JPH0117481Y2 - - Google Patents
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- JPH0117481Y2 JPH0117481Y2 JP1982080218U JP8021882U JPH0117481Y2 JP H0117481 Y2 JPH0117481 Y2 JP H0117481Y2 JP 1982080218 U JP1982080218 U JP 1982080218U JP 8021882 U JP8021882 U JP 8021882U JP H0117481 Y2 JPH0117481 Y2 JP H0117481Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm head
- arm
- movable member
- longitudinal direction
- wiper blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の窓面(払拭面)に圧接するワ
イパブレードのセツト荷重を多段に可変としたワ
イパ装置に関する。
イパブレードのセツト荷重を多段に可変としたワ
イパ装置に関する。
一般に用いられているワイパ装置は、第1図に
示すように、車体2に固着したピボツトホルダ1
に支承され往復回動するピボツトシヤフト3と、
該シヤフト3に一端側を固着したアームヘツド4
と、該アームヘツド4の他端側に枢着ピン6を介
して一端部を支承したアーム5と、該アーム5の
他端部に設けたワイパブレード7と、前記アーム
ヘツド4と前記アーム5との間に張設したテンシ
ヨンスプリング12等からなり、前記ワイパブレ
ード7をテンシヨンスプリング12によつて払拭
面11に適度に圧接させつつ図示しない駆動装置
によつて前記ピボツトシヤフト3を往復回動させ
ることによりワイパブレード7を往復揺動させ、
払拭面11を払拭する構成としている。
示すように、車体2に固着したピボツトホルダ1
に支承され往復回動するピボツトシヤフト3と、
該シヤフト3に一端側を固着したアームヘツド4
と、該アームヘツド4の他端側に枢着ピン6を介
して一端部を支承したアーム5と、該アーム5の
他端部に設けたワイパブレード7と、前記アーム
ヘツド4と前記アーム5との間に張設したテンシ
ヨンスプリング12等からなり、前記ワイパブレ
ード7をテンシヨンスプリング12によつて払拭
面11に適度に圧接させつつ図示しない駆動装置
によつて前記ピボツトシヤフト3を往復回動させ
ることによりワイパブレード7を往復揺動させ、
払拭面11を払拭する構成としている。
しかしながら、このようなワイパ装置の場合、
高速走行時におけるワイパの往復払拭運動中にお
いては、ワイパブレード7にあたる気流速度が増
大して該ブレード7に作用する揚力が増大する結
果、ワイパブレード7が払拭面11より浮上して
押付圧力が減少し、払拭性能が劣化する問題が生
じる。このワイパブレード7の浮上防止対策とし
てテンシヨンスプリング12の張力を増大してワ
イパブレード7のセツト荷重を増大させれば良い
が、単にスプリング12の張力を増大させるだけ
では自動車の停止或いは低速走行時において払拭
面11に対するワイパブレード7の押付圧力が強
くなりすぎ、ワイパブレード7のビビリ振動を引
き起し良好な払拭が行われなくなると共に、経時
的に該ブレード7が永久変形して払拭効果が劣化
してしまう不都合が生じる。
高速走行時におけるワイパの往復払拭運動中にお
いては、ワイパブレード7にあたる気流速度が増
大して該ブレード7に作用する揚力が増大する結
果、ワイパブレード7が払拭面11より浮上して
押付圧力が減少し、払拭性能が劣化する問題が生
じる。このワイパブレード7の浮上防止対策とし
てテンシヨンスプリング12の張力を増大してワ
イパブレード7のセツト荷重を増大させれば良い
が、単にスプリング12の張力を増大させるだけ
では自動車の停止或いは低速走行時において払拭
