JPH01280970A - ゴースト除去装置、それを備えたテレビジョン受信機、チューナ及びビデオテープレコーダと、前記ゴースト除去装置に含まれるゴースト検出装置 - Google Patents

ゴースト除去装置、それを備えたテレビジョン受信機、チューナ及びビデオテープレコーダと、前記ゴースト除去装置に含まれるゴースト検出装置

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JPH01280970A
JPH01280970A JP63242674A JP24267488A JPH01280970A JP H01280970 A JPH01280970 A JP H01280970A JP 63242674 A JP63242674 A JP 63242674A JP 24267488 A JP24267488 A JP 24267488A JP H01280970 A JPH01280970 A JP H01280970A
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JP63242674A
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Shigefumi Ito
伊藤 滋文
Masabumi Inmi
正文 員見
Toshinori Murata
村田 敏則
Takao Shinkawa
新川 敬郎
Tsutomu Noda
勉 野田
Takatoshi Shirosugi
孝敏 城杉
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴースト除去装置、それを備えたテレビジョ
ン受信機、チューナ及びビデオテープレコーダと、前記
ゴースト除去装置に含まれるゴースト検出装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
テレビジョン受信機においては、送信アンテナから直接
到来する電波(希望波)と、建造物などから反射してく
る電波(反射波)が同時に受信アンテナで受信されると
、画面上で希望波による画像のほか、反射波による画像
がずれてゴーストとして現れる。
テレビ受信機にとってかかるゴーストは画質を劣化させ
る大きな要因であり、従来から種々の方法によってゴー
ストを除去、防止する対策が試みられてきた。その一つ
として、ビデオ帯でのトランスバーサルフィルタによる
ゴースト除去装置がある。
第10図、第10A図を用いて、かかる従来のトランス
バーサルフィルタによるゴースト除去装置の基本動作に
ついて説明する。
第10図はトランスバーサルフィルタによる従来のコー
スト除去装置の動作原理説明図である。
同図において、1100は入力端子、1101はタップ
付遅延線、1102はタップ増幅器、1103は加算器
、1104は減算器、1105は出力端子、τはタップ
付遅延線1101のタップ間隔としての遅延量(遅延時
間)であり、入力されるビデオ信号に含まれる最高周波
数成分より決まる。
第10A図は第10図の要部の信号波形図である。
第10図、第10A図を参照する。入力端子1100に
、aで示すような希望信号に遅延時間3τ、振幅Aの同
相ゴースト成分が付加されたビデオ信号が入力した時、
タップ付遅延線1101の入力端子1100側より3番
目のタップに接続されているタップ増幅器(C3)11
02の利得(以下、タップ利得と呼ぶ)をAとする。こ
の時、加算器1103の出力には、aで示すゴースト補
償信号が得られるため、減算器1104で入力された信
号aよりゴースト補償信号すを減算することにより、出
力端子1105にCで示すゴースト成分の除去された信
号を得ることができる。
ゴースト成分の発生位置(希望信号からの遅れ時間)を
検出して該ゴースト成分を打ち消すようにタップ増幅器
のタップ利得を自動的に決定するアルゴリズムには種々
あるが、安定性の面からアイ・イー・イー・イー・トラ
ンザクション・オン・コンシューマ−・エレクトロニク
ス・ボリュウム・シー・イー・26.1980年8月、
第629頁から第635頁(I E E E、 Tra
nsactionon Consumer Elect
ronics、  Vol、 CE −26。
August 、 1980. p、629〜p、63
5)に論じられている相関法アルゴリズムが一般に用い
られる。
第11図は、相関法アルゴリズムを採用した従来のゴー
スト除去装置の一構成例を示すブロック図である。
同図において、100は入力端子、104はトランスバ
ーサルフィルタ、105はD/A変換回路、106はタ
ップ利得メモリ、107は減算回路、108は演算回路
、109は微分回路、110はA/D変換回路、111
は出力波形メモリ、112は出力端子、113は基準波
形メモリである。
入力端子100より入力されるビデオ信号は、トランス
バーサルフィルタ104でゴーストが除去された後、出
力端子112より出力される。
トランスバーサルフィルタ104の出力信号は、微分回
路109で微分された後、A/D変換回路110でデジ
タル信号に変換され、出力波形メモリ111に記憶され
る。演算回路10日で、出力波形メモリ111のデータ
(y、)と基準波形メモリ113にあらかじめ記憶して
おいたゴースト成分を含まぬ基準波形データ(r、)を
用いて、次式に示す相関演算を行う。
Zi=tx Σ r K41 ・)’ K      
 −−(1)ここで、αは正の定数 減算回路107で、タップ利得メモリ106に記憶され
ている古いデータ(タップ利得を表わすデータ) C,
OLaから演算回路108の出力信号Z。
を減算し、新たなタップ利得データC,new(Hは第
10図で01〜C4と示されているような順番に関して
i番目のタップ増幅器を示す)を得る。
C・“IIW = C,ota  Z 、      
   ・・・・・・(2)D/A変換回路105で新し
いタップ利得データC、n−をアナログ信号に変換した
後、トランスバーサルフィルタ104(詳しくは、第1
0図におけるタップ増幅器C6〜C4の利得調整端子)
に供給することにより、トランスバーサルフィルタ10
4を通過した出力信号中のゴースト成分を軽減する。こ
の動作を繰り返すことにより、ゴースト成分を次第に軽
減してゆき、最終的にゴースト成分を除去する。
ここで第11図において、微分回路109でトランスバ
ーサルフィルタ104の出力信号を微分する意味につい
て説明する。
第11A図は第11図における要部の信号波形図である
。第11図、第11A図を参照する。
一般に、ゴースト成分の検出は、絵柄のように絶えず変
動するかも知れない信号部分は避け、常に一定周期で現
われる垂直同期信号のような信号を採り上げ、この垂直
同期信号の前縁に対するゴースト成分を検出するのが技
術的に容易である所から垂直同期信号の前縁を用いて行
われる。(アイ・イー・イー・イー・トランザクション
・オン・コンシューマ−・エレクトロニクス・ボリュウ
ム・シー・イー・24,1978年8月、第267頁か
ら第271 頁(I E E E、 Transact
ionon Consumer Electronic
s、  Vol、 CE −24。
1978、p、267〜p、271))第11A図(a
