JPH01294315A - 絶縁電線並びにその製造方法 - Google Patents
絶縁電線並びにその製造方法Info
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- JPH01294315A JPH01294315A JP1018668A JP1866889A JPH01294315A JP H01294315 A JPH01294315 A JP H01294315A JP 1018668 A JP1018668 A JP 1018668A JP 1866889 A JP1866889 A JP 1866889A JP H01294315 A JPH01294315 A JP H01294315A
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- Japan
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- wire
- benzotriazole
- copper
- corrosion
- insulator
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
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- Laminated Bodies (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ベンゾトリアゾール防錆溶液を用いて、銅撚
線表面の変色が長期にわたって防止される絶縁電線およ
び電カケープルの製造方法に関する。
線表面の変色が長期にわたって防止される絶縁電線およ
び電カケープルの製造方法に関する。
従来、銅線および銅撚線の保管中、又は絶縁電線の製造
工程中および保管中において、銅線表面や撚線導体表面
が変色することがあり、その対策として種々の製造工程
で銅線、銅撚線などに銅用防錆溶液が塗布されている。
工程中および保管中において、銅線表面や撚線導体表面
が変色することがあり、その対策として種々の製造工程
で銅線、銅撚線などに銅用防錆溶液が塗布されている。
一方、屋外用配電線として塩化ビニル絶縁電線(OW)
、ポリエチレン絶縁電線(OE)、架橋ポリエチレン
絶縁電線(OC)などが多用されているが、架線後、数
年にして銅線表面に黒色酸化銅皮膜が生成し、稀に硬銅
撚線がナイフカット状に異常断線する、いわゆる、応力
腐食割れを起こすことがあり、電力保安上、重要な問題
となっている。
、ポリエチレン絶縁電線(OE)、架橋ポリエチレン
絶縁電線(OC)などが多用されているが、架線後、数
年にして銅線表面に黒色酸化銅皮膜が生成し、稀に硬銅
撚線がナイフカット状に異常断線する、いわゆる、応力
腐食割れを起こすことがあり、電力保安上、重要な問題
となっている。
この応力腐食割れは、端末から電線内部に侵入した雨水
が電線の空隙に溜水し、濃縮されて腐食性溜水となって
銅線表面に厚い黒色酸化銅皮膜を形成し、その皮膜のク
ラック部に露出する下地銅を選択的に溶解するという腐
食要因と、硬銅撚線の加工時に生ずる曲げ応力および電
線のドラム巻き時に生ずる曲げ応力に抗して架線時に生
じる応力などの応力要因との相互作用で起るものとされ
ている。
が電線の空隙に溜水し、濃縮されて腐食性溜水となって
銅線表面に厚い黒色酸化銅皮膜を形成し、その皮膜のク
ラック部に露出する下地銅を選択的に溶解するという腐
食要因と、硬銅撚線の加工時に生ずる曲げ応力および電
線のドラム巻き時に生ずる曲げ応力に抗して架線時に生
じる応力などの応力要因との相互作用で起るものとされ
ている。
このような長期の腐食環境で発生する応力腐食割れに対
して、ベンゾトリアゾールをアノLコールなどの揮発性
溶剤単独なものに溶解した溶液を硬銅撚線に塗布しても
十分な耐食性皮膜が形成されないため、長期の耐食効果
が期待できない問題がある。
して、ベンゾトリアゾールをアノLコールなどの揮発性
溶剤単独なものに溶解した溶液を硬銅撚線に塗布しても
十分な耐食性皮膜が形成されないため、長期の耐食効果
が期待できない問題がある。
