JPH0114942B2 - - Google Patents
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- JPH0114942B2 JPH0114942B2 JP17013081A JP17013081A JPH0114942B2 JP H0114942 B2 JPH0114942 B2 JP H0114942B2 JP 17013081 A JP17013081 A JP 17013081A JP 17013081 A JP17013081 A JP 17013081A JP H0114942 B2 JPH0114942 B2 JP H0114942B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- polycarbonate resin
- parts
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明はポリカーボネート樹脂組成物、更に詳
しくは低温における耐衝撃性と耐ガソリン性に改
良されたポリカーボネート樹脂組成物に関する。 ポリカーボネート樹脂は高度の耐衝撃性を具備
し、自己消火性であり、耐熱性が他の樹脂に比し
て高く、しかも電気的特性及び寸法安定性が優れ
ていることから、エンジニアリングプラスチツク
として広く使用されている。 しかし、ポリカーボネート樹脂を成形品として
使用する際には、成形品の厚さによる衝撃強度依
存性が高く、例えば3.2mm厚さ(1/8インチ厚さ)
のアイゾツトノツチ付衝撃値は延性破壊を示すの
に対し、6.4mm厚さ(1/4インチ厚さ)では脱性破
壊を示し、厚さが厚い領域で衝撃強度が低下する
という問題がある。この問題解決のために、例え
ば特公昭40−13663号公報にはポリカーボネート
とポリエチレンとのブレンド樹脂が、特公昭40−
13664号公報にはポリカーボネートとエチレン−
プロピレンブロツク共重合体とのブレンド樹脂
が、特公昭42−18823号公報にはポリカーボネー
トとブチルラバーとのブレンド樹脂が提案されて
いる。しかしながら、いずれのブレンド樹脂も常
温での耐衝撃性は改良されるものの、低温(0℃
以下)での耐衝撃性は不十分であり、その改良が
望まれている。 また、ポリカーボネート樹脂には耐溶剤性が低
いという欠点があり、このため大型の、或いは複
雑な形状の残留応力の大きい成形品は溶剤の雰囲
気に接すると応力き裂を生ずることがあり、その
改良が望まれている。 本発明者らは、寒冷雰囲気中においても高い衝
撃性を有し、且つ耐ガソリン性にすぐれた成形品
を与えるポリカーボネート樹脂組成物を得るべく
鋭意研究した結果、ポリカーボネート樹脂に特定
割合のブチルラバーとアクリル系弾性重合体を配
合せしめることが有効であることを見い出し、本
発明に到達したものである。 すなわち、本発明はポリカーボネート樹脂(A)
100重量部当り、ブチルラバー(B)0.5〜10重量部と
アクリル系弾性重合体(C)0.5〜10重量部を配合せ
しめてなることを特徴とするポリカーボネート樹
脂組成物である。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は引張強
度、耐熱性等ポリカーボネート樹脂の特性を保持
して、1/4インチ厚さの衝撃強度、特に低温での
強度および耐ガソリン性が大幅に改良されている
ので、低温での耐衝撃性と耐ガソリン性が要求さ
れる用途、例えばバンパー等の自動車部品などに
広く使用できる。本発明の特徴である寒冷雰囲気
中における高い耐衝撃性と耐ガソリン性はブチル
ラバーとアクリル系弾性重合体とを組合せて配合
することによつて始めて得られるものであつて、
これら成分を単独で配合しても本発明の目的とす
る特性は得られない。従つて、本発明のポリカー
ボネート樹脂組成物の優れた特性は、ポリカーボ
ネート樹脂、ブチルラバーおよびアクリル系弾性
重合体の相互作用によつて達成されると推考され
るが、その作用機構は詳らかでない。 本発明に用いられる(A)成分のポリカーボネート
樹脂は、通常酸受容体および分子量調整剤の存在
下での2価フエノールとホスゲン等のカーボネー
ト前駆体との反応、或いは2価フエノールとジフ
エニルカーボネート等のカーボネート前駆体との
エステル変換反応によつて製造される。ここで使
用しうる2価フエノールはビスフエノール類が好
ましく、とくに2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)プロパン(以下ビスフエノールAと称
す)が好ましい。また、ビスフエノールAの一部
または全部を他の2価フエノールで置換してもよ
い。ビスフエノールA以外の2価フエノールと
は、例えばハイドロキノン、4,4′−ジヒドロキ
シジフエニル、ビス(4−ヒドロキシフエニル)
