JPH0112710Y2 - - Google Patents

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JPH0112710Y2
JPH0112710Y2 JP18648085U JP18648085U JPH0112710Y2 JP H0112710 Y2 JPH0112710 Y2 JP H0112710Y2 JP 18648085 U JP18648085 U JP 18648085U JP 18648085 U JP18648085 U JP 18648085U JP H0112710 Y2 JPH0112710 Y2 JP H0112710Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ミシンの逆転可能な布送り装置、
詳しくは送り歯の布送り方向を切換える送り切換
機構に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の布送り装置には、例えば実公昭
59−26955号公報に記載されたミシンの送り変換
機構がある。
この送り変換機構は、送り歯に水平送り運動を
付与するための水平送りカムの位相を約180度反
転させることによつて、送り歯の布送り方向を切
換えるもので、第6図に示すように、駆動軸1上
に水平送りカム2が摺動及び回動可能に配置され
ると共に同送りカム2に送り二又3の二又部4が
係合され、同駆動軸1上に左右一対の係合体5,
6が前記水平送りカム2を挟んで所定の隙間をも
つて固定されており、前記水平送りカム2が操作
体7の操作によつてどちらか一方の係合体5,6
に選択的に連結されることによつて、布送り方向
が切換えられるものである。そして、前記送り方
向の切換時における水平送りカム2の移動に係わ
る衝撃、すなわち係合体5,6に対する水平送り
カム2の係合の衝撃を緩衝するために、操作体7
とその操作体7に連結された手動部材との間にば
ねを挿入することが一般的に行われていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の送り変換機構にあつては、送り
歯の送り方向切換時の衝撃を緩和するために専用
の衝撃吸収ばねが配置されていることから、構造
が複雑で、部品点数が多いと共に組付性が悪く、
結局、コストが高く付くという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 上記した従来の技術における問題点を解決する
ための本考案は、縫針の上下動に調時して四運動
送りを行う送り歯と、その縫針の上下動に関連し
て回転駆動される駆動軸に回転自在に嵌挿された
水平送りカムと、送り調節器により調節設定され
た量の水平送り運動を前記送り歯に付与するため
に前記水平送りカムに係合して作動する作動部材
と、前記水平送りカム及び駆動軸を所定の正送り
連結状態と約180度の角度位相差を有する逆送り
連結状態とのいずれかの状態にて連結し得る連結
部材と、前記水平送りカム及び連結部材の一方の
部材を他方の部材に対して前記駆動軸の軸方向に
移動させて前記水平送りカム及び駆動軸の連結状
態を可逆的に切換えるために操作可能な操作体と
を備えたミシンにおいて、 前記駆動軸と平行な方向に移動操作し得るよう
に前記操作体を構成し、 前記水平送りカム及び連結部材の中の前記一方
の部材と前記操作体とを作動的に連結するために
曲げ力または捩り力に対して弾性を有する1つの
弾性部材をミシン機枠に枢支したことを構成の要
旨とするミシンの逆転可能な布送り装置である。
(作用) 上記した手段によれば、操作体を操作すること
によつて、弾性部材を介して水平送りカムあるい
は連結部材が駆動軸上を軸方向に移動され、駆動
軸に対し水平送りカムが位相を約180度反転した
状態に連結されて、送り歯の水平送り運動の方向
が切換わる際に、前記弾性部材が連結部材あるい
は水平送りカムの切換作動部材として作動すると
同時に、その弾性に抗しての曲げまたは捩りによ
る撓みによつて、前記送り歯の送り方向切換時に
おける衝撃が緩和され、その衝撃が操作体に伝わ
り難く、良好な操作性が得られる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図〜第5図に
したがつて説明する。ミシンの逆転可能な布送り
装置を一部破断した正面図で示す第1図、及び同
平面図で示す第2図において、ミシンのベツド1
0内には、プレート状をした支持基板11が固定
ねじ12〜12によつて垂立状に取着されてい
る。支持基板11は前記ベツド10内を前後にほ
ぼ二分しており、同支持基板11の前後に布送り
装置の構成部品が次のように配置される。また支
