JPH0114351B2 - - Google Patents
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- JPH0114351B2 JPH0114351B2 JP58161642A JP16164283A JPH0114351B2 JP H0114351 B2 JPH0114351 B2 JP H0114351B2 JP 58161642 A JP58161642 A JP 58161642A JP 16164283 A JP16164283 A JP 16164283A JP H0114351 B2 JPH0114351 B2 JP H0114351B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- emulsion
- resin
- aqueous
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
本発明はクツシヨンに優れたカーペツトに関
し、特に自動車の床敷設材として有用であるカー
ペツトを提供するものである。 従来、カーペツトは敷物原反のパイル糸の抜け
を防止すると共に形状の安定化のために、スチレ
ン・ブタジエンラバーやブタジエン・アクリロニ
トリルラバー等のゴムラテツクスや塩化ビニル共
重合体、スチレン・アクリル酸アルキルエステル
共重合体、酢酸ビニル・アクリル酸アルキルエス
テル共重合体、塩化ビニリデン共重合体、ポリ酢
酸ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体等の樹
脂水性エマルジヨン(以下、ラテツクスと樹脂水
性エマルジヨンを「樹脂水性エマルジヨン」で代
表して記す)でバツキングが施こされている。 この樹脂水性エマルジヨンでバツキングされた
カーペツトのクツシヨン性を更に向上させる方法
として先にこの樹脂エマルジヨンバツキング材の
裏面に発泡体シートを接着したカーペツトを我々
は提案した(実願昭57−170656号、同57−195731
号参照)。 しかし、この方法ではバツキング層形成工程と
発泡体シートの接着工程が必要であるとともに、
発泡体シートの折曲による破壊を防止するため
に、更にこの発泡体シートに非発泡シートを積層
する必要がある。 本発明は、先に提案した敷設材のかかる工程の
多い製法をより少ない工程で行うことを目的でな
されたものであり、バツキング材として発泡性ポ
ロスチレン樹脂粒子を含有する樹脂水性エマルジ
ヨンを用いることによりかかる課題を解決したも
のである。 即ち、本発明は、敷物原反の裏面に、粒径が
1.5mm以下の発泡性ポリスチレン粒子を含有する
樹脂水性エマルジヨンを塗布し、次いで塗布面を
加熱して前記発泡性ポリスチレン粒子の発泡を行
うとともに樹脂水性エマルジヨンを乾燥させて敷
物原反の裏面にポリスチレン発泡体粒子が突出し
たバツキング層を形成させることを特徴とするク
ツシヨン性を有する敷設材の製造方法を提供する
ものである。 本発明におけるカーペツト用の敷物原反として
は任意のものが用いられ、天然繊維、化学繊維、
合成繊維等の各種繊維を素材とする原反を使用で
きる。一般には、羊毛、ナイロン、ポリアクリロ
ニトリル、ポリアセテート、ポリプロピレン等の
繊維を素材として得たニードルパンチカーペツト
やフラツトヤーンで編んだ一次基布上にパイルを
起立させたタフテツドカーペツト用原反、前記ニ
ードルパンチカーペツトを一次基布とし、この上
にパイルを起立させたタフテツドカーペツト原反
が使用される。 これらの中でも自動車内装用には安価なニード
ルパンチカーペツトが好ましい。 次にバツキング材として、パイル糸の係止、ポ
リスチレン発泡体粒子の接着機能をなす樹脂水性
エマルジヨンとしては、ガラス転移点が−65℃〜
+150℃の樹脂の水性エマルジヨン、例えばポリ
酢酸ビニル、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合
体、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム、スチレ
ン・メタクリル酸メチル共重合体、スチレン・ア
クリル酸n―ブチル共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、スチレン・アクリル酸n―ブチ
