JPH0137240Y2 - - Google Patents

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JPH0137240Y2
JPH0137240Y2 JP4957986U JP4957986U JPH0137240Y2 JP H0137240 Y2 JPH0137240 Y2 JP H0137240Y2 JP 4957986 U JP4957986 U JP 4957986U JP 4957986 U JP4957986 U JP 4957986U JP H0137240 Y2 JPH0137240 Y2 JP H0137240Y2
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camshaft
circlip
bearing hole
tapered surface
engagement groove
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、主として自動車、自動二輪車等の車
両に用いられるデイスクブレーキ装置、特にブレ
ーキキヤリパの軸受孔に、該軸受孔の一端開口部
から摩擦パツドを押圧するカム軸を挿入して該カ
ム軸を軸受を介し前記軸受孔に回転可能に支承
し、前記カム軸の挿入方向後端部に付設された作
動レバーに、これを不作動位置方向へ付勢する戻
しばねを接続したものの改良に関する。
(2) 従来の技術 従来、この種の装置では、作動レバーの戻しば
ねがそのレバーの軸方向移動を拘束して、軸受孔
からのカム軸の抜け出しを阻止している(実開昭
58−193136号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする問題点 上記のような構造では、戻しばねが折損した場
合、作動レバーの軸方向移動に対する拘束力がな
くなるため、カム軸が軸受孔から抜け出るおそれ
がある。
本考案は上記に鑑み、戻しばねが折損した場合
にもカム軸の抜け出しを防止し、またその抜け出
し防止構造を極めて容易に構成し、さらにカム軸
の抜取りを容易に行うことができるようにした前
記装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案は、前記軸受孔を、前記カム軸を挿入方
向に移動させて抜取り得るように貫通孔に形成
し、前記軸受孔の他端開口部側に形成された環状
第1係合溝にカム軸抜止め用サークリツプを装置
し、前記カム軸の挿入方向前端部に、該カム軸の
挿入時前記サークリツプの内周縁に係合して該サ
ークリツプを拡径するテーパ面と、該テーパ面に
連設されて該テーパ面を乗越えた前記サークリツ
プと係合する環状第2係合溝とを設け、該第2係
合溝に相対向する内面のうちカム軸挿入方向後側
に存する内面を、前記カム軸の抜取り時前記サー
クリツプの内周縁に係合して該サークリツプを拡
径するテーパ面に形成したことを特徴とする。
(2) 作用 軸受孔の第1係合溝にサークリツプを装着した
後、カム軸を軸受孔に挿入するだけで、そのカム
軸の第2係合溝にサークリツプが係合してカム軸
の抜け出し防止構造が構成され、これにより万一
戻しばねが折損しても、軸受孔からのカム軸の抜
け出しが確実に防止される。
またカム軸の抜取りを行う場合、カム軸をその
挿入方向に移動させるだけでサークリツプが第2
係合溝から離脱する。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明する。第1〜第3図において、車輪と共に回転
するブレーキデイスク1の両側面に対向して配置
される第1および第2摩擦パツト21,22は、車
体に固定されるブラケツト3の案内レールにブレ
ーキデイスク1の軸線方向に摺動可能に支承され
る。またブラケツト3に、両摩擦パツド21,22
を跨ぐブレーキキヤリパ4がブレーキデイスク1
の軸線方向に摺動可能に一対の摺動ピン5を介し
て連結される。このような構造は従来のものと変
わりがないので、詳細な構造図は省略する。
ブレーキキヤリパ4は第1摩擦パツド21の背
面に対向する第1挟み腕4aと、第2摩擦パッド
2の背面に当接する第2挟み腕4bとを備えて
いる。第1挟み腕4aは、その内側面に開口する
シリンダ孔6を有し、そこで第1摩擦パツド21
の背面に当接するピストン7が摺合される。この
ピストン7によりシリンダ孔6内に画成される油