アルカン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)シク
ロアルカン,ビス(4−ヒドロキシフエニル)ス
ルフイツド、ビス(4−ヒドロキシフエニル)ス
ルホン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホ
キシド、ビス(4−ヒドロキシフエニル)ケト
ン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)エーテルの
如き化合物またはビス(3,5−ジブロモ−4−
ヒドロキシフエニル)プロパンの如きハロゲン化
ビスフエノール類である。ポリカーボネート樹脂
はこれら2価フエノールのホモポリマーまたは2
種以上のコポリマー或いはこれらのブレンド物で
あつてもよい。また、ポリカーボネート樹脂はそ
の一部が分岐されていてもよく、例えば多官能性
芳香族化合物を2価フエノールおよびカーボネー
ト前駆体と反応させた熱可塑性ランダム分岐ポリ
カーボネートも含む。 本発明に用いられる(B)成分のブチルラバーとし
ては、例えばイソブチレンと1〜7重量%のイソ
プレンを塩化アルミニウムの如きフリーデル・ク
ラフツ型の金属ハロゲン化合物の存在下に低温例
えば約−100℃で共重合させて得られる低不飽和
度の合成ゴムがあげられる。 本発明において用いられる(C)成分のアクリル系
弾性重合体は、アクリル酸エステルを主成分とす
る、メタクリル酸エステル、ブタジエン、スチレ
ン、アクリロニトリル等の如き共重合モノマーと
の共重合体であつて、例えばアルキル基の炭素数
が2〜12のアクリル酸アルキル(例えば2−エチ
ルヘキシルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト等)40〜95重量%とブタジエン5〜40重量%と
メチルメタクリレート0〜30重量%及び0.01〜3
重量%の架橋剤(例えばエチレンジメタクリレー
ト等)からなる混合単量体を乳化重合し、これに
凝集剤を添加して得られる平均粒径0.1〜0.3μの
架橋ゴム共重合体50〜80重量部を含むラテツクス
に、まずスチレン20〜80重量%とメチルメタクリ
レート20〜50重量%とアクリロニトリル0〜60重
量%および架橋剤(例えばエチレンジメタクリレ
ート、ジビニルベンゼン等)0.1〜2重量%の混
合単量体10〜40重量部を添加重合した後、架橋剤
(例えばエチレンジメタクリレート、ジビニルベ
ンゼン等)0.1〜4重量%を含むアルキル基の炭
素数が1〜4のメタクリル酸アルキル(例えばメ
チルメタクリレート等)5〜25重量部を更に添加
重合して得られる多成分系樹脂である。かかるア
クリル系弾性重合体の具体例としては呉羽化学工
業(株)から製品名HIA−15として市販されている
ものが例示される。 本発明において、これらの配合比はポリカーボ
ネート樹脂(A)100重量部に対して、ブチルラバー
(B)並びにアクリル系弾性重合体(C)はそれぞれ0.5
〜10重量部であり、更に好ましくはそれぞれ1〜
5重量部である。(B)、(C)成分の配合量が上述の範
囲より少ないと本発明の樹脂組成物のような特性
が得られず、上述の範囲より多いと層剥離を生じ
て成形品の外観を損なつたり、耐熱性が低下した
りするので好ましくない。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物の調製は
任意の方法で行なうことができる。その方法とし
ては、例えばポリカーボネート樹脂(A)にブチルラ
バー(B)とアクリル系弾性重合体(C)を加え、V型ブ
レンダー、スーパーミキサー等を用いて混合する
方法或いは押出機、コニーダーなどを用いた溶融
状態で混合する方法、(B)成分と(C)成分をあらかじ
め混練ロール、バンバリーミキサーにて混合し、
これをポリカーボネート樹脂(A)に直接または溶融
状態で混合する方法などがある。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、更
にその改質を目的として他の添加剤、例えばガラ
ス繊維、カーボン繊維の如き強化剤、熱安定剤、
酸化防止剤、発泡剤、光安定剤、難燃剤、可塑
剤、離型剤、帯電防止剤、充填剤などを添加する
ことができる。また、例えばポリスチレン、ポリ
メチルメタクリレート、AS樹脂ABS樹脂、ポリ
エステル、ポリフエニレンオキサイド等の他の樹
脂を混合することができる。 以下に本発明を実施例を以つて説明する。尚、
実施例中の部は重量部を意味する。また評価は以
下の方法で行なつた。 1 引張強度評価法: 予め乾燥したペレツトを射出成形機を用い
て、引張試験片(ASTMD638タイプエダンベ
ル)に成形した。引張試験片は温度23℃、湿度
50%で24時間処理したのち、引張試験機(新興
(株)製:70M500D型)にて23℃で引張降伏強度
を測定した。引張降伏強度が高い程引張強度が