持基板11の前面のほぼ中央部には、ほぼコ字状
をした支持枠13が取付ねじ14〜14によつて
取付られている。なお支持基板11は、ミシン機
枠の一部に相当する。
支持基板11と支持枠13との間には、前後方
向に延びる駆動軸15が回転可能に架設されてい
る。駆動軸15の後端部は、支持基板11の後方
へ突出され、図示しないタイミングベルトを主体
とするベルト伝導機構を介して駆動モータと連繋
されている。この駆動軸15は、駆動モータの駆
動によつてミシンの縫針(図示省略)の上下動に
関連して回転駆動される。
駆動軸15の中央部には、三角カム形をした水
平送りカム16が偏心状にかつ回転自在に嵌挿さ
れている。水平送りカム16には、プレート状を
した作動部材17のほぼ四角形状のカム孔18が
係合されている。作動部材17は、水平送りカム
16の回転による上下方向と、後述する送り調節
器Bによる左右方向(水平方向)の移動を伴う往
復運動をなす。
しかして布送り装置は、大別して、作動部材1
7の運動に基づいて送り歯(図示省略)を水平送
り運動させる送り運動機構Aと、前記作動部材1
7の左右方向の移動量を調節することにより送り
歯の水平送り運動の量を調節設定する送り調節器
Bと、水平送りカム16の回転を約180度の角度
位相差をもつて切換える送り切換機構Cとによつ
て構成されている。以下に、送り運動機構A、送
り調節器B、送り切換機構Cについて順次説明す
る。
まず送り運動機構Aについて述べる。前記支持
基板11の左端部前面に突出された支軸19に
は、連動アーム20が支持基板11の前面にて回
動自在に軸支されている。連動アーム20の上端
部には、前記作動部材17の左端部が、前記支軸
19と平行をなすピン21を介して回動自在に連
結されている。連動アーム20の左端部には、前
端に二股部23を有する作動軸22が前記支軸1
9と平行をなした状態で回動自在に軸支されてい
る。
前記連動アーム20の左方に隣接する水平送り
アーム24の後端には、左方へ突出する水平送り
軸25が突出されており、同軸25が前記ベツド
10内の底部に回動自在に支持されている。水平
送りアーム24の前端には連動軸26が水平送り
軸25と平行をなして右方へ突出されていて、こ
の軸26が前記作動軸22の二股部23に係合さ
れている。
従つて、前記水平送りカム16の回転によつ
て、作動部材17が作動されると、連動アーム2
0が支軸19を中心に揺動され、これに伴つて作
動軸22を介して水平送りアーム24が水平送り
軸25を中心に揺動される。この水平送り軸25
の回動は、周知のように、送り台(図示省略)に
伝達され、同送り台と共に送り歯が前後方向へ水
平送り運動される。しかして前記送り台は、周知
の上下送り運動機構(図示省略)を介して上下送
り運動され、その協働によつて送り歯はミシンの
縫針(図示省略)の上下動に調時して四運動送り
される。この送り歯の四運動送りは、通常は布を
ベツド10の後方へ送る正送りとなつており、前
記水平送りカム16の回転を送り切換機構C(後
述する。)により約180度の角度位相差をもつて切
換えることで、布をベツド10の前方へ戻し送る
逆送りに切換えられる。
次に送り調節器Bについて述べる。前記作動部
材17の右端部背面には、角駒状の摺動部材27
がピン28により回動自在に取付けられている。
摺動部材27は調節部材29前面の案内溝30
に摺動可能に係合されている。調節部材29は、
前記支持基板11に前後方向に突出した状態で回
動可能に軸支された回動軸31の前端部に固着さ
れている。従つて、回動軸31の回動による調節
部材29の傾斜角度(本例では調節部材29の上
端部が第1図において左方へ傾斜する角度)に応
じて、摺動部材27が案内溝30に沿つて摺動案
内されることにより、前記水平送りカム16の回
転による作動部材17の上下運動に伴つて水平運
動がその作動部材17に付与され、その結果、前
記送り運動機構Aを介して送り歯が水平送り運動
される。すなわち調節部材29が垂直状にあると
きには送り歯の水平送り運動の量は0であり、調
節部材29の傾斜角度が大きくなることに比例し
て前記水平送り運動の量が増大する。
また前記支持基板11の右端部には、前方へ突
出する固定軸32が前記駆動軸15と平行をなし
て突設されている。固定軸32の基部には、円盤
状をした送り量調節カム33が回動自在に嵌合さ
れると共に同調節カム33の軸方向の移動を阻止
するスナツプリング33aが取着されている。送
り量調節カム33の背面には、固定軸32の軸心
からの距離が漸次変わる波形状のカム溝34が形
成されている。
送り量調節カム33の前面には、送り量調節用
操作体に相当する送り量調節ダイヤル35が接続
部36を介して一体状に設けられている。なお、
送り量調節ダイヤル33の前面の凹部37内に
