,1760,1720 実施例 141 2―(3―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―(4―ヒドロキシフエニル)酢酸
0.236gを乾燥クロロホルム10mlに懸濁し、更に
ビス(トリメチルシリル)アセタミド0.406gを
加えた。その後室温下に1夜撹拌し、1―(1,
1―ジメトキシメチル)パーヒドロアゼピン
0.200gを混合物に加え、室温で更に2時間撹拌
した。反応混合物に水3mlを加え漸時撹拌を続け
た。この混合物を減圧下に蒸発乾固し、残渣を少
量のアセトンに懸濁させた。懸濁液を室温下に20
分間撹拌し、粉末状物質を傾斜法によつて収集し
た。この操作を3回繰り返し、得られた粉末をア
セトンを洗浄すると2―(4―ヒドロキシフエニ
ル)―2―〔2―オキソ―3―(パーヒドロ―1
―アゼビニルメチレンアミノ―1―アゼチジニ
ル〕酢酸0.330gが得られた。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3500〜3400,1740,1690,1600 実施例 142 2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1―ア
ゼチジニル)―3―フエニルチオプロピオン酸メ
チル5.1gとピリジン4.0gをジクロロメタン100
mlに溶解し、この溶液に、塩化スルフリル2.0g
を含むジクロロメタン20mlの溶液を35〜40℃にお
いて撹拌下70分を要して滴下し、更に同温度で1
時間撹拌を続けた。反応終了後減圧下に蒸発乾固
し、酢酸エチル100mlと水50mlを加えて漸時撹拌
した。酢酸エチル層を分取し、残つた水層を酢酸
エチルで抽出した。この抽出液を先の酢酸エチル
層に合し、希塩酸で3度、炭酸水素ナトリウム飽
和水溶液で3度、水で2度夫々洗浄した後硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、
油状残渣をシリカゲル30gのカラムクロマトグラ
フに展開した。クロロホルムで溶出し、目的物質
を含む分画を合した。減圧下に溶媒を留去すると
2―(2―オキソ―3―フタルイミド―1―アゼ
チジニル)―3―フエニルチオ酢酸メチル(トラ
ンス異性体とシス異性体の混合物)4.23gが得ら
れた。この化合物を粉砕したエタノールで再結晶
するとシス異性体とトランス異性体の一方0.84g
が得られた。mp170〜171℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 1780,1760,1720(肩),1710,1610 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.80(3H,s),4.13(1H,t,J=6Hz),
4.29(1H,d,d,J=6Hz,3Hz),5.63
(1H,d,d,J=6Hz,3Hz),7.3〜8.0
(10H,m) 実施例 143 D―2―(3―ブロモ―2―オキソ―1―アゼ
チジニル)―2―フエニル酢酸120mgとナトリウ
ムアジド114mgをN,N―ジメチルホルムアミド
1.2mlに加えた混合物を70℃で3時間撹拌した。
溶媒を減圧留去した後残渣を酢酸エチル5mlに加
え、3%塩酸及び水で洗浄した。酢酸エチル層を
炭酸水素ナトリウム飽和水溶液各3mlで2回抽出
した。水層を合し、10%塩酸でPH2に調整した
後、酢酸エチル各3mlで3回抽出した。抽出液を
合して硫酸マグネシウムで乾燥した後減圧下に蒸
発乾燥した。油状残渣を先ず薄層シリカゲルクロ
ムトグラフにかけてベンゼン、酢酸エチル及び酢
酸の混液(容量比6:2:1)で展開し、目的の
分画を集めると、D―2―(3―アジド―2―オ
キソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸が
得られた。本品は実施例103で得た様品とIRによ
り同定した。 実施例 144 2―〔4―トランス―スチリル―2―オキソ―
3―フタルイミド―1―アゼチジニル〕―2―フ
エニル酢酸(アゼチジン環の3位と4位における
2つのシス異性体の混合物)13.0gをジクロロメ
タン300mlに溶解した。この溶液にオゾンガスを
吸収させ、−78℃においてオゾンの色が表われる
まで(45分間)吸収を続けた。次いで同温度で30
分間窒素ガスを吹き込み、ジメチルスルフイド
6.4mlを加えてしばらく放置した。反応混合物を
減圧下に蒸発乾燥し残渣をジクロロメタンに溶解
した。この溶液を水100ml及び塩化ナトリウム水
溶液で2度洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶液を減圧下に蒸発乾燥し、残渣をアルミナ200
gのカラムクロマトグラフに展開した。溶出はベ
ンゼン次いでクロロホルムで行ない目的物質を含
む分画を合し、溶媒を減圧下に留去すると、2―
(4―ホルミル―2―オキソ―3―フタルイミド
―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メチル