面11に対するワイパブレード7の押付圧力が強
くなりすぎ、ワイパブレード7のビビリ振動を引
き起し良好な払拭が行われなくなると共に、経時
的に該ブレード7が永久変形して払拭効果が劣化
してしまう不都合が生じる。
ここで、アーム5の枢着ピン6を中心とした第
1図右回りのモーメントMは、テンシヨンスプリ
ング12の張力Tと枢着ピン6からテンシヨンス
プリング12に下した垂線の長さlとの積、即ち
M=T×lで表わされる。また、枢着ピン6から
ワイパブレード7の取付部までのアーム5の長さ
をLとし、ワイパブレード7のセツト荷重をPと
すると、M=L×Pとなる。
1図右回りのモーメントMは、テンシヨンスプリ
ング12の張力Tと枢着ピン6からテンシヨンス
プリング12に下した垂線の長さlとの積、即ち
M=T×lで表わされる。また、枢着ピン6から
ワイパブレード7の取付部までのアーム5の長さ
をLとし、ワイパブレード7のセツト荷重をPと
すると、M=L×Pとなる。
従つて、ワイパブレード7の払拭面11に対す
るセツト荷重Pを変化させたい場合には、前記モ
ーメントMを変化させれば良いこととなり、テン
シヨンスプリング12の張力Tを変化させるか、
或いは枢着ピン6からテンシヨンスプリング12
に下した垂線の長さlを変化させればよい。
るセツト荷重Pを変化させたい場合には、前記モ
ーメントMを変化させれば良いこととなり、テン
シヨンスプリング12の張力Tを変化させるか、
或いは枢着ピン6からテンシヨンスプリング12
に下した垂線の長さlを変化させればよい。
そこで、従来より前記テンシヨンスプリング1
2にアクチユエータ(図示せず)を接続し、該ア
クチユエータの出力により該スプリング12を伸
縮させて、その張力Tを可変したワイパ装置が知
られている。しかしながらこの装置においては、
アクチユエータでテンシヨンスプリング12を直
接伸縮し、その張力Tに応じてワイパブレード7
のセツト荷重Pを可変しているので、前記アクチ
ユエータは大きな出力を必要とし、装置が大型化
し且つ重量大となる欠点を有している。またこの
ようなアクチユエータの介在及び張力Tを変化さ
せることによる関係からテンシヨンスプリング1
2の高い寸法精度が要求される欠点がある。
2にアクチユエータ(図示せず)を接続し、該ア
クチユエータの出力により該スプリング12を伸
縮させて、その張力Tを可変したワイパ装置が知
られている。しかしながらこの装置においては、
アクチユエータでテンシヨンスプリング12を直
接伸縮し、その張力Tに応じてワイパブレード7
のセツト荷重Pを可変しているので、前記アクチ
ユエータは大きな出力を必要とし、装置が大型化
し且つ重量大となる欠点を有している。またこの
ようなアクチユエータの介在及び張力Tを変化さ
せることによる関係からテンシヨンスプリング1
2の高い寸法精度が要求される欠点がある。
本考案は上記従来技術の欠点に鑑み案出したも
のであり、ワイパブレードの払拭面に対するセツ
ト荷重を多段に可変し得るワイパ装置を、簡単な
構成により小型で軽量且つ安価に提供することを
目的としている。
のであり、ワイパブレードの払拭面に対するセツ
ト荷重を多段に可変し得るワイパ装置を、簡単な
構成により小型で軽量且つ安価に提供することを
目的としている。
上記目的を達成するため本考案の構成は、往復
回動するピボツトシヤフトと、該シヤフトに一端
側を固着したアームヘツドと、該アームヘツドの
他端側に枢着ピンを介して一端部を支承したアー
ムと、該アームの他端部に設けたワイパブレード
とを有し、テンシヨンスプリングにより該ブレー
ドを払拭面に圧接するワイパ装置において、前記
アームヘツドの下端に配置され該アームヘツドの
長手方向に移動可能な如くアームヘツドの下端部
に係合する可動部材と、一端側が該アームヘツド
に回動自在に支持され且つ自由端と前記アーム間
に前記テンシヨンスプリングを張設したスプリン
グピースとを具備し、前記可動部材は、アームヘ
ツドの上方側に向つて立設され該アームヘツドの
長手方向に延びる相対向した1対の側壁を有し、
該1対の側壁の上面を、アームヘツドの上下方向
