JPH0129220B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0129220B2 JPH0129220B2 JP23308282A JP23308282A JPH0129220B2 JP H0129220 B2 JPH0129220 B2 JP H0129220B2 JP 23308282 A JP23308282 A JP 23308282A JP 23308282 A JP23308282 A JP 23308282A JP H0129220 B2 JPH0129220 B2 JP H0129220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- copolymer
- methyl methacrylate
- methylstyrene
- maleic anhydride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、透明な耐熱性メタクリル樹脂組成物
に関する。 メタクリル酸メチルを主成分とするメタクリル
樹脂は光学的性質および耐候性に極めて優れ、か
つ機械的性質、熱的性質ならびに成形加工性など
においても比較的バランスのとれた性能を有して
いるため、これらの特性を生かして看板、照明用
カバー、銘板、自動車部品、電気機器部品、装飾
用あるいは雑貨品など多くの分野で広く使用され
ており、更に用途開発も進められている。 しかし、一面では熱変形温度が100℃前後と、
耐熱性が充分でないために、その用途展開が制約
されている分野もかなりあり、耐熱性の向上に対
する要求には根強いものがある。 メタクリル樹脂の耐熱性を改善させる方法につ
いてはすでに多くの提案、例えばメタクリル酸メ
チルとα−メチルスチレンを共重合させる方法、
メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよび
無水マレイン酸を共重合させる方法(特公昭49−
10156号)、メタクリル酸メチル、スチレンおよび
無水マレイン酸を共重合させる方法(特公昭56−
43242号)、メタクリル酸メチル、α−メチルスチ
レン、スチレンおよび無水マレイン酸を共重合さ
せる方法(特開昭56−81322号)、ポリ−α−メチ
ルスチレンをメタクリル酸メチルに溶解した後メ
タクリル酸メチルを重合させる方法(特公昭43−
1616号、特公昭49−8718号)、メタクリル酸メチ
ルおよびN−アリルマレイン酸イミドを共重合さ
せる方法(特公昭43−9753号)、メタクリル酸メ
チル、α−メチルスチレンおよびマレイミドを共
重合させる方法、多官能単量体を用いた架橋ポリ
マーの存在下でメタクリル酸メチルを共重合させ
る方法、メタクリル酸メチルにメタクリル酸を共
重合させた共重合体、メタクリル酸メチル、α−
メチルスチレンおよびアクリロニトリルを共重合
させた共重合体などがなされている。しかし上記
提案の方法では重合速度が極めて小さいため生産
性が著しく低くて実用性がなかつたり、機械的性
質、耐候性および光学的性質が低下したり、また
成形品が著しく、着色したり、あるいは成形領域
が狭いために、成形加工性が悪いなどいずれの場
合も耐熱性はある程度改善されるものの、実用化
において多くの問題点が残されているのが現状で
ある。 本発明者らはかかる現状に鑑み、メタクリル樹
脂本来の優れた光学的性質、機械的性質、耐候
性、成形加工性などの特性を低下させることな
く、かつ生産性にも優れた耐熱性メタクリル樹脂
に関して鋭意研究を行なつた結果、特定の配合組
成を有するメタクリル酸メチル−α−メチルスチ
レン−無水マレイン酸の3元共重合体構造を有す
る共重合体とメタクリル酸メチルを80重量%以上
を有する共重合体とからなる樹脂混合物がその目
的を達成することが出来、さらに共重合体相互の
屈折率が相異なるにもかかわらず透明性にすぐれ
るという全く予想外の効果が得られることを見い
出し本発明に至つたものである。 すなわち、本発明の要旨とするところは、 (A)メタクリル酸メチルまたはそれの部分重合体
50〜98重量% (B)α−メチルスチレン 1〜25重量%および (C)無水マレイン酸 1〜25重量% よりなる単量体混合物を重合して得られる共重合
体()1〜99重量%とメタクリル酸メチルを80
重量%以上含有する共重合体()1〜99重量%
からなる耐熱性メタクリル樹脂組成物にある。 本発明の最大の特徴は、上記の特定組成を有す
る高屈折率で耐熱性の共重合体()とメタクリ
ル酸メチルを主成分とする低屈折率の樹脂()
