JP2000284588A - 回転型現像装置またはそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

回転型現像装置またはそれを用いた画像形成装置

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JP2000284588A JP11373496A JP37349699A JP2000284588A JP 2000284588 A JP2000284588 A JP 2000284588A JP 11373496 A JP11373496 A JP 11373496A JP 37349699 A JP37349699 A JP 37349699A JP 2000284588 A JP2000284588 A JP 2000284588A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の回転型現像装置において、ト
ナーにストレスがかかることを防ぎ、現像剤を安定供給
して、画像の均一性が低下したり、地肌汚れ等の画像劣
化が生じたりすることを防止する。 【解決手段】 現像器のケース26内を連通路27を残
して隔離部材28で離隔し、現像剤を一時保留する現像
剤保留部32と、それから連通路27を通して送り込ん
だ現像剤を感光体ベルト1に付着する現像部33とを設
ける。そして、そのような現像器とその現像剤保留部3
2に現像剤を補給する現像剤収容器とよりなる現像ユニ
ット23を複数備え、回転してそのうちの1の現像ユニ
ット23を選択して現像位置へと移動し、感光体ベルト
1に形成した静電潜像を現像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばカラー
記録や黒赤2色記録を行うことができる、多色の複写機
・ファクシミリ・プリンタやそれらの複合機などの画像
形成装置に適用し得る。または、そのような画像形成装
置において、現像器とそれに現像剤を補給する現像剤収
容器とよりなる現像ユニットを複数備え、回転してその
うちの1の現像ユニットを選択して現像位置へと移動
し、像担持体に形成した静電潜像を現像する回転型現像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、色分解光像を像担持体に露光し、
形成された各潜像をそれぞれ色分解光の補色のトナーで
現像し、得られた複数のトナー像を同一転写紙上に重ね
合わせて転写する方式のフルカラー複写機等の画像形成
装置や、異なる色で再現すべき画像を別々に像担持体上
に露光して異なる色の現像剤で現像し、得られた複数の
トナー像を同一転写紙に重ね合わせて転写する多色画像
形成装置等が知られている。
【0003】これらの画像形成装置では、複数の現像ユ
ニットを必要とするが、各現像ユニットを各々別個独立
に構成して像担持体の周辺に並設すると装置が大型化し
てしまう。
【0004】そこで、像担持体に近接するように回転体
を対設するとともに、この回転体に複数の現像ユニット
を所定の位置に支持し、各現像ユニットを現像位置に順
次回動搬送させることにより、像担持体上の潜像を各色
トナーにて現像するようにした回転型現像装置が開発さ
れている。
【0005】ところで、このような回転型現像装置にお
いては、ある所定回数(枚数)の画像形成を行うために
必要かつ充分な量のトナーを現像装置内部あるいは、装
置外部に貯蔵するトナー室を設け、少なくとも像担持体
上の静電潜像を現像するのに充分な量のトナーを常に現
像剤担持体としての現像ローラ上に供給してやる必要が
ある。
【0006】このようなトナー室を現像装置内部に設け
るものとしては、たとえば特開昭58−172660号
公報に記載されるように、放射状仕切板により仕切られ
た各仕切室にトナーを貯蔵するものがある。
【0007】しかしながら、特開昭58−172660
号公報に記載された現像装置においては、外部からトナ
ーの補充ができないため、いずれかの仕切室内のトナー
が不足した時点で現像装置を交換、あるいは破棄する必
要があり、他の仕切り室に残ったトナーまで同時に交
換、破棄されることになり大変不経済であった。
【0008】また、装置の交換頻度を減らしたり、使用
期間を延長するために現像装置内のトナー貯蔵量を多く
しようとすると現像装置が大型化する問題があった。
【0009】そこで、発明者等は、特開平5−3134
