JP2000240185A - 建装部材用断熱性複合シートおよび断熱性建装部材 - Google Patents
建装部材用断熱性複合シートおよび断熱性建装部材Info
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- JP2000240185A JP2000240185A JP4116799A JP4116799A JP2000240185A JP 2000240185 A JP2000240185 A JP 2000240185A JP 4116799 A JP4116799 A JP 4116799A JP 4116799 A JP4116799 A JP 4116799A JP 2000240185 A JP2000240185 A JP 2000240185A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アルミニウム製等の熱伝導性の建装材の表裏の
間をプラスチック等により遮断したり、あるいは建装材
を二重または三重に使用して熱の伝導を抑制することな
く、熱の伝導をできるだけ遮断することを課題としてい
る。 【解決手段】低透湿性シート21上に網状、突起状、粒
子状等のスペーサ34を積層し、好ましくはさらに、そ
の上を低透湿性シート21’で被覆して建装部材用断熱
性複合シートはすることにより、圧縮に強く、経時的に
断熱性が低下することがないため、良好な断熱性を発揮
することができ、建装材に貼るのに最適である。
間をプラスチック等により遮断したり、あるいは建装材
を二重または三重に使用して熱の伝導を抑制することな
く、熱の伝導をできるだけ遮断することを課題としてい
る。 【解決手段】低透湿性シート21上に網状、突起状、粒
子状等のスペーサ34を積層し、好ましくはさらに、そ
の上を低透湿性シート21’で被覆して建装部材用断熱
性複合シートはすることにより、圧縮に強く、経時的に
断熱性が低下することがないため、良好な断熱性を発揮
することができ、建装材に貼るのに最適である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建装部材に適用し
て、その表面に断熱性を与えることにより、建装部材の
断熱性を向上させることが可能な建装材用断熱性複合シ
ートと、その建装材用断熱性複合シートを適用した断熱
性建装部材とに関するものである。
て、その表面に断熱性を与えることにより、建装部材の
断熱性を向上させることが可能な建装材用断熱性複合シ
ートと、その建装材用断熱性複合シートを適用した断熱
性建装部材とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】元来の建築物の目的は、居住者を外部環
境から遮蔽して保護することであり、風雨を防ぎ、また
極端な寒暖の変化を緩和することにある。このため、建
築物を構成する各種建築材料としては、古くから、雨漏
りせず、風を遮り、ある程度の断熱性を備えたものを使
用してきた。しかしながら、最近は、季節的な暖房、冷
房に止まらず、年間を通じ、また24時間、快適な居住
環境を維持する機器を備えた住居も多くなっており、エ
ネルギーの消費が増大していることから、エネルギー効
率の向上が図られている。
境から遮蔽して保護することであり、風雨を防ぎ、また
極端な寒暖の変化を緩和することにある。このため、建
築物を構成する各種建築材料としては、古くから、雨漏
りせず、風を遮り、ある程度の断熱性を備えたものを使
用してきた。しかしながら、最近は、季節的な暖房、冷
房に止まらず、年間を通じ、また24時間、快適な居住
環境を維持する機器を備えた住居も多くなっており、エ
ネルギーの消費が増大していることから、エネルギー効
率の向上が図られている。
【0003】このため、住宅の壁の外壁と内壁との間に
は、断熱材が充填され、室内が過度に昇温・降温しない
よう対策が講じられているが、開口部材である、ドア、
ガラス戸、および窓等については、壁ほど、断熱対策が
講じられていない。特にわが国では、東北以北を除け
ば、比較的温暖な気候帯に存在するため、年間を通じて
太陽光が十分得られ、かつ、夏期においては通風に有利
な構造とする方式が伝統的に行なわれ、冬季の気温の低
い欧米主要国にくらべて、開口部を多く取ることが一般
的である。
は、断熱材が充填され、室内が過度に昇温・降温しない
よう対策が講じられているが、開口部材である、ドア、
ガラス戸、および窓等については、壁ほど、断熱対策が
講じられていない。特にわが国では、東北以北を除け
ば、比較的温暖な気候帯に存在するため、年間を通じて
太陽光が十分得られ、かつ、夏期においては通風に有利
な構造とする方式が伝統的に行なわれ、冬季の気温の低
い欧米主要国にくらべて、開口部を多く取ることが一般
的である。
【0004】開口部材であるドアのパネルやガラス引き
戸、窓等において使用されるガラスは比較的、熱の不良
導体であるが、パネル本体やガラスを囲んで支える窓枠
には、一部に鉄製や塩ビ製のものが使われているのを除
けば、ほとんどにおいてアルミニウム製のものが使用さ
れ、熱の良導体(=熱伝導性)である。アルミニウム製
のような熱伝導性の建装材は、錆びにくい、腐らない、
軽量で施工や使用が楽である、清潔感がある、および塗
装が不要である等の利点がある一方、熱の良導体である
ために、冬季等においては、屋外の低い温度を伝え、室
内側の表面が低温になる。このため、室内の空気中の水
分がアルミニウム製建装材の表面で結露し、甚だしいと
きは、水滴となって付着し、やがて、流れ落ちることも
ある。アルミニウム製のものを鉄製に変えると、幾分、
熱を伝えにくくはなるが、熱の不良導体というほどのも
のではなく、本質的には差がほとんど無いと言ってよ
い。
戸、窓等において使用されるガラスは比較的、熱の不良
導体であるが、パネル本体やガラスを囲んで支える窓枠
には、一部に鉄製や塩ビ製のものが使われているのを除
けば、ほとんどにおいてアルミニウム製のものが使用さ
れ、熱の良導体(=熱伝導性)である。アルミニウム製
のような熱伝導性の建装材は、錆びにくい、腐らない、