圧室8は油圧導管9を介して図示しないマスタシ
リンダの出力ポートと連通される。したがつて、
マスタシリンダから油圧導管9を通して油圧室8
に油圧を供給すれば、その油圧を受けてピストン
7が前進作動し、第1摩擦パツド21をブレーキ
デイスク1の一側面に圧接させ、そろ反作用によ
りブレーキキヤリパ4がピストン7の作動と反対
方向に摺動ピン5を介して移動し、第2挟み腕4
bにより第2摩擦パツド22をブレーキデイスク
1の他側面に圧接させる。こうしてブレーキデイ
スク1に制動力を加えることができる。
第2、第4図に明示するように、ブレーキキヤ
リパ4の第1挟み腕4aに、その外端部を貫通し
てピストン7の軸線と直交する方向に延びる軸受
孔10が形成され、その軸受孔10の一端開口部
10aからカム軸11が矢印a方向に挿入され、
そのカム軸11は軸受としてのニードルベアリン
グ12を介して軸受孔10に回転可能に支承され
る。このカム軸11は、シリンダ孔6に配設され
る公知のブレーキ間隙自動調整装置13を介して
ピストン7に連接される。
ブレーキキヤリパ4外に突出するカム軸11の
挿入方向後端部に作動レバーとしてパーキングレ
バー14が回転不能に嵌合されてナツト15によ
り固定される。このパーキングレバー14に操作
ワイヤ16が接続される。パーキングレバー14
の内側において、軸受孔10の開口部10aにゴ
ム製防塵キヤツプ17が装着される。
第1挟み腕4aの外側面に、カム軸11と平行
に並ぶストツパピン18が突設されており、この
ストツパピン18に当接してカム軸11の不作動
位置を規定するストツパ部19がパーキングレバ
ー14に一体に突設される。そして、パーキング
レバー14を、ストツパ部19がストツパピン1
8に当接するように付勢する捩りコイル型の戻し
ばね20がパーキングレバー14およびストツパ
ピン18間に張設される。その際、戻しばね20
のコイル部20aは、前記ナツト15を囲繞する
ようにその外周に配置される。
また第4図に明示するように、軸受孔10の他
端開口部10b側とカム軸11の挿入方向前端部
間に、カム軸11が軸受孔10からパーキングレ
バー14側へ抜け出るのを防止する抜け出し防止
構造が次のように構成される。
軸受孔10の他端開口部10b側に環状突出部
21が突設され、その突出部21にそれの内周面
に開口する環状第1係合溝221が形成される。
また突出部21のカム軸挿入方向後側の端面に、
その挿入方向に沿つて先細りとなるサークリツプ
装着用テーパ面23が形成される。
カム軸11は軸受孔10内に存する部分が最大
外径となるように形成され、その最大外径は突出
部21の内径よりも小さく設定される。カム軸1
1の挿入方向前端部に、その挿入方向に沿つて先
細りとなるサークリツプ係合用テーパ面24と、
そのテーパ面24の大径端に等径部分25を介し
て連設される環状第2係合溝222とが形成され
る。
第5図に示すように、カム軸抜止め用サークリ
ツプ26は有端の弾性リングであつて、自由状態
での外径はサークリツプ装着用テーパ面23の大
径端内径よりも小さく、且つその小径端内径より
も大きく設定される。一方、サークリツプ26の
自由状態での内径は、サークリツプ係合用テーパ
面24の大径端外径よりも小さく、且つその小径
端外径よりも大きく設定される。
第1係合溝221における最深部の内径は、サ
ークリツプ26がカム軸11の最大外径部分に係
合した状態でサークリツプ26の外周面との間に
所定の間隔が形成されるように設定される。
サークリツプ26は第6図aに示すようにニー
ドルベアリング12を軸受孔10に嵌込む前にサ
ークリツプ装着用テーパ面23上に載置される。
そして所定の工具によりサークリツプ26を矢印
aで示すカム軸挿入方向に押圧すると、サークリ
ツプ26は縮径しながらテーパ面23を滑動して
第1係合溝221に装着される。
次いでニードルベアリング12を軸受孔10に
嵌込み、その後第6図bに示すようにカム軸11
を軸受孔10、従つてニードルベアリング12内
に矢印a方向に挿入すると、サークリツプ係合用
テーパ面24がサークリツプ26の内周縁に係合
した後はそのテーパ面24によりサークリツプ2
6が第1係合溝221内で拡径されるので、サー
クリツプ26に対する等径部分25の通過が許容
され、サークリツプ26が第2係合溝222に係
合する。
保守点検時等にカム軸11を挿入方向に移動さ
せて抜取り得るように、第2係合溝222の相対