)に、垂直同期信号とそれに重畳されたゴースト成分(
垂直同期信号の前縁とそれのゴースト成分)を示すが、
かかる信号がトランスバーサルフィルタ104から出力
されているものとする。するとゴースト成分の遅延時間
τg及び振幅Aを検出するため、垂直同期信号およびゴ
ースト成分を微分回路109で微分して、第1IA図(
b)に示すパルス波形とし、基準波形メモリ113に予
め記憶するゴースト成分のついていない同様のパルス波
形(第11A図(C))との相関を求めれば、第11A
図(d)に示す相関値が得られ、相関値を求める動作の
過程において、ゴースト成分の遅れ時間τgが演算回路
108において求まる。
遅れ時間τgが求まれば、トランスバーサルフィルタ6
01中のどの順番位置にあるタップ増幅器の利得を調整
すれば良いかが分かるので、それにより当該増幅器の利
得を少し修正してやる。このことを到来する垂直同期信
号毎に繰り返して、次第にゴースト成分を軽減させてゆ
き、最終的には零にする。
なお、ゴースト除去装置の具体例としては、特開昭56
−90620号公報に記載のものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のゴースト除去装置では、既に述べたように、ビデ
オ信号中の垂直同期信号の前縁部分に着目してそのゴー
スト成分の遅れ時間を検出し、それによってタップ利得
を修正する方式であったから、タップ利得の修正頻度は
、1フイールド(1/60秒)に1回が限度であり、ゴ
ースト除去を完全に終えるまでに長時間を要するという
問題があった。
また従来のゴースト除去装置では、ゴースト成分の検出
は検出後のビデオ信号において行っているため、[テレ
ビジョン学会技術報告、TEBS73−4.1981年
 77頁から82頁」においても述べられているように
、充分なゴースト成分の除去効果を得るためには、理想
的な同期検波の採用が必要であるという問題があった(
包路線検波や疑似同期検波では、検波時における歪のた
め、直交及び逆相ゴーストに対する性能が劣化する。) 本発明の目的は、ゴースト除去を終了するまでに要する
時間の長さを大幅に短縮することが可能であり、また充
分なゴースト成分除去効果を得るのに、検波方式として
理想的な同期検波方式を採用することを要しないように
したゴースト除去装置、それを備えたテレビジョン受信
機、チューナ及びビデオテープレコーダと、前記ゴース
ト除去装置に含まれるゴースト検出装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段] 上記目的達成のため、本発明では、ゴースト除去装置、
をビデオ信号を入力されて出力するトランスバーサルフ
ィルタと、該フィルタに含まれる各タップ増幅器のタッ
プ利得を記憶するタップ利得メモリと、前記フィルタを
通過したビデオ信号にっていケプストラム解析を施すこ
とにより該ビデオ信号に含まれる絵柄情報のゴースト成
分の該絵柄情報に対する遅れ時間を検出するケプストラ
ム解析手段と、検出された前記遅れ時間に従って前記タ
ップ利得メモリに記憶されているタップ利得データを修
正する手段と、修正された該データに従って前記フィル
タ内の各タップ増幅器の利得を制御することにより該フ
ィルタを通過したビデオ信号からゴースト成分を除去す
る手段と、により構成した。
換言すると、上記目的を達成するため、本発明によるゴ
ースト除去装置では、映像検波する前の信号(たとえば
、映像中間周波数信号)をケプストラム解析し、ゴース
ト成分の遅延時間を求め、これに従ってゴースト成分を
打消す信号を発生させることにより、検波する前にゴー
ストの除去を行うようにした。
更に上記目的は、ゴーストを含むビデオ信号として、映
像検波する前のIF段階にあるビデオ信号ではなく、映
像検波後のビデオ信号をケプストラム解析し、ゴースト
の遅延時間、振幅及び位相を求め、これに従ってゴース
ト補償信号を発生し、ゴーストを除去することによって
達成される。
1F段階にある映像検波前のビデオ信号をケプストラム
解析する場合には、ゴーストの遅延時間と振幅は求めら
れても、位相まで求まらないので、その分、きめ細かな
ゴースト補償は望むことができない。
〔作用〕
要するに、本発明の第1のポイントは、IF段階にある
映像検波前のビデオ信号をケプストラム解析することに
より、ビデオ信号に含まれている絵柄信号のゴースト成
分の遅れ時間(及び大きさ)を検出することにあるので
、この遅れ時間の検出方法について以下述べる。
ある経路を通ってきた希望波としての信号X(t)と、
別の経路を通ってきたx(t)のr倍の大きさの信号(
反射波)がTという時間差をもっである点に到達したと
き、その時間差Tを測定する方法を考える。これは、信
号x(t)に、それが反射率rの面で反射してTという
時間遅れたものが混じった場合と考えてよいので両者が
混じった信号y(t)次のように表される。
y(t)=x(t)+r−x(t−T)   ・−(3
)x(t)が継続時間の短いパルス状の信号であれば遅
延時間Tは波形に現れる二つのパルスの時間間隔として
容易に求められるが、x(t)がビデオ信号のような連
続的な信号のときには、そうはいかない。しかし、波形
を形成する各周波数成分に注目すると、反射波は時間遅
れにもとづく周波数に比例する位相回転を受けており、
これが原波形と重なるので、重なり合った波の周波数ス
ペクトルは位相回転による周期的変化が生じていなけれ
ばならない。従って観測信号y (t)の周波数スペク
トルを調べれば、遅延時間Tがわかることになる。
そこで、弐(3)の両辺のフーリエ変換を行うと、次式
が得られる。
Y(f) =X(f)(1+ r exp (−j 2
 tt f T))・・・・・・(4) ここで、Y(f) 、  X(f> はそれぞれy(t
)。
xD)の周波数スペクトルである。これからy(L)の
パワースペクトルを計算すると次のようになる。
l Y(f) l ” =lX(f)l”((1+r CO3(2πfT))”
+r” sin” (27Cf T) )= l X(
f)l” (1+r”+2 r cos (2πf T
) )・・・・・・(5) すなわち、l YCf”) l ”は、原信号のパワー
スペクトルl X(f) l ”の大きさを周波数軸に
沿って周期1/Tで波打たせた形になる。もし、rとI
X(f)l”とが周波数によって変化しないならば、I
Y(f)12の周波数による変化の周期を測定すること
により、Tが求められる。しかし、この場合IX(f)
I”は周波数によって変化するかも知れない。
式(5)の右辺の第1項と第2項を分離すれば、第2項
には原信号x (t)が関係しないから、Tを求めるこ
とができる。この分離は、式(5)の対数をとることに
よって可能である。すなわち、対数をとることにより、
右辺の積の形は次式のように和の形になる。
1ogl Y(f) l ”= logl X(f) 
l ”+ log (1+r”+2 r cos (2
πf T) )・・・・・・(6) そこで、この式(6)を見ると、右辺の第2項は周期関
数であり、第1項は信号源x(t)のパワースペクトル
であるから、式(6)で表される対数パワースペクトル
を周波数軸に沿っての波形と見なし、その波形のフーリ
エ変換を行えば、第2項のフーリエ変換が線スペクトル