は、送り方向切換用操作体に相当する送り方向切
換ボタン(後述する。)61が軸方向に移動可能
に配置される。
前記支持基板11の背面には、連結リンク38
がその中央部の水平状の長孔39を介して止めね
じ40により水平移動可能に支持されている。連
結リンク38の右端部前面には案内軸41が突設
されている。案内軸41は、支持基板11の水平
状の開口孔42を通して、前記送り量調節カム3
3のカム溝34に係入されている。この連結リン
ク38は、前記送り量調節カム33の回動操作に
より、前記カム溝34及び開口孔42を介して案
内軸41が案内移動されることによつて水平方向
へ移動される。
前記連結リンク38の左端には、回動アーム4
3の上端部が連結ねじ44により回動自在に連結
され、さらに同回動アーム43の下端部と前記調
節部材29の回動軸31の後端部とが結合されて
いる。従つて、前記連結リンク38の水平方向の
移動によつて、回動アーム43を介して調節部材
29が回動軸31と共に傾動され、その傾動によ
り前記作動部材17に対する水平方向の移動量が
増減される結果、前記送り歯の送り量が調節され
る。
次に送り切換機構Cについて述べる。前記駆動
軸15上には、水平送りカム16の前側に連動部
材45及び連結部材46が順次並んで、それぞれ
相対回転可能に嵌挿されている。
連動部材45は、第3図に示すように、略扇形
に形成され、その円弧側端部には開口孔47が開
けられると共に、鋭角側端部前面には前記駆動軸
15と平行に延びる軸部48が突設されている。
連動部材45の開口孔47は、前記水平送りカム
16の前側に突出した突起部49に係合され、同
連動部材45が水平送りカム16の前面に接面さ
れた状態で連結されている。駆動軸15上の連動
部材45と水平送りカム16の軸方向の移動は、
駆動軸15上に止着されたスナツプリング50,
50aによつて規制される。また同駆動軸15上
の連結部材46は、スナツプリング50と支持基
板11の支持枠13の前板部との間において軸方
向に移動可能である。なお前記スナツプリング5
0aに代えて、駆動軸15上に配置された何らか
の部材が流用される場合もある。
前記連結部材46は、第3図及び第4図に示す
ように、円板状をした前後2つの回転部51,5
2が一対の連続部53,53を介して、所定の隙
間Sをもつて一体形成されたものである。回転部
51,52には、同一直線上に位置する貫通孔5
4,55が開けられると共に、同回転部51,5
2の各軸孔56,57には溝58,59が相互に
約180度の角度位相差をもつてそれぞれ形成され
ている。貫通孔54,55には、前記連動部材4
5の軸部48が嵌挿されており、連結部材46が
連動部材45に対し駆動軸15の回転方向には固
定連結されかつその軸方向には移動可能に連結さ
れている。なお連結部材46は、通常は第2図に
示すように連動部材45に隣接する後方位置に置
かれる。
しかして前記駆動軸15上には円柱状又はピン
状をした係合突部60が、相互の軸線が直交する
関係をもつように突設されている。この係合突部
60は、前記連結部材46の移動によつて各回転
部51,52の溝58,59に選択的に係合可能
になつており、通常は前側の回転部51の溝58
に係合されている。この状態が正送り連結状態で
あり、この状態より連結部材46が駆動軸15上
を前方へ移動されることにより、係合突部60に
後側の回転部52の溝59が係合された逆送り連
結状態となる。また同係合突部60は、前記回転
部51,52の隙間Sに位置したときには両溝5
8,59から離脱し得るようになつている。
また前記送り量調節ダイヤル35の凹部37に
は、送り方向切換用操作体に相当する送り方向切
換ボタン61が軸方向に移動可能に、すなわち前
記駆動軸15と平行な方向に移動操作し得るよう
に嵌合されている。この切換ボタン61のボス部
62は、送り量調節ダイヤル35の後方へ前記凹
部37底面の貫通孔63を通して突出されると共
に、同ボス部62の軸孔64が前記固定軸32に
軸方向に移動可能に嵌挿されている。この切換ボ
タン61のボス部62端面と、それに対面する前
記スナツプリング33aとの間には、コイルスプ
リング65が前記固定軸32に嵌挿された状態で
介装されており、同スプリング65の弾性によつ
て切換ボタン61が常には前方位置に置かれてい
る(第2図参照)。
前記支持基板11の前面には、支持ブラケツト
66が前記連結部材46と送り方向切換ボタン6
1とのほぼ中間に位置して止着ねじ67により取
付けられている。支持ブラケツト66の先端上に
は、曲げ力または捩り力に対して弾性を有する1
つの弾性部材68のほぼ中央が枢支ねじ69によ
りほぼ水平状態で回動可能に支持されている。な
お枢支ねじ69の軸部が枢支軸70になつてい
る。