88号公報に記載されているように、現像装置の一側部
に設けられ、現像剤を収容する現像剤収容器とを有し、
現像剤収容器内に収容された現像剤を、その長手方向に
搬送する第1の搬送部材と、第1の搬送部材の上方に位
置し、第1の搬送部材の現像剤搬送方向とは反対方向に
現像剤を搬送する第2の搬送部材を有する現像装置を提
案した。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平5−
313488号公報に記載の現像装置に於いては、第
1、第2の搬送部材の回動により、トナー搬送部のトナ
ーは常にストレスを受けている。
【0011】トナー中には、トナーの流動性を向上、あ
るいは帯電性等を適正化するために、トナー粒子に比べ
て小粒径で、かつ高硬度のたとえば、シリカや、酸化チ
タン等の添加物が混入されている。
【0012】経時に渡り、トナーにストレスが掛かり続
けると、そのようなトナー内の添加剤粒子が、トナー粒
子の中に埋没して、見かけの添加混入割合が変化した
り、トナー粉砕時の形状から、角の丸まった様な形状に
変化したり、あるいは、トナーの平均粒径が小径化した
りして、トナーの流動性、あるいは帯電性等が変化し、
画像の均一性が低下したり、地肌汚れ等の画像劣化を引
き起こしていた。
【0013】そこで、この発明の第1の課題は、画像形
成装置の回転型現像装置において、トナーにストレスが
かかることを防ぎ、画像の均一性が低下したり、地肌汚
れ等の画像劣化が生じたりすることを防止することにあ
る。
【0014】第2の課題は、現像器の長手方向に現像剤
を良好に搬送可能とすることにある。
【0015】さらに、特開平5−313488号公報に
記載の現像装置をそのまま回転型の現像装置に適用する
と、現像装置の開口が下向きとなったとき、現像装置内
に収納するトナーが開口から漏れ出すおそれがあり、シ
ールが困難でトナー飛散を生ずる問題がある。そこで、
この発明の第3の課題は、現像装置の開口が下向きとな
ったときにも、現像装置内のトナーが開口から漏れ出さ
ないようにシールを容易とし、トナー飛散を防止するこ
とにある。
【0016】第4の課題は、上述した課題を解決した回
転型現像装置を備える画像形成装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、上述した第1の課題を達成すべく、現像器
の端部にそれに現像剤を補給する現像剤収容器を有する
回転型現像装置において、現像剤収容器に収納した現像
剤を、回転によって現像器の長手方向に搬送してなる、
ことを特徴とする。
【0018】請求項2に記載の発明は、同じく上述した
第1の課題を達成すべく、請求項1に記載の回転型現像
装置において、現像器の長手方向には、現像剤を搬送す
る部材を設けていない、ことを特徴とする。
【0019】請求項3に記載の発明は、上述した第2の
課題を達成すべく、請求項1に記載の回転型現像装置に
おいて、安息角が60度以下の現像剤を使用してなる、
ことを特徴とする。
【0020】請求項4に記載の発明は、同じく上述した
第2の課題を達成すべく、請求項1に記載の回転型現像
装置において、現像剤収容器には、収納した現像剤を集
める仕切り部材を備えてなる、ことを特徴とする。
【0021】請求項5に記載の発明は、上述した第1お
よび第3の課題を達成すべく、請求項1に記載の回転型
現像装置において、現像器のケース内を連通路を残して
隔離部材で離隔し、現像剤収容器から補給した現像剤を
一時保留する現像剤保留部と、それから連通路を通して
送り込んだ現像剤を像担持体に付着する現像部とを設け
てなる、ことを特徴とする。
【0022】また、請求項6に記載の発明は、同じく上
述した第1および第3の課題を達成すべく、現像器とそ
れに現像剤を補給する現像剤収容器とよりなる現像ユニ
ットを複数備え、回転してそのうちの1の現像ユニット
を選択して現像位置へと移動し、像担持体に形成した静
電潜像を現像する回転型現像装置において、現像器のケ
ース内を連通路を残して隔離部材で離隔し、現像剤収容
器から補給した現像剤を一時保留する現像剤保留部と、
それから連通路を通して送り込んだ現像剤を像担持体に
付着する現像部とを設けてなる、ことを特徴とする。
【0023】請求項7に記載の発明は、同じく上述した
第1および第3の課題を達成すべく、請求項6に記載の
回転型現像装置において、現像部内の現像剤を像担持体