そのため解決手段として、■銅用防錆成分を添加した絶
縁層を用いる方法、■硬銅撚線内に水密コンパウンドを
充填する方法、■ベンゾトリアゾール誘導体を流動パラ
フィン、ポリブテン、シリコーン油などに溶解したもの
を硬銅撚線上に塗布する方法などが提案されている。
縁層を用いる方法、■硬銅撚線内に水密コンパウンドを
充填する方法、■ベンゾトリアゾール誘導体を流動パラ
フィン、ポリブテン、シリコーン油などに溶解したもの
を硬銅撚線上に塗布する方法などが提案されている。
しかしながら、■については、絶縁層からの防錆剤の溶
出に難があり、長期間鋼の変色を防止させることが困難
で、絶縁層の絶縁抵抗が低下する好ましくない問題があ
る。■については、水密コラバンドの除去作業が煩わし
く、除去が十分でないときは接続部の通電特性が低下す
る問題がある。■については、その使用によって絶縁体
と硬銅撚線との密着性が低下し、引抜き強度が不足する
という問題がある。
出に難があり、長期間鋼の変色を防止させることが困難
で、絶縁層の絶縁抵抗が低下する好ましくない問題があ
る。■については、水密コラバンドの除去作業が煩わし
く、除去が十分でないときは接続部の通電特性が低下す
る問題がある。■については、その使用によって絶縁体
と硬銅撚線との密着性が低下し、引抜き強度が不足する
という問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、硬銅撚
線に防錆溶液を塗布することにより、銅線や硬銅撚線の
表面上に強固な耐食性皮膜を形成し、硬銅撚線内部に腐
食性雨水が侵入しても、長期にわたって銅色を維持し、
且つ絶縁体と硬銅撚線との密着性が良好な絶縁電線およ
び電カケープルの製造方法を提供することを目的とする
ものである。
線に防錆溶液を塗布することにより、銅線や硬銅撚線の
表面上に強固な耐食性皮膜を形成し、硬銅撚線内部に腐
食性雨水が侵入しても、長期にわたって銅色を維持し、
且つ絶縁体と硬銅撚線との密着性が良好な絶縁電線およ
び電カケープルの製造方法を提供することを目的とする
ものである。
本発明の構成は、硬銅撚線の表面にベンゾトリアゾール
又は/およびベンゾトリアゾール誘導体0.1〜10重
量%、ポリエステル系可塑剤0.2〜10重量%、残部
が溶剤からなる防錆溶液を塗布した後、前記硬銅撚線の
外周に絶縁被覆層を形成させることを特徴とするもので
ある。
又は/およびベンゾトリアゾール誘導体0.1〜10重
量%、ポリエステル系可塑剤0.2〜10重量%、残部
が溶剤からなる防錆溶液を塗布した後、前記硬銅撚線の
外周に絶縁被覆層を形成させることを特徴とするもので
ある。
以下、本発明の構成について更に詳細に説明する。
本発明に使用する防錆溶液において、ベンゾトリアゾー
ルの添加量を0.1〜10重量%とするのは、10重景
%以上添加しても耐食性皮膜がより以上形成されないた
めに、防錆効果が飽和に達し、過剰量は析出するので好
ましくない。
ルの添加量を0.1〜10重量%とするのは、10重景
%以上添加しても耐食性皮膜がより以上形成されないた
めに、防錆効果が飽和に達し、過剰量は析出するので好
ましくない。
逆に、0.1重量%以下の添加量では、十分な耐食性皮
膜が形成されないため、防錆効果が得られない。ベンゾ
トリアゾールの好ましい添加量は1〜5重量%である。
膜が形成されないため、防錆効果が得られない。ベンゾ
トリアゾールの好ましい添加量は1〜5重量%である。
ポリエステル系可塑剤の使用量を0.2〜10重量%と
するのは、10重量%以上では塗布後、撚線導体上に粘
つきが残ると共に引抜き試験が好ましくない。逆に、0
.1重量%以下では、形成する耐食性皮膜に対する保護
作用に欠けるため、十分な防錆効果が得られにくい。ポ
リエステル系可塑剤の好ましい添加量は、0.5〜7重
量%である。
するのは、10重量%以上では塗布後、撚線導体上に粘
つきが残ると共に引抜き試験が好ましくない。逆に、0
.1重量%以下では、形成する耐食性皮膜に対する保護
作用に欠けるため、十分な防錆効果が得られにくい。ポ
リエステル系可塑剤の好ましい添加量は、0.5〜7重
量%である。
本発明で使用するポリエステル系可塑剤は、アジピン酸
