JPH0123153B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123153B2 JPH0123153B2 JP12735681A JP12735681A JPH0123153B2 JP H0123153 B2 JPH0123153 B2 JP H0123153B2 JP 12735681 A JP12735681 A JP 12735681A JP 12735681 A JP12735681 A JP 12735681A JP H0123153 B2 JPH0123153 B2 JP H0123153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- rib
- blade
- coating
- electron beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電気かみそりの外刃のような網目
状の外刃の表面に、酸化防止や着色などのために
樹脂塗膜を形成する方法に関する。
状の外刃の表面に、酸化防止や着色などのために
樹脂塗膜を形成する方法に関する。
網目状の外刃は多数の毛導入孔と各毛導入孔間
にリブとを有し、各リブの内刃と接触する裏面側
の両端にはエツジを形成してこれを刃部としてい
る。かかる外刃の表面に、酸化防止や着色などの
ために樹脂塗料を吹付けや浸漬塗装法などで塗布
すると、その塗膜が各リブの表面側全面に形成さ
れ、刃部までがその塗膜で覆われてしまうことに
なる。刃部がこのように比較的硬度が低い塗膜で
覆われていると、ひげを引つ張るだけでその切断
機能を失い、使用不能にあるという問題を惹起す
る。しかも、切断時の衝撃力で塗膜と刃部との間
に剥離が生じ、この剥離が進行して各リブの表面
にまで剥離が生じ見苦しいものとなる。
にリブとを有し、各リブの内刃と接触する裏面側
の両端にはエツジを形成してこれを刃部としてい
る。かかる外刃の表面に、酸化防止や着色などの
ために樹脂塗料を吹付けや浸漬塗装法などで塗布
すると、その塗膜が各リブの表面側全面に形成さ
れ、刃部までがその塗膜で覆われてしまうことに
なる。刃部がこのように比較的硬度が低い塗膜で
覆われていると、ひげを引つ張るだけでその切断
機能を失い、使用不能にあるという問題を惹起す
る。しかも、切断時の衝撃力で塗膜と刃部との間
に剥離が生じ、この剥離が進行して各リブの表面
にまで剥離が生じ見苦しいものとなる。
そこで、外刃の表面に樹脂塗膜を塗布する際
に、その刃部相当部分を覆い穏した状態で塗布す
れば良いのであるが、通常用いられるマスキング
方法によれば、この種外刃の毛導入孔は孔寸法が
300μmないし1mmと小さく、切断作用を高める
目的で孔形状も波形等複雑な形状を成しているた
め、マスキング用治具、例えば毛導入孔と嵌合閉
塞する多数の凸起を形成した治具では精度の良い
マスキングが行えず、その嵌合工程も面倒なもの
となる。
に、その刃部相当部分を覆い穏した状態で塗布す
れば良いのであるが、通常用いられるマスキング
方法によれば、この種外刃の毛導入孔は孔寸法が
300μmないし1mmと小さく、切断作用を高める
目的で孔形状も波形等複雑な形状を成しているた
め、マスキング用治具、例えば毛導入孔と嵌合閉
塞する多数の凸起を形成した治具では精度の良い
マスキングが行えず、その嵌合工程も面倒なもの
となる。
そこで、この発明は、特殊なマスキング処理を
行わずに、刃部の存在にかかわらず、自由に塗布
し、この塗布された刃部の塗膜を後工程で除去す
れば良いので、この除去処理の簡易化を図ること
を目的とするものである。
行わずに、刃部の存在にかかわらず、自由に塗布
し、この塗布された刃部の塗膜を後工程で除去す
れば良いので、この除去処理の簡易化を図ること
を目的とするものである。
すなわち、この発明は、樹脂塗膜の樹脂塗料と
して紫外線もしくは電子線硬化性樹脂を用い、か
つ外刃のリブの断面形状並びに紫外線もしくは電
子線の照射強度をそれぞれ特定することにより、
樹脂塗膜の硬化に際し塗膜の刃部覆い部分に照射
盲点を積極的につくり、塗膜硬化後にはその塗膜
未硬化部分を溶剤で除去することだけでもつて、
刃部のみの露出を簡易かつ確実に行うことのでき
る網目状外刃表面への樹脂塗膜形成方法を提供し
ようとするものである。
して紫外線もしくは電子線硬化性樹脂を用い、か