軽量で施工や使用が楽である、清潔感がある、および塗
装が不要である等の利点がある一方、熱の良導体である
ために、冬季等においては、屋外の低い温度を伝え、室
内側の表面が低温になる。このため、室内の空気中の水
分がアルミニウム製建装材の表面で結露し、甚だしいと
きは、水滴となって付着し、やがて、流れ落ちることも
ある。アルミニウム製のものを鉄製に変えると、幾分、
熱を伝えにくくはなるが、熱の不良導体というほどのも
のではなく、本質的には差がほとんど無いと言ってよ
い。
【0005】従って、建装材の表裏の間をプラスチック
等により遮断したり、二重または三重に使用して熱の伝
導を抑制する方法もあるが、前者の方法によると、建装
材の強度を低下させることにつながり、後者の方法によ
ると、建装材のうち、アルミニウム等の熱伝導性の金属
の占める厚みが増す不利がある上、素材を2倍または3
倍使用することにより高価になる不利が避けられない。
等により遮断したり、二重または三重に使用して熱の伝
導を抑制する方法もあるが、前者の方法によると、建装
材の強度を低下させることにつながり、後者の方法によ
ると、建装材のうち、アルミニウム等の熱伝導性の金属
の占める厚みが増す不利がある上、素材を2倍または3
倍使用することにより高価になる不利が避けられない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明において
は、アルミニウム製等の熱伝導性の建装材の表裏の間を
プラスチック等により遮断したり、あるいは建装材を二
重または三重に使用して熱の伝導を抑制することなく、
従って、建装材の強度を低下させたり、素材の厚みが増
す不利を生じることなく、熱の伝導をできるだけ遮断す
ることを課題としている。
は、アルミニウム製等の熱伝導性の建装材の表裏の間を
プラスチック等により遮断したり、あるいは建装材を二
重または三重に使用して熱の伝導を抑制することなく、
従って、建装材の強度を低下させたり、素材の厚みが増
す不利を生じることなく、熱の伝導をできるだけ遮断す
ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明においては、種々の断熱
性素材を検討したところ、スペーサを使用して空隙を形
成したシートを断熱性素材として使用すると、これらの
素材は、圧縮にも強く、従って、使用中に経時的に断熱
性が低下することがなく、良好な断熱性が維持できるこ
とが判明し、本発明に至った。
性素材を検討したところ、スペーサを使用して空隙を形
成したシートを断熱性素材として使用すると、これらの
素材は、圧縮にも強く、従って、使用中に経時的に断熱
性が低下することがなく、良好な断熱性が維持できるこ
とが判明し、本発明に至った。
【0008】請求項1の発明は、低透湿性シート上に、
スペーサ粒子が多数固着されていることを特徴とする建
装部材用断熱性複合シートに関するものである。
スペーサ粒子が多数固着されていることを特徴とする建
装部材用断熱性複合シートに関するものである。
【0009】請求項2の発明は、低透湿性シート上に、
スペーサ体が多数固着されていることを特徴とする建装
部材用断熱性複合シートに関するものである。
スペーサ体が多数固着されていることを特徴とする建装
部材用断熱性複合シートに関するものである。
【0010】請求項3の発明は、低透湿性シート上に、
スペーサ構造を有することを特徴とする建装材用断熱性
複合シートに関するものである。
スペーサ構造を有することを特徴とする建装材用断熱性
複合シートに関するものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1〜3いずれか
において、さらに上面に、別の低透湿性シートが積層さ
れていることを特徴とする建装部材用断熱性複合シート
に関するものである。
において、さらに上面に、別の低透湿性シートが積層さ
れていることを特徴とする建装部材用断熱性複合シート
に関するものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項1〜4いずれか
において、化粧が施されたことを特徴とする建装部材用
断熱性複合シートに関するものである。
において、化粧が施されたことを特徴とする建装部材用
断熱性複合シートに関するものである。
【0013】請求項6の発明は、請求項5において、着
色、印刷、エンボス、またはワイピング塗装の少なくと
もいずれかにより化粧が施されたことを特徴とする建装
部材用断熱性複合シートに関するものである。
色、印刷、エンボス、またはワイピング塗装の少なくと
もいずれかにより化粧が施されたことを特徴とする建装
部材用断熱性複合シートに関するものである。
【0014】請求項7の発明は、請求項5または6にお
いて、化粧を保護する保護層がさらに積層された建装部
材用断熱性複合シートに関するものである。
いて、化粧を保護する保護層がさらに積層された建装部
材用断熱性複合シートに関するものである。
【0015】請求項8の発明は、熱伝導性の素材からな
る板、またはパネルに、請求項1〜7いずれか記載の建
装部材用断熱性複合シートが積層されたことを特徴とす
る断熱性建装部材に関するものである。
る板、またはパネルに、請求項1〜7いずれか記載の建
装部材用断熱性複合シートが積層されたことを特徴とす
る断熱性建装部材に関するものである。
【0016】請求項9の発明は、熱伝導性の素材からな
る押し出し型材に、請求項1〜7いずれか記載の建装部
材用断熱性複合シートが積層されたことを特徴とする断
熱性建装部材に関するものである。
る押し出し型材に、請求項1〜7いずれか記載の建装部
材用断熱性複合シートが積層されたことを特徴とする断
熱性建装部材に関するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、図を引用しながら、本発明
の建装部材用断熱性複合シートおよび断熱性建装部材の
構造について説明する。図1(a)に断面を示すよう
に、に示すように、本発明の建装部材用断熱性複合シー