とをブレンドして均質分散させることにより、前
記特公昭49−10156号、特公昭56−43242号および
特開昭56−81322号に記載される3元系、4元系
の共重合体に比較して耐候性、成型品の無色透明
性にすぐれ、さらに耐熱性、成形加工性において
も極めてバランスのとれた組成物が意外にも得ら
れることにある。 本発明の組成物において共重合体()を構成
するのに使用されるメタクリル酸メチルまたはそ
の部分重合体はメタクリル樹脂本来の光学的性
質、耐候性あるいは機械的性質を保持し、共重合
体()との相溶性をよくするための成分であ
り、共重合体()中50〜98重量%となる量用い
られ、50重量%未満では上記の特性が失なわれ、
また98重量%を超えると耐熱性の向上が望めなく
なる。 また共重合体()の構成成分であるα−メチ
ルスチレンは直接的には耐熱性を向上させる成分
であり、かつ耐熱性向上成分である無水マレイン
酸の共重合反応性を高めることにより間接的にも
耐熱性を向上させるものであり、共重合体()
中1〜25重量%、好ましくは5〜15重量%であ
る。1重量%未満であると生産性と耐熱性の面で
劣り、25重量%を超えると機械的性質、光学的性
質が低下し、さらに耐煮沸性が劣る傾向を示す。
また共重合体()の構成成分である無水マレイ
ン酸は、共重合させるα−メチルスチレンとの相
互作用により共重合体の耐熱性を向上させる効果
を示すものであり、共重合体()中1〜25重量
%、好ましくは5〜25重量%である。1重量%未
満であると生産性と耐熱性の点で劣り、25重量%
を越えると機械的性質が低下し、さらに耐煮沸性
が悪くなる。 本発明の組成物においては、最終的に得られる
ブレンド樹脂の耐熱性、機械的性質、光学的性
質、あるいは成形加工性などの樹脂特性全般のバ
ランスを考慮すると、共重合体()中のα−メ
チルスチレンのモル数をα、無水マレイン酸のモ
ル数をβとしたとき、各成分の配合比(α/β)
を0.9〜1.7となる量的関係にすることが最も望ま
しい。配合比(α/β)が0.9未満の場合には耐
水性、機械的性質が低下する傾向が認められ、
1.7を越える範囲では光学的性質、耐熱性の低下
が認められる。 本発明の組成物を構成する共重合体()はメ
タクリル樹脂本来の耐候性、機械的性質、光学的
性質、成形加工性を付与するためのものである。
共重合体()中の主成分であるメタクリル酸メ
チルはメタクリル樹脂本来の耐候性、光学的性
質、機械的性質を付与するためのものであり、使
用量が80重量%未満であると前記物性が低下す
る。メタクリル酸メチルと共重合するのに使用さ
れる単量体としてはアクリル酸メチル、アクリル
酸エチル等のアクリル酸エステル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エ
ステル、スチレンアクリロニトリル等があげら
れ、これらの単量体は1種または2種以上20重量
%以下の量で共重合される。 本発明の樹脂組成物を構成する共重合体()
の使用量は組成物中1〜99重量%、好ましくは5
〜95重量%であり、1重量%未満であると耐熱性
が劣り、99重量%を越えると機械的性質、耐候性
が劣る。 また共重合体()の使用量は1〜99重量%、
好ましくは5〜95重量%であり、1重量%未満で
は機械的性質、耐候性が劣り、99重量%を越える
と耐熱性の向上が望めない。 本発明の組成物は、0.5〜75のメルトインデツ
クス(MI)(ASTMD−1238に準拠した230℃、
10Kg/cm2荷重下での10分間の押出量(g))を有
する成形材料として特に有用なものである。 本発明の組成物を製造する方法としては特に限
定されず例えば共重合体()を常法に従つて塊
状重合、懸濁重合などにより製造し、得られた共
重合体()と共重合体()とを混合後、200
〜300℃の温度で溶融、混練、押出を行なつてブ
レンド樹脂を製造する方法、共重合体()を製
造するに使用される単量体混合物に共重合体
()を溶解後、懸濁分散剤を含んだ水媒体中で
懸濁重合あるいは塊状重合する方法、また共重合
体()を共重合体()を構成する単量体混合
物に溶解後塊状重合する方法などが採用できる また本発明の組成物においては必要に応じて紫
外線吸収剤、剥離剤、酸化防止剤、離型剤、染顔
料などの添加剤を添加してもよい。 以下、実施例によつて本発明の内容をさらに詳
しく説明する。 実施例1、比較例1〜3 メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよ
び無水マレイン酸を表1に示すような割合で配合
した単量体混合物1000gに、分子量調節剤として