の寸法が異なる複数段の段差面に形成し、前記ス
プリングピースは、その中間部に、可動部材の前
記長手方向の移動により前記複数段の段差面に選
択的に係合して該スプリングピースを回動させる
係合部を有し、手動操作による可動部材のアーム
ヘツド長手方向の移動により前記枢着ピンから前
記テンシヨンスプリングに下した垂線の長さを多
段に可変させたことを特徴としている。
回動するピボツトシヤフトと、該シヤフトに一端
側を固着したアームヘツドと、該アームヘツドの
他端側に枢着ピンを介して一端部を支承したアー
ムと、該アームの他端部に設けたワイパブレード
とを有し、テンシヨンスプリングにより該ブレー
ドを払拭面に圧接するワイパ装置において、前記
アームヘツドの下端に配置され該アームヘツドの
長手方向に移動可能な如くアームヘツドの下端部
に係合する可動部材と、一端側が該アームヘツド
に回動自在に支持され且つ自由端と前記アーム間
に前記テンシヨンスプリングを張設したスプリン
グピースとを具備し、前記可動部材は、アームヘ
ツドの上方側に向つて立設され該アームヘツドの
長手方向に延びる相対向した1対の側壁を有し、
該1対の側壁の上面を、アームヘツドの上下方向
の寸法が異なる複数段の段差面に形成し、前記ス
プリングピースは、その中間部に、可動部材の前
記長手方向の移動により前記複数段の段差面に選
択的に係合して該スプリングピースを回動させる
係合部を有し、手動操作による可動部材のアーム
ヘツド長手方向の移動により前記枢着ピンから前
記テンシヨンスプリングに下した垂線の長さを多
段に可変させたことを特徴としている。
以下、本考案を第2図乃至第5図に示す一実施
例に基づき説明する。
例に基づき説明する。
1は車体2に固着したピボツトホルダであり、
図示しない駆動装置により往復回動するピボツト
シヤフト3を支承する。4は前記ピボツトシヤフ
ト3に一端側を固着したアームヘツドであり、5
は前記アームヘツド4の他端側に一端部を枢着ピ
ン6により支承したチヤンネル5aと、該チヤン
ネル5aの他端部にリベツト5cにより固着した
ロツド5bとからなるアームであり、前記ロツド
5bの先端部には、第1図に示す払拭面11に圧
接されるワイパブレード7を設ける。
図示しない駆動装置により往復回動するピボツト
シヤフト3を支承する。4は前記ピボツトシヤフ
ト3に一端側を固着したアームヘツドであり、5
は前記アームヘツド4の他端側に一端部を枢着ピ
ン6により支承したチヤンネル5aと、該チヤン
ネル5aの他端部にリベツト5cにより固着した
ロツド5bとからなるアームであり、前記ロツド
5bの先端部には、第1図に示す払拭面11に圧
接されるワイパブレード7を設ける。
8は前記アームヘツド4の下端に配置され該ア
ームヘツド4の長手方向に移動可能な如くアーム
ヘツド4の下端部に係合する可動部材であり、例
えば合成樹脂により一体成型される。
ームヘツド4の長手方向に移動可能な如くアーム
ヘツド4の下端部に係合する可動部材であり、例
えば合成樹脂により一体成型される。
この可動部材8はアームヘツド4の長手方向に
長く延びる形状としており、その略中央部から一
方側の長手方向に延びアームヘツド4の上方側に
向つて立設した相対向した1対の側壁8a,8a
を有し、該1対の側壁8a,8aの上面をアーム
ヘツド4の上下方向の寸法が夫々異なる複数段の
段差面8b,8bに形成している。本実施例にお
いては段差面8bを3段とした。また、この可動
部材8には該可動部材8を手動操作により長手方
向に移動するための相対向した1対の摘み8c,
8cを前記1対の側壁8a,8aから夫々外方へ
突出する如く設けているが、この摘み8cは片側
の1個でも良い。
長く延びる形状としており、その略中央部から一
方側の長手方向に延びアームヘツド4の上方側に
向つて立設した相対向した1対の側壁8a,8a
を有し、該1対の側壁8a,8aの上面をアーム
ヘツド4の上下方向の寸法が夫々異なる複数段の
段差面8b,8bに形成している。本実施例にお
いては段差面8bを3段とした。また、この可動