ル・アクリル酸共重合体、塩化ビニリデン・アク
リロニトリル・アクリル酸共重合体等のラテツク
ス、水性エマルジヨンの単独並びに混合体が用い
られる。 敷設材の成形性、柔軟性の面からはガラス転移
点が20℃以下の樹脂水性エマルジヨン、ラテツク
スが好ましく、逆に敷設材に成形性を付与するに
はガラス転移点が80℃以上の樹脂水性エマルジヨ
ンが好ましい。 ガラス転移点が80℃以上の水性エマルジヨンと
しては、(a).ポリメタクリル酸n―プロピル
(Tg81℃)、ポリスチレン(100℃)、ポリアクリ
ロニトリル(100℃)、ポリメタクリル酸メチル
(105℃)、ポリメタクリル酸(130℃)、ポリイタ
コン酸(130℃)、ポリアクリルアミド(153℃)
等のホモ重合体の水性エマルジヨンの他、(b).こ
れら重合体の原料であるビニル単量体50〜100重
量%、好ましくは65〜95重量%と、他のビニル単
量体、例えばアクリル酸2―エチルヘキシル
(Tg―85℃)、アクリル酸n・ブチル(−54℃)、
アクリル酸エチル(−22℃)、アクリル酸イソプ
ロピル(−5℃)、メタクリル酸2―エチルヘキ
シル(−5℃)、アクリル酸n・プロピル(8
℃)、メタクリル酸n・ブチル(20℃)、酢酸ビニ
ル(30℃)、メタクリル酸エチル(65℃)、塩化ビ
ニル(79℃)等もしくは塩化ビニリデン(−18
℃)50重量%以下、好ましくは35〜5重量%との
共重合体の水性エマルジヨン〔この(b)項におい
て、( )内に示されるTgは、これらビニル単量
体もしくは塩化ビニリデンのホモ重合体のガラス
転移点である〕、(c).Tgが+80〜155℃の樹脂水
性エマルジヨン50〜97重量%、好ましくは55〜95
重量%と、Tgが−85℃〜+80℃未満の樹脂水性
エマルジヨン50〜3重量%、好ましくは45〜5重
量%との混合物等があげられる。 水性エマルジヨンの樹脂固形分濃度は通常20〜
60重量%であり、分散している樹脂粒子の径は
10μ(ミクロン)以下、好ましくは0.05〜1.0μであ
る。 ガラス転移点が20℃以下の樹脂水性エマルジヨ
ンとしては、例えば、 (i) アクリル酸2―エチルヘキシル、アクリル酸
n―ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イ
ソプロピル、メタクリル酸2―エチルヘキシ
ル、アクリル酸n―プロピル、メタクリル酸
n・ブチル、塩化ビニリデン、エチレン、ブタ
ジエンより選ばれた単量体 20〜100重量% (ii) 酢酸ビニル、メタクリル酸エチル、塩化ビニ
ル、メタクリル酸n―プロピル、スチレン、ア
クリロニトリル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸、イタコン酸、アクリルアミド、メタクリ
ルアミドより選ばれた 80重量%以下 (iii) ジアセトンアクリルアミド、無水マレイン
酸、ジエチレングリコールジアクリレートより
選ばれた単量体 0〜5重量% の乳化重合物があげられる。 この水性樹脂エマルジヨンに、粒径が1.5mm以
下、好ましくは0.2〜0.8mmの発泡性ポリスチレン
樹脂粒子を、エマルジヨン中の樹脂分100重量部
に対し、10〜100重量部の割合で配合し、バツキ
ング材として用いる。粒径が1.5mmを越えるとエ
マルジヨンとの混和作業性が劣るとともに、発泡
性ポリスチレン粒子がエマルジヨンの上部に移動
し、分離しやすい。いいかえればバツキング材の
作業性および貯蔵安定性が悪い。また、粒子が大
きいとバツキング材の塗工性が低下しさらに敷物
原反にバツキング材を塗布後、原反より発泡性ポ
リスチレン粒子が脱落しやすい。 かかる発泡性ポリスチレン粒子は、重合開始剤
を含有するスチレン、必要によりメチルメタクリ
レート、ビニルベンゼン、アクリル酸等のビニル
単量体を水に乳化させ、加熱してスチレン等のビ
ニル単量体を重合させ、次いでこの重合体粒子が
分散している懸濁液中にブタン、ヘプタン等の膨
脹剤を圧入し、前記重合体粒子中に揮発性膨脹剤
を3〜7重量%の割合で含浸させることにより得
られる。また、スチレン等のビニル単量体を懸濁
重合する際、前記膨脹剤を懸濁液に供給しつつ重