に付着する開口を、連通路の向きが下向きでないときに
下向きとなるように現像部に設けてなる、ことを特徴と
する。
【0024】請求項8に記載の発明は、同じく上述した
第1および第3の課題を達成すべく、請求項6、または
7に記載の回転型現像装置において、現像剤保留部およ
び連通路を像担持体の幅方向に沿って形成してなる、こ
とを特徴とする。
【0025】請求項9に記載の発明は、同じく上述した
第1および第3の課題を達成すべく、請求項6、7、ま
たは8に記載の回転型現像装置において、1の現像ユニ
ットを現像位置としたとき、その現像ユニットの現像剤
保留部の現像剤を重力により現像部に送り込んでなる、
ことを特徴とする。
【0026】請求項10に記載の発明は、同じく上述し
た第1および第3の課題を達成すべく、請求項6、7、
8、または9に記載の回転型現像装置において、1の現
像ユニットを現像位置としたとき、その現像ユニットの
現像剤保留部の最下部に連通路が位置してなる、ことを
特徴とする。
【0027】請求項11に記載の発明は、同じく上述し
た第1および第3の課題を達成すべく、請求項6、7、
8、9、または10に記載の回転型現像装置において、
現像剤収容器内に、現像剤保留部に通ずる開口と、回転
にともない該現像剤収容器内の現像剤を開口に集める仕
切り部材とを設けてなる、ことを特徴とする。
【0028】請求項12に記載の発明は、同じく上述し
た第1および第3の課題を達成すべく、請求項11に記
載の回転型現像装置において、現像剤収容器内に、回転
にともない該現像剤収容器内の現像剤を開口を通して現
像剤保留部に導く傾斜を設けてなる、ことを特徴とす
る。
【0029】請求項13に記載の発明は、上述した第4
の課題を達成すべく、画像形成装置において、請求項1
に記載の回転型現像装置を備えてなる、ことを特徴とす
る。
【0030】請求項14に記載の発明は、同じく上述し
た第4の課題を達成すべく、画像形成装置において、請
求項6に記載の回転型現像装置を備えてなる、ことを特
徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、カラー画像
形成装置の内部機構の全体概略構成を示す。図示カラー
画像形成装置には、この発明による回転型現像装置を備
える。
【0032】図中符号1は、ベルト状像担持体たる可撓
性の感光体ベルトである。感光体ベルト1は、回動ロー
ラ2、3間に架設され、回動ローラ2の回転駆動により
図中矢印A方向(時計方向)に搬送される。
【0033】図中符号4は、感光体ベルト1表面を均一
に帯電する帯電手段たる帯電チャージャである。図中符
号LWは静電潜像露光手段たるレーザ光学装置、5は除
電ローラである。また、図中符号6は、後述するイエ
ロ、マゼンタ、シアン、黒の現像剤(トナー)を有する
4つの現像ユニットを一体的に形成した、この発明によ
る回転型カラー現像装置である。
【0034】さらに、図中符号10は、中間転写体たる
中間転写ベルトである。中間転写ベルト10は、回動ロ
ーラ11、12の間に架設され、回動ローラ11の回転
駆動により図中矢印B方向(反時計方向)に搬送され
る。前記感光体ベルト1と、この中間転写ベルト10
は、感光体ベルト1の回動ローラ3部で接触している。
該接触部の中間転写ベルト10側には、導電性を有する
バイアスローラ13が中間転写ベルト10裏面に所定の
条件で接触している。
【0035】そして、この図示カラー画像形成装置にお
いて画像形成動作を行うとき、感光体ベルト1の回転と
ともに、まず帯電チャージャ4により一様に帯電された
後、レーザ光学装置LWにより、画像情報に基づき走査
露光されて表面に静電潜像が形成される。露光する画像
情報は所望のフルカラー画像をイエロ、シアン、マゼン
タ、および黒の色情報に分解した単色の画像情報であ
り、感光体ベルト1の表面はこの情報により半導体レー
ザ(図示せず)で発生されたレーザービームLにより走
査露光される。
【0036】形成された静電潜像は、後述するこの発明
による回転型現像装置6により各々所定のイエロ、シア
ン、マゼンタ、および黒トナーで各々単色現像され、感
光体ベルト1上に各々の色画像が順次形成される。
【0037】図中矢印A方向に回転する感光体ベルト1
上に形成された各単色画像は、感光体ベルト1と同期し
て図中矢印B方向に回転する中間転写ベルト10上に、
イエロ、シアン、マゼンタ、および黒の単色毎に、バイ
アスローラ13に印加された所定の転写バイアスにより