t−ドデシルメルカプタン2.5gを加え、この混
合物を冷却管、温度計および撹拌棒をセツトした
内容積2のセパラブルフラスコに入れた。次い
で撹拌しながら、窒素ガスを吹き込んで系内の空
気を追い出した後、加熱して内温70℃で2,2′−
アゾビス(−2.4−ジメチルバレロニトリル)0.2g
を添加し、内温95℃から15分間保持して室温まで
冷却し、シラツプ状部分重合物を得た。 この部分重合物1000gに対してラウロイルパー
オキサイド4g、分子量調節剤t−ドデシルメル
カプタン3.0g、紫外線吸収剤として商品名“チ
ヌビン−P”(チバガイギー社製)0.3g、剥離剤
として商品名“JP−504”(城北化学(株)製)0.2g、
安定剤として商品名“MarK329”(アデカアーガ
ス(株)製)1g、離型剤としてステアリン酸モノグ
リセライド1gを加え、充分撹拌して溶解させ
た。この部分重合体混合物を、ポリ塩化ビニル製
ガスケツトを介して3mmの間隔とした2枚の強化
ガラス板で形成させたセルに熱電対をセツトして
なる鋳型中に注入し、80℃の温水中で重合硬化さ
せた。そして温水中に浸漬してから内温がピーク
に達するまでの時間を確認してから30分経過後、
温水中から鋳型を取り出し、130℃の空気加熱炉
中で2時間熱処理した。冷却後ガラス板をはずし
板厚約3mmの樹脂板を得た。この板を切断、粉砕
し、3〜4mm程度のペレツト状とした。
に関する。 メタクリル酸メチルを主成分とするメタクリル
樹脂は光学的性質および耐候性に極めて優れ、か
つ機械的性質、熱的性質ならびに成形加工性など
においても比較的バランスのとれた性能を有して
いるため、これらの特性を生かして看板、照明用
カバー、銘板、自動車部品、電気機器部品、装飾
用あるいは雑貨品など多くの分野で広く使用され
ており、更に用途開発も進められている。 しかし、一面では熱変形温度が100℃前後と、
耐熱性が充分でないために、その用途展開が制約
されている分野もかなりあり、耐熱性の向上に対
する要求には根強いものがある。 メタクリル樹脂の耐熱性を改善させる方法につ
いてはすでに多くの提案、例えばメタクリル酸メ
チルとα−メチルスチレンを共重合させる方法、
メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよび
無水マレイン酸を共重合させる方法(特公昭49−
10156号)、メタクリル酸メチル、スチレンおよび
無水マレイン酸を共重合させる方法(特公昭56−
43242号)、メタクリル酸メチル、α−メチルスチ
レン、スチレンおよび無水マレイン酸を共重合さ
せる方法(特開昭56−81322号)、ポリ−α−メチ
ルスチレンをメタクリル酸メチルに溶解した後メ
タクリル酸メチルを重合させる方法(特公昭43−
1616号、特公昭49−8718号)、メタクリル酸メチ
ルおよびN−アリルマレイン酸イミドを共重合さ
せる方法(特公昭43−9753号)、メタクリル酸メ
チル、α−メチルスチレンおよびマレイミドを共
重合させる方法、多官能単量体を用いた架橋ポリ
マーの存在下でメタクリル酸メチルを共重合させ
る方法、メタクリル酸メチルにメタクリル酸を共
重合させた共重合体、メタクリル酸メチル、α−
メチルスチレンおよびアクリロニトリルを共重合
させた共重合体などがなされている。しかし上記
提案の方法では重合速度が極めて小さいため生産
性が著しく低くて実用性がなかつたり、機械的性
質、耐候性および光学的性質が低下したり、また
成形品が著しく、着色したり、あるいは成形領域
が狭いために、成形加工性が悪いなどいずれの場
合も耐熱性はある程度改善されるものの、実用化
において多くの問題点が残されているのが現状で
ある。 本発明者らはかかる現状に鑑み、メタクリル樹
脂本来の優れた光学的性質、機械的性質、耐候
性、成形加工性などの特性を低下させることな
く、かつ生産性にも優れた耐熱性メタクリル樹脂
に関して鋭意研究を行なつた結果、特定の配合組
成を有するメタクリル酸メチル−α−メチルスチ
レン−無水マレイン酸の3元共重合体構造を有す
る共重合体とメタクリル酸メチルを80重量%以上
を有する共重合体とからなる樹脂混合物がその目
的を達成することが出来、さらに共重合体相互の
屈折率が相異なるにもかかわらず透明性にすぐれ
るという全く予想外の効果が得られることを見い
出し本発明に至つたものである。 すなわち、本発明の要旨とするところは、 (A)メタクリル酸メチルまたはそれの部分重合体
50〜98重量% (B)α−メチルスチレン 1〜25重量%および (C)無水マレイン酸 1〜25重量% よりなる単量体混合物を重合して得られる共重合