合を行つて得ることもできる。 このバツキング材に、炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、クレイ、タルク、硫酸バリウム、
パーライト等の体質顔料やベンガラ、マラカイト
グリーン、酸化チタン等の顔料、染料を配合する
こともできる。 バツキング材の20℃における粘度は500〜8000
センチポイズであることが塗布の面より好まし
い。 敷物原反へのバツキング材の塗布は、スプレ
ー、はけ、フオーム塗工機、ロール等を用いて、
一般にはロールコーターを用いて行われる。バツ
キング材の塗布量は、60〜1000g/m2(固型分)、
好ましくは80〜300g/m2である。 一般に、バツキング材の総重量は、敷物原反重
量の30〜100重量%(固形分重量)となるように
用いる。 塗布されたエマルジヨンの加熱乾燥、および発
泡性樹脂粒子の発泡は任意の方法で行なうことが
できる。例えば加熱シリンダー、赤外線加熱機、
熱風乾燥機、サクシヨンドライヤー等を用いるこ
とができるが、熱風乾燥機を使用するのが好まし
い。また、乾燥は80〜180℃で行なうことができ
るが、繊維劣化防止の面および発泡を十分に行わ
しめるために100〜140℃の熱風で行なうことが好
ましい。 この加熱により発泡性ポリスチレン粒子は約5
〜50倍発泡し、粒径が0.5〜4.5mmの発泡体1とな
り、樹脂エマルジヨンが形成した膜2により敷物
原反3に接着されているとともに、膜2面より突
出する(第1図参照)。 従つて、本発明の敷設材4はかかる発泡体粒子
1の存在ゆえにクツシヨン性が大幅に向上した敷
設材となつている。 また、樹脂エマルジヨンとしてガラス転移点が
80℃以上の樹脂のエマルジヨンを用いたときは、
成形性を敷設材が有するので、バツキング層の膜
2が溶融する温度に加熱し、敷設材をプレス成形
すれば所望の形状に敷設材を賦型できる。 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 ニードルパンチカーペツトの製造例 15デニール、繊維長約100mmのポリプロピレン
(融点164℃)繊維をランダムに積み重ねた繊維マ
ツト(400g/m2)を、15―18―32―3RBの針を
用いて1平方インチ当り50本の割合でニードリン
グして、厚さ約3mmのニードルパンチカーペツト
を得た。 以下の実施例、比較例に用いた敷物原反はこの
ニードルパンチカーペツトである。 実施例 1 ニードルパンチカーペツトの裏面に、バツキン
グ材として『スチレン(49重量%)・アクリル酸
n―ブチル(49重量%)・アクリル酸(2重量%)
共重合体の水性エマルジヨン(樹脂粒子径0.1〜
0.2ミクロン、固型分50重量%、造膜温度20℃)
100重量部に、平均粒径が0.33mmの発泡性ポリス
チレン粒子(ブタン5.5%含有)10重量部を配合
し、更に油化バーデイツシエ(株)製増粘剤”ラテコ
ールD”(商品名)を配合して25℃における粘度
を3000cpsに調製したもの』を用い、これをリツ
カーローラーで150g/m2(固型分)となるよう
に塗布し、次いでニツプロールを用いてエマルジ
ヨンをニードルパンチカーペツトに含浸させた。
そして、エマルジヨンを含浸させたニードルパン
チカーペツトを130℃の熱風で10分間加熱して水
分を除去するとともに発泡性ポリスチレン粒子を
発泡させ、嵩密度が約0.15g/cm3、粒径が0.5〜
1.5mmのポリスチレン発泡体粒子が樹脂膜を介し
てニードルパンチカーペツトの裏面に接着した敷
設材を得た。 このもののクツシヨン性を次の方法で評価した
ところ、良好であつた。 評価法: 敷設材に荷重50g/cm2をかけた際の初期の肉厚
をt0とし、次に荷重400g/cm2を1分間かけた際
の肉厚をt1とし、この荷重を取り除き、1分経過
した時の肉厚をt2としたとき、 圧縮率=t0−t1/t0×100 圧縮弾性率=t2−t1/t0−t1×100 変形率=(1−t2/t0)×100 として算出し、変形率が小さく、厚み変化率の小
さいものをクツシヨン性良好とした。 実施例2〜3、比較例1 実施例1において、バツキング材中の樹脂水性
エマルジヨンと、発泡性ポリスチレン粒子の配合
比を表1のように変更する他は同様にして敷設材
を得、賦型した。敷設材の性能を同表に示す。 なお、参考のためA社製ニードルフエルト“ア