になるのに対し、第1項のフーリエ変換はx(t)のパ
ワースペクトルの形を表す別の形になる。すなわち、式
(6)のフーリエ変換を式で書くと、 C(q)=F(logl Y(f)l 2)=F(lo
gl X(f)l” ) +F’ (log(1+r”
+2 r cos(2tt f T) 〕)・・・・・
・(7) となり、これは右辺第2項が1/Tを周期とする周期関
数のスペクトルである。
式(7)で定義されるC(q)は対数パワースペクトル
のフーリエ変換であり、この絶対値の2乗は対数パワー
スペクトルのパワースペクトルというべきものになるが
、時間関数のパワースペクトルではないから、これをス
ペクトルというわけにはいかないのでケプストラムとい
われている。
このようにして、テレビ信号のように希望波X(1)の
パワースペクトルIX(f)l”が周波数によって変化
する場合についても、上記(5)式の対数をとった後、
周波数fについてフーリエ変換すると、上記の(7)式
が得られ該(7)式の右辺第2項がl/Tを周期とする
周期関数のスペクトルとなるため、反射波の遅延時間T
を求めることができる(以上詳しくは、城戸著「ディジ
タル信号処理入門」、丸首、p、152〜p、156参
照)。
このようにしてビデオ信号に含まれる絵柄情報のゴース
ト成分の遅延時間Tが求まれば、それによってゴースト
成分の除去ができることはすでに述べた通りである。
本発明の第2のポイントは、IF段階にある映像検波前
のビデオ信号ではなく、映像検波後のビデオ信号をケプ
ストラム解析することによって、トランスバーサルフィ
ルタにより、きめ細かなゴースト補償信号を得るため、
次に示すゴーストに関する3つのパラメータを検出する
ことにある。
(1)遅延時間(T) (2)大きさ(D/U比、反射波と希望波の振幅比) (3)位相(φ) 以下、ビデオ信号をケプストラム解析することにより、
上記3つのパラメータが検出できることを簡単に説明す
る。
(1) 遅延時間(T) 本説明は、先の説明と重複する点が多いが、説明の便宜
上、繰り返して説明する。
第12図はケプストラム解析によるゴーストの遅延時間
検出原理の説明図である。簡単のため、第12図(a)
−(1)に示す帯域(fc)内でフラットな振幅周波数
特性をもつ(sin x / x )パルスを用いてま
ず説明する。
(sin x / x )パルスをx(t)、これに振
幅r倍、遅延時間Tのゴーストが付加した場合(第12
図(b)=(1) )をy(t)とすると、y(t)は
次式で表される。
)’(t)=x(t)  十r  −x(む−T)  
  ・・・−・(3)(3)式のフーリエ変11jY(
f)及びパワースペクトルIY(f)l”を求めると、 Y(f)=X(f)  ・ (1+r e−””)・・
・・・・(4) IY(f)l” =IX(f)l”(1+r”+ 2 
r cos 2 πf T)    −−(5)(5)
式より、x(t)のパワースペクトルIX(f)12は
、第12図(a)−(2) ニ示すヨウニ、帯域内でフ
ラットであるため、1(1)のパワースペクトルIY(
f)l”は、(5)式の第2因数により、帯域内で周期
1/Tの周期関数となる(第12図(b)−(2) )
したがって、(5)式を周波数fに関してフーリエ変換
することにより、横軸Tの位置に線スペクトルが生じる
ため、遅延時間Tの検出ができる。
(第12図(b)−(3) ) 以上は、(sin x / x )パルスを用いてゴー
ストを検出する場合について説明したが、任意の絵柄の
画像信号を用いる場合には、(3)式のx(t)が任意
絵柄の画像信号となり、そのパワースペクトルIX(f
)I”も帯域内でフラットにならない。
この結果、 (5)式をフーリエ変換しただけでは、(
5)代筆2項の周期性を検出することは、一般に困難と
なる。
そこで、(5)式の2つの因数を分離するため、(5)
式の対数をとると、 togl Y(f)l”= logl X(f)l”+
log(1十r”+2 r cos2 πf T)・・
・・・・(6) となり、(6)式の第2項は、周波数fに関して周期1
/Tの周期関数となるため、 (6)式をフーリエ変換
することにより、ゴーストの遅延時間Tが検出できる。
(2) 大きさ(D/U比) 第13図に、上記(6)式をフーリエ変換して求めたケ
プストラムC(q)とゴーストの振幅rの関係を示す。
この図より、ケプストラムC(q)の値は、ゴーストの
振幅rに比例するため、ゴーストの大きさ(D/U比)
も検出可能である。
(3) 位相 テレビ放送においては、ビデオ信号は第14図(a)に
示す残留側波帯方式で伝送される。
(イ)0〜1.25MHz   ・・・・・・ 両側波
帯(ロ)1.25〜4.2MHz  ・・・・・・ 単
側波帯テレビ受信機では残留側波帯で送られてくるビデ
オ信号を、IF段で第14図(b)に示すIFフィルタ
を通過させた後、検波して再生する。
そこで、ゴーストが付加された場合の画像信号のパワー
スペクトルについて以下考察する。(N単のため、(s
in x / x )パルスを用いて説明する。)第1
5図はゴーストを含むビデオ信号のパワースペクトルを
示す特性図である。第15図(a)に同相ゴースト、(
b)に直交ゴーストが付加された時の(sin x /
 x )パルスのパワースペクトルを示す。
(a)同相ゴースト・・・帯域内において周期1/Tの
一定振幅の周期関数 (b)直交ゴースト・・・0〜1.25MHzまでは振
幅が単調増加し、1.25 M七 以上では、振幅一定である 周期1/Tの周期関数(但 し、同相ゴーストの場合と 90′の位相差あり) 第15図(b)の直交ゴーストの場合について、第16
図を用いて説明する。第16図は直交ゴーストの検波出
力の説明図である。
(a)直流付近 ビデオ信号の直流付近の信号は、IFフィルタ通過後も
、はぼ同じ振幅をもつ上側波と下側波を用いて検波する
ため、第16図(a)に示すように、直交ゴーストの場
合には、完全同期検波を行うと出力は生じない。
(b)1.25M七以T 1.25MHzまでの成分に関しては、IFフィルタに
より、振幅の異なる上側波と下側波を用いて検波するた
め、第16図(b)に示すように、直交ゴーストの場合
にも検波出力が生じ、その大きさは上側波と下側波の振
幅差に比例することから、1.25MHzに近いほど大
きくなる。
(c)1.25MHz以上 1.25MHz以上の成分に関しては、上側波のみで検
波するため、検波後には一定振幅の出力が生じる。
同期ゴースト、直交ゴーストが付加された(sinX 
/ X )パルスのパワースペクトルは、共に周期1/
Tの周期関数となるが、位相差90°をもつため、それ
ぞれのケプストラムを求めると、第17図に示すように
、同相ゴーストでは実数部Re(C(q))に、直交ゴ
ーストでは虚数部Im(C(q))に出力が生じる。
このことは、一般にケプストラムの実数部Re(C(q
))と虚数部1m(C(q))の振幅比より、ゴースト
の位相φが次式より求まることを示す。
以上のように、画像信号をケプストラム解析することに
より、ゴーストの遅延時間(T)、大きさ(D/U比)
7位相(φ)を求めることができる。
第18図に、画像信号に、D/U比= 6 dB、遅延
時間7μsの同期ゴーストが付加された時のケプストラ
ムの波形を示す。
同図より、横軸7μsの位置にパルス状のケプストラム