体()1〜99重量%とメタクリル酸メチルを80
重量%以上含有する共重合体()1〜99重量%
からなる耐熱性メタクリル樹脂組成物にある。 本発明の最大の特徴は、上記の特定組成を有す
る高屈折率で耐熱性の共重合体()とメタクリ
ル酸メチルを主成分とする低屈折率の樹脂()
とをブレンドして均質分散させることにより、前
記特公昭49−10156号、特公昭56−43242号および
特開昭56−81322号に記載される3元系、4元系
の共重合体に比較して耐候性、成型品の無色透明
性にすぐれ、さらに耐熱性、成形加工性において
も極めてバランスのとれた組成物が意外にも得ら
れることにある。 本発明の組成物において共重合体()を構成
するのに使用されるメタクリル酸メチルまたはそ
の部分重合体はメタクリル樹脂本来の光学的性
質、耐候性あるいは機械的性質を保持し、共重合
体()との相溶性をよくするための成分であ
り、共重合体()中50〜98重量%となる量用い
られ、50重量%未満では上記の特性が失なわれ、
また98重量%を超えると耐熱性の向上が望めなく
なる。 また共重合体()の構成成分であるα−メチ
ルスチレンは直接的には耐熱性を向上させる成分
であり、かつ耐熱性向上成分である無水マレイン
酸の共重合反応性を高めることにより間接的にも
耐熱性を向上させるものであり、共重合体()
中1〜25重量%、好ましくは5〜15重量%であ
る。1重量%未満であると生産性と耐熱性の面で
劣り、25重量%を超えると機械的性質、光学的性
質が低下し、さらに耐煮沸性が劣る傾向を示す。
また共重合体()の構成成分である無水マレイ
ン酸は、共重合させるα−メチルスチレンとの相
互作用により共重合体の耐熱性を向上させる効果
を示すものであり、共重合体()中1〜25重量
%、好ましくは5〜25重量%である。1重量%未
満であると生産性と耐熱性の点で劣り、25重量%
を越えると機械的性質が低下し、さらに耐煮沸性
が悪くなる。 本発明の組成物においては、最終的に得られる
ブレンド樹脂の耐熱性、機械的性質、光学的性
質、あるいは成形加工性などの樹脂特性全般のバ
ランスを考慮すると、共重合体()中のα−メ
チルスチレンのモル数をα、無水マレイン酸のモ
ル数をβとしたとき、各成分の配合比(α/β)
を0.9〜1.7となる量的関係にすることが最も望ま
しい。配合比(α/β)が0.9未満の場合には耐
水性、機械的性質が低下する傾向が認められ、
1.7を越える範囲では光学的性質、耐熱性の低下
が認められる。 本発明の組成物を構成する共重合体()はメ
タクリル樹脂本来の耐候性、機械的性質、光学的
性質、成形加工性を付与するためのものである。
共重合体()中の主成分であるメタクリル酸メ
チルはメタクリル樹脂本来の耐候性、光学的性
質、機械的性質を付与するためのものであり、使
用量が80重量%未満であると前記物性が低下す
る。メタクリル酸メチルと共重合するのに使用さ
れる単量体としてはアクリル酸メチル、アクリル
酸エチル等のアクリル酸エステル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸エ
ステル、スチレンアクリロニトリル等があげら
れ、これらの単量体は1種または2種以上20重量
%以下の量で共重合される。 本発明の樹脂組成物を構成する共重合体()
の使用量は組成物中1〜99重量%、好ましくは5
〜95重量%であり、1重量%未満であると耐熱性
が劣り、99重量%を越えると機械的性質、耐候性
が劣る。 また共重合体()の使用量は1〜99重量%、
好ましくは5〜95重量%であり、1重量%未満で
は機械的性質、耐候性が劣り、99重量%を越える
と耐熱性の向上が望めない。 本発明の組成物は、0.5〜75のメルトインデツ
クス(MI)(ASTMD−1238に準拠した230℃、
10Kg/cm2荷重下での10分間の押出量(g))を有
する成形材料として特に有用なものである。 本発明の組成物を製造する方法としては特に限
定されず例えば共重合体()を常法に従つて塊
状重合、懸濁重合などにより製造し、得られた共
重合体()と共重合体()とを混合後、200
〜300℃の温度で溶融、混練、押出を行なつてブ
レンド樹脂を製造する方法、共重合体()を製
造するに使用される単量体混合物に共重合体
()を溶解後、懸濁分散剤を含んだ水媒体中で
懸濁重合あるいは塊状重合する方法、また共重合
体()を共重合体()を構成する単量体混合
物に溶解後塊状重合する方法などが採用できる また本発明の組成物においては必要に応じて紫
外線吸収剤、剥離剤、酸化防止剤、離型剤、染顔