(アゼチジン環の3位と4位における2つのシス
異性体の混合物)9.14gが得られた。 IR νcm-1(フイルム) 1785,1740(肩),1730,1710(肩) NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.80(3H,s),4.27,4.78(1H,各d,d,J
=4Hz,6Hz),5.51,5.79(1H,各d,J=6
Hz),5.88,5.93(1H,各s),7.43(5H,s),
7.64〜7.94(4H,m),8.79,9.98(1H,各d,
J=4Hz) 実施例 145 2―(4―ホルミル―2―オキソ―3―フタル
イミド―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸
メチル390mgとo―ベンジルヒドロキシルアミン
170mgを乾燥ベンゼン10mlに溶解し、この溶液を
室温下に4時間撹拌し、次いで50〜60℃で1時間
加熱した。反応混合物を1%塩酸10ml,水及び塩
化ナトリウム水溶液で洗浄し硫酸マグネシウムで
乾燥した。この溶液を減圧下に蒸発乾燥し、得ら
れた残渣560mgをシリカゲル15gのカラムクロマ
トグラフに展開した。クロロホルムで溶出し、目
的物質を含む分画を合した。溶媒を減圧下に留去
すると、2―(4―ベンジルオキシイミノ―2―
オキソ―3―フタルイミド―1―アゼチジニル)
―2―フエニル酢酸530mgが得られた。 IR νcm-1(フイルム) 1790,1780,1750(肩),1730 実施例 146 2―(3―アジド―4―ホルミル―2―オキソ
―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸2.30
g、水素化ほう素ナトリウム310mg、エタノール
40ml及び水5mlからなる混合物を−10〜0℃で1
時間撹拌した。反応混合物に同温度で10%塩酸を
加えPH4〜5に調整した。次いでエタノールを留
去し、水性の残渣に塩化ナトリウムを加えた。得
られた水溶液をクロロホルムで2度抽出し、抽出
液を塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。硫酸マグ
ネシウマで乾燥後、減圧下に蒸発乾固し、残渣
2.02gをアルミナ20gのカラムクロマトグラフに
展開した。クロロホルムで溶出し、目的物質を含
む分画を合した。溶媒を減圧下に留去すると、2
―(3―アジド―4―ヒドロキシメチル―2―オ
キソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸メ
チル0.95gが得られた。 IR νcm-1(フイルム) 3450,2130,1780(肩),1770,1740 実施例 147 2―(4―ホルミル―2―オキソ―3―フタル
イミド―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸
メチル0.38g、酸化銀0.92g、テトラヒドロフラ
ン9ml及び水1mlの混合物を室温下で40時間撹拌
した。不溶物を濾去し、テトラヒドロフランを減
圧下に留去した。残渣にを加え、10%塩酸でPH2
とした後酢酸エチルで抽出した。抽出液を1%炭
酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、洗浄液を10%
塩酸でPH2とした。この水溶液を酢酸エチルで抽
出し、この抽出液と先の抽出液を合して水洗後硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去
すると、2―(4―カルボキシ―2―オキソ―3
―フタルイミド―1―アゼチジニル)―2―フエ
ニル酢酸メチル(アゼチジン環の3位と4位にお
ける2つのシス異性体(a)と(b)の混合物)200mgが
得られた。 IR νcm-1(フイルム) 2600〜2500,1770,1760,1740〜1720 NMR(TMS) δppm〔(CD32CO〕 異性体 (a); 3.66(3H,s) 4.89(1H,d,J=5Hz) 5.59(1H,s) 5.89(1H,d,J=5Hz) 7.28〜7.70(5H,m) 7.80〜8.54(4H,m) 異性体 (b); 3.69(3H,s) 4.78(1H,d,J=5Hz) 5.56(1H,s) 5.79(1H,d,J=5Hz) 7.28〜7.70(5H,m) 7.80〜8,54(4H,m) 実施例30と実質的に同一の方法により下記の化
合物(実施例148〜150)を得た。 実施例 148 D―2―(3―アミノ―2―オキソ―4―フエ
ニル―1―アゼチジニル)―2―(4―ヒドロキ
シフエニル)酢酸メチル〔アゼチジン環の3―α
―4―α―配位〕。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3250,1745,1735(肩) NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.73(3H,s),4.52(1H,d,J=6Hz),
5.13(1H,d,J=6Hz),5.37(1H,s).