が現われ、ゴーストが検出されることがわかる。また、
横軸4μsの位置にもパルス状の波形が生じているが、
これは(6)式の第1項すなわち画像信号のパワースペ
クトルによって生じたものである。しかし、これについ
ては、複数の異なる画像信号により同様のケプストラム
を求め、その加算平均を求めることにより取り除ける。
なぜなら、ゴースト成分の示すケプストラムは、ゴース
トが変化しない限り生じるが、画像信号による不要成分
は、画像信号の内容により異なる位置に現れると考えら
れるからである。
〔実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図において、500は入力端子、501はトランスバー
サルフィルタ、502はA/Di換回路、503は波形
メモリ、504はケプストラム解析回路、505は減算
回路、506はタップ利得メモリ、507はD/A変換
回路、508は出力端子である。
本ゴースト除去装置510では、入力端子より入力され
たビデオ信号は、トランスバーサルフィルタ501によ
りゴースト成分を軽減、除去された後、出力端子508
から出力される。
トランスバーサルフィルタ501の出力信号(ビデオ信
号は)、A/D変換回路502で任意の期間ディジタル
信号に変換され、波形メモリ503に記憶される。波形
メモリ503に記憶された信号より、ケプストラム解析
回路504でゴーストのパラメータを求める。減算回路
505で、求めたゴーストパラメータに対応するトラン
スバーサルフィルタ501中のタップの利得データをタ
ップ利得メモリ506から読み出してこれの修正を行い
、修正後のタップ利得データをタップ利得メモリ506
に入力する。タップ利得メモリ506に記憶されている
各タップ利得データは、D/A変換回路507によりア
ナログ信号に変換された後、トランスバーサルフィルタ
501中の対応したタップ増幅器のタップ利得調整端子
に供給され、ゴースト成分の軽減、除去を可能にする。
第2図に、ケプストラム解析回路504の一構成例を示
す。503は入力端子、1002.1005はフーリエ
変換回路、1003はパワースペクトル演算回路、10
04は対数演算回路、1006は加算平均回路、100
7はタップ利得修正演算回路、505は出力端子である
フーリエ変換回路1002.パワースペクトル演算回路
1003.対数演算回路1004及びフーリエ変換回路
1005を用いて、(4)弐〜(6)式の演算を行い、
入力端子503より入力される信号のケプストラムを求
める。この動作を繰り返し行い、加算平均回路1006
で求めたケプストラムの加算平均を求め、それに従って
タップ利得修正演算回路1007で検出したゴーストの
遅延時間Tに相当するタップのタップ利得の修正量を求
め、出力端子505より出力する。
加算平均回路1006は、任意の絵柄画像信号を用いた
場合、一般に(6)代筆1項(loglX(f)M)に
よるケプストラムの不要成分が出るが、この不要成分は
絵柄により異なる場所に発生するため、複数個のケプス
トラムの加算平均を求め、不要成分を抑圧するためのも
のである。
ここで対数演算回路1004の出力は、実関数かつ、偶
関数であるので、フーリエ変換回路1005は、逆フー
リエ変換を行う回路であっても同様の結果を得ることが
できる。この場合のブロック図を改めて第2A図に示す
。第2A図では、フーリエ変換回路1005の代りに逆
フーリエ変換回路1005Aが接続されていることが認
められるであろう。
第2図、第2A図に示すケプストラム解析回路504.
504Aは、すべてハードウェアで構成するものとした
が、マイクロコンピュータ等を用いて前記(4)弐〜(
7)式の演算及びタップ利得修正量を求める演算をソフ
トウェアにより実行してもよい。
また、前記(5)式において、rとIX(f)+2が周
波数によって変化せず、IY(f)l”の周波数による
変化の周期を測定することにより、Tが求まり、それに
従ってタップ利得修正量を演算する場合には、対数演算
回路1004は不要である。
第3図に、本発明によるゴースト除去装置の他の実施例
を示す。同図において、第1図におけるのと同じ番号を
付したブロックは同一機能ブロックを示す。そのほか6
00はA/D変換回路、601はトランスバーサルフィ
ルタ、602はD/A変換回路である。
第1図に示したゴースト除去装置510では、トランス
バーサルフィルタ501をアナログ回路で構成したもの
であるが、第3図に示したゴースト除去装置511を構
成するトランスバーサルフィルタ601はすべてデジタ
ル回路で構成される。
したがって、本ゴースト除去装置511では、入力端子
500より入力される信号は、A/D変換回路600で
デジタル信号に変換された後、トランスバーサルフィル
タ601に入力される。また、トランスバーサルフィル
タ601の出力信号は、D/A変換回路602でアナロ
グ信号に変換された後、出力端子508より出力される
。波形メモリ503には、トランスバーサルフィルタ6
01の出力信号がある任意の期間記憶され、タップ利得
メモリ506の出力信号は直接トランスバーサルフィル
タ601に入力される。
ゴースト除去の動作については、第1図に示したゴース
ト除去装置510のそれと同様である。
第4図に、本発明によるゴースト除去装置510又は5
11を具備したテレビジョン受信機の一構成例を示す。
同図において、200はアンテナ、201は高周波増幅
回路、202は周波数変換回路、203は中間周波増幅
回路、204は映像検波回路、205は映像増幅回路、
206は色差信号復調回路、207は原信号復調回路、
208はブラウン管である。
アンテナ200で受信したテレビジョン信号電波を、高
周波増幅回路201で増幅し、周波数変換回路202で
復調用の中間周波に周波数変換し、中間増幅回路203
で増幅する。ここで、選局は、周波数変換回路202の
局部発振周波数を変えることで行う。
中間周波増幅回路203で増幅した信号をゴースト除去
装置510又は511に入力し、ゴースト成分を除去し
た後、映像検波回路204で検波し、映像信号増幅回路
205の出力である輝度信号と、色差信号復調回路20
6の出力である色差信号と、から原色信号復調回路20
7でR,G。
Bの三原色信号を得、ブラウン管208に映し出す。
第5図に、第1図に示したゴースト除去装置510を具
備したテレビジョン受信機の他の構成例を示す。
同図において、第4図におけるのと同じ番号を付したブ
ロックは、同一機能ブロックを示す。そのほか、700
は周波数変換回路、701は中間周波増幅回路、702
..703はスイッチ回路である。
第4図に示したテレビジョン受信機では、周波数変換回
路202の出力信号が、通常、テレビジョン信号電波の
搬送波が58.75M)Izとなるように周波数変換さ
れるため、ゴースト除去装置510又は511を構成す
るA/D変換回路502又は600は、58.75MH
zの信号が十分サンブリソゲされる周波数(サンプリン
グ定理を満足する周波数)で動作する必要がある。そこ
で、第5図に示したテレビジョン受信機では、周波数変
換回路700は、テレビジョン信号電波の搬送波が58
.75MHzよりも小さい周波数(例えば、10Mセ)
になるように周波数変換し、ゴースト成分除去の開始時
