JPH0113901B2 - - Google Patents

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JPH0113901B2
JPH0113901B2 JP55142240A JP14224080A JPH0113901B2 JP H0113901 B2 JPH0113901 B2 JP H0113901B2 JP 55142240 A JP55142240 A JP 55142240A JP 14224080 A JP14224080 A JP 14224080A JP H0113901 B2 JPH0113901 B2 JP H0113901B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
layer
metal substrate
metal
oxide layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55142240A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5768143A (en
Inventor
Hirokatsu Umeda
Hiroyuki Kagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP55142240A priority Critical patent/JPS5768143A/ja
Publication of JPS5768143A publication Critical patent/JPS5768143A/ja
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  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、活性アルミナと貴金属とよりなる触
媒成分をその表面上にコーテイングして支持する
モノリス触媒の金属製担体の改良に関するもので
ある。 自動車エンジン等の排気ガスの浄化用触媒とし
ては、活性アルミナと貴金属とよりなる触媒成分
を担体表面上にコーテイングしたいわゆるモノリ
ス触媒が汎用されている。 従来のモノリス触媒の担体としては、触媒成分
に対する担持性(耐剥離性)に優れたコージライ
トと呼ばれるセラミツクの押出成形品が汎用され
ているが、この種のセラミツク体は、それ自体の
強度が不足し、耐久性に劣るという欠点があつ
た。 これに代る担体として、金属性基体の表面にア
ルミナ層を形成し、このアルミナ層上に、触媒成
分をコーテイングするようにした金属性担体が提
案(例えば、特公昭59−32183号公報参照)され
ているが、かかる金属性担体では、アルミナ層自
体が金属性基体から剥離しやすく、したがつて、
強度的には問題はないが、触媒成分の担持能力に
おいてなお不足し、実用に供しがたい問題があつ
た。 本発明は、かかる従来の問題に鑑みてなされた
ものであつて、金属基体とアルミナ層との結合強
度を向上させ、よつて高い担体能力を示すモノリ
ス触媒の金属製担体を提供することを目的として
いる。 本発明に係る金属製担体は、Cr10〜25%、Al2
〜5%、C0.04%以下、N0.005〜0.05%、Ti0.1〜
0.6%、Zr0.01〜0.5%残部Feで、かつ(Ti+
Zr)/Nの値が10〜150の組成からなる金属基体
の表面に、Ti、Zrを固溶および/または酸化物
の形で含み、α−Al2O3を主成分とする酸化物層
を形成したものであつて、この酸化物層は金属基
体内にくさび状に喰い込んだ状態で金属基体と強
固かつ緻密に結合しており、剥離を生ずることな
く、コーテイングされる触媒成分を担持すること
ができる。 本発明にかかるモノリス触媒の金属製担体は、
上記組成の金属基体を、1000〜1400℃好ましくは
1300℃程度の酸化性雰囲気中で適当な時間、例え
ば、大気中では約2時間かそれ以上の時間加熱
し、所定の加熱後は炉冷または空中放冷すること
によつて得られる。 加熱温度は、1000℃以上でないと、Fe−Cr−
Al系合金の優れた耐酸化性のために所望の酸化
物層を得ることができず、1400℃以上では金属基
体そのものが劣化するので好ましくない。なお、
加熱時間は、雰囲気中の酸素ポテンシヤルや、必
要とされる層厚に応じて適宜決めればよい。 ここに金属基体の組成を限定した理由は下記の
とおりである。Crは耐酸化性付与のため必要不
可欠な成分であり、10%未満では耐酸化性が不十
分となり、25%を超えると加工性が悪化するの
で、10〜25%が適当であり20%程度が最も好まし
い。またAlも高温耐酸化性付与のために不可欠
であり2%未満では耐酸化性が不十分となること
は勿論、酸化被膜に占めるα−Al2O3分を多く
し、かつ(Fe、Cr)2O3などの耐酸化性および耐
食性が劣る酸化物の生成をできるだけ少量に抑え
るために、最低2%は必要であり、5%を超える
とCr同様常温加工性が劣化するので、2〜5%
を適当とし3%内外が最適である。なお、Crお
よびAlは従来のFe−Cr−Al系電熱合金における
同じく、酸化被膜よりも金属基体そのものの高温
繰返し加熱に対するクリープ抵抗および耐酸化性
を増加させるためであり、添加量も従来品と大同
小異である。 CはTi、Zr、Cr等と基地に固溶しない炭化物
を生成し、これら炭化物が多く生成されること粒
界破断の原因となるばかりでなく、酸化被膜強化
のために添加するTiおよびZrの効果を減ずるの
で、できるだけ少量であることが望ましくその許
容範囲は0.04%以下である。 NはCの拡散を抑え炭化物の粒子の粗大化を防
止するが、CよりもTi、Zrとの親和力が強く窒
化物TiN、ZrNを生成し、C以上にTiおよびZr
の効果を減ずるのでできるだけ少量であることが
望ましく、その上限は0.05%である。またNは後
述するように(Ti+Zr)/Nの値を指針として