料などの添加剤を添加してもよい。 以下、実施例によつて本発明の内容をさらに詳
しく説明する。 実施例1、比較例1〜3 メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよ
び無水マレイン酸を表1に示すような割合で配合
した単量体混合物1000gに、分子量調節剤として
t−ドデシルメルカプタン2.5gを加え、この混
合物を冷却管、温度計および撹拌棒をセツトした
内容積2のセパラブルフラスコに入れた。次い
で撹拌しながら、窒素ガスを吹き込んで系内の空
気を追い出した後、加熱して内温70℃で2,2′−
アゾビス(−2.4−ジメチルバレロニトリル)0.2g
を添加し、内温95℃から15分間保持して室温まで
冷却し、シラツプ状部分重合物を得た。 この部分重合物1000gに対してラウロイルパー
オキサイド4g、分子量調節剤t−ドデシルメル
カプタン3.0g、紫外線吸収剤として商品名“チ
ヌビン−P”(チバガイギー社製)0.3g、剥離剤
として商品名“JP−504”(城北化学(株)製)0.2g、
安定剤として商品名“MarK329”(アデカアーガ
ス(株)製)1g、離型剤としてステアリン酸モノグ
リセライド1gを加え、充分撹拌して溶解させ
た。この部分重合体混合物を、ポリ塩化ビニル製
ガスケツトを介して3mmの間隔とした2枚の強化
ガラス板で形成させたセルに熱電対をセツトして
なる鋳型中に注入し、80℃の温水中で重合硬化さ
せた。そして温水中に浸漬してから内温がピーク
に達するまでの時間を確認してから30分経過後、
温水中から鋳型を取り出し、130℃の空気加熱炉
中で2時間熱処理した。冷却後ガラス板をはずし
板厚約3mmの樹脂板を得た。この板を切断、粉砕
し、3〜4mm程度のペレツト状とした。
【表】
これらのペレツトをメタクリル系重合体(三菱
レイヨン(株)製、商品名アクリペツトVH)と60/
40の重合割合でブレンドした後、2軸押出機を用
いて200〜270℃で賦形し、ペレツト化(押出温度
270℃)した。 このペレツトを下記の条件で射出成形し、得ら
れた試験片(110mm×110mm×2mm厚)から表2の
評価結果を得た。 射出成形機:(株)日本製鋼所製、V−17−65型スク
リユー式自動射出成形機 射出成形条件:シリンダー温度250〜260℃、射出
圧700Kg/cm2金型温度50℃
レイヨン(株)製、商品名アクリペツトVH)と60/
40の重合割合でブレンドした後、2軸押出機を用
いて200〜270℃で賦形し、ペレツト化(押出温度
270℃)した。 このペレツトを下記の条件で射出成形し、得ら
れた試験片(110mm×110mm×2mm厚)から表2の
評価結果を得た。 射出成形機:(株)日本製鋼所製、V−17−65型スク
リユー式自動射出成形機 射出成形条件:シリンダー温度250〜260℃、射出
圧700Kg/cm2金型温度50℃
【表】
実施例 2
メタクリル酸メチル、α−メチルスチレンおよ
び無水マレイン酸の配合組成をMMA/α−
Mest/MAH=750/140/110、メタクリル系重
合体とブレンド割合を重量比で80/20と変更する
以外は実施例1と全く同じ方法をくり返して、樹
脂組成物を調整した。得られた結果を表3に示
す。
び無水マレイン酸の配合組成をMMA/α−
Mest/MAH=750/140/110、メタクリル系重
合体とブレンド割合を重量比で80/20と変更する
以外は実施例1と全く同じ方法をくり返して、樹
脂組成物を調整した。得られた結果を表3に示
す。
【表】
し、白化の程度を目視判定する。
比較例 4〜6 メタクリル酸メチル、α−メチルスチレン、無
水マレイン酸の配合組成が表3に示すような割合
である単量体混合物1000gを実施例1と全く同様
な方法で製造し、6mm厚の板を得た。この板を切
断、粉砕した後押出機で賦形しペレツト化した。
比較例 4〜6 メタクリル酸メチル、α−メチルスチレン、無
水マレイン酸の配合組成が表3に示すような割合
である単量体混合物1000gを実施例1と全く同様
な方法で製造し、6mm厚の板を得た。この板を切
断、粉砕した後押出機で賦形しペレツト化した。
【表】
このペレツトを使用した実施例1と同様に射出
成形し、得られた試験片についてその物性を評価
した。結果を表4に示す。
成形し、得られた試験片についてその物性を評価
した。結果を表4に示す。
【表】
【表】
実施例3〜5、比較例7〜8
メタクリル酸メチル560g、α−メチルスチレ
ン240gおよび無水マレイン酸200gからなる単量
体混合物を実施例1と全く同様な方法で重合させ
厚さ3mmの板状共重合体を得た。この共重合体を