つ外刃のリブの断面形状並びに紫外線もしくは電
子線の照射強度をそれぞれ特定することにより、
樹脂塗膜の硬化に際し塗膜の刃部覆い部分に照射
盲点を積極的につくり、塗膜硬化後にはその塗膜
未硬化部分を溶剤で除去することだけでもつて、
刃部のみの露出を簡易かつ確実に行うことのでき
る網目状外刃表面への樹脂塗膜形成方法を提供し
ようとするものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
第1図は振動式電気かみそりの外刃を例示して
いる。この外刃本体1は、ニツケルまたはニツケ
ルとコバルトの合金を用いて電気鋳造法で鋳造す
るか、あるいは極薄のステンレス板をプレス加工
することによつて多数の毛導入孔2と毛導入孔間
のリブ3とを有する網目状をなしており、そのリ
ブ3は第2図に示すように、断面逆皿形に形成さ
れ表面側の両端を円弧面4,4に形成するととも
に、裏面側の両端にエツジを形成しこれを刃部5
としてある。そしてこのリブ3の表面に酸化防
止、着色のための樹脂塗膜6が形成され、刃部5
を露出状になしてなる。
いる。この外刃本体1は、ニツケルまたはニツケ
ルとコバルトの合金を用いて電気鋳造法で鋳造す
るか、あるいは極薄のステンレス板をプレス加工
することによつて多数の毛導入孔2と毛導入孔間
のリブ3とを有する網目状をなしており、そのリ
ブ3は第2図に示すように、断面逆皿形に形成さ
れ表面側の両端を円弧面4,4に形成するととも
に、裏面側の両端にエツジを形成しこれを刃部5
としてある。そしてこのリブ3の表面に酸化防
止、着色のための樹脂塗膜6が形成され、刃部5
を露出状になしてなる。
第3図において、その樹脂塗膜6の成形に際し
ては、まずリブ3の表面全体に紫外線もしくは電
子線硬化性樹脂を吹付けあるいは浸漬塗装法で塗
布して塗膜6を形成する。勿論この塗膜6は外刃
裏面に塗布されていても良く、高度な塗布精度は
要求されない。次に、紫外線もしくは電子線lを
塗膜6の表面に対し垂直な方向から照射して塗膜
6を硬化する。この際、照射強度はリブ中央部分
の塗膜6を硬化させるとともに、塗膜6のリブ両
端の円弧面4上部分と未硬化な状態にする強度に
設定すれば良い。
ては、まずリブ3の表面全体に紫外線もしくは電
子線硬化性樹脂を吹付けあるいは浸漬塗装法で塗
布して塗膜6を形成する。勿論この塗膜6は外刃
裏面に塗布されていても良く、高度な塗布精度は
要求されない。次に、紫外線もしくは電子線lを
塗膜6の表面に対し垂直な方向から照射して塗膜
6を硬化する。この際、照射強度はリブ中央部分
の塗膜6を硬化させるとともに、塗膜6のリブ両
端の円弧面4上部分と未硬化な状態にする強度に
設定すれば良い。
この照射強度を得る手段の一例としては、紫外
線もしくは電子線lを平行なものとし塗膜6の表
面に対し垂直な方向から照射すれば良く、第4図
に示すように紫外線もしくは電子線l1が垂直に透
過する塗膜6のリブ表面中央部分6aにおいては
役1〜2秒間程でほぼ均一に硬化するが、塗膜6
のリブ表面両端が円弧面形状であるため、この円
弧面4上の部分6bでは、同図中に示す紫外線も
しくは電子線l2のように前記中央部6a部分より
も透過深さが大で中央部6aの照射強度と比較し
て、弱いものとなり硬化時間が長くかかり(約10
秒間)、またl3のように全反射するため、照射盲
点となり、未硬化状態となる。その未硬化部分を
破線Aで示す。しかるのち、溶剤タンクの中に浸
漬するなどして塗膜6の未硬化部分Aで洗浄除去
することにより、刃部5を露出させる。
線もしくは電子線lを平行なものとし塗膜6の表
面に対し垂直な方向から照射すれば良く、第4図
に示すように紫外線もしくは電子線l1が垂直に透
過する塗膜6のリブ表面中央部分6aにおいては
役1〜2秒間程でほぼ均一に硬化するが、塗膜6
のリブ表面両端が円弧面形状であるため、この円
弧面4上の部分6bでは、同図中に示す紫外線も
しくは電子線l2のように前記中央部6a部分より
も透過深さが大で中央部6aの照射強度と比較し
て、弱いものとなり硬化時間が長くかかり(約10
秒間)、またl3のように全反射するため、照射盲
点となり、未硬化状態となる。その未硬化部分を
破線Aで示す。しかるのち、溶剤タンクの中に浸
漬するなどして塗膜6の未硬化部分Aで洗浄除去
することにより、刃部5を露出させる。