ト1は、例えば、低透湿性シート21の表面に、スペー
サ機能を有する粒子であるスペーサ粒子31が固着した
構造からなる。図2に示すように、本発明の建装部材用
断熱性複合シート1は、偏平なリング状等のスペーサ体
32が、低透湿性シート21の表面に固着した構造であ
ってもよい。図2(a)は断面を表し、図2(c)は、
図2(a)のものの平面図を表すものである。図3に示
すように、本発明の建装部材用断熱性複合シート1は、
低透湿性シート21上に、毛状の突起33がシート21
に垂直な方向に多数固着された構造からなるスペーサ構
造を有したものであってもよい。あるいは、図4に示す
ように、本発明の建装部材用断熱性複合シートは、低透
湿性シート21上に、ごく粗い平織状等の網34が固着
したことによって、網を構成する針金状の線、およびそ
れが交差したことによるスペーサ構造を有したものであ
ってもよい。
の建装部材用断熱性複合シートおよび断熱性建装部材の
構造について説明する。図1(a)に断面を示すよう
に、に示すように、本発明の建装部材用断熱性複合シー
ト1は、例えば、低透湿性シート21の表面に、スペー
サ機能を有する粒子であるスペーサ粒子31が固着した
構造からなる。図2に示すように、本発明の建装部材用
断熱性複合シート1は、偏平なリング状等のスペーサ体
32が、低透湿性シート21の表面に固着した構造であ
ってもよい。図2(a)は断面を表し、図2(c)は、
図2(a)のものの平面図を表すものである。図3に示
すように、本発明の建装部材用断熱性複合シート1は、
低透湿性シート21上に、毛状の突起33がシート21
に垂直な方向に多数固着された構造からなるスペーサ構
造を有したものであってもよい。あるいは、図4に示す
ように、本発明の建装部材用断熱性複合シートは、低透
湿性シート21上に、ごく粗い平織状等の網34が固着
したことによって、網を構成する針金状の線、およびそ
れが交差したことによるスペーサ構造を有したものであ
ってもよい。
【0018】図1〜図4における図(b)は、スペーサ
粒子31、スペーサ体32、またはスペーサ構造上に、
別の低透湿性シート21’が積層されたサンドイッチ構
造であってもよい。以降も含めて、図中、符号1は、1
枚の低透湿性シート21を有している建装部材用断熱性
複合シートを指し、符号1’は、2枚の低透湿性シート
21および21’を有している建装部材用断熱性複合シ
ートを指す。
粒子31、スペーサ体32、またはスペーサ構造上に、
別の低透湿性シート21’が積層されたサンドイッチ構
造であってもよい。以降も含めて、図中、符号1は、1
枚の低透湿性シート21を有している建装部材用断熱性
複合シートを指し、符号1’は、2枚の低透湿性シート
21および21’を有している建装部材用断熱性複合シ
ートを指す。
【0019】スペーサ粒子31としては、シリカ、アル
ミナ等の無機質粒子、シラスバルーン、アクリル樹脂や
ポリスチレン樹脂等のプラスチックのビーズ、またはチ
ップ、もしくはゴムの粒子であって、大きさは、直径2
0μm〜2mm程度のものが好ましい。熱伝導性を低下
させる意味で、中空のものや発泡により、気泡を含むも
のであってもよい。形状としては、球状のものが扱いや
すいが、球状以外のものでもよい。上記の素材からな
る、断面が円形の細い棒状のものや管状のものを切断し
たチップ状のものも利用できる。これらのスペーサ粒子
31を低透湿性シート21上に適用するには、低透湿性
シート21上に接着剤となり得る塗膜を形成しておき、
粘着性を帯びている間にスペーサ粒子31を散布した
り、合成樹脂塗料組成物中に分散しておいて塗布する方
法が利用できる。
ミナ等の無機質粒子、シラスバルーン、アクリル樹脂や
ポリスチレン樹脂等のプラスチックのビーズ、またはチ
ップ、もしくはゴムの粒子であって、大きさは、直径2
0μm〜2mm程度のものが好ましい。熱伝導性を低下
させる意味で、中空のものや発泡により、気泡を含むも
のであってもよい。形状としては、球状のものが扱いや
すいが、球状以外のものでもよい。上記の素材からな
る、断面が円形の細い棒状のものや管状のものを切断し
たチップ状のものも利用できる。これらのスペーサ粒子
31を低透湿性シート21上に適用するには、低透湿性
シート21上に接着剤となり得る塗膜を形成しておき、
粘着性を帯びている間にスペーサ粒子31を散布した
り、合成樹脂塗料組成物中に分散しておいて塗布する方
法が利用できる。
【0020】スペーサ体32としては、プラスチックの
棒や中空の棒、またはチューブを直径の数分の1の長さ
にスライスした形態のもの、あるいはシート状のものか
ら所定の形状に打ち抜いたもの等の小片を使用し、スペ
ーサ粒子31と同様な方法で低透湿性シート21上に適
用するとよい。
棒や中空の棒、またはチューブを直径の数分の1の長さ
にスライスした形態のもの、あるいはシート状のものか
ら所定の形状に打ち抜いたもの等の小片を使用し、スペ
ーサ粒子31と同様な方法で低透湿性シート21上に適
用するとよい。
【0021】スペーサ構造としては、毛状突起33の範
囲のものとしては、天然繊維または合成繊維の所定の長
さのものを植え付けたブラシの表面のような構造のも
の、静電植毛による植毛構造等がある。繊維の長さとし
ては、20μm〜1mmが好ましく、繊維の直径は、植
え付ける密度にもよるが、5μm〜100μmが好まし
い。また、網状のものとしては、天然繊維または合成繊
維を素材としたもののほか合成樹脂塗料や接着剤のスト
ライプコートによって形成してもよい。網としては使用
している繊維が20μm〜1mm程度で、開口率が20
%〜80%程度のものが好ましい。なお、網に似た構造
として、低透湿性シート21上に繊維や細い棒状のもの
を間隔を空けてならべた穴開きシートであってもよく、
縦横が必ず揃う必要は必ずしもない。これらのほか、適
当な厚みのシートに間隔を空けて貫通穴を形成したもの
等がある。あるいはまた、熱可塑性樹脂製シートの表面
を、その樹脂が溶融する温度の熱風を吹き付けると、溶
融した樹脂が風により延ばされて、ブラシ状の表面を与
えるが、このようなものも利用可能である。以上のよう