順次重ね転写される。
【0038】中間転写ベルト10上に重ね合わされたイ
エロ、シアン、マゼンタ、および黒の画像は、給紙台
(給紙カセット)17から給紙ローラ18、搬送ローラ
対19A、19B、レジストローラ対20A、20Bを
経て転写部へ搬送された転写紙17A上に転写ローラ1
4により一括転写される。転写終了後、転写紙17Aは
定着装置80により定着されて、フルカラー画像が完成
し、排紙ローラ対81A、81Bを経て排紙スタック部
82に排出される。
【0039】なお、図中15は、感光体ベルト1に常時
当接し、感光体ベルト1上のトナーをクリーニングする
クリーニング部材15Aを含むクリーニング装置、およ
び廃棄トナー回収容器である。図中16は、中間転写ベ
ルト10のクリーニング装置で、該クリーニング装置1
6のクリーニングブレード16Aは、画像形成動作中に
は中間転写ベルト10表面から離間した位置に保持さ
れ、形成像が上述の転写紙17A上に転写された後に中
間転写ベルト10表面に当接される。
【0040】中間転写ベルト10上よりクリーニングブ
レード16Aによって掻き取られた廃棄トナーは、クリ
ーニング装置16内に設けられたオーガ16Bにより、
図面手前方向に搬送され、さらにプロセスカートリッジ
31手前側面に設けられた、図示を省略した搬送部によ
り廃棄トナー回収容器15に搬送される。所定量以上の
廃棄トナーが廃棄トナー回収容器15内に収容された時
点でプロセスカートリッジ31に対し交換することよ
り、プロセスカートリッジ31の長寿命化が図られる。
【0041】また、感光体ベルト1、帯電チャージャ
4、中間転写ベルト10、クリーニング装置16、レジ
ストローラ20Bは、プロセスカートリッジ31として
一体的に構成される。廃棄トナー回収容器15は、プロ
セスカートリッジ31に対して交換可能に組み込まれ
る。プロセスカートリッジ31のレジストローラ20B
側のケース外装部分は、用紙搬送ガイドとしての機能も
備えている。
【0042】さて、上述した回転型現像装置6は、詳し
くは図2に示すように、回転支持体22で支持して、イ
エロの現像ユニット23Y、シアンの現像ユニット23
C、マゼンタの現像ユニット23M、黒の現像ユニット
23Kを、たとえば図3に示すシアンの現像ユニット2
3Cのように矢示方向に交換自在に取り付ける。
【0043】各現像ユニット23は、図4に示すよう
に、それぞれ1/4円筒状の現像器24と、その一端側
に一体に設ける1/4円缶状の現像剤収容器25とから
なる。
【0044】現像器24は、図2から判るとおり、ケー
ス26内を連通路27を残して隔離部材28で離隔し、
現像剤収容器25から補給した現像剤を一時保留する現
像剤保留部32と、それから連通路27を通して送り込
んだ現像剤を感光体ベルト1に付着する現像部33とを
設ける。
【0045】そして、連通路27の向きが下向きでない
ときに下向きとなるように、ケース26に開口26aを
設ける。現像部33内には、開口26aから一部を外部
に露出する現像ローラ34、それに現像剤を供給する供
給ローラ35、それに所定の食い込み量で食い込んでそ
の供給ローラ35上の現像剤を定量化するフリッカ部材
36、先端を現像ローラ34に接するブレード37を設
ける。
【0046】現像ローラ34、供給ローラ35、フリッ
カ部材36は、それぞれ図5のように現像器24内に長
手方向に平行に設け、また現像剤保留部32および連通
路27も同じく現像器24の長手方向に設け、感光体ベ
ルト1の幅方向に沿って形成してなる。供給ローラ35
は発泡ウレタン等の弾性体でつくる。フリッカ部材36
は、直径5mm程度の鋼材の丸棒であり、供給ローラ3
5上のトナーを規制するとともに、供給ローラ35をほ
ぐす働きをする。ブレード37は、ステンレス鋼帯等の
バネ性を有する薄板、あるいはウレタンゴム等の弾性体
でつくる。
【0047】一方、現像剤収容器25内には、図6に示
すように、上流側側部に沿う回転中心O寄りに、現像剤
保留部32に通ずる開口40と、回転にともない該現像
剤収容器25内の現像剤を開口40に集める仕切り部材
41とを設ける。
【0048】そして、図示現像装置では、はじめホーム
ポジションにあるときは、図2に示すように、イエロの
現像ユニット23Yと黒の現像ユニット23Kのほぼ中
間が感光体ベルト1と対向し、いずれの現像ローラ34
も感光体ベルト1と対向していない。
【0049】画像形成動作を行うときは、色情報に同期