点では、スイッチ回路702と703をb側に閉じ、中
間周波増幅回路701の出力信号を用いてゴースト成分
の検出を行い、トランスバーサルフィルタ501の各タ
ップ利得を決定する。この期間ブラウン管208上には
、ゴースト成分が付加された画面ではあるが、何の画面
も表示されないのよりはましであるので、映し出される
トランスバーサルフィルタ501の各タップ利得を決定
した後、スイッチ回路702と703をa側に閉じ、中
間周波増幅回路203の出力信号をトランスバーサルフ
ィルタ501に入力し、ゴースト成分を除去した後、映
像検波回路204に供給することにより、ブラウン管2
08上にゴースト成分の除去された画面を映し出す。
スイッチ回路702と703をa側に閉じた後は、タッ
プ利得の修正は停止する。
本テレビジョン受信機では、ゴースト除去装置510を
構成するA/D変換回路502に供給される信号は、5
8.75MHzよりも低い周波数にできるため、その動
作周波数も第4図に示した受信機の場合よりも低くする
ことができる。
第5図に示したテレビジョン受信機では、スイッチ回路
702と703をa側に閉じた後では、トランスバーサ
ルフィルタ501の各タップ利得の修正を停止するため
、その後ゴースト成分の位相等が変化した場合、それに
追従してトランスバーサルフィルタ501を制御するこ
とはできない。
第6図に、ゴースト成分の位相等の変化にも対応可能と
したゴースト除去装置の一実施例を、第7図にそれを用
いたテレビジョン受信機の一構成例を、それぞれ示す。
第6図において、第1図におけるのと同じ番号を付した
ブロックは同一機能ブロックを示す。8O1はトランス
バーサルフィルタである。
本ゴースト除去装置800においては、第7図に見られ
る中間周波増幅回路701からの出力信号をA/D変換
回路502でデジタル信号に変換した後、波形メモリ5
03に記憶する。波形メモリ503に記憶した信号をト
ランスバーサルフィルタ801に入力し、このトランス
バーサルフィルタ801の出力信号を用いて、第1図に
示したゴースト除去装置510と同様にして、トランス
バーサルフィルタ501の各タップ利得を決定する。同
時にタップ利得メモリ506に記憶されている各タップ
利得は、D/A変換回路507を介して、中間周波増幅
回路203からの出力信号が入力されるトランスバーサ
ルフィルタ501にも供給され、中間周波増幅回路20
3からの出力信号に付加されているゴースト成分の除去
を行い、除去後の信号を、第7図に見られる映像検波回
路204に供給する。
本ゴースト除去装置800では、A/D変換回路502
で任意の時間に中間周波増幅回路701からの出力信号
を波形メモリ503に取り込むことができるため、ゴー
スト成分の位相変動等についても対応することができる
本コースト除去装置800では、トランスバーサルフィ
ルタ501をアナログ回路で構成しているが、第8図に
示すようにデジタル回路で構成しても同様の効果が得ら
れる。
第9図に、第1図及び第3図に示した本発明によるゴー
スト除去装置510または511を具備したテレビジョ
ン受信機の他の構成例を示す。
同図において、第5図におけるのと同じ番号を付したブ
ロックは、同一機能ブロックを示す。2100はテレビ
ジョン高周波信号の搬送波周波数を58.75M)[z
よりも低い周波数(例えば、lOMHz)に変換する周
波数変換回路、2200は、周波数変換回路2100で
低い方に変換した搬送波周波数を高い方の58.75M
Hzに戻すよう変換する周波数変換回路である。
本テレビジョン受信機の特徴は、ゴースト除去装置51
0又は511を構成するトランスバーサルフィルタ50
1又は601に入力するテレビジョン信号の周波数を、
58.75MHzよりも低くすることにより、その動作
周波数を低くでき、トランスバーサルフィルタ501又
は6010回路規模の低減が図れることである(第10
図で説明したようにトランスバーサルフィルタのタップ
間隔は、入力される信号の最高周波数できまり、周波数
が大きい程タップ間隔は小さくなり、対応可能なゴース
トの遅延時間を一定とすると、タップ数がふえる)。
第19図に、本発明によるゴースト除去装置の更に別の
実施例を示す。同図において、第3図におけるのと同じ
番号を付したブロックは、同一機能ブロックを示す。6
01はトランスバーサルフィルタ、602は減算回路で
ある。
同図のゴースト除去装置512では、入力信号とトラン
スバーサルフィルタ601の出力信号の差を減算回路6
02において求め、これを再びトランスバーサルフィル
タ601に入力する構成となっているが、第3図と同様
のゴースト除去効果を得ることができる。
第20図に、本発明によるゴースト除去装置の更に別の
実施例を示す。
同図において、第3図におけるのと同じ番号を付したブ
ロックは、同一機能ブロックを示す。141は可変遅延
線、601a〜601cはトランスバーサルフィルタ、
143は加算回路、144゜505a〜505cは減算
回路、506a〜506Cはタップ利得メモリである。
同図のゴースト除去装置147では、可変遅延線141
及び1個または数個のトランスバーサルフィルタ601
a〜601cによってゴースト補償信号を生成する。各
々のトランスバーサルフィルタ601a〜601Cは単
一のゴーストに対応しており、トランスバーサルフィル
タを複数個用いることにより、複数のゴーストに対応す
ることができる。
同図において、入力端子500より入力された信号は、
A/D変換回路600でディジタル信号に変換された後
、可変遅延線141.トランスバーサルフィルタ601
a〜601c、加算回路143及び減算回路144によ
りゴーストを除去された後、D/A変換回路602でア
ナログ信号に変換され、出力端子508より出力される
減算回路144の出力信号は、波形メモリ503にも入
力され、任意の期間の信号が記憶される。
ケプストラム解析回路504では、波形メモリ503に
記憶された信号よりゴーストのパラメータを求め、可変
遅延線141及び各々の減算回路505a〜505cに
入力する。可変遅延線141では、ケプストラム解析回
路504より供給される信号に応じて、A/D変換回路
600の出力信号を各々のゴーストの遅延時間Tだけ遅
延させて各々のトランスバーサルフィルタ601a〜6
01Cに供給する。また、減算回路505a〜505C
では、ケプストラム解析回路504で求めた、各々のト
ランスバーサルフィルタ601a〜601Cに対応する
ゴーストのパラメータに応じてタップ利得の修正を行い
、修正後のタップ利得を各々のタップ利得メモリ506
a〜506Cに入力する。各々のタップ利得メモリ50
6a〜506Cに記憶されている各タップ利得は、対応
するトランスバーサルフィルタ601a〜601cの各
タップに供給される。
第20図のゴースト除去装置147では、入力信号を可
変遅延線141によって、各々のゴーストの遅延時間T
だけ遅延させて各々のトランスバーサルフィルタ601
a〜601cに供給する。
各々のトランスバーサルフィルタ601a〜601cの
タップ利得は、ケプストラム解析回路504より出力さ
れる各々のゴーストの振幅2位相に関するパラメータに
応じて決定され、各々のトランスバーサルフィルタ60
1a〜601cの出力より各々のゴーストの補償信号を