6.47〜7.34(9H,m) 実施例 149 D―2―(3―アミノ―2―オキソ―4―フエ
ニル―1―アゼチジニル)―2―(4―ヒドロキ
シフエニル)酢酸メチル〔アゼチジン環の3―β
―4―β―配位〕。 IR νcm-1(フイルム) 3300,1750,1730 NMR(TMS) δppm(CDCl3) 3.48(2H,ブロードs),3.58(3H,s),4.21
(1H,d,J=6Hz),4.78(1H,d,J=6
Hz),5.20(1H,s),6.70(2H,d,J=10
Hz),7.16〜7.52(5H,m),7.08(2H,d,J
=10Hz) 実施例 150 D―2―(3―アミノ―4―ヒドロキシメチル
―2―オキソ―1―アゼチジニル)―2―フエニ
ル酢酸メチル〔アゼチジン環の3位と4位におけ
る2つのシス異性体の混合物〕。 IR νcm-1(フイルム) 3400,1760,1740 実施例79と実質的に同一の方法で3―アミノ―
2―アゼチジノン化合物と2―(2,2―ジクロ
ロアセトキシイミノ)―2―フエニル酢酸を反応
させることにより、下記の化合物(実施例150及
び152)を得た。 実施例 151 D―2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―
フエニルアセタミド)―2―オキソ―4―フエニ
ル―1―アゼチジニル〕―2―(4―ヒドロキシ
フエニル)酢酸メチル〔アゼチジン環の3―α―
4α―配位〕。mp209〜211℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3270,1765,1735,1645 実施例 152 D―2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―
フエニルアセタミド)―2―オキソ―4―フエニ
ル―1―アゼチジニル〕―2―(4―ヒドロキシ
フエニル酢酸メチル〔アゼチジン環の3―β―4
―β―配位〕。mp191〜192.5℃。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3350,3280,1740,1710,1670 NMR(TMS) δppm〔(CD32SO〕 3.56(3H,s),4.95(1H,d,J=6Hz),
5.28(1H,s),5.38(1H,d,d,J=6.8
Hz),6.48〜7.56(14H,m),9.40(1H,d,J
=8Hz),9.54(1H,s) 実施例110と実質的に同一の方法でメチルエス
テル基を有する対応する化合物を加水分解するこ
とにより下記の化合物(実施例153)を得た。 実施例 153 2―〔3―(2―ヒドロキシイミノ―2―フエ
ニルアセタミド)―2―オキソ―4―フエニル〕
―2―(4―ヒドロキシフエニル)酢酸〔アゼチ
ジン環の3位と4位におけるシス異性体〕。 IR νcm-1(ヌジヨール) 3260,1735(肩),1710,1650 実施例 154 2―(3―アジド―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―2―フエニル酢酸0.52gおよび炭酸水素
ナトリウム0.18gを水3mlおよびメタノール5ml
に溶かした後10%パラジウム炭素0.26gを加え水
素気流中、常温で接触環元を行なう。約2時間を
要して計算量の水素ガスを吸収させた後触媒を
去する。液からメタノールを減圧下で留去し、
残留する水溶液を酢酸エチルで洗浄する。この水
溶液を凍結乾燥すると2―(3―アミノ―2―オ
キソ―1―アゼチジニル)―2―フエニル酢酸の
ナトリウム塩〔アゼチジノン環の3位における2
種の異性体(a)および(b)の混合物〕0.41gが得られ
た。 IR νcm-1(フイルム) 1740,1600 NMR(TMSP) δppm(D2O) 異性体 (a): 2.91(1H,d,d,J=2.5Hz,5Hz) 3.78(1H,t,J=5Hz) 4.72(1H,d,d,J=2.5Hz,5Hz) 5.32(1H,s) 7.40(5H,m) 異性体 (b); 4.04(1H,t,J=5Hz) 4.20(1H,d,d,J=2.5Hz,5Hz) 4.72(1H,d,d,J=2.5Hz,5Hz) 5.30(1H,s) 7.40(5H,m) 実施例 155 3―(3―アジド―2―オキソ―1―アゼチジ
ニル)―3―フエニルプロピオン酸を実施例154
と実質的に同一の方法で接融還元すると3―(3
―アミノ―2―オキソ―1―アゼチジニル)―3
―フエニルプロピオン酸メチルエステルが得られ
た。 IR νcm-1(フイルム) 3400,1755,1740,1715。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 [式中、R1はアミノ、アジド、フタルイミド、
    フエノキシまたは次式で示されるアシルアミノ: もしくは Rd−CONH− [式中、RbおよびRcは、これらが一緒になつ
    て形成するオキソまたはヒドロキシイミノ、Rd
    はフエニル(低級)アルキル、チエニル(低級)
    アルキルまたはフエニル(低級)アルコキシをそ
    れぞれ意味する]を、R2はヒドロキシメチル、
    フエニル(低級)アルコキシイミノメチル、フエ
    ニル、フエニル(低級)アルケニル、ホルミル、
    カルボキシ、ハロゲン原子、低級アルキルチオま
    たは低級アルキルで置換されたチアジアゾールチ
    オを、そしてR3は基【式】(基中、R4は ヒドロキシまたはベンジルオキシで置換されてい
    てもよいフエニルを、R5はカルボキシ基、フエ
    ニル(低級)アルコキシカルボニルまたは低級ア
    ルコキシカルボニルをそれぞれ意味する。
JP59280812A 1975-10-06 1984-12-24 アゼチジノン化合物 Granted JPS6110552A (ja)

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AU516665B2 (en) 1981-06-18
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