なスペーサ構造は、必要なら、低透湿性シート21を基
材として形成してもよく、あるいは、低透湿性シート2
1、21’とは別のシート状基材にスペーサ構造を形成
し、低透湿性シート21上、または低透湿性シート21
と低透湿性シート21’との間に、スペーサ構造の有す
る別のシートを接着剤等を介在させる等により積層して
もよい。これらのスペーサ構造を有するシートは、連続
状のものであるので、スペーサ粒子やスペーサ体として
説明した他のタイプのものにくらべ、保形性があり、建
装部材用断熱性複合シートとしての強度があり、しかも
製造がしやすい。
囲のものとしては、天然繊維または合成繊維の所定の長
さのものを植え付けたブラシの表面のような構造のも
の、静電植毛による植毛構造等がある。繊維の長さとし
ては、20μm〜1mmが好ましく、繊維の直径は、植
え付ける密度にもよるが、5μm〜100μmが好まし
い。また、網状のものとしては、天然繊維または合成繊
維を素材としたもののほか合成樹脂塗料や接着剤のスト
ライプコートによって形成してもよい。網としては使用
している繊維が20μm〜1mm程度で、開口率が20
%〜80%程度のものが好ましい。なお、網に似た構造
として、低透湿性シート21上に繊維や細い棒状のもの
を間隔を空けてならべた穴開きシートであってもよく、
縦横が必ず揃う必要は必ずしもない。これらのほか、適
当な厚みのシートに間隔を空けて貫通穴を形成したもの
等がある。あるいはまた、熱可塑性樹脂製シートの表面
を、その樹脂が溶融する温度の熱風を吹き付けると、溶
融した樹脂が風により延ばされて、ブラシ状の表面を与
えるが、このようなものも利用可能である。以上のよう
なスペーサ構造は、必要なら、低透湿性シート21を基
材として形成してもよく、あるいは、低透湿性シート2
1、21’とは別のシート状基材にスペーサ構造を形成
し、低透湿性シート21上、または低透湿性シート21
と低透湿性シート21’との間に、スペーサ構造の有す
る別のシートを接着剤等を介在させる等により積層して
もよい。これらのスペーサ構造を有するシートは、連続
状のものであるので、スペーサ粒子やスペーサ体として
説明した他のタイプのものにくらべ、保形性があり、建
装部材用断熱性複合シートとしての強度があり、しかも
製造がしやすい。
【0022】本発明の建装材用断熱性複合シート1また
は1’は、後に述べるように、建装部材の表面に積層す
るものであるので、何らかの化粧(装飾と言ってもよ
い)を施したものであることが望ましい。化粧の施し方
としては種々のものがあるが、着色、印刷、エンボス、
またはワイピング塗装が代表的であり、これらのうちか
ら任意に選択して、1種または2種以上が組み合わせて
施される。図5は化粧の様子を示すもので、図5(a)
は建装部材用断熱性複合シート1または1’に着色を施
した状態を示す。着色は、図5(a)にイメージ的に示
すように、建装部材用断熱性複合シート1または1’の
厚み方向全体に施されていても、片側の表面のみに施さ
れていてもよい。また、着色しただけでもよいが、さら
に、保護層2が積層してあってもよい。保護層2の積層
は任意であって、以降の図5(b)〜図5(d)を引用
して行なう説明においても、その都度の説明は省くが、
同様である。図5(b)は、建装部材用断熱性複合シー
ト1または1’に印刷して模様を施した状態を示すもの
で、模様は着色層3aと絵柄3bとからなっているが、
着色層3aを省いてもよい。図5(c)は、エンボス4
を施した状態を示し、図5(d)は、エンボス4の部分
に、ワイピング塗装により着色剤5を充填した様子を示
す。以下に、各層を構成する素材、形成方法等について
説明する。
は1’は、後に述べるように、建装部材の表面に積層す
るものであるので、何らかの化粧(装飾と言ってもよ
い)を施したものであることが望ましい。化粧の施し方
としては種々のものがあるが、着色、印刷、エンボス、
またはワイピング塗装が代表的であり、これらのうちか
ら任意に選択して、1種または2種以上が組み合わせて
施される。図5は化粧の様子を示すもので、図5(a)
は建装部材用断熱性複合シート1または1’に着色を施
した状態を示す。着色は、図5(a)にイメージ的に示
すように、建装部材用断熱性複合シート1または1’の
厚み方向全体に施されていても、片側の表面のみに施さ
れていてもよい。また、着色しただけでもよいが、さら
に、保護層2が積層してあってもよい。保護層2の積層
は任意であって、以降の図5(b)〜図5(d)を引用
して行なう説明においても、その都度の説明は省くが、
同様である。図5(b)は、建装部材用断熱性複合シー
ト1または1’に印刷して模様を施した状態を示すもの
で、模様は着色層3aと絵柄3bとからなっているが、
着色層3aを省いてもよい。図5(c)は、エンボス4
を施した状態を示し、図5(d)は、エンボス4の部分
に、ワイピング塗装により着色剤5を充填した様子を示
す。以下に、各層を構成する素材、形成方法等について
説明する。
【0023】低透湿性シート21、21’は、スペーサ
粒子、スペーサ体、またはスペーサ構造を有する部分を
保護し、あるいは透湿を抑制するか、実質上無くすもの
で、断熱性シート2が湿気を吸収することにより、断熱
性が低下することを防止するものである。低透湿性シー
ト21、21’は、図1〜図4の(b)に示すように、
片面にのみ積層する場合と、両面に積層する場合とがあ
る。片面にのみ積層してある場合で、吸湿の程度が大き
い懸念のある環境下で使用する場合には、低透湿性シー
ト21、21’のいずれか積層してない側が、断熱性を
付与すべき対象側になるよう、向きを考慮して適用する
ことが好ましい。低透湿性シート21、21’とスペー
サ粒子、スペーサ体、またはスペーサ構造を有する部分
との積層は、接着剤を使用するか、熱シールによって行
なうが、、低透湿性シート21、および21’をいずれ
も使用して、しかも、低透湿性シート21と21’との
端面同志を合わせて接着剤、熱シール等によりシールす
る場合には、低透湿性シート21、21’のいずれか一
方、または両方をスペーサ粒子、スペーサ体、またはス