酸化被膜の諸性質に影響を与えると考えられるの
で、この観点から下限を0.005%とした。 TiおよびZrの添加は、既に述べたように、高
温に加熱した時その拡散挙動によつて耐剥離性被
膜を金属基体の表面に緻密強固に形成するためで
ある。Tiはα−Al2O3に固溶し酸化被膜自体を緻
密にするものであり、0.1%以下では著効がなく
他方0.6%以上では常温加工性が困難となるので、
0.1〜0.6%が適当である。ZrはNを固定してTiの
効果を上げるとともに酸化被膜の耐剥離性を向上
させ、さらにはTiと同様にα−Al2O3に固溶し酸
化物の緻密化に寄与するもので、Nを固定する見
地から少くとも0.01%は必要であるが0.5%を超
えると耐酸化性が大巾に低下するので、0.01%〜
0.5%が適当である。 (Ti+Zr)/Nの値(重量%比)は熱処理に
おける酸化物層の生成および耐剥離性にとつて重
要なパラメータであつて、10以下でも150以上で
も必要な耐剥離性が得られない。 第1図A〜Eに図式化して示すように、上記の
値(Ti+Zr)/Nを種々変えると、熱処理によ
つて生成される酸化物層および金属基体との結合
状態は種々変化する。 第1図Aに示すA型は、金属基体とZrO2が拡
散したα−Al2O3層とが比較的なだらかな凹凸面
によつて結合され、α−Al2O3層のうえには、
Al2O3とTiO2とが相溶した薄膜が生成されたもの
である。 第1図Bに示すB型は、金属基体とZrO2が拡
散したα−Al2O3とが、複数に入り組んだ状態で
結合されており、第1図Cに示すC型はB型と同
様のα−Al2O3層のうえに(Fe、Cr)2O3薄膜が形
成され、さらに第1図Dに示すD型はC型に比し
てα−Al2O3層が若干薄くなり、α−Al2O3層と
(Fe、Cr)2O3層との境界がゆるやかな凹凸をな
し、(Fe、Cr)2O3層中にはZrO2が拡散した状態
となる。 さらに、第1図Eに示すE型では、金属基体と
α−Al2O3層とが、A型と同様、ゆるやかな凹凸
面をなして結合され、α−Al2O3層が薄くなり、
逆にZrO2が拡散した(Fe、Cr)2O3層の厚みが増
大する。 これらの結合状態のうち、A型およびE型は、
金属基体とα−Al2O3を主成分とする酸化物層と
がゆるやかな凹凸面で結合されているのに対し、
B型、C型およびD型は金属基体と酸化物層とが
複雑に入り組んだかたちで結合されており、A型
又はE型に比して格段に結合性、密着性が優れて
いるものと考えられる。 これらA型〜E型について行なつた密着性試験
の測定結果を以下の表に示すように、事実、B
型、C型、D型はA型、E型に比して、優れた耐
剥離性を示す。密着性試験は、テスト試料30mm×
10mm×2mmを1300℃で20時間加熱したのち、サン
ドブラストを5分間吹付けることにより行ない、
その場合の酸化増量と剥離量とを測定した。
【表】 この表から明らかなように、B型、C型および
D型は、A型、E型および参考のため作成した
Fe−Cr−Al−Y合金サンプルに比して格段に優
れた耐剥離性を示す。 また、第2図にZr量および(Ti+Zr)/Nの
値を種々変化させたときのA〜E型酸化物層の形
成範囲を示す。 第2図から明らかなように、A型は他の型に比
して(Ti+Zr)/Nが相対的に小さい領域で形
成される一方、E型は他の型に比して(Ti+
Zr)/NおよびZr量が多い領域において形成さ
れ、B型、C型、D型は、A型とE型の中間の領
域に形成される。 上記の如き、A型〜E型の生成機構は、必らず
しも明らかではないが、金属基体中の合金元素の
拡散速度、酸素との親和力、さらには、上記
(Ti+Zr)/Nの値等が、複雑に相関した結果で
あると考えられる。 上記の如き組成を有する金属基体は、予じめモ
ノリス触媒として最適な形状に成形加工したうえ
で熱処理することにより、上記の如きB型、C
型、もしくはD型の酸化物層を形成し、このよう
にして得た金属製担体には、デイツピング等によ
り、γ−Al2O3と貴金属よりなる触媒成分をコー
テイングするようにすればよい。 このようにして得たモノリス触媒は、触媒成分
の担持体である酸化物層が金属基体に強固、緻密
に結合されているため、高温の排気ガスにさらさ
れ、しかも種々の振動を受けたとしても、剥離を
生ずることなく触媒成分を担持することができ、
その担持能力を著しく向上させることができ、強
度的に有利である金属製担体の実用化に大きく貢
献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,C,D,Eは各々金属基体とそ
の上に形成される酸化物層の組織状態を図式化し
て示す拡大断面説明図、第2図はZr量を横軸に、
(Ti+Zr)/Nを縦軸として第1図A〜Eに示す
酸化物層の生成領域を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 Cr10〜25%、Al2〜5%、C0.04%以下、
    N0.005〜0.05%、Ti0.1〜0.6%、Zr0.01〜0.5%、
    残部Feで、かつ、(Ti+Zr)/Nの値が10〜150
    の組成からなる金属基体の表面に、Ti、Zrを固
    溶および/または酸化物の形で含むα−Al2O3の
    酸化物層を形成してなり、該酸化物層の表面に活
    性アルミナと貴金属とよりなる触媒成分をコーテ
    イングするようにしたモノリス触媒の金属製担
    体。
JP55142240A 1980-10-11 1980-10-11 Carrier made of metal for monolithic catalyst Granted JPS5768143A (en)

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JPS5768143A JPS5768143A (en) 1982-04-26
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