部材8には該可動部材8を手動操作により長手方
向に移動するための相対向した1対の摘み8c,
8cを前記1対の側壁8a,8aから夫々外方へ
突出する如く設けているが、この摘み8cは片側
の1個でも良い。
前記可動部材8は、その1対の側壁8a,8a
が前記アームヘツド4の1対の側壁4a,4aの
内面に夫々係合するとともに、アームヘツド4の
下端面に形成した溝4bの両側面の内面に、該可
動部材8の前記略中央部から他方側の長手方向に
延びる平板部の両側面8d,8dが夫々係合す
る。ここで、該可動部材8の底面8fは、後述す
る底板4dの上面に係合させるため、その中間部
から一方側の長手方向にかけて上方に凹んだ段差
面としている。
が前記アームヘツド4の1対の側壁4a,4aの
内面に夫々係合するとともに、アームヘツド4の
下端面に形成した溝4bの両側面の内面に、該可
動部材8の前記略中央部から他方側の長手方向に
延びる平板部の両側面8d,8dが夫々係合す
る。ここで、該可動部材8の底面8fは、後述す
る底板4dの上面に係合させるため、その中間部
から一方側の長手方向にかけて上方に凹んだ段差
面としている。
4dはアームヘツド4の一部となる底板であ
り、該底板4dは該アームヘツド4の下端面に固
着され、前記可動部材8の底面8fの凹み面が該
底板4dの上面に係合する。
り、該底板4dは該アームヘツド4の下端面に固
着され、前記可動部材8の底面8fの凹み面が該
底板4dの上面に係合する。
従つて、可動部材8は第2図及び第5図におけ
る前後方向及び上下方向の動きが規制される。
る前後方向及び上下方向の動きが規制される。
尚、前記アームヘツド4の両側壁4a,4aの
下端に夫々前記1対の摘み8c,8cとの干渉を
防止するための長手方向に延びる長溝4c,4c
を形成し、且つ前記底板4dに前記底面8fの段
差部8gとの干渉を防止するための貫通した長手
方向の長孔4eを前記ピボツトシヤフト3側に開
口する如く形成してあるので、可動部材8はアー
ムヘツド4の長手方向のみに移動可能となる。こ
の可動部材8の前記長手方向への移動可能なスト
ロークは、前記各長溝4cのピボツトシヤフト3
側端面4c′に前記摘み8cが当接する位置から前
記長孔4eの端面4e′に可動部材8の段差部8g
が当接する位置までとなる。
下端に夫々前記1対の摘み8c,8cとの干渉を
防止するための長手方向に延びる長溝4c,4c
を形成し、且つ前記底板4dに前記底面8fの段
差部8gとの干渉を防止するための貫通した長手
方向の長孔4eを前記ピボツトシヤフト3側に開
口する如く形成してあるので、可動部材8はアー
ムヘツド4の長手方向のみに移動可能となる。こ
の可動部材8の前記長手方向への移動可能なスト
ロークは、前記各長溝4cのピボツトシヤフト3
側端面4c′に前記摘み8cが当接する位置から前
記長孔4eの端面4e′に可動部材8の段差部8g
が当接する位置までとなる。
9は一端側がアームヘツド4に枢着ピン10に
より回動自在に支持され且つ自由端と前記アーム
の一部を構成するロツド5b間に前記テンシヨン
スプリング12を張設したスプリングピースであ
る。このスプリングピース9は、その長手方向の
中間部に、前記可動部材8の長手方向の移動によ
り前記複数段の段差面8bに選択的に係合して該
スプリングピース9を枢着ピン10を回動支点と
して回動させる係合部13を有する。前記係合部
13は本実施例においては、スプリングピース9
の長手方向の中間部を貫通して圧入固着した支持
軸14と、該支持軸14に回動自在に取付けられ
前記1対の段差面8b,8bに夫々係合する1対
のローラ15,15とから構成した。また、前記
スプリングピース9の自由端にはピン16を固着
し、前記テンシヨンスプリング12の一端を引掛
けている。
より回動自在に支持され且つ自由端と前記アーム
の一部を構成するロツド5b間に前記テンシヨン
スプリング12を張設したスプリングピースであ
る。このスプリングピース9は、その長手方向の
中間部に、前記可動部材8の長手方向の移動によ
り前記複数段の段差面8bに選択的に係合して該