系ポリエステル、セバシン酸系ポリエステル、フタル酸
系ポリエステル、アジピン酸−プロピレングリコール系
ポリエステル、アジピン酸−1,3ブチレンゲリコール
系ポリエステルなどで、これらの群の1種以上が使用で
きる。
系ポリエステル、セバシン酸系ポリエステル、フタル酸
系ポリエステル、アジピン酸−プロピレングリコール系
ポリエステル、アジピン酸−1,3ブチレンゲリコール
系ポリエステルなどで、これらの群の1種以上が使用で
きる。
使用する溶剤はベンゾトリアゾール又は/およびベンゾ
トリアゾール誘導体とポリエステル系可塑剤との溶解混
合を容易にし、且つポリエステル系可塑剤のもつ粘つき
を調整するために用いられるが、かかる溶剤としてはメ
チルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアル
コールなどのアルコール系溶剤が好ましいが、アルコー
ル系溶剤に限定されるものでない。
トリアゾール誘導体とポリエステル系可塑剤との溶解混
合を容易にし、且つポリエステル系可塑剤のもつ粘つき
を調整するために用いられるが、かかる溶剤としてはメ
チルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアル
コールなどのアルコール系溶剤が好ましいが、アルコー
ル系溶剤に限定されるものでない。
なお、本発明ではベンゾトリアゾールのほか、ベンゾト
リアゾールモノエタノールアミン塩、ベンゾトリアゾー
ルジエチルアミン塩、ベンゾトリアゾールシクロヘキシ
ルアミン塩、ベンゾトリアゾールモルホリン塩、ペンゾ
トリアゾールジイソプロビルアミン塩、メチルベンゾト
リアゾールシクロヘキシルアミン塩などのベンゾトリア
ゾール誘導体も使用することができる。
リアゾールモノエタノールアミン塩、ベンゾトリアゾー
ルジエチルアミン塩、ベンゾトリアゾールシクロヘキシ
ルアミン塩、ベンゾトリアゾールモルホリン塩、ペンゾ
トリアゾールジイソプロビルアミン塩、メチルベンゾト
リアゾールシクロヘキシルアミン塩などのベンゾトリア
ゾール誘導体も使用することができる。
以下、本発明にかかる実施例と比較例および従来例とを
対比して説明する。
対比して説明する。
外径2.0mmφの硬銅素線19本を同心撚り′に撚り
合せた後、その外周に第1表に示すそれぞれの配合の防
錆溶液を塗布し、更にその外周にポリエチレン絶縁体を
押出被覆して60mm”屋外用ポリエチレン絶縁電線を
製造した。得られた各絶縁電線について、以下に示す耐
食性試験(注1、注2、注3)および導体引抜き試験(
注4)を行なった。その結果を第1表の下段に合わせて
示す。
合せた後、その外周に第1表に示すそれぞれの配合の防
錆溶液を塗布し、更にその外周にポリエチレン絶縁体を
押出被覆して60mm”屋外用ポリエチレン絶縁電線を
製造した。得られた各絶縁電線について、以下に示す耐
食性試験(注1、注2、注3)および導体引抜き試験(
注4)を行なった。その結果を第1表の下段に合わせて
示す。
(注I)絶縁電線から10cw長の試料を金ノコで切断
し、絶縁体を剥いだ導体素線を濃度1100ppの硫化
ナトリウム水溶液に室温で30秒間浸漬した後取り出し
て、導体素線表面の変色状態を目視し、耐食性良否の判
定をした。
し、絶縁体を剥いだ導体素線を濃度1100ppの硫化
ナトリウム水溶液に室温で30秒間浸漬した後取り出し
て、導体素線表面の変色状態を目視し、耐食性良否の判
定をした。
(注2)絶縁電線から10cm長の試料を金ノコで切断
し、絶縁体を剥離して硬銅撚線を取り出し、導体素線の
表面に付着する防錆溶液を溶剤で洗い落した後、濃度1
100ppの硫化ナトリウム水溶液に室温で30秒間浸
漬した後取り出して、導体素線表面の変色状態を目視し
、耐食性良否の判定をした。
し、絶縁体を剥離して硬銅撚線を取り出し、導体素線の
表面に付着する防錆溶液を溶剤で洗い落した後、濃度1
100ppの硫化ナトリウム水溶液に室温で30秒間浸
漬した後取り出して、導体素線表面の変色状態を目視し
、耐食性良否の判定をした。
(注1)(注2)の判定基準は、O印を変色のないもの
、Δ印を僅かに変色のあるもの、X印を明瞭に変色のあ
るものとして評価した。