得ることができる。これらの和を減算回路144におい
て入力信号より減算することによって、ゴーストを除去
することができる。
トランスバーサルフィルタ601a〜601cは例えば
第2図に示すような構成とする。同図において各ブロッ
クの動作は、第10図の同一番号を付したブロックの動
作と同様である。
第1図、第3図または第19図のゴースト除去装置51
0.511又は512では、トランスバーサルフィルタ
501,601を構成する遅延線は数百タップのものが
必要であり、更に、タップ数と同数のタップ増幅器が必
要である。しかし、第20図のゴースト除去装置147
のトランスバーサルフィルタ506に必要とされるタッ
プ付遅延線は10タップ程度のものでよい。したがって
、第20図の構成とすることによって、回路を簡略化す
ることができる。
第20図のゴースト除去装置147では、A/D変換回
路600の出力信号を可変遅延線141の入力としてい
るが、第22図に示したゴースト除去装置151のよう
に、減算回路144の出力信号を可変遅延線141の入
力としても同様の効果を得ることができる。
第20図または第22図のゴースト除去装置147また
は151においては、可変遅延線141及びトランスバ
ーサルフィルタ601はディジタル回路で構成されてい
るが、これらをアナログ回路で構成しても同様の効果が
得られることは説明するまでもないであろう。
第23図に、本発明によるゴースト除去装置を備えたテ
レビジョン受信機の一実施例を示す。同図において、1
81はRF入力端子、182はチューナ、183はIF
(中間周波)・検波回路、184はゴースト除去装置、
185は輝度信号・色信号分離回路(以下Y/C分離回
路と略す。)、186は色復調回路、187は色同期回
路、188はマトリクス回路、189は表示装置である
RF入力端子181より入力されたRF倍信号チューナ
182.IF・検波回路183によって選局、検波され
た後、ゴースト除去装置184に入力される。ゴースト
除去装置184の出力信号は、Y/C分離回路1851
色復調回路186゜色同期回路187.マトリクス回路
188によってRGB信号に変換され、表示装置189
に供給される。
第24図に、本発明によるゴースト除去装置を備えたテ
レビジョンチューナの一実施例を示す。
同図において、第23図と同一番号を付したブロックは
同一機能ブロックを示す。また、191はビデオ信号出
力である。
第25図に、本発明によるゴースト除去装置を(Mえた
VTR(ビデオテープレコーダ)の一実施例を示す。同
図において、第23図と同一番号を付したブロックは同
一機能ブロックである。また、201はビデオ入力端子
、202は入力信号選択回路、203は映像信号記録回
路、204はビデオヘッド、205は映像信号再生回路
、206はRFコンバータ、207はビデオ出力端子、
208はRF出力端子である。
以下、同図のVTRの動作を簡単に説明する。
信号選択回路202は、ビデオ入力端子201より供給
される信号と、ゴースト除去装置184の出力信号のい
ずれか一方を選択し、選択された信号は映像信号記録回
路203.ビデオヘッド204によって磁気テープに記
録される。映像信号再生回路205は、ビデオヘッド2
04によって磁気テープより読み出された信号をビデオ
信号に変換してビデオ出力端子207に供給する。RF
コンバータ206は、映像信号再生回路205の出力を
RF倍信号変換し、RF出力端子208に供給する。
以上の説明においては、ゴーストの除去をトランスバー
サルフィルタを用いて行ったが、複数個の可変利得増幅
器と可変遅延線を用いてゴーストを打ち消す信号を作成
しても、同様の効果が得られることは説明するまでもな
いであろう。
また、本発明によるゴースト除去装置は、チューナを内
蔵したVTRに組み込んでも同様の効果が得られるのは
もちろんである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ゴースト成分の検出及び除去を映像検
波する前の段階において行うため、検波方式によらずゴ
ースト成分の除去を性能よく行うことができる。また映
像検波した後の段階でゴースト成分の検出及び除去を行
うときは、ゴースト成分のパラメータとして、遅延時間
、大きさだけでなく、位相を求めることができるので、
それだけ決め細かなゴースト除去を行うことができる。
また、ゴースト成分検出の対象となる信号としては、同
期信号に限らず、テレビジョン信号の任意の信号(絵柄
情報)を用いることができるため、ゴースト成分の除去
サイクルを速めることができ、結果としてゴースト成分
除去に要する時間の大幅な短縮も可能になるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のゴースト除去装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図、第2A図はそれぞれ第1図における
ケプストラム解析回路の詳細を示すブロック図、第3図
は本発明のゴースト除去装置の他の実施例を示すブロッ
ク図、第4図、第5図はそれぞれ本発明にかかるゴース
ト除去装置を具備したテレビジョン受信機の実施例を示
すブロック図、第6図は本発明のゴースト除去装置の別
の実施例を示すブロック図、第7図は本発明にかかるゴ
ースト除去装置を具備したテレビジョン受信機の他の実
施例を示すブロック図、第8図は本発明のゴースト除去
装置の更に別の実施例を示すブロック図、第9図は本発
明にかかるゴースト除去装置を具備したテレビジョン受
信機の更に別の実施例を示すブロック図、第10図はト
ランスバーサルフィルタの動作原理の説明図、第10A
図は第10図における要部の信号波形を示す波形図、第
11図はゴースト除去装置の従来例を示すブロック図、
第11A図は第11図における要部の信号波形を示す波
形図、第12図はケプストラム解析による遅延時間の検
出原理を示す説明図、第13図はゴーストの振幅とケプ
ストラムの関係を示すグラフ、第14図(a)は残留側
波帯方式を示す特性図、第14図(b)はIFフィルタ
の特性図、第15図はゴースト成分を含むビデオ信号の
パワースペクトルを示す特性図、第16図は直交ゴース
トの検波出力の説明図、第17図は同相及び直交ゴース
トのケプストラムを示す特性図、第18図は同相ゴース
トを付加した画像信号のケプストラムを求めた一例を示
す特性図、第19図、第20図はそれぞれ本発明のゴー
スト除去装置の更に別の実施例を示すブロック図、第2
1図はトランスバーサルフィルタの構成例を示すブロッ
ク図、第22図は本発明のゴースト除去装置の更に他の
実施例を示すブロック図、第23図は本発明によるゴー
スト除去装置を具備したテレビジョン受信機の一実施例
を示すブロック図、第24図は本発明によるゴースト除
去装置を具備したチューナの一実施例を示すブロック図
、第25図は本発明によるゴースト除去装置を具備した
VTRの一実施例を示すブロック図、である。 符号の説明 104.501,601・・・トランスバーサルフィル
タ、502,600・・・/D変換回路、503・・・
波形メモリ、504・・・ケプストラム解析回路、50
5・・・減算回路、506・・・タップ利得メモリ、5
07.602・・・D/A変換回路、510,511.