向する内面のうちカム軸挿入方向後側に存する内
面は、その挿入方向に沿つて先細りとなるサーク
リツプ離脱用テーパ面27に形成される。
軸受孔10の他端開口部10bは、ブレーキキ
ヤリパ4に装着されたゴム製防塵キヤツプ28に
より覆われている。
次にこの実施例の作用を説明する。
駐車に際し、操作ワイヤ16を牽引することに
より、パーキングレバー14を戻しばね20の力
に抗して回動すれば、カム軸11は第1図で反時
計方向(第2図で時計方向)に回転し、ブレーキ
間隙自動調整装置13を介してピストン7を前進
作動させる。したがつて、油圧室8に油圧を供給
した場合と同様にブレーキデイスク1に制動力を
加えることができる。
この間に、戻しばね20が折損しても、サーク
リツプ26が第1および第2係合溝221,222
に係合しているので軸受孔10からのカム軸11
の抜け出しが防止される。
カム軸11の抜取りを行う場合には、カム軸1
1からパーキングレバー14、ナツト15、戻し
ばね20を外し、カム軸11を矢印aで示す挿入
方向に移動させると、第7図に示すようにサーク
リツプ離脱用テーパ面27によりサークリツプ2
6が拡径されて第2係合溝222から離脱する。
これによりカム軸11の抜取りを工具を用いずに
容易に行うことができる。
C 考案の効果 本考案によれば、第1係合溝にサークリツプを
装着した後カム軸を軸受孔に挿入するだけで、そ
のカム軸の第2係合溝にサークリツプを係合させ
てカム軸の抜け出し防止構造を極めて容易に構成
することができ、これにより万一戻しばねが折損
しても、軸受孔からのカム軸の抜け出しを確実に
防止することができる。
またカム軸の抜取りを行う場合には、カム軸を
その挿入方向に移動させるだけでサークリツプを
第2係合溝から容易に離脱させることができ、こ
れによりカム軸回りの保守点検作業を能率良く行
うことができる。
さらにカム軸の第2係合溝に対するサークリツ
プの係脱を工具を用いることなく行うことができ
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は第1図−線断面図、第3図は第
1図矢視図、第4図は第3図−線拡大断面
図、第5図はサークリツプの平面図、第6図は係
合溝へのサークリツプの係合作業説明図、第7図
は係合溝からのサークリツプの離脱作業説明図で
ある。 21……第1摩擦パツド、4……ブレーキキヤ
リパ、10……軸受孔、10a,10b……開口
部、12……軸受としてのニードルベアリング、
14……作動レバーとしてのパーキングレバー、
20……戻しばね、221,222……第1、第2
係合溝、24,27……テーパ面、26……サー
クリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキキヤリパの軸受孔に、該軸受孔の一端
    開口部から摩擦パツドを押圧するカム軸を挿入し
    て該カム軸を軸受を介し前記軸受孔に回転可能に
    支承し、前記カム軸の挿入方向後端部に付設され
    た作動レバーに、これを不作動位置方向へ付勢す
    る戻しばねを接続したデイスクブレーキ装置にお
    いて、前記軸受孔を、前記カム軸を挿入方向に移
    動させて抜取り得るように貫通孔に形成し、前記
    軸受孔の他端開口部側に形成された環状第1係合
    溝にカム軸抜止め用サークリツプを装着し、前記
    カム軸の挿入方向前端部に、該カム軸の挿入時前
    記サークリツプの内周縁に係合して該サークリツ
    プを拡径するテーパ面と、該テーパ面に連設され
    て該テーパ面を乗越えた前記サークリツプと係合
    する環状第2係合溝とを設け、該第2係合溝の相
    対向する内面のうちカム軸挿入方向後側に存する
    内面を、前記カム軸の抜取り時前記サークリツプ
    の内周縁に係合して該サークリツプを拡径するテ
    ーパ面に形成したことを特徴とするデイスクブレ
    ーキ装置。
JP4957986U 1986-04-02 1986-04-02 Expired JPH0137240Y2 (ja)

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JPS62163335U JPS62163335U (ja) 1987-10-17
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