上記した照射盲点を最も効率よく発揮させるに
は、第4図に示すごとく、リブ3の両端の円弧面
4,4の円弧半径Rを60〜80μmつまり外刃板厚
とほぼ同程度の範囲で設定するのが好ましく、ま
た着色剤を含有させれば、光等を透過し難い着色
剤によつて相対的に照射強度を弱いものとするこ
とができ、紫外線もしくは電子線自体の刃部5ま
での到達が不充分となり、刃部5の硬化が行われ
ない。
は、第4図に示すごとく、リブ3の両端の円弧面
4,4の円弧半径Rを60〜80μmつまり外刃板厚
とほぼ同程度の範囲で設定するのが好ましく、ま
た着色剤を含有させれば、光等を透過し難い着色
剤によつて相対的に照射強度を弱いものとするこ
とができ、紫外線もしくは電子線自体の刃部5ま
での到達が不充分となり、刃部5の硬化が行われ
ない。
このようにして硬化した塗膜6は、円弧面4上
の部分6bから刃部5に向かつて肉薄なものとな
る。
の部分6bから刃部5に向かつて肉薄なものとな
る。
この肉薄形状は、刃部5程度変形し易いことを
意味し、このため切断衝撃力による剥離を防止す
る効果を発揮する。
意味し、このため切断衝撃力による剥離を防止す
る効果を発揮する。
上記紫外線もしくは電子線硬化性樹脂として
は、例えば、不飽和ポリエステル系樹脂、チオー
ルオレフイン樹脂などを使用する。
は、例えば、不飽和ポリエステル系樹脂、チオー
ルオレフイン樹脂などを使用する。
因みに、紫外線を平行光線とするには放物面反
射板を用いればよい。
射板を用いればよい。
もちろん、振動式電気かみそりのような網目状
平板状外刃のほかに、回転式電気かみそりのよう
に網目ドーム状の外刃においても同様に適用でき
ることは言うまでもない。
平板状外刃のほかに、回転式電気かみそりのよう
に網目ドーム状の外刃においても同様に適用でき
ることは言うまでもない。
以上説明したように、この発明によれば、外刃
本体1に多数の毛導入孔2を有し、かつ各毛導入
孔2,2間にリブ3が表面側の両端を円弧面4,
4にするとともに裏面側の両端のエツジを刃部5
とする断面逆皿形に形成されている網目状の外刃
において、各リブ3の表面側全面に紫外線もしく
は電子線硬化性樹脂も塗布して塗膜6を形成する
工程と、紫外線もしくは電子線も塗膜6の表面に
対し照射して塗膜6を硬化させるにあたり、リブ
中央部分を硬化させるとともに、塗膜6のリブ両
端の円弧面4上部分を未硬化な状態にする照射強
度の紫外線もしくは電子線を照射する工程と、そ
の後塗膜6の未硬化部分Aを溶剤で除去して前記
刃部5を露出させる工程とにより網目状外刃表面
に樹脂塗膜を形成するものであり、外刃表面への
樹脂塗膜6の樹脂塗料として紫外線もしくは電子
線硬化性樹脂を用いているので、硬化処理時間を
短縮化できるばかりか、殆ど熱の加わらない硬化
処理のため金属製外刃に結晶肥大化などの熱影響
を及ぼすことがない。
本体1に多数の毛導入孔2を有し、かつ各毛導入
孔2,2間にリブ3が表面側の両端を円弧面4,
4にするとともに裏面側の両端のエツジを刃部5
とする断面逆皿形に形成されている網目状の外刃
において、各リブ3の表面側全面に紫外線もしく
は電子線硬化性樹脂も塗布して塗膜6を形成する
工程と、紫外線もしくは電子線も塗膜6の表面に
対し照射して塗膜6を硬化させるにあたり、リブ
中央部分を硬化させるとともに、塗膜6のリブ両
端の円弧面4上部分を未硬化な状態にする照射強
度の紫外線もしくは電子線を照射する工程と、そ
の後塗膜6の未硬化部分Aを溶剤で除去して前記
刃部5を露出させる工程とにより網目状外刃表面
に樹脂塗膜を形成するものであり、外刃表面への
樹脂塗膜6の樹脂塗料として紫外線もしくは電子
線硬化性樹脂を用いているので、硬化処理時間を
短縮化できるばかりか、殆ど熱の加わらない硬化
処理のため金属製外刃に結晶肥大化などの熱影響
を及ぼすことがない。
特に、外刃本体1における各リブ3の表面側の
両端部、すなわちリブ3の樹脂塗膜を形成する際
刃部5を覆う塗膜の形成される個所は円弧面4に
形成し、かつ紫外線もしくは電子線の照射強度を
制限することにより、塗膜硬化に際し塗膜6の円
弧面4部分は照射不充分となつて未硬化状態とな
るようにしてある。したがつて、塗膜の硬化処理
後は溶剤でその未硬化部分Aを除去するだけの簡
易迅速な処理でもつて、リブ3の刃部5のみをき
わめて簡易かつ確実に露出させることができ、外
刃表面への樹脂塗膜形成方法として優れるもので