ペーサ構造を有する部分と接着しないこともあり得る。
粒子、スペーサ体、またはスペーサ構造を有する部分を
保護し、あるいは透湿を抑制するか、実質上無くすもの
で、断熱性シート2が湿気を吸収することにより、断熱
性が低下することを防止するものである。低透湿性シー
ト21、21’は、図1〜図4の(b)に示すように、
片面にのみ積層する場合と、両面に積層する場合とがあ
る。片面にのみ積層してある場合で、吸湿の程度が大き
い懸念のある環境下で使用する場合には、低透湿性シー
ト21、21’のいずれか積層してない側が、断熱性を
付与すべき対象側になるよう、向きを考慮して適用する
ことが好ましい。低透湿性シート21、21’とスペー
サ粒子、スペーサ体、またはスペーサ構造を有する部分
との積層は、接着剤を使用するか、熱シールによって行
なうが、、低透湿性シート21、および21’をいずれ
も使用して、しかも、低透湿性シート21と21’との
端面同志を合わせて接着剤、熱シール等によりシールす
る場合には、低透湿性シート21、21’のいずれか一
方、または両方をスペーサ粒子、スペーサ体、またはス
ペーサ構造を有する部分と接着しないこともあり得る。
【0024】低透湿性シート21、21’としては次の
ような合成樹脂からなるプラスチックシートを使用する
ことができる。即ち、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、ポリメチレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリビ
ニルアルコール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合樹脂、ポリエチレンテレフタレート
樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン
ナフタレート−イソフタレート共重合樹脂、ポリメタク
リル酸メチル樹脂、ポリメタクリル酸エチル樹脂、ポリ
アクリル酸ブチル樹脂、ナイロン6又はナイロン66等
で代表されるポリアミド樹脂、三酢酸セルロース樹脂、
セロファン、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリアリレート樹脂、又はポリイミド樹脂等からな
るシートである。
ような合成樹脂からなるプラスチックシートを使用する
ことができる。即ち、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレ
ン樹脂、ポリメチレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、
ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリビ
ニルアルコール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合樹脂、ポリエチレンテレフタレート
樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン
ナフタレート−イソフタレート共重合樹脂、ポリメタク
リル酸メチル樹脂、ポリメタクリル酸エチル樹脂、ポリ
アクリル酸ブチル樹脂、ナイロン6又はナイロン66等
で代表されるポリアミド樹脂、三酢酸セルロース樹脂、
セロファン、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリアリレート樹脂、又はポリイミド樹脂等からな
るシートである。
【0025】上記の低透湿性シート21、21’には、
必要に応じて、透湿性の低いポリ塩化ビニリデン樹脂等
の樹脂バインダーの塗料を塗布するか、アルミニウム等
の金属、二酸化チタン等の金属酸化物を使用して薄膜を
形成し、より低透湿性として使用することが好ましい。
なお、熱伝導性からすると若干不利ではあるが、スペー
サ粒子31、スペーサ体32、もしくは符号33または
34等で示すスペーサ構造が湿気を吸収するのを防止す
る観点からは、金属箔を更に積層するか、上記の合成樹
脂シートを構成する合成樹脂と同様な樹脂をバインダー
とする塗料の塗膜を形成して、低湿性シートに代えても
よい。
必要に応じて、透湿性の低いポリ塩化ビニリデン樹脂等
の樹脂バインダーの塗料を塗布するか、アルミニウム等
の金属、二酸化チタン等の金属酸化物を使用して薄膜を
形成し、より低透湿性として使用することが好ましい。
なお、熱伝導性からすると若干不利ではあるが、スペー
サ粒子31、スペーサ体32、もしくは符号33または
34等で示すスペーサ構造が湿気を吸収するのを防止す
る観点からは、金属箔を更に積層するか、上記の合成樹
脂シートを構成する合成樹脂と同様な樹脂をバインダー
とする塗料の塗膜を形成して、低湿性シートに代えても
よい。
【0026】本発明の建装材用断熱性複合シート1また
は1’は、人目に触れない建装部材の内部に適用される
ときは、必ずしも外観を改善する必要がないが、建装部
材の最外面に適用される場合には、素材そのものの外観
だけではなく、何らかの化粧の手段を講じておく。化粧
には、先に図を引用して説明したように、着色、印刷、
エンボス、またはワイピング塗装等があり、これに保護
層がさらに積層されることがある。
は1’は、人目に触れない建装部材の内部に適用される
ときは、必ずしも外観を改善する必要がないが、建装部
材の最外面に適用される場合には、素材そのものの外観
だけではなく、何らかの化粧の手段を講じておく。化粧
には、先に図を引用して説明したように、着色、印刷、
エンボス、またはワイピング塗装等があり、これに保護
層がさらに積層されることがある。
【0027】化粧を施すのは、建装部材用断熱性複合シ
ート1または1’の表裏のいずれの面でもよいが、化粧
を施した側の面を外向きにするか、あるいは、そうでな
い場合には、素材を通して化粧が透視できるように、施
す。保護層を伴なう場合には、保護層は下層の透視性の
確保の点から、無色透明または有色透明であることが望
ましい。着色は、低透湿性シート21、21’の表側の
面、または裏側の面に塗装、印刷等により施すか、低透