ンゴーフエルト”650g/m2目付のクツシヨン性
を同表に示す。
し、特に自動車の床敷設材として有用であるカー
ペツトを提供するものである。 従来、カーペツトは敷物原反のパイル糸の抜け
を防止すると共に形状の安定化のために、スチレ
ン・ブタジエンラバーやブタジエン・アクリロニ
トリルラバー等のゴムラテツクスや塩化ビニル共
重合体、スチレン・アクリル酸アルキルエステル
共重合体、酢酸ビニル・アクリル酸アルキルエス
テル共重合体、塩化ビニリデン共重合体、ポリ酢
酸ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体等の樹
脂水性エマルジヨン(以下、ラテツクスと樹脂水
性エマルジヨンを「樹脂水性エマルジヨン」で代
表して記す)でバツキングが施こされている。 この樹脂水性エマルジヨンでバツキングされた
カーペツトのクツシヨン性を更に向上させる方法
として先にこの樹脂エマルジヨンバツキング材の
裏面に発泡体シートを接着したカーペツトを我々
は提案した(実願昭57−170656号、同57−195731
号参照)。 しかし、この方法ではバツキング層形成工程と
発泡体シートの接着工程が必要であるとともに、
発泡体シートの折曲による破壊を防止するため
に、更にこの発泡体シートに非発泡シートを積層
する必要がある。 本発明は、先に提案した敷設材のかかる工程の
多い製法をより少ない工程で行うことを目的でな
されたものであり、バツキング材として発泡性ポ
ロスチレン樹脂粒子を含有する樹脂水性エマルジ
ヨンを用いることによりかかる課題を解決したも
のである。 即ち、本発明は、敷物原反の裏面に、粒径が
1.5mm以下の発泡性ポリスチレン粒子を含有する
樹脂水性エマルジヨンを塗布し、次いで塗布面を
加熱して前記発泡性ポリスチレン粒子の発泡を行
うとともに樹脂水性エマルジヨンを乾燥させて敷
物原反の裏面にポリスチレン発泡体粒子が突出し
たバツキング層を形成させることを特徴とするク
ツシヨン性を有する敷設材の製造方法を提供する
ものである。 本発明におけるカーペツト用の敷物原反として
は任意のものが用いられ、天然繊維、化学繊維、
合成繊維等の各種繊維を素材とする原反を使用で
きる。一般には、羊毛、ナイロン、ポリアクリロ
ニトリル、ポリアセテート、ポリプロピレン等の
繊維を素材として得たニードルパンチカーペツト
やフラツトヤーンで編んだ一次基布上にパイルを
起立させたタフテツドカーペツト用原反、前記ニ
ードルパンチカーペツトを一次基布とし、この上
にパイルを起立させたタフテツドカーペツト原反
が使用される。 これらの中でも自動車内装用には安価なニード
ルパンチカーペツトが好ましい。 次にバツキング材として、パイル糸の係止、ポ
リスチレン発泡体粒子の接着機能をなす樹脂水性
エマルジヨンとしては、ガラス転移点が−65℃〜
+150℃の樹脂の水性エマルジヨン、例えばポリ
酢酸ビニル、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合
体、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム、スチレ
ン・メタクリル酸メチル共重合体、スチレン・ア
クリル酸n―ブチル共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、スチレン・アクリル酸n―ブチ
ル・アクリル酸共重合体、塩化ビニリデン・アク
リロニトリル・アクリル酸共重合体等のラテツク
ス、水性エマルジヨンの単独並びに混合体が用い
られる。 敷設材の成形性、柔軟性の面からはガラス転移
点が20℃以下の樹脂水性エマルジヨン、ラテツク
スが好ましく、逆に敷設材に成形性を付与するに
はガラス転移点が80℃以上の樹脂水性エマルジヨ
ンが好ましい。 ガラス転移点が80℃以上の水性エマルジヨンと
しては、(a).ポリメタクリル酸n―プロピル
(Tg81℃)、ポリスチレン(100℃)、ポリアクリ
ロニトリル(100℃)、ポリメタクリル酸メチル
(105℃)、ポリメタクリル酸(130℃)、ポリイタ
コン酸(130℃)、ポリアクリルアミド(153℃)
等のホモ重合体の水性エマルジヨンの他、(b).こ
れら重合体の原料であるビニル単量体50〜100重
量%、好ましくは65〜95重量%と、他のビニル単