ある。
両端部、すなわちリブ3の樹脂塗膜を形成する際
刃部5を覆う塗膜の形成される個所は円弧面4に
形成し、かつ紫外線もしくは電子線の照射強度を
制限することにより、塗膜硬化に際し塗膜6の円
弧面4部分は照射不充分となつて未硬化状態とな
るようにしてある。したがつて、塗膜の硬化処理
後は溶剤でその未硬化部分Aを除去するだけの簡
易迅速な処理でもつて、リブ3の刃部5のみをき
わめて簡易かつ確実に露出させることができ、外
刃表面への樹脂塗膜形成方法として優れるもので
ある。
第1図は振動式電気かみそりの外刃の展開平面
図、第2図はその外刃の一部拡大断面図、第3図
ないしは外刃への樹脂塗膜形成過程図を示し
ており、第4図は紫外線もしくは電子線の透過状
態図である。 1……外刃本体、2……毛導入孔、3……リ
ブ、4……円弧面、5……刃部、6……塗膜、A
……未硬化部分、l……紫外線もしくは電子線。
図、第2図はその外刃の一部拡大断面図、第3図
ないしは外刃への樹脂塗膜形成過程図を示し
ており、第4図は紫外線もしくは電子線の透過状
態図である。 1……外刃本体、2……毛導入孔、3……リ
ブ、4……円弧面、5……刃部、6……塗膜、A
……未硬化部分、l……紫外線もしくは電子線。
Claims (1)
- 1 外刃本体1に多数の毛導入孔2を有し、かつ
各毛導入孔2,2間にリブ3が表面側の両端を円
弧面4,4にするとともに裏面側の両端のエツジ
を刃部5とする断面逆皿形に形成されている網目
状の外刃において、各リブ3の表面側全面に紫外
線もしくは電子線硬化性樹脂を塗布して塗膜6を
形成する工程と、紫外線もしくは電子線を塗膜6
の表面に対し照射して塗膜6を硬化させるにあた
り、リブ中央部分を硬化させるとともに、塗膜6
のリブ両端の円弧面4上部分を未硬化な状態にす
る照射強度の紫外線もしくは電子線を照射する工
程と、その後塗膜6の未硬化部分Aを溶剤で除去
して前記刃部5を露出させる工程とからなる網目
状外刃表面への樹脂塗膜形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12735681A JPS5829478A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 網目状外刃表面への樹脂塗膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12735681A JPS5829478A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 網目状外刃表面への樹脂塗膜形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5829478A JPS5829478A (ja) | 1983-02-21 |
| JPH0123153B2 true JPH0123153B2 (ja) | 1989-05-01 |
Family
ID=14957910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12735681A Granted JPS5829478A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 網目状外刃表面への樹脂塗膜形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829478A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57103665U (ja) * | 1980-12-15 | 1982-06-25 | ||
| JP4647193B2 (ja) * | 2003-04-11 | 2011-03-09 | 株式会社秀峰 | シェーバー用ガードブレードおよびそれを使用したシェーバー |
-
1981
- 1981-08-13 JP JP12735681A patent/JPS5829478A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5829478A (ja) | 1983-02-21 |
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