よいことを表わす。 2 低温での耐衝撃性評価法: 予め乾燥したペレツトを射出成形機を用いて
64mm×12.7mm×6.35mmの衝撃試験片に成形し
た。該試験片は0.25mmRのノツチを付けたの
ち、0℃、−10℃、−20℃の恒温器中に1時間放
置した。その後試験片を恒温器からとり出し、
直ちにアイゾツト衝撃試験機(東洋精機(株)製)
にて衝撃強度を測定した。衝撃強度が大きい
程、耐衝撃性のよいことを表わす。 3 耐溶剤性評価法: 予め乾燥したペレツトを射出成形機を用い
て、127mm×12.7mm×6.35mmの曲げ試験片に成
形した。曲げ試験片は温度23℃、湿度50%で24
時間処理したのち、引張試験機(新興(株)製;
TOM500D型)にて230℃で曲げ強度(a)を測定
した。また、曲げ試験片は温度23℃、湿度50%
にて処理したのち、ガソリン(丸善石油(株)レギ
ユラーガソリン)中に15秒間浸し、そのままの
状態で上記と同様にして曲げ強度(b)を測定し
た。耐溶剤性は強度保持率(c)=〔(b)/(a)〕×100
にて評価した。保持率は大きい程、耐溶剤性の
よいことを表わす。 実施例1〜4及び比較例1〜4 予め乾燥したポリカーボネート樹脂(帝人化成
(株)製;パンライトL−1225)100部に、ブチルラ
バー(日本合成ゴム(株)製;IIR−065)とアクリ
ル系弾性重合体(呉羽化学工業(株);HIA−15)
をそれぞれ第1表に示す量ずつ加え、V型ブレン
ダーを用いて混合し、30mmφ押出機(中央機械(株)
製;VSK−30)で押出しペレツト化した。得ら
れたペレツトは前記の方法で射出成形し、引張強
度、耐衝撃性、耐溶剤性を評価した。その結果を
第1表に示す。
しくは低温における耐衝撃性と耐ガソリン性に改
良されたポリカーボネート樹脂組成物に関する。 ポリカーボネート樹脂は高度の耐衝撃性を具備
し、自己消火性であり、耐熱性が他の樹脂に比し
て高く、しかも電気的特性及び寸法安定性が優れ
ていることから、エンジニアリングプラスチツク
として広く使用されている。 しかし、ポリカーボネート樹脂を成形品として
使用する際には、成形品の厚さによる衝撃強度依
存性が高く、例えば3.2mm厚さ(1/8インチ厚さ)
のアイゾツトノツチ付衝撃値は延性破壊を示すの
に対し、6.4mm厚さ(1/4インチ厚さ)では脱性破
壊を示し、厚さが厚い領域で衝撃強度が低下する
という問題がある。この問題解決のために、例え
ば特公昭40−13663号公報にはポリカーボネート
とポリエチレンとのブレンド樹脂が、特公昭40−
13664号公報にはポリカーボネートとエチレン−
プロピレンブロツク共重合体とのブレンド樹脂
が、特公昭42−18823号公報にはポリカーボネー
トとブチルラバーとのブレンド樹脂が提案されて
いる。しかしながら、いずれのブレンド樹脂も常
温での耐衝撃性は改良されるものの、低温(0℃
以下)での耐衝撃性は不十分であり、その改良が
望まれている。 また、ポリカーボネート樹脂には耐溶剤性が低
いという欠点があり、このため大型の、或いは複
雑な形状の残留応力の大きい成形品は溶剤の雰囲
気に接すると応力き裂を生ずることがあり、その
改良が望まれている。 本発明者らは、寒冷雰囲気中においても高い衝
撃性を有し、且つ耐ガソリン性にすぐれた成形品
を与えるポリカーボネート樹脂組成物を得るべく
鋭意研究した結果、ポリカーボネート樹脂に特定
割合のブチルラバーとアクリル系弾性重合体を配
合せしめることが有効であることを見い出し、本
発明に到達したものである。 すなわち、本発明はポリカーボネート樹脂(A)
100重量部当り、ブチルラバー(B)0.5〜10重量部と
アクリル系弾性重合体(C)0.5〜10重量部を配合せ
しめてなることを特徴とするポリカーボネート樹
脂組成物である。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は引張強
度、耐熱性等ポリカーボネート樹脂の特性を保持
して、1/4インチ厚さの衝撃強度、特に低温での
強度および耐ガソリン性が大幅に改良されている
ので、低温での耐衝撃性と耐ガソリン性が要求さ
れる用途、例えばバンパー等の自動車部品などに
広く使用できる。本発明の特徴である寒冷雰囲気
中における高い耐衝撃性と耐ガソリン性はブチル
ラバーとアクリル系弾性重合体とを組合せて配合
することによつて始めて得られるものであつて、
これら成分を単独で配合しても本発明の目的とす
る特性は得られない。従つて、本発明のポリカー
ボネート樹脂組成物の優れた特性は、ポリカーボ
ネート樹脂、ブチルラバーおよびアクリル系弾性
重合体の相互作用によつて達成されると推考され
るが、その作用機構は詳らかでない。 本発明に用いられる(A)成分のポリカーボネート
樹脂は、通常酸受容体および分子量調整剤の存在
下での2価フエノールとホスゲン等のカーボネー
ト前駆体との反応、或いは2価フエノールとジフ
エニルカーボネート等のカーボネート前駆体との