切断、粉砕後、実施例1のメタクリル系重合体と
表5の割合でブレンドし、2軸押出機で回転数
250rpm、温度260℃で賦形してペレツトとした
後、このペレツトを実施例1と同じように射出成
形し、得られた試験片を評価した。その結果を表
6に示す。
ン240gおよび無水マレイン酸200gからなる単量
体混合物を実施例1と全く同様な方法で重合させ
厚さ3mmの板状共重合体を得た。この共重合体を
切断、粉砕後、実施例1のメタクリル系重合体と
表5の割合でブレンドし、2軸押出機で回転数
250rpm、温度260℃で賦形してペレツトとした
後、このペレツトを実施例1と同じように射出成
形し、得られた試験片を評価した。その結果を表
6に示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) メタクリル酸メチル単量体またはその部
分重合体 50〜98重量% (B)α−メチルスチレン 1〜25重量部%および (C)無水マレイン酸 1〜25重量% よりなる単量体混合物を重合して得られる共重合
体()1〜99重量%とメタクリル酸メチルを80
重量%以上含有する共重合体()1〜99重量%
とからなる耐熱性メタクリル樹脂組成物。 2 共重合体()が、α−メチルスチレンのモ
ル数をα、無水マレイン酸のモル数をβとしたと
き各成分の配合比(α/β)が0.9〜1.7となる量
的関係で構成されているものであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の耐熱性メタクリ
ル樹脂組成物。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23308282A JPS59122536A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 耐熱性メタクリル樹脂組成物 |
| US06/563,021 US4558098A (en) | 1982-12-28 | 1983-12-19 | Methacrylic resin composition |
| CA000443790A CA1244573A (en) | 1982-12-28 | 1983-12-20 | Methacrylic resin composition |
| DE8383112930T DE3371641D1 (en) | 1982-12-28 | 1983-12-21 | Methacrylic resin composition |
| EP83112930A EP0113105B1 (en) | 1982-12-28 | 1983-12-21 | Methacrylic resin composition |
| AU22784/83A AU558525B2 (en) | 1982-12-28 | 1983-12-22 | Methacrylic resin composition |
| IT8324403A IT1170065B (it) | 1982-12-28 | 1983-12-27 | Composizione di resina metacrilica |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23308282A JPS59122536A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 耐熱性メタクリル樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59122536A JPS59122536A (ja) | 1984-07-16 |
| JPH0129220B2 true JPH0129220B2 (ja) | 1989-06-08 |
Family
ID=16949513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23308282A Granted JPS59122536A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 耐熱性メタクリル樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59122536A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4602083A (en) * | 1985-01-10 | 1986-07-22 | Rohm And Haas Company | Coagulation process |