量体、例えばアクリル酸2―エチルヘキシル
(Tg―85℃)、アクリル酸n・ブチル(−54℃)、
アクリル酸エチル(−22℃)、アクリル酸イソプ
ロピル(−5℃)、メタクリル酸2―エチルヘキ
シル(−5℃)、アクリル酸n・プロピル(8
℃)、メタクリル酸n・ブチル(20℃)、酢酸ビニ
ル(30℃)、メタクリル酸エチル(65℃)、塩化ビ
ニル(79℃)等もしくは塩化ビニリデン(−18
℃)50重量%以下、好ましくは35〜5重量%との
共重合体の水性エマルジヨン〔この(b)項におい
て、( )内に示されるTgは、これらビニル単量
体もしくは塩化ビニリデンのホモ重合体のガラス
転移点である〕、(c).Tgが+80〜155℃の樹脂水
性エマルジヨン50〜97重量%、好ましくは55〜95
重量%と、Tgが−85℃〜+80℃未満の樹脂水性
エマルジヨン50〜3重量%、好ましくは45〜5重
量%との混合物等があげられる。 水性エマルジヨンの樹脂固形分濃度は通常20〜
60重量%であり、分散している樹脂粒子の径は
10μ(ミクロン)以下、好ましくは0.05〜1.0μであ
る。 ガラス転移点が20℃以下の樹脂水性エマルジヨ
ンとしては、例えば、 (i) アクリル酸2―エチルヘキシル、アクリル酸
n―ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イ
ソプロピル、メタクリル酸2―エチルヘキシ
ル、アクリル酸n―プロピル、メタクリル酸
n・ブチル、塩化ビニリデン、エチレン、ブタ
ジエンより選ばれた単量体 20〜100重量% (ii) 酢酸ビニル、メタクリル酸エチル、塩化ビニ
ル、メタクリル酸n―プロピル、スチレン、ア
クリロニトリル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸、イタコン酸、アクリルアミド、メタクリ
ルアミドより選ばれた 80重量%以下 (iii) ジアセトンアクリルアミド、無水マレイン
酸、ジエチレングリコールジアクリレートより
選ばれた単量体 0〜5重量% の乳化重合物があげられる。 この水性樹脂エマルジヨンに、粒径が1.5mm以
下、好ましくは0.2〜0.8mmの発泡性ポリスチレン
樹脂粒子を、エマルジヨン中の樹脂分100重量部
に対し、10〜100重量部の割合で配合し、バツキ
ング材として用いる。粒径が1.5mmを越えるとエ
マルジヨンとの混和作業性が劣るとともに、発泡
性ポリスチレン粒子がエマルジヨンの上部に移動
し、分離しやすい。いいかえればバツキング材の
作業性および貯蔵安定性が悪い。また、粒子が大
きいとバツキング材の塗工性が低下しさらに敷物
原反にバツキング材を塗布後、原反より発泡性ポ
リスチレン粒子が脱落しやすい。 かかる発泡性ポリスチレン粒子は、重合開始剤
を含有するスチレン、必要によりメチルメタクリ
レート、ビニルベンゼン、アクリル酸等のビニル
単量体を水に乳化させ、加熱してスチレン等のビ
ニル単量体を重合させ、次いでこの重合体粒子が
分散している懸濁液中にブタン、ヘプタン等の膨
脹剤を圧入し、前記重合体粒子中に揮発性膨脹剤
を3〜7重量%の割合で含浸させることにより得
られる。また、スチレン等のビニル単量体を懸濁
重合する際、前記膨脹剤を懸濁液に供給しつつ重
合を行つて得ることもできる。 このバツキング材に、炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、クレイ、タルク、硫酸バリウム、
パーライト等の体質顔料やベンガラ、マラカイト
グリーン、酸化チタン等の顔料、染料を配合する
こともできる。 バツキング材の20℃における粘度は500〜8000
センチポイズであることが塗布の面より好まし
い。 敷物原反へのバツキング材の塗布は、スプレ
ー、はけ、フオーム塗工機、ロール等を用いて、
一般にはロールコーターを用いて行われる。バツ
キング材の塗布量は、60〜1000g/m2(固型分)、
好ましくは80〜300g/m2である。 一般に、バツキング材の総重量は、敷物原反重
量の30〜100重量%(固形分重量)となるように
用いる。 塗布されたエマルジヨンの加熱乾燥、および発
泡性樹脂粒子の発泡は任意の方法で行なうことが
できる。例えば加熱シリンダー、赤外線加熱機、
熱風乾燥機、サクシヨンドライヤー等を用いるこ