スプリングピース9を枢着ピン10を回動支点と
して回動させる係合部13を有する。前記係合部
13は本実施例においては、スプリングピース9
の長手方向の中間部を貫通して圧入固着した支持
軸14と、該支持軸14に回動自在に取付けられ
前記1対の段差面8b,8bに夫々係合する1対
のローラ15,15とから構成した。また、前記
スプリングピース9の自由端にはピン16を固着
し、前記テンシヨンスプリング12の一端を引掛
けている。
ここで、前記可動部材8の1対の側壁8a,8
aの上面に形成した複数段の1対の段差面8b,
8bの各段差の両端には、夫々上方へ突出した小
突起8hを一体に設けてあり、この各小突起8h
は、ワイパの往復払拭運動中に該可動部材8がア
ームヘツド4の長手方向に移動して前記ローラ1
5と所定の前記段差面8bとの係合が容易に外れ
ることを防止するために設けたものである。
aの上面に形成した複数段の1対の段差面8b,
8bの各段差の両端には、夫々上方へ突出した小
突起8hを一体に設けてあり、この各小突起8h
は、ワイパの往復払拭運動中に該可動部材8がア
ームヘツド4の長手方向に移動して前記ローラ1
5と所定の前記段差面8bとの係合が容易に外れ
ることを防止するために設けたものである。
次に、この実施例によるワイパ装置の作用を説
明する。
明する。
停車中或いは走行中であつてもワイパ装置を作
動させる必要のない時は、第2図イに示すように
スプリングピース9に設けた1対のローラ15,
15は1対の側壁8a,8aにおけるアームヘツ
ド4の上下方向の寸法が一番大きい部位の上面で
ある段差面8b,8bに係合しており、枢着ピン
6からテンシヨンスプリング12に下した垂線の
長さlが短いため、アーム5の枢着ピン6を中心
とした第2図イの右回りのモーメントMは小さ
く、第1図に示す払拭面11に対するワイパブレ
ード7のセツト荷重Pは小さい。従つて、長期間
ワイパブレード7が払拭面11に圧接されていて
も該ブレード7が永久変形することは防止され
る。
動させる必要のない時は、第2図イに示すように
スプリングピース9に設けた1対のローラ15,
15は1対の側壁8a,8aにおけるアームヘツ
ド4の上下方向の寸法が一番大きい部位の上面で
ある段差面8b,8bに係合しており、枢着ピン
6からテンシヨンスプリング12に下した垂線の
長さlが短いため、アーム5の枢着ピン6を中心
とした第2図イの右回りのモーメントMは小さ
く、第1図に示す払拭面11に対するワイパブレ
ード7のセツト荷重Pは小さい。従つて、長期間
ワイパブレード7が払拭面11に圧接されていて
も該ブレード7が永久変形することは防止され
る。
今、ここで降雨状態となり、且つ自動車が高速
走行状態に移行する時は、例えばブレード7を設
けたロツド5bの先端部を払拭面11から離れる
方向に持上げることにより(通常のワイパ装置お
いては1〜2Kg程度の小さな操作力で容易に持上
げることが可能である)、アーム5は枢着ピン6
を回動支点として第2図イに示す矢印B方向に回
動し第2図ロの状態になる。このときスプリング
ピース9の自由端とロツド5bとの間にテンシヨ
ンスプリング12を張設してあるので、該スプリ
ングピース9は枢着ピン10を回動支点として若
干第2図イに示す矢印C方向に回動し、ローラ1
5と段差面8bとの係合状態が解除される。この
ため可動部材8はアームヘツド4の長手方向に移
動可能となり、外部に突出している摘み8cを手
動操作して前記1対の側壁8a,8aにおけるア
ームヘツド4の上下方向の寸法が一番小さい部位
の上面である段差面8b,8bが、前記各ローラ
15に対向する位置まで可動部材8を第2図ロに
示す矢印D方向に移動し、ロツド5bの先端部の
持上げを解除することによりアーム5及びスプリ
ングピース9は夫々枢着ピン6,10を回動支点
として第2図ロの矢印E,F方向に回動し第2図
ハの如く各ローラ15は1対の段差面8b,8b
に係合し、ワイパブレード7は払拭面11に圧接
される。従つて枢着ピン6からテンシヨンスプリ
ング12に下した垂線の長さlが長くなり、前記