弾性部材68の右端は、前記送り方向切換ボタ
ン61のボス部62を取巻くようにコ字状に折曲
され、その内側に突出した係止ピン71が同ボス
部62下側の係合孔72に係入されている。また
弾性部材68の左端部下面には係合ピン73が突
出されており、同ピン73が前記連結部材46の
両回転部51,52の上端部間に同弾性部材68
の弾性により付勢された状態で係入、すなわち同
弾性部材68の左端部が連結部材46に圧接され
て連結されている。従つて弾性部材68は、連結
部材46と前記送り方向切換ボタン61とを作動
的に連結している。また連結部材46は、枢支軸
70の軸方向の寸法が枢支軸70に直角な方向の
寸法より充分に小さくなるような帯板状に構成さ
れ、前記切換ボタン61が移動操作された時に捩
り力が作用する。
上記したミシンの逆転可能な布送り装置におい
て、第1図及び第2図に示されるように、通常の
縫製時には、送り方向切換ボタン61が前記コイ
ルスプリング65の弾性によつて前方位置へ付勢
された状態にあり、連結部材46が連動部材45
に隣接する後方位置にあり、前側の回転部51の
溝58に駆動軸15の係合突部60が係合した状
態にある。
従つて、駆動軸15が駆動モータにより積極的
に回転されると、前側の回転部51を介して連結
部材46が回転されると同時に連動部材45を介
して水平送りカム16が回転される。これによつ
て、作動部材17が上下方向及び水平方向に複合
運動され、連動アーム20及び水平送りアーム2
4が揺動されるに伴つて、送り台を介して送り歯
に水平送り運動が付与される。送り歯は、その水
平送り運動と、上下送り機構(図示省略)を介し
ての上下運動との複合運動によつて四運動送り、
すなわち送り歯が布をベツド10の後方へ送出す
正送りがなされる。
しかして、送り方向切換ボタン61がコイルス
プリング65の弾性に抗して後方へ押された場合
には、弾性部材68が枢支軸70を中心に第2図
において反時計回り方向へ回動されることによつ
て、連結部材46が駆動軸15上を前方へ移動さ
れる。
すると、まず駆動軸15上の係合突部60から
前側の回転部51の溝58が離脱され、両回転部
51,52の間の隙間Sに係合突部60が相対的
に位置する。このため、駆動軸15は連結部材4
6が弾性部材68と弾性係合しているから連結部
材46に対して空転し、同駆動軸15の回転は連
結部材46に伝わらず、送り歯の前記正送りは停
止する。そして、駆動軸15と連結部材46との
相対的な回転によつて、後側の回転部52の溝5
9に係合突部60が対応すると同時に、連結部材
46がさらに前方へ移動され、係合突部60に後
側の回転部52の溝59が係合される。
しかして、係合突部60に対する溝59の係入
前においては、弾性部材68がその弾性に抗して
一時的に捩れ、その捩り力の復元によつて前記係
入動作がなされる。すなわち弾性部材68は、連
結部材45の切換作動部材として作動し、かつそ
の弾性によつて切換時の連結部材46の移動によ
る連結部材46と係合突起60との係合の衝撃を
緩和し得る。これによつて前記衝撃が送り方向切
換ボタン61に伝わり難く、良好な操作性が得ら
れる。
係合突部60に後側の回転部52の溝59が係
合すると、駆動軸15の回転により連結部材46
が回転される。しかして、後側の回転部52の溝
59が前側回転部51の溝58と約180度位相差
を有しているため、連結部材46が約180度の位
相をもつて回転されることになり、これと共に連
動部材45を介して水平送りカム16の回転も連
動し、これにより前記送り歯の水平送り運動の方
向が逆転され、布がベツド10の前方へ送られ
る、すなわち逆送りされる。
また前記送り方向切換ボタン61に対する押圧
を解除すれば、同切換ボタン61はコイルスプリ
ング65の弾性により第2図に示す状態に復帰さ
れる。これに伴い、弾性部材68が枢支軸70を
中心として回動されることによつて、連結部材4
6が後方へ移動される。すると、後側の回転部5
2の溝59が係合突部60から離脱した後、前側
の回転部51の溝58に係合される。この係脱動
作は、前記切換の場合と同様にして行われる。こ
の場合も、弾性部材68は、前記切換時と同様
に、連結部材45の切換作動部材として作動し、
かつその弾性によつて切換時の連結部材46の移
動に係わる衝撃を緩和し得、よつて前記衝撃が送
り方向切換ボタン61に伝わり難く、良好な操作
性が得られる。
この切換えによつて、送り歯が正送り方向へ回
転され、布がベツド10の後方へ送られる。
なお上記実施例では、送り方向切換ボタン61
の操作により、弾性部材68を介して連結部材4
6を駆動軸15の軸方向に移動させたが、これに
代え、前記切換ボタン61の操作により、弾性部
材68を介して水平送りカム16を駆動軸15の