とができるが、熱風乾燥機を使用するのが好まし
い。また、乾燥は80〜180℃で行なうことができ
るが、繊維劣化防止の面および発泡を十分に行わ
しめるために100〜140℃の熱風で行なうことが好
ましい。 この加熱により発泡性ポリスチレン粒子は約5
〜50倍発泡し、粒径が0.5〜4.5mmの発泡体1とな
り、樹脂エマルジヨンが形成した膜2により敷物
原反3に接着されているとともに、膜2面より突
出する(第1図参照)。 従つて、本発明の敷設材4はかかる発泡体粒子
1の存在ゆえにクツシヨン性が大幅に向上した敷
設材となつている。 また、樹脂エマルジヨンとしてガラス転移点が
80℃以上の樹脂のエマルジヨンを用いたときは、
成形性を敷設材が有するので、バツキング層の膜
2が溶融する温度に加熱し、敷設材をプレス成形
すれば所望の形状に敷設材を賦型できる。 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 ニードルパンチカーペツトの製造例 15デニール、繊維長約100mmのポリプロピレン
(融点164℃)繊維をランダムに積み重ねた繊維マ
ツト(400g/m2)を、15―18―32―3RBの針を
用いて1平方インチ当り50本の割合でニードリン
グして、厚さ約3mmのニードルパンチカーペツト
を得た。 以下の実施例、比較例に用いた敷物原反はこの
ニードルパンチカーペツトである。 実施例 1 ニードルパンチカーペツトの裏面に、バツキン
グ材として『スチレン(49重量%)・アクリル酸
n―ブチル(49重量%)・アクリル酸(2重量%)
共重合体の水性エマルジヨン(樹脂粒子径0.1〜
0.2ミクロン、固型分50重量%、造膜温度20℃)
100重量部に、平均粒径が0.33mmの発泡性ポリス
チレン粒子(ブタン5.5%含有)10重量部を配合
し、更に油化バーデイツシエ(株)製増粘剤”ラテコ
ールD”(商品名)を配合して25℃における粘度
を3000cpsに調製したもの』を用い、これをリツ
カーローラーで150g/m2(固型分)となるよう
に塗布し、次いでニツプロールを用いてエマルジ
ヨンをニードルパンチカーペツトに含浸させた。
そして、エマルジヨンを含浸させたニードルパン
チカーペツトを130℃の熱風で10分間加熱して水
分を除去するとともに発泡性ポリスチレン粒子を
発泡させ、嵩密度が約0.15g/cm3、粒径が0.5〜
1.5mmのポリスチレン発泡体粒子が樹脂膜を介し
てニードルパンチカーペツトの裏面に接着した敷
設材を得た。 このもののクツシヨン性を次の方法で評価した
ところ、良好であつた。 評価法: 敷設材に荷重50g/cm2をかけた際の初期の肉厚
をt0とし、次に荷重400g/cm2を1分間かけた際
の肉厚をt1とし、この荷重を取り除き、1分経過
した時の肉厚をt2としたとき、 圧縮率=t0−t1/t0×100 圧縮弾性率=t2−t1/t0−t1×100 変形率=(1−t2/t0)×100 として算出し、変形率が小さく、厚み変化率の小
さいものをクツシヨン性良好とした。 実施例2〜3、比較例1 実施例1において、バツキング材中の樹脂水性
エマルジヨンと、発泡性ポリスチレン粒子の配合
比を表1のように変更する他は同様にして敷設材
を得、賦型した。敷設材の性能を同表に示す。 なお、参考のためA社製ニードルフエルト“ア
ンゴーフエルト”650g/m2目付のクツシヨン性
を同表に示す。
【表】
実施例 4
実施例1において、バツキング材としてスチレ
ン(80重量%)・アクリル酸n―ブチル(20重量
%)共重合体の水性エマルジヨン(樹脂粒径約
0.2ミクロン、固型分50%)100重量部に発泡性ポ
リスチレン粒子10重量部を配合したものを用いる
他は同様にしてクツシヨン性に富む敷設材を得
た。 また、この敷設材を120℃に加熱してバツキン
グ層の樹脂膜を軟化させ、次いで冷却プレス金型
を用いて5Kg/cm2の圧力を5分間かけて成形し、
自動車室内床用カーペツトを製造した。
ン(80重量%)・アクリル酸n―ブチル(20重量
%)共重合体の水性エマルジヨン(樹脂粒径約
0.2ミクロン、固型分50%)100重量部に発泡性ポ
リスチレン粒子10重量部を配合したものを用いる
他は同様にしてクツシヨン性に富む敷設材を得
た。 また、この敷設材を120℃に加熱してバツキン
グ層の樹脂膜を軟化させ、次いで冷却プレス金型