800.810・・・ゴースト除去装置、202゜70
0.2100.2200・・・周波数変換回路、203
.701・・・中間周波増幅回路、702,703・・
・スイッチ回路、204・・・映像検波回路、2000
.2030・・・フーリエ変換回路、2010・・・パ
ワースペクトル演算回路、2020・・・対数演算回路
、2040・・・タップ利得修正量演算回路代理人 弁
理士 並 木 昭 夫 第1図 第3図 ?                        
  古第10図 第1OA図 第11図 1(J5 第11A図 0  ち 第12図 (a)  コーストt、、=シ(b)コ゛−ストカリ(
ケプストラム) 第14図 −1,25MHz  O4,2MHz (a)り曳留傾・]遠遠方方 式b)  IFフイルダ特づ゛生 第15図 (a)同才自ゴースト (b)直交ブースト (1)O〜5MHz         (2)2−3M
Hz第16図 禰、凡軸       族7i軸        樒通
軸:1I (a)lシ寸’i      (b)1.25MH2以
下     (C)1.25MH2ea(”Fl)C,
TI?I IM 第19図 7−−−−−−−−雫−−−−−−−−−コ’    
       7   −−−−−−−J第21図 so+

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビデオ信号を入力されて出力するトランスバーサル
    フィルタ(501)と、該フィルタに含まれる各タップ
    増幅器のタップ利得を記憶するタップ利得メモリ(50
    6)と、前記フィルタを通過したビデオ信号についてケ
    プストラム解析を施すことにより該ビデオ信号に含まれ
    る絵柄情報のゴースト成分のパラメータを検出するケプ
    ストラム解析手段(504)と、検出された前記パラメ
    ータに従って前記タップ利得メモリに記憶されているタ
    ップ利得データを修正する手段(505)と、修正され
    た該データに従って前記フィルタ内の各タップ増幅器の
    利得を制御することにより該フィルタを通過したビデオ
    信号からゴースト成分を除去する手段と、から成ること
    を特徴とするゴースト除去装置。 2、請求項1に記載のゴースト除去装置において、前記
    ケプストラム解析手段が、入力される信号に対してフー
    リエ変換を行う第1のフーリエ変換回路(1002)と
    、該第1のフーリエ変換回路からのフーリエ変換された
    出力信号を入力されてそのパワースペクトルを求めるパ
    ワースペクトル演算回路(1003)と、該パワースペ
    クトル演算回路からのパワースペクトル信号に対数演算
    を施した結果、又は対数演算を施す前のパワースペクト
    ル信号を入力されてフーリエ変換を行う第2のフーリエ
    変換回路(1005)と、を含むことを特徴とするゴー
    スト除去装置。 3、請求項1に記載のゴースト除去装置において、入力
    される前記ビデオ信号が映像検波する前のIF(中間周
    波信号)段階にあるビデオ信号であり、そのIF段階に
    あるビデオ信号についてケプストラム解析を行ってゴー
    スト成分の除去を行うことを特徴とするゴースト除去装
    置。 4、請求項3に記載のゴースト除去装置において、前記
    IF段階にあるビデオ信号を周波数変換回路(700)
    により周波数変換を行った後、その周波数変換後のIF
    段階にあるビデオ信号についてケプストラム解析を行っ
    てゴースト成分の除去を行うことを特徴とするゴースト
    除去装置。 5、請求項1に記載のゴースト除去装置において、入力
    される前記ビデオ信号が、映像検波後のビデオ信号であ
    り、そのビデオ信号についてケプストラム解析を行って
    ゴースト成分の除去を行うことを特徴とするゴースト除
    去装置。 6、入力されるビデオ信号よりその中に含まれるゴース
    ト成分を検出するゴースト検出手段と、検出された該ゴ
    ースト成分を利用して前記ビデオ信号からその中に含ま
    れるゴースト成分を除去するゴースト成分除去手段と、
    から成るゴースト除去装置において、 前記ゴースト検出手段は、前記ビデオ信号が映像検波す
    る前のIF段階にあるビデオ信号である場合には、その
    IF段階にあるビデオ信号についてケプストラム解析を
    施すことにより該ビデオ信号に含まれる絵柄情報のゴー
    スト成分の該絵柄情報に対する遅れ時間および大きさを
    検出し、前記ビデオ信号が映像検波後のビデオ信号であ
    る場合には、そのビデオ信号についてケプストラム解析
    を施すことにより、前記遅れ時間と大きさのほかに、該
    ゴースト成分の位相(直接波としての絵柄情報の位相に
    対するゴースト成分の位相ずれ量)を検出するケプスト
    ラム解析回路を含み、検出された前記遅れ時間、大きさ
    及び位相を用いてゴースト成分を除去することを特徴と
    するゴースト除去装置。 7、請求項6に記載のゴースト除去装置において、前記
    ケプストラム解析回路は、入力ビデオ信号についてフー
    リエ変換を行って出力する第1のフーリエ変換回路(1
    002)と、該第1のフーリエ変換回路の出力信号を入
    力され、そのパワースペクトルを求めて出力するパワー
    スペクトル演算回路(1003)と、該パワースペクト
    ル演算回路の出力信号を入力され、その対数を求めて出
    力する対数演算回路(1004)と、該対数演算回路の
    出力信号を入力され、そのフーリエ変換又は逆フーリエ
    変換を行って出力する第2のフーリエ変換回路(100
    5、1005A)と、を含んで成ることを特徴とするゴ
    ースト除去装置。 8、請求項7に記載のゴースト除去装置において、前記
    ケプストラム解析回路は、前記第2のフーリエ変換回路
    からの出力信号の加算平均をとる加算平均回路(100
    6)を更に含むことを特徴とするゴースト除去装置。 9、請求項6に記載のゴースト除去装置において、前記
    ゴースト検出手段は、前記ゴースト成分除去手段からの
    出力信号を記憶するメモリ(503)と、該メモリから
    読み出した信号波形のケプストラム解析を行う前記ケプ
    ストラム解析回路(504)と、から成り、前記ゴース
    ト成分除去手段は、ビデオ信号を入力されて出力するト
    ランスバーサルフィルタ(601)と、該トランスバー
    サルフィルタのタップ利得を前記ゴースト検出手段によ
    る検出結果に従って変更するタップ利得変更手段(50
    5、506)と、から成ることを特徴とするゴースト除
    去装置。 10、請求項6に記載のゴースト除去装置において、前
    記ゴースト検出手段は、前記ゴースト成分除去手段から