、Δ印を僅かに変色のあるもの、X印を明瞭に変色のあ
るものとして評価した。
(注3)絶縁電線から30cm長の試料を金ノコで切断
し、これを濃度1100ppのアンモニヤ水溶液に17
2浸漬し、60℃で8時間、室温で16時間のヒートサ
イクルを1週間続けては新しいアンモニヤ水溶液と取り
替える腐食環境に、8週間浸漬させた後、試料を取り出
して絶縁体を剥離し、導体上に生成する酸化銅の平均度
膜厚を求め、その値から耐食性の良否の判断をした。
し、これを濃度1100ppのアンモニヤ水溶液に17
2浸漬し、60℃で8時間、室温で16時間のヒートサ
イクルを1週間続けては新しいアンモニヤ水溶液と取り
替える腐食環境に、8週間浸漬させた後、試料を取り出
して絶縁体を剥離し、導体上に生成する酸化銅の平均度
膜厚を求め、その値から耐食性の良否の判断をした。
判定基準は、○印を皮膜厚0.2μm未満のもの、Δ印
を皮膜厚0.2〜0.3μmの範囲にあるもの、X印を
皮膜厚0.3μmを超えるものとして評価した。
を皮膜厚0.2〜0.3μmの範囲にあるもの、X印を
皮膜厚0.3μmを超えるものとして評価した。
(注4)絶縁電線から3m長の試料を金ノコで切断し、
片端1m端の絶縁体を10cm剥離し、他端を固定し、
片端の絶縁体に荷重1 ton(引抜き荷重)を加えた
ときの、絶縁体の引抜き具合を観察し、導体と絶縁体と
の密着性良否の判断をした。
片端1m端の絶縁体を10cm剥離し、他端を固定し、
片端の絶縁体に荷重1 ton(引抜き荷重)を加えた
ときの、絶縁体の引抜き具合を観察し、導体と絶縁体と
の密着性良否の判断をした。
又、更に高い密着性を判断するために片端から30c+
wのところで10cm絶縁体を剥取り、前記と同様の引
抜き荷重を加えて絶縁体の滑りを観察した。
wのところで10cm絶縁体を剥取り、前記と同様の引
抜き荷重を加えて絶縁体の滑りを観察した。
判定基準は、○印を引抜きにくいもの、Δ印を僅かなが
ら引抜けるもの、x印を大きく引抜けるものとして評価
した。
ら引抜けるもの、x印を大きく引抜けるものとして評価
した。
結果かられかるように、実施例1〜6はいずれの試験に
おいても良好な結果を示すが、比較例1ではベンゾトリ
アゾールの添加量が少ないため、銅と十分な耐食性皮膜
が形成されない。
おいても良好な結果を示すが、比較例1ではベンゾトリ
アゾールの添加量が少ないため、銅と十分な耐食性皮膜
が形成されない。
比較例2はアジピン酸系ポリエステルの配合量が多いた
め、導体と絶縁体との密着性が低下し、導体引抜き試験
が好ましくない。比較例3はアジピン酸系ポリエステル
の配合量が少ないため、銅との耐食性皮膜上への保護皮
膜的な役割が不足する。比較例4.5.6.7と実施例
3.4とを対比して考察すると、比較例のシリコーン油
、流動パラフィン、ポリブテン、電気絶縁油などの使用
と、実施例のポリエステル系可塑剤の使用とでは、耐食
性試験(注1、注2、注3)において、結果に大きな差
があることがわかる。
め、導体と絶縁体との密着性が低下し、導体引抜き試験
が好ましくない。比較例3はアジピン酸系ポリエステル
の配合量が少ないため、銅との耐食性皮膜上への保護皮
膜的な役割が不足する。比較例4.5.6.7と実施例
3.4とを対比して考察すると、比較例のシリコーン油
、流動パラフィン、ポリブテン、電気絶縁油などの使用
と、実施例のポリエステル系可塑剤の使用とでは、耐食
性試験(注1、注2、注3)において、結果に大きな差
があることがわかる。
この理由は、実施例では銅との耐食性皮膜が良好に形成
されるものと推測される。特に、シリコーン油を使用す
る比較例4では、導体と絶縁体との密着性が大きく低下
する。従来例1,2゜3ではシリコーン油、流動パラフ
ィン、ポリブテンを多く使用して銅線上に保護皮膜を形
成させるが、そのため導体と絶縁体との密着性が低下し
、導体引抜き試験が好ましくなく、絶縁電線として使用
するとき、問題が生じるものと推測される。実施例と従
来例とを耐食性試験(注2)について対比して考察する
と、実施例では銅との耐食性皮膜が良好に形成されるの
で、硫化ナトリウム水溶液に浸漬しても形成する耐食性
皮膜によって、そのきびしい腐食環境に対して、すぐれ