して図示省略した駆動手段により回転中心Oを中心とし
て図2中時計方向に回転し、イエロから順に現像ユニッ
ト23を選択的に現像位置へと回動して図7に示すよう
に現像ローラ34を感光体ベルト1に対向する。そし
て、供給ローラ35で帯電供給した現像剤を現像ローラ
34表面に担持してブレード37で薄層化し、感光体ベ
ルト1に付着して、感光体ベルト1上に形成された静電
潜像を現像する。
【0050】さて、図示現像装置6では、図7に示すよ
うに、1の現像ユニット23を現像位置としたとき、そ
の現像ユニット23の現像剤保留部32の最下部に連通
路27を位置せしめ、現像剤保留部32内の現像剤が重
力により自然に連通路27を通して現像部33に入り込
むようにする。
【0051】また、現像剤保留部32内の現像剤が減少
して高さレベルが低くなると、現像剤収容器25内の高
さレベルとの高低差から、重力により自然に現像剤収容
器25内の現像剤が開口40を通して現像剤保留部32
に入り込むようにする。仮に、現像剤保留部32内に現
像剤がほとんどない状態でも、現像装置6を1回、ある
いは数回回転するだけで、現像剤保留部32内を現像剤
で満たすことができる。
【0052】ところで、この発明においては、現像装置
6の回転によって、現像剤収容容器25に収容された現
像剤を、現像装置6の長手方向に搬送する。このため、
現像剤は、流動性が高いことが好ましく、安息角が60
度以下のものを用いたところ、その60度を超える安息
角のものよりも、より良好な搬送結果が得られた。な
お、現像剤の安息角は、ふるい上の試料(現像剤)を振
動により自然落下させ、測定用テーブル上に堆積させて
求めた。
【0053】以上のとおり、図示現像装置では、その回
転駆動にともない重力を利用して現像剤収容器25から
現像剤保留部32、現像剤保留部32から現像部33へ
と現像剤を補給するから、現像剤にストレスが加わるこ
とを防ぎ、現像剤を安定供給して、画像の均一性が低下
したり、地肌汚れ等の画像劣化が生じたりすることを防
止することができる。
【0054】また、現像剤量の検知や複雑な供給量制御
を不要としてレイアウト自由度を大きくし、感光体ベル
ト1に対する断面占有率を小さくして小型化することが
できる。
【0055】ところで、図8において、(a)は現像装
置6がホームポジションにあるときの現像剤収容器25
の状態を示す。この状態から、図中矢印D方向に回動し
て(b)に示すようにイエロの現像ユニット23Yが現
像位置にくると、イエロの現像剤収容器25Y内の現像
剤は、重力により下流側側部a側のコーナーに集まる。
【0056】次に、さらにD方向に回動して(c)に示
すようにシアンの現像ユニット23Cが現像位置にくる
と、イエロの現像剤収容器25Y内の現像剤は、重力に
より円弧部b上に集まる。
【0057】さらにD方向に回動して(d)に示すよう
にマゼンタの現像ユニット23Mが現像位置にくると、
イエロの現像剤収容器25Y内の現像剤は、重力により
今度は上流側側部c側のコーナーに集まる。
【0058】さらにD方向に回動して(e)に示すよう
に黒の現像ユニット23Kが現像位置にくると、イエロ
の現像剤収容器25Y内の現像剤は、仕切り部材41Y
により開口40Yへと導かれる。
【0059】現像装置6のさらなる回転駆動により、現
像装置は、再び(a)に示すホームポジションに戻る。
【0060】なお、図9に示すように、現像剤収容器2
5内のケースに傾斜44を設け、現像装置6の回転にと
もない仕切り部材41により集められた現像剤収容器2
5内の現像剤を効率よく開口40へと向けるようにする
とよい。
【0061】ところで、上述した現像装置6では、各現
像ユニット23の現像器24と現像剤収容器25とを一
体に形成し、現像剤がなくなったときには現像ユニット
全体を新しいものと交換した。しかし、図10に示すよ
うに、各現像ユニット23の現像剤収容器25を現像器
24と別体とし、カートリッジ式として現像剤がなくな
ったときには現像剤収容器25のみを交換する現像ユニ
ット23を有する現像装置にも同様に適用することがで
きる。なお、図中符号24aは、現像剤収容器25に対
する現像器24の接続開口である。
【0062】
【発明の効果】以上のとおり、請求項1に係る発明によ
れば、現像剤収容器に収納した現像剤を、回転によって
現像器の長手方向に搬送するから、搬送するとき、現像
剤にストレスが加わることを防ぎ、現像剤を安定供給し