    の出力信号を記憶するメモリ(503)と、該メモリか
    ら読み出した信号波形のケプストラム解析を行う前記ケ
    プストラム解析回路(504)と、から成り、前記ゴー
    スト成分除去手段は、トランスバーサルフィルタ(60
    1)と、入力ビデオ信号と前記トランスバーサルフィル
    タの出力信号との差をとって該トランスバーサルフィル
    タの入力信号とする減算回路(602)と、前記トラン
    スバーサルフィルタのタップ利得を前記ゴースト検出手
    段による検出結果に従って変更するタップ利得変更手段
    (505、506)と、から成ることを特徴とするゴー
    スト除去装置。 11、請求項6に記載のゴースト除去装置において、前
    記ゴースト検出手段は、前記ゴースト成分除去手段から
    の出力信号を記憶するメモリ(503)と、該メモリか
    ら読み出した信号波形のケプストラム解析を行うケプス
    トラム解析回路(504)と、から成り、前記ゴースト
    成分除去手段は、前記ケプストラム解析回路からの解析
    結果である遅れ時間に従って入力ビデオ信号を遅延させ
    て出力する可変遅延回路(141)と、該可変遅延回路
    の出力を供給されるトランスバーサルフィルタ(601
    a〜601c)と、該トランスバーサルフィルタの出力
    信号と前記可変遅延回路で遅延される前のビデオ信号と
    の間で減算を行いその結果を出力として出力する減算回
    路(144)と、前記ケプストラム解析回路からの解析
    結果である遅れ時間に従って前記トランスバーサルフイ
    ルタのタップ利得を変更するタップ利得変更手段(50
    5a〜505c、506a〜506c)と、から成るこ
    とを特徴とするゴースト除去装置。 12、請求項6に記載のゴースト除去装置において、前
    記ゴースト検出手段は、前記ゴースト成分除去手段から
    の出力信号を記憶するメモリ(503)と、該メモリか
    ら読み出した信号波形のケプストラム解析を行うケプス
    トラム解析回路(504)と、から成り、前記ゴースト
    成分除去手段は、前記ケプストラム解析回路からの解析
    結果である遅れ時間に従って出力ビデオ信号を遅延させ
    て出力する可変遅延回路(141)と、該可変遅延回路
    の出力を供給されるトランスバーサルフィルタ(601
    a〜601c)と、該トランスバーサルフィルタの出力
    信号と前記可変遅延回路で遅延される前のビデオ信号と
    の間で減算を行いその結果を前記可変遅延回路へその入
    力として供給する減算回路(144)と、前記ケプスト
    ラム解析回路からの解析結果である遅れ時間に従って前
    記トランスバーサルフィルタのタップ利得を変更するタ
    ップ利得変更手段(506a〜506c、505a〜5
    05c)と、から成ることを特徴とするゴースト除去装
    置。 13、請求項11又は12に記載のゴースト除去装置に
    おいて、前記可変遅延回路(141)は、各々が独立に
    制御可能な遅延量だけ遅延されて出力される複数の遅延
    信号を出力可能な構成を採っており、前記トランスバー
    サルフィルタは、前記遅延回路でそれぞれ異なった遅延
    量だけ遅延されてくる前記ビデオ信号をそれぞれ供給さ
    れる複数のトランスバーサルフィルタから成り、該複数
    のトランスバーサルフィルタの出力を相互に加算してか
    ら前記減算回路に供給する加算回路(143)を更に具
    備したことを特徴とするゴースト除去装置。 14、入力ビデオ信号を記憶するメモリと、該メモリか
    ら読み出したビデオ信号波形よりゴースト成分を検出す
    るゴースト成分検出手段と、から成るゴースト検出装置
    において、前記ゴースト成分検出手段は前記ビデオ信号
    波形についてケプストラム解析を行うケプストラム解析
    回路から成ることを特徴とするゴースト検出装置。 15、受信したテレビジョンRF信号より選局を行う選
    局回路(182)と、該選局回路の出力をビデオ信号に
    変換するIF・検波回路(183)と、該IF・検波回
    路の出力をRGB(三原色信号)に変換する映像信号処
    理回路(185〜188)と、表示装置(189)とか
    ら成るテレビジョン受信機において、 前記IF・検波回路の出力信号よりゴースト成分を除去
    して前記映像信号処理回路に供給するゴースト除去装置
    (184)として、請求項3に記載のゴースト除去装置
    を備えたことを特徴とするテレビジョン受信機。 16、受信したテレビジョンRF信号より選局を行う選
    局回路(182)と、該選局回路の出力をビデオ信号に
    変換するIF・検波回路(183)とから成るテレビジ
    ョンチューナにおいて、 前記IF・検波回路の出力信号よりゴースト成分を除去
    するゴースト除去装置(184)として、請求項3に記
    載のゴースト除去装置を備えたことを特徴とするテレビ
    ジョンチューナ。 17、受信したテレビジョンRF信号より選局を行う選
    局回路(182)と、該選局回路の出力をビデオ信号に
    変換するIF・検波回路(183)と、該IF・検波回
    路の出力信号を記録する映像信号記録回路(203)と
    、該記録回路に記録された映像信号を再生する映像信号
    再生回路(205)とから成るビデオテープレコーダに
    おいて、 前記IF・検波回路の出力信号よりゴースト成分を除去
    して前記映像信号記録回路に供給するゴースト除去装置
    (184)として、請求項3に記載のゴースト除去装置
    を備えたことを特徴とするビデオテープレコーダ。
JP63242674A 1988-01-07 1988-09-29 ゴースト除去装置、それを備えたテレビジョン受信機、チューナ及びビデオテープレコーダと、前記ゴースト除去装置に含まれるゴースト検出装置 Pending JPH01280970A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021057901A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ソニー株式会社 ブラインドレガシービデオアーチファクト低減

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021057901A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ソニー株式会社 ブラインドレガシービデオアーチファクト低減

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