た抵抗を示すが、従来例ではベンゾトリアゾール誘導体
をシリコーン油、流動パラフィン、ポリブテンなどの中
に分散包接させた非水性の防錆油を使用するので、銅と
の耐食性皮膜の形成が極めて困難であるため、銅線表面
に塗布し付着させた防錆油を溶剤で除去して、硫化ナト
リウム水溶液に浸漬すると、その腐食環境に対する抵抗
性を欠くので、明瞭に黒変するものと推測される。
されるものと推測される。特に、シリコーン油を使用す
る比較例4では、導体と絶縁体との密着性が大きく低下
する。従来例1,2゜3ではシリコーン油、流動パラフ
ィン、ポリブテンを多く使用して銅線上に保護皮膜を形
成させるが、そのため導体と絶縁体との密着性が低下し
、導体引抜き試験が好ましくなく、絶縁電線として使用
するとき、問題が生じるものと推測される。実施例と従
来例とを耐食性試験(注2)について対比して考察する
と、実施例では銅との耐食性皮膜が良好に形成されるの
で、硫化ナトリウム水溶液に浸漬しても形成する耐食性
皮膜によって、そのきびしい腐食環境に対して、すぐれ
た抵抗を示すが、従来例ではベンゾトリアゾール誘導体
をシリコーン油、流動パラフィン、ポリブテンなどの中
に分散包接させた非水性の防錆油を使用するので、銅と
の耐食性皮膜の形成が極めて困難であるため、銅線表面
に塗布し付着させた防錆油を溶剤で除去して、硫化ナト
リウム水溶液に浸漬すると、その腐食環境に対する抵抗
性を欠くので、明瞭に黒変するものと推測される。
尚、片端30cmのところで絶縁体を剥離した密着性試
験では、第1表には詳しく示してないが可塑剤の量が0
.3重量%をこえると低下しはじめることが分った。
験では、第1表には詳しく示してないが可塑剤の量が0
.3重量%をこえると低下しはじめることが分った。
又、上記試験後絶縁体と接する12本の撚素線表面に付
着したベンゾトリアゾールと可塑剤の混和物の量(溶剤
揮散後の実着量)を測定したところ、3.OX 10−
’g/cm2以下では30cm−1tonの引抜きに耐
え、これをこえると耐えられないことが分った。
着したベンゾトリアゾールと可塑剤の混和物の量(溶剤
揮散後の実着量)を測定したところ、3.OX 10−
’g/cm2以下では30cm−1tonの引抜きに耐
え、これをこえると耐えられないことが分った。
以上説明したように、本発明に係る製造方法によれば、
撚線導体上にすぐれた耐食性皮膜と保護皮膜とをもつ絶
縁電線が得られるので、従来、絶縁電線又は電カケープ
ルの製造工程中および電線保管中に撚線導体が変色する
問題も十分防止することができると共に、屋外用絶縁電
線では架線した後、その端末部から腐食性雨水の侵入が
あっても、応力腐食割れを起す憂もないので、その効果
が大である。
撚線導体上にすぐれた耐食性皮膜と保護皮膜とをもつ絶
縁電線が得られるので、従来、絶縁電線又は電カケープ
ルの製造工程中および電線保管中に撚線導体が変色する
問題も十分防止することができると共に、屋外用絶縁電
線では架線した後、その端末部から腐食性雨水の侵入が
あっても、応力腐食割れを起す憂もないので、その効果
が大である。
出願人 タック電線株式会社
代理人 弁理士 水 口 孝 −
手谷2補正書(自発)(1)
平成1年e月l、?日
特許庁長官 吉 1) 文 毅 殿2、発明の名称
絶縁電線並びにその製造方法 ′
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住 所 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号4、
代理人 住 所 大阪市大淀区中津1丁目7番21号5、補
正命令の日付 □ 6、補正により増加する請求項の数 □特許請求の範
囲を別紙の通り訂正します。
代理人 住 所 大阪市大淀区中津1丁目7番21号5、補
正命令の日付 □ 6、補正により増加する請求項の数 □特許請求の範
囲を別紙の通り訂正します。
以 上
〔別紙〕
r2、特許請求の範囲
(1)硬銅撚線の表面にベンゾトリアゾール又は/およ
びベンゾトリアゾール誘導体0.1〜10重量%、ポリ
エステル系可塑剤0.2〜10重量%、残部が溶剤から
なる防錆溶液を塗布した後、前記硬銅撚線の外周に絶縁