湿性シート21、21’の素材作成時に予め着色してお
く。着色は、顔料、染料を必要に応じてバインダー樹脂
と混練して作った塗料組成物を使用して行なう。
ート1または1’の表裏のいずれの面でもよいが、化粧
を施した側の面を外向きにするか、あるいは、そうでな
い場合には、素材を通して化粧が透視できるように、施
す。保護層を伴なう場合には、保護層は下層の透視性の
確保の点から、無色透明または有色透明であることが望
ましい。着色は、低透湿性シート21、21’の表側の
面、または裏側の面に塗装、印刷等により施すか、低透
湿性シート21、21’の素材作成時に予め着色してお
く。着色は、顔料、染料を必要に応じてバインダー樹脂
と混練して作った塗料組成物を使用して行なう。
【0028】印刷は、建装部材用断熱性複合シート1ま
たは1’の低透湿性シート21、21’に行ってもよい
が、スペーサ粒子31、スペーサ体32、またはスペー
サ構造を有する場合には、表面にも、それらに由来して
凹凸形状があるため、その面に印刷を鮮明に行なうには
支障があり、直接印刷するよりも転写した方が印刷効果
が上がる。印刷の際に、模様のみを印刷してもよいが、
下地色を整える意味で、均一な着色層5aを形成してお
いてから、模様5bを印刷するとよい。低透湿性シート
21、21’としては、通常は、表面が平坦なものを使
用するので、低透湿性シート2が観察側にくるのであれ
ば、その表面に印刷するとよく、低透湿性シート2が透
明であれば、その裏面への印刷を行なってもよい。
たは1’の低透湿性シート21、21’に行ってもよい
が、スペーサ粒子31、スペーサ体32、またはスペー
サ構造を有する場合には、表面にも、それらに由来して
凹凸形状があるため、その面に印刷を鮮明に行なうには
支障があり、直接印刷するよりも転写した方が印刷効果
が上がる。印刷の際に、模様のみを印刷してもよいが、
下地色を整える意味で、均一な着色層5aを形成してお
いてから、模様5bを印刷するとよい。低透湿性シート
21、21’としては、通常は、表面が平坦なものを使
用するので、低透湿性シート2が観察側にくるのであれ
ば、その表面に印刷するとよく、低透湿性シート2が透
明であれば、その裏面への印刷を行なってもよい。
【0029】エンボスは、通常、型ロールを使用する
か、平らな板状の型を使用して加熱・加圧することによ
り形成する。エンボスは低透湿性シート21、21’を
介して建装部材用断熱性複合シート1または1’の全体
に行なうこともできるが、低透湿性シートに予めエンボ
スを行なっておき、エンボス済のものを積層して建装部
材用断熱性複合シートとしてもよい。エンボスの熱・圧
力がかかった際に、建装部材用断熱性複合シートつぶれ
てしまう懸念があるときは、浅目に行なうのがよいが、
復元性がある場合はその限りでない。エンボスの模様は
種々あり、木目、石目、布目、またはその他のものがあ
る。
か、平らな板状の型を使用して加熱・加圧することによ
り形成する。エンボスは低透湿性シート21、21’を
介して建装部材用断熱性複合シート1または1’の全体
に行なうこともできるが、低透湿性シートに予めエンボ
スを行なっておき、エンボス済のものを積層して建装部
材用断熱性複合シートとしてもよい。エンボスの熱・圧
力がかかった際に、建装部材用断熱性複合シートつぶれ
てしまう懸念があるときは、浅目に行なうのがよいが、
復元性がある場合はその限りでない。エンボスの模様は
種々あり、木目、石目、布目、またはその他のものがあ
る。
【0030】エンボスした後は、そのままでもよいが、
エンボスによって生じた凹部にインキ状のものを充填す
るワイピング塗装が行なえ、凹部が濃く着色され、ワイ
ピング塗装自体は、エンボスされた面にインキ状の着色
剤をたらして、スキージーのようなものでかき取ること
により簡便に行え、印刷に類似した効果を与える。
エンボスによって生じた凹部にインキ状のものを充填す
るワイピング塗装が行なえ、凹部が濃く着色され、ワイ
ピング塗装自体は、エンボスされた面にインキ状の着色
剤をたらして、スキージーのようなものでかき取ること
により簡便に行え、印刷に類似した効果を与える。
【0031】以上の着色、印刷、エンボス、またはワイ
ピング塗装等は、任意に組み合わせて行ない、建装材用
断熱性複合シート1または1’に外観の意匠を与える。
ピング塗装等は、任意に組み合わせて行ない、建装材用
断熱性複合シート1または1’に外観の意匠を与える。
【0032】本発明の建装部材用断熱性複合シート1ま
たは1’は、各種の建装材に貼る等して断熱材として使
用することができる。図6は、枠6の表裏に、板状体7
および7’を積層した熱伝導性のパネル8の片面に建装
部材用断熱性複合シート1(または1’、以下の記述で
は1で代表させる。)を積層した断熱性建装部材の例で
あり、積層は接着剤を介して行なうか、熱シール、ある
いは、粘着テープ、釘、針金等で止め付けてもよい。こ
のような構造としたものは、ドア、壁面、天井面、また
は床面等に、あるいは、断熱の必要なキャビネット等に
利用でき、ある程度広い面積の断熱が行なえる。建装部
材用断熱性複合シート1または1’は両面に適用しても
よい。
たは1’は、各種の建装材に貼る等して断熱材として使
用することができる。図6は、枠6の表裏に、板状体7
および7’を積層した熱伝導性のパネル8の片面に建装
部材用断熱性複合シート1(または1’、以下の記述で
は1で代表させる。)を積層した断熱性建装部材の例で
あり、積層は接着剤を介して行なうか、熱シール、ある
いは、粘着テープ、釘、針金等で止め付けてもよい。こ
のような構造としたものは、ドア、壁面、天井面、また
は床面等に、あるいは、断熱の必要なキャビネット等に
利用でき、ある程度広い面積の断熱が行なえる。建装部
材用断熱性複合シート1または1’は両面に適用しても
よい。
【0033】図7は、アルミニウム等でできた、中空角
柱の一つの側面が長さ方向に沿って、中央付近を一定幅
で除去された形の熱伝導性の押し出し型材11の表面
に、本発明の建装部材用断熱性複合シート1を積層した
断熱性建装部材の例である。やはり、積層は接着剤を介