モーメントMが増大し、払拭面11に対するワイ
パブレード7のセツト荷重Pが増大するのでワイ
パブレード7の往復払拭運動中に該ブレード7に
作用する揚力が増大しても払拭面11に対するワ
イパブレード7の押付圧力は適度な値となり、浮
上することなく良好な払拭性能を発揮することが
できる。
走行状態に移行する時は、例えばブレード7を設
けたロツド5bの先端部を払拭面11から離れる
方向に持上げることにより(通常のワイパ装置お
いては1〜2Kg程度の小さな操作力で容易に持上
げることが可能である)、アーム5は枢着ピン6
を回動支点として第2図イに示す矢印B方向に回
動し第2図ロの状態になる。このときスプリング
ピース9の自由端とロツド5bとの間にテンシヨ
ンスプリング12を張設してあるので、該スプリ
ングピース9は枢着ピン10を回動支点として若
干第2図イに示す矢印C方向に回動し、ローラ1
5と段差面8bとの係合状態が解除される。この
ため可動部材8はアームヘツド4の長手方向に移
動可能となり、外部に突出している摘み8cを手
動操作して前記1対の側壁8a,8aにおけるア
ームヘツド4の上下方向の寸法が一番小さい部位
の上面である段差面8b,8bが、前記各ローラ
15に対向する位置まで可動部材8を第2図ロに
示す矢印D方向に移動し、ロツド5bの先端部の
持上げを解除することによりアーム5及びスプリ
ングピース9は夫々枢着ピン6,10を回動支点
として第2図ロの矢印E,F方向に回動し第2図
ハの如く各ローラ15は1対の段差面8b,8b
に係合し、ワイパブレード7は払拭面11に圧接
される。従つて枢着ピン6からテンシヨンスプリ
ング12に下した垂線の長さlが長くなり、前記
モーメントMが増大し、払拭面11に対するワイ
パブレード7のセツト荷重Pが増大するのでワイ
パブレード7の往復払拭運動中に該ブレード7に
作用する揚力が増大しても払拭面11に対するワ
イパブレード7の押付圧力は適度な値となり、浮
上することなく良好な払拭性能を発揮することが
できる。
また、自動車が低速走行に移行する時には、前
記した場合と同様、例えばロツド5bの先端部を
持上げてスプリングピース9と可動部材8の係合
を解除し、前記1対の段差面8b,8bの中間の
面が各ローラ15に対向する位置まで該可動部材
8を移動したのち、ロツドの持上げを解除するこ
とにより前記垂線の長さlが第2図ハに示す高速
走行時の状態よりも短かくなり、従つてワイパブ
レード7のセツト荷重Pが減少し払拭面11に対
する該ブレード7の押付圧力は適度なものとな
り、ワイパブレード7のビビリ振動を引き起すこ
となく良好な払拭を行うことができる。
記した場合と同様、例えばロツド5bの先端部を
持上げてスプリングピース9と可動部材8の係合
を解除し、前記1対の段差面8b,8bの中間の
面が各ローラ15に対向する位置まで該可動部材
8を移動したのち、ロツドの持上げを解除するこ
とにより前記垂線の長さlが第2図ハに示す高速
走行時の状態よりも短かくなり、従つてワイパブ
レード7のセツト荷重Pが減少し払拭面11に対
する該ブレード7の押付圧力は適度なものとな
り、ワイパブレード7のビビリ振動を引き起すこ
となく良好な払拭を行うことができる。
次に、停車したり或いは雨がやんだときなどワ
イパ装置を作動させる必要がなくなつた時は、前
記した場合と同様な方法でワイパ装置を第2図イ
の状態にすることにより、低速走行時よりも更に
前記垂線の長さlが短くなつて前記セツト荷重P
が更に減少し、ワイパブレード7の押付圧力は適
度なものとなり該ブレード7が経時的に永久変形
する不都合は無くなる。
イパ装置を作動させる必要がなくなつた時は、前
記した場合と同様な方法でワイパ装置を第2図イ
の状態にすることにより、低速走行時よりも更に
前記垂線の長さlが短くなつて前記セツト荷重P
が更に減少し、ワイパブレード7の押付圧力は適
度なものとなり該ブレード7が経時的に永久変形
する不都合は無くなる。
つまり枢着ピン6からテンシヨンスプリング1
2に下した垂線の長さlを可変してワイパブレー