被覆層を形成させることを特徴とする絶縁電線の製造方
法。
びベンゾトリアゾール誘導体0.1〜10重量%、ポリ
エステル系可塑剤0.2〜10重量%、残部が溶剤から
なる防錆溶液を塗布した後、前記硬銅撚線の外周に絶縁
被覆層を形成させることを特徴とする絶縁電線の製造方
法。
(2)絶縁体と接する撚素線の表面に、ベンゾトリアゾ
ール又はその誘導体とポリエステル系可塑剤との比が0
.1 :0.2〜10:0゜3の範囲である混和物を
3.OxlO−5g/aJ迭王の実着量で塗布されてな
ることを特徴とする絶縁電線。J
ール又はその誘導体とポリエステル系可塑剤との比が0
.1 :0.2〜10:0゜3の範囲である混和物を
3.OxlO−5g/aJ迭王の実着量で塗布されてな
ることを特徴とする絶縁電線。J
Claims (2)
- (1)硬銅撚線の表面にベンゾトリアゾール又は/およ
びベンゾトリアゾール誘導体0.1〜10重量%、ポリ
エステル系可塑剤0.2〜10重量%、残部が溶剤から
成る防錆溶液を塗布した後、前記硬銅撚線の外周に絶縁
被覆層を形成させることを特徴とする絶縁電線の製造方
法。 - (2)絶縁体と接する撚素線の表面に、ベンゾトリアゾ
ール又はその誘導体とポリエステル系可塑剤との比が0
.1:0.2〜10:0.3の範囲である混和物を3.
0×10^−^5g/cm^2の実着量で塗布してなる
ことを特徴とする絶縁電線。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63-37221 | 1988-02-19 | ||
| JP3722188 | 1988-02-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01294315A true JPH01294315A (ja) | 1989-11-28 |
| JPH07105170B2 JPH07105170B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=12491534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1018668A Expired - Lifetime JPH07105170B2 (ja) | 1988-02-19 | 1989-01-27 | 絶縁電線並びにその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07105170B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61195290A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 自動車用熱交換器とその製造法 |
| JPS61277120A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-08 | 昭和電線電纜株式会社 | 耐応力腐食割れ性架空絶縁電線の製造方法 |
-
1989
- 1989-01-27 JP JP1018668A patent/JPH07105170B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61195290A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-08-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 自動車用熱交換器とその製造法 |
| JPS61277120A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-08 | 昭和電線電纜株式会社 | 耐応力腐食割れ性架空絶縁電線の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07105170B2 (ja) | 1995-11-13 |
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