して行なうとよいが、他の方法も取ることができる。た
だし、単なる円柱や角柱の場合には、建装部材用断熱性
複合シート1を熱収縮性の素材が構成しておき、円柱や
角柱よりも若干太めのチューブ状に作成して被せ、加熱
することにより、必ずしも接着剤を伴わない積層も可能
であり、また、これら以外の積層の方法も取ることがで
きる。図7に示すような構造のものは、押し出し型材1
1の用途にもよるが、柱、幅木、鴨居、敷居等や引き戸
や開き戸等の戸自身の枠、戸を取り付けるための枠等に
利用できる。
柱の一つの側面が長さ方向に沿って、中央付近を一定幅
で除去された形の熱伝導性の押し出し型材11の表面
に、本発明の建装部材用断熱性複合シート1を積層した
断熱性建装部材の例である。やはり、積層は接着剤を介
して行なうとよいが、他の方法も取ることができる。た
だし、単なる円柱や角柱の場合には、建装部材用断熱性
複合シート1を熱収縮性の素材が構成しておき、円柱や
角柱よりも若干太めのチューブ状に作成して被せ、加熱
することにより、必ずしも接着剤を伴わない積層も可能
であり、また、これら以外の積層の方法も取ることがで
きる。図7に示すような構造のものは、押し出し型材1
1の用途にもよるが、柱、幅木、鴨居、敷居等や引き戸
や開き戸等の戸自身の枠、戸を取り付けるための枠等に
利用できる。
【0034】
【実施例】(実施例1)厚み25μmの2軸延伸ポリエ
チレンテレフタレート(以降、PETと略称する。)フ
ィルムを2枚準備し、一方のPETフィルムには、その
片面に、膜厚0.1μmのアルミニウムの蒸着層を形成
し、アルミニウム蒸着面に印刷して絵柄を形成し、2枚
とも、PET露出面をコロナ放電処理した。スペーサと
して、10番手の木綿繊維からなる縦糸、横糸ともに1
mmピッチの網を使用し、接着剤を2枚のPETフィル
ムのいずれもコロナ放電処理面に塗布して、塗布面側が
網に接するようにして重ねて貼り合わせ、建装部材用断
熱性複合シートとした。
チレンテレフタレート(以降、PETと略称する。)フ
ィルムを2枚準備し、一方のPETフィルムには、その
片面に、膜厚0.1μmのアルミニウムの蒸着層を形成
し、アルミニウム蒸着面に印刷して絵柄を形成し、2枚
とも、PET露出面をコロナ放電処理した。スペーサと
して、10番手の木綿繊維からなる縦糸、横糸ともに1
mmピッチの網を使用し、接着剤を2枚のPETフィル
ムのいずれもコロナ放電処理面に塗布して、塗布面側が
網に接するようにして重ねて貼り合わせ、建装部材用断
熱性複合シートとした。
【0035】(実施例2)スペーサとして、シリコーン
ゴムを素材として成形した、直径が500μmで、高さ
約500μmの突起を、約4本/cm2 の密度で有する
シートを準備して使用し、それ以外は実施例1と同様に
行ない、建装部材用断熱性複合シートとした。
ゴムを素材として成形した、直径が500μmで、高さ
約500μmの突起を、約4本/cm2 の密度で有する
シートを準備して使用し、それ以外は実施例1と同様に
行ない、建装部材用断熱性複合シートとした。
【0036】得られた建装材用断熱性複合シートの断熱
性の評価方法は次の通りである。厚み1mmのアルミニ
ウム板で作った箱型の舟を準備し、舟底の一部に資料の
建装材用断熱性複合シートを両面粘着テープで貼り合わ
せた後、室温(25℃)の環境下で、氷水の入った水槽
に舟を浮かべた。浮かべた後、30分間置いて、温度が
平衡状態になったときの、建装材用断熱性複合シートの
表面温度(表中の「試料温度」)および露出している部
分の舟の底板の温度(表中の「アルミニウム温度」)を
測定した。
性の評価方法は次の通りである。厚み1mmのアルミニ
ウム板で作った箱型の舟を準備し、舟底の一部に資料の
建装材用断熱性複合シートを両面粘着テープで貼り合わ
せた後、室温(25℃)の環境下で、氷水の入った水槽
に舟を浮かべた。浮かべた後、30分間置いて、温度が
平衡状態になったときの、建装材用断熱性複合シートの
表面温度(表中の「試料温度」)および露出している部
分の舟の底板の温度(表中の「アルミニウム温度」)を
測定した。
【0037】
【表1】
【0038】
【0039】請求項1の発明によれば、スペーサ粒子が
多数固着されて建装部材用断熱性複合シートが構成され
ており、スペーサ粒子の直径、密度を変えれば、断熱性
をコントロールすることが容易である。。
多数固着されて建装部材用断熱性複合シートが構成され
ており、スペーサ粒子の直径、密度を変えれば、断熱性
をコントロールすることが容易である。。
【0040】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
とほぼ同様な効果があり、スペーサ体と低透湿性シート
との接着性も容易に確保できる。
とほぼ同様な効果があり、スペーサ体と低透湿性シート
との接着性も容易に確保できる。
【0041】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
とほぼ同様な効果があり、かつ、スペーサ構造を有する
シート状のものを取り扱うので、製造が容易である。
とほぼ同様な効果があり、かつ、スペーサ構造を有する
シート状のものを取り扱うので、製造が容易である。
【0042】請求項4の発明によれば、請求項1〜3い
ずれかの発明の効果に加え、2枚の低透湿性シートによ
りスペーサが被覆されているので、断熱性が確実に得ら
れる利点がある。
ずれかの発明の効果に加え、2枚の低透湿性シートによ
りスペーサが被覆されているので、断熱性が確実に得ら
れる利点がある。
【0043】請求項5の発明によれば、請求項1〜4い
ずれかの発明の効果に加え、建装材用断熱性複合シート
に化粧が施されているので、人目に付く部分に使用して
も周囲の建装材との間に違和感が生じにくい。
ずれかの発明の効果に加え、建装材用断熱性複合シート
に化粧が施されているので、人目に付く部分に使用して
も周囲の建装材との間に違和感が生じにくい。
【0044】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