エステル変換反応によつて製造される。ここで使
用しうる2価フエノールはビスフエノール類が好
ましく、とくに2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)プロパン(以下ビスフエノールAと称
す)が好ましい。また、ビスフエノールAの一部
または全部を他の2価フエノールで置換してもよ
い。ビスフエノールA以外の2価フエノールと
は、例えばハイドロキノン、4,4′−ジヒドロキ
シジフエニル、ビス(4−ヒドロキシフエニル)
アルカン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)シク
ロアルカン,ビス(4−ヒドロキシフエニル)ス
ルフイツド、ビス(4−ヒドロキシフエニル)ス
ルホン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホ
キシド、ビス(4−ヒドロキシフエニル)ケト
ン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)エーテルの
如き化合物またはビス(3,5−ジブロモ−4−
ヒドロキシフエニル)プロパンの如きハロゲン化
ビスフエノール類である。ポリカーボネート樹脂
はこれら2価フエノールのホモポリマーまたは2
種以上のコポリマー或いはこれらのブレンド物で
あつてもよい。また、ポリカーボネート樹脂はそ
の一部が分岐されていてもよく、例えば多官能性
芳香族化合物を2価フエノールおよびカーボネー
ト前駆体と反応させた熱可塑性ランダム分岐ポリ
カーボネートも含む。 本発明に用いられる(B)成分のブチルラバーとし
ては、例えばイソブチレンと1〜7重量%のイソ
プレンを塩化アルミニウムの如きフリーデル・ク
ラフツ型の金属ハロゲン化合物の存在下に低温例
えば約−100℃で共重合させて得られる低不飽和
度の合成ゴムがあげられる。 本発明において用いられる(C)成分のアクリル系
弾性重合体は、アクリル酸エステルを主成分とす
る、メタクリル酸エステル、ブタジエン、スチレ
ン、アクリロニトリル等の如き共重合モノマーと
の共重合体であつて、例えばアルキル基の炭素数
が2〜12のアクリル酸アルキル(例えば2−エチ
ルヘキシルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト等)40〜95重量%とブタジエン5〜40重量%と
メチルメタクリレート0〜30重量%及び0.01〜3
重量%の架橋剤(例えばエチレンジメタクリレー
ト等)からなる混合単量体を乳化重合し、これに
凝集剤を添加して得られる平均粒径0.1〜0.3μの
架橋ゴム共重合体50〜80重量部を含むラテツクス
に、まずスチレン20〜80重量%とメチルメタクリ
レート20〜50重量%とアクリロニトリル0〜60重
量%および架橋剤(例えばエチレンジメタクリレ
ート、ジビニルベンゼン等)0.1〜2重量%の混
合単量体10〜40重量部を添加重合した後、架橋剤
(例えばエチレンジメタクリレート、ジビニルベ
ンゼン等)0.1〜4重量%を含むアルキル基の炭
素数が1〜4のメタクリル酸アルキル(例えばメ
チルメタクリレート等)5〜25重量部を更に添加
重合して得られる多成分系樹脂である。かかるア
クリル系弾性重合体の具体例としては呉羽化学工
業(株)から製品名HIA−15として市販されている
ものが例示される。 本発明において、これらの配合比はポリカーボ
ネート樹脂(A)100重量部に対して、ブチルラバー
(B)並びにアクリル系弾性重合体(C)はそれぞれ0.5
〜10重量部であり、更に好ましくはそれぞれ1〜
5重量部である。(B)、(C)成分の配合量が上述の範
囲より少ないと本発明の樹脂組成物のような特性
が得られず、上述の範囲より多いと層剥離を生じ
て成形品の外観を損なつたり、耐熱性が低下した
りするので好ましくない。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物の調製は
任意の方法で行なうことができる。その方法とし
ては、例えばポリカーボネート樹脂(A)にブチルラ
バー(B)とアクリル系弾性重合体(C)を加え、V型ブ
レンダー、スーパーミキサー等を用いて混合する
方法或いは押出機、コニーダーなどを用いた溶融
状態で混合する方法、(B)成分と(C)成分をあらかじ
め混練ロール、バンバリーミキサーにて混合し、
これをポリカーボネート樹脂(A)に直接または溶融
状態で混合する方法などがある。 本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、更
にその改質を目的として他の添加剤、例えばガラ
ス繊維、カーボン繊維の如き強化剤、熱安定剤、
酸化防止剤、発泡剤、光安定剤、難燃剤、可塑
剤、離型剤、帯電防止剤、充填剤などを添加する
ことができる。また、例えばポリスチレン、ポリ
メチルメタクリレート、AS樹脂ABS樹脂、ポリ