| EP0794201B1 (en) * | 1995-09-27 | 2003-11-12 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Raw material for the production of heat-resistant resin, heat-resistant resin and process for the production of the resin |
| JP2011026563A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-02-10 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 耐熱アクリル系樹脂組成物、及びその成形体 |
| JP6530583B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2019-06-12 | 住友化学株式会社 | 樹脂積層板およびそれを用いた耐擦傷性樹脂積層板 |
| EP3246360A4 (en) * | 2015-01-15 | 2018-02-14 | Denka Company Limited | Transparent, highly heat resistant resin composition |
| WO2022113680A1 (ja) * | 2020-11-27 | 2022-06-02 | 株式会社クラレ | アクリル系樹脂組成物、成形体及び積層体 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP23308282A patent/JPS59122536A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59122536A (ja) | 1984-07-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0113105B1 (en) | Methacrylic resin composition | |
| JPS60229911A (ja) | 耐衝撃性熱可塑性樹脂組成物 | |
| CN115926415A (zh) | 一种pc/pmma/asa三元合金材料及其制备方法和应用 | |
| JPH0129220B2 (ja) | ||
| JPH0582405B2 (ja) | ||
| JP3215719B2 (ja) | 重合体組成物 | |
| JPH0240260B2 (ja) | ||
| JPH01247454A (ja) | ポリエステル樹脂組成物 | |
| JPH0510385B2 (ja) | ||
| JPH0150336B2 (ja) | ||
| JPH0129219B2 (ja) | ||
| JPH04173863A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH03205407A (ja) | 透明耐熱性共重合体 | |
| JPS61155443A (ja) | 耐熱性メタクリル樹脂組成物 | |
| JPS62270648A (ja) | 耐熱性メタクリル樹脂組成物 | |
| JPS6136764B2 (ja) | ||
| JP2987975B2 (ja) | 低光沢熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPH0517941B2 (ja) | ||
| JPS59122509A (ja) | 低吸湿性メタクリル系樹脂 | |
| JPH0143779B2 (ja) | ||
| JPS6086158A (ja) | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 | |
| JPS6126645A (ja) | 耐熱性樹脂組成物 | |
| CA1248674A (en) | Methylmethacrylate/n-phenylmaleimide copolymer- containing polymer alloys | |
| JPS6096639A (ja) | 耐熱性および耐衝撃性にすぐれた熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPS58217535A (ja) | 耐熱性熱可塑性樹脂組成物 |