を用いて5Kg/cm2の圧力を5分間かけて成形し、
自動車室内床用カーペツトを製造した。
第1図は本発明の実施により得られた敷設材の
断面図である。 図中、1はポリスチレン発泡体粒子、2は樹脂
膜、3は敷物原反、4は敷設材である。
断面図である。 図中、1はポリスチレン発泡体粒子、2は樹脂
膜、3は敷物原反、4は敷設材である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 敷物原反の裏面に、粒径が1.5mm以下の発泡
性ポリスチレン粒子を含有する樹脂水性エマルジ
ヨンを塗布し、次いで塗布面を加熱して前記発泡
体ポリスチレン粒子の発泡を行うとともに樹脂水
性エマルジヨンを乾燥させて敷物原反の裏面にポ
リスチレン発泡体粒子が突出したバツキング層を
形成させることを特徴とするクツシヨン性を有す
る敷設材の製造方法。 2 樹脂水性エマルジヨンの樹脂分100重量部に
対する発泡性ポリスチレン粒子の割合が、10〜
100重量部であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の敷設材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58161642A JPS6059183A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | クツシヨン性を有する敷設材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58161642A JPS6059183A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | クツシヨン性を有する敷設材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6059183A JPS6059183A (ja) | 1985-04-05 |
| JPH0114351B2 true JPH0114351B2 (ja) | 1989-03-10 |
Family
ID=15739060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58161642A Granted JPS6059183A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | クツシヨン性を有する敷設材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059183A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0611530B2 (ja) * | 1986-04-25 | 1994-02-16 | 日本バイリーン株式会社 | 内装材用表皮材 |
| CA2282572C (en) * | 1998-01-12 | 2002-09-24 | Mannington Mills, Inc. | A surface covering backing containing polymeric microspheres and processes of making the same |
| JP2015048356A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-16 | 積水化成品工業株式会社 | 発泡性スチレン系樹脂粒子、発泡粒子、発泡成形体及び発泡粒子の製造方法 |
| CN107672237B (zh) * | 2017-09-05 | 2019-06-07 | 福建金坛实业有限公司 | 一种复合环保高吸液亲肤热风无纺布及其制造方法 |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP58161642A patent/JPS6059183A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6059183A (ja) | 1985-04-05 |
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