ド7のセツト荷重Pを多段に可変し、該ブレード
7の払拭面11に対する押付圧力を自動車の走行
状態にかかわらずほぼ一足にしたので、常に良好
な払拭を行うことが可能となる。
2に下した垂線の長さlを可変してワイパブレー
ド7のセツト荷重Pを多段に可変し、該ブレード
7の払拭面11に対する押付圧力を自動車の走行
状態にかかわらずほぼ一足にしたので、常に良好
な払拭を行うことが可能となる。
尚、第5図に示すように摘み8cの略中心線上
に目印をつけ、チヤンネル5aの側面に可動部材
8の複数段の段差面8bのうち、いずれの段差面
8bとスプリングピース9のローラ15とが係合
しているのかを示すラベル17を貼付することに
より、外部から容易に今現在ののワイパブレード
7のセツト荷重Pの大小を知ることができる。
に目印をつけ、チヤンネル5aの側面に可動部材
8の複数段の段差面8bのうち、いずれの段差面
8bとスプリングピース9のローラ15とが係合
しているのかを示すラベル17を貼付することに
より、外部から容易に今現在ののワイパブレード
7のセツト荷重Pの大小を知ることができる。
また、本実施例においては前記複数段の段差面
8bを3段としたが、必要に応じ4段以上として
も良く、その形成も極めて容易である。更に、本
実施例においてはスプリングピース9の係合部1
3を、支持軸14と該支持軸14に回動自在に取
付けた1対のローラ15,15とから構成した
が、この1対のローラ15,15は必ずしも必要
ではなく、支持軸14を直接前記1対の段差面8
b,8bに係させても良い。
8bを3段としたが、必要に応じ4段以上として
も良く、その形成も極めて容易である。更に、本
実施例においてはスプリングピース9の係合部1
3を、支持軸14と該支持軸14に回動自在に取
付けた1対のローラ15,15とから構成した
が、この1対のローラ15,15は必ずしも必要
ではなく、支持軸14を直接前記1対の段差面8
b,8bに係させても良い。
以上の如く本考案のワイパ装置によれば、1対
の側壁の上面をアームヘツドの上下方向の寸法が
異なる複数段の段差面に形成した可動部材を、手
動操作により該アームヘツドの長手方向に移動す
ることにより、アームヘツドにアームを支承させ
る枢着ピンからテンシヨンスプリングに下した垂
線の長さを変えて払拭面に対するワイパブレード
のセツト荷重を多段に可変したものであるから、
構成が簡単なものとなり且つセツト荷重を変える
際にワイパを作動させる駆動装置等の動力を必要
としないので、ワイパ装置の小型化、軽量化が図
れるとともに安価なものとなる。
の側壁の上面をアームヘツドの上下方向の寸法が
異なる複数段の段差面に形成した可動部材を、手
動操作により該アームヘツドの長手方向に移動す
ることにより、アームヘツドにアームを支承させ
る枢着ピンからテンシヨンスプリングに下した垂
線の長さを変えて払拭面に対するワイパブレード
のセツト荷重を多段に可変したものであるから、
構成が簡単なものとなり且つセツト荷重を変える
際にワイパを作動させる駆動装置等の動力を必要
としないので、ワイパ装置の小型化、軽量化が図
れるとともに安価なものとなる。
また、可動部材はアームヘツドの下端に配置し
ているので、該可動部材を設けても運転者の視界
が悪化することはなく、安全運転を行うことがで
きる。
ているので、該可動部材を設けても運転者の視界
が悪化することはなく、安全運転を行うことがで
きる。
第1図はワイパ装置の原理を示す説明図、第2
図乃至第5図は本考案に係るワイパ装置の一実施
例を示し、第2図イ,ロ,ハは夫々作用を示す側
断面図、第3図はスプリングピースの斜視図、第
4図は可動部材の斜視図、第5図は側面図であ
る。 3……ピボツトシヤフト、4……アームヘツ
ド、5……アーム、6……枢着ピン、7……ワイ
パブレード、8……可動部材、8a,8a……1
対の側壁、8b……複数段の段差面、9……スプ
リングピース、11……払拭面、12……テンシ
ヨンスプリング、13……係合部、l……枢着ピ
ンからテンシヨンスプリングに下した垂線の長
さ。