て、画像の均一性が低下したり、地肌汚れ等の画像劣化
が生じたりすることを防止することができる。
【0063】請求項2に係る発明によれば、現像器の長
手方向には、現像剤を搬送する部材を設けていないか
ら、さらに現像剤へのストレスを少なくすることができ
る。
【0064】請求項3に係る発明によれば、安息角が6
0度以下の現像剤を使用するから、現像剤を現像器の長
手方向に良好に搬送することができる。
【0065】請求項4に係る発明によれば、現像剤収容
器には、収納した現像剤を集める仕切り部材を備えるか
ら、現像剤に十分な高さを与えることができ、現像剤を
現像器の長手方向に良好に搬送することができる。
【0066】請求項5および6に係る発明によれば、回
転にともない現像剤保留部の現像剤を連通路を通して現
像部へと送り込むから、現像剤にストレスが加わること
を防ぎ、現像剤を安定供給して、画像の均一性が低下し
たり、地肌汚れ等の画像劣化が生じたりすることを防止
することができる。
【0067】また、現像剤量の検知や複雑な供給量制御
を不要としてレイアウト自由度を大きくし、感光体ベル
トに対する断面占有率を小さくして小型化することがで
きる。
【0068】さらに、現像器のケース内を連通路を残し
て隔離部材で隔離するから、連通路を通して現像剤保留
部から現像部へと移動する現像剤量を制限することがで
き、現像部の開口を下向きとしたときにも現像部から外
部へのトナー漏れを防ぎ、トナー飛散を減ずることがで
きる。
【0069】請求項7に係る発明によれば、現像部の開
口を下向きとしたとき、連通路の向きが下向きとならな
いから、現像部へと現像剤が送り込まれることがなく、
現像部からのみのトナー漏れを防止すればよいこととな
り、シールを容易としてシール性を向上し、トナー飛散
を一層減ずることができる。
【0070】請求項8に係る発明によれば、現像剤保留
部および連通路を像担持体の幅方向に沿って形成するか
ら、像担持体に対して均一に現像剤を付着することがで
きる。
【0071】請求項9に係る発明によれば、1の現像ユ
ニットを現像位置としたとき、その現像ユニットの現像
剤保留部の現像剤を重力により現像部に送り込むから、
一層現像剤にストレスが加わることを防ぎ、経時による
現像剤劣化を防いで現像剤を安定供給し、画像の均一性
が低下したり、地肌汚れ等の画像劣化が生じたりするこ
とを防止することができる。
【0072】請求項10に係る発明によれば、1の現像
ユニットを現像位置としたとき、その現像ユニットの現
像剤保留部の最下部に連通路を位置するから、現像剤保
留部内の現像剤を完全に現像部へと送り込むことができ
る。
【0073】請求項11に係る発明によれば、現像剤収
容器内に、現像剤保留部に通ずる開口と、回転にともな
い該現像剤収容器内の現像剤を開口に集める仕切り部材
とを設けるから、現像剤にストレスを加えることなく、
現像剤収納器内の現像剤を効率よく現像剤保留部へと送
り込むことができる。
【0074】請求項12に係る発明によれば、現像剤収
容器内に、回転にともない該現像剤収容器内の現像剤を
開口を通して現像剤保留部に導く傾斜を設けるから、現
像装置の回転にともない、仕切り部材により集められた
現像剤収容器内の現像剤を効率よく開口へと向けること
ができる。
【0075】請求項13および14に係る発明によれ
ば、それぞれ上述した請求項1または請求項6に係る発
明の効果を有する回転型現像装置を備えた画像形成装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の内部機構の全体概略構成
図である。
【図2】そのカラー画像形成装置に備えるこの発明によ
る回転型現像装置の現像器部分の縦断面図である。
【図3】その回転型現像装置の外観斜視図である。
【図4】その回転型現像装置で用いる1の現像ユニット
の斜視図である。
【図5】その現像ユニットの内部構成図である。
【図6】前記回転型現像装置の現像剤収容器部分の縦断
面図である。
【図7】同回転型現像装置の1の現像ユニットを現像位
置へと移動した状態構成図である。
【図8】同回転型現像装置の回転駆動にともなう現像剤
収容器部分の状態説明図である。
【図9】前記回転型現像装置で用いる他の現像ユニット
の内部構成図である。
【図10】前記回転型現像装置で用いるまた別の現像ユ