の効果に加え、確立された安定な手法により化粧が施さ
れた建装材用断熱性複合シートとすることができる。
の効果に加え、確立された安定な手法により化粧が施さ
れた建装材用断熱性複合シートとすることができる。
【0045】請求項7の発明によれば、請求項5または
6いずれかの発明の効果に加え、化粧面に保護層を有し
ているので、化粧が摩耗、汚染して損なわれることを抑
制できる。
6いずれかの発明の効果に加え、化粧面に保護層を有し
ているので、化粧が摩耗、汚染して損なわれることを抑
制できる。
【0046】請求項8の発明によれば、建装材のうち、
板やパネル状のものに適用して、それらの断熱性を向上
させることができる。
板やパネル状のものに適用して、それらの断熱性を向上
させることができる。
【0047】請求項9の発明によれば、押し出し型材に
建装材用断熱性複合シートを適用することによって、そ
の断熱性を向上させることができる。
建装材用断熱性複合シートを適用することによって、そ
の断熱性を向上させることができる。
【図1】スペーサ粒子を用いた建装材用断熱性複合シー
トの断面図である。
トの断面図である。
【図2】スペーサ体を用いた建装材用断熱性複合シート
の断面図である。
の断面図である。
【図3】突起を用いた建装材用断熱性複合シートの断面
図である。
図である。
【図4】網を用いた建装部材用断熱性複合シートの断面
図である。
図である。
【図5】化粧の種々の態様を示す断面図である。
【図6】パネルに積層した状態の断面図である。
【図7】押し出し型材に積層した状態の断面図である。
1 建装材用断熱性複合シート 2 保護層 3 印刷 4 エンボス 5 着色剤 6 枠 7 板状体 8 パネル 11 押し出し型材 21 断熱性シート 31 スペーサ粒子 32 スペーサ体 33 突起状のスペーサ構造 34 網状のスペーサ構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 瑠奈 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 羽音 大作 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 佐藤 公治 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 武下 清和 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DD01 GA03 GA06 GA12 GA17 GA22 GA23 GA24 GA42 GA47 HA28 HD11 JA14 JD02 JD04 LA04
Claims (9)
- 【請求項1】 低透湿性シート上に、スペーサ粒子が多
数固着されていることを特徴とする建装部材用断熱性複
合シート。 - 【請求項2】 低透湿性シート上に、スペーサ体が多数
固着されていることを特徴とする建装部材用断熱性複合
シート。 - 【請求項3】 低透湿性シート上に、スペーサ構造を有
することを特徴とする建装材用断熱性複合シート。 - 【請求項4】 さらに上面に、別の低透湿性シートが積
層されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記
載の建装部材用断熱性複合シート。 - 【請求項5】 化粧が施されたことを特徴とする請求項
1〜4いずれか記載の建装部材用断熱性複合シート。 - 【請求項6】 着色、印刷、エンボス、またはワイピン
グ塗装の少なくともいずれかにより化粧が施されたこと
を特徴とする請求項5記載の建装部材用断熱性複合シー
ト。 - 【請求項7】 化粧を保護する保護層がさらに積層され
た請求項5または6記載の建装部材用断熱性複合シー
ト。 - 【請求項8】 熱伝導性の素材からなる板、またはパネ
ルに、請求項1〜7いずれか記載の建装部材用断熱性複
合シートが積層されたことを特徴とする断熱性建装部
材。 - 【請求項9】 熱伝導性の素材からなる押し出し型材
に、請求項1〜7いずれか記載の建装部材用断熱性複合
シートが積層されたことを特徴とする断熱性建装部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4116799A JP2000240185A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 建装部材用断熱性複合シートおよび断熱性建装部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4116799A JP2000240185A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 建装部材用断熱性複合シートおよび断熱性建装部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000240185A true JP2000240185A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12600880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4116799A Withdrawn JP2000240185A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 建装部材用断熱性複合シートおよび断熱性建装部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000240185A (ja) |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP4116799A patent/JP2000240185A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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