エステル、ポリフエニレンオキサイド等の他の樹
脂を混合することができる。 以下に本発明を実施例を以つて説明する。尚、
実施例中の部は重量部を意味する。また評価は以
下の方法で行なつた。 1 引張強度評価法: 予め乾燥したペレツトを射出成形機を用い
て、引張試験片(ASTMD638タイプエダンベ
ル)に成形した。引張試験片は温度23℃、湿度
50%で24時間処理したのち、引張試験機(新興
(株)製:70M500D型)にて23℃で引張降伏強度
を測定した。引張降伏強度が高い程引張強度が
よいことを表わす。 2 低温での耐衝撃性評価法: 予め乾燥したペレツトを射出成形機を用いて
64mm×12.7mm×6.35mmの衝撃試験片に成形し
た。該試験片は0.25mmRのノツチを付けたの
ち、0℃、−10℃、−20℃の恒温器中に1時間放
置した。その後試験片を恒温器からとり出し、
直ちにアイゾツト衝撃試験機(東洋精機(株)製)
にて衝撃強度を測定した。衝撃強度が大きい
程、耐衝撃性のよいことを表わす。 3 耐溶剤性評価法: 予め乾燥したペレツトを射出成形機を用い
て、127mm×12.7mm×6.35mmの曲げ試験片に成
形した。曲げ試験片は温度23℃、湿度50%で24
時間処理したのち、引張試験機(新興(株)製;
TOM500D型)にて230℃で曲げ強度(a)を測定
した。また、曲げ試験片は温度23℃、湿度50%
にて処理したのち、ガソリン(丸善石油(株)レギ
ユラーガソリン)中に15秒間浸し、そのままの
状態で上記と同様にして曲げ強度(b)を測定し
た。耐溶剤性は強度保持率(c)=〔(b)/(a)〕×100
にて評価した。保持率は大きい程、耐溶剤性の
よいことを表わす。 実施例1〜4及び比較例1〜4 予め乾燥したポリカーボネート樹脂(帝人化成
(株)製;パンライトL−1225)100部に、ブチルラ
バー(日本合成ゴム(株)製;IIR−065)とアクリ
ル系弾性重合体(呉羽化学工業(株);HIA−15)
をそれぞれ第1表に示す量ずつ加え、V型ブレン
ダーを用いて混合し、30mmφ押出機(中央機械(株)
製;VSK−30)で押出しペレツト化した。得ら
れたペレツトは前記の方法で射出成形し、引張強
度、耐衝撃性、耐溶剤性を評価した。その結果を
第1表に示す。
【表】
第1表から、本発明の樹脂組成物は低温での耐
衝撃性に優れていることが判る。
衝撃性に優れていることが判る。
Claims (1)
- 1 ポリカーボネート樹脂(A)100重量部当り、ブ
チルラバー(B)0.5〜10重量部とアクリル系弾性重
合体(C)0.5〜10重量部を配合せしめてなることを
特徴とするポリカーボネート樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17013081A JPS5871945A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17013081A JPS5871945A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5871945A JPS5871945A (ja) | 1983-04-28 |
| JPH0114942B2 true JPH0114942B2 (ja) | 1989-03-15 |
Family
ID=15899201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17013081A Granted JPS5871945A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5871945A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6284152A (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-17 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
| JPS6234953A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
| JPS62295950A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-23 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP17013081A patent/JPS5871945A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5871945A (ja) | 1983-04-28 |
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