ニットの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 感光体ベルト(像担持体) 6 回転型現像装置 22 回転支持体 23 現像ユニット 24 現像器 25 現像剤収容器 26 ケース 26a 窓 27 連通路 28 隔離部材 32 現像剤保留部 33 現像部 34 現像ローラ 35 供給ローラ 36 フリッカ部材 37 ブレード 40 開口 41 仕切り部材 44 傾斜

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像器の端部にそれに現像剤を補給する
    現像剤収容器を有する回転型現像装置において、前記現
    像剤収容器に収納した現像剤を、回転によって前記現像
    器の長手方向に搬送してなる、回転型現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像器の長手方向には、現像剤を搬
    送する部材を設けていない、請求項1に記載の回転型現
    像装置。
  3. 【請求項3】 安息角が60度以下の現像剤を使用して
    なる、請求項1に記載の回転型現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤収容器には、収納した現像剤
    を集める仕切り部材を備えてなる、請求項1に記載の回
    転型現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像器のケース内を連通路を残して
    隔離部材で離隔し、前記現像剤収容器から補給した現像
    剤を一時保留する現像剤保留部と、それから前記連通路
    を通して送り込んだ現像剤を前記像担持体に付着する現
    像部とを設けてなる、請求項1に記載の回転型現像装
    置。
  6. 【請求項6】 現像器とそれに現像剤を補給する現像剤
    収容器とよりなる現像ユニットを複数備え、回転してそ
    のうちの1の現像ユニットを選択して現像位置へと移動
    し、像担持体に形成した静電潜像を現像する回転型現像
    装置において、 前記現像器のケース内を連通路を残して隔離部材で離隔
    し、前記現像剤収容器から補給した現像剤を一時保留す
    る現像剤保留部と、それから前記連通路を通して送り込
    んだ現像剤を前記像担持体に付着する現像部とを設けて
    なる、回転型現像装置。
  7. 【請求項7】 前記現像部内の現像剤を前記像担持体に
    付着する開口を、前記連通路の向きが下向きでないとき
    に下向きとなるように前記現像部に設けてなる、請求項
    6に記載の回転型現像装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤保留部および前記連通路を前
    記像担持体の幅方向に沿って形成してなる、請求項6、
    または7に記載の回転型現像装置。
  9. 【請求項9】 前記1の現像ユニットを現像位置とした
    とき、その現像ユニットの現像剤保留部の現像剤を重力
    により前記現像部に送り込んでなる、請求項6、7、ま
    たは8に記載の回転型現像装置。
  10. 【請求項10】 前記1の現像ユニットを現像位置とし
    たとき、その現像ユニットの現像剤保留部の最下部に前
    記連通路を位置してなる、請求項6、7、8、または9
    に記載の回転型現像装置。
  11. 【請求項11】 前記現像剤収容器内に、前記現像剤保
    留部に通ずる開口と、回転にともない該現像剤収容器内
    の現像剤を前記開口に集める仕切り部材とを設けてな
    る、請求項6、7、8、9、または10に記載の回転型
    現像装置。
  12. 【請求項12】 前記現像剤収容器内に、回転にともな
    い該現像剤収容器内の現像剤を前記開口を通して前記現
    像剤保留部に導く傾斜を設けてなる、請求項11に記載
    の回転型現像装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の回転型現像装置を備
    えてなる、画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項6に記載の回転型現像装置を備
    えてなる、画像形成装置。
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