軸方向に移動させることによつて、駆動軸15と
水平送りカム16とを正送り連結状態あるいは逆
送り連結状態に切換えることもできる。また上記
実施例では、水平送りカム16と連動部材45を
別体としたが、その送りカム16と連動部材45
とは一体でもよい。
(考案の効果) すなわち、この考案は実用新案登録請求の範囲
の欄に記載した構成を要旨となし、操作体を操作
することによつて、弾性部材を介して水平送りカ
ムあるいは連結部材が駆動軸上を軸方向に移動さ
れ、駆動軸に対し水平送りカムが位相を約180度
反転した状態に連結されて、送り歯の水平送り運
動の方向が切換わる際に、前記弾性部材が連結部
材あるいは水平送りカムの切換作動部材として作
動すると同時に、その弾性に抗しての曲げまたは
捩りによる撓みによつて、前記送り歯の送り方向
切換時における衝撃が緩和され、その衝撃が操作
体に伝わり難く、良好な操作性が得られるもので
ある。従つて、従来必要とされた専用の衝撃吸収
ばねを排除することができ、構造が簡素化され、
よつて従来のものに比し、部品点数が削減される
と共に組付性が向上され、コストが大幅に低減さ
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図はミシンの逆転可能な布送り装置の一
部破断正面図、第2図は同平面図、第3図は同要
部の分解斜視図、第4図は連結部材の一部破断斜
視図、第5図は布送り装置の逆転時の状態を示す
平面図、第6図は従来例を示すもので、ミシンの
送り変換機構の説明断面図である。 11……支持基板(ミシン機枠の一部)、15
……駆動軸、16……水平送りカム、17……作
動部材、46……連結部材、61……送り方向切
換ボタン(操作体)、68……弾性部材、B……
送り調節器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 縫針の上下動に調時して四運動送りを行う送
    り歯と、その縫針の上下動に関連して回転駆動
    される駆動軸に回転自在に嵌挿された水平送り
    カムと、送り調節器により調節設定された量の
    水平送り運動を前記送り歯に付与するために前
    記水平送りカムに係合して作動する作動部材
    と、前記水平送りカム及び駆動軸を所定の正送
    り連結状態と約180度の角度位相差を有する逆
    送り連結状態とのいずれかの状態にて連結し得
    る連結部材と、前記水平送りカム及び連結部材
    の一方の部材を他方の部材に対して前記駆動軸
    の軸方向に移動させて前記水平送りカム及び駆
    動軸の連結状態を可逆的に切換えるために操作
    可能な操作体とを備えたミシンにおいて、 前記駆動軸と平行な方向に移動操作し得るよ
    うに前記操作体を構成し、 前記水平送りカム及び連結部材の中の前記一
    方の部材と前記操作体とを作動的に連結するた
    めに曲げ力または捩り力に対して弾性を有する
    1つの弾性部材をミシン機枠に枢支したことを
    特徴とするミシンの逆転可能な布送り装置。 (2) 前記弾性部材は、それ自身の弾性により一端
    部が前記水平送りカム及び連結部材の中の前記
    一方の部材に圧接されて連結されるように構成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載のミシンの逆転可能な布送り
    装置。 (3) 前記弾性部材は、その枢支軸の軸方向の寸法
    が枢支軸に直角な方向の寸法より充分に小さく
    なるように構成され、前記操作体が移動操作さ
    れた時に捩り力が弾性部材に作用することを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    ミシンの逆転可能な布送り装置。
JP18648085U 1985-12-03 1985-12-03 Expired JPH0112710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18648085U JPH0112710Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18648085U JPH0112710Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

Publications (2)

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JPS6293975U JPS6293975U (ja) 1987-06-16
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