図乃至第5図は本考案に係るワイパ装置の一実施
例を示し、第2図イ,ロ,ハは夫々作用を示す側
断面図、第3図はスプリングピースの斜視図、第
4図は可動部材の斜視図、第5図は側面図であ
る。 3……ピボツトシヤフト、4……アームヘツ
ド、5……アーム、6……枢着ピン、7……ワイ
パブレード、8……可動部材、8a,8a……1
対の側壁、8b……複数段の段差面、9……スプ
リングピース、11……払拭面、12……テンシ
ヨンスプリング、13……係合部、l……枢着ピ
ンからテンシヨンスプリングに下した垂線の長
さ。
Claims (1)
- 往復回動するピボツトシヤフトと、該シヤフト
に一端側を固着したアームヘツドと、該アームヘ
ツドの他端側に枢着ピンを介して一端部を支承し
たアームと、該アームの他端部に設けたワイパブ
レードとを有し、テンシヨンスプリングにより該
ブレードを払拭面に圧接するワイパ装置におい
て、前記アームヘツドの下端に配置され該アーム
ヘツドの長手方向に移動可能な如くアームヘツド
の下端部に係合する可動部材と、一端側が該アー
ムヘツドに回動自在に支持され且つ自由端と前記
アーム間に前記テンシヨンスプリングを張設した
スプリングピースとを具備し、前記可動部材は、
アームヘツドの上方側に向つて立設され該アーム
ヘツドの長手方向に延びる相対向した1対の側壁
を有し、該1対の側壁の上面を、アームヘツドの
上下方向の寸法が異なる複数段の段差面に形成
し、前記スプリングピースは、その中間部に、可
動部材の前記長手方向の移動により前記複数段の
段差面に選択的に係合して該スプリングピースを
回動させる係合部を有し、手動操作による可動部
材のアームヘツド長手方向の移動により前記枢着
ピンから前記テンシヨンスプリングに下した垂線
の長さを多段に可変させたことを特徴とするワイ
パ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8021882U JPS58181658U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | ワイパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8021882U JPS58181658U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | ワイパ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58181658U JPS58181658U (ja) | 1983-12-03 |
| JPH0117481Y2 true JPH0117481Y2 (ja) | 1989-05-22 |
Family
ID=30089371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8021882U Granted JPS58181658U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | ワイパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58181658U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5744550A (en) * | 1980-09-01 | 1982-03-13 | Nippon Soken Inc | Wind shield wiper |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP8021882U patent/JPS58181658U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58181658U (ja) | 1983-12-03 |
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